JPH11501023A - クラブラン酸塩 - Google Patents
クラブラン酸塩Info
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- JPH11501023A JPH11501023A JP8526082A JP52608296A JPH11501023A JP H11501023 A JPH11501023 A JP H11501023A JP 8526082 A JP8526082 A JP 8526082A JP 52608296 A JP52608296 A JP 52608296A JP H11501023 A JPH11501023 A JP H11501023A
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Abstract
(57)【要約】
塩は、有機溶媒中で式(I)のベンズヒドリルアミン(またはそれらの塩)と、クラブラン酸(またはそれらの塩)とを反応させ、そして得られた塩を単離することにより調製される。式(I)において、R1およびR2のそれぞれが(好ましくは)水素または受容可能な置換基である。クラブラン酸塩は、薬学的製剤中に、薬学的受容可能なキャリア、および必要に応じてβ−ラクタム抗生物質と共に使用され得る。
Description
【発明の詳細な説明】
クラブラン酸塩
本発明は、クラブラン酸塩、それらの調製、およびそのような塩を含有する薬
学的組成物に関する。
クラブラン酸は抗生物質製剤中で活性である。なぜならそれは、抗菌物質(例
えばペニシリンおよびセファロスポリン)のβ−ラクタム環を切断する多くのβ
−ラクタマーゼ酵素を阻害するからである。それゆえクラブラン酸は、これら抗
菌物質の抗菌作用を改善する。クラブラン酸は以下の式を有する:
GB-A1578739は、クラブラン酸のアミン塩類、およびクラブラン酸塩の調製プ
ロセスを開示する。この塩は以前に記載されたクラブラン酸の塩より、より容易
に調製され得、安定な薬学的組成物を得ることができる。典型的には、クラブラ
ン酸のアミン塩は、結晶化しないか、または非常に多量の溶媒(例えば、アセト
ン)の添加によってのみ結晶化する。
WO93/25557は、クラブラン酸、または薬学的に受容可能な塩およびエステルを
調製する際の中間体として使用される、広範囲のアミンを開示する。
典型的には、クラブラン酸は、酸性化および有機溶媒への抽出により水溶液か
ら回収される。それゆえ、他の溶媒を添加することなく、この溶媒抽出物から直
接クラブラン酸塩を結晶化させることができるのは、非常に好都合である。
ごく少数の第一級アミンのみが、単一の水と混和しない有機溶媒(例えば、酢
酸エチル)からアミン塩として直接クラブラン酸の結晶化を引き起こし得ること
が報告されている。そのような第一級アミンの例は、溶媒中のクラブラン酸溶液
に不純物をあまり多く含まない場合、クラブラン酸の精製された白色結晶のアミ
ン塩を与える第三級オクチルアミン(GB-A-2264944に開示されている)である。
これら第一級アミンは、全て脂肪族型である。
驚くべきことに、本発明者らは、芳香族有機アミンの特定の種類(すなわち、
特定のベンズヒドリルアミン)が、クラブラン酸の抽出に使用される有機溶媒か
らクラブラン酸塩を調製する際に有意な利点をもたらすことを見出した。
本発明者らは、通常は有機不純物と会合すると予想され得る芳香族有機物質で
あるにもかかわらず、ベンズヒドリルアミンおよび関連化合物がクラブラン酸を
精製された白色アミン塩として有機溶媒(例えば、酢酸エチル)から直接結晶化
することを見出した。
従って、本発明の第1の局面により、クラブラン酸(またはそれらの塩)と式
(I)のベンズヒドリルアミン(またはそれらの塩)とから誘導されるクラブラ
ン酸塩が提供され、
ここで、R1およびR2のそれぞれは、独立に水素原子または薬学的に受容可能な
置換基(例えば、低級アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、またはアシルオキ
シ基など)を表す。
有利なことに、このようなアミンは、クラブラン酸と高純度の塩を形成する。
この塩は、きわめて有益な色彩安定特性および化学安定特性を有し、そしてまた
比較的低い水可溶性を有する。溶媒(例えば、酢酸エチル)を使用して本発明の
クラブラン酸塩を単離する際、多くの場合、第2の溶媒(例えば、アセトン)の
添加を必要としない。しかし、有機溶媒抽出物が、有意なレベルの不純物を含む
場合、アミンの添加に先立って結晶化媒体の極性を増加させることが望ましい。
これは、より極性な第2の溶媒(例えば、ケトンまたはアルコール)の添加によ
り最も好都合に達成される。従って、他のアミンに関して、必要に応じてクラブ
ラン酸のベンズヒドリルアミン塩の純度および一般的な質が、適切な第2の溶媒
を酢酸エチル抽出物へ添加することにより高められ得る。アセトンが、好ましい
第2の溶媒である。
本発明のクラブラン酸塩は、それ自身薬学的に受容可能であり、そしてそのた
めにキャリア、希釈剤、または賦形剤と共に薬学的製剤中で使用され得る。ある
いは、クラブラン酸塩は、さらにクラブラン酸の薬学的に受容可能な塩(例えば
、カリウム塩)の調製のための中間体として使用され得る;このようなさらなる
塩は、本発明に従ってそれ自身薬学的製剤中で使用され得る。
本発明の薬学的製剤はまた、好ましくはβ−ラクタム抗生物質、より好ましく
はペニシリンまたはセファロスポリンを含有する。あるいは、本発明の薬学的製
剤は、このようなβ−ラクタム抗生物質と共に同時投与され得る。それゆえ、こ
のようなβ−ラクタム抗生物質の有効性は、本発明の薬学的製剤中の薬学的に受
容可能な塩と共に投与される場合に維持され得る。
本発明の別の局面によれば、(上記で定義した)クラブラン酸の塩を調製する
ためのプロセスが提供される。このプロセスは、上記の式(I)のベンズヒドリ
ルアミンまたはそれらの塩と、クラブラン酸(またはそれらの塩)とを有機溶媒
中で反応させる工程、および得られた塩を単離する工程を包含する。好ましくは
、この溶媒は、脂肪族カルボン酸エステルまたは脂肪族ケトンを含む;このよう
な溶媒の好ましいものは、酢酸エチルである。
単離されたクラブラン酸抽出物が、有意なレベルの不純物を含む場合、好まし
くは、このプロセスは、より極性な第2の溶媒(例えば、アルコール、またはケ
トン(好ましくはアセトン))の添加をさらに包含する。
本発明のクラブラン酸塩は、非吸湿性であり、そして水溶液から直接回収さえ
され得ることが見出されている。これは、クラブラン酸塩の水溶液から水をエバ
ポレートするか、またはクラブラン酸イオンの高濃度条件下で水溶液中において
クラブラン酸塩を調製するかのいずれかにより達成され得る。これは、クラブラ
ン酸のアミン塩の特有の性質である。なぜなら、クラブラン酸の他のアミン塩は
、このように水溶液から回収可能でないことが公知であるからである。
本発明のさらなる局面によれば、本発明の第1の局面のクラブラン酸塩を調製
するためのプロセスが提供される。このプロセスは、6〜8の範囲のpH、および
少なくとも5重量%のクラブラン酸塩濃度を有するクラブラン酸(またはその塩
)の水溶液と、等量の式(I)のベンズヒドリルアミンの水に可溶な塩(例えば、
塩化水素の塩)とを反応させる工程、混合物を0℃〜5℃の温度で数時間撹拌し
、その結果クラブラン酸塩が溶液から沈殿しそして濾過し得る工程を包含する。
あるいは、クラブラン酸塩は、減圧下で25℃を上回らない温度にて濃縮するこ
とによりクラブラン酸塩の水溶液から調製され得る。その結果、0℃〜5℃の温
度で数時間混合物を撹拌した後、クラブラン酸塩が混合物から沈殿し、そして濾
過され得る。
本発明のこの局面によるクラブラン酸塩を調製するためのこれらのプロセスは
、塩を回収するために有機溶媒を必要としない点で非常に有利である。
本発明のさらに別の局面によれば、新規な晶癖を有するクラブラン酸のベンズ
ヒドリルアミン塩を調製するためのプロセスが提供される。このプロセスは、有
機溶媒(例えば、酢酸エチル)中のクラブラン酸(またはその塩)の実質的に水
を含まない溶液を調製する工程(この溶液は、約0℃と約15℃(好ましくは、10
℃より低い)との間の温度に維持される)、そしてこの溶液を式Iのベンズヒド
リルアミンと有機溶媒中で反応させる工程を包含する。このプロセスにおいては
、好都合なことに、クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩は、実質的に小さな
球形結晶の形態での結晶化を引き起こす。これは、これらのアミン塩のさらに別
の特有の性質である。なぜなら、データが報告されているクラブラン酸の全ての
他のアミン塩は、大部分が針状として、あるいは場合によっては柱状または板状
として結晶化するからである。結晶化混合物が低粘度を有し、そして塩に関する
結晶のかさ密度が高く、それゆえ、より高濃度の混合物を結晶化させ得るので、
新規な球状結晶形態は非常に有利である。クラブラン酸塩はまた、濾過および洗
浄
がより容易であり、そして乾燥時には、得られる粉末状生成物は、優れた流動特
性および取り扱い特性を有する。
科学文献から周知のように、クラブラン酸の特定のアミン塩は、水和物および
溶媒和物を形成することが示されている。一般的にそのような化合物は、十分に
定義されておらず、そして種々の組成である。さらに、それらの存在を明らかに
するためには、クラブラン酸を回収し、そして精製するプロセスの間に、通常適
用されない条件を考案する必要がある場合がある。いずれの場合においても、溶
媒和物の形成は、溶媒が必然的に後のプロセス段階まで残存するので、かなり厄
介であり得る。本発明のクラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩は、通常、クラ
ブラン酸の抽出プロセスおよび精製プロセスにおいて一般的に使用される溶媒と
溶媒和物を形成しないようである。しかし、溶媒がゆるく結合している一時的ま
たは低レベルの中間体として存在するそれらを、全て無視することはできない。
それゆえ、少量の溶媒または水が存在する、クラブラン酸と式Iのベンズヒドリ
ルアミンとの塩は、本発明の範囲内にあると考えられる。
本発明は、例証としてのみ与えられる以下の実施例から、より明確に理解され
得る;実施例において、添付の図面が参照される;ここで:
図1は、クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の結晶の顕微鏡写真である;
図2は、クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の球状結晶の顕微鏡写真である
;
図3は、クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の赤外スペクトルである。
実施例1クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の調製
硫酸マグネシウムと脱色炭(decolorlsing charcoal)とで処理された、酢酸エ
チル中のクラブラン酸(3.0%w/vのクラブラン酸)溶液を従来通り調製した。この
溶液100mlに、ベンズヒドリルアミン4.15gの溶液(約20%w/vの酢酸エチル溶液)を
撹拌しながらゆっくりと添加した。アミンの約20%を添加した後、数ミリグラム
のクラブラン酸ベンズヒドリルアミンを結晶種として添加した。ベンズヒドリル
アミンの残りを添加することにより、所望の塩の結晶化が起こった。
混合物の結晶化を、室温で30分間撹拌し、次いで0℃〜3℃でさらに2時間撹
拌して完了させた。次いで針状結晶形態の白色結晶性生成物を濾過し、少量の酢
酸エチルで洗浄し、そして減圧下で乾燥して4.6gの塩を得た(収率80%)。クラ
ブラン酸のベンズヒドリルアミン塩を元素分析にかけ、得られた結果を以下に示
す:
得られた結晶の形を図1の顕微鏡写真に示し、そして図3に塩の赤外スペクト
ルを示す。
実施例2球状結晶形態のクラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の調製
脱色炭処理された、酢酸エチル中のクラブラン酸(0.25%w/vのクラブラン酸)溶
液を従来通り調製した。この溶液1Lを、ロータリーエバポレータで減圧下にて1
00mlまで体積を減少させた。この溶液にベンズヒドリルアミン3.5gの溶液(約20
%w/vの酢酸エチル溶液)を10℃で撹拌しながら素早く添加した。10℃で30分間撹
拌し、次いで0℃〜3℃でさらに2時間撹拌して結晶化を完了させた。次いで素
早く沈殿する小さな球状結晶形態の白色結晶性生成物を濾過し、少量の酢酸エチ
ルで洗浄し、そして減圧下で乾燥して4.1gの塩を得た(収率85%)。クラブラン
酸の球状結晶形態のベンズヒドリルアミン塩を元素分析にかけ、その得られた結
果を以下に示す:
得られた結晶の形を図2の顕微鏡写真に示す。
実施例3クラブラン酸のカリウム塩の調製
クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩3.8gを、室温で撹拌しながら100mlの
ブタン-1-オール(2.0%v/vの水を含有する)に溶解した。この溶液に、ブタン-1
-オール中のカリウム2-エチルヘキサノエートの2N溶液(7.0ml)を、撹拌を続け
ながら添加した。この添加完了後、混合物を室温で1時間撹拌し、次いで0℃〜
3℃でさらに1時間撹拌した。粘稠な結晶スラリー形態の生成物を濾過し、ブタ
ン-1-オールで洗浄し、次いでアセトンで洗浄し、そして減圧下で乾燥して1.9g
の塩を得た(収率80.6%)。
実施例4アセトン/酢酸エチル中のクラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の結晶化およ びクラブラン酸カリウムへの転換
(a)ベンズヒドリルアミン11.0g(3当量)を、酢酸エチル/アセトン(1:1 v/v)
(19.7g/lのクラブラン酸を含有する)の混合物190mlに撹拌しながら滴下した。
約6mlのベンズヒドリルアミンを添加すると、結晶化が始まった。添加完了後、
混合物を約1時間撹拌した。結晶性生成物を吸引濾過し、冷アセトンで洗浄し、
そして減圧下で乾燥した。クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の収量は、51
.9%(理論上52%)のクラブラン酸含量で5.30g(73.7%)であった。
(b)クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩3.6gに、1.2当量のカリウム2-エチル
ヘキサネートを添加した。クラブラン酸カリウムの収量は、85.7%(理論上83.6%
)のクラブラン酸含量で白色結晶として2.17g(99%)であった。
実施例5酢酸エチル中のクラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の結晶化およびクラブラ ン酸カリウムへの転換
(a)ベンズヒドリルアミン9.2g(3当量)を、酢酸エチル90ml(36.4g/lのクラブ
ラン酸を含有する)に5℃で撹拌しながら滴下した。30分間撹拌した後、結晶性
生成物を吸引濾過し、酢酸エチルで洗浄し、そして減圧下で乾燥した。クラブラ
ン酸のベンズヒドリルアミン塩の収量は、48.7%のクラブラン酸含量で淡黄色結
晶として6.62g(97.7%)であった。
(b)クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩4.8gを実施例4に記載のようにして
クラブラン酸カリウムに転換した。クラブラン酸カリウムの収量は、83.8%のク
ラブラン酸含量でほとんど白色の結晶として2.59g(94%)であった。
実施例6水からのクラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩の回収
クラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩1.0gを15mlの水に室温で撹拌しながら
溶解した。少量の不溶性物質を濾過した。次いで、得られた溶液を浴温度25℃の
ロータリーエバポレータを用いてエバポレーションにより濃縮し、体積を約5ml
にした。次いで、この溶液を0℃〜3℃の温度で穏やかに一晩撹拌した。この間
にクラブラン酸のベンズヒドリルアミン塩が沈殿した。
さらなる実験において、クラブラン酸と他のアミンとの塩の同様の溶液(クラ
ブラン酸の含量が約3.5%w/v)を調製し、そして同様の条件下に供した。
これら他のアミンとしては、第三級ブチルアミン、シクロヘキシルアミン、ジ
メチルエチルアミン、2-メチル-2-アミノ-1-プロパノール、およびジメチルベ
ンジルアミンが挙げられる。クラブラン酸のこれらアミン塩はいずれも、記載の
条件下で沈殿し得なかった。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
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,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U
G),AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR,B
Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES
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KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,M
D,MG,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT
,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,
TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN
【要約の続き】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.クラブラン酸と式Iのベンズヒドリルアミンとの塩: ここで、R1およびR2のそれぞれは、独立に水素原子、または薬学的に受容可能 な置換基を表す。 2.前記薬学的に受容可能な置換基が、低級アルキル、ハロアルキル、アシルオ キシ、またはアルコキシ基を含む、請求項1に記載の塩。 3.実質的に球形の結晶形態である、請求項1または2に記載の塩。 4.R1およびR2が両方水素である、請求項1から3のいずれかに記載の塩。 5.クラブラン酸の薬学的に受容可能な塩またはエステルを調製する際に中間体 として使用される、請求項1から4のいずれかに記載の塩。 6.有機溶媒中で式Iのベンズヒドリルアミンまたはそれらの塩と、クラブラン 酸またはそれらの塩とを反応させる工程、および得られたクラブラン酸塩を単離 する工程を包含する、請求項1から4のいずれかに記載のクラブラン酸塩を調製 するプロセス。 7.前記有機溶媒が、脂肪族カルボン酸エステル、または脂肪族ケトンを含む、 請求項6に記載のプロセス。 8.前記有機溶媒が酢酸エチルである、請求項7に記載のプロセス。 9.前記得られた塩に極性溶媒を添加する工程を包含し、該極性溶媒が前記有機 溶媒よりさらに極性である、請求項6から8のいずれかに記載のプロセス。 10.前記極性溶媒がアルコールまたはケトンを含む、請求項9に記載のプロセ ス。 11.請求項1から4のいずれかに記載のクラブラン酸塩をクラブラン酸あるい は薬学的に受容可能なそれらの塩またはエステルに転換する工程を包含する、ク ラブラン酸あるいは薬学的に受容可能なそれらの塩またはエステルを調製するプ ロセス。 12.前記薬学的に受容可能な塩がクラブラン酸カリウムを含む、請求項11に 記載のプロセス。 13.6〜8の範囲のpH、および少なくとも5重量%の濃度を有するクラブラン酸 塩の水溶液と、等量の前記式(I)のベンズヒドリルアミンの水に可溶な塩とを反 応させる工程;および 0〜5℃の温度で混合物を撹拌し、そして得られた沈殿した塩を該溶液から濾 過することにより、得られた塩を単離する工程を包含する、 請求項1から4のいずれかに記載のクラブラン酸塩を調製するプロセス。 14.前記水に可溶なベンズヒドリルアミン塩が塩化水素塩を含む、請求項13 に記載のプロセス。 15.減圧下で25℃を越えない温度にてクラブラン酸塩の水溶液を濃縮する工程 ;前記混合物を0〜5℃で数時間撹拌する工程;および該溶液から該塩を濾過す る工程を包含する、請求項1から4のいずれかに記載のクラブラン酸塩を単離 するプロセス。 16.有機溶媒中のクラブラン酸の実質的に水を含まない溶液を約0〜15℃で調 製する工程;前記式(I)のベンズヒドリルアミンまたはそれらの塩と、該溶液中 の該クラブラン酸とを反応させる工程;および、得られた塩を単離する工程を包 含する、請求項3に記載のクラブラン酸塩を調製するプロセス。 17.前記有機溶媒が酢酸エチルを含む、請求項16に記載のプロセス。 18.前記有機溶媒中のクラブラン酸の水を含まない溶液が、10℃より低い温度 で調製される、請求項16または17に記載のプロセス。 19.請求項1から4のいずれかに記載のクラブラン酸塩、または請求項6から 18のいずれかに記載のプロセスにより調製されるクラブラン酸の薬学的に受容 可能な塩を、その薬学的に受容可能なキャリア、希釈剤、または賦形剤と共に含 有する、薬学的製剤。 20.β−ラクタム抗生物質をさらに含有する、請求項19に記載の薬学的製剤 。 21.前記β−ラクタム抗生物質が、ペニシリンまたはセファロスポリンを含む 、請求項20に記載の薬学的製剤。
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