JPH1148353A - 断熱性サンドイッチパネルの製造方法 - Google Patents

断熱性サンドイッチパネルの製造方法

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JPH1148353A
JPH1148353A JP9219221A JP21922197A JPH1148353A JP H1148353 A JPH1148353 A JP H1148353A JP 9219221 A JP9219221 A JP 9219221A JP 21922197 A JP21922197 A JP 21922197A JP H1148353 A JPH1148353 A JP H1148353A
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Shigeru Fujiike
滋 藤池
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直昌 荒木
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】所定厚さを有する長方形切り板面材を使用
する断熱性サンドイッチパネルの製造法において、
(a)先行する、切り板面材からなる上面材と下面材の
搬送方向での位置ずれを、該上面材と下面材それぞれの
後端部の位置ずれを測定することによって検出し、
(b)後行する上面材と下面材の先端部を搬送方向に上
記位置ずれ分だけ相対的にずらし、(c)該後行する上
面材と下面材を重ねた状態で、後端部端面が同位置とな
るよう後端部を切断して切り板面材の上面材と下面材の
位置ずれを調整することを特徴とする断熱性サンドイッ
チパネルの製造方法。 【効果】 本発明断熱性サンドイッチパネルの製造方法
は、副資材を用いず、また面材のロスも少なく、樹脂原
液の隙間からの漏れがない高品質な断熱性サンドイッチ
パネルを製造することができ、工程数、コスト、工程の
自動化の点から従来に比較して有利となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】硬質表面材(合板、金属板、
樹脂板他)、発泡性樹脂よりなる断熱性サンドイッチパ
ネル(用途:建材、保冷、冷蔵用パネル他)の連続生産
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】硬質ポリウレタンフォーム等の発泡性樹
脂を用いた断熱性サンドイッチパネルを連続製造する代
表的方式は、切り板の下面材を水平に設置された搬送コ
ンベアで連続して発泡・硬化装置へ送り込み、同じく切
り板の上面材を下面材上のある高さに配置して、発泡・
硬化の入口において下面材とある角度を有する楔形空間
を作る態様で供給する水平式である。発泡体原料は、下
面材に散布される。この上下面材の搬送において、プレ
カット時に発生する上下面材の長さ違い、ダブルコンベ
アの上下の搬送スピード差、樹脂原液散布時のオーバー
フォームに伴うバックフォームによる押し戻し等により
上下面材の搬送方向にずれが生じる。ずれが生じた場
合、そのままであるとずれ部分からフォームの液漏れが
発生するため、従来は、面材の接合面に緩衝材をいれて
調整する(図12)、上下面材の一方は連続面材を使用
する、余裕分の代を取って位置ずれ分以外はロスとして
処理する等の方法が取られていたが、いずれも工程数、
コスト、工程の自動化の点から問題があり、抜本的な解
決とはなっていなかった。
【0003】一方、切り板は長さに比して厚みが薄いた
め、搬送中に端面が下方へたれ、接合面に面材の上下方
向へのずれが生じやすい(図13)という問題もある。
上下方向へのずれが生じた場合も、そのままであるとず
れ部分からフォームの漏れが発生するため、従来は面材
の接合面に緩衝材(ベルト状のポリエチレンフォームを
両面テープを用いて貼り付け等)をいれて調整する(図
12)、面材の接合面にH型ジョイントやテープを貼り
つけずれを補整する(図14)、面材の接合面にホット
メルト等の接着剤を用いてずれを補整する(図15)等
の方法が用いられているが、製品に副資材が残留する、
取り付けが手作業になり、コスト、歩留、工程の自動化
の点で問題がある。面材の端面を互いに嵌め込み合うV
型カットにする方法(図16)もあるが、面材に厚みが
ある場合、面材面に段差が発生する、端部が鋭利なた
め、位置合わせのタイミングによっては端部の破損が生
じる等、品質面、作業安全性面でやはり問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表面材に切
り板を使用する断熱性サンドイッチパネルの製造方法に
おいて、上下面材の搬送方向の位置ずれを検知して調整
する方法、さらに上下面材の上下方向の位置ずれを防止
して確実な接合を行う方法によって、フォームの漏れを
防ぐことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の構成を
有するものである。 (1)所定厚さを有する長方形切り板面材を使用する断
熱性サンドイッチパネルの製造法において、(a)先行
する、切り板面材からなる上面材と下面材の搬送方向で
の位置ずれを、該上面材と下面材それぞれの後端部の位
置ずれを測定することによって検出し、(b)後行する
上面材と下面材の先端部を搬送方向に上記位置ずれ分だ
け相対的にずらし、(c)該後行する上面材と下面材を
重ねた状態で、後端部端面が同位置となるよう後端部を
切断して切り板面材の上面材と下面材の位置ずれを調整
することを特徴とする断熱性サンドイッチパネルの製造
方法。 (2)上面材と下面材それぞれの後端部の位置ずれ測定
の分解能が0.25mm以下(ずれの最小検出限界が
0.25mm以下)であることを特徴とする(1)記載
の断熱性サンドイッチパネルの製造方法。 (3)所定厚さを有する長方形切り板面材を使用する断
熱性サンドイッチパネルの製造法において、該上下面材
それぞれの搬送方向の前端部および後端部を、その両端
面から中央部へ向って、その厚さ方向に、先行面材の後
端部と後行面材の前端部が互いに重なり合うことがで
き、かつ搬送ロールにより連結移送することができるつ
ば形状に加工したものを用いることを特徴とする断熱性
サンドイッチパネルの製造方法。 (4)上下面材の搬送方向の前端部および後端部を、そ
の両端面から中央部へ向って、その厚さ方向に、先行上
面材の後端部上に後行上面材の前端部が積み重なり合う
こと、および先行下面材の後端部に後行下面材の前端部
が入り込むことができ、かつ搬送ロールにより連結移送
することができるつば形状に加工したものを用いること
を特徴とする(3)記載の断熱性サンドイッチパネルの
製造方法。 (5)上面材および下面材の、搬送方向の前端部および
後端部を、上面材および下面材を重ね合わせた状態で、
凸形状および凹形状の刃面を有する対向した1対のルー
タにより行うことを特徴とする(3)または(4)記載
の断熱性サンドイッチパネルの製造方法。 (6)上面材および下面材の前端部を凸形状の刃面を有
するルータにより、上面材および下面材を重ね合わせた
状態で凹形状に加工し、該上面材および下面材の後端部
を、切り板面材を切断するための切断刃と凸部を形成す
るための処理刃を組み合わせた組刃、および凸部を形成
するための別の処理刃からなる一対の処理刃による、切
り板面材の上下からの加工によって、上面材および下面
材を重ね合わせた状態で後端部の凸部端面が同位置とな
るよう切断、かつ凸形状に加工することを特徴とする
(4)記載の断熱性サンドイッチパネルの製造方法。 (7)上面材および下面材の後端部の加工において、上
面材および下面材を重ね合わせた状態で、切り板面材を
切断するための切断刃と凸部を形成するための処理刃を
組み合わせた組刃により切り板面材の上面からアッパー
カットを行い、凸部を形成するための別の処理刃により
切り板面材の下面からダウンカットを行うことを特徴と
する(6)記載の断熱性サンドイッチパネルの製造方
法。 (8)上下面材搬送手段、上下面材の搬送方向の位置ず
れ検出手段、上下面材の位置ずれ調整手段、プレ切断手
段を備えることを特徴とする断熱性サンドイッチパネル
の連続製造装置。 (9)上下面材搬送手段、上下面材の搬送方向の位置ず
れ検出手段、上下面材の端部加工手段、上下面材の位置
ずれ調整手段、プレ切断手段を備えることを特徴とする
断熱性サンドイッチパネルの連続製造装置。
【0006】
【発明の実施の形態】まず、本発明の上下面材の搬送方
向の位置ずれを検知して調整する断熱性サンドイッチパ
ネルの製造方法について、以下に図面を参照し、実施形
態を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。図1は、搬送方向の面材の位置ずれを調
整する方法を有する本発明の断熱性サンドイッチパネル
の連続製造装置の位置ずれ検出および調整部分の一例の
構成を示す概略図である。
【0007】図1の連続製造装置は、切り板の下面材を
水平に設置された搬送コンベアで発泡・硬化装置へ送り
込み、同じく切り板の上面材はテンショナーロールを下
面材上のある高さに配置して、発泡・硬化の入口におい
て下面材とある角度を有する楔形空間を作る態様で供給
される水平方式であって、主として上下面材搬送装置、
上下面材の搬送方向の位置ずれ検出装置1、プレ切断装
置2、定寸切断装置3、ダブルコンベア4、樹脂原液散
布装置5、予熱装置6、上下面材の位置ずれ調整装置7
からなる。
【0008】この連続製造装置において図2(図1のP
部における位置ずれ検出・調整の過程を側面方向から見
たもの)に示すように (a)先行する、上面材8と下面材9の搬送方向での位
置ずれを、該上面材8と下面材9それぞれの後端部 8
b、9bの位置ずれを位置ずれ検出装置1によって測定
することによって検出し、(b)後行する上面材10と
下面材11の先端部10a、11aを位置ずれ調整装置
7によって搬送方向に上記位置ずれ分だけ相対的にずら
し、(c)該後行する上面材10と下面材11を重ねた
状態で、後端部端面が同位置となるよう後端部をプレ切
断装置2により切断して切り板面材の上面材と下面材の
位置ずれを調整する。
【0009】搬送方向の位置ずれ検出装置は、特に限定
されず、例えば図3(a)に示すようなレーザ光による
変位センサ、あるいは図3(b)に示すような後方から
の距離を測るレーザ等によるセンサを用いることができ
る。図3(b)に示すような後方からの距離を測るセン
サを用いる場合は後続の面材が追いつく前に上下よりセ
ンサを導入し、面材後端部に合わせてセットする。位置
ずれ検出時には製品である断熱性サンドイッチパネルの
厚みに合わせて搬送することにより、この後の面材の上
下方向への移動時に伴うずれが生じず、上下面材の搬送
方向のずれが正確に検出される。
【0010】位置ずれ検出位置は、最も最後にずれの発
生するダブルコンベアの入口付近が好ましいが、樹脂原
液のレイダウン位置および切り板面材の長さにより適宜
上流側へ移動する。図1のような場合予熱装置6の上流
側が良い。
【0011】搬送方向の位置ずれ検出に要求される分解
能は、使用する切り板面材のサイズ、厚み、搬送の速
度、発泡性樹脂の品質や樹脂原液の散布の方法、製品の
要求品質等により変わるが、例えば1m×5m×10m
m程度の切り板面材の場合、分解能が0.25mm以下
(ずれの最小検出限界が0.25mm以下)が好まし
い。
【0012】位置ずれ検出後、プレカット位置に検出し
たずれの値をフィードバックし、後行する上面材と下面
材の先端部を搬送方向に位置ずれ分だけ相対的にずらす
が、この面材をずらす方法としては公知の移動手段を用
いることができる。
【0013】位置ずれの調整は、搬送される面材一組
(上面材と下面材で一組)毎に、行っても良いし、位置
ずれの程度が少ない場合は、複数組おきに行っても良
い。また、一定量のズレ量が発生した時点で、随時、上
記調整を行ってもよい。
【0014】面材搬送装置は、供給する上下面材を、ダ
ブルコンベア4へ搬送する役割をもち、面材の撓み、隙
間等が発生しないような公知の金属製ロール、エンドレ
スベルト等を使用することができるが、ニップロールを
要所に使用すると効率が一層改善される。
【0015】ダブルコンベア4は、上下面材間で発泡成
長しつつある樹脂原液を所定密度に発泡・硬化させると
共に、その発泡圧に抗して上下面材を加圧し、サンドイ
ッチパネルを形成する役割をする。このダブルコンベア
としては、スラット、またはスチールベルト等を用いる
ことができる。
【0016】樹脂原液散布装置5は、上下面材間に樹脂
原液を注入できるミキシングヘッド等の公知の方法を用
いることができる。
【0017】プレ切断装置2は面材端部のプレカットに
用い、定寸切断装置3は樹脂原液散布・発泡後のサンド
イッチパネル切断に用いるものであって、公知の切断
刃、ルーター、あるいは後述のような面材端部加工に用
いるもの等を使用できる。
【0018】これらの各装置の稼働等の断熱性サンドイ
ッチパネル連続製造に関する、位置ずれの調整以外の全
ての因子は公知の制御方法等により制御・管理すること
ができ、一括して制御・管理しても良い。
【0019】本発明の断熱性サンドイッチパネルの製造
方法において用いる上下面材としては、切り板、合板、
石膏ボード、木毛セメント板等を使用することができ
る。
【0020】ところで、従来の技術でも述べたように、
切り板は長さに比して厚みが薄いため、搬送中に端面が
下方へたれ、接合面に面材の上下方向へのずれが生じや
すい。上述の製造方法は搬送方向の面材の位置ずれを調
整する方法であり、後端部端面が同位置となるよう後端
部をプレ切断装置2により切断するために、面材接合面
の上下方向へのずれを防止することはできない。そこで
次に、搬送中の端面のたれによる面材接合面の上下方向
へのずれを防止するための面材端部形状について、以下
に図面を参照し、実施形態を具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。。
【0021】図4(a)は、上下面材の搬送方向の前端
部および後端部を、その両端面から中央部へ向って、そ
の厚さ方向に、先行上面材の後端部上に後行上面材の前
端部が積み重なり合うこと、および先行下面材の後端部
に後行下面材の前端部が入り込むことができ、かつ搬送
ロールにより連結移送することができるようつば形状に
加工した上下面材を厚さ方向から見た図であり、(b)
は上面材および下面材を重ね合わせて上記形状となるよ
う同時加工した場合の形状を示す面材厚さ方向から見た
図である。
【0022】面材の両端を図4(a)のような形状とす
ることにより、図10に示すようにロール等による連続
搬送によって、自然に先行面材の後端部と後行面材の前
端部が嵌め込みあうように連結する。上面材は先行上面
材の後端部上に後行上面材の前端部が積み重なり合うよ
うにすることにより面材端部のたれによるを防ぐことが
できる。その上、搬送方向に上下面材がずれた場合で
も、上記つば形状の端部が重なり合う範囲であれば、面
材の接合面に隙間ができず、樹脂原液が面材外へ漏れな
いう利点も有する。なお、図4(a)の形状と前後を逆
に、上下面材の搬送方向の前端部および後端部を、その
両端面から中央部へ向って、その厚さ方向に、先行上面
材の後端部に後行上面材の前端部が入り込むこと、およ
び先行下面材の後端部上に後行下面材の前端部が積み重
なり合うことができ、かつ搬送ロールにより連結移送す
ることができるようつば形状に加工してもよい。
【0023】さらに、図4(a)のような形状に加工す
るには、図4(b)に示すように、上面材および下面材
を重ね合わせた状態で重ねた上下面材の端面から中央部
に向って、前端部は上下面材にまたがる凹部を設けるよ
う、後端部は上下面材にまたがる凸部を設けるような形
状になるよう加工を行うと、工程が簡略化でき、かつ搬
送方向の上下面材の位置合わせもできて好適である。図
4(a)の形状と前後が逆の形状にする場合は、同様に
上面材および下面材を重ね合わせた状態で前端部は上下
面材にまたがる凸部を設けるよう、後端部は上下面材に
またがる凹部を設けるような形状になるよう加工を行え
ば良い。
【0024】図4(a)のような形状において、端部の
つば状部分のサイズは、面材のサイズ、厚み、材質、面
材の厚み誤差、材料ロスの許容範囲等により適宜変更す
る必要があるが、例えば厚み11mm(誤差+1mm〜
−0.3mm)規格の面材の場合、端部のつば状部分の
搬送方向の長さは加工精度および強度の点から3〜5m
mが好ましく、また厚み方向に関しては図7に示すよう
に、上面材および下面材を重ね合わせた状態で前端部凹
部の厚み方向の長さを13mm、後端部凸部の厚み方向
長さを10mmとすることが好ましく、さらに上面材お
よび下面材を重ね合わせた状態で、下から5.5mmを
基準に前端部凹部の厚み方向の長さを13mm切欠き、
下から6mmを基準に後端部凸部の厚み方向長さを10
mm残すことにより、図11に示すように組み合わせに
よって面材外面に段差が生じないようにすることができ
る。
【0025】図4(b)のように上下面材の端面を同時
に加工する方法としては、例えば図5、6、8、9に示
すような方法が挙げられる。
【0026】図5は、3枚の刃を重ねたルーターの例
{(a)前端部加工用ルーター正面図、(b)前端部加
工用ルーター側面図、(c)後端部加工用ルーター正面
図、(d)後端部加工用ルーター側面図}であり、この
ようなルーターを用い、図6に示すように面材の端面か
ら中心方向に向って切削加工を行う方法がある。この場
合、前端部と後端部を同時に加工しても良いし、別々に
加工しても良い。
【0027】図8は、上面材および下面材を重ね合わせ
た状態で後端部の凸部端面が同位置となるよう切断、か
つ凸形状に加工するための、切り板面材を切断するため
の切断刃と凸部を形成するための処理刃を組み合わせた
組刃、および凸部を形成するための別の処理刃からなる
一対の処理刃による、切り板面材の上下からの加工の様
子を面材の搬送方向の側面側から見た図であり、図9
は、図8を搬送方向から見た図である。この方法は、後
端部の凸部端面加工に好適な方法であるが、切断刃を用
いているため、定寸に予備切断が必要な場合に特に有効
である。この際、上面からのアッパーカットは集塵の効
率が良く、下方からのダウンカットは切断面がシャープ
になるため、上記刃の組み合わせは、切り板面材を切断
するための切断刃と凸部を形成するための処理刃を組み
合わせた組刃をアッパーカットに用い、および凸部を形
成するための別の処理刃をダウンカットに用いるのが良
い。
【0028】図5、6、8、9に示すようなこれらの加
工方法は、互いに組み合わせて使用することもできる。
【0029】また、上記形状への加工は、断熱性サンド
イッチパネルの製造工程内に加工工程を組み込んでも良
いし、断熱性サンドイッチパネルの製造工程外で予め行
っても良い。
【0030】ここで前述の搬送方向の面材の位置ずれを
調整する方法と上記の搬送中の端面のたれによる面材接
合面の上下方向へのずれを防止する方法を組み合わせ、
搬送方向の面材の位置ずれ検出・調整手段と上下面材の
端部加工手段を合わせて有する製造装置とすると、位置
ずれ検出の分解能が低くても、上記つば状の端部が重な
り合う範囲であれば、面材の接合面に隙間発生を防ぐこ
とができ、面材の搬送方向の位置ずれおよび面材接合面
の上下方向へのずれを共に解消して、断熱性サンドイッ
チパネルの品質を向上させ、かつ連続加工を可能にする
ことができる。
【0031】その方法としては、上面材および下面材を
重ね合わせた状態で前端部を図5、6、8、9の方法に
より図4(b)のAの形状に加工してから、先行面材の
搬送方向ずれぶんだけ相対的にずらした後、後端部を図
8(図9)の方法を用いて図4(b)のBの形状に加工
すればよい。
【0032】この場合も、位置ずれの調整は、搬送され
る面材一組(上面材と下面材で一組)毎に行っても良い
し、位置ずれの程度が少ない場合は、複数組おきに行っ
ても良く、位置ずれの調整を複数組おきに行う場合、位
置ずれ調整を行わない面材組に対しては、前端部と後端
部を同時に加工しても良い。このようにすることによ
り、製造時間を短縮することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の断熱性サンドイッチパネルの製
造法は、上下面材の搬送方向の位置ずれに対し、該位置
ずれを自動検知して、後行する上面材と下面材の先端部
を搬送方向に上記位置ずれ分だけ相対的にずらし、該後
行する上面材と下面材を重ねた状態で、後端部端面が同
位置となるよう後端部を切断して調整することにより、
副資材を用いず、また面材のロスも少なく、樹脂原液の
隙間からの漏れがない高品質な断熱性サンドイッチパネ
ルを製造することができ、工程数、コスト、工程の自動
化の点から従来に比較して有利となる。
【0034】また、搬送中の端面のたれによる面材接合
面の上下方向へのずれに対し、上下面材の上下面材の搬
送方向の前端部および後端部を、その両端面から中央部
へ向って、その厚さ方向に、先行面材の後端部と後行面
材の前端部が互いに重なり合うように、特に先行上面材
の後端部上に後行上面材の前端部が積み重なり合い、か
つ先行下面材の後端部に後行下面材の前端部が入り込む
ことができるような形状とし、さらに搬送ロールにより
連結移送することができるつば形状に加工したものを用
いることにより、ロール等による連続搬送によって、自
然に先行面材の後端部と後行面材の前端部が嵌め込みあ
うように連結し、上面材は先行上面材の後端部上に後行
上面材の前端部が積み重なり合うようにすることにより
上面材端部接合面のたれを防ぐことができる。
【0035】その上、搬送方向に上下面材がずれた場合
でも、上記つば状の端部が重なり合う範囲であれば、面
材の接合面に隙間ができず、樹脂原液が面材外へ漏れに
くい。従って、副資材を用いず、また面材の厚み誤差が
ある場合の面材外面への段差の発生や、端部の破損を生
じずに、搬送中に上面材が端面が下方へたれ、接合面に
面材の上下方向へのずれが生じるのを防いで、樹脂原液
の隙間からの漏れがない高品質な断熱性サンドイッチパ
ネルを製造することができる。さらに上下面材は重ねて
同時に加工することができ、自動化も容易であることか
ら、従来に比較して、コスト、歩留、工程の自動化、作
業安全性面での点で有利である。特に、3枚の刃を重ね
たルーターを用いることにより、前述の形状は簡単に自
動加工することができる。
【0036】さらに、前述の搬送方向の面材の位置ずれ
調整方法と搬送中の上面材の端面のたれによる面材接合
面の上下方向へのずれを防止する方法を組み合わせ、よ
り断熱性サンドイッチパネルの品質及び生産性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送方向の面材の位置ずれを調整する方法を有
する本発明の断熱性サンドイッチパネルの連続製造装置
の位置ずれ検出および調整部分の一例の構成を示す上方
から見た概略図である。
【図2】(a)図1の断熱性サンドイッチパネルの連続
製造装置における位置ずれ検出過程を示す側面方向から
見た図である。(b)図1の断熱性サンドイッチパネル
の連続製造装置における位置ずれ調整過程を示す側面方
向から見た図である。(c)図1の断熱性サンドイッチ
パネルの連続製造装置における後端部切断後の状態を示
す側面方向から見た図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ本発明の断熱性サン
ドイッチパネルの製造法における上下面材の搬送方向に
おける位置ずれ検出方法の例を示す図である。
【図4】(a)本発明の搬送中の端面のたれによる面材
接合面の上下方向へのずれを防止するための両端部をつ
ば形状に加工した上下面材を厚さ方向から見た図であ
る。(b)上面材および下面材を重ね合わせて(a)の
形状となるよう同時加工した場合の形状を示す面材厚さ
方向から見た図である。
【図5】(a)図4(b)のように上下面材の端面を同
時に加工する場合に用いる3枚の刃を重ねた前端部加工
用ルーターの正面図である。(b)(a)の前端部加工
用ルーターの側面図である。(c)(a)の前端部加工
用ルーターと同様な後端部加工用ルーターの正面図であ
る。(d)(c)の後端部加工用ルーターの側面図であ
る。
【図6】図5のルーターによる面材端部の加工方法を面
材厚さ方向から見た図である。
【図7】面材端部の加工基準の一例を示す図である。
【図8】切断刃と処理刃の組み合わせによる面材端部の
加工方法を面材厚さ方向から見た図である。
【図9】図8の加工方法を面材搬送方向から見た図であ
る。
【図10】本発明の断熱性サンドイッチパネルの製造法
において両端部加工を施した上下面材を連結移送する状
態を示す図である。
【図11】面材厚さの誤差が大きい場合の端部連結状態
の例を示す図である。
【図12】面材の端面間の搬送方向および/または上下
のずれ補整のため緩衝材を用いた従来例を示す図であ
る。
【図13】上面材がたれる様子を示す図である。
【図14】面材の端面間の上下のずれ補整のためH型ジ
ョイントおよびテープを用いた従来例を示す図である。
【図15】面材の端面間の上下のずれ補整のためホット
メルト接着剤を用いた従来例を示す図である。
【図16】面材の端面間の上下のずれ補整のため、端面
をV字形に加工した従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 位置ずれ検出装置 2 プレ切断装置 3 定寸切断装置 4 ダブルコンベア 5 樹脂原液散布装置 6 予熱装置 7 位置ずれ調整装置 8、10、12、23、30 上面材 9、11、24、31 下面材 8b 上面材後端部 9b 下面材後端部 10a 上面材前端部 11a 下面材前端部 13 変位センサ 14 タイミングセンサ 15 データ信号 16 変位センサ発光部 17 変位センサ受光部 18 レーザ光 19 コントロールユニット 20 前端部加工用ルーター 21 後端部加工用ルーター 22 つば形状部分 25 切断刃 26 処理刃 27、32 搬送ローラ 28 面材 29 PE発泡ベルト 33 発泡フォーム 34 H型ジョイント 35 粘着テープ 36 ホットメルト装置 d 位置ずれ量 d1、d 2 検知量 p 位置ずれ検出・調整部 A前端部 B 後端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 9:00 31:10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定厚さを有する長方形切り板面材を使用
    する断熱性サンドイッチパネルの製造法において、
    (a)先行する、切り板面材からなる上面材と下面材の
    搬送方向での位置ずれを、該上面材と下面材それぞれの
    後端部の位置ずれを測定することによって検出し、
    (b)後行する上面材と下面材の先端部を搬送方向に上
    記位置ずれ分だけ相対的にずらし、(c)該後行する上
    面材と下面材を重ねた状態で、後端部端面が同位置とな
    るよう後端部を切断して切り板面材の上面材と下面材の
    位置ずれを調整することを特徴とする断熱性サンドイッ
    チパネルの製造方法。
  2. 【請求項2】上面材と下面材それぞれの後端部の位置ず
    れ測定の分解能が0.25mm以下(ずれの最小検出限
    界が0.25mm以下)であることを特徴とする請求項
    1記載の断熱性サンドイッチパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】所定厚さを有する長方形切り板面材を使用
    する断熱性サンドイッチパネルの製造法において、該上
    下面材それぞれの搬送方向の前端部および後端部を、そ
    の両端面から中央部へ向って、その厚さ方向に、先行面
    材の後端部と後行面材の前端部が互いに重なり合うこと
    ができ、かつ搬送ロールにより連結移送することができ
    るつば形状に加工したものを用いることを特徴とする断
    熱性サンドイッチパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】上下面材の搬送方向の前端部および後端部
    を、その両端面から中央部へ向って、その厚さ方向に、
    先行上面材の後端部上に後行上面材の前端部が積み重な
    り合うこと、および先行下面材の後端部に後行下面材の
    前端部が入り込むことができ、かつ搬送ロールにより連
    結移送することができるつば形状に加工したものを用い
    ることを特徴とする請求項3記載の断熱性サンドイッチ
    パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】上面材および下面材の、搬送方向の前端部
    および後端部を、上面材および下面材を重ね合わせた状
    態で、凸形状および凹形状の刃面を有する対向した1対
    のルータにより行うことを特徴とする請求項3または4
    記載の断熱性サンドイッチパネルの製造方法。
  6. 【請求項6】上面材および下面材の前端部を凸形状の刃
    面を有するルータにより、上面材および下面材を重ね合
    わせた状態で凹形状に加工し、該上面材および下面材の
    後端部を、切り板面材を切断するための切断刃と凸部を
    形成するための処理刃を組み合わせた組刃、および凸部
    を形成するための別の処理刃からなる一対の処理刃によ
    る、切り板面材の上下からの加工によって、上面材およ
    び下面材を重ね合わせた状態で後端部の凸部端面が同位
    置となるよう切断、かつ凸形状に加工することを特徴と
    する請求項4記載の断熱性サンドイッチパネルの製造方
    法。
  7. 【請求項7】上面材および下面材の後端部の加工におい
    て、上面材および下面材を重ね合わせた状態で、切り板
    面材を切断するための切断刃と凸部を形成するための処
    理刃を組み合わせた組刃により切り板面材の上面からア
    ッパーカットを行い、凸部を形成するための別の処理刃
    により切り板面材の下面からダウンカットを行うことを
    特徴とする請求項6記載の断熱性サンドイッチパネルの
    製造方法。
  8. 【請求項8】上下面材搬送手段、上下面材の搬送方向の
    位置ずれ検出手段、上下面材の位置ずれ調整手段、プレ
    切断手段を備えることを特徴とする断熱性サンドイッチ
    パネルの連続製造装置。
  9. 【請求項9】上下面材搬送手段、上下面材の搬送方向の
    位置ずれ検出手段、上下面材の端部加工手段、上下面材
    の位置ずれ調整手段、プレ切断手段を備えることを特徴
    とする断熱性サンドイッチパネルの連続製造装置。
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