JPH113727A - ナトリウム−硫黄電池の減圧封止装置及びその方法 - Google Patents
ナトリウム−硫黄電池の減圧封止装置及びその方法Info
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- JPH113727A JPH113727A JP9151891A JP15189197A JPH113727A JP H113727 A JPH113727 A JP H113727A JP 9151891 A JP9151891 A JP 9151891A JP 15189197 A JP15189197 A JP 15189197A JP H113727 A JPH113727 A JP H113727A
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- container
- cylindrical metal
- welding
- metal container
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ナトリウムまたは、硫黄等の活物質の入った容
器と蓋を組み立てた状態で真空容器内へ移動し真空容器
及び容器内を所定減圧値で溶接封止するために真空排気
後真空容器内を不活性ガスのアルゴンガスで所定減圧値
まで置換しシールドガスを流さず溶接封止を行う。 【解決手段】容器と蓋を挿入組立てした容器1を真空容
器4内に移動し真空容器4内を1.3×101Pa 以上に
真空排気後真空系バルブ20を閉じ封止した状態でアル
ゴンガス系バルブ22を開けて所定減圧値まで置換す
る。置換後アルゴンガス系バルブ22を閉じて電極3よ
りシールドガスを流さないでアーク発生させ容器1を適
切な回転速度で回転させ容器1の合せ部を全周溶接封止
する。 【効果】高価で高度な真空装置及び溶接機を必要とせず
信頼性ある溶接封止が安価に達成できる。
器と蓋を組み立てた状態で真空容器内へ移動し真空容器
及び容器内を所定減圧値で溶接封止するために真空排気
後真空容器内を不活性ガスのアルゴンガスで所定減圧値
まで置換しシールドガスを流さず溶接封止を行う。 【解決手段】容器と蓋を挿入組立てした容器1を真空容
器4内に移動し真空容器4内を1.3×101Pa 以上に
真空排気後真空系バルブ20を閉じ封止した状態でアル
ゴンガス系バルブ22を開けて所定減圧値まで置換す
る。置換後アルゴンガス系バルブ22を閉じて電極3よ
りシールドガスを流さないでアーク発生させ容器1を適
切な回転速度で回転させ容器1の合せ部を全周溶接封止
する。 【効果】高価で高度な真空装置及び溶接機を必要とせず
信頼性ある溶接封止が安価に達成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器内を真空に封止
する装置に係り、特に容器内にナトリウムや硫黄等の活
物質を密封する場合は、空気中の酸素と反応するため一
旦容器内を真空排気し不活性ガスで所定の真空度に置換
しバラツキ無く減圧封止するのに好適で安価なタングス
テン電極アルゴンガス溶接封止装置に関する。
する装置に係り、特に容器内にナトリウムや硫黄等の活
物質を密封する場合は、空気中の酸素と反応するため一
旦容器内を真空排気し不活性ガスで所定の真空度に置換
しバラツキ無く減圧封止するのに好適で安価なタングス
テン電極アルゴンガス溶接封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の密封方法及び装置は、特公昭48−
35125 号に記載の様に図6の密封用容器12を予めある
程度組立て,溶接しておき密封用の脱気用細穴14を有
している容器を真空容器に入れ真空排気し容器内を所定
圧力とし、熱源に要求される真空度又は各種ガス雰囲気
中で極短時間のビームで溶塞,密封を行うものである。
35125 号に記載の様に図6の密封用容器12を予めある
程度組立て,溶接しておき密封用の脱気用細穴14を有
している容器を真空容器に入れ真空排気し容器内を所定
圧力とし、熱源に要求される真空度又は各種ガス雰囲気
中で極短時間のビームで溶塞,密封を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、封止
用容器に予め脱気用細孔加工を施す必要があり、各種ガ
ス雰囲気中でアークにより脱気用細孔を溶塞するための
アーク発生法について配慮がされておらず a)アーク発生の不安定化とアーク溶接時の酸化膜生成
による信頼性の低下、 b)容器に脱気用細孔を要し加工コストが高い、 c)脱気用細孔を有する部品を予め容器と溶接する工数
も必要である という問題点があった。
用容器に予め脱気用細孔加工を施す必要があり、各種ガ
ス雰囲気中でアークにより脱気用細孔を溶塞するための
アーク発生法について配慮がされておらず a)アーク発生の不安定化とアーク溶接時の酸化膜生成
による信頼性の低下、 b)容器に脱気用細孔を要し加工コストが高い、 c)脱気用細孔を有する部品を予め容器と溶接する工数
も必要である という問題点があった。
【0004】即ち、図5の公知例では容器12に脱気用
細孔14を有する蓋13を予め溶接し、その後真空容器
内に移動し真空排気後アーク又はプラズマビーム又は電
子ビーム源に適した雰囲気すなわち高真空又は適当なガ
ス雰囲気にして熱源7を起動させて脱気用細孔14を溶
着し溶塞している。
細孔14を有する蓋13を予め溶接し、その後真空容器
内に移動し真空排気後アーク又はプラズマビーム又は電
子ビーム源に適した雰囲気すなわち高真空又は適当なガ
ス雰囲気にして熱源7を起動させて脱気用細孔14を溶
着し溶塞している。
【0005】しかしこの方法では a)任意ガス雰囲気だけではアーク発生させる場合、ア
ークが安定せず断続的なアーク、もしくはアーク集中性
に乏しく溶接部の信頼性に欠け更に空気中の酸素の残留
で溶接部に酸化膜を形成し溶融欠陥を発生させる恐れが
あった。
ークが安定せず断続的なアーク、もしくはアーク集中性
に乏しく溶接部の信頼性に欠け更に空気中の酸素の残留
で溶接部に酸化膜を形成し溶融欠陥を発生させる恐れが
あった。
【0006】b)脱気用細孔14を有する蓋13を予め
溶接し真空容器内へ移動し真空又は各種ガス雰囲気中で
脱気用細孔14を溶着するため溶接部位が2種類となり
溶接,溶着工程が2工程必要になりコスト高である。
又、蓋13の加工コストも脱気用細孔14を加工するた
めコスト高となっている。
溶接し真空容器内へ移動し真空又は各種ガス雰囲気中で
脱気用細孔14を溶着するため溶接部位が2種類となり
溶接,溶着工程が2工程必要になりコスト高である。
又、蓋13の加工コストも脱気用細孔14を加工するた
めコスト高となっている。
【0007】c)熱源7はタングステントーチ等のアー
ク電極又はプラズマビーム源又は電子ビーム源で、タン
グステントーチ等のアーク電極は、電極材質,電極先端
形状によりアーク発生の安定性が得られない。
ク電極又はプラズマビーム源又は電子ビーム源で、タン
グステントーチ等のアーク電極は、電極材質,電極先端
形状によりアーク発生の安定性が得られない。
【0008】という恐れがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】アーク発生の安定化は、
真空容器の初期到達真空度を1.3×101Pa以上とし
アルゴンガス99.99% を流入置換し所定圧力で封止
することでタングステン電極アルゴンガス溶接で溶接時
酸化膜を形成すること無く安定したアークが連続で得ら
れる雰囲気とすることができ、且つ電極の材質は、トリ
ウム及びイットリウム入りタングステン電極より電子放
射能が大きいランタン入り電極を使用し電極の先端角度
を10度〜30度に形成することでアークの連続安定を
達成し更に電極と溶接部距離を0.5mm〜3.0mmの範囲
で選定しアーク発生の安定化を達成する。
真空容器の初期到達真空度を1.3×101Pa以上とし
アルゴンガス99.99% を流入置換し所定圧力で封止
することでタングステン電極アルゴンガス溶接で溶接時
酸化膜を形成すること無く安定したアークが連続で得ら
れる雰囲気とすることができ、且つ電極の材質は、トリ
ウム及びイットリウム入りタングステン電極より電子放
射能が大きいランタン入り電極を使用し電極の先端角度
を10度〜30度に形成することでアークの連続安定を
達成し更に電極と溶接部距離を0.5mm〜3.0mmの範囲
で選定しアーク発生の安定化を達成する。
【0010】アーク発生の安定化により円筒金属容器の
全周溶接を連続化するために電極トーチ部と円筒金属容
器の受け部には、冷却水を1リットル/分の流量で流し
溶接部及び装置の過熱を防止することで達成し円筒金属
容器と蓋のはめ合い部を全周連続で溶接するため予め脱
気用細孔を施した蓋を大気中で溶接し脱気用細孔を負圧
で溶接封止する2段階の工程を必要とせず脱気用細孔の
加工も不要とする事で部品の加工コストも低減できる。
全周溶接を連続化するために電極トーチ部と円筒金属容
器の受け部には、冷却水を1リットル/分の流量で流し
溶接部及び装置の過熱を防止することで達成し円筒金属
容器と蓋のはめ合い部を全周連続で溶接するため予め脱
気用細孔を施した蓋を大気中で溶接し脱気用細孔を負圧
で溶接封止する2段階の工程を必要とせず脱気用細孔の
加工も不要とする事で部品の加工コストも低減できる。
【0011】真空容器の開閉扉は、必要真空度に応じて
信頼性の高い確実なシール機構を選択使用できるので封
止する容器の交換毎に容器内の到達真空度及び真空封止
後の容器内真空度がバラツクことがない。容器は、容器
と蓋を挿入組立て蓋にはガス抜きを設けているので挿入
組立て隙間とガス抜き溝により真空容器の真空度に応じ
た真空度となるので、組立ては真空容器外で容易に出来
る。
信頼性の高い確実なシール機構を選択使用できるので封
止する容器の交換毎に容器内の到達真空度及び真空封止
後の容器内真空度がバラツクことがない。容器は、容器
と蓋を挿入組立て蓋にはガス抜きを設けているので挿入
組立て隙間とガス抜き溝により真空容器の真空度に応じ
た真空度となるので、組立ては真空容器外で容易に出来
る。
【0012】この真空容器の到達真空度を1.3×101
Pa以上とすることで真空容器内をアルゴンガスで所定
圧力に置換した雰囲気の空気中の酸素残留による溶接時
の酸化膜生成を防ぎタングステン電極アルゴンガス溶接
に適した雰囲気を得ることが出来る。タングステン電極
は、材質にランタン入り電極を使用することでアーク発
生性を確保し先端角度は、アーク発生を電極先端部より
発生させアーク長を長く確保し溶接に適したアークにす
るため鋭角な10度〜30度の範囲で選定する。先端角
度が30度より鈍角になると電極先端部からのアーク発
生分布でなく電極全体からアーク発生するため安定性に
乏しく溶接アークに適さない。
Pa以上とすることで真空容器内をアルゴンガスで所定
圧力に置換した雰囲気の空気中の酸素残留による溶接時
の酸化膜生成を防ぎタングステン電極アルゴンガス溶接
に適した雰囲気を得ることが出来る。タングステン電極
は、材質にランタン入り電極を使用することでアーク発
生性を確保し先端角度は、アーク発生を電極先端部より
発生させアーク長を長く確保し溶接に適したアークにす
るため鋭角な10度〜30度の範囲で選定する。先端角
度が30度より鈍角になると電極先端部からのアーク発
生分布でなく電極全体からアーク発生するため安定性に
乏しく溶接アークに適さない。
【0013】電極と溶接部の距離は、0.5mm より小さ
くすると溶接部溶融金属と電極が接触しアーク発生が途
絶える可能性が高く、3.0mm 以上にするとアーク発生
するが連続性に乏しく溶接部金属が溶融しないため溶接
電流を増加すると電極が溶断する現象が発生し連続溶接
に適さないため電極と溶接部距離は、0.5mm〜3.0mm
の範囲で選定し連続溶接を可能にした。連続溶接を行う
と電極,電極トーチ部及び溶接部の温度が過熱状態とな
り溶接条件が変化し信頼性に乏しく電極トーチ部のセラ
ミックスホルダーを破損させる可能性があるため冷却水
を1リットル/分の流量で流し過熱を防止する。冷却水
は、恒温槽で温度管理されていれば望ましい状態であ
る。真空容器内は、溶接毎に真空排気,封止,アルゴン
ガス置換,溶接,大気圧への置換,溶接品の取り出し交
換を繰り返し行うため溶接時発生する溶接ヒュームの影
響による溶接選定条件に変化無く真空容器容量100リ
ットルで発熱による影響も溶接時間3分以内のため雰囲
気の温度上昇も1℃程度のため円筒金属容器内の圧力上
昇変化も許容管理出来る範囲内で信頼性の高い封止溶接
を可能にした。
くすると溶接部溶融金属と電極が接触しアーク発生が途
絶える可能性が高く、3.0mm 以上にするとアーク発生
するが連続性に乏しく溶接部金属が溶融しないため溶接
電流を増加すると電極が溶断する現象が発生し連続溶接
に適さないため電極と溶接部距離は、0.5mm〜3.0mm
の範囲で選定し連続溶接を可能にした。連続溶接を行う
と電極,電極トーチ部及び溶接部の温度が過熱状態とな
り溶接条件が変化し信頼性に乏しく電極トーチ部のセラ
ミックスホルダーを破損させる可能性があるため冷却水
を1リットル/分の流量で流し過熱を防止する。冷却水
は、恒温槽で温度管理されていれば望ましい状態であ
る。真空容器内は、溶接毎に真空排気,封止,アルゴン
ガス置換,溶接,大気圧への置換,溶接品の取り出し交
換を繰り返し行うため溶接時発生する溶接ヒュームの影
響による溶接選定条件に変化無く真空容器容量100リ
ットルで発熱による影響も溶接時間3分以内のため雰囲
気の温度上昇も1℃程度のため円筒金属容器内の圧力上
昇変化も許容管理出来る範囲内で信頼性の高い封止溶接
を可能にした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1に
より説明する。
より説明する。
【0015】真空封止される容器1と組立て挿入隙間最
大0.2mm を有する蓋2を予め挿入組立てし真空容器4
の気密性を有する扉18より真空容器4内へ移動する。
その後回転駆動部21と受け部23に設定しタングステ
ン電極3と容器1の溶接部隙間を0.5mm〜3.0mmにす
る。真空ポンプ17で真空容器4の排気を1.3× 101
Pa 以上まで実施し、真空系バルブ20を閉じて不活
性ガスであるアルゴンガスをアルゴンガス系バルブ22
を開いて真空容器4内を4×103Pa 以上の所定の減
圧値まで置換し回転駆動部21を閉じる。この圧力を計
測するために初期到達真空度〜アルゴンガス置換後の真
空度計測用としてキャパシタンスマノメータ(GM−1
000型のアルバック製)真空計6を使用し計測管理す
る。
大0.2mm を有する蓋2を予め挿入組立てし真空容器4
の気密性を有する扉18より真空容器4内へ移動する。
その後回転駆動部21と受け部23に設定しタングステ
ン電極3と容器1の溶接部隙間を0.5mm〜3.0mmにす
る。真空ポンプ17で真空容器4の排気を1.3× 101
Pa 以上まで実施し、真空系バルブ20を閉じて不活
性ガスであるアルゴンガスをアルゴンガス系バルブ22
を開いて真空容器4内を4×103Pa 以上の所定の減
圧値まで置換し回転駆動部21を閉じる。この圧力を計
測するために初期到達真空度〜アルゴンガス置換後の真
空度計測用としてキャパシタンスマノメータ(GM−1
000型のアルバック製)真空計6を使用し計測管理す
る。
【0016】これにより容器1内は真空容器4と同圧と
なり、タングステン電極3よりアークを発生させて溶接
部が溶融し始めたら回転駆動部21をモータ15によっ
て回転させることで容器1の溶接部全周を溶接封止す
る。
なり、タングステン電極3よりアークを発生させて溶接
部が溶融し始めたら回転駆動部21をモータ15によっ
て回転させることで容器1の溶接部全周を溶接封止す
る。
【0017】アルゴンガスで所定圧力まで置換する前の
到達真空度は、高い方が空気中の酸素残留を少なく出来
溶接時発生する酸化膜の生成を抑制出来るが図4に示す
ようにタングステン電極アルゴンガス溶接では、1.3
×101Pa以上であれば連続的に安定したアーク発生
が得られ溶接部の酸化膜も溶融信頼性に影響を及ぼさな
い。
到達真空度は、高い方が空気中の酸素残留を少なく出来
溶接時発生する酸化膜の生成を抑制出来るが図4に示す
ようにタングステン電極アルゴンガス溶接では、1.3
×101Pa以上であれば連続的に安定したアーク発生
が得られ溶接部の酸化膜も溶融信頼性に影響を及ぼさな
い。
【0018】又、この到達真空度が高ければ高いほど溶
接の信頼性は向上するが真空排気に要する時間を必要と
するため本実施例では、ロータリポンプで真空排気出来
る範囲の1.3×101Pa以上とし設備コストを抑制し
ている。
接の信頼性は向上するが真空排気に要する時間を必要と
するため本実施例では、ロータリポンプで真空排気出来
る範囲の1.3×101Pa以上とし設備コストを抑制し
ている。
【0019】図2は容器1と蓋2の組立て状態を示す。
蓋2はSUS製で塑性加工で製作し、組立て勘合部にガ
ス抜き溝2aを塑性加工により同時に加工実施している
ことで部品製作コスト低減とガス抜き溝2aにより所定
減圧値までの不活性ガス置換時間を最少にして容器1内
の封止圧力値の信頼性を確保している。
蓋2はSUS製で塑性加工で製作し、組立て勘合部にガ
ス抜き溝2aを塑性加工により同時に加工実施している
ことで部品製作コスト低減とガス抜き溝2aにより所定
減圧値までの不活性ガス置換時間を最少にして容器1内
の封止圧力値の信頼性を確保している。
【0020】又、タングステン電極3は、減圧雰囲気で
もアーク発生性を考慮し直径2.8mmから4.5mmの範囲
内で選定する。この実施例では直径3.2mmを使用し、
電極3は鉛筆形状に成形し先端角度を10度〜30度の
範囲内で選定し、材質はタングステンにランタン(La
の酸化物保有量が1.7%〜2.2%)の電極3を使用し
アークの安定化と連続化を達成している。溶接機19
は、日立製インバータTIG溶接機DT−NP−300
Aを使用した。
もアーク発生性を考慮し直径2.8mmから4.5mmの範囲
内で選定する。この実施例では直径3.2mmを使用し、
電極3は鉛筆形状に成形し先端角度を10度〜30度の
範囲内で選定し、材質はタングステンにランタン(La
の酸化物保有量が1.7%〜2.2%)の電極3を使用し
アークの安定化と連続化を達成している。溶接機19
は、日立製インバータTIG溶接機DT−NP−300
Aを使用した。
【0021】電極材質は、市販品である4種類でアーク
発生性を評価しその結果を表1に示す。
発生性を評価しその結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】電極径3.2mm,先端角度15度,雰囲気
圧力4×103Pa,電極と溶接部距離1.0mm ,溶接
電流50A〜180Aの条件下でトリウム入りタングス
テン電極は、電流設定値に関係なく電極全体からアーク
放電し溶接に適さない。又、イットリウム入りタングス
テン電極は、溶接電流90A以下では、電極全体からの
アーク放電で90Aを越える電流値では、電極先端から
連続集中したアーク発生が可能であった。ランタン入り
タングステン電極は、全ての電流設定値で電極先端から
連続集中したアーク発生を得ることができた。又、この
電極径については、市販品では径が限定されるため一部
研磨で製作し電極径1.0mm〜10.0mmで評価しその結
果を図3に示す。電極径が2.8mm より小さいとアーク
発生及び連続発生は、良好であるが全周溶接終了する前
に電極が溶断する。これは、減圧下ではアークが集中し
にくく拡がるためタングステン電極の赤熱部分の長さが
増加し溶断に至ると考えられる。又、電極径が4.5mm
を越えるとアーク発生の連続性に欠け金属を溶融するま
でに至らないため電流値を増加させる必要があるが18
0A以上の電流値を必要とし溶接部以外への熱影響が発
生し装置の破損,溶融過多を招き連続溶接に適さない。
圧力4×103Pa,電極と溶接部距離1.0mm ,溶接
電流50A〜180Aの条件下でトリウム入りタングス
テン電極は、電流設定値に関係なく電極全体からアーク
放電し溶接に適さない。又、イットリウム入りタングス
テン電極は、溶接電流90A以下では、電極全体からの
アーク放電で90Aを越える電流値では、電極先端から
連続集中したアーク発生が可能であった。ランタン入り
タングステン電極は、全ての電流設定値で電極先端から
連続集中したアーク発生を得ることができた。又、この
電極径については、市販品では径が限定されるため一部
研磨で製作し電極径1.0mm〜10.0mmで評価しその結
果を図3に示す。電極径が2.8mm より小さいとアーク
発生及び連続発生は、良好であるが全周溶接終了する前
に電極が溶断する。これは、減圧下ではアークが集中し
にくく拡がるためタングステン電極の赤熱部分の長さが
増加し溶断に至ると考えられる。又、電極径が4.5mm
を越えるとアーク発生の連続性に欠け金属を溶融するま
でに至らないため電流値を増加させる必要があるが18
0A以上の電流値を必要とし溶接部以外への熱影響が発
生し装置の破損,溶融過多を招き連続溶接に適さない。
【0024】容器1の連続溶接封止を実施するために回
転駆動部21には、冷却水取入れ口10よりの冷却水を
蓋2まで流路を設けて常時冷却している。冷却水は冷却
水取出し口9より取出す。又、電極3は市販の水冷式ト
ーチを使用し、冷却水取入れ口7より入れ、冷却水取出
し口8より取出し過熱を防止している。
転駆動部21には、冷却水取入れ口10よりの冷却水を
蓋2まで流路を設けて常時冷却している。冷却水は冷却
水取出し口9より取出す。又、電極3は市販の水冷式ト
ーチを使用し、冷却水取入れ口7より入れ、冷却水取出
し口8より取出し過熱を防止している。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、組立て隙間を持つ容器
全体を専用の真空容器に入れて真空排気し封止後所定圧
力までアルゴンガスで置換するため容器内外を常に同圧
状態に保ちタングステン電極よりアーク発生させ円筒金
属容器を全周溶接封止するため封止及び脱気を目的とし
た専用の孔を必要とせず毎回同じ信頼性のある溶接封止
が行える。又、溶接,電極トーチ部に冷却水を流すこと
で過熱による選定溶接条件、溶接容器内の圧力変動を抑
制し連続溶接封止が出来る効果がある。
全体を専用の真空容器に入れて真空排気し封止後所定圧
力までアルゴンガスで置換するため容器内外を常に同圧
状態に保ちタングステン電極よりアーク発生させ円筒金
属容器を全周溶接封止するため封止及び脱気を目的とし
た専用の孔を必要とせず毎回同じ信頼性のある溶接封止
が行える。又、溶接,電極トーチ部に冷却水を流すこと
で過熱による選定溶接条件、溶接容器内の圧力変動を抑
制し連続溶接封止が出来る効果がある。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】実施例における電極形状,容器と蓋の組立て図
である。
である。
【図3】タングステン電極径とアーク発生の関係図であ
る。
る。
【図4】アルゴンガス置換前の初期到達真空度による溶
接性関係図である。
接性関係図である。
【図5】従来例の断面図である。
【図6】従来例の容器断面図である。
1…容器、2…蓋、3…タングステン電極、4…真空容
器、5…アルゴンガス供給管、6…真空計、7,10…
冷却水取入れ口、8,9…冷却水取出し口、11,1
2,13…Oリング、14…溶接機電源コード、15…
回転駆動モータ、16…真空排気ライン、17…真空ポ
ンプ、18…真空容器扉、19…溶接機、20…真空系
バルブ、21…回転駆動部、22…アルゴンガス系バル
ブ、23…受け部、24…ナトリウム又は硫黄等の活物
質。
器、5…アルゴンガス供給管、6…真空計、7,10…
冷却水取入れ口、8,9…冷却水取出し口、11,1
2,13…Oリング、14…溶接機電源コード、15…
回転駆動モータ、16…真空排気ライン、17…真空ポ
ンプ、18…真空容器扉、19…溶接機、20…真空系
バルブ、21…回転駆動部、22…アルゴンガス系バル
ブ、23…受け部、24…ナトリウム又は硫黄等の活物
質。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅津 幸浩 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (8)
- 【請求項1】円筒金属容器内にナトリウム又は、硫黄等
の活物質を封止する装置において真空容器内を1.3×
101Pa以上の真空にする手段とアルゴンガスパージ
により4.0×103Pa以下の一定圧に制御する手段を
有しこの中に円筒金属容器を入れてアルゴンガス雰囲気
に保ちながら円筒金属容器の全周をタングステン電極ア
ルゴンガス溶接装置により封止することを特徴とするナ
トリウム−硫黄電池の減圧封止装置。 - 【請求項2】請求項1においてタングステン電極は、
1.7%〜2.2%のランタンの酸化物を保有しかつ電極
径は、2.8mm〜4.5mm、電極先端形状は、先端角度1
0度〜30度とすると共に電極と円筒金属容器の隙間を
0.5mm〜3.0mmで溶接することを特徴とするナトリウ
ム−硫黄電池の減圧封止装置。 - 【請求項3】請求項1において電極チャック部と円筒金
属容器チャック部は、1リットル/分以上の流量を有す
る冷却水を流す過熱防止機構を持つことで連続溶接する
ことを特徴とするナトリウム−硫黄電池の減圧封止装
置。 - 【請求項4】請求項1において円筒金属容器の回転制御
機構は、真空容器の外部に設置したモータを回転源とし
回転数0.5rpm〜5rpm で円筒金属容器全周を溶接する
ことを特徴とするナトリウム−硫黄電池の減圧封止装
置。 - 【請求項5】請求項1において円筒金属容器の溶接電源
は、真空容器の外部に設置した直流溶接電源で電流値5
0A〜180Aで円筒金属容器全周を溶接することを特
徴とするナトリウム−硫黄電池の減圧封止装置。 - 【請求項6】円筒金属容器の回転制御機構と溶接電源を
真空容器外部に置き電極の位置制御,ガス圧制御,ガス
流量制御,冷却水流量制御で自動溶接することを特徴と
するナトリウム−硫黄電池の減圧封止装置。 - 【請求項7】円筒金属容器内にナトリウムや硫黄等の活
物質を封止する方法において円筒金属容器内に活物質を
入れた後封止する部分が円筒金属容器に蓋をはめ込み溶
接する構造で、この円筒金属容器と蓋のはめ込み部に
は、円筒金属容器内の固形物以外の気体を真空排気する
のに必要な隙間を設けこれを真空容器内に装入して真空
排気することにより円筒金属容器内を真空にした後、真
空容器内を負圧に保ちつつアルゴンガスを導入し円筒金
属容器内を負圧アルゴンガス雰囲気にすると共に円筒金
属容器の内外を一定の負圧に制御した状態でタングステ
ン電極アルゴンガス溶接で円筒金属容器を回転させ封止
する溶接法で溶接することを特徴とするナトリウム−硫
黄電池の減圧封止方法。 - 【請求項8】円筒金属容器内に活物質を封止する請求項
1に記載の方法において円筒金属と蓋のはめ合い部に溶
接線とほぼ直角方向にスリット溝のガス抜き溝を有し円
筒金属容器に蓋をした状態で円筒金属容器内の真空排気
が短時間で出来るようにすると共に全周溶接でこのスリ
ット溝を同時に溶融し封止することを特徴とする請求項
7に記載のナトリウム−硫黄電池の減圧封止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9151891A JPH113727A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ナトリウム−硫黄電池の減圧封止装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9151891A JPH113727A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ナトリウム−硫黄電池の減圧封止装置及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113727A true JPH113727A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15528468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9151891A Pending JPH113727A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ナトリウム−硫黄電池の減圧封止装置及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH113727A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106785103A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-31 | 上海电气钠硫储能技术有限公司 | 一种钠硫电池正极装配方法 |
| CN106785104A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-05-31 | 上海电气钠硫储能技术有限公司 | 一种钠硫电池负极的封装方法 |
| CN109570722A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-04-05 | 广西南宁胜祺安科技开发有限公司 | 一种真空焊接设备及其使用方法 |
| CN120206005A (zh) * | 2025-05-21 | 2025-06-27 | 安徽得壹能源科技有限公司 | 一种提升壳体和端盖焊缝质量的真空激光焊接装置与方法 |
| WO2025203614A1 (ja) * | 2024-03-29 | 2025-10-02 | 日本碍子株式会社 | 電子ビーム溶接装置及びナトリウム-硫黄電池の製造方法 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP9151891A patent/JPH113727A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN106785104B (zh) * | 2016-12-21 | 2019-03-08 | 上海电气钠硫储能技术有限公司 | 一种钠硫电池负极的封装方法 |
| CN109570722A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-04-05 | 广西南宁胜祺安科技开发有限公司 | 一种真空焊接设备及其使用方法 |
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| WO2025203808A1 (ja) * | 2024-03-29 | 2025-10-02 | 日本碍子株式会社 | 電子ビーム溶接装置及びナトリウム-硫黄電池の製造方法 |
| CN120206005A (zh) * | 2025-05-21 | 2025-06-27 | 安徽得壹能源科技有限公司 | 一种提升壳体和端盖焊缝质量的真空激光焊接装置与方法 |
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