JPH1150820A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents
内燃機関のバルブタイミング制御装置Info
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- JPH1150820A JPH1150820A JP9210859A JP21085997A JPH1150820A JP H1150820 A JPH1150820 A JP H1150820A JP 9210859 A JP9210859 A JP 9210859A JP 21085997 A JP21085997 A JP 21085997A JP H1150820 A JPH1150820 A JP H1150820A
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- Japan
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- relative rotation
- hydraulic
- hydraulic control
- control
- rotating body
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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- F01L2001/34423—Details relating to the hydraulic feeding circuit
- F01L2001/34436—Features or method for avoiding malfunction due to foreign matters in oil
- F01L2001/3444—Oil filters
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ロック機構付きのベーン式可変バルブタイミン
グ(VVT)機構の相対回転の切り換え時にロック機構
が不用意に作動して回転不能となることを未然に防止可
能な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。 【解決手段】VVT機構11は、カムシャフト12に接続され
た内部ロータ29と、エンジンの出力軸に接続されたハウ
ジング28からなり、更に内部ロータ29とハウジング28と
の相対回転を制限するロック機構43,49が設けられてい
る。電子制御装置(ECU)17はVVT機構11を駆動制御す
ると共に、ロック機構43,49が作動する特定の相対回転
角において、相対回転方向の切り換えを行う場合、進角
側及び遅角側油圧室に所定量の油を供給する保持制御を
所定時間実行した後、進角制御に切り換える。切り換え
中、常にロック機構を解除する為に必要な油圧が供給さ
れ続けることとなり、ロック機構の不用意な作動を防止
することができる。
グ(VVT)機構の相対回転の切り換え時にロック機構
が不用意に作動して回転不能となることを未然に防止可
能な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。 【解決手段】VVT機構11は、カムシャフト12に接続され
た内部ロータ29と、エンジンの出力軸に接続されたハウ
ジング28からなり、更に内部ロータ29とハウジング28と
の相対回転を制限するロック機構43,49が設けられてい
る。電子制御装置(ECU)17はVVT機構11を駆動制御す
ると共に、ロック機構43,49が作動する特定の相対回転
角において、相対回転方向の切り換えを行う場合、進角
側及び遅角側油圧室に所定量の油を供給する保持制御を
所定時間実行した後、進角制御に切り換える。切り換え
中、常にロック機構を解除する為に必要な油圧が供給さ
れ続けることとなり、ロック機構の不用意な作動を防止
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気バ
ルブ又は排気バルブの開閉時期を可変とする内燃機関の
バルブタイミング制御装置に関する。
ルブ又は排気バルブの開閉時期を可変とする内燃機関の
バルブタイミング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のバルブタイミング制御装置
は、カムシャフトの回転位相を変更することで、吸気バ
ルブ又は排気バルブの開閉時期を調整するものである。
これにより、負荷や回転数などの内燃機関の運転状態に
応じて吸気バルブ又は排気バルブの開閉時期を最適化す
ることが可能となる。したがって、幅広い運転状態にわ
たり、内燃機関の燃費や出力、エミッション等を向上さ
せることが可能となる。
は、カムシャフトの回転位相を変更することで、吸気バ
ルブ又は排気バルブの開閉時期を調整するものである。
これにより、負荷や回転数などの内燃機関の運転状態に
応じて吸気バルブ又は排気バルブの開閉時期を最適化す
ることが可能となる。したがって、幅広い運転状態にわ
たり、内燃機関の燃費や出力、エミッション等を向上さ
せることが可能となる。
【0003】この様にバルブタイミングを変更する可変
バルブタイミング機構には様々な形式のものが存在して
いるが、特開平1−92504号公報に記載された「弁
開閉調整装置」などがその一例として掲げられる。
バルブタイミング機構には様々な形式のものが存在して
いるが、特開平1−92504号公報に記載された「弁
開閉調整装置」などがその一例として掲げられる。
【0004】前記公報に掲げられたような形式の可変バ
ルブタイミング機構は、内燃機関のクランクシャフトか
ら駆動力を受ける第1の回転体と、カムシャフトと一体
となって回転する第2の回転体とを備えている。
ルブタイミング機構は、内燃機関のクランクシャフトか
ら駆動力を受ける第1の回転体と、カムシャフトと一体
となって回転する第2の回転体とを備えている。
【0005】前記両回転体のどちらか一方に形成された
凹部内には、もう一方の回転体に形成されたベーンが配
設されている。前記凹部を前記ベーンによって区画する
ことで、同ベーンの両側には第1の油圧室及び第2の油
圧室が形成されている。
凹部内には、もう一方の回転体に形成されたベーンが配
設されている。前記凹部を前記ベーンによって区画する
ことで、同ベーンの両側には第1の油圧室及び第2の油
圧室が形成されている。
【0006】これら第1及び第2の油圧室内の油圧を変
化させることで、前記第2の回転体は前記第1の回転体
に対して相対回転させられる。この相対回転により第1
の回転体に対する第2の回転体の相対回転角度が変化
し、よって同カムシャフトにより開閉駆動される吸気・
排気バルブの開閉タイミングが変更される。
化させることで、前記第2の回転体は前記第1の回転体
に対して相対回転させられる。この相対回転により第1
の回転体に対する第2の回転体の相対回転角度が変化
し、よって同カムシャフトにより開閉駆動される吸気・
排気バルブの開閉タイミングが変更される。
【0007】より具体的には、前記第1の回転体及び第
2の回転体を相対回転させる際には、前記第1あるいは
第2の油圧室のどちらか一方の油圧室に油圧を供給し、
同時に他方の油圧室から油圧を排出する。この油圧の供
給・排出により発生する圧力差に基づき、前記ベーンが
低油圧の油圧室側に移動し、第1の回転体が第2の回転
体に対して相対回転する。
2の回転体を相対回転させる際には、前記第1あるいは
第2の油圧室のどちらか一方の油圧室に油圧を供給し、
同時に他方の油圧室から油圧を排出する。この油圧の供
給・排出により発生する圧力差に基づき、前記ベーンが
低油圧の油圧室側に移動し、第1の回転体が第2の回転
体に対して相対回転する。
【0008】前記相対回転角度が適当な位相となると、
前記第1及び第2の油圧室内の油圧が均等となるよう油
圧制御を行う。これにより前記ベーンの移動が制限さ
れ、相対回転角度が固定される。
前記第1及び第2の油圧室内の油圧が均等となるよう油
圧制御を行う。これにより前記ベーンの移動が制限さ
れ、相対回転角度が固定される。
【0009】以上のような構成の可変バルブタイミング
機構は、一般に「ベーン式可変バルブタイミング機構」
と呼ばれている。このベーン式可変バルブタイミング機
構では、内燃機関の始動時等に同可変バルブタイミング
機構への油圧の供給が十分に行えない場合があり、同可
変バルブタイミング機構の動作が不安定となることがあ
る。これを防止するため、特開平1−92504号公報
に開示されるように、内燃機関の始動直後等、前記油圧
室内に供給される油圧が十分でない場合に、前記第1の
回転体に対する第2の回転体の相対回転を固定しておく
ためのロック機構を設けているものがある。
機構は、一般に「ベーン式可変バルブタイミング機構」
と呼ばれている。このベーン式可変バルブタイミング機
構では、内燃機関の始動時等に同可変バルブタイミング
機構への油圧の供給が十分に行えない場合があり、同可
変バルブタイミング機構の動作が不安定となることがあ
る。これを防止するため、特開平1−92504号公報
に開示されるように、内燃機関の始動直後等、前記油圧
室内に供給される油圧が十分でない場合に、前記第1の
回転体に対する第2の回転体の相対回転を固定しておく
ためのロック機構を設けているものがある。
【0010】このロック機構としては、前記両回転体の
どちらか一方に形成された係止孔と、他方に形成された
収容孔内に収容され、スプリングにより付勢されること
で前記係止孔内に嵌入可能なロックピンとによって構成
される機構が広く採用されている。このようなロックピ
ンを備えるロック機構では、前記第1及び第2の油圧室
への油圧供給経路に連通する第1のロック解除用の油圧
室及び第2のロック解除用の油圧室を設けている。これ
らロック解除用の油圧室内に油圧を供給することによっ
て、前記スプリングの付勢力に抗して前記ロックピンが
移動し、前記係止穴内から離脱してロック状態が解除さ
れる。
どちらか一方に形成された係止孔と、他方に形成された
収容孔内に収容され、スプリングにより付勢されること
で前記係止孔内に嵌入可能なロックピンとによって構成
される機構が広く採用されている。このようなロックピ
ンを備えるロック機構では、前記第1及び第2の油圧室
への油圧供給経路に連通する第1のロック解除用の油圧
室及び第2のロック解除用の油圧室を設けている。これ
らロック解除用の油圧室内に油圧を供給することによっ
て、前記スプリングの付勢力に抗して前記ロックピンが
移動し、前記係止穴内から離脱してロック状態が解除さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなロック機構を備えるバルブタイミング制御装置で
は、前記第1の回転体に対する第2の回転体の相対回転
の方向を切り換える際に、前記ロック機構のロック状態
解除が一時的に不能となることがあった。このようなロ
ック解除不能状態は、円滑なバブルタイミング制御を阻
害する。
うなロック機構を備えるバルブタイミング制御装置で
は、前記第1の回転体に対する第2の回転体の相対回転
の方向を切り換える際に、前記ロック機構のロック状態
解除が一時的に不能となることがあった。このようなロ
ック解除不能状態は、円滑なバブルタイミング制御を阻
害する。
【0012】以下に、この問題発生のメカニズムについ
て、例を挙げて、より具体的に説明する。ここでは前記
第1の油圧室に油圧を供給して第2の油圧室側に前記ベ
ーンを付勢している状態から、第2の油圧室に油圧を供
給して第1の油圧室側に同ベーンを付勢する状態に切り
替える場合について述べる。
て、例を挙げて、より具体的に説明する。ここでは前記
第1の油圧室に油圧を供給して第2の油圧室側に前記ベ
ーンを付勢している状態から、第2の油圧室に油圧を供
給して第1の油圧室側に同ベーンを付勢する状態に切り
替える場合について述べる。
【0013】はじめの状態では、前記第1の油圧室内に
油圧が供給されており、前記第2の油圧室内の油圧は抜
けている。このとき前記ロックピンも第1の油圧室内に
供給される油圧に基づき、スプリングの付勢力に抗して
移動しており、ロック解除された状態となっている。
油圧が供給されており、前記第2の油圧室内の油圧は抜
けている。このとき前記ロックピンも第1の油圧室内に
供給される油圧に基づき、スプリングの付勢力に抗して
移動しており、ロック解除された状態となっている。
【0014】この状態で相対回転方向の切替を行う制御
指令が出されると、第1の油圧室に連通する油圧経路が
開放され、それと共に第2の油圧室に連通する油圧経路
に対して油圧の供給が開始される。このことで、前記第
1の油圧室及び同油圧室と連通する第1のロック解除用
油圧室内の油圧の排出、第2の油圧室内への油圧の供
給、第2のロック解除用油圧室への油圧の供給に基づく
ロック機構のロック状態の解除が行われる。
指令が出されると、第1の油圧室に連通する油圧経路が
開放され、それと共に第2の油圧室に連通する油圧経路
に対して油圧の供給が開始される。このことで、前記第
1の油圧室及び同油圧室と連通する第1のロック解除用
油圧室内の油圧の排出、第2の油圧室内への油圧の供
給、第2のロック解除用油圧室への油圧の供給に基づく
ロック機構のロック状態の解除が行われる。
【0015】しかしながら、実際には上記の一連の作用
が実行されるのは同時ではなく、若干のタイムラグを伴
っている。第1の油圧室及びこれと連通する第1のロッ
ク解除用油圧室内からの油圧の排出は、直ちに行われ
る。
が実行されるのは同時ではなく、若干のタイムラグを伴
っている。第1の油圧室及びこれと連通する第1のロッ
ク解除用油圧室内からの油圧の排出は、直ちに行われ
る。
【0016】第2の油圧室内への油圧の供給は、先ず同
第2の油圧室と連通する油圧経路内を油圧が満たしてか
ら該油圧室内への油の流入が開始されるため、前述の第
1の油圧室等からの油圧の排出よりも遅れて実行され
る。
第2の油圧室と連通する油圧経路内を油圧が満たしてか
ら該油圧室内への油の流入が開始されるため、前述の第
1の油圧室等からの油圧の排出よりも遅れて実行され
る。
【0017】第2のロック解除用油圧室への油圧の供給
に基づくロック機構のロック状態の解除は、同油圧室内
の油圧が前記スプリングの付勢力に抗する程度まで蓄圧
されるのには時間がかかる為、上記の第2油圧室への油
圧供給よりもさらに遅れて実行される。
に基づくロック機構のロック状態の解除は、同油圧室内
の油圧が前記スプリングの付勢力に抗する程度まで蓄圧
されるのには時間がかかる為、上記の第2油圧室への油
圧供給よりもさらに遅れて実行される。
【0018】このように、第1のロック解除用油圧室の
油圧が無くなってから第2のロック解除用の油圧室の油
圧が十分に上昇するまでの間には、タイムラグが存在し
ている。このため第1の回転体に対する第2の回転体の
相対回転方向を直接切り替える際には、一時的にせよロ
ック解除不能となっている。
油圧が無くなってから第2のロック解除用の油圧室の油
圧が十分に上昇するまでの間には、タイムラグが存在し
ている。このため第1の回転体に対する第2の回転体の
相対回転方向を直接切り替える際には、一時的にせよロ
ック解除不能となっている。
【0019】したがって、もし前記ロックピンと前記係
止穴との位置が合致する相対回転角度において上記の相
対回転方向の切替が行われると、一時的に同ロックピン
が同係止穴内に嵌入する場合がある。
止穴との位置が合致する相対回転角度において上記の相
対回転方向の切替が行われると、一時的に同ロックピン
が同係止穴内に嵌入する場合がある。
【0020】さらに、前記第2のロック解除用油圧室内
の油圧が上昇して前記ロックピンが前記係止穴から完全
に離脱する以前に、前記第2の油圧室内の油圧が上昇し
て前記第1の回転体に対する第2の回転体の相対回転が
開始されるような事態も発生し得る。このような場合、
前記ロックピンが挟み込まれることで前記係止穴から離
脱不能となり、第1の回転体に対する第2の回転体の相
対回転が円滑に行われなくなる。
の油圧が上昇して前記ロックピンが前記係止穴から完全
に離脱する以前に、前記第2の油圧室内の油圧が上昇し
て前記第1の回転体に対する第2の回転体の相対回転が
開始されるような事態も発生し得る。このような場合、
前記ロックピンが挟み込まれることで前記係止穴から離
脱不能となり、第1の回転体に対する第2の回転体の相
対回転が円滑に行われなくなる。
【0021】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、その目的は円滑なバルブタイミング制御を行
って、高い信頼性を有するバルブタイミング制御装置を
提供することにある。
のであり、その目的は円滑なバルブタイミング制御を行
って、高い信頼性を有するバルブタイミング制御装置を
提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、内燃機関の回転駆動力を
受け取る第1の回転体と、前記第1の回転体の回転に連
動して回転すると共に、前記第1の回転体に対して相対
回転角度の変位可能な第2の回転体と、前記第1の回転
体に対する前記第2の回転体の相対回転角度を油圧によ
って変更する相対回転角度変更手段と、前記第1の回転
体に対する前記第2の回転体の特定の相対回転角度の状
態にて前記第1の回転体と前記第2の回転体との間の相
対回転を許容する許容状態と許容しない非許容状態とに
油圧によって切換制御されるロック手段と、前記相対回
転角度変更手段を作動する油圧及び前記ロック機構を作
動する油圧を制御する油圧供給制御手段とを備え、吸気
バルブ又は排気バルブを駆動するカムシャフトに前記内
燃機関の回転駆動力を前記内燃機関の回転駆動力を前記
第1の回転体及び第2の回転体を介して伝達する内燃機
関のバルブタイミング制御装置において、前記第2の回
転体の相対回転角度を遅らせる第1の油圧制御と、前記
第2の回転体の相対回転角度を進める第2の油圧制御
と、前記第2の相対回転角度を保持する第3の油圧制御
とのいずれかを行って前記相対回転角度を制御し、少な
くとも前記第3の油圧制御によって前記ロック機構を前
記許容状態に規制し、前記第1の油圧制御、前記第2の
油圧制御及び前記第3の油圧制御のいずれもしないとき
には前記ロック機構を非許容状態に規制するようにし、
前記特定の相対回転角度の状態にあって前記第1の油圧
制御又は前記第2の油圧制御を開始する際には、前記第
3の油圧制御を先に行って前記ロック機構を許容状態に
してから前記第1の油圧制御又は前記第2の油圧制御を
行うようにしたことを特徴とするものである。
め、請求項1記載の発明では、内燃機関の回転駆動力を
受け取る第1の回転体と、前記第1の回転体の回転に連
動して回転すると共に、前記第1の回転体に対して相対
回転角度の変位可能な第2の回転体と、前記第1の回転
体に対する前記第2の回転体の相対回転角度を油圧によ
って変更する相対回転角度変更手段と、前記第1の回転
体に対する前記第2の回転体の特定の相対回転角度の状
態にて前記第1の回転体と前記第2の回転体との間の相
対回転を許容する許容状態と許容しない非許容状態とに
油圧によって切換制御されるロック手段と、前記相対回
転角度変更手段を作動する油圧及び前記ロック機構を作
動する油圧を制御する油圧供給制御手段とを備え、吸気
バルブ又は排気バルブを駆動するカムシャフトに前記内
燃機関の回転駆動力を前記内燃機関の回転駆動力を前記
第1の回転体及び第2の回転体を介して伝達する内燃機
関のバルブタイミング制御装置において、前記第2の回
転体の相対回転角度を遅らせる第1の油圧制御と、前記
第2の回転体の相対回転角度を進める第2の油圧制御
と、前記第2の相対回転角度を保持する第3の油圧制御
とのいずれかを行って前記相対回転角度を制御し、少な
くとも前記第3の油圧制御によって前記ロック機構を前
記許容状態に規制し、前記第1の油圧制御、前記第2の
油圧制御及び前記第3の油圧制御のいずれもしないとき
には前記ロック機構を非許容状態に規制するようにし、
前記特定の相対回転角度の状態にあって前記第1の油圧
制御又は前記第2の油圧制御を開始する際には、前記第
3の油圧制御を先に行って前記ロック機構を許容状態に
してから前記第1の油圧制御又は前記第2の油圧制御を
行うようにしたことを特徴とするものである。
【0023】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記
第1の油圧制御及び第2の油圧制御の一方から他方へ切
り替える際には、前記第3の油圧制御を先に行って前記
ロック機構を許容状態にしてから前記他方の油圧制御を
行うようにしたことを特徴とするものである。
の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記
第1の油圧制御及び第2の油圧制御の一方から他方へ切
り替える際には、前記第3の油圧制御を先に行って前記
ロック機構を許容状態にしてから前記他方の油圧制御を
行うようにしたことを特徴とするものである。
【0024】請求項3記載の発明では、請求項1及び請
求項2のいずれか1項に記載の内燃機関のバルブタイミ
ング制御装置において、前記特定の相対回転角度は最遅
角状態であり、前記第2の油圧制御を開始する際には前
記第3の油圧制御を先に行って前記ロック機構を許容状
態にしてから前記第2の油圧制御を行うようにしたこと
を特徴とするものである。
求項2のいずれか1項に記載の内燃機関のバルブタイミ
ング制御装置において、前記特定の相対回転角度は最遅
角状態であり、前記第2の油圧制御を開始する際には前
記第3の油圧制御を先に行って前記ロック機構を許容状
態にしてから前記第2の油圧制御を行うようにしたこと
を特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を多気筒ガソリン
エンジンに設けられたバルブタイミング制御装置として
具体化した実施の形態について説明する。
エンジンに設けられたバルブタイミング制御装置として
具体化した実施の形態について説明する。
【0026】図1は、可変バルブタイミング機構(以
下、「VVT機構」という)11、油圧通路P1,P2
を通じて油を供給するためのオイルポンプ15、各油圧
通路P1,P2の途中に設けられたオイルコントロール
バルブ(以下、「OCV」という)16、及び前記OC
V16をエンジンの運転状態に応じて制御するための電
子制御装置(以下、「ECU」という)17等を示す。
下、「VVT機構」という)11、油圧通路P1,P2
を通じて油を供給するためのオイルポンプ15、各油圧
通路P1,P2の途中に設けられたオイルコントロール
バルブ(以下、「OCV」という)16、及び前記OC
V16をエンジンの運転状態に応じて制御するための電
子制御装置(以下、「ECU」という)17等を示す。
【0027】吸気側カムシャフト12のジャーナル12
aは、シリンダヘッド18の上端面とベアリングキャッ
プ19とによって回転可能に支持されている。図6に示
すように、吸気側カムシャフト12の基端側(図6の右
側)には、その外周部に一対のカム20が4組設けられ
ている。これらカム20は吸気側カムシャフト12とと
もに回転し、気筒毎に設けられた吸気バルブ(図示しな
い)を開閉駆動するようになっている。
aは、シリンダヘッド18の上端面とベアリングキャッ
プ19とによって回転可能に支持されている。図6に示
すように、吸気側カムシャフト12の基端側(図6の右
側)には、その外周部に一対のカム20が4組設けられ
ている。これらカム20は吸気側カムシャフト12とと
もに回転し、気筒毎に設けられた吸気バルブ(図示しな
い)を開閉駆動するようになっている。
【0028】吸気側カムシャフト12において、ジャー
ナル20aより基端側の部分には拡径部21が形成され
ている。拡径部21の外周にはドリブンギヤ22が回転
可能に取り付けられている。ドリブンギヤ22の外周部
には複数の外歯22aが形成されている。図3に示すよ
うに、この外歯22aは排気側カムシャフト23に設け
られたドライブギヤ24の外歯24aに噛み合わされて
いる。排気側カムシャフト23には吸気側カムシャフト
12と同様に一対のカム25が4組形成されている。こ
れらカム25は排気側からカムシャフト23の回転と共
に回転して気筒毎に設けられた図示しない排気バルブを
開閉駆動するようになっている。
ナル20aより基端側の部分には拡径部21が形成され
ている。拡径部21の外周にはドリブンギヤ22が回転
可能に取り付けられている。ドリブンギヤ22の外周部
には複数の外歯22aが形成されている。図3に示すよ
うに、この外歯22aは排気側カムシャフト23に設け
られたドライブギヤ24の外歯24aに噛み合わされて
いる。排気側カムシャフト23には吸気側カムシャフト
12と同様に一対のカム25が4組形成されている。こ
れらカム25は排気側からカムシャフト23の回転と共
に回転して気筒毎に設けられた図示しない排気バルブを
開閉駆動するようになっている。
【0029】排気側カムシャフト23は、吸気側カムシ
ャフト12と同様、シリンダヘッド18及びベアリング
キャップ(図示しない)によって回転可能に支持されて
いる。排気側カムシャフト23の一端部には、カムプー
リ26が固定されており、同プーリ26にはタイミング
ベルト27が掛装されている。タイミングベルト27
は、クランクシャフト(図示しない)に取り付けられた
クランクプーリ(図示しない)に掛装されている。
ャフト12と同様、シリンダヘッド18及びベアリング
キャップ(図示しない)によって回転可能に支持されて
いる。排気側カムシャフト23の一端部には、カムプー
リ26が固定されており、同プーリ26にはタイミング
ベルト27が掛装されている。タイミングベルト27
は、クランクシャフト(図示しない)に取り付けられた
クランクプーリ(図示しない)に掛装されている。
【0030】エンジンの運転が開始されると、排気側カ
ムシャフト23にはカムプーリ26を介してクランクシ
ャフトの回転駆動力が伝達される。同時に、その回転駆
動力はドライブギヤ24及びVVT機構11を介して吸
気側カムシャフト12に伝達される。
ムシャフト23にはカムプーリ26を介してクランクシ
ャフトの回転駆動力が伝達される。同時に、その回転駆
動力はドライブギヤ24及びVVT機構11を介して吸
気側カムシャフト12に伝達される。
【0031】図4に示すように、VVT機構11は、円
筒形状のハウジング28と同ハウジング28内に配置さ
れた内部ロータ29とを備えている。内部ロータ29
は、内部ロータ29の中心に位置した円柱部31と、円
柱部31の外周に突出形成された4つのベーン32とを
備えている。各ベーン32は吸気側カムシャフト12の
軸心Lの周りに等角度間隔に配置されている。
筒形状のハウジング28と同ハウジング28内に配置さ
れた内部ロータ29とを備えている。内部ロータ29
は、内部ロータ29の中心に位置した円柱部31と、円
柱部31の外周に突出形成された4つのベーン32とを
備えている。各ベーン32は吸気側カムシャフト12の
軸心Lの周りに等角度間隔に配置されている。
【0032】ハウジング28の内部には4つの凸部33
が吸気側カムシャフト12の周方向において所定間隔を
隔てた位置に、吸気側カムシャフト12の軸心に向けて
突出形成されている。これら各凸部33の先端面は円柱
部31の外周面に摺接されている。各凸部33の間は溝
部34となっており、各ベーン32は各溝部34内に配
置されている。
が吸気側カムシャフト12の周方向において所定間隔を
隔てた位置に、吸気側カムシャフト12の軸心に向けて
突出形成されている。これら各凸部33の先端面は円柱
部31の外周面に摺接されている。各凸部33の間は溝
部34となっており、各ベーン32は各溝部34内に配
置されている。
【0033】各ベーン32の先端面はハウジング28の
内周壁に摺接されている。図4に示すように、各ベーン
32の先端面及び各凸部33の先端面には、断面矩形状
をなす外周溝35,85が形成されている。外周溝3
5,85内にはシール部材36,86が配設され、シー
ル部材36,86は板ばね37,87によって溝35,
85から吸気側カムシャフト12の半径方向へ離脱する
方向へ付勢されている。その結果、シール部材36,8
6によってベーン32の先端面とハウジング28の内周
面との間がシールされている。そして、進角側油圧室1
3及び遅角側油圧室14間での油の移動が規制されてい
る。
内周壁に摺接されている。図4に示すように、各ベーン
32の先端面及び各凸部33の先端面には、断面矩形状
をなす外周溝35,85が形成されている。外周溝3
5,85内にはシール部材36,86が配設され、シー
ル部材36,86は板ばね37,87によって溝35,
85から吸気側カムシャフト12の半径方向へ離脱する
方向へ付勢されている。その結果、シール部材36,8
6によってベーン32の先端面とハウジング28の内周
面との間がシールされている。そして、進角側油圧室1
3及び遅角側油圧室14間での油の移動が規制されてい
る。
【0034】図1に示すように、ハウジング28は、そ
の一端面がドリブンギヤ22の一端面(図1の右側端
面)に当接ている。前記ハウジング28及び内部ロータ
29の外端面を覆うようにして、円盤形状をなすカバー
38が設けられている。カバー38の中央部には挿通孔
39が形成されている。カバー38の中央部には挿通孔
39が形成されている。また、円柱部31の中央部には
挿通孔40が形成されており、挿通孔39,40には取
付ボルト84が挿通されている。取付ボルト84は、吸
気側カムシャフト12の先端部に形成されたボルト孔4
1にて螺合される。これにより内部ロータ29は吸気側
カムシャフト12の先端部に固定される。内部ロータ2
9及び吸気側カムシャフト12には図示しない凹部及び
凸部が形成されている。その凹凸の関係によって両者2
9,12は一体回転する。複数のボルト30によりドリ
ブンギヤ22,ハウジング28及びカバー38が一体的
に固定されている。したがって、ハウジング28、ドリ
ブンギヤ22、カバー38は吸気側カムシャフト12の
軸回りに一体回転可能となっている。ドリブンギア22
及びハウジング28は第1の回転体を構成し、内部ロー
タ29は第2の回転体となる。
の一端面がドリブンギヤ22の一端面(図1の右側端
面)に当接ている。前記ハウジング28及び内部ロータ
29の外端面を覆うようにして、円盤形状をなすカバー
38が設けられている。カバー38の中央部には挿通孔
39が形成されている。カバー38の中央部には挿通孔
39が形成されている。また、円柱部31の中央部には
挿通孔40が形成されており、挿通孔39,40には取
付ボルト84が挿通されている。取付ボルト84は、吸
気側カムシャフト12の先端部に形成されたボルト孔4
1にて螺合される。これにより内部ロータ29は吸気側
カムシャフト12の先端部に固定される。内部ロータ2
9及び吸気側カムシャフト12には図示しない凹部及び
凸部が形成されている。その凹凸の関係によって両者2
9,12は一体回転する。複数のボルト30によりドリ
ブンギヤ22,ハウジング28及びカバー38が一体的
に固定されている。したがって、ハウジング28、ドリ
ブンギヤ22、カバー38は吸気側カムシャフト12の
軸回りに一体回転可能となっている。ドリブンギア22
及びハウジング28は第1の回転体を構成し、内部ロー
タ29は第2の回転体となる。
【0035】ハウジング28の内部には、カバー38及
びドリブンギア22の各端面と、各溝部34の内周壁と
によって囲まれた4つの空間が形成されている。これら
の空間は、溝部34内に配置された各ベーン32によっ
て進角側油圧室13と遅角側油圧室14とに区画されて
いる。内部ロータ29は、各油圧室13,14に供給さ
れた油の油圧の大きさに応じて、吸気側カムシャフト1
2の軸回りの双方向に回動可能となっている。
びドリブンギア22の各端面と、各溝部34の内周壁と
によって囲まれた4つの空間が形成されている。これら
の空間は、溝部34内に配置された各ベーン32によっ
て進角側油圧室13と遅角側油圧室14とに区画されて
いる。内部ロータ29は、各油圧室13,14に供給さ
れた油の油圧の大きさに応じて、吸気側カムシャフト1
2の軸回りの双方向に回動可能となっている。
【0036】内部ロータ29が吸気側カムシャフト12
の回転方向と同方向(以下、この回転方向を「進角回転
方向」とする)に回転すると、内部ロータ29に固定さ
れた吸気側カムシャフト12の回転位相がドリブンギヤ
22に対して進められ、吸気バルブの開閉タイミングが
早められる。内部ロータ29が吸気側カムシャフト12
の回転方向と逆方向(以下、この回転方向を「遅角回転
方向」とする)に回転すると、吸気側カムシャフト12
の回転位相がドリブンギヤ22に対して遅れ、吸気バル
ブの開閉タイミングが遅れることとなる。
の回転方向と同方向(以下、この回転方向を「進角回転
方向」とする)に回転すると、内部ロータ29に固定さ
れた吸気側カムシャフト12の回転位相がドリブンギヤ
22に対して進められ、吸気バルブの開閉タイミングが
早められる。内部ロータ29が吸気側カムシャフト12
の回転方向と逆方向(以下、この回転方向を「遅角回転
方向」とする)に回転すると、吸気側カムシャフト12
の回転位相がドリブンギヤ22に対して遅れ、吸気バル
ブの開閉タイミングが遅れることとなる。
【0037】図7に示すように、ベーン32の一つには
吸気側カムシャフト12の軸方向に延びる断面円形状の
貫通孔42が形成されており、貫通孔42内にはロック
ピン43が配設されている。貫通孔42は大径部42a
と小径部42bとからなる。ロックピン43は大径部4
2aと小径部42bとからなる有底円筒状をしている。
ロックピン43の大径部43aは貫通孔42の大径部4
2aに、小径部43bは小径部42bに摺接可能に嵌合
している。
吸気側カムシャフト12の軸方向に延びる断面円形状の
貫通孔42が形成されており、貫通孔42内にはロック
ピン43が配設されている。貫通孔42は大径部42a
と小径部42bとからなる。ロックピン43は大径部4
2aと小径部42bとからなる有底円筒状をしている。
ロックピン43の大径部43aは貫通孔42の大径部4
2aに、小径部43bは小径部42bに摺接可能に嵌合
している。
【0038】貫通孔42において大径部42aとロック
ピン43の小径部43bとの間の空間は、油圧室44と
なっている。油圧室44は、内部ベーン32の側部に形
成された第1圧力油路45を介して、遅角側油圧室14
の一つと連通されており、油圧室44内には遅角側油圧
室14内の油の一部が供給可能となっている。
ピン43の小径部43bとの間の空間は、油圧室44と
なっている。油圧室44は、内部ベーン32の側部に形
成された第1圧力油路45を介して、遅角側油圧室14
の一つと連通されており、油圧室44内には遅角側油圧
室14内の油の一部が供給可能となっている。
【0039】ロックピン43の内部には軸方向に延びる
収容空間47が形成されており、収容空間47内にはス
プリング48が配設されている。ロックピン43は、ス
プリング48により吸気側カムシャフト12の基端側に
向けて付勢されている。
収容空間47が形成されており、収容空間47内にはス
プリング48が配設されている。ロックピン43は、ス
プリング48により吸気側カムシャフト12の基端側に
向けて付勢されている。
【0040】内部ロータ29に対向するドリブンギヤ2
2の端面には、係止穴49が形成されている。この係止
穴49には、ロックピン43の先端部分が嵌入可能であ
る。スプリング48により付勢されたロックピン43が
係止穴49内に嵌入すると、内部ロータ29とドリブン
ギヤ22との相対回転が規制される。その結果、内部ロ
ータ29はドリブンギヤ22及びハウジング28と一体
的に回転するようになる。ロックピン43、スプリング
48及び係止穴49はロック機構を構成する。
2の端面には、係止穴49が形成されている。この係止
穴49には、ロックピン43の先端部分が嵌入可能であ
る。スプリング48により付勢されたロックピン43が
係止穴49内に嵌入すると、内部ロータ29とドリブン
ギヤ22との相対回転が規制される。その結果、内部ロ
ータ29はドリブンギヤ22及びハウジング28と一体
的に回転するようになる。ロックピン43、スプリング
48及び係止穴49はロック機構を構成する。
【0041】図7に示すように、係止穴49は前記ドリ
ブンギア22内部に形成された第2圧力油路50によっ
て進角側油圧室13の一つと連通されており、係止穴4
9内には進角側油圧室13内の油の一部が供給可能とな
っている。
ブンギア22内部に形成された第2圧力油路50によっ
て進角側油圧室13の一つと連通されており、係止穴4
9内には進角側油圧室13内の油の一部が供給可能とな
っている。
【0042】ロックピン43が係止穴49にて嵌入され
ると、内部ロータ29及びハウジング28の両者は、図
4に示す位置関係に保持される。すなわち、内部ロータ
29はハウジング28内部において、吸気側カムシャフ
ト12の回転位相がハウジング28に対して最も遅れた
状態となる位置(以下、この内部ロータ29の位置を
「最遅角位置」という)に配置される。
ると、内部ロータ29及びハウジング28の両者は、図
4に示す位置関係に保持される。すなわち、内部ロータ
29はハウジング28内部において、吸気側カムシャフ
ト12の回転位相がハウジング28に対して最も遅れた
状態となる位置(以下、この内部ロータ29の位置を
「最遅角位置」という)に配置される。
【0043】以下に、進角側油圧室13及び遅角側油圧
室14に油を供給するための進角側油圧通路P1、遅角
側油圧通路P2、及びOCV16等の構成について説明
する。
室14に油を供給するための進角側油圧通路P1、遅角
側油圧通路P2、及びOCV16等の構成について説明
する。
【0044】図1に示すように、シリンダヘッド18の
内部には進角側ヘッド油路53及び遅角側ヘッド油路5
4が形成されている。進角側ヘッド油路53は油圧通路
P1に通じており、遅角側ヘッド通路54は油圧通路P
2に通じている。各ヘッド油路53,54はOCV1
6、オイルフィルタ55、オイルポンプ15、及びオイ
ルストレーナ56を介してオイルパン57に接続可能と
なっている。エンジンの運転に伴ってオイルポンプ15
が駆動されると、オイルパン57内に貯留されている油
は同ポンプ15によって吸引される。油はオイルストレ
ーナ56を介してオイルポンプ15内に導入されるとと
もに、オイルポンプ15から加圧吐出される。加圧吐出
された油はオイルフィルタ55を介してOCV16に送
られ、送られた油はOCV16よって各ヘッド油路5
3,54へと選択的に供給されるようになっている。
内部には進角側ヘッド油路53及び遅角側ヘッド油路5
4が形成されている。進角側ヘッド油路53は油圧通路
P1に通じており、遅角側ヘッド通路54は油圧通路P
2に通じている。各ヘッド油路53,54はOCV1
6、オイルフィルタ55、オイルポンプ15、及びオイ
ルストレーナ56を介してオイルパン57に接続可能と
なっている。エンジンの運転に伴ってオイルポンプ15
が駆動されると、オイルパン57内に貯留されている油
は同ポンプ15によって吸引される。油はオイルストレ
ーナ56を介してオイルポンプ15内に導入されるとと
もに、オイルポンプ15から加圧吐出される。加圧吐出
された油はオイルフィルタ55を介してOCV16に送
られ、送られた油はOCV16よって各ヘッド油路5
3,54へと選択的に供給されるようになっている。
【0045】シリンダヘッド18の上端部及びベアリン
グキャップ19には、各ヘッド油路53,54の開口位
置に対応する環状の油溝58,59がそれぞれ形成され
ている。
グキャップ19には、各ヘッド油路53,54の開口位
置に対応する環状の油溝58,59がそれぞれ形成され
ている。
【0046】吸気側カムシャフト12の内部には、その
軸方向に延びる遅角側シャフト油路60が形成されてい
る。遅角側シャフト油路60はボルト孔41に通じてい
る。ドリブンギア22には、環状の周溝61が吸気側カ
ムシャフト12の拡径部12aの外周に沿って形成され
ており、周溝61と遅角側シャフト油路60とは連通油
路62により連通されている。
軸方向に延びる遅角側シャフト油路60が形成されてい
る。遅角側シャフト油路60はボルト孔41に通じてい
る。ドリブンギア22には、環状の周溝61が吸気側カ
ムシャフト12の拡径部12aの外周に沿って形成され
ており、周溝61と遅角側シャフト油路60とは連通油
路62により連通されている。
【0047】ジャーナル12aの内部には吸気側カムシ
ャフト12の径方向に延びる遅角側油孔63が形成され
ている。遅角側シャフト油路60は、この遅角側油孔6
3によって油溝59に通じている。したがって、遅角側
シャフト油路60内には、遅角側ヘッド油路54の油が
油溝59及び遅角側油孔63を介して供給されるように
なっている。
ャフト12の径方向に延びる遅角側油孔63が形成され
ている。遅角側シャフト油路60は、この遅角側油孔6
3によって油溝59に通じている。したがって、遅角側
シャフト油路60内には、遅角側ヘッド油路54の油が
油溝59及び遅角側油孔63を介して供給されるように
なっている。
【0048】吸気側カムシャフト12の内部には、軸方
向に対して平行に延びる進角側シャフト油路64が形成
されている。ジャーナル12aの内部には吸気側カムシ
ャフト12の径方向に延びる進角側油孔65が形成され
ている。進角側シャフト油路64は、進角側油孔65を
介して油溝58に通じている。したがって、進角側シャ
フト油路64内には、進角側ヘッド油路53内の油が油
溝58及び進角側油孔65を介して供給されるようにな
っている。
向に対して平行に延びる進角側シャフト油路64が形成
されている。ジャーナル12aの内部には吸気側カムシ
ャフト12の径方向に延びる進角側油孔65が形成され
ている。進角側シャフト油路64は、進角側油孔65を
介して油溝58に通じている。したがって、進角側シャ
フト油路64内には、進角側ヘッド油路53内の油が油
溝58及び進角側油孔65を介して供給されるようにな
っている。
【0049】図4及び図5に示すようにドリブンギヤ2
2の内部には、放射状に延びる4つの遅角側供給路66
が形成されている。各遅角側供給油路66は周溝61及
び各遅角側油圧室14に通じている。遅角側シャフト油
路60から連通油路62を通じて周溝61内に供給され
た油は、遅角側供給路66を介して各遅角側油圧室14
内に供給される。
2の内部には、放射状に延びる4つの遅角側供給路66
が形成されている。各遅角側供給油路66は周溝61及
び各遅角側油圧室14に通じている。遅角側シャフト油
路60から連通油路62を通じて周溝61内に供給され
た油は、遅角側供給路66を介して各遅角側油圧室14
内に供給される。
【0050】図1に示すように吸気側カムシャフト12
の拡径部21の先端面には、突出部67が形成されてい
る。拡径部21の端面に対向する内部ロータ29の端面
には突出部67と嵌合する穴68が形成されている。穴
68は取付ボルト84を包囲しており、孔68内は円環
状をなす進角側環状通路46となっている。進角側シャ
フト油路64は進角側環状通路46に開口している。
の拡径部21の先端面には、突出部67が形成されてい
る。拡径部21の端面に対向する内部ロータ29の端面
には突出部67と嵌合する穴68が形成されている。穴
68は取付ボルト84を包囲しており、孔68内は円環
状をなす進角側環状通路46となっている。進角側シャ
フト油路64は進角側環状通路46に開口している。
【0051】図4及び図5に示すように、内部ロータ2
9の内部には、放射状に延びる4つの進角側供給油孔6
9が形成されており、進角側供給油孔69の内周側は進
角側環状通路46及び各進角側油圧室13に連通してい
る。したがって、進角側シャフト油路64内に供給され
た油は、進角側供給油孔69を通じて各進角側油圧室1
3内に供給されるようになっている。
9の内部には、放射状に延びる4つの進角側供給油孔6
9が形成されており、進角側供給油孔69の内周側は進
角側環状通路46及び各進角側油圧室13に連通してい
る。したがって、進角側シャフト油路64内に供給され
た油は、進角側供給油孔69を通じて各進角側油圧室1
3内に供給されるようになっている。
【0052】OCV16は、その開度がデューティ制御
されることにより、各進角側油圧室13、及び各遅角側
油圧室14に供給される油圧を制御するものである。以
下、このOCV16の構成について説明する。
されることにより、各進角側油圧室13、及び各遅角側
油圧室14に供給される油圧を制御するものである。以
下、このOCV16の構成について説明する。
【0053】OCV16を構成するケーシング70は、
第1〜第5のポート71〜75を有している。第1のポ
ート71は遅角側ヘッド油路54に連通され、第2のポ
ート72は進角側ヘッド油路53に連通されている。ま
た、第3及び第4のポート73,74はオイルパン57
に連通され、第5のポート75はオイルフィルタ55を
介してオイルポンプ15の吐出側に連通されている。
第1〜第5のポート71〜75を有している。第1のポ
ート71は遅角側ヘッド油路54に連通され、第2のポ
ート72は進角側ヘッド油路53に連通されている。ま
た、第3及び第4のポート73,74はオイルパン57
に連通され、第5のポート75はオイルフィルタ55を
介してオイルポンプ15の吐出側に連通されている。
【0054】ケーシング70の内部にはスプール76が
その軸方向に往復動可能に設けられている。スプール7
6は円柱形状の4つの弁体77を有している。ケーシン
グ70には、スプール76を図2に示す第1の作動位置
から、図1に示す第2の作動位置までの間を移動させる
ための電磁ソレノイド78が設けられている。ケーシン
グ70内にはスプリング79が設けられており、このス
プリング79によりスプール76は第1の作動位置側へ
向けて付勢されている。
その軸方向に往復動可能に設けられている。スプール7
6は円柱形状の4つの弁体77を有している。ケーシン
グ70には、スプール76を図2に示す第1の作動位置
から、図1に示す第2の作動位置までの間を移動させる
ための電磁ソレノイド78が設けられている。ケーシン
グ70内にはスプリング79が設けられており、このス
プリング79によりスプール76は第1の作動位置側へ
向けて付勢されている。
【0055】OCV16は図1に示すECU17によっ
て制御されるようになっている。ECU17にはエンジ
ンの運転状態を検出するための回転数センサ80,吸気
圧センサ81,吸気側カムシャフト12の回転位相角を
検出するためのクランク角センサ82及びカム角センサ
83が接続されている。ECU17は各センサ80〜8
3の検出信号に基づいて、エンジンの運転状態、吸気側
カムシャフト12の回転位相を検出するようになってい
る。そしてECU17は、吸気側カムシャフト12にお
ける実際の回転位相角とエンジンの運転状態に適合する
目標回転位相角との偏差を判断し、同偏差が所定値以下
となるようにOCV16及びVVT機構11を制御す
る。
て制御されるようになっている。ECU17にはエンジ
ンの運転状態を検出するための回転数センサ80,吸気
圧センサ81,吸気側カムシャフト12の回転位相角を
検出するためのクランク角センサ82及びカム角センサ
83が接続されている。ECU17は各センサ80〜8
3の検出信号に基づいて、エンジンの運転状態、吸気側
カムシャフト12の回転位相を検出するようになってい
る。そしてECU17は、吸気側カムシャフト12にお
ける実際の回転位相角とエンジンの運転状態に適合する
目標回転位相角との偏差を判断し、同偏差が所定値以下
となるようにOCV16及びVVT機構11を制御す
る。
【0056】以下に、ECU17が行うOCV16の作
動制御について説明する。まず、実際の回転位相角が目
標回転位相角に対して進んでいる場合について説明す
る。
動制御について説明する。まず、実際の回転位相角が目
標回転位相角に対して進んでいる場合について説明す
る。
【0057】このとき、ECU17はOCV16に設け
られた電磁ソレノイド78への供給電流値を最大値とす
るよう指令信号を発信する。以下、この指令信号を10
0%デューティ信号という。電磁ソレノイド78への供
給電流値が最大となることで、スプール76はスプリン
グ79の付勢力に抗して図1に示す第2の作動位置に移
動する。このことで第1のポート72と第5のポート7
5とが連通される一方で、第2のポート72と第4のポ
ート74とが連通される。したがって、各遅角側油圧室
14には油圧が供給される一方で、進角側油圧室13の
油はオイルパン57に還流される。その結果、ベーン3
2は各進角側油圧室13の油圧よりも相対的に増加した
各遅角側油圧室14内の油圧により付勢され、内部ロー
タ29は吸気側カムシャフト12の回転方向に回動させ
られる。
られた電磁ソレノイド78への供給電流値を最大値とす
るよう指令信号を発信する。以下、この指令信号を10
0%デューティ信号という。電磁ソレノイド78への供
給電流値が最大となることで、スプール76はスプリン
グ79の付勢力に抗して図1に示す第2の作動位置に移
動する。このことで第1のポート72と第5のポート7
5とが連通される一方で、第2のポート72と第4のポ
ート74とが連通される。したがって、各遅角側油圧室
14には油圧が供給される一方で、進角側油圧室13の
油はオイルパン57に還流される。その結果、ベーン3
2は各進角側油圧室13の油圧よりも相対的に増加した
各遅角側油圧室14内の油圧により付勢され、内部ロー
タ29は吸気側カムシャフト12の回転方向に回動させ
られる。
【0058】以上の制御を以下では第1の油圧制御とし
ての遅角制御ということとする。つぎに、実際の回転位
相角が前記目標回転位相角に対して遅れている場合の制
御について説明する。
ての遅角制御ということとする。つぎに、実際の回転位
相角が前記目標回転位相角に対して遅れている場合の制
御について説明する。
【0059】このとき、ECU17はOCV16に設け
られた電磁ソレノイド78への供給電流値をゼロとする
よう指令信号を発信する。以下、この指令信号を0%デ
ューティ信号という。電磁ソレノイド78への供給電流
値がゼロとなることで、スプール76はスプリング79
の付勢力によって図2に示す第1の作動位置に移動す
る。このことで第2のポート72と第5のポート75と
が連通される一方で、第1のポート71と第3のポート
73とが連通される。したがって、各進角側油圧室13
には油圧が供給される一方で、遅角側油圧室14の油は
オイルパン57に還流される。その結果、ベーン32は
各遅角側油圧室14の油圧よりも相対的に増加した各進
角側油圧室13内の油圧により付勢され、内部ロータ2
9は吸気側カムシャフト12の回転方向とは逆方向に回
動させられる。
られた電磁ソレノイド78への供給電流値をゼロとする
よう指令信号を発信する。以下、この指令信号を0%デ
ューティ信号という。電磁ソレノイド78への供給電流
値がゼロとなることで、スプール76はスプリング79
の付勢力によって図2に示す第1の作動位置に移動す
る。このことで第2のポート72と第5のポート75と
が連通される一方で、第1のポート71と第3のポート
73とが連通される。したがって、各進角側油圧室13
には油圧が供給される一方で、遅角側油圧室14の油は
オイルパン57に還流される。その結果、ベーン32は
各遅角側油圧室14の油圧よりも相対的に増加した各進
角側油圧室13内の油圧により付勢され、内部ロータ2
9は吸気側カムシャフト12の回転方向とは逆方向に回
動させられる。
【0060】以上の制御を以下では第2の油圧制御とし
ての進角制御ということとする。つぎに、実際の回転位
相角と前記目標回転位相角とが一致している場合の制御
について説明する。
ての進角制御ということとする。つぎに、実際の回転位
相角と前記目標回転位相角とが一致している場合の制御
について説明する。
【0061】このとき、ECU17はOCV16に設け
られた電磁ソレノイド78への供給電流値をあらかじめ
定められた所定電流値とするよう指令信号を発信する。
以下、この指令信号を保持デューティ信号という。電磁
ソレノイド78への供給電流値が所定電流値となること
で、スプール76はスプリング79の付勢力と電磁ソレ
ノイド78の発生する付勢力とのつり合いによって図3
に示す中間保持位置に移動する。このとき第1のポート
71及び第2のポート72は第5のポート75に連通さ
れる。このことで、各進角側油圧室13及び遅角側油圧
室14には所定量の油が供給される。その結果、各遅角
側油圧室14内の油圧と各進角側油圧室13内の油圧と
がつり合うことで、前記ベーン32にかかる付勢力は打
ち消され、内部ロータ29は現在の回転位相に保持され
る。
られた電磁ソレノイド78への供給電流値をあらかじめ
定められた所定電流値とするよう指令信号を発信する。
以下、この指令信号を保持デューティ信号という。電磁
ソレノイド78への供給電流値が所定電流値となること
で、スプール76はスプリング79の付勢力と電磁ソレ
ノイド78の発生する付勢力とのつり合いによって図3
に示す中間保持位置に移動する。このとき第1のポート
71及び第2のポート72は第5のポート75に連通さ
れる。このことで、各進角側油圧室13及び遅角側油圧
室14には所定量の油が供給される。その結果、各遅角
側油圧室14内の油圧と各進角側油圧室13内の油圧と
がつり合うことで、前記ベーン32にかかる付勢力は打
ち消され、内部ロータ29は現在の回転位相に保持され
る。
【0062】以上の制御を以下では第3の油圧制御とし
ての保持制御ということとする。なお回転位相の保持中
にも、両油圧室13,14に油圧を供給するのは下記の
理由のためである。
ての保持制御ということとする。なお回転位相の保持中
にも、両油圧室13,14に油圧を供給するのは下記の
理由のためである。
【0063】VVT機構11等の可動部材間には、その
動作を保証するため若干のクリアランスが設けられてい
る。このクリアランスからは、常に油が漏出している。
両油圧室13,14への油圧供給を中止すると、油漏出
の為、該油圧室13,14内の油圧が徐々に低下してし
まう。このままの状態では最終的に各油圧室13,14
内の油圧では前記内部ロータ29の回動位置を保持でき
なくなってしまう。したがって、漏出した油を補充する
ために、前記保持中にも油を供給する必要があるのであ
る。
動作を保証するため若干のクリアランスが設けられてい
る。このクリアランスからは、常に油が漏出している。
両油圧室13,14への油圧供給を中止すると、油漏出
の為、該油圧室13,14内の油圧が徐々に低下してし
まう。このままの状態では最終的に各油圧室13,14
内の油圧では前記内部ロータ29の回動位置を保持でき
なくなってしまう。したがって、漏出した油を補充する
ために、前記保持中にも油を供給する必要があるのであ
る。
【0064】本実施の形態にかかるバルブタイミング制
御装置では、OCV16の以上の3つの作動制御を適宜
切り替えることにより回転位相角を変更させている。本
実施の形態では、遅角制御から進角制御への切替時に
は、前述のロック機構の解除が一時的に停止する不具合
を解消するための補助制御を行っている。以下、この補
助制御について、図9に示すフローチャートに基づいて
説明する。なお、このフローチャートでは、ECU17
が遅角制御から進角制御に切り換える制御状態にあるこ
とを前提としている。
御装置では、OCV16の以上の3つの作動制御を適宜
切り替えることにより回転位相角を変更させている。本
実施の形態では、遅角制御から進角制御への切替時に
は、前述のロック機構の解除が一時的に停止する不具合
を解消するための補助制御を行っている。以下、この補
助制御について、図9に示すフローチャートに基づいて
説明する。なお、このフローチャートでは、ECU17
が遅角制御から進角制御に切り換える制御状態にあるこ
とを前提としている。
【0065】遅角制御が行われているため、遅角側油圧
室14内には油が供給されている。これに加え、第1圧
力通路45を介して油圧室44内にも油が供給されてい
る。この油圧室44内の油圧により、ロックピン43は
スプリング48の付勢力に抗して係止穴49から離脱す
る方向に移動させられている。
室14内には油が供給されている。これに加え、第1圧
力通路45を介して油圧室44内にも油が供給されてい
る。この油圧室44内の油圧により、ロックピン43は
スプリング48の付勢力に抗して係止穴49から離脱す
る方向に移動させられている。
【0066】ECU17は、カム角センサ83の出力信
号より、現在の内部ロータ29とドリブンギア22との
相対回転角を算出する。なお、この相対回転角は、最遅
角位置、すなわち前記ロックピン43と前記係止穴49
とが一致し、ロック機構が作動可能な位置を基準とし、
その位置からの内部ロータ29の相対回転角度として数
量化される。以後これをVVT進角値とよび、単位は
「゜CA」として、最遅角位置という特定の相対回転角
にある場合を「0゜CA」と定義する。
号より、現在の内部ロータ29とドリブンギア22との
相対回転角を算出する。なお、この相対回転角は、最遅
角位置、すなわち前記ロックピン43と前記係止穴49
とが一致し、ロック機構が作動可能な位置を基準とし、
その位置からの内部ロータ29の相対回転角度として数
量化される。以後これをVVT進角値とよび、単位は
「゜CA」として、最遅角位置という特定の相対回転角
にある場合を「0゜CA」と定義する。
【0067】ECU17は算出したVVT進角値が0゜
CAであるか、それ以外であるかを判断する。もし、V
VT進角値が0゜CA以外であれば、ECU17はその
まま100%デューティ信号を出力し、すぐに進角制御
へと移行する。
CAであるか、それ以外であるかを判断する。もし、V
VT進角値が0゜CA以外であれば、ECU17はその
まま100%デューティ信号を出力し、すぐに進角制御
へと移行する。
【0068】一方、VVT進角値が0゜CAであれば、
ECU17は一定時間の間保持デューティ信号を出力す
る。この間、進角側及び遅角側の両油圧通路P1,P2
に油が供給される。したがって、遅角側油圧室14に加
え、進角側油圧室13内にも油が供給される。さらに、
第2圧力通路50を介して係止穴49内にも油圧が供給
される。したがって、ロックピン43は、油圧室44内
の油圧と係止穴49内の油圧との両方により、スプリン
グ48の付勢力に抗して係止穴49から離脱する方向に
移動させられている。
ECU17は一定時間の間保持デューティ信号を出力す
る。この間、進角側及び遅角側の両油圧通路P1,P2
に油が供給される。したがって、遅角側油圧室14に加
え、進角側油圧室13内にも油が供給される。さらに、
第2圧力通路50を介して係止穴49内にも油圧が供給
される。したがって、ロックピン43は、油圧室44内
の油圧と係止穴49内の油圧との両方により、スプリン
グ48の付勢力に抗して係止穴49から離脱する方向に
移動させられている。
【0069】保持デューティ信号が出力されている時間
は、係止穴49内の油圧がスプリング48の付勢力に打
ち勝つ程に増加する為に必要な時間である。この保持デ
ューティ信号を所定時間出力した後、ECU17は10
0%デューティ信号を出力し、進角制御に移行する。こ
の移行によって前記油圧室44内の油圧が低下するが、
このとき既に係止穴49内の油圧が増加しているため、
ロックピン43はスプリング48の付勢力に抗して現在
の離脱状態を維持することができる。
は、係止穴49内の油圧がスプリング48の付勢力に打
ち勝つ程に増加する為に必要な時間である。この保持デ
ューティ信号を所定時間出力した後、ECU17は10
0%デューティ信号を出力し、進角制御に移行する。こ
の移行によって前記油圧室44内の油圧が低下するが、
このとき既に係止穴49内の油圧が増加しているため、
ロックピン43はスプリング48の付勢力に抗して現在
の離脱状態を維持することができる。
【0070】上記の補助制御はエンジン起動時にも実行
される。このエンジン起動時のバルブタイミング制御装
置の作用について以下に説明する。エンジン起動時に
は、VVT機構11は最遅角位置にあり、ロックピン4
3が係止穴49内に嵌入して回転位相が固定された状態
にある。これは下記の理由のためである。
される。このエンジン起動時のバルブタイミング制御装
置の作用について以下に説明する。エンジン起動時に
は、VVT機構11は最遅角位置にあり、ロックピン4
3が係止穴49内に嵌入して回転位相が固定された状態
にある。これは下記の理由のためである。
【0071】まず、ECU17は図示しないイグニッシ
ョンスイッチがOFF状態となったことからエンジンの
運転停止を検出すると、ECU17は0%デューティ信
号を出力し、遅角制御を行う。
ョンスイッチがOFF状態となったことからエンジンの
運転停止を検出すると、ECU17は0%デューティ信
号を出力し、遅角制御を行う。
【0072】その結果、ハウジング28に対する内部ロ
ータ29の相対回転における位置は図4に示す最遅角位
置となる。これは、オイルポンプ15から油が吐出され
なくなるため、各進角側油圧室13及び遅角側油圧室1
4内の油圧が低下して、内部ロータ29が各油圧室1
3,14の油圧により保持されなくなるためである。
ータ29の相対回転における位置は図4に示す最遅角位
置となる。これは、オイルポンプ15から油が吐出され
なくなるため、各進角側油圧室13及び遅角側油圧室1
4内の油圧が低下して、内部ロータ29が各油圧室1
3,14の油圧により保持されなくなるためである。
【0073】また、オイルポンプ15の駆動が停止する
と、前記油圧室44及び係止穴49内における油圧が低
下する。その結果、前記ロックピン43は、スプリング
48の付勢力によって吸気側カムシャフト12の基端側
に移動し、その基端側部分が図1に示すように係止穴4
9内に嵌入される。したがって、内部ロータ29とドリ
ブンギヤ22との相対回転が規制された状態となる。
と、前記油圧室44及び係止穴49内における油圧が低
下する。その結果、前記ロックピン43は、スプリング
48の付勢力によって吸気側カムシャフト12の基端側
に移動し、その基端側部分が図1に示すように係止穴4
9内に嵌入される。したがって、内部ロータ29とドリ
ブンギヤ22との相対回転が規制された状態となる。
【0074】以上の為、エンジン起動時にはVVT機構
11は最遅角位置で、回転位相角が固定された状態とな
っている。エンジン起動直後はオイルポンプ15から吐
出供給される油が十分でなく、各油圧室13,14内に
おける油の油圧が低下している。そのために内部ロータ
29を固定することができず、内部ロータ29が吸気側
あるいは排気側カムシャフト12,23のトルク変動に
より振動してハウジング28と衝突したり、あるいはそ
の衝突によって異音を生じてしまうことが起こりうる。
しかしながら、ロックピン43と係止穴49とにより相
対回転が規制された状態とすることで、これを未然に回
避しているのである。
11は最遅角位置で、回転位相角が固定された状態とな
っている。エンジン起動直後はオイルポンプ15から吐
出供給される油が十分でなく、各油圧室13,14内に
おける油の油圧が低下している。そのために内部ロータ
29を固定することができず、内部ロータ29が吸気側
あるいは排気側カムシャフト12,23のトルク変動に
より振動してハウジング28と衝突したり、あるいはそ
の衝突によって異音を生じてしまうことが起こりうる。
しかしながら、ロックピン43と係止穴49とにより相
対回転が規制された状態とすることで、これを未然に回
避しているのである。
【0075】また、エンジン起動直後には各油圧室1
3,14内には油が入っておらず、この状態で進角制御
を実行してロックピン43を離脱させてもベーン32を
遅角側油圧室14内の油圧によって支えることができな
いため、非常に不安定な状態となる。その結果、カムシ
ャフト12の回転トルクの変動により内部ロータ29が
振動し、前記ハウジング28と衝突することがある。
3,14内には油が入っておらず、この状態で進角制御
を実行してロックピン43を離脱させてもベーン32を
遅角側油圧室14内の油圧によって支えることができな
いため、非常に不安定な状態となる。その結果、カムシ
ャフト12の回転トルクの変動により内部ロータ29が
振動し、前記ハウジング28と衝突することがある。
【0076】これを防止するため、エンジン起動直後、
ECU17は所定時間0%デューティ信号を出力して遅
角制御することで、内部ロータ29を最遅角位置に保持
している。
ECU17は所定時間0%デューティ信号を出力して遅
角制御することで、内部ロータ29を最遅角位置に保持
している。
【0077】この状態で進角制御を行うと、前述したロ
ック機構が作動する回転位相角での遅角制御から進角制
御への切替となる。ECU17は、先の補助制御、すな
わち保持デューティ信号を所定時間出力した後に100
%デューティ信号を出力する制御を実行する。これによ
り、ロックピン43には常にスプリング48の付勢力に
抗する油圧力が働き、係止穴49から離脱した状態が維
持される。
ック機構が作動する回転位相角での遅角制御から進角制
御への切替となる。ECU17は、先の補助制御、すな
わち保持デューティ信号を所定時間出力した後に100
%デューティ信号を出力する制御を実行する。これによ
り、ロックピン43には常にスプリング48の付勢力に
抗する油圧力が働き、係止穴49から離脱した状態が維
持される。
【0078】以上詳述した本実施の形態のバルブタイミ
ング制御装置は以下に示す特徴を有すものである。 ・遅角制御から進角制御の切替の際、前記ロックピン4
3をカムシャフト12先端側に付勢する油圧力が低下す
ることによって進角動作が妨げられる不具合を好適に回
避することができる。このことで、VVT機構11の応
答性や信頼性をさらに向上せしめることができる。
ング制御装置は以下に示す特徴を有すものである。 ・遅角制御から進角制御の切替の際、前記ロックピン4
3をカムシャフト12先端側に付勢する油圧力が低下す
ることによって進角動作が妨げられる不具合を好適に回
避することができる。このことで、VVT機構11の応
答性や信頼性をさらに向上せしめることができる。
【0079】特に、本実施の形態ではエンジン起動直後
には、進角側油圧室13内や係止穴49内には油が全く
入っておらず、同係止穴49内の油圧が充分増加するの
には時間が必要となるため前述の補助制御を実行するこ
とは有効である。
には、進角側油圧室13内や係止穴49内には油が全く
入っておらず、同係止穴49内の油圧が充分増加するの
には時間が必要となるため前述の補助制御を実行するこ
とは有効である。
【0080】なお、本実施の形態は以下のように変更し
て実施することも可能である。 ・最遅角位置以外の特定の相対回転角においてロックピ
ン43と係止穴49とを一致させる機構の場合、前記特
定の相対回転角にて進角制御から遅角制御へ切り換える
際にも先の補助制御と同様の制御を行うようにするこ
と。すなわち、制御の切替時に現在のVVT進角が前記
特定の相対回転角と一致するか否かを判断し、もし一致
するならば一定時間保持デューティ信号を出力した後に
0%デューティ信号を出力する制御が必要である。
て実施することも可能である。 ・最遅角位置以外の特定の相対回転角においてロックピ
ン43と係止穴49とを一致させる機構の場合、前記特
定の相対回転角にて進角制御から遅角制御へ切り換える
際にも先の補助制御と同様の制御を行うようにするこ
と。すなわち、制御の切替時に現在のVVT進角が前記
特定の相対回転角と一致するか否かを判断し、もし一致
するならば一定時間保持デューティ信号を出力した後に
0%デューティ信号を出力する制御が必要である。
【0081】・内部ロータ29とドリブンギア22とが
一体回転し、ハウジング28とカムシャフト12とが一
体回転する構成としてもよい。 ・VVT機構11に対してカムプーリを設けるととも
に、同プーリをクランクシャフトの回転駆動力によって
回転させるようにしてもよい。
一体回転し、ハウジング28とカムシャフト12とが一
体回転する構成としてもよい。 ・VVT機構11に対してカムプーリを設けるととも
に、同プーリをクランクシャフトの回転駆動力によって
回転させるようにしてもよい。
【0082】・ベーン32を3つ以下あるいは5つ以上
有する構成としてもよい。 ・ハウジング28とドリブンギア22とを一体として構
成することも可能である。同様にカバー38とハウジン
グ28とを一体とする構成も、吸気側カムシャフト12
と内部ロータ29とを一体とする構成も可能である。
有する構成としてもよい。 ・ハウジング28とドリブンギア22とを一体として構
成することも可能である。同様にカバー38とハウジン
グ28とを一体とする構成も、吸気側カムシャフト12
と内部ロータ29とを一体とする構成も可能である。
【0083】・吸気側カムシャフト12とハウジング2
8とが一体回転する構成としたり、、ドリブンギア22
と内部ロータ29とが一体回転する構成としてもよい。 ・カムプーリ26をスプロケットに変更し、タイミング
ベルト27をタイミングチェーンに変更するよう構成し
てもよい。
8とが一体回転する構成としたり、、ドリブンギア22
と内部ロータ29とが一体回転する構成としてもよい。 ・カムプーリ26をスプロケットに変更し、タイミング
ベルト27をタイミングチェーンに変更するよう構成し
てもよい。
【0084】・VVT機構を排気側カムシャフトに設け
て排気バルブの開閉時期を変更する構造としてもよい。
また、VVT機構を吸気カムシャフト12及び排気カム
シャフト23の双方に設けて、吸気バルブ及び排気バル
ブの双方の開閉時期を変更するよう構成してもよい。
て排気バルブの開閉時期を変更する構造としてもよい。
また、VVT機構を吸気カムシャフト12及び排気カム
シャフト23の双方に設けて、吸気バルブ及び排気バル
ブの双方の開閉時期を変更するよう構成してもよい。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、バ
ルブタイミング制御装置において、第1の回転体に対す
る第2の回転体の相対回転を行わせる際に、ロック機構
が不用意に非許容状態となることによる不具合を好適に
回避することにより、バルブタイミング制御装置の信頼
性をさらに向上せしめるという優れた効果を奏すること
ができる。
ルブタイミング制御装置において、第1の回転体に対す
る第2の回転体の相対回転を行わせる際に、ロック機構
が不用意に非許容状態となることによる不具合を好適に
回避することにより、バルブタイミング制御装置の信頼
性をさらに向上せしめるという優れた効果を奏すること
ができる。
【0086】特に請求項2に記載の発明によれば、第1
の回転体に対する第2の回転体の相対回転方向の切り換
え時に、一時的にロック機構を非許容状態とするために
必要な油圧が不足することを防止することができる。
の回転体に対する第2の回転体の相対回転方向の切り換
え時に、一時的にロック機構を非許容状態とするために
必要な油圧が不足することを防止することができる。
【0087】さらに請求項3に記載の発明によれば、第
1の回転体に対する第2の回転体の相対回転を最遅角状
態において非許容とするバルブタイミング制御装置にお
いて有効である。
1の回転体に対する第2の回転体の相対回転を最遅角状
態において非許容とするバルブタイミング制御装置にお
いて有効である。
【図1】吸気カムシャフト及びVVT機構等を示す断面
図。
図。
【図2】OCVを示す断面図。
【図3】OCVを示す断面図。
【図4】VVT機構の断面図。
【図5】VVT機構の断面図。
【図6】吸気カムシャフト及び排気カムシャフトを示す
平面図。
平面図。
【図7】ロックピン、係止穴等を示す拡大断面図。
【図8】ロックピン、油圧通路等を示す拡大断面図。
【図9】補助制御ルーチンを示すフローチャート図。
11…VVT機構、12…吸気側カムシャフト、13…
進角側油圧室、14…遅角側油圧室、15…オイルポン
プ、16…OCV、18…シリンダヘッド、22…ドリ
ブンギア、28…ハウジング、29…内部ロータ、43
…ロックピン、44…油圧室、49…係止穴。
進角側油圧室、14…遅角側油圧室、15…オイルポン
プ、16…OCV、18…シリンダヘッド、22…ドリ
ブンギア、28…ハウジング、29…内部ロータ、43
…ロックピン、44…油圧室、49…係止穴。
Claims (3)
- 【請求項1】内燃機関の回転駆動力を受け取る第1の回
転体と、前記第1の回転体の回転に連動して回転すると
共に、前記第1の回転体に対して相対回転角度の変位可
能な第2の回転体と、前記第1の回転体に対する前記第
2の回転体の相対回転角度を油圧によって変更する相対
回転角度変更手段と、前記第1の回転体に対する前記第
2の回転体の特定の相対回転角度の状態にて前記第1の
回転体と前記第2の回転体との間の相対回転を許容する
許容状態と許容しない非許容状態とに油圧によって切換
制御されるロック手段と、前記相対回転角度変更手段を
作動する油圧及び前記ロック機構を作動する油圧を制御
する油圧供給制御手段とを備え、吸気バルブ又は排気バ
ルブを駆動するカムシャフトに前記内燃機関の回転駆動
力を前記内燃機関の回転駆動力を前記第1の回転体及び
第2の回転体を介して伝達する内燃機関のバルブタイミ
ング制御装置において、 前記第2の回転体の相対回転角度を遅らせる第1の油圧
制御と、 前記第2の回転体の相対回転角度を進める第2の油圧制
御と、 前記第2の相対回転角度を保持する第3の油圧制御との
いずれかを行って前記相対回転角度を制御し、少なくと
も前記第3の油圧制御によって前記ロック機構を前記許
容状態に規制し、前記第1の油圧制御、前記第2の油圧
制御及び前記第3の油圧制御のいずれもしないときには
前記ロック機構を非許容状態に規制するようにし、前記
特定の相対回転角度の状態にあって前記第1の油圧制御
又は前記第2の油圧制御を開始する際には、前記第3の
油圧制御を先に行って前記ロック機構を許容状態にして
から前記第1の油圧制御又は前記第2の油圧制御を行う
ようにした内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 【請求項2】前記第1の油圧制御及び第2の油圧制御の
一方から他方へ切り替える際には、前記第3の油圧制御
を先に行って前記ロック機構を許容状態にしてから前記
他方の油圧制御を行うようにした請求項1に記載の内燃
機関のバルブタイミング制御装置。 - 【請求項3】前記特定の相対回転角度は最遅角状態であ
り、前記第2の油圧制御を開始する際には前記第3の油
圧制御を先に行って前記ロック機構を許容状態にしてか
ら前記第2の油圧制御を行うようにした請求項1及び請
求項2のいずれか1項に記載の内燃機関のバルブタイミ
ング制御装置。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP9210859A JPH1150820A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
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| DE69810026T DE69810026T2 (de) | 1997-08-05 | 1998-08-05 | Ventilsteuerungseinrichtung fur eine Brennkraftmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9210859A JPH1150820A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1150820A true JPH1150820A (ja) | 1999-02-23 |
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ID=16596290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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