JPH1144295A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH1144295A JPH1144295A JP21718697A JP21718697A JPH1144295A JP H1144295 A JPH1144295 A JP H1144295A JP 21718697 A JP21718697 A JP 21718697A JP 21718697 A JP21718697 A JP 21718697A JP H1144295 A JPH1144295 A JP H1144295A
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構造で揺動スクロール部材の自転を防
止する防止機構を有するスクロール型圧縮機を提供す
る。 【解決手段】 揺動スクロール部材とフロントブロック
との間の当接摺動面にスラストプレートを介在させると
共に、該スラストプレートに、前記揺動スクロール部材
に設けられるガイドピンが遊嵌されるガイドピン摺動孔
を形成するようにしたことによって、ガイドピン摺動孔
の形成が容易となり、また揺動スクロール部材にはガイ
ドピンを立てるだけで良いので、自転防止機構を簡易に
形成できる。
止する防止機構を有するスクロール型圧縮機を提供す
る。 【解決手段】 揺動スクロール部材とフロントブロック
との間の当接摺動面にスラストプレートを介在させると
共に、該スラストプレートに、前記揺動スクロール部材
に設けられるガイドピンが遊嵌されるガイドピン摺動孔
を形成するようにしたことによって、ガイドピン摺動孔
の形成が容易となり、また揺動スクロール部材にはガイ
ドピンを立てるだけで良いので、自転防止機構を簡易に
形成できる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、自動車用空調装
置の冷凍サイクルに利用されるスクロール型圧縮機に関
する。
置の冷凍サイクルに利用されるスクロール型圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開昭55−46081号公報に開示さ
れるスクロール圧縮機は、揺動側スクロールに同心円上
で等間隔に形成した複数のガイド凹部と、このガイド凹
部の各々に遊嵌する本体から突出するガイドピンとによ
って構成された揺動側スクロールの自転防止機構を具備
するものである。
れるスクロール圧縮機は、揺動側スクロールに同心円上
で等間隔に形成した複数のガイド凹部と、このガイド凹
部の各々に遊嵌する本体から突出するガイドピンとによ
って構成された揺動側スクロールの自転防止機構を具備
するものである。
【0003】また、特開昭59−79087号公報に開
示されるスクロール式流体機械は、旋回スクロール部材
に形成された貫通孔に噛合するクランクピンを有する補
助クランクを設けたもので、この補助クランクは、固定
スクロール部材との間で前記旋回スクロール部材を旋回
自在の保持するフレームに形成の孔に装着するようにし
たものである。
示されるスクロール式流体機械は、旋回スクロール部材
に形成された貫通孔に噛合するクランクピンを有する補
助クランクを設けたもので、この補助クランクは、固定
スクロール部材との間で前記旋回スクロール部材を旋回
自在の保持するフレームに形成の孔に装着するようにし
たものである。
【0004】さらに、特開昭60−182382号公報
に開示されるスクロール圧縮機は、自転防止機構とし
て、旋回スクロール又はフレームに少なくとも2つの突
起部を設け、他方フレーム又は旋回スクロールに、該突
起部と接触して自転を防止する円形溝を設けたものであ
る。
に開示されるスクロール圧縮機は、自転防止機構とし
て、旋回スクロール又はフレームに少なくとも2つの突
起部を設け、他方フレーム又は旋回スクロールに、該突
起部と接触して自転を防止する円形溝を設けたものであ
る。
【0005】さらにまた、特開平1−290981号公
報に開示されるスクロール流体機械は、ケース側に固定
される環状の固定側スラストプレートと、可動側スクロ
ール部材に固定される環状の可動側スラストプレート
と、双方のスラストプレートの穴に挿入されるピンとに
よって構成され、前記双方のスラストプレートを互いに
面接触させた回転阻止機構を具備するものである。
報に開示されるスクロール流体機械は、ケース側に固定
される環状の固定側スラストプレートと、可動側スクロ
ール部材に固定される環状の可動側スラストプレート
と、双方のスラストプレートの穴に挿入されるピンとに
よって構成され、前記双方のスラストプレートを互いに
面接触させた回転阻止機構を具備するものである。
【0006】また、特開平5−321850号公報に開
示されるスクロール型圧縮機は、可動スクロールのスク
ロール基板に嵌入固定される自転阻止用素子と、フロン
トハウジングの受圧壁に嵌入固定される公転位置規制円
筒とによって構成され、前記自転阻止用素子は前記公転
規制円筒に挿入される。
示されるスクロール型圧縮機は、可動スクロールのスク
ロール基板に嵌入固定される自転阻止用素子と、フロン
トハウジングの受圧壁に嵌入固定される公転位置規制円
筒とによって構成され、前記自転阻止用素子は前記公転
規制円筒に挿入される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】また、上記したような
スクロール型圧縮機においては、揺動スクロール部材若
しくはこの揺動スクロール部材の一方のピンを立て、さ
らに前記揺動スクロール部材若しくは前記揺動スクロー
ル部材の他方が摺動当接するフロントブロック側の所定
の範囲に前記ピンが摺動する円筒溝を形成しており、さ
らに前記ピンの旋回範囲を精度良く制限したり、ピンの
摺動抵抗を減じるために、前記円筒溝の内周面を所定の
面粗度に研磨したり、所定の面粗度に研磨された内周面
を有する円筒を前記円筒溝に装着したりしていた。
スクロール型圧縮機においては、揺動スクロール部材若
しくはこの揺動スクロール部材の一方のピンを立て、さ
らに前記揺動スクロール部材若しくは前記揺動スクロー
ル部材の他方が摺動当接するフロントブロック側の所定
の範囲に前記ピンが摺動する円筒溝を形成しており、さ
らに前記ピンの旋回範囲を精度良く制限したり、ピンの
摺動抵抗を減じるために、前記円筒溝の内周面を所定の
面粗度に研磨したり、所定の面粗度に研磨された内周面
を有する円筒を前記円筒溝に装着したりしていた。
【0008】このため、この発明は、簡易な構造で揺動
スクロール部材の自転を防止する防止機構を有するスク
ロール型圧縮機を提供することにある。
スクロール部材の自転を防止する防止機構を有するスク
ロール型圧縮機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】よって、この発明は、回
転力を伝達する駆動軸と、該駆動軸を回転自在の保持す
るフロントブロックと、前記駆動軸の一端から該駆動軸
の中心軸に偏心して突出する偏心軸と、該偏心軸に装着
され、前記駆動軸の軸方向に延出する渦巻状の揺動スク
ロールを有する揺動スクロール部材と、該揺動スクロー
ル部材と前記フロントフロントブロックの間に介在され
るスラストプレートと、前記フロントブロックに固定さ
れると共に前記揺動スクロールと噛合して圧縮室を画成
する固定スクロールを有する固定スクロール部材とを少
なくとも具備するスクロール型圧縮機において、前記揺
動スクロール部材の自転を防止する自転防止機構は、前
記揺動スクロール部材に装着される複数のガイドピン
と、各々のガイドピンの揺動範囲に対応して前記スラス
トプレートに円形に形成されたガイドピン摺動孔とによ
って構成されたことにある(請求項1)。
転力を伝達する駆動軸と、該駆動軸を回転自在の保持す
るフロントブロックと、前記駆動軸の一端から該駆動軸
の中心軸に偏心して突出する偏心軸と、該偏心軸に装着
され、前記駆動軸の軸方向に延出する渦巻状の揺動スク
ロールを有する揺動スクロール部材と、該揺動スクロー
ル部材と前記フロントフロントブロックの間に介在され
るスラストプレートと、前記フロントブロックに固定さ
れると共に前記揺動スクロールと噛合して圧縮室を画成
する固定スクロールを有する固定スクロール部材とを少
なくとも具備するスクロール型圧縮機において、前記揺
動スクロール部材の自転を防止する自転防止機構は、前
記揺動スクロール部材に装着される複数のガイドピン
と、各々のガイドピンの揺動範囲に対応して前記スラス
トプレートに円形に形成されたガイドピン摺動孔とによ
って構成されたことにある(請求項1)。
【0010】したがって、この発明によれば、揺動スク
ロール部材とフロントブロックとの間の当接摺動面にス
ラストプレートを介在させると共に、該スラストプレー
トに、前記揺動スクロール部材に設けられるガイドピン
が遊嵌されるガイドピン摺動孔を形成するようにしたこ
とによって、ガイドピン摺動孔の形成が容易となり、ま
た揺動スクロール部材にはガイドピンを立てるだけで良
いので、自転防止機構を簡易に形成できるため、上記課
題を達成できるものである。
ロール部材とフロントブロックとの間の当接摺動面にス
ラストプレートを介在させると共に、該スラストプレー
トに、前記揺動スクロール部材に設けられるガイドピン
が遊嵌されるガイドピン摺動孔を形成するようにしたこ
とによって、ガイドピン摺動孔の形成が容易となり、ま
た揺動スクロール部材にはガイドピンを立てるだけで良
いので、自転防止機構を簡易に形成できるため、上記課
題を達成できるものである。
【0011】さらに言えば、通常、スクロール型圧縮機
の軽量化を図る目的で、揺動スクロール部材及び固定ス
クロール部材をアルミ系合金によって形成する場合、揺
動スクロール部材とフロントブロックとの摺動抵抗を考
慮した場合、フロントブロックを鉄系のSK材若しくは
焼結合金で形成する必要があったが、揺動スクロール部
材とフロントブロックの間にスラストプレートを介在さ
せることによって、前記フロントブロックもアルミ系合
金で形成できるために、全体としてスクロール型圧縮機
の軽量化を図ることができる。この場合、前記ガイドピ
ンをアルミ系合金によって形成することによって、鉄系
合金からなるスラストプレートとの間が異部材となって
摺動抵抗を減じることができるものである。また、ガイ
ドピンをアルミ合金とすることから、前記複数のガイド
ピンを前記揺動スクロール部材に一体に成形することも
できるものである(請求項2)。
の軽量化を図る目的で、揺動スクロール部材及び固定ス
クロール部材をアルミ系合金によって形成する場合、揺
動スクロール部材とフロントブロックとの摺動抵抗を考
慮した場合、フロントブロックを鉄系のSK材若しくは
焼結合金で形成する必要があったが、揺動スクロール部
材とフロントブロックの間にスラストプレートを介在さ
せることによって、前記フロントブロックもアルミ系合
金で形成できるために、全体としてスクロール型圧縮機
の軽量化を図ることができる。この場合、前記ガイドピ
ンをアルミ系合金によって形成することによって、鉄系
合金からなるスラストプレートとの間が異部材となって
摺動抵抗を減じることができるものである。また、ガイ
ドピンをアルミ合金とすることから、前記複数のガイド
ピンを前記揺動スクロール部材に一体に成形することも
できるものである(請求項2)。
【0012】また前記複数のガイドピンの各々は、前記
揺動スクロール部材に形成された孔に回転自在に装着さ
れる支持ピンと、前記ガイドピン摺動孔に回転自在に装
着される回転プレートとによって構成されたり(請求項
3)しても良いものである。
揺動スクロール部材に形成された孔に回転自在に装着さ
れる支持ピンと、前記ガイドピン摺動孔に回転自在に装
着される回転プレートとによって構成されたり(請求項
3)しても良いものである。
【0013】これによって、前記ガイドピン摺動孔に回
転プレートが回動自在に装着されるために、自転防止機
構の動きを滑らかにすることができ、ピン当たり等によ
る異音を防止できるものである。
転プレートが回動自在に装着されるために、自転防止機
構の動きを滑らかにすることができ、ピン当たり等によ
る異音を防止できるものである。
【0014】さらに、前記支持ピンと前記回転プレート
は一体に成形されても(請求項4)良く、前記支持ピン
と前記回転プレートとは別部材で形成され、前記支持ピ
ンは前記回転プレートに形成された装着孔に回転自在に
装着され(請求項5)でも良いものである。
は一体に成形されても(請求項4)良く、前記支持ピン
と前記回転プレートとは別部材で形成され、前記支持ピ
ンは前記回転プレートに形成された装着孔に回転自在に
装着され(請求項5)でも良いものである。
【0015】これによって、前記ガイドピンの支持ピン
と回転プレートとを一体に成形する場合には、前記ガイ
ドピンは鉄系合金によって形成することが望ましく、さ
らに前記スラストプレートと異なる鉄系合金で形成され
ることが望ましい。これによって、同材質の場合の摺動
抵抗よりも摺動抵抗を低減できるものである。
と回転プレートとを一体に成形する場合には、前記ガイ
ドピンは鉄系合金によって形成することが望ましく、さ
らに前記スラストプレートと異なる鉄系合金で形成され
ることが望ましい。これによって、同材質の場合の摺動
抵抗よりも摺動抵抗を低減できるものである。
【0016】さらに、前記支持ピンと回転プレートとを
別部材で形成する場合には、前記支持ピンを鉄系合金に
よって、前記回転プレートをアルミ系合金で形成するこ
とが望ましい。これによって、スラストプレートが鉄系
合金であることから、当接部分を異部材とすることがで
きるために、摺動抵抗を低減することができるものであ
る。
別部材で形成する場合には、前記支持ピンを鉄系合金に
よって、前記回転プレートをアルミ系合金で形成するこ
とが望ましい。これによって、スラストプレートが鉄系
合金であることから、当接部分を異部材とすることがで
きるために、摺動抵抗を低減することができるものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面により説明する。
いて図面により説明する。
【0018】図1に示すスクロール型圧縮機1は、たと
えば車両に搭載される空調装置の冷房サイクルの一環を
担うもので、電磁クラッチを介して走行用エンジンと連
結されたり、専用のモータ等によって駆動されるもので
ある。
えば車両に搭載される空調装置の冷房サイクルの一環を
担うもので、電磁クラッチを介して走行用エンジンと連
結されたり、専用のモータ等によって駆動されるもので
ある。
【0019】このスクロール型圧縮機1は、フロントブ
ロック2とリアブロック3とによって構成される密閉ケ
ース4を有し、この密閉ケース4の内部には圧縮部5が
配設される。
ロック2とリアブロック3とによって構成される密閉ケ
ース4を有し、この密閉ケース4の内部には圧縮部5が
配設される。
【0020】この圧縮部5は、前記走行用エンジン等か
らの回転力が伝達される回転軸6によって駆動される。
この回転軸6は、前記フロントブロック2を貫通して形
成された先端孔7及び内部空間8内に、メインベアリン
グ9及びサブベアリング10を介して回動自在に保持さ
れる。また、前記内部空間8とスクロール型圧縮機1の
外部空間とは前記サブベアリング10の内部側近傍に配
設されたシール部11によって圧力的に遮断される。
らの回転力が伝達される回転軸6によって駆動される。
この回転軸6は、前記フロントブロック2を貫通して形
成された先端孔7及び内部空間8内に、メインベアリン
グ9及びサブベアリング10を介して回動自在に保持さ
れる。また、前記内部空間8とスクロール型圧縮機1の
外部空間とは前記サブベアリング10の内部側近傍に配
設されたシール部11によって圧力的に遮断される。
【0021】前記回転軸6の内方端部には、該回転軸6
の中心軸と偏心して前記回転軸の軸方向に突出して偏心
軸12が形成され、この偏心軸12はクランク軸13に
嵌挿される。また、このクランク軸13には、下記する
揺動スクロール部材20との回転バランスを取るための
バランスウェート14が固着される。
の中心軸と偏心して前記回転軸の軸方向に突出して偏心
軸12が形成され、この偏心軸12はクランク軸13に
嵌挿される。また、このクランク軸13には、下記する
揺動スクロール部材20との回転バランスを取るための
バランスウェート14が固着される。
【0022】揺動スクロール部材20は、前記クランク
軸13が旋回軸受15を介して装着される装着孔21
と、この装着孔21が形成される装着部22とをフロン
トブロック側に有し、また反対側側面には渦巻き状に形
成された揺動スクロール部23が形成される。尚、この
実施の形態においては、前記揺動スクロール部23の先
端部分にはシール部材24が配される。また、この揺動
スクロール部材20には、自転防止機構を構成するガイ
ドピン25a〜25dが突出形成される。このガイドピ
ン25a〜25dは、揺動スクロール部材20と一体に
成形しても良いし、該揺動スクロール部材20に孔を形
成し、この孔にガイドピンを嵌入するようにして形成し
ても良いものである。
軸13が旋回軸受15を介して装着される装着孔21
と、この装着孔21が形成される装着部22とをフロン
トブロック側に有し、また反対側側面には渦巻き状に形
成された揺動スクロール部23が形成される。尚、この
実施の形態においては、前記揺動スクロール部23の先
端部分にはシール部材24が配される。また、この揺動
スクロール部材20には、自転防止機構を構成するガイ
ドピン25a〜25dが突出形成される。このガイドピ
ン25a〜25dは、揺動スクロール部材20と一体に
成形しても良いし、該揺動スクロール部材20に孔を形
成し、この孔にガイドピンを嵌入するようにして形成し
ても良いものである。
【0023】固定スクロール部材30は、前記リアブロ
ック3に固着され、前記揺動スクロール部材側に突出す
る渦巻き状の固定スクロール部31を有する。この固定
スクロール部31は、前記揺動スクロール部23と噛合
して圧縮室40を画成する。この圧縮室40は、スクロ
ールの外周端に位置する一方では、前記リアブロック3
に形成された冷媒吸入口41と連通する吸入空間43と
適宜連通し、スクロールの内周短に位置する他方では、
前記固定スクロール部材30に形成された吐出孔32と
適宜連通する。
ック3に固着され、前記揺動スクロール部材側に突出す
る渦巻き状の固定スクロール部31を有する。この固定
スクロール部31は、前記揺動スクロール部23と噛合
して圧縮室40を画成する。この圧縮室40は、スクロ
ールの外周端に位置する一方では、前記リアブロック3
に形成された冷媒吸入口41と連通する吸入空間43と
適宜連通し、スクロールの内周短に位置する他方では、
前記固定スクロール部材30に形成された吐出孔32と
適宜連通する。
【0024】前記吐出孔32は、前記固定スクロール部
材30と前記リアブロック3との間に画成された吐出空
間44と、吐出弁45の開弁によって連通し、前記吐出
空間44は、前記リアブロック3に形成された冷媒吐出
口42と連通するものである。尚、前記吐出弁45は吐
出弁押え46によって固定スクロール部材30に固定さ
れるものである。
材30と前記リアブロック3との間に画成された吐出空
間44と、吐出弁45の開弁によって連通し、前記吐出
空間44は、前記リアブロック3に形成された冷媒吐出
口42と連通するものである。尚、前記吐出弁45は吐
出弁押え46によって固定スクロール部材30に固定さ
れるものである。
【0025】また、前記揺動スクロール部材20と前記
フロントブロック2との間には、スラストプレート50
が介在され、前記揺動スクロール部材20の揺動運動が
円滑に行われるようにするものである。通常、フロント
ブロック2、リアブロック3、揺動スクロール部材2
0、及び固定スクロール部材30は、軽量化のためにア
ルミ系合金で形成することが望ましいが、同部材の場合
には摺動抵抗が高くなるので、従来は、揺動スクロール
部材20をアルミ系合金で形成した場合には、揺動スク
ロール部材が当接摺動するフロントブロック2は鉄系合
金で形成していた。このため、スクロール型圧縮機1 自
体の重量が重くなるという問題点があり、揺動スクロー
ル部材20とフロントブロック2との間に鉄系合金から
なるスラストプレート50を介在させることで、揺動ス
クロール部材20及びフロントブロック2の両方をアル
ミ系合金で形成できるようになり、機器自体の軽量化が
達成できるものである。
フロントブロック2との間には、スラストプレート50
が介在され、前記揺動スクロール部材20の揺動運動が
円滑に行われるようにするものである。通常、フロント
ブロック2、リアブロック3、揺動スクロール部材2
0、及び固定スクロール部材30は、軽量化のためにア
ルミ系合金で形成することが望ましいが、同部材の場合
には摺動抵抗が高くなるので、従来は、揺動スクロール
部材20をアルミ系合金で形成した場合には、揺動スク
ロール部材が当接摺動するフロントブロック2は鉄系合
金で形成していた。このため、スクロール型圧縮機1 自
体の重量が重くなるという問題点があり、揺動スクロー
ル部材20とフロントブロック2との間に鉄系合金から
なるスラストプレート50を介在させることで、揺動ス
クロール部材20及びフロントブロック2の両方をアル
ミ系合金で形成できるようになり、機器自体の軽量化が
達成できるものである。
【0026】図2及び図3に示すように、前記スラスト
プレート50には、前記揺動スクロール部材20の装着
部22が旋回する範囲に開口する開口部53と、前記ガ
イドピン25a〜25dが挿通されるガイドピン摺動孔
51a〜51dと、該スラストプレート50をフロント
ブロック2に固定する固定ピン54が嵌着される装着孔
52が形成される。尚、前記ガイドピン摺動孔51a〜
51dは、前記揺動スクロール部材20の自転をしない
旋回運動(以下、揺動運動という)に伴って前記ガイド
ピン25a〜25dの移動範囲となる円形形状に開口さ
れたもので、前記ガイドピン25a〜25dが摺動する
内周側面は所定の面粗度に加工(研磨)されるものであ
る。
プレート50には、前記揺動スクロール部材20の装着
部22が旋回する範囲に開口する開口部53と、前記ガ
イドピン25a〜25dが挿通されるガイドピン摺動孔
51a〜51dと、該スラストプレート50をフロント
ブロック2に固定する固定ピン54が嵌着される装着孔
52が形成される。尚、前記ガイドピン摺動孔51a〜
51dは、前記揺動スクロール部材20の自転をしない
旋回運動(以下、揺動運動という)に伴って前記ガイド
ピン25a〜25dの移動範囲となる円形形状に開口さ
れたもので、前記ガイドピン25a〜25dが摺動する
内周側面は所定の面粗度に加工(研磨)されるものであ
る。
【0027】これによって、前記ガイドピン25a〜2
5dは、対応する位置にあるガイドピン摺動孔51a〜
51dに遊嵌され、このガイドピン摺動孔51a〜51
dの内周側面に沿って摺動するために、前記揺動スクロ
ール部材20の自転が防止されるものである。尚、この
第1の実施の形態においては、前記ガイドピン25a〜
25dはアルミ系合金によって形成されることが望まし
いものである。
5dは、対応する位置にあるガイドピン摺動孔51a〜
51dに遊嵌され、このガイドピン摺動孔51a〜51
dの内周側面に沿って摺動するために、前記揺動スクロ
ール部材20の自転が防止されるものである。尚、この
第1の実施の形態においては、前記ガイドピン25a〜
25dはアルミ系合金によって形成されることが望まし
いものである。
【0028】図4に示す第2の実施の形態において、ガ
イドピン55は、前記スラストプレート50のガイドピ
ン摺動孔51a〜51dに回動自在に装着される円盤状
の回転プレート57と、前記揺動スクロール部材20に
形成された挿入孔26a〜26dに回動自在に挿通され
る支持ピン56とによって構成されるものである。この
場合、前記ガイドピン55は、前記スラストプレート5
0と異なる鉄系合金によって形成されることが望まし
い。
イドピン55は、前記スラストプレート50のガイドピ
ン摺動孔51a〜51dに回動自在に装着される円盤状
の回転プレート57と、前記揺動スクロール部材20に
形成された挿入孔26a〜26dに回動自在に挿通され
る支持ピン56とによって構成されるものである。この
場合、前記ガイドピン55は、前記スラストプレート5
0と異なる鉄系合金によって形成されることが望まし
い。
【0029】これによって、ガイドピン55を構成する
回転プレート57が前記ガイドピン摺動孔51a〜51
d内で、前記揺動スクロール部材20の揺動運動に伴っ
て回転することから、上記第1の実施の形態の場合と同
様の効果を奏すると共に、ガイドピン55と前記ガイド
ピン摺動孔51a〜51dの内周側面との接触が点接触
から面接触となることから、ピン当たりによる異音を防
止できる。
回転プレート57が前記ガイドピン摺動孔51a〜51
d内で、前記揺動スクロール部材20の揺動運動に伴っ
て回転することから、上記第1の実施の形態の場合と同
様の効果を奏すると共に、ガイドピン55と前記ガイド
ピン摺動孔51a〜51dの内周側面との接触が点接触
から面接触となることから、ピン当たりによる異音を防
止できる。
【0030】図5に示す第3の実施の形態のガイドピン
58は、回転プレート57と、該回転プレート57に形
成の装着孔61に嵌着される支持ピン60とを別体とし
たものである。これによって、アルミ系合金によって形
成される揺動スクロール部材20の挿入孔26a〜26
dに挿通される支持ピン60は鉄系合金によって形成
し、鉄系合金によって形成されるスラストプレート50
のガイドピン摺動孔51a〜51dに装着される回転プ
レート59をアルミ系合金によって形成することができ
るので、当接する部材の各々の異部材とすることができ
るので、摺動抵抗を軽減できるものである。
58は、回転プレート57と、該回転プレート57に形
成の装着孔61に嵌着される支持ピン60とを別体とし
たものである。これによって、アルミ系合金によって形
成される揺動スクロール部材20の挿入孔26a〜26
dに挿通される支持ピン60は鉄系合金によって形成
し、鉄系合金によって形成されるスラストプレート50
のガイドピン摺動孔51a〜51dに装着される回転プ
レート59をアルミ系合金によって形成することができ
るので、当接する部材の各々の異部材とすることができ
るので、摺動抵抗を軽減できるものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来揺動スクロール部材とフロントブロックの間に
形成していた揺動スクロール部材の自転防止機構を、揺
動スクロール部材とフロントブロックの間に介在される
スラストプレートと揺動スクロール部材の間に構成した
ことによって、スクロール型圧縮機の軽量化を達成でき
ると共に、従来よりも簡単に自転防止機構を設けること
ができるようになるものである。
ば、従来揺動スクロール部材とフロントブロックの間に
形成していた揺動スクロール部材の自転防止機構を、揺
動スクロール部材とフロントブロックの間に介在される
スラストプレートと揺動スクロール部材の間に構成した
ことによって、スクロール型圧縮機の軽量化を達成でき
ると共に、従来よりも簡単に自転防止機構を設けること
ができるようになるものである。
【0032】また、当接摺動する部分の材質を異なる材
質によって形成できるために、同材質による場合よりも
摺動抵抗を軽減できるものである。
質によって形成できるために、同材質による場合よりも
摺動抵抗を軽減できるものである。
【0033】さらに、ガイドピンを支持ピンと回転プレ
ートによって構成したことによってピン当たり等による
異音を防止できるものである。
ートによって構成したことによってピン当たり等による
異音を防止できるものである。
【図1】本願発明の第1の実施の形態に係るスクロール
型圧縮機の断面図である。
型圧縮機の断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る揺動スクロール部材の
自転防止機構を示した部分分解斜視図である。
自転防止機構を示した部分分解斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係るスラストプレートの説
明図である。
明図である。
【図4】第2の実施の形態に係る揺動スクロール部材の
自転防止機構を示した部分分解斜視図である。
自転防止機構を示した部分分解斜視図である。
【図5】第3の実施の形態に係るガイドピンの分解斜視
図である。
図である。
1 スクロール型圧縮機 2 フロントブロック 3 リアブロック 4 密閉ケース 5 圧縮部 6 回転軸 12 偏心軸 20 揺動スクロール部材 25a〜25d ガイドピン 30 固定スクロール部材 50 スラストプレート 55 ガイドピン 56 支持ピン 57 回転プレート 58 ガイドピン 59 回転プレート 60 支持ピン 61 装着孔
Claims (5)
- 【請求項1】 回転力を伝達する駆動軸と、該駆動軸を
回転自在の保持するフロントブロックと、前記駆動軸の
一端から該駆動軸の中心軸に偏心して突出する偏心軸
と、該偏心軸に装着され、前記駆動軸の軸方向に延出す
る渦巻状の揺動スクロールを有する揺動スクロール部材
と、該揺動スクロール部材と前記フロントフロントブロ
ックの間に介在されるスラストプレートと、前記フロン
トブロックに固定されると共に前記揺動スクロールと噛
合して圧縮室を画成する固定スクロールを有する固定ス
クロール部材とを少なくとも具備するスクロール型圧縮
機において、 前記揺動スクロール部材の自転を防止する自転防止機構
は、前記揺動スクロール部材に装着される複数のガイド
ピンと、各々のガイドピンの揺動範囲に対応して前記ス
ラストプレートに円形に形成されたガイドピン摺動孔と
によって構成されたことを特徴とするスクロール型圧縮
機。 - 【請求項2】 前記複数のガイドピンは、前記揺動スク
ロール部材と一体に成形することを特徴とする請求項1
記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項3】 前記複数のガイドピンの各々は、前記揺
動スクロール部材に形成された孔に回転自在に装着され
る支持ピンと、前記ガイドピン摺動孔に回転自在に装着
される回転プレートとによって構成されることを特徴と
する請求項1記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項4】 前記支持ピンと前記回転プレートは一体
に成形されることを特徴とする請求項3記載のスクロー
ル型圧縮機。 - 【請求項5】 前記支持ピンと前記回転プレートとは別
部材で形成され、前記支持ピンは前記回転プレートに形
成された装着孔に回転自在に装着されることを特徴とす
る請求項3記載のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21718697A JPH1144295A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21718697A JPH1144295A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1144295A true JPH1144295A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16700220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21718697A Pending JPH1144295A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1144295A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007148859A1 (en) * | 2006-06-23 | 2007-12-27 | Doowon Technical College | A scroll compressor having rotation prevention mechanism |
| US20120177523A1 (en) * | 2011-01-11 | 2012-07-12 | Inho Won | Scroll compressor with split type orbitting scroll |
| CN103727031A (zh) * | 2014-01-13 | 2014-04-16 | 南京奥特佳冷机有限公司 | 圈销结构的涡旋式压缩机 |
| KR20150020765A (ko) * | 2013-08-19 | 2015-02-27 | 한라비스테온공조 주식회사 | 스크롤 압축기의 선회스크롤 자전 방지 장치 |
| CN104481873A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-01 | 淄博昊驰泵业有限公司 | 动涡盘定位方法及装置 |
| US9541083B2 (en) | 2011-11-09 | 2017-01-10 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor including communication hole with improved back pressure chamber and back pressure hole locations |
| JP2020112142A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 | スクロール型流体機械 |
| CN115773247A (zh) * | 2022-11-08 | 2023-03-10 | 上海本菱涡旋压缩机有限公司 | 一种涡旋式压缩机 |
| JP2025537999A (ja) * | 2022-12-21 | 2025-11-20 | オーエーテー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 容積式機械 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP21718697A patent/JPH1144295A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007148859A1 (en) * | 2006-06-23 | 2007-12-27 | Doowon Technical College | A scroll compressor having rotation prevention mechanism |
| US9523361B2 (en) * | 2011-01-11 | 2016-12-20 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor having back pressure chamber that operatively contains a discharge pressure and an intermediate pressure during different periods of time within a single compression cycle |
| US20120177523A1 (en) * | 2011-01-11 | 2012-07-12 | Inho Won | Scroll compressor with split type orbitting scroll |
| US9541083B2 (en) | 2011-11-09 | 2017-01-10 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor including communication hole with improved back pressure chamber and back pressure hole locations |
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| CN103727031B (zh) * | 2014-01-13 | 2016-07-06 | 南京奥特佳新能源科技有限公司 | 圈销结构的涡旋式压缩机 |
| CN103727031A (zh) * | 2014-01-13 | 2014-04-16 | 南京奥特佳冷机有限公司 | 圈销结构的涡旋式压缩机 |
| CN104481873A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-01 | 淄博昊驰泵业有限公司 | 动涡盘定位方法及装置 |
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| CN115773247B (zh) * | 2022-11-08 | 2024-05-31 | 上海本菱涡旋压缩机有限公司 | 一种涡旋式压缩机 |
| JP2025537999A (ja) * | 2022-12-21 | 2025-11-20 | オーエーテー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 容積式機械 |
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