JPH11512409A - 抗腫瘍剤・2−[2−[2−(ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−[[2−メチルアミノ)−エチル]アミノ]インダゾロ[4,3−gh]イソキノリン−6(2H)−オン - Google Patents

抗腫瘍剤・2−[2−[2−(ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−[[2−メチルアミノ)−エチル]アミノ]インダゾロ[4,3−gh]イソキノリン−6(2H)−オン

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JPH11512409A
JPH11512409A JP9511638A JP51163897A JPH11512409A JP H11512409 A JPH11512409 A JP H11512409A JP 9511638 A JP9511638 A JP 9511638A JP 51163897 A JP51163897 A JP 51163897A JP H11512409 A JPH11512409 A JP H11512409A
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メンタ,エメスト
オリバ,アンブロギオ
スピネリ,シルバノ
クラプチョ,ポール
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ベーリンガー マンハイム イタリア エス.ピー.エイ.
ザ ユニヴァーシティー オブ ヴェルモント アンド ステイト アグリカルチュラル カレッジ
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(57)【要約】 本発明は、式(I)の2−[2−[2−(ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5− [[2−メチルアミノ)−エチル]アミノ]インダゾロ[4,3−gh]イソキノリン−6(2H)−オン、及び製剤学的に許容できるその酸付加塩に関する。本化合物は高い抗腫瘍活性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】 抗腫瘍剤・2−[2−[2−(ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−[[ 2−メチルアミノ)−エチル]アミノ]インダゾロ[4,3−gh]イソキノリ ン−6(2H)−オン 本発明は、2−[2−[2−(ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−[ [2−メチルアミノ)−エチル]アミノ]インダゾロ[4,3−gh]イソキノ リン−6(2H)−オン、及び製剤学的に許容できるその酸付加塩に関する。 本化合物は高い抗腫瘍活性を示す。従来技術 臨床試験では、ある種の1、4ービス[(アミノアルキル)アミノ]アントラ センー9、10ージオンは抗腫瘍活性を示す。特に興味深いのは、アメタントロ ン、4ービス{[2ー(2ーヒドロキシエチルアミノ)エチル]アミノ]ーアン トラセンー9、10ージオン、及びミトキサントロン、5、8ージヒドロキシー 1、4ービス{[2ー(2ーヒドロキシエチルアミノ)エチル]アミノ]ーアン トラセンー9、10ージオンである(Zee-Chen et al., J.Med.Chem.,(1978),21 ,291-4; Chen et al.,"Progress in Medicinal Chemistry",Ellis,G.P.and W est,G.B.,eds.; Elsevier: Amsterdam,1983; pp.20,83 及びそこに引用さ れている参考文献)。ミトキサントロンは広いスペクトルの抗腫瘍剤であり、そ の活性はアントラサイクリン系抗生物質のドキソルビシンの活性と類似している 。臨床試験ではミトキサントロンは進行乳ガン、急性白血病及びリンパ腫の治療 において特に有望な活性を示している(Legha,Drugs of Today,(1984),20,62 9)。これらの治療の限界は、心毒性、特にミトキサントロンの場合、そして両者 ともの骨髄抑制効果である。さらに、両化合物ともに、既にドキソルビシン耐性 、該耐性は糖蛋白Pの過剰発現の介在によるが、に進展している組織型細胞に対 して 交叉耐性を示す。そのような耐性は、多剤耐性といわれているが、多数の抗腫瘍 抗生物質が関与しており、それらの中にはアムサクリン、ポドフィロトキシンや その誘導体があり該抗生物質での固形腫瘍の治療において治療の失敗の主な理由 の一つになっている。 このような欠点を克服する試みとして、発色団を修飾したいくつかのアントラ センジオンが合成された。例えば、EP−A 103、381は抗腫瘍活性を有 する2ーアミノアルキルー5ーアミノアルキルアミノ アントラ[1、9ーcd ]ピラゾールー6(2H)−オンをクレームしている。前臨床試験での当該化合 物の抗腫瘍活性はH.D.Hollis Showalter等により報告されている(J.Med.Chem., 30,121-131(1987))。 しかしながら、アントラピラゾールはアントラピラゾールCI−941の第I 相、及び第II相の臨床試験での投与量の限界になった重篤な白血球減少症(W.H. O.等級 3 及び4)や、好中球減少症(W.H.O.等級 4)などの毒性の副作 用をなくすことができない。[I.E.Smith et al.,J.Clin.Oncol.,9,2141-2 147(1991)]。さらに、ラットでは著しい腎毒性はCI−941による治療と関 係がある[D.Campling e M.E.C.Robbins,Nephrotoxicity,Peter H.Dekker B ach,345-352(1991),New York: vedi Chem.Abstracts 116: 294n(1992)]そし て、これらの著者は腎障害はアントロピラゾール治療の臨床上の問題になるであ ろうと示唆している。さらに、最近の試験では[Drugs of the Future,17,725( 1992);Judson,I.R.et al.,Proc.Amer.Assoc.Cancer Res.,32,abstr.105 9(1991)]アントラピラゾールCI−941は、急性心臓事故の徴候について一 度も報告されていなかったが、ヒトで不可逆な心毒性を誘導することがわかった 。上述のことより、新規な活性アナログの研究がまだ非常に待ち望まれていた。 アントラピラゾールの8位及び9位に窒素が導入されたアザーアナログがPC T/US93/08241(1994年3月31日公開:,WO94・0679 5)に開示されている。当該化合物は、in vitroでも in vivoモデルでも高い 抗腫瘍活性を示し、ドキソルビシンやミトキサントロンとは異なりLoVo/D X細胞株では交叉耐性を示さないことが分かっている。これらのデータは抗腫瘍 抗生物質治療に感受性のある白血病や固形腫瘍の臨床で活性を出すことができる 可能性を示す。 アントラピラゾール 9ーアザアナログである2ー[2ー[2ー(ヒドロキシ エチル)アミノ]エチル]ー5ー[[2ーメチルアミノ)ーエチル]アミノ]イ ンダゾロ[4、3ーgh]イソキノリンー6(2H)−オンはこれらの系列の他 の誘導体群とは著しく異なる驚くべき活性を有することがわかった。この化合物 は、事実、そのアナログに比べて処置動物の平均生存時間(% T/C として 表される)の増加がさらに高いのに加えて、統計的に有為な数の動物の腫瘍の完 全な退行がみられ、従って臨床試験で有効と考えられている。発明の開示 本発明は式(I)の2−[2−[2−(ヒドロキシエチル)アミノ]エチル] −5−[[2−メチルアミノ)−エチル]アミノ]インダゾロ[4,3−gh] イソキノリン−6(2H)−オン及び製剤学的に許容できるその酸付加塩に関す る。 製剤学的に許容できる酸とは:塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、ピロ リン酸のような無機酸、または酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、クエン 酸、安息香酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、フマール酸、コハク酸、酒石酸、 グルタミン酸、アスパラギン酸、グルコン酸、アスコルビン酸、p−トルエンス ルフォン酸、メタンスルフォン酸のような有機酸、若しくは他の通常使用される 酸である。 より詳細には、本発明は2−[2−[2−(ヒドロキシエチル)アミノ]エチ ル]−5−[[2−メチルアミノ)−エチル]アミノ]インダゾロ[4,3−g h]イソキノリン−6(2H)−オン3塩酸塩に関する。 本発明の化合物は式(II)の中間体から出発して、式(III)のヒドランジン との反応による合成することができる: (式中、Uはフッ素,塩素,p−トルエンスルフォニルオキシ(OTs)、メ タンスルフォニルオキシ(OMs)からなる群から選択され、WはUとWが同時 に塩素にならないという条件で、フッ素若しくは塩素である) H2N−NH−CH2ーCH2−N(−P)ーCH2CH2−OP’(III) (式中、P及びP’は独立して水素、若しくは反応条件で安定な適当な保護基 を示す) 生成する式(IV)の化合物は; それから、式(V)のアミンと反応させ式(I)の化合物に変換される。 H2N−CH2CH2−N(−P)Me (V) ここで、Pは上で定義されている意味で、続いて、存在する保護基P及びP’は 分解される。この例では、式(I)の化合物の塩が得られ、そのカウンターイオ ンは分解反応で酸として機能する。もし気相の塩酸を過剰に使用すると、化合物 (I)は3塩酸塩として得られる。 式(I)の化合物の合成の好ましい方法は式(II’)の中間体を、: 式(III)のヒドラジンと、それから、式(V)のアミン、及び続いて存在する 保護基P及びP’の分解させる反応である。保護基P及びP’としては、(C1 −C3)ーアシル誘導体(好ましくはアセチル)、(C1−C4)−アシル誘導体 (好ましくは、t−ブトキシカルボニル)及び(C7−C10)ーアラルキルオキ シーカルボニル誘導体(好ましくはベンジルオキシカルボニル)を例示できる。 式(IIの中間体)と式(III)のヒドラジンとの反応は中間体(III)を化学量 論的、若しくは過剰量のヒドラジン(III)と加熱することにより行われている 。反応は通常不活性溶媒、例えば、塩化メチレン、クロロフォルム、1,1,1 −トリクロロエタン、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルフ ォキシド、ジメチルフォルムアミド、ピリジン、ピコリン、アルコール(メタノ ール、エタノール)、若しくはそれらの混合物中で(若しくは化合物(III)は 溶媒として単独でも使用できる)、アルカリ、若しくはアルカリ土類金属炭酸塩 、若しくは炭酸水素塩のような無機塩基、又はトリアルキルアミンのような有機 塩基の存在下で、ー20℃と溶媒沸点との間の温度で行われる。好ましくは、反 応はピリジン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルフォキシド、若しくはN,N ,N’,N’ーテトラメチルエチレンジアミンのような溶媒中で、2ー10当量 のヒドラ ジン(III)を用いて、5℃ー50℃の間の温度で行われるのがよい。 式(II’)の中間体と、式(III)のヒドラジンとの反応は好ましくは試薬を 溶解することができる溶媒、例えばテトラヒドロフランとの混合物やアルコール (エタノール、メタノール)との混合物の溶媒中でー10℃と室温との間の温度 で行うことができる。 式(IV)の化合物と式(V)のヒドラジンとの反応は、化学量論的な量若しく は過剰のアミンと化合物(IV)とを加熱するこのにより行うことができる。反応 は通常、塩化メチレン、クロロフォルム、1,1,1−トリクロロエタン、ジメ トキシエタン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルフォキシド、ジメチルフォル ムアミド、ピリジン、ピコリン等、若しくはそれらの混合物の不活性溶媒中で、 又はもし望まれるなら溶媒としてアミン(V)自身を使用して、任意にアルカリ 若しくはアルカリ土類金属炭酸塩、若しくは炭酸水素塩のような無機塩基や、ト リアルキルアミンのような有機塩基の存在下で、0℃から溶媒の沸点の範囲の温 度で行うことができる。 好ましくは、反応はピリジン、クロロフォルム、若しくはジメチルスルフォキ シドの溶媒中で、2から10当量のアミン(V)を用いて、室温から100℃の 間の温度で行うのがよい。 式中UがOTsである式(IV)の中間体と式(V)のアミンとの反応はピリジ ン若しくはジメチルスルフォキシドのような溶媒中で室温から100℃の間の温 度で行うことができる。 保護基P及びP’はいずれも分解は当業者に公知の操作法、例えば、Green,T .W.,Wuts,P.G.M.,"Protective Groups in Organic Synthesis",second editi on,John Wiley & Sons,1991に開示されているが、に従って行うことができる。 例えば、N−t−ブトキシカルボニル基の分解は、保護された中間体を過剰の 無水塩化水素で、エタノール、メタノール、ジクロロメタン、クロロフォルム、 若しくはその混合物のような溶媒中で、20℃から50℃までの範囲の温度で、 反応時間は2、3分から数時間で行うことができる。式(II’)の化合物は、化 合物(VI)から出発して合成することができる: 即ち、1,4ージフルオロベンゼンのFriedel-Craftsアシル化反応を、塩化ア ルミニウムの存在下で約90℃で、約22時間、反応させると、位置異性体の( VIIa)と(VII)の混合物になる。 別の方法としては、位置異性体(VIIa)と(VIIb)の混合物は中間体(IV) と1,4ージフルオロベンゼンをsec-ブチルリチウムのようなアルキルリチウム と低温でTHF中で合成できる1ーリチウムー2,5ージフルオロベンゼンとを 反応させることにより得ることができる。位置異性体(VIIa)と(VIIb)の混 合物は、その後、発煙硫酸(20% SO3)を用いて130ー140℃で環化 させて、化合物(VIII)を得る: 化合物(VIII)は以下の操作法を利用して反応させる: a)(VIII)をナトリウムメトキシドとメタノール及びTHF中で反応させ中間 体(IX)を得る: b)中間体(IX)のメトキシ基の脱メチル化は110℃でメタンスルフォン酸と 反応させ、イソプロパノールから結晶させ中間体(X)を得る: c)化合物(X)をp−トルエンスルフォン酸クロライドとピリジン中で反応さ せ所望の中間体(II’)を得る。 式中Uが塩素でWがフッ素である式(II)の中間体は以下の一連の反応で合成 することができる: (a)3−クロロピリジンを−50℃から−78℃の範囲の温度で、エーテル( THF)のような不活性溶媒中で、ブチルリチウムやリチウムジイソプロピルア ミドのような塩基の存在下に二酸化炭素と反応させ3−クロロ−ニコチン−4− カルボン酸を得る; (b)3−クロロ−ニコチン−4−カルボン酸をエステル化して3−クロロ−イ ソニコチン酸メチルを得る。試薬はエチルエーテルのような不活性溶媒中でジア ゾメタンを用いる。 (c)3−クロロ−イソニコチン酸メチルを有機亜鉛(THF中で約0℃で2ー フルオロー5ークロロ αーブロモトルエンと反応性亜鉛から得られる)[Knoc hel,P.et al.,Chem.Rev.93,2117-2188(1993); Negishi et al.,J.Org.C hem.,42,1821-1823(1977)]とを触媒としてジクロロビス(トリフェニルフォ スフィン)ニッケルの存在下に反応させ式(XI)の中間体を得る: この反応はエーテル(THF)のような不活性溶媒中でー10℃と室温の間の 温度で行う。 (d)中間体(XI)メチルエステルの加水分解で相当する酸誘導体を得る。加 水分解反応で使用される条件は、水溶性、及び/若しくはアルコール媒体中で、 アルカリ金属水酸化物(例えば水酸化ナトリウム)を使用し、室温から溶媒、若 しくは溶媒混合物の沸点の間の温度である。 (e)ステップ(d)で得られた酸の環化反応を発煙硫酸の存在下で、100ー 130℃行うとUが塩素で、Wがフッ素の中間体(II)が得られる。 別の方法としては、Uが塩素で、Wがフッ素の中間体(II)は以下のスキーム を用いて得ることができる: (a)2ークロロー5ーフルオロトルエンをN−ブロモースクシニイミドと、触 媒量のアザーイソブチロニトリル若しくはジベンゾイルパーオキシドの存在下で 、四塩化炭素のような不活性溶媒中で、室温から80℃で反応させて臭素化する 。 (b)ステップ(a)で得られたα−ブロモ−2−クロロ−5−フルオロトルエ ンをテトラヒドロフラン中で活性亜鉛と反応させ;引き続き、できた有機亜鉛と N−フェノキシカルボニルニコチンクロライド(ニコチン酸メチルエステルから テトラヒドロフラン中でクロロ蟻酸フェニルでアシル化して得られる)と反応さ せ中間体(XII)が得られる: この反応はー5℃から室温の間の温度で行われる。 (c)中間体(XII)のジヒドロピリジン環をピリジンへ、例えばデカリン中硫 黄を用いて還流下、芳香族化する。 (d)メチルエステルをアルカリ、若しくはアルカリ土類金属水酸化物のアルコ ール溶液で加水分解する。例えば、メタノール中の水酸化ナトリウムを試薬とし て使用することができる。 (e)(d)で得られた酸誘導体は発煙硫酸(20% SO3)中で、高温(1 00−150℃)で環化され中間体(II)が得られる。 式(VI)の化合物は3,4−ピリジン−ジカルボン酸(市販品で入手可能)か ら出発して、カルボン酸無水物(無水酢酸、若しくは無水トリフルオロ酢酸)、 カルボジイミド(N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド)、若しくは類似 の試薬のような適当な脱水剤との反応により得ることができる。 好ましい方法は、3,4−ピリジン−ジカルボン酸を約110℃で無水酢酸で 処理することである。 式(I)の化合物の塩は当業者によく知られた方法に従って転換することがで きる。 本発明化合物の生物学的活性 本発明化合物の生物学的活性の評価は米国国立癌研究所により開発された“in vitro”、及び“in vivo”のプロトコルに従って行われた。 “in vitro”の殺細胞活性は転移節から単離されたヒト結腸腺癌細胞株(Lo o)を用いて行った。化合物は、MTTアッセー(Mosman,T."Rapid Colorime tric Assay for Cellular Growth and Survival:Application to Proliferation and Cytotoxicity Assay",J.Immuno.Methods,(1983),65,55-63; Green,L .M.,"Rapid Colorimetric Assay for Cell Viability; Application to the Qu antitation of Cytotoxic and Growth Inhibitory Lymphokines",J.Immunol.M ethods,(1984),70,257-268)に従って試験し、ミトキサントロン、ドキソル ビシン及びCI−941と比較した。表Iに報告しているように、本発明化合物 はドキソルビシンに匹敵しうる活性を示した。 “in vivo”の生物学的活性の研究はP388マウス白血病モデルを用いて行 われた。P388マウス白血病細胞をCD2F1マウス静脈内に注射した。治療 は腫瘍移植後約24時間に開始され、化合物の投与は予め確立されているプロト コルに従って静脈内に通常3日間隔で行われた。試験は60日間以上に渡って行 われ各動物の死んだ日が記録された。% T/C は各グループの中間生存時間 (MST)を用いて式 T/C%=[(MST処置群)/(MST対照群)] x 100 に従って、計算された。 本発明化合物は対照群(未処置動物)と比較して、処置動物の生存時間を増加 っせてことにより活性であることが分かった。さらに、本発明化合物はミトキサ ントロンよりよく耐えられた(表II)。 さらに、本発明化合物の生物学的活性のin vivo試験が 2種のヒト腫瘍移植 片、ヒト乳ガンMX−1腫瘍、卵巣腫瘍A2780(表II)を用いて行われた。 本発明化合物はCI−941より高くはないにしても等しい活性、”腫瘍重量抑 制”と表現されているが、であることが分かった。”腫瘍重量抑制”とは以下の ように評価される: TWI% = 100 ー [(処置群腫瘍平均相対的重量/対照群腫瘍平均相 対的重量) x 100]。 さらに、本発明化合物はCI−941と異なり、試験された投与量では毒性発 現無しで、有意な数の完全な腫瘍退行がみられた。腫瘍退行とは、初期腫瘍重量 と比較して処置最終日後30日に測定された腫瘍重量の減少を意味する。完全な 腫瘍退行とは腫瘍の消失を意味する。 従って、示される結果を基礎にして、本発明化合物は、抗腫瘍抗生物質や、ア ントラセンジオン処置に感受性のある白血病や固形癌に活性であることがヒトに おいても期待できる。 本発明化合物は、従って、哺乳動物の腫瘍の退行や治療において、0.5から 20 mg/kg体重の範囲の投与量で、治療組成物の活性成分として用いるこ とができる。好ましい投与量は動物体重1kg当たり1から18mgがよい。さ らに好ましくは、体表面積1m2当たり5から200mgがよい。 投与量は、例えば放射線療法のような他の治療法と適合するように調節するこ とができる。 式(I)の化合物を含有する製剤学的組成物は本発明の範囲内に含まれる。こ れらの製剤学的組成物はドキソルビシン、アントラセンジオン及びアントラピラ ゾールの治療に感受性のある腫瘍に対して哺乳動物において抗腫瘍活性を示すこ とができる量であれば、いかなる量の式(I)の化合物を含有していてもよい。 製剤学的組成物は、式(I)の化合物に加えて、製剤学的に適合しうる、いか なる投与経路、例えば、経口、全身、静脈内、皮内、皮下若しくは局所投与など の適切な賦形剤を液体または固体で含有してもよい。 式(I)の化合物の投与経路は経口投与である。経口用組成物は通常不活性希 釈剤や可食担体が含まれる。それらはゼラチンカプセルに含有されたり、錠剤に 圧入される。他の経口投与形はカプセル剤、丸剤、エリキシール剤、懸濁剤、シ ロップ剤がある。 錠剤、丸剤、カプセル剤及び類似の組成物は以下の成分を含有してもよい(活 性成分に加えて):微結晶セルロース、トラガカントやゼラチンのような結合剤 ;澱粉、乳糖のような賦形剤;アルギン酸、プリモゲル、とうもろこし澱粉等の ような崩壊剤;ステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤;コロイド状二酸化珪 素(無水珪酸)のような流動剤;蔗糖やサッカリンのような甘味剤、若しくはハ ッカ香、サリチル酸メチル、若しくはオレンジ香のような香味剤。選択された組 成物がカプセルの場合、脂肪油のような液状担体をさらに含有してもよい。他の 組成物は物理的な形を変化させる各種の材料、例えば砂糖やシェラックのような コーティング剤(錠剤や丸剤用)等を含有してもよい。組成物を調製するときに 用いられる材料は製剤学的に純粋で、使用時には毒性のないものでなければなら ない。 全身投与用の製剤学的組成物の調製のために、活性成分は溶液、若しくは懸濁 液に含有させてもよいし、それはさらに以下の成分を含有してもよい:注射用水 、食塩溶液、油、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール 、若しくはその他の合成溶媒のような滅菌した希釈剤;ベンジルアルコールのよ うな抗菌剤;アスコルビン酸、若しくは重亜硫酸ナトリウムのような抗酸化剤; エチレンジアミン四酢酸のようなキレート剤;酢酸、クエン酸、リン酸のような 緩衝液及び塩化ナトリウムやデキストロースのような溶液の張性の調節剤。全身 投与剤はアンプル、単回用注射器、ガラス性若しくはプラスチック製バイエル瓶 に入れることができる。本発明化合物の合成 合成1 3,4−ピリジンジカルボン酸無水物(VI) 3,4−ピリジンジカルボン酸(15g)と無水酢酸(30ml)の混合物を 2時間還流する。過剰の無水酢酸は蒸留で分離し残査を昇華(3mmHgで12 3℃)により精製し10.1gの3,4−ピリジンジカルボン酸無水物を得る。 白色結晶。融点74ー76℃。 1H−NMR(200MHz)(CDCl3中):7.94ppm(d,1H) ;9.24ppm(d,1H);9.39ppm(s,1H). 合成2 (VIIa)と(VIIb)の混合物 1,4ージフルオロベンゼン(65ml)中の3,4−ピリジンジカルボン酸 無水物(5g)と塩化アルミニウム(17.5g)を油浴で110℃で22時間 加熱する。残査を氷浴で冷却し、水/氷(75ml)と濃塩酸(6.3ml)加 える。沈殿した個体は濾過し、乾燥すると、4−(2、5−ジフルオロベンゾイ ル)ニコチン酸および3−(2,5−ジフルオロベンゾイル)イソニコチン酸( 7.7g)の約4:1混合物が白色粉末として得られ、アセトニトリルと水から 再結晶する。融点214ー217℃。 1H−NMR(200MHz)d6−DMSO中:7.4ppm(m);7. 5ppm(m);7.9ppm(m);8.8ppm(d);8.9ppm(d );9.15ppm(s). 合成3 6,9ージフルオロベンゾ[g]イソキノリン−5,10−ジオン (II’) 合成2で得られた(VIIa)と(VIIb)混合物(61.07g)の発煙硫酸( 20% SO3、100ml)溶液を140℃で加熱し、さらに、発煙硫酸を4 回(1回13.2ml)を20分間隔で加える。最後に加えてから混合物はさら に20分加熱され、室温で冷却し、氷(1500ml)、水(1500ml)及 び35%苛性ソーダ(350ml)を加える。混合物を塩化メチレンで抽出する (1 x 1000ml 引き続き3 x 500 ml)。一緒に集めた有機 層を水(2 x 1000ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減 圧下で除去する。得られた暗赤色の固体(56g)を熱THF(840ml)に 溶解し活性炭(8.4g)で脱色する。30分後まだ温かい混合物を濾過し、濾 液を濃縮して200mlにする。得られた沈殿を濾過で分離し43gの生成物が 得られる。融点201ー203℃。 母液を70mlに濃縮し生成物の2回目の回収ができ(3.35g)、融点は 200ー202℃である。 合成4 9−フルオロ−6−メトキシベンゾ[g]イソキノリンー5,10ー ジオン 無水メタノール(97.6ml)とナトリウム(2.024g)から窒素雰囲 気下で新しく調製したナトリウムメトキシド溶液を2時間35分かけて、6,9 −ジフルオロベンゾ[g]イソキノリンー5,10ージオン(19.615g, 合成3)の無水THF(833ml)溶液中に攪拌下室温で滴下する。加え終わ ると、反応混合物を最初の容量の半分まで濃縮し、18℃で30分間放置する。 分離した固体を濾過し、100mlのTHFで洗浄し、水(80ml)に懸濁し 、撹拌しながら一晩放置して9.3gの粗生成物を得る。これを塩化メチレン( 45ml)に懸濁し、30分間還流する。室温で冷却した後、生成物を濾過し塩 化メチレン(5 x 3ml)で洗浄し、40℃で真空乾燥し8.65gの精製 された生成物を得る。融点は248−250℃である。 1H−NMR(200MHz)CDCl3中:4.05ppm(s,3H);7 .40ppm(dd,J=9.39,3.91Hz,1H);7.55ppm( dd,J=10.37,9.39Hz,1H):8.00ppm(dd,J=5 .09,0.78Hz,1H);9.05ppm(d,J=5.09Hz,1H );9.48ppm(d,J=0.78Hz,1H). 合成5 9−フルオロ−6−ヒドロキシベンゾ[g]イソキノリン−5,10 ジオン メタンスルフォン酸145ml中の29gの9−フルオロ−6−メトキシベン ゾ[g]イソキノリン−5,10ージオンの混合物を、不活性ガス雰囲気下で撹 拌しながら110℃で2時間加熱し、そして3000mlの水を添加した。撹拌 1時間後に生成した沈殿物を濾過し、約300mlの水で洗浄し、さらに200 0mlの水にいれ、30分間撹拌後、再び濾過する。母液を500mlの酢酸エ チルで抽出する。有機層を分離し、溶媒を減圧下で蒸発させる。残査(3g)を 最初の結晶化回収物と併せ、全体を500mlのイソプロパノールにとりこむ。 撹拌しながら1時間後に結晶化生成物を濾過して24.16gの生成物を得る。 融点は189ー192℃である。 合成6 9−フルオロ−(p−トルエンスルフォニルオキシ)ベンゾ[g]イ ソキノリン−5,10−ジオン 塩化メチレン(540ml)中の9−フルオロ−6−ヒドロキシベンゾ[g] イソキノリン−5,10−ジオン(18g)とトリエチルアミン(17.51m l)の溶液を室温で、不活性ガス雰囲気下で21.37gのトシルクロリドを添 加する。約8時間後、反応混合物を200mlの水で洗浄し、洗液を塩化メチレ ンで抽出する。併せた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で蒸発さ せ、80gの残査を得る。その残査を、294mlのヘキサンに取り込み室温で 撹拌しながら1時間放置し、その後、濾過しフィルター上で200mlのヘキサ ンで洗浄する。生じた固体(29g)を40℃で塩化メチレン(160ml)と イソプロパノール(60ml)の混合物から結晶化する。温溶液をガラス繊維フ ィルターで濾過し約120mlの容量になるよう濃縮する。撹拌しながら2時間 後結晶化し、濾過して最初の回収ロットで12.95gの生成物を得る。さらに 結晶母液を約半分の量に濃縮して、第2のロットの生成物が得られる(7.65 g)。融点は170ー172℃である。 合成7 2−[2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−(p −トルエンスルフォニルオキシ)インダゾロ[4,3−gh]イソキノリン−6 (2H)−オン 無水エタノール(0.5ml)中のN−[2−[(2ーヒドロキシエチル)ア ミノ]エチル]]ヒドラジン(J.Het.Chem.,26,85(1989 );0.179g)溶液を2mlのTHF中の9−フルオロ−(p−トルエンス ルフォニルオキシ)ベンゾ[g]イソキノリン−5,10−ジオン(0.2g; 合成6)とトリエチルアミン(0.073g)溶液へ室温で撹拌しながら滴下す る。2時間後、2回目の0.5mlの無水エタノール中のN−[2−[(2−ヒ ドロキシエチル)アミノ]エチル]]ヒドラジン(0.179g)を加え、さら に2時間後反応混合物を約1mlに濃縮する。20mlの水を加え、反応混合物 を室温で一晩撹拌しながら放置し、分離した固体を濾過し減圧下で40℃で乾燥 し、最後に熱酢酸エチルに取り込み0.6gの生成物を得る。融点は131ー1 33℃である。 1H-NMR(200MHz)d6−DMSO/D2O中:2.45ppm(s ,3H);2.62ppm(t,2H);3.13ppm(t,2H);3.4 0ppm(t,2H);4.65ppm(t,2H);7.25(d,1H); 7.40ppm(d,2H);7.75ppm(d,2H);7.95ppm( d,1H);8.15ppm(d,1H);8.80ppm(d,1H);9. 40ppm(s,1H). 合成8 2−[2−[N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−N −(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−(p−トルエンスルフォニ ルオキシ)−イソキノ[8,7,6ーcd]インダゾロー6(2H)−オン 炭酸ジーt−ブチル(1.12g)のTHF(20ml)と水(4ml)溶液 を撹拌しながら2分間で2.132gの固体の2−[(2−ヒドロキシエチル) アミノ]エチル−5−(p−トルエンスルフォニルオキシ)インダゾロ[4,3 −gh]イソキノリン−6(2H)−オン(合成7)に加える。反応混合物を室 温で撹拌しながら1時間放置してその後小容量に濃縮する。残査を繰り返しエタ ノールに取り込み殆ど乾固するまでに濃縮し残留する水をそれによって除去する 。生じる固体を熱メチル−t−ブチル−エ−テルに粉砕し、塩化メチレンを加え 固体を完全に溶解する。塩化メチレンを窒素気流をわずか流しながら蒸留する。 混合物を室温に放置して冷却し、固体を濾過で分離し、十分なメチル−t−ブチ ル−エ−テルで洗浄し、40℃で減圧乾燥する。1.91gの緑色の固体として 生成物が得られる。融点は、175ー178℃である。 1H−NMR(200MHz,323°K)d6−DMSO中:9.43pp m(s,1H);8.85ppm(d,1H);8.17ppm(d,1H); 7.98ppm(d,1H);7.78ppm(d,2H);7.50−7.3 0ppm(m,3H);4.80ppm(t,2H);4.67ppm(br. s,1H);3.75ppm(br.s,2H);3.57−3.35ppm( br.m,2H);3.30−2.95ppm(br.m、2H);2.38p pm(s,3H);1.17ppm(br.s,4H);0.90ppm(br . s,5H). 合成9 2−[2−[N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−N −(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−[(N−メチル−N−[1 ,1ージメチルエトキシ)カルボニル]アミノ)エチルアミノ]イソキノ[8, 7,6−cd]インダゾロ−6(2H)−オン 6mlのピリジン中に2−[2−[N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カル ボニル]−N−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−(p−トルエ ンスルフォニルオキシ)−イソキノ[8,7,6−cd]インダゾロ−6(2H )−オン(0.74g)とN−メチル−N−BOCエチレンジアミン(1.56 1g; Saari W.S.等、J.Med.Chem.,33、97ー10 1(1989))の混合物を65℃で6時間30分加熱する。全固体を溶解する 。溶液を100℃で2時間30分加熱し、反応混合物を小容量に濃縮する。残査 を100mlの塩化メチレンと50mlの1Nの水酸化ナトリウム水溶液に取り 込んで、塩基性の水層を分離し塩化メチレンで抽出する(2x50 ml)。有 機抽出層を水(50ml)とNaH2PO4飽和溶液(25ml)で洗浄し、硫酸 ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去する。残査(950mg)をシリカゲ ルクロマトグラフィーで精製し(70g;溶出液 塩化メチレン/メタノール9 7:3ー95:5)、585mgの生成物がオレンジ色の泡状物として得られる 。 1H−NMR(200MHz,333°K)d6−DMSO中:1.17pp m(s,br.,9H);1.33ppm(s,9H);2.87ppm(s, 3H);3.05−3.20ppm(m,2H);3.45ppm(q,2H) ;3.52ppm(t,2H);3.72ppm(q,2H);3.76ppm (t,2H);4.46ppm(t,br.,1H);4.76ppm(t,2 H);7.27ppm(d,1H);7.98ppm(d,1H);8.20p pm(dd,1H);8.79ppm(d、1H);9.20ppm(t,br .,1H);9.51ppm(d,1H). 合成10 2−[2−[N−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5 −[(N−メチル−N−[1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ)エ チルアミノ]イソキノ[8,7,6ーcd]インダゾロ−6(2H)−オン 7mlの無水ピリジン中のN−メチル−N−BOCエチレンジアミン(2.1 2g)の溶液に710mgの2−[2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エ チル]−5−(p−トルエンスルフォニルオキシ)インダゾロ[4,3ーgh] イソキノリン−6(2H)−オン(合成7)を加え、その後反応混合物を50℃ 窒素雰囲気下で22時間撹拌しながら加熱する。その後、混合物を70℃でさら に1時間加熱し、溶媒を減圧下40℃で蒸発させる。残査を25mlの0.1N 水酸化ナトリウムと75mlの塩化メチレン間で分配させ、水層を塩化メチレン (2x25ml)で抽出する。有機層を併せて、ブライン(25ml)で2回洗 浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を減圧下で蒸発させて、約2gの褐色の 油を得る。残査をシリカゲルクロマトグラフィーで精製する(50g;溶出液塩 化メチレン/メタノール/水酸化アンモニウム 95:5:0−85:15−0 .6)。引き続き塩化メチレン/メチル−t−ブチルエーテルから結晶化し33 9mgの生成物を得る。融点は139.5−141.5℃である。 1H−NMR(200MHz)CDCl3中:1.48ppm(s,9H);2 .85ppm(t,2H);2.94ppm(s,3H);3.30ppm(t ,2H);3.50−3.75ppm(m,6H);4.66ppm(t,2H );6.95−7.20ppm(m,1H);7.70ppm(d,1H);8 .27ppm(d,1H);8.80ppm(d,1H);9.28ppm(t br.,1H);9.51ppm(d,1H). 実施例1 2−[2−[N−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5 −[(N−メチルアミノ)エチルアミノ]イソキノ[8,7,6−cd]インダ ゾロ−6(2H)−オン 三塩酸塩 2−[2−[N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−Nー(2− ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5−[(N−メチル−N−[1,1−ジ メチルエトキシ)カルボニル]アミノ)エチルアミノ]イソキノ[8,7,6− cd]インダゾロ−6(2H)−オン(563mg;合成9)の20mlの無水 エタノール溶液に5mlの4.11Mの塩化水素の無水エタノール溶液を加える 。 生じる暗赤色溶液を撹拌しながら室温で窒素雰囲気下で約20時間放置する。生 成した赤色の固体を濾過し、完全にエタノールで洗浄し50℃で減圧下で乾燥し 414mgの生成物を得る。融点は220ー222℃(分解)。 1H−NMR(200MHz)D2O:2.80ppm(s,3H);3.35 ppm(q,2H);3.45ppm(t,2H);3.83ppm(t,2H );3.87−3.93ppm(m,2H);4.00ppm(t,2H);4 .97ppm(t,2H);7.11ppm(d,1H);7.91ppm(d ,1H);8.39ppm(d,1H);8.77ppm(d,1H);9.3 4ppm(s,1H). 実施例2 2−[2−[N−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エチル]−5 −[(N−メチルアミノ)エチルアミノ]イソキノ[8,7,6−cd]インダ ゾロ−6(2H)−オン 三塩酸塩 14mlの無水エタノール中の2−[2−[N−(2−ヒドロキシエチル)ア ミノ]エチル]−5−[(N−メチル−N−[1,1−ジメチルエトキシ)カル ボニル]アミノ)エチルアミノ]イソキノ[8,7,6−cd]インダゾロ−6 (2H)−オン(320mg;合成10)の懸濁液に温度を約0℃に保ちながら 、1分の間に、5mlの6.5M塩化水素の無水エタノール溶液を加える。赤色 の固体が沈殿し、1.5mlの水を加えて一部を再溶解する。反応混合物を室温 に約23時間放置し、約55℃で2時間加熱する。その後、赤色の沈殿物を窒素 雰囲気下で濾過し、その後エタノールで洗浄し、40℃で1時間、その後室温で 真空乾燥する。271mgの生成物が赤色固体として得られた。融点は220− 222℃(分解)。 1H−NMR(200MHz)D2O:2.80ppm(s,3H);3.35 ppm(q,2H);3.45ppm(t,2H);3.83ppm(t,2H );3.87−3.93ppm(m,2H);4.00ppm(t,2H);4 .97ppm(t,2H);7.11ppm(d,1H);7.91ppm(d ,iH);8.39ppm(d,1H);8.77ppm(d,1H);9.3 4ppm(s,1H).
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 メンタ,エメスト イタリー国 アイ−20052 モンツァ,ケ イエム 0,750,ヴィアレ デラ リベ ルタ (72)発明者 オリバ,アンブロギオ イタリー国 アイ−20052 モンツァ,ケ イエム 0,750,ヴィアレ デラ リベ ルタ (72)発明者 スピネリ,シルバノ イタリー国 アイ−20052 モンツァ,ケ イエム 0,750,ヴィアレ デラ リベ ルタ (72)発明者 クラプチョ,ポール イタリー国 アイ−20052 モンツァ,ケ イエム 0,750,ヴィアレ デラ リベ ルタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I)の化合物: 遊離塩基として及び製剤学的に許容できるその酸付加塩 2.式(I)の化合物が三塩酸塩 3.以下のステップからなる式(I)の化合物またはその塩の合成方法; (a)式(II)の中間体と、 (式中、Uはフッ素、塩素、p−トルエンスルフォニルオキシ、メタンスル フォニルオキシからなる群から選択され、Wは、UとWが同時に塩素になること はないという条件で、フッ素、若しくは塩素である) 式(III)のヒドラジンとの反応 H2N−NH−CH2−CH2−N(−P)−CH2CH2−OP’(III) (式中、P及びP’は独立して、水素、若しくは反応条件で安定な適当な保 護基であることができる); (b)ステップ(a)で得られた化合物と式(V)のアミンと反応: H2N−CH2CH2−N(−P)Me (V) (ここでPは上で定義した通り); (c)存在する保護基の分解反応。 4.Uがp−トルエンスルフォニルオキシでWがフッ素である請求項3の合成方 法。 5.以下のステップからなる式(II’)の化合物の合成方法; (a)位置異性体(VIIa)と(VIIb)の混合物を生成する、塩化アルミニ ウム存在下で、1、4ジフルオロベンゼンと無水3、4ージピリジンジカルボン 酸とのFriedel−Craftsアシル化反応: (b)式(VIII)の中間体を生成する(VIIa)と(VIIb)の発煙硫酸(2 0%SO3)による環化反応で: (c)式(IX)の化合物を生成する、式(VIII)の化合物とナトリウムメト キシドとの反応; (d)化合物(IX)のメトキシ基のメタンスルフォン酸による脱メチル化反 応; (e)式(II’)の化合物を生成する、ステップ(d)で得られた化合物と p−トルエンスルフォン酸との反応 6.位置異性体(VIIa)と(VIIb)の混合物が無水3、4ーピリジンジカルボ ン酸と1−リチウム−2,5−ジフルオロベンゼンとを反応させる請求項5記載 の合成方法。 7.以下のステップからなる式中Uが塩素でWがフッ素の式(II)の中間体の合 成方法; (a)3−クロロ−ニコチン−4−カルボン酸を生成する、塩基の存在下で 3−クロロピリジンと二酸化炭素との反応; (b)3−クロロイソニコチン酸メチルを生成するステップ(a)の酸のエ ステル化反応; (c)式(XI)の中間体を生成する、ステップ(b)の3−クロロイソニ コチン酸メチルと2−フルオロ−5−クロロトリル亜鉛とをジクロロビス(トリ フェニルフォスフィン)ニッケルを触媒とする反応; (d)Uが塩素でWがフッ素である式(II)の化合物を生成する、化合物( XI)の加水分解と、それに続く、できた酸の発煙硫酸による環化反応 8.以下のステップよりなる式中Uが塩素で、Wがフッ素である式(II)の中間 体の合成方法: (a)2−クロロ−5−フルオロトリル亜鉛を生成する、2−クロロ−5− フルオロトルエンの臭素化、及びそれに続く、活性化亜鉛との反応; (b)式(XII)の化合物を生成する、ステップ(a)の化合物と、ニコチ ン酸メチルとクロロ蟻酸フェニルの反応で得られたN−フェノキシカルボニルニ コチン酸塩化物との反応: (c)相当するピリジン誘導体を生成する、(XII)のジヒドロピリジン環 の芳香族化; (d)Uが塩素でWがフッ素の式(II)の化合物を生成する、ステップ(c )で得られた化合物のメチルエステルの加水分解と、それに続く、発煙硫酸(2 0%SO3)による環化反応 9.請求項1ー2記載の化合物と適当な担体や賦形剤との混合で含有する製剤学 的組成物 10.抗腫瘍活性の治療剤の調製のために請求項1ー2記載の化合物の使用。
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