JPH1137800A - アブソリュートエンコーダ - Google Patents
アブソリュートエンコーダInfo
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Abstract
き、且つの省電力化を可能にしたアブソリュートエンコ
ーダを提供する。 【解決手段】 アブソリュートデータの内、LSBの4
ビット分のデータについて、「0〜4」を第1のデータ
領域とし、「B〜F」を第2のデータ領域とし、入力さ
れたデータが第1のデータ領域又は第2のデータ領域に
属するかどうかを判断して、それに対応した信号を出力
する大小一致検出回路10,12と、その信号及び境目
近傍のパルスに基づいて原点位置の回転方向を検出し
て、停電時にバックアップされるカウンタに「+1信
号」又は「−1信号」を出力するフリップフロップ回路
群とを備え、そして、それらを停電時にパルス駆動す
る。
Description
アブソリュートエンコーダ、特に、停電時のシャフトの
回転量の検出に関する。
バックアップ用の電池が内蔵されており、停電時にはそ
の電池を電源として動作する。ところが、停電時に常に
回路を動作させるようにすると消費電流が多くなり電池
の消耗が早くなる。そのことを解決する方法として、消
費電流の多い発光ダイオード(LED)の点灯回路と、
場合によってはそれに加えて、受光部において光電変換
して電気信号に変換し、更にその電気信号をコンパレー
タ回路等により論理レベルに変換するまでのアナログ回
路を、デューティの長い(例として、電源供給:無通電
=1:64 もちろん、通電時は常時駆動される。)パ
ルス電圧で駆動し、シャフトの回転量を検出する方法が
提案されている(例えば特願平9−21116号)。
ているシャフトの回転量を検出する方法においては、正
転方向又は逆転方向の回転方向により1回転した場合に
は、電源がバックアップされた内部のカウンタを正転で
「+1」、逆転で「−1」することによりシャフトの回
転量が記憶される。この時、デューティの長いパルス電
圧で駆動している為に、アブソリュートデータのパルス
を検出できる最高回転数の上限に制約が出てしまう。つ
まり、デューティが長くなればそれに反比例して最高回
転数の上限が下がってしまう、という問題点があった。
また、多ビットのアブソリュートエンコーダの場合に
は、全ビットに対応する発光ダイオードLED(又はL
ED+アナログ回路)をパルス駆動する為(例えば全ビ
ットが12ビット程度の構成の場合には、LEDが数個
(2〜4個程度)必要となる。)に、停電時の低消費電
流化に寄与しない、などの問題点があった。
めになされたものであり、検出可能な最高回転数を高く
することができ、且つ停電時の省電力化を可能にしたア
ブソリュートエンコーダを提供することを目的とする。
ートエンコーダは、発光素子、この発光素子に対してス
リット板を介して対向配置され、アブソリュートデータ
を生成する受光素子、及びその受光素子に後続するアナ
ログ回路を備え、停電時にこれらをパルス駆動するアブ
ソリュートエンコーダにおいて、回転スリット板の原点
位置を含むその近傍の光信号を受光して境目近傍のパル
スを生成する境目検出用の受光素子(PD)と、アブソ
リュートデータの内、下位の所定ビット数(例えば4ビ
ット)のデータについて、原点位置から所定値増加した
値までを第1のデータ領域(例えば「0〜4」)とし、
最大値から所定値減少した値までを第2のデータ領域
(例えば「B〜F」)とし、入力された下位の所定ビッ
ト数のアブソリュートデータが第1のデータ領域又は第
2のデータ領域に属するかどうかを判断して第1のデー
タ領域の出力又は第2のデータ領域の出力を出力するデ
ータ領域判断回路(10,12)と、第1のデータ領域
の出力及び第2のデータ領域の出力をそれぞれ入力して
記憶するとともに、その出力と前記境目近傍のパルスと
に基づいて原点位置の回転方向を検出して、停電時にバ
ックアップされるカウンタに加算信号又は減算信号を出
力する回転方向検出回路とを備え、そして、発光素子の
内下位ビット側の発光素子、境目検出用の受光素子、デ
ータ領域判断回路及び回転方向検出回路を停電時にパル
ス駆動する。
ば、第1のデータ領域の出力及び第2のデータ領域の出
力を境目近傍のパルスによりそれぞれ導通させるゲート
回路(11,13)と、第1のデータ領域の出力を信号
cによりラッチする第1のラッチ回路(14)と、第2
のデータ領域の出力を信号cによりラッチする第2のラ
ッチ回路(16)と、第1のラッチ回路の出力を信号b
によりラッチする第3のラッチ回路(18)と、第1の
ラッチ回路の出力を信号aによりラッチする第4のラッ
チ回路(20)と、第2のラッチ回路の出力を信号bに
よりラッチする第5のラッチ回路(22)と、第2のラ
ッチ回路の出力を信号aによりラッチする第6のラッチ
回路(24)と、第5のラッチ回路の出力を第4のラッ
チ回路の出力によりラッチしてカウンタに加算信号を送
出する第7のラッチ回路(26)と、第3のラッチ回路
の出力を前記第6のラッチ回路の出力によりラッチして
カウンタに減算信号を送出する第8のラッチ回路(2
8)とを備え、そして、信号a、信号b及び信号cを、
信号a、信号b及び信号cの順番で、サイクリックに発
生させて上記のラッチ回路にそれぞれ供給する。
アブソリュートエンコーダの回路図である。このアブソ
リュートエンコーダは、図示のように、大小一致検出回
路10,12及びフリップフロップ回路14,16,1
8,20,22,24,26,28から構成されてい
る。このアブソリュートエンコーダにおいては、図示を
省略したが、複数の発光ダイオードの内、LSBの4ビ
ットに対応する1個の発光ダイオードと、その発光ダイ
オードに対向して配置された、LSBの4ビット分の受
光ダイオードと、図1の各回路には、停電時においてバ
ックアップ用の電池からパルス電圧(但し、デューティ
が長い)が印加されるものとする。そして、発光ダイオ
ード、回転スリット板のスリット、固定スリット板のス
リット及び受光ダイオードを介して得られたLSBの4
ビット分のアブソリュートデータは、大小一致検出回路
10,12にそれぞれ供給される。大小一致検出回路1
0は、アブソリュートデータが「0〜4」の範囲内にあ
るとき「1」を出力する。大小一致検出回路12は、ア
ブソリュートデータが「B〜F」の範囲内にあるとき
「1」を出力する。即ち、LSBの4ビット分のデータ
を、「0〜4」、「5〜A」、「B〜F」の3つ
に分けている。そして、「0〜4」のときには大小一致
検出回路10から「1」の出力が得られ、「B〜F」の
ときには大小一致検出回路12から「1」の出力が得ら
れるように構成されている。
アブソリュートデータの最大値と零との境目付近にスリ
ットを設け、更に、固定スリット板には前記のスリット
に対応した位置にスリットを設けて、境目検出用の受光
ダイオードPDにより境目近傍のパルスを得ており、そ
して、この境目近傍のパルスが、上記の「0〜4」の範
囲と「B〜F」の範囲とを併せた時間幅よりも幅広にな
るように、上記のスリット幅を設定している。
目近傍のパルスとアンド回路11,13によりアンド論
理がとられて、その結果がフリップフロップ回路14,
16にデータ信号として出力される。ここで、アンド回
路11,13による上記のようなアンド論理の演算は、
全アブソリュートデータが全体として4ビットを越える
場合には(例えば16ビット)、LSBの4ビット分に
ついての「0〜4」及び「B〜F」は何度か現れること
になるため、大小一致検出回路10,12の出力の内境
目近傍のものについてのみフリップフロップ回路14,
16のデータ信号として供給するために行っている。
ド回路11,13を介して大小一致検出回路10,12
の出力をデータ信号として入力し、信号cの立ち上がり
のタイミングでそのデータ信号をラッチする。フリップ
フロップ回路14の出力はフリップフロップ回路18,
20にデータ信号として供給され、フリップフロップ回
路18は信号bの立ち上がりのタイミングでそのデータ
信号をラッチし、フリップフロップ回路20は信号aの
立ち上がりのタイミングでそのデータ信号をラッチす
る。フリップフロップ回路16の出力はフリップフロッ
プ回路22,24にデータ信号として供給され、フリッ
プフロップ回路22は信号bの立ち上がりのタイミング
でそのデータ信号をラッチし、フリップフロップ回路2
4は信号aの立ち上がりのタイミングでそのデータ信号
をラッチする。
の信号であり、発振回路(図示せず)により高い周波数
信号を発生させてその波形を成形することにより生成さ
れている(その周波数はパルス電圧(駆動電圧)よりも
十分高い周波数である)。そして、信号a,b,cのタ
イミング周期の間に上記の「0〜4,「B〜F」の
のデータが変化すると回転方向が判別できなくなるの
で、例えば、図示のように、信号cの立ち上がりのタイ
ミングでフリップフロップ回路14,16により「0
〜4」、「B〜F」の信号をラッチし、信号cの立ち
上がりから次の立ち上がりまで同一データを次段に送出
するようにしている。
プフロップ回路28にデータ信号として供給され、フリ
ップフロップ回路の20の出力はフリップフロップ回路
26にクロック信号として供給され、フリップフロップ
回路22の出力はフリップフロップ回路26にデータ信
号として供給され、フリップフロップ回路24の出力は
フリップフロップ回路28にクロック信号として供給さ
れる。そして、フリップフロップ回路26の出力はカウ
ンタの「+1信号」を出力し、フリップフロップ回路2
8の出力はカウンタの「−1信号」を出力する。
路14,16,18,20,22,24,26,28に
それぞれ供給されており、初めて電源投入した時に、こ
れらのフリップフロップ回路、カウンタ(図示せず)等
を初期値にリセットする。電源投入時以外に、他の指令
信号でリセットするように構成しても良い。ここでは、
説明の都合上既にリセットされているものとして説明す
る。なお、フリップフロップ回路26,28について
は、初期リセット信号の他に信号cによりリセットされ
るように、アンド回路29により初期リセット信号と信
号cとのアンド論理を求めて、その結果がリセット信号
として供給されている。
動作を説明する。図2はその動作を示すタイミングチャ
ートである。 (1)正方向の回転検出について:ここでは、まず、境
目近傍のパルスが「1」になっており、LSBの4ビッ
ト分のアブソリュートデータが「B〜F」の範囲内にあ
る状態から原点(零)の方向に更に回転する状態につい
て説明する。この状態においては、大小一致検出回路1
0の出力は「0」、大小一致検出回路12の出力は
「1」となっており、それらの出力はアンド回路11,
13を介してフリップフロップ回路14,16にデータ
信号として供給される。フリップフロップ回路14は信
号cの立ち上がりのタイミングでその出力「0」をラッ
チし、フリップフロップ回路16は信号cの立ち上がり
のタイミングでその出力「1」をラッチする。このた
め、フリップフロップ回路14の後段に位置するフリッ
プフロップ回路18,20は信号a,bのタイミングで
「0」をラッチすることになる。フリップフロップ回路
16の出力はフリップフロップ回路22,24にデータ
信号として供給され、フリップフロップ回路24は信号
aの立ち上がりのタイミングでその信号をラッチし、フ
リップフロップ回路22は信号bの立ち上がりのタイミ
ングでその信号をラッチする。これによりフリップフロ
ップ回路22,24の出力はいずれも「1」となる。
ロップ回路の22の出力「1」がデータ信号として供給
されるが、フリップフロップ回路20の出力は「0」で
あり、クロック信号が供給されないことから、その出力
は「0」のままであり、「+1信号」がカウンタに出力
されることはない。フリップフロップ回路28は、フリ
ップフロップ回路の18の出力「0」がデータ信号とし
て供給され、フリップフロップ回路24の出力「1」が
クロック信号として供給されることから、その出力は
「0」のままであり、「−1信号」がカウンタに出力さ
れることはない。そして、この状態において信号a,
b,cが連続して供給されても上記のフリップフロップ
回路の出力は変化せず、同一の状態が保持されることに
なる。
ビット分のアブソリュートデータが「0〜4」の範囲に
なると、この状態においては、大小一致検出回路10の
出力は「1」、大小一致検出回路12の出力は「0」と
なり、それらの出力はアンド回路11,13を介してフ
リップフロップ回路14,16にデータ信号として供給
される。フリップフロップ回路14は信号cの立ち上が
りのタイミングでその出力「1」をラッチし、フリップ
フロップ回路16は信号cの立ち上がりのタイミングで
その出力「0」をラッチする。そして、フリップフロッ
プ回路14の出力「1」はフリップフロップ回路18,
20にデータ信号として供給され、フリップフロップ回
路20は信号aの立ち上がりのタイミングでその信号を
ラッチし、フリップフロップ回路18は信号bの立ち上
がりのタイミングでその信号をラッチする。これにより
フリップフロップ回路18,20の出力はいずれも
「1」となる。また、フリップフロップ回路16の出力
「0」はフリップフロップ回路22,24にデータ信号
として供給され、フリップフロップ回路24は信号aの
立ち上がりのタイミングでその信号をラッチし、フリッ
プフロップ回路22は信号bの立ち上がりのタイミング
でその信号をラッチする。このため、フリップフロップ
回路22,24はいずれも「1」となる。
ロップ回路の22の出力がデータ信号として供給される
が、この出力は、信号bの立ち上がりのタイミングでデ
ータ信号「0」をラッチするまでは「1」なっており、
そして、フリップフロップ回路20は信号aの立ち上が
りのタイミングでフリップフロップ回路14の出力
「1」をラッチしてそれをフリップフロップ回路26に
クロック信号として送り出している。このため、フリッ
プフロップ回路26は、信号aの立ち上がりのタイミン
グで、フリップフロップ回路の22の出力「1」をラッ
チして、カウンタに「+1信号」を送出する。そして、
フリップフロップ回路26は信号cによりリセットさ
れ、それ以降は「0」になる。
の立ち上がりのタイミングでフリップフロップ回路16
の出力「0」をラッチして、それをフリップフロップ回
路28にクロック信号として供給しているので、フリッ
プフロップ回路18の出力「1」がデータ信号として供
給されても、それをラッチしないので、フリップフロッ
プ回路28の出力は「0」のままとなっており、カウン
タに「−1信号」が送出されることはない。そして、こ
の状態において信号a,b,cが連続して供給されても
上記のフリップフロップ回路の出力は変化せずに同一の
状態が保持され、また、更にシャフトが回転し続けて
も、再び境目の近傍に到達するまでは、同一の状態が保
持されることになる。
境目近傍のパルスが「1」になっており、アブソリュー
トデータが「0〜4」の範囲内にある状態から原点方向
に更に回転する状態について説明する。この状態におい
ては、大小一致検出回路10の出力は「1」、大小一致
検出回路12の出力は「0」となっており、それらの出
力はアンド回路11,13を介してフリップフロップ回
路14,16にデータ信号として供給される。フリップ
フロップ回路14は信号cの立ち上がりのタイミングで
その出力「1」をラッチし、フリップフロップ回路16
は信号cの立ち上がりのタイミングでその出力「0」を
ラッチする。このため、フリップフロップ回路16の後
段に位置するフリップフロップ回路22,24は「0」
をラッチすることになる。フリップフロップ回路14の
出力はフリップフロップ回路18,20にデータ信号と
して供給され、フリップフロップ回路20は信号aの立
ち上がりのタイミングでその信号をラッチし、フリップ
フロップ回路18は信号bの立ち上がりのタイミングで
その信号をラッチする。これによりフリップフロップ回
路18,20の出力はいずれも「1」となる。
ロップ回路の22の出力「0」がデータ信号として供給
され、フリップフロップ回路20の出力「1」がクロッ
ク信号して供給されることから、出力「0」をラッチす
るので、その出力は「0」のままであり、「+1信号」
がカウンタに出力されることはない。また、フリップフ
ロップ回路28は、フリップフロップ回路の18の出力
「1」がデータ信号として供給され、フリップフロップ
回路24の出力「0」がクロック信号が供給されること
から、その出力は「0」のままであり、「−1信号」が
カウンタに出力されることはない。そして、この状態に
おいて信号a,b,cが連続して供給されても上記のフ
リップフロップ回路の出力は変化せず、同一の状態が保
持される。
ビット分のアブソリュートデータが「B〜F」の範囲に
なると、この状態においては、大小一致検出回路10の
出力は「0」、大小一致検出回路12の出力は「1」と
なり、それらの出力はアンド回路11,13を介してフ
リップフロップ回路14,16にデータ信号として供給
される。フリップフロップ回路14は信号cの立ち上が
りのタイミングでその出力「0」をラッチし、フリップ
フロップ回路16は信号cの立ち上がりのタイミングで
その出力「1」をラッチする。そして、フリップフロッ
プ回路14の出力「0」はフリップフロップ回路18,
20にデータ信号として供給され、フリップフロップ回
路18は信号aの立ち上がりのタイミングでその信号を
ラッチし、フリップフロップ回路20は信号bの立ち上
がりのタイミングでその信号をラッチする。これにより
フリップフロップ回路18,20の出力はいずれも
「0」となる。また、フリップフロップ回路16の出力
「1」はフリップフロップ回路22,24にデータ信号
として供給され、フリップフロップ回路24は信号aの
立ち上がりのタイミングでその信号をラッチし、フリッ
プフロップ回路22は信号bの立ち上がりのタイミング
でその信号をラッチする。このため、フリップフロップ
回路22,24はいずれも「1」となる。
ロップ回路の22の出力「1」が信号bの立ち上がりの
タイミングでデータ信号として供給されるが、フリップ
フロップ回路20の出力「0」が信号aの立ち上がりの
タイミングでクロック信号として供給されるので、その
データ信号「1」はラッチされず、フリップフロップ回
路26の出力は「0」のままとなっている。このため、
カウンタに「+1信号」が送出されることはない。
リップフロップ回路18の出力がデータ信号として供給
されるが、これは信号bの立ち上がりのタイミングでデ
ータ信号「0」をラッチするまでは「1」なっている。
そして、フリップフロップ回路24は信号aの立ち上が
りのタイミングでフリップフロップ回路16の出力
「1」をラッチして、それをフリップフロップ回路28
にクロック信号として送り出している。このため、フリ
ップフロップ回路28は、信号aの立ち上がりのタイミ
ングで、フリップフロップ回路の18の出力「1」をラ
ッチして、カウンタに「−1信号」を送出する。そし
て、フリップフロップ回路28は信号cによりリセット
されて、それ以降は「0」になる。そして、この状態に
おいて信号a,b,cが連続して供給されても上記のフ
リップフロップ回路の出力は変化せず同一の状態が保持
される。また、更にシャフトが回転し続けても、再び境
目の近傍に到達するまでは、同一の状態が保持される。
転する場合について:この場合には、LSBの4ビット
分のアブソリュートデータ「B〜F」の範囲から「5〜
A」の範囲に移行することになるので、大小一致検出回
路10,12のいずれも「0」となり、その結果、上述
のフリップフロップ回路18,20,22,24,2
6,28の出力はいずれも「0」となり、そして、フリ
ップフロップ回路18,20の出力についてはそれ以前
から「0」であるから、「+1信号」及び「−1信号」
のいずれも出力されることはない。
ビット分のアブソリュートデータが「B〜F」から「0
〜4」に変化したとき又はその逆の場合について:この
場合には、境目近傍のパルスは「1」にならないから、
大小一致検出回路10,12の出力はアンド回路11,
13により阻止され、後段のフリップフロップ回路に影
響を与えないことから、「+1信号」及び「−1信号」
のいずれも出力されることはない。
らも明らかなように、アブソリュートデータの内、LS
Bの4ビット分のデータだけで回転方向を判断すること
ができ、停電保持(バックアップ)したカウンタに回転
数を記憶させることができる。更に、停電時に発光ダイ
オードLEDをパルス点灯する時に、その周期内にその
ビット分に対応した識別ができれば良いので、1パルス
毎の変化に対応するのでは無く、本実施形態の場合には
5パルス毎の変化に対応すれば良いので、5倍の回転速
度に対応することができる。また、この回路方式は、停
電時のパルス駆動から、通電時の直流駆動に切り替える
だけでよく、回転方向を判断するための回路(図1の各
回路)そのものを切り替えなくてすむ、という利点があ
る。
ビット分のデータについて比較した例について説明した
が、1個の発光ダイオードLEDの光軸面積に見合うだ
けビット数を増してもよく、そのことにより停電時の回
転速度追従性が更に増すことになる。
ュートデータの内、下位の所定ビット数のデータについ
て、原点位置と最大値との間を境として、原点位置から
所定の値までを第1のデータ領域とし、最大値から所定
の値減少した値までを第2のデータ領域とし、入力され
た下位の所定ビット数のアブソリュートデータが第1の
データ領域又は第2のデータ領域に属するかどうかを判
断して、そして、第1のデータ領域の出力、第2のデー
タ領域の出力及び境目近傍のパルスに基づいて原点位置
の回転方向を検出して、カウンタに加算信号又は減算信
号を出力するようにしたので次のような効果が得られ
る。 (1)アブソリュートデータの全ビットを確認するので
はなく、下位の所定ビット数を確認するだけで足りるこ
とから、そのための回路も小規模となり、発光素子の駆
動数も少なくて済み、停電時の省電力化が実現されてい
る。このため、バックアップ用の電池の長寿命化が図ら
れる。 (2)また、アブソリュートデータの下位の所定ビット
数のデータが第1のデータ領域又は第2のデータ領域の
範囲内にあるかどうかを判断すれば良いので、従来のよ
うに1ビット単位で比較する場合に比べて、同じパルス
駆動周期でも、数倍の回転速度に対応できる。このこと
はまた、同じ回転速度であれば、従来に比べてデューテ
イの長いパルス電圧により駆動できることを意味するか
ら、この点からも停電時の省電力化が図られているとい
える。 (3)更に、通常通電時に発光素子及びアナログ回路を
直流で駆動するように切り替えた場合でも、回転方向判
別回路は、停電時にも、通常通電時にも同じ回路で(回
路構成を切り替える事無く)対応でき、その判別精度は
全く同じである。
コーダの回路図である。
タイミングチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 発光素子、該発光素子に対してスリット
板を介して対向配置され、アブソリュートデータを生成
する受光素子、及び該受光素子に後続するアナログ回路
を備え、停電時にこれらをパルス駆動するアブソリュー
トエンコーダにおいて、 回転スリット板の原点位置を含むその近傍の光信号を受
光して境目近傍のパルスを生成する境目検出用の受光素
子と、 前記アブソリュートデータの内、下位の所定ビット数の
データについて、原点位置から所定値増加した値までを
第1のデータ領域とし、最大値から所定値減少した値ま
でを第2のデータ領域とし、入力された下位の所定ビッ
ト数のアブソリュートデータが第1のデータ領域又は第
2のデータ領域に属するかどうかを判断して第1のデー
タ領域の出力又は第2のデータ領域の出力を出力するデ
ータ領域判断回路と、 前記第1のデータ領域の出力及び前記第2のデータ領域
の出力をそれぞれ入力して記憶するとともに、その出力
と前記境目近傍のパルスとに基づいて原点位置の回転方
向を検出して、停電時にバックアップされるカウンタに
加算信号又は減算信号を出力する回転方向検出回路とを
備え、そして、前記発光素子の内下位ビット側の発光素
子、前記境目検出用の受光素子、前記データ領域判断回
路及び前記回転方向検出回路を停電時にパルス駆動する
ことを特徴とするアブソリュートエンコーダ。 - 【請求項2】 前記回転方向検出回路は、前記第1のデ
ータ領域の出力及び第2のデータ領域の出力を前記境目
近傍のパルスによりそれぞれ導通させるゲート回路と、
第1のデータ領域の出力を信号cによりラッチする第1
のラッチ回路と、第2のデータ領域の出力を信号cによ
りラッチする第2のラッチ回路と、前記第1のラッチ回
路の出力を信号bによりラッチする第3のラッチ回路
と、前記第1のラッチ回路の出力を信号aによりラッチ
する第4のラッチ回路と、前記第2のラッチ回路の出力
を信号bによりラッチする第5のラッチ回路と、前記第
2のラッチ回路の出力を信号aによりラッチする第6の
ラッチ回路と、前記第5のラッチ回路の出力を前記第4
のラッチ回路の出力によりラッチしてカウンタに加算信
号を送出する第7のラッチ回路と、前記第3のラッチ回
路の出力を前記第6のラッチ回路の出力によりラッチし
てカウンタに減算信号を送出する第8のラッチ回路とを
備え、そして、前記信号a、前記信号b及び前記信号c
を、順次、サイクリックに発生して供給することを特徴
とする請求項1記載のアブソリュートエンコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19094297A JP3689831B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | アブソリュートエンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19094297A JP3689831B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | アブソリュートエンコーダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1137800A true JPH1137800A (ja) | 1999-02-12 |
| JP3689831B2 JP3689831B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=16266247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19094297A Expired - Fee Related JP3689831B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | アブソリュートエンコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3689831B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004051193A1 (de) * | 2002-11-28 | 2004-06-17 | Robert Bosch Gmbh | Rekonstruktion eines winkelsignals aus dem sensorsignal eines drehwinkelsensors |
| CN107407582A (zh) * | 2015-04-21 | 2017-11-28 | 株式会社村田制作所 | 编码器 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP19094297A patent/JP3689831B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004051193A1 (de) * | 2002-11-28 | 2004-06-17 | Robert Bosch Gmbh | Rekonstruktion eines winkelsignals aus dem sensorsignal eines drehwinkelsensors |
| CN107407582A (zh) * | 2015-04-21 | 2017-11-28 | 株式会社村田制作所 | 编码器 |
| CN107407582B (zh) * | 2015-04-21 | 2019-11-19 | 株式会社村田制作所 | 编码器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3689831B2 (ja) | 2005-08-31 |
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