JPH1143640A - 印刷インキ用バインダー - Google Patents
印刷インキ用バインダーInfo
- Publication number
- JPH1143640A JPH1143640A JP20311597A JP20311597A JPH1143640A JP H1143640 A JPH1143640 A JP H1143640A JP 20311597 A JP20311597 A JP 20311597A JP 20311597 A JP20311597 A JP 20311597A JP H1143640 A JPH1143640 A JP H1143640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- printing ink
- binder
- cyclohexane
- isocyanatomethyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
エチレン、ポリプロピレン等の各種プラスチックフィル
ムに対して短い乾燥時間において優れた接着性を保持し
つつ、十分な耐ブロッキング性を有する一液型の印刷イ
ンキ用バインダーを提供する。 【解決手段】ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキ
サンと、高分子ポリオール、鎖伸長剤及び必要に応じて
末端反応停止剤とを反応させて得られるポリウレタンポ
リ尿素樹脂を含有してなる印刷インキ用バインダー。
Description
ムの印刷インキ用バインダーに関し、詳しくはポリウレ
タンポリ尿素樹脂を主成分とする印刷インキ用バインダ
ーに関する。
ムが一般的に用いられるようになってきており、それに
伴いプラスチックフィルム用の印刷インキの需要もまた
大きなものとなっている。プラスチックフィルムを包装
材料に使用するに際しては、プラスチックフィルムの装
飾または表面保護のために印刷が施されるが、かかる印
刷のための印刷インキにはこれら種々のプラスチックフ
ィルムに対し、接着性が良好である等の高度な性能が要
求される。しかも印刷の高速化への対応として、その高
度な性能は短い乾燥時間において発揮されなければなら
ない。
刷インキ用バインダーとして、ポリウレタンポリ尿素樹
脂が多く用いられている。一般にポリウレタンポリ尿素
樹脂をバインダーとする印刷インキはポリエステル及び
ナイロンフィルムに対しては単独で優れた接着力を有す
るが、汎用であるポリエチレン及びポリプロピレンに対
する接着性は不十分であるため、ポリエチレン及びポリ
プロピレンフィルムに印刷する場合には、接着力を補う
ためポリウレタンポリ尿素樹脂にポリイソシアネート化
合物を配合せしめた二液反応型インキが使用されてい
る。
に硬化剤を配合しなければならず、取扱いが不便であ
り、しかもポットライフ(可使時間)の点でも事実上種
々の制限を受けるという不利を有する。そのため斯界で
は種々のプラスチックフィルムに対して接着性が良好で
あり、かつポリイソシアネート化合物を配合する必要の
ない一液型インキ用バインダーとして使用しうるポリウ
レタンポリ尿素樹脂について種々の研究開発が行われて
おり、接着性の点に関してはある程度改善されつつある
が、同時に耐ブロッキング性を損うという結果を招いて
いる。
る変性塩素化ポリプロピレンを用いて各種プラスチック
フィルムとの接着性を高める方法(特開平4−1593
77号、特開平7−82337号、特公平7−3027
8号)、ポリエステルジオールの二塩基酸成分として長
鎖二塩基酸を用いて各種プラスチックフィルムとの接着
性を高める方法(特公平6−68088号)、ポリオー
ル成分に低分子トリオールを用いて各種プラスチックフ
ィルムとの接着性及び耐ブロッキング性を高める方法
(特公平5−73154号)、ジオール成分としてN,
N−ジアルキルアミノアルキルアミンのアルキレンオキ
シド付加物を用いて各種プラスチックフィルムとの接着
性を高める方法(特公平7−100771号)、鎖伸長
剤としてジオールを必須成分とし、かつジアミン成分と
の混合物を用いて各種プラスチックフィルムとの接着性
を高める方法(特開昭57−98577号)、鎖伸長剤
としてアルデヒド基を有する化合物を用いて各種プラス
チックフィルムとの接着性を高める方法(特開平5−2
22331号)、鎖伸長剤として長鎖アルキレンジアミ
ンを用いて各種プラスチックフィルムとの接着性を高め
る方法(特開平8−217849号)等が開示されてい
る。これらはいずれも接着性及び耐ブロッキング性を改
善するべく特殊な系を用いてはいるものの、これらの発
明は短い乾燥時間においての良好な接着性が得られてお
らず、また十分な耐ブロッキング性を満足するものでは
ない。
キ用バインダーとして使用しうるポリウレタンポリ尿素
樹脂について種々の研究開発が行われているが、結局の
ところ、短い乾燥時間において優れた接着性を保持しつ
つ、同時に十分な耐ブロッキング性を有する一液型イン
キは未だ得られておらず、両者の特性または何れかの特
性をある程度犠牲にしたままのもので使用されているの
が現状である。本発明の目的は、一般的な高分子ポリオ
ール成分、鎖伸長剤及び必要に応じて末端停止剤として
知られている各種公知のものを使用することにより、被
印刷物であるポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、
ポリプロピレン等の各種プラスチックフィルムに対して
短い乾燥時間において優れた接着性を保持しつつ、十分
な耐ブロッキング性を有する一液型の印刷インキ用バイ
ンダーを提供することにある。
における上記の如き課題について鋭意検討を重ねた結
果、ジイソシアネート化合物としてビス(イソシアナー
トメチル)シクロヘキサンを用いることにより得られる
一液型印刷インキ用バインダーが、ポリエステル、ナイ
ロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の各種プラスチ
ックフィルムに対して短い乾燥時間において極めて優れ
た接着性を保持しつつ、十分な耐ブロッキング性を有す
ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち
本発明は、ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサ
ンと、高分子ポリオール、鎖伸長剤及び必要に応じて末
端反応停止剤とを反応させて得られるポリウレタンポリ
尿素樹脂を含有してなる印刷インキ用バインダーであ
る。
は一般にポリウレタンポリ尿素樹脂ポリウレタンの高分
子ポリオール成分として知られている各種公知のものが
使用される。例えば酸化エチレン、酸化プロピレン、テ
トラヒドロフラン等の重合体もしくは共重合体等のポリ
エーテルポリオール類;エチレングリコール、1,2−
プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,3
−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、ペンタンジオール、3−メチル−1,
5−ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジ
オール、1,4−ブチンジオール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール
等の飽和及び不飽和の各種公知の低分子グリコール類ま
たはn−ブチルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシ
ルグリシジルエーテル類のアルキルグリシジルエーテル
類、バーサティック酸グリシジルエステル等のモノカル
ボン酸グリシジルエステル類、ダイマー酸を還元して得
られるダイマージオールと、アジピン酸、無水フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマル
酸、コハク酸、しゅう酸、マロン酸、グルタル酸、ピメ
リン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸等の二
塩基酸もしくはこれらに対応する酸無水物やダイマー酸
等を脱水縮合させて得られるポリエステルポリオール
類;環状エステル化合物を開環重合して得られるポリエ
ステルポリオール類;その他ポリカーボネートポリオー
ル類、ポリブタジエングリコール類、ビスフェノールA
に酸化エチレンもしくは酸化プロピレンを付加して得ら
れるグリコール類等の一般にポリウレタンポリ尿素樹脂
の製造に用いられる各種公知の高分子ポリオールが挙げ
られる。以上各種の高分子ポリオールの分子量は、得ら
れるポリウレタンポリ尿素樹脂の溶解性、乾燥性、耐ブ
ロッキング性等を考慮して適宜決定され、通常は300
〜6000の範囲内であることが適当であり、好ましく
は500〜3000なる範囲内が望ましい。該分子量が
300未満であれば溶解性の低下に伴い印刷適性が劣る
傾向にあり、他方6000を越えると乾燥性及び耐ブロ
ッキング性が低下する傾向がある。
て、無黄変型ジイソシアネート化合物であるビス(イソ
シアナートメチル)シクロヘキサンを使用する。このビ
ス(イソシアナートメチル)シクロヘキサンは、実質的
にハロゲンを含有しないビス(イソシアナートメチル)
シクロヘキサンを用いることが好ましい。本発明におい
て実質的にハロゲンを含有しないということは、無機性
及び有機性にかかわらずハロゲン元素の含有量が20p
pm以下であることである。本発明において用いられる
ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサンとして
は、1,3−ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキ
サン及び1,4−ビス(イソシアナートメチル)シクロ
ヘキサンが挙げられる。
ナートメチル)シクロヘキサンはどの様な方法によって
製造されたものであっても良いが、従来工業的に製造さ
れているものはホスゲンを使用して製造されているた
め、多量のハロゲンを含有している。従ってホスゲンを
用いて製造されるイソシアネート化合物をハロゲンが実
質的に含有しないものにすることは多大な困難を伴う。
ハロゲン原子を含まないビス(イソシアナートメチル)
シクロヘキサンは、例えば、該当するウレタン化合物を
熱的に分解する方法により得ることができる(特開昭5
0−30832号、特開昭60−231640号等)。
このウレタン化合物の製造方法としてはジアミノ化合物
を一酸化炭素及び有機ヒドロキシル化合物と酸化的に反
応させる方法、あるいはジニトロ化合物、ジニトロソ化
合物、アゾ化合物、アゾキシ化合物等を一酸化炭素及び
有機ヒドロキシル化合物と還元的に反応させる方法、ジ
アミノ化合物とジアルキルまたはジアリールカーボネー
トとを反応させる方法(例えば特開平1−230550
号)、ジアミノ化合物と尿素及び有機ヒドロキシル化合
物とを反応させる方法(例えば特公平1−14218
号)等の方法が挙げられる。また、ハロゲン原子を含ま
ないビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサンの製
造方法として、ジアミノ化合物と炭酸ジアリールとから
直接得る方法(例えば特開昭62−149654号)も
ある。
クロヘキサンという特定のジイソシアネート化合物を用
いることにより得られる一液型印刷インキ用バインダー
は、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の各種プラスチックフィルムに対して極めて優
れた接着性を保持しつつ、十分な耐ブロッキング性を有
する。またジイソシアネート化合物として実質的にハロ
ゲン原子を含有しないビス(イソシアナートメチル)シ
クロヘキサンを用いることにより、ポリエステル、ナイ
ロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の各種プラスチ
ックフィルムに対する接着性及び耐ブロッキング性がさ
らに改善される。
のものを使用することができる。例えばエチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ト
リエチレンテトラミン、ジエチレントリアミン、イソホ
ロンジアミン、ジシクロヘキシルメタン−4,4´−ジ
アミン、メタキシリレンジアミン、1,3−ビス(アミ
ノメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(アミノメチ
ル)シクロヘキサン等がその代表例として挙げられる。
その他、2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、2−
ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、ジ−2−ヒドロ
キシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチ
ルプロピレンジアミン、2−ヒドロキシプロピルエチレ
ンジアミン、ジ−2−ヒドロキシプロピルエチレンジア
ミン等の分子内に水酸基を有するジアミン類等も挙げら
れる。
いて使用するポリウレタンポリ尿素樹脂として所望の分
子量の印刷インキ用バインダーを調製する際に、末端反
応停止剤が必要に応じ使用される。末端反応停止剤とし
ては具体的に、メチルアルコール、エチルアルコール、
n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n
−ブチルアルコール、イソブチルアルコール等の一価の
アルコール、モノエチルアミン、n−プロピルアミン、
ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジ−n−ブ
チルアミン等のモノアミン、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられ
る。
使用するポリウレタンポリ尿素樹脂を製造する方法は、
例えば高分子ポリオール成分と有機ジイソシアネート化
合物であるビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサ
ンとを、イソシアネート基過剰のモル比にて反応させ、
高分子ポリオールの両末端にイソシアネート基を有する
プレポリマーを調製し、溶剤で希釈し、次いで鎖伸長剤
で高分子量化するプレポリマー法、あるいは高分子ポリ
オール、有機ジイソシアネート及び鎖伸長剤を一括で反
応させるワンショット法等により行うことができるが、
均一なポリマー溶液を得る目的には前者のプレポリマー
法が好ましい。
アナート基のプレポリマー化反応時の構成成分の添加順
序には特に制限はなく、各成分の全量を逐次または同時
に混合し、あるいは必要に応じてプレポリマー化反応途
中に適宜、有機ジイソシアネートモノマーを再添加する
ことなど、従来本分野で用いられている種々の方法を採
用することができる。プレポリマーを製造するに当た
り、イソシアネート基数と高分子ポリオール成分中の水
酸基数の比は、1.1/1〜3/1であることが望まし
い。この比が1.1/1より小さいと耐熱性、被膜強度
が低下し、3/1より大きい場合には各種プラスチック
フィルムに対する接着性が低下する。
るに際しての鎖伸長剤のアミン当量は、プレポリマーの
イソシアネート基1当量に対して0.8〜1.3当量、
好ましくは0.9〜1.2当量である。このアミン当量
が0.8より小さいと乾燥性、耐ブロッキング性、被膜
強度が十分でなく、このアミン当量が1.3より大きい
場合には、鎖伸長剤が未反応のまま残存し、印刷物に臭
気が残り易くなる。
長停止剤中のモノアルコールの水酸基当量またはモノア
ミンのアミン当量との当量比は、1/2〜100/2の
範囲内にある。該当量比が1/2より小さい場合、耐薬
品性が低下し、100/2より大きい場合には、高分子
量化し樹脂粘度が増大して作業性が低下する。また鎖長
停止剤は、鎖伸長反応前に反応させる、または鎖伸長剤
と同時に添加する、あるいは鎖伸長反応終了後添加し反
応を完結する等のいずれの方法でもよい。
造に使用される溶剤としては、通常印刷インキ用の溶剤
としてよく知られているもの、例えばメタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノール等のアルコ
ール類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;ヘキサン、シ
クロヘキサン等の脂肪族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸
ブチル等のエステル類;ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類;ジメチルスルホキシド、N−メ
チル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド等の非プ
ロトン性極性溶媒及びそれら二種類以上の混合物が挙げ
られる。反応は触媒を用いることも可能である。ウレタ
ン化反応を促進する触媒としては、例えばトリエチルア
ミン、ジメチルアニリン等の三級アミン系触媒または有
機スズ、有機亜鉛等の有機金属系触媒等が挙げられる。
タンポリ尿素樹脂の重量平均分子量は、5000〜50
0000、好ましくは10000〜300000であ
る。重量平均分子量が5000未満の場合には、これを
バインダーとして用いた印刷インキ及び塗膜の乾燥性、
耐ブロッキング性、耐油性が不良となる。一方5000
00を越える場合には、ポリウレタンポリ尿素溶液の粘
度が高いため取扱いが困難となり、得られる印刷インキ
及び塗膜の光沢が低下し、再溶解性も不良となる。
素溶液中の樹脂固形分(ポリウレタンポリ尿素)濃度
は、その用途における作業性を考慮して適宜使用する溶
剤量を調整することにより幅広く設定することができる
が、通常は15〜60重量%であり、該溶液の粘度は、
50〜100000mPa・sが実用上好適である。本
発明の印刷インキ用バインダーは、特に特殊グラビアイ
ンキ用バインダーとして優れた性能を有する。適用する
対象としてはポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、
ポリプロピレンフィルム等が好適である.また本発明の
印刷インキ用バインダーは、従来のインキバインダーの
場合と同様の方法で使用できる。すなわち、本発明のバ
インダーに顔料や必要に応じて顔料分散剤等の添加剤を
加え、ボールミル等の通常のインキ製造装置を用いて混
練することによって印刷インキとすることができる。
をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。なお各例中、部及び
%は重量基準である。
た4つ口フラスコに平均分子量2000のポリ(1,4
−ブチレンアジペート)グリコールを468.8部、ハ
ロゲン含有量が2ppmである1,3−ビス(イソシア
ナートメチル)シクロヘキサンを80部仕込み、窒素気
流下に90℃で18時間反応させ、遊離イソシアネート
含量1.6%のプレポリマーを製造した後、メチルエチ
ルケトン365.9部を加えウレタンプレポリマーの均
一溶液とした。次いでイソホロンジアミン21.1部,
ジ−n−ブチルアミン5.3部、メチルエチルケトン4
88.1部、イソプロパノール488.1部からなる混
合物を前記ウレタンプレポリマー溶液914.7部に添
加し、50℃で6時間反応させた。こうして得られたポ
リウレタンポリ尿素樹脂溶液は、樹脂固形分濃度が30
%、粘度が1650cps/25℃であった。
た4つ口フラスコに、平均分子量2000のポリ(1,
4−ブチレンアジペート)グリコールを468.8部、
加水分解性塩素含有量が254ppm(酸度HCl:4
0ppmを含む)である1,3−ビス(イソシアナート
メチル)シクロヘキサンを80部仕込み、窒素気流下に
90℃で18時間反応させ、遊離イソシアネート含量
1.6%のプレポリマーを製造した後、メチルエチルケ
トン365.9部を加え、ウレタンプレポリマーの均一
溶液とした。次いでイソホロンジアミン21.0部,ジ
−n−ブチルアミン5.3部、メチルエチルケトン48
8部、イソプロパノール488部からなる混合物を前記
ウレタンプレポリマー溶液914.7部に添加し、50
℃で6時間反応させた。こうして得られたポリウレタン
ポリ尿素樹脂溶液は、樹脂固形分濃度が30%、粘度が
2300cps/25℃であった。
た4つ口フラスコに、平均分子量2000のポリ(1,
4−ブチレンアジペート)グリコールを739.7部イ
ソホロンジイソシアネートを170部仕込み、窒素気流
下に90℃で8時間反応させ、遊離イソシアネート含量
2.8%のプレポリマーを製造した後、メチルエチルケ
トン606.5部を加え、ウレタンプレポリマーの均一
溶液とした。次いでイソホロンジアミン52.9部、ジ
−n−ブチルアミン13.4部、メチルエチルケトン8
35.4部、イソプロパノール835.4部からなる混
合物を前記ウレタンプレポリマー溶液1516.2部に
添加し、50℃で4時間反応させた。こうして得られた
ポリウレタンポリ尿素樹脂溶液は、樹脂固形分濃度が3
0%、粘度が450cps/25℃であった。
た4つ口フラスコに、平均分子量2000のポリ(1,
4−ブチレンアジペート)グリコールを460.7部、
イソホロンジイソシアネートを90部仕込み、窒素気流
下に90℃で27時間反応させ遊離イソシアネート含量
0.5%のプレポリマーを製造した後、メチルエチルケ
トン367.1部を加え、ウレタンプレポリマーの均一
溶液とした。次にイソホロンジアミン21部、ジ−n−
ブチルアミン5.3部、メチルエチルケトン489.6
部、イソプロパノール489.6部からなる混合物を前
記ウレタンプレポリマー溶液550.7部に添加し、5
0℃で6時間反応させた。こうして得られたポリウレタ
ンポリ尿素樹脂溶液は、樹脂固形分濃度が30%、粘度
が950cps/25℃であった。
た4つ口フラスコに、平均分子量2000のポリ(1,
4−ブチレンアジペート)グリコールを473.6部、
ヘキサメチレンジイソシアネートを70部仕込み、窒素
気流下に90℃で16時間反応させ遊離イソシアネート
含量0.5%のプレポリマーを製造した後、メチルエチ
ルケトン362.4部を加えウレタンプレポリマーの均
一溶液とした。次いでイソホロンジアミン19.3部、
ジ−n−ブチルアミン4.9部、メチルエチルケトン4
81.2部、イソプロパノール481.2部からなる混
合物を前記ウレタンプレポリマー溶液906部に添加
し、50℃で6時間反応させた。こうして得られたポリ
ウレタンポリ尿素樹脂溶液は、樹脂固形分濃度が30
%、粘度が28000cps/25℃であった。
た4つ口フラスコに、平均分子量2000のポリ−3−
メチルペンチレンアジペートグリコールを270.5
部、ハロゲン含有量が2ppmである1,3−ビス(イ
ソシアナートメチル)シクロヘキサンを53部仕込み、
窒素気流下に70℃で15時間反応させ遊離イソシアネ
ート含量2.9%のプレポリマーを製造した後、メチル
エチルケトン362.4部を加えウレタンプレポリマー
の均一溶液とした。次いでイソホロンジアミン17.9
部、ジ−n−ブチルアミン4.5部、メチルエチルケト
ン222.4部、イソプロパノール222.4部からな
る混合物を前記ウレタンプレポリマー溶液685.9部
に添加し、50℃で6時間反応させた。こうして得られ
たポリウレタンポリ尿素樹脂溶液は、樹脂固形分濃度が
30%、粘度が550cps/25℃であった。
ンポリ尿素樹脂溶液をバインダーとして用い、次の処方
にて印刷インキを調製した。 ポリウレタンポリ尿素樹脂溶液 100部 顔料(ルチル型酸化チタン) 50部 メチルエチルケトン 15部 トルエン 15部 イソプロパノール 20部 アルミナビーズ 200部
(レッドデビル社製)にて4h練肉し白色印刷インキを
得た。これらの印刷インキを使用し、バーコーターN
o.4にて片面コロナ放電処理されたポリエチレン(P
E)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PE
T)及びナイロン−6(NY)の各フィルムの処理面に
印刷を施し印刷物を得、乾燥した。乾燥条件は温度50
℃で30秒加熱した後、温度23℃湿度50%で60秒
静置した。
を表1に示す。 (i) 接着性 印刷面にニチバンセロテープ(18mm巾)を貼り、こ
のセロテープの一端を印刷面に対して垂直方向に急速に
引き剥がした時の印刷面の状態を観察した。 ◎:極めて良好(剥離なし) ○:良好(0〜10%剥離) □:中程度(10〜30%剥離) △:やや不良(30〜50%剥離) ×:不良(50〜100%剥離)
せ、温度40℃湿度60%RH中で1.0kg/cm2
の荷重をかけ、24時間後それを剥がし表面状態を観察
した。乾燥条件は温度50℃30秒加熱した後、温度2
3℃湿度50%で60秒静置した。 ◎:全くブロッキングしていない。 ○:殆どブロッキングしていない。 △:かなりブロッキングしている。 ×:著しくブロッキングしている。
本発明の印刷インキ用バインダーを用いたインキは、各
種プラスチックフィルムに対し、短い乾燥時間において
極めて優れた接着性を保持しつつ、十分な耐ブロッキン
グ性を有する。また本発明の印刷インキ用バインダーは
一液型であるので、該バインダーを用いた印刷インキは
二液型ように印刷直前に硬化剤を配合必要がなく取扱が
容易であり、被印刷物であるポリエステル、ナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン等の各種プラスチックフ
ィルムに対して極めて有利に用いることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキ
サンと、高分子ポリオール、鎖伸長剤及び必要に応じて
末端反応停止剤とを反応させて得られるポリウレタンポ
リ尿素樹脂を含有してなる印刷インキ用バインダー。 - 【請求項2】実質的にハロゲンを含有しないビス(イソ
シアナートメチル)シクロヘキサンを反応させる請求項
1記載の印刷インキ用バインダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20311597A JP3981775B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 印刷インキ用バインダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20311597A JP3981775B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 印刷インキ用バインダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1143640A true JPH1143640A (ja) | 1999-02-16 |
| JP3981775B2 JP3981775B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
ID=16468656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20311597A Expired - Fee Related JP3981775B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 印刷インキ用バインダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3981775B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000071625A1 (de) * | 1999-05-25 | 2000-11-30 | Basf Coatings Ag | Thixotropierungsmittel |
| JP2019035040A (ja) * | 2017-08-17 | 2019-03-07 | 日本カーバイド工業株式会社 | インキ及び積層体 |
| JP2019035038A (ja) * | 2017-08-17 | 2019-03-07 | 日本カーバイド工業株式会社 | インキ及び積層体 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62153366A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-08 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 印刷インキ用組成物 |
| JPH0264173A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-05 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | プラスチック用印刷インキ |
| JPH0264174A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-05 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | プラスチック用印刷インキ組成物 |
| JPH04246411A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-02 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 新規なポリイソシアナートオリゴマー |
| JPH05112747A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-05-07 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 印刷インキ組成物 |
| JPH05163451A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 印刷インキ用バインダー及び印刷インキ組成物 |
| JPH05163452A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 印刷インキ用バインダー及び印刷インキ組成物 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20311597A patent/JP3981775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62153366A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-08 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 印刷インキ用組成物 |
| JPH0264173A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-05 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | プラスチック用印刷インキ |
| JPH0264174A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-05 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | プラスチック用印刷インキ組成物 |
| JPH04246411A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-02 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 新規なポリイソシアナートオリゴマー |
| JPH05112747A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-05-07 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 印刷インキ組成物 |
| JPH05163451A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 印刷インキ用バインダー及び印刷インキ組成物 |
| JPH05163452A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 印刷インキ用バインダー及び印刷インキ組成物 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000071625A1 (de) * | 1999-05-25 | 2000-11-30 | Basf Coatings Ag | Thixotropierungsmittel |
| JP2019035040A (ja) * | 2017-08-17 | 2019-03-07 | 日本カーバイド工業株式会社 | インキ及び積層体 |
| JP2019035038A (ja) * | 2017-08-17 | 2019-03-07 | 日本カーバイド工業株式会社 | インキ及び積層体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3981775B2 (ja) | 2007-09-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPWO2009060838A1 (ja) | 印刷インキバインダー用ポリウレタン、その製造方法および印刷インキ | |
| JP3576872B2 (ja) | ヒドロキシル基含有水性ポリウレタン樹脂組成物、二液型水性ポリウレタン組成物、該組成物を含有してなる接着剤及び塗工剤 | |
| JP4029231B2 (ja) | 印刷インキ用バインダー | |
| JP3981775B2 (ja) | 印刷インキ用バインダー | |
| JP2001059065A (ja) | 非芳香族溶剤系印刷インキ用バインダー | |
| JP4061631B2 (ja) | 非水系プライマー組成物 | |
| JP4766370B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂エマルジョン組成物及びその製造方法 | |
| JP4135077B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂 | |
| JP3489738B2 (ja) | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 | |
| WO2003018698A1 (en) | Binder for printing ink and printing ink composition containing the same | |
| JP3865005B2 (ja) | 印刷インキ用バインダー | |
| JP2002226755A (ja) | 印刷インキ組成物 | |
| JP4277410B2 (ja) | 印刷インキ用ポリウレタン樹脂、印刷インキ用バインダーおよび印刷インキ | |
| JP4573155B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂、水性ポリウレタン樹脂水分散体、印刷インキ用バインダーおよび印刷インキ組成物 | |
| JPH07157526A (ja) | 自己乳化型ウレタンエマルションの製造方法 | |
| JP2000026782A (ja) | 印刷インキ用バインダーおよび印刷インキ組成物 | |
| JP2640161B2 (ja) | 印刷インキ用バインダー | |
| JP3526046B2 (ja) | 印刷インキ用ポリウレタン樹脂および印刷インキ組成物 | |
| JP3214288B2 (ja) | 印刷インキ組成物及び印刷物 | |
| JP3237506B2 (ja) | グラビア印刷インキ用バインダー | |
| JPH0616989A (ja) | 印刷インキ組成物 | |
| JP2007269832A (ja) | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 | |
| JPH0616988A (ja) | 印刷インキ組成物 | |
| JP3422110B2 (ja) | ポリウレタン樹脂の製造法 | |
| JP2514039B2 (ja) | 印刷インキ組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040701 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070314 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070511 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070606 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070619 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |