JPH1137258A - ソレノイドの制御装置 - Google Patents

ソレノイドの制御装置

Info

Publication number
JPH1137258A
JPH1137258A JP9212545A JP21254597A JPH1137258A JP H1137258 A JPH1137258 A JP H1137258A JP 9212545 A JP9212545 A JP 9212545A JP 21254597 A JP21254597 A JP 21254597A JP H1137258 A JPH1137258 A JP H1137258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
current value
control device
automatic transmission
linear solenoid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9212545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3622436B2 (ja
Inventor
Noriki Asahara
則己 浅原
Kagenori Fukumura
景範 福村
Hiroya Nakamura
泰也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP21254597A priority Critical patent/JP3622436B2/ja
Publication of JPH1137258A publication Critical patent/JPH1137258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3622436B2 publication Critical patent/JP3622436B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外乱を抑制する機能と、追従性を高める機能
とを両立することの可能なソレノイドの制御装置を提供
する。 【解決手段】 ソレノイド100に流れた電流値と、ソ
レノイド100の目標電流値との偏差に基づいて、ソレ
ノイド100を電気的にフィードバック制御するソレノ
イドの制御装置において、目標電流値をなまし処理する
なまし処理手段102と、なまし処理された目標電流値
と、ソレノイド100に流れた電流値との偏差に基づい
て、ソレノイド100を制御する電気信号を設定する電
気信号設定手段103とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両用の
自動変速機の油圧制御回路に配置されるソレノイドの制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用の自動変速機は、歯車変速機構と
摩擦係合装置とを備えており、摩擦係合装置の係合・解
放により変速が達成されるように構成されている。ここ
で、自動変速機の変速特性を良好に維持するために、摩
擦係合装置に作用する油圧を、リニアソレノイドによっ
てフィードバック制御する構成になっている。
【0003】具体的には、まず車両の走行状態が検出さ
れ、この検出結果に基づいて、目標電流値が設定され
る。この目標電流値はコントローラに入力され、コント
ローラからは、目標電流値に対応するデューティ信号
(電気信号)が出力される。そして、リニアソレノイド
の駆動により、リニアソレノイドバルブから出力される
信号圧が制御され、この信号圧に基づいて、摩擦係合装
置に作用する油圧が制御される。
【0004】上記のような自動変速機の油圧制御装置に
用いられるソレノイドの制御装置が、特開平7−103
324号公報に記載されている。この公報に記載された
ソレノイドの制御装置は、電源に接続されたリニアソレ
ノイドと、電源とリニアソレノイドとの間の回路をオン
・オフするトランジスタと、リニアソレノイドに供給さ
れる電流(電圧)値を検出する電流値検出回路と、目標
電流値と検出された電流値が入力されるコントローラと
を備えている。
【0005】そして、目標電流値に基づいたデューティ
信号が、コントローラから出力されてトランジスタがオ
ン・オフされ、リニアソレノイドが制御される。また、
電流値検出回路により、リニアソレノイドに振動が発生
しているか否かが検出される。振動が発生している場合
は、検出された電圧に振動抑制ゲインが乗じられる。そ
の結果、リニアソレノイドの振動によって生じた電圧成
分を、コントローラの出力から減ずることができ、振動
の電圧成分が減算されたデューティ信号が出力されて、
現に発生している振動が相殺される。したがって、リニ
アソレノイドの耐振動性が高められて、油圧調整機能が
向上する利点があった。つまり、アキュームレータ背圧
の振動などの外乱により、リニアソレノイドで逆起電力
が生じることを抑制できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動変速機
の摩擦係合装置に供給される油圧をリニアソレノイドに
より制御する場合、フィードバック制御を良好に維持を
するために、目標電流値の変化に対して速やかに追従す
る性能、つまり迅速な応答性が要求される。
【0007】しかしながら、上記公報に記載されたソレ
ノイドの制御装置においては、外乱による逆起電力の発
生を抑制するために大きなフィードバックゲインが必要
になり、その弊害としてリニアソレノイドの応答がオー
バーシュート特性になる可能性があった。
【0008】これとは逆に、リニアソレノイドの応答性
を良好に維持するためにフィードバックゲインを小さく
設定した場合は、逆起電力を抑制する機能が損なわれる
可能性があった。つまり、公報に記載された制御技術で
は、リニアソレノイドの外乱を抑制する機能と、応答性
を高める機能とを両立させることが困難であった。
【0009】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たものであり、ソレノイドにおける外乱を抑制する機能
と、追従性(応答性)を高める機能とを両立することの
可能なソレノイドの制御装置を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は図1に示すよう
に、ソレノイドに流れた電流値と、前記ソレノイドの目
標電流値との偏差に基づいて、前記ソレノイドを電気的
にフィードバック制御するソレノイドの制御装置におい
て、前記目標電流値をなまし処理するなまし処理手段1
02、なまし処理された目標電流値と、前記ソレノイド
に流れた電流値との偏差に基づいて、前記ソレノイドを
制御する電気信号を設定する電気信号設定手段と103
とを備えていることを特徴とする。
【0011】請求項1の発明によれば、目標電流値がな
まし処理されるため、ソレノイドの応答性の急激な変化
が抑制されて、応答性を安定的に維持することができ、
かつ、ソレノイドのフィードバック制御ゲインの設定幅
を広くすることが可能になり、フィードバック制御ゲイ
ンを高ゲイン化してソレノイドに生じる外乱を抑制する
ことができる。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1の構成
に加え、図1に示すように前記ソレノイドが、車両の挙
動制御装置の油圧制御回路104に配置され、前記なま
し処理手段102が、前記車両の状態に応じて前記なま
し処理の内容を変更することを特徴とする。ここで、車
両の状態としては、自動変速機の変速段と、スロットル
バルブの開度と、自動変速機の作動油の油温とが例示さ
れる。
【0013】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の作用に加え、ソレノイドにより制御される挙動制御装
置の油圧が、車両の状態に適合したものになり、車両の
挙動を安定させることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明のソレノイドの
制御装置を、車両の挙動制御装置の油圧制御回路に適用
した場合の実施例に基づいて具体的に説明する。図2
は、原動機の一例としてのエンジン1および自動変速機
2についての制御系統図を示しており、アクセルペダル
3の踏み込み量に応じた信号がエンジン用電子制御装置
4に入力されている。
【0015】またエンジン1の吸気配管には、スロット
ルアクチュエータ5によって駆動される電子スロットル
バルブ6が設けられている。そしてこの電子スロットル
バルブ6は、アクセルペダル3の踏み込み量に応じてエ
ンジン用電子制御装置4からスロットルアクチュエータ
5に制御信号が出力され、その制御量に応じて開度が制
御されるようになっている。
【0016】エンジン1を制御するためのエンジン用電
子制御装置4は、中央演算処理装置(CPU)および記
憶装置(RAM,ROM)ならびに入出力インターフェ
ースを主体とするものであって、このエンジン用電子制
御装置4には、上記のアクセルペダル3の踏み込み量に
応じた信号に加えて、エンジン回転速度Ne 、吸入空気
量Q、吸入空気温度、電子スロットルバルブ6の開度、
車速、エンジン水温、ブレーキスイッチの出力信号など
が、制御データとして入力されている。
【0017】また、エンジン用電子制御装置4は、上記
のスロットルアクチュエータ5の制御に加えて、自動変
速機2の変速時などにおいて、エンジン1のトルク制御
のために燃料噴射装置7や点火時期を変更するイグナイ
タ8などに信号を出力するように構成されている。
【0018】上記エンジン1に連結された自動変速機2
は、油圧を電気的に制御して変速やロックアップクラッ
チの係合・解放の制御などを行ういわゆる電子制御式の
自動変速機である。そして、自動変速機2の油圧を制御
する油圧制御装置9は、主として変速を実行するための
3つのシフトソレノイドバルブSOL1 ,SOL2 ,SOL3
と、主としてエンジンブレーキ状態を制御するソレノイ
ドバルブSOL4 と、主としてロックアップクラッチを制
御するリニアソレノイドバルブSLUと、スロットル開度
に応じてライン圧を制御するリニアソレノイドバルブS
LTと、主としてアキュームレータの背圧を制御するリニ
アソレノイドバルブSLNとを備えている。
【0019】この油圧制御装置9における各ソレノイド
バルブに制御信号を出力する自動変速機用電子制御装置
10が設けられている。この自動変速機用電子制御装置
10は、前述したエンジン用電子制御装置4と同様に、
中央演算処理装置(CPU)および記憶装置(RAM,
ROM)ならびに入出力インターフェースを主体とする
ものである。したがって、必要に応じてエンジン用電子
制御装置4と、自動変速機用電子制御装置10とを統合
・一体化することができる。
【0020】この自動変速機用電子制御装置10には、
自動変速機2の変速やロックアップクラッチを制御する
ために、予め変速マップや演算式が記憶されている。こ
の変速マップは、スロットル開度および車速を基準とす
るものであり、変速マップには、低速段から高速段にア
ップシフトすることを許可するアップシフト線、高速段
から低速段にダウンシフトすることを許可するダウンシ
フト線、ロックアップクラッチの係合・解放領域などが
設定されている。
【0021】そして、自動変速機用電子制御装置10に
入力されるデータに基づく演算を行い、その演算結果に
基づいた制御信号を前記各ソレノイドバルブに出力して
変速やロックアップクラッチの係合・解放の制御ならび
に変速時の過渡油圧の制御などを実行するように構成さ
れている。
【0022】そして自動変速機用電子制御装置10に
は、制御データとして、上記の電子スロットルバルブ6
の開度、車速、エンジン水温、ブレーキスイッチの出力
信号に加えて、自動変速機2のレンジを選択するシフト
装置(図示せず)のマニュアルシフトスイッチの出力信
号、パターンセレクトスイッチの出力信号、後述するク
ラッチC0 の回転数を検出するC0 センサからの出力信
号、第2クラッチC2 の回転数を検出するC2 センサの
出力信号、自動変速機2の作動油であるATF(オート
マチック・トランスミッション・フルード)の油温セン
サ、オーバードライブスイッチの出力信号などが入力さ
れている。
【0023】上記各電子制御装置4,10は、相互にデ
ータ通信可能に接続されており、特に自動変速機用電子
制御装置10からエンジン用電子制御装置4には、各変
速段を設定する信号が送信されており、またエンジン用
電子制御装置4から自動変速機用電子制御装置10に
は、エンジン1の一回転当たりの吸入空気量(Q/N
e)が送信されている。
【0024】上記の自動変速機2は、前進5段・後進1
段の変速段を設定することができ、そのギヤトレーンの
一例を図3に示してある。図3において、自動変速機2
はトルクコンバータ13を介してエンジン1に連結され
ている。このトルクコンバータ13は、エンジン1のク
ランク軸14に連結されたポンプインペラ15と、自動
変速機2の入力軸16に連結されたタービンランナー1
7と、これらポンプインペラ5とタービンランナー17
との間を直結するロックアップクラッチ18と、一方向
クラッチ19によって一方向の回転が阻止されているス
テータ20とを備えている。
【0025】上記自動変速機2は、ハイおよびローの2
段の切り換えを行う副変速部21と、後進段および前進
4段の切り換えが可能な主変速部22とを備えている。
副変速部21は、サンギヤS0 、リングギヤR0 、およ
びキャリヤK0 に回転可能に支持されてそれらサンギヤ
S0 およびリングギヤR0 に噛み合わされているピニオ
ンP0 からなる遊星歯車装置23と、サンギヤS0 とキ
ャリヤK0 との間に設けられたクラッチC0 および一方
向クラッチF0 と、サンギヤS0 とハウジング29との
間に設けられたブレーキB0 とを備えている。
【0026】主変速部22は、サンギヤS1 、リングギ
ヤR1 、およびキャリヤK1 に回転可能に支持されてそ
れらサンギヤS1 およびリングギヤR1 に噛み合わされ
ているピニオンP1 からなる第1遊星歯車装置24と、
サンギヤS2 、リングギヤR2 、およびキャリヤK2 に
回転可能に支持されてそれらサンギヤS2 およびリング
ギヤR2 に噛み合わされているピニオンP2 からなる第
2遊星歯車装置25と、サンギヤS3 、リングギヤR3
、およびキャリヤK3 に回転可能に支持されてそれら
サンギヤS3 およびリングギヤR3 に噛み合わされてい
るピニオンP3 からなる第3遊星歯車装置26とを備え
ている。
【0027】上記サンギヤS1 とサンギヤS2 とは互い
に一体的に連結され、リングギヤR1 とキャリヤK2 と
キャリヤK3 とが一体的に連結され、そのキャリヤK3
は出力軸27に連結されている。また、リングギヤR2
がサンギヤS3 に一体的に連結されている。そして、リ
ングギヤR2 およびサンギヤS3 と中間軸28との間に
第1クラッチC1 が設けられ、サンギヤS1 およびサン
ギヤS2 と中間軸28との間に第2クラッチC2 が設け
られている。
【0028】またブレーキ手段として、サンギヤS1 お
よびサンギヤS2 の回転を止めるためのバンド形式の第
1ブレーキB1 がハウジング29に設けられている。ま
た、サンギヤS1 およびサンギヤS2 とハウジング29
との間には、第1一方向クラッチF1 およびブレーキB
2 が直列に設けられている。この第1一方向クラッチF
1 は、サンギヤS1 およびサンギヤS2 が入力軸6と反
対の方向へ逆回転しようとする際に係合させられるよう
に構成されている。
【0029】キャリヤK1 とハウジング29との間には
第3ブレーキB3 が設けられており、リングギヤR3 と
ハウジング29との間には、第4ブレーキB4 と第2一
方向クラッチF2 とが並列に設けられている。この第2
一方向クラッチF2 は、リングギヤR3 が逆回転しよう
とする際に係合させられるように構成されている。上記
クラッチC0 ,C1 ,C2 、ブレーキB0 ,B1 ,B2
,B3 ,B4 は、油圧が作用することにより摩擦材が
係合させられる油圧式摩擦係合装置である。
【0030】そして副変速部23におけるクラッチC0
の回転数、すなわち入力回転数を検出するC0 センサ3
0と、主変速部22における第2クラッチC2 の回転数
を検出するC2 センサ31が設けられている。なお、こ
れらのセンサ30,31は、前述したように自動変速機
用電子制御装置10に接続されている。
【0031】上記の自動変速機2では、前進5段と後進
段とを設定することができ、これらの変速段を設定する
ための各摩擦係合装置の係合・解放の状態を図4の係合
作動図表に示してある。なお、図4において○印は係合
状態、◎印は係合してもトルク伝達に関係しないこと
を、●印はエンジンブレーキを効かせるために係合する
ことを、空欄は解放状態をそれぞれ示す。
【0032】図5は、油圧制御装置9を構成する油圧制
御回路104の部分的な概念図である。図5において、
リニアソレノイドバルブSLU、およびリニアソレノイド
バルブSLT、ならびにリニアソレノイドバルブSLNの元
圧は、いずれもソレノイドモジュレータバルブ32に依
存している。このソレノイドモジュレータバルブ32
は、プライマリーレギュレータバルブ33により調圧さ
れるライン圧PL を元圧としている。
【0033】また、変速過渡期において、各摩擦係合装
置の係合油圧を制御するアキュームレータ34,35,
36が設けられている。アキュームレータ34,35,
36の背圧は、アキュームレータコントロールバルブ3
7により制御される。このアキュームレータコントロー
ルバルブ37には、リニアソレノイドバルブSLTから出
力された信号圧と、リニアソレノイドバルブSLNから出
力された信号圧とが入力される。
【0034】図6は、リニアソレノイドバルブSLT(S
LN)の具体的な構成を示す断面図である。リニアソレノ
イドバルブSLT(SLN)は、ソレノイド100と、ソレ
ノイド100に対して組み付けられた調圧部37とを備
えている。ソレノイド100は、円筒形状のコア38の
周囲に巻き付けられたコイル39と、コア38およびコ
イル39が収納されたケース40と、ケース40の開口
端を封鎖したカバー41とを有する。
【0035】また、調圧部37は、ケース40に固定さ
れたスリーブ42と、スリーブ42の内部に移動可能に
配置されたスプール43と、スプール43をソレノイド
100側に付勢するスプリング44とを備えている。さ
らに、スプール43におけるソレノイド100側の端部
にはピン45が当接され、ピン45がコア38の内部に
移動可能に配置されている。ピン45にはプランジャ4
5Aが固定されている。なお、スプール43には、入力
ポート46と出力ポート47とドレーンポート48とが
形成されている。
【0036】上記構成のリニアソレノイドバルブSLT
(SLN)は、コイル39に流される電流に応じてプラン
ジャ45Aが軸線A1方向に移動する。そして、プラン
ジャ45Aの移動によってスプール43が同方向に移動
する。その結果、入力ポート46から入力されたライン
圧PL がドレーンポート48からドレーンされ、ドレー
ンのされるオイルの量が増減され、出力ポート47から
所定の信号圧PSLT(PSLN)が出力されるように構成
されている。
【0037】図7(A),(B),(C)は、ソレノイ
ド100に供給される電流値、言い換えればデューティ
信号(電気信号)の矩形波の一例を示す図である。具体
的には300Hzの矩形波であり、その1Hz内のオン
時間とオフ時間とを、例えば図7(A),(B),
(C)に示されるように変えることにより、ソレノイド
100に供給する電流が増減される。
【0038】図8は、ソレノイド100の駆動状態を制
御する制御アルゴリズムのブロック図である。図8にお
いて、49はトランジスタであり、このトランジスタ4
9はデューティ信号がオンされた時のみバッテリ電圧を
コイル39に印加するスイッチングの機能を備えてい
る。
【0039】また、コイル39のアース側に抵抗50が
配置され、抵抗50の両端に生じる電圧を電流検出回路
51により検出するように構成されている。この電流検
出回路51は、抵抗50の両端に生じる電圧を電流に換
算する機能を備えている。つまり、電流検出回路51
は、抵抗50の両端に生じる電圧、言い換えれば電流値
を検出することで、ソレノイド100の実際の電流値を
検出する機能を備えている。
【0040】一方、摩擦係合装置の係合油圧に対応する
目標電流値と、検出される車両状態とが、なまし処理回
路52に入力される。また、なまし処理回路52は、目
標電流値を、車両の状態に基づいてなまし処理する機能
を備えている。そして、電流検出回路51により検出さ
れたソレノイド100の実際の電流(電圧)値の信号
と、なまし処理された目標電流(電圧)値の信号とが、
合算点53において突き合わされ、それぞれの電圧の偏
差が抽出される。ついで、この偏差を、公知のPIDコ
ントローラ54を経てトランジスタ49へのデューティ
信号として出力するフィードバック制御が行われる。
【0041】ここで上記実施例の構成と、この発明の構
成との対応関係を説明する。すなわち、エンジン1と自
動変速機2とが挙動制御装置に含まれる。また、特に図
示しないが、車両の制動力を制御する制動装置、および
懸架装置が挙動制御装置に含まれる。なお、この実施例
において、ソレノイド100に供給される電流値、また
は目標電流値の概念には、ソレノイド100に供給され
る電圧値、または目標電圧値が含まれる。
【0042】上記のように構成されたソレノイドの制御
装置においては、ソレノイド100の駆動状態、つま
り、コイル39に供給されている駆動電流の平均電圧
が、電流検出回路により検出される。この平均電圧に
は、アキュームレータ背圧の変化などによりリニアソレ
ノイドバルブSLT(SLU)が振動して生じた逆起電力の
影響が含まれている。
【0043】一方、目標電流値及び車両状態がなまし処
理回路に入力され、目標電流値のなまし処理が行なわれ
る。このなまし処理は、具体的には次の(1)式により
行なわれる。
【0044】 FILT(k)=BETA×FILT(k−1)+(1−BETA)×(1− ALPH)×VR(k)・・・・・(1) 上記(1)式において、FILT(k)が今回のなまし
処理後の目標電流値であり、FILT(k−1)が前回
のなまし処理後の目標電流値であり、BETAおよびA
LPHがなまし係数であり、VR(k)が今回の目標電
流値である。
【0045】そして、合算点53においては、次の
(2)式の処理が行われる。
【0046】 EV(k)=ALPH×VR(k)−VIO(k)+FILT(k)・・・・ ・・・(2) 上記(2)式において、EV(k)が今回の電圧偏差で
あり、VIO(k)が今回の検出電流(電圧)である。
【0047】合算点53を通過したEV(k)の信号が
PIDコントローラ54に入力され、つぎの(3)式の
処理が行われる。
【0048】 DDO=KP×{EV(k)−EV(k−1)}+KI×EV(k)・・・・ ・・・(3) 上記(3)式において、DDOがデューティ比の補正量
(%)であり、KPが比例ゲインであり、KIが積分ゲ
インである。
【0049】以上のように、この実施例においては、な
まし処理された目標電流値VRと、ソレノイド100の
電流値VIOとの偏差EVに基づいて、フィードバック
制御ゲインが設定され、この制御ゲインに基づいてデュ
ーティ比の補正量DDOが設定される。
【0050】このため、ソレノイド100の応答性の急
激な変化が抑制され、リニアソレノイドバルブSLT(S
LU)の信号圧の応答性を安定的に維持することができ
る。その結果、フィードバック制御の制御ゲインの設定
幅が広くなり、外乱を抑制する方向に比例ゲインKPま
たは積分ゲインKIを高ゲイン化することが可能にな
る。したがって、リニアソレノイドバルブSLT(SLU)
の振動による逆起電力の影響を抑制することができ、ソ
レノイド100の外乱(油圧振動)を抑制する機能が向
上する。
【0051】また、なお、上記なまし処理および電気信
号の補正処理は、ロックアップクラッチ18の係合油圧
を制御するリニアソレノイドバルブSLNの制御にも適用
可能である。
【0052】さらに、この実施例によれば、車両状態検
出手段105を備え、なまし処理手段102が、車両検
出手段105により検出された車両の状態に応じてなま
し処理を行なうことが可能である。ここで、車両の状態
としては、ATFの油温が例示される。
【0053】つまり、ATFは、油温が低下するほど粘
性が高まり、油圧応答性が低下する特性を備えている。
また、油温が上昇するほど粘性が低下して油圧振動が生
じやすくなる特性を備えている。そこで、この実施例で
は、油温が低下するに伴ってなまし処理のゲインを低ゲ
イン化し、リニアソレノイドバルブSLT(SLU)の信号
圧の応答性を速める制御が行われる。一方、油温が上昇
するに伴ってなまし処理のゲインを高ゲイン化し、リニ
アソレノイドバルブSLT(SLU)の油圧振動を抑制する
制御が行われる。
【0054】なお、車両の状態としては、自動変速機2
の油温の他に、自動変速機2の変速段と、電子スロット
ルバルブ6の開度とが例示される。すなわち、自動変速
機2の変速段または電子スロットルバルブ6の開度が変
化した場合、摩擦係合装置により伝達するトルクが変動
する。このため、自動変速機2の変速段の変化、または
電子スロットルバルブ6の開度の変化に対応して、リニ
アソレノイドバルブSLT(SLU)の応答性を制御するこ
とで、変速ショックが可及的に抑制されて安定した変速
特性が得られる。
【0055】したがって、車両の挙動、具体的には、自
動変速機2の出力トルクに基づいた車両の運動性能を可
及的に向上させることが可能になる。また、電子スロッ
トルバルブ6の開度に基づいて、リニアソレノイドバル
ブSLNの応答性を制御すれば、ロックアップクラッチ1
8の係合圧が適切な状態になり、振動やこもり音が抑制
される。
【0056】なお、車両の挙動制御装置としては、自動
変速機2の他に、エンジン1のアイドルスピードコント
ロールバルブと、ブレーキ装置と、懸架装置のショック
アブソーバとが例示される。そして、この発明は、アイ
ドルスピードコントロールバルブの制御アクチュエータ
となるリニアソレノイドバルブ、またはブレーキ油圧を
制御するリニアソレノイドバルブ、あるいはショックア
ブソーバの減衰力を制御するリニアソレノイドバルブの
制御に適用可能である。
【0057】この発明がブレーキ油圧を制御するリニア
ソレノイドバルブに適用された場合は、車両の挙動、つ
まり操縦安定性を損なうことなく適当な制動力を生じさ
せることができる。この発明が、ショックアブソーバの
減衰力を制御するリニアソレノイドバルブの制御に適用
された場合は、車両の挙動、つまり操縦安定性や走行安
定性が向上する。
【0058】ここで、上記の具体例に基づいて開示した
この発明の特徴的な構成を記載すれば、以下のとおりで
ある。
【0059】すなわち、トルクの伝達経路に配置された
摩擦係合装置と、摩擦係合装置に作用する油圧を制御す
るリニアソレノイドと、ソレノイドに流れた電流値と、
前記ソレノイドの目標電流値との偏差に基づいて、前記
ソレノイドを電気的にフィードバック制御する自動変速
機の制御装置において、前記目標電流値をなまし処理す
るなまし処理手段と、なまし処理された目標電流値と、
前記ソレノイドに流れた電流値との偏差に基づいて、前
記ソレノイドを制御する電気信号を設定する電気信号設
定手段とを備えていることを特徴とする自動変速機の制
御装置。上記摩擦係合装置には、変速段を設定するブレ
ーキおよびクラッチと、ロックアップクラッチとが含ま
れる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、目標電流値がなまし処理されるため、ソレノイド
の応答性の急激な変化が抑制されて、応答性を安定的に
維持することができ、かつ、フィードバック制御ゲイン
の設定幅を広くすることが可能になり、フィードバック
制御ゲインを高ゲイン化してソレノイドに生じる外乱を
抑制することができる。
【0061】また、請求項2の発明によれば、請求項1
と同様の効果に加え、ソレノイドにより制御される挙動
制御装置の油圧が、車両の状態に適合したものになり、
車両の挙動を安定させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の特徴的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明で対象とするエンジンおよび自動変速
機の全体的な制御系統を模式的に示す図である。
【図3】図2に示した自動変速機のギヤトレーンの一例
を示すスケルトン図である。
【図4】図3に示した自動変速機の各変速段を設定する
ための摩擦係合装置の係合・解放状態を示す図表であ
る。
【図5】図2および図3に示した自動変速機の油圧回路
の一部を示す部分油圧回路図である。
【図6】この発明を適用したリニアソレノイドバルブの
構成を示す断面図である。
【図7】(A)、(B)、(C)は、図6に示されたリ
ニアソレノイドバルブに供給される電流のデューティ信
号の一例を示す線図である。
【図8】この発明における制御ロジックを示すブロック
図である。
【符号の説明】
6 電子スロットルバルブ 18 ロックアップクラッチ 100 ソレノイド 101 電流値検出手段 102 なまし処理手段 103 電気信号補正手段 104 油圧制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドに流れた電流値と、前記ソレ
    ノイドの目標電流値との偏差に基づいて、前記ソレノイ
    ドを電気的にフィードバック制御するソレノイドの制御
    装置において、 前記目標電流値をなまし処理するなまし処理手段と、 なまし処理された目標電流値と、前記ソレノイドに流れ
    た電流値との偏差に基づいて、前記ソレノイドを制御す
    る電気信号を設定する電気信号設定手段とを備えている
    ことを特徴とするソレノイドの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ソレノイドが、車両の挙動制御装置
    の油圧制御回路に配置され、前記なまし処理手段が、前
    記車両の状態に応じて前記なまし処理の内容を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載のソレノイドの制御装
    置。
JP21254597A 1997-07-23 1997-07-23 ソレノイドの制御装置 Expired - Fee Related JP3622436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21254597A JP3622436B2 (ja) 1997-07-23 1997-07-23 ソレノイドの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21254597A JP3622436B2 (ja) 1997-07-23 1997-07-23 ソレノイドの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1137258A true JPH1137258A (ja) 1999-02-12
JP3622436B2 JP3622436B2 (ja) 2005-02-23

Family

ID=16624465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21254597A Expired - Fee Related JP3622436B2 (ja) 1997-07-23 1997-07-23 ソレノイドの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3622436B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002182759A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Denso Corp 誘導性負荷の電流制御装置
JP2006009886A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Nissan Motor Co Ltd 車両用自動変速装置のアシスト制御方法
JP2012013098A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Aisin Seiki Co Ltd リニアソレノイド制御装置
JP2012124228A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Hitachi Automotive Systems Ltd リニアソレノイドの電流制御装置
US9762122B2 (en) 2013-09-23 2017-09-12 Denso Corporation Load drive controlling device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5966308B2 (ja) 2011-10-13 2016-08-10 富士電機株式会社 誘導性負荷制御装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05280628A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Mazda Motor Corp 無段変速機の変速制御装置
JPH06109113A (ja) * 1992-09-29 1994-04-19 Mazda Motor Corp 無段変速機の変速比制御装置
JPH06213039A (ja) * 1993-01-21 1994-08-02 Mazda Motor Corp エンジンの空燃比制御装置
JPH10196776A (ja) * 1996-12-28 1998-07-31 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
JPH10227237A (ja) * 1997-02-12 1998-08-25 Nissan Motor Co Ltd エンジンのトルク制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05280628A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Mazda Motor Corp 無段変速機の変速制御装置
JPH06109113A (ja) * 1992-09-29 1994-04-19 Mazda Motor Corp 無段変速機の変速比制御装置
JPH06213039A (ja) * 1993-01-21 1994-08-02 Mazda Motor Corp エンジンの空燃比制御装置
JPH10196776A (ja) * 1996-12-28 1998-07-31 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
JPH10227237A (ja) * 1997-02-12 1998-08-25 Nissan Motor Co Ltd エンジンのトルク制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002182759A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Denso Corp 誘導性負荷の電流制御装置
JP2006009886A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Nissan Motor Co Ltd 車両用自動変速装置のアシスト制御方法
JP2012013098A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Aisin Seiki Co Ltd リニアソレノイド制御装置
JP2012124228A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Hitachi Automotive Systems Ltd リニアソレノイドの電流制御装置
US9762122B2 (en) 2013-09-23 2017-09-12 Denso Corporation Load drive controlling device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3622436B2 (ja) 2005-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6908413B2 (en) Driving control apparatus for vehicle and driving control method for vehicle
US6974402B2 (en) Launch control of hybrid electric vehicle having a torque converterless driveline
JP5131441B2 (ja) 自動変速機の制御装置及び自動変速機の制御方法
US6860833B2 (en) Driving control apparatus for vehicle and control method of same
JP2005009396A (ja) 車両の制御装置
US6761664B2 (en) Shift control device and shift control method for vehicular automatic transmission
JP2007009930A (ja) 車両用自動変速機のニュートラル制御装置
JPH1019116A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JP5983522B2 (ja) 車両用ロックアップクラッチの制御装置
JP3622436B2 (ja) ソレノイドの制御装置
JP3991779B2 (ja) 車両用駆動制御装置
US11260869B2 (en) Control device for automatic transmission
JP4687228B2 (ja) ベルト式無段変速機の変速制御装置
JP3585207B2 (ja) ロックアップクラッチの制御装置
JP2004052643A (ja) 車両のニュートラル制御装置
JP3412453B2 (ja) ソレノイドの制御装置
JP2008296650A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JP5126144B2 (ja) 電磁弁装置およびそれを備えた動力伝達装置
JP2005098522A (ja) 車両用駆動制御装置
JP3500022B2 (ja) 車両用ロックアップクラッチの制御装置
WO2009101826A1 (ja) 自動変速機の制御装置および制御方法
JP2012072801A (ja) 車両用無段変速機の変速制御装置
JP2576733B2 (ja) 車両用直結クラッチのスリップ制御装置
JP4304967B2 (ja) 車両用変速制御装置
JP5186938B2 (ja) 無段変速機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees