JPH1149005A - ステアリング装置 - Google Patents
ステアリング装置Info
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- JPH1149005A JPH1149005A JP9225697A JP22569797A JPH1149005A JP H1149005 A JPH1149005 A JP H1149005A JP 9225697 A JP9225697 A JP 9225697A JP 22569797 A JP22569797 A JP 22569797A JP H1149005 A JPH1149005 A JP H1149005A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- valve
- force
- control valve
- hydraulic actuator
- Prior art date
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- Pending
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】安全性が高く、小型、低コストで、自動操舵モ
ードから通常操舵モードに円滑に変更できるステアリン
グ装置を提供する。 【解決手段】外部信号に基づき作動される第2制御弁2
3′によるポンプ37からの圧油の油圧制御で、補助油圧
アクチュエータ50は第1制御弁23の作動力を発生する。
ドライバーの操舵力に基づき作動される第1制御弁23に
よる油圧制御で、通常操舵用操舵補助力を油圧シリンダ
18が発生し、補助油圧アクチュエータ50の発生力に基づ
き作動される第1制御弁23による油圧制御で、自動操舵
用操舵力を油圧アクチュエータ18が発生する。自動操舵
モードにおけるドライバーの操舵力の作用により、ポン
プ37とタンク41とを連絡する逃がし油路が開閉バルブ11
2により開かれる、通常操舵モードに切り換えられる。
ードから通常操舵モードに円滑に変更できるステアリン
グ装置を提供する。 【解決手段】外部信号に基づき作動される第2制御弁2
3′によるポンプ37からの圧油の油圧制御で、補助油圧
アクチュエータ50は第1制御弁23の作動力を発生する。
ドライバーの操舵力に基づき作動される第1制御弁23に
よる油圧制御で、通常操舵用操舵補助力を油圧シリンダ
18が発生し、補助油圧アクチュエータ50の発生力に基づ
き作動される第1制御弁23による油圧制御で、自動操舵
用操舵力を油圧アクチュエータ18が発生する。自動操舵
モードにおけるドライバーの操舵力の作用により、ポン
プ37とタンク41とを連絡する逃がし油路が開閉バルブ11
2により開かれる、通常操舵モードに切り換えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部信号に応じて
車両を自動操舵することのできるステアリング装置に関
する。
車両を自動操舵することのできるステアリング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、車
両に搭載されるアクチュエータにより外部信号に応じた
操舵力を発生させ、その操舵力に基づき車両を自動操舵
するステアリング装置の開発が進められている。
両に搭載されるアクチュエータにより外部信号に応じた
操舵力を発生させ、その操舵力に基づき車両を自動操舵
するステアリング装置の開発が進められている。
【0003】そのようなステアリング装置として、ドラ
イバーの操舵力に基づき車両が操舵される通常操舵モー
ドと、油圧アクチュエータが発生する操舵力に基づき車
両が操舵される自動操舵モードとを選択でき、その油圧
アクチュエータにより通常操舵モードでは操舵補助力を
発生させるものが提案されている(特開平7‐2058
24号公報参照)。この従来のステアリング装置におい
ては、自動操舵モードにおいて断線が生じた場合に通常
操舵モードに切換えることが可能とされ、フェイルセー
フが図られている。
イバーの操舵力に基づき車両が操舵される通常操舵モー
ドと、油圧アクチュエータが発生する操舵力に基づき車
両が操舵される自動操舵モードとを選択でき、その油圧
アクチュエータにより通常操舵モードでは操舵補助力を
発生させるものが提案されている(特開平7‐2058
24号公報参照)。この従来のステアリング装置におい
ては、自動操舵モードにおいて断線が生じた場合に通常
操舵モードに切換えることが可能とされ、フェイルセー
フが図られている。
【0004】しかし、上記従来のステアリング装置で
は、自動操舵に逆らってドライバーが自己の意志で操舵
方向を変更することはできなかった。そのため、断線以
外の制御系の異常や、予期しない緊急事態等に対処する
フェイルセーフは充分なものではなかった。
は、自動操舵に逆らってドライバーが自己の意志で操舵
方向を変更することはできなかった。そのため、断線以
外の制御系の異常や、予期しない緊急事態等に対処する
フェイルセーフは充分なものではなかった。
【0005】自動操舵に逆らってドライバーが自己の意
志で操舵方向を変更できるものとして、自動操舵モード
においてドライバーが操舵力を作用させることで、通常
操舵モードに切り換えることが可能とされているステア
リング装置が提案されている(特開平4‐39167号
公報、特開平4‐95575号公報)。
志で操舵方向を変更できるものとして、自動操舵モード
においてドライバーが操舵力を作用させることで、通常
操舵モードに切り換えることが可能とされているステア
リング装置が提案されている(特開平4‐39167号
公報、特開平4‐95575号公報)。
【0006】その特開平4‐39167号公報に開示さ
れたステアリング装置においては、自動操舵時の操舵力
発生のため、サーボモータによりステアリングシャフト
を回転させる。そのため、構造が複雑化し、装置が大型
化する。また、非常に高価なものになる。
れたステアリング装置においては、自動操舵時の操舵力
発生のため、サーボモータによりステアリングシャフト
を回転させる。そのため、構造が複雑化し、装置が大型
化する。また、非常に高価なものになる。
【0007】その特開平4‐95575号公報に開示さ
れたステアリング装置においては、自動操舵時の操舵力
発生のための油圧制御弁と、通常操舵時の操舵補助力発
生のための油圧制御弁とは並列的に設けられ、ポンプか
ら送られる圧油を切換え弁により各油圧制御弁に選択的
に供給している。
れたステアリング装置においては、自動操舵時の操舵力
発生のための油圧制御弁と、通常操舵時の操舵補助力発
生のための油圧制御弁とは並列的に設けられ、ポンプか
ら送られる圧油を切換え弁により各油圧制御弁に選択的
に供給している。
【0008】そのように、自動操舵時の操舵力発生のた
めの油圧制御弁と、通常操舵時の操舵補助力発生のため
の油圧制御弁とを備える場合、構造が複雑化し、装置が
大型化する。また、自動操舵モードから通常操舵モード
への切換え時に圧油の流れを円滑に切り換えるのが困難
で、その切換え時にドライバーにショックを与えてしま
う。
めの油圧制御弁と、通常操舵時の操舵補助力発生のため
の油圧制御弁とを備える場合、構造が複雑化し、装置が
大型化する。また、自動操舵モードから通常操舵モード
への切換え時に圧油の流れを円滑に切り換えるのが困難
で、その切換え時にドライバーにショックを与えてしま
う。
【0009】また、自動操舵時にドライバーがステアリ
ングホイールを操作して操舵力を作用させると、そのス
テアリングホイールの操作を電気的に検知して電気信号
を出力し、自動操舵を解除するシステムがある。しか
し、そのステアリングホイールの操作の検知手段や制御
機器の故障、電気的外乱により、そのステアリングホイ
ールの操作を検知できなくなったり、誤検知が生じるお
それがある。そのため、ステアリングホイールを操作し
ても自動操舵が解除されなかったり、自動操舵がドライ
バーの意思に反して解除されるという問題がある。
ングホイールを操作して操舵力を作用させると、そのス
テアリングホイールの操作を電気的に検知して電気信号
を出力し、自動操舵を解除するシステムがある。しか
し、そのステアリングホイールの操作の検知手段や制御
機器の故障、電気的外乱により、そのステアリングホイ
ールの操作を検知できなくなったり、誤検知が生じるお
それがある。そのため、ステアリングホイールを操作し
ても自動操舵が解除されなかったり、自動操舵がドライ
バーの意思に反して解除されるという問題がある。
【0010】本発明は、上記問題を解決することのでき
るステアリング装置を提供することを目的とする。
るステアリング装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドライバーの
操舵力と油圧アクチュエータが発生する操舵補助力とに
基づき車両が操舵される通常操舵モードと、外部信号に
応じてその油圧アクチュエータが発生する操舵力に基づ
き車両が操舵される自動操舵モードとを選択可能なステ
アリング装置に適用される。本発明は、そのステアリン
グ装置において、圧油供給用ポンプと、補助油圧アクチ
ュエータと、ドライバーの操舵力の作用と、その補助油
圧アクチュエータが発生する力の作用の何れに基づいて
も作動される第1制御弁と、その外部信号に基づき作動
される第2制御弁とを備え、通常操舵モードにおいて
は、そのポンプから供給される圧油の油圧が、ドライバ
ーの操舵力に基づき作動される第1制御弁により制御さ
れることで、その作動量に応じた操舵補助力が油圧アク
チュエータにより発生され、自動操舵モードにおいて
は、そのポンプから供給される圧油の油圧が、第2制御
弁により制御されることで、第1制御弁を作動させる力
が前記補助油圧アクチュエータにより発生され、且つ、
そのポンプから供給される圧油の油圧が、補助油圧アク
チュエータが発生する力に基づき作動される第1制御弁
により制御されることで、その作動量に応じた操舵力が
油圧アクチュエータにより発生され、自動操舵モードに
おいてドライバーの操舵力を作用させることで通常操舵
モードに切り換えることができるように、そのポンプと
タンクとを連絡する逃がし油路が第2制御弁に並列に設
けられ、その逃がし油路に常閉の開閉バルブがドライバ
ーの操舵力により開かれるように設けられていることを
特徴とする。
操舵力と油圧アクチュエータが発生する操舵補助力とに
基づき車両が操舵される通常操舵モードと、外部信号に
応じてその油圧アクチュエータが発生する操舵力に基づ
き車両が操舵される自動操舵モードとを選択可能なステ
アリング装置に適用される。本発明は、そのステアリン
グ装置において、圧油供給用ポンプと、補助油圧アクチ
ュエータと、ドライバーの操舵力の作用と、その補助油
圧アクチュエータが発生する力の作用の何れに基づいて
も作動される第1制御弁と、その外部信号に基づき作動
される第2制御弁とを備え、通常操舵モードにおいて
は、そのポンプから供給される圧油の油圧が、ドライバ
ーの操舵力に基づき作動される第1制御弁により制御さ
れることで、その作動量に応じた操舵補助力が油圧アク
チュエータにより発生され、自動操舵モードにおいて
は、そのポンプから供給される圧油の油圧が、第2制御
弁により制御されることで、第1制御弁を作動させる力
が前記補助油圧アクチュエータにより発生され、且つ、
そのポンプから供給される圧油の油圧が、補助油圧アク
チュエータが発生する力に基づき作動される第1制御弁
により制御されることで、その作動量に応じた操舵力が
油圧アクチュエータにより発生され、自動操舵モードに
おいてドライバーの操舵力を作用させることで通常操舵
モードに切り換えることができるように、そのポンプと
タンクとを連絡する逃がし油路が第2制御弁に並列に設
けられ、その逃がし油路に常閉の開閉バルブがドライバ
ーの操舵力により開かれるように設けられていることを
特徴とする。
【0012】本発明の構成によれば、通常操舵モードに
おいては、ドライバーの操舵力に基づき作動される第1
制御弁により、ポンプから供給される圧油の油圧が制御
されることで、油圧アクチュエータは通常操舵のための
操舵補助力を発生する。自動操舵モードにおいては、ポ
ンプから供給される圧油の油圧が外部信号に基づき作動
する第2制御弁により制御されることで、補助油圧アク
チュエータは第1制御弁を作動させる力を発生する。そ
の補助油圧アクチュエータが発生する力に基づき作動す
る第1制御弁により、そのポンプから供給される圧油の
油圧が制御されることで、油圧アクチュエータは自動操
舵のための操舵力を発生する。その自動操舵モードにお
いてドライバーが操舵力を作用させることで、その第2
制御弁に並列に設けられたをポンプとタンクとを連絡す
る連絡する逃がし油路が、開閉バルブにより開かれる。
これにより、その補助油圧アクチュエータは第1制御弁
を作動させる力を発生させることはない。よって、ドラ
イバーの操舵力によってのみ作動する第1制御弁によ
り、そのポンプから供給される圧油の油圧が制御される
ので、油圧アクチュエータは通常操舵のための操舵補助
力を発生する。すなわち、自動操舵モードにおいてドラ
イバーの操舵力を作用させることで、自動操舵モードは
解除されて通常操舵モードに切り換えられる。これによ
り、自動操舵に逆らってドライバーが自己の意志で確実
に操舵方向を変更でき、充分なフェイルセーフ機能を奏
することができる。
おいては、ドライバーの操舵力に基づき作動される第1
制御弁により、ポンプから供給される圧油の油圧が制御
されることで、油圧アクチュエータは通常操舵のための
操舵補助力を発生する。自動操舵モードにおいては、ポ
ンプから供給される圧油の油圧が外部信号に基づき作動
する第2制御弁により制御されることで、補助油圧アク
チュエータは第1制御弁を作動させる力を発生する。そ
の補助油圧アクチュエータが発生する力に基づき作動す
る第1制御弁により、そのポンプから供給される圧油の
油圧が制御されることで、油圧アクチュエータは自動操
舵のための操舵力を発生する。その自動操舵モードにお
いてドライバーが操舵力を作用させることで、その第2
制御弁に並列に設けられたをポンプとタンクとを連絡す
る連絡する逃がし油路が、開閉バルブにより開かれる。
これにより、その補助油圧アクチュエータは第1制御弁
を作動させる力を発生させることはない。よって、ドラ
イバーの操舵力によってのみ作動する第1制御弁によ
り、そのポンプから供給される圧油の油圧が制御される
ので、油圧アクチュエータは通常操舵のための操舵補助
力を発生する。すなわち、自動操舵モードにおいてドラ
イバーの操舵力を作用させることで、自動操舵モードは
解除されて通常操舵モードに切り換えられる。これによ
り、自動操舵に逆らってドライバーが自己の意志で確実
に操舵方向を変更でき、充分なフェイルセーフ機能を奏
することができる。
【0013】また、本発明の構成によれば、第1制御弁
によりポンプから供給される圧油の油圧を制御すること
で、自動操舵時には操舵力を発生させ、通常操舵時には
操舵補助力を発生させることができる。すなわち、自動
操舵時の操舵力発生のための油圧制御弁と通常操舵時の
操舵補助力発生のための油圧制御弁とを個別に必要とし
ないことから、構造を簡単化し、装置を小型化できる。
によりポンプから供給される圧油の油圧を制御すること
で、自動操舵時には操舵力を発生させ、通常操舵時には
操舵補助力を発生させることができる。すなわち、自動
操舵時の操舵力発生のための油圧制御弁と通常操舵時の
操舵補助力発生のための油圧制御弁とを個別に必要とし
ないことから、構造を簡単化し、装置を小型化できる。
【0014】本発明のステアリング装置は、ドライバー
の操舵力の入力シャフトと出力シャフトとを備え、両シ
ャフトは、そのドライバーの操舵力に応じて弾性的に相
対回転可能に連結され、その第1制御弁は、第1バルブ
部材と第2バルブ部材とを有し、両バルブ部材の一方
は、両シャフトの一方に、その補助油圧アクチュエータ
が発生する力に応じて弾性的に相対回転可能に連結さ
れ、両バルブ部材の他方は、両シャフトの他方と同行回
転可能とされ、両バルブ部材の相対回転量が第1制御弁
の作動量とされ、両バルブ部材の相対回転量に応じて油
圧アクチュエータに作用する油圧が制御可能とされ、そ
の補助油圧アクチュエータは、両バルブ部材の一方が弾
性的に相対回転可能に連結される両シャフトの一方にお
いて、変位可能に設けられる移動部材と、その移動部材
により仕切られる左右操舵用油室と、その移動部材を両
バルブ部材の一方に連結する連結部材とを有し、その第
2制御弁により右操舵用油室と左操舵用油室とに択一的
に油圧を作用させることが可能とされ、その右操舵用油
室の油圧と左操舵用油室の油圧の差圧による移動部材の
変位が連結部材を介して両バルブ部材の一方に伝達され
ることで、両バルブ部材を相対回転させることが可能と
されているのが好ましい。これにより、自動操舵中にお
いて、補助油圧アクチュエータの発生する力の作用によ
り、両バルブ部材の一方が両シャフトの一方に対して弾
性的に相対回転し、その相対回転により両バルブ部材が
相対回転することで、第1制御弁が作動される。この第
1制御弁の作動量に応じた操舵力が油圧アクチュエータ
により発生される。
の操舵力の入力シャフトと出力シャフトとを備え、両シ
ャフトは、そのドライバーの操舵力に応じて弾性的に相
対回転可能に連結され、その第1制御弁は、第1バルブ
部材と第2バルブ部材とを有し、両バルブ部材の一方
は、両シャフトの一方に、その補助油圧アクチュエータ
が発生する力に応じて弾性的に相対回転可能に連結さ
れ、両バルブ部材の他方は、両シャフトの他方と同行回
転可能とされ、両バルブ部材の相対回転量が第1制御弁
の作動量とされ、両バルブ部材の相対回転量に応じて油
圧アクチュエータに作用する油圧が制御可能とされ、そ
の補助油圧アクチュエータは、両バルブ部材の一方が弾
性的に相対回転可能に連結される両シャフトの一方にお
いて、変位可能に設けられる移動部材と、その移動部材
により仕切られる左右操舵用油室と、その移動部材を両
バルブ部材の一方に連結する連結部材とを有し、その第
2制御弁により右操舵用油室と左操舵用油室とに択一的
に油圧を作用させることが可能とされ、その右操舵用油
室の油圧と左操舵用油室の油圧の差圧による移動部材の
変位が連結部材を介して両バルブ部材の一方に伝達され
ることで、両バルブ部材を相対回転させることが可能と
されているのが好ましい。これにより、自動操舵中にお
いて、補助油圧アクチュエータの発生する力の作用によ
り、両バルブ部材の一方が両シャフトの一方に対して弾
性的に相対回転し、その相対回転により両バルブ部材が
相対回転することで、第1制御弁が作動される。この第
1制御弁の作動量に応じた操舵力が油圧アクチュエータ
により発生される。
【0015】その入力シャフトは、ステアリングホイー
ル側の第1シャフト部と、出力シャフト側の第2シャフ
ト部を有し、両シャフト部は、そのドライバーの操舵力
に応じて弾性的に相対回転可能に連結され、その入力シ
ャフトの第2シャフト部と出力シャフトは、そのドライ
バーの操舵力に応じて弾性的に相対回転可能に連結さ
れ、両バルブ部材の一方は、出力シャフトに、その補助
油圧アクチュエータが発生する力に応じて弾性的に相対
回転可能に連結され、両バルブ部材の他方は、入力シャ
フトの第2シャフト部と同行回転可能とされ、前記開閉
バルブは第1回転部材と第2回転部材とを有し、両回転
部材の一方は入力シャフトの両シャフト部の一方と同行
回転可能とされ、両回転部材の他方は両シャフト部の他
方と同行回転可能とされ、ドライバーの操舵力による両
回転部材の相対回転により前記逃がし油路が開かれるの
が好ましい。これにより、その自動操舵中において、ド
ライバーの操舵力の作用により入力シャフトの第1シャ
フト部と第2シャフト部とが弾性的に相対回転すると、
開閉バルブの両回転部材が相対回転して逃がし油路が開
かれる。よって、上記のようにドライバーの操舵力の作
用により自動操舵を解除できる。すなわち、簡単な構成
により、自動操舵モードから通常操舵モードに円滑に切
り換えることができる。また、開閉バルブをステアリン
グホイールと第1制御弁の間に配置できるので、装置の
径方向寸法を小さくできる。
ル側の第1シャフト部と、出力シャフト側の第2シャフ
ト部を有し、両シャフト部は、そのドライバーの操舵力
に応じて弾性的に相対回転可能に連結され、その入力シ
ャフトの第2シャフト部と出力シャフトは、そのドライ
バーの操舵力に応じて弾性的に相対回転可能に連結さ
れ、両バルブ部材の一方は、出力シャフトに、その補助
油圧アクチュエータが発生する力に応じて弾性的に相対
回転可能に連結され、両バルブ部材の他方は、入力シャ
フトの第2シャフト部と同行回転可能とされ、前記開閉
バルブは第1回転部材と第2回転部材とを有し、両回転
部材の一方は入力シャフトの両シャフト部の一方と同行
回転可能とされ、両回転部材の他方は両シャフト部の他
方と同行回転可能とされ、ドライバーの操舵力による両
回転部材の相対回転により前記逃がし油路が開かれるの
が好ましい。これにより、その自動操舵中において、ド
ライバーの操舵力の作用により入力シャフトの第1シャ
フト部と第2シャフト部とが弾性的に相対回転すると、
開閉バルブの両回転部材が相対回転して逃がし油路が開
かれる。よって、上記のようにドライバーの操舵力の作
用により自動操舵を解除できる。すなわち、簡単な構成
により、自動操舵モードから通常操舵モードに円滑に切
り換えることができる。また、開閉バルブをステアリン
グホイールと第1制御弁の間に配置できるので、装置の
径方向寸法を小さくできる。
【0016】あるいは、前記開閉バルブは、両シャフト
の一方において前記逃がし油路を開閉するように変位可
能な開閉スプールを有し、そのドライバーの操舵力に応
じた前記両シャフトの相対回転により前記逃がし油路が
開かれるように、その開閉スプールと両シャフトは連動
されているのが好ましい。これにより、その自動操舵中
において、ドライバーの操舵力の作用により両シャフト
が弾性的に相対回転すると、開閉バルブのスプールが変
位して逃がし油路が開かれる。これにより、上記のよう
にドライバーの操舵力の作用により自動操舵を解除でき
る。すなわち、簡単な構成により、自動操舵モードから
通常操舵モードに円滑に切り換えることができる。ま
た、開閉バルブを入出力シャフトの一方に設けることが
できるので、装置の軸方向寸法を小さくできる。
の一方において前記逃がし油路を開閉するように変位可
能な開閉スプールを有し、そのドライバーの操舵力に応
じた前記両シャフトの相対回転により前記逃がし油路が
開かれるように、その開閉スプールと両シャフトは連動
されているのが好ましい。これにより、その自動操舵中
において、ドライバーの操舵力の作用により両シャフト
が弾性的に相対回転すると、開閉バルブのスプールが変
位して逃がし油路が開かれる。これにより、上記のよう
にドライバーの操舵力の作用により自動操舵を解除でき
る。すなわち、簡単な構成により、自動操舵モードから
通常操舵モードに円滑に切り換えることができる。ま
た、開閉バルブを入出力シャフトの一方に設けることが
できるので、装置の軸方向寸法を小さくできる。
【0017】本発明のステアリング装置において、その
入力シャフトと出力シャフトとは同軸心に連結され、そ
の第1バルブ部材は筒状とされ、この第1バルブ部材に
第2バルブ部材が同軸心に相対回転可能に挿入され、そ
の第1バルブ部材の内周と第2バルブ部材の外周とに軸
方向に沿う凹部が周方向に間隔をおいて形成され、その
第1バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁と第2バルブ部
材側凹部の軸方向に沿う縁との間が、その油圧アクチュ
エータとポンプとの間の油路に設けられる絞り部とさ
れ、その絞り部の開度の両バルブ部材の相対回転による
変更に応じて油圧アクチュエータに供給される圧油の油
圧が制御されるのが好ましい。これにより、補助アクチ
ュエータを、操舵力の伝達系内においてコンパクトに構
成することができる。
入力シャフトと出力シャフトとは同軸心に連結され、そ
の第1バルブ部材は筒状とされ、この第1バルブ部材に
第2バルブ部材が同軸心に相対回転可能に挿入され、そ
の第1バルブ部材の内周と第2バルブ部材の外周とに軸
方向に沿う凹部が周方向に間隔をおいて形成され、その
第1バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁と第2バルブ部
材側凹部の軸方向に沿う縁との間が、その油圧アクチュ
エータとポンプとの間の油路に設けられる絞り部とさ
れ、その絞り部の開度の両バルブ部材の相対回転による
変更に応じて油圧アクチュエータに供給される圧油の油
圧が制御されるのが好ましい。これにより、補助アクチ
ュエータを、操舵力の伝達系内においてコンパクトに構
成することができる。
【0018】本発明のステアリング装置において、第1
制御弁とタンクとの間に第2制御弁を設けるのが好まし
い。これにより、自動操舵のための油圧制御系を通常操
舵のための油圧制御系の下流側に配置できるので、自動
操舵モードから通常操舵モードに変更する際に、圧油の
流れを円滑に変更することができ、ドライバーにショッ
クを与えるのを防止できる。また、油圧回路の構成が簡
素化される。
制御弁とタンクとの間に第2制御弁を設けるのが好まし
い。これにより、自動操舵のための油圧制御系を通常操
舵のための油圧制御系の下流側に配置できるので、自動
操舵モードから通常操舵モードに変更する際に、圧油の
流れを円滑に変更することができ、ドライバーにショッ
クを与えるのを防止できる。また、油圧回路の構成が簡
素化される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8(2)を参照し
て本発明の第1実施形態を説明する。
て本発明の第1実施形態を説明する。
【0020】図1、図7に示すラックピニオン式ステア
リング装置1は、ステアリングホイール(図示省略)に
連結される入力シャフト2と、この入力シャフト2にト
ーションバー3を介して同軸心に連結される出力シャフ
ト4とを備えている。その入力シャフト2は、ステアリ
ングホイール側の第1シャフト部2aと、出力シャフト
4側の第2シャフト部2bを有する。そのトーションバ
ー3は第1ピン5aを介し入力シャフト2の第1シャフ
ト部2aに連結され、第2ピン5bを介して入力シャフ
ト2の第2シャフト部2bに連結され、セレーション6
を介し出力シャフト4に連結されている。これにより、
入力シャフト2の第1シャフト部2aと第2シャフト部
2bは、ドライバーの操舵力に応じてトーションバー3
が第1ピン5aと第2ピン5bの間で弾性的に捩じれる
ことで、弾性的に相対回転可能とされ、また、入力シャ
フト2の第2シャフト部2bと出力シャフト4は、ドラ
イバーの操舵力に応じてトーションバー3が第2ピン5
bとセレーション6の間で弾性的に捩じれることで、弾
性的に相対回転可能とされている。
リング装置1は、ステアリングホイール(図示省略)に
連結される入力シャフト2と、この入力シャフト2にト
ーションバー3を介して同軸心に連結される出力シャフ
ト4とを備えている。その入力シャフト2は、ステアリ
ングホイール側の第1シャフト部2aと、出力シャフト
4側の第2シャフト部2bを有する。そのトーションバ
ー3は第1ピン5aを介し入力シャフト2の第1シャフ
ト部2aに連結され、第2ピン5bを介して入力シャフ
ト2の第2シャフト部2bに連結され、セレーション6
を介し出力シャフト4に連結されている。これにより、
入力シャフト2の第1シャフト部2aと第2シャフト部
2bは、ドライバーの操舵力に応じてトーションバー3
が第1ピン5aと第2ピン5bの間で弾性的に捩じれる
ことで、弾性的に相対回転可能とされ、また、入力シャ
フト2の第2シャフト部2bと出力シャフト4は、ドラ
イバーの操舵力に応じてトーションバー3が第2ピン5
bとセレーション6の間で弾性的に捩じれることで、弾
性的に相対回転可能とされている。
【0021】その出力シャフト4にピニオン7が形成さ
れ、このピニオン7に噛み合うラック8の各端に操舵用
車輪(図示省略)が連結される。その入力シャフト2の
第1シャフト2aは、ベアリング9を介しバルブハウジ
ング10aに支持され、また、ブッシュ11aを介して
第2シャフト2bに支持される。その第2シャフト2b
はブッシュ11bを介し出力シャフト4に支持されてい
る。その出力シャフト4はベアリング12、13を介し
ラックハウジング10bに支持されている。
れ、このピニオン7に噛み合うラック8の各端に操舵用
車輪(図示省略)が連結される。その入力シャフト2の
第1シャフト2aは、ベアリング9を介しバルブハウジ
ング10aに支持され、また、ブッシュ11aを介して
第2シャフト2bに支持される。その第2シャフト2b
はブッシュ11bを介し出力シャフト4に支持されてい
る。その出力シャフト4はベアリング12、13を介し
ラックハウジング10bに支持されている。
【0022】ドライバーの操舵力と後述の油圧シリンダ
18が発生する操舵補助力とに基づき車両が操舵される
通常操舵モードにおいては、そのドライバーの操舵力に
基づく操舵トルクにより入力シャフト2の第1シャフト
部2aが回転する。その第1シャフト部2aの回転は、
トーションバー3の第1ピン5aと第2ピン5bの間を
介して第2シャフト部2bに伝達される。その第2シャ
フト部2bの回転は、トーションバー3の第2ピン5b
とセレーション6の間を介して出力シャフト4のピニオ
ン7に伝達される。そのピニオン7の回転によりラック
8は軸方向に移動する。このラック8の移動により車輪
が転舵される。その入力シャフト2とバルブハウジング
10aとの間、出力シャフト4とラックハウジング10
bとの間にオイルシール14、15が設けられている。
そのラック8を支持するサポートヨーク16が設けら
れ、このサポートヨーク16はバネ17の弾力によりラ
ック8に押し付けられている。
18が発生する操舵補助力とに基づき車両が操舵される
通常操舵モードにおいては、そのドライバーの操舵力に
基づく操舵トルクにより入力シャフト2の第1シャフト
部2aが回転する。その第1シャフト部2aの回転は、
トーションバー3の第1ピン5aと第2ピン5bの間を
介して第2シャフト部2bに伝達される。その第2シャ
フト部2bの回転は、トーションバー3の第2ピン5b
とセレーション6の間を介して出力シャフト4のピニオ
ン7に伝達される。そのピニオン7の回転によりラック
8は軸方向に移動する。このラック8の移動により車輪
が転舵される。その入力シャフト2とバルブハウジング
10aとの間、出力シャフト4とラックハウジング10
bとの間にオイルシール14、15が設けられている。
そのラック8を支持するサポートヨーク16が設けら
れ、このサポートヨーク16はバネ17の弾力によりラ
ック8に押し付けられている。
【0023】自動操舵モードにおいて操舵力を発生し、
通常操舵モードにおいて操舵補助力を発生する油圧アク
チュエータとして油圧シリンダ18が設けられている。
その油圧シリンダ18は、ラックハウジング10bによ
り構成されるシリンダチューブと、ラック8に一体化さ
れるピストン20とを有し、そのピストン20により仕
切られる第1油室21と第2油室22とを有する。
通常操舵モードにおいて操舵補助力を発生する油圧アク
チュエータとして油圧シリンダ18が設けられている。
その油圧シリンダ18は、ラックハウジング10bによ
り構成されるシリンダチューブと、ラック8に一体化さ
れるピストン20とを有し、そのピストン20により仕
切られる第1油室21と第2油室22とを有する。
【0024】各油室21、22は、ドライバーの操舵力
の作用と、後述の補助油圧アクチュエータ50が発生す
る力の作用の何れに基づいても作動されるロータリー式
油圧第1制御弁23に接続される。その第1制御弁23
の作動量に応じて、ポンプ37から供給される圧油の油
圧が制御される。
の作用と、後述の補助油圧アクチュエータ50が発生す
る力の作用の何れに基づいても作動されるロータリー式
油圧第1制御弁23に接続される。その第1制御弁23
の作動量に応じて、ポンプ37から供給される圧油の油
圧が制御される。
【0025】すなわち、その第1制御弁23は、筒状の
第1バルブ部材24と、この第1バルブ部材24に同軸
心に相対回転可能に挿入される第2バルブ部材25とを
備える。その第1バルブ部材24は、バルブハウジング
10aに相対回転可能に挿入され、出力シャフト4に後
述のように同軸心かつ弾性的に相対回転可能に連結され
る。その第2バルブ部材25は入力シャフト2の第2シ
ャフト部2bの外周に一体的に形成されることで、その
第2シャフト部2bと同行回転する。これにより、ドラ
イバーの操舵力に基づく操舵トルクによりトーションバ
ー3が第2ピン5bとセレーション6の間でねじれ、入
力シャフト2の第2シャフト部2bと出力シャフト4と
が弾性的に相対回転することで、第1バルブ部材24と
第2バルブ部材25とは相対回転する。また、後述の補
助油圧アクチュエータ50の発生力による第1バルブ部
材24の出力シャフト4に対する相対回転により、両バ
ルブ部材24、25は相対回転する。両バルブ部材2
4、25の相対回転量が第1制御弁23の作動量とされ
る。
第1バルブ部材24と、この第1バルブ部材24に同軸
心に相対回転可能に挿入される第2バルブ部材25とを
備える。その第1バルブ部材24は、バルブハウジング
10aに相対回転可能に挿入され、出力シャフト4に後
述のように同軸心かつ弾性的に相対回転可能に連結され
る。その第2バルブ部材25は入力シャフト2の第2シ
ャフト部2bの外周に一体的に形成されることで、その
第2シャフト部2bと同行回転する。これにより、ドラ
イバーの操舵力に基づく操舵トルクによりトーションバ
ー3が第2ピン5bとセレーション6の間でねじれ、入
力シャフト2の第2シャフト部2bと出力シャフト4と
が弾性的に相対回転することで、第1バルブ部材24と
第2バルブ部材25とは相対回転する。また、後述の補
助油圧アクチュエータ50の発生力による第1バルブ部
材24の出力シャフト4に対する相対回転により、両バ
ルブ部材24、25は相対回転する。両バルブ部材2
4、25の相対回転量が第1制御弁23の作動量とされ
る。
【0026】両バルブ部材24、25の相対回転量に応
じて油圧シリンダ18に作用する油圧が制御される。す
なわち、図2に示すように、その第1バルブ部材24の
内周と第2バルブ部材25の外周とに軸方向に沿う複数
の凹部が周方向等間隔に形成されている。その第1バル
ブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する右操舵
用凹部27と左操舵用凹部28とで構成される。その第
2バルブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する
圧油供給用凹部29と圧油排出用凹部30とで構成され
る。各右操舵用凹部27と各左操舵用凹部28とは周方
向に交互に配置され、各圧油供給用凹部29と各圧油排
出用凹部30とは周方向に交互に配置される。
じて油圧シリンダ18に作用する油圧が制御される。す
なわち、図2に示すように、その第1バルブ部材24の
内周と第2バルブ部材25の外周とに軸方向に沿う複数
の凹部が周方向等間隔に形成されている。その第1バル
ブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する右操舵
用凹部27と左操舵用凹部28とで構成される。その第
2バルブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する
圧油供給用凹部29と圧油排出用凹部30とで構成され
る。各右操舵用凹部27と各左操舵用凹部28とは周方
向に交互に配置され、各圧油供給用凹部29と各圧油排
出用凹部30とは周方向に交互に配置される。
【0027】各右操舵用凹部27は、第1バルブ部材2
4に形成された第1油路31およびバルブハウジング1
0aに形成された第1ポート32から、油圧シリンダ1
8の第1油室21に通じる。
4に形成された第1油路31およびバルブハウジング1
0aに形成された第1ポート32から、油圧シリンダ1
8の第1油室21に通じる。
【0028】各左操舵用凹部28は、第1バルブ部材2
4に形成された第2油路33およびバルブハウジング1
0aに形成された第2ポート34から、油圧シリンダ1
8の第2油室22に通じる。
4に形成された第2油路33およびバルブハウジング1
0aに形成された第2ポート34から、油圧シリンダ1
8の第2油室22に通じる。
【0029】各圧油供給用凹部29は、第1バルブ部材
24に形成された第3油路35と、バルブハウジング1
0aに形成された入口ポート36を介してポンプ37に
通じる。
24に形成された第3油路35と、バルブハウジング1
0aに形成された入口ポート36を介してポンプ37に
通じる。
【0030】各圧油排出用凹部30は、第2バルブ部材
25に形成された第1排出路38、入力シャフト2とト
ーションバー3の内外周間の油路47、入力シャフト2
の第2シャフト部2bに形成された第2排出路39、及
び後述の第2制御弁23′を介してタンク41に通じ
る。
25に形成された第1排出路38、入力シャフト2とト
ーションバー3の内外周間の油路47、入力シャフト2
の第2シャフト部2bに形成された第2排出路39、及
び後述の第2制御弁23′を介してタンク41に通じ
る。
【0031】これにより、第1バルブ部材24と第2バ
ルブ部材25の内外周間に形成された弁間油路42を介
して、その油圧シリンダ18の各油室21、22とポン
プ37とが接続される。その弁間油路42において、第
1バルブ部材側凹部と第2バルブ部材側凹部の間は、両
バルブ部材24、25の相対回転により開度が変化する
絞り部A、B、C、Dとされる。各絞り部A、B、C、
Dの開度が変化することで、油圧シリンダ18に作用す
る油圧が制御される。
ルブ部材25の内外周間に形成された弁間油路42を介
して、その油圧シリンダ18の各油室21、22とポン
プ37とが接続される。その弁間油路42において、第
1バルブ部材側凹部と第2バルブ部材側凹部の間は、両
バルブ部材24、25の相対回転により開度が変化する
絞り部A、B、C、Dとされる。各絞り部A、B、C、
Dの開度が変化することで、油圧シリンダ18に作用す
る油圧が制御される。
【0032】図2は、操舵が行なわれていない直進操舵
位置での両バルブ部材24、25の相対位置を示す。こ
の状態においては各圧油供給用凹部29と各圧油排出用
凹部30との間の絞り部A、B、C、Dの開度は一定で
あり、圧油は各絞り部A、B、C、Dを通って第2排出
路39から第2制御弁23′を介してタンク41に還流
する。
位置での両バルブ部材24、25の相対位置を示す。こ
の状態においては各圧油供給用凹部29と各圧油排出用
凹部30との間の絞り部A、B、C、Dの開度は一定で
あり、圧油は各絞り部A、B、C、Dを通って第2排出
路39から第2制御弁23′を介してタンク41に還流
する。
【0033】直進操舵位置から右方へ操舵すると、ドラ
イバーの操舵トルクに応じたトーションバー3の捩じれ
により、あるいは後述の補助油圧アクチュエータ50の
発生力による第1バルブ部材24の出力シャフト4に対
する相対回転により、両バルブ部材24、25は相対回
転する。その相対回転量に応じて、各右操舵用凹部27
と各圧油供給用凹部29との間の絞り部Aの開度および
各左操舵用凹部28と各圧油排出用凹部30との間の絞
り部Bの開度が大きくなり、各左操舵用凹部28と各圧
油供給用凹部29との間の絞り部Cの開度および各右操
舵用凹部27と各圧油排出用凹部30との間の絞り部D
の開度が小さくなる。これにより、ポンプ37から第1
油室21へ圧油が供給され、第2油室22からタンク4
1へ油が還流され、通常操舵時には車両の右方への操舵
補助力が、自動操舵時には車両の右方への操舵力が、ラ
ック8に作用する。
イバーの操舵トルクに応じたトーションバー3の捩じれ
により、あるいは後述の補助油圧アクチュエータ50の
発生力による第1バルブ部材24の出力シャフト4に対
する相対回転により、両バルブ部材24、25は相対回
転する。その相対回転量に応じて、各右操舵用凹部27
と各圧油供給用凹部29との間の絞り部Aの開度および
各左操舵用凹部28と各圧油排出用凹部30との間の絞
り部Bの開度が大きくなり、各左操舵用凹部28と各圧
油供給用凹部29との間の絞り部Cの開度および各右操
舵用凹部27と各圧油排出用凹部30との間の絞り部D
の開度が小さくなる。これにより、ポンプ37から第1
油室21へ圧油が供給され、第2油室22からタンク4
1へ油が還流され、通常操舵時には車両の右方への操舵
補助力が、自動操舵時には車両の右方への操舵力が、ラ
ック8に作用する。
【0034】直進操舵位置から左方へ操舵すると、各絞
り部A、B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に
変化するので、通常操舵時には車両の左方への操舵補助
力が、自動操舵時には車両の左方への操舵力が、ラック
8に作用する。
り部A、B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に
変化するので、通常操舵時には車両の左方への操舵補助
力が、自動操舵時には車両の左方への操舵力が、ラック
8に作用する。
【0035】図1、図3〜図5に示すように、補助油圧
アクチュエータ50が設けられている。この補助油圧ア
クチュエータ50は、上記出力シャフト4に変位可能に
設けられる移動部材53、この移動部材53により仕切
られる右操舵用油室51および左操舵用油室52、その
移動部材53を第1バルブ部材24に連結する連結部材
54を有する。本実施形態では、出力シャフト4の一端
側(図1において上端側)の外周に、一対の凹部4a、
4bが形成され、両凹部4a、4bを覆う環状部材55
が出力シャフト4に嵌め合わされる。これにより、両凹
部4a、4bの内部が上記油室51、52とされる。ま
た、その出力シャフト4の一端側に、両油室51、52
を連絡する通孔56が形成され、その通孔56に略円柱
形の上記移動部材53が軸方向移動可能に挿入される。
その移動部材53は、外周に周溝53aが形成され、各
端は押さえ板53bに対向する。各押さえ板53bは、
端部にニードル53cが取り付けられ、各油室51、5
2の内面に形成されたガイド溝51a、52aに嵌め合
わされることで、移動部材53の軸方向に移動可能とさ
れている。
アクチュエータ50が設けられている。この補助油圧ア
クチュエータ50は、上記出力シャフト4に変位可能に
設けられる移動部材53、この移動部材53により仕切
られる右操舵用油室51および左操舵用油室52、その
移動部材53を第1バルブ部材24に連結する連結部材
54を有する。本実施形態では、出力シャフト4の一端
側(図1において上端側)の外周に、一対の凹部4a、
4bが形成され、両凹部4a、4bを覆う環状部材55
が出力シャフト4に嵌め合わされる。これにより、両凹
部4a、4bの内部が上記油室51、52とされる。ま
た、その出力シャフト4の一端側に、両油室51、52
を連絡する通孔56が形成され、その通孔56に略円柱
形の上記移動部材53が軸方向移動可能に挿入される。
その移動部材53は、外周に周溝53aが形成され、各
端は押さえ板53bに対向する。各押さえ板53bは、
端部にニードル53cが取り付けられ、各油室51、5
2の内面に形成されたガイド溝51a、52aに嵌め合
わされることで、移動部材53の軸方向に移動可能とさ
れている。
【0036】本実施形態では、その移動部材53を介し
て、上記第1バルブ部材24は出力シャフト4に弾性的
に相対回転可能に連結される。すなわち、各油室51、
52の内面に重ね板バネ58、59が、その移動部材5
3の両端にニードル53cと押さえ板53bとを介して
接するように取り付けられる。上記連結部材54は丸棒
状で、一端は移動部材53の外周中央に固定され、他端
は第1バルブ部材24の下端に形成された切欠24aに
挿入される。その移動部材53の移動方向は、その出力
シャフト4の軸心に直交する平面内において第1バルブ
部材24の周面の接線方向に平行方向とされている。ド
ライバーの操舵力に基づく操舵トルクに応じてトーショ
ンバー3がねじれる際に、第1バルブ部材24と第2バ
ルブ部材25との間の摩擦、および、第1バルブ部材2
4とバルブハウジング10aとの間の摩擦に応じ、その
第1バルブ部材24が第2バルブ部材25に追従回転す
るのを、その板バネ58、59の予荷重により阻止す
る。これにより、両バルブ部材24、25をドライバー
の操舵力に応じて相対回転させ、また、移動部材53が
通常操舵モードにおいて不慮に移動するのを阻止してい
る。また、自動操舵モードにおいて、その移動部材53
の移動により第1バルブ部材24は出力シャフト4に対
して相対回転し、その移動部材53の一方向への移動に
より右操舵用油室51の板バネ58が弾性変形し、他方
向への移動により左操舵用油室52の板バネ59が弾性
変形する。すなわち、その移動部材53の移動により、
両バルブ部材24、25を弾性的に相対回転させること
ができる。なお、第1バルブ部材24と出力シャフト4
とは、移動部材53を介することなく、例えば第1バル
ブ部材24と出力シャフト4とに接合されるバネを介し
て弾性的に相対回転可能に連結されてもよい。
て、上記第1バルブ部材24は出力シャフト4に弾性的
に相対回転可能に連結される。すなわち、各油室51、
52の内面に重ね板バネ58、59が、その移動部材5
3の両端にニードル53cと押さえ板53bとを介して
接するように取り付けられる。上記連結部材54は丸棒
状で、一端は移動部材53の外周中央に固定され、他端
は第1バルブ部材24の下端に形成された切欠24aに
挿入される。その移動部材53の移動方向は、その出力
シャフト4の軸心に直交する平面内において第1バルブ
部材24の周面の接線方向に平行方向とされている。ド
ライバーの操舵力に基づく操舵トルクに応じてトーショ
ンバー3がねじれる際に、第1バルブ部材24と第2バ
ルブ部材25との間の摩擦、および、第1バルブ部材2
4とバルブハウジング10aとの間の摩擦に応じ、その
第1バルブ部材24が第2バルブ部材25に追従回転す
るのを、その板バネ58、59の予荷重により阻止す
る。これにより、両バルブ部材24、25をドライバー
の操舵力に応じて相対回転させ、また、移動部材53が
通常操舵モードにおいて不慮に移動するのを阻止してい
る。また、自動操舵モードにおいて、その移動部材53
の移動により第1バルブ部材24は出力シャフト4に対
して相対回転し、その移動部材53の一方向への移動に
より右操舵用油室51の板バネ58が弾性変形し、他方
向への移動により左操舵用油室52の板バネ59が弾性
変形する。すなわち、その移動部材53の移動により、
両バルブ部材24、25を弾性的に相対回転させること
ができる。なお、第1バルブ部材24と出力シャフト4
とは、移動部材53を介することなく、例えば第1バル
ブ部材24と出力シャフト4とに接合されるバネを介し
て弾性的に相対回転可能に連結されてもよい。
【0037】上記右操舵用油室51と左操舵用油室52
は、図1、図7に示すように第2制御弁23′に接続さ
れている。その第2制御弁23′は、上記第1制御弁2
3とタンク41との間に設けられ、補助油圧アクチュエ
ータ50に作用する油圧を制御する。
は、図1、図7に示すように第2制御弁23′に接続さ
れている。その第2制御弁23′は、上記第1制御弁2
3とタンク41との間に設けられ、補助油圧アクチュエ
ータ50に作用する油圧を制御する。
【0038】その第2制御弁23′は、バルブハウジン
グ10aに接続される補助バルブハウジング61と、こ
の補助バルブハウジング61の挿入孔66に軸方向(図
1において上下方向)に移動可能に挿入されたスプール
62と、そのスプール62にねじ合わされるネジ部材6
4とを有する。そのスプール62の軸心とネジ部材64
の軸心は、両バルブ部材24、25の相対回転軸に平行
とされると共に、互いに偏心される。その挿入孔66の
一端はプラグ68により閉鎖され、他端はカバー94に
より閉鎖されている。そのスプール62とプラグ68と
の間に圧縮コイルバネ90が配置されている。そのネジ
部材64にステッピングモータ80の出力軸が接続され
る。
グ10aに接続される補助バルブハウジング61と、こ
の補助バルブハウジング61の挿入孔66に軸方向(図
1において上下方向)に移動可能に挿入されたスプール
62と、そのスプール62にねじ合わされるネジ部材6
4とを有する。そのスプール62の軸心とネジ部材64
の軸心は、両バルブ部材24、25の相対回転軸に平行
とされると共に、互いに偏心される。その挿入孔66の
一端はプラグ68により閉鎖され、他端はカバー94に
より閉鎖されている。そのスプール62とプラグ68と
の間に圧縮コイルバネ90が配置されている。そのネジ
部材64にステッピングモータ80の出力軸が接続され
る。
【0039】そのステッピングモータ80は制御装置8
1に接続され、自動操舵モードにおいてネジ部材64を
右操舵時に一方向に回転駆動し、左操舵時に他方向に回
転駆動する。そのネジ部材64の右操舵時の回転により
スプール62は図中下方に変位し、左操舵時の回転によ
りスプール62は図中上方に変位する。そのスプール6
2の軸心とネジ部材64の軸心とが互いに偏心すること
で、スプール62の回り止めがなされる。
1に接続され、自動操舵モードにおいてネジ部材64を
右操舵時に一方向に回転駆動し、左操舵時に他方向に回
転駆動する。そのネジ部材64の右操舵時の回転により
スプール62は図中下方に変位し、左操舵時の回転によ
りスプール62は図中上方に変位する。そのスプール6
2の軸心とネジ部材64の軸心とが互いに偏心すること
で、スプール62の回り止めがなされる。
【0040】その制御装置81はコンピュータにより構
成され、外部信号の受信器85と、操舵量センサ86と
に接続される。その外部信号は、例えば、走行路やガー
ドレールに設けられた発信器から発信される車両誘導信
号や、他車両に設けられた発信器から発信される衝突危
険性を報知する警報信号等とすることができる。その操
舵量センサ86は、例えばラック8の移動量やステアリ
ングホイールの回転角等の実際の操舵量に対応する量を
検知する。
成され、外部信号の受信器85と、操舵量センサ86と
に接続される。その外部信号は、例えば、走行路やガー
ドレールに設けられた発信器から発信される車両誘導信
号や、他車両に設けられた発信器から発信される衝突危
険性を報知する警報信号等とすることができる。その操
舵量センサ86は、例えばラック8の移動量やステアリ
ングホイールの回転角等の実際の操舵量に対応する量を
検知する。
【0041】その制御装置81は、自動操舵モードにお
いて下記の制御信号を出力し、その制御信号の出力は通
常操舵モードにおいて解除される。その自動操舵モード
と通常操舵モードの選択の切り換えは図外スイッチ操作
によりなされる。
いて下記の制御信号を出力し、その制御信号の出力は通
常操舵モードにおいて解除される。その自動操舵モード
と通常操舵モードの選択の切り換えは図外スイッチ操作
によりなされる。
【0042】そのスプール62の外周2ヶ所に第1、第
2周溝62a、62bが形成され、その挿入孔66の内
周3ヶ所に第3、第4、第5周溝66a、66b、66
cが形成される。その第2周溝62bと第5周溝66c
との間が第1絞り部A′とされ、第1周溝62aと第4
周溝66bとの間が第2絞り部B′とされ、その第1周
溝62aと第3周溝66aとの間が第3絞り部C′とさ
れ、その第2周溝62bと第4周溝66bとの間が第4
絞り部D′とされている。
2周溝62a、62bが形成され、その挿入孔66の内
周3ヶ所に第3、第4、第5周溝66a、66b、66
cが形成される。その第2周溝62bと第5周溝66c
との間が第1絞り部A′とされ、第1周溝62aと第4
周溝66bとの間が第2絞り部B′とされ、その第1周
溝62aと第3周溝66aとの間が第3絞り部C′とさ
れ、その第2周溝62bと第4周溝66bとの間が第4
絞り部D′とされている。
【0043】その第1周溝62aは、補助バルブハウジ
ング61とバルブハウジング10aに形成された油路7
0、71と、上記出力シャフト4の外周に形成された周
溝4dと、その出力シャフト4に形成された油路72と
を介して、上記補助油圧アクチュエータ50の左操舵用
油室52に通じる。その第2周溝62bは、補助バルブ
ハウジング61とバルブハウジング10aに形成された
油路73、74と、その出力シャフト4と上記オイルシ
ール16との間に形成された空間4eと、その出力シャ
フト4に形成された油路75とを介して、上記補助油圧
アクチュエータ50の右操舵用油室51に通じる。その
第3、第5周溝66a、66cは、補助バルブハウジン
グ61とバルブハウジング10aに形成された油路7
6、77、78を介して上記第1制御弁23の第2排出
路39に通じ、その第1制御弁23を介してポンプ37
に通じる。その第4周溝66bは、補助バルブハウジン
グ61に形成された排出ポート79を介してタンク41
に通じる。これにより、第2制御弁23′を介して補助
油圧アクチュエータ50の各油室51、52とポンプ3
7とが接続され、図6に示す油圧回路が構成される。
ング61とバルブハウジング10aに形成された油路7
0、71と、上記出力シャフト4の外周に形成された周
溝4dと、その出力シャフト4に形成された油路72と
を介して、上記補助油圧アクチュエータ50の左操舵用
油室52に通じる。その第2周溝62bは、補助バルブ
ハウジング61とバルブハウジング10aに形成された
油路73、74と、その出力シャフト4と上記オイルシ
ール16との間に形成された空間4eと、その出力シャ
フト4に形成された油路75とを介して、上記補助油圧
アクチュエータ50の右操舵用油室51に通じる。その
第3、第5周溝66a、66cは、補助バルブハウジン
グ61とバルブハウジング10aに形成された油路7
6、77、78を介して上記第1制御弁23の第2排出
路39に通じ、その第1制御弁23を介してポンプ37
に通じる。その第4周溝66bは、補助バルブハウジン
グ61に形成された排出ポート79を介してタンク41
に通じる。これにより、第2制御弁23′を介して補助
油圧アクチュエータ50の各油室51、52とポンプ3
7とが接続され、図6に示す油圧回路が構成される。
【0044】その第2制御弁23′の第1〜第4絞り部
A′、B′、C′、D′の開度は、上記受信器85を介
して入力される外部信号に基づき制御装置81がモータ
80の制御信号を出力し、第2制御弁23′を作動させ
ることで変化する。その開度変化によりポンプ37から
供給される圧油が第2制御弁23′により制御される。
これにより、補助油圧アクチュエータ50の右操舵用油
室51と左操舵用油室52とに択一的に油圧が作用さ
れ、上記第1制御弁23を作動させる力が補助油圧アク
チュエータ50により発生される。
A′、B′、C′、D′の開度は、上記受信器85を介
して入力される外部信号に基づき制御装置81がモータ
80の制御信号を出力し、第2制御弁23′を作動させ
ることで変化する。その開度変化によりポンプ37から
供給される圧油が第2制御弁23′により制御される。
これにより、補助油圧アクチュエータ50の右操舵用油
室51と左操舵用油室52とに択一的に油圧が作用さ
れ、上記第1制御弁23を作動させる力が補助油圧アク
チュエータ50により発生される。
【0045】すなわち、図1および図7は操舵が行なわ
れていない直進操舵位置での第2制御弁23′のスプー
ル62の位置を示す。この状態においては、第1〜第4
絞り部A′、B′、C′、D′の開度は一定であり、ポ
ンプ37から第1制御弁23を介して第2制御弁23′
に供給される圧油は、各絞り部A′、B′、C′、D′
を通ってタンク41に還流し、補助油圧アクチュエータ
50は力を発生させない。
れていない直進操舵位置での第2制御弁23′のスプー
ル62の位置を示す。この状態においては、第1〜第4
絞り部A′、B′、C′、D′の開度は一定であり、ポ
ンプ37から第1制御弁23を介して第2制御弁23′
に供給される圧油は、各絞り部A′、B′、C′、D′
を通ってタンク41に還流し、補助油圧アクチュエータ
50は力を発生させない。
【0046】自動操舵モードにおいて、外部信号が受信
器85を介して制御装置81に入力されると、制御装置
81は、操舵量センサ86から入力される実際の操舵量
と、外部信号に基づく操舵量とを比較し、実際の操舵量
が外部信号に基づく操舵量になるように制御信号をモー
タ80に出力する。
器85を介して制御装置81に入力されると、制御装置
81は、操舵量センサ86から入力される実際の操舵量
と、外部信号に基づく操舵量とを比較し、実際の操舵量
が外部信号に基づく操舵量になるように制御信号をモー
タ80に出力する。
【0047】制御装置81が直進操舵位置から右方へ操
舵するための制御信号をモータ80に出力すると、モー
タ80がネジ部材64を回転させることでスプール62
が図1において下方に変位する。この変位により、第1
絞り部A′の開度と第2絞り部B′の開度が大きくな
り、第3絞り部C′の開度と第4絞り部D′の開度が小
さくなる。これにより、ポンプ37から補助油圧アクチ
ュエータ50の右操舵用油室51へ外部信号に応じた圧
油が供給され、左操舵用油室52からタンク41へ油が
還流される。
舵するための制御信号をモータ80に出力すると、モー
タ80がネジ部材64を回転させることでスプール62
が図1において下方に変位する。この変位により、第1
絞り部A′の開度と第2絞り部B′の開度が大きくな
り、第3絞り部C′の開度と第4絞り部D′の開度が小
さくなる。これにより、ポンプ37から補助油圧アクチ
ュエータ50の右操舵用油室51へ外部信号に応じた圧
油が供給され、左操舵用油室52からタンク41へ油が
還流される。
【0048】その補助油圧アクチュエータ50の右操舵
用油室51に圧油が供給されることにより、右操舵用油
室51の油圧と左操舵用油室52の油圧との差圧によ
り、その移動部材53は左操舵用油室52の板バネ59
を弾性変形させるように変位する。この変位が上記連結
部材54を介して第1バルブ部材24に伝達されること
で、右操舵力が発生するように第1バルブ部材24と第
2バルブ部材25を弾性的に相対回転させる力が発生す
る。すなわち、補助油圧アクチュエータ50の発生する
力に基づき第1制御弁23が作動され、この第1制御弁
23により上記のようにポンプ37から供給される圧油
の油圧が制御されることで、ポンプ37から油圧シリン
ダ18の第1油室21へ圧油が供給され、車両の右方へ
の操舵力がラック8に作用する。
用油室51に圧油が供給されることにより、右操舵用油
室51の油圧と左操舵用油室52の油圧との差圧によ
り、その移動部材53は左操舵用油室52の板バネ59
を弾性変形させるように変位する。この変位が上記連結
部材54を介して第1バルブ部材24に伝達されること
で、右操舵力が発生するように第1バルブ部材24と第
2バルブ部材25を弾性的に相対回転させる力が発生す
る。すなわち、補助油圧アクチュエータ50の発生する
力に基づき第1制御弁23が作動され、この第1制御弁
23により上記のようにポンプ37から供給される圧油
の油圧が制御されることで、ポンプ37から油圧シリン
ダ18の第1油室21へ圧油が供給され、車両の右方へ
の操舵力がラック8に作用する。
【0049】制御装置81が直進操舵位置から左方へ操
舵するための制御信号をモータ80に出力すると、モー
タ80がネジ部材64を回転させることでスプール62
が図1において上方に変位する。この変位により、第1
絞り部A′の開度と第2絞り部B′の開度が小さくな
り、第3絞り部C′の開度と第4絞り部D′の開度が大
きくなる。これにより、ポンプ37から補助油圧アクチ
ュエータ50の左操舵用油室52へ外部信号に応じた圧
油が供給され、右操舵用油室51からタンク41へ油が
還流される。
舵するための制御信号をモータ80に出力すると、モー
タ80がネジ部材64を回転させることでスプール62
が図1において上方に変位する。この変位により、第1
絞り部A′の開度と第2絞り部B′の開度が小さくな
り、第3絞り部C′の開度と第4絞り部D′の開度が大
きくなる。これにより、ポンプ37から補助油圧アクチ
ュエータ50の左操舵用油室52へ外部信号に応じた圧
油が供給され、右操舵用油室51からタンク41へ油が
還流される。
【0050】その補助油圧アクチュエータ50の左操舵
用油室52に圧油が供給されることにより、右操舵用油
室51の油圧と左操舵用油室52の油圧との差圧によ
り、その移動部材53は右操舵用油室51の板バネ58
を弾性変形させるように変位する。この変位が上記連結
部材54を介して第1バルブ部材24に伝達されること
で、左操舵力が発生するように第1バルブ部材24と第
2バルブ部材25を弾性的に相対回転させる力が発生す
る。すなわち、補助油圧アクチュエータ50の発生する
力に基づき第1制御弁23が作動され、この第1制御弁
23により上記のようにポンプ37から供給される圧油
の油圧が制御されることで、ポンプ37から油圧シリン
ダ18の第2油室22へ圧油が供給され、車両の左方へ
の操舵力がラック8に作用する。
用油室52に圧油が供給されることにより、右操舵用油
室51の油圧と左操舵用油室52の油圧との差圧によ
り、その移動部材53は右操舵用油室51の板バネ58
を弾性変形させるように変位する。この変位が上記連結
部材54を介して第1バルブ部材24に伝達されること
で、左操舵力が発生するように第1バルブ部材24と第
2バルブ部材25を弾性的に相対回転させる力が発生す
る。すなわち、補助油圧アクチュエータ50の発生する
力に基づき第1制御弁23が作動され、この第1制御弁
23により上記のようにポンプ37から供給される圧油
の油圧が制御されることで、ポンプ37から油圧シリン
ダ18の第2油室22へ圧油が供給され、車両の左方へ
の操舵力がラック8に作用する。
【0051】これにより、その制御装置81による制御
信号の出力中は、外部信号に応じて油圧シリンダ18が
発生する操舵力に基づき車両を操舵する自動操舵モード
とされる。
信号の出力中は、外部信号に応じて油圧シリンダ18が
発生する操舵力に基づき車両を操舵する自動操舵モード
とされる。
【0052】図1、図6、図7、図8の(1)、(2)
に示すように、その自動操舵モードにおいてドライバー
の操舵力を作用させることで通常操舵モードに切り換え
ることができるように、そのポンプ37とタンク41と
を連絡する逃がし油路111が第2制御弁23′に並列
設けられ、その逃がし油路111に常閉の開閉バルブ1
12がドライバーの操舵力により開かれるように設けら
れている。
に示すように、その自動操舵モードにおいてドライバー
の操舵力を作用させることで通常操舵モードに切り換え
ることができるように、そのポンプ37とタンク41と
を連絡する逃がし油路111が第2制御弁23′に並列
設けられ、その逃がし油路111に常閉の開閉バルブ1
12がドライバーの操舵力により開かれるように設けら
れている。
【0053】すなわち、その開閉バルブ112は、筒状
の第1回転部材113と、この第1回転部材113に同
軸心に相対回転可能に挿入される第2回転部材114と
を有する。その第1回転部材113は、バルブハウジン
グ10aに相対回転可能に挿入され、入力シャフト2の
第1シャフト部2aにピン115を介して同行回転可能
に連結される。その第2回転部材114は入力シャフト
2の第2シャフト部2bの外周に一体的に形成されるこ
とで、その第2シャフト部2bと同行回転する。これに
より、ドライバーの操舵力に基づく操舵トルクによりト
ーションバー3が第1ピン5aと第2ピン5bの間でね
じれ、第1シャフト部2aと第2シャフト部2bとが弾
性的に相対回転することで、第1回転部材113と第2
回転部材114とは相対回転する。
の第1回転部材113と、この第1回転部材113に同
軸心に相対回転可能に挿入される第2回転部材114と
を有する。その第1回転部材113は、バルブハウジン
グ10aに相対回転可能に挿入され、入力シャフト2の
第1シャフト部2aにピン115を介して同行回転可能
に連結される。その第2回転部材114は入力シャフト
2の第2シャフト部2bの外周に一体的に形成されるこ
とで、その第2シャフト部2bと同行回転する。これに
より、ドライバーの操舵力に基づく操舵トルクによりト
ーションバー3が第1ピン5aと第2ピン5bの間でね
じれ、第1シャフト部2aと第2シャフト部2bとが弾
性的に相対回転することで、第1回転部材113と第2
回転部材114とは相対回転する。
【0054】その第1回転部材113の内周と第2回転
部材114の外周とに軸方向に沿う複数の凹部が周方向
等間隔に形成されている。その第1回転部材側凹部11
6と第2回転部材側凹部117は周方向に交互に配置さ
れる。各第1回転部材側凹部116は、第1回転部材1
13に形成された油路118、およびバルブハウジング
10aに形成された第2排出ポート119から、タンク
41に通じる。各第2回転部材側凹部117は、第2シ
ャフト部2bに形成された油路120、入力シャフト2
とトーションバー3の内外周間の油路47′、入力シャ
フト2の第2シャフト部2bに形成された油路121を
介して、第1制御弁23と第2制御弁23′の間の油路
78に通じ、その第1制御弁23を介してポンプ37に
通じる。これにより、その第2排出ポート119、第1
回転部材側凹部116、第2回転部材側凹部117、油
路118、120、47′、121が、ポンプ37とタ
ンク41とを連絡する逃がし油路111を構成する。
部材114の外周とに軸方向に沿う複数の凹部が周方向
等間隔に形成されている。その第1回転部材側凹部11
6と第2回転部材側凹部117は周方向に交互に配置さ
れる。各第1回転部材側凹部116は、第1回転部材1
13に形成された油路118、およびバルブハウジング
10aに形成された第2排出ポート119から、タンク
41に通じる。各第2回転部材側凹部117は、第2シ
ャフト部2bに形成された油路120、入力シャフト2
とトーションバー3の内外周間の油路47′、入力シャ
フト2の第2シャフト部2bに形成された油路121を
介して、第1制御弁23と第2制御弁23′の間の油路
78に通じ、その第1制御弁23を介してポンプ37に
通じる。これにより、その第2排出ポート119、第1
回転部材側凹部116、第2回転部材側凹部117、油
路118、120、47′、121が、ポンプ37とタ
ンク41とを連絡する逃がし油路111を構成する。
【0055】その逃がし油路111において、第1回転
部材側凹部116と第2回転部材側凹部117の間が、
両回転部材113、114の相対回転により開閉する。
図8の(1)は、ドライバーの操舵力が作用していない
状態を示し、この状態では逃がし油路111は閉鎖され
ている。ドライバーの操舵力が作用すると、トーション
バー3が第1ピン5aと第2ピン5bの間で弾性的に捩
じれることで、両回転部材113、114は相対回転す
る。この相対回転により、図8の(2)に示すように、
逃がし油路111が開かれる。
部材側凹部116と第2回転部材側凹部117の間が、
両回転部材113、114の相対回転により開閉する。
図8の(1)は、ドライバーの操舵力が作用していない
状態を示し、この状態では逃がし油路111は閉鎖され
ている。ドライバーの操舵力が作用すると、トーション
バー3が第1ピン5aと第2ピン5bの間で弾性的に捩
じれることで、両回転部材113、114は相対回転す
る。この相対回転により、図8の(2)に示すように、
逃がし油路111が開かれる。
【0056】上記構成によれば、通常操舵モードにおい
ては、ドライバーの操舵力に基づき作動される第1制御
弁23により、ポンプ37から供給される圧油の油圧が
制御されることで、油圧シリンダ18は通常操舵のため
の操舵補助力を発生する。自動操舵モードにおいては、
ポンプ37から供給される圧油の油圧が外部信号に基づ
き作動する第2制御弁23′により制御されることで、
補助油圧アクチュエータ50は右操舵用油室51の油圧
と左操舵用油室52の油圧の差圧に応じて第1制御弁2
3を作動させる力を発生する。その補助油圧アクチュエ
ータ50が発生する力に基づき作動される第1制御弁2
3により、そのポンプ37から供給される圧油の油圧が
制御され、油圧シリンダ18は自動操舵のための操舵力
を発生する。すなわち、補助油圧アクチュエータ50の
発生する力の作用により、第1バルブ部材24が出力シ
ャフト4に対して弾性的に相対回転し、その相対回転に
より両バルブ部材24、25が相対回転することで、第
1制御弁23が作動される。この第1制御弁23の作動
量に応じた操舵力が油圧シリンダ18により発生され
る。その自動操舵モードにおいてドライバーが操舵力を
作用させることで、入力シャフト2の第1シャフト部2
aと第2シャフト部2bとが弾性的に相対回転する。こ
の相対回転により開閉バルブ112の両回転部材11
3、114が相対回転して逃がし油路111が開かれ
る。これにより、その補助油圧アクチュエータ50の右
操舵用油室51の油圧と左操舵用油室52の油圧の差圧
が零になるので、その補助油圧アクチュエータ50は第
1制御弁23を作動させる力を発生させることはない。
よって、ドライバーの操舵力によってのみ作動する第1
制御弁23により、そのポンプ37から供給される圧油
の油圧が制御されるので、油圧シリンダ18は通常操舵
のための操舵補助力を発生する。すなわち、自動操舵モ
ードにおいてドライバーの操舵力を作用させることで、
自動操舵を解除でき、通常操舵モードに切り換えられ
る。これにより、自動操舵に逆らってドライバーが自己
の意志で確実に操舵方向を変更でき、充分なフェイルセ
ーフ機能を奏することができる。また、その自動操舵モ
ードから通常操舵モードに簡単な構成により円滑に切り
換えることができる。また、その開閉バルブ112をス
テアリングホイールと第1制御弁23の間に配置できる
ので、ステアリング装置の径方向寸法を小さくできる。
ては、ドライバーの操舵力に基づき作動される第1制御
弁23により、ポンプ37から供給される圧油の油圧が
制御されることで、油圧シリンダ18は通常操舵のため
の操舵補助力を発生する。自動操舵モードにおいては、
ポンプ37から供給される圧油の油圧が外部信号に基づ
き作動する第2制御弁23′により制御されることで、
補助油圧アクチュエータ50は右操舵用油室51の油圧
と左操舵用油室52の油圧の差圧に応じて第1制御弁2
3を作動させる力を発生する。その補助油圧アクチュエ
ータ50が発生する力に基づき作動される第1制御弁2
3により、そのポンプ37から供給される圧油の油圧が
制御され、油圧シリンダ18は自動操舵のための操舵力
を発生する。すなわち、補助油圧アクチュエータ50の
発生する力の作用により、第1バルブ部材24が出力シ
ャフト4に対して弾性的に相対回転し、その相対回転に
より両バルブ部材24、25が相対回転することで、第
1制御弁23が作動される。この第1制御弁23の作動
量に応じた操舵力が油圧シリンダ18により発生され
る。その自動操舵モードにおいてドライバーが操舵力を
作用させることで、入力シャフト2の第1シャフト部2
aと第2シャフト部2bとが弾性的に相対回転する。こ
の相対回転により開閉バルブ112の両回転部材11
3、114が相対回転して逃がし油路111が開かれ
る。これにより、その補助油圧アクチュエータ50の右
操舵用油室51の油圧と左操舵用油室52の油圧の差圧
が零になるので、その補助油圧アクチュエータ50は第
1制御弁23を作動させる力を発生させることはない。
よって、ドライバーの操舵力によってのみ作動する第1
制御弁23により、そのポンプ37から供給される圧油
の油圧が制御されるので、油圧シリンダ18は通常操舵
のための操舵補助力を発生する。すなわち、自動操舵モ
ードにおいてドライバーの操舵力を作用させることで、
自動操舵を解除でき、通常操舵モードに切り換えられ
る。これにより、自動操舵に逆らってドライバーが自己
の意志で確実に操舵方向を変更でき、充分なフェイルセ
ーフ機能を奏することができる。また、その自動操舵モ
ードから通常操舵モードに簡単な構成により円滑に切り
換えることができる。また、その開閉バルブ112をス
テアリングホイールと第1制御弁23の間に配置できる
ので、ステアリング装置の径方向寸法を小さくできる。
【0057】その第1制御弁23によりポンプ37から
供給される圧油の油圧を制御することで、自動操舵時に
は操舵力を発生させ、通常操舵時には操舵補助力を発生
させることができる。すなわち、自動操舵時の操舵力発
生のための油圧制御弁と通常操舵時の操舵補助力発生の
ための油圧制御弁とを個別に必要としないことから、構
造を簡単化し、装置を小型化できる。
供給される圧油の油圧を制御することで、自動操舵時に
は操舵力を発生させ、通常操舵時には操舵補助力を発生
させることができる。すなわち、自動操舵時の操舵力発
生のための油圧制御弁と通常操舵時の操舵補助力発生の
ための油圧制御弁とを個別に必要としないことから、構
造を簡単化し、装置を小型化できる。
【0058】また、第1制御弁23とタンク41との間
に第2制御弁23′が設けられるので、自動操舵のため
の油圧制御系を通常操舵のための油圧制御系の下流側に
配置でき、自動操舵モードを通常操舵モードに変更する
際に、圧油の流れを円滑に変更することができ、ドライ
バーにショックを与えるのを防止できる。
に第2制御弁23′が設けられるので、自動操舵のため
の油圧制御系を通常操舵のための油圧制御系の下流側に
配置でき、自動操舵モードを通常操舵モードに変更する
際に、圧油の流れを円滑に変更することができ、ドライ
バーにショックを与えるのを防止できる。
【0059】さらに、自動操舵モードのための補助油圧
アクチュエータ50を操舵力の伝達系内においてコンパ
クトに構成することができる。
アクチュエータ50を操舵力の伝達系内においてコンパ
クトに構成することができる。
【0060】以下、図9〜図14を参照して本発明の第
2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一部分
は同一符号で示して説明を省略し、相違点を説明する。
2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一部分
は同一符号で示して説明を省略し、相違点を説明する。
【0061】図9に示すラックピニオン式ステアリング
装置1″は、ステアリングホイール(図示省略)に連結
される単一部材からなる入力シャフト2″と、この入力
シャフト2″にトーションバー3″を介して同軸心に連
結される出力シャフト4″とを備えている。そのトーシ
ョンバー3″はピン5を介し入力シャフト2″に連結さ
れ、また、セレーション6を介し出力シャフト4″に連
結されている。これにより、入力シャフト2″と出力シ
ャフト4″は、ドライバーの操舵力に応じて弾性的に相
対回転可能とされている。
装置1″は、ステアリングホイール(図示省略)に連結
される単一部材からなる入力シャフト2″と、この入力
シャフト2″にトーションバー3″を介して同軸心に連
結される出力シャフト4″とを備えている。そのトーシ
ョンバー3″はピン5を介し入力シャフト2″に連結さ
れ、また、セレーション6を介し出力シャフト4″に連
結されている。これにより、入力シャフト2″と出力シ
ャフト4″は、ドライバーの操舵力に応じて弾性的に相
対回転可能とされている。
【0062】ドライバーの操舵力と油圧シリンダ18が
発生する操舵補助力とに基づき車両が操舵される通常操
舵モードにおいては、そのドライバーの操舵力に基づく
操舵トルクにより入力シャフト2″が回転する。その入
力シャフト2″の回転はトーションバー3″を介してピ
ニオン7に伝達される。
発生する操舵補助力とに基づき車両が操舵される通常操
舵モードにおいては、そのドライバーの操舵力に基づく
操舵トルクにより入力シャフト2″が回転する。その入
力シャフト2″の回転はトーションバー3″を介してピ
ニオン7に伝達される。
【0063】第1実施形態と同様の第1制御弁23の第
2バルブ部材25は入力シャフト2″の外周に一体的に
形成されることで、入力シャフト2″と同行回転する。
ドライバーの操舵力に基づく操舵トルクによりトーショ
ンバー3″がねじれ、両シャフト2、4が弾性的に相対
回転することで、第1バルブ部材24と第2バルブ部材
25とは相対回転する。両バルブ部材24、25の相対
回転量が第1制御弁23の作動量とされる。
2バルブ部材25は入力シャフト2″の外周に一体的に
形成されることで、入力シャフト2″と同行回転する。
ドライバーの操舵力に基づく操舵トルクによりトーショ
ンバー3″がねじれ、両シャフト2、4が弾性的に相対
回転することで、第1バルブ部材24と第2バルブ部材
25とは相対回転する。両バルブ部材24、25の相対
回転量が第1制御弁23の作動量とされる。
【0064】第1制御弁23の各圧油排出用凹部30、
延長凹部30″を介して、第1バルブ部材24の下方の
第1排出空間150″に通じる。その第1排出空間15
0″は、その第1バルブ部材24を囲む筒体151″の
下方の第2排出空間152″に通じる。なお、第1制御
弁23は、その筒体151″に形成された油路を介して
ポンプ37と油圧シリンダ18の各油室21、22に通
じる。その第2排出空間151″は、バルブハウジング
10a″と出力シャフト4″の間に形成された第3排出
空間153″に通じる。その第3排出空間153″は第
2制御弁23′を介してタンク41に通じる。なお、本
実施形態では、そのバルブハウジング10a″は2部材
を連結することで構成されている。
延長凹部30″を介して、第1バルブ部材24の下方の
第1排出空間150″に通じる。その第1排出空間15
0″は、その第1バルブ部材24を囲む筒体151″の
下方の第2排出空間152″に通じる。なお、第1制御
弁23は、その筒体151″に形成された油路を介して
ポンプ37と油圧シリンダ18の各油室21、22に通
じる。その第2排出空間151″は、バルブハウジング
10a″と出力シャフト4″の間に形成された第3排出
空間153″に通じる。その第3排出空間153″は第
2制御弁23′を介してタンク41に通じる。なお、本
実施形態では、そのバルブハウジング10a″は2部材
を連結することで構成されている。
【0065】図9〜図11、図14に示すように、補助
油圧アクチュエータ50″が設けられている。この補助
油圧アクチュエータ50″は、出力シャフト4″に変位
可能に設けられる移動部材53″、この移動部材53″
により仕切られる右操舵用油室51″および左操舵用油
室52″、その移動部材53″を第1バルブ部材24に
連結する連結部材54を有する。本実施形態では、出力
シャフト4″の一端側(図1において上端側)の外周
に、一対の凹部4a″、4b″が形成され、各凹部4
a″、4b″にブロック60a、60b″が嵌め合わさ
れ、その出力シャフト4″の一端側と両ブロック60
a、60b″とは円柱部を構成する。その円柱部の外周
に環状部材55″が嵌め合わされる。その出力シャフト
4″の一端側に、両凹部4a″、4b″を連絡する通孔
56″が形成され、その通孔56″にガイド筒140″
が嵌め合わされ、このガイド筒140″に上記移動部材
53″が軸方向移動可能に挿入される。そのガイド筒1
40″の内部において、移動部材53″の一端と一方の
ブロック60a″との間が上記右操舵用油室51″を構
成し、移動部材53″の他端と他方のブロック60b″
との間が上記左操舵用油室52″を構成する。
油圧アクチュエータ50″が設けられている。この補助
油圧アクチュエータ50″は、出力シャフト4″に変位
可能に設けられる移動部材53″、この移動部材53″
により仕切られる右操舵用油室51″および左操舵用油
室52″、その移動部材53″を第1バルブ部材24に
連結する連結部材54を有する。本実施形態では、出力
シャフト4″の一端側(図1において上端側)の外周
に、一対の凹部4a″、4b″が形成され、各凹部4
a″、4b″にブロック60a、60b″が嵌め合わさ
れ、その出力シャフト4″の一端側と両ブロック60
a、60b″とは円柱部を構成する。その円柱部の外周
に環状部材55″が嵌め合わされる。その出力シャフト
4″の一端側に、両凹部4a″、4b″を連絡する通孔
56″が形成され、その通孔56″にガイド筒140″
が嵌め合わされ、このガイド筒140″に上記移動部材
53″が軸方向移動可能に挿入される。そのガイド筒1
40″の内部において、移動部材53″の一端と一方の
ブロック60a″との間が上記右操舵用油室51″を構
成し、移動部材53″の他端と他方のブロック60b″
との間が上記左操舵用油室52″を構成する。
【0066】その移動部材53″の外周は、相対向する
平坦面と、両平坦面の間の円柱面に沿う部分とを有す
る。その平坦面に直交するように上記連結部材54の一
端が移動部材53″に固定される。その移動部材53″
を介して、第1バルブ部材24は出力シャフト4″に弾
性的に相対回転可能に連結される。すなわち、各油室5
1″、52″に圧縮コイルバネ58″、59″が、その
移動部材53″とブロック60a″、60b″とで挟ま
れるように配置される。その連結部材54の他端は、第
1実施形態と同様に第1バルブ部材24の下端に形成さ
れた切欠24aに挿入される。その移動部材53″の移
動方向は、その出力シャフト4″の軸心に直交する平面
内において第1バルブ部材24の周面の接線方向に平行
方向とされている。なお、図11に示すように、その連
結部材54の移動を許容するため、出力シャフト4の一
端に切欠4pが形成される。ドライバーの操舵力に基づ
く操舵トルクに応じてトーションバー3″がねじれる際
に、第1バルブ部材24と第2バルブ部材25との間の
摩擦、および、第1バルブ部材24とバルブハウジング
10a″との間の摩擦に応じ、その第1バルブ部材24
が第2バルブ部材25に追従回転するのを、そのバネ5
8″、59″の予荷重により阻止する。これにより、両
バルブ部材24、25をドライバーの操舵力に応じて相
対回転させ、また、移動部材53″が通常操舵モードに
おいて不慮に移動するのを阻止している。また、自動操
舵モードにおいて、その移動部材53″の移動により第
1バルブ部材24は出力シャフト4″に対して相対回転
し、その移動部材53″の一方向への移動により右操舵
用油室51″のバネ58″が弾性変形し、他方向への移
動により左操舵用油室52のバネ59″が弾性変形す
る。すなわち、その移動部材53″の移動により、両バ
ルブ部材24、25を弾性的に相対回転させることがで
きる。なお、第1バルブ部材24と出力シャフト4″と
は、移動部材53″を介することなく、例えば第1バル
ブ部材24と出力シャフト4″とに接合されるバネを介
して弾性的に相対回転可能に連結されてもよい。
平坦面と、両平坦面の間の円柱面に沿う部分とを有す
る。その平坦面に直交するように上記連結部材54の一
端が移動部材53″に固定される。その移動部材53″
を介して、第1バルブ部材24は出力シャフト4″に弾
性的に相対回転可能に連結される。すなわち、各油室5
1″、52″に圧縮コイルバネ58″、59″が、その
移動部材53″とブロック60a″、60b″とで挟ま
れるように配置される。その連結部材54の他端は、第
1実施形態と同様に第1バルブ部材24の下端に形成さ
れた切欠24aに挿入される。その移動部材53″の移
動方向は、その出力シャフト4″の軸心に直交する平面
内において第1バルブ部材24の周面の接線方向に平行
方向とされている。なお、図11に示すように、その連
結部材54の移動を許容するため、出力シャフト4の一
端に切欠4pが形成される。ドライバーの操舵力に基づ
く操舵トルクに応じてトーションバー3″がねじれる際
に、第1バルブ部材24と第2バルブ部材25との間の
摩擦、および、第1バルブ部材24とバルブハウジング
10a″との間の摩擦に応じ、その第1バルブ部材24
が第2バルブ部材25に追従回転するのを、そのバネ5
8″、59″の予荷重により阻止する。これにより、両
バルブ部材24、25をドライバーの操舵力に応じて相
対回転させ、また、移動部材53″が通常操舵モードに
おいて不慮に移動するのを阻止している。また、自動操
舵モードにおいて、その移動部材53″の移動により第
1バルブ部材24は出力シャフト4″に対して相対回転
し、その移動部材53″の一方向への移動により右操舵
用油室51″のバネ58″が弾性変形し、他方向への移
動により左操舵用油室52のバネ59″が弾性変形す
る。すなわち、その移動部材53″の移動により、両バ
ルブ部材24、25を弾性的に相対回転させることがで
きる。なお、第1バルブ部材24と出力シャフト4″と
は、移動部材53″を介することなく、例えば第1バル
ブ部材24と出力シャフト4″とに接合されるバネを介
して弾性的に相対回転可能に連結されてもよい。
【0067】上記右操舵用油室51″と左操舵用油室5
2″は、第1実施形態と同様の第2制御弁23′に接続
されている。
2″は、第1実施形態と同様の第2制御弁23′に接続
されている。
【0068】その第2制御弁23′の第1周溝62a
は、補助バルブハウジング61″とバルブハウジング1
0a″に形成された油路70″、71″と、上記環状部
材55″の外周に形成された周溝55a″と、一方のブ
ロック60b″に形成された油路72″とを介して、上
記補助油圧アクチュエータ50″の左操舵用油室52″
に通じる。その第2制御弁23′の第2周溝62bは、
補助バルブハウジング61″とバルブハウジング10
a″に形成された油路73″、74″と、その環状部材
55″の外周に形成された周溝55b″と、他方のブロ
ック60a″に形成された油路77″とを介して、上記
補助油圧アクチュエータ50″の右操舵用油室51″に
通じる。その第2制御弁23′の第3、第5周溝66
a、66cは、補助バルブハウジング61″とバルブハ
ウジング10a″に形成された油路76″、77″を介
して、上記第3排出空間153″に通じ、その第3排出
空間153″から第1制御弁23を介してポンプ37に
通じる。その第2制御弁23′の第4周溝66bは、補
助バルブハウジング61″に形成された油路79″を介
してバルブハウジング10a″に形成された油路78″
に通じ、その油路78″は、バルブハウジング10a″
に形成された排出ポート160″を介してタンク41に
通じる。これにより、第2制御弁23′を介して補助油
圧アクチュエータ50″の各油室51″、52″とポン
プ37とが接続され、図6に示す油圧回路が構成され
る。
は、補助バルブハウジング61″とバルブハウジング1
0a″に形成された油路70″、71″と、上記環状部
材55″の外周に形成された周溝55a″と、一方のブ
ロック60b″に形成された油路72″とを介して、上
記補助油圧アクチュエータ50″の左操舵用油室52″
に通じる。その第2制御弁23′の第2周溝62bは、
補助バルブハウジング61″とバルブハウジング10
a″に形成された油路73″、74″と、その環状部材
55″の外周に形成された周溝55b″と、他方のブロ
ック60a″に形成された油路77″とを介して、上記
補助油圧アクチュエータ50″の右操舵用油室51″に
通じる。その第2制御弁23′の第3、第5周溝66
a、66cは、補助バルブハウジング61″とバルブハ
ウジング10a″に形成された油路76″、77″を介
して、上記第3排出空間153″に通じ、その第3排出
空間153″から第1制御弁23を介してポンプ37に
通じる。その第2制御弁23′の第4周溝66bは、補
助バルブハウジング61″に形成された油路79″を介
してバルブハウジング10a″に形成された油路78″
に通じ、その油路78″は、バルブハウジング10a″
に形成された排出ポート160″を介してタンク41に
通じる。これにより、第2制御弁23′を介して補助油
圧アクチュエータ50″の各油室51″、52″とポン
プ37とが接続され、図6に示す油圧回路が構成され
る。
【0069】第1実施形態と同様に、自動操舵モードに
おいて、受信器85を介して入力される外部信号に基づ
き制御装置81がモータ80の制御信号を出力し、第2
制御弁23′を作動させることで、第2制御弁23′の
第1〜第4絞り部A′、B′、C′、D′の開度が変化
し、ポンプ37から供給される圧油が第2制御弁23′
により制御される。これにより、補助油圧アクチュエー
タ50″の右操舵用油室51″と左操舵用油室52″と
に択一的に油圧が作用され、第1制御弁23を作動させ
る力が補助油圧アクチュエータ50″により発生され
る。すなわち、補助油圧アクチュエータ50″の発生す
る力に基づき第1制御弁23が作動され、この第1制御
弁23によりポンプ37から供給される圧油の油圧が制
御されることで、右操舵時はポンプ37から油圧シリン
ダ18の第1油室21へ圧油が供給され、左操舵時はポ
ンプ37から油圧シリンダ18の第1油室22へ圧油が
供給され、操舵力がラック8に作用する。
おいて、受信器85を介して入力される外部信号に基づ
き制御装置81がモータ80の制御信号を出力し、第2
制御弁23′を作動させることで、第2制御弁23′の
第1〜第4絞り部A′、B′、C′、D′の開度が変化
し、ポンプ37から供給される圧油が第2制御弁23′
により制御される。これにより、補助油圧アクチュエー
タ50″の右操舵用油室51″と左操舵用油室52″と
に択一的に油圧が作用され、第1制御弁23を作動させ
る力が補助油圧アクチュエータ50″により発生され
る。すなわち、補助油圧アクチュエータ50″の発生す
る力に基づき第1制御弁23が作動され、この第1制御
弁23によりポンプ37から供給される圧油の油圧が制
御されることで、右操舵時はポンプ37から油圧シリン
ダ18の第1油室21へ圧油が供給され、左操舵時はポ
ンプ37から油圧シリンダ18の第1油室22へ圧油が
供給され、操舵力がラック8に作用する。
【0070】その自動操舵モードにおいてドライバーの
操舵力を作用させることで通常操舵モードに切り換える
ことができるように、そのポンプ37とタンク41とを
連絡する逃がし油路111″が第2制御弁23′に並列
に設けられ、その逃がし油路111″に常閉の開閉バル
ブ112″がドライバーの操舵力により開かれるように
設けられている。
操舵力を作用させることで通常操舵モードに切り換える
ことができるように、そのポンプ37とタンク41とを
連絡する逃がし油路111″が第2制御弁23′に並列
に設けられ、その逃がし油路111″に常閉の開閉バル
ブ112″がドライバーの操舵力により開かれるように
設けられている。
【0071】すなわち、図10に示すように、その開閉
バルブ112″は、出力シャフト4″と両ブロック60
a″、60b″とを貫通する通孔201″に、ガイド筒
202″を介して変位可能に挿入される開閉スプール2
03″を有する。そのガイド筒202″は止めネジ20
9″により出力シャフト4″に固定される。その開閉ス
プール203″の変位方向は、入出力シャフト2″、
4″の軸に直交する面に平行とされている。そのガイド
筒202″の内周に、第1周溝202a″と第2周溝2
02b″とが形成されている。その開閉スプール20
3″の周壁に、その第1周溝202a″に通じる複数の
通孔203e″と、その第2周溝202b″に通じる複
数の通孔203f″とが形成されている。その開閉スプ
ール203″の一端側と他端側とに、その第1周溝20
2a″に通孔203e″を介して通じる凹部203a″
と、その第2周溝202b″に通孔203f″を介して
通じる凹部203b″が形成されている。図12の
(1)、(2)、(3)に示すように、そのガイド筒2
02″の周壁に、その第1周溝202a″と第2周溝2
02b″との間において、開口202h″が形成されて
いる。その開口202h″に通じる周溝203h″が開
閉スプール203″の外周に形成されている。
バルブ112″は、出力シャフト4″と両ブロック60
a″、60b″とを貫通する通孔201″に、ガイド筒
202″を介して変位可能に挿入される開閉スプール2
03″を有する。そのガイド筒202″は止めネジ20
9″により出力シャフト4″に固定される。その開閉ス
プール203″の変位方向は、入出力シャフト2″、
4″の軸に直交する面に平行とされている。そのガイド
筒202″の内周に、第1周溝202a″と第2周溝2
02b″とが形成されている。その開閉スプール20
3″の周壁に、その第1周溝202a″に通じる複数の
通孔203e″と、その第2周溝202b″に通じる複
数の通孔203f″とが形成されている。その開閉スプ
ール203″の一端側と他端側とに、その第1周溝20
2a″に通孔203e″を介して通じる凹部203a″
と、その第2周溝202b″に通孔203f″を介して
通じる凹部203b″が形成されている。図12の
(1)、(2)、(3)に示すように、そのガイド筒2
02″の周壁に、その第1周溝202a″と第2周溝2
02b″との間において、開口202h″が形成されて
いる。その開口202h″に通じる周溝203h″が開
閉スプール203″の外周に形成されている。
【0072】図11に示すように、その入力シャフト
2″に径方向に延びるアーム211″が一体化されてい
る。そのアーム211″は、出力シャフト4″の一端の
凹部4c″内に、入力シャフト2″の軸回りの動きが許
容されるように挿入される。そのアーム211″に支軸
を介してローラ213″が取り付けられている。そのロ
ーラ213″は、上記ガイド筒202″の開口202
h″を介して開閉スプール203″の周溝203h″内
に挿入される。これにより、ドライバーの操舵力に応じ
た両シャフト2″、4″のトーションバー3″を介する
弾性的な相対回転により、その開閉スプール203″が
軸方向移動するように、その開閉スプール203″と両
シャフト2″、4″は連動する。
2″に径方向に延びるアーム211″が一体化されてい
る。そのアーム211″は、出力シャフト4″の一端の
凹部4c″内に、入力シャフト2″の軸回りの動きが許
容されるように挿入される。そのアーム211″に支軸
を介してローラ213″が取り付けられている。そのロ
ーラ213″は、上記ガイド筒202″の開口202
h″を介して開閉スプール203″の周溝203h″内
に挿入される。これにより、ドライバーの操舵力に応じ
た両シャフト2″、4″のトーションバー3″を介する
弾性的な相対回転により、その開閉スプール203″が
軸方向移動するように、その開閉スプール203″と両
シャフト2″、4″は連動する。
【0073】その開閉スプール203″の周溝203
h″に通じるガイド筒202″の開口202h″は、上
記出力シャフト4″の凹部4c″、第2排出空間15
2″、第3排出空間153″、および第2制御弁23′
を介してポンプ37に通じる。その開閉スプール20
3″の各凹部203a″、203b″に通じる通孔20
1″は、各ブロック60a″、60b″に形成された油
路60e″、60f″を介して、入力シャフト2″とト
ーションバー3″の内外周間の油路47に通じ、その油
路47は、入力シャフト2″に形成された油路239″
から前記排出ポート160″を介してタンク41に通じ
る。これにより、その第2排出空間152″、第3排出
空間153″、出力シャフト4″の凹部4c″、ガイド
筒202″の開口202h″、開閉スプール203″の
周溝203h″、ガイド筒202″の第1、第2周溝2
02a″、202b″、開閉スプール203″の通孔2
03e″、203f″、凹部203a″、203b″、
通孔201″、各ブロック60a″、60b″の油路6
0e″、60f″、入力シャフト2″とトーションバー
3″の内外周間の油路47、入力シャフト2″の油路2
39″、および排出ポート160″は、ポンプ37とタ
ンク41とを連絡する逃がし油路111″を構成する。
h″に通じるガイド筒202″の開口202h″は、上
記出力シャフト4″の凹部4c″、第2排出空間15
2″、第3排出空間153″、および第2制御弁23′
を介してポンプ37に通じる。その開閉スプール20
3″の各凹部203a″、203b″に通じる通孔20
1″は、各ブロック60a″、60b″に形成された油
路60e″、60f″を介して、入力シャフト2″とト
ーションバー3″の内外周間の油路47に通じ、その油
路47は、入力シャフト2″に形成された油路239″
から前記排出ポート160″を介してタンク41に通じ
る。これにより、その第2排出空間152″、第3排出
空間153″、出力シャフト4″の凹部4c″、ガイド
筒202″の開口202h″、開閉スプール203″の
周溝203h″、ガイド筒202″の第1、第2周溝2
02a″、202b″、開閉スプール203″の通孔2
03e″、203f″、凹部203a″、203b″、
通孔201″、各ブロック60a″、60b″の油路6
0e″、60f″、入力シャフト2″とトーションバー
3″の内外周間の油路47、入力シャフト2″の油路2
39″、および排出ポート160″は、ポンプ37とタ
ンク41とを連絡する逃がし油路111″を構成する。
【0074】ドライバーの操舵力がなく、入力シャフト
2″と出力シャフト4″とが相対回転していない状態で
は、図12の(1)、(2)に示すように、開閉スプー
ル203″の外周の周溝203h″とガイド筒202″
の内周の各周溝202a″、202b″との間は閉鎖さ
れている。すなわち逃がし油路111″は閉鎖されてい
る。ドライバーの左方への操舵力により入力シャフト
2″と出力シャフト4″とが相対回転することで、開閉
スプール203″は軸方向一方へ変位し、これにより、
図13に示すように、開閉スプール203″の外周の周
溝203h″とガイド筒202″の内周の第2周溝20
2b″との間が開かれる。これにより逃がし油路111
が開かれる。ドライバーの右方への操舵力により入力シ
ャフト2″と出力シャフト4″とが相対回転すること
で、その開閉スプール203″は軸方向他方へ変位し、
これにより、開閉スプール203″の外周の周溝203
h″とガイド筒202″の内周の第2周溝202b″と
の間が開かれる。これにより逃がし油路111が開かれ
る。
2″と出力シャフト4″とが相対回転していない状態で
は、図12の(1)、(2)に示すように、開閉スプー
ル203″の外周の周溝203h″とガイド筒202″
の内周の各周溝202a″、202b″との間は閉鎖さ
れている。すなわち逃がし油路111″は閉鎖されてい
る。ドライバーの左方への操舵力により入力シャフト
2″と出力シャフト4″とが相対回転することで、開閉
スプール203″は軸方向一方へ変位し、これにより、
図13に示すように、開閉スプール203″の外周の周
溝203h″とガイド筒202″の内周の第2周溝20
2b″との間が開かれる。これにより逃がし油路111
が開かれる。ドライバーの右方への操舵力により入力シ
ャフト2″と出力シャフト4″とが相対回転すること
で、その開閉スプール203″は軸方向他方へ変位し、
これにより、開閉スプール203″の外周の周溝203
h″とガイド筒202″の内周の第2周溝202b″と
の間が開かれる。これにより逃がし油路111が開かれ
る。
【0075】その他の第2実施形態の構成は第1実施形
態と同様とされている。この第2実施形態によれば、第
1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。ま
た、開閉バルブ112″を入出力シャフト2″、4″の
一方に設けることができるので、ステアリング装置の軸
方向寸法を小さくできる。
態と同様とされている。この第2実施形態によれば、第
1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。ま
た、開閉バルブ112″を入出力シャフト2″、4″の
一方に設けることができるので、ステアリング装置の軸
方向寸法を小さくできる。
【0076】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、本発明はボールスクリュー式ステアリング
装置にも適用できる。
い。例えば、本発明はボールスクリュー式ステアリング
装置にも適用できる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、自動操舵モードと通常
操舵モードを選択可能なステアリング装置において、安
全性を向上し、装置を小型化し、構成を簡単化して製造
コストを低減し、さらに、自動操舵モードから通常操舵
モードに確実かつ円滑に変更でき、その変更時にドライ
バーに作用するショックを低減できる。
操舵モードを選択可能なステアリング装置において、安
全性を向上し、装置を小型化し、構成を簡単化して製造
コストを低減し、さらに、自動操舵モードから通常操舵
モードに確実かつ円滑に変更でき、その変更時にドライ
バーに作用するショックを低減できる。
【図1】本発明の第1実施形態のステアリング装置の断
面図
面図
【図2】図1のII‐II線に沿う断面図
【図3】図1のIII‐III線に沿う断面図
【図4】図3のIV矢視図
【図5】図3のV矢視図
【図6】本発明の実施形態のステアリング装置の油圧回
路図
路図
【図7】本発明の第1実施形態のステアリング装置の要
部の断面図
部の断面図
【図8】本発明の第1実施形態の開閉バルブの(1)は
逃がし油路の閉鎖状態での断面図、(2)は逃がし油路
を開いた状態での断面図
逃がし油路の閉鎖状態での断面図、(2)は逃がし油路
を開いた状態での断面図
【図9】本発明の第2実施形態のステアリング装置の断
面図
面図
【図10】図9のX‐X線に沿う断面図
【図11】図9のXI‐XI線に沿う断面図
【図12】本発明の第2実施形態の開閉バルブの(1)
は部分破断平面図、(2)は部分破断側面図、(3)は
横断面図
は部分破断平面図、(2)は部分破断側面図、(3)は
横断面図
【図13】本発明の第2実施形態の開閉バルブの逃がし
油路を開いた状態での部分破断平面図
油路を開いた状態での部分破断平面図
【図14】本発明の第2実施形態のステアリング装置の
要部の断面図
要部の断面図
2、2″ 入力シャフト 2a 第1シャフト部 2b 第1シャフト部 4、4″ 出力シャフト 18 油圧シリンダ 23 第1制御弁 23′ 第2制御弁 24 第1バルブ部材 25 第2バルブ部材 37 ポンプ 41 タンク 50 補助油圧アクチュエータ 51、51″ 右操舵用油室 52、52″ 左操舵用油室 53、53″ 移動部材 54 連結部材 61 制御装置 62 受信器 111、111″ 逃がし油路 112、112″ 開閉バルブ 113 第1回転部材 114 第2回転部材 203″ 開閉スプール A、B、C、D 絞り部
Claims (5)
- 【請求項1】 ドライバーの操舵力と油圧アクチュエー
タが発生する操舵補助力とに基づき車両が操舵される通
常操舵モードと、外部信号に応じてその油圧アクチュエ
ータが発生する操舵力に基づき車両が操舵される自動操
舵モードとを選択可能なステアリング装置であって、 圧油供給用ポンプと、 補助油圧アクチュエータと、 ドライバーの操舵力の作用と、その補助油圧アクチュエ
ータが発生する力の作用の何れに基づいても作動される
第1制御弁と、 その外部信号に基づき作動される第2制御弁とを備え、 通常操舵モードにおいては、そのポンプから供給される
圧油の油圧が、ドライバーの操舵力に基づき作動される
第1制御弁により制御されることで、その作動量に応じ
た操舵補助力が油圧アクチュエータにより発生され、 自動操舵モードにおいては、そのポンプから供給される
圧油の油圧が、第2制御弁により制御されることで、第
1制御弁を作動させる力が前記補助油圧アクチュエータ
により発生され、且つ、そのポンプから供給される圧油
の油圧が、補助油圧アクチュエータが発生する力に基づ
き作動される第1制御弁により制御されることで、その
作動量に応じた操舵力が油圧アクチュエータにより発生
され、 自動操舵モードにおいてドライバーの操舵力を作用させ
ることで通常操舵モードに切り換えることができるよう
に、そのポンプとタンクとを連絡する逃がし油路が第2
制御弁に並列に設けられ、その逃がし油路に常閉の開閉
バルブがドライバーの操舵力により開かれるように設け
られているステアリング装置。 - 【請求項2】 ドライバーの操舵力の入力シャフトと出
力シャフトとを備え、その入力シャフトは、ステアリン
グホイール側の第1シャフト部と、出力シャフト側の第
2シャフト部を有し、両シャフト部は、そのドライバー
の操舵力に応じて弾性的に相対回転可能に連結され、そ
の入力シャフトの第2シャフト部と出力シャフトは、そ
のドライバーの操舵力に応じて弾性的に相対回転可能に
連結され、 その第1制御弁は、第1バルブ部材と第2バルブ部材と
を有し、両バルブ部材の一方は、出力シャフトに、その
補助油圧アクチュエータが発生する力に応じて弾性的に
相対回転可能に連結され、両バルブ部材の他方は、入力
シャフトの第2シャフト部と同行回転可能とされ、両バ
ルブ部材の相対回転量が第1制御弁の作動量とされ、 両バルブ部材の相対回転量に応じて油圧アクチュエータ
に作用する油圧が制御可能とされ、 その補助油圧アクチュエータは、両バルブ部材の一方が
弾性的に相対回転可能に連結される両シャフトの一方に
おいて、変位可能に設けられる移動部材と、その移動部
材により仕切られる左右操舵用油室と、その移動部材を
両バルブ部材の一方に連結する連結部材とを有し、 その第2制御弁により右操舵用油室と左操舵用油室とに
択一的に油圧を作用させることが可能とされ、 その右操舵用油室の油圧と左操舵用油室の油圧の差圧に
よる移動部材の変位が連結部材を介して両バルブ部材の
一方に伝達されることで、両バルブ部材を相対回転させ
ることが可能とされ、 前記開閉バルブは第1回転部材と第2回転部材とを有
し、両回転部材の一方は入力シャフトの両シャフト部の
一方と同行回転可能とされ、両回転部材の他方は両シャ
フト部の他方と同行回転可能とされ、 ドライバーの操舵力による両回転部材の相対回転により
前記逃がし油路が開かれる請求項1に記載のステアリン
グ装置。 - 【請求項3】 ドライバーの操舵力の入力シャフトと出
力シャフトとを備え、両シャフトは、そのドライバーの
操舵力に応じて弾性的に相対回転可能に連結され、 その第1制御弁は、第1バルブ部材と第2バルブ部材と
を有し、両バルブ部材の一方は、両シャフトの一方に、
その補助油圧アクチュエータが発生する力に応じて弾性
的に相対回転可能に連結され、両バルブ部材の他方は、
両シャフトの他方と同行回転可能とされ、両バルブ部材
の相対回転量が第1制御弁の作動量とされ、 両バルブ部材の相対回転量に応じて油圧アクチュエータ
に作用する油圧が制御可能とされ、 その補助油圧アクチュエータは、両バルブ部材の一方が
弾性的に相対回転可能に連結される両シャフトの一方に
おいて、変位可能に設けられる移動部材と、その移動部
材により仕切られる左右操舵用油室と、その移動部材を
両バルブ部材の一方に連結する連結部材とを有し、 その第2制御弁により右操舵用油室と左操舵用油室とに
択一的に油圧を作用させることが可能とされ、 その右操舵用油室の油圧と左操舵用油室の油圧の差圧に
よる移動部材の変位が連結部材を介して両バルブ部材の
一方に伝達されることで、両バルブ部材を相対回転させ
ることが可能とされ、 前記開閉バルブは、両シャフトの一方において前記逃が
し油路を開閉するように変位可能な開閉スプールを有
し、 そのドライバーの操舵力に応じた前記両シャフトの相対
回転により前記逃がし油路が開かれるように、その開閉
スプールと両シャフトは連動されている請求項1に記載
のステアリング装置。 - 【請求項4】 その入力シャフトと出力シャフトとは同
軸心に連結され、 その第1バルブ部材は筒状とされ、この第1バルブ部材
に第2バルブ部材が同軸心に相対回転可能に挿入され、 その第1バルブ部材の内周と第2バルブ部材の外周とに
軸方向に沿う凹部が周方向に間隔をおいて形成され、 その第1バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁と第2バル
ブ部材側凹部の軸方向に沿う縁との間が、その油圧アク
チュエータとポンプとの間の油路に設けられる絞り部と
され、その絞り部の開度の両バルブ部材の相対回転によ
る変更に応じて油圧アクチュエータに供給される圧油の
油圧が制御される請求項2または3に記載のステアリン
グ装置。 - 【請求項5】 その第1制御弁とタンクとの間に第2制
御弁が設けられる請求項1〜4の何れかに記載のステア
リング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225697A JPH1149005A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225697A JPH1149005A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149005A true JPH1149005A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16833387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9225697A Pending JPH1149005A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1149005A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010132054A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 操舵制御装置 |
| CN106427981A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-02-22 | 广州市花都全球自动变速箱有限公司 | 自动变速箱控制系统 |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP9225697A patent/JPH1149005A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010132054A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 操舵制御装置 |
| CN106427981A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-02-22 | 广州市花都全球自动变速箱有限公司 | 自动变速箱控制系统 |
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