JPH1136062A - 蒸着膜形成方法 - Google Patents

蒸着膜形成方法

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JPH1136062A
JPH1136062A JP19216597A JP19216597A JPH1136062A JP H1136062 A JPH1136062 A JP H1136062A JP 19216597 A JP19216597 A JP 19216597A JP 19216597 A JP19216597 A JP 19216597A JP H1136062 A JPH1136062 A JP H1136062A
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健人 中井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一基板上に複数の異なる蒸着膜を形成するた
めの簡便な方法であって、特に、複数の微小な感応膜を
形成したガスセンサを高精度に形成するために適した方
法を提供する。 【解決手段】基板の蒸着膜形成部上に、開口部を有する
蒸着物質遮断用マスクの開口部を位置合わせし、該マス
クを介して蒸着膜を析出させ、次いで、該マスクを移動
させて他の蒸着膜形成部にマスク開口部の位置合わせ
し、蒸着材料を変更し、該マスクを介して他の蒸着膜を
析出させる工程を所定回数行い、その後、析出した蒸着
膜の最終的に蒸着膜を残存させるべき部分にレジスト膜
を形成した後、不要部分の蒸着膜をエッチングし、レジ
スト膜を除去することを特徴とする蒸着膜形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸着膜形成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】匂い香りを計測するためのガスセンサと
して、金属酸化物を感応膜として用い、この抵抗変化を
利用した方式のものが知られている。このような構造の
センサは、匂い香りの強弱については検出可能である
が、ガスの選択性に乏しく、匂い香り成分の判別が困難
である。又、感応膜としては、通常、酸化物の焼結体を
用いる場合が多く、抵抗変化を検出するためには、全体
を300〜500℃程度に加熱して使用するために、消
費電力が大きいという問題点もある。
【0003】基板上に異なった特性の感応膜を複数個配
置したセンサ素子を用いることによって、各種の匂い成
分に対する選択性を向上させて、匂いの種類を判別する
試みがなされているが、そのためには、種類の異なる感
応膜を基板上に形成する技術が必要となる。特に、小型
・低消費電力のセンサとするためには、微細な加工技術
が要求される。
【0004】基板上に部分的に複数の微小な感応膜を形
成する方法としては、CVD法によって金属酸化物を析
出させる方法が知られている。この方法では、熱分解に
よって原料ガスが基板上に析出するために、基板の所定
の部分に薄膜を形成するためには、基板を微小領域で加
熱する必要があり、一般的には、マイクロマシニングの
技術を用いてマイクロホットプレートを作製した基板が
用いられる。しかしながら、このようなマイクロホット
プレートは現在研究段階のものであり、入手が非常に困
難である。更に、原料ガスとしては、一般に有機金属や
塩化物が使用されているために、これらの除外装置が必
要となり、装置の設置、維持管理に多大なコスト及び労
力を要するという問題点もある。
【0005】又、スパッタリング、蒸着、CVDなどの
方法で感応膜を基板全体に形成し、フォトリソグラフィ
の手法によって、必要な部分にフォトレジストによるエ
ッチングレジストパターンを形成した後、エッチングに
よって不要部分の薄膜を剥離して所定の微小部分にのみ
感応膜を形成し、更に、この工程を所定の回数繰り返す
ことによって、複数の感応膜を形成する方法も知られて
いる。この方法では、通常、フォトリソグラフィは大気
雰囲気中で行われるために、薄膜形成のために真空状態
にする工程と、フォトリソグラフィのために大気中に基
板を移動させる工程を繰り返す必要があり、非常に煩雑
な操作が必要となる。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
同一基板上に複数の種類の異なる蒸着膜を形成するため
の簡便な方法であって、特に、複数の微小な感応膜を形
成したガスセンサを高精度に形成するために適した方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記した如
き従来技術の課題に鑑みて鋭意研究を重ねてきた。その
結果、下記の特定の工程からなる蒸着膜形成方法によれ
ば、複数種の蒸着膜を非常に簡単に形成でき、特に、レ
ジスト膜の形成にフォトリソグラフィの手法を用いる場
合には、微細なパターンを簡単に形成することができる
ので、微小領域に正確に蒸着膜を形成することが可能と
なり、複数の感応膜を有する小型・低消費電力のガスセ
ンサの製造方法として、非常に適した方法となることを
見出した。
【0008】即ち、本発明は、下記の蒸着膜形成方法を
提供するものである。
【0009】1.基板の蒸着膜形成部上に、開口部を有
する蒸着物質遮断用マスクの開口部を位置合わせし、該
マスクを介して蒸着膜を析出させ、次いで、該マスクを
移動させて他の蒸着膜形成部にマスク開口部の位置合わ
せし、蒸着材料を変更し、該マスクを介して他の蒸着膜
を析出させる工程を所定回数行い、その後、析出した蒸
着膜の最終的に蒸着膜を残存させるべき部分にレジスト
膜を形成した後、不要部分の蒸着膜をエッチングし、レ
ジスト膜を除去することを特徴とする蒸着膜形成方法。
【0010】2.蒸着膜がガス検知用金属酸化物感応膜
であり、レジスト膜がフォトリソグラフィによって形成
されたものである上記1項に記載の蒸着膜形成方法。
【0011】3.蒸着膜のエッチング方法がCHF3
スを用いる反応性イオンエッチング法であり、レジスト
膜の除去方法が酸素ガスを用いる反応性イオンエッチン
グ法である上記1項又は2項に記載の蒸着膜形成方法。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の蒸着膜形成方法
について、本発明方法の製造工程の概要を示す図1を参
照しつつ説明する。
【0013】本発明の方法では、まず、図1(a)に示
す様に、開口部を有する蒸着物質遮断用マスク1を用
い、蒸着材料と基板2の間に該マスク1を設置し、基板
上の蒸着膜を形成すべき部分に該マスク1の開口部を位
置合わせし、所望の蒸着材料をマスク1を介して真空蒸
着によって析出させて蒸着膜Aを形成する。形成された
蒸着膜は、後工程で不要部分がエッチング除去されるの
で、この工程では、目的とする蒸着膜形成部分よりも広
い範囲に蒸着膜を析出させることができる。
【0014】蒸着物質遮断用マスク1としては、蒸着材
料が基板に析出することを防止できるものであれば、特
に限定なく使用できるが、通常は、耐久性などの点か
ら、ステンレス等の金属製マスクを用いることが好まし
い。又、基板を加熱する場合には、熱膨張係数が基板に
近いマスク材料を用いることが好ましく、例えば、基板
材料としてSiを用いる場合には、42アロイ(Ni−
42%・Fe−58%)を用いることが好ましい。
【0015】基板2の種類は特に限定的ではなく、蒸着
膜の使用目的に応じて適当なものを選択すれば良い。匂
い香り等を検知するためのガスセンサとして用いる場合
には、形成すべき感応膜の種類、感応膜の加熱手段、検
出手段などに応じて適宜適切な基板を選択すればよく、
例えば、Si、Al23などを下地としてこの表面に下
地の影響を遮断するためにSiO2、Si34などの層
を形成したものを基板とすることができる。特に、基板
にSiを用い、Siの異方性エッチングの手法により複
数の微小なブリッジ状のパターンを形成してマイクロヒ
ータとし、このマイクロヒータ部分に本発明方法によっ
て感応膜を形成する場合には、ヒータの加熱を微小領域
に限定でき、他の加熱部からの熱の拡散を抑えることが
可能となり、熱容量が微小となって、低消費電力のセン
サとすることができる。
【0016】蒸着材料としては、通常の真空蒸着によっ
て析出させることができるものであれば特に限定なく使
用でき、例えば、金属、金属酸化物、導電性ポリマー等
を蒸着材料とすることができる。匂い香りの検出のため
のガスセンサでは、通常、SnO2、ZnO、WO3、A
23、TiO2、In23、これらの複合酸化物など
を用いることができる。
【0017】真空蒸着の方法は、蒸着材料に応じた公知
の条件とすればよく、通常、所定の真空度とした真空装
置中で、電子ビーム加熱、抵抗加熱などの方法で蒸着材
料を所定の温度に加熱して、基板上に蒸着させればよ
い。
【0018】次いで、この蒸着物質遮断用マスク1と基
板2との相対位置を移動させて、マスク1の開口部を他
の蒸着膜を形成すべき部分に位置合わせした後、蒸着材
料を変更して、他の蒸着材料をマスク1を介して真空蒸
着によって析出させて蒸着膜Bを形成する。
【0019】更に、蒸着物質遮断用マスク1の開口部を
他の蒸着膜を形成すべき部分に移動させて、所定回数こ
の方法を繰り返すことによって、図1(b)に示すよう
に、基板上の所定の部分に複数の蒸着膜を析出させるこ
とができる。
【0020】次いで、図1(c)に示す様に、上記図1
(b)に示した工程で析出した蒸着膜の最終的に蒸着膜
を残存させるべき部分にレジスト膜3を形成する。レジ
スト膜自体は、微小なパターンを形成することが可能で
あって、後述する蒸着膜の不要部をエッチングする工程
において、レジスト膜を形成した部分の蒸着膜をエッチ
ングから保護でき、更に、その後のレジスト膜の除去工
程において、簡単に取り除くことができるものであれ
ば、特に限定なく使用できる。レジスト膜の膜厚は、エ
ッチングの際に、蒸着膜を保護できる厚さに適宜設定す
ればよい。
【0021】本発明では、特に、微細なパターンを精度
良く簡単に形成できる方法であるフォトリソグラフィの
手法を用いることが好ましい。フォトリソグラフィーは
公知の方法であり、通常の条件に従ってレジスト皮膜を
形成すれば良い。具体的には、フォトレジストと称され
る感光性材料の薄膜を基板に塗布し、所定のパターンを
形成したマスクを介して可視光又は紫外線を基板に露光
した後、現像処理を行って所定のレジストパターンを形
成すればよい。フォトレジストには、現像液に不溶なも
のが露光した部分のみ可溶に変化するポジ型レジスト
と、現像液に可溶なものが露光した部分のみ重合して不
溶に変化するネガ型レジストがあり、いずれも使用でき
る。
【0022】レジスト膜形成後、レジスト膜を形成して
いない部分の蒸着膜をエッチングによって除去する。エ
ッチング方法については特に限定はなく、不要部分の蒸
着膜をエッチング除去することが可能であって、その際
に、レジスト膜が完全にエッチングされることなく下地
の蒸着膜を保護でき、しかも基板表面の損傷も少ない方
法を適宜採用すればよい。具体的には、レジスト膜、蒸
着膜、基板等の種類に応じて、公知のウエットエッチン
グ法又はドライエッチング法から適宜適当な方法を採用
すればよい。
【0023】本発明での使用に適するエッチング法の具
体例として、反応性イオンエッチング(RIE)法を挙
げることができる。この方法は、エッチング室内に設置
された電極上に基板を置いて、反応性ガスプラズマを利
用してドライエッチングする方法である。RIE法によ
れば、蒸着膜が金属酸化物である場合に、例えば、ガス
としてCHF3を用いることによって、蒸着膜を優先的
にエッチングすることが可能となり、特に、基板の表面
がSi、Si34等の場合には、エッチングによる基板
の損傷が非常に少ない点で有利である。RIE法の具体
的な操作条件については、蒸着膜のエッチング速度とレ
ジスト膜のエッチング速度の比率に応じて、蒸着膜の不
要部分が完全にエッチングされる前に、レジスト膜がエ
ッチング除去されないように適切な条件を設定すれば良
い。
【0024】上記した方法で不要部分の蒸着膜をエッチ
ングした後、レジスト膜を除去することによって、図1
(d)に示すように、複数の種類の蒸着膜を所定の部分
に形成した基板を得ることができる。
【0025】レジスト膜の除去方法については特に限定
はなく、レジスト膜の種類に応じて、公知の剥離液を用
いて湿式で溶解又は膨潤させて除去するか、或いは、適
当なドライエッチングの手法を用いて除去すればよい。
例えば、フォトリソグラフィで形成したレジスト膜は、
通常、酸素ガスプラズマを用いてRIE法により除去可
能であり、蒸着膜のエッチングとレジスト膜の除去をい
ずれもRIE法で行う場合には、使用ガス、エッチング
条件等を変更するだけで、連続処理が可能となる。
【0026】その後、必要に応じて、熱処理を行うこと
によって、目的とする複数の蒸着膜を形成した基板を得
ることができる。
【0027】本発明方法によれば、真空蒸着装置中でマ
スクを移動させて蒸着することによって、真空状態を維
持したまま、連続的に複数の蒸着膜を形成することが可
能である。しかも、必要な種類の蒸着膜を形成した後レ
ジストパターンを形成するので、一度にレジスト膜のパ
ターンニングができ、処理工程が非常に簡便になる。
【0028】又、最終的に目的とする蒸着膜形成部分を
レジスト膜によってパターンニングするので、高精度の
微小パターンを簡単に形成できるフォトリソグラフィの
手法を利用可能であり、高精度のレジストパターンを簡
単に形成できる点で有利である。
【0029】又、本発明方法では、蒸着膜を析出させた
後、後工程でレジスト膜を形成して不要部分の蒸着膜を
エッチング除去するために、最終的に蒸着膜を形成すべ
き部分よりも広い範囲に蒸着膜が析出しても何等弊害が
ない。このため、蒸着物質遮断用マスクの開口部は、最
終的に目的とする蒸着膜の形成部よりも大きくすること
ができ、微小な蒸着膜を形成する場合であっても、マス
クの加工精度を高くする必要がなく、安価にマスクを製
造することができ、またマスクの開口部の位置合わせも
容易である。特に、マスクは蒸着材料が付着するために
消耗品であり、又、蒸着膜の形状に応じてマスクを変更
する必要があるので、低コストでマスクを得られる点は
非常に有利である。
【0030】本発明方法は、特に、複数の微小な感応膜
を同一基板上に形成することが望まれる匂い香りを検出
するためのガスセンサの作製に適する方法であるが、こ
れに限定されるものではなく、その他に、例えば、湿度
センサ、溶液センサ等の化学センサ、赤外線センサ、放
射線センサ、軟X線センサ等の光検出器等の作製にも有
効に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の蒸着膜形成方法によれば、真空
状態を維持したまま連続的に複数の蒸着膜を形成するこ
とが可能であり、また、レジストパターンを一回のパタ
ーンニングで形成できるので、非常に簡単な工程で複数
の蒸着膜を形成することができる。又、蒸着膜を析出さ
せた後に、レジスト膜を形成して不要部分の蒸着膜をエ
ッチング除去するので、蒸着膜を正確に膜形成位置にの
み析出させる必要がなく、蒸着物質遮断用マスクの開口
部が蒸着膜の形成部よりも大きくてもよく、安価にマス
クを製造でき、マスクの開口部の位置合わせも容易であ
る。
【0032】特に、レジスト膜を形成する方法として、
フォトリソグラフィの手法を採用する場合には、高精度
の微小パターンを簡単に形成できるので、本発明の工程
との組合せによって、複数の微小な感応膜を同一基板上
に形成することが望まれるガスセンサの作製に非常に適
する方法となる。
【0033】
【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明を更に詳細
に説明する。
【0034】実施例1 Siウエハおよび表面に形成した厚さ150nmのSi
34層からなる基板、及び42アロイ(大きさ50mm
×50mm)に直径150μmの開口部を144個(6
×24)設けた蒸着物質遮断用マスクを準備し、下記の
工程によって、基板上の所定の部分にSnO2、Zn
2、TiO2及びWO3の4種の薄膜を形成した。
【0035】真空蒸着装置としては、図2に示す構造の
真空蒸着装置を用いた。この真空蒸着装置は、真空容器
4の内部底部に真空蒸着用の蒸発装置5を4個設置し、
それぞれ電子ビーム加熱及び抵抗加熱が可能な構造とし
たものであり、SnO2、ZnO、TiO2及びWO3
4種類の材料を、それぞれ異なる蒸発装置5に入れた。
【0036】更に、該蒸発装置5の上方には、シャッタ
ー6を可動的に設け、シャッター6を閉じた状態で、膜
厚モニターで蒸着速度が所定の値で安定していることを
確認した後、シャッターを開けて基板上に蒸着を行なっ
た。
【0037】該真空容器4の内部には、基板用支持治具
7と蒸着物質遮断用マスク用支持治具8からなるマスク
位置設定機構を設置し、基板支持治具7は固定式とし、
マスク支持治具8は、移動範囲10mm、精度10μm
でXY方向にマスクを移動可能で、回転機構によりΘ方
向にも移動可能な構造とした。基板は、400℃まで加
熱可能な構造とした。
【0038】更に、該真空容器4には、該マスク像の容
器外への導出手段9として、傾斜して設置したミラーと
容器側面にマスク像通過用窓部を設け、送りネジによる
移動機構10によって、蒸着時にはミラーを蒸着の障害
とならない位置に移動可能とした。また、マスク像モニ
ター手段11として顕微鏡及びCCDカメラを設置し
た。
【0039】この真空蒸着装置に蒸着物質遮断用マスク
1及び基板2を設置し、ターボ分子ポンプとロータリー
ポンプの組合せで、真空容器内の真空度を5×10-7To
rrとした後、顕微鏡及びCCDカメラによるマスクの拡
大像をモニター画面で観察しながら、マスクの開口部を
基板の蒸着膜形成部分に位置合わせし、SnO2を蒸着
速度0.1nm/秒で300nm蒸着した。その後、マ
スクの拡大像を観察しながら、XYステージによりマス
クの開口部を基板の別の蒸着膜形成部分に位置合わせ
し、ZnOを蒸着速度0.1nm/秒で300nm蒸着
した。更に、同様の操作を繰り返して、TiO2及びW
3をそれぞれ所定の位置に300nm蒸着した。
【0040】この様にして4種類の蒸着膜を形成した基
板を蒸着装置から取り出し、フォトリソグラフィー用の
ポジ型レジスト塗料(東京応化製、OFPR800)を
スピンコート(4000rpm)によって、厚さ1μm
に塗布した。その後、110℃で2分間加熱した後、露
光用パターンをこの上に置いて、紫外線露光装置で波長
405nm、光強度30mW/cm2の条件で3.0秒
間露光した。その後、現像液(東京応化製、NMD−
3)中に、室温で2分間浸漬して現像を行い、上記で形
成したそれぞれの直径150μmの各蒸着膜上に大きさ
20μm×20μmのレジスト膜が残るレジストパター
ンを形成した。
【0041】次いで、この基板を印加周波数13.56
MHzの平行平板型の反応性イオンエッチング装置に入
れて、CHF3ガスを用い、流量15cc/分、RIE
チャンバー圧力25mTorr、基板温度30℃、RF
出力100Wの条件で15分間反応性イオンエッチング
を行い、レジスト膜を形成していない部分の蒸着膜をエ
ッチング除去した。その後、同じ反応性イオンエッチン
グ装置中で、O2ガスを用い、流量100cc/分、R
IEチャンバー圧力300mTorr、基板温度30
℃、RF出力100Wの条件で10分間反応性イオンエ
ッチングを行い、レジスト膜を灰化して除去した。
【0042】得られた基板では、レジスト膜のパターン
と同じ、大きさ20μm×20μmの蒸着膜が所定の位
置に576個(24×24個)正確に形成されていた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の製造工程の概要を示す図面
【図2】真空蒸着装置の断面図
【符号の説明】
1 蒸着物質遮断用マスク 2 基板 3 レジスト皮膜 4 真空容器 5 蒸発装置 6 シャッター 7 基板用支持治具 8 蒸着物質遮断用マス
ク用支持治具 9 マスク像導出手段 10 導出手段の移動機構 11 モニター手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 健人 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 櫻井 芳昭 大阪府大阪市中央区谷町4−8−30−1404

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の蒸着膜形成部上に、開口部を有する
    蒸着物質遮断用マスクの開口部を位置合わせし、該マス
    クを介して蒸着膜を析出させ、次いで、該マスクを移動
    させて他の蒸着膜形成部にマスク開口部の位置合わせ
    し、蒸着材料を変更し、該マスクを介して他の蒸着膜を
    析出させる工程を所定回数行い、その後、析出した蒸着
    膜の最終的に蒸着膜を残存させるべき部分にレジスト膜
    を形成した後、不要部分の蒸着膜をエッチングし、レジ
    スト膜を除去することを特徴とする蒸着膜形成方法。
  2. 【請求項2】蒸着膜がガス検知用金属酸化物感応膜であ
    り、レジスト膜がフォトリソグラフィによって形成され
    たものである請求項1に記載の蒸着膜形成方法。
  3. 【請求項3】蒸着膜のエッチング方法がCHF3ガスを
    用いる反応性イオンエッチング法であり、レジスト膜の
    除去方法が酸素ガスを用いる反応性イオンエッチング法
    である請求項1又は2に記載の蒸着膜形成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215388A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Kyocera Crystal Device Corp 感応膜形成用ジグ及び感応膜形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012215388A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Kyocera Crystal Device Corp 感応膜形成用ジグ及び感応膜形成方法

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