JPH11503189A - 浸漬剤組成物 - Google Patents
浸漬剤組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
ソルビタンエステルを、多量のビルダーおよび汚れ懸濁系と組み合わせて含むソーキング組成物を開示する。この組成物を水で希釈して、ソーキング液を形成する。本発明は、スリットおよび粘土付着物の除去に特に有効である。
Description
【発明の詳細な説明】
浸漬剤組成物
技術分野
本発明は、ソーキング条件、すなわち典型的な洗浄操作の前の第一段階として
、または単一段階として、水と洗剤成分とを含んでなるソーキング液に布帛を浸
漬させて置く条件での布帛(布地)のクリーニングに関する。
背景
布帛のソーキング操作は、当該技術分野において報告されている。このような
ソーキング操作では、布帛をソーキング液と数時間から一晩までの範囲の長時間
接触させて置く。この洗濯工程は、布帛とソーキング液の重要な活性成分との接
触時間が最大になるという利点を有する。この方法は、機械撹拌の必要を伴う代
表的な洗濯操作の必要が少なくなりまたはなくなり、または次の代表的な洗濯操
作の効率が向上するという利点も有する。
このようなソーキング操作は、粒状の土、泥、シルトおよび粘土のような頑固
な野外での汚れを除去するのに極めて効率的なものである。このような汚れは、
布帛から除去することが極めて困難である。実際に、典型的には粒度が0.00
2〜0.050mmの範囲のシルトや典型的には0.002mm以下の粘土のよ
うな微細な汚れの粒子は、布帛の繊維の中に入り込み、繊維の表面にしっかりと
付着することができる。この問題は、シルトや粘土付着物(pick-up)にさらされ
ているソックスでは特に深刻である。
従って、本発明の目的は、ソーキング操作において、汚れ、特にシルトや粘土
の布帛からの除去を改良することである。
この目的は、ソーキング洗剤組成物であって、以下に定義されるポリアスパル
テートを高濃度のビルダーおよび汚れ懸濁系と組み合わせて含む組成物を含んで
なる水性ソーキング液に布帛を浸漬することによって適えることができる。本発
明は、ソーキング洗剤並びにこのソーキング洗剤で形成したソーキング液に布帛
を浸漬する方法を包含する。
発明の概要
1つの態様では、本発明は、
式C6H9O2(C2H4O)xR1R2R3(式中、xは0〜40の整数であり、R1
、R2は独立してOHであるか、または(CnHn+1)COOであり、R3は(Cn
Hn+1)COO基であり、nは11〜17の整数である)を有するソルビタンエ
ステル、および
クエン酸またはクエン酸塩、ケイ酸塩、ゼオライト、ポリカルボキシレート、
リン酸塩から選択される化合物を含んでなるビルダーおよび汚れ懸濁系、および
それらの混合物5重量%〜50重量%
を含んでなる組成物を包含する。
もう一つの態様では、本発明は、布帛のソーキング法であって、前記の布帛を
水および有効量の前記組成物を含んでなるソーキング液に浸漬することを特徴と
する方法を包含する。
発明の詳細な説明
本発明は、布帛をソーキングする組成物および方法を包含する。この組成物
(以後、ソーキング組成物と表わす)は、ソーキング工程に用いられる。A−組成物
第一の態様では、本発明は、ソルビタンエステルと、高濃度のビルダーおよび
汚れ懸濁系とを含んでなる組成物を包含する。ポリアスパルテート
従って、第一の本質的成分は、式C6H9O2(C2H4O)xR1R2R3(式中、
xは0〜40の整数であり、R1、R2は独立してOHであるか、または(CnHn +1
)COOであり、R3は(CnHn+1)COO基であり、nは11〜17の整数
である)を有するソルビタンエステルである。
本発明の好ましい組成物では、xは0または20であり、本発明の最も好まし
い組成物はポリエトキシル化(20)ソルビタントリステアレート、すなわちC6
H9O2(C2H4O)20(C17H35COO)3、またはポリエトキシル化(20)
ソルビタンモノステアレート、すなわちC6H9O2(C2H4O)20(C17H35C
OO)、またはソルビタンモノステアレート、すなわちC6H9O2(OH)2(C17
H35COO)、またはソルビタンモノパルミテート、すなわちC6H9O2(O
H)2(C15H31COO)、またはそれらの混合物を含んでなる。
これら全ての材料は、Lonza 製のGlycosperse TS 20 (ポリエトキシル化ソル
ビタントリステアレート)、Lonza 製のGlycosperse S 20(ポリエトキシル化ソ
ルビタンモノステアレート)、Fina製のRadiasurf 7145(ソルビタンモノステア
レート)、Fina製のRadiasurf 7135(ソルビタンモノパルミテート)、Akzo製の
Armotan MP(ソルビタンモノパルミテート)などの数種類の商品名で市販されて
いる。
エトキシル化ソルビタンエステルをエトキシル化されていないソルビタンエス
テルと組み合わせると、いずれかの種類の単独の場合よりも良好な性能を示すこ
とも見いだした。
本発明のソーキング組成物では、前記のソルビタンエステルは0.01%〜1
0%であり、好ましくは0.01%〜5%、最も好ましくは0.5%〜5%であ
るべきである。ビルダーおよび汚れ懸濁系
本発明の第二の本質的成分は、クエン酸またはクエン酸塩、ケイ酸塩、ゼオラ
イト、ポリカルボキシレート、リン酸塩から選択される化合物を含んでなるビル
ダーおよび汚れ懸濁系、およびそれらの混合物である。この系は、組成物総量の
5重量%〜50重量%、好ましくは10〜40%、最も好ましくは15%〜30
%の高総量で含まれることも重要である。
クエン酸は、その酸型でまたはその塩(モノ−、ジ−、トリ−塩)で、および
その無水および水和型の総て、またはそれらの混合物で用いることができる。
本発明で用いられる好適なケイ酸塩としては、ケイ酸のアルカリ金属塩、また
はそれらの混合物が挙げられる。本発明で用いられるケイ酸塩の好ましいアルカ
リ金属塩は、ケイ酸ナトリウムである。本願明細書の発明の背景の部で述べた性
能上の利点の他に、ソーキング組成物を溶解したときにソーキング液に生成する
利用可能な酸素の分解は、このソーキング液にケイ酸ナトリウムが少なくとも4
0ppm含まれることによって減少することを見出した。
ケイ酸塩の前記アルカリ金属塩の結晶型並びに非晶質型、またはそれらの混合
物などのケイ酸塩のあらゆる型のアルカリ金属塩を本発明で用いることができる
。
用いられるケイ酸ナトリウムの好適な結晶型は、粒状式
NaMSixO2x+1・yH2O
(式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、yは0
〜20の数である)の結晶性の層状ケイ酸塩、またはその混合物である。この型
の結晶性の層状ケイ酸ナトリウムはEP−A−164 514号明細書に開示さ
れており、その製造法は、DE−A−34 17 649号明細書およびDE−
A−37 42 043号明細書に開示されている。本発明の目的に対して、前
記一般式のxは、2、3、または4の値であり、好ましくは2である。更に好ま
しくは、Mはナトリウムであり、yは0であり、この式の好ましい例は
Na2Si2O5のa、b、gおよびd型を含んでいる。これらの材料は、Hoechst
AG FRGからそれぞれNaSKS-5、NaSKS-7、NaSKS-11およびNaSKS-6 として発売さ
れている。最も好ましい材料は、d−Na2Si2O5、すなわちNaSKS-6 である
。結晶性の層状ケイ酸塩は、本発明の顆粒状のソーキング組成物に、乾燥混合固
形物として、または他成分との凝集物の固形成分として配合される。
本発明で用いられるケイ酸ナトリウムの好適な非晶質形態は、下記の一般式
NaMSixO2x+1
(式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1,9〜4の数である)または
その混合物を有する。本発明で用いるのに好ましいものは、Si2O5・NaOの
非晶質形態である。
本発明で用いるのに好適なゼオライトは、経験式
Mz(zAlO2・ySiO2)
(式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウム、または置換アンモニウムで
あり、zは約0.5〜約2であり、yは1である)を有するアルミノケイ酸塩で
あり、この材料は無水アルミノケイ酸塩1g当たりCaCO3を少なくとも約5
0ミリグラム当量のマグネシウムイオン交換容量を有する。好ましいゼオライト
は、式
Nazi(AlO2)z(SiO2)yu・xH2O
(式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z/yのモル比は1.0〜約
0.5の範囲であり、xは約15〜約264の整数である)を有する。
有用な材料は、市販されている。これらのアルミノケイ酸塩は、構造が結晶性
または非晶質であることができ、また天然に存在するアルミノケイ酸塩または合
成により誘導されるものであることもできる。アルミノケイ酸塩イオン交換材料
の製造法は、1976年10月12日に発行されたKrummel らの米国特許第3,
985,669号明細書に開示されている。本発明で用いられる好ましい合成の
結晶性アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、Zeolite A、Zeolite P(B)、およ
びZeolite X の名称で発売されている。特に好ましい態様では、結晶性のアルミ
ノケイ酸塩イオン交換材料は、式
Na12i(AlO2)12(SiO2)12u・xH2O
(式中、xは20〜30、特に約27である)を有する。この材料はZeolite A
として知られている。アルミノケイ酸塩は、粒度が直径で約0.1〜10ミクロ
ンであるのが好ましい。
本発明で用いるのに好適なリン酸塩ビルダーとしては、トリポリリン酸、ピロ
リン酸、重合度が約6〜21のポリマー性のメタリン酸、およびオルトリン酸ナ
トリウムおよびカリウムが挙げられる。他のリンビルダー化合物は、米国特許第
3,159,581号、第3,213,030号、第3,422,021号、第
3,422,137号、第3,400,176号および第3,400,148号
明細書に開示されており、前記明細書の内容は、その開示の一部として本明細書
に引用される。
本発明で用いるのに好適なポリカルボン酸塩としては、1964年4月7日発
行のBergの米国特許第3,128,287号明細書および1972年1月18日
発行のLambertiらの米国特許第3,635,830号明細書に開示されているオ
キシジスクシネートなどのポリカルボン酸塩が挙げられる。1987年5月5日
にBushらに発行された米国特許第4,663,071号明細書の「TMS/TD
S」ビルダーも参照されたい。好適なエーテルポリカルボン酸酸としては、環状
化合物、特に米国特許第3,923,679号、第3,835,163号、第4
,120,874号および第4,102,903号明細書に記載されているもの
などの脂環式化合物も挙げられる。
他の有用な洗浄力ビルダーとしては、エーテルヒドロキシカルボン酸塩、1,
3,5−トリヒドロキシベンゼン2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボキ
シメチルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸およびニトリロ三酢酸のよう
なポリ酢酸の各種アルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、並び
にメリット酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン−1,
3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、およびそれらの可
溶性塩のようなポリカルボン酸塩が挙げられる。
本発明の洗剤組成物には、1986年1月28日発行のBushの米国特許第4,
566,984号明細書に開示されている3,3−ジカルボキシ−4−オキサ−
1,6−ヘキサンジオエートおよび関連化合物も好適である。有用なコハク酸ビ
ルダーとしては、C5〜C20アルキルおよびアルケニルコハク酸およびその塩が
挙げられる。この型の特に好ましい化合物は、ドデセニルコハク酸である。コハ
ク酸塩ビルダーの具体例としては、ラウリルコハク酸塩、ミリスチルコハク酸塩
、パルミチルコハク酸塩、2−ドデセニルコハク酸塩(好ましい)、2−ペンタ
デセニルコハク酸塩などが挙げられる。ラウリルコハク酸塩がこの種の好ましい
ビルダーであり、1986年11月5日公表の欧州特許出願第86200690
.5/0,200,263号明細書に記載されている。
他の好適なポリカルボン酸塩は、1979年3月13日発行のCrutchfield ら
の米国特許第4,144,226号明細書および1967年3月7日発行のDieh
l の米国特許第3,308,067号明細書に開示されている。Diehl の米国特
許第3,723,322号明細書も参照されたい。
本発明で用いられる他の好適なポリカルボン酸塩としては、式I
(式中、Yはコモノマーまたはコモノマー混合物であり、R1およびR2は漂白剤
およびアルカリに安定なポリマー末端基であり、R3はH、OHまたはC4アルキ
ルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、または置
換アンモニウムであり、pは0〜2であり、nは少なくとも10である)を有す
るビルダー、またはそれらの混合物が挙げられる。
本発明で用いられる好ましいポリマーは、2つの種類に分けられる。第一の種
類は、第一のモノマーとしてのマレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸、メサコ
ン酸のような不飽和のポリカルボン酸と、第二のモノマーとしてのアクリル酸、
またはα−C1 〜4アルキルアクリル酸のような不飽和のモノカルボン酸とから形
成されるコポリマー性のポリマーのクラスに属する。前記の式Iに関して、前記
の第一のクラスに属するポリマーは、pは0ではなく、Yは上記の酸から選択さ
れるものである。このクラスの好ましいポリマーは、上記の式I(式中、Yはマ
レイン酸である)を有するものである。また、好ましい態様では、R3およびM
はHであり、nは、ポリマーの分子量が1000〜400,000原子質量単位
となるようなものである。
本発明で用いられる好ましいポリマーの第二の種類は、前記の式Iに関してp
が0であり、R3がHまたはC1 〜4アルキルであるポリマーの種類に属する。好
ましい態様では、nは、ポリマーの分子量が1000〜400,000原子質
量単位となるようなものである。特に好ましい態様では、R3およびMはHであ
る。
前記の式Iにおけるアルカリに安定なポリマー末端基R1およびR2としては、
アルキル基、オキシアルキル基、およびアルキルカルボン酸基、およびそれらの
塩およびエステルが好適に挙げられる。
前記において、ポリマーの重合度であるnは、重量平均ポリマー分子量を平均
モノマー分子量で割ることによって、前者から決定することができる。従って、
重量平均分子量が15,500であり、マレイン酸から誘導される単位を30モ
ル%含んでなるマレイン酸−アクリル酸コポリマーでは、nは182(すなわち
、15,500/(116×0.3+72×0.7))である。
Polymer Laboratories Ltd.、シュロプシァー、英国から発売されているポリ
スチレンスルホン酸ナトリウムポリマー標準に対する40℃の温度制御カラムで
あって、80/20水/アセトニトリル中の0.15Mリン酸二水素ナトリウム
および0.02M水酸化テトラメチルアンモニウム、pH7.0であるポリマー
標準。
前記の総ての中で、本発明で用いられる特に好ましいポリマーは、nの平均値
が100〜800であり、好ましくは120〜400である第一の種類のもので
ある。
本発明で用いられる好ましいビルダーおよび汚れ懸濁系は、無水クエン酸、ま
たはマレイン酸またはアクリル酸のポリマー、またはマレイン酸とアクリル酸と
のコポリマーである。任意成分
本発明のソーキング組成物は、各種の他成分を含むこともできる。
最も望ましいが特に好ましい成分として、組成物は酸素漂白剤を含むこともで
きる。実際に、酸素漂白剤は、染みの漂白、脱臭、並びに消毒など多数の利点を
提供し、本発明によるソルビタンエステルは酸素漂白剤による酸化に耐性を有す
るという特別な利点も有する。
組成物における酸素漂白剤は、過酸化水素、または過酸化水素の付加化合物の
いずれか、または有機過酸、またはそれらの混合物のような様々な供給源から得
ることができる。過酸化水素の付加化合物とは、例えば無機塩、尿素または有機
カルボン酸塩であることができる第二の化合物に過酸化水素を付加して付加化合
物を提供することによって形成される化合物を意味する。過酸化水素の付加化合
物の例としては、無機過酸化水素化物塩、過酸化水素が有機カルボン酸塩、尿素
、および過酸化水素を包接する化合物と形成する化合物が挙げられる。
他の好適な酸素漂白剤としては、過硫酸塩、特に過硫酸カリウムK2S2O8、
および過硫酸ナトリウムNa2S2O8が挙げられる。無機過酸化水素化物塩とし
ては、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、および過ケイ酸塩が挙げられる。無
機過酸化水素化物塩は、通常はアルカリ金属塩である。
過炭酸、過ホウ酸またはそれらの混合物のアルカリ金属塩は、本発明で用いら
れる好ましい無機過酸化水素化物塩である。過炭酸の好ましいアルカリ金属塩は
、過炭酸ナトリウムである。
本発明におけるソーキング組成物は、過酸化水素供給源を組成物の0重量%〜
60重量%、好ましくは0%〜40%、更に好ましくは10%〜40%含むこと
ができる。
本発明のソーキング組成物が酸素漂白剤を含むときには、これらの組成物は更
に漂白活性剤を含むのが好ましい。この種の適当な化合物の例は、英国特許GB
1,586,769号明細書およびGB2,143,231号明細書に開示され
ている。このような化合物の好ましい例は、例えば米国特許第4,818,42
5号明細書に記載されているテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、3
,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジペ
ル
オキシドデカン酸、例えば米国特許第4,259,201号明細書に記載されて
いるペルオキシアジピン酸のノニルアミド、および欧州特許出願第918702
07.7号明細書に記載されているようなn−ノナノイルオキシベンゼンスルホ
ン酸塩(NOBS)、およびアセチルトリエチルクエン酸塩(ATC)である。
また、置換または未置換ベンゾイルカプロラクタム、オクタニルカプロラクタム
、ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロラクタム、デカノイルカプロ
ラクタム、ウンデカノイルカプロラクタム、ホルミルカプロラクタム、アセチル
カプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブタノイルカプロラクタム、ペ
ンタノイルカプロラクタムからなる群から選択されるN−アシルカプロラクタム
も特に好ましい。本発明のソーキング組成物は、前記漂白活性剤の混合物を含む
ことができる。
本発明の漂白活性剤の好ましい混合物は、n−ノナノイルオキシベンゼンスル
ホン酸塩(NOBS)を、ジアシルペルオキシドを余り生成しないが、主として
過酸を生じる第二の漂白活性剤と共に含んでいる。前記の第二の漂白活性剤とし
ては、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、アセチルトリエチルクエ
ン酸塩(ATC)、アセチルカプロラクタム、ベンゾイルカプロラクタムなど、
またはそれらの混合物を挙げることができる。前記の漂白活性剤の混合物は、ソ
ーキング液がpH9.5以下に制御される本発明の態様で好ましく用いられる。
実際に、n−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸塩と前記の第二の漂白活性剤
とを含んでなる漂白活性剤の混合物は、粒状汚れクリーニング性能を高め、同時
にジアシルペルオキシド感受性の汚れ(例えば、β−カロテン)および過酸感受
性の汚れ(例えば、身体の汚れ)に対して良好な性能を示すことを見いだした。
従って、本発明のソーキング組成物は、n−ノナノイルオキシベンゼンスルホ
ン酸塩を組成物総量の0重量%〜15重量%、好ましくは1%〜10%、更に好
ましくは3%〜7%、および前記の第二の漂白活性剤を組成物総量の0重量%〜
15重量%、好ましくは1%〜10%、更に好ましくは3%〜7%含んでなるこ
とができる。
本発明のソーキング組成物が酸素漂白際を含むときには、これらの組成物はソ
ーキング液中の遊離の重金属イオンの濃度の制御を助けることによって、利用可
能な酸素の前記供給源によって放出される酸素の速やかな分解を防止するキレー
ト化剤をも含むのが望ましいことがある。本発明で用いることができる好適なア
ミノカルボン酸塩キレート化剤としては、ジエチレントリアミノ五酢酸、エチレ
ンジアミン四酢酸塩(EDTA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢
酸塩、ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四プロピオン酸塩、トリエチレンテ
トラアミン六酢酸塩、およびエタノールジグリシン、それらのアルカリ金属、ア
ンモニウムおよび置換アンモニウム塩、またはそれらの混合物が挙げられる。他
の好適なキレート化剤としては、エチレンジアミン−N,N′−二コハク酸塩(
EDDS)、またはそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムま
たは置換アンモニウム塩が挙げられる。特に好適なEDDS化合物は、遊離酸型
、およびそのナトリウムまたはマグネシウム塩または錯体である。
また、他の好適なキレート化剤は、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホ
ン酸塩)、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシ二ホスホン酸塩、ニトリロトリメ
チレンホスホン酸塩、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸塩、およびジ
エチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸塩などの有機ホスホン酸塩である
ことができる。このホスホン酸塩化合物は、その酸の形態でまたはその金属アル
カリ塩の形態で存在することもできる。有機ホスホン酸化合物が含まれていると
きには、そのマグネシウム塩の形態であるのが好ましい。
従って、本発明のソーキング組成物は、前記キレート化剤を組成物総量の0重
量%〜5重量%、好ましくは0%〜3%、更に好ましくは0.05%〜2%含ん
でなることができる。
本発明のソーキング組成物は、界面活性剤、充填剤、蛍光増白剤、酵素、他の
キレート化剤、分散剤、界面活性剤、汚れ放出剤、Znフタロシアニンスルホン
酸塩のような光活性化漂白剤、染料、染料移り抑制剤、顔料および香料のような
他の任意成分を含んでなることもできる。前記の任意成分は、所望に応じて様々
な量で添加することができる。
本発明の組成物は、固形の、好ましくは顆粒状で、または液状で製造すること
ができる。B−方法
第二の態様では、本発明は、布帛のソーキング法を包含する。本明細書で用い
られる「布帛のソーキング法」という表現は、布帛を、水と前記の組成物とを含
んでなるソーキング液に十分な時間浸漬して、前記布帛をクリーニングする作用
を表している。ソーキング法は、典型的な洗濯操作または第二の典型的な洗濯段
階の前の第一段階のような任意の他の工程から独立して行なうことができる。本
発明の好ましいソーキング法では、布帛を10分〜24時間、好ましくは30分
〜24時間、最も好ましくは4時間〜24時間の時間浸漬させる。布帛を前記の
ソーキング液に十分な時間含浸したならば、布帛を取り出して、水で濯ぐ。布帛
を浸漬した後、ソーキング操作と次の洗濯操作との間で濯ぎを行ないまたは行な
わずに、これを通常の洗濯操作で洗浄することもできる。
本発明のソーキング法では、前記のソーキング組成物を適当な両の水で希釈し
て、ソーキング液を生成させる。適当な量は水3.5〜5リットル中にソーキン
グ組成物45〜50gの範囲とすることができ、水20〜45リットル中にソー
キング組成物90〜100gまで低下させることもできる。典型的には、1回の
使用量は、濃ソーク(soak)(バケツ/流し)では3.5〜5リットル中45〜5
0gである。ソーキングした洗浄装置では、使用量は水約20(欧州)〜45(
米国)リットル中90〜100gである。次に、ソーキングを行なう布帛を、
ソーキング液に適当な時間含浸する。粒状泥/汚れに対する本発明の方法の全般
的性能に影響を及ぼすことがある因子がある。このような因子としては、長時間
ソーキング時間が挙げられる。実際に、布帛を長く浸漬すれば、最終結果は良好
になる。理想的には、ソーキング時間は一晩、すなわち12時間〜24時間であ
る。もう一つの要因は、初期の温和なまたはワームリューク(warmluke)温度であ
る。実際に、ソーキング液の初期温度を高くすれば、性能の大きな利益が確保さ
れる。
本発明の方法は、多種多様な布帛のクリーニングに好適であるが、スリットや
粘土付着物に特に暴露される靴下の浸漬に用いるのが好ましい。
実施例
下記の組成物を、表記成分を表記の割合で混合することによって製造する。
ソーキング液は、それぞれの時点で前記組成物45gを水3.5リットル〜5
.0リットルで希釈することによって形成される。次に、布帛0.5〜2.0k
gを、それぞれの時点で前記ソーキング液に10分〜24時間の範囲の時間浸漬
する。最後に、布帛をソーキング液から取りだし、水で濯ぎ、正規の洗浄法の、
手洗いまたは洗濯機洗浄で、通常の洗剤を用いて、ソーキング液を再使用しまた
は使用せずに、洗浄した後、前記布帛を乾燥させる。
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 式C6H9O2(C2H4O)xR1R2R3(式中、xは0〜40の整数であ り、R1、R2は独立してOHであるか、または(CnHn+1)COOであり、R3 は(CnHn+1)COO基であり、nは11〜17の整数である)を有するソルビ タンエステル、および クエン酸またはクエン酸塩、ケイ酸塩、ゼオライト、ポリカルボキシレート、 リン酸塩から選択される化合物を含んでなるビルダーおよび汚れ懸濁系、および それらの混合物5重量%〜50重量% を含んでなることを特徴とする、ソーキング組成物。 2. 前記のソルビタンエステルを0.01%〜10%、好ましくは0.01 %〜5%、最も好ましくは0.5%〜5%含んでなる、請求の範囲第1項に記載 の組成物。 3. 前記のソルビタンエステルがポリエトキシル化(20)ソルビタントリ ステアレート、またはポリエトキシル化(20)ソルビタンモノステアレート、 またはソルビタンモノステアレート、またはソルビタンモノパルミテート、また はそれらの混合物である、請求の範囲第1項または2項に記載の組成物。 4. 非エトキシル化ソルビタンエステルおよびエトキシル化ソルビタンエス テルを含んでなる、請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の組成物。 5. 前記ビルダーおよび汚れ懸濁系を、組成物総量の10重量%〜40重量 %、最も好ましくは15重量%〜30重量%含んでなる、請求の範囲第1〜4項 のいずれか1項に記載の組成物。 6. 前記ビルダーおよび汚れ懸濁系が、無水クエン酸、またはマレイン酸ま たはアクリル酸のポリマー、またはマレイン酸およびアクリル酸のコポリマーを 含んでなる、請求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の組成物。 7. 酸素漂白剤をさらに含んでなる、請求の範囲第1〜6項のいずれか1項 に記載の組成物。 8. 前記の漂白剤の活性剤を含んでなる、請求の範囲第7項に記載の組成物 。 9. 布帛のソーキング法であって、前記布帛を請求の範囲第1〜8項のいず れか1項に記載の組成物の有効量を含んでなるソーキング液に有効な時間含浸さ せた後、前記ソーキング液から取り出すことを特徴とする、方法。 10. 前記の時間が10分〜24時間である、請求の範囲第9項に記載の方 法。
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