JPH11519A - 脱硫剤及びその製造方法 - Google Patents
脱硫剤及びその製造方法Info
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- JPH11519A JPH11519A JP9169546A JP16954697A JPH11519A JP H11519 A JPH11519 A JP H11519A JP 9169546 A JP9169546 A JP 9169546A JP 16954697 A JP16954697 A JP 16954697A JP H11519 A JPH11519 A JP H11519A
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Abstract
現でき、脱硫・再生を繰り返しても、硫黄化合物の吸着
量が低下することのない脱硫剤を提供する。 【解決手段】 鉄及び亜鉛を含有する塩化合物を混合
し、中和反応で生成する沈殿物を乾燥して得られる調合
体に、シリカ及び/又はシリカの前駆体を混合して、焼
成し、次いでチタンシリケート等の担体を混合して成形
し、乾燥し、焼成して脱硫剤を製造する。
Description
残渣、石炭等をガス化して得られる高温還元性ガスに含
まれる硫黄化合物を乾式で吸収除去するために使用され
る脱硫剤及びその製造方法に関する。
る観点から、石炭や重質油の利用技術開発が進められて
おり、これらを原料とするガス化ガスを複合発電あるい
は燃料電池の燃料としたり、化学合成原料にすることが
行われている。
よって、数100〜数1000ppmの硫黄化合物が含
まれており、公害防止上あるいは後流機器の腐食防止上
から硫黄化合物を除去する必要がある。
OS)などの硫黄化合物を除去するには、乾式法が熱効
率面から有利なために主流となっており、この乾式法で
は、400〜600℃での吸収性能が優れる酸化鉄(F
e2O3)を主成分とする脱硫剤が一般的に使用されてい
る。酸化鉄は、石炭ガス化ガスのような加圧下でも、4
00〜600℃の高温で硫黄化合物を吸収して硫化鉄
(FeS)となり、しかも450〜650℃の高温で再
生させることにより、Fe2O3に戻る特性を有してい
る。これにより、廃熱の有効利用による熱効率向上を図
りながら高脱硫性能を維持することが可能となる。
って脱硫及び再生反応を繰り返すと、分子量変化により
崩壊する。このため、長期間の使用に耐える強度を有す
るように、アルミナ、シリカ、チタニア、シリカアルミ
ナ等の多孔質無機耐火物にFe2O3を担持して、実用的
な形状に成形された状態で使用されている。又、ガス化
ガスはダストを含有しているため、脱硫剤を流動化させ
る流動床方式あるいは脱硫剤を移動させる移動床方式に
よってダストによる種々の問題に対応している。
硫剤)の搬送移動には、塔槽類、配管類の磨耗による長
期信頼性に難点があり、この難点を回避するため、本発
明者らは固定床方式を開発してきた。この場合、固定床
方式に適用する脱硫剤は、他方式に比べて使用中の適宜
な交換ができないところから、長期耐久性が要求される
ため、高脱硫性能の他に長期の耐SOx性、耐熱性も必
要になる。
鉄とシリカ(これらの前駆体を含む)を調合し、この調
合体を酸化チタンと混合して成形し、この成形体を脱硫
剤を再生する際の再生温度以上、例えば600〜800
℃の温度で焼成して製造される脱硫剤を提案した(特開
平1−135535号公報)。
される脱硫反応におけるH2S平衡濃度から吸収反応に
限界がある。例えば石炭ガス化ガス(H2を8%、H2O
を5%含む。)におけるH2S平衡濃度は下記表1に示
すように、酸化鉄(Fe2O3)が高脱硫性能を発現する
400〜600℃では20ppm以上であり、上記温度
範囲でガスを脱硫する場合には20ppm以下にするこ
とはできない。なお、H2Sと共存しているCOSの平
衡濃度は無視できる程小さく、H2Sとの反応で考えて
差し支えない。 Fe2O3+2H2S+H2→2FeS+3H2O (1)
(CuO)及び酸化亜鉛(ZnO)は、酸化鉄(Fe2
O3)と同様に脱硫剤としての機能を有する化合物であ
る。ところがこれらの化合物のH2S平衡濃度は、表1
から判るように、酸化鉄(Fe2O3)よりはるかに低
く、高温域での高脱硫性能発現には有利となるが、再生
反応における脱着性能は概して悪い。特に酸化銅(Cu
O)は硫酸塩化するため、繰り返し使用による経時的な
性能低下は避けられない。
度を酸化鉄(Fe2O3)より高い600〜800℃とす
ることにより、脱着性能が向上するため、高温高性能の
脱硫剤として有望であるが、再生反応熱による温度上昇
(通常200℃程度)を考慮した場合、酸化亜鉛(Zn
O)を用いた脱硫剤としては酸化鉄(Fe2O3)以上の
耐熱性が要求される。
ため、酸化鉄(Fe2O3)と組み合わせることによっ
て、脱硫適用温度を広域化することが考えられる。この
ためには、酸化亜鉛(ZnO)と酸化鉄(Fe2O3)と
の混合あるいはジンクフェライト(ZnFe2O4=Zn
O・Fe2O3)を適用する手段がある。しかし、脱硫及
び再生の繰り返しに対して長期の耐久性を維持するため
に、脱硫剤には高性能の他に耐熱性が要求され、酸化鉄
(Fe2O3)との組み合わせだけでなく、さらに実用的
な成形技術を確立する必要がある。
2O3)系脱硫剤が有している脱硫性能の限界を克服し、
酸化鉄(Fe2O3)に代わる酸化亜鉛(ZnO)の高脱
硫性能を発現することができる脱硫剤及びその製造方法
を提供することを目的とする。
600℃の幅広い温度領域での高脱硫性能を発現させる
ための研究を重ねたところ、酸化亜鉛(ZnO)と酸化
鉄(Fe2O3)との二元系が有効であり、しかも双方の
酸化鉄を単に混合するよりも、ジンクフェライト(Zn
Fe2O4)の形態にして用いる方が熱安定性に優れるこ
とを見出し、更に、この熱安定性を増すためにシリカと
の共存が有効であることを見出した。又、脱硫剤の成形
担体として、酸化チタン(TiO2)を用いることが有
効であり、しかも酸化チタンはアナターゼ型でも適用可
能であるが、更に脱硫の高性能化と耐久性向上を図るた
めには、酸化珪素(SiO2)と酸化チタン(TiO2)
との結合物を使用することが有効であることを見出し、
本発明を完成したものである。
と酸化亜鉛とが合計で5〜40重量%、シリカが5〜2
0重量%、酸化チタン及び/又は酸化ジルコニウムが3
5〜85重量%を含有していることを特徴とする。
て酸化鉄と酸化亜鉛がジンクフェライトを形成している
ことを特徴とする。
び亜鉛塩の混合物を中和して沈殿物を生成し、シリカ及
び/又はシリカの前駆体を混合し、比表面積が120m
2/g以下のチタンシリケート、比表面積が80m2/g
以下の酸化ジルコニウム及びこれらの混合物からなる群
から選ばれた担体を混合して成形し、乾燥し、焼成する
ことを特徴とする。
発明において沈殿物を乾燥し焼成した後シリカ及び/又
はシリカの前駆体を混合する、又は、沈殿物を乾燥しシ
リカ及び/又はシリカの前駆体を混合した後焼成するこ
とを特徴とする。
は第4の発明において焼成を800〜1000℃で行う
ことを特徴とする。
00℃の幅広い温度領域、特に600℃近辺での高脱硫
性能を発現すると同時に、長期使用における熱安定性を
賦与するために、酸化亜鉛と酸化鉄とをシリカ及び/又
はその前駆体と調合しておき、チタンシリケート等の酸
化チタン及び/又は酸化ジルコニウムと調合して製造す
るものである。
ることによって酸化亜鉛となる硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、塩
化亜鉛、炭酸亜鉛、水酸化亜鉛などが挙げられる。
ことによって酸化鉄となる硝酸鉄、硫酸鉄、塩化鉄、炭
酸鉄、水酸化鉄などの他に、鉄鉱石、黄土、鉄製品の洗
浄廃液からの回収で副生する酸化鉄などが挙げられる。
及び酸化鉄の前駆体であるこれらの塩化合物を溶液状態
で均一に混合し、アンモニア水で中和して水酸化物を沈
殿させ、この水酸化物を脱水し、乾燥後、800〜10
00℃の温度で焼成することによってジンクフェライト
(ZnFe2O4)とする。このジンクフェライトをシリ
カ及び/又はその前駆体と均一に混合することにより安
定化させる処理を行う。その後、熱的に安定なチタンシ
リケート等の酸化チタン及び/又は酸化ジルコニウムと
混合し、成形して、乾燥し、焼成することにより、硫黄
化合物の吸収成分としての酸化鉄と酸化亜鉛が600℃
近辺の高温領域で熱的に安定であり、且つ耐SOx性を
含有する脱硫剤を製造することができる。
れる水酸化物を焼成することなく、シリカ及び/又はそ
の前駆体と均一に混合した後に、800〜1000℃の
温度で焼成しても同等の脱硫剤を製造することができ
る。
鉛と酸化鉄の調製に使用されるシリカの前駆体として
は、少量にもかかわらず安定化の作用を発揮する点でシ
リカゾル、ケイ酸水溶液などの溶液が好ましいが、ホワ
イトカーボンのような微細なシリカ粒子粉末でも、その
効果は認められる。
ンシリケートのような酸化チタン複合体が好ましい。脱
硫剤の適用温度を考慮すると、800〜1000℃で焼
成することによってチタン酸化物が得られるものであれ
ば、どのようなチタン含有物でもよいが、シリカとの結
合により熱的に安定化しているチタンシリケート(Ti
SiO4(=Ti02・SiO2))であって、チタンシ
リケートの比表面積が120m2/g以下のものが好適
である。単独の酸化チタンとしては、アナターゼ型、ル
チル型あるいは結晶性の低い酸化チタンのいずれも適用
できるが、酸化チタンは高温状態で結晶性が徐々に低下
して比表面積が小さくなっていくので、前記の熱的に安
定化している酸化チタン複合体に比較して熱的安定性に
劣る。例えばアナターゼ型の酸化チタンの比表面積は通
常80m2/g以下、ルチル型のそれは15m2/g以下
であり、結晶性が低くなるにつれてそれらの熱的に安定
な期間が短くなる。
ることにより酸化物となるジルコニウム含有物なら何で
も良いが、硝酸ジルコニウム、硝酸ジルコニル、水酸化
ジルコニウム、塩化ジルコニウムなどが挙げられる。酸
化ジルコニウムとしてはこれら酸化ジルコニウムの原料
を焼成して得られたもの又はジルコニア粉末が好まし
い。この場合、酸化チタンと同様に800℃以上の熱安
定性を有する酸化ジルコニウムが好ましく、酸化ジルコ
ニウムの比表面積も80m2/g以下のものを使用す
る。
ラス繊維及び可塑剤とともに混合し、ハニカム状、円柱
状、球状などの任意の形状にするために押出成形され、
乾燥、焼成することにより脱硫剤が製造される。
化鉄は、成形品の強度、脱硫性能などを考慮すると、焼
成して得られる脱硫剤全量に対し5〜40重量%、好ま
しくは15〜35重量%である。特に、ジンクフェライ
トを製造過程で形成する観点からは、酸化亜鉛と酸化鉄
とは等重量であることが望ましい。これらの含有量が5
重量%以下では脱硫剤充填量が著しく増加し、また40
重量%以上では脱硫剤強度が極端に低下する。
計よりも多くすることは、脱硫性能の低下、酸化チタン
や酸化ジルコニウムの作用(COSの加水分解反応)の
妨害となるために好ましくなく、シリカは焼成して得ら
れる脱硫剤全量に対し5〜20重量%が良好である。
3.1kgと硝酸亜鉛(Zn(NO3)2・6H2O)1
6.7kgとにイオン交換水40kgを加え、1時間撹
拌後、15重量%のアンモニア水35.5kgを加えて
pH7.5として、水酸化鉄と水酸化亜鉛の共沈物を調
製した。この共沈物をろ過脱水後、イオン交換水で洗浄
し、乾燥後、シリカを20重量%含有するシリカゾル溶
液14.7kgを添加して混合し、噴霧乾燥後、800
℃で5時間焼成した。
℃で5時間焼成した比表面積105m2/gのチタンシ
リケート粉末(TiO2/SiO2=80/20重量%)
14.1kg及びガラス繊維1.1kgを混合した。
ットル、ポリエチレンオキサイド150g及びカルボキ
シメチルセルロース131gを加え、15重量%のアン
モニア水によってpH8.0に調整した。
37重量%になるように調節後、オーガマシンタイプの
押出機で押出成形し、一辺75mm、長さ600mmの
直方体状のハニカム構造の成形物(ピッチ5.1mm、
壁厚1.3mm)を成形した。この時の押し出し速度
は、分速1020mmと良好であった。そして、常温で
1日乾燥後、50℃で5日間乾燥し、その後、900℃
で5時間焼成して脱硫剤とした。この脱硫剤は、亀裂の
発生がなく、しかも成形性は良好であった。
O)10.0重量%、酸化鉄(Fe2O3)10.0重量
%、シリカ(SiO2)20.0重量%、酸化チタン
(TiO2)55.0重量%、ガラス繊維5.0重量%
であった。このハニカム構造の脱硫剤を表2に示す試験
条件によって脱硫及び再生の繰り返し試験を20回行っ
た後、脱硫性能、ガス流れ方向の圧壊強度を測定した。
図1は、繰り返し試験前(フレッシュ)と20回繰り返
し試験後での脱硫剤中の吸収成分(ZnO、Fe2O3)
含有当たりの硫黄化合物吸着量を示し、試験の前後での
変化はほとんどなく、繰り返し使用が可能であることが
わかる。
H2O)23.1kgと硝酸亜鉛(Zn(NO3)2・6
H2O)16.7kgとにイオン交換水40kgを加
え、1時間撹拌後、15重量%のアンモニア水35.5
kgを加えてpH7.5として、水酸化鉄と水酸化亜鉛
の共沈物を調製した。この共沈物をろ過脱水後、イオン
交換水で洗浄し、乾燥後、シリカを20重量%を含有す
るシリカゾル溶液14.7kgを添加して混合し、噴霧
乾燥後、800℃で5時間焼成した。
℃で5時間焼成した比表面積105m2/gのチタンシ
リケート粉末13.9kgと比表面積78m2/gの酸
化ジルコニウム200g及びガラス繊維1.1kgを混
合した。
ットル、ポリエチレンオキサイド150g及びカルボキ
シメチルセルロース131gを加え、以後、実施例1と
同様にしてハニカム構造の脱硫剤を製造した。
O)10.0重量%、酸化鉄(Fe2O3)10.0重量
%、シリカ(SiO2)20.0重量%、酸化チタン
(TiO2)54.0重量%、酸化ジルコニウム(Zr
O2)1.0重量%、ガラス繊維5.0重量%であっ
た。
H2O)23.1kgと硝酸亜鉛(Zn(NO3)2・6
H2O)16.7kgとにイオン交換水40kgを加
え、1時間撹拌後、15重量%のアンモニア水35.5
kgを加えてpH7.5として、水酸化鉄と水酸化亜鉛
の共沈物を調製した。この共沈物をろ過脱水後、イオン
交換水で洗浄し、乾燥後、シリカを20重量%含有する
シリカゾル溶液14.7kgを添加して混合し、噴霧乾
燥後、800℃で5時間焼成した。
℃で5時間焼成した比表面積105m2/gのチタンシ
リケート粉末7.1kgと比表面積78m2/gの酸化
ジルコニウム7.0g及びガラス繊維1.1kgを混合
した。次いで、この混合粉体にイオン交換水9リット
ル、ポリエチレンオキサイド150g及びカルボキシメ
チルセルロース131gを加え、以後、実施例1と同様
にしてハニカム構造の脱硫剤を製造した。
O)10.0重量%、酸化鉄(Fe 2O3)10.0重量
%、シリカ(SiO2)13.4重量%、酸化チタン
(TiO2)27.4重量%、酸化ジルコニウム(Zr
O2)34.2重量%、ガラス繊維5.0重量%であっ
た。
H2O)23.1kgと硝酸亜鉛(Zn(NO3)2・6
H2O)16.7kgとにイオン交換水40kgを加
え、1時間撹拌後、15重量%のアンモニア水35.5
kgを加えてpH7.5として、水酸化鉄と水酸化亜鉛
の共沈物を調製した。この共沈物をろ過脱水後、イオン
交換水で洗浄し、乾燥後、シリカを20重量%含有する
シリカゾル溶液14.7kgを添加して混合し、110
℃で5時間乾燥した。
℃で5時間焼成した比表面積105m2/gのチタンシ
リケート粉末13.9kgと比表面積78m2/gの酸
化ジルコニウム200g及びガラス繊維1.1kgを混
合した。
ットル、ポリエチレンオキサイド150g及びカルボキ
シメチルセルロース131gを加え、以後、実施例1と
同様にしてハニカム構造の脱硫剤を製造した。
O)10.0重量%、酸化鉄(Fe2O3)10.0重量
%、シリカ(SiO2)20.0重量%、酸化チタン
(TiO2)54.0重量%、酸化ジルコニウム(Zr
O2)1.0重量%、ガラス繊維5.0重量%であっ
た。
H2O)46.2kgにイオン交換水40kgを加え、
1時間撹拌後、15重量%のアンモニア水35.5kg
を加えてpH7.5として、水酸化鉄の沈殿を得た。こ
の沈殿をろ過脱水後、イオン交換水で洗浄し、乾燥後、
シリカを20重量%含有するシリカゾル溶液14.7k
gを添加して混合し、噴霧乾燥後、800℃で5時間焼
成した。
℃で5時間焼成した比表面積105m2/gのチタンシ
リケート粉末14.1kg及びガラス繊維1.1kgを
混合した。
ットル、ポリエチレンオキサイド150g及びカルボキ
シメチルセルロース131gを加え、以後、実施例1と
同様にしてハニカム構造の脱硫剤を製造した。
O3)20.0重量%、シリカ(SiO2)20.0重量
%、酸化チタン(TiO2)55.0重量%、ガラス繊
維5.0重量%であった。
H2O)23.1kgと硝酸亜鉛(Zn(NO3)2・6
H2O)16.7kgとにイオン交換水40kgを加
え、1時間撹拌後、15重量%のアンモニア水35.5
kgを加えてpH7.5として、水酸化鉄と水酸化亜鉛
の共沈物を調製した。この共沈物をろ過脱水後、イオン
交換水で洗浄し、乾燥後、シリカを20重量%含有する
シリカゾル溶液45.2kgを添加して混合し、噴霧乾
燥後、800℃で5時間焼成した。
℃で5時間焼成した比表面積58m2/gのアナターゼ
型チタニア粉末11.1kgと比表面積78m2/gの
酸化ジルコニウム200g及びガラス繊維1.1kgを
混合した。
ットル、ポリエチレンオキサイド150g及びカルボキ
シメチルセルロース131gを加え、以後、実施例1と
同様にしてハニカム構造の脱硫剤を製造した。
O)10.0重量%、酸化鉄(Fe2O3)10.0重量
%、シリカ(SiO2)20.0重量%、酸化チタン
(TiO2)54.0重量%、酸化ジルコニウム(Zr
O2)1.0重量%、ガラス繊維5.0重量%であっ
た。
で調製した脱硫剤についても、実施例1と同様の評価を
行った。図2は、脱硫及び再生の試験前と繰り返しを2
0回行う試験後の脱硫剤中の吸収成分(ZnO、Fe2
O3)含有当たりの硫黄化合物吸着量を示す。同様に、
図3は実施例3の、図4は実施例4の、図5は比較例1
の、図6は比較例2のそれぞれの結果を示す。表3は、
実施例及び比較例における脱硫剤のガス流れ方向の圧壊
強度測定結果を示す。
繰り返し試験による脱硫剤自体の圧壊強度は、実施例1
〜4の脱硫剤がZnOを含有しているため、軸方向の圧
壊強度は比較例よりは低いものの、25kg/cm2以
上あり、実用上での支障とはならない。
硫黄化合物吸着量は、実施例の脱硫剤がいずれもほとん
ど変化がないのに対し、比較例1ではZnOを含有して
いないため、600℃の高温での硫黄化合物吸着量が少
なく、更に、繰り返し試験により硫黄化合物吸着量がか
なり減少していることが判る。また、比較例2はアナタ
ーゼ型TiO2を使用しているが、再生時の一時的な発
熱反応で脱硫剤が650〜850℃となり、その結果、
TiO2の構造が変化して一部がルチル化するため、硫
黄化合物吸着量が減少している。
吸着反応平衡に優れ、600℃程度の高温雰囲気でも、
高い硫黄化合物吸着量を示し、しかも脱硫・再生を繰り
返しても硫黄化合物の吸着量が減少することがなく、実
用的な強度を有し、長期間安定した使用が可能となる
2O3との化合物であるジンクフェライト(ZnFe
2O4)を予めSiO2で安定化させると共に、COSの
加水分解能力を有するTiO2担体としてチタンシリケ
ート(TiSiO4)を用いるため、上述した特性を有
した脱硫剤を良好に製造することができる。
前後の硫黄化合物の吸着量を示す特性図である。
前後の硫黄化合物の吸着量を示す特性図である。
前後の硫黄化合物の吸着量を示す特性図である。
前後の硫黄化合物の吸着量を示す特性図である。
前後の硫黄化合物の吸着量を示す特性図である。
前後の硫黄化合物の吸着量を示す特性図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 酸化鉄と酸化亜鉛とを合計で5〜40重
量%、シリカを5〜20重量%、酸化チタン及び/又は
酸化ジルコニウムを35〜85重量%含有する脱硫剤。 - 【請求項2】 酸化鉄と酸化亜鉛がジンクフェライトを
形成している請求項1に記載の脱硫剤。 - 【請求項3】 鉄塩及び亜鉛塩の混合物を中和して沈殿
物を生成し、シリカ及び/又はシリカの前駆体を混合
し、比表面積が120m2/g以下のチタンシリケー
ト、比表面積が80m2/g以下の酸化ジルコニウム及
びこれらの混合物からなる群から選ばれた担体を混合し
て成形し、乾燥し、焼成することを特徴とする脱硫剤の
製造方法。 - 【請求項4】 沈殿物を乾燥し焼成した後シリカ及び/
又はシリカの前駆体を混合する、又は、沈殿物を乾燥し
シリカ及び/又はシリカの前駆体を混合した後焼成する
請求項3に記載の脱硫剤の製造方法。 - 【請求項5】 焼成を800〜1000℃で行う請求項
3又は4記載の脱硫剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16954697A JP3563923B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 脱硫剤及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16954697A JP3563923B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 脱硫剤及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11519A true JPH11519A (ja) | 1999-01-06 |
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ID=15888491
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Country Status (1)
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| JP (1) | JP3563923B2 (ja) |
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