JPH113569A - 再生装置 - Google Patents
再生装置Info
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- JPH113569A JPH113569A JP19375697A JP19375697A JPH113569A JP H113569 A JPH113569 A JP H113569A JP 19375697 A JP19375697 A JP 19375697A JP 19375697 A JP19375697 A JP 19375697A JP H113569 A JPH113569 A JP H113569A
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- reading
- data
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
ャンプによる消費電力の増加の防止と再生音声の品質向
上を実現する。また、トラッキング性能の耐振機能の維
持とともに、再生能力の向上を図る。 【解決手段】 バッファメモリでの音声データの蓄積量
を逐次検出し、その蓄積量がフル容量に達しないよう
に、読取手段による記録媒体からの音声データの読出レ
ートを変化させる。即ち、バッファメモリの蓄積量がフ
ルにはならないが、フルに近い状態に維持されにように
し、通常は、記録媒体から読み出したデータのバッファ
メモリへの書込動作を待機させる必要が生じないように
する。また、ディスクの回転速度に応じてトラッキング
サーボのゲインを設定し、トラッキング性能の耐振機能
の維持とともに、再生能力の向上を図る。更に、バッフ
ァメモリの蓄積量がある程度以上になったら、スピンド
ルモータのブレーキをかけないようにして、省電力化を
図る。
Description
媒体に対応した再生装置に関するものである。
用いる再生装置として、CD(コンパクトディスク)プ
レーヤが広く普及している。
においては、耐振性の向上のために、メカニカルなダン
ピング機構だけでなく、バッファメモリ(半導体メモ
リ、例えばD−RAM)を用いて電気的(データ的)に
耐振性能を向上させた方式(ESP;Electrical Shock
Protection )が実用化されている。
ては、例えばディスク回転速度を2倍速にするなどし
て、高速レートで行ない、読み出したデータを一旦バッ
ファメモリに蓄積する。バッファメモリからは通常ルー
トで、蓄積されているデータを読み出して、再生音声信
号として出力する。
は常時或る程度のデータ蓄積がなされ、例えば外乱によ
って光学ヘッドのトラックジャンプが生じるなどして一
時的にディスクからのデータ読出ができない状態となっ
ても、再生音声としてはとぎれることなく出力させるこ
とができる。
場合は、ディスクから高速レートで読み出したデータの
バッファメモリへの蓄積状態がフル(満杯)状態になる
と、一旦バッファメモリへのデータ書込を中断しなけれ
ばならない。
ジャンプ(読出位置の一周回トラック分の後退のための
トラックジャンプ)を行なって蓄積データの消費(即ち
データ読出/再生出力による蓄積量の減少)を待つ。
開する場合は、1トラックジャンプ即ち書込中断を行な
う前の最後に書き込んだデータのアドレスを監視し、そ
のディスクからの読出データとしてそのアドレスが見つ
かったら、その次のデータからをバッファメモリに書き
込むようにして、データの連続性を保つようにしてい
る。この際のアドレス確認は、いわゆるサブコードQデ
ータで行ない、また時間的に前後となるデータ(フレー
ム)におけるサブコードQデータを用いて、フレーム欠
落の有無を監視するフレームチェックという動作も行な
っている。
を確認して、読出データがとぎれなくバッファメモリに
蓄積されていくようにするための処理となる。連続性の
可否は、厳密にサブコードQデータの差が1フレーム分
である場合のみOKとするのではなく、例えば欠落が数
10フレーム分であり、再生音声に殆ど影響のない程度
であれば、連続性OKとする場合が多い。
動作においては、バッファメモリがフル蓄積状態になる
たびにディスクからの読出データの蓄積を待機しなけれ
ばならないため、光学ヘッドは或る程度頻繁に1トラッ
クジャンプを行なうことになる。
消費電力の増加やトラックジャンプ時の電気ノイズの影
響による再生音声の品質低下という問題が生じている。
介して再生出力を実行している際には、なるべく常時バ
ッファメモリの蓄積量がフルに近い状態が好ましい。蓄
積量が多いほど、とぎれなく再生音声出力できる時間が
長くなり、その間に欠落した読出データの再読出などの
余裕ができるためである。
点で蓄積を中断し、またフルよりは少し少ない或る蓄積
量にまで蓄積データが消費された時点でデータ書込を再
開するというような動作を行ない、バッファメモリのデ
ータ蓄積量をなるべくフル容量近辺に維持しておくこと
が望ましい。ところが、このためには書込待機のための
1トラックジャンプをこまめに実行しなくてはならない
ことになる。
ジャンプによるバッファメモリへの書込待機はあまり実
行したくないが、一方では、耐振機能向上のためにバッ
ファメモリの蓄積データをなるべく維持していくため
に、短いインターバルでバッファメモリへの書込と書込
待機をくりかえしたいという相反する要請があり、現状
では必ずしも好適な処理が実現されていないという問題
がある。
スク再生装置においては、耐振特性を向上させるため
に、トラッキングサーボのゲインをなるべく高く設定す
ることが好ましい。ところが、再生性能の向上や消費電
力の低減の面からは、トラッキングサーボのゲインを高
くすることは好ましいことではない。
ると、外部からの強い振動を受けても、トラッキングサ
ーボが外れることがなく、耐振特性の面からは好まし
い。ところが、トラッキングサーボのゲインを上げる
と、ディスクに傷があったり、ディスクに塵が付着して
いるような場合に、この傷や塵によるサーボ信号の乱れ
を拾ってしまうため、再生性能の悪化が生じる。また、
トラッキングサーボのゲインが上がれば、それに伴っ
て、消費電力が増加する。
も、耐振特性を向上させるためにはトラッキングサーボ
のゲインをなるべく高く設定したいが、再生性能の向上
や消費電力の低減の面からは、トラッキングサーボのゲ
インは上げられないという相反する要請がある。
来、ディスクの回転速度が設定値より速ければ減速パル
スを与え、ディスクの回転速度が設定値より遅ければ加
速パルスを与えて、ディスクの回転速度が設定値となる
ように制御している。ところが、減速パルスによりスピ
ンドルモータの回転にブレーキをかけると、エネルギー
ロスが生じ、消費電力の増大となる。従って、減速パル
スが与えられることを可能な限り少なくし、エネルギー
ロスを小さくすることが望まれる。
の蓄積データをフル容量に近い状態に維持できるように
し、再生音の品質と耐振性との両者を満足できるように
した再生装置を提供することにある。
性との両者を満足できるようにした再生装置を提供する
ことにある。
タを回転制御する際のエネルギーロスを小さくし、消費
電力の向上が図れる再生装置を提供することにある。
に鑑みて、再生装置として、記録媒体から可変速レート
で音声データを読み出すことのできる読出手段と、バッ
ファメモリ手段と、読出手段で読み出した音声データを
バッファメモリ手段に蓄積し、このバッファメモリ手段
から通常レートで音声データを読み出して再生音声デー
タとして出力させるメモリ制御手段とを設ける。そして
さらにバッファメモリ手段での音声データの蓄積量を逐
次検出する蓄積量検出手段と、蓄積量検出手段による蓄
積量の検出結果を監視し、その蓄積量がフル容量に達し
ないように、読出手段による記録媒体からの音声データ
の読出レートを変化させることができる読出制御手段と
を有するようにする。
て記録媒体からのデータ読出レートを変速させること
で、蓄積量はフルにはならないが、フルに近い状態で維
持されるようにし、通常は、記録媒体から読み出したデ
ータのバッファメモリへの書込動作を待機させる必要が
生じないようにする。
ロックを生成するクロック生成手段が、読出手段による
記録媒体からの音声データの読出レートに応じて発振周
波数を変化させる発振器を用いて形成されているように
する。即ち、いわゆるワイドキャプチャー方式のPLL
クロック生成回路を設ける。
み出す際のデータレートを変化させる場合(例えばスピ
ンドルモータの回転数を変化させる場合)にも、良好に
データ読出を行なうことができるようにする。
ートで音声データを読み出すことのできる読出手段と、
読出手段が上記記録媒体のトラックに沿ってトレースす
るように制御するトラッキング制御手段と、バッファメ
モリ手段と、読出手段で読み出した音声データをバッフ
ァメモリ手段に蓄積し、このバッファメモリ手段から通
常レートで音声データを読み出して再生音声データとし
て出力させるメモリ制御手段と、バッファメモリ手段で
の音声データの蓄積領域を逐次検出する蓄積量検出手段
とを設ける。そして、さらに蓄積量検出手段による蓄積
量の検出結果を監視し、その蓄積量がフル容量に達しな
いように、読出手段による記録媒体からの音声データの
読み出しレートを変化させることができる読出制御手段
と、音声データの読み出しレートに応じて、トラッキン
グ制御手段のゲインを変更させるトラッキング制御手段
を設ける。
に、再生性能の劣化や消費電力のアップを防げる。
ートで音声データを読み出すことのできる読出手段と、
読出手段が記録媒体のトラックに沿ってトレースするよ
うに制御するトラッキング制御手段と、バッファメモリ
手段と、読出手段で読み出した音声データをバッファメ
モリ手段に蓄積し、このバッファメモリ手段から通常レ
ートで音声データを読み出して再生音声データとして出
力させるメモリ制御手段と、バッファメモリ手段での音
声データの蓄積領域を逐次検出する蓄積量検出手段と、
記録媒体を回転させるスピンドルモータと、スピンドル
モータの回転を制御する回転制御手段とを含む。回転制
御手段は、蓄積量検出手段による蓄積量の検出結果が所
定値に達するまではスピンドルモータに加速パルスと減
速パルスとを与えてスピンドルモータの回転を制御し、
蓄積量検出手段による蓄積量の検出結果が上記所定値以
上になり、スピンドルモータが設定速度になったら、減
速パルスを用いずにスピンドルモータの回転を制御する
ようにする。
になると、ブレーキをかけることなくスピンドルモータ
の回転が制御されるようになる。このため、スピンドル
モータにブレーキがかけられることが最小限に押さえら
れ、消費電力の低減が図れる。
する。ここでは、光ディスク(CD)を再生できる再生
装置(CDプレーヤ)を例にあげる。説明は次の順序で
行なう。
スピンドルモータ2により回転駆動された状態で、光学
ヘッド3により情報が読み取られる。光学ヘッド3はデ
ィスク1に対してレーザ光を照射し、その反射光から、
例えばディスク1にピット形態で記録されている情報
(音楽信号)を読み取る。
作を行なうため、光学ヘッド3はレーザ出力手段として
のレーザダイオード3cや、偏光ビームスプリッタ、1
/4波長板などから構成される光学系3d、レーザ出力
端となる対物レンズ3a、及び反射光を検出するための
ディテクタ3bなどが搭載されている。
スク半径方向(トラッキング方向)及びディスクに接離
する方向(フォーカス方向)に変位可能に保持されてお
り、また、光学ヘッド3全体はスレッド機構5によりデ
ィスク半径方向に移動可能とされている。
ィスク1から検出された情報はRFアンプ7に供給され
る。RFアンプ7で増幅された信号は、デジタル信号処
理部(以下、DSP)8におけるRFイコライズ部9に
供給される。
算処理により、再生RF信号(EFM信号)、トラッキ
ングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE等を抽
出する。
0、RF−PLL回路11を介して2値化された信号、
即ちEFM信号(8−14変調信号)としてEFM復調
部13に供給される。またRF−PLL回路11ではい
わゆるPLL動作によりEFM信号に同期した再生クロ
ックを生成し、EFM復調部13に対してそのデコード
処理のためのクロックとして供給する。
調が施されるとともに、後述するサブコード成分が抽出
され、サブコード処理部14でサブコードデータのデコ
ード処理が行なわれる。例えばサブコードQデータが抽
出される。
ース部19(以下、CPU−IFという)を介して、こ
のCDプレーヤのシステムコントローラとして機能する
CPU31に供給される。
データは、ECC−RAM16に書き込まれ、エラー訂
正部15によるECC−RAM16における読出/書込
処理を通じてCIRCデコードとしてのエラー訂正処理
が実行される。いわゆるC1訂正、C2訂正が行なわれ
る。
ては、デインターリーブ回路17によってデインターリ
ーブ処理が行なわれ、これによって16ビット量子化、
44.1KHzサンプリングなどのいわゆるデジタルオーディ
オデータ形態にまで復調される。このデジタルオーディ
オデータDTは、メモリコントローラ29の制御によっ
て一旦バッファメモリ30に蓄積される。そして所定タ
イミングでバッファメモリ30から読み出されたデータ
(デジタルオーディオデータDT)は、D/A変換器3
2によってアナログオーディオ信号SA とされ、端子3
3から所定の増幅回路部へ供給されて例えばL,Rオー
ディオ信号として再生出力される。
れ、例えば再生音声として約3秒分のデジタルオーディ
オデータDTを記憶する容量とされる。もちろんさらに
大容量のものを用いてもよい。また必ずしもD−RAM
でなくともよい。
生動作を行なうことにより。耐振機能(ESP機能)を
得ることができる。
1の回転速度を調節し、光学ヘッド3からDSP8での
処理を高速レートで行なって、デコードされたデジタル
オーディオデータDTをバッファメモリ30に書き込ん
でいく。
メモリコントローラ29の制御によって通常レートで行
なわれ、再生出力されるようにすることで、音楽等は通
常の速度、音程で再生出力される。
ットレートと読出ビットレートの差により、常に或る程
度のデータがバッファメモリ30に蓄積されることにな
る。従ってもし外乱等によりトラックジャンプなどが生
じ、光学ヘッド3によるディスク1からのデータ読み出
しが一時的に途絶えても、バッファメモリ30からの読
み出しは継続できるため、再生音声はとぎれないことに
なる。この場合、光学ヘッド3は、蓄積データによる再
生が継続している間に適正位置からの読み出しを再開す
るようにすればよい。
トレートと読出ビットレートの差があることで、バッフ
ァメモリ30のデータ蓄積量は或る時点でフル容量とな
ることが考えられ、従来のESP方式ではフル容量とな
った時点で書込を中断されるようにしていた。詳しくは
後述するが本例の場合、通常時はバッファメモリ30の
蓄積量がフル容量とならないように転送レートを調節
し、書込の中断(即ち1トラックジャンプによる書込待
機)を実行しないでよいようにするものである。そし
て、トラックジャンプが必要なのは、フレームチェック
によって読出データの連続性がとぎれた場合か、エラー
訂正不能状態が生じた場合に限るようにし、再生時のト
ラックジャンプの実行回数を極力減少させるものであ
る。
ィスク1に記録されているサブコード情報、即ちTOC
やアドレスデータなどが抽出され、CPU31に供給さ
れるが、これによってCPU31はフレームチェック
(データ連続性のチェック)を行なうことができる。
正処理によってもエラー訂正が不能であった場合は、そ
れを示すC2PO信号が出力されるが、これもCPU3
1に供給される。これによりCPU31はエラー発生状
況を監視することができる。またDSP8からCPU3
1にはスコア信号も供給されるが、これはバッファメモ
リ30へ書込データについての同期状態を確認するため
の信号である。
グエラー信号TE、フォーカスエラー信号FEは、光学
系サーボ信号処理部12に供給される。
たトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号
FEや、CPU−IF19を介してCPU31から供給
されるトラックジャンプ指令、アクセス指令等により各
種サーボ駆動信号を発生させる。
スエラー信号FEに応じて例えばPWM変調信号として
のサーボ信号を発生し、サーボドライバ26に供給す
る。サーボドライバ26は供給されたPWM変調信号に
基づいたフォーカスドライブ信号を発生させ、2軸機構
4のフォーカスコイルに印加する。つまりフォーカスド
ライブ信号の基づいて対物レンズ3aがフォーカス方向
に駆動される。
ーカスサーチの際には、フォーカスサーボループをオフ
とし、CPU31からのサーチ電圧発生制御に基づい
て、その発生すべき電圧値に応じたPWM変調信号をサ
ーボドライバ26に供給する。サーボドライバ26は供
給されたPWM変調信号に基づいてフォーカスドライブ
信号としてフォーカスサーチ電圧を2軸機構4のフォー
カスコイルに印加することになる。
キングエラー信号TEに応じてPWM変調信号としての
サーボ信号を発生し、サーボドライバ26に供給する。
サーボドライバ26は供給されたPWM変調信号に基づ
いたトラッキングドライブ信号を発生させ、2軸機構4
のトラッキングコイルに印加する。つまりトラッキング
ドライブ信号に基づいて対物レンズ3aがトラッキング
方向に駆動される。
ラッキングエラー信号TEの低域成分からPWM変調信
号としてのスレッドサーボ信号を発生し、サーボドライ
バ26に供給する。サーボドライバ26は供給されたP
WM変調信号に基づいたスレッドドライブ信号を発生さ
せ、スレッド機構5を駆動する。
再生RF信号(EFM信号)をPLL回路に注入して再
生データに同期した再生クロックを生成し、EFMデコ
ードなどの各種処理に用いているが、この再生クロック
は、ディスク回転速度に同期した信号となる。DSP8
内のスピンドルサーボ信号処理部18では、例えばこの
再生クロックと、マスタークロックから生成された基準
クロックを比較し、その差分として、スピンドルエラー
信号SPEを得るようにしている。
に基づいてスピンドルモータが駆動するためのドライブ
信号が生成されるわけであるが、本例ではDSP8はワ
イドキャプチャー方式が採用され、即ちスピンドルモー
タ2の回転数に対してシステムのPLLロックが行なわ
れ、ロックした周波数でDSP8内の信号処理が行なわ
れるようにしている。
8から出力されるスピンドルエラー信号SPEについて
は、ローパスフィルタ20で帯域制限した後、電圧制御
発振器(VCO)21に入力するよういしている。つま
りスピンドルエラー信号SPEをVCO21の制御電圧
とする。
モータ2の回転速度に応じて変化するため、VCO21
はスピンドルモータ2の回転速度に追従した発振動作を
行なうことになる。そしてVCO21の発振出力はクロ
ック発生器34に供給され、クロック発生器34はVC
O21の発生出力に応じてDSPシステムのマスターク
ロックCKを生成する。このマスタークロックCKはR
F−PLL回路11の動作基準となることをはじめとし
てDSP8内での処理基準となり、従ってDSP8の信
号処理系全体がスピンドルモータ2の回転速度に追従し
た動作を行なうことになる。
に応じたクロックで動作することで、例えばスピンドル
モータ2を加速している際などにも(即ち特定のCLV
速度であるか否かにも関わらず)、読出データのデコー
ド処理を行なうことができる。例えばディスク1をチャ
ッキングしてスピンドルモータ2の回転を開始させた場
合などに、すぐにデータ読出を行なうことも可能であ
る。
で分周された後、位相比較器25に供給される。一方、
水晶系のクロック発生器であるオシレータ28からのシ
ステムクロックは1/N分周器24で分周された後、位
相比較器25に供給される。1/M分周器22と1/N
分周器24の分周比、即ちM,Nの値はオートシーケン
サ23によってコントロールされる。
レータ28からのシステムクロックの位相比較を行なう
ことで、スピンドルモータのドライブ制御信号が生成さ
れ、LPF/スピンドルドライバ27からドライバ制御
信号に基づいた駆動電力がスピンドルモータ2に印加さ
れることになる。これによってスピンドルモータ2は所
定のCLV速度に制御される。
4の分周比を所定値に設定することにより、スピンドル
モータ2の回転速度(CLV速度)を、標準速、 1.5倍
速、2倍速など、任意の速度に制御できることになる。
つまりCPU31はCPU−IF19を介してオートシ
ーケンサ23を制御することで、スピンドル回転速度を
任意に可変制御できる。
リードインエリアに記録されるTOC、及びサブコード
について説明する。
小単位は1フレームとなる。98フレームで1ブロック
(1サブコーディングフレーム)が構成される。
フレームは588ビットで構成され、先頭24ビットが
同期データ、続く14ビットがサブコードデータエリア
とされる。そして、その後にデータ及びパリティが配さ
れる。
ロックが構成され、98個のフレームから取り出された
サブコードデータが集められて図3(a)のような1ブ
ロックのサブコードデータが形成される。
ム(フレーム98n+1,フレーム98n+2)からの
サブコードデータは同期パターンとされている。そし
て、第3フレームから第98フレーム(フレーム98n
+3〜フレーム98n+98)までで、各96ビットの
チャンネルデータ、即ちP,Q,R,S,T,U,V,
Wのサブコードデータが形成される。
チャンネルとQチャンネルが用いられる。ただし、Pチ
ャンネルはトラックとトラックの間のポーズ部分を示し
ているのみで、より細かい制御はQチャンネル(Q1 〜
Q96)によって行なわれる。96ビットのQチャンネル
データは図3(b)のように構成される。
データとされ、オーディオのチャンネル数、エンファシ
ス、CD−ROMの識別などに用いられる。
のように定義される。
れ、これはサブQデータのコントロールビットとされて
いる。
る場合は、続くQ9 〜Q80のサブQデータはオーディオ
Qデータであることを示し、また『0100』である場
合は、続くQ9 〜Q80のサブQデータがビデオQデータ
であることを示している。
ータとされ、残りのQ81〜Q96はCRCとされる。
されているサブQデータが即ちTOC情報となる。
QチャンネルデータにおけるQ9 〜Q80の72ビットの
サブQデータは、図4(a)のような情報を有するもの
である。サブQデータは各8ビットのデータを有してい
る。
インエリアではトラックナンバは『00』に固定され
る。
さらにトラック内の経過時間としてMIN(分)、SE
C(秒)、FRAME(フレーム番号)が示される。
Eが記録されるが、このPMIN,PSEC,PFRA
MEは、POINTの値によって意味が決定されてい
る。
きは、その値はトラックナンバを意味し、この場合PM
IN,PSEC,PFRAMEにおいては、そのトラッ
クナンバのトラックのスタートポイント(絶対時間アド
レス)が分(PMIN),秒(PSEC),フレーム番
号(PFRAME)として記録されている。
INに最初のトラックのトラックナンバが記録される。
また、PSECの値によってCD−DA,CD−I,C
D−ROM(XA仕様)の区別がなされる。
INに最後のトラックのトラックナンバが記録される。
IN,PSEC,PFRAMEにリードアウトエリアの
スタートポイントが絶対時間アドレスとして示される。
場合、このようなサブQデータによるTOCとしては図
5のようにデータが記録されていることになる。図5に
示すようにトラックナンバTNOは全て『00』であ
る。
ームによるブロックデータとして読み込まれた1単位の
サブQデータのナンバを示している。
たって同一内容が書かれている。
『06』の場合、PMIN,PSEC,PFRAMEと
してトラック#1〜トラック#6のスタートポイントが
示されている。
INに最初にトラックナンバとして『01』が示され
る。またPSECの値によってディスクが識別され、こ
のディスクがCD−DAの場合は、図示するようにPS
EC=『00』とされる。なお、CD−ROM(XA仕
様)の場合は、PSEC=『20』、CD−Iの場合は
『10』となる。
PMINに最後のトラックのトラックナンバが記録さ
れ、POINTの値が『A2』の位置に、PMIN,P
SEC,PFRAMEにリードアウトエリアのスタート
ポイントが示される。
+26の内容が再び繰り返して記録されている。
録されるトラック#1〜#n、及びリードアウトエリア
においては、そこに記録されているサブQデータは図4
(b)の情報を有する。
トラック#1〜#nでは『01』〜『99』のいづれか
の値となる。またリードアウトエリアではトラックナン
バは『AA』とされる。
らに細分化することができる情報が記録される。
N(分)、SEC(秒)、FRAME(フレーム番号)
が示される。
Eとして、絶対時間アドレスが分(AMIN),秒(A
SEC),フレーム番号(AFRAME)として記録さ
れている。
れているわけであるが、ディスク上のアドレス、即ちA
MIN,ASEC,AFRAMEは、98フレーム単位
で記録されることが理解される。
コーディングフレームと呼ばれ、音声データとしての1
秒間には75サブコーディングフレームが含まれること
になる。つまり、アドレスとしての『AFRAME』が
とりうる値は『0』〜『74』となる。なお、後述する
フレームチェック処理でデータの連続性がチェックされ
るのは、このサブコーディングフレーム単位となる。
ァメモリ30を利用したESP機能が実行されるが、こ
のようなESP機能を実行したうえでのCPU31の再
生時の処理を説明する。
生の際にESP機能を実行させるため、所要の転送レー
トでデータの読出を実行させ、読出データの欠落状態を
確認する(フレームチェック)。これによって再生音声
に音のとぎれが生じないようにしている。
量)の状況によっては、エラー訂正状態のチェックも行
ない(エラーチェック)、状態の悪いデータが再生音声
として出力されないようにもしている。
クを含んだCPU31の処理を示すフローチャートであ
る。
生可能位置にローディングされると、CPU31はまず
ディスク最内周側に記録されているTOCデータの読取
を実行させる。
再生動作を実行させ、サブコード処理部14で抽出され
るTOCデータを取り込む。このTOCデータを読み込
むことでローディングされたディスク1に対して各トラ
ックのアドレス等を把握でき、再生動作制御が可能とな
るものである。
の処理としてCPU31は図6の処理を実行することに
なる。
1は常にバッファメモリ30のデータ蓄積量を監視して
いる。
果をフレームチェック、エラーチェック、及び後述する
スピンドルモータ速度設定に用いることになる。
結果として、残量なしと判断された場合は、再生音声が
無音となることを意味し、この場合ステップF102からス
テップF103のエラー処理に進む。
てフレームチェックのための基準値FCを設定する。こ
こではバッファメモリ30のデータ蓄積量に応じてフレ
ームチェック基準値FCを設定することになる。
ータ蓄積量に応じて設定することの理由について説明し
ておく。
因でディスク1からの読出データにおける連続性がとぎ
れた場合は、再度連続性を修復できるようにデータの読
み直し(リトライ)を行ない、再生音声として連続性が
保たれるようにバッファメモリ13にデータを書き込む
動作が行なわれることになる。このため、再生時には継
続してフレームチェックを行ない、読出データの継続性
のチェックを行なっている。
は、できれば厳密に行なうのが好ましいが、一方では、
バッファメモリの蓄積データをなるべく消費しないよう
にしたい。つまり、継続性がとぎれることで読出をリト
ライすることは、その時間分だけ蓄積データを消費する
ことになり、従ってチェックを厳しくすればするほど、
リトライ回数が増え、その分蓄積量が低下して、耐振性
は弱くなる。さらにリトライ動作のためのトラックジャ
ンプは再生音声の品質悪化や消費電力の増大という影響
をもたらす。このように両者は相反する要請となる。
のデータの欠落であれば、継続性がとぎれたとはみなさ
ないことで、リトライを実行せず、耐振性の低下を回避
できる。ところが、厳密にはその程度のとぎれであっ
も、再生音声としては音が詰まって聞こえてしまうこと
になるため、可能な限りはリトライを実行して正確に音
声データを繋げるようにしたほうがよい。
量に応じてフレームチェック、つまりデータ連続性のと
ぎれが発生したと認識する基準を変更するようにするこ
とで、なるべく厳密に連続性が保たれるようにするとと
もに、バッファメモリ13による耐振機能が低下しない
ようにしている。
設定例を図7、8に示す。バッファメモリ30がフル容
量蓄積(残量=100%)で3秒分のデータ蓄積が可能
とした場合、例えば図7のように、残量が50%以上
( 1.5秒分以上の再生出力可能)であれば、基準値FC
=5(サブコーディングフレーム)とする。まだ残量が
50%未満(再生出力可能時間は 1.5秒未満)であれ
ば、基準値FC=40(サブコーディングフレーム)と
する。
欠落が『FC』サブコーディングフレーム以内であれ
ば、欠落とはみなさないという値であり、つまりフレー
ムチェック基準値FCの値が小さいほどフレームチェッ
ク(連続性チェック)は厳しいものとなる。
る場合は、基準値FC=5としてフレームチェックを厳
しくする。この場合、或る程度リトライを行なっても、
時間的余裕が大きいため、耐振性能にはさほど影響はな
い。このため、読出データとしてとぎれが発生しても、
リトライにより継続性をほぼ修復することができる。
が0秒〜 1.5秒分の場合は基準値FC=40とし、フレ
ームチェックの厳しさを暖めるようにしている。
行すると、そのときの耐振性能を勘案した場合に、残量
なしの状態に達してしまう可能性の高いとされる場合で
あり、このようなときは、フレームチェックをゆるめ、
あまりリトライを行なわないようにすることで、残量な
しとなることを極力回避するようにすることを意味す
る。つまり、このときは再生音声として多少の音つまり
は許すが、少なくとも音声出力が無音になることを避け
ることを優先させることになる。
準値FCを設定したら、ステップF105でバッファメモリ
30の残量がフル状態か否かを判断する。フル状態とな
ったら、バッファメモリ30へのデータの書込を一時中
断しなければならない。そこで、ステップF106に進みリ
トライモードとして、その後所定タイミングから、続き
のデータを書き込むという音つなぎ処理に移行すること
になる。
メモリ30内の蓄積データがフルとならないようにスピ
ンドルモータ2の回転速度を調節する。このため、正常
状態ではステップF105においてフル容量と判断されるこ
とはない。
ければ、ステップF107でサブQデータを読み込み、ステ
ップF108でフレームチェックを行なうことになる。
て前回読み込まれたサブQデータ(アドレス)が、変数
SUBLAST として保持されているため、ステップF108で
は、ステップF107で読み込んだ今回のサブQデータ(ア
ドレス)と、変数SUBLAST として保持されている前回の
サブQデータ(アドレス)を比較する処理となる。
なければ、前回と今回のアドレス差は1サブコーディン
グフレームであるはずである。ただし、5サブコーディ
ングフレーム程度の欠落までは再生音声として殆ど影響
はない。
ドレス差がフレームチェック基準値FC以内であれば連
続性OKとみなすようにしている。
が、前回のサブQデータSUBLAST からフレームチェック
基準値FCを加えたアドレス値となっていれば、OKと
している。
にバッファメモリ30の残量に応じて設定されることに
なるため、残量が多ければ連続性のチェックが厳しくな
り、また残量が少なければチェックが緩くなることにな
る。
C以上のデータ欠落が確認された場合は、データ連続性
がとぎれたとしてステップF109に進み、音つなぎ処理
(つまり読出リトライ)を行なうことになる。
プF110において、エラーチェックの実行を判断する。
ラー訂正不能となったデータ数、つまりC2PO発生回
数についてのチェックを行なうもので、C2PO発生回
数がエラーレベルとして設定された値を越える場合は、
そのサブコーディングフレームの読出データは品質水準
を保っていないと判断し、読出リトライを行なう処理と
なる。
10において、バッファメモリ30の蓄積量が80%以上
であると判断された場合にのみ行なわれる。即ち残量に
余裕がある場合に、処理はステップF113に進むが、ステ
ップF113では、現在読み出したデータが、通常の再生動
作で読み出されたものか、次に説明するリトライモード
での動作として読み出されたものかを判断する。
ップF114において、エラーチェックの基準となるエラー
レベル=0と設定する。このエラーレベル=0とはC2
PO発生数が『0』の場合のみ、エラーチェックOKと
することを意味する。
階的にチェック基準を変更していく。即ち、リトライ1
回目であったらエラーレベル=0とするが、リトライ2
回目であったらエラーレベル=5、つまりC2PO発生
数は5まで許容する。
レベルは設定せず、つまり、実質的にエラーチェックは
行なわないようにする。
せるのは、上記フレームチェック基準値の残量に応じて
設定の場合と同様に、なるべく高品質な再生データを得
ることと、バッファメモリ30の残量がゼロとなること
を極力避けるという動作的に相反せざるをえない要求に
対応するためである。
F115で設定されたエラーレベルに基づいてエラーチェッ
クを行なう。即ちCPU31は、そのサブコーディング
フレームのエラー訂正処理において発生したC2POの
数をエラーレベルと比較し、エラーレベル以上のC2P
O発生があった場合には、データの品質が保たれていな
いと判断してステップF117に進み、リトライ処理に移
る。
ックもOKと判断されれば、ステップF111において、そ
のときのデータ(デジタルオーディオデータ)をバッフ
ァメモリ30に書き込む。そしてステップF112で今回の
サブQデータを、次回のフレームチェックにおいて前回
のサブQデータとして仕様するように変数SUBLAST に代
入する。そしてステップF101に戻り、同様の処理を繰り
返し続けることになる。
17に進んだ場合は、リトライモードの処理が行なわれ
る。つまりバッファメモリ30のデータ蓄積量がフルと
なった場合と、データについてフレームチェック又はエ
ラーチェックでデータのクオリティが保たれていないと
判断された場合であり、これらのときに図9のリトライ
モード処理として音つなぎ処理が行なわれる。音つなぎ
処理とは、一旦バッファメモリ30へのデータ書込を中
断した後、連続性を保持した状態で続きのデータの書込
を再開する処理となる。
で1トラックジャンプで1周回トラック分だけディスク
上の読出位置を後退させる(F201) 。そしてバッファメ
モリ30の残量を確認し(F202)、もし残量なしの状態
となっていれば、これは再生音声が無音となることを意
味し、この場合ステップF203からステップF204のエラー
処理に進む。
に応じてフレームチェック基準値FCを設定する。これ
は前述した図6のステップF104と同様の処理となる。
アドレス値を読み込み、この時点で前回のサブQデータ
である変数SUBLAST と比較する。このときの変数SUBLAS
T とは、バッファメモリ30へデータ書込を中断したと
きの、最後のデータのアドレスの値となっている。
ラックジャンプにより読出位置が後退しているため、ス
テップF206で読み込まれるアドレスは、最後のデータの
アドレスの前後のどのアドレスになるかは、そのときど
きの事情により異なるものとなる。
ドレスが、変数SUBLAST 、つまりその時点でバッファメ
モリ30内に蓄積されている最後のデータのアドレスと
一致していた場合は、次のサブコーディングフレーム
(アドレス)からのデータが、続きのデータである。そ
こで、ステップF207からで示すように図6のステップ
F110に進んで、その音声データから、エラーテェック及
びバッファメモリ30に蓄積していく処理を行なう。つ
まりリトライモードから通常の再生モードに復帰する。
なお、この場合で図6のステップF113に進んだときは、
リトライ動作による読出データであるため、ステップF1
15でリトライ回数に応じてエラーレベルが設定されるこ
とになる。
タとしてのアドレスが、変数SUBLAST より前のアドレス
であった場合は、まだ読出データがバッファメモリ30
に書き込むべき続きのデータのアドレスに達していない
ことになる。そこでステップF207,F208 と進んでF202に
戻る。そしてデータ読出を継続する。すると或る時点で
ステップF207で読み込んだサブQデータとしてのアドレ
スが、変数SUBLAST と一致することになり、そのときは
図6のステップF110に進んで、音声データについてのエ
ラーチェック及びバッファメモリ30に蓄積していく処
理を行なう。
タとしてのアドレスが、変数SUBLAST を越えたアドレス
であった場合は、ステップF208からF209に進んでそのア
ドレスが、変数SUBLAST よりフレームチェック基準値F
Cの範囲内であるか否かを判断する。つまり図8の許容
範囲以内であるか否かを判断することになる。この許容
範囲内であれば、多少のデータ欠落(例えば5フレーム
以内)は許すこととし、図6のステップF110に進んで、
そのときの音声データについてのエラーチェック及びバ
ッファメモリ30に蓄積していく処理を行なうことにな
る。
スが変数SUBLAST を大幅に越えていると判断された場合
は、読出位置が不適当と判断し、ステップF201に戻って
再び1トラックジャンプで後退する。これが必要回数繰
り返されることにより、読出位置が、変数SUBLAST の値
から基準値FC以内より、前のアドレスの位置とするこ
とができ、即ちステップF207又はF209で肯定結果を得る
機会を作ることができる。
レームチェック基準値FCはバッファメモリ30の残量
に応じて設定している。つまり、音つなぎを厳密(5サ
ブコーディングフレームの欠落までのみを許容)に実行
する場合は、バッファメモリ30に余裕のある場合のみ
とし、残量が少なく(50%未満)、時間的余裕のない
場合は或る程度(40サブコーディングフレーム)の欠
落は許容するようにすることで、少なくとも再生音声が
無音となってしまう事態は避けるようにしている。
生を行なう場合は、フレームチェックの厳しさをバッフ
ァメモリ30の残量に応じて設定する。またC2PO数
によるエラーチェックも実行するようにし、かつこのエ
ラーチェックについてもバッファメモリ30の残量やリ
トライ回数に応じてチェックの厳密さを変化させる。こ
れによって、各時点の状況に応じ、少なくとも再生音声
にデータ欠落による無音状態が生じさせないということ
を最優先としたうえで、フレームチェックとエラーチェ
ックという二重のチェックに基づきバッファメモリ30
に蓄積するデータの品質を高品質に保つことができ、即
ち再生音声の品質を向上させることができる。
ッファメモリ30がフル容量に達することはないように
することで、通常では図6のステップF106に進む機会が
無くなるようにし、リトライモードでの図9のステップ
F201の動作である1トラックジャンプを行なう回数を最
小限とする。即ちフレームチェックもしくはエラーチェ
ックがOKでない場合以外には、リトライモードに移行
することはないようにし、これによって1トラックジャ
ンプ回数を最小限とし、トラックジャンプによる悪影響
を低下させるものである。
に達することはないようにするが、その一方ではなるべ
く蓄積量が多いほうが耐振機能のうえで好適であること
はこれまでに述べてきたとおりであり、即ち本例では、
バッファメモリ30の蓄積量を、フルではないがフルに
近い量に保つようにし、これによって十分な耐振機能
と、高品質な再生音声を実現するものである。
ンサ23を制御して1/M分周器22、1/N分周器2
4の分周比を設定することでスピンドルモータ2の回転
速度を任意の速度に制御できる。そして、DSP8はス
ピンドルモータ2の回転速度に追従したマスタークロッ
クにCKに基づいて動作するため、スピンドルモータ2
の回転速度状態に関わらずデータ読出を行なうことがで
きる。
させることで、バッファメモリ30に書き込むデータの
ディスク1からの読出レートを任意に変化させることが
できる。このため、バッファメモリ30のデータ残量に
応じてスピンドルモータ2の速度を調節することで、バ
ッファメモリ30への書込レートとバッファメモリ30
からの読出レートの差を調節し、バッファメモリ30で
の蓄積量が、フルではないがフルに近い量に保つように
コントロールすることができる。
11で説明する。図10はスピンドルモータ2の速度設
定のためのCPU31の制御処理のフローチャートであ
る。ステップF301により、CPU31は常時バッファメ
モリ30の蓄積量を確認する。なお、この処理は図6の
ステップF101もしくは図9のステップF202と共通の処理
とすればよい。
下であれば、ステップF302からF304に進み、スピンドル
モータ2の速度を標準速度の2倍速とする制御を行な
う。
く90%以下となっている時点であれば、処理はステッ
プF302,F303,F305と進むことになり、スピンドルモータ
2の速度を標準速度の1.5 倍速とする制御を行なう。
多くなっている時点であれば、処理はステップF302,F30
3,F306と進むこととなり、スピンドルモータ2の速度を
標準速度とする制御を行なう。
リ30の蓄積量の推移を図11に示す。
生動作開始からの経過時間を示す。バッファメモリ30
の容量を4Mビットであるとすると、縦軸の100%位
置、即ちフル容量では、例えば3秒分の再生データが蓄
積されている状態となる。
降)、最初はバッファメモリ30の蓄積量は当然ながら
ゼロであり、従ってステップF304でスピンドルモータ2
の速度は2倍速とされる。そして2倍速再生動作により
デコードされたデータがバッファメモリ30に蓄積され
ていく。この状態は図11における区間Aとして示され
るように、バッファメモリ30の蓄積量が増加してい
く。
%(1.5 秒分)となる、動作開始から0.75秒の時点で、
再生出力が開始されるとする。即ちバッファメモリ30
から所定のレートでのデータ読出が開始され、D/A変
換器32を介して端子33から音声信号として出力され
る。
らのデータ読出/バッファメモリ30へのデータ書込は
2倍速レートで実行されているが、バッファメモリ30
からのデータ読出(1倍速レート)が開始されるため、
区間Bとして示すように蓄積量の増加速度は多少弱まる
ことになる。
後、1.65秒の時点で、蓄積量が80%に達したとする
と、図10の処理はステップF305に進むため、スピンド
ルモータ2の速度は1.5 倍速に切り換えられる。そして
1.5 倍速再生動作によりデコードされたデータがバッフ
ァメモリ30に蓄積されていく。この状態ではバッファ
メモリ30へのデータ書込レートが低下することで、区
間Cとして示されるように、バッファメモリ30の蓄積
量の増加速度は区間Bよりも弱まる。
蓄積量が90%に達したとすると、図10の処理はステ
ップF306に進むため、スピンドルモータ2の速度は標準
速(1倍速)に切り換えられる。そして標準速再生動作
によりデコードされたデータがバファメモリ30に蓄積
されていく。この状態ではバッファメモリ30へのデー
タ書込みレートとバッファメモリ30からのデータ読出
レートが一致することになり、従って区間Dとして示さ
れるように、バッファメモリ30の蓄積量は90%のま
まの状態が維持されることになる。
ラーチェックの結果リトライモードに進めば、そのとき
一時的にバッファメモリ30へのデータ書込が中断する
ため、蓄積量は低下する。ところが図10の処理によ
り、80〜90%の状態にまで低下すればスピンドルモ
ータ2の速度は1.5 倍速に切り換えられ、また80以下
の状態にまで低下すればスピンドルモータ2の速度は2
倍速に切り換えられるため、蓄積量は再び90%の状態
にまで回復され、その状態でスピンドルモータ2の速度
は1倍速となって、蓄積量90%の状態が維持されるこ
とになる。
に応じてスピンドルモータ2の速度が切り換えられ、バ
ッファメモリ30へのデータ書込レートが可変されるこ
とで、バッファメモリ30でのデータ蓄積量は、フルで
はないがフルに近い量(90%)に保つようにコントロ
ールされ、これによって通常時にはフル容量によるリト
ライ動作は発生せず、従ってトラックジャンプの実行回
数はデータ品質を保つための必要最小限の回数となる。
これによってトラックジャンプ動作による消費電力の節
約が実現され、またトラックジャンプ時の電気ノイズに
よる音質低下を最小限とすることができる。
持により、耐振機能としても十分なレベルを維持でき
る。
も回転速度を標準速度とすることができる。これによっ
てスピンドルモータ2での消費電力も節約できる。また
スピンドルモータ2として常時2倍速などの高速回転を
行なう能力の或るモータを用いる必要はなくなるため、
部品コストの低下も実現できる。
ルモータ2の回転速度に追従して処理を行なうワイドキ
ャプチャー方式とされているため、スピンドルモータ2
の速度状態に関わらず、データデコードを行なうことが
できる。即ち例えば図11の例のように再生動作開始
(0秒時点)以降、迅速にバッファメモリ30の蓄積量
を増加させ、0.75秒などの早い時点で音声出力を開始で
きる。これによりユーザーの再生操作から実際の音声出
力までの時間や、いわゆるチェンジャータイプのCDプ
レーヤでディスク交換から再生音声出力までの時間を短
縮でき、ユーザーにとってレスポンスのよいCDプレー
ヤを実現できることになる。
じてトラッキングサーボのゲインを変えて、常に、耐振
特性と、再生性能の向上や消費電力の低減という相反す
る要請に応えられるようにすることが考えられる。
ーボゲインを上げることが望ましいが、サーボのゲイン
を上げると、ディスク1に傷があったり、ディスク1に
塵が付着しているような場合に、この傷や塵によるサー
ボ信号の乱れを拾ってしまうため、再生性能の悪化が生
じる。しかしながら、ディスク1の回転速度を上げる
と、このような傷や塵によるサーボ信号の変化は高域に
上がるため、サーボゲインを上げることが可能である。
じてスピンドルモータ2の速度が切り換えられるのに伴
って、トラッキングサーボのゲインを切り換えるように
すれば、耐振特性と、再生性能の向上や消費電力の低減
という相反する要請に応えることができる。
ーボゲインを設定するようにした場合のフローチャート
である。
ッファメモリ30の蓄積量を確認する。
下であれば、ステップF402、F404、F407に進み、スピン
ドルモータ2の速度を標準速度の2倍速とする制御を行
なうと共に、トラッキングサーホのゲインを6dBアッ
プする処理を行なう。
く90%以下となっている時点であれば、処理はステッ
プF402,F403,F405,F408 と進むことになり、スピンドル
モータ2の速度を標準速度の1.5 倍速とする制御を行な
と共に、トラッキングサーボのゲインを3.5dBアッ
プする処理を行なう。
多くなっている時点であれば、処理はステップF402,F40
3,F406F409と進むこととなり、スピンドルモータ2の速
度を標準速度とする制御を行ない、トラッキングサーボ
のゲインはそのままとする。
速度は、1/M分周器22と1/N分周器24の分周比
を所定値に設定することにより、任意の速度に制御され
る。そして、スピンドルモータ2の回転速度を設定する
ために、LPF/ドライバ27は、スピンドルモータ2
を加速させる加速パルスと、スピンドルモータ2を減速
させる減速パルスを出力する。
回転速度より遅いときには、加速パルスによりスピンド
ルモータ2の回転速度を増加させ、スピンドルモータ2
の回転速度が所定の回転速度より速いときには、減速パ
ルスによりスピンドルモータ2の回転にブレーキをかけ
て、スピンドルモータ2の回転を所定の回転速度に制御
している。
加速パルスと減速パルスとを使ってスピンドルモータ2
の回転の制御を行なう場合、減速パルスによりスピンド
ルモータ2の回転にブレーキをかけるときに、エネルキ
ーロスが生じ、消費電力が増大する。
0が90%に満たない期間、即ち、区間A、区間B、区
間Cでは、バッファメモリ30の蓄積量が変化し、この
バッファメモリ30の蓄積量に応じてスピンドルモータ
2の回転速度を制御していくため、加速パルスと減速パ
ルスとを使ってスピンドルモータ2の回転の制御してい
く必要があるが、バッファメモリ30の蓄積量が90%
以上になると、即ち、区間Dに達すると、バッファメモ
リ30の蓄積量は殆ど変化せず、スピンドルモータ2は
標準速度で回転し続ける。このことから、バッファメモ
リ30のデータ蓄積量がある程度以上になり、スピンド
ルモータ2が標準速度で回転し続けるようになったら、
減速パルスを出力させずに、即ちブレーキをオンするこ
となくスピンドルモータ2を回転させるようにして、消
費電力の低減を図ることが考えられる。
積量がある程度以上になったら、減速パルスを出力させ
ずにスピンドルモータ2を回転させるの処理を示すフロ
ーチャートである。
ルモータ2を回転させるような制御を行なうために、図
14に示すように、LPF/ドライバ27の前段に、ド
ライブパルス制御部35を設ける。このドライブパルス
制御部35は、加速パルスと減速パルスとを使ってスピ
ンドルモータ2の回転の制御と、減速パルスを使わずに
スピンドルモータ2の回転の制御とを切り換えるもので
ある。
とを使ってスピンドルモータ2の回転の制御と、減速パ
ルスを使わずにスピンドルモータ2の回転の制御とを切
り換える際に、サーボループのループゲインも変更する
ようにしている。サーボループのループゲインは、例え
ば、スピンドルサーボ処理部18のサーボループの乗算
器の係数を変えることで変更可能である。
量をチェックし(ステップF501)、バッファメモリ30
の容量がフル容量の79%以下の場合には(ステップF5
02)、ステップF503に進み、設定速度を標準速度の2倍
速に設定する。そして、ステップF510に進み、現在の速
度が設定速度より速いか遅いかを判断し、現在の速度が
設定速度より速ければ、ステップF511に進み、0.25
倍速減速をし、現在の速度が設定速度より遅ければ、ス
テップF512に進み、0.25倍速加速する。そして、ス
テップF513に進み、加速パルスと減速パルスとで制御す
るようにし、ステップF514でループゲインの係数を2倍
速のときのものに設定し、ステップF501にリターンす
る。これにより、現在の速度が設定速度となるように制
御される。現在の速度が設定速度になると、ステップF5
10で現在の速度と設定速度とが等しいと判断され、ステ
ップF515に進み、バッファメモリ30の容量が95%以
上か否かを判断する。バッファメモリ30の容量が79
%以下の場合には、ここで「NO」と判断される。従っ
て、現在の速度と設定速度とが等しいと判断された場合
には、そのままステップF 501 にリターンする。
が79%以下の場合には、現在の速度が設定速度より遅
くければ0.25倍速加速をし、現在の速度が設定速度
より速ければ0.25倍速減速をして、標準速度の2倍
速となるように、スピンドルモータ2の回転が制御され
る。この制御は、加速パルスと減速パルスを用いて行な
われ、ループゲインは2倍速のものに設定される。
0%から89%になったら(ステップF504)、ステップ
F505に進み、設定速度を標準速度の1.5倍速に設定す
る。そして、ステップF506に進み、制御フラグをクリア
する。この制御フラグは、減速パルスを使わずにスピン
ドルモータ2の回転を制御させる場合に用いるフラグ
で、バッファメモリ30の容量がフル容量の95%以上
になったときに設定されるものである。そして、ステッ
プF510に進み、現在の速度が設定速度より速いか遅いか
を判断し、現在の速度が設定速度より速ければ、0.2
5倍速減速をし(ステップF511)、現在の速度が設定速
度より遅ければ、0.25倍速加速をし(ステップF51
2)、加速パルスと減速パルスとで制御するようにし
(ステップF513)、ループゲインの係数を2倍速のとき
のものに設定し(ステップF514)、ステップF501にリタ
ーンする。これにより、現在の速度が設定速度となるよ
うに制御される。現在の速度が設定速度となると、ステ
ップF510で現在の速度と設定速度とが等しいと判断さ
れ、バッファメモリ30の容量が95%以上か否かを判
断し(ステップF515)、バッファメモリ30の容量が7
9%以下の場合には、ここで「NO」と判断されるた
め、そのままステップF 501 にリターンする。
が80%から89%の場合には、現在の速度が設定速度
より遅ければ0.25倍速加速をし、現在の速度が設定
速度より速ければ0.25倍速減速をして、標準速度の
1.5倍速となるように、スピンドルモータ2の回転が
制御される。この制御は、加速パルスと減速パルスとを
用いて行なわれ、ループゲインは2倍速のときのものに
設定される。
0%から94%になったら(ステップF507)、ステップ
F508に進み、制御フラグが「1」か否かを判断し、制御
フラグが「1」でなければ、ステップF505に進み、設定
速度を1.5倍速に設定する。そして、ステップF510に
進み、現在の速度が設定速度より速いか遅いかを判断
し、現在の速度が設定速度より速ければ、0.25倍速
減速をし(ステップF511)、現在の速度が設定速度より
遅ければ、0.25倍速加速をし(ステップF512)、加
速パルスと減速パルスとで制御するようにし(ステップ
F513)、ループゲインの係数を2倍速のときのものに設
定し(ステップF514)、ステップF501にリターンする。
これにより、現在の速度が設定速度となるように制御さ
れる。現在の速度が設定速度になると、ステップF510で
現在の速度と設定速度とが等しいと判断され、バッファ
メモリ30の容量が95%以上か否かを判断し(ステッ
プF515)、バッファメモリ30の容量が79%以下の場
合には、ここで「NO」と判断されるため、そのままス
テップF 501 にリターンする。
が90%から94%の場合には、現在の速度が設定速度
より遅ければ0.25倍速加速をし、現在の速度が設定
速度より速ければ0.25倍速減速をして、標準速度と
なるように、スピンドルモータ2の回転が制御される。
この制御は、加速パルスと減速パルスを用いて行なわ
れ、ループゲインは2倍速のものに設定される。
5%以上になると、ステップF509に進み、設定速度を標
準速度に設定する。そして、ステップF510に進み、現在
の速度が設定速度より速いか遅いかを判断し、現在の速
度が設定速度より早ければ、0.25倍速減速をし(ス
テップF511)、現在の速度が設定速度より遅ければ、
0.25倍速加速をし(ステップF512)、加速パルスと
減速パルスとで制御するようにし(ステップF513)、ル
ープゲインの係数を2倍速のときのものに設定し(ステ
ップF514)、ステップF501にリターンする。これによ
り、現在の速度が設定速度となるように制御される。現
在の速度が設定速度になると、ステップF510で現在の速
度と設定速度とが等しいと判断され、バッファメモリ3
0の容量が95%以上か否かの判断が行なわれる(ステ
ップF515)。バッファメモリ30の容量がフル容量の9
5%以上なら、ここで「YES」と判断される。ステッ
プF515でバッファメモリ30の容量がフル容量の95%
以上であると判断されると、ステップF516に進み、減速
パルスが出力しないようにブレーキオフの制御をし、ス
テップF517に進み、サーボループのゲインが標準速度の
ときのゲインに設定し、ステップF517に進み、制御フラ
グをセットして、ステップF501にリターンする。
が95%以上の場合には、現在の速度が設定速度より遅
ければ0.25倍速加速をし、現在の速度が設定速度よ
り速ければ0.25倍速減速をして、標準速度となるよ
うに、スピンドルモータ2の回転が制御する。そして、
現在の速度と設定速度とが等しくなったら、減速パルス
を出力させずにブレーキオフでスピンドルモータ2の回
転を制御すると共に、サーボループのゲインが標準速度
のときのゲインに設定し、制御フラグをセットする。こ
のように、減速パルスを出力させずにスピンドルモータ
2の回転を制御することで、消費電力の低減が図れる。
量の95%以上になり、減速パルスを出力させずにスピ
ンドルモータ2の回転を制御させると、ステップF518で
制御フラグが「1」に設定される。この後に、バッファ
メモリ30の容量が90%から94%に下降したとす
る。この場合、ステップF508で制御フラグが「1」であ
ることが判断される。従って、ステップF508でYESと
判断されることになり、ステップF509に進み、減速パル
スを出力させずに標準速度でスピンドルモータ2の回転
を制御させる制御が続けられる。
以下まで下降すると、ステップF505に進み、設定速度が
1.5倍速に設定され、ステップF506で制御フラグがク
リアされ、減速パルスを出力させずに行なう処理が解除
される。
95%以上まで上昇すると、減速パルスを出力させずに
スピンドルモータ2の回転を制御するような処理が開始
される。一方、この処理は、バッファメモリ30の容量
が89%以下に下降すると、この処理が終了される。こ
のように、減速パルスを出力させずにスピンドルモータ
2の回転を制御するような処理を開始するポイントと、
この処理を終了させるポイントとが異なっており、不感
帯が設けられている。これは、できる限り減速パルスを
出力させずに制御して、省電力化を図るためである。
な制御を行なった場合のバッファメモリ30の容量の変
化を示すものである。
するまでの間、即ち、区間A、区間B、区間Cでの変化
は、前述の図11に示したものと同様である。つまり、
区間Aでは、2倍速再生によりデータがバッファメモリ
30に蓄積されていく。バッファメモリ30の蓄積量が
50%になると、再生が開始され、再生が開始されてか
らの区間Bでは、蓄積増加量は減少する。バッファメモ
リ30の蓄積量が80%以上となる区間Cでは、1.5
倍速再生となり、データがバッファメモリ30に蓄積さ
れていく。
と、標準速度で再生が開始される。更に、蓄積量が95
%以上に達すると(ポイントP1)、減速パルスを出力
させずにスピンドルモータ2の回転を制御するような処
理が行なわれる。このような処理は、蓄積量が90%以
上なら続けられる。蓄積量が89%以下になると(ポイ
ントP2)、1.5倍速再生となり、蓄積量が90%に
達し、区間Dになると、標準速度で再生が開始され、更
に、蓄積量が95%以上に達すると(ポイントP3)、
減速パルスを出力させずにスピンドルモータ2の回転を
制御するような処理が行なわれる。
タ蓄積量がある程度以上になり、スピンドルモータ2が
標準速度で回転し続けるようになったら、減速パルスを
出力させずにスピンドルモータ2を回転させるようにす
ると、消費電力の低減が図れる。
費電力の比較を行なってものである。図16は、本例の
ように、バッファメモリの蓄積量に応じてスピンドルモ
ータの回転を制御すると共に、バッファメモリのデータ
蓄積量がある程度以上になったら減速パルスを出力させ
ずにスピンドルモータ2を回転させるようにして再生し
た場合の消費電流の変化と、標準速度でCLV再生した
場合の消費電流の変化と、2倍速に固定してESP再生
を行なって場合の消費電流の変化を比較したものであ
る。図16から明かなように、標準速度でCLV再生し
た場合と、2倍速に固定してESP再生を行なって場合
の消費電流は、略等しくなっている。これは、スピンド
ルモータを2倍速で回転させるよりも、CLVで回転さ
れる方が消費電力が大きいことによる。本例のように、
バッファメモリの蓄積量に応じてスピンドルモータの回
転を制御すると共に、バッファメモリのデータ蓄積量が
ある程度以上になったら減速パルスを出力させずにスピ
ンドルモータ2を回転させるようにして再生すると、明
らかに、消費電流の低減が図れる。
ーヤについて説明してきたが、本発明としては各種の変
形例が考えられる。
制御は、より細かく各段階に切り換えるようにしてもよ
い。また蓄積量維持レベルは90%とはせずに、95
%、85%などに設定してもよい。
実行/不実行もしくはチェックの厳しさの程度などの設
定は各種考えられる。
CDプレーヤとして説明したが、多数のディスクを収納
し、選択的に再生できるチェンジャープレーヤにおいて
も適用できることはいうまでもない。
は、バッファメモリ手段での音声データの蓄積量を逐次
検出し、その蓄積量がフル容量に達しないように、読出
手段による記録媒体からの音声データの読出レートを変
化させるようにしている。即ち、バッファメモリ手段の
蓄積量に応じて記録媒体からのデータ読出レートを変速
させることで、蓄積量はフルにはならないが、フルに近
い状態で維持されるようにし、通常は、記録媒体から読
み出したデータのバッファメモリへの書込動作を待機さ
せる必要が生じないようにする。
ラー状況など、データ品質を保つためのリトライ動作以
外では、記録媒体からのデータ読出を中断させる必要は
なく、従ってトラックジャンプ回数は最小限となる(通
常時にはトラックジャンプの必要はなくなる)。このた
めトラックジャンプ動作による消費電力が節約され、ま
たトラックジャンプ時の電気ノイズによる音質低下を減
少させて、高音質な再生出力を実現できる。そして耐振
機能としても十分なレベルを維持できる。
転速度を標準速度とすることができるため、スピンドル
モータでの消費電力も節約できることになり、またスピ
ンドルモータの高回転能力もさほど要求されないためコ
ストダウンも実現できる。
クロックを生成するクロック生成手段が、読出手段によ
る記録媒体からの音声データの読出レートに応じて発振
周波数を変化させる発振器を用いて形成されているよう
にする。従ってスピンドルモータの回転速度に追従して
デコード動作を行なうことができるため、記録媒体から
音声データを読み出す際のデータレートを変化させるた
めにスピンドルモータの回転数を変化させることにもか
かわらず、良好にデータ読出を行なうことができる。こ
れによって再生時には迅速な音声出力の開始を実現で
き、操作レスポンスの良い高性能な再生装置を提供でき
る。
ゲインを設定するようにしている。即ち、ディスクの回
転数が2倍速のときにはサーホゲインを6dBアップ
し、ディスクの回転数が1.5倍速のときにはサーホゲ
インを3.5dBアップしている。ディスクの回転速度
をアップしたときには、ディスクの傷や塵等の成分は高
域に上がるため、サーボゲインを上げても、再生性能を
劣化しない。従って、これにより、耐振特性を向上させ
ると共に、再生性能の劣化や消費電力のアップを防げる
ことができる。
を回転させるスピンドルモータと、スピンドルモータの
回転を制御する回転制御手段とを含み、回転制御手段
は、蓄積量検出手段による蓄積量の検出結果が所定値に
達するまではスピンドルモータに加速パルスと減速パル
スとを与えてスピンドルモータの回転を制御し、蓄積量
検出手段による蓄積量の検出結果が所定値以上になり、
スピンドルモータが設定速度になったら、減速パルスを
用いずにスピンドルモータの回転を制御するようにして
いる。これにより、スピンドルモータにブレーキがかけ
られることが最小限に押さえられ、消費電力の低減が図
れる。
図である。
フローチャートである。
定動作の説明図である。
定動作の説明図である。
定処理のフローチャートである。
設定処理のフローチャートである。
である。
設定処理及びサーボゲインの設定処理のフローチャート
である。
チャートである。
ク図である。
である。
ド、3a 対物レンズ、4 2軸機構、7 RFアン
プ、8 RFイコライズ部、11 RF−PLL回路、
13 EFM復調部、14 サブコード処理部、15
エラー訂正部、16ECC−RAM、18 スピンドル
サーボ信号処理部、20 ローパスフィルタ、21 O
SC、22 1/M分周器、23 オートシーケンサ、
24 1/N分周器、25 位相比較器、28 オシレ
ータ、29 メモリコントローラ、30 バッファメモ
リ、31 CPU、32 D/A変換器、34 クロッ
ク発生器
Claims (8)
- 【請求項1】 記録媒体から可変速レートで音声データ
を読み出すことのできる読出手段と、 バッファメモリ手段と、 上記読出手段で読み出した音声データを上記バッファメ
モリ手段に蓄積し、該バッファメモリ手段から通常レー
トで音声データを読み出して再生音声データとして出力
させるメモリ制御手段と、 上記バッファメモリ手段での音声データの蓄積量を逐次
検出する蓄積量検出手段と、 上記蓄積量検出手段による蓄積量の検出結果を監視し、
その蓄積量がフル容量に達しないように、上記読出手段
による記録媒体からの音声データの読出レートを変化さ
せることができる読出制御手段と、 を有することを特徴とする再生装置。 - 【請求項2】 音声データのデコード処理に用いるクロ
ックを生成するクロック生成手段が、上記読出手段によ
る記録媒体からの音声データの読出レートに応じて発振
周波数を変化させる発振器を用いて形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の再生装置。 - 【請求項3】 記録媒体から可変速レートで音声データ
を読み出すことのできる読出手段と、 上記読出手段が上記記録媒体のトラックに沿ってトレー
スするように制御するトラッキング制御手段と、 バッファメモリ手段と、 上記読出手段で読み出した音声データを上記バッファメ
モリ手段に蓄積し、該バッファメモリ手段から通常レー
トで音声データを読み出して再生音声データとして出力
されるメモリ制御手段と、 上記バッファメモリ手段での音声データの蓄積領域を逐
次検出する蓄積量検出手段と、 上記蓄積量検出手段による蓄積量の検出結果を監視し、
その蓄積量がフル容量に達しないように、上記読み出し
手段による記録媒体からの音声データの読み出しレート
を変化させることができる読出制御手段と、 上記音声データの読出しレートに応じて、上記トラッキ
ング制御手段のゲインを変更させるトラッキングゲイン
制御手段とを有することを特徴とする再生装置。 - 【請求項4】 音声データのデコード処理に用いるクロ
ックを生成するクロック生成手段が、上記読出手段によ
る記録媒体からの音声データの読出レートに応じて発振
周波数を変化させる発振器を用いて形成されていること
を特徴とする請求項3に記載の再生装置。 - 【請求項5】 記録媒体から可変速レートで音声データ
を読み出すことのできる読出手段と、 上記読出手段が上記記録媒体のトラックに沿ってトレー
スするように制御するトラッキング制御手段と、 バッファメモリ手段と、 上記読出手段で読み出した音声データを上記バッファメ
モリ手段に蓄積し、該バッファメモリ手段から通常レー
トで音声データを読み出して再生音声データとして出力
されるメモリ制御手段と、 上記バッファメモリ手段での音声データの蓄積領域を逐
次検出する蓄積量検出手段と、 上記蓄積量検出手段による蓄積量の検出結果を監視し、
その蓄積量がフル容量に達しないように、上記読み出し
手段による記録媒体からの音声データの読み出しレート
を変化させることができる読出制御手段と、 上記記録媒体を回転させるスピンドルモータと、 上記スピンドルモータの回転を制御する回転制御手段と
を含み、 上記回転制御手段は、上記蓄積量検出手段による蓄積量
の検出結果が所定値に達するまでは上記スピンドルモー
タに加速信号と減速信号とを与えて上記スピンドルモー
タの回転を制御し、 上記蓄積量検出手段による蓄積量の検出結果が上記所定
値以上になったら、上記減速信号を用いずに上記スピン
ドルモータの回転を制御する処理を行なうようにしたこ
とを特徴とする再生装置。 - 【請求項6】 上記減速信号を用いずに上記スピンドル
モータの回転を制御を行なう際の上記設定速度は、標準
再生時の回転速度である請求項5に記載の再生装置。 - 【請求項7】 上記蓄積量の検出結果が所定値以下にな
ったら、上記減速信号を用いずに上記スピンドルモータ
の回転を制御する処理を解除するようにし、上記減速信
号を用いずに上記スピンドルモータの回転を制御する処
理を行なう際の上記蓄積量の検出結果の所定値と、上記
減速信号を用いずに上記スピンドルモータの回転を制御
する処理を解除する際の上記蓄積量の検出結果の所定値
とを異なるようにしたことを特徴とする請求項5に記載
の再生装置。 - 【請求項8】 上記スピンドルモータに加速信号と減速
信号とを与えて上記スピンドルモータの回転を制御する
間と、上記減速信号を用いずに上記スピンドルモータの
回転を制御する間とでループゲインを変更するようにし
たことを特徴とする請求項5に記載の再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19375697A JPH113569A (ja) | 1996-08-30 | 1997-07-18 | 再生装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24695596 | 1996-08-30 | ||
| JP9-97471 | 1997-04-15 | ||
| JP8-246955 | 1997-04-15 | ||
| JP9747197 | 1997-04-15 | ||
| JP19375697A JPH113569A (ja) | 1996-08-30 | 1997-07-18 | 再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113569A true JPH113569A (ja) | 1999-01-06 |
| JPH113569A5 JPH113569A5 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=27308406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19375697A Pending JPH113569A (ja) | 1996-08-30 | 1997-07-18 | 再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH113569A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007502506A (ja) * | 2003-05-19 | 2007-02-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | データ担体ドライブ装置内のデータ担体速度を設定する方法 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP19375697A patent/JPH113569A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007502506A (ja) * | 2003-05-19 | 2007-02-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | データ担体ドライブ装置内のデータ担体速度を設定する方法 |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060919 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061116 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20070507 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070604 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070713 |