JPH1136232A - 複合柱脚構造物およびその構築方法 - Google Patents
複合柱脚構造物およびその構築方法Info
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- JPH1136232A JPH1136232A JP19367597A JP19367597A JPH1136232A JP H1136232 A JPH1136232 A JP H1136232A JP 19367597 A JP19367597 A JP 19367597A JP 19367597 A JP19367597 A JP 19367597A JP H1136232 A JPH1136232 A JP H1136232A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度、耐候性に優れ、施工が容易で経済性の
高い鋼コンクリート複合構造の柱脚構造物およびその構
築方法を提供する。 【解決手段】 両側端部にボルト接合用のフランジ11
を有する円弧状の孔あき鋼板2どうしを円周方向に連結
して単位孔あき筒状殻1aを組み立てる。単位孔あき筒
状殻1aを鉛直方向に接合して柱状の孔あき筒状殻1を
構築する。孔あき筒状殻1は、ジャッキアップ架台を使
用し、ジャッキアップを行いながら、順次、下から単位
筒状外殻1aを継ぎ足して筒状外殻1を構築して行くこ
とで、大型のクレーン等を用いることなく、地上に近
い、一定の位置で接合作業を行うことができる。孔あき
筒状殻1の外側に型枠を設置し、孔あき筒状殻1を内包
するようにコンクリート3を打設することで複合柱脚物
を完成させる。
高い鋼コンクリート複合構造の柱脚構造物およびその構
築方法を提供する。 【解決手段】 両側端部にボルト接合用のフランジ11
を有する円弧状の孔あき鋼板2どうしを円周方向に連結
して単位孔あき筒状殻1aを組み立てる。単位孔あき筒
状殻1aを鉛直方向に接合して柱状の孔あき筒状殻1を
構築する。孔あき筒状殻1は、ジャッキアップ架台を使
用し、ジャッキアップを行いながら、順次、下から単位
筒状外殻1aを継ぎ足して筒状外殻1を構築して行くこ
とで、大型のクレーン等を用いることなく、地上に近
い、一定の位置で接合作業を行うことができる。孔あき
筒状殻1の外側に型枠を設置し、孔あき筒状殻1を内包
するようにコンクリート3を打設することで複合柱脚物
を完成させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、橋梁の橋脚、主
塔、あるいは他の構造物における支柱等として用いられ
る柱脚構造物の構造およびその構築方法に関するもので
ある。
塔、あるいは他の構造物における支柱等として用いられ
る柱脚構造物の構造およびその構築方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】比較的規模の大きな柱脚としては、従来
から鉄筋コンクリート構造の柱脚や鋼管等による鋼構造
の柱脚がある。
から鉄筋コンクリート構造の柱脚や鋼管等による鋼構造
の柱脚がある。
【0003】鉄筋コンクリート構造は、一般的には経済
性に優れ、多用されている構造であり、特に大規模な場
合には、スライディングフォーム工法、スリップフォー
ム工法やジャンピングフォーム工法等により、移動型枠
を順次上方へ移動させながら、配筋およびコンクリート
の打設を行い、柱脚構造物が構築される。
性に優れ、多用されている構造であり、特に大規模な場
合には、スライディングフォーム工法、スリップフォー
ム工法やジャンピングフォーム工法等により、移動型枠
を順次上方へ移動させながら、配筋およびコンクリート
の打設を行い、柱脚構造物が構築される。
【0004】一方、鋼構造は所定の長さの鋼管等を溶接
あるいはボルト接合等で順次上方へ継ぎ足していくこと
により、短い工期で柱脚構造体を構築することができ、
また、均一な材質を有するため、強度面においても信頼
性が高いという利点がある。
あるいはボルト接合等で順次上方へ継ぎ足していくこと
により、短い工期で柱脚構造体を構築することができ、
また、均一な材質を有するため、強度面においても信頼
性が高いという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】鉄筋コンクリート構造
の柱脚をスライディングフォーム工法、スリップフォー
ム工法やジャンピングフォーム工法で構築する場合、足
場、支保工、その他の仮設資材を必要とする他、鉄筋の
組立作業、移動型枠の組立てや、ジャッキアップ、解体
等の手間がかかり、多くの人手と工期を必要とする。
の柱脚をスライディングフォーム工法、スリップフォー
ム工法やジャンピングフォーム工法で構築する場合、足
場、支保工、その他の仮設資材を必要とする他、鉄筋の
組立作業、移動型枠の組立てや、ジャッキアップ、解体
等の手間がかかり、多くの人手と工期を必要とする。
【0006】また、鋼管等を用いた鋼構造の柱脚の場
合、大型の構造物になると現場への搬入が困難になるこ
とや、建込みにあたって大型のクレーンを必要とする等
の問題がある他、鉄筋コンクリートと比べて、資材のコ
ストが高くつく。
合、大型の構造物になると現場への搬入が困難になるこ
とや、建込みにあたって大型のクレーンを必要とする等
の問題がある他、鉄筋コンクリートと比べて、資材のコ
ストが高くつく。
【0007】本願発明は上述のような従来技術における
課題の解決を図ったものであり、強度、耐候性に優れ、
施工が容易で経済性の高い鋼コンクリート複合構造の柱
脚構造物およびその構築方法を提供することを目的とし
ている。
課題の解決を図ったものであり、強度、耐候性に優れ、
施工が容易で経済性の高い鋼コンクリート複合構造の柱
脚構造物およびその構築方法を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る複
合柱脚構造物は、略鉛直方向に配置した複数の孔あき鋼
板どうしを水平方向に連結して閉断面を有する単位孔あ
き筒状殻を形成し、この単位孔あき筒状殻を鉛直方向に
複数接合することにより孔あき筒状殻を形成し、孔あき
筒状殻を内包するように所要のかぶりを設けてコンクリ
ートを打設してなる。
合柱脚構造物は、略鉛直方向に配置した複数の孔あき鋼
板どうしを水平方向に連結して閉断面を有する単位孔あ
き筒状殻を形成し、この単位孔あき筒状殻を鉛直方向に
複数接合することにより孔あき筒状殻を形成し、孔あき
筒状殻を内包するように所要のかぶりを設けてコンクリ
ートを打設してなる。
【0009】孔あき鋼板を水平方向および鉛直方向に接
合して孔あき筒状殻を形成し、この孔あき筒状殻を内包
するコンクリートとともに複合構造をなすものであり、
強度、耐候性に優れる他、構成部材が単純な形態とな
り、施工性、経済性の面でも有利である。また、孔あき
鋼板を用いたことでコンクリートとの付着力が高まり、
一体性に優れる。さらに、孔あき鋼板部分の防食の問題
もない。
合して孔あき筒状殻を形成し、この孔あき筒状殻を内包
するコンクリートとともに複合構造をなすものであり、
強度、耐候性に優れる他、構成部材が単純な形態とな
り、施工性、経済性の面でも有利である。また、孔あき
鋼板を用いたことでコンクリートとの付着力が高まり、
一体性に優れる。さらに、孔あき鋼板部分の防食の問題
もない。
【0010】なお、単位孔あき筒状殻の鉛直方向の接合
は、溶接あるいはボルトを用いて行うことができる。
は、溶接あるいはボルトを用いて行うことができる。
【0011】また、筒状殻の断面形状については、円
形、楕円形、矩形など、適宜選択することができる。
形、楕円形、矩形など、適宜選択することができる。
【0012】請求項2は、請求項1に係る複合柱脚構造
物において、孔あき鋼板は両側端部にフランジを有し、
隣接する孔あき鋼板のフランジどうしを水平方向にボル
ト接合することで単位孔あき筒状殻を形成している場合
を限定したものである。この場合、孔あき鋼板どうしの
水平方向の現場接合が非常に簡単な作業となる。
物において、孔あき鋼板は両側端部にフランジを有し、
隣接する孔あき鋼板のフランジどうしを水平方向にボル
ト接合することで単位孔あき筒状殻を形成している場合
を限定したものである。この場合、孔あき鋼板どうしの
水平方向の現場接合が非常に簡単な作業となる。
【0013】なお、請求項2のようなボルト接合によら
ず、隣接する孔あき鋼板の側端部どうしを溶接接合する
ことで単位孔あき筒状殻を形成することも可能である。
ず、隣接する孔あき鋼板の側端部どうしを溶接接合する
ことで単位孔あき筒状殻を形成することも可能である。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の複合柱脚構造物において、孔あき鋼板の内面側
に、中心方向に突出し柱軸方向に連続するつなぎ材が固
定されており、各孔あき鋼板のつなぎ材間に、両側端部
にフランジを形成してなる内鋼板を配置して連結するこ
とにより、孔あき筒状殻の内側に閉断面を有する筒状内
殻を形成し、この孔あき筒状殻を内包するように所要の
かぶりを設けて筒状内殻の外側にコンクリートを打設し
てなるものである。
記載の複合柱脚構造物において、孔あき鋼板の内面側
に、中心方向に突出し柱軸方向に連続するつなぎ材が固
定されており、各孔あき鋼板のつなぎ材間に、両側端部
にフランジを形成してなる内鋼板を配置して連結するこ
とにより、孔あき筒状殻の内側に閉断面を有する筒状内
殻を形成し、この孔あき筒状殻を内包するように所要の
かぶりを設けて筒状内殻の外側にコンクリートを打設し
てなるものである。
【0015】孔あき筒状殻と筒状内殻が二重筒状殻を構
成し、二重筒状殻の外側に配置される型枠と筒状内殻と
の間にコンクリートが打設されるため、柱脚中央部を中
空構造とすることができる。その分、柱脚としての曲げ
剛性を損なうことなくコンクリート量を低減させること
ができ、経済性が向上する。
成し、二重筒状殻の外側に配置される型枠と筒状内殻と
の間にコンクリートが打設されるため、柱脚中央部を中
空構造とすることができる。その分、柱脚としての曲げ
剛性を損なうことなくコンクリート量を低減させること
ができ、経済性が向上する。
【0016】請求項4は、請求項1、2または3記載の
複合柱脚構造物を複数並列させ、これらを連結部材で連
結することにより多柱複合柱脚構造物としたものであ
る。
複合柱脚構造物を複数並列させ、これらを連結部材で連
結することにより多柱複合柱脚構造物としたものであ
る。
【0017】橋梁の桁を支える橋脚の場合等において
は、多柱複合柱脚構造物とすることで、橋軸直角方向の
強度および剛性を確保するのが容易となる。
は、多柱複合柱脚構造物とすることで、橋軸直角方向の
強度および剛性を確保するのが容易となる。
【0018】請求項5は、請求項1または2記載の複合
柱脚構造物の構築方法を与えるものであり、柱脚構造物
構築位置にセンターホールジャッキ等のジャッキを用い
たジャッキアップ装置を有するジャッキアップ架台を固
定し、柱脚構造物の最上部に位置する単位孔あき筒状殻
を前記ジャッキアップ架台内に設置して略単位孔あき筒
状殻の高さ分ジャッキアップした後、順次、下側に位置
する単位孔あき筒状殻を前記ジャッキアップ架台内に設
置し、既にジャッキアップされている上側の単位孔あき
筒状殻と溶接により連結する工程と、連結した複数の単
位孔あき筒状殻をさらに略単位孔あき筒状殻の高さ分ジ
ャッキアップする工程とを、所要回数繰り返し、続いて
柱脚構造物の最下部に位置する単位孔あき筒状殻を上側
の単位孔あき筒状殻と溶接により連結して柱状の孔あき
筒状殻を形成し、この孔あき筒状殻の外側に型枠を設置
し、型枠の内側にコンクリートを打設するようにしたも
のである。
柱脚構造物の構築方法を与えるものであり、柱脚構造物
構築位置にセンターホールジャッキ等のジャッキを用い
たジャッキアップ装置を有するジャッキアップ架台を固
定し、柱脚構造物の最上部に位置する単位孔あき筒状殻
を前記ジャッキアップ架台内に設置して略単位孔あき筒
状殻の高さ分ジャッキアップした後、順次、下側に位置
する単位孔あき筒状殻を前記ジャッキアップ架台内に設
置し、既にジャッキアップされている上側の単位孔あき
筒状殻と溶接により連結する工程と、連結した複数の単
位孔あき筒状殻をさらに略単位孔あき筒状殻の高さ分ジ
ャッキアップする工程とを、所要回数繰り返し、続いて
柱脚構造物の最下部に位置する単位孔あき筒状殻を上側
の単位孔あき筒状殻と溶接により連結して柱状の孔あき
筒状殻を形成し、この孔あき筒状殻の外側に型枠を設置
し、型枠の内側にコンクリートを打設するようにしたも
のである。
【0019】すなわち、ジャッキアップを行いながら、
順次、下から単位孔あき筒状殻を継ぎ足して孔あき筒状
殻を構築して行くものであり、大型のクレーン等を用い
ることなく、地上に近い、一定の位置で接合作業を行う
ことができる。
順次、下から単位孔あき筒状殻を継ぎ足して孔あき筒状
殻を構築して行くものであり、大型のクレーン等を用い
ることなく、地上に近い、一定の位置で接合作業を行う
ことができる。
【0020】請求項6は、請求項3記載の中空構造の複
合柱脚構造物の構築方法を与えるものであり、柱脚構造
物構築位置にジャッキアップ装置を有するジャッキアッ
プ架台を固定し、柱脚構造物の最上部に位置する単位孔
あき筒状殻をジャッキアップ架台内に設置して略単位孔
あき筒状殻の高さ分ジャッキアップした後、順次、下側
に位置する単位孔あき筒状殻を前記ジャッキアップ架台
内に設置し、既にジャッキアップされている上側の単位
孔あき筒状殻と溶接により連結する工程と、連結した複
数の単位孔あき筒状殻をさらに略単位孔あき筒状殻の高
さ分ジャッキアップする工程とを、所要回数繰り返し、
続いて柱脚構造物の最下部に位置する単位孔あき筒状殻
を上側の単位孔あき筒状殻と溶接により連結して柱状の
孔あき筒状殻を形成するとともに、この孔あき筒状殻の
内側につなぎ材を介して内鋼板からなる筒状内殻を形成
し、孔あき筒状殻の外側に型枠を設置し、型枠と筒状内
殻との間にコンクリートを打設するようにしたものであ
る。
合柱脚構造物の構築方法を与えるものであり、柱脚構造
物構築位置にジャッキアップ装置を有するジャッキアッ
プ架台を固定し、柱脚構造物の最上部に位置する単位孔
あき筒状殻をジャッキアップ架台内に設置して略単位孔
あき筒状殻の高さ分ジャッキアップした後、順次、下側
に位置する単位孔あき筒状殻を前記ジャッキアップ架台
内に設置し、既にジャッキアップされている上側の単位
孔あき筒状殻と溶接により連結する工程と、連結した複
数の単位孔あき筒状殻をさらに略単位孔あき筒状殻の高
さ分ジャッキアップする工程とを、所要回数繰り返し、
続いて柱脚構造物の最下部に位置する単位孔あき筒状殻
を上側の単位孔あき筒状殻と溶接により連結して柱状の
孔あき筒状殻を形成するとともに、この孔あき筒状殻の
内側につなぎ材を介して内鋼板からなる筒状内殻を形成
し、孔あき筒状殻の外側に型枠を設置し、型枠と筒状内
殻との間にコンクリートを打設するようにしたものであ
る。
【0021】筒状内殻の形成方法については、1つの形
態として、鋼板の両側端部にフランジを設けた内鋼板を
つなぎ材間に配置し、つなぎ材を挟み込んで隣接するフ
ランジどうしをボルトで連結することにより閉断面を有
する単位筒状内殻を形成し、単位孔あき筒状殻とともに
単位二重筒状殻を形成し、これをジャッキアップしなが
ら、順次、下から継ぎ足して、孔あき筒状殻と筒状内殻
とからなる二重筒状殻を構築して行く方法がある。
態として、鋼板の両側端部にフランジを設けた内鋼板を
つなぎ材間に配置し、つなぎ材を挟み込んで隣接するフ
ランジどうしをボルトで連結することにより閉断面を有
する単位筒状内殻を形成し、単位孔あき筒状殻とともに
単位二重筒状殻を形成し、これをジャッキアップしなが
ら、順次、下から継ぎ足して、孔あき筒状殻と筒状内殻
とからなる二重筒状殻を構築して行く方法がある。
【0022】この他、二重筒状殻を構成する孔あき筒状
殻と、筒状内殻とをずらして組み立てて行くことも可能
であり、その場合、単位孔あき筒状殻を構成する孔あき
鋼板の高さと筒状内殻を構成する内鋼板の高さが異なっ
ていてもよい。また、筒状内殻を先に組み立てておき、
その外側に孔あき鋼板を配置して二重筒状殻を形成して
もよい。
殻と、筒状内殻とをずらして組み立てて行くことも可能
であり、その場合、単位孔あき筒状殻を構成する孔あき
鋼板の高さと筒状内殻を構成する内鋼板の高さが異なっ
ていてもよい。また、筒状内殻を先に組み立てておき、
その外側に孔あき鋼板を配置して二重筒状殻を形成して
もよい。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本願の請求項1、2に係
る複合柱脚構造物を、橋梁用の脚部材に適用した場合の
一実施形態を示したもので、(a) はコンクリート中実断
面を有する柱脚構造物全体の斜視図、(b) は柱脚部分の
水平断面図である。
る複合柱脚構造物を、橋梁用の脚部材に適用した場合の
一実施形態を示したもので、(a) はコンクリート中実断
面を有する柱脚構造物全体の斜視図、(b) は柱脚部分の
水平断面図である。
【0024】この例では、両側端部にフランジ11を設
けた円弧状の孔あき鋼板2のフランジ11を円周方向に
連結して単位筒状殻1aを組み立て、この単位筒状殻1
aを鉛直方向に溶接接合して柱状の孔あき筒状殻1を形
成し、孔あき筒状殻1を所要のかぶりを設けて内包する
ようにコンクリート3を打設し、複合柱脚としている。
けた円弧状の孔あき鋼板2のフランジ11を円周方向に
連結して単位筒状殻1aを組み立て、この単位筒状殻1
aを鉛直方向に溶接接合して柱状の孔あき筒状殻1を形
成し、孔あき筒状殻1を所要のかぶりを設けて内包する
ようにコンクリート3を打設し、複合柱脚としている。
【0025】なお、図中、符号4は円周方向接合部、符
号5は鉛直方向接合部を示す。また、孔あき筒状殻1の
下部は、鉄筋コンクリート製の基礎6に固定されてい
る。
号5は鉛直方向接合部を示す。また、孔あき筒状殻1の
下部は、鉄筋コンクリート製の基礎6に固定されてい
る。
【0026】図2は、本願の請求項3に係る複合柱脚構
造物を、橋梁用の脚部材に適用した場合の一実施形態を
示したもので、(a) は中空断面を有する柱脚構造物全体
の斜視図、(b) は柱脚部分の水平断面図である。
造物を、橋梁用の脚部材に適用した場合の一実施形態を
示したもので、(a) は中空断面を有する柱脚構造物全体
の斜視図、(b) は柱脚部分の水平断面図である。
【0027】上述した図1の柱脚構造では、単位筒状殻
1を内包するコンクリート3が中実状態で打設されてい
る。しかし、断面の中心部分は作用モーメントに対する
抵抗力が小さいため、この部分のコンクリートが無駄で
あるとともに、重量増加によって地震時の作用力が増加
する原因ともなる。このため、中心付近を中空断面とす
ることが望ましい。
1を内包するコンクリート3が中実状態で打設されてい
る。しかし、断面の中心部分は作用モーメントに対する
抵抗力が小さいため、この部分のコンクリートが無駄で
あるとともに、重量増加によって地震時の作用力が増加
する原因ともなる。このため、中心付近を中空断面とす
ることが望ましい。
【0028】図2に示した例では、孔あき筒状殻1を構
成する孔あき鋼板2の内側に、中心方向に突出し柱軸方
向に連続したつなぎ材18を固定し、両側端部にフラン
ジ31を設けた円弧状の内鋼板22をつなぎ材18間に
配置し、つなぎ材18を挟み込んで水平方向に隣接する
フランジ31どうしをボルト33で連結することによ
り、鋼製の筒状内殻21を形成し、孔あき筒状殻1の外
側に設置した型枠(図示せず)と筒状内殻21の外面と
の間にコンクリート3を充填して、断面中央部に中空部
を有する複合柱脚構造物としている。
成する孔あき鋼板2の内側に、中心方向に突出し柱軸方
向に連続したつなぎ材18を固定し、両側端部にフラン
ジ31を設けた円弧状の内鋼板22をつなぎ材18間に
配置し、つなぎ材18を挟み込んで水平方向に隣接する
フランジ31どうしをボルト33で連結することによ
り、鋼製の筒状内殻21を形成し、孔あき筒状殻1の外
側に設置した型枠(図示せず)と筒状内殻21の外面と
の間にコンクリート3を充填して、断面中央部に中空部
を有する複合柱脚構造物としている。
【0029】図3(a) は、図1の実施形態で用いる孔あ
き鋼板2の形態の一例を示したもので、この例では孔あ
き鋼板2が両側端部にフランジ11を設けた円弧状の鋼
板からなり、フランジ11にボルト接合用のボルト孔1
2を設けてある。この孔あき鋼板2どうしを円周方向に
ボルトで連結することにより、単位孔あき筒状殻1aが
形成され、単位孔あき筒状殻1aどうしを鉛直方向に溶
接することで柱状の鋼製孔あき筒状殻1が形成される。
き鋼板2の形態の一例を示したもので、この例では孔あ
き鋼板2が両側端部にフランジ11を設けた円弧状の鋼
板からなり、フランジ11にボルト接合用のボルト孔1
2を設けてある。この孔あき鋼板2どうしを円周方向に
ボルトで連結することにより、単位孔あき筒状殻1aが
形成され、単位孔あき筒状殻1aどうしを鉛直方向に溶
接することで柱状の鋼製孔あき筒状殻1が形成される。
【0030】図3(b) 、(c) は、それぞれ孔あき鋼板2
の形態の他の例を示したもので、これらの例では円弧状
孔あき鋼板の両側端部のフランジ11に加えて、円周方
向リブ13あるいは鉛直方向リブ14を設けて、孔あき
鋼板2の剛性増加を図っている。
の形態の他の例を示したもので、これらの例では円弧状
孔あき鋼板の両側端部のフランジ11に加えて、円周方
向リブ13あるいは鉛直方向リブ14を設けて、孔あき
鋼板2の剛性増加を図っている。
【0031】図3(d) は図2の実施形態で用いる孔あき
鋼板2の形態の一例を示したものである。この例では、
両側端部にフランジ11を設けた円弧状の鋼板の内側
に、中心方向に突出し、柱軸方向に連続するつなぎ材1
8を設け、また、フランジ11にボルト接合用のボルト
孔12を設けてある。この孔あき鋼板2どうしを円周方
向にボルトで連結して単位孔あき筒状殻を形成する。
鋼板2の形態の一例を示したものである。この例では、
両側端部にフランジ11を設けた円弧状の鋼板の内側
に、中心方向に突出し、柱軸方向に連続するつなぎ材1
8を設け、また、フランジ11にボルト接合用のボルト
孔12を設けてある。この孔あき鋼板2どうしを円周方
向にボルトで連結して単位孔あき筒状殻を形成する。
【0032】図4(a) 、(b) は本願の請求項5に係る構
築方法における孔あき筒状鋼殻1の構築の様子を示した
もので、図1、図2の複合柱脚構造物の構築に利用する
ことができる。以下、その施工手順を図1、図2の符号
を引用しながら説明する。
築方法における孔あき筒状鋼殻1の構築の様子を示した
もので、図1、図2の複合柱脚構造物の構築に利用する
ことができる。以下、その施工手順を図1、図2の符号
を引用しながら説明する。
【0033】まず、柱脚を支持する基礎6を構築する。
通常、基礎6は鉄筋コンクリート構造である。基礎6を
構築する際、円筒柱状に形成される孔あき筒状殻1およ
び後述するジャッキアップ架台51を固定するためのア
ンカーボルトを埋め込んでおく。
通常、基礎6は鉄筋コンクリート構造である。基礎6を
構築する際、円筒柱状に形成される孔あき筒状殻1およ
び後述するジャッキアップ架台51を固定するためのア
ンカーボルトを埋め込んでおく。
【0034】次に、基礎6上に鉄骨製のジャッキアップ
架台51を構築し、下端部を基礎6に埋め込まれたアン
カーボルトに固定する。孔あき鋼板2は工場で製作され
現場に搬入された後、ジャッキアップ架台51に隣接す
る組立ヤードにおいて、ボルトまたは溶接で円周方向に
連結して単位孔あき筒状殻1aを形成する。
架台51を構築し、下端部を基礎6に埋め込まれたアン
カーボルトに固定する。孔あき鋼板2は工場で製作され
現場に搬入された後、ジャッキアップ架台51に隣接す
る組立ヤードにおいて、ボルトまたは溶接で円周方向に
連結して単位孔あき筒状殻1aを形成する。
【0035】次に、単位孔あき筒状殻1aをジャッキア
ップ架台51の内部に引き込み、単位孔あき筒状殻1a
の上部と既に持ち上げられている孔あき筒状殻1下端の
単位孔あき筒状殻1aの下部を溶接により鉛直方向に連
結する。
ップ架台51の内部に引き込み、単位孔あき筒状殻1a
の上部と既に持ち上げられている孔あき筒状殻1下端の
単位孔あき筒状殻1aの下部を溶接により鉛直方向に連
結する。
【0036】次に連結された孔あき筒状殻1は、ジャッ
キアップ架台51に取り付けられたジャッキ52で、概
ね単位孔あき筒状殻1aの高さ分持ち上げられる。その
間、組立ヤードでは次の単位孔あき筒状殻1aが組み立
てられ、架台51内でのジャッキアップの後に、新たな
単位孔あき筒状殻1aがジャッキアップ架台51内部に
引き込まれ、持ち上げられている孔あき筒状殻1の下部
と溶接接合される。
キアップ架台51に取り付けられたジャッキ52で、概
ね単位孔あき筒状殻1aの高さ分持ち上げられる。その
間、組立ヤードでは次の単位孔あき筒状殻1aが組み立
てられ、架台51内でのジャッキアップの後に、新たな
単位孔あき筒状殻1aがジャッキアップ架台51内部に
引き込まれ、持ち上げられている孔あき筒状殻1の下部
と溶接接合される。
【0037】この手順を繰り返すことにより、孔あき筒
状殻1を柱状に組み立てて行く。
状殻1を柱状に組み立てて行く。
【0038】孔あき筒状殻1を所定高さまで組み立てた
後、基礎6に埋め込まれたアンカーボルトで孔あき筒状
殻1の下端部を固定する。
後、基礎6に埋め込まれたアンカーボルトで孔あき筒状
殻1の下端部を固定する。
【0039】図5は、図4の工程に続くコンクリートの
打設をスリップフォーム工法を利用して行う場合の施工
の様子を示したもので、図6(a) 〜(c) はそれぞれ、図
5のA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図であ
る。
打設をスリップフォーム工法を利用して行う場合の施工
の様子を示したもので、図6(a) 〜(c) はそれぞれ、図
5のA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図であ
る。
【0040】なお、図5、図6は、孔あき筒状殻1の内
側に、図2の筒状内殻21を有する請求項3に対応する
複合柱脚構造物を構築する場合の例となっている。
側に、図2の筒状内殻21を有する請求項3に対応する
複合柱脚構造物を構築する場合の例となっている。
【0041】図4のようにして構築された孔あき筒状殻
1の内側に、孔なしの内鋼板22を水平方向および鉛直
方向に接合して形成される筒状内殻21が構築された状
態から、その外周にスリップフォーム工法用の移動型枠
60を組み立てる。この移動型枠60には、コンクリー
トホッパ64を設置した主作業床61、ジャッキ65、
油圧ユニット66、型枠67等を備えた中作業床62、
下作業床63等が組み込まれている。
1の内側に、孔なしの内鋼板22を水平方向および鉛直
方向に接合して形成される筒状内殻21が構築された状
態から、その外周にスリップフォーム工法用の移動型枠
60を組み立てる。この移動型枠60には、コンクリー
トホッパ64を設置した主作業床61、ジャッキ65、
油圧ユニット66、型枠67等を備えた中作業床62、
下作業床63等が組み込まれている。
【0042】施工においては、主作業床61に設置した
ウインチ68によりコンクリートバケット69を吊り上
げ、コンクリートホッパ64より孔あき筒状殻1の外側
に位置する型枠67と筒状内殻21との間にコンクリー
ト3を打設する。なお、コンクリートホッパ64等の設
備は主作業床61上のレール70に沿って円周方向に移
動可能となっている。
ウインチ68によりコンクリートバケット69を吊り上
げ、コンクリートホッパ64より孔あき筒状殻1の外側
に位置する型枠67と筒状内殻21との間にコンクリー
ト3を打設する。なお、コンクリートホッパ64等の設
備は主作業床61上のレール70に沿って円周方向に移
動可能となっている。
【0043】続いて、コンクリート3の硬化を確認しな
がらジッキ65の操作により移動型枠60をゆっくりと
ジャップアップして行く。このような作業を、順次、繰
り返すことで、柱脚上端までコンクリート3を打設して
行く。
がらジッキ65の操作により移動型枠60をゆっくりと
ジャップアップして行く。このような作業を、順次、繰
り返すことで、柱脚上端までコンクリート3を打設して
行く。
【0044】なお、打設するコンクリート3には、高流
動コンクリートを用いることにより、締固め作業が不要
となり、打設、充填作業を容易に実施することができ
る。
動コンクリートを用いることにより、締固め作業が不要
となり、打設、充填作業を容易に実施することができ
る。
【0045】図7は、本願の請求項4に係る多柱複合柱
脚構造物の一実施形態を示したものである。この例で
は、橋軸直角方向に2本の複合柱脚40を配置し、複合
柱脚40間を連結部材42で連結して多柱複合柱脚構造
としている。
脚構造物の一実施形態を示したものである。この例で
は、橋軸直角方向に2本の複合柱脚40を配置し、複合
柱脚40間を連結部材42で連結して多柱複合柱脚構造
としている。
【0046】多柱構造とすることにより、道路の幅から
決まる橋軸直角方向の必要幅を確保するとともに、剛性
や強度を増加させている。
決まる橋軸直角方向の必要幅を確保するとともに、剛性
や強度を増加させている。
【0047】多柱複合柱脚を構成する個々の複合柱脚
は、単体の孔あき筒状殻のみを内包する中実断面の場合
(図7の場合)と、二重筒状鋼殻を有する中空断面の場
合の両方がある。
は、単体の孔あき筒状殻のみを内包する中実断面の場合
(図7の場合)と、二重筒状鋼殻を有する中空断面の場
合の両方がある。
【0048】
【発明の効果】 本願発明の複合柱脚構造物は、鋼板等を構成要素とす
る孔あき鋼板を水平方向および鉛直方向に接合して孔あ
き筒状殻を形成し、この孔あき筒状殻を内包するように
打設したコンクリートとともに複合構造をなすものであ
り、強度、耐候性に優れる他、構成部材が単純な形態と
なり、施工性、経済性の面でも有利である。孔あき鋼板
はコンクリートとの付着力が高く、複合構造としての一
体性に優れる。
る孔あき鋼板を水平方向および鉛直方向に接合して孔あ
き筒状殻を形成し、この孔あき筒状殻を内包するように
打設したコンクリートとともに複合構造をなすものであ
り、強度、耐候性に優れる他、構成部材が単純な形態と
なり、施工性、経済性の面でも有利である。孔あき鋼板
はコンクリートとの付着力が高く、複合構造としての一
体性に優れる。
【0049】また、孔あき筒状殻部分については、鉛
直方向の接合部が溶接またはボルトにより接合されてい
るため、接合部における引張耐力も確保される。
直方向の接合部が溶接またはボルトにより接合されてい
るため、接合部における引張耐力も確保される。
【0050】請求項2に係る複合柱脚構造物では、隣
接する孔あき鋼板どうしの水平方向の現場接合をボルト
によって簡単に行うことができる。
接する孔あき鋼板どうしの水平方向の現場接合をボルト
によって簡単に行うことができる。
【0051】請求項3に係る複合柱脚構造物では、孔
あき筒状殻と筒状内殻が二重筒状殻を構成し、柱脚中央
部を中空構造とすることができ、その分、柱脚としての
曲げ剛性を損なうことなくコンクリート量を低減させる
ことができ、経済性が向上する。
あき筒状殻と筒状内殻が二重筒状殻を構成し、柱脚中央
部を中空構造とすることができ、その分、柱脚としての
曲げ剛性を損なうことなくコンクリート量を低減させる
ことができ、経済性が向上する。
【0052】請求項4に係る多柱複合柱脚構造物で
は、橋梁の桁を支える橋脚等に適用する場合において、
橋軸直角方向の強度および剛性を確保するのが容易とな
る。また、複数の鋼製筒状殻の柱を同時に施工でき、工
期が短縮される。
は、橋梁の桁を支える橋脚等に適用する場合において、
橋軸直角方向の強度および剛性を確保するのが容易とな
る。また、複数の鋼製筒状殻の柱を同時に施工でき、工
期が短縮される。
【0053】請求項5、6に係る複合柱脚構造物の構
築方法では、ジャッキアップを行いながら、順次、下か
ら単位孔あき筒状殻を継ぎ足して孔あき筒状殻を構築し
て行くため、大型のクレーン等を用いることなく、地上
に近い、一定の位置で接合作業を行うことができ、施工
性、安全性、経済性が向上する。また、溶接作業の自動
化や風に対する養生等の作業環境整備、手摺等の安全設
備を整えるのが容易である。
築方法では、ジャッキアップを行いながら、順次、下か
ら単位孔あき筒状殻を継ぎ足して孔あき筒状殻を構築し
て行くため、大型のクレーン等を用いることなく、地上
に近い、一定の位置で接合作業を行うことができ、施工
性、安全性、経済性が向上する。また、溶接作業の自動
化や風に対する養生等の作業環境整備、手摺等の安全設
備を整えるのが容易である。
【図1】本願の請求項1、2に係る中実断面を有する複
合柱脚構造物の一実施形態を示したもので、(a) は柱脚
部分全体の斜視図、(b) は柱脚部分の水平断面図であ
る。
合柱脚構造物の一実施形態を示したもので、(a) は柱脚
部分全体の斜視図、(b) は柱脚部分の水平断面図であ
る。
【図2】本願の請求項3に係る中空断面を有する複合柱
脚構造物の一実施形態を示したもので、(a) は柱脚部分
全体の斜視図、(b) は柱脚部分の水平断面図である。
脚構造物の一実施形態を示したもので、(a) は柱脚部分
全体の斜視図、(b) は柱脚部分の水平断面図である。
【図3】(a) 〜(d) はそれぞれ本願発明で使用する孔あ
き鋼板の一例を示す斜視図である。
き鋼板の一例を示す斜視図である。
【図4】(a) 、(b) は本願の請求項5に係る複合柱脚構
造物の構築方法における孔あき筒状鋼殻の構築の様子を
示す正面図である。
造物の構築方法における孔あき筒状鋼殻の構築の様子を
示す正面図である。
【図5】図4の工程に続くコンクリートの打設をスリッ
プフォーム工法を利用して行う場合の施工の様子を示す
鉛直断面図である。
プフォーム工法を利用して行う場合の施工の様子を示す
鉛直断面図である。
【図6】(a) 〜(c) はそれぞれ、図5のA−A断面図、
B−B断面図、C−C断面図である。
B−B断面図、C−C断面図である。
【図7】本願の請求項4に係る多柱複合柱脚構造物の一
実施形態を示す斜視図である。
実施形態を示す斜視図である。
1…孔あき筒状殻、1a…単位孔あき筒状殻、2…孔あ
き鋼板、3…コンクリート、4…円周方向接合部、5…
鉛直方向接合部、6…基礎、11…フランジ、12…ボ
ルト孔、13…円周方向リブ、14…鉛直方向リブ、1
8…つなぎ材、19…ボルト孔、21…筒状内殻、22
…内鋼板、31…フランジ鋼板、40…複合柱脚、42
…連結部材、51…ジャッキアップ架台、52…ジャッ
キ、53…台車、60…移動型枠、61…主作業床、6
2…中作業床、63…下作業床、64…コンクリートホ
ッパ、65…ジャッキ、66…油圧ユニット、67…型
枠、68…ウインチ、69…コンクリートバケット、7
0…レール
き鋼板、3…コンクリート、4…円周方向接合部、5…
鉛直方向接合部、6…基礎、11…フランジ、12…ボ
ルト孔、13…円周方向リブ、14…鉛直方向リブ、1
8…つなぎ材、19…ボルト孔、21…筒状内殻、22
…内鋼板、31…フランジ鋼板、40…複合柱脚、42
…連結部材、51…ジャッキアップ架台、52…ジャッ
キ、53…台車、60…移動型枠、61…主作業床、6
2…中作業床、63…下作業床、64…コンクリートホ
ッパ、65…ジャッキ、66…油圧ユニット、67…型
枠、68…ウインチ、69…コンクリートバケット、7
0…レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 洋 茨城県つくば市大字鬼ケ窪1043 株式会社 熊谷組技術研究所内 (72)発明者 村田 信之 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 粕田 金一 茨城県つくば市大字鬼ケ窪1043 株式会社 熊谷組技術研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】 略鉛直方向に配置した複数の孔あき鋼板
どうしを水平方向に連結して閉断面を有する単位孔あき
筒状殻を形成し、前記単位孔あき筒状殻を鉛直方向に複
数接合することにより孔あき筒状殻を形成し、前記孔あ
き筒状殻を内包するように所要のかぶりを設けてコンク
リートを打設してなることを特徴とする複合柱脚構造
物。 - 【請求項2】 前記孔あき鋼板は両側端部にフランジを
有し、隣接する孔あき鋼板のフランジどうしを水平方向
にボルト接合することで単位孔あき筒状殻を形成してい
る請求項1記載の複合柱脚構造物。 - 【請求項3】 前記孔あき鋼板の内面側に、中心方向に
突出し柱軸方向に連続するつなぎ材が固定されており、
各孔あき鋼板のつなぎ材間に、両側端部にフランジを形
成してなる内鋼板を配置して連結することにより、前記
孔あき筒状殻の内側に閉断面を有する筒状内殻を形成
し、前記孔あき筒状殻を内包するように所要のかぶりを
設けて前記筒状内殻の外側にコンクリートを打設してな
ることを特徴とする請求項1または2記載の複合柱脚構
造物。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の複合柱脚構
造物を複数並列させ、前記複合柱脚構造物間を連結部材
で連結してなることを特徴とする多柱複合柱脚構造物。 - 【請求項5】 請求項1または2記載の複合柱脚構造物
の構築方法であって、柱脚構造物構築位置にジャッキア
ップ装置を有するジャッキアップ架台を固定し、柱脚構
造物の最上部に位置する単位孔あき筒状殻を前記ジャッ
キアップ架台内に設置して略単位孔あき筒状殻の高さ分
ジャッキアップした後、順次、下側に位置する単位孔あ
き筒状殻を前記ジャッキアップ架台内に設置し、既にジ
ャッキアップされている上側の単位孔あき筒状殻と溶接
により連結する工程と、連結した複数の単位孔あき筒状
殻をさらに略単位孔あき筒状殻の高さ分ジャッキアップ
する工程とを、所要回数繰り返し、続いて柱脚構造物の
最下部に位置する単位孔あき筒状殻を上側の単位孔あき
筒状殻と溶接により連結して柱状の孔あき筒状殻を形成
し、前記孔あき筒状殻の外側に型枠を設置し、前記型枠
の内側にコンクリートを打設することを特徴とする複合
柱脚構造物の構築方法。 - 【請求項6】 請求項3記載の複合柱脚構造物の構築方
法であって、柱脚構造物構築位置にジャッキアップ装置
を有するジャッキアップ架台を固定し、柱脚構造物の最
上部に位置する単位孔あき筒状殻を前記ジャッキアップ
架台内に設置して略単位孔あき筒状殻の高さ分ジャッキ
アップした後、順次、下側に位置する単位孔あき筒状殻
を前記ジャッキアップ架台内に設置し、既にジャッキア
ップされている上側の単位孔あき筒状殻と溶接により連
結する工程と、連結した複数の単位孔あき筒状殻をさら
に略単位孔あき筒状殻の高さ分ジャッキアップする工程
とを、所要回数繰り返し、続いて柱脚構造物の最下部に
位置する単位孔あき筒状殻を上側の単位孔あき筒状殻と
溶接により連結して柱状の孔あき筒状殻を形成するとと
もに、前記孔あき筒状殻の内側に前記つなぎ材を介して
前記内鋼板からなる筒状内殻を形成し、前記孔あき筒状
殻の外側に型枠を設置し、前記型枠と筒状内殻との間に
コンクリートを打設することを特徴とする複合柱脚構造
物の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19367597A JPH1136232A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 複合柱脚構造物およびその構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19367597A JPH1136232A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 複合柱脚構造物およびその構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1136232A true JPH1136232A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16311923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19367597A Withdrawn JPH1136232A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 複合柱脚構造物およびその構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1136232A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007132054A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 柱状構造物 |
| KR101222034B1 (ko) | 2010-11-24 | 2013-01-15 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 충전형 강관 |
| CN104389268A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-03-04 | 中铁大桥局集团第二工程有限公司 | 一种带有定位结构的钢塔柱及其吊装施工方法 |
| WO2015064821A1 (ko) * | 2013-11-04 | 2015-05-07 | 삼성물산 (주) | 삼각 철근망 배근에 의한 중실 철근콘크리트 기둥 및 이의 시공방법 |
| CN109183616A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-01-11 | 中交公路规划设计院有限公司 | 内外双钢板钢混组合索塔结构及其装配化建造方法 |
| CN112127282A (zh) * | 2020-09-23 | 2020-12-25 | 北京市市政工程研究院 | 特大桥主墩钢结构 |
| CN114277670A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-04-05 | 中国建筑一局(集团)有限公司 | 适用于桥梁施工的预制钢筋混凝土梁柱结构 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP19367597A patent/JPH1136232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007132054A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 柱状構造物 |
| KR101222034B1 (ko) | 2010-11-24 | 2013-01-15 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 충전형 강관 |
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| US9915068B2 (en) | 2013-11-04 | 2018-03-13 | Samsung C&T Corporation | Solid reinforced concrete column based on arrangement of triangular reinforcing bar networks and method of constructing the same |
| CN104389268A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-03-04 | 中铁大桥局集团第二工程有限公司 | 一种带有定位结构的钢塔柱及其吊装施工方法 |
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| CN114277670A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-04-05 | 中国建筑一局(集团)有限公司 | 适用于桥梁施工的预制钢筋混凝土梁柱结构 |
| CN114277670B (zh) * | 2021-11-23 | 2024-03-19 | 中国建筑一局(集团)有限公司 | 适用于桥梁施工的预制钢筋混凝土梁柱结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |