JPH1148701A - 自動車用ホイールカバー - Google Patents

自動車用ホイールカバー

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JPH1148701A
JPH1148701A JP20771497A JP20771497A JPH1148701A JP H1148701 A JPH1148701 A JP H1148701A JP 20771497 A JP20771497 A JP 20771497A JP 20771497 A JP20771497 A JP 20771497A JP H1148701 A JPH1148701 A JP H1148701A
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engaging
clip
main
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Takashige Ichikawa
貴茂 市川
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の規格径寸法のホイールに対して高い汎
用性で取り付けることができ、しかも取付作業が簡単な
ホイールカバーを提供する。 【解決手段】 それぞれがホイールのリムフランジ部3
に係合する1つのメイン係合手段と複数のサブ係合手段
50とをディスク状本体の外周縁に沿って所定間隔で備え
てなるホイールカバー。メイン係合手段は、リムフラン
ジ部3に固定されるメインクリップ60と、ディスク状本
体裏面側周縁部に固定されておりメインクリップ60に対
してホイール軸方向から着脱可能に弾性係合するメイン
係合部40とから構成されている。サブ係合手段50は、デ
ィスク状本体裏面側に固定されておりリムフランジ部に
対して径方向外側から係合するサブ係合部52を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のホイール
に取り付けられるホイールカバーに関する。さらに詳し
くは、規格径寸法が同一であるホイールに対して汎用的
かつ簡単に取り付けることが可能なホイールカバーに関
する。
【0002】
【従来の技術】図1は、一般的なホイール(特に、スチ
ールホイール)の断面図、およびそのリム部2の拡大図
である。図示されているように、リム部の所定位置には
ホイール径方向外側に突出するハンプと呼ばれる隆起部
が形成されており、これによってタイヤ端部が内側へ移
動することを防止している。図において、理解を容易に
するためハンプ部を大きく描がいているが、実際のハン
プ部は突出量0.5mm程度の僅かな隆起部である。
【0003】一方、図1のホイール1に取り付けられる
ホイールカバーは、図2に示されているようなものであ
って、ディスク状本体11と本体裏面から突出する複数の
爪部12とを一体的にインジェクション成形したものであ
る。そして、爪部先端の突出部13をハンプ部4の裏側の
凹部にはめ込み、さらに、ワイヤーリング17を用いて爪
部先端をハンプ裏側の凹部内へとホイール半径方向外側
に押圧することによって、ホイールカバー10をホイール
1に取り付ける。
【0004】ところが、ホイールには多くの種類があ
り、たとえ同一直径であっても多様な型式のものがあ
る。そして、多くの場合、型式が異なればハンプ部の位
置及び深さ寸法も異なる。したがって、ハンプ部を利用
してホイールに固定するホイールカバーでは、各型式の
ホイールに対して専用のものとならざるをえず、汎用性
に乏しかった。
【0005】このような不都合を解消するためのホイー
ルカバー取付構造として図3に示したものが知られてい
る。この構造においては、ホイールカバー20裏面の外周
縁にそって複数の弾性係合突起21を設ける一方、この突
起21と弾性係合する孔部23を有するクリップ22を円周状
のリムフランジ部3に沿って複数取り付けている。この
構造においては、リムフランジ部に沿って複数配置され
た各クリップの孔部23と、それに対応する各係合突起部
21の位置をそれぞれ合わせる必要があり、ホイールカバ
ーの取付作業が煩雑になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決すべき技術的課題は、同一の規格径寸法のホイール
に対して高い汎用性で取り付けることができ、しかも取
付作業が簡単なホイールカバーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明は、上
記課題を有効に解決するために創案されたものであっ
て、以下の構成を有するホイールカバーを提供する。
【0008】本発明のホイールカバーは、それぞれがホ
イールのリムフランジ部に係合する1つのメイン係合手
段と複数のサブ係合手段とをディスク状本体の外周縁に
沿って所定間隔で備えてなる。メイン係合手段は、リム
フランジ部に固定されるメインクリップと、ディスク状
本体裏面側周縁部に固定されておりメインクリップに対
してホイール軸方向から着脱可能に弾性係合するメイン
係合部とから構成される。サブ係合手段は、ディスク状
本体裏面側に固定されておりリムフランジ部に対してホ
イール径方向外側から係合するサブ係合部を備えてい
る。
【0009】上記構成のホイールカバーにおいては、デ
ィスク状本体の外周縁に沿って複数設けられたサブ係合
手段のサブ係合部をリムフランジ部の任意の位置にホイ
ール径方向外側から係合させる(引っ掛ける)とともに、
リムフランジ部に固定されたメインクリップに対してデ
ィスク状本体裏面側に固定されたメイン係合部をホイー
ル軸方向から弾性係合させるだけで、ホイールカバーを
取り付けることができる。サブ係合部は、リムフランジ
部の任意の位置に引っ掛けられるので特に位置合わせの
必要はない。一方、メイン係合手段においては、メイン
クリップとメイン係合部との位置合わせが必要となる
が、メイン係合手段はただ1つ設けられているだけであ
るから、位置合わせは一箇所だけで済む。したがって、
ホイールカバーの取付作業が非常に簡単である。
【0010】また、メイン係合部およびサブ係合部は、
リムフランジ部に係合するものであるから、取付けの際
にハンプ部を利用する従来のホイールカバーとは異な
り、規格径寸法が同じホイールのほとんどすべてに対し
て汎用的に使用することが可能である。
【0011】本発明のホイールカバーにおいては、上記
メイン係合手段のメインクリップは、リムフランジ部を
挟持する挟持部と、該挟持部に連結されておりホイール
径方向内側に延びるとともにメイン係合部と係合する係
合部が形成された延在部とを備えていることが好まし
い。メインクリップの延在部に形成された係合部と、デ
ィスク状本体裏面側に固定されたメイン係合部との係合
態様としては、凸部(雄部)と凹部(雌部)と利用した嵌合
や、面状ファスナを利用したものが考えられる。
【0012】斯かる構成を採用した場合には、メインク
リップをその挟持部においてリムフランジ部にワンタッ
チで取り付けることができる。
【0013】さらに本発明のホイールカバーにおいて
は、上記サブ係合手段は、ホイール径方向外側からリム
フランジ部の外周面を抱持する湾曲部をサブ係合部とし
て有する板材で構成されていることが好ましい。サブ係
合手段は、フック部を備えておりリムフランジ部に固定
されるサブクリップと、ディスク状本体裏面側周縁部に
おいて該裏面より突出する2本の突出部間に張設されて
おりサブクリップのフック部に対してホイール径方向外
側から着脱可能に係合する上記サブ係合部としての線材
とから構成されていてもよい。さらには、サブ係合手段
は、ブリッジ状の係合部を備えておりリムフランジ部に
固定されるサブクリップと、ディスク状本体裏面側周縁
部に固定されておりサブクリップのブリッジ状係合部に
対してホイール径方向外側から着脱可能に弾性係合する
上記サブ係合部としての係合部材とから構成されていて
もよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を添付の図面を
参照して以下に詳細に説明する。まず、図4〜図9を参
照して、第1の実施形態について説明する。
【0015】図4は、第1実施形態に係るホイールカバ
ー30の正面図を示している。ホイールカバー30のディス
ク状本体30aの裏面側には、その周縁部に沿って1つの
メインフック(メイン係合部)40と4つのサブフック(サ
ブ係合手段)50とが固定されている。なお、図4中、参
照数字60で示される部材は、ホイールのリムフランジ部
に固定されたメインクリップであるが、これについては
後に説明する。メインフック40とメインクリップ60とが
メイン係合手段として機能する。
【0016】図5にメインフック40を、図6にサブフッ
ク50を、それぞれ示した。図5(a)はメインフック40の
斜視図を示しており、図5(b)はこれを矢印A方向から
見た正面図を示している。メインフック40は、金属プレ
ートを切断加工することによって形成されるものであっ
て、平坦な台板部41と弾性係合部とから構成されてい
る。弾性係合部は、蕾状に切り起こされた4枚の湾曲片
42から構成されている。また、台板部41の中央には、ネ
ジまたはビスを通す開口部43が形成されている。
【0017】図6は、サブフック50の斜視図を示してい
る。サブフック50は、金属プレートを湾曲加工すること
によって形成されており、平坦な台板部51と湾曲部52と
から構成されている。湾曲部(サブ係合部)52は、後述す
るように、ホイールのリムフランジ部に外周側から沿う
ようにフィットする(リムフランジ部3を抱持する)。ま
た、台板部51の中央には、ネジまたはビスを通す開口部
53が2つ形成されている。メインフック40およびサブフ
ック50は、プラスチックで一体成形されていてもよい。
【0018】図7は、ホイールのリムフランジ部3に固
定されるメインクリップ60を示している。メインクリッ
プ60は、リムフランジ部3を弾性的に挟持する挟持部61
と、該挟持部からホイール径方向内側に向かって延在す
る平板部62とが一体的に形成されてなるものであって、
金属またはプラスチックで成形されることが好ましい。
平板部62の中央には開口部(係合部)63が形成されてお
り、ホイールカバー30のディスク状本体30aの裏面側に
固定されたメインフック40の弾性変形部がこの開口部63
と弾性係合する。
【0019】ホイールカバー30の実際の取付作業を図8
を参照して説明する。最初に、メインクリップ60をタイ
ヤ側のリムフランジ部3に固定しておく(メインクリッ
プ60は、その挟持部61においてリムフランジ部3にワン
タッチで取り付けることができ、ネジ部材等の固定手段
は必要ない)。そして、ホイールカバーのディスク状本
体30aの裏面側に固定されたサブフック50の湾曲部52を
リムフランジ部3の外周面にホイール径方向外側から沿
わせるようにして引っ掛けるとともに、最後に、ディス
ク状本体裏面側に固定されたメインフック40の弾性係合
部を、ホイール軸方向からクリップの開口部63内に弾性
係合させる。以上で、ホイールカバー30の取付作業が終
了する。なお、図8においては、図示を簡略化するため
にサブフック50は2つのみ示している(本発明において
は、サブフック50は複数あることが必要ではあるが、特
に図4に示した例のようにその数が4個である必要はな
い)。
【0020】図9は、取付状態におけるホイールカバー
30の断面図を示している。メインフック40およびサブフ
ック50は、ディスク状本体30a裏面の所定位置にネジ部
材に取り付けられていること、およびサブフック50の湾
曲部52がリムフランジ部3の外周面を抱持していること
が分かる。このように、本発明のホイールカバーにおい
ては、サブフック50はリムフランジ部に対して任意の位
置に係合させることができ、位置合わせは一箇所のみ
(1個のメインフック40の弾性係合部をクリップの開口
部63に合わせることのみ)で足りる。
【0021】なお、メイン係合部としてのメインフック
40とメインクリップ60との係合態様は図示のものに限定
されるものではない。例えば、メインフックは、蕾状の
弾性係合部に代えて、メインクリップ60の平板部62に形
成された開口部63に弾性的に係合する円環状の弾性係合
部を備えていてもよい。また、弾性係合部をメインクリ
ップ60側に設けて、これに係合する開口部を有する部材
をディスク状本体30aの裏面側に固定してもよい。その
他にも、凸部(雄部)と凹部(雌部)との嵌合を利用した
り、面ファスナによる係合を利用することもできる(係
合態様として開口部を利用しない場合には、メインクリ
ップ60の平板部62は、平板状である必要はなく、少なく
ともホイール径方向内側に延在する面を有していれば十
分である)。
【0022】このように、メイン係合部とメインクリッ
プとの係合態様は、両者がホイール軸方向への接近移動
によって係合するものであれば、その係合態様は特に限
定されるものではない。
【0023】次に、図10〜図13を参照して本発明の第2
実施形態について説明する。第2実施形態のホイールカ
バー70は、サブ係合手段の形態のみが第1実施形態のも
のと異なっており、他の構成は同じである。したがっ
て、サブ係合手段についてのみ説明する。
【0024】第2の実施形態においては、サブ係合手段
は、ホイールカバー70のディスク状本体70aの裏面側に
直接取り付けられた線材(サブ係合部)80と、この線材80
を介してホイールカバー70をホイールリムフランジ部に
固定するクリップ90(図12参照)とから構成される。
【0025】図11(a)、(b)、(c)には、それぞれ、線
材80の具体例を示している。図11(a)の例においては、
両端にループ部82aを有する針金82が線材として採用さ
れている。ディスク状本体70aの裏面からは、間隔をお
いて2つの突起部81が形成されており、その先端面には
ネジ穴81aが形成されている。針金82は、ループ部82aに
通したネジ部材83によって突起部81に(すなわち、ディ
スク状本体の裏面側に)固定される。
【0026】図11(b)においては、針金82に代えて、両
端に開口部85aを有する細長い板材(金属板またはプラス
チック板)が採用されている。ディスク状本体裏面側へ
の取付けは、図11(a)に示したものと同じである。
【0027】図11(c)においては、両端に折曲部88aを
有する針金88が使用されている。ディスク状本体裏面か
らは、貫通孔87aおよびフック部87bを有する係止部87が
間隔をおいて2つ突出形成されている。針金88中央の直
線部の両端近傍部分88bを係止部87のフック部87bに引っ
掛けるとともに折曲部88aの先端部を係止部87の貫通孔8
7aに通すことによって、針金88を係止部87に(すなわ
ち、ディスク状本体の裏面側に)固定することができ
る。この場合、ネジ部材等の別個の固定手段が不要にな
るという利点がある。
【0028】この実施形態においては、各線材は、ホイ
ールカバーのディスク状本体の裏面側から突出する2本
の突出部間に張設されておれば十分であって、図11に示
したもの以外にも種々の構成が考えられる。例えば、間
隔をおいて突出形成された2つの突起部間にワイヤを張
設してもよい。
【0029】図12は、上記線材を介してホイールカバー
70をリムフランジ部に固定するサブクリップ90を示して
いる。サブクリップ90は、ホイールのリムフランジ部を
挟持する挟持部91と、挟持部91に台座部92を介して一体
的に形成された左右一対の係止部93とが一体的に形成さ
れてなるものであって、金属またはプラスチックで成形
されることが好ましい。各係止部93はその先端にフック
部94を備えており、これらのフック部94がディスク状本
体70aの裏面側に固定された上記線材と係合する。ま
た、挟持部91には、リムフランジ部への係合力を高める
ための切起こし部91aが形成されている。図13には、ホ
イールカバー70の取付状態における、サブクリップ90の
断面図を示した。線材80とサブクリップ90とが、図4に
示した第1実施形態のホイールカバー30におけるサブフ
ック(サブ係合手段)50に対応していることが分かる。
【0030】この実施形態においては、線材のテンショ
ン(張力)を利用してホイールカバーを図13中矢印B方向
に付勢することができ、これによりホイールカバーを強
固に固定することができる。また、同一のサブクリップ
90に対しては、線材を長くする程、線材とサブクリップ
との位置合わせが容易となる(両者の位置の相対的自由
度が高くなる)。
【0031】ホイールカバー70の実際の取付作業は、図
8で説明したのとほぼ同じであるが、最初に、メインク
リップ60だけでなくサブクリップ90をもリムフランジ部
に固定しておく点が異なる。この後、ディスク状本体70
aの裏面側に固定された線材をサブクリップ90のフック
部94にホイール径方向外側から引っ掛けるとともに、最
後に、ディスク状本体裏面側に固定されたメインフック
40の弾性係合部を、ホイール軸方向からクリップ60の開
口部63内に弾性係合させる(図8参照)。
【0032】最後に、図14〜図17を参照して本発明の第
3実施形態について説明する。第3実施形態のホイール
カバー100も、サブ係合手段の形態のみが第1実施形態
のものと異なっており、他の構成は同じである。したが
って、サブ係合手段についてのみ説明する。
【0033】第3の実施形態においては、サブ係合手段
は、ホイールカバー100のディスク状本体100aの裏面側
に直接取り付けられた係合部材(サブ係合部)110と、こ
の係合部材を介してホイールカバー100をホイールリム
フランジ部に固定するサブクリップ120とから構成され
る。
【0034】サブクリップ120は、図15に示したよう
に、ホイールのリムフランジ部を挟持する挟持部121
と、挟持部121からホイール径方向内側へと延在する係
合部122とが一体的に形成されてなるものであって、金
属またはプラスチックで成形されることが好ましい。図
16には、サブクリップ120の係合部122と、ディスク状本
体100aの裏面側に取り付けられた係合部材110とを示し
た。
【0035】サブクリップ120の係合部122は、間隔をお
いて平行に形成された2つのブリッジ部123および125を
備えている。サブクリップ120がリムフランジ部3に取
り付けられた状態においては、2つのブリッジ部123、1
25は、それぞれ、ホイールの軸を中心とする同心円の接
線方向に延びている。ホイール半径方向内側に位置する
図16中右側のブリッジ部123には、斜め外側下方に向か
って延びる傾斜壁124が設けられている。
【0036】一方、係合部材110は、ディスク状本体100
aの裏面側に形成された突起部111の先端面にネジ手段、
接着剤、溶接等を利用して取り付けられる。係合部材11
0は、突起部111に固定された状態においてホイール径方
向に延びる細長い平板部112と、平板部112のホイール径
方向内側端部で下方側に直角に折り返されたストッパ部
113と、平板部112のホイール径方向外側を下方側に折り
返してなるループ部114と、ループ部114の端部からさら
に延在するリップ部115とから構成されており、全体が
金属またはプラスチックで成形された弾性体である。
【0037】係合部材110とサブクリップ120の係合部12
2とは、係合部材110を図16中矢印C方向にスライドさせ
ることによって係合させることができる。これを図17を
参照してさらに詳しく説明する。
【0038】まず、2つのブリッジ部123と125との間に
係合部材110のストッパ部113を位置させる。このとき、
ホイール径方向外側のブリッジ部125は、係合部材110の
平板部112とリップ部115との間に形成される楔形の空間
に臨むようにして位置することとなる(図17(a))。
【0039】この状態から、ホイールカバー100をホイ
ール面に対してやや傾斜させながら係合部材110をホイ
ール径方向内側へとスライドさせると、ブリッジ部125
が係合部材110の平板部112とリップ部115との間隔を押
し広げるようにして両者の間に進入していく。また、係
合部材110のストッパ部113が傾斜壁124に案内されてブ
リッジ部123の上面側へと移動する(図17(b))。
【0040】係合部材110をさらにスライドさせると、
ブリッジ部125はループ部114内に収まる。そして、ディ
スク状本体裏面側に固定されたメインフック40の弾性係
合部をホイール軸方向からクリップ60の開口部63内に弾
性係合させる(図8参照)と、図17(c)に示した状態とな
る。このとき、係合部材113のストッパ部113がブリッジ
部123のホイール径方向内側端面と係合する。係合部材1
10とサブクリップ120とが、図4に示した第1実施形態
のホイールカバー30におけるサブフック(サブ係合手段)
50に対応していることが分かる。
【0041】以上の説明から分かるように、ホイールカ
バー100もその実際の取付作業は、図8で説明したのと
ほぼ同じであるが、最初に、メインクリップ60だけでな
くサブクリップ120をもリムフランジ部に固定しておく
点が異なっている。
【0042】この実施形態においては、同一の係合部材
110に対しては、サブクリップ120のブリッジ部を長くす
る程、係合部材とサブクリップとの位置合わせが容易と
なる(両者の位置の相対的自由度が高くなる)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なホイールの概略断面図、およびその
リム部の拡大図である。
【図2】 従来例に係わるホイールカバーが装着された
状態を示す部分部断面図である。
【図3】 従来例に係わるホイールカバーが装着された
状態を示す部分部断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態に係るホイールカバ
ーを示す正面図である。
【図5】 (a)、(b)は、それぞれ、図4のホイールカ
バーのメインフックを説明する斜視図および正面図であ
る。
【図6】 図4のホイールカバーのサブフックを説明す
る斜視図である。
【図7】 図5のメインフックと係合するクリップを説
明する斜視図である。
【図8】 図4のホイールカバーの取付作業を説明する
概略図である。
【図9】 図4のホイールカバーの取付状態を示す断面
図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態に係るホイールカ
バーを示す正面図である。
【図11】 (a)、(b)、(c)は、それぞれ、図10のホ
イールカバー裏面側に取り付けられる種々の線材を説明
する斜視図である。
【図12】 図11の線材と係合するクリップを説明する
斜視図である。
【図13】 図10のホイールカバーの取付状態における
クリップの断面図である。
【図14】 本発明の第3の実施形態に係るホイールカ
バーを示す正面図である。
【図15】 図14のホイールカバーに使用されるクリッ
プを示す斜視図である。
【図16】 図14のホイールカバー裏面側に取り付けら
れる係合部材と図15のクリップの係合部とを示す斜視図
である。
【図17】 (a)、(b)、(c)は、それぞれ、図16に示
した係合部材および係合部の係合機構を説明する説明図
である。
【符号の説明】
1 ホイール 2 リム部 3 リムフランジ部 4 ハンプ部 10 ホイールカバー 11 ディスク状本体 12 爪部 13 突出部 17 ワイヤーリング 20 ホイールカバー 21 弾性係合突起 22 クリップ 23 孔部 30 ホイールカバー 40 メインフック 41 台板部 42 湾曲片 43 開口部 50 サブフック 51 台板部 52 湾曲部 53 開口部 60 メインクリップ 61 挟持部 62 平板部 63 開口部 70 ホイールカバー 80 線材 81 突起部 82 針金 83 ネジ部材 85 板材 87 係止部 88 針金 90 サブクリップ 91 挟持部 92 台座部 93 係止部 94 フック部 100 ホイールカバー 110 係合部材 111 突起部 112 平板部 113 ストッパ部 114 ループ部 115 リップ部 120 サブクリップ 121 挟持部 122 係合部 123 ブリッジ部 124 傾斜壁 125 ブリッジ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがホイールのリムフランジ部
    (3)に係合する1つのメイン係合手段と複数のサブ係合
    手段とをディスク状本体の外周縁に沿って所定間隔で備
    えてなるホイールカバーであって、 メイン係合手段は、リムフランジ部に固定されるメイン
    クリップ(60)と、ディスク状本体裏面側周縁部に固定さ
    れておりメインクリップ(60)に対してホイール軸方向か
    ら着脱可能に弾性係合するメイン係合部(40)とから構成
    されており、 サブ係合手段は、ディスク状本体裏面側に固定されてお
    りリムフランジ部に対して径方向外側から係合するサブ
    係合部(52、80、110)を備えていることを特徴とする、
    ホイールカバー。
  2. 【請求項2】 上記メイン係合手段のメインクリップ(6
    0)は、リムフランジ部を挟持する挟持部(61)と、該挟持
    部に連結されておりホイール径方向内側に延びるととも
    にメイン係合部(40)と係合する係合部(63)が形成された
    延在部(62)とを備えている、ことを特徴とする請求項1
    記載のホイールカバー。
  3. 【請求項3】 上記サブ係合手段は、ホイール径方向外
    側からリムフランジ部の外周面を抱持する湾曲部(52)を
    上記サブ係合部として有する板材(52)で構成されてい
    る、ことを特徴とする請求項1または2記載のホイール
    カバー。
  4. 【請求項4】 上記サブ係合手段は、フック部(94)を備
    えておりリムフランジ部に固定されるサブクリップ(90)
    と、ディスク状本体裏面側周縁部において該裏面より突
    出する2本の突出部間に張設されておりサブクリップの
    フック部(94)に対してホイール径方向外側から着脱可能
    に係合する上記サブ係合部としての線材(80、82、85、8
    8)とから構成されている、ことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のホイールカバー。
  5. 【請求項5】 上記サブ係合手段は、ブリッジ状の係合
    部(123、125)を備えておりリムフランジ部に固定される
    サブクリップ(120)と、ディスク状本体裏面側周縁部に
    固定されておりサブクリップのブリッジ状係合部(123、
    125)に対してホイール径方向外側から着脱可能に弾性係
    合する上記サブ係合部としての係合部材(110)とから構
    成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載
    のホイールカバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116940472A (zh) * 2021-03-25 2023-10-24 豪迈航空航天公司 动态车辆车轮平衡设备、车辆车轮、动力车辆、以及其制造方法

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