JPH1143058A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
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- JPH1143058A JPH1143058A JP20045397A JP20045397A JPH1143058A JP H1143058 A JPH1143058 A JP H1143058A JP 20045397 A JP20045397 A JP 20045397A JP 20045397 A JP20045397 A JP 20045397A JP H1143058 A JPH1143058 A JP H1143058A
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- Japan
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- shimmy
- steering
- vehicle speed
- detecting means
- electric power
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車体に伝達されるシミーによる振動を軽減し、
ドライバに不快感を与えることを抑制する。 【解決手段】ラックストロークセンサ16のストローク
検出値θS のシミーに対応する特定周波数成分(例えば
10〜20Hz)の信号レベルがシミーとみなすことが
可能なレベルであり、且つ車速検出値Vがシミーが問題
となる車速域(70〜130km/h)の値であり、且
つ、ストローク検出値θS に基づく転舵角が0°±10
°以内であって車両が直進走行状態であるとみなされる
ときに、シミーが発生していると判断する。そして、操
舵トルク検出値Tが基準値Tα以下で、且つシミーが発
生しているときには、操舵補助モータ8を短絡状態にす
ることによって、シミーにより操舵補助モータ8に逆起
電力が発生して操舵補助モータ8が負荷となり、これに
よりステアリングホイール1に伝達されるシミーによる
振動が抑制される。
ドライバに不快感を与えることを抑制する。 【解決手段】ラックストロークセンサ16のストローク
検出値θS のシミーに対応する特定周波数成分(例えば
10〜20Hz)の信号レベルがシミーとみなすことが
可能なレベルであり、且つ車速検出値Vがシミーが問題
となる車速域(70〜130km/h)の値であり、且
つ、ストローク検出値θS に基づく転舵角が0°±10
°以内であって車両が直進走行状態であるとみなされる
ときに、シミーが発生していると判断する。そして、操
舵トルク検出値Tが基準値Tα以下で、且つシミーが発
生しているときには、操舵補助モータ8を短絡状態にす
ることによって、シミーにより操舵補助モータ8に逆起
電力が発生して操舵補助モータ8が負荷となり、これに
よりステアリングホイール1に伝達されるシミーによる
振動が抑制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操舵系に発生す
る操舵トルクに応じて操舵補助力を発生する電動パワー
ステアリング装置に関し、特に、ステアリングホイール
に伝達されるシミーを抑制するようにした電動パワース
テアリング装置に関する。
る操舵トルクに応じて操舵補助力を発生する電動パワー
ステアリング装置に関し、特に、ステアリングホイール
に伝達されるシミーを抑制するようにした電動パワース
テアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、路面からステアリング系に伝わる
キックバック、ステアリングシャフトに生じるシミー等
に対しては、例えばステアリングホイールの回転に伴っ
て軸方向に移動するラック軸を収納するラックハウジン
グと車体との間に設けられたラックインシュレータや、
ステアリングホイールの回転をラック軸に伝えるステア
リングシャフト間に設けられたコラムカップリングとい
った弾性体等によって、これらを軽減するようにした
り、或いは、特開平8−207791号公報に記載され
ているように、ステアリング系の剛性を可変制御できる
ようにし、ステアリングホイールの操舵角速度に応じて
ステアリング剛性を変化させることにより、解消するよ
うにしている。
キックバック、ステアリングシャフトに生じるシミー等
に対しては、例えばステアリングホイールの回転に伴っ
て軸方向に移動するラック軸を収納するラックハウジン
グと車体との間に設けられたラックインシュレータや、
ステアリングホイールの回転をラック軸に伝えるステア
リングシャフト間に設けられたコラムカップリングとい
った弾性体等によって、これらを軽減するようにした
り、或いは、特開平8−207791号公報に記載され
ているように、ステアリング系の剛性を可変制御できる
ようにし、ステアリングホイールの操舵角速度に応じて
ステアリング剛性を変化させることにより、解消するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のステアリング系の剛性を制御するようにした方法で
は、ステアリングホイールの操舵角速度、つまり、ステ
アリングホイールの変位状況に応じてステアリング剛性
を変化させるようにしており、例えばステアリングシャ
フトにトーションバーが含まれている場合等には、ステ
アリングホイールの振動はトーションバーを含んだ振動
であるため、ステアリングホイールの振動を低減するこ
とはできても、ラック軸と前輪との間の共振成分は抑え
ることができず、この共振成分による振動が車体に伝わ
って、乗り心地を低下させるという問題がある。
来のステアリング系の剛性を制御するようにした方法で
は、ステアリングホイールの操舵角速度、つまり、ステ
アリングホイールの変位状況に応じてステアリング剛性
を変化させるようにしており、例えばステアリングシャ
フトにトーションバーが含まれている場合等には、ステ
アリングホイールの振動はトーションバーを含んだ振動
であるため、ステアリングホイールの振動を低減するこ
とはできても、ラック軸と前輪との間の共振成分は抑え
ることができず、この共振成分による振動が車体に伝わ
って、乗り心地を低下させるという問題がある。
【0004】そこで、この発明は、上記従来の問題点に
着目してなされたものであり、車体へのシミーの伝達を
抑制することの可能な電動パワーステアリング装置を提
供することを目的としている。
着目してなされたものであり、車体へのシミーの伝達を
抑制することの可能な電動パワーステアリング装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、ト
ーションバーを含んで構成される操舵系に、当該操舵系
に発生する操舵トルクに応じた操舵補助力を付与する電
動機を備えた電動パワーステアリング装置において、前
記トーションバーと転舵輪とを連結する部材の変位を検
出する変位検出手段と、当該変位検出手段の変位検出信
号をもとにシミーが発生しているか否かを検出するシミ
ー検出手段と、当該シミー検出手段でシミーが発生して
いることを検出したとき前記電動機を短絡させる短絡手
段と、を備えることを特徴としている。
に、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、ト
ーションバーを含んで構成される操舵系に、当該操舵系
に発生する操舵トルクに応じた操舵補助力を付与する電
動機を備えた電動パワーステアリング装置において、前
記トーションバーと転舵輪とを連結する部材の変位を検
出する変位検出手段と、当該変位検出手段の変位検出信
号をもとにシミーが発生しているか否かを検出するシミ
ー検出手段と、当該シミー検出手段でシミーが発生して
いることを検出したとき前記電動機を短絡させる短絡手
段と、を備えることを特徴としている。
【0006】この発明によれば、例えばトーションバー
の捩じれ量に基づいて検出される操舵トルクに応じて電
動機が駆動されて操舵系に操舵補助力が発生され、これ
によってドライバは操舵操作を容易に行うことができる
ようになっている。
の捩じれ量に基づいて検出される操舵トルクに応じて電
動機が駆動されて操舵系に操舵補助力が発生され、これ
によってドライバは操舵操作を容易に行うことができる
ようになっている。
【0007】そして、例えばラック軸等の、トーション
バーと転舵輪とを連結する部材の変位を検出する変位検
出手段が設けられ、この変位検出手段の変位検出信号に
基づいてシミー検出手段によって、シミーが発生してい
るか否かが検出される。そして、シミーが発生している
場合には、電動機が短絡手段によって短絡されるから、
シミーによって電動機に逆起電力が生じることになって
電動機が負荷となるから、シミーによる振動がステアリ
ングホイールに伝達されることが抑制される。
バーと転舵輪とを連結する部材の変位を検出する変位検
出手段が設けられ、この変位検出手段の変位検出信号に
基づいてシミー検出手段によって、シミーが発生してい
るか否かが検出される。そして、シミーが発生している
場合には、電動機が短絡手段によって短絡されるから、
シミーによって電動機に逆起電力が生じることになって
電動機が負荷となるから、シミーによる振動がステアリ
ングホイールに伝達されることが抑制される。
【0008】また、請求項2に係る電動パワーステアリ
ング装置は、前記シミー検出手段は、前記変位検出信号
の特定周波数成分が所定レベル以上であるか否かにより
シミーを検出するようになっていることを特徴としてい
る。
ング装置は、前記シミー検出手段は、前記変位検出信号
の特定周波数成分が所定レベル以上であるか否かにより
シミーを検出するようになっていることを特徴としてい
る。
【0009】この発明によれば、変位検出手段で検出し
た変位検出信号の特定周波数成分が所定レベル以上であ
るか否かによりシミーが検出される。つまり、シミーの
周波数域は特定の周波数域として予測することができる
から、この周波数域を実験等によって予め検出してお
き、変位検出信号についてこの周波数域の周波数成分の
振動のレベルが所定値以上であるか否かを検出するよう
にすれば、シミーが生じているか否かを検出することが
できることになる。
た変位検出信号の特定周波数成分が所定レベル以上であ
るか否かによりシミーが検出される。つまり、シミーの
周波数域は特定の周波数域として予測することができる
から、この周波数域を実験等によって予め検出してお
き、変位検出信号についてこの周波数域の周波数成分の
振動のレベルが所定値以上であるか否かを検出するよう
にすれば、シミーが生じているか否かを検出することが
できることになる。
【0010】また、請求項3に係る電動パワーステアリ
ング装置は、前記シミー検出手段は、車速を検出する車
速検出手段を供え、当該車速検出手段の検出車速が、特
定車速域内の値であるか否かに基づいてシミーの検出を
行うようになっていることを特徴としている。
ング装置は、前記シミー検出手段は、車速を検出する車
速検出手段を供え、当該車速検出手段の検出車速が、特
定車速域内の値であるか否かに基づいてシミーの検出を
行うようになっていることを特徴としている。
【0011】この発明によれば、シミー検出手段では、
車速を検出する車速検出手段で検出した検出車速が、特
定車速域内の値であるか否かに基づいてシミーの検出が
行われる。よって、シミーが問題となるのは比較的高車
速な特定車速域であるから、この特定車速域内の車速で
あるか否かを判断することによってシミーの検出が的確
に行われることになる。
車速を検出する車速検出手段で検出した検出車速が、特
定車速域内の値であるか否かに基づいてシミーの検出が
行われる。よって、シミーが問題となるのは比較的高車
速な特定車速域であるから、この特定車速域内の車速で
あるか否かを判断することによってシミーの検出が的確
に行われることになる。
【0012】さらに、請求項4に係る電動パワーステア
リング装置は、前記シミー検出手段は、車両の走行状態
を検出する走行状態検出手段を供え、当該走行状態検出
手段の検出状態が、直進走行状態であるか否かに基づい
てシミーの検出を行うようになっていることを特徴とし
ている。
リング装置は、前記シミー検出手段は、車両の走行状態
を検出する走行状態検出手段を供え、当該走行状態検出
手段の検出状態が、直進走行状態であるか否かに基づい
てシミーの検出を行うようになっていることを特徴とし
ている。
【0013】この発明によれば、シミー検出手段では、
車両の走行状態を検出する走行状態検出手段で検出した
検出状態が、直進走行状態であるか否かに基づいてシミ
ーの検出が行われる。よって、シミーが問題となるのは
操舵系に力が加わっていないときつまり直進走行状態で
あるときであるから、車両が直進走行状態であるか否か
を判定することによってシミーの検出が的確に行われる
ことになる。
車両の走行状態を検出する走行状態検出手段で検出した
検出状態が、直進走行状態であるか否かに基づいてシミ
ーの検出が行われる。よって、シミーが問題となるのは
操舵系に力が加わっていないときつまり直進走行状態で
あるときであるから、車両が直進走行状態であるか否か
を判定することによってシミーの検出が的確に行われる
ことになる。
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る電動パワーステ
アリング装置によれば、変位検出手段により、例えばラ
ックシャフト等の、トーションバーと転舵輪とを連結す
る部材の変位を検出し、この変位検出信号に基づきシミ
ーが発生していることを検出したときには、電動機を短
絡させるようにしたから、シミーによって電動機に逆起
電力が生じることになって電動機が負荷となるから、ス
テアリングホイールに伝達されるシミーによる振動を軽
減することができる。
アリング装置によれば、変位検出手段により、例えばラ
ックシャフト等の、トーションバーと転舵輪とを連結す
る部材の変位を検出し、この変位検出信号に基づきシミ
ーが発生していることを検出したときには、電動機を短
絡させるようにしたから、シミーによって電動機に逆起
電力が生じることになって電動機が負荷となるから、ス
テアリングホイールに伝達されるシミーによる振動を軽
減することができる。
【0015】また、請求項2に係る電動パワーステアリ
ング装置によれば、変位検出信号の特定周波数成分が所
定レベル以上であるか否かによりシミーを検出するよう
にしたから、シミーが生じているか否かを的確に検出す
ることができる。
ング装置によれば、変位検出信号の特定周波数成分が所
定レベル以上であるか否かによりシミーを検出するよう
にしたから、シミーが生じているか否かを的確に検出す
ることができる。
【0016】また、請求項3に係る電動パワーステアリ
ング装置によれば、車速が特定車速域内の値であるか否
かに基づいてシミーの検出を行うようにしたから、シミ
ーの誤検出を回避し的確にシミーの検出を行うことがで
きる。
ング装置によれば、車速が特定車速域内の値であるか否
かに基づいてシミーの検出を行うようにしたから、シミ
ーの誤検出を回避し的確にシミーの検出を行うことがで
きる。
【0017】さらに、請求項4に係る電動パワーステア
リング装置は、車両が直進走行状態であるか否かに基づ
いてシミーの検出を行うようにしたから、シミーの誤検
出を回避し的確にシミーの検出を行うことができる。
リング装置は、車両が直進走行状態であるか否かに基づ
いてシミーの検出を行うようにしたから、シミーの誤検
出を回避し的確にシミーの検出を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の電動パワーステ
アリング装置の一例を示す概略構成図であって、ステア
リングホイール1は、ステアリングシャフト2の上端部
に連結され、このステアリングシャフト2は図示しない
固定部に支持されて下方に延長され、その下端部にピニ
オン3が装着されている。
に基づいて説明する。図1は、本発明の電動パワーステ
アリング装置の一例を示す概略構成図であって、ステア
リングホイール1は、ステアリングシャフト2の上端部
に連結され、このステアリングシャフト2は図示しない
固定部に支持されて下方に延長され、その下端部にピニ
オン3が装着されている。
【0019】このピニオン3は、車両幅方向に水平に延
長するラック軸4に噛合して、ステアリングギヤを構成
し、ステアリングホイール1からステアリングシャフト
2回りの回転運動が、ラック軸4の直進運動(並進運
動)に変換される。
長するラック軸4に噛合して、ステアリングギヤを構成
し、ステアリングホイール1からステアリングシャフト
2回りの回転運動が、ラック軸4の直進運動(並進運
動)に変換される。
【0020】そして、水平に延在するラック軸4の両端
部は、それぞれタイロッド5を介してナックル及び転舵
輪6に接続され、ラック軸4が水平方向移動(並進運
動)することで左右の転舵輪6が転舵される。なお、前
記ステアリングホイール1,ステアリングシャフト2,
ピニオン3,ラック軸4によって、操舵系を構成してい
る。
部は、それぞれタイロッド5を介してナックル及び転舵
輪6に接続され、ラック軸4が水平方向移動(並進運
動)することで左右の転舵輪6が転舵される。なお、前
記ステアリングホイール1,ステアリングシャフト2,
ピニオン3,ラック軸4によって、操舵系を構成してい
る。
【0021】また、ステアリングシャフト2におけるピ
ニオン3の上部には、減速機を構成するリングギア11
が同軸に固定され、このリングギア11に操舵補助モー
タ(電動機)8の駆動軸9に連結されたリングギヤ10
が噛合され、操舵補助モータ8が、後述するコントロー
ルユニット7から出力されるデューティ制御されたパル
ス電流によって操舵トルクに応じた操舵補助力を発生す
るように制御される。
ニオン3の上部には、減速機を構成するリングギア11
が同軸に固定され、このリングギア11に操舵補助モー
タ(電動機)8の駆動軸9に連結されたリングギヤ10
が噛合され、操舵補助モータ8が、後述するコントロー
ルユニット7から出力されるデューティ制御されたパル
ス電流によって操舵トルクに応じた操舵補助力を発生す
るように制御される。
【0022】さらに、ステアリングシャフト2における
リングギヤ11の上部にトルク検出機構12が設けられ
ている。このトルク検出機構12は、ステアリングシャ
フト2の下端部とピニオン3の上端部とを連結する図示
されないトーションバーと、その外周に配置された操舵
トルクセンサ13とから構成されている。操舵トルクセ
ンサ13は、前記トーションバーの捩じれ量から操舵ト
ルクを検出し、操舵トルクの大きさに応じた且つステア
リングホイール1の右切り(ピニオン3からの入力に対
しては左回り)で正値,ステアリングホイール1の左切
り(ピニオン3からの入力に対しては右回り)で負値の
電圧信号であるトルク検出値Tを、後述するコントロー
ルユニット7に供給する。
リングギヤ11の上部にトルク検出機構12が設けられ
ている。このトルク検出機構12は、ステアリングシャ
フト2の下端部とピニオン3の上端部とを連結する図示
されないトーションバーと、その外周に配置された操舵
トルクセンサ13とから構成されている。操舵トルクセ
ンサ13は、前記トーションバーの捩じれ量から操舵ト
ルクを検出し、操舵トルクの大きさに応じた且つステア
リングホイール1の右切り(ピニオン3からの入力に対
しては左回り)で正値,ステアリングホイール1の左切
り(ピニオン3からの入力に対しては右回り)で負値の
電圧信号であるトルク検出値Tを、後述するコントロー
ルユニット7に供給する。
【0023】また、車両には車速を検出する車速センサ
(車速検出手段)14が搭載されていて、この車速セン
サ14によって、車両前後方向の車速が検出され、この
車速の大きさに応じた電圧信号である車速検出値Vが後
述されるコントロールユニット7に供給される。
(車速検出手段)14が搭載されていて、この車速セン
サ14によって、車両前後方向の車速が検出され、この
車速の大きさに応じた電圧信号である車速検出値Vが後
述されるコントロールユニット7に供給される。
【0024】また、前記ラック軸4にはこのラック軸4
のストローク量を検出するラックストロークセンサ(変
位検出手段)16が設けられている。このラックストロ
ークセンサ16は、図2に示すように、ラック軸4を摺
動自在に支持するシリンダ4aに固定された略L字状の
固定ブラケット16aと、ラック軸4に固定された可動
ブラケット16bと、これら固定ブラケット16a及び
可動ブラケット16bにその両端が支持される回動部材
16cと、この回動部材16cの回転角度を検出する例
えばポテンショメータ等で構成される回転センサ16d
とから構成されている。
のストローク量を検出するラックストロークセンサ(変
位検出手段)16が設けられている。このラックストロ
ークセンサ16は、図2に示すように、ラック軸4を摺
動自在に支持するシリンダ4aに固定された略L字状の
固定ブラケット16aと、ラック軸4に固定された可動
ブラケット16bと、これら固定ブラケット16a及び
可動ブラケット16bにその両端が支持される回動部材
16cと、この回動部材16cの回転角度を検出する例
えばポテンショメータ等で構成される回転センサ16d
とから構成されている。
【0025】前記固定ブラケット16aは、その一端が
シリンダ4aに固定され、その他端には、回動部材16
cの一端が回動自在に支持されている。そして、この支
持点を回動中心として回動部材16cが回動することに
伴って、回動中心における回動部材16cの回転角度
が、回転センサ16dによって検出されるようになって
いる。この回転センサ16dの出力は、ストローク検出
値θS としてコントロールユニット10に供給されるよ
うになっている。また、回動部材16cの固定ブラケッ
ト16a側の支持点と反対側には、回動部材16cの長
手方向と平行な長穴16c1 が形成されている。
シリンダ4aに固定され、その他端には、回動部材16
cの一端が回動自在に支持されている。そして、この支
持点を回動中心として回動部材16cが回動することに
伴って、回動中心における回動部材16cの回転角度
が、回転センサ16dによって検出されるようになって
いる。この回転センサ16dの出力は、ストローク検出
値θS としてコントロールユニット10に供給されるよ
うになっている。また、回動部材16cの固定ブラケッ
ト16a側の支持点と反対側には、回動部材16cの長
手方向と平行な長穴16c1 が形成されている。
【0026】前記可動ブラケット16bは、略L字状に
屈折した板面で形成され、一方の面には、ラック軸4の
曲面と嵌合する嵌合部16b1 が形成され、この嵌合部
16b1 とラック軸4とが嵌合して固定されている。ま
た、他方の面には、前記回動部材16cに形成された長
穴16c1 と嵌合する突起部16b2 が形成され、可動
ブラケット16b上に回動部材16cが配置されて回動
部材16cの長穴16c1 と突起部16b2 とが嵌合さ
れたとき、回動部材16cがほぼ水平となるように形成
されている。
屈折した板面で形成され、一方の面には、ラック軸4の
曲面と嵌合する嵌合部16b1 が形成され、この嵌合部
16b1 とラック軸4とが嵌合して固定されている。ま
た、他方の面には、前記回動部材16cに形成された長
穴16c1 と嵌合する突起部16b2 が形成され、可動
ブラケット16b上に回動部材16cが配置されて回動
部材16cの長穴16c1 と突起部16b2 とが嵌合さ
れたとき、回動部材16cがほぼ水平となるように形成
されている。
【0027】そして、シリンダ4aに支持されたラック
軸4が伸縮することによって、ラック軸4が移動するに
つれて可動ブラケット16bが移動し、これに応じて突
起部16b2 が長穴16c1 を案内として移動しこれに
よって回動部材16cを回動させることにより、この回
動部材16cの回転角度が回転センサ16dによって検
出されるようになっている。
軸4が伸縮することによって、ラック軸4が移動するに
つれて可動ブラケット16bが移動し、これに応じて突
起部16b2 が長穴16c1 を案内として移動しこれに
よって回動部材16cを回動させることにより、この回
動部材16cの回転角度が回転センサ16dによって検
出されるようになっている。
【0028】さらに、操舵補助モータ8には、電流検出
器17が取り付けられており、この電流検出器17で操
舵補助モータ8に流れる実電流が検出され、その大きさ
に応じた電流信号からなる実電流検出値iが、コントロ
ールユニット7に供給される。
器17が取り付けられており、この電流検出器17で操
舵補助モータ8に流れる実電流が検出され、その大きさ
に応じた電流信号からなる実電流検出値iが、コントロ
ールユニット7に供給される。
【0029】前記コントロールユニット7は、図3に示
すように、操舵トルクセンサ13から出力される操舵ト
ルク検出値T,車速センサ14からの車速検出値V,ラ
ックストロークセンサ16から出力されるストローク検
出値θS 及び電流検出器17から出力される実電流検出
値iを入力し、且つ操舵補助モータ8の回転方向と回転
速度とを制御するための操舵補助モータ8への駆動電流
をデューティ制御するデューティ制御用信号を出力する
マイクロコンピュータ15と、このマイクロコンピュー
タ15から出力されるデューティ制御用電流パルスが供
給され、これに基づいて操舵補助モータ8の回転方向と
回転速度とを制御するモータ駆動回路19と、を備えて
いる。
すように、操舵トルクセンサ13から出力される操舵ト
ルク検出値T,車速センサ14からの車速検出値V,ラ
ックストロークセンサ16から出力されるストローク検
出値θS 及び電流検出器17から出力される実電流検出
値iを入力し、且つ操舵補助モータ8の回転方向と回転
速度とを制御するための操舵補助モータ8への駆動電流
をデューティ制御するデューティ制御用信号を出力する
マイクロコンピュータ15と、このマイクロコンピュー
タ15から出力されるデューティ制御用電流パルスが供
給され、これに基づいて操舵補助モータ8の回転方向と
回転速度とを制御するモータ駆動回路19と、を備えて
いる。
【0030】ここで、マイクロコンピュータ15は、少
なくとも、F/V変換機能やA/D変換機能を備えた入
力側インタフェース回路15a,マイクロプロセッサユ
ニット等からなる演算処理装置(CPU)15b,RA
M,ROM等からなる記憶装置15c及び出力側インタ
フェース回路15dを有する。
なくとも、F/V変換機能やA/D変換機能を備えた入
力側インタフェース回路15a,マイクロプロセッサユ
ニット等からなる演算処理装置(CPU)15b,RA
M,ROM等からなる記憶装置15c及び出力側インタ
フェース回路15dを有する。
【0031】そして、前記入力側インタフェース回路1
5aには、前記操舵トルクセンサ13からの操舵トルク
検出値T,車速センサ14からの車速検出値V,ラック
ストロークセンサ16からのストローク検出値θs ,電
流検出器17からの実電流検出値iが入力される。ま
た、出力側インタフェース回路15dからは、操舵補助
力発生方向を表す左切り方向信号LD及び右切り方向信
号RDと、操舵補助モータ8に供給する電流をデューテ
ィ制御する左切りデューティ制御用電流パルスLP及び
右切りデューティ制御用電流パルスRPと、モータ駆動
回路19の通電を制御する通電制御信号CSとが、モー
タ駆動回路19に出力される。
5aには、前記操舵トルクセンサ13からの操舵トルク
検出値T,車速センサ14からの車速検出値V,ラック
ストロークセンサ16からのストローク検出値θs ,電
流検出器17からの実電流検出値iが入力される。ま
た、出力側インタフェース回路15dからは、操舵補助
力発生方向を表す左切り方向信号LD及び右切り方向信
号RDと、操舵補助モータ8に供給する電流をデューテ
ィ制御する左切りデューティ制御用電流パルスLP及び
右切りデューティ制御用電流パルスRPと、モータ駆動
回路19の通電を制御する通電制御信号CSとが、モー
タ駆動回路19に出力される。
【0032】また、前記演算処理装置15bは、後述す
る図4に示すシミー検出処理(シミー検出手段)及び図
5に示す操舵補助制御処理を所定サンプリング時間ΔT
(例えば10msec.)毎に実行する。前記シミー検
出処理では、ラックストロークセンサ16からのストロ
ーク検出値θs と車速センサ14からの車速検出値Vと
をもとに、シミーが発生しているか否かを検出する。ま
た、操舵補助制御処理では、操舵トルクセンサ13から
の操舵トルク検出値T,車速検出値V及び電流検出器1
7からの実電流検出値iをもとに、操舵トルク検出値T
に応じた操舵補助力を発生するように、左及び右切り方
向信号LD,RD,左及び右切りデューティ制御用電流
パルスLP,RPを形成して出力側インタフェース回路
15dに送出し、操舵トルク検出値Tが所定値以下であ
り、且つシミーが発生している場合には、補助補助モー
タ8を短絡させる。
る図4に示すシミー検出処理(シミー検出手段)及び図
5に示す操舵補助制御処理を所定サンプリング時間ΔT
(例えば10msec.)毎に実行する。前記シミー検
出処理では、ラックストロークセンサ16からのストロ
ーク検出値θs と車速センサ14からの車速検出値Vと
をもとに、シミーが発生しているか否かを検出する。ま
た、操舵補助制御処理では、操舵トルクセンサ13から
の操舵トルク検出値T,車速検出値V及び電流検出器1
7からの実電流検出値iをもとに、操舵トルク検出値T
に応じた操舵補助力を発生するように、左及び右切り方
向信号LD,RD,左及び右切りデューティ制御用電流
パルスLP,RPを形成して出力側インタフェース回路
15dに送出し、操舵トルク検出値Tが所定値以下であ
り、且つシミーが発生している場合には、補助補助モー
タ8を短絡させる。
【0033】さらに、記憶装置15cには、予め演算処
理装置15bの演算処理に必要な制御マップ,演算式,
プログラム等が記憶されていると共に、演算処理装置1
5bの演算過程で必要な演算結果を逐次記憶する。
理装置15bの演算処理に必要な制御マップ,演算式,
プログラム等が記憶されていると共に、演算処理装置1
5bの演算過程で必要な演算結果を逐次記憶する。
【0034】一方、モータ駆動回路19は、4個のMO
SFET等のスイッチング素子T1〜T4を2個ずつ直
列に接続して2組の直列回路を構成し、これら直列回路
のスイッチング素子T1及びT2間とT3及びT4間と
の間に操舵補助モータ8を接続し、且つスイッチング素
子T1及びT3の入力側が互いに接続されてモータリレ
ー20,キースイッチ21を介して負極側が接地された
バッテリ22の正極側に接続され、スイッチング素子T
2及びT4の出力側が互いに接続されて電流検出用抵抗
でなる電流検出器17を介して接地されて、いわゆるH
ブリッジ回路に構成されている。
SFET等のスイッチング素子T1〜T4を2個ずつ直
列に接続して2組の直列回路を構成し、これら直列回路
のスイッチング素子T1及びT2間とT3及びT4間と
の間に操舵補助モータ8を接続し、且つスイッチング素
子T1及びT3の入力側が互いに接続されてモータリレ
ー20,キースイッチ21を介して負極側が接地された
バッテリ22の正極側に接続され、スイッチング素子T
2及びT4の出力側が互いに接続されて電流検出用抵抗
でなる電流検出器17を介して接地されて、いわゆるH
ブリッジ回路に構成されている。
【0035】そして、スイッチング素子T1及びT3に
それぞれマイクロコンピュータ15の出力側インタフェ
ース回路15dから出力される左切り方向信号LD及び
右切り方向信号RDが供給され、スイッチング素子T4
及びT2にそれぞれマイクロコンピュータ15の出力側
インタフェース回路15dから出力される左切りデュー
ティ制御用電流パルスLP及び右切りデューティ制御用
電流パルスRPがそれぞれ供給され、モータリレー20
のリレーコイルの一端がスイッチング素子としてのNP
Nトランジスタ23を介してキースイッチ21に接続さ
れていると共に他端が接地され、このトランジスタ23
に出力側インタフェース回路15dから出力される通電
制御信号CSが供給され、さらに電流検出器16を構成
する電流検出用抵抗の上流側がマイクロコンピュータ1
5の入力側インタフェース回路15aに接続されてい
る。
それぞれマイクロコンピュータ15の出力側インタフェ
ース回路15dから出力される左切り方向信号LD及び
右切り方向信号RDが供給され、スイッチング素子T4
及びT2にそれぞれマイクロコンピュータ15の出力側
インタフェース回路15dから出力される左切りデュー
ティ制御用電流パルスLP及び右切りデューティ制御用
電流パルスRPがそれぞれ供給され、モータリレー20
のリレーコイルの一端がスイッチング素子としてのNP
Nトランジスタ23を介してキースイッチ21に接続さ
れていると共に他端が接地され、このトランジスタ23
に出力側インタフェース回路15dから出力される通電
制御信号CSが供給され、さらに電流検出器16を構成
する電流検出用抵抗の上流側がマイクロコンピュータ1
5の入力側インタフェース回路15aに接続されてい
る。
【0036】さらに、モータ駆動回路19と操舵補助モ
ータ8との間にはリレー回路24が介挿され、また、操
舵補助モータ8の端子間にはリレー回路25が介挿され
ている。これらリレー回路24及び25は、演算処理装
置15bからのリレー制御信号により制御され、リレー
回路24が閉状態,リレー回路25が開状態であると
き、操舵補助モータ8が、供給されるデューティ制御用
パルスに応じて駆動され、リレー回路24が開状態,リ
レー回路25が閉状態であるとき、補助補助モータ8が
短絡されるようになっている。
ータ8との間にはリレー回路24が介挿され、また、操
舵補助モータ8の端子間にはリレー回路25が介挿され
ている。これらリレー回路24及び25は、演算処理装
置15bからのリレー制御信号により制御され、リレー
回路24が閉状態,リレー回路25が開状態であると
き、操舵補助モータ8が、供給されるデューティ制御用
パルスに応じて駆動され、リレー回路24が開状態,リ
レー回路25が閉状態であるとき、補助補助モータ8が
短絡されるようになっている。
【0037】次に、上記マイクロコンピュータ15の演
算処理装置15bで実行されるシミー検出処理の処理手
順を図4のフローチャートにしたがって説明する。ま
ず、ステップS1で、ラックストロークセンサ16から
のストローク検出値θS 及び車速センサ14からの車速
検出値Vを読み込み、次いで、ステップS2に移行し
て、ストローク検出値θS に対してFFT処理を行う。
算処理装置15bで実行されるシミー検出処理の処理手
順を図4のフローチャートにしたがって説明する。ま
ず、ステップS1で、ラックストロークセンサ16から
のストローク検出値θS 及び車速センサ14からの車速
検出値Vを読み込み、次いで、ステップS2に移行し
て、ストローク検出値θS に対してFFT処理を行う。
【0038】次いで、ステップS3に移行して、特定周
波数成分例えば、予め実験等によって求められたシミー
の周波数に対応する10〜20Hzの周波数成分につい
てその信号レベルが所定レベル以上であるか否かを判定
する。そして、特定周波数成分の信号レベルが所定レベ
ル以上である場合には、次にステップS4に移行して、
車速検出値Vが所定車速域の値である否かを判定する。
この所定車速域はシミーが生じると予測される範囲であ
って、シミーはあらゆる車速において発生するのではな
く、主に高速域で問題となるため、例えば70〜130
km/hが設定される。
波数成分例えば、予め実験等によって求められたシミー
の周波数に対応する10〜20Hzの周波数成分につい
てその信号レベルが所定レベル以上であるか否かを判定
する。そして、特定周波数成分の信号レベルが所定レベ
ル以上である場合には、次にステップS4に移行して、
車速検出値Vが所定車速域の値である否かを判定する。
この所定車速域はシミーが生じると予測される範囲であ
って、シミーはあらゆる車速において発生するのではな
く、主に高速域で問題となるため、例えば70〜130
km/hが設定される。
【0039】そして、ステップS4で、車速検出値Vが
所定車速域の値であるときには、ステップS5に移行
し、車両が直進走行状態であるか否かを判定する。これ
は、例えばラックストロークセンサ16のストローク検
出値θS に基づいて検出した転舵角θF がθF =0°±
10°の範囲内にあるか否かを判定することにより判断
する(走行状態検出手段)。このステップS4で車両が
直進走行状態である場合には、ステップS6に移行し、
シミーが発生していると判断して所定の記憶領域に格納
されているシミー発生フラグFをF=1に設定し処理を
終了する。
所定車速域の値であるときには、ステップS5に移行
し、車両が直進走行状態であるか否かを判定する。これ
は、例えばラックストロークセンサ16のストローク検
出値θS に基づいて検出した転舵角θF がθF =0°±
10°の範囲内にあるか否かを判定することにより判断
する(走行状態検出手段)。このステップS4で車両が
直進走行状態である場合には、ステップS6に移行し、
シミーが発生していると判断して所定の記憶領域に格納
されているシミー発生フラグFをF=1に設定し処理を
終了する。
【0040】一方、前記ステップS3で特定周波数成分
の信号レベルが所定レベル以上でないとき、ステップS
4で車速検出値Vが所定車速域内の値でないとき、ステ
ップS5で車両が直進走行状態でないときには、ステッ
プS7に移行し、シミーが発生していないと判断してシ
ミー発生フラグFをF=0に設定し、処理を終了する。
の信号レベルが所定レベル以上でないとき、ステップS
4で車速検出値Vが所定車速域内の値でないとき、ステ
ップS5で車両が直進走行状態でないときには、ステッ
プS7に移行し、シミーが発生していないと判断してシ
ミー発生フラグFをF=0に設定し、処理を終了する。
【0041】次に、上記マイクロコンピュータ15の演
算処理装置15bで実行される操舵補助制御処理の処理
手順を図5のフローチャートにしたがって説明する。な
お、演算処理装置15bでは、起動されると、まず、モ
ータ駆動回路19に通電を開始するモータリレー20を
オン状態とする通電制御信号CSをオン状態としてい
る。
算処理装置15bで実行される操舵補助制御処理の処理
手順を図5のフローチャートにしたがって説明する。な
お、演算処理装置15bでは、起動されると、まず、モ
ータ駆動回路19に通電を開始するモータリレー20を
オン状態とする通電制御信号CSをオン状態としてい
る。
【0042】そして、操舵トルクセンサ13で検出され
た操舵トルク検出値Tと車速センサ14で検出された車
速検出値Vと、を読み込む(ステップS11)。そし
て、ステップS12に移行し、操舵トルク検出値Tの絶
対値が基準値Tα以下であるか否かを判定し、T≦Tα
であるときには、操舵補助力を発生させる必要があると
して、ステップS13に移行する。そして、リレー回路
24を閉状態,リレー回路25を開状態に制御するリレ
ー制御信号S24,S25を形成してこれを出力する。
た操舵トルク検出値Tと車速センサ14で検出された車
速検出値Vと、を読み込む(ステップS11)。そし
て、ステップS12に移行し、操舵トルク検出値Tの絶
対値が基準値Tα以下であるか否かを判定し、T≦Tα
であるときには、操舵補助力を発生させる必要があると
して、ステップS13に移行する。そして、リレー回路
24を閉状態,リレー回路25を開状態に制御するリレ
ー制御信号S24,S25を形成してこれを出力する。
【0043】次に、ステップS14に移行して、車速検
出値Vと操舵トルク検出値Tとをもとに、例えば次式
(1)にしたがって、操舵補助モータ8への目標駆動電
流i*を決定する。
出値Vと操舵トルク検出値Tとをもとに、例えば次式
(1)にしたがって、操舵補助モータ8への目標駆動電
流i*を決定する。
【0044】 i* =k1 ・T+k2 ・T′ ……(1) なお、(1)式中のk1 ,k2 は車速等に応じて決まる
比例定数,T′は操舵トルク検出値Tの微分値である。
比例定数,T′は操舵トルク検出値Tの微分値である。
【0045】次いで、ステップS15で、電流検出器1
7からの実電流検出値iを読み込み、ステップS16
で、次式(2)の演算を行って、デューティ比Dを算出
設定する。
7からの実電流検出値iを読み込み、ステップS16
で、次式(2)の演算を行って、デューティ比Dを算出
設定する。
【0046】 D=K(i* −i) ……(2) ここで、Kは制御ゲインであって、目標駆動電流i* と
実電流検出値iとの許容誤差範囲例えば数A程度を見込
んで、十数〜数十程度の値に設定される。
実電流検出値iとの許容誤差範囲例えば数A程度を見込
んで、十数〜数十程度の値に設定される。
【0047】次いで、操舵トルク検出値Tが零を含む正
値であるか否かを判定し(ステップS17)、T<0で
あるときには左切り状態であると判断して、左切り方向
信号LDをオン状態とし、且つ右切り方向信号RDをオ
フ状態とすると共に、ステップS16で算出されたデュ
ーティ比Dの左切りデューティ制御用電流パルスLPを
出力し、且つオフ状態の右切りデューティ制御用電流パ
ルスRPを出力する(ステップS18a)。そして、処
理を終了する。
値であるか否かを判定し(ステップS17)、T<0で
あるときには左切り状態であると判断して、左切り方向
信号LDをオン状態とし、且つ右切り方向信号RDをオ
フ状態とすると共に、ステップS16で算出されたデュ
ーティ比Dの左切りデューティ制御用電流パルスLPを
出力し、且つオフ状態の右切りデューティ制御用電流パ
ルスRPを出力する(ステップS18a)。そして、処
理を終了する。
【0048】一方、T≧0であるときには、右切り状態
であると判断して、右切り方向信号RDをオン状態と
し、且つ左切り方向信号LDをオフ状態とすると共に、
ステップS7で算出されたデューティ比Dの右切りデュ
ーティ制御用電流パルスRPを出力し、且つオフ状態の
左切りデューティ制御用電流パルスLPを出力する(ス
テップS18b)。そして、処理を終了する。
であると判断して、右切り方向信号RDをオン状態と
し、且つ左切り方向信号LDをオフ状態とすると共に、
ステップS7で算出されたデューティ比Dの右切りデュ
ーティ制御用電流パルスRPを出力し、且つオフ状態の
左切りデューティ制御用電流パルスLPを出力する(ス
テップS18b)。そして、処理を終了する。
【0049】一方、ステップS12で、操舵トルク検出
値TがT≦Tαである場合には、操舵補助力を発生させ
る必要はないとしてステップS21に移行し、所定の記
憶領域に格納されているシミー発生フラグFがF=1で
あるか否かを判定する。このシミー発生フラグFがF=
0である場合にはシミーが発生していないものとして、
そのまま処理を終了する。一方、シミー発生フラグFが
F=1である場合には、ステップS22に移行し、リレ
ー回路24を開状態,リレー回路25を閉状態に制御す
るリレー制御信号S24,S25を形成してこれを出力する
(短絡手段)。そして、処理を終了する。
値TがT≦Tαである場合には、操舵補助力を発生させ
る必要はないとしてステップS21に移行し、所定の記
憶領域に格納されているシミー発生フラグFがF=1で
あるか否かを判定する。このシミー発生フラグFがF=
0である場合にはシミーが発生していないものとして、
そのまま処理を終了する。一方、シミー発生フラグFが
F=1である場合には、ステップS22に移行し、リレ
ー回路24を開状態,リレー回路25を閉状態に制御す
るリレー制御信号S24,S25を形成してこれを出力する
(短絡手段)。そして、処理を終了する。
【0050】したがって、今、キースイッチ21がオフ
状態で、車両が停止状態にあるものとすると、この状態
では、コントロールユニット7の電源が遮断状態にあ
り、モータ駆動回路19のモータリレー20もオフ状態
となって、操舵補助モータ8への通電が遮断状態となっ
ている。
状態で、車両が停止状態にあるものとすると、この状態
では、コントロールユニット7の電源が遮断状態にあ
り、モータ駆動回路19のモータリレー20もオフ状態
となって、操舵補助モータ8への通電が遮断状態となっ
ている。
【0051】この停止状態で、キースイッチ21をオン
状態とすることにより、コントロールユニット7の各部
に電源が投入され、マイクロコンピュータ15で処理が
開始される。このとき、演算処理装置15bでは、起動
すると、まず、オン状態の通電制御信号CSをモータ駆
動回路19のトランジスタ23に出力する。
状態とすることにより、コントロールユニット7の各部
に電源が投入され、マイクロコンピュータ15で処理が
開始される。このとき、演算処理装置15bでは、起動
すると、まず、オン状態の通電制御信号CSをモータ駆
動回路19のトランジスタ23に出力する。
【0052】このため、トランジスタ23がオン状態と
なって、モータリレー20がオン状態となり、バッテリ
22からの直流電力がHブリッジ回路に供給開始され
る。そして、図4のシミー検出処理が実行され、ラック
ストロークセンサ16からのストローク検出値θS が読
み込まれ、FFT処理されるが、このとき、シミーは発
生しておらず、よって特定周波数成分の信号レベルは所
定レベル以下であるからシミーが発生していないと判断
されて、シミー発生フラグFはF=0に設定される。
なって、モータリレー20がオン状態となり、バッテリ
22からの直流電力がHブリッジ回路に供給開始され
る。そして、図4のシミー検出処理が実行され、ラック
ストロークセンサ16からのストローク検出値θS が読
み込まれ、FFT処理されるが、このとき、シミーは発
生しておらず、よって特定周波数成分の信号レベルは所
定レベル以下であるからシミーが発生していないと判断
されて、シミー発生フラグFはF=0に設定される。
【0053】そして、図5の操舵補助制御処理が実行さ
れると、操舵トルク検出値Tが読み込まれるが、ステア
リングホイール1の操舵が行われていない場合には、操
舵トルク検出値Tの絶対値は基準値Tαよりも小さくな
り、このときシミー発生フラグFはF=0であってシミ
ーは発生していないから、操舵補助力は発生されない。
れると、操舵トルク検出値Tが読み込まれるが、ステア
リングホイール1の操舵が行われていない場合には、操
舵トルク検出値Tの絶対値は基準値Tαよりも小さくな
り、このときシミー発生フラグFはF=0であってシミ
ーは発生していないから、操舵補助力は発生されない。
【0054】一方、ステアリングホイール1の操舵が行
われ例えば左切り状態とし、操舵トルク検出値Tの絶対
値が基準値Tα以上となると、リレー回路24を閉状
態,リレー回路25を開状態に制御するリレー制御信号
S24及びS25が出力されて、これによりモータ駆動回路
19と操舵補助モータ8とが接続状態となる。そして、
操舵トルク検出値Tと車速検出値Vとに基づいて目標駆
動電流i* が設定され、これと電流検出器17で検出さ
れた実電流検出値iとの差値に基づいてデューティ比D
が算出される。そして、操舵トルク検出値Tが負値であ
るので、左方向信号LDをオン状態、右方向信号RDを
オフ状態とし、右切りデューティ制御用電流パルスLD
を算出されたデューティ比Dに応じたオン・オフ比と
し、右切りデューティ制御用電流パルスRDをオフ状態
に維持させる。
われ例えば左切り状態とし、操舵トルク検出値Tの絶対
値が基準値Tα以上となると、リレー回路24を閉状
態,リレー回路25を開状態に制御するリレー制御信号
S24及びS25が出力されて、これによりモータ駆動回路
19と操舵補助モータ8とが接続状態となる。そして、
操舵トルク検出値Tと車速検出値Vとに基づいて目標駆
動電流i* が設定され、これと電流検出器17で検出さ
れた実電流検出値iとの差値に基づいてデューティ比D
が算出される。そして、操舵トルク検出値Tが負値であ
るので、左方向信号LDをオン状態、右方向信号RDを
オフ状態とし、右切りデューティ制御用電流パルスLD
を算出されたデューティ比Dに応じたオン・オフ比と
し、右切りデューティ制御用電流パルスRDをオフ状態
に維持させる。
【0055】このため、モータ駆動回路19のスイッチ
ング素子T1がオン状態を継続し、これに加えてスイッ
チング素子T4がデューティ比Dでオン・オフするの
で、操舵補助モータ8にデューティ比Dに応じた左切り
用の駆動電流iが流れることになり、操舵補助モータ8
が回転駆動されて操舵トルク検出値Tに応じた左切り用
操舵補助トルクを発生することにより、軽い操舵を行う
ことができる。
ング素子T1がオン状態を継続し、これに加えてスイッ
チング素子T4がデューティ比Dでオン・オフするの
で、操舵補助モータ8にデューティ比Dに応じた左切り
用の駆動電流iが流れることになり、操舵補助モータ8
が回転駆動されて操舵トルク検出値Tに応じた左切り用
操舵補助トルクを発生することにより、軽い操舵を行う
ことができる。
【0056】この状態から車両が発進状態となり、操舵
が行われるとこれに伴い操舵補助制御処理にしたがって
上記と同様にして、操舵トルク検出値Tと車速検出値V
とに応じた操舵補助力が発生されて操舵が容易に行われ
る。
が行われるとこれに伴い操舵補助制御処理にしたがって
上記と同様にして、操舵トルク検出値Tと車速検出値V
とに応じた操舵補助力が発生されて操舵が容易に行われ
る。
【0057】一方、シミー検出処理では、ラックストロ
ークセンサ16からのストローク検出値θS を読み込み
これをFFT処理し、その特定周波数成分(10〜20
Hz)の信号レベルを監視していて、特定周波数成分の
信号レベルが所定レベル以上となり、このときの車速検
出値Vが所定車速範囲(70〜130km/h)とな
り、且つ直進走行状態であるときには、シミーが発生し
ているとしてシミー発生フラグFをF=1に設定する。
つまり、ストローク検出値θS のシミーに対応する特定
周波数成分の信号レベルが大きくなり、且つ、車速がシ
ミーが問題となる車速域であって、且つ、直進走行状態
であるときには、特定周波数成分の信号レベルが所定値
以上であるのはシミーを要因としているとみなすことが
できる。
ークセンサ16からのストローク検出値θS を読み込み
これをFFT処理し、その特定周波数成分(10〜20
Hz)の信号レベルを監視していて、特定周波数成分の
信号レベルが所定レベル以上となり、このときの車速検
出値Vが所定車速範囲(70〜130km/h)とな
り、且つ直進走行状態であるときには、シミーが発生し
ているとしてシミー発生フラグFをF=1に設定する。
つまり、ストローク検出値θS のシミーに対応する特定
周波数成分の信号レベルが大きくなり、且つ、車速がシ
ミーが問題となる車速域であって、且つ、直進走行状態
であるときには、特定周波数成分の信号レベルが所定値
以上であるのはシミーを要因としているとみなすことが
できる。
【0058】よって、車両が所定車速範囲(70〜13
0km/h)で直進走行状態であるときに、シミーが発
生すると、ストローク検出値θS の特定周波数成分(1
0〜20Hz)の信号レベルが所定レベルよりも大きく
なる。シミー検出処理では、特定周波数成分の信号レベ
ルが所定レベルよりも大きくなり、車速検出値Vが所定
車速域の値であり、ストローク検出値θS が0°±10
°となって、直進走行状態であることから、シミーが発
生していると判断してシミー発生フラグFをF=1に設
定する。
0km/h)で直進走行状態であるときに、シミーが発
生すると、ストローク検出値θS の特定周波数成分(1
0〜20Hz)の信号レベルが所定レベルよりも大きく
なる。シミー検出処理では、特定周波数成分の信号レベ
ルが所定レベルよりも大きくなり、車速検出値Vが所定
車速域の値であり、ストローク検出値θS が0°±10
°となって、直進走行状態であることから、シミーが発
生していると判断してシミー発生フラグFをF=1に設
定する。
【0059】したがって、操舵補助制御処理が実行され
たときには、操舵トルク検出値Tが基準値Tα以下であ
り、シミー発生フラグFがF=1に設定されていること
から、リレー回路24を開状態,リレー回路25を閉状
態に制御するリレー制御信号S24及びS25が出力され
る。これによって、操舵補助モータ8が短絡状態とな
り、シミーによる振動によって操舵補助モータ8に逆起
電力が発生することになり操舵補助モータ8が負荷とな
ることから、ステアリングシャフト2へのシミーによる
振動の伝達が抑制されて、シミーによる不快感がドライ
バに与えられることが回避される。
たときには、操舵トルク検出値Tが基準値Tα以下であ
り、シミー発生フラグFがF=1に設定されていること
から、リレー回路24を開状態,リレー回路25を閉状
態に制御するリレー制御信号S24及びS25が出力され
る。これによって、操舵補助モータ8が短絡状態とな
り、シミーによる振動によって操舵補助モータ8に逆起
電力が発生することになり操舵補助モータ8が負荷とな
ることから、ステアリングシャフト2へのシミーによる
振動の伝達が抑制されて、シミーによる不快感がドライ
バに与えられることが回避される。
【0060】そして、この状態から操舵が行われると、
操舵トルク検出値Tが基準値Tα以上となるから、リレ
ー回路24は閉状態,リレー回路25は開状態に制御さ
れる。よって、モータ駆動回路19と操舵補助モータ8
とは接続状態となり、デューティ制御用電流パルスに応
じた電流が操舵補助モータ8に供給され、これに応じた
操舵補助力が発生されて、ドライバは操舵を容易に行う
ことができる。
操舵トルク検出値Tが基準値Tα以上となるから、リレ
ー回路24は閉状態,リレー回路25は開状態に制御さ
れる。よって、モータ駆動回路19と操舵補助モータ8
とは接続状態となり、デューティ制御用電流パルスに応
じた電流が操舵補助モータ8に供給され、これに応じた
操舵補助力が発生されて、ドライバは操舵を容易に行う
ことができる。
【0061】したがって、上述のように、ストローク検
出値θS に基づいてシミーを検出したときには、操舵補
助モータ8を短絡状態とするようにしたから、ステアリ
ングホイール1へのシミーによる振動の伝達を確実に抑
制することができ、ドライバに不快感を与えることを軽
減することができる。
出値θS に基づいてシミーを検出したときには、操舵補
助モータ8を短絡状態とするようにしたから、ステアリ
ングホイール1へのシミーによる振動の伝達を確実に抑
制することができ、ドライバに不快感を与えることを軽
減することができる。
【0062】また、すでに、ラックストロークセンサを
備えた車両の場合には、ソフトウエアの追加と、リレー
回路24及び25を追加することだけで実現することが
できるから容易且つ安価に、ステアリングホイールの不
快な振動を抑制することができる電動パワーステアリン
グ装置を提供することができる。
備えた車両の場合には、ソフトウエアの追加と、リレー
回路24及び25を追加することだけで実現することが
できるから容易且つ安価に、ステアリングホイールの不
快な振動を抑制することができる電動パワーステアリン
グ装置を提供することができる。
【0063】また、上記実施の形態においては、ラック
ストロークセンサ16では、回動部材16cの回動角度
をポテンショメータ等によって検出するようにしている
ため、ラックストロークセンサ16の占有面積をより小
さくすることができる。
ストロークセンサ16では、回動部材16cの回動角度
をポテンショメータ等によって検出するようにしている
ため、ラックストロークセンサ16の占有面積をより小
さくすることができる。
【0064】なお、上記実施の形態においては、ラック
ストロークセンサを、図2に示すように、回動部材16
cの固定ブラケット16d側を回動中心として回動自在
に支持するようにした場合について説明したが、可動ブ
ラケット16b側を回動中心として支持するようにして
もよい。
ストロークセンサを、図2に示すように、回動部材16
cの固定ブラケット16d側を回動中心として回動自在
に支持するようにした場合について説明したが、可動ブ
ラケット16b側を回動中心として支持するようにして
もよい。
【0065】また、回動部材16cの回動角度を検出す
るようにしているが、例えば、ラック軸4とシリンダ4
aとにわたって、スライド式のポテンショメータを設
け、これによって、ラック軸4の移動量を検出するよう
にしてもよい。また、変位検出手段として、ラック軸4
の移動量を検出するようにしたラックストロークセンサ
に限るものではなく、例えば転舵角の変位を検出するよ
うにした転舵角センサ等を用いるようにしてもよい。
るようにしているが、例えば、ラック軸4とシリンダ4
aとにわたって、スライド式のポテンショメータを設
け、これによって、ラック軸4の移動量を検出するよう
にしてもよい。また、変位検出手段として、ラック軸4
の移動量を検出するようにしたラックストロークセンサ
に限るものではなく、例えば転舵角の変位を検出するよ
うにした転舵角センサ等を用いるようにしてもよい。
【0066】また、上記実施の形態においては、ラック
ピニオン式のステアリングシステムに適用した場合につ
いて説明したが、これに限らず、例えばボールスクリュ
式のステアリングシステムに適用してもよい。
ピニオン式のステアリングシステムに適用した場合につ
いて説明したが、これに限らず、例えばボールスクリュ
式のステアリングシステムに適用してもよい。
【0067】また、上記実施の形態においては、シミー
検出処理において、ラックストロークセンサ16からの
ストローク検出値θS をFFT処理した後、特定周波数
成分の信号レベルが所定レベル以上であるか否かによ
り、シミーであるか否かを判定するようにしたが、これ
に限るものではなく、例えば、ストローク検出値θS を
微分処理したストローク微分値θS ′について、所定時
間Δtにおける最大値θ MAX (θMAX =所定レベル以上
の値)を求め、次の、所定時間ΔTの間のストローク微
分値θS ′について、その振幅が最大値θMAX を越えた
回数をカウントする。そして、所定時間ΔTあたりのカ
ウント値から、ストローク検出値θS の信号レベルが所
定値以上である周波数成分を求め、この周波数成分が1
0〜20Hzとなったときに、シミーが発生したと判断
するようにしてもよい。このように、ストローク検出値
θS について、振幅が所定値以上である周波数成分を求
めることによって、より容易に且つ短時間で、シミーの
検出を行うことができる。
検出処理において、ラックストロークセンサ16からの
ストローク検出値θS をFFT処理した後、特定周波数
成分の信号レベルが所定レベル以上であるか否かによ
り、シミーであるか否かを判定するようにしたが、これ
に限るものではなく、例えば、ストローク検出値θS を
微分処理したストローク微分値θS ′について、所定時
間Δtにおける最大値θ MAX (θMAX =所定レベル以上
の値)を求め、次の、所定時間ΔTの間のストローク微
分値θS ′について、その振幅が最大値θMAX を越えた
回数をカウントする。そして、所定時間ΔTあたりのカ
ウント値から、ストローク検出値θS の信号レベルが所
定値以上である周波数成分を求め、この周波数成分が1
0〜20Hzとなったときに、シミーが発生したと判断
するようにしてもよい。このように、ストローク検出値
θS について、振幅が所定値以上である周波数成分を求
めることによって、より容易に且つ短時間で、シミーの
検出を行うことができる。
【図1】本発明における電動パワーステアリング装置の
一例を示す概略構成図である。
一例を示す概略構成図である。
【図2】ラックストロークセンサの一例を示す構成図で
ある。
ある。
【図3】コントロールユニットの一例を示すブロック図
である。
である。
【図4】シミー検出処理の処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】操舵補助制御処理の処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 3 ピニオン 4 ラック軸 7 コントロールユニット 8 操舵補助モータ 13 操舵トルクセンサ 14 車速センサ 16 ラックストロークセンサ 19 モータ駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 137:00
Claims (4)
- 【請求項1】 トーションバーを含んで構成される操舵
系に、当該操舵系に発生する操舵トルクに応じた操舵補
助力を付与する電動機を備えた電動パワーステアリング
装置において、 前記トーションバーと転舵輪とを連結する部材の変位を
検出する変位検出手段と、当該変位検出手段の変位検出
信号をもとにシミーが発生しているか否かを検出するシ
ミー検出手段と、当該シミー検出手段でシミーが発生し
ていることを検出したとき前記電動機を短絡させる短絡
手段と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリ
ング装置。 - 【請求項2】 前記シミー検出手段は、前記変位検出信
号の特定周波数成分が所定レベル以上であるか否かによ
りシミーを検出するようになっていることを特徴とする
請求項1記載の電動パワーステアリング装置。 - 【請求項3】 前記シミー検出手段は、車速を検出する
車速検出手段を供え、当該車速検出手段の検出車速が、
特定車速域内の値であるか否かに基づいてシミーの検出
を行うようになっていることを特徴とする請求項1又は
2記載の電動パワーステアリング装置。 - 【請求項4】 前記シミー検出手段は、車両の走行状態
を検出する走行状態検出手段を供え、当該走行状態検出
手段の検出状態が、直進走行状態であるか否かに基づい
てシミーの検出を行うようになっていることを特徴とす
る請求項1乃至3の何れかに記載の電動パワーステアリ
ング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20045397A JPH1143058A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20045397A JPH1143058A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1143058A true JPH1143058A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16424564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20045397A Pending JPH1143058A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1143058A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100471896B1 (ko) * | 2002-11-28 | 2005-03-09 | 현대자동차주식회사 | 차량의 스티어링휠장치 |
| JP2006151332A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Toyota Motor Corp | 操舵制御装置 |
| JP2007203983A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Toyota Motor Corp | 操舵輪の振動に基づきパワーステアリング装置が制御される車輌 |
| JP2009018748A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2016132339A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社ジェイテクト | 自動運転装置 |
| CN113184050A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-07-30 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种车辆方向盘摆振的补偿方法及补偿系统 |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP20045397A patent/JPH1143058A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100471896B1 (ko) * | 2002-11-28 | 2005-03-09 | 현대자동차주식회사 | 차량의 스티어링휠장치 |
| JP2006151332A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Toyota Motor Corp | 操舵制御装置 |
| JP2007203983A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Toyota Motor Corp | 操舵輪の振動に基づきパワーステアリング装置が制御される車輌 |
| JP2009018748A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2016132339A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社ジェイテクト | 自動運転装置 |
| CN113184050A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-07-30 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种车辆方向盘摆振的补偿方法及补偿系统 |
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