JPH1146301A - 画像歪み補正装置及びこれを用いた画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像歪み補正装置及びこれを用いた画像処理装置及び方法

Info

Publication number
JPH1146301A
JPH1146301A JP10038335A JP3833598A JPH1146301A JP H1146301 A JPH1146301 A JP H1146301A JP 10038335 A JP10038335 A JP 10038335A JP 3833598 A JP3833598 A JP 3833598A JP H1146301 A JPH1146301 A JP H1146301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shading
peak value
signal
image
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10038335A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3555430B2 (ja
Inventor
Shinichi Shinoda
伸一 篠田
Keisuke Nakajima
啓介 中島
Toshiaki Nakamura
敏明 中村
Yoshiharu Konishi
義治 小西
Kenji Sugiyama
健治 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP03833598A priority Critical patent/JP3555430B2/ja
Publication of JPH1146301A publication Critical patent/JPH1146301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3555430B2 publication Critical patent/JP3555430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】読み取り信号のピーク値が変動しても高精度な
シェーディング補正を高速に低コストに実現できる画像
歪み補正装置を提供する。 【解決手段】基準画像のシェーディングデータを記憶す
るシェーディング記憶部と、シェーディングデータのピ
ーク値を検出する参照ピーク検出部と、読み取り入力デ
ータのピーク値を検出する信号ピーク値検出部とを有
し、入力データと基準画像のデータのピーク値とを乗算
し、入力データの前ラインまでのピーク値である信号ピ
ークレジスタの値と記憶された基準画像のデータのピー
ク値とを乗算し、この2つの乗算結果をシェーディング
補正回路に入力して画像の歪みを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナなどの画
像を読み取り読み取った画像を処理する画像処理装置に
係り、特に高速で高精度な補正が必要な画像処理装置に
おける画像の歪みを補正する装置及び方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】画像読み取り装置は、スキャナによって
画像情報を読み取るのが一般的で、スキャナの光学系の
特性である光源ムラやセンサ感度ムラを補正する方式と
してはシェーディング補正方式が公知である。シェーデ
ィング補正方式は、まず基準となるシェーディング波形
(白基準板の読み取り波形)を予め読み取っておき、次
に画像を読み取る際に、予め読み取ったシェーディング
波形で読み取る画像信号を正規化することでシェーディ
ング歪みを補正する方式である。しかし、前提としてシ
ェーディング波形よりも高い信号は入力されないと考え
ていることが多く、この場合はシェーディング波形より
も高い信号が入ると白にクリップされる。一方、ファク
シミリ等の読み取りの場合は、通信毎又はページ毎にシ
ェーディング波形を読み取り更新するのでシェーディン
グ波形の記憶と画像読取時との時間差はなく、シェーデ
ィング波形よりも高い信号が入って白にクリップされて
も、その部分は実際に白と変わりないので問題にならな
い。
【0003】しかしながら、読み取り装置の中には、常
に動作していて、シェーディング波形を週毎、または月
毎にしか更新できないものがある。
【0004】この場合、シェーディング波形の読み取り
と画像読み取り時と時間の差があるので、環境温度の変
化により、シェーディング波形が変わってしまう恐れが
あり、良好な補正ができない。多少精度が悪くなるがシ
ェーディング波形よりも入力信号が低ければ、シェーデ
ィング波形後のピーク値を検出して、そのピーク値で正
規化することで全体的に黒につぶれるような画質劣化は
防止できる。しかし、シェーディング波形よりも高い信
号が入る場合は、必要な信号がシェーディング補正の時
点で白クリップされるので、以降の処理でも画質劣化は
防止できない。この場合、全体的に画像が白くなり、例
えば、黒細線の画像が白に擦れるという問題が起こる。
【0005】このような問題を解決する方式として、例
えば特開昭60−259063号記載のようにセンサ出力を増幅
するアンプの前段に減衰機を設けて、シェーディング補
正のオーバーフローを検出して減衰機を制御し、信号を
シェーディング波形以内に調節する方式がある。
【0006】また、予め記憶したシェーディング波形値
にある割合で乗算することで実際のシェーディング波形
より高くし、信号がシェーディング波形を超えないよう
にマージンを持つような方式も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
60−259063号記載の方式では、オーバーフローした際の
処理がディジタル部で閉じず、アナログ部まで及ぶので
処理速度が高くなると制御が難しい。
【0008】また、予め記憶したシェーディング波形値
にある割合で乗算するような方式は全てディジタル処理
で実現できるが、高精度な補正ができないという問題が
あった。
【0009】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
ので、読み取り信号のピーク値が変動しても高精度なシ
ェーディング補正を拘束に抵コストに実現できる画像歪
み補正装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は 基準画像のシェーディングデータを記憶
する手段と、シェーディングデータのピーク値を検出す
る手段と、読み取り入力データのピーク値を検出する手
段と、入力データと上記記憶された基準画像のデータの
ピーク値とを乗算する手段と、入力データの前ラインま
でのピーク値である信号ピークレジスタの値と記憶され
た基準画像のデータのピーク値とを乗算する手段と、2
つの乗算結果を入力し、シェーディング補正を行うシェ
ーディング補正手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
従って説明する。
【0012】図1は本発明を適用した画像処理装置を示
したものである。画像処理装置は光源、読み取った光を
電気信号に変換するためのイメージセンサ1,アンプ
2,AD変換器3,画像読み取り装置10,認識処理部
6,出力装置であるプリンタ7,装置全体の制御を行う
CPU8,読取媒体を搬送するための図示しないモータ
を制御し、1ライン分の読み取り終了後にLINEND
信号を出力するメカ制御部9から構成されている。
【0013】この画像処理装置の動作は、光源より読取
媒体に光を当て、その反射光をイメージセンサ1で光電
変換し、そのアナログ画像信号をアンプ2で増幅し、A
D変換器3で10ビットのディジタルデータに変換し、
画像歪み補正部100で画像の歪みを除去し、補正処理
を行う。歪みを除去して、補正された信号Vcは画像前
処理部4でフィルタ処理を施し、信号の強調または平滑
化を行う。二値化処理部5は入力された多値信号を二値
に変換する機能と、入力された多値信号をそのまま出力
する機能とを有し、二値化した信号または多値信号をも
とに認識処理部6で、文字等の画像認識を行う。又、プ
リンタ7から二値画像、または多値画像を出力する。
【0014】次に、本発明の画像歪み補正部100につ
いて説明する。
【0015】画像歪み補正部100は、レジスタ10
8,参照ピーク検出部101,シェーディング記憶部1
02,信号ピーク検出部104,乗算器106,10
7,シェーディング補正回路105により構成されてい
る。
【0016】このように構成された画像歪み補正部10
0は、CPU8からの命令に基づいて2つのモードで実
行される。第1のモードは、シェーディング記憶モード
であり、参照データとして、白,黒などの既知の画像デ
ータを読み込み、シェーディング記憶部102に記憶す
る。このとき白の画像データについては、例えば白紙を
読み取ることにより行い、黒の画像データについては光
源を消灯した状態で読み取りを行う。この際、白,黒の
参照データのピーク値を記憶する。
【0017】第2のモードは、信号読み取りモードであ
る。このモードでは、画像を読み込みに同期してシェー
ディング波形を読み出し、入力信号Vi と参照ピーク検
出部101からの参照ピーク信号Vwpとを乗算器106
で乗算し、シェーディング記憶部102に記憶されてい
るシェーディング波形Vw と信号ピーク検出部104か
らのピーク信号とを乗算器107で乗算する。次に、乗
算器106で乗算された信号Vicと乗算器107で得ら
れた信号Vwcとをシェーディング補正回路105へ入力
し、シェーディング補正回路105では、次式に従って
補正を行う。
【0018】
【数1】 Vc =Vic/Vwc*1024 =(Vi *Vwp)/(Vw *Vip)*1024 …(数1) これにより、入力信号を白シェーディング波形と黒シェ
ーディング波形の間に抑えこむことができるので、白の
クリップを防止でき、画像全体も白側に上がることを防
止でき、高度なシェーディング補正を行うことが可能と
なる。
【0019】ここでw、本画像歪み補正部100により
良好なシェーディング補正ができることについて詳細に
説明する。
【0020】図2はシェーディング補正の概念図を示し
たものである。図2(a)の横軸は画素の並び方向、縦
軸は輝度を示している。ここでは画像歪み補正部100
への入力は10ビットの入力としているため0から10
23の輝度値を示している。黒シェーディングは、黒の
参照レベルを読み取った値、白シェーディングは、白の
参照レベルを読み取った値である。中央部の輝度が高く
周辺部が低いのは、照明の当たり方やレンズの特性によ
るものである。ノイズのように見える部分は、センサか
らの出力を増幅するアンプの特性が、センサの奇数ビッ
ト,偶数ビットで異なっているために生じるレベル差の
影響によるものである。このような状態において、入力
信号は図2(b)のように白のシェーディングと黒のシ
ェーディングの間に存在するのが通常の状態である。し
かし、温度による光量の変動や、読み取り原稿の地濃度
により、図2(c)のように、読み取り信号がシェーデ
ィング波形をオーバーすることがある。
【0021】この場合、入力信号をVi ,シェーディン
グ波形をVw ,シェーディング補正結果をVc とし、数
2に示すような補正を行うと、入力信号Vi がシェーデ
ィングVw より大きい場合、Vc >1となってしまう。
【0022】
【数2】 Vc =Vi /Vw …(数2) この場合、シェーディング補正を行うと白シェーディン
グ波形より上にある信号は白クリップされ、画像全体も
白側に上がっているので全体的に濃度の薄い画像にな
る。
【0023】そこで、図2(c)のように入力信号のピ
ーク値が変動した際でも、図2(d)のように入力信号を
白シェーディング波形と黒のシェーディングの間に抑さ
え込むことで、白クリップを防ぎ、画像全体も白側に上
がることを防止する、高精度なシェーディング補正を実
現することができる。
【0024】そこで、輝度が0〜1023、つまり10
24の値をとるから、これにシェーディングのピーク値
Vwpと信号のピーク値Vipを用いて正規化すると、
【0025】
【数3】 Vc =(Vi/Vw)*(Vwp/)*1024 …(数3) となり、(数3)を変形すると(数1)となる。
【0026】このように、本発明の画像歪み補正部10
0により良好なシェーディング補正を行うことができ
る。また、本画像歪み補正部100では信号のピーク値
Vipとシェーディングのピーク値Vwpを対象的に演算
し、直後に除算する構成であるため、シェーディング補
正後ピーク値を用いて正規化処理する従来方式に比べ、
バランスの良い高精度な演算が実現できる。
【0027】次に、画像歪み補正部100を構成する各
部について詳細に説明する。
【0028】図7にシェーディング波形のピーク値を検
出する参照ピーク検出部101の構成を示す。参照ピー
ク検出部101は、比較器1011とレジスタ101
2,参照ピークレジスタ1013で構成されている。シ
ェーディング波形を記憶する際に、比較器1011及び
レジスタ1012で入力されるシェーディング波形のデ
ータの最大値を検出し、LINEND信号(1ライン分
の読取終了に出る信号)により、1ライン間のピーク値
を参照ピークレジスタに記憶する。
【0029】図8に信号ピーク検出部104の構成を示
す。予めCPU8からレジスタ1048に初期モードを設定
しセレクタ1045を切り替えて、CPU8からのデー
タ(ピーク初期値)をレジスタ1046に書き込む。次
に読取の際にはCPU8からレジスタ1048に読取モ
ードが設定されセレクタ1045は比較器1044の出
力が選ばれる。そして、読み取り信号(Vi )はレジス
タ1046のデータと比較器1043で比較され、か
つ、比較器1044で前記比較器1043で比較された
高い方の信号の値と参照ピークレジスタ値(Vwp)とを
比較し、どちらか高い方の信号の値をレジスタ1046
に設定する。そして、次の読み取り信号(Vi )とレジ
スタ1046のデータを比較していくことで、ピーク値
を検出していく。1ライン分の読み取り信号(Vi )の
入力が終了するとLINEND信号が入力され信号ピー
クレジスタ1047に1ライン間のピーク値が設定され
る。さて、このLINEND信号が入ると、セレクタ1
042が切り替わりレジスタ1046からレジスタ10
40の値を減算した値がレジスタ1046に入力され
る。LINEND信号は1クロックなので1回だけ減算
された値がレジスタ1046に設定される。
【0030】次にシェーディング補正回路105の詳細
を説明する。まずシェーディング補正回路105の構成
を説明する前にシェーディング補正の概念を説明する。
【0031】図3(a)はシェーディング除算処理の概
念図を示している。図形中のGを0とするGI軸は読み
取り信号のレベルを示し、Gを0とするAG軸はシェー
ディング波形のレベルを示している。高さ方向は補正後
の出力レベルを示している。つまり、注目する補正対象
画素のシェーディング波形レベルと読み取り信号レベル
を入力すれば、シェーディング補正後の結果を得るため
の変換テーブルになっている。これを二次元的に表した
ものが図3(b)である。シェーディング波形がたとえ
ば1023レベルであれば、入力信号とリニアな関係に
なり、もし、シェーディング波形が512であれば、そ
の傾きは2倍になり、入力信号が511レベルで出力は
1023に達する。このように補正テーブルの値は補正
すべき演算結果をテーブル化したものである。
【0032】しかし、1024レベル(10ビット)の
入力を2系列持つテーブルは1Mワードのメモリが必要
とされコスト上昇を避けられない。そこでテーブルを少
なくするために折り畳みを実施する。まず、本テーブル
は、2つの入力の除算結果を格納しているため、それぞ
れの入力を同じ定数で割った場合でも結果は変わらな
い。そこで、それぞれの入力を1/2(9bit )にする
ことで、図3(b)の補正空間AGICを部分空間DG
HEにマッピングする。ビット精度は落ちてしまうが、
これによりメモリは1/4に縮退できる。
【0033】この動作を図4を用いて説明する。図4は
シェーディング波形と入力信号の関係を概念的に示した
図である。図4のaの領域は白と黒のシェーディングの
範囲が狭く信号も小さい場合で、例えば、白シェーディ
ングの値が511(9bit )未満とすると図3(b)の
部分空間DGHEに相当する。図4のbの領域はシェー
ディング範囲が大きく、信号も大きく振れる(0〜10
23)場合である。これは図3(b)の空間AGICに
相当する部分である。この図4のaの領域とbの領域を
共に9bit (0〜511)の信号にダイナミックに切り
替えるには、図5に示すようにシェーディング波形(2
つの入力の高い値の方)の最上位ビットが1であれば、
2つの入力のそれぞれ最下位ビットを削除し、最上位ビ
ットが0であれば、それぞれ最上位ビットを削除するこ
とで9bit (0〜511)化が実現できる。単純に信号
の最下位ビットを削除して1/2にすると、もともと9
ビットの信号しかない場合は8ビットにしてしまうが、
シェーディング波形(2つの入力の高い値の方)の最上
位ビットによって削除するビットを選択することによ
り、信号が小さくても大きくても演算精度を9ビットに
保つことが可能になる。
【0034】さて、再度、図3(b)に戻り、部分空間
DGHEのさらなる縮退を検討する。シェーディング波
形Wは入力信号Sより必ず高い信号であるので、仮にシ
ェーディング波形Wより信号Sが高い場合は、全て51
1(上限リミッタ)の値になる。よって、部分空間DG
HEのうち意味のある除算データが書かれているのは三
角形DGEであり、三角形EGHは、テーブルを参照す
るまでもなく結果は511(上限リミッタ)の値であ
る。このため、テーブルのアドレスをモニターすること
により、テーブルは圧縮できる。つまり、除算データを
記述してある三角形EJLを結果が自明である領域LG
Nに折り畳むことを考える。これは簡単なアドレス変換
で可能である。これにより、テーブルを半分に縮退でき
る。
【0035】以上説明した概念に基づいて構成したシェ
ーディング補正回路105について説明する。
【0036】図6はシェーディング補正回路105の構
成を示したものである。まず、2つの入力をレンジ判定
部1050で比較してどちらか値が高い方の最上位が
“1”であるか“0"であるかを見て、“1"であればレ
ンジ調整部1051,1052でアドレスのシフトを行
う。また、三角形DGEに対するアクセスが行われるか
どうかのチェックを折り返し検知部1057で判定し、
該当すればアドレス変更部1053,1054でアドレ
スの折り返し処理を行う。これらの入力を用いて除算R
OM1055をアクセスし結果を得、さらに、マスク処
理1056において、シェーディング波形をこえる信号
であればオーバーフローとして扱いテーブル索引したデ
ータをマスクし棄却する。
【0037】図9はレンジ調整部1051の構成を示し
たものである。入力信号(例えば10ビット)は2つの
経路に分れて、単純に1/2にシフトして下位1ビット
を削除する(9ビット)経路と、もう一方は2倍シフト
で上位を削除し、あとで1/2にし、入力信号を単純に
上位1ビット削除した(9ビット)信号の経路を通る。
そして、セレクタ10513でそのどちらかの信号を切
り換え信号によって選択し、出力する。
【0038】図10はオーバーフロー検知部1058の
構成を示したものである。オーバーフロー検知部105
8はシェーディング記憶部102から出るシェーディン
グ波形と信号ピーク検出部104の信号ピーク値の乗算
値と、入力信号Vi とシェーディング波形ピーク値であ
る参照ピーク検出部101の出力の乗算値とを比較し、
入力信号Vi とシェーディング波形ピーク値である参照
ピーク検出部101の出力の乗算値が高い場合、オーバ
ーフロー検知部1058はオーバーフロー信号“1”を
出力し、マスク処理部1056に渡す。
【0039】図11はマスク処理部1056の構成を示
したものである。マスク処理部1056は、オーバーフロー
信号“1”のときは除算ROM1055の出力ではな
く、“511”(9ビット:10進値)の定数値105
61をセレクタ10562により選択する。
【0040】図12は折り返し領域検知部1057の構
成を示したものである。折り返し領域検知部1057
は、シェーディング波形と信号ピーク値の乗算値Vic
と、入力信号Vi とシェーディング波形ピーク値の乗算
値Vwcのそれぞれの最上位のビットをAND回路105
71を通すことで実現できる。
【0041】図13はアドレス変更部1054の構成を
示したものである。レンジ調整した信号はそのままの経
路と定数“511”(10進値)10541からレンジ調
整した信号を減算器10542する経路を通り、そのど
ちらかをセレクタ10543で折り返し領域検知の信号
により切り換える。折り返し領域検知の信号が“1”の
ときは、図3(b)のLMEj の領域であるから折り返
し領域となるので定数“511”(10進値)1054
1からレンジ調整した信号を減算器10542する信号
を選択する。それ以外はレンジ調整した信号をそのまま
出力する。
【0042】図14はレンジ判定部1050の構成を示
したものである。入力信号としてシェーディング記憶部
102から出るシェーディング波形と信号ピーク検出部
104の信号ピーク値の乗算値と、入力信号Vi とシェー
ディング波形ピーク値である参照ピーク検出部101の
出力の乗算値とを比較器10501にて比較し、どちら
か大きいほうの最上位ビットをセレクタ10502で選
択し、出力する。
【0043】図15はシェーディング記憶部102の構
成を示したものである。アドレスカウンタ1021はセ
ンサからのデータをラッチするタイミングで出力するE
Nとライン同期信号であるLINENDを入力としてメ
モリ1023のアドレスを生成する。アドレスカウンタ
1021ではENをクロックに入れ、LINENDをリ
セットに入れることでメモリ1023のアドレス生成を
実現できる。画像の補正時(通常読み取り)の際には読
み出し専用でCPU8からセレクタ1024を切り換え
て“L”(Low レベル)固定で読み出しを行う。シェー
ディング波形の記憶時にはEN信号のタイミングで書き
込む。書き込みの際、入力データVi はそのままメモリ
1023に記憶される。
【0044】図16は画像前処理部4の構成を示したも
のである。この構成は一般的な平滑化フィルターであ
る。シェーディング補正回路の出力Vc を2ライン分メ
モリに蓄えて3×3の画素領域でコンボリュージョン演
算を行う。ここでは、3×3の画素領域の全部に1/9
のコンボリュージョン演算を行っており、出力Eは(a
+b+c+d+e+f+g+h+i)/9の演算で表す
ことができる。
【0045】図17は二値化処理部5の構成を示したも
のである。画像前処理部4の出力は比較器52に入り、
CPU8から設定したしきい値と比較し二値化される。
二値化した結果はシフトレジスタに入力しバイトづめを
行い、このバイトづめされた信号と画像前処理部4の出
力をそのまま下位を削った8ビットのデータとで、どち
らかをCPU8からセレクタ54で選択可能になってい
る。
【0046】図18はLINENDとENとA/D変換
器3からのデータのタイミングを示したものである。L
INEND,ENはともにメカ制御部9から作成され
る。
【0047】LINENDの信号はラインの同期信号
で、イメージセンサと読み取り媒体のメカ搬送の同期を
とっている。このLINENDの信号は画像データが
“H”(Highレベル)の時は、データは出ない。ENは
センサからの有効なデータを捕まえるラッチパルスであ
る。A/D変換器3からのデータであるVA(V1〜V
n)をENの立ち上がりでラッチする。図1のレジスタ
108は入力信号VAをENでラッチすることで確実に
データを捕まえられる。
【0048】以上、本発明を搭載した画像歪み補正部1
00を1チップのLSIに入れることも考えられる。
【0049】図19は画像歪み補正部100のLSIの
構成を示したものである。
【0050】シェーディング記憶部102で使用するメ
モリは容量として大きくないので内蔵メモリを使用す
る。また、シェーディング補正回路105で用いる除算
ROMはメモリ容量が大きいので、外付けのメモリ12
を用いる。図中のメモリコントローラ11は図5に示し
た、レンジ判定部1050,レンジ調整部1051,1
052,折り返し領域検知部1057,オーバーフロー
検知部1058,アドレス変更部1053,1054に
より構成する。入力信号は、基本となるクロック,1ラ
イン毎に出るLINEND,A/D出力のデータをラッ
チするためのEN,A/D出力のデータがある。また、
CPUからの入力信号として、アドレス,データにチッ
プセレクト,ライトイネーブル,アウトプットイネーブ
ルの制御信号がある。外付けメモリに対する信号とし
て、チップセレクト,ライトイネーブル,アウトプット
イネーブルの制御信号,アドレス,データ(入出力)が
ある。また、出力データを出力し、この後の二値化処理
部へ渡す。
【0051】尚、本発明を搭載した画像歪み補正部10
0を用いた画像読み取り装置10でA/D変換器3の出
力から二値化処理部5までを1チップのLSIに入れる
こともできる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば読み取り信号のピーク値
が変動しても高精度なシェーディング補正を高速に実行
する回路を低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置全体の構成を示した図で
ある。
【図2】ピーク値を考慮したシェーディング補正の概念
を示した図である。
【図3】シェーディング補正テーブルの概念を示した図
である。
【図4】信号とシェーディングの関係を示す概念図であ
る。
【図5】レンジ調整を説明するための図である。
【図6】シェーディング補正部の構成を示した図であ
る。
【図7】参照ピーク検出部の構成を示した図である。
【図8】信号ピーク検出部の構成を示した図である。
【図9】レンジ調整部の構成を示した図である。
【図10】オーバーフロー検知部の構成を示した図であ
る。
【図11】マスク処理部の構成を示した図である。
【図12】折り返し領域検知部の構成を示した図であ
る。
【図13】アドレス変更部の構成を示した図である。
【図14】レンジ判定部の構成を示した図である。
【図15】シェーディング記憶部の構成を示した図であ
る。
【図16】画像前処理部の構成を示した図である。
【図17】二値化処理部の構成を示した図である。
【図18】画像データのタイミングを説明するための図
である。
【図19】本発明を搭載したLSIの構成を示した図で
ある。
【符号の説明】
4…画像前処理部、5…二値化処理部、6…認識処理
部、7…プリンタ、8…CPU、9…メカ制御部、10
…画像読み取り装置、100…画像歪み補正部、101
…参照ピーク検出部、102…シェーディング記憶部、
104…信号ピーク検出部、105…シェーディング補
正回路、106,107…乗算器、108…レジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 義治 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 杉山 健治 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準画像のシェーディングデータを記憶す
    る手段と、 上記シェーディングデータのピーク値を検出する手段
    と、 読み取り入力データのピーク値を検出する手段と、 上記入力データと上記記憶された基準画像のデータのピ
    ーク値とを乗算する手段と、 上記入力データの前ラインまでのピーク値である信号ピ
    ークレジスタの値と上記記憶された基準画像のデータの
    ピーク値とを乗算する手段と、 上記2つの乗算結果を入力し、シェーディング補正を行
    うシェーディング補正手段とを有することを特徴とする
    画像歪み補正装置。
  2. 【請求項2】請求項1の上記入力データのピーク値を検
    出する手段は、 読み取り入力データと、前ラインのピーク値とを比較す
    る比較手段と、 前記比較手段の結果とシェーディングデータのピーク値
    とを比較する手段と、 上記比較手段により制御される信号ピークレジスタとを
    有することを特徴とする画像歪み補正装置。
  3. 【請求項3】請求項2の信号ピークレジスタの値は、ラ
    イン毎にある特定の値を減算されることを特徴とする画
    像歪み補正装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3の上記信号ピークレジスタ
    の値は、シェーディングデータのピーク値と同じか、ま
    たは大きいことを特徴とする画像歪み補正装置。
  5. 【請求項5】請求項2,3又は4において、 上記信号ピークレジスタの更新は、1ラインの読み取り
    入力データが終了し、次ラインの開始までに行うことを
    特徴とする画像歪み補正装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 上記シェーディング補正手段はテーブル索引方式の除算
    器を有することを特徴とする画像歪み補正装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、 上記シェーディング補正手段は、除数及び被除数の上位
    ビットの状態によりレンジを判定する手段と、上記判定
    手段に結果によりレンジ調整を行う手段とを有すること
    を特徴とする画像歪み補正装置。
  8. 【請求項8】読み取り媒体に照射された光を入力し、画
    像信号に変換するセンサと、 上記センサからの信号をディジタル信号に変換する変換
    器と、 上記ディジタル信号に変換された画像信号を入力し、こ
    の画像信号の歪みを補正する画像歪み補正部と、 上記画像歪み補正部により補正された画像信号に基づい
    て認識処理を行う認識部とを有する画像処理装置であっ
    て、 上記画像歪み補正部は、 基準面の画像のシェーディングデータを記憶する手段
    と、上記シェーディングデータのピーク値を検出する手
    段と、読み取り入力データのピーク値を記憶する手段
    と、上記入力データと上記シェーディングデータのピー
    ク値を乗算する手段と、上記入力データのピーク値と上
    記シェーディングデータを乗算する手段と、上記2つの
    乗算結果を入力とするシェーディング補正手段とを有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8の上記読み取り入力データのピー
    ク値を記憶する手段は、 読み取り入力データと上記入力データに対応する画素位
    置のシェーディングデータとを比較する手段と、上記比
    較手段により制御される信号ピークレジスタとを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、 上記シェーディング補正手段はテーブル索引方式の除算
    器を有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】読み取り入力データのピーク値を検出
    し、 上記入力データと予め入力された基準画像のデータのピ
    ーク値とを乗算し、 上記入力データの前ラインまでのピーク値である信号ピ
    ークレジスタの値と予め入力された基準画像のデータの
    ピーク値とを乗算し、 上記2つの乗算結果を入力し、シェーディング補正を行
    うことを特徴とする画像歪み補正方法。
JP03833598A 1997-05-30 1998-02-20 画像歪み補正装置及びこれを用いた画像処理装置及び方法 Expired - Fee Related JP3555430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03833598A JP3555430B2 (ja) 1997-05-30 1998-02-20 画像歪み補正装置及びこれを用いた画像処理装置及び方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-141382 1997-05-30
JP14138297 1997-05-30
JP03833598A JP3555430B2 (ja) 1997-05-30 1998-02-20 画像歪み補正装置及びこれを用いた画像処理装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1146301A true JPH1146301A (ja) 1999-02-16
JP3555430B2 JP3555430B2 (ja) 2004-08-18

Family

ID=26377558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03833598A Expired - Fee Related JP3555430B2 (ja) 1997-05-30 1998-02-20 画像歪み補正装置及びこれを用いた画像処理装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3555430B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017228165A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及び画像形成システム並びに画像処理プログラム
JP2018088635A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 セイコーエプソン株式会社 シェーディング補正装置、電子機器、及びシェーディング補正方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017228165A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及び画像形成システム並びに画像処理プログラム
JP2018088635A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 セイコーエプソン株式会社 シェーディング補正装置、電子機器、及びシェーディング補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3555430B2 (ja) 2004-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4806780A (en) Image correction method and apparatus with partial detector array sampling
US6032864A (en) Image reader
JP2597350B2 (ja) 画素信号処理方法
US5086485A (en) Method and apparatus for dynamically setting a background level
EP0275143A2 (en) Image reading device
US4829584A (en) Image input system
JP3555430B2 (ja) 画像歪み補正装置及びこれを用いた画像処理装置及び方法
KR100194262B1 (ko) 화상조정장치
JP4564945B2 (ja) データ速度変換集積回路および画像形成装置
US7224485B2 (en) Apparatus and method mapping a look-up table in an imaging system
JPH06197220A (ja) 画像読取装置
JP4265374B2 (ja) 画像読取装置及び画像処理プログラム
JPH02177669A (ja) 画像読取装置
JP2904258B2 (ja) シェーディング補正方式
JP2752527B2 (ja) 中間調処理回路
JP3226534B2 (ja) 原稿読取装置
JP2812006B2 (ja) 二値化回路
JPH01177278A (ja) 画像読取装置
JPS6260874B2 (ja)
JPH0666886B2 (ja) 逐次比較型シェーディング歪補正回路
JPS6161559A (ja) 情報読取装置
JPH06225135A (ja) 光電変換装置の信号処理回路
JP2004254282A (ja) 画像読取り装置
JPH066590A (ja) 画像信号処理装置
JP2001326822A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040503

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees