JPH11510629A - デジタルシステムにおけるクロック信号分配および同期化 - Google Patents

デジタルシステムにおけるクロック信号分配および同期化

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JPH11510629A JP9508382A JP50838297A JPH11510629A JP H11510629 A JPH11510629 A JP H11510629A JP 9508382 A JP9508382 A JP 9508382A JP 50838297 A JP50838297 A JP 50838297A JP H11510629 A JPH11510629 A JP H11510629A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、互いに所定距離離れて配置された複数のシステム部分(A〜D)を有し、他のシステム部分の少なくとも1つとの間で通信を行う同期デジタルシステムにおいて動作速度を向上させる方法およびデバイスに関する。基準周波数を有するシステムに共通の信号(2)は、すべてのシステム部分に分配される。これらのシステム部分には、各々、それら自身の内部クロック信号発振器(5)が設けられる。この内部クロック信号発振器は、基準周波数(2)から受信した信号に対して、異なるシステム部分毎に個別に位相調整され、これにより、システム部分間の通信を同一の位相関係で行うとともに、異なる周期で行いうる。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタルシステムにおけるクロック信号分配および同期化 本発明は、請求の範囲1の前文に記載した型のプロセス、およびそのプロセス を実行するデバイスに関する。 例えばコンピュータのような大型の同期電気システムは、伝統的には、各々の 所望の機能が逐次より小さい部分機能または動作に細分化されるように、構成さ れている。最終的に、各々1クロック周期内に実行することができる複数の動作 の集合が得られる。その結果の後続の動作に対する伝達は、時間的には、同じク ロック期間内に包含されるべきである。その代わりに当該伝達は後続のクロック 期間内で実行することも可能であるが、この場合、そのシステムの性能は低下す る。システムのすべての部分が同期して機能することを保証するためには、共通 の基準信号すなわちクロック信号がシステム全体に分配される。この伝統的な構 成は、そのシステムに対する上限の周波数が与えられ、この周波数はそのシステ ムの面積に反比例する、ということを意味する。 近年、システム性能の向上を可能とするために、より高い周波数(好ましくは 数GHzのオーダー)の高速のシステムが熱望されている。この場合のクロック は、クロック信号の伝播時間がサイクル時間に比べて比較的短い或る伝播領域内 で機能することができる。 30cm×30cmの物理的なサイズを有するデジタルシステムの上限周波数 を推定することは容易である。このようなシステムの例はポータブルPC(パー ソナルコンピュータ)であるが、本発明はコンピュータに限定されるものではな く、任意のデジタルシステムに適用できるものであることに留意されたい。誘電 率ε=5の回路基板上にシステムが 組み立てられていると仮定すると、伝播速度は、v=c/√ε(ここにcは真空 中の光の速度)となる。このとき、1つの隅にある1つの回路ブロックから真反 対の隅にある回路ブロックまでの伝播時間は、導線が辺に沿って走るとすれば、 Td=2L/v(ここに、Lはシステムの辺の長さである)となる。この場合、 Tdは約4.5nsである。あらゆるブロックに対して、現クロック周期の開始 前に入力信号は安定であり、そのクロック周期内に動作が実行され次のブロック へ伝達されるものとする。この信号の伝播速度を考慮するだけで、クロック周期 は約9nsに制限されることになる。このことから、当該システムに対して、約 100MHzの最大理論クロック周波数が与えられる。この最大クロック周波数 は、動作の実行に要する時間、部品の制限された駆動容量、RC遅延等によって 10〜40MHzにまで低減させられることが屡々ある。 構成部品は相当高い周波数(数GHzのオーダー)で動作可能であることが多 いが、伝統的な構成方法および伝統的な想定の元では、その構成部品の性能には 遙かに及ばないシステム性能となることが明らかである。 この問題は以前から知られており、その解決法が独国出願DE−A1−44 12 419において提案されている。これには、複数の部分回路に分割され うるシステムが開示されている。その各部分回路には少なくとも1個の信号バッ ファがある。この部分システムは、入力信号として基準クロック信号を受け、こ の基準クロック信号に同期したクロック信号に対する応答として駆動される直列 接続部(sequentialconnection)を有する。この直列接続部からの出力信号は入力 に帰還される。位相ロック接続により、タイミング信号は、クロック信号の位相 制御を通して、直列接続部への基準クロック信号と同期化される。このこ とは、部分回路へクロック信号を直接与えるのが基準クロック信号源であり、位 相シフトされるのが入力クロック信号である、ということを意味する。 位相ロックループ付きの自分自身のクロック信号発生器を内蔵した回路(例え ば、内部レジスタを有するもの)が、米国特許US−A−5,204,555に 開示されている。このクロック信号発生器は位相調整可能なものではない。この クロック信号発生器は、周囲から基準クロック信号を受けて、この基準クロック 信号周波数をより高い(または低い)周波数に変換する。この構成の目的は、例 えば内蔵のレジスタを周囲の回路よりも高速に動作することを可能とするためで ある。このような構成では位相シフト動作は不要である。 発明の目的 本発明の目的は、デジタルシステムの性能がそのシステムの構成部品の性能に 近づくプロセスおよび/またはデバイスを提供することである。 本発明の他の目的は、大型のデジタルシステムにおいても、より高いクロック 周波数で動作可能なプロセスおよび/またはデバイスを提供することである。 上述した目的は、主請求の範囲に記載された特徴を有する方法により実現され る。本発明の他の特徴および他の改良、ならびにそのプロセスを実行するための デバイスは、他の請求の範囲に記載されている。 したがって、本発明は、システム全体に対して同じ基準信号(例えばクロック 信号)を共通の周波数基準としてシステムのあらゆる部分に分配するということ を基本としている。しかしながら、その基準信号に対する共通の位相位置(commo n phase position)は存在しない。このことは、 システム内には、基準信号がシステムの別の部分へ転送される転送時間に関する 制限がないことを意味する。ただし、基準周波数の位相はそれ自体安定(phase-s table)である。基準周波数は、各部分のクロック周波数と同じである必要はなく 、よって、高周波数である必要はなく、電力の要件、外乱に対する感度等のよう な多くの理由により、基準周波数は低い周波数のクロックとすることが適当であ る。しかしながら、各部分のクロック周波数は、基準信号の周波数の整数倍であ ることが望ましい。 回路基板、チップまたはチップの一部でありうるシステムの各部分には、位相 ロックループ(PLL)が備えられる。システムの各部分の位相位置は、その部 分がその時点で通信しているシステムの部分との間で確実なポイント・ツー・ポ イント通信が達成されるように、個別に調整可能である。簡単化のため、システ ム部分を以下ではブロックと呼ぶ。位相位置が調整可能であるべきポイント・ツ ー・ポイント接続の個数は、当該システムのブロック構造に依存する。 したがって、システムの構成部分は、お互いに対して整数個の周期の位相シフ トをもって動作することが多いが、それらが相互に通信する際には同一の相対位 相位置を有する。最初にデジタルシステムについて説明するとしても、アナログ 的に動作するシステムも本発明に包含され、あるいは同様に、本システムは、例 えばアナログセンサ信号のデジタル信号処理等を含むデジタルおよびアナログの 両方の部分を有するハイブリッドシステムでもありうる。 接続が必要か否かに関わらずすべてのブロックが互いに接続されうるように構 成されている従来のシステム構成と、本発明により形成されるシステム構成は異 なる。本発明の方法が使用されるシステムの構成においては、異なるブロック間 の通信チャンネルおよび協動関係は、システ ムの性能を最適化するためにシステム構成者が考慮しなければならない点である 。 本発明による方法は、システムの各部分が非常に高いクロック周波数で動作す ることができる非常に大型のデジタルシステムの同期化を可能にする。しかし、 基準信号は、好ましい、かなり低い周波数を有することができる。にもかかわら ず、そのようなシステムは、数GHzのオーダー(例えば1〜5GHz)のクロ ック周波数で同期的に動作することができる。従来使用されている方法は、今日 では、システムのクロック周波数を約10〜40MHzに制限してしまう。本発 明の原理を用いて構成されたシステムは、例えば、デジタルチップの製造と同じ 基本技術を利用することにより、20〜100倍速く動作することができる。本 発明による方法は、技術に依存せず、異なる型の集積回路を用い、CMOS,E CL等のあらゆる技術により製造された回路基板の従来システム構成とともに利 用することができる。 本発明は、多くの分野の用途、好ましくは、コンピュータ、画像処理、レーダ ー信号処理等のような計算主体の用途を有する。他の分野の用途は、電話交換機 、遠隔通信等の大量のデータをソートしなければならない用途である。 図面の簡単な説明 次のような添付の図面を参照しながら、以下に本発明を詳細に説明する。 図1は、本発明によるデバイスの実施例を備えたシステムにおける幾つかの選 択された部分を示し、 図2は、図1に示したブロックの1つを例示する代替実施例を示して いる。 図面の詳細な説明 図1から明らかなように、デジタルシステム1は、各々、例えばGHz領域の 高周波数で動作するように意図された幾つかのブロックA〜Dを有する。 明確化のため、そのような少数の回路のみを示している。このシステムは、本 発明の原理を用いながら他の回路と協動することができる、高周波数関連の異な る性能の回路を有することも可能である。例えば、異なる性能で外部通信を行う ことができる。このシステムは、特にブロックAおよびDに接続された基準周波 数信号源2を備えている。ブロックAおよびDは、互いに信号通信を行うように 意図されている。これらのブロックは、各々、それら自身の内部クロック信号発 振器5を備えており、これは、基準周波数信号源2からの信号に対して、異なる システム部分毎に個別に位相調整される。これにより、通信を行っているシステ ム部分間の通信が同じ内部位相関係で実行されるとともに、異なる周期内で実行 されるようにすることができる。 基準周波数信号源2自身は、図1に示されていない他のシステムから受信した 外部信号により制御しうる。 ブロックAからブロックDへの通信は、2つの伝送チャンネルを介して実行し うる。その1つは、ブロックB経由であり、他方はブロックC経由である。基準 周波数信号源2は、ブロックBおよびCにも接続されている。 ブロックAは、例えばチップまたはチップの一部分としての複数の論理ブロッ ク1A〜NAにより構成することができる。ブロックA内の内 部通信は、システムが動作すべき所望の高クロック周波数(例えば数GHz)で 実行される。 同様に、ブロックDは、好ましくは同じ高クロック周波数の内部通信を行うこ とができる複数の論理ブロック1D〜NDにより構成することができる。異なる ブロック内で異なるクロック周波数を有することも考えられるが、この場合、こ れらのブロックはその入力および/または出力において周波数を変更する能力を 有する必要がある。それによって、送信された信号を受信側ブロックが処理でき るように調整された送信周波数を送信通信で使用する。 基準周波数信号源2は、好ましくは、回路ブロックの高いクロック周波数より も相当低いブロック周波数(例えば約10MHz)を有する。このようにして、 システムは、比較的に、妨害に対して低感度となる。このシステムの電力消費は 、信号源2の周波数が低いほど、低くなる。 本発明において、ブロックA〜Dの各々は、位相ロックループを装備している 。図1に示した実施例では、位相ロックループは、基準周波数信号源2に入力端 が接続された位相比較器3を有する。位相シフトされ、帰還され、分周された内 部クロック周波数は、回路3の第2の入力端に接続される。位相比較器の出力信 号は、フィルタ4を介してクロック信号発振器5に入力される。このクロック信 号発振器5は、完全に安定な高クロック周波数を与えるように制御される。フィ ルタ4は、低速のバンドパスフィルタ、および当該ループ内のループ周波数近辺 のフィルタである。このような制御は当該技術分野において周知であるので、こ れ以上詳細に説明はしない。好ましくは、電圧制御クロック信号発振器5(以下 ではVCO(Voltage Controlled Oscillator)と呼ぶ)を用いる。 クロック信号発振器5は、基準信号源に対して位相ロックされた高動 作周波数をもたらす。したがって、各ブロック内の各々個別のVCOは、そのブ ロックに固有のある位相位置(時間位置)ΔTを有する高周波数を生成する。本 発明によるこのΔTは、適応的にかつ個別的にサーボ調整され(servo-regulated )、よって、VCOの出力は分割回路7(分周器)に接続されることにより、基 準周波数のN倍の周波数に位相ロックされる。回路7の出力は制御可能な位相調 整回路6に接続される。この位相調整回路6は、当該部分ブロックに達する基準 周波数の位相位置に対して、(VCOからの)高動作周波数の位相位置を変化さ せる。回路6の出力は位相比較器3の調整入力端に接続される。回路6および7 は互いにその位置を交換することができる。その場合、ΔTは、基準周波数信号 源2の代わりにVCOの波長に依存する。 代替的に、変更したブロックDの部分図である図2に示すように、回路6およ び8は調整ループから外して、基準周波数信号源2に接続されている位相比較器 3の入力端に接続することもできる。回路6および8の対応する機能を有する回 路60および80は、基準周波数信号源2と、位相比較器3の下側入力端との間 に接続されている。 位相調整回路6(または60)は、レジスタを有する位相制御回路8(または 80)により制御される。これによって、システムの製造者は、個別に、例えば コンピュータの援助の基で、システム完成時に、互いに通信すべき異なるユニッ トの間で両位相が相互に対応するように、すべてのブロックのについてその位相 位置を調整することができる。その結果、実際に各ブロックにおける位相位置を 決定するのは、個々のレジスタ8(または80)に書き込まれているデータであ る。異なるブロックに対する位相調整は、固定メモリの書き込み(burning-in)と 対比することができる。このかわりに、当該調整は、システムの使用中に適応的 に 行うこともできる。機能”レジスタ”は必ずしも物理的もしくはデジタルレジス タである必要はなく、例えば、プロセッサ等におけるアルゴリズム、あるいは他 の、例えばアナログ型の処理回路であってもよいことに留意されたい。 異なるブロックへの基準信号源2からの周波数Frefはブロック間で相互に 位相シフトされるが、ブロック内の位相調整回路3〜8は、基準周波数のある部 分(例えば、基準周波数が方形波の場合、その側部(flank))またはゼロトラン ジション(zero-transition)等に位相ロックされる。 ブロック間には数クロック信号周期分の差が存在し得るが、それらのブロック は同一の位相位置で動作することに留意されたい。位相制御回路8(または80 )内のレジスタは、位相調整回路6(または60)の時間遅延を適応的に調整す ることにより、その位相位置を常にΔTに維持する。このようにして、VCO5 からの高クロック信号は当該ブロックにおいて入力信号の位相に対して適正な位 相位置にとどまる。 個々のチップからなる複数のブロックは、開発中に自然に位相ロックループを 直接備えることができるが、位相ロックループは、例えば他のチップに接続可能 な別個のチップという形のひとつの接続ユニットであってもよい。 システムの初期化時、確実なポイント・ツー・ポイント通信が得られるように 位相ロックループのすべての遅延が調整される。ブロックAからブロックBを介 してブロックDへ、あるいは、ブロックCを介してブロックDへデータが伝送さ れるのにどれだけのクロック周期がかかるかは問題ではないことに留意されたい 。ブロック間の接続は、転送時間が1またはそれ以上のクロック周期でありうる 伝送線により行うことがで きる。位相ロックループ内の各遅延量は、総遅延量が整数となり確実な通信が行 えるように調整される。 図1に示されるように、本システムは、並列伝送チャンネルを有することがで きる。このことはある種の複雑化を意味する。図1に示した両伝送チャンネルは 、ブロックBおよびC内で処理された対応する部分結果を同時にブロックDの2 つの通信入力端へ送信するために用いられるものとする。ブロックBおよびCは 、模式的にFB,FCとして示した遅延手段において異なる手法で伝送信号を遅 延させる。ブロックBは、例えば、プロセッサであり、ブロックCは書き込み可 能なメモリ(RAM)である。入力信号の遅延をこれに適応させることにより、 ブロックBおよびCからブロックDへのデータの時点間の時間差が較正で解消さ れなければならない。 各ブロックまたは、幾つかの選択されたブロックは、この目的のために、その 通信入力端に、制御可能な遅延回路FA,FB,FC,FD1,FD2を有する ことができる。これらの各々は、レジスタ8(または80)と同様に、コンピュ ータにおいて実施できる調整アルゴリズムの援助の基でシステムの構成者によっ て、システム内での適正な遅延量が得られるように調整することができる。これ によって、幾つかの異なる方角から入ってくる、目的のブロックへの入力データ を調整することにより、それらが同じ位相位置を持ち、また、同じクロック周波 数位置(整数クロック周期の適正な数)を持つ(このことが重要である場合)。 複数ステップおよび/または並列通信チャンネルの場合、例えば、同期データ伝 送を保証する直列接続した遅延量を導入することも可能である。 上述したように、複数のブロックが異なる相互の周波数で動作することも可能 である。このような場合、異なる動作周波数を持つブロックに 対してバッファメモリを接続することができる。上述した遅延回路FA,FB等 は、このバッファ回路により構成することができる。入力信号はこのバッファメ モリに入力周波数で蓄積され、そのブロック自身の周波数でそのメモリから読み 出される。この場合のこのバッファメモリは、遅延ユニットとして機能する。こ の場合、当該読み出しは、そのブロックに設定されている位相位置で実行される 。この場合のこのようなブロックは、その出力端に同じ型のバッファメモリを有 することもできる。これは、図2では、回路BFUで示されており、出力データ はそのブロックの動作周波数で書き込まれるとともに、このブロックが通信する 相手のブロックの周波数で読み出される。 しかしながら、システム内のほとんどのブロックは同一の高動作周波数で動作 するのが通常であり、この場合、上記型のバッファメモリは異なる周波数のブロ ックに対してのみ配置される。もし、システムがおのおの個別の動作周波数を有 する多数のブロックを備えるならば、ほとんどのブロックに対して上述した型の バッファメモリを、この場合それらの入力端に備えるのが実際的である。 各ブロックA〜D内の位相調整回路3〜8は、おそらくは接続可能なチップの 形でそのブロックの一部に個別に接続され、もしくは回路に接続され、または、 そのチップの製造過程でチップ上の個々の回路に接続されうる。個別に調整可能 な遅延回路の関係は同じである。異なる位相調整回路および遅延回路の調整は、 調整が狂った、もしくはシステムが変化したならば、本発明の特徴を有するシス テムがサービス下に置かれた後に再実行されうることに留意されたい。この調整 は、入力伝送信号とシステムの内部クロック信号との位相比較を通して、例えば 、レジスタ8または位相調整回路6の(アルゴリズムに従った)サーボ調整によ り、実行することができる。このサーボ調整のための検出(sensing)は、例えば 、図示した位相遅延回路内で実行することができる。前記調整は、システム内の 任意のブロックから不調(malfunction)の警告信号が不調回路(malfunction cir cuit: 図示せず)に与えられた後、外部から実行することもできる。システムが 不調であることを検出する機能は、入力信号と内部クロック信号との間の上述し た位相比較で実現可能であり、上述したサーボ調整の代わりに警告が発行される 。構成部分システム(ブロックA〜D)の任意のひとつから警告を受信したとき 動作を開始するエラー補正回路(図示せず)を全体システムに付加することも可 能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 互いに所定距離離れて配置された複数のシステム部分を有し、他のシステ ム部分の少なくとも1つとの間で通信を行い、基準周波数の共通信号(2)がす べてのシステム部分に分配される同期デジタルシステムにおいて動作速度を向上 させる方法であって、前記システム部分にはそれら自身の内部クロック信号発振 器(5)が設けられ、この内部クロック信号発振器は前記基準周波数(2)から 受信した信号に対して、異なるシステム部分毎に個別に位相調整され、これによ り、通信を行っているシステム部分間の通信が同一の内部位相関係で行われるこ とを特徴とする方法。 2. 前記基準周波数は、各システム部分の前記内部クロック周波数発振器の周 波数より低いことを特徴とする請求の範囲1記載の方法。 3. システムの各システム部分内の前記クロック周波数発振器の個々の位相位 置は、システムの構成が準備されシステムが組み立てられた後は不変となるよう に調整されることを特徴とする請求の範囲1または2記載の方法。 4. システムの各システム部分内の前記クロック信号発振器(VCO)の個々 の位相位置は、システムが動作中に適応的に調整されることを特徴とする請求の 範囲1または2記載の方法。 5. 互いに所定距離離れて配置された複数のシステム部分を有し、他 のシステム部分の少なくとも1つとの間で通信を行うとともに、これらのシステ ム部分に対して共通の基準周波数信号源(2)を有する同期デジタルシステムに おいて動作速度を向上させるデバイスであって、少なくとも他のシステム部分と 通信を行うよう配置された各システム部分(A,B,C,D)は、個別のクロッ ク信号発振器(5)と、前記基準周波数信号源(2)に接続されたクロック信号 回路(3,4,6〜8)とを備え、このクロック信号回路は、前記基準周波数信 号源(2)からの入力信号の位相に対して前記クロック信号発振器(5)の位相 を調整することを特徴とするデバイス。 6. 前記システム部分、前記クロック信号発振器(5)、および前記基準周波 数信号源(2)は異なる周波数を有することを特徴とする請求の範囲5記載のデ バイス。 7. 前記クロック信号回路は、当該システム部分(A,B,C,D)に対する 個別の位相調整位置を書き込むことができるレジスタ(8)を有することを特徴 とする請求の範囲5または6記載のデバイス。 8. 前記システム部分の少なくとも1つには、その入力端に少なくとも1つの 調整可能な遅延回路(FA,FB,FC,FD1,FD2)が設けられることを 特徴とする請求の範囲5〜7のいずれかに記載のデバイス。 9. 少なくとも1つの他のシステム部分と通信を行う各システム部分において 、前記個別のクロック信号回路(3,4,6〜8)は、 前記基準周波数信号源(2)に接続された入力端を有する制御可能な位相比較 器(3)と、 調整可能な位相調整手段(6,8)とを備え、 前記分周回路(7)と前記位相調整手段(6,8)とは、前記内部クロック信 号発振器(5)と、前記位相比較器(3)の他の入力端との間に、前記内部クロ ック信号発振器(5)を位相調整するように接続されたことを特徴とする請求の 範囲5〜8のいずれかに記載のデバイス。 10. 少なくとも1つの他のシステム部分と通信を行う各システム部分におい て、前記個別のクロック信号回路(3,4,6〜8)は、 前記基準周波数信号源(2)に接続された入力端を有する制御可能な位相比較 器(3)と、 前記クロック信号発振器(5)の周波数と前記基準周波数信号源(2)の周波 数との比と同じである数値Nで、前記内部クロック信号発振器(5)の周波数を 分周する分周回路(7)と、 調整可能な位相調整手段(60,80)とを備え、 前記分周回路は前記内部クロック信号発振器(5)と前記位相比較器(3)の 他の入力端との間に前記内部クロック信号発振器(5)を位相調整するように接 続され、前記位相調整手段(60,80)は、前記基準周波数信号源(2)に接 続された前記位相比較器(3)の入力端に接続されることを特徴とする請求の範 囲5〜8のいずれかに記載のデバイス。 11. 前記位相調整手段(6,8;60,80)は、位相制御回路(8;80 )内に調整可能なレジスタを有することを特徴とする請求の範囲9 または10記載のデバイス。 12. 好ましくはバンドパスまたはローパス型のフィルタ(4)が前記位相比 較器(3)と前記クロック信号発振器(5)の位相調整入力端との間に接続され たことを特徴とする請求の範囲9〜11のいずれかに記載のデバイス。 13. 少なくとも1つのバッファメモリ(FD1,FD2)がブロックの入力 端に接続され、これにより、当該回路の内部クロック信号と同期し、かつ位相が 一致して(in step with and in phase with)入力信号を蓄積し、かつこの蓄積し た信号を読み出すことを特徴とする請求の範囲5〜12のいずれかに記載のデバ イス。 14. 少なくとも1つのバッファメモリ(BFU)は、ブロックの出力端に接 続され、これにより、当該ブロックが通信する他のブロックに適応したクロック 信号と同期して、出力信号を蓄積し、かつこの蓄積した信号を読み出すことを特 徴とする請求の範囲5〜13のいずれかに記載のデバイス。 15. 前述した型のバッファメモリは、通信する相手のブロックと異なる周波 数を有するブロックにのみ設けることを特徴とする請求の範囲13または14記 載のデバイス。
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