JPH1151092A - 駆動機構 - Google Patents

駆動機構

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JPH1151092A
JPH1151092A JP9280069A JP28006997A JPH1151092A JP H1151092 A JPH1151092 A JP H1151092A JP 9280069 A JP9280069 A JP 9280069A JP 28006997 A JP28006997 A JP 28006997A JP H1151092 A JPH1151092 A JP H1151092A
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JP
Japan
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inner race
race
biting
gap
drive mechanism
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JP9280069A
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English (en)
Inventor
Masayuki Dobashi
正幸 土橋
Kazunari Matsui
一成 松井
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁クラッチ等を使用せずに、小型且つ簡単
な構造で、被駆動部材を大きな固定力で固定することが
でき、しかも、被駆動部材を移動させるときには小さな
駆動力でよい駆動機構を提供する。 【解決手段】 円筒状のアウターレース21と、このア
ウターレース21内に回動可能に設けられるとともに被
駆動部材を取り付けたインナーレース30と、アウター
レース21とインナーレース30との間に形成された間
隙に挿入されるとともにアウターレース21の内周面2
1Aに沿って回動していくレバー42とを備え、レバー
42をモータで回動させることによってインナーレース
30を回動させて被駆動部材を移動させる駆動機構であ
って、前記間隙に食い込むコロ49,50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車両用
電動格納式ミラー等に使用される駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に取り付ける電動格納式ミラ
ーが提案されている。かかる電動式格納ミラーは、駐車
時に邪魔にならないようにミラーを収納位置へ移動さ
せ、また、走行する際には、収納位置から使用位置へ移
動させることができるようになっている。このミラー
は、運転席から操作できるようにモータで移動するよう
に構成されている。
【0003】ところで、ミラーは、使用時には車両の振
動などによって移動しないように使用位置に固定する必
要があり、また、収納時には小さな駆動力でミラーを移
動できるようにすることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、電磁クラッ
チを利用した駆動機構を設けることが考えられるが、電
磁クラッチ用の配線が必要であり、さらに、システムも
複雑となり高価になってしまう。しかも、ミラーの固定
力を強める場合にはクラッチ本体が大型化してしまう問
題がある。
【0005】また、面摩擦力を利用する摩擦クラッチの
場合には、小型にして大きな固定力を得るようにする
と、大きな押し圧荷重が必要となり、摩擦力を無くして
ミラーをフリーの状態にするには、その押し圧荷重に抗
してクラッチ板を移動させるための大きな反力が必要と
なり、この結果、クラッチ部が大型化してしまうという
問題がある。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、電磁クラッチ等を使用せずに、簡
単な構造で、被駆動部材を大きな固定力で固定すること
ができるとともに被駆動部材を小さな駆動力で移動させ
ることができ、しかも小型化を図ることのできる駆動機
構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、リング状のアウターレースと、
このアウターレース内に回動可能に設けられるとともに
被駆動部材を取り付けたインナーレースと、前記アウタ
ーレースとインナーレースとの間に形成された間隙に挿
入されるとともに前記アウターレースの内周面に沿って
回動していくリリース部材とを備え、前記リリース部材
をモータで回動させることによってインナーレースを回
動させて被駆動部材を移動させる駆動機構であって、前
記間隙に食い込む食込手段を設け、この食込手段は、前
記インナーレースのみがアウターレースに対して相対回
転した際に前記間隙へ食い込んでインナーレースの回動
を阻止し、前記リリース部材がモータによって回動した
際に前記間隙への食い込みが解除されてインナーレース
とともに回動していくことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、前記食込手段は、イン
ナーレースが時計方向へ回動していく際に前記間隙に食
い込んでいく第1食込部材と、インナーレースが反時計
方向へ回動していく際に前記間隙に食い込んでいく第2
食込部材とから構成され、前記リリース部材は、時計方
向へ回動した際に第1食込部材の間隙への食い込みを解
除してインナーレースの時計方向への回動を可能にし、
リリース部材が反時計方向へ回動した際に第2食込部材
の間隙への食い込みを解除してインナーレースの反時計
方向への回動を可能にすることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、前記第1,第2食込部
材は、ローラで構成されていることを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、前記リリース部材を、
インナーレースの中心軸の回りに等間隔で且つ3つ以上
の奇数個設け、各リリース部材を挟む位置に、前記第
1,第2食込部材を配置したことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、前記第1,第2食込部
材を前記間隙に食い込む方向へ付勢する弾性体を、食込
手段の第1食込部材と他の食込手段の第2食込部材との
間に設けたことを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、前記弾性体を設けた部
分に、潤滑剤を充填するスペースを設けたことを特徴と
する。
【0013】請求項7の発明は、前記アウターレース
を、内側の第1リング部材と外側の第2リング部材とで
構成し、前記第1リング部材を金属で形成し、第2リン
グ部材を合成樹脂で形成したことを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、前記モータの駆動力を
伝達して前記リリース部材を回動させるギア機構を設け
るととともに、前記リリース部材と前記食込手段との間
に、前記ギア機構のバックラッシュによる前記リリース
部材の回動移動量よりも大きいクリアランスを設けたこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる駆動機構
を設けた車両用電動格納式ミラーの実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】[第1実施形態]図1ないし図3におい
て、1は車体であり、2は車体1に取り付けられた電動
格納式ミラーである。
【0017】電動格納式ミラー2は、回動軸3に取り付
けられたミラー(被駆動部材)4と、このミラー4を移
動させる駆動機構10とから構成されている。駆動機構
10は車体1に取り付けられたベース部材11上に設け
られているとともにカバーケース12によって覆われて
いる。
【0018】駆動機構10は、図4および図5に示すよ
うに、ベース部材11に固定された固定板20に一体形
成され且つ上部が開口した円筒状のアウターレース21
と、このアウターレース21内に回動自在に配置された
インナーレース30と、リリースレバー板40とを備え
ている。
【0019】インナーレース30には、図6に示すよう
に、回動軸3が取り付けられており、この回動軸3を挟
む位置にガイド部31,32が形成されている。ガイド
部31,32には、アウターレース21の内周面21A
に対向するとともに円弧状に形成されたガイド面31
A,32Aが形成され、このガイド面31A,32Aによ
ってインナーレース30がアウターレース21内でスム
ーズに回動できるようになっている。
【0020】また、インナーレース30には、ガイド部
31,32を結ぶ線と直交する方向であって且つ回動軸
3を挟む位置に凹部33,33が形成され、さらに、こ
の凹部33,33を挟む位置に平坦状の保持面35,36
が形成されている。この保持面35,36とアウターレ
ース21の内周面21Aとの間の離間距離Lは、保持面
35,36の中間位置までは凹部33,33から周方向に
沿って遠ざかるに従って大きくなるように設定されてい
る。そして、この保持面35,36に連続して係止面3
7A,37Bが形成され、保持面35,36と係止面37
A,37Bとの向きがほぼ直交した状態となっている。
【0021】リリースレバー板40は、アウターレース
21の上部開口を覆うとともに回動軸3が回動可能に貫
通した円板41と、この円板41の下面41Aに下方に
突出するとともに一体形成された一対のレバー(リリー
ス部材)42とから構成されている。円板41の外周囲
にはギア44が形成され、このギア44は後述する駆動
ギア45に噛合しており、駆動ギア45の回転により円
板41が回動軸3に対して相対回転していくようになっ
ている。
【0022】レバー42は、アウターレース21とイン
ナーレース30の凹部33との間に形成される空間に挿
入された扇状のレバー部46と、このレバー部46に連
続形成されているとともにその凹部33内に遊嵌した突
起部43とを有している。レバー部46の両側は回動軸
3側へいくにしたがって幅が狭くなるようにテーパ面4
6A,46Bとなっており、レバー部46の外側がアウ
ターレース21の内周面21Aに沿って移動できるよう
に円弧状に形成されたガイド面46Cとなっている。
【0023】また、アウターレース21とインナーレー
ス30の保持面35,36との間に形成される空間に板
バネ(弾性体)47,48と円柱状のコロ49,50とが
配設され、板バネ47,48の一端47A,48Aがイン
ナーレース30の係止面37A,37Bに取り付けられ
ている。この板バネ47,48はコロ49,50をレバー
部46のテーパ面46A,46Bに向けて付勢してい
る。すなわち、コロ49,50はアウターレース21の
内周面21Aとインナーレース30の係止面37A,3
7Bとの間に食い込むように付勢されている。
【0024】そして、インナーレース30に例えば時計
方向に回動する力が作用すると、コロ49がアウターレ
ース21の内周面21Aとインナーレース30の保持面
35Aとの間にさらに食い込んでいくので、インナーレ
ース30は回動していくことができず、インナーレース
30の固定状態が保たれる。インナーレース30に反時
計方向に回動する力が作用した場合も同様である。
【0025】リリースレバー板40が例えば時計方向に
回動していくと、レバー42が板バネ47の付勢力に抗
してコロ49を係止面37Aへ移動させていくので、コ
ロ49による上記食い込みが解除され、リリースレバー
板40とともにインナーレース30が時計方向へ回動し
ていくようになる。また、このインナーレース30の時
計方向への回動により、コロ50の食い込みは解除され
るので、インナーレース30の時計方向への回動に支障
を来すことはない。
【0026】リリースレバー板40が反時計方向へ回動
していく場合も同様である。
【0027】駆動ギア45は、モータ60の駆動軸61
に取り付けられており、モータ60は図2に示すよう
に、ベース部材11に取り付けられたブラケット62に
取り付けられている。
【0028】図7は、モータ60を制御する制御系の構
成を示したものである。図7において、63は電源(バ
ッテリー)、64はモータ60を正・逆転させる操作ス
イッチ、65は操作スイッチ64の操作に基づいてモー
タ60を正転または逆転させる制御回路である。
【0029】次に、上記実施形態の車両用電動格納式ミ
ラーの動作について説明する。
【0030】いま、例えば、ミラー4が格納位置(ミラ
ー4が車体1に当接する状態となる位置)に固定されて
いるとき、インナーレース30とリリースレバー板40
のレバー42とコロ49,50は図6に示す状態にあ
る。
【0031】そして、格納位置にあるミラー4を例えば
図1および図2に示す位置まで移動させる場合、操作ス
イッチ64を操作してモータ60を正転させる。モータ
60が正転し始めると、駆動ギア45を介してリリース
レバー板40が時計方向(図2において)へ回動し始め
る。このリリースレバー板40の時計方向への回動によ
り、図8に示すように、リリースレバー板40のレバー
42のレバー部46がコロ49を板バネ47の付勢力に
抗してインナーレース30の係止面37A側へ移動させ
ていくので、コロ49の食い込みが解除される。
【0032】そして、コロ49の食い込みの解除が行わ
れるとともに、リリースレバー板40のレバー42の突
起部43が、インナーレース30の凹部33の側部33
Aに当接して、インナーレース30を図8に示す矢印方
向(時計方向)へ回動させていく。このインナーレース
30の回動とともに回動軸3が時計方向へ回動してい
き、ミラー4が格納位置から図1および図2に示す位置
へと移動されていく。
【0033】ミラー4が図1および図2に示す位置に移
動したら、操作スイッチ64の操作を止める。これによ
り、モータ60の駆動が停止されてミラー4は図1およ
び図2に示す位置に停止される。
【0034】モータ60の駆動が停止されると、インナ
ーレース30とリリースレバー板40のレバー42との
位置関係は、板バネ47の付勢力により図6に示す状態
となる。
【0035】この状態のとき、ミラー4に外力が加わっ
て駆動軸3が左右方向へ回動すると、駆動軸3とともに
インナーレース30が左右方向へ回動する。このインナ
ーレース30の左右方向への回動により、コロ50,4
9がアウターレース21の内周面21Aとインナーレー
ス30の保持面36A,35Aとの間に食い込んでいく
ので、インナーレース30は回動していくことができ
ず、この結果、インナーレース30は固定されたままと
なる。
【0036】すなわち、コロ50,49によってインナ
ーレース30を固定しておく固定力が発生するので、ミ
ラー4に外力が加わってもミラー4は左あるいは右方向
へ回動してしまうことが防止される。ミラー4が他の任
意の位置に停止されても上記と同様にその任意の位置に
固定される。
【0037】ミラー4を格納する場合は、操作スイッチ
64を操作してモータ60を逆回転させる。このモータ
60の逆回転により、リリースレバー板40が反時計方
向へ回動していき、上記と同様にしてコロ50の食い込
みが解除され、インナーレース30および回動軸3が反
時計方向へ回動していき、ミラー4が格納位置へ移動さ
れる。
【0038】このように、モータ60によってリリース
レバー板40が回動されると、コロ49,50の食い込
みが解除されるので、小さな駆動力でインナーレース3
0および回動軸3を回動させることができる。すなわ
ち、小さな駆動力でミラー4を回動させることができ
る。また、外力を受けてミラー4が回動する場合には、
コロ49,50がアウターレース21の内周面21Aと
インナーレース30の保持面36A,35Aとの間に食
い込んでいくので、インナーレース30はさらに固定さ
れる状態となり、インナーレース30は大きな固定力で
固定される。すなわち、ミラー4を大きな固定力で固定
することができることとなる。
【0039】また、この実施形態では、アウターレース
21内に回動自在にインナーレース30を配置し、さら
にアウターレース21内とインナーレース30との間に
コロ49,50と板バネ47,48とリリースレバー板4
0のレバー42を配置しただけなので、その構造は簡単
なものであり、装置の小型化を図ることができる。ま
た、電磁クラッチなどを使用してしないので、装置の軽
量化も図ることができるとともに電磁クラッチ用の面倒
な配線を施す必要もない。
【0040】[第2実施形態]図9および図10は第2
実施形態を示したものであり、この第2実施形態では、
アウターレース21内に回動自在に配置されたインナー
レース30に、3つの凹部33を等間隔に形成し、これ
ら凹部33とアウターレース21の内周面21Aとの間
に、リリースレバー板40に設けた3つのレバー42を
挿入し、そして、レバー42を挟む位置に一対の板バネ
47,48とコロ49,50とを配置したものである。
【0041】この第2実施形態によれば、3つのコロ4
9あるいはコロ50の食い込みによってインナーレース
30の回動が阻止されるが、食い込む3つのコロ49あ
るいはコロ50が、回動軸3の中心を通る同一直線上に
位置していないことにより、インナーレース30に外力
が加わってもインナーレース30を固定する荷重が偏る
ことなく、バランスよく分散される。このため、インナ
ーレース30がその荷重によって同一直線上から挟み込
まれてしまうことがない。すなわち、インナーレース3
0がアウターレース21内で固着してしまうことが防止
される。
【0042】この実施形態では一対のコロ49,50を
3カ所に配置しているが、5カ所あるいは7カ所等の奇
数箇所に配置しても同様の効果を得ることができる。
【0043】[第3実施形態]図11および図12は第
3実施形態を示したものである。図11および図12に
おいて、70はアウターレース21内に回動自在に配置
されたインナーレースであり、このインナーレース70
は円筒部71を有しており、この円筒部71の外周面に
3つの凹部72が等間隔に形成されている。円筒部71
の下部にはこの円筒部71の径より大きい径の円板73
が一体形成され、円板73の周端側には凹部72と凹部
72との間に位置して上方に突出するとともに円弧状の
ガイド部74が形成されている。このガイド部74によ
ってインナーレース70がアウターレース21内でスム
ーズに回動できるようになっている。
【0044】そして、ガイド部74と円筒部71との間
にシリコンラバー75が取り付けられており、このシリ
コンラバー75によってコロ49,50をリリースレバ
ー板40のレバー42側へ付勢している。円筒部71の
外周面71Aとアウターレース21の内周面21Aとの
距離Lは、第1実施形態と同様に凹部72側へ近づくに
したがって小さくなるように設定されている。
【0045】この第3実施形態によれば、第2実施形態
と同様な効果を得る他に、1つのシリコンラバー75に
よってコロ49,50を食い込み方向へ付勢しているの
で部品点数が少なくて済む。また、板バネ47,48を
係止する係止面37A,37B(図6参照)を形成する
必要がないので、インナーレース70の形状の簡素化を
図ることができる。
【0046】さらに、シリコンラバー75の硬さや体積
によりコロ49,50に加える付勢力を設定することが
できるので、小さなストロークでも安定したコロ49,
50への押し圧荷重を得ることができる。また、シリコ
ンラバー75は、成形により製造可能なため、取付スペ
ースの形状に合わせて成形することができ、このため、
その取り付け作業を簡単なものにすることができる。
【0047】[第4実施形態]図13および図14は第
4実施形態を示したものである。図13および図14に
おいて、80はアウターレース21内に回動自在に配置
されたインナーレースであり、このインナーレース80
の外周面には5つの凹部81が等間隔に形成されてい
る。82はリリースレバー板40の円板41に形成され
た5つのレバーである。レバー82は、インナーレース
80の凹部81内に遊嵌した状態に入った突起部84
と、扇状のレバー部85とを有している。
【0048】また、インナーレース80の凹部81と凹
部81との間の外周面には、台形状のシリコンラバー8
6が取り付けられており、このシリコンラバー86によ
ってコロ49,50をリリースレバー板40のレバー8
2側へ付勢している。また、シリコンラバー86とアウ
ターレース22のアウターレース21の内周面21Aと
の間に所定の大きさのスペース87が形成され、図15
に示すように、このスペース87にグリス88が充填さ
れている。このグリス88によりインナーレース80の
回動の際の摩擦が小さく押さえられている。
【0049】この第4実施形態によれば、第2実施形態
と同様な効果を得る他に、インナーレース80の構造を
非常に簡単なものにすることができる。
【0050】[第5実施形態]図16および図17は第
5実施形態を示したものである。この第5実施形態は、
第2実施形態と同様な効果を得る他に、アウターレース
90を二重構造にしてアウターレース90の軽量化を図
るとともに、インナーレース30を固定しておく所定の
固定力が得られるようにしたものである。
【0051】このアウターレース90は、固定板91に
形成された円筒部92と、この円筒部92内に取り付け
られた金属製の円筒部材93とから構成され、固定板9
1と円筒部92とが樹脂製で一体形成されている。円筒
部材93の外周にはローレット加工が施されており、こ
の円筒部材93を円筒部92内にインサート成形によっ
て取り付けたものである。そして、円筒部材93はロー
レット加工が施されていることにより円筒部92内での
回転が防止される。
【0052】[第6実施形態]図18および図19は第
6実施形態を示したものである。この第6実施形態で
は、レバー部46のテーパ面46Aとコロ49との間、
及びレバー部46のテーパ面46Bとコロ50との間
に、所定幅dを有するクリアランス100A,100B
をそれぞれ設けている。図18に示すコロ49が食い込
んでいる状態から図19に実線で示すコロ49の食い込
みが解除される状態までのレバー部46の回動角をαと
し、ギア44と駆動ギア45とのバックラッシュによる
レバー部46の回動移動量に対応する回動角をβとする
と、その所定幅dは、αがβよりも大きくなるように設
定されている。
【0053】この第6実施形態によれば、例えば振動の
影響によりレバー部46がバックラッシュによって回動
角βだけ時計方向に回動しても、このβよりもαが大き
くなるように間隙100Aが設けられているので、レバ
ー部46のテーパ面46Aとコロ49とは接触しない。
これにより、バックラッシュによってコロ49の食い込
みが解除されることはなく、インナーレース30の固定
状態は確実に保たれる。レバー部46が反時計方向に回
動する場合も同様である。
【0054】なお、モータ60の駆動によりインナーレ
ース30を回動させてこのモータ60を停止させると、
ミラー4と一体に動くインナーレース30はその慣性に
よって少しだけ回動した後停止するので、インナーレー
ス30の固定状態において、レバー部46は図18に示
すようにコロ49とコロ50とから等距離にある直線M
近傍に位置している。
【0055】上記いずれの実施形態もミラー4を移動さ
せる駆動機構について説明したが、これに限らず、例え
ば車体の外側に取り付けて光軸調整を行えるようにした
ランプ等にも適用できることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、小さな駆動力で被駆動部材を回動させることがで
き、また、大きな固定力で被駆動部材を固定することが
できる。また、アウターレース内に回動自在にインナー
レースを配置し、アウターレースとインナーレースとの
間に形成された間隙にリリース部材と食込手段とを設け
たものであるから、その構造は簡単なものであり、装置
の小型化を図ることができる。また、電磁クラッチなど
を使用してしないので、装置の軽量化も図ることができ
るとともに電磁クラッチ用の面倒な配線を施す必要もな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の駆動機構を適用した車両用電動格納
式ミラーを示した説明図である。
【図2】図1の車両用電動格納式ミラーの構成を示した
斜視図である。
【図3】駆動機構を示した側面図である。
【図4】駆動機構の構成を示した断面図である。
【図5】駆動機構の構成を示した分解斜視図である。
【図6】駆動機構の構成を示した平面図である。
【図7】駆動機構の制御系の構成を示したブロック図で
ある。
【図8】コロの食い込みが解除された状態とインナーレ
ースの回動方向を示した説明図である。
【図9】第2実施形態の駆動機構の構成を示した分解斜
視図である。
【図10】第2実施形態の駆動機構の構成を示した平面
図である。
【図11】第3実施形態の駆動機構の構成を示した分解
斜視図である。
【図12】第3実施形態の駆動機構の構成を示した平面
図である。
【図13】第4実施形態の駆動機構の構成を示した分解
斜視図である。
【図14】第4実施形態の駆動機構の構成を示した平面
図である。
【図15】図14の一部を拡大した部分拡大図である。
【図16】第5実施形態の駆動機構の構成を示した分解
斜視図である。
【図17】第5実施形態の駆動機構の構成を示した平面
図である。
【図18】第6実施形態の駆動機構の構成を示した平面
図である。
【図19】図18の駆動機構でレバー部が回動した状態
を示した説明図である。
【符号の説明】
21 アウターレース 21A 内周面 30 インナーレース 42 レバー 49 コロ 50 コロ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状のアウターレースと、このアウター
    レース内に回動可能に設けられるとともに被駆動部材を
    取り付けたインナーレースと、前記アウターレースとイ
    ンナーレースとの間に形成された間隙に挿入されるとと
    もに前記アウターレースの内周面に沿って回動していく
    リリース部材とを備え、前記リリース部材をモータで回
    動させることによってインナーレースを回動させて被駆
    動部材を移動させる駆動機構であって、 前記間隙に食い込む食込手段を設け、 この食込手段は、前記インナーレースのみがアウターレ
    ースに対して相対回転した際に前記間隙へ食い込んでイ
    ンナーレースの回動を阻止し、前記リリース部材がモー
    タによって回動した際に前記間隙への食い込みが解除さ
    れてインナーレースとともに回動していくことを特徴と
    する駆動機構。
  2. 【請求項2】前記食込手段は、インナーレースが時計方
    向へ回動していく際に前記間隙に食い込んでいく第1食
    込部材と、インナーレースが反時計方向へ回動していく
    際に前記間隙に食い込んでいく第2食込部材とから構成
    され、 前記リリース部材は、モータによって時計方向へ回動し
    た際に第1食込部材の間隙への食い込みを解除してイン
    ナーレースの時計方向への回動を可能にし、モータによ
    って反時計方向へ回動した際に第2食込部材の間隙への
    食い込みを解除してインナーレースの反時計方向への回
    動を可能にすることを特徴とする請求項1の駆動機構。
  3. 【請求項3】前記第1,第2食込部材は、コロで構成さ
    れていることを特徴とする請求項2の駆動機構。
  4. 【請求項4】前記リリース部材を、インナーレースの中
    心軸の回りに等間隔で且つ3つ以上の奇数個設け、 各リリース部材を挟む位置に、前記第1,第2食込部材
    を配置したことを特徴とする請求項2の駆動機構。
  5. 【請求項5】前記第1,第2食込部材を前記間隙に食い
    込む方向へ付勢する弾性体を、食込手段の第1食込部材
    と他の食込手段の第2食込部材との間に設けたことを特
    徴とする請求項4の駆動機構。
  6. 【請求項6】前記弾性体を設けた部分に、潤滑剤を充填
    するスペースを設けたことを特徴とする請求項5の駆動
    機構。
  7. 【請求項7】前記アウターレースを、内側の第1リング
    部材と外側の第2リング部材とで構成し、前記第1リン
    グ部材を金属で形成し、第2リング部材を合成樹脂で形
    成したことを特徴とする請求項1ないし請求項6の駆動
    機構。
  8. 【請求項8】前記モータの駆動力を伝達して前記リリー
    ス部材を回動させるギア機構を設けるととともに、前記
    リリース部材と前記食込手段との間に、前記ギア機構の
    バックラッシュによる前記リリース部材の回動移動量よ
    りも大きいクリアランスを設けたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項6の駆動機構。
JP9280069A 1997-06-02 1997-10-14 駆動機構 Pending JPH1151092A (ja)

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JP9-144097 1997-06-02
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340048A (ja) * 2001-05-17 2002-11-27 Nifco Inc クラッチ装置
US6575277B1 (en) 1998-08-03 2003-06-10 Asmo Co., Ltd. Clutch and drive device having the clutch
JP2007232029A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Ntn Corp 逆入力遮断クラッチ
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JP2018530723A (ja) * 2015-09-09 2018-10-18 サンフン ジ 両方向回転が可能なワンウェイクラッチ

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