JPH1136740A - 引戸装置における防火構造 - Google Patents
引戸装置における防火構造Info
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- JPH1136740A JPH1136740A JP9207144A JP20714497A JPH1136740A JP H1136740 A JPH1136740 A JP H1136740A JP 9207144 A JP9207144 A JP 9207144A JP 20714497 A JP20714497 A JP 20714497A JP H1136740 A JPH1136740 A JP H1136740A
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- JP
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- door
- groove
- sliding door
- door body
- door device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 防火戸を用いた引戸装置における防火構造を
提供する。 【構成】 引戸装置における戸本体の木口面や、部屋の
内外を連通せしめた隙間の所定位置に、熱伝導材により
形成された熱伝導部材を介して、テープ状の加熱発泡材
を貼着した構成である。
提供する。 【構成】 引戸装置における戸本体の木口面や、部屋の
内外を連通せしめた隙間の所定位置に、熱伝導材により
形成された熱伝導部材を介して、テープ状の加熱発泡材
を貼着した構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸装置における
防火構造に関する。
防火構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、戸それ自体を防火構造としたもの
が公知であり、例えば、特開平7−324561号のよ
うに、木質材を主材としつつ防火構造を可能とした防火
戸が提案されている。
が公知であり、例えば、特開平7−324561号のよ
うに、木質材を主材としつつ防火構造を可能とした防火
戸が提案されている。
【0003】そこで、建築物、特に、病院その他の一般
公衆が出入りする建築物においては、各所の戸を防火戸
により構成することが義務付けられるが、スチール製の
戸は大重量であることや、その他の点で難点があること
から、前述のような木質材を主材とする木製の防火戸が
歓迎される。
公衆が出入りする建築物においては、各所の戸を防火戸
により構成することが義務付けられるが、スチール製の
戸は大重量であることや、その他の点で難点があること
から、前述のような木質材を主材とする木製の防火戸が
歓迎される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】木製の防火戸により構
成された引戸装置において、一般的に、戸本体は、水平
移動による開放時に戸袋に引込まれる一方、閉鎖時に
は、戸本体の戸当り端面が戸枠の縦框に衝合せしめられ
る。衝合時の衝撃を緩和するため、戸当り端面には溝部
が形成され、該溝部の開口部に緩衝材が取付けられる。
また、閉鎖状態において、戸本体の尾端縁は戸袋の引込
案内縁に重合せしめられる。戸本体の水平移動を可能と
するため、戸本体は、戸枠の上框に対して走行装置を介
して吊持される。また、水平移動に際する戸本体の下端
を案内するため、戸本体の下端面には案内溝が形成さ
れ、該案内溝に姿勢制御ローラが転接せしめられる。
成された引戸装置において、一般的に、戸本体は、水平
移動による開放時に戸袋に引込まれる一方、閉鎖時に
は、戸本体の戸当り端面が戸枠の縦框に衝合せしめられ
る。衝合時の衝撃を緩和するため、戸当り端面には溝部
が形成され、該溝部の開口部に緩衝材が取付けられる。
また、閉鎖状態において、戸本体の尾端縁は戸袋の引込
案内縁に重合せしめられる。戸本体の水平移動を可能と
するため、戸本体は、戸枠の上框に対して走行装置を介
して吊持される。また、水平移動に際する戸本体の下端
を案内するため、戸本体の下端面には案内溝が形成さ
れ、該案内溝に姿勢制御ローラが転接せしめられる。
【0005】戸本体は、前述のような防火戸を構成して
いるため、火災発生時において、戸本体の壁面方向から
の熱に対して難燃性を約束し、部屋から部屋への類焼を
防止する。
いるため、火災発生時において、戸本体の壁面方向から
の熱に対して難燃性を約束し、部屋から部屋への類焼を
防止する。
【0006】ところが、木製の防火戸は、壁面に受ける
熱に対して難燃性を保証するが、木口面においては難燃
性が充分でなく、木口面から内部に向けて燃焼する虞れ
がある。例えば、戸本体の戸当り面は、火災時に緩衝材
が焼失すると溝部を露呈するため、そこから戸本体の内
部に向けて燃焼する虞れがある。また、戸本体の下端面
には、姿勢制御ローラを転接するための案内溝が形成さ
れているため、そこから戸本体の内部に向けて燃焼する
虞れがある。
熱に対して難燃性を保証するが、木口面においては難燃
性が充分でなく、木口面から内部に向けて燃焼する虞れ
がある。例えば、戸本体の戸当り面は、火災時に緩衝材
が焼失すると溝部を露呈するため、そこから戸本体の内
部に向けて燃焼する虞れがある。また、戸本体の下端面
には、姿勢制御ローラを転接するための案内溝が形成さ
れているため、そこから戸本体の内部に向けて燃焼する
虞れがある。
【0007】更に、戸本体の燃焼とは別に、引戸装置
は、戸本体の周囲に部屋の内外を連通する隙間を有する
ため、火災時において、炎や煙を戸本体だけでは完全に
遮断することができない。例えば、走行装置により吊持
された上縁は、戸枠の上框における通路内に内挿されて
おり、該通路が部屋の内外を連通せしめる隙間を形成し
ている。また、姿勢制御ローラにより案内される戸本体
の下端面と床面との間には隙間が存在する。更に、閉鎖
状態において、戸本体の尾端縁は戸袋の引込案内縁に重
合されているに過ぎないから、そこに部屋の内外を連通
せしめる隙間を有する。
は、戸本体の周囲に部屋の内外を連通する隙間を有する
ため、火災時において、炎や煙を戸本体だけでは完全に
遮断することができない。例えば、走行装置により吊持
された上縁は、戸枠の上框における通路内に内挿されて
おり、該通路が部屋の内外を連通せしめる隙間を形成し
ている。また、姿勢制御ローラにより案内される戸本体
の下端面と床面との間には隙間が存在する。更に、閉鎖
状態において、戸本体の尾端縁は戸袋の引込案内縁に重
合されているに過ぎないから、そこに部屋の内外を連通
せしめる隙間を有する。
【0008】このように、木製の防火戸は、壁面が難燃
性とされているものの、露出した木口面から内部に向け
て燃焼する虞れがあり、しかも、引戸装置としては、部
屋の内外を連通せしめる隙間を随所に有するため、炎や
煙を遮断することができないという問題があり、解決す
べき多くの課題を残している。
性とされているものの、露出した木口面から内部に向け
て燃焼する虞れがあり、しかも、引戸装置としては、部
屋の内外を連通せしめる隙間を随所に有するため、炎や
煙を遮断することができないという問題があり、解決す
べき多くの課題を残している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した引戸装置における防火構造を提供するものであ
り、その第一の手段として構成したところは、水平移動
自在な戸本体の上縁が、戸枠の上框における一対の通路
壁の間に形成された通路内に内挿されて成る引戸装置に
おいて、前記戸本体の上縁と通路壁との相互に対向する
壁面のうち少なくとも一方の壁面に沿って、テープ状の
加熱発泡材を固定して成る点にある。
決した引戸装置における防火構造を提供するものであ
り、その第一の手段として構成したところは、水平移動
自在な戸本体の上縁が、戸枠の上框における一対の通路
壁の間に形成された通路内に内挿されて成る引戸装置に
おいて、前記戸本体の上縁と通路壁との相互に対向する
壁面のうち少なくとも一方の壁面に沿って、テープ状の
加熱発泡材を固定して成る点にある。
【0010】また、本発明が第二の手段として構成した
ところは、上部を吊持された状態で水平移動自在な戸本
体が、下端面に沿って案内溝を形成し、該案内溝に姿勢
制御ローラを転接せしめて成る引戸装置において、前記
案内溝に熱伝導材により形成された加熱伝導部材を内嵌
し、該加熱伝導部材に沿ってテープ状の加熱発泡材を固
定して成る点にある。
ところは、上部を吊持された状態で水平移動自在な戸本
体が、下端面に沿って案内溝を形成し、該案内溝に姿勢
制御ローラを転接せしめて成る引戸装置において、前記
案内溝に熱伝導材により形成された加熱伝導部材を内嵌
し、該加熱伝導部材に沿ってテープ状の加熱発泡材を固
定して成る点にある。
【0011】また、本発明が第三の手段として構成した
ところは、水平移動自在な戸本体が、閉鎖時に戸枠の縦
框に衝合せしめられる戸当り端面に沿って溝部を形成
し、該溝部の開口部に緩衝材を取付けて成る引戸装置に
おいて、前記溝部に熱伝導材により形成された加熱伝導
部材を内嵌し、該加熱伝導部材に沿ってテープ状の加熱
発泡材を固定して成る点にある。
ところは、水平移動自在な戸本体が、閉鎖時に戸枠の縦
框に衝合せしめられる戸当り端面に沿って溝部を形成
し、該溝部の開口部に緩衝材を取付けて成る引戸装置に
おいて、前記溝部に熱伝導材により形成された加熱伝導
部材を内嵌し、該加熱伝導部材に沿ってテープ状の加熱
発泡材を固定して成る点にある。
【0012】更に、本発明が第四の手段として構成した
ところは、水平移動による開放時に戸本体を戸袋に引込
む一方、閉鎖時に戸本体の尾端縁を戸袋の引込案内縁に
重合せしめる引戸装置において、前記戸本体の尾端縁と
戸袋の引込案内縁との相互に対向する壁面のうち少なく
とも一方の壁面に沿って、テープ状の加熱発泡材を固定
して成る点にある。
ところは、水平移動による開放時に戸本体を戸袋に引込
む一方、閉鎖時に戸本体の尾端縁を戸袋の引込案内縁に
重合せしめる引戸装置において、前記戸本体の尾端縁と
戸袋の引込案内縁との相互に対向する壁面のうち少なく
とも一方の壁面に沿って、テープ状の加熱発泡材を固定
して成る点にある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好適
な実施形態を詳述する。
な実施形態を詳述する。
【0014】図1ないし図3に示すように、引戸装置
は、戸枠ユニット1と、防火戸を構成する戸本体2とか
ら成り、戸本体2を戸枠ユニット1に水平移動自在に取
付けられる。
は、戸枠ユニット1と、防火戸を構成する戸本体2とか
ら成り、戸本体2を戸枠ユニット1に水平移動自在に取
付けられる。
【0015】戸枠ユニット1は、一対の縦框3、4と、
縦框3、4を連結する上框5とから成るほぼ門形のフレ
ームを構成し、水平移動による開放時に戸本体2を引込
む戸袋6を有する。図例の場合、戸袋6は、戸本体2を
引込んで収納せしめるポケット型の戸袋を示している
が、戸本体2を引込んで重合せしめる片戸袋型の戸袋で
も良い。
縦框3、4を連結する上框5とから成るほぼ門形のフレ
ームを構成し、水平移動による開放時に戸本体2を引込
む戸袋6を有する。図例の場合、戸袋6は、戸本体2を
引込んで収納せしめるポケット型の戸袋を示している
が、戸本体2を引込んで重合せしめる片戸袋型の戸袋で
も良い。
【0016】(戸枠の上框における構成)上框5は、図
2に示すように、内外に間隔をおいて平行に配置された
上枠5a、5aと、縦框3、4間に配設されたレール取
付材10と、上枠5aの下方でレール取付材10を被う
ように跨設された欄間パネル8、8を備えて成り、欄間
パネル8、8は下端部に補強部5b、5bを有し、該補
強部5b、5bの間に戸本体2の上縁部を内挿せしめる
通路を構成する。
2に示すように、内外に間隔をおいて平行に配置された
上枠5a、5aと、縦框3、4間に配設されたレール取
付材10と、上枠5aの下方でレール取付材10を被う
ように跨設された欄間パネル8、8を備えて成り、欄間
パネル8、8は下端部に補強部5b、5bを有し、該補
強部5b、5bの間に戸本体2の上縁部を内挿せしめる
通路を構成する。
【0017】図4に示すように、一対の欄間パネル8、
8により構成されたハウジング内には、縦框3、4に設
けられた座受9を介してレール取付材10が該ハウジン
グの長手方向に向けて内装され、該レール取付材10に
設けられた固定レール11と、該固定レール11に対し
てボール等の転動部材12を介して摺動自在に支持され
た可動レール13とを有し、該可動レール13にドアハ
ンガー14を垂設している。これに対して、戸本体2の
上端面には吊持部材15が突設されており、該吊持部材
15をドアハンガー14に係止している。従って、戸本
体2は、吊持部材15及びドアハンガー14を介して移
動レール13に吊持され、移動レール13の摺動により
戸本体2を水平移動自在に構成している。因みに、吊持
部材15は、戸本体2の木口枠35bに内側から挿入さ
れた頭付き鬼目ナット15aと、吊持部材15を挿通し
て前記鬼目ナット15aに螺着される頭付きボルト15
bにより、木口枠35bに固着されている。
8により構成されたハウジング内には、縦框3、4に設
けられた座受9を介してレール取付材10が該ハウジン
グの長手方向に向けて内装され、該レール取付材10に
設けられた固定レール11と、該固定レール11に対し
てボール等の転動部材12を介して摺動自在に支持され
た可動レール13とを有し、該可動レール13にドアハ
ンガー14を垂設している。これに対して、戸本体2の
上端面には吊持部材15が突設されており、該吊持部材
15をドアハンガー14に係止している。従って、戸本
体2は、吊持部材15及びドアハンガー14を介して移
動レール13に吊持され、移動レール13の摺動により
戸本体2を水平移動自在に構成している。因みに、吊持
部材15は、戸本体2の木口枠35bに内側から挿入さ
れた頭付き鬼目ナット15aと、吊持部材15を挿通し
て前記鬼目ナット15aに螺着される頭付きボルト15
bにより、木口枠35bに固着されている。
【0018】前記レール取付材10の長手方向両端にお
ける両側には取付座16、16が固設されており、欄間
パネル8、8を該取付座16、16に支持するように構
成しており、欄間パネル8、8の少なくとも一方は取付
座16に対して着脱自在であり、前記ハウジングを開閉
自在とする。図示省略しているが、戸本体2は、開放
後、自動的に閉鎖される自閉装置に連結されており、自
閉装置は、戸袋6の内部に吊下された重錘と、該重錘の
重力を戸本体2を閉鎖する方向に作用せしめるワイヤ等
から成る。更に、自閉装置による戸本体2の閉鎖時に、
閉鎖速度を制御する自閉ブレーキシリンダ17が設けら
れており、該自閉ブレーキシリンダ17は、図4に示す
ようにドアハンガー14に設けられている。
ける両側には取付座16、16が固設されており、欄間
パネル8、8を該取付座16、16に支持するように構
成しており、欄間パネル8、8の少なくとも一方は取付
座16に対して着脱自在であり、前記ハウジングを開閉
自在とする。図示省略しているが、戸本体2は、開放
後、自動的に閉鎖される自閉装置に連結されており、自
閉装置は、戸袋6の内部に吊下された重錘と、該重錘の
重力を戸本体2を閉鎖する方向に作用せしめるワイヤ等
から成る。更に、自閉装置による戸本体2の閉鎖時に、
閉鎖速度を制御する自閉ブレーキシリンダ17が設けら
れており、該自閉ブレーキシリンダ17は、図4に示す
ようにドアハンガー14に設けられている。
【0019】(戸枠の縦框における構成)縦框3は、図
3に示すように、閉鎖した戸本体2の戸当り端面を受入
れる受入溝18を形成した内側部材19と、該内側部材
19の外側に設けられ縦框3を中空柱状に形成する外側
部材20とから構成されている。これに対して、戸本体
2は、前記受入溝18に進退自在に受入れられる戸当り
端面に沿って溝部21を形成し、該溝部21の開口部に
ゴムモール等の弾性ストリップから成る緩衝材22を取
付けている。従って、戸本体2の閉鎖時において、戸当
り端面が縦框3の受入溝18に進入すると共に、緩衝材
22が受入溝18の溝底に衝合される。
3に示すように、閉鎖した戸本体2の戸当り端面を受入
れる受入溝18を形成した内側部材19と、該内側部材
19の外側に設けられ縦框3を中空柱状に形成する外側
部材20とから構成されている。これに対して、戸本体
2は、前記受入溝18に進退自在に受入れられる戸当り
端面に沿って溝部21を形成し、該溝部21の開口部に
ゴムモール等の弾性ストリップから成る緩衝材22を取
付けている。従って、戸本体2の閉鎖時において、戸当
り端面が縦框3の受入溝18に進入すると共に、緩衝材
22が受入溝18の溝底に衝合される。
【0020】(戸枠の戸袋における構成)戸袋6は、図
3及び図5に示すように、縦框4の両側に配置されポケ
ット型の戸袋室を形成する一対の戸袋パネル23、23
を構成し、該戸袋パネル23、23の延長端をほぼL形
に折曲することにより、戸袋室の開口部を形成する案内
開口形成部24、24を形成し、該案内開口形成部2
4、24の内側に補強材25、25を重合固着してお
り、一対の補強材25、25は、戸袋室の開口部に臨ん
で対面するように折曲形成された引込案内縁26、26
を備えている。この際、引込案内縁26は、図例のよう
に補強材25により形成する他、前記案内開口形成部2
4を延長することにより形成しても良い。尚、図3に示
すように、戸袋パネル23、23の内側には柱状ボック
ス27が設けられ、前述した自閉装置の重錘28が一方
の柱状ボックス27に格納されている。
3及び図5に示すように、縦框4の両側に配置されポケ
ット型の戸袋室を形成する一対の戸袋パネル23、23
を構成し、該戸袋パネル23、23の延長端をほぼL形
に折曲することにより、戸袋室の開口部を形成する案内
開口形成部24、24を形成し、該案内開口形成部2
4、24の内側に補強材25、25を重合固着してお
り、一対の補強材25、25は、戸袋室の開口部に臨ん
で対面するように折曲形成された引込案内縁26、26
を備えている。この際、引込案内縁26は、図例のよう
に補強材25により形成する他、前記案内開口形成部2
4を延長することにより形成しても良い。尚、図3に示
すように、戸袋パネル23、23の内側には柱状ボック
ス27が設けられ、前述した自閉装置の重錘28が一方
の柱状ボックス27に格納されている。
【0021】従って、戸本体2は、水平移動による開放
時に、戸袋6の開口部から戸袋室の内部に引込まれ収納
される。この際、戸本体2の尾端面は、縦框4の内側に
設けられた戸当り部材29に支承される。一方、戸本体
2を閉鎖した状態において、戸本体2の尾端縁は、前記
引込案内縁26、26に重合せしめられる。
時に、戸袋6の開口部から戸袋室の内部に引込まれ収納
される。この際、戸本体2の尾端面は、縦框4の内側に
設けられた戸当り部材29に支承される。一方、戸本体
2を閉鎖した状態において、戸本体2の尾端縁は、前記
引込案内縁26、26に重合せしめられる。
【0022】(戸本体の姿勢制御に関する構成)水平移
動時における戸本体2の揺動を防止し、戸本体2のスム
ースな水平移動を案内するため、戸袋6の開口部に近傍
する床面には姿勢制御ローラ30が設けられている。図
6に示すように、床面にはアンカーボルト及びナットか
ら成る固着手段31を介して座部材32が固着され、該
座部材32に対して姿勢制御ローラ30が軸部材33に
より縦軸回りに回動自在に軸支されている。
動時における戸本体2の揺動を防止し、戸本体2のスム
ースな水平移動を案内するため、戸袋6の開口部に近傍
する床面には姿勢制御ローラ30が設けられている。図
6に示すように、床面にはアンカーボルト及びナットか
ら成る固着手段31を介して座部材32が固着され、該
座部材32に対して姿勢制御ローラ30が軸部材33に
より縦軸回りに回動自在に軸支されている。
【0023】これに対して、戸本体2は、下端面に沿っ
て案内溝34を形成しており、該案内溝34に前記姿勢
制御ローラ30を内挿せしめると共に、案内溝34の両
側溝壁を姿勢制御ローラ30に臨ましめている。従っ
て、戸本体2の水平移動に際して、姿勢制御ローラ30
が溝壁に転接せしめられ、可動レール13に吊持された
戸本体2の揺動を防止すると共に、該ローラ30が転動
して戸本体2のスムースな水平移動を可能にする。
て案内溝34を形成しており、該案内溝34に前記姿勢
制御ローラ30を内挿せしめると共に、案内溝34の両
側溝壁を姿勢制御ローラ30に臨ましめている。従っ
て、戸本体2の水平移動に際して、姿勢制御ローラ30
が溝壁に転接せしめられ、可動レール13に吊持された
戸本体2の揺動を防止すると共に、該ローラ30が転動
して戸本体2のスムースな水平移動を可能にする。
【0024】(戸本体の構成)戸本体2は、桐材から形
成された芯板35aと、該芯板35aの周囲に枠状に固
着された南洋材等の堅木から成る木口枠35bとから成
る芯材35を有し、該芯材35の両面に不燃性の表面パ
ネル36、36を固着して成るサンドイッチ構造の板材
を構成する。表面パネル36は、例えば、フェノールフ
ォームと化粧合板との張合わせ材により形成することが
でき、接着剤及び/又はビス、タッカー針等により芯材
35の表面に固着される。桐材は、軽量性、難燃性及び
不煙性の点で優れるばかりか、断熱性が良好で冷暖房効
果や、耐湿気性及び調湿気効果に優れ、更には、虫食い
がないので、芯板35aとして使用することにより、こ
のような桐材の利点を活用できる。しかも、割れや狂い
を生じることがなく、切削その他の加工が極めて容易で
あり、図例では3枚の桐材を重合した積層板を構成す
る。
成された芯板35aと、該芯板35aの周囲に枠状に固
着された南洋材等の堅木から成る木口枠35bとから成
る芯材35を有し、該芯材35の両面に不燃性の表面パ
ネル36、36を固着して成るサンドイッチ構造の板材
を構成する。表面パネル36は、例えば、フェノールフ
ォームと化粧合板との張合わせ材により形成することが
でき、接着剤及び/又はビス、タッカー針等により芯材
35の表面に固着される。桐材は、軽量性、難燃性及び
不煙性の点で優れるばかりか、断熱性が良好で冷暖房効
果や、耐湿気性及び調湿気効果に優れ、更には、虫食い
がないので、芯板35aとして使用することにより、こ
のような桐材の利点を活用できる。しかも、割れや狂い
を生じることがなく、切削その他の加工が極めて容易で
あり、図例では3枚の桐材を重合した積層板を構成す
る。
【0025】尚、図1に示すように、戸本体2には、把
手37や施錠装置38等の付属品を設けたり、防火用金
網入りガラスによる窓部39を設けることが任意であ
る。
手37や施錠装置38等の付属品を設けたり、防火用金
網入りガラスによる窓部39を設けることが任意であ
る。
【0026】(戸本体の上縁部における防火構造)前述
のように、戸枠ユニット1の上框5には、補強部5b、
5bの間に戸本体2の上縁部を内挿せしめる通路が形成
される。即ち、図4に示すように、補強部5b、5bが
備える一対の通路壁40、40の間に通路が形成され、
該通路に戸本体2の上縁が内挿されている。
のように、戸枠ユニット1の上框5には、補強部5b、
5bの間に戸本体2の上縁部を内挿せしめる通路が形成
される。即ち、図4に示すように、補強部5b、5bが
備える一対の通路壁40、40の間に通路が形成され、
該通路に戸本体2の上縁が内挿されている。
【0027】前記通路壁40、40には、熱伝導材によ
り断面溝形に形成された加熱伝導部材41、41が設け
られ、該加熱伝導部材41の溝開口を戸本体2の上縁の
側壁面に向けて対向せしめている。加熱伝導部材41
は、例えばアルミ合金等の押出材や、鉄板等の折曲材等
のような金属材を用いることが好ましく、熱伝導性を良
好とする。図例の場合、加熱伝導部材41は、溝底部を
皿ビス等の固着具42により通路壁40に固着されてい
る。そして、加熱伝導部材41の溝底部に沿ってテープ
状の加熱発泡材43を固定している。この加熱発泡材4
3の固定は、両面接着テープ又は接着剤等の接着手段に
より行うことができる。
り断面溝形に形成された加熱伝導部材41、41が設け
られ、該加熱伝導部材41の溝開口を戸本体2の上縁の
側壁面に向けて対向せしめている。加熱伝導部材41
は、例えばアルミ合金等の押出材や、鉄板等の折曲材等
のような金属材を用いることが好ましく、熱伝導性を良
好とする。図例の場合、加熱伝導部材41は、溝底部を
皿ビス等の固着具42により通路壁40に固着されてい
る。そして、加熱伝導部材41の溝底部に沿ってテープ
状の加熱発泡材43を固定している。この加熱発泡材4
3の固定は、両面接着テープ又は接着剤等の接着手段に
より行うことができる。
【0028】そこで、火災発生時においては、熱伝導性
のある加熱伝導部材41が容易に高熱化し、加熱発泡材
43を加熱発泡せしめることにより、通路壁40と戸本
体2の上縁部との間の隙間を閉塞する。この際、加熱発
泡材43は、加熱伝導部材41により加熱発泡を促進さ
れ、該発泡材43の厚さを増す方向に発泡して体積を増
加し、戸本体2の上縁部の側壁面に圧接する。即ち、加
熱発泡された発泡体は、基部を加熱伝導部材41の溝に
拘束されながら、発泡突出端を戸本体2の上縁部の側壁
面に圧接せしめ面的に広がりつつ密着する。従って、通
路壁40、40と戸本体2の間の隙間は、加熱発泡され
た加熱発泡材43、43により完全に閉塞され、上框5
の欄間パネル8、8間に形成されたハウジングに炎や煙
が進入しないように遮断する。
のある加熱伝導部材41が容易に高熱化し、加熱発泡材
43を加熱発泡せしめることにより、通路壁40と戸本
体2の上縁部との間の隙間を閉塞する。この際、加熱発
泡材43は、加熱伝導部材41により加熱発泡を促進さ
れ、該発泡材43の厚さを増す方向に発泡して体積を増
加し、戸本体2の上縁部の側壁面に圧接する。即ち、加
熱発泡された発泡体は、基部を加熱伝導部材41の溝に
拘束されながら、発泡突出端を戸本体2の上縁部の側壁
面に圧接せしめ面的に広がりつつ密着する。従って、通
路壁40、40と戸本体2の間の隙間は、加熱発泡され
た加熱発泡材43、43により完全に閉塞され、上框5
の欄間パネル8、8間に形成されたハウジングに炎や煙
が進入しないように遮断する。
【0029】ところで、図示実施形態において、加熱発
泡材43を備えた加熱伝導部材41、41は、通路壁4
0、40のそれぞれに設けているが、一方の通路壁40
にのみ設けても良い。また、加熱発泡材43を備えた加
熱伝導部材41は、戸本体2の上縁部の側壁面に設け、
溝開口を通路壁40に対向せしめても良く、要するに、
戸本体2の上縁と通路壁40との対向する壁面のうち少
なくとも一方の壁面に沿って設ければ良い。更に、図示
実施形態のように、通路壁40、40を金属製の欄間パ
ネル8、8の一部分により形成した構成の場合、通路壁
40自体が熱伝導性を良好とするので、前記加熱伝導部
材41を用いることなく、テープ状の加熱発泡材43を
通路壁40に直接貼着しても良い。
泡材43を備えた加熱伝導部材41、41は、通路壁4
0、40のそれぞれに設けているが、一方の通路壁40
にのみ設けても良い。また、加熱発泡材43を備えた加
熱伝導部材41は、戸本体2の上縁部の側壁面に設け、
溝開口を通路壁40に対向せしめても良く、要するに、
戸本体2の上縁と通路壁40との対向する壁面のうち少
なくとも一方の壁面に沿って設ければ良い。更に、図示
実施形態のように、通路壁40、40を金属製の欄間パ
ネル8、8の一部分により形成した構成の場合、通路壁
40自体が熱伝導性を良好とするので、前記加熱伝導部
材41を用いることなく、テープ状の加熱発泡材43を
通路壁40に直接貼着しても良い。
【0030】(戸本体の下縁部における防火構造)前述
のように、戸本体2の下端面には案内溝34が形成さ
れ、該案内溝34に姿勢制御ローラ30を内挿してい
る。
のように、戸本体2の下端面には案内溝34が形成さ
れ、該案内溝34に姿勢制御ローラ30を内挿してい
る。
【0031】図6(B)に示すように、前記案内溝34
には、熱伝導材により断面溝形に形成された加熱伝導部
材44が内嵌されている。加熱伝導部材44は、例えば
アルミ合金等の押出材や、鉄板等の折曲材等のような金
属材を用いることが好ましく、熱伝導性を良好とする。
図示省略しているが、加熱伝導部材44は、溝底部を皿
ビス等の固着具により芯材35の溝底部に固着される。
そして、加熱伝導部材44の溝底部に沿ってテープ状の
加熱発泡材45を固定している。この加熱発泡材45の
固定は、両面接着テープ又は接着剤等の接着手段により
行うことができる。
には、熱伝導材により断面溝形に形成された加熱伝導部
材44が内嵌されている。加熱伝導部材44は、例えば
アルミ合金等の押出材や、鉄板等の折曲材等のような金
属材を用いることが好ましく、熱伝導性を良好とする。
図示省略しているが、加熱伝導部材44は、溝底部を皿
ビス等の固着具により芯材35の溝底部に固着される。
そして、加熱伝導部材44の溝底部に沿ってテープ状の
加熱発泡材45を固定している。この加熱発泡材45の
固定は、両面接着テープ又は接着剤等の接着手段により
行うことができる。
【0032】そこで、火災発生時においては、熱伝導性
のある加熱伝導部材44が容易に高熱化し、加熱発泡材
45を加熱発泡せしめることにより、加熱伝導部材44
の溝内に充満せしめ、しかも、戸本体2の下端面と床面
との間の隙間を閉塞する。この際、加熱発泡材45は、
加熱伝導部材44により加熱発泡を促進され、該発泡材
43の厚さを増す方向に発泡して体積を増加し、床面に
圧接せしめられる。即ち、加熱発泡された発泡体は、基
部を加熱伝導部材44の溝に拘束されながら、発泡突出
端を床面に圧接した後、面的に広がりつつ密着する。従
って、戸本体2の下端面における木口面が発泡された加
熱発泡材45により被覆され、しかも、戸本体2の下端
面と床面との間の隙間を閉塞し、戸本体2の内外方向に
炎や煙が進入しないように遮断する。
のある加熱伝導部材44が容易に高熱化し、加熱発泡材
45を加熱発泡せしめることにより、加熱伝導部材44
の溝内に充満せしめ、しかも、戸本体2の下端面と床面
との間の隙間を閉塞する。この際、加熱発泡材45は、
加熱伝導部材44により加熱発泡を促進され、該発泡材
43の厚さを増す方向に発泡して体積を増加し、床面に
圧接せしめられる。即ち、加熱発泡された発泡体は、基
部を加熱伝導部材44の溝に拘束されながら、発泡突出
端を床面に圧接した後、面的に広がりつつ密着する。従
って、戸本体2の下端面における木口面が発泡された加
熱発泡材45により被覆され、しかも、戸本体2の下端
面と床面との間の隙間を閉塞し、戸本体2の内外方向に
炎や煙が進入しないように遮断する。
【0033】(戸本体の戸当り部における防火構造)前
述のように、戸本体2は、閉鎖時に戸枠ユニット1の縦
框3に衝合せしめられる戸当り端面に沿って溝部21を
形成し、該溝部21の開口部に緩衝材22を取付けてい
る。
述のように、戸本体2は、閉鎖時に戸枠ユニット1の縦
框3に衝合せしめられる戸当り端面に沿って溝部21を
形成し、該溝部21の開口部に緩衝材22を取付けてい
る。
【0034】図6(A)に示すように、前記溝部21に
は、熱伝導材により断面溝形に形成された加熱伝導部材
46が内嵌されている。加熱伝導部材46は、例えばア
ルミ合金等の押出材や、鉄板等の折曲材等のような金属
材を用いることが好ましく、熱伝導性を良好とする。図
例の場合、加熱伝導部材46は、断面L形に形成した分
割材46a、46aの一対を組合せることにより全体と
して断面溝形としているが、一体に形成しても良い。図
示省略しているが、加熱伝導部材46は、溝底部を皿ビ
ス等の固着具により芯材35の溝底部に固着される。そ
して、加熱伝導部材46の両溝壁部に沿ってテープ状の
加熱発泡材47、47を固定している。この加熱発泡材
47の固定は、両面接着テープ又は接着剤等の接着手段
により行うことができる。
は、熱伝導材により断面溝形に形成された加熱伝導部材
46が内嵌されている。加熱伝導部材46は、例えばア
ルミ合金等の押出材や、鉄板等の折曲材等のような金属
材を用いることが好ましく、熱伝導性を良好とする。図
例の場合、加熱伝導部材46は、断面L形に形成した分
割材46a、46aの一対を組合せることにより全体と
して断面溝形としているが、一体に形成しても良い。図
示省略しているが、加熱伝導部材46は、溝底部を皿ビ
ス等の固着具により芯材35の溝底部に固着される。そ
して、加熱伝導部材46の両溝壁部に沿ってテープ状の
加熱発泡材47、47を固定している。この加熱発泡材
47の固定は、両面接着テープ又は接着剤等の接着手段
により行うことができる。
【0035】そこで、火災発生時においては、熱伝導性
のある加熱伝導部材46が容易に高熱化し、加熱発泡材
47、47を加熱発泡せしめることにより、加熱伝導部
材46の溝内に充満せしめる。即ち、加熱発泡材45
は、加熱伝導部材46により加熱発泡を促進され、加熱
伝導部材46の溝内に充満して戸本体2の戸当り端縁に
沿う断熱層を形成する。
のある加熱伝導部材46が容易に高熱化し、加熱発泡材
47、47を加熱発泡せしめることにより、加熱伝導部
材46の溝内に充満せしめる。即ち、加熱発泡材45
は、加熱伝導部材46により加熱発泡を促進され、加熱
伝導部材46の溝内に充満して戸本体2の戸当り端縁に
沿う断熱層を形成する。
【0036】(戸本体の尾端部における防火構造)前述
のように、戸本体2は、開放時に戸袋6に引込まれる一
方、閉鎖時に尾端縁を戸袋6の引込案内縁26、26に
重合せしめられる。尚、常時は、自閉装置により戸本体
2を閉鎖した状態にある。
のように、戸本体2は、開放時に戸袋6に引込まれる一
方、閉鎖時に尾端縁を戸袋6の引込案内縁26、26に
重合せしめられる。尚、常時は、自閉装置により戸本体
2を閉鎖した状態にある。
【0037】図5に示すように、前記引込案内縁26、
26には、熱伝導材により断面溝形に形成された加熱伝
導部材48、48が設けられ、該加熱伝導部材48の溝
開口を戸本体2の尾端の側壁面に向けて対向せしめてい
る。加熱伝導部材48は、例えばアルミ合金等の押出材
や、鉄板等の折曲材等のような金属材を用いることが好
ましく、熱伝導性を良好とする。図例の場合、加熱伝導
部材48は、皿ビス等の固着具49により引込案内縁2
6に固着される幅広のチャンネル部材48aと、該チャ
ンネル部材48aの一端近傍に溶接等により固着された
断面L形の溝形成部材48bの一対を組合せることによ
り全体として断面溝形としているが、一体に形成しても
良い。そして、加熱伝導部材48の溝底部に沿ってテー
プ状の加熱発泡材50を固定している。この加熱発泡材
50の固定は、両面接着テープ又は接着剤等の接着手段
により行うことができる。
26には、熱伝導材により断面溝形に形成された加熱伝
導部材48、48が設けられ、該加熱伝導部材48の溝
開口を戸本体2の尾端の側壁面に向けて対向せしめてい
る。加熱伝導部材48は、例えばアルミ合金等の押出材
や、鉄板等の折曲材等のような金属材を用いることが好
ましく、熱伝導性を良好とする。図例の場合、加熱伝導
部材48は、皿ビス等の固着具49により引込案内縁2
6に固着される幅広のチャンネル部材48aと、該チャ
ンネル部材48aの一端近傍に溶接等により固着された
断面L形の溝形成部材48bの一対を組合せることによ
り全体として断面溝形としているが、一体に形成しても
良い。そして、加熱伝導部材48の溝底部に沿ってテー
プ状の加熱発泡材50を固定している。この加熱発泡材
50の固定は、両面接着テープ又は接着剤等の接着手段
により行うことができる。
【0038】そこで、火災発生時においては、熱伝導性
のある加熱伝導部材48が容易に高熱化し、加熱発泡材
50を加熱発泡せしめることにより、引込案内縁26と
戸本体2の尾端部との間の隙間を閉塞する。この際、加
熱発泡材50は、加熱伝導部材48により加熱発泡を促
進され、該発泡材50の厚さを増す方向に発泡して体積
を増加し、戸本体2の尾端部の側壁面に圧接する。即
ち、加熱発泡された発泡体は、基部を加熱伝導部材48
の溝に拘束されながら、発泡突出端を戸本体2の尾端部
の側壁面に圧接せしめ面的に広がりつつ密着する。従っ
て、引込案内縁26、26と戸本体2の間の隙間は、加
熱発泡された加熱発泡材50、50により完全に閉塞さ
れ、戸袋6の戸袋室に炎や煙が進入しないように遮断す
る。
のある加熱伝導部材48が容易に高熱化し、加熱発泡材
50を加熱発泡せしめることにより、引込案内縁26と
戸本体2の尾端部との間の隙間を閉塞する。この際、加
熱発泡材50は、加熱伝導部材48により加熱発泡を促
進され、該発泡材50の厚さを増す方向に発泡して体積
を増加し、戸本体2の尾端部の側壁面に圧接する。即
ち、加熱発泡された発泡体は、基部を加熱伝導部材48
の溝に拘束されながら、発泡突出端を戸本体2の尾端部
の側壁面に圧接せしめ面的に広がりつつ密着する。従っ
て、引込案内縁26、26と戸本体2の間の隙間は、加
熱発泡された加熱発泡材50、50により完全に閉塞さ
れ、戸袋6の戸袋室に炎や煙が進入しないように遮断す
る。
【0039】ところで、図示実施形態において、加熱発
泡材50を備えた加熱伝導部材48、48は、引込案内
縁26、26のそれぞれに設けているが、一方の引込案
内縁26にのみ設けても良い。また、加熱発泡材50を
備えた加熱伝導部材48は、戸本体2の尾端部の側壁面
に設け、溝開口を引込案内縁26に対向せしめても良
く、要するに、戸本体2の尾端縁と引込案内縁26との
対向する壁面のうち少なくとも一方の壁面に沿って設け
れば良い。更に、図示実施形態のように、引込案内縁2
6を金属製とした場合、引込案内縁26自体が熱伝導性
を良好とするので、前記加熱伝導部材48を用いること
なく、テープ状の加熱発泡材50を引込案内縁26に直
接貼着しても良い。
泡材50を備えた加熱伝導部材48、48は、引込案内
縁26、26のそれぞれに設けているが、一方の引込案
内縁26にのみ設けても良い。また、加熱発泡材50を
備えた加熱伝導部材48は、戸本体2の尾端部の側壁面
に設け、溝開口を引込案内縁26に対向せしめても良
く、要するに、戸本体2の尾端縁と引込案内縁26との
対向する壁面のうち少なくとも一方の壁面に沿って設け
れば良い。更に、図示実施形態のように、引込案内縁2
6を金属製とした場合、引込案内縁26自体が熱伝導性
を良好とするので、前記加熱伝導部材48を用いること
なく、テープ状の加熱発泡材50を引込案内縁26に直
接貼着しても良い。
【0040】
【発明の効果】従来、木製の防火戸は、壁面が難燃性と
されているものの、露出した木口面から内部に向けて燃
焼する虞れがあり、しかも、引戸装置としては、部屋の
内外を連通せしめる隙間を随所に有するため、炎や煙を
遮断することができないという問題があるのに対して、
本発明によれば、このような木口面や、部屋の内外を連
通せしめた隙間の所定位置に、テープ状の加熱発泡材4
3、45、47、50を固定した構成であるから、火災
発生時に、戸本体2の木口面を断熱保護することにより
木口面から戸本体2が燃焼することを好適に防止すると
共に、前述のような隙間を遮蔽することにより炎や煙を
好適に遮断できるという効果がある。
されているものの、露出した木口面から内部に向けて燃
焼する虞れがあり、しかも、引戸装置としては、部屋の
内外を連通せしめる隙間を随所に有するため、炎や煙を
遮断することができないという問題があるのに対して、
本発明によれば、このような木口面や、部屋の内外を連
通せしめた隙間の所定位置に、テープ状の加熱発泡材4
3、45、47、50を固定した構成であるから、火災
発生時に、戸本体2の木口面を断熱保護することにより
木口面から戸本体2が燃焼することを好適に防止すると
共に、前述のような隙間を遮蔽することにより炎や煙を
好適に遮断できるという効果がある。
【0041】また、請求項2又は3に記載の本発明のよ
うに、熱伝導材により形成した加熱伝導部材41、4
4、46、48を介してテープ状の加熱発泡材43、4
5、47、50を固定した構成とすれば、火災発生時に
おいて、熱伝導性のある加熱伝導部材41、44、4
6、48が容易に高熱化し、加熱発泡材43、45、4
7、50の加熱発泡を促進するので、加熱発泡材の迅速
かつ確実な発泡を保証し、所期の断熱遮断を約束する点
において特に優れている。
うに、熱伝導材により形成した加熱伝導部材41、4
4、46、48を介してテープ状の加熱発泡材43、4
5、47、50を固定した構成とすれば、火災発生時に
おいて、熱伝導性のある加熱伝導部材41、44、4
6、48が容易に高熱化し、加熱発泡材43、45、4
7、50の加熱発泡を促進するので、加熱発泡材の迅速
かつ確実な発泡を保証し、所期の断熱遮断を約束する点
において特に優れている。
【図1】本発明の引戸装置の1実施態様を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】戸本体の上縁における防火構造の実施態様を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図5】戸本体の尾端における防火構造の実施態様を示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図6】戸本体の戸当り端部と下端部を示しており、
(A)は戸当り端部における防火構造の実施態様を示す
横断面図、(B)は下端部における防火構造の実施態様
を示す縦断面図である。
(A)は戸当り端部における防火構造の実施態様を示す
横断面図、(B)は下端部における防火構造の実施態様
を示す縦断面図である。
1 戸枠ユニット 2 戸本体 3、4 縦框 5 上框 6 戸袋 21 溝部 22 緩衝材 26 引込案内縁 30 姿勢制御ローラ 34 案内溝 40 通路壁 41、44、46、48 加熱伝導部材 43、45、47、50 加熱発泡材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡井 康二 三重県津市片田町字壱町田731−2片田工 業団地株式会社くろがね工作所津工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 水平移動自在な戸本体の上縁が、戸枠の
上框における一対の通路壁の間に形成された通路内に内
挿されて成る引戸装置において、 前記戸本体の上縁と通路壁との相互に対向する壁面のう
ち少なくとも一方の壁面に沿って、テープ状の加熱発泡
材を固定して成ることを特徴とする引戸装置における防
火構造。 - 【請求項2】 上部を吊持された状態で水平移動自在な
戸本体が、下端面に沿って案内溝を形成し、該案内溝に
姿勢制御ローラを転接せしめて成る引戸装置において、 前記案内溝に熱伝導材により形成された加熱伝導部材を
内嵌し、該加熱伝導部材に沿ってテープ状の加熱発泡材
を固定して成ることを特徴とする引戸装置における防火
構造。 - 【請求項3】 水平移動自在な戸本体が、閉鎖時に戸枠
の縦框に衝合せしめられる戸当り端面に沿って溝部を形
成し、該溝部の開口部に緩衝材を取付けて成る引戸装置
において、 前記溝部に熱伝導材により形成された加熱伝導部材を内
嵌し、該加熱伝導部材に沿ってテープ状の加熱発泡材を
固定して成ることを特徴とする引戸装置における防火構
造。 - 【請求項4】 水平移動による開放時に戸本体を戸袋に
引込む一方、閉鎖時に戸本体の尾端縁を戸袋の引込案内
縁に重合せしめる引戸装置において、 前記戸本体の尾端縁と戸袋の引込案内縁との相互に対向
する壁面のうち少なくとも一方の壁面に沿って、テープ
状の加熱発泡材を固定して成ることを特徴とする引戸装
置における防火構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9207144A JPH1136740A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 引戸装置における防火構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9207144A JPH1136740A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 引戸装置における防火構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1136740A true JPH1136740A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16534944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9207144A Pending JPH1136740A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 引戸装置における防火構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1136740A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002038836A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-06 | Fujita Corp | 防火戸の取付構造 |
| JP2003020877A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Bunka Shutter Co Ltd | 引戸装置 |
| JP2010281173A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Nabtesco Corp | 防火戸 |
| JP2014034861A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Lixil Corp | 開口部装置 |
| JP2014152442A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-25 | Lixil Corp | サッシ |
| JP2017115513A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 三和シヤッター工業株式会社 | 扉 |
| JP2019151980A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | 三協立山株式会社 | 防火建具 |
| JP2020073755A (ja) * | 2019-07-29 | 2020-05-14 | ナブテスコ株式会社 | 防火戸 |
| JP2020111889A (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-27 | 三協立山株式会社 | 建具 |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP9207144A patent/JPH1136740A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002038836A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-06 | Fujita Corp | 防火戸の取付構造 |
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| JP2017115513A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 三和シヤッター工業株式会社 | 扉 |
| JP2019151980A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | 三協立山株式会社 | 防火建具 |
| JP2020111889A (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-27 | 三協立山株式会社 | 建具 |
| JP2020073755A (ja) * | 2019-07-29 | 2020-05-14 | ナブテスコ株式会社 | 防火戸 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
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