JPH1149380A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH1149380A
JPH1149380A JP20202297A JP20202297A JPH1149380A JP H1149380 A JPH1149380 A JP H1149380A JP 20202297 A JP20202297 A JP 20202297A JP 20202297 A JP20202297 A JP 20202297A JP H1149380 A JPH1149380 A JP H1149380A
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JP
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sheet
feeding
pressing member
stacking plate
sheet material
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JP20202297A
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Noboru Shimoyama
昇 下山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正しくシートをセットすることができると共
に、シートを安定して給送することのできる給紙部を備
えた記録装置を提供する。 【解決手段】 シート積載板21に積載されたシートP
を押圧してシートPの浮きを防止するシート押え部材4
3をシート積載板21の上方に回動自在に、かつシート
積載板21方向に付勢して設ける一方、押え部材制御手
段29により、給紙時にはシート押え部材43を付勢力
に抗してシート積載板21から離間させることにより、
給送時のバックテンションを低減する。また、給紙待機
時には押え部材制御手段29によりシート押え部材43
に押圧動作させることにより、シートPが正しくセット
された状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置に関し、
特に記録部にシートを給紙する給紙部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワードプ
ロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーション
の出力機器として用いられる記録装置としては、シート
を積載するシート積載板である圧板と、圧板の上方に配
された給送回転体とを有する給紙部を備えたものがあ
る。
【0003】そして、給紙時、給紙部は、付勢手段によ
り圧板を給送回転体側に付勢すると共に、給送回転体を
回転させて圧板に積載されたシートである用紙やプラス
チック薄板等の被記録材(記録媒体)を記録部に給紙す
るようにしている。なお、記録部では、給紙部からの被
記録材に対し、画像情報に基づいて画像を記録していく
ように構成されている。
【0004】ところで、記録装置は、走査方法により、
被記録材の搬送方向(副走査方向)と交差する方向に主
走査するシリアルタイプと、被記録材の搬送方向の副走
査のみで記録するラインタイプとに分けることができ
る。
【0005】ここで、シリアルタイプの記録装置におい
ては、被記録材に沿って移動するキャリッジ上に搭載し
た記録手段によって画像を記録(主走査)し、1行分の
記録を終了した後に所定量の紙送り(ピッチ搬送)を行
い、その後に再び停止した被記録材に対して、次の行の
画像を記録(主走査)するという動作を繰り返すことに
より、被記録材全体の記録が行われる。
【0006】一方、ラインタイプの記録装置において
は、被記録材を所定の記録位置にセットし、一括して1
行分の記録を行った後、所定量の紙送り(ピッチ送り)
を行い、さらに、次の行の記録を一括して行うという動
作を繰り返すことにより、被記録材全体の記録が行われ
る。
【0007】また、記録装置は記録方式により、インク
ジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービ
ーム式等に分けることができる。そして、このような記
録装置のうち、インクジェット式の記録装置(インクジ
ェット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記
録材にインクを吐出して記録を行うものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができる。
【0008】さらに、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安くノンイ
ンパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色の
インクを使用してカラー画像を記録するのが容易である
などの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の吐
出口を配列したラインタイプの記録手段を使用したライ
ン型の装置は、記録の一層の高速化が可能である。
【0009】さらに、上記のような特徴により多様な被
記録材が選択可能となっており、カラー画像で高速に記
録できることから、長手尺の用紙が垂れ幕の印刷などの
用途のために用いられたりしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録装置において、長手尺のシートを給紙部
にセットした場合、給紙部の給紙方向側端部を支点にし
てシートが浮き上がってしまい、正しくシートをセット
するのが難しく、また給紙時にはシートが斜行したり、
正しくシートが給送されなかったりする等の問題があっ
た。
【0011】そこで、本発明は、このような従来の問題
点を解決するためになされたものでり、正しくシートを
セットすることができると共に、シートを安定して給送
することのできる給紙部を備えた記録装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを積載
するシート積載板と、前記シート積載板の上方に配され
た給送回転体とを有し、給紙時には付勢手段により前記
シート積載板を給送回転体側に付勢すると共に、該給送
回転体を回転させて前記シート積載板に積載されたシー
トを記録部に給紙する給紙部を備えた記録装置におい
て、前記シート積載板の上方に回動自在に配されると共
に、該シート積載板に積載されたシートを押圧するよう
シート積載板方向に付勢されたシート押え部材と、前記
給紙時には前記シート押え部材を付勢力に抗して前記シ
ート積載板から離間させ、給紙待機時には前記シート押
え部材に押圧動作させる押え部材制御手段と、を有する
ことを特徴とするものである。
【0013】また本発明は、前記押え部材制御手段は、
前記シート押え部材を押圧して該シート押え部材をシー
ト積載板から離間させる方向に回動させるカム部を有す
るカム部材であることを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記押え部材制御手段は、
前記付勢手段に抗して前記シート積載板を給送回転体か
ら離間させる他のカム部を有していることを特徴とする
ものである。
【0015】また本発明は、前記カム部及び他のカム部
は、前記押え部材制御手段に一体に形成されていること
を特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記押え部材制御手段を、
前記カム部を有するカム部材と、前記他のカム部を有す
る他のカム部材とにより構成することを特徴とするもの
である。
【0017】また本発明は、前記押え部材制御手段は、
アクチュエータであることを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記押え部材制御手段は、
手動操作可能な手動レバーであることを特徴とするもの
である。
【0019】また本発明のように、シート積載板に積載
されたシートを押圧してシートの浮きを防止するシート
押え部材をシート積載板の上方に回動自在に、かつシー
ト積載板方向に付勢して設ける一方、押え部材制御手段
により、給紙時にはシート押え部材を付勢力に抗してシ
ート積載板から離間させることにより、給送時のバック
テンションを低減する。また、給紙待機時には押え部材
制御手段によりシート押え部材に押圧動作させることに
より、シートが正しくセットされた状態を保持する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態に係る記
録装置の全体構成を示す斜視図、図2はこの記録装置の
正面図、図3はこの記録装置の側面断面図であり、図1
〜3において、1は記録装置であり、この記録装置1
は、給紙部2、送紙部3、排紙部4、キャリッジ部5、
クリーニング部6から構成されている。
【0022】次に、これら各部2,3,4,5,6につ
いて説明する。
【0023】まず、給紙部2について説明する。給紙部
2は、シートであるシート材Pを積載するシート積載板
である圧板21と、シート材Pを給紙する給送回転体2
2と、これら圧板21及び給送回転体22を取り付ける
ベース20とを備えた構成となっている。
【0024】ここで、この圧板21はベース20に結合
された回転軸(不図示)を中心に回転可能で、圧板バネ
24により給送回転体22の方向に付勢されている。ま
た、この圧板21には可動サイドガイド23が移動可能
に設けられ、この可動サイドガイド23によりシート材
Pの積載位置を規制している。さらに、圧板21の、給
送回転体22と対向する部位には、シート材Pの重送を
防止する人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離
パッド25が設けられている。
【0025】一方、ベース20には、シート材Pの一方
向の角部を覆い、シート材Pを一枚ずつ分離するための
分離爪26と、厚紙等分離爪26が使えないものを分離
するためベース20に一体成形された土手部27と、分
離爪26が普通紙ポジションでは作用し、厚紙ポジショ
ンでは作用しないように切り替えるための切り替えレバ
ー28とが設けられている。なお、給紙部2の給紙動作
については後述する。
【0026】次に、送紙部3について説明する。送紙部
3は、シート材Pを搬送する搬送ローラ36と、PEセ
ンサー32とを有し、またシート材Pが搬送されてくる
送紙部3の入口にはシート材Pをガイドする上ガイド3
3及びプラテン34が配設されている。ここで、この搬
送ローラー36には、搬送ローラー36に従動するピン
チローラー37が当接して設けられている。なお、この
ピンチローラー37はピンチローラーガイド30に保持
されると共に、ピンチローラーバネ31により搬送ロー
ラー36に圧接することでシート材Pの搬送力を生み出
している。
【0027】また、上ガイド33にはシートPの先端、
後端検出をPEセンサー32に伝えるPEセンサーレバ
ー35が設けられ、搬送ローラー36のシート材搬送方
向における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成
する記録ヘッド7が設けられている。
【0028】そして、このような構成の送紙部3におい
て、給紙部2から送紙部3に送られたシート材Pはプラ
テン34、ピンチローラーガイド30及び上ガイド33
に案内されて、搬送ローラー36とピンチローラー37
とのローラー対に送られる。この時、PEセンサーレバ
ー35は搬送されてきたシート材Pの先端を検知して、
これによりシート材Pの印字位置を求めている。また、
シート材Pは不図示のLFモーターによりローラー対3
6、37が回転することでプラテン34上を搬送され
る。
【0029】なお、本実施の形態において、記録ヘッド
7はインクタンクと一体に構成された交換容易なインク
ジェット記録ヘッドが用いられている。この記録ヘッド
7は、ヒータ等によりインクに熱を与えることが可能と
なっている。そして、この熱によりインクは膜沸騰し、
この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる
圧力変化によって記録ヘッド7のノズル70からインク
が吐出されてシート材P上に画像が形成される。
【0030】次に、キャリッジ部5について説明する。
キャリッジ部5は、記録ヘッド7を取り付けるキャリッ
ジ50、電気基板9から記録ヘッド7にヘッド信号を伝
えるためのフレキシブル基板51を備えている。ここ
で、このキャリッジ50は、シート材Pの搬送方向に対
して直角方向に往復走査させるためのガイド軸81と、
キャリッジ50の後端を保持し、記録ヘッド7とシート
材Pとの隙間を維持するガイドレール82とによって支
持されている。なお、これらガイド軸81及びガイドレ
ール82はシャーシー8に取り付けられている。
【0031】また、このキャリッジ50は、シャーシー
8に取り付けられたキャリッジモーター80によりタイ
ミングベルト83を介して駆動される。なお、このタイ
ミングベルト83は、アイドルプーリー84によって張
設、支持されている。
【0032】そして、このような構成のキャリッジ部5
において、シート材Pに画像形成する時は、画像形成す
る行位置(シート材Pの搬送方向の位置)にローラー対
36,37がシート材Pを搬送すると共に、キャリッジ
モーター80によりキャリッジ50を画像形成する列位
置(シート材Pの搬送方向と垂直な位置)に移動させて
記録ヘッド7を画像形成位置に対向させる。その後、電
気基板9からの信号により記録ヘッド7がシート材Pに
向けてインクを吐出して画像が形成される。
【0033】次に、排紙部4について説明する。排紙部
4は、搬送ローラー36に当接する伝達ローラ40と、
この伝達ローラ40に当接する排紙ローラー41と、排
紙ローラー41に従動して回転可能な拍車42とを備え
ている。
【0034】これにより、搬送ローラー36の駆動力が
伝達ローラー40を介して排紙ローラー41に伝達され
ると共に、排紙ローラー41に従動して拍車42が回転
し、キャリッジ部5で画像形成されたシート材Pは、排
紙ローラー41と拍車42とのニップに挟まれ、搬送さ
れて不図示の排紙トレー等に排出される。
【0035】次に、クリーニング部6について説明す
る。クリーニング部6は、記録ヘッド7のクリーニング
を行うポンプ60、記録ヘッド7の乾燥を抑えるための
キャップ61及び搬送ローラー36からの駆動力を給紙
部2及びポンプ60に切り換える駆動切り替えアーム6
2から構成されている。
【0036】ここで、この駆動切り替えアーム62は、
給紙、クリーニング以外の時は、搬送ローラー36の軸
心を中心に回転する遊星ギア(不図示)を所定位置に固
定するようにしており、これにより給紙部2及びポンプ
60に駆動力は伝達されない。
【0037】一方、キャリッジ50が移動すると、駆動
切り替えアーム62は矢印A方向に移動するようになっ
ており、このように駆動切り替えアーム62が移動する
と、遊星ギアがフリーになり、搬送ローラー36の正
転、逆転に応じて遊星ギアが移動し、搬送ローラー36
が正転したときは給紙部2に駆動力が伝達され、逆転し
たときはポンプ60に駆動力が伝達されるようになって
いる。
【0038】ところで、給紙部2には、図4に示すよう
に圧板21に積載されたシート材Pを押圧してシート材
Pの浮きなどを防止するためのシート材押え部材43
と、このシート材押え部材43の押圧動作を制御する押
え部材制御手段である制御カム部材29とが設けられて
いる。
【0039】ここで、このシート材押え部材43は、本
体カバー10に取り付けられ、付勢バネ44によりシー
ト材Pを押圧する方向に付勢されている。なお、43
b,43cは、シート材押え部材43の下端に設けら
れ、シート材Pを押圧するシート材押え部である。
【0040】また、制御カム部材29はベース2に設け
られると共に、圧板21を押圧して圧板21と給送回転
体22との当接を解除する第1カム部29aと、シート
材押え部材43を回動動作させてシート材押え部材43
とシートP(圧板21)との圧接を解除する第2カム部
29bを有している。
【0041】ここで、この第2カム部29bは、制御カ
ム部材29の周面に形成された凹部により構成されるも
のである。なお、シート材押え部材43には、シート材
Pをセットする際及び搬送前は、第2カム部29b内に
入り込む一方、給紙を行う場合は、制御カム部材29と
共に回転する第2カム部29bの回転に伴い凹部から外
れ、この後制御カム部材29の外周面に押圧されてシー
ト材押え部材43を回動させるための凸部43aが形成
されている。なお、同図において、10aは、制御カム
部材29が回転可能となるように本体カバー10に形成
された切欠き開口である。
【0042】ところで、この制御カム部材29は、シー
ト材Pをセットする際及び搬送前は、第1カム部29a
が圧板21を所定位置まで押し下げる第1位置にあり、
このように圧板21を押し下げることにより、圧板21
と給送回転体22の当接は解除される。なお、制御カム
部材29が第1位置にあるときは、シート材押え部材4
3の凸部43aは第2カム部29b内に入り込んでい
る。これにより、シート材押え部材43は、付勢バネ4
4によりシート材P(圧板21)に圧接した状態に保持
されるようになっている。
【0043】一方、給紙を行う場合、制御カム部材29
は、図4の矢印Aの方向に回転し、第1カム部29aが
圧板21から離れると共に、第2カム部29bがシート
材押え部材43の凸部43aから外れ、外周面により押
圧してシート材押え部材43を、軸43dを支点として
シート材Pから離間する方向に回動させる第2位置に移
動する。
【0044】そして、この第2位置に制御カム部材29
が移動することにより、圧板21は、給送回転体22が
シート材Pに当接可能な位置まで上昇し、これにより給
送回転体22が回転すると、これに伴いシート材Pがピ
ックアップされ、給紙が開始されるようになる。また、
このときシート材押え部材43はシート材Pから離間す
る方向に回動するので、給送時のバックテンションが低
減する。
【0045】次に、このように構成された給紙部2の給
紙動作について説明する。
【0046】図5は、給紙部2の待機状態を示す図であ
り、この待機状態では制御カム部材29は、第1位置に
あり、第1カム部29aが圧板21を所定位置まで押し
下げている。これにより、圧板21と給送回転体22の
当接は解除される。また、シート材押え部材43の凸部
43aは第2カム部29bに入り込んでおり、これによ
りシート材押え部材43は、圧板21にシート材Pがセ
ットされている場合はシート材Pに、セットされていな
い場合には圧板21に圧接した状態に保持される。
【0047】ここで、シート材Pがセットされていない
場合には、この状態でシート材Pは圧板21にセットさ
れるが、シート材押え部材43が付勢バネ44によりシ
ート材Pを押圧する方向に付勢されているので、セット
時に安定しにくいシート材、例えば垂れ幕等に用いられ
る長手尺の用紙であるとか、腰のない薄紙であるとかを
セットした場合においても、シート材が浮き上がった
り、曲がった状態でセットされたりしない。
【0048】一方、この状態で搬送ローラー36による
駆動力がギア等により給送回転体22及び制御カム部材
29に伝達され、これに伴い制御カム部材29が矢印B
方向に回転し、第2位置まで移動すると、第1カム部2
9aは圧板21から離れるので圧板21は、給送回転体
22がシート材Pに当接可能な位置まで上昇する。これ
により、給送回転体22の回転に伴いシート材Pはピッ
クアップされ、給紙を開始する。
【0049】また、シート材押え部材43は、その凸部
43aが第2カム部29bから外れた後、制御カム部材
29の外周面に押圧されることによりシート材Pから離
間する方向、同図においては矢印C方向に回動する。こ
れにより、給紙時のバックテンションが低減され、給送
時のシート材Pの斜行などの給紙不良がなく安定したシ
ート材Pの給送が可能となる。
【0050】ところで、給送回転体22により給紙が開
始されたシート材Pは、その後、分離爪26によって一
枚ずつ分離されて送紙部3に送られる。また、給送回転
体22及び制御カム部材29は、シート材Pを送紙部3
に送り込むまで回転し、再びシート材Pと給送回転体2
2との当接を解除した待機状態となって搬送ローラー3
6からの駆動力が切られる。
【0051】なお、このように制御カム部材29がシー
ト材Pと給送回転体22との当接を解除した第1位置に
戻ると、シート材押え部材43は、シート材Pに圧接す
る状態に戻り、シート材Pの浮き上がり、曲がり等を防
ぐことができる。
【0052】このように、制御カム部材29により、給
紙待機時にはシート材押え部材43に押圧動作させるこ
とにより、シート材Pが正しくセットされた状態を保持
することができる。また、給紙時にはシート材押え部材
43を付勢力に抗して圧板21から離間させることによ
り、給送時のバックテンションを低減することができ
る。
【0053】なお、これまでの説明においては、制御カ
ム部材29に、第1カム部29aと第2カム部29bと
を一体に設けた場合について述べてきたが、本実施の形
態はこれに限らず、制御カム部材29を、第1カム部2
9aと第2カム部29bとをそれぞれ有した2つのカム
部材にて構成してもよい。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態に係る記
録装置を説明する。図6は、本実施の形態に係る記録装
置の側面断面図である。なお、同図において、図3と同
一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0055】同図において、45は本体カバー10に取
り付けられ、付勢バネ44により圧板21に積載された
シート材Pの浮きなどを防止するためのシート材押え部
材である。また、46はシート材押え部材45が圧板と
当接・離間を繰り返すための手段としてのアクチュエー
タの一例であるソレノイドである。なお、このソレノイ
ド46はベース2に設けられている。
【0056】一方、29’は制御カム部材であり、本実
施の形態において、この制御カム部材29’は、第1カ
ム部29aのみを有しており、したがってシート材押え
部材45には凸部は形成されていない。
【0057】ところで、このシート材押え部材45の軸
45dの上部には、図7に示すようにソレノイド46の
ピン46aをスライド可能に保持する開口部45aが設
けられた凸部45bが形成されている。そして、ソレノ
イド46がONとなり、ピン46aが開口部45aに沿
って上方に移動すると、このピン46aの上昇動作に伴
ってシート材押え部材45が軸45dを支点として圧板
21から離間する方向、同図においては矢印C方向に回
動するようになっている。
【0058】そして、このように構成された給紙部にお
いては、待機状態の時、制御カム部材29’が第1位置
にある場合、ソレノイド46はOFFとするようにして
いる。これにより、圧板21は制御カム部材29’の第
1カム部29a’により所定位置まで押し下げられる。
なお、シート材押え部材45は、ソレノイド46がOF
Fであるので、シート材P(圧板21)に当接した状態
に保持される。
【0059】一方、搬送時、制御カム部材29’を矢印
B方向に回転し、第2位置まで移動させると共に、ソレ
ノイド46をONとするようにしている。これにより、
ピン46aが開口部45aに沿って上方に移動し、これ
に伴ってシート材押え部材45が軸45dを支点として
圧板21から離間する方向に回動する。
【0060】そして、このように構成することにより、
圧板21と給送回転体22の当接・離間を行う制御カム
部材29’と、ソレノイド46の動作とのタイミングが
完全に同期する必要がないため独立した制御が可能とな
る。
【0061】なお、これまでの説明において、シート材
押え部材45が圧板と当接・離間を繰り返すための手段
として制御カム部材29,29’及びソレノイド46を
用いた場合について述べてきたが、本発明は、これに限
らず手動操作可能な手動レバーとしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給紙待機時にはシート押え部材によりシート積載板に積
載されたシートを押圧することにより、安定しにくいシ
ート、例えば垂れ幕等に用いられる長手尺の用紙である
とか、腰のない薄紙であるとかをセットした場合におい
ても、シートが浮き上がったり、曲がった状態でセット
されるのを防ぐことができ、これによりシートの斜行や
ジャムなどを回避することができる。
【0063】また、給紙時には、シート押え部材を付勢
力に抗して圧板から離間させることにより、バックテン
ションを低減することができ、給送時のシートの斜行な
どの給紙不良がなく、安定したシートの給送が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の全
体構成を示す斜視図。
【図2】上記記録装置の正面図。
【図3】上記記録装置の側面断面図。
【図4】上記記録装置の給紙部を給紙側から見た斜視
図。
【図5】上記給紙部の待機状態を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る記録装置の側
面断面図。
【図7】上記記録装置の給紙部の待機状態を示す図。
【符号の説明】
1 記録装置 2 給紙部 3 送紙部 21 圧板 22 給送回転体 24 圧板バネ 29,29’ 制御カム部材 29a 制御カム部材の第1カム部 29b 制御カム部材の第2カム部 43,45 シート材押え部材 43a シート材押え部材の凸部 44 付勢バネ 46 ソレノイド P シート材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載するシート積載板と、前記
    シート積載板の上方に配された給送回転体とを有し、給
    紙時には付勢手段により前記シート積載板を給送回転体
    側に付勢すると共に、該給送回転体を回転させて前記シ
    ート積載板に積載されたシートを記録部に給紙する給紙
    部を備えた記録装置において、 前記シート積載板の上方に回動自在に配されると共に、
    該シート積載板に積載されたシートを押圧するようシー
    ト積載板方向に付勢されたシート押え部材と、 前記給紙時には前記シート押え部材を付勢力に抗して前
    記シート積載板から離間させ、給紙待機時には前記シー
    ト押え部材に押圧動作させる押え部材制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記押え部材制御手段は、前記シート押
    え部材を押圧して該シート押え部材をシート積載板から
    離間させる方向に回動させるカム部を有するカム部材で
    あることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記押え部材制御手段は、前記付勢手段
    に抗して前記シート積載板を給送回転体から離間させる
    他のカム部を有していることを特徴とする請求項2記載
    の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記カム部及び他のカム部は、前記押え
    部材制御手段に一体に形成されていることを特徴とする
    請求項2又は3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記押え部材制御手段を、前記カム部を
    有するカム部材と、前記他のカム部を有する他のカム部
    材とにより構成することを特徴とする請求項2又は3記
    載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記押え部材制御手段は、アクチュエー
    タであることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記押え部材制御手段は、手動操作可能
    な手動レバーであることを特徴とする請求項1記載の記
    録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100663822B1 (ko) 2003-03-07 2007-01-03 캐논 가부시끼가이샤 시트 급송 장치 및 화상 형성 장치

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