JPH11501268A - 高性能の可撓性積層体 - Google Patents

高性能の可撓性積層体

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JPH11501268A JP10510786A JP51078698A JPH11501268A JP H11501268 A JPH11501268 A JP H11501268A JP 10510786 A JP10510786 A JP 10510786A JP 51078698 A JP51078698 A JP 51078698A JP H11501268 A JPH11501268 A JP H11501268A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、改善された高性能可撓性積層体に関する。この可撓性積層体は、可撓性ポリマー材料層の上にある電着された銅箔の層を含み、該銅箔は:少なくとも約60,000psiである、23℃における極限引張強度と;180℃において30分間アニーリングした後に、約15%を越えない、23℃における極限引張強度損失と;約1ミクロンまでの平均粒子サイズと;ひずみ振幅が約0.05%〜約0.2%である場合、破壊まで少なくとも約5,000サイクルであることにより特徴付けられる、疲労性能と、により特徴付けられる。1つの実施態様において、この銅箔は電解質溶液を用いて電着され、ここでこの電解質溶液は、約4ppmまでの塩化物イオン濃度と、約0.3ppmまでの有機添加物濃度とによって特徴付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 高性能の可撓性積層体 発明の分野 本発明は、高性能の可撓性積層体に関し、より詳細には、用いられる装置の耐 用期間にわたり、数千回または数百万回曲げることが可能な電気コネクターおよ び可撓性回路板を作成する上で有用な、可撓性積層体に関する。 発明の背景 可撓性積層体は、可撓性コネクター、可撓性回路板、および可撓性−剛性回路 板を包含する広範な種々の可撓性電子製品を製作するための原材料として電子産 業において用いられる。可撓性コネクター、可撓性回路板、および可撓性−剛性 の回路板は、ノート型コンピューター、プリンター、およびハードディスクドラ イブならびに多くの医療機器および消費者製品において用いられている。可撓性 積層体はまた、チップオンフレックス(chip-on-flex)回路板、およびファイン ライン(fine-line)回路板のような特定の高度な適用にも用いられている。よ り薄く、より軽く、可撓性をもち、より機能的な製品へと向かって動く電子産業 について、可撓性積層体に対する要求は増加し続ける。 可撓性積層体は、要求される曲げサイクルの数が広く変化する適用において用 いられる。いくつかの応用(例えば、自動車のダッシュボードに用いるための印 刷された回路板)では、積層体は取り付けの間に一度曲げられる。別の応用(例 えば、カメラにおける応用)では、積層体は、その耐用期間の間に数百回曲げら れ得る。本発明が関連する適用において、積層体は、破壊することなく多数の数 千回または数百万回でさえある曲げサイクルに耐え得るべきである。このような 適用には、プリンター、コンピューターディスクドライブ、および他の高度な曲 げの用途のための可撓性のコネクターが挙げられる。 電着された銅箔は、可撓性積層体を作成するために用いられてきた。しかし、 用いられてきた電着された銅箔は、代表的には約20%〜50%の疲労延性を有し、 これは、箔が熱処理される場合に、わずかに改善され得る。この疲労延性のレベ ルは、単一の湾曲(bend)を受容し得る銅箔を提供する。しかし、これらの銅箔 は、用いられる装置の耐用期間の間に、数千回または数百万回でさえある曲げを 必要とする高度な曲げの適応に適切であることが見出されていない。 用いられる装置の耐用期間の数千回または数百万回曲げることが可能な電気コ ネクターおよび可撓性回路板を作成する上で用いられ得る、高性能の可撓性積層 体を提供することは有益である。本発明は、このような利点を提供する。 発明の要旨 本発明は、以下を包含する、改善された高性能の可撓性積層体に関する:可撓 性ポリマー材料層の上にある(overlying)電着された銅箔の層であって、該銅 箔は、少なくとも約60,000psiである、23℃における極限引張強度(UTS)と、18 0℃において30分間アニーリングされた後に、約15%を超えない、23℃におけるU TS損失と、約1ミクロンまでの平均粒子サイズと、ひずみ振幅が約0.05%〜約0. 2%である場合に、破壊まで少なくとも約5000サイクルであることにより特徴付 けられる、疲労性能と、により特徴付けられる、銅箔の層。1つの実施態様では 、銅箔が、約4ppmまでのフリーの塩化物イオン濃度と、少なくとも約0.3ppmの 有機添加物濃度とにより特徴付けられる電解質溶液を用いて電着される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の積層体を作成する上で用いられる銅箔を形成するための方法 の1つの実施態様を例示するフローシートである。 好ましい実施態様の説明 本発明の積層体で使用される銅箔は、高いUTS、温度安定性(つまり、熱曝露 に続くUTS強度損失が低いこと)、微細な非円柱型粒子構造、および低いひずみ 振幅において疲労サイクルの耐用期間が高いことにより特徴付けられる。 製造された銅箔は、アニーリングまたは熱処理の前に、少なくとも約60,000ps iのUTS(23℃)を有し、そして1つの実施態様においては、約60,000psi〜約120 , 000PSiの範囲内で、そして1つの実施態様においては、約65,000psi〜約110,000 psiの範囲内で、そして1つの実施態様においては、約70,000psi〜約105,000psi の範囲内で、そして1つの実施態様においては、約80,000psi〜約105,000psiの 範囲内で、そして1つの実施態様においては、約90,000psi〜約105,000psiの範 囲内で、UTS(23℃)を有する(IPC-TM-650の試験方法2.4.18を用いる)。180℃ で30分間のアニーリング後のこれらの箔についてのUTS(23℃)は、その最初の アニーリング前のレベルから約15%を超えて減少せず、そして1つの実施態様で は、約12%以上を超えて減少せず、そして1つの実施態様では、約10%を超えて 減少せず、そして1つの実施態様では、8%を超えて減少せず、そして1つの実 施態様では、約5%を超えて減少しない。 製造されたこれらの箔は、アニーリングまたは熱処理の前に、約1ミクロンま での平均粒子サイズを有する微細な非円柱形粒子構造を有し、そして1つの実施 態様では、約0.05ミクロン〜約1ミクロン、そして1つの実施態様では、約0.1 ミクロン〜約0.8ミクロン、そして1つの実施態様では、約0.1ミクロン〜約0.5 ミクロン、そして1つの実施態様では、約0.1ミクロン〜約0.3ミクロンで、微細 な非円柱形粒子構造を有する。 箔の試料を、所定の半径の周りの湾曲(bending)、曲げ、または折り畳みに おいて試験する場合、疲労性能は、破壊(Nf)までのサイクルの数に関して測 定される。湾曲半径(bend radius)が増加するにつれて、疲労サイクル当たり のひずみ振幅(△ε/2)は減少し、Nfは増加する。△ε/2と2Nfとの間の 対数関係は、Coffin-Mansonプロットと呼ばれ、一般的に直線である。△ε/2 対2Nfプロットの勾配が減少するにつれて、または2Nf=1におけるプロット の切片が増加するにつれて、疲労寿命Nfは増加する。表1は、試験マンドレル の直径をおおよそのひずみ振幅△ε/2に対して関連させる。 小さな湾曲半径に関しては、△ε/2は1%〜5%の範囲内にある。中間の湾曲 半径に関しては、△ε/2は0.2%〜1%の範囲内にある。大きな湾曲半径に関 しては、△ε/2は0.05%〜0.2%の範囲内にある。 本発明で使用される銅箔は、破壊前の低いひずみ振幅における高い疲労サイク ルの数で特徴付けられる。ひずみ振幅(△ε/2)が約0.05%〜約0.2%の範囲 内にある場合、これらの箔は破壊まで少なくとも約5000サイクルに耐える。1つ の実施態様では、これらの箔は約0.05%〜約0.2%の範囲内の低いひずみ振幅で 、破壊まで少なくとも約50,000サイクルに耐え、そして1つの実施態様では、破 壊 まで少なくとも約100,000サイクル、そして1つの実施態様では、破壊まで少な くとも約500,000サイクル、そして1つの実施態様では、破壊まで少なくとも約1 06サイクル、そして1つの実施態様では、破壊まで少なくとも約107サイクル、 そして1つの実施態様では、破壊まで少なくとも約108サイクル、そして1つの 実施態様では、破壊まで少なくとも約5×108サイクルに耐え得る。 本発明で使用される銅箔は、一般的に、約1ミクロン〜約10ミクロンのつや消 し側面粗さ(matte-side-roughness)Rtmを有し、そして1つの実施態様では、 約2ミクロン〜約8ミクロン、そして1つの実施態様では、約3ミクロン〜約6 ミクロンのつや消し側粗さRtmを有する。Rtmは、各々5つの連続的なサンプリ ング長さから垂直に伸びるピークから谷の最大値(maximum peak-to-valley)の 平均であり、そしてRank Taylor Hobson,Ltd.,Leicester,Englandによって販 売されているSurftronic 3 profilometerを使用し、測定され得る。これらの箔 の光沢側についてのRtmは一般的に約6ミクロンより小さく、そして1つの実施 態様では、約5ミクロンより小さく、そして1つの実施態様では、約2ミクロン 〜約6ミクロンの範囲内であり、そして1つの実施態様では、約2ミクロン〜約 5ミクロンの範囲内である。 これらの銅箔の重量は、一般的に1平方フィート当たり約1/8オンス〜約14オ ンスの範囲内であり、そして1つの実施態様では、1平方フィート当たり約1/4 オンス〜約6オンスの範囲内であり、そして1つの実施態様では、1平方フィー ト当たり約3/8オンス〜約6オンスの範囲内であり、そして1つの実施態様では 、1平方フィート当たり約1/2オンス〜約2オンスの範囲内である。1つの実施 態様では、これらの箔は1平方フィート当たり約1/2オンス、1オンス、または 2オンスの重量を有する。1平方フィート当たり1/2オンスの重量を有する箔は 、約17ミクロンの見かけ上の厚さを有する。1平方フィート当たり1オンスの重 量を有する箔は、約35ミクロンの見かけ上の厚さを有する。1平方フィート当た り2オンスの重量を有する箔は、約70ミクロンの見かけ上の厚さを有する。1つ の実施態様では、これらの箔は、約10ミクロン〜約250ミクロンの範囲内の厚さ を有する。より薄い箔についてのRtmは、より厚い箔についてのRtmよりも低く なる傾向がある。このように、例えば、1平方フィート当たり1/2オンスの重量 を有する箔は、1つの実施態様では、Rtmが約1ミクロン〜約4ミクロンの範囲 内であるつや消し側未加工の箔(raw foil)を有するが、1平方フィート当たり 2オンスの重量を有する箔は、1つの実施態様では、Rtmが約5ミクロン〜約7 ミクロンの範囲内であるつや消し側未加工の箔を有する。 本発明にて使用される箔を作成する方法は、電解質溶液を形成する工程、電解 質溶液を電鋳セルのアノードとカソード間に流す工程、およびカソード上に銅を 付着(depositing)させる工程を包含する。電解質溶液は、硫酸溶液中の銅ショ ット(copper shot)、スクラップ銅ワイヤーまたは再生された銅(recycled co pper)であり得る銅供給原料を溶解することによって形成される。銅供給原料、 硫酸および水は、好ましくは高純度の材料である。電解質溶液は、電鋳セルに入 る前に、精製プロセスもしくは濾過プロセスに供され得る。アノードとカソード との間に、電圧を印加するとき、カソードで銅の電着が生じる。電流は、直流バ イアスを有する直流もしくは交流である。電着した銅は、カソードが回転するに つれて箔の連続的な薄いウェブ(web)としてカソードから除去される。これは 、ロールの形状で収集され得る。回転するカソードは、円筒形のマンドレルの形 状であり得る。しかし、あるいは、カソードは移動ベルト(moving belt)の形 状であり得る。これらの設計の双方とも、当該分野で公知である。1つの実施態 様では、カソードはステンレス鋼もしくはクロムめっきのステンレス鋼ドラムで ある。1つの実施態様では、カソードはチタンもしくはチタン合金で作製される 。アノードは、アノードとカソードとの間に均一な間隔を提供するために、カソ ードの湾曲した形状と一致する湾曲した形状を有する。この間隔は、約0.2セン チメートル〜約2センチメートルである。 アノードとカソードとの間の間隔を通る電解質溶液の流動速度は、一般的に、 秒速約0.2メートル〜約3メートルであり、そして1つの実施態様では、秒速約0 .5メートル〜約2.5メートルであり、そして1つの実施態様では、秒速約0.7メー トル〜約2メートルである。電解質溶液は、一般的には、1リットル当たり約10 グラム〜約150グラム、そして1つの実施態様では、1リットル当たり約40グラ ム〜約110グラム、そして1つの実施態様では、1リットル当たり約50グラム〜 約90グラムの範囲内の遊離の硫酸濃度を有する。電鋳セル内の電解質溶液の温度 は、一般的に約40℃〜約80℃、そして1つの実施態様では、約45℃〜約75℃、そ して1つの実施態様では、約50℃〜約70℃の範囲内である。銅イオン濃度(CuSO4 中に含有される)は、一般的に1リットル当たり約50グラムから〜約130グラム 、そして1つの実施態様では、1リットル当たり約65グラム〜約115グラム、そ して1つの実施態様では、1リットル当たり約80グラム〜約100グラムの範囲内 にある。電流密度は、1平方フィート当たり約500アンペア〜約2000アンペア(A SF)、そして1つの実施態様では、1平方フィート当たり約800アンペア〜約200 0アンペア(ASF)、そして1つの実施態様では、1平方フィート当たり約1000ア ンペア〜約1800アンペア(ASF)、そして1つの実施態様では、1平方フィート 当たり約1200アンペア〜約1600アンペア(ASF)の範囲内である。 電解質溶液中の望ましくない不純物(塩化物イオン以外)のレベルは、一般的 に1リットル当たり約10グラム未満、そして1つの実施態様では、1リットル当 たり約5グラム未満、そして1つの実施態様では、1リットル当たり約2グラム 未満である。これらの不純物は、ホスフェート、砒素、亜鉛、スズ、望ましくな い有機不純物などを含有する。 作動している電解質溶液の遊離の塩化物イオン濃度は重要であり、好ましくは 0(または検出不可能)であるが、実際の物質は約4ppmまでの範囲であり、そ して1つの実施態様では、約3ppmまで、そして1つの実施態様では、約2ppmま での範囲内である。塩化物イオン濃度は、約1ppmまで、そして1つの実施態様 では、約0.8ppmまで、そして1つの実施態様では、約0.5ppm未満まで(less to )、そして1つの実施態様では、約0.3ppmまでであり得る。用語「作動電解質溶 液」とは、本明細書では、作動電鋳セルに入れた後の電解質溶液を指示すること として用いられている。電解質溶液中の低濃度の塩化物イオンの測定方法は、比 濁分析法および塩化物イオンと不溶性沈殿物を形成する試薬を用いることを包含 する。電解質溶液の塩化物イオンの含有量は、比濁計を用いて、約0.01ppm程の 低レベルであると定量され得る。 電解質溶液中の有機添加剤濃度が、少なくとも約0.3ppm、そして1つの実施態 様では、約0.3ppm〜約10ppmの範囲内、そして1つの実施態様では、約0.5ppm〜 約10ppmの範囲内、そして1つの実施態様では、約1ppm〜約5ppmの範囲内、そ して1つの実施態様では、約2ppm〜約4ppmの範囲内であることが重要である。 有機添加剤は、1以上のゼラチンであり得る。本明細書中で有用なゼラチンは、 コラーゲンから誘導された水溶性タンパク質の不均一混合物である。獣膠は、好 ましいゼラチンである。有機添加剤は、サッカリン、カフェイン、糖蜜、グアー ガム、アラビアゴム、チオ尿素、ポリアルキレングリコール(例えば、ポリエチ レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリイソプロピレングリコール等 )、ジチオトレイトール、アミノ酸(例えば、プロリン、ヒドロキシプロリン、 システイン等)、アクリルアミド、スルホプロピルジスルフィド、テトラエチル チウラムジスルフィド、アルキレンオキシド(例えば、エチレンオキシド、プロ ピレンオキシド等)、スルホニウムアルカンスルホネート、チオカルバモイルジ スルフィド、または誘導体あるいはその2つ以上の混合物からなる群から選択さ れ得る。 本発明の1つの実施態様では、銅箔を作製するための連続的な電着方法が提供 される。この方法のフローシートを図1に示す。この方法において使用される装 置は、アノード12、カソード14、容器16および電解質溶液18を含む電鋳セル10を 含む。アノード12は、電解質溶液18中に沈められ、そしてカソード14は電解質溶 液18中に部分的に沈められる。 当該分野で公知である電気化学的手段は、アノード12とカソード14との間に電 圧を印加するために提供される。電流は好ましくは直流バイアスを有する直流ま たは交流である。溶液18中の銅イオンが、カソード14の周辺表面14aで電子を獲 得することによって、金属の銅が箔層20の形状でめっきされる(plate out)。 その方法の間、カソード14はその軸14bの周りを連続的に回転し、そして箔層20 は、ロール20aに形成される連続的なウェブとして表面14aから連続的に回収され る。 このような有機添加剤が使用された場合、その方法は、銅イオンおよび有機添 加剤の電解質溶液を枯渇させる。これらの成分は連続的に補充される。電解質溶 液18は、ライン22を通じ回収され、フィルター24、ダイジェスター26、およびフ ィルター28を通って再循環され、次いで、ライン30を通って容器16に再導入され る。供給源32からの硫酸は、ライン34を通っててダイジェスター26に進められる 。 供給源36からの銅は、経路38に沿ってダイジェスター26に導入される。1つの実 施態様では、銅は、銅ショット、銅ワイヤー、銅酸化物または再生銅の形状であ る。銅は硫酸および空気により溶解され、ダイジェスター26内で銅イオンを形成 する。有機添加剤は、供給源40からライン42を通って、または供給源46からライ ン44を通って、ライン22中の再循環溶液に添加される。本発明に関して有用な銅 箔の試料(1/2オンス)は、以下に示す条件下で生成され、下記の特性を有する : 用語「未処理の」および「未加工の」は、本明細書中において、精製、または 箔の特性の向上を目的とした2次処理を受けないベースの箔(base foil)を指 示するものとして使用される。用語「処理した」は、本明細書中では、このよう な処理を受けた未加工またはベースの箔を指示するものとして使用される。この 処理は完全に従来的であり、典型的には、種々の処理およびリンス溶液の使用を 包含する。1つの実施態様では、未加工もしくはベースの箔は、箔の片面または 両面に付与された、少なくとも1つの銅の粗化層(roughened layer)を有する 。 1つの実施態様では、未加工またはベースの箔は、箔の片面または両面に付与 された、少なくとも1つの金属層またはバリア層を有する。この金属層における 金属は、インジウム、亜鉛、スズ、ニッケル、コバルト、銅−亜鉛混合物または 合金、亜鉛−ニッケル混合物または合金、銅−スズ混合物または合金、ならびに 、 その組合せからなる群から選択される。これらの金属層は、一般的に、約0.01ミ クロン〜約1ミクロン、そして1つの実施態様では、約0.05ミクロン〜約0.1ミ クロンの範囲内の厚さを有する。 1つの実施態様では、未加工もしくはベースの箔は、箔の片面または両面に付 与された、少なくとも1つの金属層または安定化層を有する。この金属層中の金 属は、スズ、クロム、クロム−亜鉛混合物または合金、亜鉛−ニッケル混合物ま たは合金、ならびにその化合物の組合せからなる群から選択される。これらの金 属の層は、一般的に、約0.005ミクロン〜約0.05ミクロン、そして1つの実施態 様では、約0.01ミクロン〜約0.02ミクロンの範囲内の厚さを有する。1つの実施 態様では、未加工または基剤の箔は、箔の片面または両面に付与された、少なく とも1つの第1の金属層またはバリア層(この第1の層中の金属は、インジウム 、亜鉛、スズ、ニッケル、コバルト、銅−亜鉛混合物または合金、および銅−ス ズ混合物または合金からなる群から選択される)、ならびに第1の金属層に付与 された、少なくとも1つの第2の金属層または安定化層(この第2の層中の金属 は、スズ、クロム、およびクロム−亜鉛混合物または合金からなる群から選択さ れる)を有する。 1つの実施態様では、未加工またはベースの箔は、箔の片面または両面に付与 された、少なくとも1つの粗化銅層、粗化層に付与された、少なくとも1つの第 1の金属層またはバリア層(この第1層中の金属は、インジウム、亜鉛、スズ、 ニッケル、コバルト、銅−亜鉛混合物または合金、および銅−スズ混合物または 合金からなる群から選択される)、ならびに第1の金属層に付与された、少なく とも1つの第2の金属層または安定化層(この第2の層中の金属は、スズ、クロ ム、およびクロム−亜鉛混合物または合金からなる群から選択される)を有する 。1つの実施態様では、金属層の上記の組合せは箔の片側(例えば、つや消し側 )に付与され、上述の第2の金属層または安定化層は、箔の他方の側面(例えば 、光沢側)上のベースの箔に付与される。 シランカップリング剤は、本発明の箔の片面または両面、あるいは上述の金属 処理層の片面に、付与され得る。シランカップリング剤は、下式によって表され る: R4-nSiXn ここで、Rは官能基で置換された炭化水素基であり、この官能基で置換された炭 化水素基の官能性置換基は、アミノ、ヒドロキシ、ハロ、メルカプト、アルコキ シ、アシル、またはエポキシであり;Xは、アルコキシ(例えば、メトキシ、エ トキシ等)のような加水分解可能な基、またはハロゲン(例えば、塩素)であり ;そして、nは1、2、または3であり、好ましくはnは3である。上記の式に より表されるシランカップリング剤には、ハロシラン、アミノアルコキシシラン 、アミノフェニルシラン、フェニルシラン、ヘテロ環式シラン、N-ヘテロ環式シ ラン、アクリルシラン、メルカプトシラン、およびその2つ以上の混合物が挙げ られる。 有用なシランカップリング剤には、アミノプロピルトリメトキシシラン、テト ラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、ビス(2−ヒドロキシエチル)-3- アミノプロピルトリエトキシシラン、3-(N-スチリルメチル-2-アミノエチル アミン)プロピルトリメトキシシラン、3-グリシドキシプロピルトリメトキシ シラン、N-メチルアミノプロピルトリメトキシシラン、2-(2-アミノエチル− 3-アミノプロピル)トリメトキシシラン、およびN-フェニルアミノプロピルト リメトキシシランからなる群から選択されるものが挙げられる。 有用なシランカップリング剤の混合物は、3-グリシドキシプロピルトリメト キシシラン、およびテトラメトキシシランまたはテトラエトキシシランである。 後者に対する前者の重量比は、約1:10〜約10:1、そして1つの実施態様では 、約1:5〜約5:1、そして1つの実施態様では、重量比は約4:1の範囲で あり得る。 有用なシランカップリング剤の混合物は、N-メチルアミノプロピルトリメトキ シシラン、およびクロロプロピルトリメトキシシランである。後者に対する前者 の重量比は、約1:10〜約10:1、そして1つの実施態様では、約1:5〜約5 :1、そして1つの実施態様では、約1:1の重量比の範囲であり得る。 有用なシランカップリング剤の混合物は、3-(N-スチリルメチル-2-アミノ エチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン、およびN-メチルアミノプロピルト リメトキシシランである。後者に対する前者の重量比は、約1:10〜約10:1、 そして1つの実施態様では、約1:5〜約5:1、そして1つの実施態様では、 約1:1の重量比の範囲であり得る。 有用なシランカップリング剤の混合物は、3−グリシドキシプロピルトリメト キシシラン、およびN-メチルアミノプロピルトリメトキシシランである。後者 に対する前者の重量比は、約1:10〜約10:1、そして1つの実施態様では、約 1:5〜約5:1、そして1つの実施態様では、約1:3の重量比の範囲であり 得る。 シランカップリング剤を用いた箔の表面のコーティングは、箔の表面にシラン カップリング剤のみを付与することによって成され得る。しかし、どのような方 法でも、コーティングは箔の表面に、適切な媒体中のシランカップリング剤を付 与することによってなされることが一般的に好ましい。より詳細には、シランカ ップリング剤は、水溶液、水とアルコールとの混合液、または適切な有機溶媒の 形態で、あるいはシランカップリング剤の水性エマルジョン、あるいは適切な有 機溶媒中のシランカップリング剤溶液の水性エマルジョンの形態で、箔の表面に 付与し得る。従来の有機溶媒は、シランカップリング剤を得るために用いられ得 、そして例えばアルコール、エーテル、ケトン、およびこれらの脂肪族炭化水素 または芳香族炭化水素との混合物、あるいはこれらのN,N-ジメチルホルムアミド のようなアミドとの混合物が挙げられる。有用な溶媒は、良好な湿潤特性および 乾燥特性を有するものであり、例えば水、エタノール、イソプロパノール、およ びメチルエチルケトンが挙げられる。シランカップリング剤の水性エマルジョン は、従来の分散剤および表面活性剤(非イオン性分散剤を含む)を用いた従来的 な様式で形成され得る。金属表面をシランカップリング剤の水性エマルジョンと 接触させることは、簡便であり得る。このような溶液またはエマルジョンにおけ るシランカップリング剤の濃度は、シランカップリング剤の重量で約100%まで 、そして1つの実施態様では約0.1重量%〜約5重量%の範囲内、そして1つの 実施態様では重量で約0.3重量%〜約1重量%の範囲内であり得る。シランカッ プリング剤を用いるコーティングのプロセスは、所望ならば数回繰り返され得る 。シ ランカップリング剤は、反転ローラーコーティング、ドクターブレードコーティ ング、浸漬、塗布、および噴霧を包含する公知の付与方法により箔の表面に付与 され得る。 箔の表面へのシランカップリング剤の付与は、典型的に、温度約15℃〜約45℃ で、そして1つの実施態様では、約20℃〜約30℃で行われる。箔の表面へのシラ ンカップリング剤の付与に続いて、シランカップリング剤は、その表面の乾燥を 向上させるために、約60℃〜約170℃、そして1つの実施態様では、約90℃〜約1 50℃の温度まで、一般的には約0.1分間〜約5分間、そして1つの実施態様では 、約0.2分間〜約2分間、加熱され得る。箔上のシランカップリング剤の乾燥薄 膜の厚さは、一般的に、約0.002ミクロン〜約0.1ミクロン、そして1つの実施態 様では、約0.005ミクロン〜約0.02ミクロンである。 本発明の積層体で使用される、可撓性のポリマー材料層は、典型的に、厚い薄 膜の形状で存在する。1つの実施態様では、これは、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹 脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、縮合ポリマー、またはそれらの2つ以 上の混合物から構成される。ポリマー材料層は、所望の最終的用途に関して十分 な可撓性を維持する限り、所望の任意の厚さを有し得る。ポリマー材料層は、単 一の層からなり得るか、あるいは複数の層であり得る。1つの実施態様では、銅 箔層は、箔の片側の上にある(overlying)、単一のポリマー材料層もしくは複 数の層のポリマー材料層を有する。1つの実施態様では、単一もしくは複数の層 のポリマー材料層は、箔層の両側の上にある。1つの実施態様では、ポリマー材 料の各々の層は、約0.0005インチ〜約0.03インチの厚さ、そして1つの実施態様 では、約0.001インチ〜約0.02インチ、そして1つの実施態様では、約0.001イン チ〜約0.01インチ、そして1つの実施態様では、約0.001インチ〜約0.005インチ の厚さを有する。 使用され得る熱硬化性樹脂には、フェノール樹脂、フェノール−アルデヒド樹 脂、フラン樹脂、アミノ−プラスト樹脂、アルキド樹脂、アリル樹脂、エポキシ 樹脂、エポキシプリプレッグ、ポリウレタン樹脂、熱硬化性ポリエステル樹脂、 ポリイミドビスマレイミド樹脂、ポリマレイミド−エポキシ樹脂、ポリマレイミ ド−イソシアネート樹脂、シリコーン樹脂、シアネート樹脂、シアネート−エポ キシ樹脂、シアネート−ポリマレイミド樹脂、シアネート−エポキシ−ポリマレ イミド樹脂等が挙げられる。 熱可塑性樹脂には、ポリα−オレフィン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ リ4−メチル−ペンテン−1、エチレン/ビニルコポリマー、エチレン酢酸ビニ ルコポリマー、エチレンアクリル酸コポリマー、エチレンメタクリレートコポリ マー、エチルメチルアクリレートコポリマー等;熱可塑性プロピレンポリマー( 例えば、ポリプロピレン、エチレン−プロピレンコポリマー、等);塩化ビニル ポリマーおよびコポリマー;塩化ビニリデンポリマーおよびコポリマー;ポリビ ニルアルコール;アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタクリレー ト、アクリルアミド等より作製されるアクリル性ポリマー;過フッ化炭化水素樹 脂(例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、およびフッ 化エチレンプロピレン樹脂);スチレン樹脂(例えば、ポリスチレン、α−メチ ルスチレン、耐衝撃性ポリスチレン、アクリロニトリルブタジエン−スチレンポ リマー等)が挙げられる。 ポリエステル樹脂は、二塩基性脂肪族カルボン酸および芳香族カルボン酸と、 ジオールまたはトリオールとから作製されるものを含む。これらには、ポリエチ レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート 等が挙げられる。ポリカーボネート(炭酸(例えば、ホスゲン)と2価のフェノ ール(例えば、ビスフェノールA)とから誘導された長い直鎖のポリエステル) が使用され得る。 ポリイミド樹脂は、四塩基酸二無水物を芳香族ジアミンと接触させて、まずポ リアミック酸(これは、熱または触媒によって、高分子量の直鎖のポリイミドに 変換される)を得る工程を包含する反応によって、生成される。 有用な縮合ポリマーには、ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリスルホン、 ポリエーテルスルホン、ポリベンズアゾール、芳香族ポリスルホン、ポリフェニ レンオキシド、ポリエーテルエーテルケトン等が挙げられる。 有用なポリマー薄膜材料には、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレ ンテレフタレートのようなポリエステル薄膜材料、ならびにポリイミドが挙げら で、DuPont、Allied-Apical、Teijin、Kanega-fuchi、およびUbe Industriesに より販売されている。 1つの実施態様では、非接着技術を用いて、銅の箔層をポリマー材料層に接着 する。銅箔が接着されるべきポリマー材料層の側面を、銅シードコート層を用い て処理する。銅シードコート層を、当該分野において周知の蒸気付着技術を用い て、ポリマー材料層の上に付着させる。シードコート層の厚さは、約100オング ストローム〜約20,000オングストロームの範囲であり得る。次いで、銅箔の層を 、公知の技術を用いる上記で開示された条件下で、シードコート層上に電着させ る。 1つの実施態様では、銅箔が接着されるべきポリマー材料層の側面を、初めに プラズマを用いて処理する。プラズマは、効果的な期間、かつ表面を化学的に修 飾するための十分な強度のレベルで、ポリマー表面に付与され、表面の汚染を除 去し、および/または表面の粗さを増す。次いで、プラズマ処理された表面は、 それに接着したニッケル結着(tie)コート層を有する。ニッケル結着コート層 は、ニッケルまたはニッケルベースの合金を包含する。合金金属は、Cu、Cr、Fe 、V、Ti、Al、Si、Pd、Ta、W、Zn、In、Sn、Mn、Co、およびこれらの2つ以上の 混合物からなる群から選択される。ニッケル結着コート層は、約30オングストロ ーム〜約500オングストロームの範囲内で、そして1つの実施態様では、約50オ ングストローム〜約300オングストロームの範囲内の厚さを有する。ニッケル結 着コート層は、連続的または非連続的な層の形状であり得る。ニッケル結着コー ト層は、そこに接着した銅シードコート層を有する。銅シードコート層は、約20 0オングストローム〜約20000オングストロームの厚さを有し、そして1つの実施 態様では、約1200オングストローム〜約5000オングストロームの厚さを有する。 結着コート層および銅シードコート層は、公知の蒸気付着技術を用いて付与され 得る。銅箔の層は、公知の技術を用いる上記に開示された条件下で、銅シードコ ート層の上に電着される。 本発明の範囲内である、接着剤ベースの可撓性積層体は、接着剤を用いて銅箔 層にポリマー材料層を接着することによって、調製される。接着剤は、当該分野 で公知の任意のエポキシ、アクリル性、ポリイミド、フェノールブチラール、ポ リエステル、またはテフロンコンビネーション(combination)であり得る。接 着剤は、好ましくは、液体の形状である。接着剤は、ポリマー材料層の側面およ び/または銅箔層の側面のいずれかに付与される。1つの実施態様では、接着剤 は、ポリマー材料層または銅箔層のいずれかの表面張力よりも低い表面張力を有 する。ポリマー層および/または箔が、接着剤でコーティングされた後、これら の層を共に結合させるために、熱および/または圧力を用い、コンバイニングロ ール(combining roll)もしくはニップローラー(nip roller)を通して、進め られる。これらの技術は、当該分野において周知である。 ひとたび、銅層がポリマー材料層に接着すると、所望の回路または配線パター ンは、エッチングプロセスを用いて形成される。ここで、パターンを残す銅を選 択的に除去するために、レジストおよびエッチング液バスを用いる。これらの技 術は、当該分野において周知である。ひとたび回路または配線パターンが形成さ れると、1つ以上のポリマー材料層は、接着剤を用いてエッチングされた配線ま たは回路パターン上の積層体に接着され得る。 本発明は、その好ましい実施態様に関して説明されているが、それらの様々な 改変は、本明細書を読むことで当業者に明らかになる。従って、本明細書中に開 示される本発明は、添付の請求の範囲の範囲内にあるような改変を包含すること が意図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,KR

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.可撓性ポリマー材料層の上にある(overlying)電着された銅箔の層を含む 、可撓性積層体であって、該銅箔が: 少なくとも約60,000psiである、23℃における極限引張強度と、 180℃において30分間アニーリングされた後に、約15%を越えない、23℃にお ける極限引張強度損失と、 約1ミクロンまでの平均粒子サイズと、 ひずみ振幅が約0.05%〜約0.2%である場合に、破壊まで少なくとも約5000サ イクルであることにより特徴付けられる、疲労性能と、 により特徴付けられる、可撓性積層体。 2.前記銅箔が、アニーリングされる前に、約60,000psi〜約120,000psiの範囲 内で、23℃における極限引張強度を有することにより特徴付けられる、請求項1 に記載の積層体。 3.前記銅箔が、180℃で30分アニーリングした後に、5%を越えない極限引張 強度損失を示すことで特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 4.前記銅箔が、約4ppmまでの塩化物イオン濃度と、少なくとも約0.3ppmの有 機添加物濃度とにより特徴付けられる電解質溶液を用いて電着されることにより 特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 5.前記有機添加物がゼラチンであることにより特徴付けられる、請求項4に記 載の積層体。 6.前記有機添加物が獣膠であることにより特徴付けられる、請求項5に記載の 積層体。 7.前記有機添加物の濃度が、約0.3ppm〜約10ppmの範囲内にあることにより特 徴付けられる、請求項4に記載の積層体。 8.前記塩化物イオンの濃度が、約1ppmまでであることにより特徴付けられる 、請求項4に記載の積層体。 9.前記銅箔の疲労性能が、ひずみ振幅が約0.05%〜約0.2%である場合に、破 壊まで少なくとも約50,000サイクルであることにより特徴付けられる、請求項1 に記載の積層体。 10.前記銅箔の疲労性能が、ひずみ振幅が約0.05%〜約0.2%である場合に、 破壊まで少なくとも約500,000サイクルであることにより特徴付けられる、請求 項1に記載の積層体。 11.前記銅箔が、約1ミクロン〜約10ミクロンの範囲内にあるつや消し側(ma tte side)Rtmを有することにより特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 12.前記銅箔が、約6ミクロン未満である光沢側(shiny side)Rtmを有する ことにより特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 13.前記銅箔が、該箔の片側または両側に付与される、少なくとも1つの銅の 粗化層(roughened layer)を有することにより特徴付けられる、請求項1に記 載の積層体。 14.前記銅箔が、該箔の片側または両側に付与される少なくとも1つの金属層 を有し、該金属層中の金属が、インジウム、亜鉛、スズ、ニッケル、コバルト、 銅-亜鉛混合物、銅-スズ混合物、および亜鉛-ニッケル混合物からなる群から選 択されることにより特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 15.前記銅箔が、該箔の片側または両側に付与される少なくとも1つの金属層 を有し、該金属層中の金属が、スズ、クロム、クロム-亜鉛混合物、亜鉛、およ び亜鉛-ニッケル混合物からなる群から選択されることにより特徴付けられる、 請求項1に記載の積層体。 16.前記銅箔が: 該箔の片側または両側に付与される少なくとも1つの銅の粗化層と、 該粗化層に付与される少なくとも1つの第1金属層であって、該第1金属層中 の金属が、インジウム、亜鉛、スズ、ニッケル、コバルト、銅-亜鉛混合物、銅- スズ混合物、および亜鉛-ニッケル混合物からなる群から選択される、第1金属 層と、 該第1金属層に付与される少なくとも1つの第2金属層であって、該第2金属 層中の金属が、スズ、クロム、クロム-亜鉛混合物、亜鉛、および亜鉛-ニッケル 混合物からなる群から選択される、第2金属層と、 を有することにより特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 17.前記銅箔が、該箔の片側または両側の上に少なくとも1つのシランカップ リング剤を有することにより特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 18.前記ポリマー材料が、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、ポリエステル樹脂、 ポリイミド樹脂、縮合ポリマー、またはそれらの2つ以上の混合物からなる群か らなることにより特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 19.前記ポリマー材料が、ポリイミドまたはポリエステルからなることにより 特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 20.前記銅箔の層が、接着剤により前記ポリマー材料層に接着されることによ り特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 21.前記接着剤が、エポキシ、アクリル性、ポリイミド、フェノール性ブチラ ール、またはポリエステルであることにより特徴付けられる、請求項20に記載 の積層体。 22.前記銅箔の層が、無接着剤技術を用いて前記ポリマー材料層に接着される ことにより特徴付けられる、請求項1に記載の積層体。 23.銅シードコート層(copper seed coat layer)が、前記銅箔の層と前記ポ リマー材料層との間に位置することにより特徴付けられる、請求項22に記載の 積層体。 24.前記銅箔の層が、エッチングされたパターンの形態であることにより特徴 付けられる、請求項1に記載の積層体。 25.可撓性ポリマー材料層の上にある電着された銅箔の層を含む、可撓性積層 体であって、該銅箔が: 約90,000psi〜約105,000psiである、23℃における極限引張強度と、 180℃において30分間アニーリングした後に、約8%を越えない、23℃におけ る極限引張強度損失と、 約0.1ミクロン〜約0.5ミクロンの平均粒子サイズと、 ひずみ振幅が約0.05%〜約0.2%である場合に、破壊まで少なくとも約100,000 サイクルであることにより特徴付けられる、疲労性能と、 により特徴付けられる、可撓性積層体。 26.前記銅箔が、電解質溶液を用いて電着されることにより特徴付けられ、該 電解質溶液は、約1ppmまでの塩化物イオン濃度と、約2ppm〜4ppmである獣膠 濃度とにより特徴付けられる、請求項25に記載の積層体。
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