JPH1151753A - 荷重検出装置及びその検出方法 - Google Patents

荷重検出装置及びその検出方法

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JPH1151753A
JPH1151753A JP21189897A JP21189897A JPH1151753A JP H1151753 A JPH1151753 A JP H1151753A JP 21189897 A JP21189897 A JP 21189897A JP 21189897 A JP21189897 A JP 21189897A JP H1151753 A JPH1151753 A JP H1151753A
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JP21189897A
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Hajime Aoyama
元 青山
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷重検出時における塵芥収容箱内の塵芥の積
載位置や車両の傾斜状態に影響を受けることなく、塵芥
収容箱内に収容されている塵芥の積載荷重を正確に検出
することができる荷重検出装置を得ること。 【解決手段】 荷重検出装置は、塵芥収容箱4の後方側
と車体フレーム2の後方側との間を枢支する枢支部5
と、塵芥収容箱4を車体フレーム2の載置面2a上から
上方に離間させることが可能な検出用リフト手段8とを
有する。また、検出用リフト手段8に負荷される荷重を
検出するリフト荷重検出手段9と、枢支部5の荷重を検
出する軸荷重検出手段7と、これらにより検出した荷重
を加算する荷重値加算手段15を有する。したがって、
塵芥の積載荷重を検出する際に、塵芥収容箱4を枢軸支
部5と検出用リフト手段8により支承することができ、
各々に負荷される荷重を加算して全体の積載荷重を検出
することにより常に正確な積載荷重を検出することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷重検出装置及び
その検出方法に関し、特に車両の車体フレーム上に塵芥
を収容する塵芥収容箱を載置した塵芥収集車の塵芥積載
荷重を検出する荷重検出装置及びその検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】塵芥収集車は、家庭等から排出された塵
芥を巡回して収集し、焼却処理場等に搬送する車両であ
り、その構成は、例えば、図5に概要を示すように、車
両100の中央に塵芥収容箱101が設けられ、塵芥収
容箱101の後方には、塵芥を強制的に塵芥収容箱10
1内に詰め込む回転式あるいは圧縮式等の積み込み装置
を備えた塵芥投入箱102が配置されている。したがっ
て、作業者等は、塵芥を塵芥投入箱102の投入口(図
示せず)から投入するのみで、塵芥収容箱101内に収
容することができる。
【0003】そして、従来より、例えば塵芥収集車の塵
芥収集における回収量等の管理データを得るため、ある
いは過積載防止等のために、塵芥の積載重量を検出する
ことができる荷重検出装置を備えた塵芥収集車が種々提
案されている。
【0004】例えば、第1の従来例として、塵芥収容箱
の後方側下端部を車体フレームの後端部と枢支し、車体
フレームと塵芥収容箱との間に設けられた油圧シリンダ
により塵芥収容箱の前方側を持ち上げて回動させ、塵芥
収容箱を後方側に傾斜させる、いわゆるダンプ式の塵芥
収集車において、塵芥収容箱と油圧シリンダとの支承部
に荷重検出用のロードセルを設けた積載重量検出装置が
提案されている。
【0005】これによれば、荷重検出時において塵芥を
積載した塵芥収容箱を所定高さだけ油圧シリンダにより
持ち上げて傾斜させ、油圧シリンダの支承部に負荷され
る荷重値から塵芥の積載荷重を検出している。
【0006】また、第2の従来例として、車両の前輪車
軸及び後輪車軸にロードセルを設け、塵芥の積載による
車軸のたわみ量を検出することによって塵芥の積載重量
を検出する積載量検出装置が提案されている。
【0007】これによれば、前輪車軸の場合は、前輪車
軸のほぼ中央位置に形成した平面部分に金具やスポット
溶接等によりロードセルを固定している。また、後輪車
軸の場合は、デフギヤケースの側方位置に穴を開け、該
穴にスタッドボルトを埋め込んでロードセルを固定して
いる。そして、前輪車軸及び後輪車軸のたわみからそれ
ぞれに加わる荷重を検出して車両の塵芥積載量を検知し
ている。
【0008】更に、第3の従来例として特許第2572
675号公報には、塵芥収容容器の前方側下端部を枢支
部材により車体に枢支し、この枢支部材を軸として塵芥
収容容器の後方側下端部を上方に持ち上げることができ
る油圧シリンダを備えた積載重量検知手段を具備する塵
芥収集車が示されている。
【0009】該公報によれば、塵芥の積載重量を検知す
る場合において、油圧シリンダにより塵芥収容容器の後
方側下端部を持ち上げ、その際に油圧シリンダに負荷さ
れる油圧値に基づいて塵芥収容容器内に収容されている
塵芥の積載重量を検知している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来例の場合、塵芥収容箱を所定角度傾斜させた際にお
ける油圧シリンダの支承部に負荷される荷重値を検出す
ることから、塵芥収容箱内における塵芥の積載位置によ
って検出する荷重値にバラツキが生じる。したがって、
例えば、塵芥が塵芥収容箱の後方側に集中している場合
と塵芥収容箱の前方側に集中している場合とでは、同じ
塵芥量であっても異なる荷重値が検出されるおそれがあ
り、特に、後方から塵芥を積み込むタイプの塵芥収集車
においては後方から徐々に積載されていくために塵芥が
塵芥収容箱内に満載となるまでは正確な積載荷重値を検
出することが困難であるという問題点を有している。
【0011】また、所定角度傾斜させて荷重値を検出す
ることから、車両が位置する路面の傾斜状態によっても
バラツキが発生し、同一の積載量であっても計測する場
所に応じて検出される荷重値が異なるおそれがあるとい
う問題点を有している。
【0012】第2の従来例の場合、車両にロードセルを
装着するために重要保安部品である車軸に穴を開ける等
の加工を必要とする。したがって、強度面等の点で安全
性に問題が生ずるおそれがある。
【0013】第3の従来例の場合、第1の従来例と同様
に塵芥収容箱内の塵芥の積載位置状態および車両が位置
する路面の傾斜状態によって検出する荷重値にバラツキ
が生じるおそれがあり、また、油圧シリンダに供給され
る油圧の状態、例えば油温等によっても検出する油圧値
にバラツキが生じるおそれがある。したがって、塵芥の
積載荷重を正確に検出することが困難であるという問題
点を有している。
【0014】本発明は、上述不具合を解決すべくなされ
たものであり、その目的は、荷重検出時における塵芥収
容箱内の塵芥の積載位置や車両の傾斜状態等に影響を受
けることなく、塵芥収容箱内に収容されている塵芥の積
載荷重を正確に検出することができる荷重検出装置を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかる荷重検出装置は、塵芥収
容箱の後方下端部と車体フレームの後方端部との間を車
体フレームの左右方向に延伸する軸芯により枢支する枢
支部と、車体フレームに設けられ塵芥収容箱の前方下端
部を上方に押し上げて塵芥収容箱を車体フレーム上から
上方に離間させることが可能な検出用リフト手段とを有
する。
【0016】また、検出用リフト手段と車体フレームと
間に介在して塵芥収容箱を車体フレーム上より離間させ
た際に、検出リフト手段に負荷されるリフト荷重を検出
するリフト荷重検出手段と、枢支部に負荷される荷重を
検出する軸荷重検出手段と、リフト荷重検出手段により
検出した荷重と軸荷重検出手段により検出した荷重とを
加算する荷重値加算手段とを有する。
【0017】これによれば、後方下端部の枢軸支部と前
方下端部の検出用リフト手段によって塵芥収容箱を支承
することができる。そして、リフト荷重検出手段及び軸
荷重検出手段に負荷される荷重を各々検出し加算するこ
とによって、塵芥収容箱内における塵芥の積載位置状態
や車両の傾斜状態等に影響を受けることなく、塵芥収容
箱を支承する全荷重を検出することができる。したがっ
て、塵芥収容箱内に収容されている塵芥の積載荷重を常
に正確に検出することができる。
【0018】また、塵芥収容箱は、塵芥の積載荷重を検
出しない場合は、検出用リフト手段により持ち上げられ
ておらず、車体フレーム上に載置された通常の使用状態
とすることができる。
【0019】請求項2にかかる荷重検出装置は、塵芥収
集車が、車体フレームと塵芥収容箱との間に設けられた
枢支部を中心として塵芥収容箱を後方側に大きく傾斜さ
せることができる傾動シリンダを備え、傾動シリンダは
荷重検出装置により荷重を検出する際に、伸縮自在な状
態に維持される。
【0020】したがって、塵芥収容箱は、枢支部を中心
として自由に回動することができる状態とすることがで
きる。これにより、検出用リフト手段は、塵芥収容箱の
前方側下端部を下方から支承する際に、傾動シリンダの
伸縮に影響を受けることなく塵芥収容箱の重量のみを検
出することができる。したがって、塵芥のより正確な積
載荷重量を検出することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる実施の形態
について以下に詳細に説明する。まず最初に、本実施の
形態における各部構成について図1に基づいて説明す
る。図1は、本実施の形態における荷重検出装置が適用
された塵芥収集車を概略的に示した全体説明図である。
塵芥収集車1は、前後方向に沿って対向配置された車体
フレーム2の載置面2a上に塵芥収集箱4を載置してお
り、塵芥収容箱4は、塵芥収集車1が走行中や塵芥の積
み込み作業中である通常使用状態においては車体フレー
ム2上に載置されている(図示せず)。
【0022】この塵芥収容箱4の後部は、枢支部5を介
して車体フレーム2の後部と枢支されており、枢支部5
は、塵芥収容箱4より下方に突出するように設けられた
ブラケット5aと、車体フレーム2に左右方向に穿設さ
れた穿設孔(図示せず)とを貫通して枢支する枢支軸5
bを有している。枢支軸51は、軸方向と直交する方向
の負荷を検出する軸荷重検出手段であるピン型ロードセ
ル7を備えている。
【0023】また、塵芥収容箱4の底面4aの前方側位
置であって左右方向ほぼ中心位置には、後述するセンサ
用シリンダ8のロッド8aが伸長した際に当接し上方に
押し上げられる当接部4bが設けられている。
【0024】そして、枢支部5の前方位置には、両端が
塵芥収容箱4と車体フレーム2にそれぞれ連結され、伸
長した際に塵芥収容箱4の前方側を上昇させ、塵芥収容
箱4を枢支部5を中心として所定角度だけ傾斜させる
(以下、単に「ダンプさせる」という)ことができる傾
動シリンダ6が設けられている。
【0025】また、車体フレーム2には、伸長した際に
車体フレーム2の載置面2a上よりも上方に突出して、
塵芥収容箱4の当接部4bと当接し上方へ所定高さだけ
押し上げることが可能なセンサ用シリンダ8が設けられ
ている。これにより、塵芥収容箱4は枢支部5を軸とし
て回動し、車体フレーム2の載置面2a上より浮上し離
間することができる。この際、塵芥収容箱4は、センサ
用シリンダ8と枢支部5との共働により支承される。
【0026】また、車体フレーム2とセンサ用シリンダ
8の間には、リフト荷重検出手段である耐荷重型ロード
セル9が介在しており、センサ用シリンダ8のロッド8
aが塵芥収容箱4の当接部4bを押し上げた際に負荷さ
れる荷重であるリフト荷重を検出することができる構成
となっている。
【0027】次に、本実施の形態における制御システム
について以下に説明する。図2は、本実施の形態のシス
テム説明図である。図示したように、本システムは、塵
芥の積載荷重を検出する検出システム10と、荷重を検
出するために各種アクチュエータを駆動するための駆動
システム20とからなる。
【0028】検出システム10は、検出部11、演算部
12、表示部13からなる。検出部11は、ピン型ロー
ドセル7及び耐荷重型ロードセル9を備え、演算部12
は、荷重値演算手段14及び荷重値加算演算手段15を
備え、表示部13は検出した荷重値を数字にて示す表示
器16を備えている。
【0029】荷重値演算手段14は、ピン型ロードセル
7及び耐荷重型ロードセル9により検出した各検出値を
所定の演算処理により実際の荷重値に変換するものであ
り、荷重値加算演算手段15は、変換した各荷重値を互
いに加算して塵芥収容箱4の総重量を算出し、総重量か
ら予め設定されている塵芥収容箱4の重量を減算するこ
とで塵芥収容箱4内の塵芥の積載荷重値を算出する。ま
た、表示器16は、算出された積載荷重値を塵芥収容箱
4内の現在の塵芥積載荷重量として表示する。
【0030】駆動システム20は、制御回路部21、ア
クチュエータ駆動部22、及びアクチュエータ部23か
らなる。制御回路部21は、塵芥の積載荷重を検出する
指令信号の入力の有無に応じてアクチュエータ駆動部2
2に制御信号を出力する。アクチュエータ駆動部22
は、コイルに励磁することによりポートの切換動作を行
う電磁式切換弁を備えており、アクチュエータ部23は
塵芥収容箱傾動シリンダ6及びセンサ用シリンダ8を備
えている。
【0031】図3は、本実施の形態における油圧回路図
である。アクチュエータ部23の傾動シリンダ6及びセ
ンサ用シリンダ8は、車体フレーム2に別体に設けられ
た動力取出装置(PTO)19を用いて発生させた油圧
をアクチュエータ駆動部22により制御して供給するこ
とによって適宜に伸縮制御される。
【0032】アクチュエータ駆動部22は、傾動シリン
ダ6及びセンサ用シリンダ8を駆動する駆動オイルを貯
留しておく貯留タンク25、動力取出し装置(PTO)
により駆動され貯留タンク25から駆動オイルを汲み上
げて圧送する油圧ポンプ26、圧送された駆動オイルを
切換制御することにより塵芥収容箱傾動シリンダ6及び
センサ用シリンダ8のロッド6a、8aを伸縮させる傾
動用切換弁27及びセンサ用シリンダ切換弁28、過大
な油圧の発生を防止するリリーフ弁29とを備えてい
る。
【0033】傾動用切換弁27は、3ポート型の電磁式
切換弁であり、切換スプールの中立位置はクローズドセ
ンタ型の接続形式となっている。制御回路部21からの
制御信号によって傾動用切換弁27のコイルSOLaが
励磁されると、切換スプールが移動し、PポートとAポ
ートとの間、及びBポートとTポートとの間を連通し、
コイルSOLbが励磁されると、AポートとTポートと
の間、及びPポートとBポートとの間を連通する。
【0034】Pポートは油圧ポンプ26と連通接続して
おり、Aポートは配管P1を介して傾動シリンダ6のロ
ッド6aを伸長させる側のシリンダ室6bと連通接続さ
れている。また、Bポートは配管P2を介して傾動シリ
ンダ6のロッド6aを縮退させる側のシリンダ室6cと
連通接続されており、Tポートは貯留タンク25内と連
通している。
【0035】また、配管P1及び配管P2の経路途中に
は、励磁信号に応じて配管P1を連通・遮断する傾動制
御補助弁30、31が設けられている。傾動制御補助弁
30は、コイルSOLeに励磁がなされていない非励磁
状態においてAポートとシリンダ室6bとを連通してお
り、励磁された状態においてシリンダ室6bと貯留タン
ク25とを連通する。傾動制御補助弁31は、SOLf
の非励磁状態においてBポートとシリンダ室6aとを連
通し、励磁状態においてシリンダ室6aと貯留タンク2
5とを連通する。
【0036】センサ用シリンダ切換弁28も電磁式切換
弁であり、図示したように、切り換えスプールの中立位
置はクローズドセンタ型の接続形式となっている。
【0037】制御回路部21からの制御信号によってセ
ンサ用シリンダ切換弁28のコイルSOLcが励磁され
ると、切換スプールが移動し、PポートとAポートとの
間、及びBポートとTポートとの間が連通接続され、コ
イルSOLdが励磁されると、AポートとTポートとの
間、及びPポートとBポートとの間が連通接続される。
【0038】Pポートは油圧ポンプ26と、Tポートは
貯留タンク25と各々連通しており、Aポートは経路途
中にパイロットチェックバルブ30を備えた配管P3を
介して、センサ用シリンダ8のロッド8aを伸長させる
側のシリンダ室8bと連通接続されており、Bポートは
配管P4を介してロッド8aを収縮させる側のシリンダ
室8cと連通接続されている。
【0039】パイロットチェックバルブ30は、シリン
ダ室8bからセンサ用シリンダ切換弁28側への駆動オ
イルの逆流を防止するためのものである。例えば、ロッ
ド8aの突出時に、シリンダ室8bへの油圧が低下した
場合、シリンダ室8bからの駆動オイルの流出を停止し
て、ロッド8aの位置をロックし、予期せぬ縮退を防止
することができる。
【0040】そして、ロッド8aを縮退させる場合に
は、シリンダ室8cに駆動オイルを供給して、パイロッ
トチェックバルブ30にパイロット圧を与えることによ
り、流出停止を解除することができる。これにより、シ
リンダ室8b内の駆動オイルは、Aポート及びTポート
を介して貯留タンク25に戻され、ロッド8aは縮退す
る。
【0041】次に、上記構成を有する荷重検出装置の荷
重検出方法について図4に基づいて説明する。図4は、
荷重検出方法を示したフローチャートである。まず最初
に、ステップ(以下、単に「S」という)101では、
傾動用シリンダ6のシリンダ室6a及び6b内の油圧が
開放される。これにより、塵芥収容箱4が枢支部5を中
心として載置面2aの上方に自由に回動することができ
る状態にされる。ここでは、制御回路部21により傾動
制御補助弁30、31のコイルSOLe及びコイルSO
Lfに励磁指令が行われ、シリンダ室6a及び6bと貯
留タンク25と間が連通接続される。
【0042】次に、S102では、センサ用シリンダ8
のロッド8aが上昇させられる。ここでは、コイルSO
Lcに励磁指令が行われ、センサ用シリンダ切換弁28
のAポートとPポートとの間が連通される。これによ
り、シリンダ室8bに駆動オイルが供給され、ロッド8
aは伸長する。
【0043】このロッド8aの伸長により、塵芥収容箱
4は、当接部4bを押し上げられて枢支部5を軸として
回動し、塵芥収容箱4の底面4aは車体フレーム2の載
置面2a上から離間する。
【0044】この際、S101にて傾動シリンダ6の油
圧は開放されていることから、ロッド8aは傾動シリン
ダ6の油圧に影響を受けることなく塵芥収容箱4の当接
部4bを上方へ押し上げることができる。これにより、
塵芥収容箱4は、その前方側下端部と下方側下端部を枢
支部5及びセンサ用シリンダ8の共働により支承された
状態となる。
【0045】S103では、枢支部5に設けられたピン
型ロードセル7とセンサ用シリンダ8に設けられた耐荷
重型ロードセル9により、それぞれ負荷される荷重を検
出する。この際に、傾動シリンダ6内の油圧は開放され
ていることから、耐荷重型ロードセル9には、純粋に塵
芥収容箱4の前方側を持ち上げるだけの荷重のみが負荷
される。そして、ピン型ロードセル7及び耐荷重型ロー
ドセル9により検出した検出値は、荷重値演算手段14
にて荷重値に変換され、S104へ移行する。
【0046】S104では、それぞれ入力した荷重値が
荷重値加算演算手段15によって加算され、枢支部5と
センサ用シリンダ8によって支承される塵芥収容箱4の
総荷重値が算出される。そして、この総荷重値から予め
記憶されている塵芥収容箱のみの荷重値が減算され、現
在の塵芥収容箱4内に積載された塵芥の総積載荷重が算
出される。このようにして検出された総積載荷重は、表
示器16により塵芥の積載荷重量として表示される。し
たがって、作業者等は表示器16を目視することによっ
て、現在の塵芥積載量を認識することができる。
【0047】S105では、センサ用シリンダ8のロッ
ド8aが縮退され、車体フレーム2の載置面2aよりも
下方に収縮される。ここで、センサ用シリンダ切換弁2
8のコイルSOLdに励磁がなされ、PポートとBポー
トとが連通され、シリンダ室8cに駆動オイルが供給さ
れる。
【0048】この際、配管P3に設けられたパイロット
チェックバルブ30に配管P4よりパイロット圧が与え
られ、ロッド8aは、ロック状態が解除されると共に縮
退される。
【0049】これにより、ロッド8aの上昇によって載
置面2aと離間していた塵芥収容箱4の底面4aは、載
置面2a上に再び載置されて通常使用状態となる。以上
の動作及び制御を行うことによって、塵芥収容箱4内の
塵芥の積載荷重の計測を終了する(エンド)。
【0050】以上の制御により、積載荷重検出時には、
塵芥収容箱4を前後端部の2箇所で支承し、それぞれの
支承箇所の荷重を検出し加算することによって塵芥収容
箱4の総荷重を検出することができる。したがって、塵
芥収容箱4内における塵芥の積載状態や車両の傾斜状態
に影響を受けることなく、塵芥収容箱4内の塵芥の積載
荷重を正確に検出することができる。
【0051】尚、本発明は、上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、要旨内にて種々の変更が可能であ
る。例えば、本実施の形態では、センサ用シリンダ8を
1つ設けて、塵芥収容箱の当接部4bを押し上げている
が、当接部4bを1箇所に限定するものではなく、当接
部4bを底面4aの左右方向両側2箇所に設けて各々を
対応する複数のセンサ用シリンダ8により持ち上げて、
各々に負荷される荷重を加算しても上述の実施の形態と
同様の正確な荷重値を検出することができる。
【0052】また、本実施の形態では、ダンプ式の塵芥
収集車を用いて前方側のセンサシリンダに負荷される荷
重と後方側の枢支部5に負荷される荷重値に基づいて塵
芥の積載荷重を検出する例を示したが、例えば、塵芥収
容箱4の4角を4つのセンサ用シリンダ8を用いて車体
フレーム2より浮上させ、各センサ用シリンダ8に負荷
される荷重を加算して塵芥の積載荷重を検出しても、上
述の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る荷重
検出装置によれば、荷重検出時における塵芥収容箱内の
塵芥の積載状態や、車両の傾斜状態等に影響を受けるこ
となく、塵芥の積載荷重を正確かつ容易に検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における荷重検出装置が適用され
た塵芥収集車を概略的に示した全体説明図である。
【図2】本実施の形態のシステム説明図である。
【図3】本実施の形態における油圧回路図である。
【図4】荷重検出方法を示したフローチャートである。
【図5】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 塵芥収集車 2 車体フレーム 4 塵芥収容箱 5 枢支部 6 傾動シリンダ 7 ピン型ロードセル(枢軸部荷重検出手段) 8 センサ用シリンダ(検出用リフト手段) 9 耐荷重型ロードセル(リフト荷重検出手段) 15 荷重値加算演算手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前後方向に沿って設けられる車体
    フレーム上に塵芥を収容する塵芥収容箱を載置した塵芥
    収集車の塵芥積載荷重を検出する荷重検出装置におい
    て、 前記塵芥収容箱の後方下端部と前記車体フレームの後方
    端部との間を前記車体フレームの左右方向に延伸する軸
    芯により枢支する枢支部と、 前記車体フレームに設けられ、前記塵芥収容箱の前方下
    端部を上方に押し上げて前記塵芥収容箱を前記車体フレ
    ーム上から上方に離間させることが可能な検出用リフト
    手段と、 該検出用リフト手段と前記車体フレームと間に介在し、
    前記塵芥収容箱を離間させた際に前記検出用リフト手段
    に負荷されるリフト荷重を検出するリフト荷重検出手段
    と、 前記枢支部に負荷される荷重を検出する軸荷重検出手段
    と、 前記リフト荷重検出手段により検出した荷重と前記軸荷
    重検出手段により検出した荷重とを加算する荷重値加算
    手段とを有することを特徴とする荷重検出装置。
  2. 【請求項2】 前記塵芥収集車は、前記車体フレームと
    前記塵芥収容箱との間に設けられ前記枢支部を中心とし
    て前記塵芥収容箱を後方側に傾斜させることができる傾
    動シリンダを備え、 前記傾動シリンダは、前記荷重検出装置により荷重を検
    出する際に、伸縮自在な状態に維持されることを特徴と
    する請求項1に記載の荷重検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の荷重検出装置の荷重検
    出方法は、 前記傾動シリンダを伸縮自在な状態に維持する傾動シリ
    ンダ開放工程と、 前記検出用リフト手段により前記塵芥収容箱を前記車体
    フレームから上方に離間させる塵芥収容箱離間工程と、 前記塵芥収容箱離間工程により離間した際に、 前記枢支部に負荷される軸荷重を検出する軸荷重検出工
    程と、 前記検出用リフト手段に負荷されるリフト荷重を検出す
    るリフト荷重検出工程と、 前記検出した軸荷重とリフト荷重とを加算して総荷重値
    を算出する荷重値加算演算処理工程と、 前記車体フレーム上に離間している前記塵芥収容箱を前
    記車体フレーム上に載置する塵芥収容箱載置工程と、 からなることを特徴とする荷重検出方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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