JPH1145019A - 加熱定着装置及び同用加熱ローラ - Google Patents

加熱定着装置及び同用加熱ローラ

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JPH1145019A
JPH1145019A JP26712697A JP26712697A JPH1145019A JP H1145019 A JPH1145019 A JP H1145019A JP 26712697 A JP26712697 A JP 26712697A JP 26712697 A JP26712697 A JP 26712697A JP H1145019 A JPH1145019 A JP H1145019A
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JP
Japan
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power supply
supply member
heating roller
heating
heat
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JP26712697A
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Hidenori Machida
秀則 町田
Takashi Fujita
貴史 藤田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性を向上し、電力供給部の信頼性を高め
た加熱定着装置を提供する。 【解決手段】 給電部材15を介して発熱層14へ電力
が供給される円筒状の加熱ローラ10に回転自在な加圧
ローラを所定圧力で圧接し、これら2つのローラを回転
させながら印刷用紙を挿通させてトナーを印刷用紙に融
着する加熱定着装置に関する。給電部材15の外側に耐
熱性と絶縁性とを備えたキャップ16が配置されている
ので、導電性の異物の接触による芯金11へのショート
や外部への電流リークなどの問題がなく安全性が確保さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
ファクシミリ、プリンタなどの電子写真プロセスを利用
した機器に使用される加熱定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トナー画像の定着方法としては、熱導電
により加熱定着する加熱定着方法、トナーに高圧力を加
えることにより粘度を低下させ用紙の繊維中に入り込ま
せて定着する圧力定着方法、溶剤蒸気でトナーの樹脂を
溶かし定着する溶剤定着方法が知られている。加熱定着
方法は、トナーを熱によって溶解させ、用紙に圧力をか
けて固定させる方法で、広く採用されている。
【0003】一般に、電子写真式装置、複写機、ファク
シミリ等には、加熱ローラに加圧ローラを圧接した加熱
定着装置が設けられている。この加熱定着装置では、図
9に示すように、加熱した加熱ローラ171を回転させ
ながらトナー173を転写した用紙174を加熱ローラ
171と加圧ローラ172とによって圧接して用紙17
4にトナー173を加熱して融着し印字している。この
印字品位を保つには、定着温度内で加熱ローラの表面温
度を一定に維持することが必要である。加熱定着方法で
も、最も一般的なのが金属ローラの内面から、ハロゲン
ランプで加熱する方式のものである。
【0004】ところが、この方式のものは、輻射熱を利
用するので、エネルギーの変換効率が悪く、消費電力が
嵩み、またウォームアップ時間が長いという欠点があ
る。また、近年では、加熱ローラの不要時には加熱ロー
ラへの電源を遮断して必要な時のみ電源を投入すること
によって消費電力を低減するようになされている。ま
た、電源投入時には加熱ローラ表面が即座に設定温度に
達する必要がある。
【0005】そこで、このような欠点を解決する手段の
一つとして、基体表面に発熱層を配置した、直接加熱方
式の加熱ローラが提案されている。この直接加熱方式の
加熱ローラとして、例えば、特開平6−332333号
公報では、円筒状基体の表面に抵抗発熱物質を設け電流
を流すことにより加熱している。
【0006】このような直接加熱方式の加熱ローラは、
前記ハロゲンランプによる間接加熱方式と比較して、ウ
ォームアップ時間が短く、消費電力が少ない等の利点が
ある。
【0007】しかしながら、上述した従来の加熱定着装
置に用いられる加熱ローラは、発熱層が基体外面にある
ため、万一異常昇温し、発火した場合、発熱層と印刷用
紙とが直接接しているため、従来のハロゲンランプで加
熱するタイプの加熱ローラと比較して引火炎上する虞が
高い。また異常昇温しなくても、長期使用により離型層
が磨耗・剥離し、発熱層が露出して接触不良による花火
が発生し、紙及び周囲の部品に飛散する可能性が高い。
またローラ表面の良好な面粗さを得るのが困難であると
共に、発熱層の上にフッ素樹脂等の離型層を設ける必要
があり、発熱層とフッ素樹脂の密着性が悪いため、長期
の耐久性を保つことが困難であるという問題点があっ
た。
【0008】さらに、電力を供給する導電性電極部材が
加熱ローラ表面の通紙部の近傍に存在するため、トナ
ー、紙粉等の異物付着による摺動部の磨耗・接触不良に
よる安全性の問題点もあった。
【0009】これを解決する手段として図8に示す加熱
定着装置が考えられる。図8はこの解決手段の構成図で
ある従来の加熱ローラの概略図である。この加熱ローラ
100は、中空円筒状基体である芯金111と、芯金1
11の外面に形成された離型層112と、芯金111の
内面に形成された絶縁層113と、絶縁層113の内面
に形成された発熱層114と、発熱層114の端部に接
続された給電部材115とから構成されている。そし
て、給電部材115に外部導電部材117のブラシ電極
118を圧接することにより発熱層114に電力が供給
される。この従来の加熱ローラでは、芯金内面または電
極外面に凸部・凹部を形成し、電極が移動しないように
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の加熱ローラの構成では、使用時に電気が流れるロー
ラ端部近傍の発熱層114や給電部材115が露出して
おり、導電性の異物の接触による芯金へのショートや外
部への電流リークなどの問題が考えられる。また、上記
従来の加熱ローラでは、給電部材を固定する場合、ロー
ラ内面に凸部を設けるため位置決め精度に問題があっ
た。
【0011】また、従来の加熱ローラは給電部材を使用
し、給電部材と抵抗発熱体を固定するために接着剤を使
用していた。ここで使用する接着剤には導電性と耐熱性
が必要であるが、両者を兼ね備えた接着剤は非常に高価
である。また、導電性接着剤を用いるため、接着剤の浸
み出しにより電流がリークしたり、接着剤の塗装されて
いない箇所があった場合、抵抗発熱体と給電部材の導電
不良が発生するという問題があった。
【0012】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、安全性を向上し、電力供給部の信頼
性を高めた加熱定着装置及び同用加熱ローラを提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の加熱定着装置は、給電部材を介して発熱層
へ電力が供給される円筒状の加熱ローラに回転自在な加
圧ローラを所定圧力で圧接し、これら2つのローラを回
転させながら印刷用紙を挿通させてトナーを印刷用紙に
融着する加熱定着装置において、前記給電部材の外側に
耐熱性と絶縁性とを備えた蓋部材が配置されていること
を特徴としている。この構成では、給電部材の外側に耐
熱性と絶縁性とを備えた蓋部材が配置されているので、
導電性の異物の接触による芯金へのショートや外部への
電流リークなどの問題がなく安全性が確保される。
【0014】また、請求項2の加熱定着装置は、給電部
材を介して発熱層へ電力が供給される円筒状の加熱ロー
ラに回転自在な加圧ローラを所定圧力で圧接し、これら
2つのローラを回転させながら印刷用紙を挿通させてト
ナーを印刷用紙に融着する加熱定着装置であって、前記
加熱ローラは、外面に形成された離型層、該離型層の内
面に形成された電気絶縁層及び該電気絶縁層の内面に配
置された抵抗発熱体からなる発熱層を積層した構成の中
空円筒状基体とからなり、さらに前記発熱層の両端部に
備える給電部材に外部から電力を供給するための導電部
材が接触する加熱定着装置において、前記給電部材の外
側に耐熱性と絶縁性とを備えた蓋部材を配置しているこ
とを特徴としている。この構成では、給電部材の外側に
耐熱性と絶縁性とを備えた蓋部材が配置されているの
で、導電性の異物の接触による芯金へのショートや外部
への電流リークなどの問題がなく安全性が確保される。
【0015】また、請求項3の加熱定着装置は、請求項
1又は2に記載の加熱定着装置において、前記蓋部材
は、その外周部に芯金内径より大径の鍔部が形成され、
前記給電部材に固定された状態で芯金に挿入されている
ことを特徴としている。この構成では、蓋部材は、その
外周部に中空円筒状基体の内径より大径の鍔部が形成さ
れ、給電部材に固定された状態で中空円筒状基体に挿入
されているので、中空円筒状基体芯金の内面に蓋部材を
挿入すると中空円筒状基体芯金の端部で蓋部材の鍔部が
付き当てられ、その結果給電部材の位置が精度良く決ま
る。また、給電部材がブラシ電極で押し付けられても、
鍔部があるため給電部材の位置ずれは起こらない。
【0016】また、請求項4の加熱定着装置は、請求項
2に記載の加熱定着装置において、前記蓋部材は前記発
熱層の内径より大径の給電部材に固定され、該給電部材
は発熱層に圧入固定されていることを特徴としている。
この構成では、蓋部材は発熱層の内径より大径の給電部
材に固定され、給電部材は発熱層に圧入固定されている
ので、組み付けたときに給電部材と発熱層との接触状態
が良くなり、安定した給電を行うことができる。
【0017】また、請求項5の加熱定着装置は、請求項
2〜4の何れかに記載の加熱定着装置において、前記中
空円筒状基体と給電部材とはほぼ同一の線膨張率を有す
る材料からなることを特徴としている。この構成では、
中空円筒状基体と給電部材とはほぼ同一の線膨張率を有
する材料からなるので、加熱時に中空円筒状基体の内径
と給電部材の外径との差は変わらず、電力供給の信頼性
は向上する。
【0018】また、請求項6の加熱定着装置は、請求項
2〜5の何れかに記載の加熱定着装置において、前記給
電部材の外周部に微小の凹凸が形成されていることを特
徴としている。この構成では、給電部材の外周部に微小
の凹凸が形成されているので、部品点数を増やすことな
く発熱層に良好に給電することができる。
【0019】また、請求項7の加熱定着装置は、請求項
2〜6の何れかに記載の加熱定着装置において、前記発
熱体が繊維状物質であり、給電部材の外周部が前記繊維
状物質の繊維に沿った螺旋の溝を有することを特徴とし
ている。この構成では、発熱体が繊維状物質であり、給
電部材の外周部が繊維状物質の繊維に沿った螺旋の溝を
有するので、部品点数を増やすことなく炭素繊維に良好
に給電することができる。
【0020】また、請求項8の加熱定着装置は、請求項
1〜7の何れかに記載の加熱定着装置において、前記蓋
部材に凸部を設け、該凸部を給電部材の穴部に通し、凸
部を溶着して蓋部材と給電部材とを固定していることを
特徴としている。この構成では、蓋部材に凸部を設け、
該凸部を給電部材の穴部に通し、凸部を溶着して蓋部材
と給電部材とを固定しているので、長時間高熱に曝され
た場合の信頼性が高く、部品点数を増やすことなく、位
置精度の高い組立を容易に行うことができる。
【0021】また、請求項9の加熱ローラは、給電部材
を介して電力が供給され、回転自在な加圧ローラととも
に、印刷用紙に圧接されてトナーを印刷用紙に融着する
円筒状の加熱ローラにおいて、前記給電部材の外側に耐
熱性と絶縁性とを備えた蓋部材が配置されていることを
特徴としている。この構成では、給電部材の外側に耐熱
性と絶縁性とを備えた蓋部材が配置されているので、導
電性の異物の接触による芯金へのショートや外部への電
流リークなどの問題がなく安全性が確保される。
【0022】また、請求項10の加熱ローラは、給電部
材を介して電力が供給され、回転自在な加圧ローラとと
もに、印刷用紙に圧接されてトナーを印刷用紙に融着す
る円筒状の加熱ローラであって、前記加熱ローラは、外
面に形成された離型層、該離型層の内面に形成された電
気絶縁層及び該電気絶縁層の内面に配置された抵抗発熱
体からなる発熱層を積層した構成の中空円筒状基体とか
らなり、さらに前記発熱層の両端部に備える給電部材に
外部から電力を供給するための導電部材が接触する加熱
ローラにおいて、前記給電部材の外側に耐熱性と絶縁性
とを備えた蓋部材を配置していることを特徴としてい
る。この構成では、給電部材の外側に耐熱性と絶縁性と
を備えた蓋部材が配置されているので、導電性の異物の
接触による芯金へのショートや外部への電流リークなど
の問題がなく安全性が確保される。
【0023】また、請求項11の加熱ローラは、請求項
10に記載の加熱ローラにおいて、前記蓋部材は、その
外周部に芯金内径より大径の鍔部が形成され、前記給電
部材に固定された状態で芯金に挿入されていることを特
徴としている。この構成では、給電部材の外側に耐熱性
と絶縁性とを備えた蓋部材が配置されているので、導電
性の異物の接触による芯金へのショートや外部への電流
リークなどの問題がなく安全性が確保される。
【0024】また、請求項12の加熱ローラは、請求項
10に記載の加熱ローラにおいて、前記蓋部材は前記発
熱層の内径より大径の給電部材に固定され、該給電部材
は発熱層に圧入固定されていることを特徴としている。
この構成では、蓋部材は、その外周部に中空円筒状基体
の内径より大径の鍔部が形成され、給電部材に固定され
た状態で中空円筒状基体に挿入されているので、中空円
筒状基体芯金の内面に蓋部材を挿入すると中空円筒状基
体芯金の端部で蓋部材の鍔部が付き当てられ、その結果
給電部材の位置が精度良く決まる。また、給電部材がブ
ラシ電極で押し付けられても、鍔部があるため給電部材
の位置ずれは起こらない。
【0025】また、請求項13の加熱ローラは、請求項
10〜12の何れかに記載の加熱ローラにおいて、前記
中空円筒状基体と給電部材とはほぼ同一の線膨張率を有
する材料からなることを特徴としている。この構成で
は、中空円筒状基体と給電部材とはほぼ同一の線膨張率
を有する材料からなるので、加熱時に中空円筒状基体の
内径と給電部材の外径との差は変わらず、電力供給の信
頼性は向上する。
【0026】また、請求項14の加熱ローラは、請求項
10〜13の何れかに記載の加熱ローラにおいて、前記
給電部材の外周部に微小の凹凸が形成されていることを
特徴としている。この構成では、給電部材の外周部に微
小の凹凸が形成されているので、部品点数を増やすこと
なく発熱層に良好に給電することができる。
【0027】また、請求項15の加熱ローラは、請求項
10〜14の何れかに記載の加熱ローラにおいて、前記
発熱体が繊維状物質であり、前記給電部材の外周部が前
記繊維状物資の繊維に沿った螺旋の溝を有することを特
徴としている。この構成では、発熱体が繊維状物質であ
り、給電部材の外周部が繊維状物質の繊維に沿った螺旋
の溝を有するので、部品点数を増やすことなく炭素繊維
に良好に給電することができる。
【0028】また、請求項16の加熱ローラは、請求項
10〜15の何れかに記載の加熱ローラにおいて、前記
蓋部材に凸部を設け、該凸部を給電部材の穴部に通し、
凸部を溶着して蓋部材と給電部材とを固定することを特
徴としている。この構成では、蓋部材に凸部を設け、該
凸部を給電部材の穴部に通し、凸部を溶着して蓋部材と
給電部材とを固定しているので、長時間高熱に曝された
場合の信頼性が高く、部品点数を増やすことなく、位置
精度の高い組立を容易に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係わ
る加熱定着装置の概略図である。図1に示すように、本
発明の加熱定着装置の加熱ローラ10は、中空円筒状基
体である芯金11と、芯金11の外面に形成された離型
層12と、芯金11の内面に形成された絶縁層13と、
絶縁層13の内面に形成された発熱層14と、発熱層1
4の端部に接続された略円筒状の給電部材15と、加熱
ローラ10の端部近傍の発熱層14および給電部材15
を覆う蓋部材であるキャップ16とから構成されてい
る。そして、給電部材15に外部導電部材17のブラシ
電極18を圧接することにより発熱層14に電力が供給
される。このブラシ電極18は外部導電部材17側に固
定されていてもよく、また、給電部材15側に固定され
ていてもよい。
【0030】前記芯金11の外面に形成する離型層12
は5〜30μmの厚さを有するPFA(パーフルオロア
ルコキシ樹脂)から構成されている。また芯金11の内
面の絶縁層13に積層された発熱層14は、抵抗発熱体
としての炭素繊維から構成されている。さらに給電部材
15およびキャップ16は発熱層14の内側かつ表面に
圧入されている。
【0031】前記絶縁層13はアルマイト又はアラミド
樹脂、アルミナ、シリカ、マイカ、ポリイミド樹脂、フ
ェノール樹脂等の耐熱性絶縁材料から構成されている。
前記発熱層14としては炭素繊維にポリイミド樹脂、ビ
スマレイミド樹脂、フェノール樹脂等の耐熱性樹脂を所
定の割合で含浸させたプリプレグシート部材を用い、こ
のプリプレグシート部材を加熱成形したものである。こ
のプリプレグシート部材の厚みは0.1〜0.5mmで
ある。発熱層14に用いる炭素繊維は図4に示すよう
に、平行四辺形に切断された炭素繊維プリプレグシート
を絶縁性強化層である絶縁層13の上に螺旋状に巻き付
けてあり、このプリプレグシートの幅と長さを変化させ
ることにより電気抵抗を変え、加熱ローラ10の発熱量
を増減することができる。図5は発熱層14を構成する
炭素繊維プリプレグシート(図4参照)が螺旋状に巻き
付けてある様子を示している。また、発熱層14として
はニクロムやステンレスのような比較的電気抵抗が高い
材料を使用することもできる。
【0032】図3はキャップを示す斜視図であり、
(A)は給電部材に取り付ける穴を設けた例であり、
(B)は給電部材に取り付ける凸部を設けた例である。
キャップ16には、図3(B)に示すように、絶縁層1
3の内径に圧接して発熱層14の端部に突き当てられる
第1鍔部16bと、給電部材15に挿入される筒部16
cとを有し、筒部16cには軸方向に一対の凸部16e
が設けられている。キャップ16は熱容量が小さく、耐
熱性および絶縁性の高い部材であることが望ましい。
【0033】図2は給電部材を示す図である。給電部材
15はアルミニウム等の導電材料から構成されている。
給電部材15とブラシ電極18間、或いは給電部材15
と炭素繊維を有する発熱層14との間の電気抵抗を減ら
すために給電部材15の表面にニッケルなどのメッキを
行っても良い。給電部材15の外径は炭素繊維で作られ
る発熱層14の内径(=基体内径−(絶縁層厚+発熱層
厚)×2)よりも大きく、給電部材15は圧入或いは焼
きばめなどにより固定されている。さらに、給電部材1
5の外周面には、図2(A)に示すように、微小凹凸部
15bが設けられ、炭素繊維との密着性を高めている。
或いは、図2(B)に示すように、給電部材15の外周
面に炭素繊維の繊維方向に沿った螺旋状微小溝部15c
を設けることで、給電部材15と炭素繊維の接触面積を
増やすことができ、接触抵抗を下げ、電気供給の信頼性
向上を図ることができる。
【0034】また、図1に示す矢印と逆方向に力が加わ
った場合でも、給電部材15の外径は炭素繊維で作られ
る発熱層14の内径より大きいため、給電部材15がず
れたり、はずれたりしない。更に、微小凹凸部15bや
炭素繊維の繊維方向に沿った螺旋状微小溝部15cがあ
るとアンカー効果により給電部材15はさらに大きな力
が加わってもずれることがない。
【0035】給電部材15と芯金11とは同材質を用い
ている。このため、線膨張率が同一なので、熱が加わっ
ても同様に径が膨張し、安定した接触状態を保ち、電気
供給の信頼性の向上が図れる。また、給電部材15と芯
金11とは異なる材質を用いた場合であっても、線膨張
率がほぼ等しい材質を選択することにより同様の効果を
得ることができる。なお、給電はブラシ電極18が給電
部材15と接触、摺動して行われる。
【0036】キャップ16と給電部材15とは結合され
ている。結合の方法は接着、ネジ止め等でも構わない
が、図3(B)に示すように、キャップ16に凸部16
bを設け、図2(A),(B)に示すように、給電部材
15に、キャップ16の凸部16bに対応する穴部15
aを設け、穴部15aに凸部16bを挿入した後、溶着
させることが望ましい。接着は高熱に曝された場合の信
頼性が低く、またネジ止めは加工状手間がかかる。しか
し、溶着は部品点数を増やすことなく、組立の自動化が
容易であるため、安価にしかも高温使用でも強固に固定
することができる。
【0037】また、キャップ16は外周部に発熱層14
の内径より大きな第1鍔部16bが設けられているの
で、ブラシ電極18により給電部材15が矢印で示した
方向に押圧されても、給電部材15はキャップ16と共
に絶縁層14の端部に当接し、加熱ローラ10の内側に
移動することがないため、給電部材15とブラシ電極1
8との接触は常に良好に保たれ、電極部の信頼性が向上
する。なお、図3(A)に示すように、キャップ26に
穴部16dを設けるとともに、この穴部穴部16dに対
応する凸部を給電部材15に設けて結合するようにして
もよい。
【0038】以上の実施形態では、加熱ローラ10の端
部近傍の発熱層14及び給電部材15をキャップ16で
覆っているので、導電性の異物の接触による芯金11へ
のショートや外部への電流リークなどの問題がなく安全
性が確保される。
【0039】また、キャップ16は発熱層14の内径よ
り大きな外周を有する鍔部16bを備え、キャップ16
に給電部材15が固定されているので、芯金11の内面
にキャップ26を挿入すると発熱層14の端部でキャッ
プ16の鍔部16bが付き当てられ、その結果給電部材
15の位置が精度良く決まる。また、給電部材15がブ
ラシ電極18で押し付けられても、鍔16bがあるため
給電部材15の位置ずれは起こらない。
【0040】また、給電部材15の径が給電部材15を
固定する前の発熱層14の径より大きいので、組み付け
たときに給電部材15と発熱層14との接触状態が良く
なり、安定した給電を行うことができる。
【0041】また、芯金11と給電部材15とがほぼ同
一の線膨張率を有する材料であるので、加熱時に芯金1
1の内径と給電部材15の外径との差は変わらず、電力
供給の信頼性は向上する。
【0042】また、給電部材15に微小凹凸部15bが
形成されているので、部品点数を増やすことなく発熱層
14の炭素繊維に良好に給電することができる。
【0043】また、キャップ16に凸部16eを設ける
とともに、給電部材15に凸部16eに対応する穴部1
5aを設け、穴部15aに凸部16eを挿入した後に溶
着されているので、長時間高熱に曝された場合の信頼性
が高く、部品点数を増やすことなく、位置精度の高い組
立を容易に行うことができる。
【0044】図6は本発明の他の実施形態に係わる加熱
定着装置の概略図である。図6に示すように、本発明の
他の実施形態に係わる加熱定着装置の加熱ローラ20
は、中空円筒状基体である芯金11と、芯金11の外面
に形成された離型層12と、芯金11の内面に形成され
た絶縁層13と、絶縁層13の内面に形成された発熱層
14と、発熱層14の端部に接続された給電部材15
と、加熱ローラ20の端部近傍の発熱層14および給電
部材15を覆う蓋部材であるキャップ46とから構成さ
れている。
【0045】前記芯金11の外面に形成する離型層12
は5〜30μmの厚さを有するPFA(パーフルオロア
ルコキシ樹脂)から構成されている。また芯金11の内
面の絶縁層13に積層された発熱層14は、抵抗発熱体
としての炭素繊維から構成されている。さらに給電部材
15およびキャップ46は発熱層14の内側かつ表面に
圧入されている。
【0046】前記絶縁層13はアルマイト又はアラミド
樹脂、アルミナ、シリカ、マイカ、ポリイミド樹脂、フ
ェノール樹脂等の耐熱性絶縁材料から構成されている。
前記発熱層14としては炭素繊維にポリイミド樹脂、ビ
スマレイミド樹脂、フェノール樹脂等の耐熱性樹脂を所
定の割合で含浸させたプリプレグシート部材を用い、こ
のプリプレグシート部材を加熱成形したものである。こ
のプリプレグシート部材の厚みは0.1〜0.5mmで
ある。発熱層14に用いる炭素繊維は図4および図5を
参照して上述したように構成されている。
【0047】図7はキャップを示す斜視図であり、
(A)は給電部材に取り付ける穴部を設けた例であり、
(B)は給電部材に取り付ける凸部を設けた例である。
キャップ46には、図7(B)に示すように、絶縁層1
3の内径に圧接して発熱層14および芯金14の端部に
突き当てられる第2鍔部16aと、絶縁層13の内径に
圧接して発熱層14の端部に突き当てられる第1鍔部1
6bと、給電部材15に挿入される筒部16cとを有
し、筒部16cには軸方向に一対の凸部16eが設けら
れている。キャップ46は熱容量が小さく、耐熱性およ
び絶縁性の高い部材であることが望ましい。なお、給電
部材は図2に示したものと同様のものが用いられてい
る。
【0048】このような給電部材15とキャップ46と
は結合されている。結合の方法は接着、ネジ止め等でも
構わないが、図7(B)に示すように、キャップ46に
凸部16bを設け、図2(A),(B)に示すように、
給電部材15に、キャップ16の凸部16bに対応する
穴部15aを設け、穴部15aに凸部16bを挿入した
後、溶着させることが望ましい。接着は高熱に曝された
場合の信頼性が低く、またネジ止めは加工状手間がかか
る。しかし、溶着は部品点数を増やすことなく、組立の
自動化が容易であるため、安価にしかも高温使用でも強
固に固定することができる。
【0049】また、キャップ46は外周部に芯金11の
内径より大きな第2鍔部16aが設けられているので、
ブラシ電極18により給電部材15が矢印で示した方向
に押圧されても、給電部材15はキャップ46と共に芯
金11の端部に当接し、加熱ローラ20の内側に移動す
ることがないため、給電部材15とブラシ電極18との
接触は常に良好に保たれ、電極部の信頼性が向上する。
【0050】また、キャップ46は外周部に発熱層14
の内径より大きな第1鍔部16bが設けられているの
で、ブラシ電極18により給電部材15が矢印で示した
方向に押圧されても、給電部材15はキャップ46と共
に絶縁層14の端部に当接し、加熱ローラ10の内側に
移動することがないため、給電部材15とブラシ電極1
8との接触は常に良好に保たれ、電極部の信頼性が向上
する。なお、図7(A)に示すようにキャップ36に穴
部16dを設けるとともに、この穴部16dに対応する
凸部を給電部材15に設けて結合するようにしてもよ
い。
【0051】以上の実施形態では、加熱ローラ20の端
部近傍の発熱層14及び給電部材15をキャップ46で
覆っているので、導電性の異物の接触による芯金11へ
のショートや外部への電流リークなどの問題がなく安全
性が確保される。また、キャップ46は芯金11の内径
より大きな外周を有する鍔部16aを備え、キャップ4
6に給電部材15が固定されているので、芯金11の内
面にキャップ46を挿入すると芯金11の端部でキャッ
プ46の鍔部16aが付き当てられ、その結果給電部材
15の位置が精度良く決まる。また、給電部材15がブ
ラシ電極18で押し付けられても、鍔16aがあるため
給電部材15の位置ずれは起こらない。
【0052】また、第1の実施形態と同様に、給電部材
15の径が給電部材15を固定する前の発熱層14の径
より大きいので、組み付けたときに給電部材15と発熱
層14との接触状態が良くなり、安定した給電を行うこ
とができる。
【0053】また、第1の実施形態と同様に、芯金11
と給電部材15とがほぼ同一の線膨張率を有する材料で
あるので、加熱時に芯金11の内径と給電部材15の外
径との差は変わらず、電力供給の信頼性は向上する。
【0054】また、第1の実施形態と同様に、給電部材
15に微小凹凸部15bが形成されているので、部品点
数を増やすことなく発熱層14の炭素繊維に良好に給電
することができる。
【0055】また、キャップ46に凸部16eを設ける
とともに、給電部材15に凸部16eに対応する穴部1
5aを設け、穴部15aに凸部16eを挿入した後に溶
着されているので、長時間高熱に曝された場合の信頼性
が高く、部品点数を増やすことなく、位置精度の高い組
立を容易に行うことができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く請求項1の
加熱定着装置は、給電部材を介して発熱層へ電力が供給
される円筒状の加熱ローラに回転自在な加圧ローラを所
定圧力で圧接し、これら2つのローラを回転させながら
印刷用紙を挿通させてトナーを印刷用紙に融着する加熱
定着装置において、前記給電部材の外側に耐熱性と絶縁
性とを備えた蓋部材が配置されているので、導電性の異
物の接触による芯金へのショートや外部への電流リーク
などの問題がなく安全性が確保される。
【0057】また、請求項2の加熱定着装置は、給電部
材を介して発熱層へ電力が供給される円筒状の加熱ロー
ラに回転自在な加圧ローラを所定圧力で圧接し、これら
2つのローラを回転させながら印刷用紙を挿通させてト
ナーを印刷用紙に融着する加熱定着装置であって、前記
加熱ローラは、外面に形成された離型層、該離型層の内
面に形成された電気絶縁層及び該電気絶縁層の内面に配
置された抵抗発熱体からなる発熱層を積層した構成の中
空円筒状基体とからなり、さらに前記発熱層の両端部に
備える給電部材に外部から電力を供給するための導電部
材が接触する加熱定着装置において、前記給電部材の外
側に耐熱性と絶縁性とを備えた蓋部材を配置しているの
で、導電性の異物の接触による芯金へのショートや外部
への電流リークなどの問題がなく安全性が確保される。
【0058】また、請求項3の加熱定着装置は、請求項
1又は2に記載の加熱定着装置において、前記蓋部材
は、その外周部に芯金内径より大径の鍔部が形成され、
前記給電部材に固定された状態で芯金に挿入されている
ので、中空円筒状基体芯金の内面に蓋部材を挿入すると
中空円筒状基体芯金の端部で蓋部材の鍔部が付き当てら
れ、その結果給電部材の位置が精度良く決まる。また、
給電部材がブラシ電極で押し付けられても、鍔部がある
ため給電部材の位置ずれは起こらない。
【0059】また、請求項4の加熱定着装置は、請求項
2に記載の加熱定着装置において、前記蓋部材は前記発
熱層の内径より大径の給電部材に固定され、該給電部材
は発熱層に圧入固定されている組み付けたときに給電部
材と発熱層との接触状態が良くなり、安定した給電を行
うことができる。
【0060】また、請求項5の加熱定着装置は、請求項
2〜4の何れかに記載の加熱定着装置において、前記中
空円筒状基体と給電部材とはほぼ同一の線膨張率を有す
る材料からなるので、加熱時に中空円筒状基体の内径と
給電部材の外径との差は変わらず、電力供給の信頼性は
向上する。
【0061】また、請求項6の加熱定着装置は、請求項
2〜5の何れかに記載の加熱定着装置において、前記給
電部材の外周部に微小の凹凸が形成されているので、部
品点数を増やすことなく発熱層に良好に給電することが
できる。
【0062】また、請求項7の加熱定着装置は、請求項
2〜6の何れかに記載の加熱定着装置において、前記発
熱体が繊維状物質であり、給電部材の外周部が前記繊維
状物質の繊維に沿った螺旋の溝を有するので、部品点数
を増やすことなく炭素繊維に良好に給電することができ
る。
【0063】また、請求項8の加熱定着装置は、請求項
1〜7の何れかに記載の加熱定着装置において、前記蓋
部材に凸部を設け、該凸部を給電部材の穴部に通し、凸
部を溶着して蓋部材と給電部材とを固定しているので、
長時間高熱に曝された場合の信頼性が高く、部品点数を
増やすことなく、位置精度の高い組立を容易に行うこと
ができる。
【0064】また、請求項9の加熱ローラは、給電部材
を介して電力が供給され、回転自在な加圧ローラととも
に、印刷用紙に圧接されてトナーを印刷用紙に融着する
円筒状の加熱ローラにおいて、前記給電部材の外側に耐
熱性と絶縁性とを備えた蓋部材が配置されているので、
導電性の異物の接触による芯金へのショートや外部への
電流リークなどの問題がなく安全性が確保される。
【0065】また、請求項10の加熱ローラは、給電部
材を介して電力が供給され、回転自在な加圧ローラとと
もに、印刷用紙に圧接されてトナーを印刷用紙に融着す
る円筒状の加熱ローラであって、前記加熱ローラは、外
面に形成された離型層、該離型層の内面に形成された電
気絶縁層及び該電気絶縁層の内面に配置された抵抗発熱
体からなる発熱層を積層した構成の中空円筒状基体とか
らなり、さらに前記発熱層の両端部に備える給電部材に
外部から電力を供給するための導電部材が接触する加熱
ローラにおいて、前記給電部材の外側に耐熱性と絶縁性
とを備えた蓋部材を配置しているので、導電性の異物の
接触による芯金へのショートや外部への電流リークなど
の問題がなく安全性が確保される。
【0066】また、請求項11の加熱ローラは、請求項
10に記載の加熱ローラにおいて、前記蓋部材は、その
外周部に芯金内径より大径の鍔部が形成され、前記給電
部材に固定された状態で芯金に挿入されているので、導
電性の異物の接触による芯金へのショートや外部への電
流リークなどの問題がなく安全性が確保される。
【0067】また、請求項12の加熱ローラは、請求項
10に記載の加熱ローラにおいて、前記蓋部材は前記発
熱層の内径より大径の給電部材に固定され、該給電部材
は発熱層に圧入固定されているので、中空円筒状基体芯
金の内面に蓋部材を挿入すると中空円筒状基体芯金の端
部で蓋部材の鍔部が付き当てられ、その結果給電部材の
位置が精度良く決まる。また、給電部材がブラシ電極で
押し付けられても、鍔部があるため給電部材の位置ずれ
は起こらない。
【0068】また、請求項13の加熱ローラは、請求項
10〜12の何れかに記載の加熱ローラにおいて、前記
中空円筒状基体と給電部材とはほぼ同一の線膨張率を有
する材料からなるので、加熱時に中空円筒状基体の内径
と給電部材の外径との差は変わらず、電力供給の信頼性
は向上する。
【0069】また、請求項14の加熱ローラは、請求項
10〜13の何れかに記載の加熱ローラにおいて、前記
給電部材の外周部に微小の凹凸が形成されているので、
部品点数を増やすことなく発熱層に良好に給電すること
ができる。
【0070】また、請求項15の加熱ローラは、請求項
10〜14の何れかに記載の加熱ローラにおいて、前記
発熱体が繊維状物質であり、給電部材の外周部が前記繊
維状物資の繊維に沿った螺旋の溝を有するので、部品点
数を増やすことなく炭素繊維に良好に給電することがで
きる。
【0071】また、請求項16の加熱ローラは、請求項
10〜15の何れかに記載の加熱ローラにおいて、前記
蓋部材に凸部を設け、該凸部を給電部材の穴部に通し、
凸部を溶着して蓋部材と給電部材とを固定するので、長
時間高熱に曝された場合の信頼性が高く、部品点数を増
やすことなく、位置精度の高い組立を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱定着装置に用いる加熱ローラの概
略図である。
【図2】本発明の加熱定着装置に用いる加熱ローラの給
電部材説明図であり、(A)は微小凹凸を設けた場合、
(B)は螺旋状微小溝を設けた場合である。
【図3】本発明の加熱定着装置に用いる加熱ローラのキ
ャップ説明図であり、(A)は穴を設けた場合、(B)
は凸部を設けた場合である。
【図4】炭素繊維プリプレグシートを示す図である。
【図5】炭素繊維を巻き回した状態を示す図である。
【図6】本発明の加熱定着装置に用いる加熱ローラの概
略図である。
【図7】本発明の加熱定着装置に用いる加熱ローラのキ
ャップ説明図であり、(A)は穴を設けた場合、(B)
は凸部を設けた場合である。
【図8】従来の加熱定着装置に用いる加熱ローラの概略
図である。
【図9】従来の加熱定着装置の略示側面図である。
【符号の説明】
10 加熱ローラ 11 芯金(中空円筒状基体) 12 離型層 13 絶縁層 14 発熱層(抵抗発熱体) 15 給電部材 15a 穴 15b 微小凹凸 15c 螺旋状微小溝 16 キャップ 16a 鍔 16b 凸部 17 外部導電部材 18 ブラシ電極

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電部材を介して発熱層へ電力が供給さ
    れる円筒状の加熱ローラに回転自在な加圧ローラを所定
    圧力で圧接し、これら2つのローラを回転させながら印
    刷用紙を挿通させてトナーを印刷用紙に融着する加熱定
    着装置において、 前記給電部材の外側に耐熱性と絶縁性とを備えた蓋部材
    が配置されていることを特徴とする加熱定着装置。
  2. 【請求項2】 給電部材を介して発熱層へ電力が供給さ
    れる円筒状の加熱ローラに回転自在な加圧ローラを所定
    圧力で圧接し、これら2つのローラを回転させながら印
    刷用紙を挿通させてトナーを印刷用紙に融着する加熱定
    着装置であって、前記加熱ローラは、外面に形成された
    離型層、該離型層の内面に形成された電気絶縁層及び該
    電気絶縁層の内面に配置された抵抗発熱体からなる発熱
    層を積層した構成の中空円筒状基体とからなり、さらに
    前記発熱層の両端部に備える給電部材に外部から電力を
    供給するための導電部材が接触する加熱定着装置におい
    て、 前記給電部材の外側に耐熱性と絶縁性とを備えた蓋部材
    を配置していることを特徴とする加熱定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の加熱定着装置に
    おいて、前記蓋部材は、その外周部に芯金内径より大径
    の鍔部が形成され、前記給電部材に固定された状態で芯
    金に挿入されていることを特徴とする加熱定着装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の加熱定着装置におい
    て、前記蓋部材は前記発熱層の内径より大径の給電部材
    に固定され、該給電部材は発熱層に圧入固定されている
    ことを特徴とする加熱定着装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4の何れかに記載の加熱定着
    装置において、前記中空円筒状基体と給電部材とはほぼ
    同一の線膨張率を有する材料からなることを特徴とする
    加熱定着装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5の何れかに記載の加熱定着
    装置において、前記給電部材の外周部に微小の凹凸が形
    成されていることを特徴とする加熱定着装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6の何れかに記載の加熱定着
    装置において、前記発熱体が繊維状物質であり、給電部
    材の外周部が前記繊維状物資の繊維に沿った螺旋の溝を
    有することを特徴とする加熱定着装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の加熱定着
    装置において、前記蓋部材に凸部を設け、該凸部を給電
    部材の穴部に通し、凸部を溶着して蓋部材と給電部材と
    を固定していることを特徴とする加熱定着装置。
  9. 【請求項9】 給電部材を介して電力が供給され、回転
    自在な加圧ローラとともに、印刷用紙に圧接されてトナ
    ーを印刷用紙に融着する円筒状の加熱ローラにおいて、 前記給電部材の外側に耐熱性と絶縁性とを備えた蓋部材
    が配置されていることを特徴とする加熱ローラ。
  10. 【請求項10】 給電部材を介して電力が供給され、回
    転自在な加圧ローラとともに、印刷用紙に圧接されてト
    ナーを印刷用紙に融着する円筒状の加熱ローラであっ
    て、前記加熱ローラは、外面に形成された離型層、該離
    型層の内面に形成された電気絶縁層及び該電気絶縁層の
    内面に配置された抵抗発熱体からなる発熱層を積層した
    構成の中空円筒状基体とからなり、さらに前記発熱層の
    両端部に備える給電部材に外部から電力を供給するため
    の導電部材が接触する加熱ローラにおいて、 前記給電部材の外側に耐熱性と絶縁性とを備えた蓋部材
    を配置していることを特徴とする加熱ローラ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の加熱ローラにおい
    て、前記蓋部材は、その外周部に芯金内径より大径の鍔
    部が形成され、前記給電部材に固定された状態で芯金に
    挿入されていることを特徴とする加熱ローラ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の加熱ローラにおい
    て、前記蓋部材は前記発熱層の内径より大径の給電部材
    に固定され、該給電部材は発熱層に圧入固定されている
    ことを特徴とする加熱ローラ。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12の何れかに記載の加
    熱ローラにおいて、前記中空円筒状基体と給電部材とは
    ほぼ同一の線膨張率を有する材料からなることを特徴と
    する加熱ローラ。
  14. 【請求項14】 請求項10〜13の何れかに記載の加
    熱ローラにおいて、前記給電部材の外周部に微小の凹凸
    が形成されていることを特徴とする加熱ローラ。
  15. 【請求項15】 請求項10〜14の何れかに記載の加
    熱ローラにおいて、前記発熱体が繊維状物質であり、前
    記給電部材の外周部が前記繊維状物資の繊維に沿った螺
    旋の溝を有することを特徴とする加熱ローラ。
  16. 【請求項16】 請求項10〜15の何れかに記載の加
    熱ローラにおいて、前記蓋部材に凸部を設け、該凸部を
    給電部材の穴部に通し、凸部を溶着して蓋部材と給電部
    材とを固定することを特徴とする加熱ローラ。
JP26712697A 1997-05-30 1997-09-30 加熱定着装置及び同用加熱ローラ Withdrawn JPH1145019A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016090987A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 キヤノン株式会社 定着装置
US12158718B2 (en) 2020-05-26 2024-12-03 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus including a heater with a plurality of electrodes and corresponding electrical contacts located in an inner space of a film

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