JPH114122A - 周波数変換器 - Google Patents
周波数変換器Info
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- JPH114122A JPH114122A JP15673397A JP15673397A JPH114122A JP H114122 A JPH114122 A JP H114122A JP 15673397 A JP15673397 A JP 15673397A JP 15673397 A JP15673397 A JP 15673397A JP H114122 A JPH114122 A JP H114122A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミキサへ入力されるLO信号の2次高調波成
分を抑圧し、LO信号を増幅する増幅器の高効率化を図
る。 【解決手段】 LO信号供給手段から出力されるLO信
号を第1の電力分配器で同相かつ同振幅で2分岐し、2
次高調波抑圧手段の2つの入力ポートにそれぞれ入力す
る。2次高調波抑圧手段では、LO信号のLO周波数成
分を同相で出力し、LO信号の2次高調波成分を抑圧す
る。2次高調波抑圧手段から出力された同相のLO信号
はミキサに入力し、それぞれ第1の入力信号および第2
の入力信号と乗算する。
分を抑圧し、LO信号を増幅する増幅器の高効率化を図
る。 【解決手段】 LO信号供給手段から出力されるLO信
号を第1の電力分配器で同相かつ同振幅で2分岐し、2
次高調波抑圧手段の2つの入力ポートにそれぞれ入力す
る。2次高調波抑圧手段では、LO信号のLO周波数成
分を同相で出力し、LO信号の2次高調波成分を抑圧す
る。2次高調波抑圧手段から出力された同相のLO信号
はミキサに入力し、それぞれ第1の入力信号および第2
の入力信号と乗算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線周波数帯の周
波数変換器に関する。
波数変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の周波数変換器の構成例
を示す。図において、LO信号発生器10から出力され
たLO信号は、増幅器11で増幅されてフィルタ12に
入力される。フィルタ12は、増幅器11で発生するL
O信号の高調波成分を除去する。電力分配器5−1は、
増幅器11,フィルタ12を介して入力されるLO信号
を2分岐し、それぞれミキサ4−1,4−2に入力す
る。一方、入力信号は電力分配器5−2で2分岐され、
それぞれミキサ4−1,4−2に入力される。ミキサ4
−1,4−2は、それぞれLO信号と入力信号とを乗算
した信号を出力し、その出力信号は電力合成器6で合成
されて出力される。
を示す。図において、LO信号発生器10から出力され
たLO信号は、増幅器11で増幅されてフィルタ12に
入力される。フィルタ12は、増幅器11で発生するL
O信号の高調波成分を除去する。電力分配器5−1は、
増幅器11,フィルタ12を介して入力されるLO信号
を2分岐し、それぞれミキサ4−1,4−2に入力す
る。一方、入力信号は電力分配器5−2で2分岐され、
それぞれミキサ4−1,4−2に入力される。ミキサ4
−1,4−2は、それぞれLO信号と入力信号とを乗算
した信号を出力し、その出力信号は電力合成器6で合成
されて出力される。
【0003】ここで、電力分配器5−1はLO信号を位
相差αかつ同振幅で2分岐し、電力分配器5−2は入力
信号を位相差βかつ同振幅で2分岐し、電力合成器6は
ミキサ4−1,4−2の出力信号を位相差γかつ同振幅
で合成するとする。このとき、 α+β+γ=2nπ かつ α−β+γ=(2n+1)π を満たすようにα、β、γを設定すれば、イメージ周波
数成分を抑圧することができる(nは整数)。また、L
O信号に対して、 α+γ=(2n+1)π を満たすようにα、γを設定すれば、LO周波数成分を
抑圧することができる。
相差αかつ同振幅で2分岐し、電力分配器5−2は入力
信号を位相差βかつ同振幅で2分岐し、電力合成器6は
ミキサ4−1,4−2の出力信号を位相差γかつ同振幅
で合成するとする。このとき、 α+β+γ=2nπ かつ α−β+γ=(2n+1)π を満たすようにα、β、γを設定すれば、イメージ周波
数成分を抑圧することができる(nは整数)。また、L
O信号に対して、 α+γ=(2n+1)π を満たすようにα、γを設定すれば、LO周波数成分を
抑圧することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の周波
数変換器では、ミキサへ入力するLO信号に高調波成分
を混入させないために、特性のよいフィルタ12を用い
てLO信号の高調波成分を除去する必要があった。ま
た、LO信号を増幅する増幅器11では、不要な出力成
分である高調波成分のエネルギー分だけ増幅効率が低下
していた。
数変換器では、ミキサへ入力するLO信号に高調波成分
を混入させないために、特性のよいフィルタ12を用い
てLO信号の高調波成分を除去する必要があった。ま
た、LO信号を増幅する増幅器11では、不要な出力成
分である高調波成分のエネルギー分だけ増幅効率が低下
していた。
【0005】本発明は、ミキサへ入力されるLO信号の
2次高調波成分を抑圧し、LO信号を増幅する増幅器の
高効率化を図ることができる周波数変換器を提供するこ
とを目的とする。
2次高調波成分を抑圧し、LO信号を増幅する増幅器の
高効率化を図ることができる周波数変換器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の周波数
変換器の基本構成を示す。図において、LO信号供給手
段1は、所定の電力のLO信号を出力する。例えば、L
O信号発生器から出力されるLO信号を増幅器で増幅し
て出力する。このLO信号は、第1の電力分配器2で同
相かつ同振幅で2分岐され、2次高調波抑圧手段3の2
つの入力ポートにそれぞれ入力される。
変換器の基本構成を示す。図において、LO信号供給手
段1は、所定の電力のLO信号を出力する。例えば、L
O信号発生器から出力されるLO信号を増幅器で増幅し
て出力する。このLO信号は、第1の電力分配器2で同
相かつ同振幅で2分岐され、2次高調波抑圧手段3の2
つの入力ポートにそれぞれ入力される。
【0007】2次高調波抑圧手段3では、各入力ポート
のLO信号のLO周波数成分を、それぞれ2つの出力ポ
ートに位相差90度(入力ポートからみて90度と 180度の
位相)で分配する。これにより、各出力ポートでは、L
O信号のLO周波数成分が入力ポートからみて共に 135
度の位相となり、同相で出力される。一方、LO信号の
2次高調波成分は、それぞれ2つの出力ポートに位相差
180度(入力ポートからみて 180度と0度の位相)で分
配される。これにより、各出力ポートでは、LO信号の
2次高調波成分が逆相になり、抑圧されて出力されな
い。
のLO信号のLO周波数成分を、それぞれ2つの出力ポ
ートに位相差90度(入力ポートからみて90度と 180度の
位相)で分配する。これにより、各出力ポートでは、L
O信号のLO周波数成分が入力ポートからみて共に 135
度の位相となり、同相で出力される。一方、LO信号の
2次高調波成分は、それぞれ2つの出力ポートに位相差
180度(入力ポートからみて 180度と0度の位相)で分
配される。これにより、各出力ポートでは、LO信号の
2次高調波成分が逆相になり、抑圧されて出力されな
い。
【0008】2次高調波抑圧手段3の各出力ポートから
出力された同相のLO信号は、ミキサ4−1,4−2に
入力され、それぞれ第1の入力信号および第2の入力信
号と乗算される。
出力された同相のLO信号は、ミキサ4−1,4−2に
入力され、それぞれ第1の入力信号および第2の入力信
号と乗算される。
【0009】2次高調波抑圧手段3としては、2分岐さ
れたLO信号を互いにアイソレーション関係にある2つ
のポートに入力し、他の2つのポートから出力するブラ
ンチライン型ハイブリッドを用いることができる。
れたLO信号を互いにアイソレーション関係にある2つ
のポートに入力し、他の2つのポートから出力するブラ
ンチライン型ハイブリッドを用いることができる。
【0010】ここで、LO信号を10GHzとし、第1の電
力分配器2の入力ポートをポート1、ブランチライン型
ハイブリッドの2つの出力ポートをポート2,3として
Sパラメータを計算した結果を図2に示す。
力分配器2の入力ポートをポート1、ブランチライン型
ハイブリッドの2つの出力ポートをポート2,3として
Sパラメータを計算した結果を図2に示す。
【0011】S21およびS31は、強度および位相ともに
重なっており、基本波(10GHz)成分は同相(ポート1
からみて 135度)かつ同振幅(−3dB)で2分岐されて
いることがわかる。なお、この振幅値は、2分岐されて
も損失がないことを示している。また、2次高調波(20
GHz)成分は、ポート2,3でそれぞれ逆相で合成され
るために、−120 dB程度(図2外)になってほとんど出
力されないことがわかる。
重なっており、基本波(10GHz)成分は同相(ポート1
からみて 135度)かつ同振幅(−3dB)で2分岐されて
いることがわかる。なお、この振幅値は、2分岐されて
も損失がないことを示している。また、2次高調波(20
GHz)成分は、ポート2,3でそれぞれ逆相で合成され
るために、−120 dB程度(図2外)になってほとんど出
力されないことがわかる。
【0012】また、LO信号を増幅する増幅器からみる
と、2次高調波成分に対して負荷インピーダンスがショ
ート条件となる。したがって、反射して戻ってくる2次
高調波成分の位相を調整して増幅器に入力させることに
より、2次高調波成分のエネルギー分だけ増幅器の効率
を高くすることができる。なお、2次高調波成分は、最
も電力レベルが大きい不要波であるのでその効果は大き
い。
と、2次高調波成分に対して負荷インピーダンスがショ
ート条件となる。したがって、反射して戻ってくる2次
高調波成分の位相を調整して増幅器に入力させることに
より、2次高調波成分のエネルギー分だけ増幅器の効率
を高くすることができる。なお、2次高調波成分は、最
も電力レベルが大きい不要波であるのでその効果は大き
い。
【0013】
【発明の実施の形態】 (第1の実施形態…請求項1,5,7)図3は、本発明
の周波数変換器の第1の実施形態を示す。
の周波数変換器の第1の実施形態を示す。
【0014】図において、LO信号発生器10から出力
されたLO信号は、増幅器11で増幅され、さらに移相
器13を介して電力分配器2に入力される。電力分配器
2は、入力されるLO信号を同相かつ同振幅で2分岐
し、それぞれブランチライン型ハイブリッド30の2つ
の入力ポートに入力する。ブランチライン型ハイブリッ
ド30の2つの出力ポートから出力されるLO信号は、
それぞれミキサ4−1,4−2に入力される。一方、第
1の入力信号および第2の入力信号がそれぞれミキサ4
−1,4−2に入力される。ミキサ4−1,4−2は、
それぞれLO信号と入力信号とを乗算した第1の出力信
号および第2の出力信号を出力する。
されたLO信号は、増幅器11で増幅され、さらに移相
器13を介して電力分配器2に入力される。電力分配器
2は、入力されるLO信号を同相かつ同振幅で2分岐
し、それぞれブランチライン型ハイブリッド30の2つ
の入力ポートに入力する。ブランチライン型ハイブリッ
ド30の2つの出力ポートから出力されるLO信号は、
それぞれミキサ4−1,4−2に入力される。一方、第
1の入力信号および第2の入力信号がそれぞれミキサ4
−1,4−2に入力される。ミキサ4−1,4−2は、
それぞれLO信号と入力信号とを乗算した第1の出力信
号および第2の出力信号を出力する。
【0015】ここで、ブランチライン型ハイブリッド3
0の2つの出力ポートからは、上述したようにLO信号
が同相かつ同振幅で出力されミキサ4−1,4−2に入
力される。また、LO信号の2次高調波成分は出力され
ない。さらに、増幅器11からみた2次高調波成分に対
する負荷インピーダンスがショート条件となるので、増
幅器11に戻ってくる2次高調波成分の位相が 180度回
転するように移相器13で調整することにより、2次高
調波成分のエネルギー分だけ増幅器11の効率が高くな
る。
0の2つの出力ポートからは、上述したようにLO信号
が同相かつ同振幅で出力されミキサ4−1,4−2に入
力される。また、LO信号の2次高調波成分は出力され
ない。さらに、増幅器11からみた2次高調波成分に対
する負荷インピーダンスがショート条件となるので、増
幅器11に戻ってくる2次高調波成分の位相が 180度回
転するように移相器13で調整することにより、2次高
調波成分のエネルギー分だけ増幅器11の効率が高くな
る。
【0016】なお、本実施形態の構成は、2つの入力信
号をそれぞれ独立して処理することができるので、例え
ばミキサ4−1をアップコンバータとして、ミキサ4−
2のダウンコンバータとして用い、送受信両用の周波数
変換器を構成することができる。
号をそれぞれ独立して処理することができるので、例え
ばミキサ4−1をアップコンバータとして、ミキサ4−
2のダウンコンバータとして用い、送受信両用の周波数
変換器を構成することができる。
【0017】(第2の実施形態…請求項2,5,7)図
4は、本発明の周波数変換器の第2の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第1の実施形態の構成に、入力信
号を位相差βかつ同振幅で2分岐する電力分配器5を配
置し、2つの入力信号をそれぞれミキサ4−1,4−2
に入力するところにある。これにより、1つの入力信号
から2つの出力信号が得られる周波数変換器を構成する
ことができる。
4は、本発明の周波数変換器の第2の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第1の実施形態の構成に、入力信
号を位相差βかつ同振幅で2分岐する電力分配器5を配
置し、2つの入力信号をそれぞれミキサ4−1,4−2
に入力するところにある。これにより、1つの入力信号
から2つの出力信号が得られる周波数変換器を構成する
ことができる。
【0018】(第3の実施形態…請求項3,5,7)図
5は、本発明の周波数変換器の第3の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第1の実施形態の構成に、ミキサ
4−1,4−2の出力信号を位相差γかつ同振幅で合成
する電力合成器6を配置するところにある。これによ
り、2つの入力信号を合成した出力信号が得られる周波
数変換器を構成することができる。
5は、本発明の周波数変換器の第3の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第1の実施形態の構成に、ミキサ
4−1,4−2の出力信号を位相差γかつ同振幅で合成
する電力合成器6を配置するところにある。これによ
り、2つの入力信号を合成した出力信号が得られる周波
数変換器を構成することができる。
【0019】(第4の実施形態…請求項2,3,5,
7)図6は、本発明の周波数変換器の第4の実施形態を
示す。本実施形態の特徴は、第1の実施形態の構成に、
入力信号を位相差βかつ同振幅で2分岐する電力分配器
5を配置し、2つの入力信号をそれぞれミキサ4−1,
4−2に入力し、さらにミキサ4−1,4−2の出力信
号を位相差γかつ同振幅で合成する電力合成器6を配置
するところにある。
7)図6は、本発明の周波数変換器の第4の実施形態を
示す。本実施形態の特徴は、第1の実施形態の構成に、
入力信号を位相差βかつ同振幅で2分岐する電力分配器
5を配置し、2つの入力信号をそれぞれミキサ4−1,
4−2に入力し、さらにミキサ4−1,4−2の出力信
号を位相差γかつ同振幅で合成する電力合成器6を配置
するところにある。
【0020】本実施形態では、例えば β+γ=2nπ かつ −β+γ=(2n+1)π または、 β+γ=(2n+1)π かつ −β+γ=2nπ を満たすようにβ、γを設定すれば、イメージ周波数成
分を抑圧することができる(nは整数)。また、LO信
号に対して、 γ=(2n+1)π のように設定すれば、LO周波数成分を抑圧することが
できる。
分を抑圧することができる(nは整数)。また、LO信
号に対して、 γ=(2n+1)π のように設定すれば、LO周波数成分を抑圧することが
できる。
【0021】(第5の実施形態…請求項4,5,7)図
7は、本発明の周波数変換器の第5の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第4の実施形態の構成において、
電力分配器5の代わりに電力分配/合成器7−1を用
い、電力合成器6の代わりに電力分配/合成器7−2を
用い、ミキサ4−1,4−2として双方向性のものを用
いるところにある。これにより、送受信両用の周波数変
換器を構成することができる。
7は、本発明の周波数変換器の第5の実施形態を示す。
本実施形態の特徴は、第4の実施形態の構成において、
電力分配器5の代わりに電力分配/合成器7−1を用
い、電力合成器6の代わりに電力分配/合成器7−2を
用い、ミキサ4−1,4−2として双方向性のものを用
いるところにある。これにより、送受信両用の周波数変
換器を構成することができる。
【0022】(第6の実施形態…請求項2,3,5,
8)図8は、本発明の周波数変換器の第6の実施形態を
示す。本実施形態の特徴は、第4の実施形態の構成にお
いて、LO信号発生器10から出力されたLO信号を電
力分配手段2で同相かつ同振幅で2分岐し、それぞれの
LO信号を特性の揃った増幅器11−1,11−2で増
幅し、移相器13−1,13−2を介してブランチライ
ン型ハイブリッド30の2つの入力ポートに入力すると
ころにある。なお、本実施形態の構成は、第1〜第3の
実施形態および第5の実施形態の構成にも適用すること
ができる。
8)図8は、本発明の周波数変換器の第6の実施形態を
示す。本実施形態の特徴は、第4の実施形態の構成にお
いて、LO信号発生器10から出力されたLO信号を電
力分配手段2で同相かつ同振幅で2分岐し、それぞれの
LO信号を特性の揃った増幅器11−1,11−2で増
幅し、移相器13−1,13−2を介してブランチライ
ン型ハイブリッド30の2つの入力ポートに入力すると
ころにある。なお、本実施形態の構成は、第1〜第3の
実施形態および第5の実施形態の構成にも適用すること
ができる。
【0023】(他の実施形態…請求項6)本発明の周波
数変換器における2次高調波抑圧手段3は、ブランチラ
イン型ハイブリッド30に限らず、LO信号のLO周波
数成分を位相差90度で2つの出力ポートに分配し、LO
信号の2次高調波成分を位相差 180度で2つの出力ポー
トに分配する方向性結合器であれば、どのような構成の
ものでもよい。
数変換器における2次高調波抑圧手段3は、ブランチラ
イン型ハイブリッド30に限らず、LO信号のLO周波
数成分を位相差90度で2つの出力ポートに分配し、LO
信号の2次高調波成分を位相差 180度で2つの出力ポー
トに分配する方向性結合器であれば、どのような構成の
ものでもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の周波数変
換器は、LO信号のLO周波数成分については同相かつ
同振幅で、さらに損失なく複数のミキサに入力させるこ
とができるとともに、通常は最も電力レベルが大きい不
要波成分である2次高調波成分を抑圧してミキサに入力
することができる。これにより、従来用いていた2次高
調波成分を抑圧するためのフィルタを削減または簡単な
ものにすることができる。
換器は、LO信号のLO周波数成分については同相かつ
同振幅で、さらに損失なく複数のミキサに入力させるこ
とができるとともに、通常は最も電力レベルが大きい不
要波成分である2次高調波成分を抑圧してミキサに入力
することができる。これにより、従来用いていた2次高
調波成分を抑圧するためのフィルタを削減または簡単な
ものにすることができる。
【0025】ここで、従来の周波数変換器(フィルタな
し)のミキサに入力されるLO信号と、本発明の周波数
変換器のミキサに入力されるLO信号のシミュレーショ
ン結果を図9(a),(b) に示す。LO信号を10GHzとし、
増幅器は効率の高い非線形領域で動作させた場合のもの
である。従来構成では基本波(10GHz)が 7.7dBm、2
次高調波(20GHz)が−8.1 dBmとなり、本発明構成で
は2次高調波が基本波に対して 120dBm以上も抑圧され
ていることがわかる。
し)のミキサに入力されるLO信号と、本発明の周波数
変換器のミキサに入力されるLO信号のシミュレーショ
ン結果を図9(a),(b) に示す。LO信号を10GHzとし、
増幅器は効率の高い非線形領域で動作させた場合のもの
である。従来構成では基本波(10GHz)が 7.7dBm、2
次高調波(20GHz)が−8.1 dBmとなり、本発明構成で
は2次高調波が基本波に対して 120dBm以上も抑圧され
ていることがわかる。
【0026】このLO信号と、入力信号(200MHz、−20
dBm)を偶高調波ミキサに入力した場合のミキサ出力の
シミュレーション結果を図10(a),(b) に示す。従来構
成では、不要波が出力信号(USB,LSB)に近い出
力レベルで出力されることがわかる。一方、本発明構成
では、不要波が出力信号(USB,LSB)に比べて十
分に抑圧されていることがわかる。
dBm)を偶高調波ミキサに入力した場合のミキサ出力の
シミュレーション結果を図10(a),(b) に示す。従来構
成では、不要波が出力信号(USB,LSB)に近い出
力レベルで出力されることがわかる。一方、本発明構成
では、不要波が出力信号(USB,LSB)に比べて十
分に抑圧されていることがわかる。
【0027】また、本発明の周波数変換器では、LO信
号を増幅する増幅器からみて、通常は出力成分の中で最
も電力レベルの大きい不要波成分である2次高調波成分
に対する負荷インピーダンスがショート条件となるの
で、LO信号を増幅する増幅器の高効率化を図ることが
できる。
号を増幅する増幅器からみて、通常は出力成分の中で最
も電力レベルの大きい不要波成分である2次高調波成分
に対する負荷インピーダンスがショート条件となるの
で、LO信号を増幅する増幅器の高効率化を図ることが
できる。
【図1】本発明の周波数変換器の基本構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】ブランチライン型ハイブリッドの機能を確認す
るシミュレーション結果を示す図。
るシミュレーション結果を示す図。
【図3】本発明の周波数変換器の第1の実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図4】本発明の周波数変換器の第2の実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図5】本発明の周波数変換器の第3の実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図6】本発明の周波数変換器の第4の実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図7】本発明の周波数変換器の第5の実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図8】本発明の周波数変換器の第6の実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図9】周波数変換器のミキサに入力されるLO信号の
状態を示す図。
状態を示す図。
【図10】周波数変換器の出力信号の状態を示す図。
【図11】従来の周波数変換器の構成例を示すブロック
図。
図。
1 LO信号供給手段 2 電力分配器(同相・同振幅) 3 2次高調波抑圧手段 4 ミキサ 5 電力分配器 6 電力合成器 7 電力分配/合成器 10 LO信号発生器 11 増幅器 12 フィルタ 13 移相器 30 ブランチライン型ハイブリッド
Claims (8)
- 【請求項1】 ローカル信号(以下「LO信号」とい
う)を所定の電力で出力するLO信号供給手段と、 前記LO信号を同相かつ同振幅で2分岐する第1の電力
分配手段と、 前記第1の電力分配手段で2分岐されたLO信号を2つ
の入力ポートに入力し、各入力ポートのLO信号のLO
周波数成分をそれぞれ2つの出力ポートに位相差90度で
分配して各出力ポートから同相で出力し、LO信号の2
次高調波成分をそれぞれ2つの出力ポートに位相差 180
度で分配して抑圧する2次高調波抑圧手段と、 前記2次高調波抑圧手段の一方の出力ポートから出力さ
れたLO信号と、第1の入力信号とを乗算して出力する
第1のミキサと、 前記2次高調波抑圧手段の他方の出力ポートから出力さ
れたLO信号と、第2の入力信号とを乗算して出力する
第2のミキサとを備えたことを特徴とする周波数変換
器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の周波数変換器におい
て、 入力信号を2分岐し、第1の入力信号および第2の入力
信号を出力する第2の電力分配手段を備えたことを特徴
とする周波数変換器。 - 【請求項3】 請求項1に記載の周波数変換器におい
て、 第1のミキサおよび第2のミキサの出力信号を合成して
出力する電力合成手段を備えたことを特徴とする周波数
変換器。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の周波数
変換器において、 第2の電力分配手段および電力合成手段は、それぞれ信
号の入力方向に応じて分配または合成して出力する電力
分配/合成手段を用い、 第1のミキサおよび第2のミキサは、双方向性のあるミ
キサを用いることを特徴とする周波数変換器。 - 【請求項5】 請求項1に記載の周波数変換器におい
て、 2次高調波抑圧手段は、第1の電力分配手段で2分岐さ
れたLO信号を互いにアイソレーション関係にある2つ
のポートに入力し、他の2つのポートから出力するブラ
ンチライン型ハイブリッドであることを特徴とする周波
数変換器。 - 【請求項6】 請求項1に記載の周波数変換器におい
て、 2次高調波抑圧手段は、LO信号のLO周波数成分を位
相差90度で2つの出力ポートに分配し、LO信号の2次
高調波成分を位相差 180度で2つの出力ポートに分配す
る方向性結合器であることを特徴とする周波数変換器。 - 【請求項7】 請求項1に記載の周波数変換器におい
て、 LO信号供給手段は、LO信号発生器と、LO信号発生
器から出力されたLO信号を増幅する増幅器とにより構
成されたことを特徴とする周波数変換器。 - 【請求項8】 請求項7に記載の周波数変換器におい
て、 LO信号発生器から出力されたLO信号を第1の電力分
配手段で同相かつ同振幅で2分岐し、それぞれのLO信
号を特性の揃った増幅器で増幅して2次高調波抑圧手段
の2つの入力ポートに入力する構成であることを特徴と
する周波数変換器。
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|---|---|---|---|
| JP15673397A JP3566500B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 周波数変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15673397A JP3566500B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 周波数変換器 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH114122A true JPH114122A (ja) | 1999-01-06 |
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ID=15634143
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP15673397A Expired - Fee Related JP3566500B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 周波数変換器 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3566500B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100687012B1 (ko) | 2006-02-14 | 2007-02-26 | 삼성전자주식회사 | 주파수 변환장치와 이를 포함하는 수신기 및 주파수 변환방법 |
| JP2009159382A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Nec Corp | イメージキャンセル型ミキサ回路、送信機およびイメージキャンセル方法 |
| JP2010226191A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Anritsu Corp | 周波数変換器 |
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-
1997
- 1997-06-13 JP JP15673397A patent/JP3566500B2/ja not_active Expired - Fee Related
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