JPH1137774A - 車載のジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算方法 - Google Patents
車載のジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算方法Info
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- JPH1137774A JPH1137774A JP21264997A JP21264997A JPH1137774A JP H1137774 A JPH1137774 A JP H1137774A JP 21264997 A JP21264997 A JP 21264997A JP 21264997 A JP21264997 A JP 21264997A JP H1137774 A JPH1137774 A JP H1137774A
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Abstract
移動されるような場合にもヨーレートセンサのドリフト
量を正確に演算する。 【解決手段】 車輌(12)の停車状態が判定される
と、ヨーレートセンサ(16)の出力に基づきヨーレー
トセンサのドリフト量γd を演算する車載のジャイロ式
ヨーレートセンサのドリフト量演算方法。車輌が停車状
態にあるか否かを判別し(S20)、車輌が停車状態に
あるときにはその状態が最初に判定された時点より所定
の時間毎にヨーレートセンサの出力γs に基づき暫定ド
リフト量γdtを演算し記憶し(S30〜70)、車輌の
走行状態が判定されると(S80)、ドリフト量γd を
直前に記憶された最新の暫定ドリフト量γdt(n) に設定
する(S110)。
Description
のドリフト量演算方法に係り、更に詳細には車載のジャ
イロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算方法に係る。
センサに於いては、種々の要因によりヨーレートセンサ
により検出されるヨーレートと車輌の実際のヨーレート
との間にずれが生じることがあり、両者のずれは一般に
ドリフトと呼ばれている。かかるヨーレートセンサのド
リフトを補正する方法の一つとして、例えば特開昭64
−26161号公報に記載されている如く、車輌が停車
状態にあるか否かを判定し、車輌の停車状態が判定され
るとヨーレートセンサの出力に基づきヨーレートセンサ
のドリフト量を演算し、ヨーレートセンサの出力よりド
リフト量を減算する方法が従来より知られている。
輌の実際のヨーレートは0であり、車輌が停車状態にあ
るときのヨーレートセンサの出力はヨーレートセンサの
ドリフト量に相当するので、上記従来のドリフト補正方
法によれば、ヨーレートセンサのドリフトを演算された
ドリフト量にて相殺し、これにより車輌の実際のヨーレ
ートを正確に求めることができる。
に車輪速度センサの如き車載のセンサによる検出結果に
基づき判定されるようになっており、これらのセンサの
検出結果から車輌が停車状態にあると判定される場合で
あっても、例えば車輌がフェリーボートやターンテーブ
ルに搭乗している場合の如く、車輌が実際に地球に対し
相対的にヨー運動している場合がある。
に一般的に使用されているジャイロ式のヨーレートセン
サであり、車輌がフェリーボートの如き移動手段により
移動される場合には、ヨーレートセンサは車輌が移動さ
れることによるヨー運動のヨーレートを検出する。その
ため上述の如き従来のドリフト補正方法に於いては、ヨ
ーレートセンサのドリフト量が真のドリフト量と車輌の
実際のヨー運動のヨーレートとの和として演算されてし
まい、その結果ヨーレートセンサのドリフト量を正確に
演算することができず、またヨーレートセンサによる検
出ヨーレートを正確に補正することができないという問
題がある。
ーレートセンサの出力に基づきヨーレートセンサのドリ
フト量を演算する従来のヨーレートセンサのドリフト補
正方法に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたもので
あり、本発明の主要な課題は、車輌が地球に対し相対的
にヨー運動していない状況に於けるヨーレートセンサの
出力に基づきヨーレートセンサのドリフト量を演算する
ことにより、車輌がフェリーボートの如き移動手段によ
り移動されるような場合にもヨーレートセンサのドリフ
ト量を正確に演算することである。
発明によれば、車輌の停車状態が判定されるとヨーレー
トセンサの出力に基づきヨーレートセンサのドリフト量
を演算する車載のジャイロ式ヨーレートセンサのドリフ
ト量演算方法にして、車輌が停車状態にあるときにはそ
の停車状態が最初に判定された時点より所定の時間毎に
前記ヨーレートセンサの出力に基づき暫定ドリフト量を
演算し記憶する工程と、車輌の停車状態の解除が判定さ
れるとドリフト量を直前に記憶された最新の暫定ドリフ
ト量に設定する工程とを含んでいることを特徴とする車
載ジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト補正方法(請
求項1の構成)、又は車輪の回転速度に比例する頻度に
て発生されるパルスに基づき車輪速度を検出する車輪速
度センサの出力に基づき車輌の停車状態を判定し、車輌
の停車状態が判定されるとヨーレートセンサの出力に基
づきヨーレートセンサのドリフト量を演算する車載のジ
ャイロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算方法にし
て、車輌が停車状態にあるときにはその停車状態が最初
に判定された時点より所定の時間毎に前記ヨーレートセ
ンサの出力に基づき暫定ドリフト量を演算し記憶する工
程と、車輌の停車状態の解除が判定されると停車時間を
求める工程と、前記停車時間が基準値未満のときにはド
リフト量を直前に記憶された最新の暫定ドリフト量に設
定し、前記停車時間が前記基準値以上のときにはドリフ
ト量を最新の暫定ドリフト量の直前に記憶された暫定ド
リフト量に設定する工程とを含んでいることを特徴とす
る車載のジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算
方法(請求項2の構成)によって達成される。
ような場合にも、車輌が走行を開始する直前はフェリー
ボートも停止した状態にあるので、車輌が走行を開始す
る直前は車輌は地球に対し静止した状態にあり、従って
車輌の実際のヨーレートは確実に0であると考えられ
る。
状態にあるときにはその停車状態が最初に判定された時
点より所定の時間毎にヨーレートセンサの出力に基づき
暫定ドリフト量が演算され記憶され、車輌の停車状態の
解除が判定されるとドリフト量が直前に記憶された最新
の暫定ドリフト量に設定される。従って車輌がフェリー
ボートの如き移動手段により移動される場合にも、最新
の暫定ドリフト量は車輌の停車状態の解除が判定される
直前に、即ち移動手段も車輌も停止している状況に於い
て演算されたドリフト量であるので、ヨーレートセンサ
のドリフト量が正確に求められる。
速度に比例する頻度にて発生されるパルスに基づき車輪
速度を検出するようになっており、車輪の回転速度が低
いときには車輪速度を検出することができない。そのた
め車輌が交差点で停車した後ゆっくりと左折又は右折し
ながら加速するような場合には、車輪速度センサの出力
に基づき車輌の停車状態が判定された後停車状態の解除
が判定される。しかし車輌は実際にはヨー運動している
ので、ヨーレートセンサはヨー運動のヨーレートを検出
する。そのため停車状態の解除が判定された直前の暫定
ドリフト量がセンサのドリフト量に設定されると、ドリ
フト量は真のドリフト量と車輌の実際のヨー運動のヨー
レートとの和になってしまう。
時間が基準値未満のときにはドリフト量が直前に記憶さ
れた最新の暫定ドリフト量に設定され、停車時間が基準
値以上のときにはドリフト量が最新の暫定ドリフト量の
直前に記憶された暫定ドリフト量に設定されるので、例
えば車輌が停車した後にゆっくりと旋回しながら加速す
るような場合にも、ドリフト量が車輌が停止していると
きに演算された暫定ドリフト量に設定されることによ
り、ヨーレートセンサのドリフト量が正確に演算され
る。
い態様によれば、上記請求項1又は2の構成に於いて、
暫定ドリフト量は前記所定の時間に於けるヨーレートセ
ンサの出力の平均値として演算されるよう構成される
(好ましい態様1)。
ば、上記請求項1の構成に於いて、車輌の停車状態が最
初に判定された時点より前記所定の時間内に車輌の停車
状態の解除が判定されたときには、暫定ドリフト量の演
算を中止し、以前に設定されたドリフト量を維持するよ
う構成される(好ましい態様2)。
ば、上記請求項2の構成に於いて、停車時間が前記所定
の時間未満であるときには、暫定ドリフト量の演算を中
止し、以前に設定されたドリフト量を維持するよう構成
される(好ましい態様3)。
発明を好ましい実施形態について詳細に説明する。
リフト量演算方法が実行される車輌を示す概略構成図で
ある。
れ車輌12の左右の前輪を示し、10rl及び10rrはそ
れぞれ車輌の左右の後輪を示している。これらの車輪に
はそれぞれ車輪速度Vwi(i=fl、fr、rl、rr)を検出
する車輪速度センサ14fl、14fr、14rl、14rrが
設けられている。各車輪速度センサは対応する車軸に固
定された磁気歯車と車輪支持部材に固定された電磁ピッ
クアップとを含み、車輪の回転速度に比例する頻度にて
出力パルスを発生するようになっている。
センサ16及びシフトポジションセンサ18が設けられ
ている。ヨーレートセンサ16は車輌のヨーレートγを
検出し、シフトポジションセンサ18は図には示されて
いないオートマチックトランスミッションのシフトポジ
ションを検出する。
rrにより検出された車輪速度Vwiを示す信号、ヨーレー
トセンサ16により検出されたヨーレートγs を示す信
号及びシフトポジションセンサ18により検出されたシ
フトポジションを示す信号は電気式制御装置20に入力
される。尚図には詳細に示されていないが、電気式制御
装置20は例えばCPUとROMとRAMと入出力ポー
ト装置とを有し、これらが双方向性のコモンバスにより
互いに接続された一般的な構成のマイクロコンピュータ
であってよい。
び図3に示されたフローチャートに従って車輪速度Vwi
に基づき車輌の停車状態を判別し、車輌の停車状態が判
定されるとヨーレートセンサ16のドリフト量γd を演
算し、更にヨーレートセンサの出力γs よりドリフト量
γd を減算することによりヨーレートセンサのドリフト
を補正する。
して図示の実施形態に於けるヨーレートセンサのドリフ
ト量演算及びヨーレート補正ルーチンについて説明す
る。尚図2に示されたフローチャートによる制御は図に
は示されていないイグニッションスイッチの閉成により
開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
み込みが行われ、ステップ20に於いては、後述の如く
図3に示されたフローチャートに従って車輌の停車状態
が所定の時間Tsc(例えば10秒)以上継続しているか
否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステ
ップ80へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ
30に於いてタイマのカウント値Ta 及びTb がそれぞ
れΔT(例えば図2に示されたフローチャートのサイク
ルタイムに相当する正の定数)インクリメントされ、ス
テップ40に於いてヨーレートセンサ16の出力γs が
積算されることによりヨーレートの積算値Σγs が演算
される。
ト値Ta が基準値Tac(例えば5秒程度の正の定数)以
上であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたと
きにはステップ160へ進み、肯定判別が行われたとき
にはステップ60に於いてNをTac/ΔTに等しい正の
整数として下記の数1に従ってヨーレートセンサの暫定
ドリフト量γdtが演算される。
於いて演算された暫定ドリフト量γdtがその最新の値γ
d(n)としてRAMに記憶されることによって更新され、
また暫定ドリフトの前回値γd(n-1)が前回のステップ6
0に於いて演算された暫定ドリフト量に更新されると共
に、タイマのカウント値Ta 及びヨーレートの積算値Σ
γs が0にリセットされた後ステップ160へ進む。
輪の車輪速度Vwiのうちの最大値Vwmaxが基準値Vwo
(正の定数)以上であるか否かの判別により、車輌が走
行中であるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われた
ときにはステップ90へ進む。ステップ90に於いて
は、タイマのカウント値Tb が基準値Tac未満であるか
否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステ
ップ100へ進む。またステップ80に於いて否定判別
が行われた場合及びステップ90に於いて肯定判別が行
われた場合にはステップ150へ進む。
ント値Tb が基準値Tbc(例えば2Tacの如くTacより
も大きい正の定数)以上であるか否かの判別が行われ、
否定判別が行われたときにはステップ110に於いてヨ
ーレートセンサのドリフト量γd が直前に演算され記憶
された暫定ドリフト量γdt(n) に設定され、肯定判別が
行われたときにはステップ120に於いてヨーレートセ
ンサのドリフト量γdがγdt(n) よりも一回前に演算さ
れ記憶された暫定ドリフト量γdt(n-1) に設定される。
Rを例えば0.5以上且つ1未満の正の定数とし、γd
(n)をステップ110又は120に於いて設定されたド
リフト量の値とし、γd(n-1)をドリフト量の前回値とし
て、下記の数2に従ってヨーレートセンサのドリフト量
γd のフィルタリング処理が行われ、ステップ140に
於いては、ドリフト量γd がRAMに記憶される。
ント値Ta 及びTb がそれぞれ0にリセットされると共
に、ヨーレートの積算値Σγs が0にリセットされ、ス
テップ160に於いては、下記の数3に従ってヨーレー
トセンサ16の出力γs がドリフト量γd にて減算され
ることにより補正後のヨーレートγが演算される。
して上述のステップ20に於ける車輌の停車状態判定の
サブルーチンについて説明する。
の車輪速度Vwiのうちの最大値Vwmaxが基準値Vwo(正
の定数)未満であるか否かの判別が行われ、否定判別が
行われたときにはステップ24へ進み、肯定判別が行わ
れたときにはステップ22へ進む。
センサにより検出されたオートマチックトランスミッシ
ョンのシフトポジョンがPレンジであるか否かの判別が
行われ、肯定判別が行われたときにはステップ23に於
いてタイマのカウント値TsがΔTs (正の定数)イン
クリメントされ、否定判別が行われたときにはタイマの
カウント値Ts が0にリセットされた後ステップ80へ
進む。
ト値Ts が基準値Tsc(正の定数)以上であるか否かの
判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ3
0へ進み、否定判別が行われたときにはステップ80へ
進む。
プ20に於いて車輌の停車状態が所定の時間Tsc以上継
続している旨の判別が行われると、ステップ30〜70
に於いてTac時間毎に暫定ドリフト量γdtが演算され
る。そしてステップ20に於いて否定判別が行われ、ス
テップ80に於いて車輌の走行状態が判別されると、ス
テップ100に於いて車輌の停車時間がTbc時間以上で
あるか否かの判別が行われる。
には、ステップ100に於いて否定判別が行われること
により、ステップ110に於いてヨーレートセンサ16
のドリフト量γd が最新の暫定ドリフト量γdt(n) に設
定され、ステップ130に於いてフィルタリング処理さ
れた値γd が演算され、ステップ140に於いてその値
がヨーレートセンサのドリフト量γd として記憶され
る。
に於いて車輌が停止状態になったとすると、或いは時点
t1 に於いて車輌が停止した状態にてイグニッションス
イッチが閉成されたとすると、それよりTsc時間が経過
した時点t2 に於いてステップ20の肯定判別が行われ
ることによりヨーレートの積算値Σγs の演算が開始さ
れ、時点t2 よりTac時間が経過した時点t3 に於いて
暫定ドリフト量γdtが演算される。そして時点t3 より
Tac時間が経過する時点t5 よりも前の時点t4 に於い
て車輌が走行状態になると、ステップ20に於いて否定
判別が行われ、ステップ80に於いて肯定判別が行わ
れ、ステップ100に於いて否定判別が行われ、これに
よりステップ110に於いてヨーレートセンサのドリフ
ト量γd が最新の暫定ドリフト量γdt(n) に設定され
る。
ときには、ステップ100に於いて肯定判別が行われる
ことにより、ステップ120に於いてヨーレートセンサ
16のドリフト量γd が最新の暫定ドリフト量γdt(n)
の直前に演算され記憶された暫定ドリフト量γdt(n-1)
に設定され、ステップ130に於いてフィルタリング処
理された値γd が演算され、ステップ140に於いてそ
の値がヨーレートセンサのドリフト量γd として記憶さ
れる。
よりTac時間が経過した時点t3 に於いて暫定ドリフト
量γdtが演算され、暫定ドリフト量γdt(n) として記憶
される。また時点t3 よりTac時間が経過した時点t4
に於いて暫定ドリフト量γdtが演算され、最新の暫定ド
リフト量γdt(n) として記憶され、前回の暫定ドリフト
量γdtが前回値γdt(n-1) に更新される。そして時点t
4 よりTac時間が経過する時点t6 よりも前の時点t5
に於いて車輌が走行状態になると、ステップ20に於い
て否定判別が行われ、ステップ80に於いて肯定判別が
行われ、ステップ100に於いて否定判別が行われ、こ
れによりステップ110に於いてヨーレートセンサのド
リフト量γd が最新の暫定ドリフト量γdt(n) の直前の
値γdt(n-1) に設定される。
演算できないほど短いときには、即ち図6に示されてい
る如く車輌の停車時間がTsc+Tac未満であり、時点t
2 よりTac時間が経過する時点t4 よりも前の時点t3
に於いて車輌が走行を開始するときには、ステップ50
に於いて肯定判別が行われることなくステップ80及び
90に於いて肯定判別が行われ、そのため暫定ドリフト
量γdtは演算されず、ヨーレートセンサのドリフト量γ
d は以前に演算され記憶されている値に維持される。
車時間が例えば15秒以上20秒未満の如く比較的短い
場合には、ヨーレートセンサ16のドリフト量γd は車
輌が走行を開始する直前に演算された最新の暫定ドリフ
ト量γdt(n) に設定されるので、車輌がフリーボートの
如き移動手段により移動される場合にも、移動手段が停
止状態にあり且つ車輌も移動手段に対し停止状態にある
ときのドリフト量としてヨーレートセンサのドリフト量
γd を正確に求めることができ、これによりヨーレート
センサの検出値を正確に補正して車輌のヨーレートを正
確に検出することができる。
記載された従来のヨーレートセンサのドリフト補正方法
に於いては、車輌の停車時間によってヨーレートのドリ
フト量を演算する時間が変化するのに対し、図示の実施
形態によれば、ヨーレートセンサの暫定ドリフト量は常
に一定の時間毎に演算されるので、ドリフト量を常に一
定の条件にて求めることができる。
間が例えば20秒以上の如く長い場合には、ヨーレート
センサ16のドリフト量γd は最新の暫定ドリフト量γ
dt(n) の直前の暫定ドリフト量γdt(n-1) に設定される
ので、車輌が交差点に於いて停車した後にゆっくりと旋
回しながら加速するような場合にも、車輌が実際に停止
しているときのドリフト量としてヨーレートセンサのド
リフト量γd を正確に求めることができ、これによりヨ
ーレートセンサの検出値を正確に補正して車輌のヨーレ
ートを正確に検出することができる。
フト補正方法に於いては、車輌が停車した後にゆっくり
と旋回しながら加速するような場合にヨーレートセンサ
のドリフト量を正確に求めることができないという問題
を解消するためには、ドリフト量の演算を終了する時点
と車輌の走行開始判定の時点との間の時間を長く設定し
なければならず、その場合には車輌の停車時間が比較的
短い状況に於いてヨーレートセンサのドリフト量を演算
することができない。
ーレートセンサの暫定ドリフト量は所定の時間毎に演算
されるので、車輌の停車時間が比較的短い状況に於いて
もヨーレートセンサのドリフト量を確実に演算すること
ができ、これによりドリフト量の演算頻度が過剰に低下
することを回避することができる。
時間が例えば15秒未満の如く非常に短い場合には、ヨ
ーレートセンサの暫定ドリフト量の演算は行われず、そ
れ以前に演算されたドリフト量γd が維持されるので、
車輌の非常に短い停車時間中に生じたヨーレートセンサ
の特異的な検出値に基づきドリフト量が不正確に演算さ
れる虞れを低減することができる。
30に於いてヨーレートセンサ16のドリフト量の現在
値γd(n)及びその前回値γd(n-1)に基づきフィルタリン
グ処理された値としてドリフト量γd が演算されるの
で、ヨーレートセンサ16の特異的な検出値に基づきド
リフト量が不正確に演算される虞れを低減することがで
きる。
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
プ130に於いてドリフト量の現在値γd(n)及びその前
回値γd(n-1)に基づきフィルタリング処理が行われるよ
うになっているが、フィルタリング処理は最近の三つ以
上のドリフト量に基づき行われてもよく、またステップ
130のフィルタリング処理が省略されてもよい。
130に於いて演算されたドリフト量γd がステップ1
40に於いて記憶されるようになっているが、ステップ
130の前又はステップ140の前にドリフト量の現在
値γd(n)とその前回値γd(n-1)との偏差の大きさが基準
値(正の定数)未満であるか否かの判別が行われ、肯定
判別が行われたときには、それぞれステップ130及び
140、ステップ140が実行されることなくステップ
150へ進むよう修正されてもよい。
明の請求項1の構成によれば、車輌がフェリーボートの
如き移動手段により移動される場合にも、最新の暫定ド
リフト量は車輌の停車状態の解除が判定される直前に、
即ち移動手段も車輌も停止している状況に於いて演算さ
れたドリフト量であるので、ヨーレートセンサのドリフ
ト量を正確に求めることができる。
した後にゆっくりと旋回しながら加速するような場合に
も、ドリフト量が車輌が停止しているときに演算された
暫定ドリフト量に設定されることにより、ヨーレートセ
ンサのドリフト量を正確に演算することができる。
算方法が実行される車輌を示す概略構成図である。
量演算及びヨーレート補正ルーチンを示すフローチャー
トである。
ーチンを示すフローチャートである。
が経過する前に車輌が走行状態になる場合に於ける図示
の実施形態の作動を示すタイムチャートである。
が経過した後に車輌が走行状態になる場合に於ける図示
の実施形態の作動を示すタイムチャートである。
が経過する前に車輌が走行状態になる場合に於ける図示
の実施形態の作動を示すタイムチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】車輌の停車状態が判定されるとヨーレート
センサの出力に基づきヨーレートセンサのドリフト量を
演算する車載のジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト
量演算方法にして、車輌が停車状態にあるときにはその
停車状態が最初に判定された時点より所定の時間毎に前
記ヨーレートセンサの出力に基づき暫定ドリフト量を演
算し記憶する工程と、車輌の停車状態の解除が判定され
るとドリフト量を直前に記憶された最新の暫定ドリフト
量に設定する工程とを含んでいることを特徴とする車載
ジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト補正方法。 - 【請求項2】車輪の回転速度に比例する頻度にて発生さ
れるパルスに基づき車輪速度を検出する車輪速度センサ
の出力に基づき車輌の停車状態を判定し、車輌の停車状
態が判定されるとヨーレートセンサの出力に基づきヨー
レートセンサのドリフト量を演算する車載のジャイロ式
ヨーレートセンサのドリフト量演算方法にして、車輌が
停車状態にあるときにはその停車状態が最初に判定され
た時点より所定の時間毎に前記ヨーレートセンサの出力
に基づき暫定ドリフト量を演算し記憶する工程と、車輌
の停車状態の解除が判定されると停車時間を求める工程
と、前記停車時間が基準値未満のときにはドリフト量を
直前に記憶された最新の暫定ドリフト量に設定し、前記
停車時間が前記基準値以上のときにはドリフト量を最新
の暫定ドリフト量の直前に記憶された暫定ドリフト量に
設定する工程とを含んでいることを特徴とする車載のジ
ャイロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21264997A JP3572879B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 車載のジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21264997A JP3572879B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 車載のジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1137774A true JPH1137774A (ja) | 1999-02-12 |
| JP3572879B2 JP3572879B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=16626133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21264997A Expired - Lifetime JP3572879B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 車載のジャイロ式ヨーレートセンサのドリフト量演算方法 |
Country Status (1)
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