JPH11514596A - 射出成形装置用の成形型薄板組立体 - Google Patents
射出成形装置用の成形型薄板組立体Info
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Abstract
(57)【要約】
固定成形型本体(60,60')と、異なる成形品を成形するために互いに対して自動的に再配置して異なる成形型キャビティを形成しうる2個の可動成形型本体(62,62'及び64、64')とを有する再構成可能な射出成形装置(10)が開示されている。3個の成形型本体(60,60'、62,62'及び64,64')の各々は、複数の薄板(162,162'、164,164'、204,204'、234,234')と成形型への組み込みの際に薄板を保持及び位置決めするように配置された装着フレーム(146,146'、192,192'、218,218')とからなる薄板組立体(140,140'、142,142'、144,144')を含んでいる。装着フレームは、作業台上での薄板の副組立体(140,140'、142,142'、144,144')への予めの組立を許容する。副組立体は、成形型(60,60'、62,62'及び64、64')の開口内へ容易に挿入されると共に所定位置に固定される。又、装着フレーム(146,146'、192,192'、218,218')は、可動成形型本体(62,62'及び64,64')の再構成の際に薄板(162,162'、164,164'、204,204'、234,234')をそれらの各位置に固定し、かつ、動いていない又は何もしていないときには薄板組立体を正確な整列状態に維持するように作用する。
Description
【発明の詳細な説明】
射出成形装置用の成形型薄板組立体
本発明は、部分的に並んで積層された数個の薄板を組み込んだ成形型キャビテ
ィを有する射出成形型に関する。
電気コネクタハウジング等の比較的小さく複雑な射出成形品を製造するための
成形型は、通常、数個の薄い部品構造体を利用する。これら部品構造体は、並ん
で積層されて内部に成形品が成形される成形型キャビティの一部分を形成する薄
板と呼ばれている。これら薄板は、成形型内で一列に配列されると共に、成形型
キャビティ内に延びて、時に完全に複雑な形状となる成形品の形状を画定する成
形型形状を含んでいる。薄板を成形型内に組み込む際に、薄板は、通常並んで積
層され、個々の薄板における曲がり又は反りの状態をなくすために堅固に保持さ
れ、そして部分的に組立てられた成形型本体の開口に挿入される。この作業を行
うのは、極めて小さな部品を含み、そして成形型が部分的に組立てられた閉じた
領域なので、困難である。薄板の積層体の長さは、実質的に端方向に遊びがない
状態でこの積層体が成形型の開口内に適合するように、極めて厳密に制御されな
ければならない。異なる成形品を製造するために自動的に再構成されうる再構成
可能な成形型の場合には、かかる薄板を制御するのがより困難である。制御困難
であるのは、可動成形型本体のうちの1つと他の成形型本体との結合部において
である。成形型本体が再構成のために分離される際に、結合部において、薄板を
互いに保持するために特別の複雑な構造体が必要である。
必要なのは、作業台上で成形型とは無関係に組立てることが可能で、副組立体
として成形型に容易に組み込まれうる薄板組立体である。更に、連続した成形型
キャビティを有する隣接した成形型本体が自動再構成に際して分離している際に
、薄板組立体はそっくりそのまま残っていなければならない。
本発明は、成形品を製造する射出成形型に使用される成形型薄板組立体を具備
している。この組立体は、複数の成形型薄板を含んでいる。複数の成形型薄板の
各々は、成形形状を有する第1端部、反対側の第2端部、及び前記第1端部と第
2端部との間の中間シャンクとを含んでいる。装着フレームは、2つの側壁及び
2つの端壁によって画定された開口を有している。開口は、明白な横方向の遊び
がない状態で各薄板の第2端部をきっちりと受容する幅を有している。開口は、
明白な端方向の遊びがない状態で複数の薄板の第2端部をきっちりと受容する長
さを有している。複数の薄板は、並んで積層され、開口内に1列の薄板を形成す
る。ここで、成形型薄板組立体は、射出成形型の成形型本体内に受容されるよう
になっている。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の開示を含む代表的な成形装置の正面図である。
図2は、図1に示した成形装置の制御機能を示すブロック図である。
図3は、図1の3−3線に沿った断面図である。
図4は、図3の断面図の部分拡大図である。
図5は、図4の5−5線に沿った断面図である。
図6は、図5の6−6線に沿った断面図である。
図7は、図5に示したA側薄板組立体の斜視図である。
図8A、図8B、及び図8Cは、図7に示した3個のA側薄板組立体の分解斜
視図である。
図9は、図1の9−9線に沿った断面図である。
図10は、図9の断面図の部分拡大図である。
図11は、図10の11−11線に沿った断面図である。
図12は、図11の12−12線に沿った断面図である。
図13は、図11に示したB側薄板組立体の斜視図である。
図14A、図14B、及び図14Cは、図13に示したB側薄板組立体の分解
斜視図である。
図15乃至図18は、様々なの動作位置を示した、図4の3個の成形型本体の
概略図である。
図1には、装置フレーム12、A側フレーム14、及びB側フレーム16を有
する成形装置10が示されている。A側フレーム14は装置フレーム12に固定
され、B側フレーム16はA側フレーム14に接近及び離反可能に装置フレーム
12に結合されている。A側成形型組立体18及び嵌合するB側成形型組立体2
0は、通常の方法で、A側フレーム14及びB側フレーム16にそれぞれ取り付
けられている。B側フレーム16は、油圧又は電力駆動のトグルクランプ22に
よって移動される。成形材料射出システム24は、装置フレーム12に取り付け
られると共に、後述するように嵌合されたA側及びB側成形型組立体の成形型キ
ャビティ内に成形材料を射出するように配置されている。射出システム24は、
プラスチックペレットを保持するホッパ26、ペレット及び溶融したプラスチッ
クを送る回転スクリュー28、プラスチックを溶融状態に加熱するヒータ帯30
、及び成形型が閉じた際にA側成形型組立体18に直接的に溶融したプラスチッ
クを送り込むとともにA側及びB側成形型組立体の双方の成形型キャビティ内に
そのプラスチックを送り込むノズル32を含んでいる。図2に示されたブロック
図は、成形装置10の制御機能を示している。プレスコントローラ42及びフレ
ームコントローラ44は、装置10に相互接続されている。プレスコントローラ
42は、成形型の開閉、成形材料射出システムへの命令、及び最終成形品の排出
等の種々の標準プレス機能を制御する。成形型の開閉、成形材料射出システムへ
の命令、及び最終成形品の排出は、それぞれ図2において符号46,48、及び
50で示されている。フレームコントローラ44は、A側及びB側成形型組立体
18,20の双方に相互接続され、後述するように成形型を再構成する際に可動
成形型本体の動きを制御する。入出力端末52が、プレス及びフレームコントロ
ーラ42,44に付加的に相互接続され、作業者が成形型構成命令を手操作で入
力できるようになっている。
A側成形型組立体18は、図3及び図4に示すように、第1、第2、及び第3
成形型本体60、64、及び62を含んでいる。第1成形型本体60は、A側成
形型本体18のベースとして作用するプラテン66に堅固に取り付けられている
。第3及び第2成形型本体62及び64は、後述するようにプラテン66に摺動
結合されている。図4において最もよく見られるように、第1成形型本体60は
、第1表面68と、第1表面68を横切る第1成形型キャビティ70とを含んで
いる。ノズル32は、第1成形型本体60の中心に入り込み、スプール72で終
端
している。スプール72は、通常の方法で、ランナ74及びトンネルゲート76
によって成形型キャビティ70と連通している。
第3成形型本体62は、図4に示すように、第1表面68と平行であると共に
第1表面68に対向している第2表面78を含んでいる。切欠80が第2表面7
8に形成されていることにより、2本の脚部82及び84を形成する。脚部82
は第2成形型キャビティ86を含むと共に、脚部84は第3成形型キャビティ8
8を含んでいる。第2成形型キャビティ86及び第3成形型キャビティ88の各
々は、第2表面78を横切っている。第3成形型本体62は、図3及び図4に示
す水平及び垂直の双方に自由に移動するように、適当な手段によってプラテン6
6に摺動結合されている。本実施形態では空気シリンダである第1リニアアクチ
ュエータ90は、プラテン66に取り付けられると共に、第3成形型本体62に
摺動結合されている。その結果、アクチュエータ90の作動中において、第3成
形型本体は図3に示す水平通路に沿う方向に動くようになっている。本実施形態
では空気シリンダである対向する1対の第2及び第3リニアアクチュエータ92
及び94は、プラテン66に取り付けられた装着ブラケット96及び98に固定
されている。2つのアクチュエータ92及び94のピストンロッドは、2本の摺
動バー61及び63を介して第3成形型本体62の対向側部に結合されている。
2本の摺動バー61及び63は、第3成形型本体が図3に示す垂直通路に沿う方
向に移動しうるように、第3成形型本体62に当接している。
第2成形型本体64は、互いに平行な第3及び第4表面100及び102を含
んでいる。第4成形型キャビティ104は、第2成形型本体64を貫通し、2つ
の表面100及び102を横切って延びる。第2成形型本体64は、図3及び図
4に示す水平及び垂直の双方に移動するように、プラテン66に適当な手段によ
って摺動結合されている。本実施形態では空気シリンダである第4及び第5リニ
アアクチュエータ106及び108は、プラテン66に取り付けられると共に、
図示しない回転リンクを介して第2成形型本体64に結合されている。この結果
、アクチュエータの作動中において、第2成形型本体64は図3に示す右側に向
かって、即ち第1アクチュエータ90に向かって移動する。本実施形態では空気
シ
リンダである対向する1対の第6及び第7リニアアクチュエータ110及び11
2は、装着ブラケット96及び98に固定されている。2つのアクチュエータ1
10及び112のピストンロッドは、第2成形型本体64の対向側部に摺動結合
されている。その結果、2つのアクチュエータにおける相対圧力を変えることに
より、第2成形型本体64は、第1表面68に平行であるとともに図3に示す垂
直通路に沿う方向に移動することができる。第2成形型本体64は、第2成形型
本体64を完全に貫通して第3及び第4表面100及び102を横切って延びる
2つの開口114及び116を含んでいる。この目的は後述する。
図5には、1列の接触している3個の薄板組立体が示されている。即ち、A側
成形型組立体18の第1、第2、及び第3成形型本体60,64、及び62とそ
れぞれ関連している第1薄板組立体140、第2薄板組立体142、及び第3薄
板組立体144が示されている。各薄板組立体は、図6、図7、図8A、図8B
、及び図8Cに示すように、矩形形状の装着フレームと、装着フレームに適合す
る薄板の連続体とを含んでいる。
薄板組立体140は、図8Aに最もよく見られるように、対向する1対の側部
レール148及び150と1対の端部レール152及び154とを有する装着フ
レーム146を含んでいる。側部及び端部レールは、図8Aに最もよく見られる
ように、端部ブロック160、薄板162の連続体、及び端部薄板164をきっ
ちりと受容するように寸法設定されている閉鎖した取囲み開口156を形成して
いる。薄板162の連続体は一点鎖線で示された3個のグループに配列され、端
部薄板164は薄板162の各グループの対向側部に配列されている。薄板の3
個のグループは、単一のコネクタハウジングの3個のコンタクトモジュールを成
形し、端部ブロック160は、コネクタハウジングの一端の端部モジュールを成
形する。薄板162及び164の各々は、第1成形型キャビティ70内に延びる
、成形型形状166を有する第1端部を有している。分離されたブリッジ部を有
する各グループの2枚の端部薄板164は、ブリッジ部168の2つの端部を支
持する。3つのブリッジ部168の各々の一部分は、第1成形型キャビティ70
内に延びて付加的な成形型形状を提供する。薄板162及び164の各々は、第
1
端部と反対側の底面170と、底面170の対向端部に近接して対向して形成さ
れた左右のフランジ172及び174と、底面と第1端部との間の中間シャンク
176とを含んでいる。すべての薄板162及び164と端部ブロック160と
が並んで積層される際に、1対の案内ピン178がすべての薄板のフランジ17
2及び174と端部ブロック160とに形成された孔180を貫通するように挿
入される。それから、積層体は装着フレーム146の開口156内に挿入される
。この際に、薄板のフランジと側部レール148及び150との間には横方向の
遊びが実質的になく、又、薄板と端部レール152及び154との間には端方向
の遊びが実質的にない。案内ピンは、複数の薄板を互いに整列させると共に複数
の薄板を装着フレーム146内に一体的に保持するように作用する。装着フレー
ム146は、図8Aに示すように、端部レール152から下方に延びる支持部1
58を含んでいる。支持部158は、複数の薄板の組立の際においてそれら薄板
に対して横方向の支持を提供すると共に、成形型が閉じた際に射出成形装置によ
って生じたクランプ力の一部分の力で複数の薄板を一体として押圧する。通常、
薄板と端部レール152及び154との間の摩擦で、組立工程の際の通常の取り
扱いにおいては、開口156内に積層体を保持するのに十分である。しかしなが
ら、薄板を装着フレーム146内に積極的に保持するために、案内ピン178の
端部が延びる1対の孔188を有する、図8の破線で示した下方に延びる部分1
86を端部レール154に設けてもよい。
薄板組立体142は、図8Bに最もよく見られるように、対向する1対の側部
レール194及び196と1対の端部レール198及び200とを有する装着フ
レーム192を含んでいる。側部及び端部レールは、薄板162の連続体及び端
部薄板164及び204をきっちりと受容するように寸法設定されている閉鎖し
た取囲み開口202を形成している。薄板162の連続体は一点鎖線で示された
2個のグループに配列され、端部薄板164及び204は薄板162のグループ
の対向側部に配列されている。薄板の2個のグループは、端部モジュールのない
単一コネクタハウジングの2個のコンタクトモジュールを成形する。装着フレー
ム192は、複数の薄板の組立の際にそれら薄板に対して横方向の支持を提供す
るために、図8Bに示すように、端部レール200から下方に延びる支持部20
6と、端部レール198から下方に延びる支持部208とを含んでいる。各端部
薄板204は、図7に示すように2個の薄板組立体140及び142がそれらの
端部レール152及び200を係合させた状態で配置される際に、支持部158
及び206のうちの1つを受容する切欠210を含んでいる。この配置は、2個
の組立体における薄板の2つの積層体が接触すること、即ち組立体140の端部
薄板164が組立体142の端部薄板204と係合状態となることを許容する。
薄板組立体142における各薄板162,164及び204の成形型形状166
は、第4成形型キャビティ104内に延びる。各グループの2枚の端部薄板は、
ブリッジ部168の2つの端部を支持する。2個のグループの各々は、薄板組立
体140のグループと同様に、分離されたブリッジ部を有する。2つのブリッジ
部168の各々の一部分は、第4成形型キャビティ104内に延びて付加的な成
形型形状を提供する。すべての薄板162、164、及び204が並んで積層さ
れる際に、1対の案内ピン212は組立体142のすべての薄板162及び16
4のフランジ172及び174に形成された孔214に貫通するように挿入され
る。それから、積層体は、装着フレーム192の開口202内に挿入される。こ
の際に、薄板組立体140と同様に、薄板のフランジと側部レール194及び1
96との間の横方向の遊びは実質的になく、又、薄板と端部レール198及び2
00との間の端方向の遊びも実質的にない。案内ピンは、複数の薄板を互いに整
列させると共に複数の薄板を一体的に装着フレーム192内に保持するように作
用する。
薄板組立体144は、同様に、図8Cに示すように、対向する1対の側部レー
ル220及び222と1対の端部レール224及び226とを有する装着フレー
ム218を含んでいる。側部及び端部レールは、端部ブロック230、薄板16
2の連続体、及び端部薄板164及び234をきっちりと受容するように寸法設
定されている閉鎖した取囲み開口228を形成している。薄板162の連続体は
、一点鎖線で示した1個のグループに配列され、端部薄板164及び234は、
薄板162のグループの対向側部に配列されている。薄板の単一グループはコネ
ク
タハウジングの単一のコンタクトモジュールを成形し、端部ブロック160はコ
ネクタハウジングの一端の端部モジュールを成形する。装着フレーム218は、
薄板の組立の際にそれら薄板に対する横方向の支持を提供するために、図8Cに
示すように、端部レール226から下方に延びる支持部236と、端部レール2
24から下方に延びる支持部238とを含んでいる。各端部薄板234は、図7
に示すように、2個の薄板組立体142及び144がそれらの端部レール198
及び226が係合して配置される際に、支持部238及び208のうちの1つを
受容する切欠240を含んでいる。この配置は、2個の組立体における薄板の2
個の積層体が接触すること、即ち組立体142の端部薄板164が組立体144
の端部薄板234と係合することを許容する。薄板組立体142における薄板1
62、164、及び234の各々の成形型形状166は、第3成形型キャビティ
88内に延びている。グループの2枚の端部薄板164及び234は、薄板組立
体140の端部薄板と同様に、ブリッジ部168の2つの端部を支持する。ブリ
ッジ部168の一部分は、第3成形型キャビティ88内に延びて付加的な成形型
形状を提供する。すべての薄板162、164、及び234と端部ブロック23
0が並んで積層状態に配列される際に、1対の案内ピン242は、組立体144
のすべての薄板のフランジ172及び174と端部ブロックとに形成された孔2
44に貫通するように挿入される。それから、積層体は、装着フレーム146の
開口228内に挿入される。この際に、薄板140と同様に、薄板のフランジと
側部レール220及び222との間の横方向の遊びは実質的になく、又、薄板と
端部レール224及び226との間の端方向の遊びは実質的にない。
案内ピンは、複数の薄板を互いに整列させると共に複数の薄板を一体的に装着
フレーム218内に保持するように作用する。組立工程における通常の取り扱い
に際しては、通常、薄板と端部レール224及び226との間の摩擦で積層体を
開口228内に保持するのに十分である。しかし、薄板を装着フレーム218内
に積極的に保持するために、端部レール224は、図8Cにおいて破線で示され
た下方に延びる部分246を含んでいてもよい。部分246は、案内ピン242
の端部が延びる1対の孔248を有している。
2個の装着フレーム192及び218は、装着突起250及び252の対をそ
れぞれ含んでいる。装着突起250及び252の対は、図8B及び図8Cに示す
ように、支持部208及び236が延びる方向とは反対側の方向に側部レールか
ら延びている。これら装着突起250及び252は、図5に示すように、薄板組
立体142及び144を各成形型本体64及び62に固定するために使用される
。成形型本体64は、装着突起250がクランプ258によって固定される肩部
256を有する切欠254を含んでいる。ねじ260は、図5に示すように、成
形型本体64のねじ孔に螺合されてクランプを装着突起250に押し付ける。成
形型本体64の左右の成形型片262及び264は、図6に最もよく見られるよ
うに、それぞれ傾斜面266及び268を含んでいる。これら傾斜面266及び
268は、組立体142のすべての薄板162、164、及び204のシャンク
176の対向側部に形成された同様の傾斜面270及び272と係合すると共に
、成形型キャビティ104に対してシャンク176を正確に整列させ、それらシ
ャンク176を成形型本体64内に固定する。同様に、成形型本体62は、図5
に示すように、装着フレーム218の装着突起252がクランプ258及びねじ
260によって固定される肩部276を有する切欠274を含んでいる。又、成
形型本体62の左右の成形型片278及び280は、薄板162、164、23
4及び端部ブロック230を成形型本体64内に整列させ、かつ、固定させるた
めに、成形型片262及び264と同様に、薄板162、164、234及び端
部ブロック230の傾斜面と係合するように配列されている。図4に示すように
、成形型本体62は、成形型キャビティ88に加えて成形型キャビティ86を含
んでいる。成形型キャビティ86は、装着フレーム218に類似しているが、図
7に最もよく見られるように、薄板はなく端部ブロック230のみを有する装着
フレーム282を含んでいる。この成形型キャビティ86は、後述するように、
成形されるコネクタハウジングに端部モジュールを形成するために相手成形型キ
ャビティとともに使用される。
装着フレーム146の端部レール154は、図5に最もよく見られるように、
成形型本体60に形成された肩部290と係合する肩部288を含んでいる。成
形型本体60の左右の成形型片292及び294は、薄板162、164及び端
部ブロック160を成形型本体60内に整列及び固定するために、成形型片26
2及び264と同様に、薄板162、164及び端部ブロック160の傾斜面と
係合するように配列されている。しかし、成形型本体62及び64と異なり、端
部レール154の肩部288を肩部290に対して保持するためのクランプ25
8は設けられていない。代わりに、成形型片292及び294は、端部レール1
54の端部表面298に近接して延びる部分296を含んでいる。部分296は
、部分296と肩部290との間にレールを遊びなく閉じ込めるようになってい
る。
この配置により、成形型本体60、62、及び64は、成形型の自動再構成の
工程の際に、3個の薄板組立体140,142、及び144の端部薄板が外れて
落ちるか、又は、所定位置から追い出されることなく、分離されうる。
図9及び図10に示したB側成形型組立体20は、A側組立体18の第1、第
2、及び第3成形型本体60,64、及び62と嵌合する第1、第2、及び第3
成形型本体を有すると共に、A側組立体18の部番にプライム符号をつけた部番
を有している。即ち、B側の第1、第2、及び第3成形型本体は、部番60'、
64'、及び62'によってそれぞれ示されている。又、A側と略同様の対応する
特徴を有するB側成形型組立体の他の特徴は、対応する特徴は少し異なっている
ものの、A側部番のプライム符号をつけたもので示される。図11、図12、図
13、及び図14に示すように、成形型本体60'、64'、及び62'は、薄板
組立体140、142、及び144と同様の構造を有し、かつ、コネクタハウジ
ングを成形するために成形型が閉じる際にこれら薄板組立体140、142、及
び144と嵌合する薄板組立体140'、142'、及び144'をそれぞれ含ん
でいる。図13、図14A、図14B、及び図14Cに示すように、薄板組立体
140'、142'、及び144'は、それぞれ開口156'、202'、及び22
8'を取囲む側部レール148',150'、194',196'、220',222'及
び端部レール152',154'、198',200'、224',226'をそれぞれ
含んでいる。各支持部158'、206',208'、236',238'と装着突起
250'及び252'が含まれている。薄板162'及び端部薄板164'、204
'、234'は、薄板組立体140,
142、及び144における対応部品と同様に、図14Aに示すように、開口1
56'に受容されるために端部ブロック160'と共に3個のグループに配列され
、図14Bに示すように、開口202'に受容されるために2個のグループに配
列され、図14Cに示すように、開口228'に受容されるために端部ブロック
230'と共に単一のグループに配列される。図10に示すように、成形型本体
62'は、成形型キャビティ88'に加えて成形型キャビティ86'をを含んでい
る。成形型キャビティ86'は、装着フレーム218'と類似しているが、図13
に最もよく見られるように、薄板はなく端部ブロック230'のみを有する装着
フレーム282'を含んでいる。この成形型キャビティ86'は、成形されるコネ
クタハウジングに端部モジュールを形成するために成形型キャビティ86ととも
に使用される。分離されたブリッジ部を有する各グループの2枚の端部薄板16
4は、ブリッジ部306の2つの端部を支持する。薄板組立体142'及び14
4'のブリッジ部306の一部分が成形型キャビティにおける付加的な成形型形
状を提供するために各成形型キャビティ104'及び88'内に延びる一方で、薄
板組立体140'の3個のブリッジ部306の各々の一部分は、第1成形型キャ
ビティ70'内に延びている。成形型キャビティ70'、861、88'、及び1
04'が、成形型形状304を取囲むと共に成形型形状304を含み、更に各成
形型キャビティ70、86、88、及び104内に突出する、実際に成形型容量
であることに留意されたい。しかし、これら成形型容量は、ここでは成形型キャ
ビティとして言及される。ブリッジ部168と異なる形状を有するブリッジ部3
06に加えて、薄板組立体140'、142'、及び144'における薄板の成形
型形状304は、薄板組立体140,142、及び144における成形型形状1
66と異なる形状を有していてもよい。
第3及び第2成形型本体62'及び64'は、成形型本体62及び64と同様の
方法で、第1、第2、第3、第4、第5、第6、及び第7アクチュエータ90'
、92'、94'、106'、108'、110'、及び112'によって、図9に示
した水平及び垂直の双方にそれぞれ移動するように配置されている。A側成形型
本体60,62、及び64の外面は、相互に同一平面でり、図1において符号1
30で共同
して示されている。この共同面は、成形型の分割面(parting line)となる。B
側成形型本体60'、62'、及び64'の対向面も相互に同一平面であり、図1
において符号132で共同して示されている。共同面130及び132は、分割
面を形成すると共に、実際の成形工程の際にシール嵌合係合をする。
次に、成形装置10の自動再構成の動作について図15乃至図18を参照して
簡潔に説明する。図15乃至図18は、A側のみの様々な成形型本体を概略的に
示している。A側成形型本体が実際の動作において移動する際に、対応するB側
成形型本体も移動することが理解されよう。図15を参照すると、成形型キャビ
ティ70、104、及び86は、射出システム24を動作させることによって第
1成形品を成形するために嵌合係合状態にある。成形型キャビティ70,104
、及び88を利用する第2成形品の成形を望む場合には、第3成形型本体を図1
6に示す位置に移動させなければならない。これは、最初にトグルクランプ22
を動作させることによって成形型を開き、次いで第1アクチュエータ90を動作
させて第3成形型本体62を第2成形型本体64から離れるように移動させるこ
とにより達成される。第2及び第3アクチュエータ92及び94は、第3成形型
本体62を図16に示す下方に移動させるように動作させられ、その結果、成形
型キャビティ88は成形型キャビティ104と正確に整列する。その後、第1ア
クチュエータ90は、第3成形型本体62を第2成形型本体64と嵌合係合する
状態に移動させるように動作させられる。それから、トグルクランプ22は成形
型を閉じるように動作させられると共に、射出システム24は溶融したプラスチ
ックを嵌合した成形型キャビティ内に射出するように動作させられる。成形型キ
ャビティ70及び88を利用する第3成形品の成形を望む場合には、第3及び第
2成形型本体62及び64を図17に示す位置に移動させなければならない。こ
れは、最初にトグルクランプ22を動作させることによって成形型を開き、次い
で第1アクチュエータ90を動作させて第3成形型本体62を第2成形型本体6
4から離れるように移動させることにより達成される。第4及び第5アクチュエ
ータ106及び108は、第2成形型本体64を図16に示す左側へ第1成形型
本体60との係合状態を解くように移動させるように動作させられる。それから
、
第6及び第7アクチュエータ110及び112は、第2成形型本体を上方へ移動
させるように動作させられ、図16に示す開口230は第1成形型キャビティ7
0と中心同士が軸合わせされる。その後、第1アクチュエータ90は、第2成形
型本体64を図17に示す右側へ移動させ、第3成形型本体62を第1成形型本
体60と嵌合係合状態、即ち図17に示す位置へ移動させる。この状態では、成
形型キャビティ70及び88は、嵌合係合している。成形型キャビティ70及び
86を利用する第4成形品の成形を望む場合には、第3成形型本体62を図18
に示す位置へ移動させなければならない。これは、最初にトグルクランプ22を
動作させることによって成形型を開き、次いで第1アクチュエータ90を動作さ
せて第3成形型本体62を第2成形型本体64から離れるように移動させること
により達成される。それから、第2及び第3アクチュエータ92及び94は、第
2成形型キャビティ86が第1成形型キャビティ70と整列するまで、第3成形
型本体62を図17に示す上方へ移動させるように動作させられる。その後、第
1アクチュエータ90は、第3成形型本体62を第1成形型本体60と嵌合係合
状態、即ち図18に示す位置へ移動させるように動作させられる。この状態では
、成形型キャビティ70及び86は、第4成形品を成形するために嵌合係合状態
にある。
3個の成形型本体及び3個の薄板組立体であって、これらのうちの2個は移動
可能であるものについて説明してきたが、単一の成形型本体を含むいかなる数の
成形型本体が本発明の実施に効果的に利用されてもよい。又、成形型本体が移動
可能かあるいは再構成可能かに無関係に、単一の薄板組立体が1以上の成形型本
体と結合して利用されるか、又は、1以上の薄板組立体がそれら成形型本体とと
もに利用されてもよい。
本発明の重要な利点は、薄板組立体を成形型とは無関係に作業台上で組立てる
ことができ、その薄板組立体を副組立体として容易に成形型へ組み込むことがで
きるという点である。更に、連続した成形型キャビティを有する隣接した成形型
本体が自動再構成に際して分離している際に、薄板組立体はそっくりそのまま残
っている。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),BR,CA,CN,C
Z,HU,JP,KR,MX,PL,RU,SG
(72)発明者 ホイットニー、ブルース メリル
アメリカ合衆国 ノースカロライナ州
28388 サザーン パインズ イースト
モーガントン ロード 310
【要約の続き】
再構成の際に薄板(162,162'、164,164'、
204,204'、234,234')をそれらの各位置に
固定し、かつ、動いていない又は何もしていないときに
は薄板組立体を正確な整列状態に維持するように作用す
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.成形品を製造するための射出成形型(18,20)に使用される成形型薄板 組立体(140,140'、142,142'、144,144')であって、複数の 成形型薄板(162,162'、164,164'、204,204'、234,23 4')を含み、該複数の成形型組立体の各々が、成形型形状(166,304) を有する第1端部と、対向する第2端部と、前記第1及び第2端部間の中間シャ ンク(176,176')とを含む成形型薄板組立体において、 2つの側壁(148,148'、150,150'、194,194'、196, 196'、220,220'、222,222')及び2つの端壁(152,152' 、154,154'、198,198'、200,200'、224,224'、226 ,226')によって画定された開口(156,156'、202,202'、228 ,228')を有する装着フレーム(146,146'、192,192'、218, 218')を具え、前記開口は、前記薄板の各々の前記第2端部を明白な横方向 の遊びがない状態できっちりと受容する幅を有すると共に、前記複数の薄板の前 記第2端部を明白な端方向の遊びがない状態できっちりと受容する長さを有し、 前記複数の薄板は並んで積層されて前記開口内に1列の薄板を形成し、 前記成形型薄板組立体は、前記射出成形型(18,20)の成形型本体(6 0,60'、62,62'、及び64、64')内に受容されるようになっている ことを特徴とする成形型薄板組立体。 2.前記装着フレーム(146,146'、192,192'、218,218')は 、2つの対向配置された側部レール(148,148'、150,150'、194 ,194'、196,196'、220,220'、222,222')、該2つの側部 レールの各々の一端に取り付けられた第1端部レール(152,152'、198 ,198'、224,224')、及び前記2つの側部レールの各々の他端に取り付 けられた第2端部レール(154,154'、200,200'、226,226') を具備し、これにより前記開口(156,156'、202,202'、228,2 28')を完全に取囲む連続的な構造を形成することを特徴とする 請求の範囲第1項記載の成形型薄板組立体。 3.前記装着フレーム(146,146'、192,192'、218,218')は 、その一側部から延びると共に前記成形型薄板組立体を前記成形型本体(60, 60'、62,62'及び64,64')内に位置決めするために前記成形型本体と 係合するようになっている突起(152,152')を含んでいることを特徴とす る請求の範囲第2項記載の成形型薄板組立体。 4.前記装着フレーム(146,146'、192,192'、218,218')は 、前記第1端部レールから延びると共に前記複数の薄板のうちの1つと係合し、 前記複数の薄板を前記装着フレームの前記2つの側部レールに対して平行に整列 させるようになっているフランジ(158,158'、208,208'、238, 238')を含んでいることを特徴とする請求の範囲第3項記載の成形型薄板組 立体。 5.前記複数の薄板の各々は、底面(170,170')と、該底面の対向端部 に近接して対向して形成された左右のフランジ(172,172'、174,17 4')と、該左右のフランジの各々を貫通するように形成された孔(180,18 0'、214,214'、144,144')とを含み、そして、1対のピン(17 8,178'、212,212'、242,242')を含んでおり、該ピンのうちの 一方は少なくとも2つの前記右フランジの前記孔を貫通すると共に、前記ピンの うちの他方は少なくとも2つの前記左フランジの前記孔を貫通し、前記1対のピ ンは、前記複数の薄板を前記装着フレーム(146,146'、192,192'、 218,218')の前記開口(156,156'、202,202'、228,22 8')内に相互に整列維持するように作用することを特徴とする請求の範囲第1 項記載の成形型薄板組立体。 6.前記1対のピンのうちの一方は、前記装着フレーム(146,146'、19 2,192'、218,218')における孔(188,188'、248,248') 内に延び、これにより前記複数の薄板を前記装着フレームに保持することを特徴 とする請求の範囲第5項記載の成形型薄板組立体。 7.前記複数の薄板の各々の前記シャンク(176,176')は、前記薄板を 前記成形型本体内に正確に整列させるために前記成形型本体(60,60'、6 2,62'、及び64,64')と係合する位置決め面を含んでいることを特徴と する請求の範囲第1項記載の成形型薄板組立体。 8.前記複数の薄板の各々の第1端部と係合して配置されたブリッジ部(168 ,168')を有し、該ブリッジ部が、前記成形品の成形に際して前記複数の薄 板の前記成形型形状(166,166')と協働する成形型形状を有しているこ とを特徴とする請求の範囲第1項記載の成形型薄板組立体。
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| US08/701,409 | 1996-08-22 | ||
| US60/007,090 | 1996-08-22 | ||
| PCT/US1996/017273 WO1997016298A1 (en) | 1995-10-31 | 1996-10-29 | Mold laminate assembly for an injection mold machine |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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