JPH1148647A - 開封用滑り止め付き郵便物 - Google Patents

開封用滑り止め付き郵便物

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JPH1148647A
JPH1148647A JP22088297A JP22088297A JPH1148647A JP H1148647 A JPH1148647 A JP H1148647A JP 22088297 A JP22088297 A JP 22088297A JP 22088297 A JP22088297 A JP 22088297A JP H1148647 A JPH1148647 A JP H1148647A
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Akiyasu Makita
明泰 牧田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定箇所を切り取るかないしは剥離して開封
する際に、指で摘む部分が滑らないようにして開封し易
くした封書、隠蔽葉書等の郵便物を提供することであ
る。 【解決手段】 3辺を開封用ミシン目にて切り取り開封
する封書であって、少なくとも1辺の開封用ミシン目と
封書端縁との間の領域にエンボスによる滑り止めを施し
た構成の封書、ないしは剥離可能に接着された紙片間を
剥離して見開く隠蔽葉書であって、剥離する紙片の角部
に切欠を設けて剥離開始部とすると共に、切欠に対向す
る紙片の角部の領域にエンボスによる滑り止めを施した
構成の隠蔽葉書である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は滑り止めを施すこと
により開封し易くした封書、隠蔽葉書等の郵便物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、Z状に3つ折りされ周縁にて接着
して封緘された3つ折り封書の場合、3辺を開封用ミシ
ン目にて切り取って開封するものであるが、折り重ねら
れた3枚の紙片を開封用ミシン目にて引き裂かねばなら
ないために強い力が必要であり、その際に指で摘んだ部
分が滑って引き裂き難いという欠点があった。また、Z
状に3つ折りされ下紙片と中紙片が剥離可能に接着され
た隠蔽葉書においては、下紙片の角部に設けられた切欠
の部分と、切欠に対向する上紙片と中紙片の接着して重
合された角部を指で摘んで、下紙片と中紙片間を剥離さ
せて見開くものであるが、摘み部が小さく且つ滑りやす
いので見開き難いという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、開封する際
に摘み部が滑らず、切取りないしは剥離し易い封書、隠
蔽葉書等の郵便物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】3辺を開封用ミシン目に
て切り取り開封する封書において、少なくとも1辺にお
ける前記開封用ミシン目と封書端縁との間の領域にエン
ボスによる滑り止めが施されている構成の封書であるの
で、エンボスが施された部分を指で摘んで開封用の開封
用ミシン目にて紙片を引き裂く際に、指で摘んだ部分の
紙片がエンボスにより形成された凹凸により滑らなくな
るので開封し易くなる。
【0005】剥離可能に接着された紙片間を剥離して見
開く隠蔽葉書において、剥離する紙片の角部に切欠を設
けて剥離開始部とし、前記切欠に対向する紙片の角部の
領域にエンボスによる滑り止めが施されている構成の隠
蔽葉書であるので、下紙片の角部に設けられた切欠の部
分と、切欠に対向する紙片の角部のエンボスにより凹凸
が形成された領域を指で摘んで、下紙片を剥離させて見
開く際に摘み部が滑らず見開き易くなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態を示
す平面図、図2は図1におけるI−I断面図、図3は図
1におけるII−II断面図、図4は本発明の第2実施形態
の(イ)は表面の平面図で(ロ)は裏面の平面図、図5
は図4におけるI−I断面図、図6は本発明の第2実施
形態の展開した状態を示す表面の平面図、図7は本発明
の第3実施形態の(イ)は表面の平面図で(ロ)は裏面
の平面図、図8は図7におけるI−I断面図であって、
1は上紙片、2は中紙片、3は下紙片、4,5 は開封用ミ
シン目、6はエンボス、6aは凸部、6bは凹部、7,9 は接
着部、8は切欠、10は剥離可能接着部、11は紙片をそれ
ぞれ表す。
【0007】本発明の第1実施形態は図1〜図3に示す
とおりの3つ折り封書である。平面形状は、図1に示す
ように、右側の側端に沿った開封用ミシン目4と上下の
側端に沿った開封用ミシン目5が設けられていると共
に、右側の側端と開封用ミシン目4との間の領域に上下
方向に全長にわたってエンボス6が形成されている。第
1実施形態の場合、エンボス6が施された部分を指で摘
んで開封用ミシン目4にて封書の側端部を切り取り開封
する際に、エンボス6が滑り止めの働きをするので指で
摘んだ部分が滑らず開封し易くなる。
【0008】第1実施形態の横方向の断面形状は、図2
に示すとおり、上紙片1と中紙片2と下紙片3が折目線
にてZ状に折り重ねられて、上紙片1と下紙片3の折目
以外の周縁部が対向する中紙片2に接着部7にて接着さ
れて封緘されており、上紙片1の折目線側の側端に沿っ
て側端から所定寸法内側の接着部7の内側の位置に、開
封用ミシン目4が上紙片1と中紙片2と下紙片3に設け
られていると共に、上紙片1の側端と開封用ミシン目4
の間の領域にエンボス6が形成されている。エンボス6
の断面形状は、図3に示すとおり、上紙片1と中紙片2
と下紙片3が重合してなる紙片11にエンボス6による凸
部6aと凹部6bが形成された構成となっている。エンボス
6は凸部6aと凹部6bにより形成されているので、エンボ
ス6が施された部分を指で摘んだ際の滑り止め効果を有
するものである。エンボス6により形成される凹凸の形
状は線状、点状、碁盤目状等任意であり、摘んだ際に滑
りにくい形状であればよい。
【0009】エンボス6を形成するには、上紙片1と中
紙片2と下紙片3が折目線にて連接され、各紙片の周縁
部を接着するための接着剤が所定位置に塗布された帳票
を、上紙片1が上面とくるように折目線にてZ状に3つ
折りして、2本の加圧ロール間で加圧して周縁部を接着
部7にて封緘して封書とする工程にて、開封用ミシン目
4に沿った側端部を加圧する2本のロールの表面に、そ
れぞれ凸部と凹部が噛み合うように形成された加圧ロー
ルを使用して加圧することによりエンボス6を形成する
方法にて行われる。封書を作製するのと別工程にてエン
ボス6を形成することもできるが、その場合には工程が
増えることになるのでコスト高になり好ましくない。
【0010】本発明の第1実施形態を3つ折り封書につ
いて説明したが、本発明の開封用滑り止め付き封書は3
つ折りに限定されるものではなく、3辺を開封用ミシン
目にて切り取り開封する構成の封書であれば、4つ折り
または多重折りの構成からなる封書に適用することもで
きるものである。多重折りの封書は、開封することによ
り一辺にて綴じられた冊子状となるものであり、開封用
ミシン目にて切り取る紙片数が増えるために切り取りに
くくなるのであるが、エンボスによる滑り止めを設ける
ことにより開封が容易となるので極めて効果的である。
【0011】本発明の第2実施形態は、図4〜図6に示
すとおり、3つ折りの隠蔽葉書である。展開した状態
は、図6に示すように、両面に感圧接着剤層が形成され
た紙からなり、上紙片1と中紙片2と下紙片3が折目線
にて連接されると共に、下紙片3の折目線と対向する側
端の下側の角部に切欠8が設けられ、上紙片1と中紙片
2の下部の上紙片1と中紙片2間の折目線に隣接した領
域にエンボス6が形成された形状である。
【0012】図6に示す展開した状態から、上紙片1と
中紙片2と下紙片3が折目線にて連接された帳票を、上
紙片1が上面にくるようにZ状に折り重ねて中紙片2と
下紙片3間を剥離可能に接着することにより、図4に示
す第2実施形態の隠蔽葉書が得られる。表面の形状は、
図4(イ)に示すように、上紙片1と中紙片2の下部の
折目線に隣接する領域にエンボス6が形成されており、
裏面の形状は、図4(ロ)の示すように、下紙片3の折
目線と対向する側端の下側の角部に切欠8が設けられて
おり、切欠8の部分が上紙片1と中紙片2の下部に施さ
れたエンボス6と重合している。
【0013】第2実施形態のエンボス6が施された部分
の断面形状は、図5に示すように、中紙片2と下紙片3
間は剥離可能接着部10にて剥離可能に接着されると共
に、上紙片1と中紙片2間は接着部9により強く接着さ
れており、下紙片3に形成された切欠8に対応する上紙
片1と中紙片2の折目線に隣接する領域にエンボス6が
施されている構成である。エンボス6により形成される
凹凸の形状は線状、点状、碁盤目状等任意であり、摘ん
だ際に滑りにくい形状であればよい。
【0014】第2実施形態の隠蔽葉書にエンボス6を形
成するには、両面に感圧接着剤層が形成れたロール状の
紙を使用して、所定の固定情報を印刷すると同時に折目
線および切欠8を形成する工程にて、所定の領域にエン
ボス6を施すことにより行われる。次いで、個別情報を
データ出力によりプリントした後に、上紙片1と中紙片
2と下紙片3を折目線にて上紙片1が上面となるように
Z状に3つ折りして、加圧ロールにて加圧して、上紙片
1と中紙片2とを強く接着すると共に中紙片2と下紙片
3とを剥離可能に接着する、通常の隠蔽葉書の場合と同
様の方法で作製できる。また、隠蔽葉書を作製する工程
と別工程にてエンボス6を形成することもできるが、そ
の場合には工程が増えることになるのでコスト高になり
好ましくない。
【0015】本発明の第3実施形態は、図7〜図8に示
すように、2つ折りの隠蔽葉書である。断面の状態は、
図8に示すように、一方の面に感圧接着剤層が形成され
た紙からなり、上紙片1と下紙片3を折目線にて感圧接
着剤層が内側にくるように2つ折りして上紙片1と下紙
片3間を剥離可能に接着した構成であり、図7(ロ)に
示すように、下紙片3の側端の下側の角部に切欠8が設
けられていると共に、図7(イ)に示すように、切欠8
に対向する上紙片1の側端の下側の角部の領域にエンボ
ス6が形成された構成である。
【0016】本発明の封書、隠蔽葉書等の開封用滑り止
め付き郵便物は、通常の3つ折り封書ないしは隠蔽葉書
の製造工程をそのまま利用して、封書の場合には加圧し
て封緘する際の縦方向の側端部に対応する加圧ロールの
表面に凹凸を形成しておくことにより、また隠蔽葉書の
場合には両面に感圧接着剤層を形成したロール状の紙に
印刷および加工を行う工程にて所定の領域にエンボスを
施すことにより、滑り止め効果を有する封書、隠蔽葉書
等の郵便物を、特別な工程を設けずに製造できるのでコ
ストアップにならないという特徴を有する。
【0017】
【発明の効果】3辺を開封用ミシン目にて切り取り開封
する封書において、少なくとも1辺における前記開封用
ミシン目と封書端縁との間の領域にエンボスによる滑り
止めが施されている構成の封書であるので、エンボスが
施された部分を指で摘んで開封用の開封用ミシン目にて
紙片を引き裂く際に、指で摘んだ部分の紙片がエンボス
により形成された凹凸により滑らなくなるので開封し易
くなる。剥離可能に接着された紙片間を剥離して見開く
隠蔽葉書において、剥離する紙片の角部に切欠を設けて
剥離開始部とし、前記切欠に対向する紙片の角部の領域
にエンボスによる滑り止めが施されている構成の隠蔽葉
書であるので、下紙片の角部に設けられた切欠の部分
と、切欠に対向する紙片の角部のエンボスにより凹凸が
形成された領域を指で摘んで、下紙片を剥離させて見開
く際に摘み部が滑らず見開き易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す平面図。
【図2】図1におけるI−I断面図。
【図3】図1におけるII−II断面図。
【図4】本発明の第2実施形態の(イ)は表面を示す平
面図で(ロ)は裏面を示す平面図。
【図5】図4におけるI−I断面図。
【図6】本発明の第2実施形態の展開した状態を示す表
面の平面図。
【図7】本発明の第3実施形態の(イ)は表面を示す平
面図で(ロ)は裏面を示す平面図。
【図8】図7におけるI−I断面図。
【符号の説明】
1 上紙片 7, 9 接着部 2 中紙片 8 切欠 3 下紙片 10 剥離可能接
着部 4, 5 開封用ミシン目 11 紙片 6 エンボス 6a 凸部 6b 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3辺を開封用ミシン目にて切り取り開封
    する封書において、少なくとも1辺における前記開封用
    ミシン目と封書端縁との間の領域にエンボスによる滑り
    止めが施されている構成からなることを特徴とする封
    書。
  2. 【請求項2】 剥離可能に接着された紙片間を剥離して
    見開く隠蔽葉書において、剥離する紙片の角部に切欠を
    設けて剥離開始部とし、前記切欠に対向する紙片の角部
    の領域にエンボスによる滑り止めが施されている構成か
    らなることを特徴とする隠蔽葉書。
JP22088297A 1997-08-01 1997-08-01 開封用滑り止め付き郵便物 Expired - Lifetime JP3868590B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137169A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Kyodo Printing Co Ltd 封緘シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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