JPH11501046A - タンパク質の製造法 - Google Patents

タンパク質の製造法

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JPH11501046A JP8526799A JP52679996A JPH11501046A JP H11501046 A JPH11501046 A JP H11501046A JP 8526799 A JP8526799 A JP 8526799A JP 52679996 A JP52679996 A JP 52679996A JP H11501046 A JPH11501046 A JP H11501046A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、実質的にエンドトキシンを含まないアポリポタンパク質A(Apo A)またはアポリポタンパク質E(Apo E)に関し、およびApo AもしくはApo Eまたはそれらの変異種もしくは混合物からエンドトキシンを分離することによるそれらの製造法に関し、該方法は、該Apo AまたはApo Eを含む第一水溶液を、炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む末端基を有する固定化化合物を含むマトリックスと接触させた後、その固定化化合物を含むマトリックスを界面活性剤を含む第二水溶液で処理することにより、あるいは、該Apo AまたはApo Eを含む第一水溶液を陰イオン交換マトリックスと接触させた後、その陰イオン交換マトリックスを、炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む化合物を含有する第二水溶液で処理することにより行う。本発明はさらに、炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む固定化化合物を含むマトリックスおよび界面活性剤含有溶液、あるいは、陰イオン交換マトリックスおよび炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む化合物を含有する溶液の、Apo AもしくはApo Eまたはそれらの変異種もしくは混合物を含む水溶液からエンドトキシンを除去するための使用に関する。こうして製造されるApo AまたはApo Eは、アテローム硬化症および心臓血管疾患の治療における薬物の製造に使用でき、ならびに治療的に有効な量で投与するアテローム硬化症および心臓血管疾患の治療法において使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 タンパク質の製造法 発明の分野 本発明は、実質的にエンドトキシンを含まないアポリポタンパク質A(Apo A )またはアポリポタンパク質E(Apo E)、およびApo AもしくはApo Eまたは それらの変異種(variants)もしくは混合物からエンドトキシンを分離すること によるそれらの製造法に関し、該方法は、該Apo AまたはApo Eを含む第一水溶 液を、炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む末端基を有する固定化 化合物を含むマトリックスと接触させた後、固定化化合物を含むマトリックスを 界面活性剤を含む第二水溶液で処理することにより、あるいは、該Apo Aまたは Apo Eを含む第一水溶液を陰イオン交換マトリックスと接触させた後、その陰イ オン交換マトリックスを、炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む化 合物を含む第二水溶液で処理することにより行う。本発明はさらに、炭素原子に 結合した2または3個の窒素原子を含む固定化化合物を含むマトリックスおよび 界面活性剤含有溶液、あるいは、陰イオン交換マトリックスおよび炭素原子に結 合した2または3個の窒素 原子を含む化合物を含む溶液を、エンドトキシンをApo AもしくはApo Eまたは それらの変異種もしくは混合物を含む水溶液から除去するために使用する方法に 関する。こうして製造されるApo AまたはApo Eは、アテローム硬化症および心 臓血管疾患の治療における薬物の製造、ならびに治療的に有効な量で投与した場 合のアテローム硬化症および心臓血管疾患の治療法に使用できる。発明の背景 血清コレステロールの高められたレベルと冠動脈性心臓疾患(CHD)の発症 との間の明らかな相関関係が、疫学的研究および追跡研究に基づいて、繰り返し 確認されている。しかし、血漿におけるコレステロール輸送の複雑なメカニズム が明確になったことで、CHDの危険性の決定における循環リポタンパク質の選 択的機能が認識されている。 実際には、主に4種類の循環リポタンパク質がある。すなわち、カイロミクロ ン(CM)、超低密度リポタンパク質(VLDL)、低密度リポタンパク質(L DL)および高密度リポタンパク質(HDL)である。これらのうち、HDLは 、コレステロールの末梢組織からの除去に直接関係しており、「逆コレ ステロール輸送」(RCT)として知られるメカニズムにより、肝臓または他の リポタンパク質に運んで戻している。 HDLの「保護的」役割は、多くの研究で確認されている。HDLの保護的メ カニズムに関する最近の研究は、HDLの主要成分であるアポリポタンパク質A −I(Apo A−I)が中心となっている。Apo A−Iの血漿レベルが高いことは 、CHDの危険性の低下および冠状動脈の病変の存在と関係する。 血漿Apo A−Iは、243 個のアミノ酸の一本鎖ポリペプチドであり、その主な 配列は公知である(Brewer ら、(1978)Biochem.Biophys.Res.Commun.80:62 3-630)。Apo A−Iは、細胞では、267 個のアミノ酸の前駆体として合成される 。Apo A−I分子の構造上の主な要件は、11 または 22個のアミノ酸の繰り返し 単位が存在することであると考えられ、両親媒性のらせん状立体配置で存在する と推定される(Segrest ら、FEBS Lett.(1974)38:247-253)。この構造によって 、Apo A−Iの主な生物学的活性、すなわち脂質の結合およびレシチンコレステ ロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の活性化が得られる。 アポリポタンパク質A−IMilano(Apo A−IM)は、ヒト Apo A−Iの最初に記載された分子変異種である(Franceschini ら、(1980)J .Clin.Invest.66:892-900)。それは、Arg 173 が Cys 173 で置換されている ことを特徴とする(Weisgraber ら、(1983)J.Biol.Chem.258:2508-2513)。 突然変異体アポリポタンパク質は、常染色体優性形質として伝達され、8世代の 保有者が確認されている(Gualandriら、(1984)Am.J.Hum.Genet.37: 1083-10 97)。Apo A−IM保有者の個々の状態は、HDL−コレステロールレベルの著 しい低下を特徴とする。これにもかかわらず、その状態にある人は、動脈疾患の 危険性の増加を明らかには示さない。実際、家系樹を調べると、このような人た ちは、アテローム硬化症から「保護されて」いる可能性があると思われる。 上記保有者におけるApo A−IMの可能性のある保護効果のメカニズムは、一 つのα−らせんが欠如し、疎水性残基の露出の増加を伴う、突然変異体アポリポ タンパク質の構造における変形と関係すると思われる。(Francheschini ら、(1 985)J.Biol.Chem.260:1632-1635)。多重α−らせんの密な構造の欠如は、分 子の屈曲性を増加させ、正常なApo A−Iと比較してより容易に脂質と結合する 。 Apo A−IMの別の非常に特異的なと特徴は、自身との二量体形成能およびAp o A−II との複合体形成能であり、どちらの場合も、Cys 残基の存在による。 一般に、十分な量のApo A−I、特にApo A−IMの製造を可能にするために は、例えば大腸菌(E.coli)での組換えDNA技術を使用する。すなわち、組換 えによる製造ならびにApo A−IM、モノマーおよび二量体の使用は、特許明細 書 WO-A-88/03166(Farmitalia Carlo Erba(FICE))、WO-A-90/12879(Sirtori ら)ならびに WO-A-93/12143 および WO-A-94/13819(共に Pharmacia AB (以前 は、Kabi Pharmacia AB)に開示されている。 例えば大腸菌(E.coli)を媒体として使用することは、ある種の欠点を招く。 すなわち、エンドトキシンまたはリポ多糖類(LPS)は、大腸菌(E.coli)、 プロテウス(Proteus)およびサルモネラ(Salmonella)などのグラム陰性菌の外膜 (細胞壁)と結合する高分子複合体である。エンドトキシンは、主な2つの部分 、すなわち、リピドAという脂質部分(外膜内に埋め込まれている)および環境 に突き出る多糖類(O−抗原)から成る。リピドAは、エンドトキシンの毒性効 果を引き出す領 域であり、必要条件は、リピドA部分全体が存在することである。多糖類は、O −特異的鎖およびコアから成る。O−特異的鎖はコアから突き出ており、エンド トキシンの最も外側の部分である。コアは、リピドAとO−特異的鎖との間の結 合として作用する。 毒性効果を生じるためには、細菌の表面からエンドトキシンが放出されなけれ ばならないことが知られている。これは、細菌が増殖するとき、溶菌時およびス トレス中に起こる。水溶液中では、遊離エンドトキシンが、約 5 kDa から>103 kDa までの分子量を有する凝集体、ミセルおよび小胞を形成する。 いくつかのタンパク質は、エンドトキシンと複合体を形成することが文献から 公知である。特に強い複合体は、HDLおよびアポリポタンパク質と形成される (Emancipatorら、(1992)Infect.Immun.60:596-601)。Ulevitchら、(1981) J.Clin.Invest.67:827-837 によれば、HDLとエンドトキシンとの間の複合 体の形成は、次のように、2工程のメカニズムを含む。 エンドトキシン(集合体)→エンドトキシン(解離体) (1) エンドトキシン(解離体)+HDL → エンドトキシン−HDL (2) この挙動は、例えば、Munford ら、(1981)Infect.Immun.34:835-843 によって 確認されている。リピドAがその複合体の主要因子であり、相互作用はイオン力 および疎水力の両方を含むことを示唆する指標がある(Freudenbergら(1979),Nat .Toxins,Proc.Int.Symp.Anim.,Plant Microb.Toxins.,6th,349-354)。 上記ですでに述べたように、強い複合体は、一般にエンドトキシンとHDLと の間で、特にアポリポタンパク質と形成される。このメカニズムは、US-A-5,128 ,318(Rogosin Institute)で使用されている。すなわち、US-A-5,128,318 は、 再構成粒子を含むHDL関連アポリポタンパク質、およびエンドトキシンなどの 脂溶性物質の細胞、体液などからの除去におけるその使用に関する。特に、US-A -5,128,318は、Apo A−TまたはApo A−II を含む再構成粒子を、コレステロ ールと共に、またはコレステロールを伴わずに投与することによる、エンドトキ シンによって引き起こされる毒性に対して患者を治療するための方法に関する。 該方法の目的は、当然のことながら、患者の体内においてエンドトキシンの放出 を回避する為に、最強の可能な複合体を長期にわたり生成し且つ維持することで ある。 自体強い複合体は、例えばある種の化学化合物の存在によってさらに強めるこ とができる。すなわち、デオキシコール酸塩は、上記式(1)によりエンドトキ シンを解離することが知られている(Munford ら、上記参照および Emancipator ら、上記参照)。次いで、デオキシコール酸塩が、式(2)に従って、エンドト キシンのHDLへの結合を増加する。その結果、エンドトキシンとHDLとの複 合体が生じる。これは、分離が非常に困難である。 エンドトキシンの効果を低下させ、または除去するための一般的方法は、すで に知られている。すなわち、EP-A-494848(Pharmacia)は、エンドトキシンに誘導 される効果の阻害法を開示している。第一の態様は、エンドトキシンに誘導され る効果(例えば熱)の治療のためのアルギニンまたはアルギニン誘導体を含む薬 物の注入に関する。第二の態様は、水または水溶液を、固定化アルギニンまたは アルギニン誘導体を含む床により濾過して、その水または水溶液からエンドトキ シンを除去する方法に関する。第二の態様を説明するために、Arginine を含むカラム上で、大腸菌(E.coli)由来のエンドトキシンを 用いて試験を行った。しかし、相互作用は弱く、従って、タンパク質とエンドト キシンとに分離することは、アポリポタンパク質とエンドトキシンとの間の強い 複合体の場合よりもかなり容易である。 陰イオン交換クロマトグラフィーが、ウロキナーゼ、インターフェロン、アス パラギナーゼおよびアルブミンなどのタンパク質を含む溶液からのエンドトキシ ンの除去にしばしば使用される(Sharma(1986)Biotech.Applied Biochem.8:5 -22)。しかし、タンパク質とエンドトキシンとの間の相互作用は、アポリポタン パク質とエンドトキシンとの間の複合体よりもかなり弱い。 EP-A-333474(Mitsui Toatsu)は、エンドトキシンで汚染された、タンパク質 を含む水溶液をタンパク質吸着剤と接触させ、その吸着剤をアミノ化合物を含む 溶液で洗浄した後、タンパク質をその吸着剤から溶離することによる、エンドト キシンのタンパク質からの除去法に関する。ただ例示されたタンパク質は、組織 プラスミノーゲンアクチベーター(t−pA)、ヒト血清アルブミンおよびイン ター−α−トリプシンインヒビターである。タンパク質吸着剤の例は、アフィニ ティー、吸着、疎水性 および金属キレートクロマトグラフィーゲルである。 ポリミキシンB硫酸塩は、リピドA部分との相互作用によりエンドトキシンの 毒性効果を防ぐことができる、抗生物質ポリペプチドである。Karplus および共 同研究者ら(Karplus ら、(1987)J.Immuno.Methods 105:211-220)は、この知識 を使用 AB(ウプサラ、ウェーデン)から市販)に吸着させた。しかし、ポリミキシンは 、それ自体が生物学的に活性であり、従って、静脈内注射用溶液からのエンドト キシンの除去には適さない(H.Matsumae ら、(1990)Biotechn.Biochem.12:1 29-140)。 販)は、抗生物質、ビタミン、酵素、抗体および血液製剤などの低・高分子量物 質からエンドトキシンを特異的に除去するために作製されたマトリックスである 。ゲルは、低分子量の非タンパク質で非炭水化物の合成リガンドから成る。 帯電フィルターは、エンドトキシンおよび他の負に帯電した分子を種々の溶液 から除去することができる。例えば、Pall(イギリス)は、膜構造全体にわたって 第四アンモニウム基を含む親水性ナイロン 66 フィルター媒体から成る、Posidy neTMフィ ルターを提案している。フィルターの保持能力は、温度に依存せず、pH5〜8 および低い流速で最適である。 現在、タンパク質溶液中のエンドトキシンの影響を低下させ、または除去する ための方法は一般にいくつか知られている。しかし、エンドトキシンとApo Aま たはApo Eとの間の強い相互作用を克服する既存の方法はない。本発明は、この 問題を解決することが意図されている。発明の詳細な説明 本発明の目的は、エンドトキシンの含量が非常に少ないApo AまたはApo Eを 製造するための効果的な精製法を提供することである。 本発明の別の目的は、Apo AまたはApo Eの活性が本質的に保持される、有効 な方法を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、Apo AまたはApo Eを高い収率で製造する方法、 すなわち生成物の損失が最少である方法である。 上記目的は、アポリポタンパク質A(Apo A)もしくはアポリポタンパク質E (Apo E)またはそれらの変異種もしくは混合物からエンドトキシンを分離する ための方法に関する本発明 によって達成され、該方法は、該Apo AまたはApo Eを含む第一水溶液を、炭素 原子に結合した2または3個の窒素原子を含む末端基を有する固定化化合物を含 むマトリックスと接触させた後、その固定化化合物を含むマトリックスを界面活 性剤を含む第二水溶液で処理することによる、あるいは、該Apo AまたはApo E を含む第一水溶液を陰イオン交換マトリックスと接触させた後、その陰イオン交 換マトリックスを、炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む化合物を 含む第二水溶液で処理することによる。 本発明の発明者らは、驚いたことに、例えば固定化アルギニン、グアニジンま たはヒスチジンを含むマトリックスを使用すると、エンドトキシンをそのマトリ ックスに強く結合させ、それによってApo AまたはApo Eをそのマトリックスに 強く結合させることができることを見いだした。次いで、界面活性剤含有溶液で 溶離することにより、エンドトキシンはマトリックスに結合したままで、Apo A またはApo E分子を遊離させることができる。また、Apo AまたはApo Eを陰イ オン交換マトリックスに強く結合させ、それによってエンドトキシンをその陰イ オン交換マトリックスに強く結合させることもできる。 次いで、例えば尿素もしくはアルギニン、またはグアニジニンもしくはヒスチジ ンの塩を含む溶液で溶離することにより、Apo AまたはApo E分子はマトリック スに結合したままで、エンドトキシンを遊離させることができる。最後に、Apo AまたはApo E分子は、イオン強度を増加させることにより、マトリックスから 遊離させることができる。 本発明方法を行うための条件の選択は、エンドトキシンの濃度はできる限り低 くすると同時に、Apo AまたはApo Eは許容され得る回収を達成するという要求 に支配されるだろう。 本発明方法により、実質的にエンドトキシンを含まないApo AまたはApo Eを 製造することができる。本発明において、実質的にエンドトキシンを含まないと は、Apo AまたはApo E1 mg につき約 1 EU 以下の濃度であることを意味する 。特に、実質的にエンドトキシンを含まないApo AまたはApo Eを得ることが可 能であり、これは、組換えDNA法を特にグラム陰性菌、とりわけ大腸菌(E.col i)で行うことにより製造された。 本発明方法により、エンドトキシン含量が低く、且つ、タンパク質の回収が少 なくとも 70 %、適切には少なくとも 80 %、好ましくは少なくとも 90 %、より 好ましくは少なくとも 95 % で、Apo AまたはApo Eを製造することができる。 本発明はまた、エンドトキシンを、Apo AもしくはApo E、またはそれらの変 異種もしくは混合物を含む水溶液から除去するための、炭素原子に結合した2ま たは3個の窒素原子を含む末端基を有する固定化化合物を含むマトリックスおよ び界面活性剤含有溶液の使用、あるいは陰イオン交換マトリックスおよび炭素原 子に結合した2または3個の窒素原子を含む化合物を含む溶液の使用に関する。 本発明はさらに、アテローム硬化症および心臓血管疾患の治療におけるApo A またはApo Eを含む薬物を製造するための、本発明方法に従って製造したApo A またはApo Eの使用に関する。 本発明はさらに、本発明方法に従って製造したApo AまたはApo Eを治療的に 有効な量で投与することによる、アテローム硬化症および心臓血管疾患の治療法 に関する。 第一の態様では、Apo AまたはApo Eを含む水溶液を、炭素原子に結合した2 または3個の窒素原子を含む末端基を有する固定化リガンドを有するマトリック ス上にのせる。次いで、Apo AまたはApo Eとエンドトキシンとの複合体を、界 面活 性剤を含む水溶液で溶離して分離し、そうして、Apo AまたはApo Eは遊離させ るが、エンドトキシンはリガンドに結合したままにする。最後に、マトリックス を、例えばNaOH、C25OH、HAcおよびNaAcの種々の組み合わせを 含む1種以上の液体で洗浄することにより再生する。 本発明で使用することができる末端基の例としては、グアニジル基を含むもの 、例えばアルギニンおよびグアニジン、またはヘテロ環式基を含むもの、例えば ヒスチジンが挙げられる。末端基は、適切には非ヘテロ環式で、好ましくはグア ニジル基を含んで、末端基を強塩基にするものである。グアニジル基を含む末端 基は、さらに好ましくはアルギニンまたはグアニジンであり、最も好ましくはア ルギニンである。末端基は、マトリックスに直接結合することができる。しかし 、一般には、末端基を、不活性であるか、さらに結合能を示し得るスペーサーに よってマトリックスに結合させる。本発明方法に十分適するス 第二の態様では、Apo AまたはApo Eを含む水溶液を、陰イオン交換マトリッ クス上にのせる。次いで、Apo AまたはApo Eとエンドトキシンとの複合体を、炭素原子に結合した2または3個の窒素原子 を含む化合物を含む水溶液で溶離することにより分離する。このようにして、エ ンドトキシンを遊離し、Apo AまたはApo Eはリガンドに結合させたままにする 。窒素含有化合物の適する例としては、尿素、アルギニンおよびグアニジン塩酸 塩が挙げられる。最後に、Apo AまたはApo Eを、好ましくはNaClの添加に より、適切には約 0.5〜約 2 Mまでイオン強度を増加させることによりマトリッ クスから遊離させる。 従来、タンパク質の精製法において、例えば尿素およびグアニジン塩酸塩の濃 度は、組織でのタンパク質の不可逆的変性を避けるために最小に保持する。驚く べきことに、本発明者らは、本発明を行う場合、濃度が通常よりも高い窒素含有 化合物が有利であることを見いだした。なぜならば、それは、エンドトキシンと Apo Aとの間の強い複合体の露出を容易にするからである。すなわち、尿素の濃 度は、約 0.75 M 〜普通の温度での飽和までの範囲、適切には 2.5 M〜8 M まで の範囲、好ましくは 4.5〜7.5 M までの範囲にあるべきである。例えばグアニジ ン塩酸塩およびアルギニンに対して対応する濃度を選択 することは、当業者の能力の範囲内である。 第三の態様では、第一および第二の態様を組み合わせて、エンドトキシンが非 常に低レベルである物質を得る。すなわち、Apo AまたはApo Eを含む水溶液を 陰イオン交換工程に負荷し、その後、エンドトキシンを、炭素原子に結合した2 または3個の窒素原子を含む化合物で溶離することにより遊離させる。エンドト キシン濃度の低下したApo AまたはApo Eを陰イオン交換マトリックスから遊離 させ、所望により脱塩工程などの1つ以上の中間処理工程の後、得られたApo A またはApo Eを、炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む末端基を有 する固定化化合物を有するマトリックス上にのせる。最後に、Apo AまたはApo Eを非常に純粋な形で遊離させることができる。逆の順序、すなわち、固定化リ ガンドを含むマトリックスによる第一の工程および陰イオン交換マトリックスに よる第二の工程を使用することも本発明には有利である。 本発明のマトリックスは、通常の種々の溶媒に可溶であっても不溶であっても よく、例えばエタノールを含む、もしくは含まない水に可溶または不溶の有機ポ リマーであってよい。また、マトリックスとしては、例えば、炭素原子に結合し た2または 3個の窒素原子を含むリガンドが結合したフィルターをも包含する。 炭素原子に結合した2または3個の窒素原子を含む末端基を有する固定化化合 物は、任意の無機または有機マトリックス上に支持されることができる。すなわ ち、マトリックスは、種々の強親水性マトリックス、例えば、Pharmacia Biotec h(ウプサラ、スウェーデン)によって市販されている広範囲の Corp.(東京、日本)によって市販されているTSK−ゲルなどの有機ポリマー マトリックス、または Per Septive Bio-systems(ボストン、米国)によって市 販されている高多孔性有機ポリマーマトリックスから選択することができる。マ トリックスは、好ましくは、アガロースマトリックスである。本発 Kem-En-Tec A/S(コペンハーゲン、デンマーク)によって市販 ギー)によって市販されている Bio-Gel A である。好ましくは、マトリックス は架橋しており、速い流動(FF)及びそれによって高い生産能を可能とする。 第二の態様による方法で有用な陰イオン交換マトリックスは、例えば、Pharma cia Biotech(ウプサラ、スウェーデン)によ マトリックスなどのアガロースマトリックスである。本発明方法で使用できる陰 イオン交換マトリックスのさらに別の例は、Toso Haas(東京、日本)によって 市販されている Super Q-650 および Fractogel EMD DEAE-650 ならびに Biosep ra S.A.(フランス)によって市販されている Hyper D である。陰イオン交換マ トリックスは、適切にはアガロースマトリックスである。好ましくは、陰イオン 交換マトリックスが架橋しており、速い流動(FF)及びそれによる高い生産能を可 能とする。 本発明は、アポリポタンパク質A(Apo A)もしくはアポリポタンパク質E( Apo E)、またはこれらの変異種もしくは混合物からのエンドトキシンの除去に 有利に使用される。本発明は、特に、Apo AまたはApo Eを、グラム陰性菌で組 換えDNA法により産生する場合、および特に、大腸菌(E.coli)で産生する場 合に適する。本発明において、Apo AおよびApo Eは、任意のプリフォーム(pr eform)もしくは断片、または任意の切断、伸長もしくは突然変異形態、または これらの任意の 形態もしくは断片の任意の混合物を含む。プリフォームは、例えば、WO-A-88/03 166(Sirtori ら)に開示されているApo A−Iの 249 アミノ酸 Met形態に関す る。他のプリフォームは、US-A-5059528(UCB)ならびに EP-A-308336、JP 216988 /1984および JP 252048/1987(以上、Mitsubishi Chem.Ind.)に開示されている プロアポリポタンパク質(proapolipoprotein)A−Isである。断片は、少な くとも1個のα−らせんを含むApo AまたはApo Eの一部に関し、例えば、WO-A -93/25581(Innogenetics S.A.(ベルギー))に開示されている。切断および伸長 形態は、各々、分子のNおよび/またはC末端において1個以上のアミノ酸が欠 けているか付加されているApo AおよびApo E分子に関する。適切には、2〜8 個までのアミノ酸、好ましくは3〜6個までのアミノ酸が欠けているか付加され ている。突然変異形態は、1個以上のアミノ酸が別のアミノ酸で置換されている Apo AおよびApo E分子、例えば、WO-A-93/12143 および WO-A-94/13819に開示 されているApo A−IMに関する。他の突然変異形態は、Apo A−ISeattle(De ebら(1991)J.Bio.Chem.266:13654-13660)、Apo A−IYame(Takada ら(19 91)J.Lipid Res.32:1275 ff)およびApoA −Iのまだ名前のない突然変異形態(Matsunaga ら(1991)Proc.Natl.Acad.S ci.USA 88:2793-2797)である。 ヒトApo Eおよびその変異種は、「ヒトアポリポタンパク質突然変異体 III 」C.R.Sirtori ら編(1993)Nato ASI Series,Springer Verlag,Berlin,II 73:81-96 に開示されている。 本発明を使用すると、Apo AおよびApo Eからのエンドトキシンの除去に有利 である。しかし、以下の説明では、Apo Aを使用して本発明をさらに説明する 。 公知Apo Aは、例えば、Apo A−I、Apo A−IIおよびApo A−IV である。 本発明では、適切には、Apo AはApo A−Iまたはその変異種もしくは混合物で ある。天然のApo A−Iは、243 個のアミノ酸で構成される一本のポリペプチド 鎖である。より適切には、Apo Aは、少なくとも1個の Cys 残基がArg 残基に 代わって置換していて、ジスルフィド結合した二量体の形成を可能にするApo A −Iの突然変異形態である。天然のヒトApo A−Iのアミノ酸配列では、Arg 残 基が、10、27、61、83、116、123、131、149、151、153、160、171、173、177、 188 および 215 の位置にある。これらのうち、 置換は、160、171、173、177 および 188 の位置の1個以上、すなわち、同じα −らせん内の位置で生じるのが好ましい。より好ましくは、Arg 残基が、171 お よび/または 173 の位置で置換される。 ヒトアポリポタンパク質A−IMilano(Apo A−IM)は、正常なApo A−I の天然の突然変異形態である(Weisgraberら(1980)J.Clin.Invest.66:901-9 07)。Apo A−IMでは、アミノ酸の1残基であるアルギニン(Arg 173)が、アミ ノ酸の1残基であるシステイン(Cys 173)によって置き換わっている。Apo A− IMは、1本のポリペプチド鎖につき1個のシステイン残基を含むので、モノマ ーとして、またはジスルフィド結合した二量体として存在し得る。モノマーの分 子量は約28,000 Daであり、二量体の場合は約 56,000 Daである。これら2つの 形態は、化学的に相互交換することができ、本明細書では、Apo A−IMは、そ の2つの形態間を区別するものではない。 Apo Aを含む水溶液におけるエンドトキシンの初期濃度は、106、さらには107 、とりわけ108 EU/mg タンパク質より多い。エンドトキシンの最終濃度は、本発 明を、Apo Aを 含む水溶液に適用することにより、約 100 EU/mg 以下に低下させることができ る。適切には、エンドトキシンの最終濃度を約 10 EU/mg 以下、好ましくは約 1 EU/mg 以下に低下させて、Apo Aを実質的にエンドトキシンを含まないものに することができる。 Apo Aを含む水溶液におけるエンドトキシンのレベルを低くするためには、溶 液を再循環して、それが少なくとも2回、マトリックスと接触するようにするこ とが必要であると考えられる。また、もちろん、少なくとも2つの連続した工程 で同じ、または異なるマトリックスを使用して、エンドトキシンのレベルを十分 低くすることもできる。これらの方法のいずれにおいても、エンドトキシンの初 期濃度は、その工程において、少なくとも104、適切には少なくとも105、好まし くは少なくとも106倍だけ低下させることができる。 マトリックスは、通常は、Apo Aを含むサンプルをマトリックスに充填する前 に第一の緩衝液で平衡にさせる。充填した後、マトリックスを第二の緩衝液で処 理して、本質的にエンドトキシンを含まないApo Aをマトリックスから溶離する 。 好ましい態様では、Apo Aを含む第一の水溶液は、さらに、界面活性剤を含む 。界面活性剤は、第一の水溶液をマトリックスと接触させる前にエンドトキシン とApo Aとの間の複合体を少なくとも部分的に解離するために添加する。すなわ ち、界面活性剤を含む第一の水溶液を、該第一の水溶液をマトリックスと接触さ せる前に少なくとも5分間保持することにより、複合体と特定のリガンドとの間 の相互作用を促進する。適切には、界面活性剤を添加し、得られた溶液を、マト リックスと接触させる前に、15分〜10時間、好ましくは30分から4時間までの時 間保持する。 溶離緩衝液が界面活性剤、適切にはドデシル硫酸ナトリウム(SDS)などの 陰イオン界面活性剤を含むことは、第一の態様の必要条件であり、第二の態様で は好ましい。界面活性剤は、恐らく、エンドトキシンとApo Aとの間の強い複合 体を露出させた後、エンドトキシンをApo Aから分離することにより、炭素原子 に結合した2または3個の窒素原子を含む化合物の効果を高める。分離は、恐ら く、反応動力学によって制御され、その理由のために、平衡に達するまでの時間 がかなりあると考えられる。 本発明に有利にするために使用することができる界面活性剤の例は、種々の胆 汁酸またはその塩、例えばデオキシコール酸ナトリウムおよびコール酸ナトリウ ムである。また、非イオン界面活性剤、例えばポリオキシエチレンソルビタン脂 肪酸エステル、ブロックコポリマーおよびアルキルエトキシレートなどの正味電 荷ゼロの界面活性剤も、本発明に有利に使用することができる。ポリオキシエチ レンソルビタン脂肪酸エステルの例は、ポリオキシ−エチレン−(20)−ソル ビタンモノラウラ (イギリス)から市販)である。ブロックコポリマーの例は、ポリプロピレング リコールとポリエチレングリコールとの組み 本発明において、界面活性剤は、1個以上の脂肪酸が結合し得るアシル担体( グリセリド、スフィンゴシン、コレステロールまたはそれらの誘導体もしくは混 合物など)から成る天然または合成化合物であり得る種々の脂質も含む。脂質は 、その極 性に応じて、非極性、極性および両親媒性脂質に分けることができる。非極性脂 質の例は、モノアシルグリセリド、ジアシルグリセリド、トリアシルグリセリド およびコレステロールである。極性および両親媒性脂質の例は、リン脂質および 糖脂質である。適切には、極性および両親媒性脂質は、ホスファチジルコリン( PC)、ホスファチジルイノシトール(PI)、ホスファチジルグリセロール、 ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリン またはそれらの混合物など、二層を形成するものである。天然の脂質は、例えば 大豆油、トウモロコシ油、大豆レシチンおよび卵レシチンから得ることができる 。他の適する例は、合成の飽和または不飽和PC、例えばジパルミトイルホスフ ァチジルコリン(DPPC)およびジミリスチルホスファチジルコリン(DMP C)などである。 溶離緩衝液における界面活性剤の濃度は、約 2 mM 〜約 200mM まで、適切に は 10 mM〜100 mM までの範囲にすることができる。界面活性剤の濃度は、好ま しくは、15 mM 〜50 mM までの範囲である。 溶離緩衝液のpHは、適切には約5〜約9までの範囲、好ま しくは6〜8までの範囲である。 溶離緩衝液の全イオン強度は、約 0.1〜20 mS/cm の範囲、適切には1〜8 mS /cm、好ましくは2〜5 mS/cm の範囲である。 平衡緩衝液、前処理緩衝液、サンプル洗浄緩衝液および溶離緩衝液は、同じで も異なっていてもよい。界面活性剤の濃度、pHおよび全イオン強度は、溶離緩 衝液の場合の値と同じでも異なっていてもよい。 工程は連続式(例えば、カラム上で行う)でもバッチ式でもよい。 本発明を行う際は、高温を使用するのが有利である。なぜならば、高温は、エ ンドトキシンとApo Aとの間の強い複合体をより容易に露出するからである。し かし、温度は、タンパク質の不可逆的変性が生じない範囲に制限される。すなわ ち、本発明を行う際の温度は、約2〜約 95℃、適切には 15〜90℃、好ましくは 30〜85℃、より好ましくは40〜75℃の範囲である。 以下の実施例により、本発明をさらに説明するが、以下の実施例は、本発明の 範囲を限定するものではない。 実施例材料 部分的に精製したApo A−IM/20 mM リン酸緩衝液(pH=7)を、行った 全試験の出発材料として使用した。それは、Pharmacia AB(ストックホルム、ス ウェーデン)によって、大腸菌(E.coli)で産生したものである。 分離試験は、種々のゲルで行った。ここで、ゲルは、固定化化合物が結合した マトリックスを示す。すなわち、試験は、 ル(Bioprocessing Ltd.(イギリス)から市販)およびフィルターディスクを有 する N66 PosidyneTM帯電フィルター(Pall(イギリス)から市販)上でも試験 を行った。 分析試験は、Coatest エンドトキシンおよびエンド−LAL を用いて行った。分析方法 Apo A−IMの量は、RP-HPLC を使用して測定した。その方法を使用して、Ap o A−IMをクロマトグラフィーで同定し、 種々の方法で収量を計算した。その方法の相対的標準偏差(RSD)は 11 % で ある。 UV−分光光度法を使用し、クロマトグラフィー法でタンパク質の検出を行っ た。吸光度は 280 nm で測定した。 カブトガニ変形細胞分解産物試験(Limulus amebocyte lysatteSt: LAL試 験)は、エンドトキシンの濃度を測定するための特異的方法である。その試験は 、カブトガニ(Limulus polyphemus)における初期血液凝固メカニズムに基づく 。結果は EU 単位で示す。これは、種々のエンドトキシンの平均の 0.1ng に等 しい。 エンド−LAL(Endo-LAL)として知られるゲル凝血終点試 スウェーデン)から市販されている。この試験では、同容量のLAL試薬(溶解 したカブトガニの変形細胞から調製)および試験溶液を混合し、37℃で1時間イ ンキュベートする。 Coatest エンドトキシンとしても知られ、Chromogenix 試験(chromogenic substrate test)は、比較的新しい定量法であり、マイクロ タイタープレート上で行い、分光光度法(405 nm)によって読み取る。この方法は、エンドトキシンの存在下で活性化される特 定の酵素を含む。活性化酵素は、合成基質からパラ−ニトロアニリン(pNA) を分離する。遊離したpNAは、反応混合物に存在するエンドトキシンの量に比 例して黄色を呈する。標準曲線を作成し、エンドトキシンの量を読み取る。発色 は、酢酸の添加により停止する。その方法の相対的標準偏差(RSD)は25 % であることが記録されている。実施例 実施例1試験1a〜1g(ゲル) 行った(試験1a〜1e)。比較のために、一つの試験は、界 で行った(試験1f)。さらに、界面活性剤を含む溶離緩衝液 験1g)、二つを PosidyneTM帯電フィルター上で行った(1h〜1i)。 種々の方法間で比較し得る結果を達成するために、試験1a〜1gは、各々1 サイクルで、同じ方法で行った。しかし、 い。従って、試験1gでの消毒(sanitation)プログラムは変更し、NaOHの 濃度を 0.1 Mとする。 全試験は、室温(約 20℃)で行った。 充填流速:1 ml/分 床の高さ:7.5 〜 9.5 cm ゲルの体積:6 〜 7 ml 平衡方法: 平衡緩衝液(緩衝液1):0.1 M のトリス−HCl+約 20 mM のデオキシコー ル酸ナトリウム、pH=8 平衡状態での流速:0.5 ml/分 緩衝液の全体積:5カラム体積 サンプルの処理:約 20 mM のデオキシコール酸ナトリウムをサンプルに添加し 、その溶液を 30 分混合した後、カラムに充填した。 充填方法: サンプルの充填:約 1 mg のApo A−IM/mlゲル 流速:0.2 ml/分 溶離方法: 溶離緩衝液(緩衝液1):0.1 M のトリス−HCl+約20 mM のデオキシコール 酸ナトリウム、pH=8 溶離における流速:0.2 ml/分 消毒方法: を、50 %のC25OHおよび 5 %のHAcを含む 4.5 カラム体積の第一洗浄液 、次いで 0.5 M のNaOHを含む 4.5 カラム体積の第二洗浄液で洗浄した(試 験1a〜1g)。洗浄は3回行った。試験1h〜1i(帯電フィルター): 2つの試験を、本発明による方法と比較するために、PosidyneTM帯電フィルタ ー上で行った(試験1h〜1i)。試験を各1サイクルで行った。 2つの試験では、フィルターをフィルターディスクにおき、ポンプを接続して 、空気をその系から除去した。 平衡方法: 流速:1 ml/分 時間:40分 試験1hにおける平衡緩衝液(緩衝液1):0.1 M のトリス− HCl、pH=8 試験1iにおける平衡緩衝液(緩衝液2):0.1 M のトリス−HCl+約 20 mM のデオキシコール酸ナトリウム、pH=8サンプルの処理:試験1hでは 4 ml の緩衝液1、試験1iでは 4 ml の緩衝液2をサンプルに添加し、その溶液を 3 0 分混合した後、フィルターの系に充填した。 充填方法: サンプル:1.2mgのApo A−IM/mlサンプル溶液、全体積 1ml 充填:サンプルをフィルターの系で 30 分循環させ、生成物を集めた。 各試験の後、フィルターは廃棄した。 エンドトキシンの値を、LAL色素原性基質法で分析した(試験1a〜1i)。 本発明による処理前のエンドトキシンの濃度は、全試験において、106〜107 EU/ mg であった。 結果は、下記表から明らかである。 表から明らかなように、本発明方法は、Apo Aに結合したエンドトキシンの濃 度の低下に有効である。また、表から明らかなように、溶離緩衝液に界面活性剤 が存在しないと、回収が悪く、最終生成物におけるエンドトキシンの濃度がより 高い。 実施例2 試験2a〜2dにおける条件は、実施例1の試験1a〜1gと一致させたが、 トリス−HClの濃度は 20 mM とした。流 速は 10 cm/時であった。試験は全て、室温(約 20℃)で行った。 本発明による処理前のエンドトキシン濃度は、全試験において、106〜107 EU/ mg であった。回収は、少なくとも 90 % であった。 結果は下記表から明らかである。 表から明らかなように、本発明方法の第一の態様は、Apo Aに結合したエンド トキシンの濃度の低下に有効である。 実施例3 b)。ゲルの体積は約 0.37lであり、全工程での流速は 36cm/時であった。流 速は工程1〜6では下降したが、工程7では上昇した。 工程1.消毒方法: 含む 4 lの洗浄液(溶液1)で洗浄した。 工程2.前平衡方法: a)前平衡緩衝液(緩衝液2):0.2MのNa2HPO4x 12H2O、pH=8.0 緩衝液の全体積:3 l b)蒸留水: 水の全体積:5 l c)残留エンドトキシンの濃度は、LALゲル凝血終点試験に従って測定した: <0.125 EU/ml 工程3.平衡方法: 平衡緩衝液(緩衝液3):0.01MのNa2HPO4x 12H2O、6 M の尿素、pH= 8.0 緩衝液の全体積:10 l 工程4.充填方法: サンプルの全体積:2.55 l 工程5.サンプルの洗浄方法: サンプル洗浄緩衝液(緩衝液3):0.01MのNa2HPO4 x12 H2O、6 M の尿 素、pH=8.0 緩衝液の全体積:0.5 l 工程6.溶離方法: 溶離緩衝液(緩衝液4):0.01MのNa2HPO4 x 12H2O、0.1 M のNaCl 、6 M の尿素、pH=8.0 緩衝液の全体積:8 l 直線勾配 0〜100 %(蒸留水および緩衝液4)により、200 分で溶離 工程7.再生方法: 再生緩衝液(緩衝液5):2 M のNaCl 緩衝液の全体積:0.75 l 結果は下記表から明らかである。 表から明らかなように、本発明方法の第二の態様も、Apo Aに結合したエンド トキシン濃度の低下に有効である。 実施例4 上で2サイクルで行った(試験4a)。別の試験は、やはり本 試験4aおよび4bの条件は、実施例1および3と適宜一致させた。試験は全て 、室温(約 20℃)で行った。 結果は下記表から明らかである。 表から明らかなように、本発明による2工程方法は、Apo Aに結合したエンド トキシン濃度を非常に低レベルに低下させる手段を提供する。 実施例5試験5aおよび5b(尿素を使用) よび5b)。試験5aでは、ゲルの体積が約 114lであり、カラムの高さが 15 cmであり、流速は全工程において約 50 cm/時であった。試験5bでは、ゲルの 体積が約 85lであり、カラムの高さが 30 cmであり、流速は全工程において約 50 cm/時であった。試験5aおよび5bは、室温で行った(約20 ℃)。 工程1.消毒方法 体で洗浄した(溶液1)。 b)蒸留水 c)残留エンドトキシンの濃度は、LALゲル凝血終点試験に従って測定した: <0.125 EU/ml 工程2.平衡方法: 平衡緩衝液(緩衝液2):0.03 Mのトリス、8 M の尿素、1 mMのジチオトレイト ール(DTT)、pH=7.5 工程3.充填方法: 工程4.サンプルの洗浄方法: サンプル洗浄緩衝液(緩衝液2):0.03 M のトリス、8 M の尿素、1 mMのジチ オトレイトール(DTT)、pH=7.5 工程5.溶離方法: 溶離緩衝液(緩衝液3):0.055 M のトリス、8M の尿素、1 mMのジチオトレイ トール(DTT)、pH=7.5 工程6.再生方法: 再生緩衝液(緩衝液4):2 M のNaCl試験5c(尿素は使用しない) 本発明との比較のために、一つの方法を、尿素を存在させないで行った。残り の条件および濃度は、試験5aのものと同じであった。 結果は、下記表から明らかである。 表から明らかなように、本発明方法の第二の態様は、スケールを大きくしても 、Apo Aに結合したエンドトキシン濃度の低下において有効である。尿素の不在 下では、Apo Aの回収は検 出できず、その理由により、エンドトキシン濃度の測定もできなかった。 であるカラムに入れた。そのカラムを、試験5aおよび5bに従って溶離緩衝液 (緩衝液3)で平衡にした。サンプルをカラムに充填してまっすぐ通し、溶離緩 衝液(緩衝液3)で溶離した。試験5bの第二工程は、室温(約 20℃)で行っ た。 結果は、下記表から明らかである。 表から明らかなように、本発明による2工程方法は、Apo Aに結合したエンド トキシン濃度を非常に低レベルに低下させる手段を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07K 1/36 C12P 21/00 C // C12N 15/09 A61K 37/22 ABN C12P 21/00 C12N 15/00 A (C12P 21/00 C12R 1:19) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BG ,BR,CA,CN,CZ,EE,FI,HU,IS, JP,KR,LT,LV,MX,NO,NZ,PL,R U,SG,SI,SK,TR,UA,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アポリポタンパク質A(Apo A)もしくはアポリポタンパク質E(Apo E) またはそれらの変異種もしくは混合物からエンドトキシンを分離する方法におい て、該Apo AまたはApo Eを含む第一水溶液を、炭素原子に結合した2または3 個の窒素原子を含む末端基を有する固定化化合物を含むマトリックスと接触させ た後、その固定化化合物を含むマトリックスを界面活性剤を含む第二水溶液で処 理すること、あるいは、該Apo AまたはApo Eを含む第一水溶液を陰イオン交換 マトリックスと接触させた後、その陰イオン交換マトリックスを、炭素原子に結 合した2または3個の窒素原子を含む化合物を含有する第二水溶液で処理するこ とを特徴とする方法。 2.第一水溶液がさらに界面活性剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の方 法。 3.該第一水溶液を、固定化化合物を含むマトリックスまたは陰イオン交換マト リックスと接触させる前に、15 分〜10 時間までの範囲の時間、保持することを 特徴とする請求項2に記載の方法。 4.界面活性剤が陰イオン性であることを特徴とする前記請求項1〜3のいずれ かに記載の方法。 5.Apo AまたはApo Eをグラム陰性菌での組換えDNA法により製造すること を特徴とする前記請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 6.Apo AがApo A−Iまたはその変異種もしくは混合物であることを特徴とす る前記請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7.Apo A−IがApo A−IMilano であることを特徴とする請求項6に記載の 方法。 8.末端基がグアニジル基を含むことを特徴とする前記請求項1〜7のいずれか に記載の方法。 9.末端基がアルギニンまたはグアニジンであることを特徴とする請求項8に記 載の方法。 10.陰イオン交換マトリックスを、界面活性剤および尿素、アルギニンまたは グアニジンの塩を含む第二の水溶液で処理することを特徴とする請求項1〜7の いずれか一項に記載の方法。 11.マトリックスがアガロースマトリックスであることを特徴とする前記請求 項1〜10のいずれかに記載の方法。 12.固定化化合物を含むマトリックスおよび陰イオン交換マトリックスを順次 、任意の順番に、所望により1個以上の中間工程を入れて使用することを特徴と する前記請求項1〜11のいずれかに記載の方法。 13.エンドトキシンの濃度を、該方法で少なくとも 104倍だけ低下させること を特徴とする前記請求項1〜12のいずれかに記載の方法。 14.エンドトキシンの濃度を、該方法で少なくとも 106倍だけ低下させること を特徴とする請求項13に記載の方法。 15.組換えDNA法によって製造される、実質的にエンドトキシンを含まない Apo AまたはApo E。 16.大腸菌(E.coli)での組換えDNA法によって製造される、実質的にエン ドトキシンを含まないApo AまたはApo E。 17.請求項1〜14のいずれかに従って製造される、実質的にエンドトキシン を含まないApo AまたはApo E。 18.エンドトキシンをApo AもしくはApo Eまたはそれらの変異種もしくは混 合物を含む水溶液から除去するための、炭素原子に結合した2または3個の窒素 原子を含む末端基を有する固定化化合物を含むマトリックスおよび界面活性剤含 有溶液 あるいは、陰イオン交換マトリックスおよび炭素原子に結合した2または3個の 窒素原子を含む化合物を含有する溶液の使用。 19.アテローム硬化症および心臓血管疾患の治療における、Apo AまたはApo Eを含む薬物を製造するための、請求項1〜14のいずれかに従って製造したAp o AまたはApo Eの使用。 20.請求項1〜14のいずれかに従って製造したApo AまたはApo Eを治療的 に有効な量で投与することを特徴とする、アテローム硬化症および心臓血管疾患 の治療法。
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