JPH1150311A - 暖房衣類 - Google Patents

暖房衣類

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JPH1150311A
JPH1150311A JP9205816A JP20581697A JPH1150311A JP H1150311 A JPH1150311 A JP H1150311A JP 9205816 A JP9205816 A JP 9205816A JP 20581697 A JP20581697 A JP 20581697A JP H1150311 A JPH1150311 A JP H1150311A
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JP
Japan
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heat source
exhaust
garment
intake
combustion
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Application number
JP9205816A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Nakamoto
充慶 中本
Yoko Doko
陽子 道幸
Takaaki Kusaka
貴晶 日下
Masanori Fujimoto
昌則 藤本
Hisahiro Noda
尚浩 野田
Shunsaku Oji
駿作 蔭地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Descente Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Descente Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類に燃焼式の熱源部を装着しながら不完全
燃焼を防止し、また吸排気口が塞がれる恐れをなくし、
結露の発生やごみの侵入を防止する。 【解決手段】 燃焼熱を熱源とする熱源部5と、熱源部
5に供給する燃料を蓄えた燃料タンク部6と、熱源部5
の燃焼を制御する制御部7と、熱源部5に外気を取り入
れる吸気口33と、熱源部5からの排気を放出する排気
口34とを備える暖房装置4を装着した衣類1におい
て、吸気口33と排気口34の何れか一方又は両方を衣
類1の外面に開口させて吸気と排気がショートカットす
るのを防止し、また衣類1の外面で開口する吸気口33
や排気口34を衣類の脇部の背面側近傍に配置してそれ
らが塞がれる恐れを無くし、また排気口34を熱源部5
より上方に配置して結露水を熱源部5に戻し、吸気口3
3にフィルタを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力・ガスの供給
が困難な高地・洋上・寒冷地で利用できる暖房衣類に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の暖房衣類として、古くは実開昭4
8−60708号公報に開示されているように、表生地
と裏生地の間に白金触媒燃焼カイロを収容可能な袋部を
設けたものが知られている。しかし、このような暖房衣
類では、カイロを配置した局部を暖めるだけで、衣服内
の広い範囲を暖房することができないという問題があっ
た。
【0003】そこで、特開昭61−266604号公報
に開示されたものが提案されている。図7を参照して説
明すると、衣類の一部に発熱体や冷熱体を収納する熱源
収納部71を断熱材や反射材で覆って熱の放出を少なく
した状態で設けるとともに、この熱源収納部71と熱伝
導材等にて熱交換的に接合させた熱交換部72を設け、
この熱交換部72と所望箇所に配設した熱放出部74と
を、空気などの熱媒を流通させて熱を伝導するビニール
パイプ等からなる熱伝導部73にて接続している。
【0004】また、特開平4−347450号公報に
は、ガス燃料を触媒燃焼させ、その熱で水等の液体を加
熱し、適温となった液体を熱ポンプによって衣服中に循
環させて全体を暖めるようにしたものが開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭61−266604号公報に開示されたものでは、
熱交換部72で熱交換された暖気を細いビニールパイプ
等の熱伝導部73を通して流動させて熱放出部74で熱
交換するようにしているので、熱伝達効率が悪く、熱放
出部74を配置した所望箇所が充分に暖まり難いという
問題があり、そのため熱源収納部71に燃焼式の熱源部
を配設する等、発生熱量を大きくしないと充分な暖房効
果が得られないという問題がある。
【0006】また、特開平4−347450号公報に開
示されたものでは、携帯式の装置本体からチューブを通
して衣服内に水等の熱媒体を循環させるようにしている
ので、衣服が重たくかつ柔軟性が少ないという問題があ
り、また装置本体を衣服に内蔵させることは困難で使い
勝手が悪いという問題がある。
【0007】そこで、燃焼式の熱源部の軽量・小型化を
図って衣服に装着することが考えられたが、その場合燃
焼に必要な空気を吸排気しなければならない。衣服内で
吸排気を行った場合、吸気と排気の間で短絡が生じて充
分な空気量が吸気されなかった時など不完全燃焼が生じ
る恐れがあり、また燃料ガスがそのまま放出されて人体
に吸引される恐れがある。
【0008】また、衣服外で吸排気を行った場合、排気
温度と外気温との飽和水蒸気量の差から結露を生じ、衣
類の外面に流出した結露水が氷結して衣類の繊維を損傷
する恐れがあり、また吸排気口が腕等で塞がれる恐れが
あり、また吸気口から綿埃、粉塵などのゴミが入り込
み、燃焼部で燃焼したり、吸気口を詰まらせて不完全燃
焼を起こす恐れがあるなどの問題がある。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、衣服
に燃焼式の熱源部を装着しながら不完全燃焼を防止で
き、また吸排気口が塞がれる恐れがなく、結露の発生や
ごみの侵入を防止できる暖房衣類を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の暖房衣類は、燃
焼熱を熱源とする熱源部と、熱源部に供給する燃料を蓄
えた燃料タンクと、熱源部の燃焼を制御する制御部と、
熱源部に外気を取り入れる吸気口と、熱源部からの排気
を放出する排気口とを備え、吸気口と排気口の少なくも
何れか一方を衣類外面に開口させたものであり、吸気口
と排気口の一方又は両方を衣服外面に開口させているの
で、排気と吸気の間で短絡を生じずに確実に吸排気が行
われ、燃焼に必要な空気量を確保できて不完全燃焼を生
ずる恐れを無くすことができ、安全にかつ確実に衣服内
を暖房することができる。
【0011】また、熱源部と吸気口を連通する吸気管
と、熱源部と排気口を連通する排気管を備えると、熱源
部の配設位置と切り離して吸排気に都合のよい位置に吸
気口や排気口を配設することができ、吸排気を確実に行
うことができる。
【0012】また、排気口を熱源部より上方に配置する
と、排気中に含まれる水蒸気が排気口で結露して周囲を
濡らしたり、冷たい外気に触れて結氷し、衣類の繊維を
損傷する恐れを無くすことができる。
【0013】また、衣類外面に開口する吸気口又は排気
口又はその両者を衣類の脇部の背面側部位の近傍に配設
すると、その衣類を着た人がどのような動作をした場合
にも、吸気口や排気口が塞がれる恐れがなく、安全な燃
焼を確保できる。
【0014】また、吸気口にフィルタを配設すると、吸
気口から供給される空気中に綿埃、粉塵等が燃焼部に侵
入するのを防止でき、これらによる不完全燃焼を防止す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の暖房衣類の一実施
形態について、図1〜図5を参照して説明する。
【0016】図1において、1は衣類で、その表地2と
裏地3の間に暖房装置4が装着されている。暖房装置4
は、図1、図2に示すように、触媒燃焼方式の熱源部5
と、熱源部5に供給する燃料を蓄えた燃料タンク部6
と、制御電源としての乾電池と制御回路を有して熱源部
5の燃焼を制御する制御部7と、熱源部5に対して吸排
気を行うための吸排気部8と、熱源部5と燃料タンク部
6と制御部7を装着した装着帯9とを備えている。そし
て、図3に示すように、衣類1の裏地3の下部に横方向
に幅広く切り目を形成してファスナー3aにて開閉でき
るように構成されており、この切り目から暖房装置4を
表地2と裏地3の間の空間に挿入配置し、装着帯9の適
所を面ファスナー10にて表地2の裏面に接合し、吸排
気部8を裏地3の裏面(表地2側の面)に設けた面ファ
スナー11にて保持することによって、暖房装置4が衣
類1に装着されている。なお、面ファスナー10、11
に代えて、その他の適当な着脱自在な着脱手段や取付手
段を用いてもよいことは言うまでもない。また、図2に
示すように、燃料タンク部6や制御部7を装着帯9には
装着せず、衣類1に適宜設けた収納ポケット(図示せ
ず)に個別に収納するようにしてもよい。
【0017】熱源部5は、図4に示すように、本体ハウ
ジング12内に、燃焼筒部13と、その下部に接続され
たエゼクタ14と、エゼクタ14に向けて同芯状に燃料
を噴出するノズル15と、エゼクタ14の下部空間の一
側部に一端が開口し他端が本体ハウジング12の外面に
開口する吸気通路16と、燃焼筒部13の上端に一端が
接続され他端が本体ハウジング12の外面に開口する排
気通路17とを備えている。燃焼筒部13内には、燃焼
用の触媒18と、点火手段19が配設されている。ま
た、触媒18の温度を検出するサーミスタなどの温度検
出手段20が配設されている。
【0018】本体ハウジング12の下端と上端には、こ
の本体ハウジング12内に衣類1内の下部の空気を導入
して加温し衣類1内の上部に向けて流出させるための流
入開口21と流出開口22が形成され、燃焼筒部13の
外面には本体ハウジング12内を上方に向けて流れる空
気との熱交換効率を高め、また後述の熱伝導帯41との
熱伝達効率を高めるためにフィン23が突設されてい
る。
【0019】ノズル15は、図1、図2に示すように、
燃料タンク部6に燃料供給管24にて接続されている。
また、吸気通路16及び排気通路17の本体ハウジング
12外面の開口は、吸気管25と排気管26にて吸排気
部8に接続されている。また、点火手段19及び温度検
出手段20は制御信号線27にて制御部7に接続されて
いる。
【0020】触媒18としては、種々の燃焼触媒を用い
ることができるが、鉄・クロム・アルミ系の合金の薄板
をコルゲート状に形成した金属基材を高温下で空気中で
放置することにより、この金属基材表面にアルミを析出
させ、それにγアルミナを塗布して高温で焼くことによ
り、表面積の大きな触媒担体を構成し、これを白金を溶
かした溶液に浸して高温で焼くことにより、白金触媒を
析出させたものが好適である。
【0021】燃料タンク部6は、図5に示すように、燃
料ケース28内に、プロパンガスやブタンガスやそれら
の混合ガスを充填したガスボンベ29がセットされ、制
御弁30を介して燃料供給管24に所要量のガスを送給
するように構成されている。
【0022】また、この燃料タンク部6に操作スイッチ
31が設けられ、オン・オフ操作及びガスボンベ29の
交換など、必要な操作のすべてをこの燃料タンク部6で
行うように構成されている。操作スイッチ31及び制御
弁30は燃料供給管24に並設された制御信号線(図示
せず)及び制御信号線27を介して制御部7に接続され
ている。
【0023】吸排気部8は、図3に示すように、衣類1
の外面側の一側面に多数の吸気口33及び排気口34を
形成した略直方体ボックス状の吸排気ボックス32から
成り、その一側面を衣類1の表地2に形成された開口部
35に臨ませて保持手段11にて保持されている。開口
部35はメッシュ地35aが縫い付けられて通気可能に
覆われている。吸排気ボックス32の内部には外気とと
もに吸気管25内に流入する綿埃や粉塵を除去するフィ
ルタ40が配設されている。
【0024】装着帯9はフェルト布などの断熱性と可撓
性を持つ繊維材料にて構成され、その内面(衣類内側
面)には図2に示すように熱源部5から熱を受けてその
全面に伝達する熱伝導帯41が設けられている。この熱
伝導帯41としては、熱拡散性の良いアルミメッキした
ガラス繊維の織物、可撓製の合成樹脂バインターに金属
粒子を分散させて構成した金属粒子層を周囲に形成した
天然繊維や合成繊維の糸から成る織物、銅などの金属繊
維とポリエステルなどの非金属繊維を織り合わせた織
物、炭素繊維製の織物等を好適に用いることができる
が、高分子フィルムをグラファイト化したグラファイト
シートを用いると、面方向の熱伝導度が極めて高く、面
に垂直方向には熱伝導度が低いために、熱源部5の熱が
熱伝導帯41の全面に均一に広がり、熱源部5をその全
面に配設したのと同様の効果をもって暖房することがで
き、しかも柔軟性があると共に比重が水と同等で非常に
軽量であることから衣類に好適に適用できるため、最適
である。
【0025】以上の構成において、操作スイッチ31を
オンすると、制御弁30が開いて燃料供給管24を通し
てノズル15からガスが噴出し、エゼクタ14にて吸排
気部8の吸気口33から吸気管25、吸気通路16を通
して空気が吸引されて混合気が燃焼筒部13に供給され
る。この状態で点火手段19が動作することにより混合
ガスが炎燃焼を開始し、瞬時に触媒18を触媒燃焼可能
な温度に昇温させる。
【0026】こうして、燃焼筒部13内で触媒燃焼が行
われ、その排気ガスは排気通路17、排気管26を通し
て吸排気部8から衣類1外に放出される。その後、制御
部7が温度検出手段20からの検出信号に応じて制御弁
30の開度を制御してガス供給量を制御し、触媒18が
適宜設定された所定温度に維持されるように燃焼制御が
行われる。
【0027】こうして、触媒燃焼によって発生した熱は
燃焼筒部13からフィン23に伝熱され、本体ハウジン
グ12内を通って衣類1の表地2と裏地3との間の空間
を流れる空気を暖めるとともに、本体ハウジング12を
介して熱伝導帯41に伝達され、この熱伝導帯41の全
面に効率よく伝達される。また、この熱伝導帯41の外
側は断熱性の高い装着帯9が配置されており、外側に逃
げる熱量は少ない。かくして、この暖房装置4を装着し
た衣類1を着た人は、その腰の回り全体が熱伝導帯41
の全面に伝達された熱にて暖められるとともに、熱源部
5の本体ハウジング12内を通って衣類1の表地2と裏
地3の間の空間を上方に向けて流れる温かい空気の流れ
によって背中の全体が暖められる。さらに、背中を上昇
した暖気は、衣類1の表地2と裏地3の間の周囲の空間
を流下し、各部分を暖めて熱源部5の下部に還流するこ
とによって衣類1の全体を循環し、衣類1の全体が温か
くなる。
【0028】ところで、吸排気部8を設けずに、熱源部
5での燃焼に伴う吸排気を衣類1内で行った場合には、
燃焼時に吸気と排気の間で短絡が生じて充分な吸気が行
えずに不完全燃焼を生じることがあり、さらに供給酸素
量が少なくなった場合には燃焼ができなくなることもあ
り、燃料ガス濃度の高い排気や生の燃料ガスが衣類1内
に放出されることになる。そのため、衣類1内に燃焼に
よる熱源部5を配置した場合、完全燃焼を確保するため
に衣類1内で吸気と排気の間で短絡が生じないようにす
る必要がある。本実施形態では、吸気口33と排気口3
4の両方を形成した吸排気部8を衣類1外面の開口部3
5に配置しているので、外気との間で吸排気が行われ、
円滑に吸排気が行われて安定した燃焼が確保される。
【0029】また、燃焼によって生じた排気には多くの
水分が含まれており、その排気が排気管26を通過する
間に温度が低下して行き、飽和水蒸気量以上の水分は排
気管26に結露するようになる。衣類1の開口部35が
熱源部5よりも下方にあった場合は、この結露によって
生じた水分が排気管26を通り、吸排気部8から衣類1
の外側に放出される。ここで、外気が氷点下の場合、衣
類1外に放出された水分が衣類1の外面に氷結し、衣類
1の繊維を損傷してしまうことになる。これに対して本
実施形態では、吸排気部8を熱源部5より上方に配置し
ているので、結露した水分は熱源部5に戻って蒸発さ
れ、そのような問題を解消できる。
【0030】また、衣類1の開口部35が腕などによっ
て塞がれた場合は、燃焼に必要な空気を外部から吸引で
きなくなり、燃焼に必要な酸素量が不足し、燃焼が停止
してしまうが、本実施形態では衣類1を着用している人
がどのような動作を行った時でも、脇部の背面側部位は
決して塞がれることがないことを見いだし、その部位に
開口部35を配置しているので、不測に吸気不足で燃焼
が停止してしまうのを防止することができる。なお、衣
類1の胸部又は側部に開口部35を配置してよい。その
場合、塞がれることが比較的少なくかつ塞がれたときに
着用している人が目視で確認し易いため、開口部35を
容易に開放することができる。
【0031】また、吸気中に衣類1の綿埃、粉塵等が混
入した場合、吸気管25などに詰まって吸気を阻害する
恐れがあり、また熱源部5の燃焼筒部13まで侵入した
場合は発火・燃焼してその燃えかすが燃焼筒部13に付
着してその耐久性を低下させてしまうが、本実施形態で
は吸気口33にフィルタ40を設けているので、綿埃、
粉塵等の混入を防止して安定した燃焼を長期にわたって
確保することができる。
【0032】なお、以上の実施形態では、吸気口33と
排気口34を有する吸排気ボックス32を衣類1の脇部
の背面側部位の近傍に配設し、吸気管25と排気管26
を介して熱源部5に接続した例を示したが、必ずしも吸
気口33と排気口34を吸気管25と排気管26を介し
て熱源部5に接続する必要はなく、例えば衣類1の背中
の中央部分が塞がれる恐れのない状態で使用されること
がはっきりしている場合には、図6に示すように、熱源
部5の外面側に直接吸気口43と排気口44を開口し、
衣類1の背中側の表地2に吸気口43と排気口44に対
向してそれぞれメッシュ地で通気可能に覆われた開口部
45、46を形成してもよい。
【0033】また、上記実施形態では、吸気口33、4
3及び排気口34、44を共に衣類1の外面で開口させ
た例を示したが、何れか一方のみ、好ましくは排気口3
4、44のみを衣類1の外面で開口させ、他方は衣類1
の表地2と裏地3の間の空間又は裏地3の内側で開口さ
せてもよく、その場合吸気抵抗が多少大きくなる可能性
はあっても吸気と排気の間で短絡が生じる恐れはなく、
不完全燃焼を生じる恐れは少ない。
【0034】さらに、上記実施形態では、暖房装置4を
衣類1の表地2と裏地3の間の空間に収納配置した例を
示したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、裏
地3の内側に暖房装置4の全体又は一部を配設してもよ
い。
【0035】
【発明の効果】本発明の暖房衣類によれば、以上の説明
から明らかなように燃焼熱を熱源とする熱源部を備えた
暖房衣類において、熱源部に対して吸排気する吸気口と
排気口の一方又は両方を衣服外面に開口させているの
で、排気と吸気の間で短絡を生じる恐れがなく、燃焼に
必要な空気量を確保できて不完全燃焼を生ずる恐れを無
くすことができ、安全にかつ確実に衣服内を暖房するこ
とができ、かつ吸気口と排気口の少なくとも一方、好適
には排気口、さらには両方を衣服の外面に開口させるこ
とにより、吸排気を充分にかつ人体に安全に行うことが
できる。
【0036】また、熱源部と供給口を連通する吸気管
と、熱源部と排気口を連通する排気管を備えると、熱源
部の配設位置と切り離して吸排気に最も適した位置に吸
気口や排気口を配設することができ、吸排気を確実に行
うことができる。
【0037】また、排気口を熱源部より上方に配置する
と、排気中に含まれる水蒸気が排気口で結露して濡らし
たり、冷たい外気に触れて結氷し、衣類の繊維を損傷す
る恐れを無くすことができる。
【0038】また、吸気口と排気口を衣類の脇部の背面
側部位の近傍に配設すると、その衣類を着た人がどのよ
うな動作をした場合にも、吸気口や排気口が塞がれる恐
れがなく、安全な燃焼を確保することができる。
【0039】また、供給口にフィルタを配設すると、吸
気口から供給される空気中に綿埃、粉塵等が燃焼部に侵
入するのを防止でき、これらによる不完全燃焼を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の暖房衣類の一実施形態の斜視図であ
る。
【図2】同実施形態における暖房装置の構成図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】同実施形態の熱源部の縦断正面図である。
【図5】同実施形態の燃料タンク部を一部破断して示し
た斜視図である。
【図6】本発明の暖房衣類の他の実施形態の背面側から
見た斜視図である。
【図7】従来例の暖房衣類の概略構成図である。
【符号の説明】
1 衣類 4 暖房装置 5 熱源部 6 燃料タンク部 7 制御部 25 吸気管 26 排気管 33 吸気口 34 排気口 40 フィルタ 43 吸気口 44 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道幸 陽子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 日下 貴晶 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤本 昌則 大阪市天王寺区堂ヶ芝1丁目11番3号 株 式会社デサント内 (72)発明者 野田 尚浩 大阪市天王寺区堂ヶ芝1丁目11番3号 株 式会社デサント内 (72)発明者 蔭地 駿作 大阪市天王寺区堂ヶ芝1丁目11番3号 株 式会社デサント内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼熱を熱源とする熱源部と、熱源部に
    供給する燃料を蓄えた燃料タンク部と、熱源部の燃焼を
    制御する制御部と、熱源部に外気を取り入れる吸気口
    と、熱源部からの排気を放出する排気口とを備え、吸気
    口と排気口の少なくも何れか一方を衣類外面に開口させ
    たことを特徴とする暖房衣類。
  2. 【請求項2】 熱源部と吸気口を連通する吸気管と、熱
    源部と排気口を連通する排気管を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の暖房衣類。
  3. 【請求項3】 排気口は、熱源部より上方に配置したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の暖房衣類。
  4. 【請求項4】 衣類外面に開口する吸気口又は排気口又
    はその両者を衣類の脇部の背面側部位の近傍に配設した
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の暖房衣
    類。
  5. 【請求項5】 吸気口にフィルタを配設したことを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載の暖房衣類。
JP9205816A 1997-07-31 1997-07-31 暖房衣類 Pending JPH1150311A (ja)

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