JPH114525A - 電線固定構造 - Google Patents

電線固定構造

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JPH114525A
JPH114525A JP9152337A JP15233797A JPH114525A JP H114525 A JPH114525 A JP H114525A JP 9152337 A JP9152337 A JP 9152337A JP 15233797 A JP15233797 A JP 15233797A JP H114525 A JPH114525 A JP H114525A
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Keiji Ushiyama
圭司 牛山
Toshiro Mochizuki
利朗 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の車体等に沿って電線を確実に固定で
きる電線固定構造を提供する。 【解決手段】 電線固定構造10は、板部材31に電線32を
固定するために、挟持部13に挿入部14を接続し固定部材
15を備え、板部材31および挟持部13間に電線32を介装し
た状態で、板部材31の貫通孔36に挿入部14を挿通してか
ら板部材31の裏面31Bに沿って折り曲げる。挿入部14の
折曲支点に形成した突起16は、が挿入部14の折り曲げ側
に突出させておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の車
体に沿って複数の電線を固定するための電線固定構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す電線固定構造30は、例えば自
動車の車体31に沿って複数の電線32を固定するために挟
持部33の両端にそれぞれ挿入部34が接続された断面略コ
字状の固定部材35を備えている。この電線固定構造30
は、車体31の表面31Aと挟持部33との間に各電線32を介
装した状態で、車体31に形成された一対の貫通孔36に対
して、各挿入部34がそれぞれ挿通されているとともに、
車体31の裏面31Bに沿うように折り曲げられている(図
3(B)中矢印A参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した電
線固定構造30においては、各挿入部34を折り曲げると、
折曲力の分力により車体31の表面31Aから挟持部33が離
間するように固定部材35が移動する傾向がある(図3
(B)中矢印B参照)。このため、この電線固定構造30
は、車体31の表面31Aと挟持部33との離間寸法が必要以
上に大きくなって隙間37が生じ(図3(C)参照)、こ
れにより各電線32を確実に固定できないという問題があ
った。本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、例えば自動車の車体等に沿って電
線を確実に固定できる電線固定構造を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる前記課題
は、板部材の表面に沿って電線を固定するために、挟持
部の両端にそれぞれ挿入部が接続された断面略コ字状の
固定部材を備え、前記板部材の表面と前記挟持部との間
に前記電線を介装した状態で、前記板部材に形成された
一対の貫通孔に対して、前記各挿入部がそれぞれ挿通さ
れているとともに、前記板部材の裏面に沿って折り曲げ
られている電線固定構造であって、前記挿入部の折曲支
点に形成された突起を有し、前記突起が前記挿入部の折
り曲げ側に突出していることを特徴とする電線固定構造
により解決できる。
【0005】ここで、固定部材としては、金属板に折曲
加工を施すことにより形成しておけばよく、あるいは金
属製の棒材を折り曲げることにより形成してもよい。一
方、突起としては、挿入部の所定位置を例えばスナップ
ピンのように略C字状に形成しておく構造や、あるいは
略クランク状に折り曲げておく構造等が採用できる。こ
のような突起は、挟持部の両端にそれぞれ接続された挿
入部のうち、一方あるいは双方に形成しておけばよい。
【0006】このように構成された電線固定構造におい
ては、挿入部の折曲支点における折り曲げ側に突起が突
出しているため、車体等の板部材の裏面に沿って挿入部
を折り曲げると、板部材の裏面に接触する突起を支点と
する梃(てこ)作用により、挟持部が板部材に近づく方
向に移動することになる。従って、この電線固定構造に
おいては、従来と同様に、板部材の貫通孔に挿通された
挿通部を折り曲れば、挟持部が電線を介して板部材に確
実に圧接するため、従来のような電線の固定不良が生ず
るという問題を解消できることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態例
を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る
第1形態例を示す斜視図および断面図、図2は本発明に
係る第2形態例を示す斜視図および断面図である。な
お、以下に説明する各形態例において、既に図3におい
て説明した部材等については、図中に同一符号を付すこ
とにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0008】図1に示すように、第1形態例の電線固定
構造10は、車体31の表面31Aに沿って複数の電線32を固
定するための固定部材15を備えている。固定部材15は、
適宜な金属板に折曲加工を施すことにより、挟持部13の
両端にそれぞれ挿入部14が接続された断面略コ字状とさ
れていて、車体31の表面31Aと挟持部13との間に各電線
32を介装した状態で、車体31の貫通孔36に各挿入部14が
それぞれ挿通され、かつ、車体31の裏面31Bに沿って向
かい合うように折り曲げられている。この固定部材15
は、各挿入部14の折曲支点に突起16が形成されている。
突起16は、挿入部14をスナップピンのような略C字状に
形成することにより、互いに突出方向が向かい合うよう
に対称配置されている。
【0009】このような固定部材15は、車体31の表面31
Aと挟持部13との間に各電線32を介装した状態で、車体
31の貫通孔36に各挿入部14をそれぞれ挿通し、次いで各
挿入部14を車体31の裏面31Bに沿って向かい合うように
折り曲げると(図1(B)中矢印A参照)、車体31の裏
面31Bに接触する突起16を支点とする梃(てこ)作用に
より、挟持部13が車体31に近づく方向に移動し(図1
(B)中矢印B参照)、これにより挟持部13が各電線32
を介して車体31に確実に圧接する(図1(C)参照)。
したがって、以上のような電線固定構造10によれば、挟
持部13が各電線32を介して車体31に圧接するため、車体
31の表面31Aに沿って複数の電線32を確実に固定でき
る。
【0010】次に、図2には、本発明に係る第2形態例
の電線固定構造20が示されている。この電線固定構造20
における固定部材25は、各挿通部25にそれぞれ突起26が
形成されている。これらの突起26は、互いに突出方向が
離れる方向を向くように対称配置されている。
【0011】このような固定部材25は、車体31の表面31
Aと挟持部13との間に各電線32を介装した状態で、車体
31の貫通孔36に各挿入部24をそれぞれ挿通し、次いで各
挿入部24を車体31の裏面31Bに沿って互いに離れる方向
に折り曲げると(図2(B)中矢印A参照)、車体31の
裏面31Bに接触する突起26を支点とする梃(てこ)作用
により、挟持部13が車体31に近づく方向に移動し(図2
(B)中矢印B参照)、これにより挟持部13が各電線32
を介して車体31に確実に圧接する(図2(C)参照)。
したがって、以上のような電線固定構造20によれば、挟
持部13が各電線32を介して車体31に圧接するため、車体
31の表面31Aに沿って複数の電線32を確実に固定でき
る。
【0012】なお、本発明の電線固定構造は、前述した
各形態例に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等
が可能である。例えば、前述した各形態例においては、
固定部材として折曲加工が施された金属板が例示されて
いたが、金属製の棒材を採用してもよい。また、突起と
しては、スナップピンのように形成された略C字形状に
限定されず、挿通部の折り曲げに伴って梃(てこ)作用
が生じれば、例えばクランク状に折り曲げられた挿通部
の折り曲げ角部を採用してもよい。
【0013】さらに、このような突起は、挟持部の両端
に接続された挿通部にそれぞれ設けておく必要はなく、
少なくとも一方に形成されていればよい。その他、本発
明の電線固定構造は、自動車の車体に沿って電線を固定
する場合にのみ適用可能なものではなく、船舶,鉄道,
各種飛行体や建築構造物や電気製品,工作機械等にも適
用可能である。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の電線接
続構造によれば、挿入部の折曲支点における折り曲げ側
に突起が突出しているため、車体等の板部材の裏面に沿
って挿入部を折り曲げると、板部材の裏面に接触する突
起を支点とする梃(てこ)作用が生じ、挟持部が電線を
介して板部材に圧接することにより電線を確実に固定で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1形態例を示す全体斜視図およ
び断面図である。
【図2】本発明に係る第2形態例を示す全体斜視図およ
び断面図である。
【図3】従来の電線固定構造を示す全体斜視図および断
面図である。
【符号の説明】
10 電線接続構造 13 挟持部 14 挿入部 15 固定部材 16 突起 31 車体(板部材) 32 電線 36 貫通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板部材の表面に沿って電線を固定するた
    めに、挟持部の両端にそれぞれ挿入部が接続された断面
    略コ字状の固定部材を備え、前記板部材の表面と前記挟
    持部との間に前記電線を介装した状態で、前記板部材に
    形成された一対の貫通孔に対して、前記各挿入部がそれ
    ぞれ挿通されているとともに、前記板部材の裏面に沿っ
    て折り曲げられている電線固定構造であって、 前記挿入部の折曲支点に形成された突起を有し、前記突
    起が前記挿入部の折り曲げ側に突出していることを特徴
    とする電線固定構造。
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