JPH11502189A - ポリマーおよびコポリマー用ハロゲン捕捉剤 - Google Patents

ポリマーおよびコポリマー用ハロゲン捕捉剤

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JPH11502189A JP8519813A JP51981396A JPH11502189A JP H11502189 A JPH11502189 A JP H11502189A JP 8519813 A JP8519813 A JP 8519813A JP 51981396 A JP51981396 A JP 51981396A JP H11502189 A JPH11502189 A JP H11502189A
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パレク,ジヤワハル,シー.
デー. デサイ,ラジヤニカント
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リヘイス,インコーポレーテツド
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Abstract

(57)【要約】 低水準で酸物質を含むポリマーを含む配合物においてハロゲン捕捉化合物として有用な固溶体が提供される。ハロゲン捕捉剤はハイドロタルク石様化合物、すなわちヒドロキシ炭酸アルミニウムマグネシウム固溶体である。固溶体は、炭酸塩への二座配位を示す特徴的IRスペクトルを有し、〈003〉方向の結晶子のサイズが約190Å〜約225Åである。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリマーおよびコポリマー用ハロゲン捕捉剤 発明の分野 本発明は、ポリマー配合物においてハロゲン捕捉剤として有用なハイドロタル ク石様組成物に関し、より詳しくは、残留触媒の中和のためにプラスチックに配 合することのできるヒドロキシ炭酸アルミニウムマグネシウム固溶体に関する。 発明の背景 多くの合成ポリマーは、モノマーの触媒重合により調製される。通常、触媒ま たはその残留物が最終生成物中に残る。10 ppmの低い水準で存在し得る触媒の除 去は商業的には実用的でない。しかしながら、ポリマー中に触媒を残すことは、 そのような低い濃度であっても問題を起こすことが多い。 オレフィンモノマーの重合のために使用される触媒は、代表的にはハロゲン含 有金属または有機金属化合物、例えば四塩化チタン含有チーグラーナッタ触媒で ある。ポリマー中の残留塩化チタン種は、ポリマーに典型的に配合される安定化 剤、例えば酸化防止剤の機能を妨げることが報告されている。残留触媒は、ポリ マー劣化反応も触媒することがあり、特にハロゲン含有触媒残留物の場合、ポリ マーの配合および加工に用いられる装置の腐食を促進する。 熱および特に光安定化剤が配合されたポリマーが退色を示す、すなわち黄色ま たはピンク色の着色を発現することが一般的に観察されている。これは、フェノ ールまたはキノン官能基を有する安定化剤と反応する残留触媒、特にハロゲン化 物イオンの作用に起因していた。ハロゲン化物は、フェノール基と反応して着色 フェノラートアニオンを生成することができる。 大部分の残留触媒は酸性である。従って、残留触媒に関する問題を克服するた めの一つの手段は、ポリマーに塩基性材料を添加して、それにより残留触媒を中 和することである。そのような塩基性材料は、当技術分野において知られており 、一般的に中和剤化合物またはハロゲン捕捉化合物と呼ばれている。ハロゲン捕 捉 化合物の一つのクラスがハイドロタルク石およびハイドロタルク石様材料である 。 ハイドロタルク石は、Al2O3・6MgO・CO3・12H2Oとも記載することのできる化 学構造Al2Mg6OH16(CO3)・4H2Oを有する天然鉱物に付与された名前である。天然 のハイドロタルク石は、塩基性マグネシウムアルミノカーボネート水和物の一例 である。土中から得られたときは、天然ハイドロタルク石は、通常、ペンニンや 白雲母のような他の鉱物ならびに種々の重金属により汚染されている。天然ハイ ドロタルク石は、その不純物水準および世界中で殆ど出土しないことにより商業 的使用が限定されていた。 純粋なまたは殆ど純粋なハイドロタルク石は合成により調製されていた。例え ば、米国特許第5,250,279号は、小さな血小板形状の高純度合成ハイドロタルク 石の調製方法を記載している。その方法は、酸化マグネシウムのようなマグネシ ウム源と、重炭酸アルカリ金属、固体アルミナ三水和物およびアルミン酸アルカ リ金属との混合物を、約160〜200℃の温度の水熱条件下に反応させることを包含 する。天然ハイドロタルク石に匹敵する組成を有する合成ハイドロタルク石を調 製する他の報告を、例えば、米国特許第3,650,704号および同第3,539,306号に見 いだすことができる。 「ハイドロタルク石」という用語は、種々の格子構造および組成を有する大き なクラスの塩基性炭酸アルミニウムマグネシウム化合物または錯体を一般的に意 味することが多い。ハイドロタルク石類似体とも呼ばれるこれらのハイドロタル ク石様材料は、これまでに開示された合成上の課題であった。 米国特許第4,284,762号('762特許)は、式 Mg1-xAlx(OH)2Ax/n n-・mH2O (式中、xは0より大きく0.5以下、mは正の数、An-は価数nのアニオンまたは 前記ハイドロタルク石をアニオン性界面活性剤で表面被覆することにより生じる 生成物を表す。) で示されるハイドロタルク石を開示している。ハイドロタルク石は、BET比表面 積が20 m2/g以下であり、〈003〉方向の結晶子のサイズが少なくとも600Å、好 ましくは少なくとも1,000Åである。 米国特許第4,299,759号('759特許)は、'762特許に示されたものと同じ組成 を 有するが、BET比表面積が30 m2/g以下であるハイドロタルク石を開示している。 '759特許は、ステアリン酸ナトリウムの水溶液をハイドロタルク石粉末の懸濁液 に添加して固体粉末の表面に界面活性剤を化学吸着させることにより表面処理、 すなわちハイドロタルク石粒子へのステアリン酸ナトリウムの添加を達成し得る ことを開示している。表面処理剤は、好ましくは、ハイドロタルク石の重量を基 準に約1〜約10重量%の量で存在する。 米国特許第4,560,545号は、式 Al2・Mg6・(OH)14・(CO3)2・4H2O で示される塩基性炭酸アルミニウムマグネシウムの調製方法に関する。この方法 は、大気圧下、70〜100℃の温度で二酸化炭素の存在下に、水酸化アルミニウム 、水酸化マグネシウムおよびアンモニアまたは水溶性有機窒素含有塩基の水性ス ラリーを加熱することを含む。反応時間は1〜12時間であり、その時間中、二酸 化炭素がスラリーに吹き込まれる。このように製造された塩基性炭酸アルミニウ ムマグネシウムは薬剤組成物中に用いることができる。 ハンガリー特許HU30,453(要約No.101:43635g、ケミカルアブストラクツサー ビスにより調製)は、式 Al2・Mg4・(OH)12・(CO3)・2H2O で示される組成物を開示している。この組成物は、NaOHの存在下に、MgCl2と、N a2CO3およびオルトアルミン酸ナトリウムまたはAl(OH)3とを反応させることによ り調製される。 米国特許第4,539,195は、50〜100℃の温度で重力の影響下に、化学量論量の炭 酸イオンの存在下において、水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウムまたは酸 化マグネシウムとを水熱反応させることにより得ることのできる式 Al2(Mg)6(OH)12(CO3)3・x(H2O) (式中、x≧4である。) で示される結晶性塩基性炭酸アルミニウムマグネシウムを請求している。 式 Al2O3・xMgO・yCO2・zH2O (式中、xは0.15〜1.5であり、yは0.3〜2.5で変化することができ、zは2.5以 上を表す。) で示される塩基性炭酸マグネシウムアルミニウムが英国特許1,086,779に記載さ れている。 米国特許第4,675,356号は、式 [(M1 2+)y1(M2 2-)y2]1-xMx 3+(OH)2Ax/n n-・mH2O (式中、M1 2+は、Mg、Ca、SrおよびBaからなる群より選択される少なくとも一つ の2価金属、M2 2+は、Zn、Cd、PbおよびSnからなる群より選択される少なくと も一つの2価金属カチオン、M3+は、3価金属カチオン、An-は、nの価数を有す るアニオン、ならびにx、y1、y2およびmは0<x≦0.5、0<y1、0<y2、0.5≦y1 +y2<1および0≦m<2で示される正の数を表す。) で示されるハイドロタルク石固溶体、および前記剤を含む樹脂組成物を開示して いる。'356特許のハイドロタルク石は、例えば、ステアリン酸ナトリウムのよう なアニオン性界面活性剤で表面処理することができる。 ニュージャージー州バークレーハイツ在リヘイス社(Reheis,Inc.)は、酸化 アルミニウム14〜18%、酸化マグネシウム25〜29%、ステアリン酸ナトリウム15 〜19%および二酸化炭素8.5〜13.5%の分析値を有する商品名L55−R(登録商標 )のヒドロキシ炭酸アルミニウムマグネシウムを販売している。L55−R(登録商 標)は、嵩密度が0.19〜0.35g/ccで、100%の粒子が400メッシュ(37ミクロン) を通過し90以上の粒子が10ミクロンを通過する粒径を有する白色無臭粉末である 。 従来技術は幾つかのハイドロタルク石およびハイドロタルク石様材料を記載し ているが、ポリマー材料に添加することができ、残留触媒および他のハロゲン化 物生成機構に関する問題を軽減する材料が当技術分野においてなお求められてい る。 発明の概要 本発明は、式 Al2(Mg)a(OH)b(CO3)c(G)d・eH2O (式中、3≦a≦5.5;8≦b≦14;1.2≦c≦3;0≦d≦1;1≦e≦10、およびGは界 面活性剤を表す。) を有する固溶体を提供する。この固溶体は、〈003〉方向の結晶子のサイズが約1 90Å〜約225Åであり、赤外線スペクトルにより示されように炭酸イオンに対し て二座配位を有する。好ましくは、界面活性剤は、C10〜C22飽和脂肪酸の金属 塩であり、より好ましくはステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸亜鉛またはス テアリン酸カルシウムである。好ましい態様において、固溶体は4.1≦a≦5.3;1 0≦b≦12;1.3≦c≦3;0.05≦d≦0.5;3≦e≦9である前記式で示されるものであ る。 固溶体が炭酸イオンに対して二座配位を有することは、1415〜1480cm-1の領域 における分離した吸収バンドにより見ることができる。固溶体は、好ましくは、 BET比表面積が約25m2/g〜約40m2/gである。固溶体は、水性スラリー中に存在し 得るが、好ましくは乾燥粉末である。乾燥粉末は、タップ密度が約0.1g/cc〜約0 .3g/ccである。 本発明は、また、ハロゲン含有オレフィンポリマーまたはコポリマーの腐食発 生傾向および着色を抑制する方法を提供する。この方法は、前述の固溶体約0.01 %〜約1%をオレフィンポリマーまたはコポリマーに混入することを包含する。 界面活性剤を有する固溶体は、アルミニウム化合物、好ましくは塩基性炭酸ア ルミニウムゲルおよび/または水酸化アルミニウムと、マグネシウム化合物、好 ましくは塩基性水和炭酸マグネシウムおよび/または酸化マグネシウムとを、ア ルミニウムに対するマグネシウムのモル比約1.5〜2.75で含む水性スラリーを、 約70℃〜約95℃の温度で、水性スラリーからの実質的に全ての遊離および緩く結 合した二酸化炭素の除去を達成するのに充分な時間である反応時間“X”加熱し て第1のスラリーを提供する方法により形成することができる。次に、少なくと も一つの界面活性剤を第1のスラリーに添加して、第2のスラリーを提供する。 第2のスラリーを、約125℃〜約140℃の温度で、懸濁試験に通るような充分な時 間加熱する。懸濁試験は、ここで後述する。 前記方法においてマグネシウム化合物が酸化マグネシウムである場合、アルミ ニウム化合物は好ましくは水酸化アルミニウムであり、二酸化炭素ガス流が第2 のスラリー中を、固溶体の生成に充分な割合で通過する。アルミニウム化合物が 塩基性炭酸アルミニウムゲルである場合、好ましくはAl2O3含量が約2重量%〜約 20重量%である。マグネシウム化合物が炭酸マグネシウムである場合、好ましく はMgO含量が約40重量%〜約43.5重量%である。 前述のように調製した固溶体は水性スラリーとして存在する。固溶体の乾燥粉 末を得るために、水を前記第2のスラリーから除去することができ、少なくとも 99%の粒子が直径が44ミクロンより小さく、少なくとも95%の粒子が直径が10ミ クロンより小さい粒径分布を有する粒子を提供するように得られる材料を超微粉 砕することができる。 この方法は、界面活性剤の存在下に実行する必要はなく、その場合、アルミニ ウム化合物、好ましくは塩基性炭酸アルミニウムゲルおよび/または水酸化アル ミニウムと、マグネシウム化合物、好ましくは塩基性水和炭酸マグネシウムおよ び/または酸化マグネシウムとを、アルミニウムに対するマグネシウムのモル比 約1.5〜2.75で含む水性スラリーを、約70℃〜約95℃の温度で反応時間“X”加 熱して第1のスラリーを提供する。反応時間“X”は、実質的に全ての遊離およ び緩く結合した二酸化炭素の水性スラリーからの除去を達成するのに充分な時間 である。次に、第1のスラリーを約125℃〜約140℃の温度で約1〜約4時間加熱す る。 前記方法により形成された固溶体は、好ましくは1415〜1480 cm-1の領域に分 離した吸収バンドを示すIRスペクトルを有し、好ましくは〈003〉の方向に約1 90Å〜約225Åの結晶子のサイズを有する。 図面の簡単な説明 前述の概要、ならびに以下の本発明の好ましい実施例の詳細な説明は、添付の 図面と共に読むと、より良く理解される。図1は、本発明の固溶体の赤外線スペ クトルである。 好ましい実施例の説明 先に示したように、本出願は合成固溶体、および特に合成塩基性マグネシウム アルミノ炭酸塩水和物に関する。本発明の固溶体は、式 Al2(Mg)a(OH)b(CO3)c(G)d・eH2O (式中、Gは少なくとも一つの界面活性剤を表し、固溶体は赤外線スペクトルに より示されるように炭酸イオンに対して二座配位を示し、3≦a≦5.5、8≦b≦14 、 1.2≦c≦3、0≦d≦1および1≦e≦10である。) で示される。前述の固溶体のようなハイドロタルク石およびハイドロタルク石類 似体の組成式を決める技術は当業界において良く知られている。 好ましい態様において、前記式のハイドロタルク石固溶体粒子は、界面活性剤 を含む。しかしながら、特に、水性塗料組成物または薬剤用の制酸剤においてハ イドロタルク石を用いようとする例においては、界面活性剤が存在しなくてもよ い。 界面活性剤の具体例は、限定されることなく、ステアリン酸ナトリウム、ベヘ ン酸カリウム、モンタン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、オレイン酸ナト リウム、オレイン酸カリウム、パルミチン酸ナトリウム、パルミチン酸カリウム 、ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ジラウリルベンゼンスルホン酸 ナトリウム、オクタデシル硫酸カリウム、ラウリルスルホン酸ナトリウム、また は2−スルホエチルαスルホステアリン酸二ナトリウムを含む。好ましくは、界 面活性剤は、少なくとも約10個の炭素原子を有さなくてはならず、20個以上の多 くの炭素原子を有してもよい脂肪酸の金属塩である。約22個より多くの炭素原子 を有する脂肪酸は低コストで容易に入手されないので、本発明で用いられる脂肪 酸は、好ましくは、約10〜約22個の炭素原子を有する。脂肪酸成分は、好ましく は、直鎖状脂肪酸であるが、分岐していてもよい。脂肪酸成分は、好ましくは、 例えば酸素との反応性が最少であるように飽和している。好ましい脂肪酸は、線 状のC18脂肪酸であるステアリン酸である。 広範囲の金属イオンを脂肪酸塩の金属イオン成分とすることができ、金属イオ ンの例示的な非限定的例は、ナトリウム、カルシウム、アルミニウム、マグネシ ウム、カリウムおよび亜鉛のイオンを含む。ナトリウム、亜鉛およびカルシウム が好ましい対イオンである。 固溶体中におけるアルミニウムに対する脂肪酸金属塩のモル比は、好ましくは 約0.5:1以下である。好ましくは、本発明の固溶体の式中の“d”の値は0.05 以上である。重量基準で、脂肪酸塩がステアリン酸ナトリウムである場合、塩は 望ましくは固溶体の全重量を基準に固溶体の約5.5〜約15重量%を占める。脂肪 酸塩の水準が前記範囲を下回ると、固溶体が容易にポリマーまたはコポリマーと 混合 せず、従ってハロゲン捕捉化合物として有効性が低いことが観察される。脂肪酸 塩の水準が前記範囲を越えると、固溶体は、そのような組成物の増加したコスト を埋め合わせするほどの向上した性能を有さない。 金属塩としてステアリン酸ナトリウムを有する本発明の固溶体の典型的赤外線 スペクトルを図1に示す。このスペクトルの重要な特徴を以下の表1に示す。 図1に見られるように、1415〜1480 cm-1の領域に観察されるピークは、実際 に二つのピークに分離している。発明者の知る限りにおいて、この特徴は本発明 の固溶体に独自のものであり、炭酸イオンに対して二座配位を示すものである。 本発明の固溶体は、X線回折により測定される〈003〉方向の結晶子のサイズ が約190Å〜約225Åである。これは、典型的な合成ハイドロタルク石類似体より かなり小さく、天然に形成されたハイドロタルク石において見られるものに類似 している。〈003〉方向の結晶子のサイズの制御は、製造プロセスを、特に例え ばここに含まれる実施例に示される水熱処理条件を注意深く制御することにより 達成し得る。 本発明による典型的な固溶体のX線回折分析を表2に示す。X線回折データは 、 本発明の固溶体が、その全開示がここに参考として組み込まれる例えば米国特許 第4,539,195号に開示されている固溶体と異なることを示している。 本発明の固溶体は、好ましくは、タップ密度が約0.1 g/cc〜約0.3 g/cc、より 好ましくは約0.15 g/cc〜約0.2 g/ccである。タップ密度は、約10 gのサンプル を250 mLの平底メスシリンダーに正確に移し、次にそのシリンダーを自動タッパ ー内において1サイクル実施(30秒、1秒下げ、1秒上げ、1インチ下げ)する ことにより測定することができる。1サイクル後、シリンダーにおけるサンプル の質量を体積で割ったものがタップ密度(g/cc)である。 本発明の固溶体は、好ましくは、BET比表面積が約25 m2/g〜約40 m2/gである 。この場合にも、BET表面積の制御は、固溶体をつくるのに用いられる製造条件 を注意深く制御することにより、特に、以下に示す実施例に示される水熱処理工 程の条件を注意深く制御することにより達成される。一般的に、固溶体の沈殿は 、し ばしば100 m2/gを越える非常に高いBET比表面積を導くことが観察される。水熱 処理の温度および時間が増加すると、一般的に、より低いBET比表面積の達成が 観察される。 本発明の典型的な固溶体について熱分析を行った。結果を表3に示す。 水の内部層の除去に起因する吸熱ピークが265.28℃において観察され、そこで は湿分および炭酸塩が失われる。これは、固溶体中のアニオンと塩基性層との間 に高い結合力があることを示している。第2の重要な吸熱が384.08℃に生じる。 この温度において、結晶水の損失および二酸化炭素の発生が起こると考えられて いる。429.17℃における最終的吸熱は、固溶体中におけるブルース石様層の分解 に起因する。 本発明のもう一つの側面は:(a)塩基性炭酸アルミニウムゲルおよび/また は水酸化アルミニウムのようなアルミニウム化合物と、塩基性水和炭酸マグネシ ウムおよび/または酸化マグネシウムのようなマグネシウム化合物とを、アルミ ニウムに対するマグネシウムのモル比約1.5〜2.75で含む水性スラリーを、約70 ℃〜約95℃の温度で、全ての遊離および緩く結合した二酸化炭素の除去に必要な 時間、典型的には少なくとも約1時間加熱して第1のスラリーを形成する工程、 (b)前記第1のスラリーに少なくとも一つの界面活性剤を添加して第2のスラ リーを提供する工程、および(c)前記第2のスラリーを約125℃〜約140℃の温 度に懸濁試験(以下に記載)をパスするのに充分な時間加熱する工程を包含する 方法により形成される固溶体である。 使用される水酸化アルミニウムは、好ましくは、活性水酸化アルミニウム、特 に希酸中に迅速に溶解する微粒子状無定型水酸化アルミニウムゲルである。その ような水酸化アルミニウムは、例えば、塩基、特にアルカリ炭酸塩によりアルミ ニウム塩溶液から沈殿することにより製造することができる。本発明の方法で用 いられるマグネシウム化合物は、同時にその活性状態で存在すべきである。例え ば、死焼MgOは全く不適当である。活性酸化マグネシウム(水和性)および塩基 性炭酸マグネシウムの製造は知られている。塩基性炭酸アルミニウムは、好まし くはAl2O3含量が約2%〜約20%であり、マグネシウム化合物は、好ましくは、M gO含量が約40%〜約43.5%である塩基性水和炭酸マグネシウムである。 水性スラリーは、遊離または緩く結合した二酸化炭素の全てでなくとも大部分 を水性スラリーから解き離すのに充分な時間および温度で加熱すべきである。こ の点は、以下の一般的手順セクションに提供されている手順に基づいて決めるこ とができる。典型的には、これは、約70℃〜約95℃、好ましくは約85℃〜約90℃ の温度で少なくとも1時間、好ましくは約1.5〜約2.5時間加熱することにより達 成することができる。 界面活性剤を含む第2のスラリーは、そこに含まれる固溶体が懸濁試験をパス するような温度および時間加熱すべきである。この懸濁試験は、以下の一般的手 順セクションに記載されている。典型的に、これは、約125℃〜約140℃、好まし くは約130℃〜約135℃の温度で約1.5〜約4時間、好ましくは約1.5〜約2時間加 熱することにより達成することができる。 本発明の一つの態様において、マグネシウム化合物として酸化マグネシウムを 使用することができ、水酸化アルミニウムがアルミニウム化合物である。この場 合、炭酸イオンを反応混合物に提供しなくてはならず、これは、固溶体の生成に 充分な割合で二酸化炭素ガスを第2のスラリーを通過させることにより達成する ことができる。 固溶体を界面活性剤を含まないようにすると、それは決して懸濁試験をパスし ない。この場合、水熱処理は、約125℃〜約140℃の温度で約1〜約4時間行うべ きである。 本発明のもう一つの側面は、ハロゲン含有オレフィンポリマーまたはコポリマ ーが腐食を起こす傾向を抑制する方法である。この方法は、本発明の固溶体約 0.01%〜約1%をオレフィンポリマーまたはコポリマー組成物に導入することを 包含する。 固溶体は、例えば、触媒、モノマーおよび後処理剤から生じるハロゲンおよび /または酸性物質を含む合成樹脂と配合することができる。そのような合成樹脂 の例は、低密度ないし高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン−1 、ポリ(4−メチルペンテン−1)、エチレン/プロピレンコポリマー、エチレ ン/プロピレン/ポリエンコポリマー、エチレン/ブチレン−1コポリマー、ポ リブタジエンゴムおよびポリイソプレンゴムのようなハロゲン含有チーグラー型 触媒を用いることにより製造される合成樹脂を含む。 ハロゲン含有フリーデルクラフツ触媒を用いて製造される合成樹脂のさらなる 例は、限定されることなく、ポリブテン、ポリアセタール、ブチルゴム、液状ポ リイソブチレン、石油樹脂およびポリベンジルを含む。硫酸、リン酸および塩酸 のような酸性物質を触媒として用いて製造される合成樹脂も用いることができ、 フタル酸ジアリル樹脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂およびシリコーン樹脂の ような樹脂を含む。 ハロゲンおよび/または酸性物質を含むモノマーから誘導される合成樹脂も本 発明の固溶体を配合することによって利益を受ける。代表的なポリマーは、ポリ 塩化ビニル、エチレンおよびプロピレンのようなオレフィンモノマー、塩化ビニ リデンおよびフッ化ビニリデンのようなハロゲン化ビニリデンモノマー、酢酸ビ ニル、ラウリルビニルエーテルのようなビニルエーテルモノマー、無水マレイン 酸、マレイン酸ブチルのようなマレイン酸エステル、ブタジエンおよびスチレン から選択される少なくとも一つのコモノマーと塩化ビニルとのコポリマー、ポリ 塩化ビニリデン、塩化ビニリデンコポリマー、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニルコポ リマー、ポリオルガノシロキサン、アクリルまたはメタクリルポリマーまたはコ ポリマー、エポキシクロロプレンゴム、フッ素ゴム、ポリカーボネート樹脂、ポ リエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートのようなポリエス テル、およびポリウレタン樹脂である。 ポリマーおよびコポリマーは、後塩素化オレフィン樹脂(例えば塩素化ポリエ チレン)、後塩素化塩化ビニル型樹脂(例えば塩素化ポリ塩化ビニル)、後クロ ロスルホン化オレフィン樹脂(例えばクロロスルホン化ポリエチレン)および( 例えば塩素化または臭素化ブチルゴム)のような後ハロゲン化ゴム;(硫酸、リ ン酸または塩酸のような酸での洗浄または中和のような)後処理に付される合成 樹脂、例えばABS樹脂およびポリスチレン樹脂;テトラブロモビスフェノール A、デカブロモジフェニルオキシドまたは塩素化パラフィンのようなハロゲン含 有難燃剤を含む合成樹脂;イソインドリノンまたはフタロシアニングリーンのよ うなフェノール性酸化防止剤またはハロゲン含有着色剤を含む合成樹脂であって よい。 本発明のハイドロタルク石固溶体と合成樹脂とのブレンド手段について特に制 限はない。例えば、樹脂を例えば安定化充填剤と混合するのに従来用いられてい るものと同様の手段により、樹脂添加剤を用いてまたは用いないで合成樹脂およ び固溶体をできるだけ均一に混合することができる。混合は、リボンブレンダー 、高速ミキサー、ニーダー、ペレタイザーまたは押し出し機のような既知の混合 装置を用いて行うことができる。また、固溶体の懸濁液を重合後直ちに樹脂スラ リーに添加し、混合物を攪拌し、次に乾燥する方法を用いることができる。 以下の実施例は、本発明を説明する手段として提示され、それらに限定するも のと解すべきではない。 一般的手順 緩いまたは遊離二酸化炭素の決定 方法に従って、サンプルを、遊離または緩く吸収された二酸化炭素がサンプル から除去されアスカライトの床に捕捉されるように減圧下に置く。アスカライト の重量増加はサンプル中の二酸化炭素水準に比例する。 手順:一口フラスコに、濃硫酸を含むバブラーに管により結合されているアダ プターを取り付ける。バブラーの出口を、管により縦並びに結合された3本のガ ラスU字管に管により結合する。U字管は各端部にU字管を流通するガスを制御 するコックを有する。最後のU字管を真空源に結合する。バブラーに最も近いU 字管を過塩素酸マグネシウム(Mg(ClO3)2)で満たし、真ん中のU字管は過塩素 酸マグネシウムのプラグが続くアスカライト(8〜20メッシュ)のプラグを含み 、 第3のU字管(真空源に最も近い)はアスカライト(20〜30メッシュ)のプラグ が続く過塩素酸マグネシウムのプラグを含む。 真ん中のU字管の横に並ぶ管にピンチクランプが取り付けてある。真ん中のU 字管の両方のコックを閉じ、次に真ん中のU字管を管から外して秤量する。真ん 中のU字管を取り替え、ピンチクランプを取り外す。全てのコックを開く。 約1〜2グラムのサンプルを正確に秤量して一口フラスコに入れる。次に、バ ブラーを約3個の泡/秒が通過するまで僅かな減圧を適用する。サンプルを含む フラスコを約10分間加熱し、次に熱を除去し、減圧下にフラスコを約15分間冷却 する。減圧を停止し、真ん中のU字管を前述のように再秤量する。重量増加が0. 6gを越えない場合、実質的に全ての遊離または緩く結合した二酸化炭素が固溶体 から除去されている。 懸濁試験 脱イオン水100 mLと固溶体約0.5〜0.6 gとを併せて乾燥粉末として150 mLビー カーに入れる。磁気棒を加え、懸濁液を5分間激しく攪拌する。懸濁液を5分間 放置する。いかなる粉末も沈殿しないことはさらなる熱処理が不必要であること を示す。 例として、平均粒径は、フロリダ州パームハーバー在リーズアンドノースロッ プ社(Leeds & Northrop Co.)から得られるマイクロトラック(Microtrac) SR A 50 粒子測定装置を用いて測定した。BET表面積は、ニューヨーク州ショセット 在クオンタクローム社(Quanta Chrome Corporation)からのモノソーブ(Monos orb)表面積分析器を用いて測定した。 スラリーの均質化は、5000 psiで運転されるマサチューセッツ州エベレット在 ゴウリン社(Gaulin Corporation)からのモントン−ゴウリン(Monton-Gaulin )ホモジナイザーモデル 15Mを用いて行った。約3000 psi〜約8000 psiの均質化 圧力で充分であると分かり、好ましい圧力は5000〜6000 psiであった。 調製例 実施例1 塩基性炭酸アルミニウムゲル(12.9% Al2O3、リクイゲル(LIQUIGEL) HO、ニ ュージャージー州バークレーハイツ在リヘイス社製)346 g、USP級重質MgCO3 粉末(ホワイトテイカー(Whittaker)、ニュージャージー州サウスプレインフ ィールド在クラークアンドダニエル(Clark & Daniels)製)186 gおよび水649 gをブレンドすることによりスラリーを調製した。このスラリーを85℃で0.5時間 維持し、次に70℃で1時間維持した。このスラリーにステアリン酸ナトリウム( Sodium Stearate EA、食品級、ニュージャージー州オークランド在ウイツコ社( Witco Corporation)製)18.5 gを添加した。スラリーをパールボンベ(シリー ズ4500加圧反応器、イリノイ州モリン在パールインスツルメント社(Parr Instr ument Company)製)に移し、そこで145℃で4時間加熱した。得られたスラリー を、スプレードライヤー(ニュージャージー州ブリッジウォーター在ボーエンエ ンジニアリング社(Bowen Engineering Inc.)製)で出口温度75℃で処理して、 細かい白色粉末を製造し、それを次に、エアミルで微小化して平均粒径1.4ミク ロンにした。 生成物を分析すると、14.9% Al2O3、29.8% MgO、16.4% CO2、および7.04%ステ アリン酸ナトリウムで、その式は Al2.0(Mg)5.1(OH)11.1(CO3)2.55(ステアリン酸ナトリウム)0.16・6.69(H2O)で あった。粉末はBET表面積が25.0 m2/g、タップ密度が0.16 g/ccおよびAl/CO3モ ル比が0.78であった。 実施例2 実施例1の手順に従って、塩基性炭酸アルミニウムゲル(13.8% Al2O3)326 g 、USP級重質MgCO3粉末186 gおよび水669 gをブレンドすることによりスラリ ーを調製した。得られたスラリーを85℃で0.5時間維持し、次に70℃で1時間維 持した。このスラリーにステアリン酸ナトリウム18.5 gを添加した。スラリーを パールボンベに移し、そこで130℃で4時間加熱した。 生成物をパールボンベから取り出し、均質化して、処理工程中に形成されたい かなる凝集物も破壊してサブミクロンおよびミクロンサイズの粒子にした。主な 沈殿粒子はサブミクロン範囲で、これらの粒子は処理工程中に凝集することが注 目される。次に、均質化サンプルを、スプレードレイヤーを出口温度75℃で通し て処理して細かい白色粉末を得、それを次にエアミル中で微小化して平均粒径1. 4ミクロンにした。 生成物を分析すると、14.1% Al2O3、29.4% MgOおよび16.4% CO2であった。粉 末はBET表面積が24.8 m2/g、タップ密度が0.24 g/ccであった。 実施例3 実施例1の手順に従って、塩基性炭酸アルミニウムゲル(13.8% Al2O3)326 g 、USP級重質MgCO3粉末186 gおよび水669 gをブレンドすることによりスラリ ーを調製した。得られたスラリーを85℃で0.5時間維持し、次に70℃で1時間維 持した。このスラリーにステアリン酸ナトリウム18.5 gを添加し、その混合物を 均質化して、処理工程中に形成されたいかなる凝集物も破壊してサブミクロンお よびミクロンサイズ粒子にした。このスラリーを次にパールボンベに移し、130 ℃で4時間加熱した。得られたスラリーをスプレードレイヤーを出口温度75℃で 通して処理して細かい白色粉末を得、それを次にエアミル中で微小化して平均粒 径1.7ミクロンにした。 生成物を分析すると、17.0% Al2O3、30.0% MgOおよび11.5% CO2であった。粉 末はBET表面積が23.1 m2/g、タップ密度が0.17 g/ccであり、X線回折による〈0 03〉方向の結晶子のサイズは225Åであった。 実施例4 実施例1の手順に従って、塩基性炭酸アルミニウムゲル(12.9% Al2O3)348 g 、USP級重質MgCO3粉末186 gおよび水649 gをブレンドすることによりスラリ ーを調製した。得られたスラリーを85℃で0.5時間維持し、次に70℃で1時間維 持した。このスラリーにステアリン酸ナトリウム18.5 gを添加した。このスラリ ーを次にパールボンベに移し、130℃で4時間加熱した。得られたスラリーをス プレードレイヤーを出口温度75℃で通して処理して細かい白色粉末を得、それを 次にエアミル中で微小化して平均粒径2.9ミクロンにした。 生成物を分析すると、14.4% Al2O3、29.3% MgO、18% CO2およびステアリン酸 ナ トリウム5.39%で、その式は Al2.0(Mg)5.21(OH)10.57(CO3)2.93(ステアリン酸ナトリウム)0.13・7.86(H2O) であった。粉末はBET表面積が27.2 m2/g、タップ密度が0.23 g/ccであった。CO3 に対するAlの比は0.68であった。 実施例5 実施例1の手順に従って、塩基性炭酸アルミニウムゲル344 g、USP級重質M gCO3粉末186 gおよび水649 gをブレンドすることによりスラリーを調製した。得 られたスラリーを85℃で0.5時間維持し、次に70℃で1時間維持した。このスラ リーにステアリン酸ナトリウム18.5 gを添加した。このスラリーをパールボンベ に移し、130℃で4時間加熱した。得られたスラリーをスプレードレイヤーを出 口温度75℃で通して処理して細かい白色粉末を得、それを次にエアミル中で微小 化して平均粒径2.1ミクロンにした。 生成物を分析すると、13.6% Al2O3および30.4% MgOであった。粉末はBET表面 積が24.1 m2/g、タップ密度が0.19 g/ccであった。 実施例6 実施例1の手順に従って、ガラス内張反応器を有するパイロットプラント装置 において、塩基性炭酸アルミニウムゲル(9.0% Al2O3、LIQUIGEL NA、ニュージ ャージー州バークレーハイツ在リヘイス社製)360 lbs、USP級重質MgCO3粉末 108 lbsおよび水600 lbsをブレンドすることによりスラリーを調製した。得られ たスラリーを80〜85℃で2.5時間維持した。このスラリーにステアリン酸亜鉛14 lbsを添加し、スラリーを135℃で1.5時間加熱した。得られたスラリーをスプレ ードレイヤーを入り口温度135〜163℃および出口温度70〜75℃で通して処理して 細かい白色粉末を得、それを次にエアミル中で微小化して平均粒径3.2ミクロン にした。 生成物を分析すると、16.7% Al2O3、29.0% MgO、10.0% CO2およびステアリン 酸亜鉛9.67%で、その式は Al2.0(Mg)4.36(OH)11.94(CO3)1.39(ステアリン酸亜鉛)0.09・5.76H2O であった。粉末はBET表面積が29.7 m2/gであり、X線回折による〈003〉方向の 結晶子のサイズは205Åであった。粉末はタップ密度が0.21 g/ccであった。 実施例7 実施例1の手順に従って、塩基性炭酸アルミニウムゲル(9% Al2O3)242 lbs 、USP級重質MgCO3粉末72 lbsおよび水450 lbsをブレンドすることによりスラ リーを調製した。得られたスラリーを80〜85℃で1.5時間維持し、次にステアリ ン酸カルシウム11.3 lbsを添加し、続いてさらに132℃で1.5時間加熱した。得ら れたスラリーをスプレードレイヤーを出口温度70〜75℃で通して処理して細かい 白色粉末を得、それを次にエアミル中で微小化して平均粒径3.6ミクロンにした 。 生成物を分析すると、17% Al2O3、30.3% MgO、11.8% CO2およびステアリン酸 カルシウム8.72%で、その式は Al2.0(Mg)4.54(OH)11.82(CO3)1.64(ステアリン酸カルシウム)0.085・5.03H2O であった。粉末はBET表面積が29.7 m2/gであり、X線回折による〈003〉方向の 結晶子のサイズは201Åであった。粉末はタップ密度が0.23 g/ccであった。 実施例8 実施例1の手順に従って、塩基性炭酸アルミニウムゲル(8.86% Al2O3)270 l bs、塩基性炭酸アルミニウムゲル(13.4% Al2O3)42.5 lbs、USP級重質MgCO3 粉末134 lbsおよび水500 lbsをブレンドすることによりスラリーを調製した。得 られたスラリーを80〜85℃で1.5時間維持し、次にステアリン酸ナトリウム14.3 lbsを添加し、続いて135℃で1.5時間加熱した。得られたスラリーをスプレード レイヤーを出口温度55〜60℃で通して処理して細かい白色粉末を得、それを次に エアミル中で微小化して平均粒径2.6ミクロンにした。 生成物を分析すると、17.8% Al2O3、30.2% MgO、10.9% CO2およびステアリン 酸ナトリウム7.4%で、その式は Al2.0(Mg)4.29(OH)11.71(CO3)1.43(ステアリン酸ナトリウム)0.14・4.91H2O であった。粉末はBET表面積が30.5 m2/gであり、X線回折による〈003〉方向の 結晶子のサイズは190Åであった。粉末はタップ密度が0.12 g/ccであった。 性能例 実施例9および比較例1 1%添加パッケジおよび99% HDPE(非安定化反応高密度ポリエチレン、テキ サス州オレンジ在シェブロンケミカル(Chevron Chemical)製のプロダクト 841 2)を含むマスターバッチをドライブレンドにより調製した。HDPE の塩化物濃度 は360 ppmと測定された(1回の測定)。添加剤は、第1の酸化防止剤(ニュー ヨーク州サフォーン在チバガイギー製イルガノックス(Irganox) 1010 バッチ No.391204)1000 ppm、第2の酸化防止剤(チバガイギー製、イルガフォス(Irg afos) 168 バッチNo.AVA 382001)500 ppmおよび実施例8により調製された固 溶体300 ppmとした。マスターバッチを押し出し、以下に記載するようにディス ク状に形成してサンプルNo.9を調製した。 以下のように比較組成物を調製した。実施例8の固溶体の代わりに DHT−4A (日本国東京在協和化学工業株式会社から得られるハイドロタルク石)を用いた 以外は実施例9の組成物の調製にならった。マスターバッチを押し出し、以下に 記載するようにディスク状に形成してサンプルNo.C1を調製した。 押し出し条件:L/Dが40のリーストリッツ(Leistritz)34 mm 共回転イン ターメッシュ型2軸10領域押し出し機を通してサンプルNo.9およびC1をま ず押し出した。二つの容量供給機を用いて材料を約20 lb/時間で供給した。各供 給機の供給速度の比を、添加剤が規定された濃度で供給されるように調節した。 開始前に、押し出し機をパージ化合物、続いてポリプロピレンおよび次に各ポリ マーを主とする配合物12 lbでパージした。真空は用いなかった。各材料を、ス トランドダイを通して押し出し、冷水で急冷した。高速空気を用いて押し出し機 ストランドから水を吹き飛ばし、その後、キリオン(Killion)ペレタイザーに おいてペレット化した。 次に、二つの配合物のそれぞれを、L/Dが20で一般用スクリューを有するキ リオン(Killion) 1インチ単一スクリュー5-領域押し出し機でさらに4回押し 出した。各処理の間に、配合材料約1 lbを用いて機械をパージした。押し出され た材料を前述のように急冷し、ペレット化した。 表Aは5つの処理のそれぞれについての押し出し条件を報告する。 サンプル調製:押し出された材料から圧縮成型により厚さ1/8インチおよび直 径3.1インチのディスクを調製した。HDPE サンプルを175℃で以下のように調製 した:1分間ペレットを予熱、1000 lbsで2分間溶融、5000 lbsで3分間冷却。 試験:マクベスカラーアイ(Macbeth Color Eye)(登録商標)分光光度計モデ ル M2090 PLとIBMパーソナルコンピューターとを組み合わせて用いて前記調製し たディスクの色データを得た。反射データから、三刺激値を計算して黄−青(表 B中の「青」)および赤−緑(表B中の「緑」)の指標を得た。オーブンでのエ ージング条件は110℃で22時間であった。色データを表Bに示す。 表B中のデータは、実施例8からの固溶体が優れたハロゲン捕捉剤であり:サ ンプルNo.9の色が5回の押し出しでより一貫しており、サンプルC1より僅 かに色が白かったことを示している。 黄色指標:1回、3回および5回通した後の成形ディスクおよび1回通した後 のオーブンでエージングしたディスクについて黄色指標(ASTM D-1925)も測定 した。オーブンでのエージング条件は110℃で22時間であった。二つのディスク についての平均の結果を表Cに示す。各ディスクの各側面について2回の測定を 行った。結果は、HDPEにおいて、実施例8で調製した固溶体が、押し出し機を5 回通 した後に、同じ条件下に DHT −4Aを用いて得られるよりも少ない黄色ポリマ ー組成物をもたらしたことを示している。 実施例10および比較例2 1%添加パッケージおよび99%非安定化ポリプロピレン(PP)(テキサス州 ディアパーク在ソルベイ(Solvay)製のフォーティレン(Fortilene)PP 9600) を含むマスターバッチをドライブレンドにより調製した。添加剤は、第1の酸化 防止剤(チバガイギー製イルガノックス 1010 バッチ# 391204)1000 ppm、第 2の酸化防止剤(サンドスタブ(Sandostab P-EPQ)500 ppmおよび実施例8によ り調製された固溶体300 ppmとした。 まず、マスターバッチを、L/Dが40のW & P ZSK30共回転インターメッシュ 型2軸押し出し機を通して押し出した。押し出し物を、次に、L/Dが20のキリ オン(Killion) 1インチ単一スクリュー押し出し機でさらに4回押し出した。 以下の条件による195℃ での圧縮成形によりサンプルNO.10と表され、各々0.077 インチの厚さのディスクを調製した:2分間ペレットを予熱、5000 lbsで2分間溶 融および5,000 lbsで3分間冷却。 比較例2の調製のために、実施例8の固溶体の代わりに DHT −4Aを用いた 以外は実施例10の組成物の調製にならった。前述のようにマスターバッチを押 し出し、ディスクを調製してサンプルNo.C2を得た。 ASTM D-1925による黄色指標を、サンプルNo.10およびC2について表D に示すように求めた。結果は、サンプルNo.10の性能が優れていることを示 し ている。 実施例11:腐食試験 本発明のハロゲン捕捉剤の腐食抑制性能を以下の手順を用いて測定した。表F に示す最少限に安定化されたポリマーおよびハロゲン捕捉剤の配合物を磨いたス チール板(15 cm × 10 cm)間に置いた。合計350 gの秤量した三枚の板をサン プル試験板の上に置き、そのアセンブリーを250℃の循環エアオーブン内に置き 、そこで30分間加熱した。アセンブリーを、試験板の試験表面に触れないよう に注意深く取り出し、樹脂サンプルから剥がした。試験板を、25℃の湿度飽和チ ャンバー内に12時間放置した。試験板のどの部分も加湿チャンバー内で実際に水 に触れることはなかった。 ポリマーの腐食性を、表Eに示す外観により、無し、僅か、中、高、または非 常に高いと分類した。 表Fにおいて、「Ex.No.6」は前記実施例6において提供された手順に 従って調製された固溶体を示す。「Ex.No.8」および「Ex.No.3」 は対応する意味を有する。 表Fのデータは、試験したハロゲン捕捉剤の各々が試験した二つのポリマーの 腐食特性を低下させ得ることを示している。 当業者は、前記態様をその広い発明概念から離れることなく変化させ得るもの であることを了解されよう。従って、この発明は開示された特定の態様に限定さ れず、添付の請求の範囲により定義される本発明の精神および範囲内の修正を含 むものと解すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年1月27日 【補正内容】 請求の範囲 1. 式 Al2(Mg)a(OH)b(CO3)c(G)d・eH2O (式中、3≦a≦5.5;8≦b≦14;1.2≦c≦3;0≦d≦1;1≦e≦10、およびGは界 面活性剤を表す。) を有し、〈003〉方向の結晶子のサイズが約190Å〜約225Åであり、赤外線スペ クトルにより示されるように炭酸イオンに対して二座配位を有する固溶体。 2.GがC10〜C22飽和脂肪酸の金属塩である請求項1に記載の固溶体。 3.前記C10〜C22飽和脂肪酸の金属塩がステアリン酸ナトリウム、ステアリ ン酸亜鉛およびステアリン酸カルシウムからなる群より選択される請求項2に記 載の固溶体。 4.1415〜1480 cm-1の範囲に分離した吸収バンドを示す赤外線スペクトルを 有する請求項1に記載の固溶体。 5.タップ密度が約0.1 g/cc〜約0.3 g/ccである請求項1に記載の固溶体。 6.BET比表面積が約25 m2/g〜約40 m2/gである請求項1に記載の固溶体。 7. 4.1≦a≦5.3;10≦b≦12;1.3≦c≦3;0≦d≦0.5;3≦e≦9である請求項 1に記載の固溶体 8.請求項1の固溶体約0.01%〜約1%をオレフィンポリマーまたはコポリマ ーに混和することを包含する、ハロゲン含有オレフィンポリマーまたはコポリマ ーの腐食発生傾向および着色を抑制する方法。 9.(a)塩基性炭酸アルミニウムゲルおよび水酸化アルミニウムからなる群 より選択されるアルミニウム化合物と、塩基性水和炭酸マグネシウムおよび酸化 マグネシウムからなる群より選択されるマグネシウム化合物とを、アルミニウム に対するマグネシウムのモル比約1.5〜2.75で含む水性スラリーを、約70℃〜約9 5℃の温度で、実質的に全ての遊離および緩く結合した二酸化炭素を水性スラリ ーから除去するのに充分な反応時間X加熱して第1のスラリーを提供する工程、 (b)前記第1のスラリーに少なくとも一つの界面活性剤を添加して第2のス ラリーを提供する工程、 (c)前記第2のスラリーを少量採取し、そこから水を除去して約0.5〜約0.6 gの乾燥固溶体を粉末状で提供し、乾燥固溶体を約100 mLの脱イオン水と併せて 懸濁液を提供し、懸濁液を激しく約5分間攪拌し、攪拌完了後に懸濁液が認識で きる沈殿を示さないことが懸濁試験をパスしたことを示す懸濁試験をパスするの に充分な時間、前記第2のスラリーを約125℃〜約140℃の温度に加熱する工程 を包含する方法であって;塩基性炭酸アルミニウムゲルおよび塩基性水和炭酸マ グネシウムの少なくとも1つからの炭酸イオンが存在し、かつ固溶体中に炭酸イ オンに対するモル比が2:3〜2:1.2のアルミニウムを生じさせるに十分の二酸化 炭素ガス流を第2のスラリーに通じる方法により形成される固溶体。 10.1415〜1480 cm-1の範囲に分離した吸収バンドを示す赤外線スペクトル を有する請求項9に記載の固溶体。 11.〈003〉方向の結晶子のサイズが約190Å〜約225Åである請求項9に記 載の固溶体。 12.BET比表面積が約25 m2/g〜約40 m2/gである請求項9に記載の固溶体。 13.マグネシウム化合物が酸化マグネシウムであり、アルミニウム化合物が 酸化アルミニウムであり、第2のスラリーに二酸化炭素ガスの流れを固溶体の製 造に充分な速度で通す請求項9に記載の固溶体。 14.前記界面活性剤がC10〜C22飽和脂肪酸の金属塩である請求項9に記載 の固溶体。 15.前記界面活性剤がステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸亜鉛およびス テアリン酸カルシウムからなる群より選択される請求項14に記載の固溶体。 16.塩基性炭酸アルミニウムゲルのAl2O3含量が約2重量%〜約20重量%で ある請求項9に記載の固溶体。 17.炭酸マグネシウムのMgO含量が約40重量%〜約43.5重量%である請求項 9に記載の固溶体。 18.前記水性スラリーを少なくとも約1時間加熱する請求項9に記載の固溶 体。 19.前記水性スラリーを約85℃〜約90℃の温度で約1.5〜約2時間加熱する請 求項18に記載の固溶体。 20.前記第2のスラリーを約130℃〜約135℃の温度で約1.5〜約2時間加熱 する請求項9に記載の固溶体。 21.前記第2のスラリーから水を除去して乾燥固溶体を提供する工程、次に 前記乾燥固溶体を微小化して、粒子の少なくとも99%が直径44ミクロン未満であ り、粒子の少なくとも95%が直径10ミクロン未満である粒径分布を有する粒子を 提供する工程をさらに包含する請求項9に記載の固溶体。 22.乾燥固溶体の平均粒径が約4ミクロン〜約5ミクロンである請求項21 に記載の固溶体。 23.タップ密度が約0.1 g/cc〜約0.3 g/ccである請求項21に記載の固溶体 。 24.(a)塩基性炭酸アルミニウムゲルおよび水酸化アルミニウムからなる 群より選択されるアルミニウム化合物と、塩基性水和炭酸マグネシウムおよび酸 化マグネシウムからなる群より選択されるマグネシウム化合物とを、アルミニウ ムに対するマグネシウムのモル比約1.5〜2.75で含む水性スラリーを、約70℃〜 約95℃の温度で、実質的に全ての遊離および緩く結合した二酸化炭素を水性スラ リーから除去するのに充分な反応時間X加熱して第1のスラリーを提供する工程 、 (b)前記第1のスラリーを約125℃〜約140℃の温度に約1〜約4時間加熱す る工程 を包含する方法であって;塩基性炭酸アルミニウムゲルおよび塩基性水和炭酸マ グネシウムの少なくとも1つからの炭酸イオンが存在し、かつ固溶体中に炭酸イ オンに対するモル比が2:3〜2:1.2のアルミニウムを生じさせるに十分の二酸化 炭素ガス流を第2のスラリーに通じる方法により形成される固溶体。 25.1415〜1480 cm-1の範囲に分離した吸収バンドを示す赤外線スペクトル を有する請求項24に記載の固溶体。 26.〈003〉方向の結晶子のサイズが約190Å〜約225Åである請求項24に 記載の固溶体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, TJ,TM,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式 Al2(Mg)a(OH)b(CO3)c(G)d・eH2O (式中、3≦a≦5.5;8≦b≦14;1.2≦c≦3;0≦d≦1;1≦e≦10、およびGは界 面活性剤を表す。) を有し、〈003〉方向の結晶子のサイズが約190Å〜約225Åであり、赤外線スペ クトルにより示されるように炭酸イオンに対して二座配位を有する固溶体。 2.GがC10〜C22飽和脂肪酸の金属塩である請求項1に記載の固溶体。 3.前記C10〜C22飽和脂肪酸の金属塩がステアリン酸ナトリウム、ステアリ ン酸亜鉛およびステアリン酸カルシウムからなる群より選択される請求項2に記 載の固溶体。 4.1415〜1480 cm-1の範囲に分離した吸収バンドを示す赤外線スペクトルを 有する請求項1に記載の固溶体。 5.タップ密度が約0.1 g/cc〜約0.3 g/ccである請求項1に記載の固溶体。 6.BET比表面積が約25 m2/g〜約40 m2/gである請求項1に記載の固溶体。 7. 4.1≦a≦5.3;10≦b≦12;1.3≦c≦3;0≦d≦0.5;3≦e≦9である請求項 1に記載の固溶体 8.請求項1の固溶体約0.01%〜約1%をオレフィンポリマーまたはコポリマ ーに混和することを包含する、ハロゲン含有オレフィンポリマーまたはコポリマ ーの腐食発生傾向および着色を抑制する方法。 9.(a)塩基性炭酸アルミニウムゲルおよび水酸化アルミニウムからなる群 より選択されるアルミニウム化合物と、塩基性水和炭酸マグネシウムおよび酸化 マグネシウムからなる群より選択されるマグネシウム化合物とを、アルミニウム に対するマグネシウムのモル比約1.5〜2.75で含む水性スラリーを、約70℃〜約9 5℃の温度で、実質的に全ての遊離および緩く結合した二酸化炭素を水性スラリ ーから除去するのに充分な反応時間X加熱して第1のスラリーを提供する工程、 (b)前記第1のスラリーに少なくとも一つの界面活性剤を添加して第2のス ラリーを提供する工程、 (c)前記第2のスラリーを少量採取し、そこから水を除去して約0.5〜約0.6 gの乾燥固溶体を粉末状で提供し、乾燥固溶体を約100 mLの脱イオン水と併せて 懸濁液を提供し、懸濁液を激しく約5分間攪拌し、攪拌完了後に懸濁液が認識で きる沈殿を示さないことが懸濁試験をパスしたことを示す懸濁試験をパスするの に充分な時間、前記第2のスラリーを約125℃〜約140℃の温度に加熱する工程 を包含する方法により形成される固溶体。 10.1415〜1480 cm-1の範囲に分離した吸収バンドを示す赤外線スペクトル を有する請求項9に記載の固溶体。 11.〈003〉方向の結晶子のサイズが約190Å〜約225Åである請求項9に記 載の固溶体。 12.BET比表面積が約25 m2/g〜約40 m2/gである請求項9に記載の固溶体。 13.マグネシウム化合物が酸化マグネシウムであり、アルミニウム化合物が 酸化アルミニウムであり、第2のスラリーに二酸化炭素ガスの流れを固溶体の製 造に充分な速度で通す請求項9に記載の固溶体。 14.前記界面活性剤がC10〜C22飽和脂肪酸の金属塩である請求項9に記載 の固溶体。 15.前記界面活性剤がステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸亜鉛およびス テアリン酸カルシウムからなる群より選択される請求項14に記載の固溶体。 16.塩基性炭酸アルミニウムゲルのAl2O3含量が約2重量%〜約20重量%で ある請求項9に記載の固溶体。 17.炭酸マグネシウムのMgO含量が約40重量%〜約43.5重量%である請求項 9に記載の固溶体。 18.前記水性スラリーを少なくとも約1時間加熱する請求項9に記載の固溶 体。 19.前記水性スラリーを約85℃〜約90℃の温度で約1.5〜約2時間加熱する請 求項18に記載の固溶体。 20.前記第2のスラリーを約130℃〜約135℃の温度で約1.5〜約2時間加熱 する請求項9に記載の固溶体。 21.前記第2のスラリーから水を除去して乾燥固溶体を提供する工程、次に 前記乾燥固溶体を微小化して、粒子の少なくとも99%が直径44ミクロン未満であ り、粒子の少なくとも95%が直径10ミクロン未満である粒径分布を有する粒子を 提供する工程をさらに包含する請求項9に記載の固溶体。 22.乾燥固溶体の平均粒径が約4ミクロン〜約5ミクロンである請求項21 に記載の固溶体。 23.タップ密度が約0.1 g/cc〜約0.3 g/ccである請求項21に記載の固溶体 。 24.(a)塩基性炭酸アルミニウムゲルおよび水酸化アルミニウムからなる 群より選択されるアルミニウム化合物と、塩基性水和炭酸マグネシウムおよび酸 化マグネシウムからなる群より選択されるマグネシウム化合物とを、アルミニウ ムに対するマグネシウムのモル比約1.5〜2.75で含む水性スラリーを、約70℃〜 約95℃の温度で、実質的に全ての遊離および緩く結合した二酸化炭素を水性スラ リーから除去するのに充分な反応時間X加熱して第1のスラリーを提供する工程 、 (b)前記第1のスラリーを約125℃〜約140℃の温度に約1〜約4時間加熱す る工程 を包含する方法により形成される固溶体。 25.1,415〜1,480 cm-1の範囲に分離した吸収バンドを示す赤外線スペクト ルを有する請求項24に記載の固溶体。 26.〈003〉方向の結晶子のサイズが約190Å〜約225Åである請求項24に 記載の固溶体。
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