JPH11508042A - バイオポリマーの分析のためのナノ規模で造られた分離マトリックス、それを製造する方法および使用する方法 - Google Patents
バイオポリマーの分析のためのナノ規模で造られた分離マトリックス、それを製造する方法および使用する方法Info
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Abstract
(57)【要約】
サンガージデオキシDNA塩基配列決定法あるいはマクサム・ギルバート化学的DNA塩基配列決定法により生成された単一ストランドDNAはしご型バンドの迅速な高い分解能分離のための固体状mm−規模〜cm−規模の装置の形成において有用な分離マトリックスはその第1の主要な表面上に配置された複数の支柱(4)を有して支柱(4)および孔(5)の障害物場を形成する、固体支持体(1)から形成される。該支柱は規則正しいX,Y配列で配置されそして100nmまたはそれ以下、好ましくは10〜30nmの距離によりお互いから分離されておりそして場合により通路2に分離されている。分離マトリックスはリソグラフィ技術を用いて、最初に型、好ましくは再使用可能な型を形成することにより製造されることが出来る。その型は障害物場の支柱および孔の所望のパターンの逆でありそして障害物場をキャスチングするために用いられる。次にキャスチングされた障害物場は固体支持体に融合されそして型から分離される。別法として分離マトリックスは選ばれた化学化合物の存在下に特定のそして定量化出来る膨潤を受けるポリマーから造られることが出来る。この場合において、マトリックスは100nmまたはそれ以下の所望の最終間隔より大きい、支柱間の間隔で、慣用の方法で型上にキャスチングされる。使用のため、膨潤を制御する特定の化学剤で飽和された緩衝剤溶液が加えられて、所望の分離を達成させるために規定された量に支柱を膨潤させる。
Description
【発明の詳細な説明】
バイオポリマーの分析のためのナノ規模で造られた分離マトリックス、
それを製造する方法および使用する方法発明の背景
この発明はバイオポリマー、特に核酸ポリマーの分析のための分離マトリック
スの新規な形式に関する。
バイオポリマーの分析のために分離マトリックスを使用することは十分に確立
されている。例えば、アガロースゲル、ポリアクリルアミドゲルおよび他のタイ
プのゲルマトリックスが、寸法、重量および分子電荷のような性質に基づいてた
んぱく質、ポリペプチドおよびポリヌクレオチドを下位クラスに分離するために
日常的に使用されている。分離された下位クラスのものの分析は、たんぱく質を
同定し且つ特徴づけるために、たんぱく質の突然変異体形を検出し且つ特徴づけ
るためにそしてポリヌクレオチドを検出し且つ特徴づけるために使用される。例
えば分離されたポリヌクレオチド断片の分析は核酸配列の大部分の決定のための
方法の基本的部分である。
今日までにこれらの分離のために使用されたゲルマトリックスは有効でありそ
して有用な分析結果を生成することが出来るけれども、それらはそれらの不完全
性がないものはない。これらの不完全性は(1)不ぞろいな構造および(2)形
成後に連続水和の必要性を包含する。両方のこれらの不完全性は、ゲルの固有の
変化の結果としてもまたは異なる貯蔵条件から生ずる変化の結果としても、1つ
のゲルと他のゲルとの間で得られた結果における予期出来ない変化に導びく可能
性がある。また、ゲル構造物の不ぞろいから生ずる微小−不均質性はゲルの実際
の分別力を減少させる。バイオポリマーの分離において使用される既知のゲルの
別の不完全性はゲル材料自体の種類から生ずる。使用されるそれらの材料は、高
い電界により破壊に付され、かくしてさもなければ一層迅速な分離を得るために
使用されることが出来る電界強度を制限する可能性がある。また、促進剤のよう
なゲルまたはゲルの形成に使用する材料は分離されたバイオポリマーの光学的検
出を妨げる可能性がある。
Nature358:600−602(1992)においてVolkmuth
等は100キロベースの程度の長さを有する大きなDNA分子の分析のために光
学ミクロリソグラフィを用いて造られるSiO2障害物場(obstacle course)の使
用を提案した。この障害物場は支柱間1μmの分離を有する支柱の規則正しい配
列からなっている。その配列に供給されたDNAは電界の適用により大きさで分
離されそしてエピ蛍光顕微鏡を用いて検出される。
しかしながら、大部分の診断的DNA塩基配列決定用途、診断的RFLP(制
限断片長さ多型現象)法、等におけるDNA断片の全長は約20ヌクレオチドと
300〜400ヌクレオチドとの間であるので、Volkmuth等により記載
された障害物場は診断的用途において使用するためには十分に適していない。そ
のようなものとして、Volkmuthにより観察されたDNAの長いストラン
ドのルーピング(looping)は分離のためのベースとして信頼することが出来ない
。さらにVolkmuth等の製造方法は各々それぞれの装置を造るために電子
ビームリソグラフィを使用し、これは診断的用途にとっては手の出せないほど費
用がかかるだろう。
既知のゲルマトリックスのこれらの不完全性を克服しそして診断的適用におい
て有用な小さなDNA断片の分析において有用である別の形式の分離マトリック
スを提供することが本発明の目的である。
高度に規則正しい構造を有する、バイオポリマーの分離および分析のための分
離マトリックスを提供することが本発明の別の目的である。
非常に高い電界強度に耐えることが出来る分離マトリックスを提供することが
本発明のなお別の目的である。
分離されたバイオポリマーが非常に高い効率で光学的に検出されることを可能
にする分離マトリックスを提供することが本発明のなお別の目的である。
本発明の新規な分離マトリックスを製造するための方法を提供することが本発
明のなお別の目的である。
本発明の新規な分離マトリックスを用いて、バイオポリマーを分離するための
そして特にDNA塩基配列を分析する目的のためにオリゴヌクレオチド断片を分
離するための方法を提供することが本発明のなお別の目的である。発明の概要
本発明はサンガー(Sanger)ジデオキシDNA塩基配列決定法あるいはマクサ
ム・ギルバート(Maxam/Gilbert)化学的DNA塩基配列決定法により生成された
単一ストランドDNAはしご型バンドの迅速な高い分解能分離のための固体状m
m−規模〜cm−規模の装置の形成において有用な分離マトリックスを提供する
。そのような装置は本明細書において“DNA塩基配列決定用チップ”と云う。
分離マトリックスは、その第1の主要表面上に配置された複数の支柱を有して
支柱および孔の障害物場を形成する、固体支持体を含む。支柱は規則正しいX,
Y配列で配置されておりそして100nmまたはそれ以下、好ましくは10〜3
0nmの距離でおたがいから分離されている。
本発明の分離マトリックスはリソグラフィ技術を用いて型、好ましくは再使用
可能な型を最初に形成することにより製造されることが出来る。その型は障害物
場の支柱および孔の所望のパターンの逆でありそして障害物場をキャスチングす
るために使用される。キャスチングされた障害物場は次に固体支持体に融合され
そして型から分離される。
別法として、分離マトリックスは、選ばれた化学化合物の存在下に特定のそし
て定量化可能な膨潤を受ける重合体から形成されることが出来る。この場合にお
いて、100nmまたはそれ以下の所望の最終の間隔より大きい支柱間の間隔で
、マトリックスは慣用の方法で型上にキャスチングされる。使用のために、膨潤
を制御する特定の化学薬剤で飽和された緩衝剤溶液が加えられて、所望の分離を
達成させるために規定された量に支柱の膨潤を起こさせる。図面の簡単な説明
図1A、1Bおよび1Cは本発明に従ってナノ規模で造られた分離マトリック
スを示す。
図2は隣接ヌクレオチド残基について距離L=0.3nmと想定してオリゴヌ
クレオチド断片長さの関数としてDNA鎖パラメーターRおよびSについての計
算値を示す。
図3は本発明の分離マトリックスを造るための型を形成するために有用な積層
複合体を示す。
図4は分離マトリックスを造るための装置を示す。
図5は本発明において有用な電極のレイアウトを示す。
図6は本発明において有用な電極のレイアウトを示す。
図7は本発明に従う装置を示す。
図8は本発明に従って分離マトリックスを装入するための装入装置を示す。
図9は本発明に従う統合されたDNA診断チップのレイアウトを示す。発明の詳細な説明
図1Aは本発明に従う分離マトリックスを示す。図示されているように、上に
複数の通路(レーン:Lane)2が配置されている固体支持体1を、分離マトリッ
クスは有する。図1Aに示されている態様において、各々の通路2は約10μm
の幅および1μmまたはそれ以下の深さでありそして幅において約10μmのセ
パレーター3(図1B)により隣りの通路から分離されている。各々の通路の幅
および実際の全体での分離された通路の使用はデザイン選択の事項でありそして
本発明にとって臨界的ではないけれども、通路分離は、各々の通路が分離毛細管
として働くことを可能にすることに留意されるべきである。しかしながら、上記
寸法が、小さい面積において非常に高い処理能力を可能にする、1mm幅チップ
において50の通路の可能性を提供することが認識されるだろう。
各々の通路2は、図1Cにおける1つの通路2およびセパレーター3の部分上
面図において示されるように、バイオポリマーの分離のための障害物場を形成す
る複数の支柱(post)4を含有する。支柱4は規則正しいパターンに配置されて
分離マトリックスを通る物質の通過のために開かれた孔5を残す。支柱4間の間
隔は、分離されるべきバイオポリマーの通過を可能にするのに十分な大きさであ
って、なお分離を生ずる通過に対して障害物を提供するのに十分に小さくなけれ
ばならない。適当な寸法の決定は装置の総括的大きさ、装置により達成されるべ
き分離の程度および分離されるべきポリマーの大きさを包含する多くの要因を考
慮する必要がある。支柱4の各々の列は支柱の隣接する列に関して直線にあって
もよくまたはオフセットであってよい。支柱の列間の間隔が、移動している分子
に配向の不ぞろいな分布を再専有することを可能にするのに十分であるように分
離マトリックスを形成することが有利であろう。もし間隔がより細くそしてDN
Aが不ぞろいな再配向を達成しないならば、歩行の行動結果である。これは同様
な有用な性質を有する可能性がある異なる様式の電気泳動であろう。
第1の原理の事項として、支柱4間の孔5についての適当な寸法は、実験的(
経験的)に、即ち一定の寸法範囲のバイオポリマー物質のの分離のための各々の
有効性を調べるために一連の間隔を試験することにより決定されることが出来る
かあるいはそれは当該のポリマーの性質に基づいて理論的に決定されることが出
来る。例えば変性用溶媒中の単一ストランドDNAはランダム−コイル形状を有
する線状ポリマーである。そのようなポリマーについて、連鎖幾何学の数種の統
計的測定が定義されることが出来る。変位長さRは鎖の2つの末端基間のルート
−平均−平方距離として定義される。このパラメーターは、ポリマーの重力の中
心からのポリマー内の要素iのルート−平均−平方距離として定義される、回転
の半径Sに直接に関係している。ランダム−コイル形状における線状ポリマーに
ついて、1953年においてFloryにより提供された誘導化によれば
R=L*(N)1/2および
S+2.45*R
(但し、Nは鎖中の要素の数(即ち単一ストランドオリゴヌクレオチド断片中の
ヌクレオチド残基の数)でありそしてLは鎖中の隣接要素の中心間の距離である
)。図2は隣接ヌクレオチド残基について距離L=0.3nmを想定して、断片
長さの関数としてRおよびSについての計算値を示す。
分離マトリックスのために適当な間隔を決定するためにこの情報を使用するた
めに、これらのパラメーターを、障害物場を通過するポリマーの運動と結びつけ
る仕方を理解することが必要である。ポリマー理論においての幾つかの最近の論
文は原動力の存在または不存在下の両方において障害物の固定された場(例えば
電気泳動界)を通過するランダム−コイルの拡散を考慮した。これらの研究から
の一般的な結論は、変位長さRまたは回転半径Sの重合体と同じ程度大きさであ
る障害物間の間隔が、障害物を通過するポリマーの運動に対してエントロピー障
壁を課すだろうということである。これは、ポリマー鎖がギャップ中を移動する
ことを熱力学的に疎外する(優先しない)低いエントロピーの立体配座を一時に
採らなければならないので、実例である。
塩基配列決定において使用されるオリゴヌクレオチド断片にこの結論を適用し
て本発明者は、関連する単一ストランド断片が30〜1,000ヌクレオチドの
範囲の寸法を有すると想定した。これは1.6〜10nmのR値に相当する。し
たがって第1の近似値として1〜10nmの障害物間の間隔がそのような断片の
分離を達成させるのに有効である筈である。この寸法範囲はポリアクリルアミド
ゲルについて観察された0.5〜4nmの中央孔半径と一致する。勿論より大き
な間隔はいぜんとして分離に導き、小さな間隔が使用される場合よりも、効率が
低いけれども、一層容易に製造されるだろう。したがって、本発明の1つの面に
従えば、支柱間の間隔は100nm未満、好ましくは1〜30nmが有利である
。支柱間の大きな間隔は、下に一層十分に論じられるように、混成障害物場にお
いて特に有用であろう。
本発明に従う分離マトリックスは電子ビームリソグラフィを用いて所望のパタ
ーンの障害物場を造る支柱および孔の逆である型を形成し、マスク中に障害物場
をキャスチングし、次に型から剥すためにキャスチングされた障害物場を固体支
持体に融合させて製造される。型は再使用可能であるのが好ましい。
型を形成するために、基体はパターン受容性層(単層または複数層)で被覆さ
れる。例えば図3において概略的に示されるように、最終的に型を形成するタン
グステン基体31は、二酸化珪素32のような誘電体の薄い層、アルミニウム3
3のような低い断面の高度に導電性金属の薄い層および電子感受性レジスト34
の層で被覆されてよい。ポジレジストは一般に最も高い解像度を提供するので、
好ましいレジストはポリメタクリル酸メチル誘導体のようなポジレジストである
。Cowie,J.M.G.によるPolymers:Chemistry and Physics of Modern Materials
第2版(1991年ロンドンのBlackie 発行)。レジスト層はスプレー蒸着によ
り蒸着されるのが好ましいけれども、水上にラングミュア/ブロジェット(Langm
uir/Brodjett)フィルムを形成し、次に固体表面に転移させることが50〜80
nmの程度の解像度を有する型の形成のためにまた使用されることが出来る。Mi
yashita 等によるProg.Polymer Sci.18:263−294(1993)。
被覆された基体は所望の大きさの線を描く適当な解像度を有する電子ビームリ
ソグラフィの器具のステージに置かれる。この目的のために適当な器具はJEO
L JBX−5DII(U)電子ビーム器具(20nmの解像度)およびLeica/
Cambridge EBMF 10/5CS電子ビームリソグラフィ器具(解像度150
nm)を包含する。所望の障害場の支柱および孔の(電子ビームに露光されたと
き除去に抵抗するために硬化するポジレジストの場合において)ポジ画像である
かあるいは(電子ビームに露光されたとき除去可能になるネガレジストの場合に
おいて)ネガ画像であるかのいずれかであるレジストにパターンを描くために電
子ビームが使用される。露光されたレジストは次に現像されて基体上にパターン
化されたマスクを残す。
いったんマスクが形成されたならば、次の工程は特定の化学エッチング液を用
いての連続処理を用いて基体の層を通過させて下方にパターンを転移させ、基体
それ自体のエッチングにおいて最高点に到達させて、本発明の分離マトリックス
の形成において使用するための再使用可能な型を形成する。
本発明の分離マトリックスは任意の多種の材料から造られることが出来そして
型内にマトリックスを形成する方法は大きな程度で、選ばれた材料の種類により
左右される。例えば、二酸化珪素または同様な材料から形成される分離マトリッ
クスは型内に材料を蒸着するために化学蒸着法を用いて形成されることが出来る
。その後に、例えば成型されたマトリックスの寸法安定性を増大させそして型か
らのその分離を容易にするために、例えば補助シリコンガラス融合分野の技術(
Wallis等によるJ.Appl.Phys.40:3946−3949(1969))を用いて
、ガラスベースは蒸着された材料に融合されることが出来る。
マトリックスはポリメタクリル酸メチル、紫外線硬化性ポリウレタン、紫外線
硬化性エポキシ類および適当な物理的および化学的性質、即ち光学的透明性およ
び関連波長で低い蛍光性、熱伝導率および電荷不存在の性質を有する他の重合体
を包含する種々の重合体材料からまた形成されることが出来る。これらの材料は
重合体キャスティングの技術(kim等によるNature 376:581−
584(1995))におけるような毛細管現象によりチャネルおよびセエパレ
ータ中に形成されそして次に化学的にまたは光化学的に硬化される。
上記したような型はまた、Chou等によるScience 272:85−
87(1996)に記載されているような刷り込みリソグラフィーの技術を用い
て本発明の分離マトリックスを形成するために使用されることが出来る。この技
術において、ポリメタクリル酸メチルのような重合体レジストの薄い層が基体に
適用される。次に重合体レジストはそのガラス転移温度以上の温度にそれを加熱
することによりゲルに軟化されそして型は軟化されたレジストに対してプレスさ
れて厚さコントラストのパターンを形成する。型は次に取り除かれそして反応性
イオンエッチングまたは湿式エッチングのような異方性エッチング法が、圧縮さ
れた領域からレジストを取り除くために使用される。
膨潤可能なポリマーの場合において、支柱間の膨潤されていない間隔が大きく
そしてかくして成型および分離技術に関して低いチャレンジ性を提供するので、
大きな出発用型が使用されることが出来る。この目的のための型は、より低い解
像度が必要とされるので、紫外光をベースとするリソグラフィ技術により造られ
ることが出来る。この場合において、要点は、膨潤コントロール剤の飽和量の存
在下に一定のポリマーが膨潤しそして次に、下記量の膨潤が起ったときに最終の
所望の大きさが達成されるような寸法で支柱を造る、最大量を決定することであ
る。
本発明において有用な適当な膨潤可能なポリマーは非DNA物質に対して特定
の親和性を有するように変性されている不溶性架橋ポリマーである。そのような
ポリマーはポリビニルアルコール、ポリエチレンイミン、ポリアクリルアミド、
ポリスチレン、架橋デキストランおよびポリアクリル酸を包含する。変性剤は、
膨潤の量が選ばれた化学剤の添加により制御されることが出来るように、ポリマ
ーに適当な特異性を提供するように選ばれる。電気泳動緩衝液中に選ばれた化学
剤の飽和量を包含させることにより、脱水および再水和のサイクルの後でさえポ
リマーマトリックスの膨潤の程度が一貫して維持されることが出来る。このタイ
プのポリマーの合成は国際特許公開第PCT/US91/12626号(これを
参照することにより本明細書に組み入れる)を包含する、文献に記載されている
。
障害物場が形成された後、最終分離マトリックスの一部を形成し、最終製品に
対してそして型から分離中の障害物場に対して寸法安定性を提供する固体支持体
上にそれは置かれる。固体支持体のために適当な材料は、場−補助シリコンガラ
ス融合により、二酸化珪素および同様な材料の、支柱に融合されることが出来る
ファインクオーツまたはパイレックスカバースリップを包含する。
Wallis等によるJ.Appl.Phys.40:3946−3949(1969)。
固体支持体が障害物場の支柱に融合された後に、分離マトリックス(支持体お
よび支柱)は型から分離される。この段階で、本発明の分離マトリックスは、そ
のマトリックスに緩衝剤溶液を充てんし、溶液電極と接触させてマトリックスの
対向する末端を置き、分離マトリックスの1端でサンプルを装入し、溶液電極間
で電界を適用しそして分離マトリックスの他の一端で分離されたオリゴヌクレオ
チド断片を検出することにより、バイオポリマーの分離のために使用されること
が出来る。しかしながら本発明の分離マトリックスの万能性および有用性を改良
するために使用されることが出来る種々の微妙な差異がある。
図4は、上に記載された方法を用いて型および光重合可能な材料を用いる、D
NA塩基配列決定チップの多複製コピーを形成するために適当な装置を示す。図
示されてるように、中に配置された光重合を誘発するために適当な光を送るため
のランプ42を有する可動性ベース41がハウジング43内に配置される。ベー
ス41はハウジング内の注入口45と一直線になって化学的に処理されたガラス
カバースリップまたは他の基体44を支持している。モノマーまたはプレポリマ
ー溶液が基体44の上面上に注入口45を通して注入される。プラグまたは孔の
パターンのための型47を有するピストン46は、基体44の上面上の溶液中に
押し下げられる。次にランプ42は型中の溶液を重合するために作動され、その
後に成型された重合体はピストン46を上昇させそしてベース41を下げること
により型47およびハウジング43から分離される。
図4の装置の修正された形式は刷り込み平製版によりDNA塩基配列決定チッ
プの多コピーを繰り返して造るために、代りに使用されることが出来るだろう。
この場合において、モノマーまたはプレポリマー溶液の代りに、重合体シートが
出発用材料として使用される。これはガラス転移温度以上に加熱されそして次に
型47を有するピストン46が軟化した重合体シート中に押し下げられて複製を
生成する。温度はガラス転移点以下に再び下げられそして次にピストン46およ
び型47は取り除かれる。ランプ42の代りにこの装置は加熱用要素を有する。
分離マトリックスに造られる支柱に加えて、本発明に従うDNA塩基配列決定
用チップは、マトリックスにおいて物質の移動を誘発させるための電界を生成す
るために、底部基体または上部基体上に配置された電極を含む。これは、分離マ
トリックス内の物質に一方向で電界を課するために分離マトリックスの対向する
末端で配置された単一の対の電極であることが出来る。しかしながら、好ましく
は延長された直列の微小電極が基体上に配置され、装置の各々の通路内に多電極
がある。
図5は明確に示すために支柱および孔が省略されている、基体上の微小電極お
よび導電性ワイヤの1つの配置を例示する。微小カソード102および微小アノ
ード103が通路2に配置されている。導電性リード105は基体101を横切
って直接に形成されることが出来るかまたはもし微小孔が基体を通過してカット
されているならば、図6に例示されるように、基体1の下側にワイヤ接続116
を構成することが可能である。微小電極およびリードは任意の比較的に高い導電
率の物質の組成物であってよい。好ましくは電極は、貴金属白金または金のよう
な被覆されたまたは耐腐食性材料から形成される。分離に使用される緩衝液シス
テムへの露出に耐えるのに十分な耐腐食性が必要であるけれども、装置が使い捨
て可能であるならば、貴金属は必要ない。
基体上の微小電極のパターンは、本発明が使用される適用の必要性に従って選
ばれることが出来る。2つのタイプのレイアウトが一般に有効である。図5にお
いて例示される第1のものは各々の微小電極が別々に活性化されることが出来る
、空間的に分散された配列である。かくして或る適用のために必要とされる電極
は作動化されていることが出来る一方、不必要な電極は単に作動を止められてい
てもよい。第2の選択は既知の分離距離および電圧が有効である適用のために使
用される専用パターンである。この場合において電極は所望の適用のために満足
すべきであることが知られている固定されたパターンにレイアウトされることが
出来る。
DNA塩基配列決定用チップとして本発明の分離マトリックスを使用するため
に、分離マトリックスの孔は分離液体で最初に充てんされる。これは緩衝液、膨
潤剤を含有する緩衝液であってよく、あるいはそれは混成分離マトリックスを形
成するために分離マトリックスの支柱と協力して働く第2障害物の分散液であっ
てよい。一般に第2障害物は分離されるべきポリマーの回転の半径と同じ程度の
大きさ、即ち回転の半径の約0.5〜5倍の大きさを有する構造体の均一な大き
さのそして均一に分散された懸濁液である。第2障害物はまた使用される検出シ
ステムと適合性でなければならない。したがって、蛍光検出のために、関連波長
で、蛍光をほとんど有しないかまたはまったく有しない透明または半透明である
べきである。第2障害物として使用されることが出来る材料はPolym.Int.30
:505−511(1993)においてHosaka等によりそしてJ.Microencaps.
10:181−194(1993)においてSanghvi 等により記載されたような
単分散微小球、Diederich 等によりScience 271:317−323(1996
)において記載されたような水溶性フラーレンス(fullerenes)(C60)、そ
してNewkome 等によるJ.Org.Chem.58:3123(1993)およびZimmer
man 等によるScience 271:1095−1098(1996)において記載さ
れたような自己集合性デンドリマー(self-assembling dendrimer)を包含する。
評価されるべきサンプル、特にサンガー(Sanger)法またはマクサム・ギルバ
ート(Maxam/Gilbert)法により造られた核酸塩基配列決定用混合物のサンプルは
次に例えば図7に概要的に示されるように統合された装置において分離マトリッ
クスの一末端で装入される。好ましくは、分離マトリックスの各々の通路に1つ
のサンプルで、複数のサンプルが装入される。
市販の微小ピペットを用いての実際の最小装入量は約100nl(Hamilton,
1993)である。対照的に、(図1の毛細管チャネルへの流入路におけるよう
な)10μm幅×1μm深さ×10μm高さのスタックされた(stacked)電気泳
動帯域は0.1plの容量を占める。それ故に、容量において非常に実質的な減
少(166−倍まで)が初期のスタッキング(stacking)処理中必要とされる可
態性がある。初期相の電気泳動中のそのような高い効率のよいスタッキングは図
8において一層詳細に示される装入用装置301を用いて達成されることが出来
る。
図8の装置は、垂直配向にあるDNA塩基配列決定用チップ203のチャネル
中にサンプルを装入するために適当な配向で示される。装入器は、第2のより小
さな長方形チャネル202に直角で取り付けられた大きな長方形のチャネル20
1からなる。大きな長方形のチャネル201の上面は開いておりそして分離され
るべき容量(例えばDNA混合物を含有する非濃縮サンプルの100nl)を受
容する。より小さな長方形のチャネル202の下面はまた開いておりそしてDN
A塩基配列決定チップ203の機能的チャネルの1つ中に濃縮サンプル(約1p
l)を放出する。大きなチャネルと小さなチャネルとの間に制限のない通路があ
り、第1濃縮工程後であって、且つ第2濃縮工程前の時点で、サンプルがこれら
の間を流れることを可能にする。
第1濃縮工程において、大きなチャネル201の上面に装入されたサンプルは
、電極205aおよび205bの間に生成された電界を用いて電気泳動される。
DNAの通過を防止するのに十分に低くカットオフされた分子量を有するがしか
しサンプルからの溶媒の通過を可能にし、それにより半透膜204a上のサンプ
ルの第1の濃縮を行なう半透膜204a上にDNAが集められる。
次に、第2セットの電極206aおよび206bが作動されて、半透膜204
aからの最初の移動に垂直な方向で、濃縮サンプルを小さなチャネル202中に
移動させることを生じさせる。第2の半透膜204bは小さなチャネル202内
にサンプルを保持する一方で、溶媒の通過を可能にする。最後に第3の電極セッ
ト207aおよび207bは小さいチャネル202からの二重に濃縮されたサン
プルをDNA塩基配列決定チップ203の機能的チャネルの1つに電気泳動させ
るために用いられる。
ペルチェ効果により、大きなチャネル中の緩衝液の局所化冷却を達成させるこ
とが、大きなチェネル201の周囲のまわりに配置された熱電対ストリップの手
段により、また可能である。この戦略は、ガラス転移温度以下にグリセロール含
有緩衝液の温度を低下させ、かくして第1濃縮工程の後に大きなチャネル内の垂
直方向での濃縮DNAの逆拡散を防止する半透膜204aに近くに粘度トラップ
を作成するために使用されることが出来る。
単一のスタッキング操作だけが使用される、図6の装置の単純化形式を使用す
ることがまた可能である。この単純化された装置はチャネル201、半透膜20
4a、電極セット205aと205b、および206aと206bおよび場合に
よりペルチェストリップ208からなる。電極セット206aと206bは、濃
縮されたサンプルを第2濃縮チャネルよりもむしろ、DNA塩基配列決定チップ
中に直接に電気泳動させることを生じさせる。
装入操作中起る処理は以下のとおりに要約されることが出来る:(1)半透膜
上へのz−方向に沿っての電気泳動;(2)“粘度トラップ”を用いての膜に近
いサンプルの、場合による捕獲;(3)第2半透膜中へのx−方向の電気泳動;
およびDNA塩基配列決定チップにおける機能的チャネル中へのz−方向の電気
泳動。
いずれかのスタッキング工程において達成されることが出来るサンプル濃縮の
程度は、方程式
(式中、C0=電気泳動方向に沿っての任意の基準距離(Z0)での濃度、B=
第2ビリアル係数そしてσ=E・〔Ψ/KBT〕(但し、Eは電界強度(V/c
m)、Ψ=見かけのまたは有効正味の電荷(クーロン)、KB=ボルツマン定数
そしてT=絶対温度))を用いて平衡電気泳動の理論から計算されることが出来
る。任意の大きな程度のスタッキングまたは濃縮は十分な高い値に電界強度を単
に上昇させることにより達成されることが出来ることはこの方程式から明らかで
ある。
いったんサンプルが装入されたならば、電力供給源305を用いて、ホルダー
303内に置かれた塩基配列決定用チップ302に電界が適用されて、分離マト
リックス内でのサンプルの移動を誘発する。電界は一定であってもよくあるいは
周期的電界反転が単一ストランドDNAはじご型バンドの解像度を増加させるの
に使用されることが出来る。電流はまた、通路の長さに沿って連続する電極に適
用されることが出来るかあるいは通路内の電極の平行する列に適用されて通路内
で二次元分離を誘発することが出来る。
はしご型バンドにサンプルを分離した後に、DNAは検出部位で検出される。
検出器304は任意のタイプのものであってよくそして検出される物質の種類に
依存して変わるだろう。塩基配列決定反応が5′−蛍光性により標識化された塩
基配列決定プライマーであるならば、分離されたバンドは蛍光により検出される
ことが出来る。3つの別のイルミネーションおよび検出方式が使用されることが
出来るシステムの例示である。
(i)ダイオードレーザーイルミネーターおよびファイバーオプチック/フォ
トトランジスター検出器(Sepamiak等によるJ.Microcol.Separations 1:15
5−157(1981);Foret 等によるElectrophoresis 7:430−432
(1986);Hirokawa等によるJ.Chromatography 463:39−49(19
89):米国特許第5,302,272号)。
(ii)ダイオードレーザーイルミネーターおよび二次元CCD検出器の配列。
二次元CCD配列の検出器についてのデザインは他の場合に記載されていた(米
国特許第4,874,492号および同第5,061,067号(これらを参照
することにより本明細書に組み入れる);Eggers等によるBio Techniques17:
516−524(1994);Lamture 等によるNucleic Acids Res.22:21
21−2125(1994))。そのようなシステムはボードにはりつけたDN
A塩基配列決定チップを中に挿入した、固定配列として有利に構成される。これ
は、費用のかかる検出システムから、量産されたそして比較的に費用のかからな
い塩基配列決定チップを分離する。
(iii)エピフルオレセンス顕微鏡およびイメージ増倍用カメラ。
蛍光検出がDNA塩基配列決定断片の分析において現在使用されている最も普
通の技術でありそしてしたがって、本発明において好ましい方法であるけれども
、他の検出器のタイプが使用されることが出来る。例えば放射能部分で標識化さ
れた対象分子は、X線フィルムまたはシンチレーションカウンターのような放射
線検出器を用いて検出されてよい。非修飾核酸はまた、米国特許出願シリアル第
08/387,272号(この出願を参照することにより本明細書に組み入れる
)に開示されているような入力放射線の偏りを変えることにより検出されること
が出来る。
最も一般的な適用において、本発明は荷電された分子そして特に、たんぱく質
および核酸のような荷電された生体分子の種(species)を移動させそして(また
は)分離するために使用される。さらに本発明は混合された分子の種のサンプル
から1種の分子の種を精製するために用いられることが出来る。支柱および孔分
離マトリックスを、近くに配置された電極と組み合わせることの目的は分離マト
リックス中に局所化された非常に高い密度の電界を作ることである。これらの局
所化された電界は非常に低いエネルギー力の供給によって支えられそしてそれ故
にエネルギー効率がよい。米国特許出願第08/332,577号(この特許出
願を参照することにより本明細書に組み入れる)は核酸およびたんぱく質のよう
な荷電された分子を分離するための高い密度の電界の有用性を示している。局所
化された面積(1〜5mm2)にわたって極度に高い電界(100〜400V/
cm)下に分離された核酸は、慣用の検出器、バイオセンサーおよび微小反応器
構成部品により検出されそして(または)使用されることが出来る。これらの小
形構成部品は装置上の1つの部位でまたは1つより多くの部位で配置されること
が出来る。
DNA塩基配列決定断片の単純な分離および検出が本発明のチップの好ましい
適用であるけれども、そのチップはまた一層複雑なそして完全な分析を行なうた
めに使用されることが出来る。かくして本発明のチップは、統合されたDNA診
断チップにおけるような異なる処理のために1つのウェル(Well)から他のウェ
ルにサンプルを移動させるように造られることが出来る。
公開されたPCT特許出願第WO96/07761号及び同第WO96/01
908号(これらを参照することにより本明細書に組み入れる)に記載されてい
るように、DNA診断の最も費用的に有効な手段は精度を増大させて行く一連の
分析が遺伝子の突然変異の存在および不存在を診断するために使用される診験の
階層的(hierarchical)方法を包含する。図9において例示されるように、一つ
のチップの上に階層的工程のすべてを統合することが可能である。
図9は上記特許出願の診断方法を用いる統合されたDNA診断チップを示す。
階層的方法に包含される工程の非常に簡略化された説明が下に提供される。第1
の工程において、診断されるべき遺伝子のエキソンの1グループが挿入突然変異
および欠失突然変異について調べられる。反応管(図示せず)において、患者の
容疑エキソン(the suspect exons)は発蛍光団(図示せず)で標識化されたオリ
ゴヌクレオチドプライマーを用いて多重化PCRにより増幅される。DNAの得
られた断片は、装入部位803で、装入器802を用いて分離マトリックス80
1に装入される。1群の微小電極804を活性化させた際、サンプルは分離マト
リックス801を通って移動しそして異なる種805、806および807の別
々のバンドに分割する。発蛍光団を励起するのに適当な波長のレーザー源808
は励起部位809に向けられる。バンド806が励起部位809を通過するとき
、その蛍光放射が検出器810により検出される。蛍光放射は記録されるかまた
は表示されることが出来る(811)。もしバンドが正常な遺伝子に関連して挿
入または欠失を有するならばそれは予期された時間とは異なる時間に励起帯域を
通過する。そのような差はその断片中の突然変異の存在を示す。その差は患者の
ファイルに直接に報告されることが出来る。しかしながら、もし挿入突然変異ま
たは欠失突然変異が見い出されないならば、それは次に診断法の第2工程に移し
そして点突然変異の存在または不存在を決定するためにDNAの実際の配列を決
定することが必要である。この目的を達成させるために、分離されたDNA断片
は本発明の方法に従って、直列の微小電極812により、反応センター813に
移動される。
DNA塩基配列決定酵素のような固定された酵素は、米国特許第4,975,
175号および同第5,286,364号(これらを参照することにより本明細
書に組み入れる)に記載されているように反応プールに配置されてよい。第2毛
細管ピペット814により加えられることが出来る適当な試薬が用意されたとき
、塩基配列決定反応が診断チップ上でその場で行なわれることが出来る。適当な
長さの時間後に、反応が完了する。塩基配列決定されたDNAサンプルは次に第
3のグループの微小電極815の活性化により第3の方向で分離される。DNA
配列が慣用の蛍光DNA塩基配列決定法に従って得られる:レーザー源808が
励起部位816に向けられる。サンプルの蛍光放射が検出器817により検出さ
れそして記録されるかまたは表示される(818)。次に点突然変異の存在また
は不存在が記録されそして患者のファイルに報告される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年10月6日
【補正内容】
その配列に供給されたDNAは電界の適用により大きさで分離されそしてエピ
蛍光顕微鏡を用いて検出される。
しかしながら、大部分の診断的DNA塩基配列決定用途、診断的RFLP(制
限断片長さ多型現象)法、等におけるDNA断片の全長は約20ヌクレオチドと
300〜400ヌクレオチドとの間であるので、Volkmuth等により記載
された障害物場は診断的用途において使用するためには十分に適していない。そ
のようなものとして、Volkmuthにより観察されたDNAの長いストラン
ドのルーピング(looping)は分離のためのベースとして信頼することが出来ない
。さらにVolkmuth等の製造方法は各々それぞれの装置を造るために電子
ビームリソグラフィを使用し、これは診断的用途にとっては手の出せないほど費
用がかかるだろう。
国際特許公開第WO94/29707号は巨大分子および細胞分別化のための
ミクロリソグラフィ配列を開示している。その配列はフォトリソグラフィを用い
て造られそして次に電気的、磁気的、流体力学的または光学的場の影響下に移動
する巨大分子または細胞の分離のために使用される。
既知のゲルマトリックスのこれらの不完全性を克服しそして診断的適用におい
て有用な小さなDNA断片の分析において有用である別の形式の分離マトリック
スを提供することが本発明の目的である。
高度に規則正しい構造を有する、バイオポリマーの分離および分析のための分
離マトリックスを提供することが本発明の別の目的である。
非常に高い電界強度に耐えることが出来る分離マトリックスを提供することが
本発明のなお別の目的である。
分離されたバイオポリマーが非常に高い効率で光学的に検出されることを可能
にする分離マトリックスを提供することが本発明のなお別の目的である。
本発明の新規な分離マトリックスを製造するための方法を提供することが本発
明のなお別の目的である。
本発明の新規な分離マトリックスを用いて、バイオポリマーを分離するための
そして特にDNA塩基配列を分析する目的のためにオリゴヌクレオチド断片を分
離するための方法を提供することが本発明のなお別の目的である。発明の概要
本発明はサンガー(Sanger)ジデオキシDNA塩基配列決定法あるいはマクサ
ム・ギルバート(Maxam/Gilbert)化学的DNA塩基配列決定法により生成された
単一ストランドDNAはしご型バンドの迅速な高い分解能分離のための固体状m
m−規模〜cm−規模の装置の形成において有用な分離マトリックスを提供する
。
請求の範囲
1.その第1の主要な表面上に複数の支柱を配置して有する基体を含む分離マ
トリックスであって、前記支柱が複数の平行な列において規則正しい間隔で配置
されており、1列中の隣接する支柱間の間隔が100nmまたはそれ以下であり
、支柱間の領域が、マトリックスを通って移動する荷電された分子に対して装わ
れる(posed)チャレンジを増大する第2の障害物で充てんされていることを特徴
とする分離マトリックス。
2.1列中の隣接する支柱間の間隔が30nmまたはそれ以下である、請求項
1に記載の分離マトリックス。
3.支柱が、平行な列に直角な複数の通路中に分けられており、各々の通路が
、上に支柱を有しない基体の領域により隣接する通路から分離されている、請求
項1または2に記載の分離マトリックス。
5.(a)基体;
(b)複数の支柱(前記支柱は該基体の第1の主要表面上で複数の平行な列に
おいて規則正しい間隔で配置されており、1列における隣接する支柱間の間隔が
100nmまたはそれ以下である);および
(c)荷電されたポリマーの電気泳動分離のための電界を誘発するために、支
柱のまわりの領域に配置された液体媒体と電気的接触をするために、基体上に配
置された少なくとも2つの電極、
を含み、支柱間の領域が、マトリックスを通って移動する荷電された分子に対し
て装われる(posed)チャレンジを増大する第2の障害物で充てんされていること
を特徴とする、荷電されたポリマーの電気泳動分離のためのチップ。
6.1列中の隣接する支柱間の間隔が30nmまたはそれ以下である、請求項
5のチップ。
7.支柱が、平行な列に直角な複数の通路中に分けられており、各々の通路が
、上に支柱を有しない基体の領域により、隣接する通路から分離されている、請
求項5または6に記載のチップ。
9.電極のX−Y配列が基体上に配置されている、請求項5〜7のいずれか1
項に記載のチップ。
10.(a)電子ビームリソグラフィを用いて型を形成し、前記型は支柱およ
び孔の所望の障害物場パターンの逆であり、
(b)型の頁のインプレッション複製として、ポリマー基体中に障害物場をキ
ャスチングまたはインプリントし、
(c)キャスチングされた障害物場を固体支持体に融合させ、そして
(d)マスクから該キャスチングされた障害物場および固体支持体を分離する
、工程を特徴とする、固体支持体上に配置された支柱および孔の障害物場を含む
分離マトリックスを製造する方法。
11.分離マトリックスが請求項1〜3、5〜7または9のいずれか1項に記
載のチップであることを特徴とする、分離マトリックス上に下記混合物を供給し
そして電界を適用して下記混合物中の荷電されたバイオポリマーに移動および分
離を生じさせる工程を含む、バイオポリマーの複数の種(species)を含有する混
合物をバイオポリマーの下位のクラスに分離する方法。
12.チップ内で分離されたバイオポリマーを検出する工程をさらに含む、請
求項11に記載の方法。
13.分離されたバイオポリマーが蛍光検出器を用いて検出される、請求項1
2に記載の方法。
14.分離マトリックスが請求項1〜3、5〜7または9のいずれか1項に記
載のチップであることを特徴とする、塩基配列決定反応からの生成物を含有する
混合物を分離マトリックスに供給し、電界を適用して混合物中の塩基配列決定反
応からの生成物に移動および分離を生じさせそして塩基配列決定反応生成物の分
離されたバンドを検出する工程を含む、核酸を塩基配列を決定する方法。
15.分離されたバンドが蛍光検出器を用いて検出される、請求項14の方法
。
16.(a)荷電されたポリマーの電気泳動分離のためのチップであって、
(1)基体;
(2)複数の支柱(前記支柱は該基体の第1の主要表面上で複数の平行な列に
おいて規則正しい間隔で配置されており、1列における隣接する支柱間の間隔が
100nmまたはそれ以下である);および
(3)荷電されたポリマーの電気泳動分離のための電界を誘発するために、支
柱のまわりの領域に配置された液体媒体と電気的接触をするために基体上に配置
された少なくとも2つの電極;
を含むチップ(このチップは該支柱間の領域に含有される液体媒体を有する)を
受容するためのホルダー;および
(b)混合物中の荷電されたバイオポリマーに、該チップ内での移動および分
離を起こさせるために該チップに電界を適用するための電力供給源;
を含み、しかも該ホルダー内に配置されたチップに供給されるべきサンプルの容
量を減少させるための装入器(ローダー)をさらに含むことを特徴とする、バイ
オポリマーの複数の種(species)をバイオポリマーの下位のクラスに分離するた
めの装置。
17.ホルダーに配置されたチップ内で、荷電された分離されたバイオポリマ
ーを検出するための検出システムをさらに含む、請求項16に記載の装置。
18.検出システムが蛍光検出システムである、請求項17に記載の装置。
20.装入器(ローダー)が、第1濃縮チャネル、第1の1対の電極、バイオ
ポリマーを保持する一方で小さな分子の通過を可能にするのに有効な第1の半透
膜および第2の1対の電極を含み、しかも前記第1の半透膜が該第1の1対の電
極間に配置され、それにより該第1の1対の電極間で該第1濃縮チャネル内に生
成した第1電界において移動するバイオポリマーが該半透膜上に保持されそして
該第2対の電極は該第1半透膜からの保持されたバイオポリマーを移動させるた
めに、該第1電界に垂直な第2電界を生成する、請求項16〜18のいずれか1
項に記載の装置。
21.第2濃縮チャネル、バイオポリマーを保持する一方で、より小さな分子
の通過を可能にするのに有効な第2半透膜および第3の1対の電極をさらに含み
、しかも前記第2の1対の電極は保持されたバイオポリマーに、第1半透膜から
第2濃縮チャネルを通過させて該第2半透膜への移動を起させそして前記第3セ
ットの電極は、該第2半透膜からの保持されたバイオポリマーを移動させるため
に、第2電界に垂直な第3電界を生成する、請求項20に記載の装置。
22.第1濃縮チャネルの1部における温度を低下させて粘度トラップを形成
するための手段をさらに含む、請求項20または21に記載の装置。
23.第1濃縮チャネルの1部分における温度を低下させるための手段が熱電
対チップである、請求項22に記載の装置。
24.第1濃縮チャネル、
第1の1対の電極、
バイオポリマーを保持する一方で低分子量の物質の通過を可能にするのに有効
な第1半透膜、および
第2の1対の電極、
を含み、しかも前記第1の半透膜が該第1の1対の電極間に配置され、それによ
り該第1の1対の電極間で該第1濃縮チャネル内に生成した第1電界において移
動するバイオポリマーが該半透膜上に保持されそして該第2の1対の電極は該第
1半透膜からの保持されたバイオポリマーを移動させるために、該第1電界に垂
直な第2電界を生成する、
低分子量の物質と組み合わせてバイオポリマーを含有するサンプルの容量を減少
させるための装置。
25.第1濃縮チャネルと接触しているがしかしそれに垂直である第2濃縮チ
ャネル、バイオポリマーを保持する一方で、より小さな分子の通過を可能にする
のに有効な第2半透膜および第3対の電極をさらに含み、しかも前記第2対の電
極は保持されたバイオポリマーに、第1半透膜から第2濃縮チャネルを通過させ
て該第2半透膜への移動を起させそして前記第3のセットの電極は、該第2半透
膜からの保持されたバイオポリマーを移動させるために、第2電界に垂直な第3
電界を生成する、請求項24に記載の装置。
26.第1濃縮チャネルの1部分における温度を低下させて粘度トラップを形
成するための手段をさらに含む、請求項24または25に記載の装置。
27.第1濃縮チャネルの1部分における温度を低下させるための手段が熱電
対チップである、請求項26に記載の装置。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
C12N 15/00 A
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,
DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I
L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK
,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,
MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR
,TT,UA,UG,US,UZ,VN
(72)発明者 ウオーターハウス,ポール
カナダ国 エル0アール 1ジェイ0 オ
ンタリオ,コープタウン,ガバナーズ ロ
ード 2145
(72)発明者 イズメイロブ,アレクサンドル エム.
カナダ国 エム5エイ 4ジー3 オンタ
リオ,トロント,ハーン プレイス 5,
アパートメント 314
(72)発明者 マルゾ,ブルーノ
カナダ国 オンタリオ,トロント,ブラン
ズウィック アベニュー 492
(72)発明者 スチーブンス,ジョン ケイ.
カナダ国 エム5アール 2アール7 オ
ンタリオ,トロント,ヒューロン ストリ
ート 540
(72)発明者 ラーソン,マリナ ティー.
アメリカ合衆国 10598 ニューヨーク州
ヨークタウンハイツ,ビスタ コート
2322
【要約の続き】
ポリマーから造られることが出来る。この場合におい
て、マトリックスは100nmまたはそれ以下の所望の
最終間隔より大きい、支柱間の間隔で、慣用の方法で型
上にキャスチングされる。使用のため、膨潤を制御する
特定の化学剤で飽和された緩衝剤溶液が加えられて、所
望の分離を達成させるために規定された量に支柱を膨潤
させる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.その第1の主要な表面上に複数の支柱を配置して有する基体を含む分離マ トリックスであって、前記支柱が複数の平行な列において規則正しい間隔で配置 されており、1列中の隣接する支柱間の間隔が100nmまたはそれ以下である 、分離マトリックス。 2.1列中の隣接する支柱間の間隔が30nmまたはそれ以下である、請求項 1に記載の分離マトリックス。 3.支柱が、平行な列に直角な複数の通路中に分けられており、各々の通路が 、上に支柱を有しない基体の領域により、隣接する通路から分離されている、請 求項1または2に記載の分離マトリックス。 4.支柱間の領域が、マトリックスを通って移動する荷電された分子に対して 装われる(posed)チャレンジを増大する第2の障害物で充てんされている、請求 項1〜3のいずれか1項に記載の分離マトリックス。 5.(a)基体; (b)複数の支柱(前記支柱は該基体の第1の主要表面上で複数の平行な列に おいて規則正しい間隔で配置されており、1列における隣接する支柱間の間隔が 100nmまたはそれ以下である);および (c)荷電されたポリマーの電気泳動分離のための電界を誘発するために、支 柱のまわりの領域に配置された液体媒体と電気的接触をするために、基体上に配 置された少なくとも2つの電極、 を含む荷電されたポリマーの電気泳動分離のためのチップ。 6.1列中の隣接する支柱間の間隔が30nmまたはそれ以下である、請求項 5のチップ。 7.支柱が、平行な列に直角な複数の通路中に分けられており、各々の通路が 、上に支柱を有しない基体の領域により、隣接する通路から分離されている、請 求項5または6に記載のチップ。 8.支柱間の領域が、電界において移動する荷電された分子に対して装われる (posed)チャレンジを増大する第2の障害物で充てんされている、請求項5〜7 のいずれか1項に記載のチップ。 9.電極のX−Y配列が基体上に配置されている、請求項5〜8のいずれか1 項に記載のチップ。 10.(a)電子ビームリソグラフィを用いて型を形成し、前記型は支柱およ び孔の所望の障害物場パターンの逆であり、 (b)型のネガのインプレッション複製として、ポリマー基体中に障害物場を キャスチングまたはインプリントし、 (c)キャスチングされた障害物場を固体支持体に融合させ、そして (d)マスクから該キャスチングされた障害物場および固体支持体を分離する 、工程を含む、固体支持体上に配置された支柱および孔の障害物場を含む分離マ トリックスを製造する方法、 11.(a)(1)基体; (2)複数の支柱(前記支柱は該基体の第1の主要表面上で複数の平行な列に おいて規則正しい間隔で配置されており、1列における隣接する支柱間の間隔が 100nmまたはそれ以下である);および (3)荷電されたポリマーの電気泳動分離のための電界を誘発するために、支 柱のまわりの領域に配置された液体媒体と電気的接触をするために基体上に配置 された少なくとも2つの電極; を含む、荷電されたポリマーの電気泳動分離のためのチップ(前記チップは該支 柱間の領域において含有される液体媒体を有する)上に下記混合物を供給し、そ して (b)該チップに電界を適用して、下記混合物中の荷電されたバイオポリマー に該チップ内で移動させそして分離させるることを起こさせる、 工程を含む、バイオポリマーの複数の種(species)を含有する混合物をバイオポ リマーの下位のクラスに分離するための方法。 12.チップ内で分離されたバイオポリマーを検出する工程をさらに含む、請 求項11に記載の方法。 13.分離されたバイオポリマーが蛍光検出器を用いて検出される、請求項1 2に記載の方法。 14.(a)(1)基体; (2)複数の支柱(前記支柱は該基体の第1の主要表面上で複数の平行な例に おいて規則正しい間隔で配置されており、1列における隣接する支柱間の間隔が 100nmまたはそれ以下である);および (3)荷電されたポリマーの電気泳動分離のための電界を誘発するために、支 柱のまわりの領域に配置された液体媒体と電気的接触をするために基体上に配置 された少なくとも2つの電極; を含む、荷電されたポリマーの電気泳動分離のためのチップ(前記チップは該支 柱間の領域において含有される液体媒体を有する)上に、塩基配列決定反応から の生成物を含有する混合物を供給し; (b)混合物中の荷電されたバイオポリマーを該チップ内で移動を起こさせる ために該チップに電解を適用し;そして (c)塩基配列決定反応生成物の分離されたバンドを検出する; ことを含む核酸を塩基配列決定する方法。 15.分離されたバンドが蛍光検出器を用いて検出される、請求項14の方法 。 16.(a)荷電されたポリマーの電気泳動分離のためのチップであって、 (1)基体; (2)複数の支柱(前記支柱は該基体の第1の主要表面上で複数の平行な列に おいて規則正しい間隔で配置されており、1列における隣接する支柱間の間隔が 100nmまたはそれ以下である);および (3)荷電されたポリマーの電気泳動分離のための電界を誘発するために、支 柱のまわりの領域に配置された液体媒体と電気的接触をするために基体上に配置 された少なくとも2つの電極; を含むチップ(このチップは該支柱間の領域に含有される液体媒体を有する)を 受容するためのホルダー;および (b)混合物中の荷電されたバイオポリマーに、該チップ内での移動および分 離を起こさせるために該チップに電界を適用するための電力供給源; を含む、バイオポリマーの複数の種(species)をバイオポリマーの下位クラスに 分離するための装置。 17.ホルダーに配置されたチップ内で、荷電された分離されたバイオポリマ ーを検出するための検出システムをさらに含む、請求項16に記載の装置。 18.検出システムが蛍光検出システムである、請求項17に記載の装置。 19.ホルダー内に配置されたチップに供給されるべきサンプルの容量を減少 させるための装入器(ローダー)をさらに含む、請求項16〜18のいずれか1 つに記載の装置。 20.装入器(ローダー)が、第1濃縮チャネル、第1の1対の電極、バイオ ポリマーを保持する一方で小さな分子の通過を可能にするのに有効な第1の半透 膜および第2の1対の電極を含み、しかも前記第1の半透膜が該第1の1対の電 極間に配置され、それにより該第1の1対の電極間で該第1濃縮チャネル内に生 成した第1電界において移動するバイオポリマーが該半透膜上に保持されそして 該第2対の電極は該第1半透膜からの保持されたバイオポリマーを移動させるた めに、該第1電界に垂直な第2電界を生成する、請求項19に記載の装置。 21.第2濃縮チャネル、バイオポリマーを保持する一方で、より小さな分子 の通過を可能にするのに有効な第2半透膜および第3の1対の電極をさらに含み 、しかも前記第2の1対の電極は保持されたバイオポリマーに、第1半透膜から 第2濃縮チャネルを通過させて該第2半透膜への移動を起させそして前記第3セ ットの電極は、該第2半透膜からの保持されたバイオポリマーを移動させるため に、第2電界に垂直な第3電界を生成する、請求項20に記載の装置。 22.第1濃縮チャネルの1部における温度を低下させて粘度トラップを形成 するための手段をさらに含む、請求項20または21に記載の装置。 23.第1濃縮チャネルの1部分における温度を低下させるための手段が熱電 対チップである、請求項22に記載の装置。 24.第1濃縮チャネル、 第1の1対の電極、 バイオポリマーを保持する一方で低分子量の物質の通過を可能にするのに有効 な第1半透膜、および 第2の1対の電極、 を含み、しかも前記第1の半透膜が該第1の1対の電極間に配置され、それによ り該第1の1対の電極間で該第1濃縮チャネル内に生成した第1電界において移 動するバイオポリマーが該半透膜上に保持されそして該第2の1対の電極は該第 1半透膜からの保持されたバイオポリマーを移動させるために、該第1電界に垂 直な第2電界を生成する、 低分子量の物質と組み合わせてバイオポリマーを含有するサンプルの容量を減少 させるための装置。 25.第1濃縮チャネルと接触しているがしかしそれに垂直である第2濃縮チ ャネル、バイオポリマーを保持する一方で、より小さな分子の通過を可能にする のに有効な第2半透膜および第3対の電極をさらに含み、しかも前記第2対の電 極は保持されたバイオポリマーに、第1半透膜から第2濃縮チャネルを通過させ て該第2半透膜への移動を起させそして前記第3のセットの電極は、該第2半透 膜からの保持されたバイオポリマーを移動させるために、第2電界に垂直な第3 電界を生成する、請求項24に記載の装置。 26.第1濃縮チャネルの1部分における温度を低下させて粘度トラップを形 成するための手段をさらに含む、請求項24または25に記載の装置。 27.第1濃縮チャネルの1部分における温度を低下させるための手段が熱電 対チップである、請求項26に記載の装置。
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