JPH1154575A - 荷電粒子線試験装置 - Google Patents

荷電粒子線試験装置

Info

Publication number
JPH1154575A
JPH1154575A JP10139285A JP13928598A JPH1154575A JP H1154575 A JPH1154575 A JP H1154575A JP 10139285 A JP10139285 A JP 10139285A JP 13928598 A JP13928598 A JP 13928598A JP H1154575 A JPH1154575 A JP H1154575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sampling
pulse signal
receiving
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10139285A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Seyama
雅裕 瀬山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP10139285A priority Critical patent/JPH1154575A/ja
Publication of JPH1154575A publication Critical patent/JPH1154575A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子ビームパルスは定常的に照射しておき、サ
ンプリング測定のトリガ信号を受けて測定すべき期間の
サンプリング測定を実現可能とする荷電粒子線試験装置
を提供する。 【解決手段】荷電粒子ビームパルスを一定間隔Tで連続
する連続サンプリングパルス信号を発生する手段と、上
記トリガ信号と連続サンプリングパルス信号を受けて、
両者の時間差を求める手段と、前記で求めた時間差デー
タを受けて、荷電粒子ビームパルスの照射タイミングに
対応した格納アドレス情報を生成する手段と、格納アド
レス情報を受け、DUT照射部位からの2次電子を2次
電子検出手段で得た対応するデータを受けて、波形記録
部の所定のアドレス位置へ格納して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、荷電粒子線試験
装置による被試験チップ等の被試験回路電圧のサンプリ
ング測定に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術例について図5の荷電粒子線試
験装置のサンプリング測定に係る要部構成図と、図6の
バーストサンプリング測定手法とメモリ格納説明図と、
図7の検出波形とベースラインのエラー説明図とを示し
て以下に説明する。
【0003】サンプリング測定技術に係る要部構成は、
図5に示すようにDUT駆動部40と、バーストサンプ
リング波形発生部50と、鏡筒部60と、信号処理部7
0と、波形記録部80と、制御部90とで成る。鏡筒部
60には、関係する要素として電子銃62と、ビームブ
ランカ64と、X・Y偏向手段65と、グリッド66
と、2次電子検出手段68とがある。尚、本構成による
サンプリング測定手法は、測定時間を1/Nに短縮する
為に、後述手法により1度のトリガ信号51で所定パル
ス個数N回のバースト的な複数回の連続サンプリング測
定手法としている。
【0004】DUT駆動部40は、被試験デバイス(D
UT)の各端子へ所望タイミングの駆動信号48を印加
し、電子ビーム61パルスの照射部位上の測定すべき回
路や配線パターンを試験可能状態に駆動しておくもので
あり、例えば半導体試験装置の適用例がある。またバー
ストサンプリング波形発生部50へサンプリングタイミ
ングのトリガ用として発生するトリガ信号51は、DU
T駆動部40がDUTへ供給する駆動信号48の所望の
タイミングに正確に同期させたトリガ信号を繰返し発生
する。尚、このトリガ信号51を発生するトリガ信号発
生手段は、このDUT駆動部40から発生する例とした
が、これ以外の装置から供給される場合もある。
【0005】バーストサンプリング波形発生部50は、
可変遅延手段52と、バーストパルス発生手段54とを
有している。このバーストサンプリング波形発生部の発
生動作を説明する。前記の正確に同期したトリガ信号5
1の起動を受けて、図6(a)に示すように、可変遅延
手段52により所定遅延量Td後にバーストパルス発生
手段54から所定パルス個数Nかつ一定間隔Tのバース
ト状の連続サンプリングパルス信号58を鏡筒部60の
ビームブランカ64へ供給し、同時にこの発生に同期し
たサンプリングパルス情報59aと格納アドレス情報5
9bを信号処理部70へ供給する。この格納アドレス情
報59bは、通常トリガ信号51を起点としたアドレス
情報であり、例えば図6(b)に示すようにトリガ信号
51時点を0値とし、一定間隔T毎に所定の加算値を加
算したアドレス情報59bを生成して出力する。尚、こ
のアドレス情報59bの生成手段は後述する信号処理部
70側に設ける場合もある。ここで上述所定遅延量の与
え方は、図6(a)のサンプリングパルス発生図に示す
ように、トリガ信号51の起動毎に前回の所定遅延量T
dに対して微少単位の遅延量ΔTを加算した遅延時間を
与えるように制御部90から所定のパラメータが設定制
御される。これによりDUTの時間軸上の全体波形がサ
ンプリングされる。尚、制御部90からの条件設定によ
り、上述の所定パルス個数N、一定間隔T及び可変遅延
手段52の遅延量Td、ΔTは任意条件に変更可能であ
る。
【0006】鏡筒部60は、前記バースト状のサンプリ
ングパルス信号58をビームブランカ64に与えて、電
子ビーム61パルスを同じくバースト的にDUTに照射
し、図7(a)の検出波形に示すように照射部位のDU
T電位に対応した2次電子を2次電子検出手段68で次
々と捕捉し、このピーク状電気信号のピーク全体を積分
した積分データを、デジタル信号に変換したデータ69
を信号処理部70へ供給する。尚、図7(a)の検出波
形は、電子ビームのX・Y偏向手段65による偏向が固
定状態で、照射部位のDUT電位が定常電圧の場合と仮
定する。尚、DUTは直下のXY移動ステージ上に置か
れていて所望の照射部位に移動可能であり本件課題との
直接的な関連はなく、更に電子ビーム61のパルスに連
動して2次電子の発生量を制御する制御信号が信号処理
部70からグリッド66へ供給されているが、これに関
しても本件課題との直接的な関連はなく、更にX・Y偏
向手段65に関しても直接的な関連はない。
【0007】信号処理部70は、前記2次電子検出手段
68からの積分データ69を受け、上述のサンプリング
パルス情報59aと格納アドレス情報59bを受けて、
積分データ69を所定に演算変換した書込みデータ79
を格納すべき所定アドレス信号78と共に波形記録部8
0へ供給する。波形記録部80では、このアドレスとデ
ータを受けて、図6(b)の格納メモリのアドレスの説
明図に示すように、対応するアドレス位置へ格納する。
上述メモリ格納動作を電子ビーム61パルス毎に行う。
これをトリガ信号51発生の都度バースト的にN回単位
に繰返し行われる。やがて波形記録部80のメモリの全
てに測定データが格納されると、DUTの時間軸上の全
体波形がサンプリングされたことになり測定を完了す
る。尚、制御部90は上述全体の動作を制御し、また波
形記録部80の内容を読み出して所望の表示形態・出力
形態に変換処理して利用に供される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述従来構
成によるバースト的な連続サンプリング測定手法には下
記に示す難点がある。即ち、鏡筒部60の電子銃62か
ら発生する電子ビーム61の発生は、バースト的に行わ
れる為、電子ビーム61の発生期間と、休止期間とが存
在する。この休止期間に伴い次のトリガ信号51の起動
による最初の電子ビーム61の数パルス列において、図
7(a)に示すように、他の条件が同一であっても検出
波形のレベル差を生じる。この結果、図7(b)に示す
ように照射部位の電位測定の本来のベースラインに対し
てベースラインエラーを生じる現象が生じ、あたかもD
UTの測定部位の回路電圧が微少変動しているかのよう
に誤測定される。このことは精度の良い測定が要求され
る荷電粒子線試験装置においては特に好ましくなく実用
上の難点がある。そこで、本発明が解決しようとする課
題は、電子ビーム61パルスは定常的に照射しておき、
サンプリング測定のトリガ信号51を受けて測定すべき
期間のサンプリング測定を実現可能とする荷電粒子線試
験装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1図と第2図は、本発
明に係る解決手段を示している。第1に、上記課題を解
決するために、本発明の構成では、被試験デバイスの測
定部位を所定状態に駆動するDUT駆動部40の手段に
同期し、所定タイミングでサンプリング測定の起動用ト
リガ信号51の発生を受けて、DUTにサンプリング用
のパルス状の荷電粒子ビームパルス(例えば電子ビーム
やイオンビームのように荷電した粒子線)を連続的に照
射し、これから得られる2次電子の検出によってDUT
照射部位の電位をサンプリング測定する荷電粒子線試験
装置において、荷電粒子ビームパルスを一定間隔TでD
UTへ照射する連続サンプリングパルス信号58bを発
生する連続サンプリングパルス発生部32の手段を具備
し、上記トリガ信号51と連続サンプリングパルス信号
58bを受けて、両者の時間差を求める時間差検出部3
4の手段を具備し、前記で求めた時間差データ35を受
けて、荷電粒子ビームパルスの照射タイミングに対応し
た格納アドレス情報59bを生成するメモリアドレス演
算部36の手段を具備し、格納アドレス情報59bを受
け、DUT照射部位からの2次電子を2次電子検出手段
68で得て、その対応する積分データ69を受けて、波
形記録部80の所定のアドレス位置へ格納する手段を具
備する構成手段である。上述により、サンプリング測定
の起動用トリガ信号51に対応した格納アドレス情報5
9bを生成可能とし、電子ビーム61パルスを定常的な
照射とした結果、ベースラインエラーを解消した精度の
良いサンプリング測定が実現できる。
【0010】第3図と第4図は、本発明に係る解決手段
を示している。第2に、上記課題を解決するために、本
発明の構成では、被試験デバイスの測定部位を所定状態
に駆動するDUT駆動部40の手段に同期し、所定タイ
ミングでサンプリング測定の起動用のトリガ信号51の
発生を受けて、DUTにサンプリング用のパルス状の荷
電粒子ビームパルスを連続的に照射し、これから得られ
る2次電子の検出によってDUT照射部位の電位をサン
プリング測定する荷電粒子線試験装置において、トリガ
信号51の発生に同期したクロック信号を発生する手段
53を具備し、トリガ信号51とクロック信号53を受
けて、クロック信号53に同期した連続パルス信号23
を生成し、トリガ信号51の発生の都度、連続パルス信
号23を受けて所定の遅延量ΔTあるいはランダムな遅
延量を順次加算付与した連続サンプリング遅延パルス信
号58cを発生する同期サンプリングパルス発生部22
と可変遅延手段52との手段を具備し、トリガ信号51
を受け、前記連続サンプリング遅延パルス信号発生手段
からの連続パルス信号23を受けて、トリガ信号51と
連続パルス信号23との時間差データ25を求める時間
差検出部24の手段を具備し、前記で求めた時間差デー
タ25を受け、連続サンプリング遅延パルス信号発生手
段からの順次加算付与する遅延量データ23bを受け
て、荷電粒子ビームパルスの照射タイミングに対応した
格納アドレス情報59bを生成するメモリアドレス演算
部36bの手段を具備し、格納アドレス情報59bを受
け、DUT照射部位からの2次電子を2次電子検出手段
68で得た対応する積分データ69を受けて、波形記録
部80の所定のアドレス位置へ格納する手段を具備する
構成手段がある。
【0011】また、連続サンプリングパルス信号を発生
する手段は、通常は、一定の時間間隔のパルス信号を発
生し、トリガ信号の発生する近傍においては、乱数に基
づくパルス信号を発生し、当該一定の時間間隔のパルス
信号と当該乱数に基づくパルス信号とを合成して出力す
るパルス信号を発生するように、荷電粒子線試験装置を
構成してもよい。また、連続サンプリングパルス信号を
発生する手段は、所定の数値を格納するレジスタと、乱
数の発生を行う乱数発生器と、当該レジスタ出力信号か
当該乱数発生器信号かを選択出力するマルチプレクサ
と、当該マルチプレクサ出力値に基づいて、クロック源
の発生したパルスを計数して出力するカウンタと、を具
備して荷電粒子線試験装置を構成してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例と共に図面を参照して詳細に説明する。
【0013】(実施例1)本発明実施例について図1の
荷電粒子線試験装置のサンプリング測定に係る要部構成
図と、図2の時間差検出のタイミング説明図及び回路構
成例を示して以下に説明する。尚、従来構成に対応する
要素は同一符号を付す。
【0014】本発明の要部構成は、図1に示すように、
DUT駆動部40と、連続サンプリング発生演算部30
と、鏡筒部60と、信号処理部70と、波形記録部80
と、制御部90を具備する構成で成る。この構成で、連
続サンプリング発生演算部30以外は従来構成と同様で
ある。尚、本発明では電子ビーム61を発生する側の回
路とDUT駆動部40側が発生するトリガ信号51とは
非同期関係で動作しているものと仮定する。
【0015】連続サンプリング発生演算部30は、常に
一定間隔Tの連続する連続サンプリングパルス信号58
bをビームブランカ64に供給して、電子ビーム61パ
ルスをDUTの測定部位に常に連続してパルス照射して
おく。そしてトリガ信号51を受けて、このトリガ時点
と連続サンプリングパルス信号58bとの時間差を求
め、その時間差に対応するメモリの格納アドレス情報5
9bを演算生成し、これを信号処理部70へ供給する手
段としている。尚、この格納アドレス情報59bは、通
常トリガ信号51の起点を0値としたアドレス情報とす
る為に、初回は上記時間差データを出力し、以後一定間
隔T毎に一定間隔Tに対応した所定の加算値を前記時間
差データに順次加算したアドレス情報59bを算出して
出力する。
【0016】この連続サンプリング発生演算部30のよ
り具体的な内部構成は、連続サンプリングパルス発生部
32と、時間差検出部34と、メモリアドレス演算部3
6とで成る。連続サンプリングパルス発生部32は、常
に一定間隔Tの連続する連続サンプリングパルス信号5
8bをビームブランカ64に供給するものである。これ
により電子ビーム61パルスは、要求されるサンプリン
グ測定のタイミングとは無関係に常に一定間隔でDUT
の測定部位にパルス照射される。この結果図7(b)に
示すベースラインエラーを生じる現象は解消される利点
が得られる。
【0017】時間差検出部34は、DUT駆動部40か
らのトリガ信号51と一定間隔Tで発生している連続サ
ンプリングパルス信号58bとの時間差を求める手段で
ある。この検出手段は、図2(b)に示すRSフリップ
・フロップ142と、フリップ・フロップ144と、ク
ロック時間計数手段148と、クロック源150と、端
数時間測定手段152とによる構成例がある。ここでフ
リップ・フロップ144とクロック時間計数手段148
とはクロック151時間単位の時間差データ35aを得
る為のものであり、端数時間測定手段152はクロック
151時間未満の時間差データ35bを得る為のもので
ある。この動作を図2(b)を示して説明する。クロッ
ク源150は例えば1GHzの1ナノ秒基準時間のクロ
ック151を各部に供給する。RSフリップ・フロップ
142は、トリガ信号51によりセットされ、その後に
一定間隔Tの連続サンプリングパルス信号58bにより
クリアされたアナログ量の時間差信号143を出力す
る。フリップ・フロップ144はクロック151に同期
したクロック同期時間差信号145を出力する。クロッ
ク時間計数手段148はこのクロック同期時間差信号1
45が有効な期間の1ナノ秒単位のクロック時間を計数
し、この時間差データ35aを出力する。一方、端数時
間測定手段152はクロック同期時間差信号145と時
間差信号143との図2(a)に示す前側の端数時間差
153aのパルス幅を正電圧で積分し、後側の端数時間
差153bのパルス幅を負電圧で積分し、結果の正ある
いは負電圧の積分量を数十ピコ秒単位のデジタルデータ
に量子化変換した時間差データ35bを出力する。これ
らの両時間差データ35をメモリアドレス演算部36へ
供給する。
【0018】メモリアドレス演算部36は、前記両時間
差データ35を受けて、波形記録部80のメモリアドレ
ス用に算出生成した格納アドレス情報59bをサンプリ
ングパルス情報59aと共に信号処理部70へ供給す
る。尚、この演算は最初のトリガ信号51を受けた場合
のみで良く、以後の格納アドレス情報59bは一定間隔
Tに相当する加算値を加えて出力すれば良い。尚、この
メモリアドレス演算部36において算出生成した格納ア
ドレス情報59bが波形記録部80側の格納予定領域を
超える無用なメモリアドレス値の場合には、所望により
格納アドレス情報59b及びサンプリングパルス情報5
9aを出力しない判断処理を設けても良い。
【0019】一方、信号処理部70は従来とほぼ同様の
信号処理を行う。即ち、上述のサンプリングパルス情報
59aと格納アドレス情報59bを受けて、積分データ
69を所定に演算変換した書込みデータ79を格納すべ
き所定アドレス信号78と共に波形記録部80へ供給す
る。但し、このとき格納アドレス情報59bが格納予定
領域を超える無用なメモリアドレス値の場合はサンプリ
ング測定期間外として格納処理を行わない判断処理を設
ける。
【0020】図8に、連続サンプリングパルス発生部の
実施例32bを示す。カウンタ321は、クロック源3
22の発生したパルスをREG323で設定された数値
(時間Tに相当)だけカウントして出力信号を58bか
ら発生する。そして、この出力タイミング発生毎にRE
G323で設定された初期値をロードし、同様にカウン
トして次回の出力信号を発生する。
【0021】図10は、この連続サンプリングパルス発
生部32bの動作を示すタイミングチャートである。連
続サンプリングパルス信号58bは、時間間隔Tで連続
して発生している。そして、この連続サンプリングパル
ス信号58bは、トリガ信号51とは非同期関係で動作
している。 従って、トリガ信号51と連続サンプリン
グパルス信号58bとの間の位相は、一般に毎回異な
り、時間差検出部34では、図示のように、Tm11、
Tm12、Tm13のような測定値を示すことになる
【0022】ところで、DUT駆動部40側が発生する
トリガ信号51と連続サンプリングパルス信号58bと
は非同期関係の動作と仮定しているので、ランダムな格
納アドレス情報59bの発生となる。この為同一アドレ
スをサンプリング測定される場合が生じ、その分の時間
増になるが、やがては目的とする全サンプリングデータ
がメモリに格納される。信号処理部70はこれを検出し
ていて、この検出によりサンプリング測定の終了を制御
部90へ通知する。
【0023】尚、所望により上述信号処理部70に、同
一アドレスをサンプリング測定される回数を計数する手
段を設け、トリガ信号51と連続サンプリングパルス信
号58bとのランダム性に偏りを生じているかを判断す
る手段を設け、非ランダム性と判断された場合は、制御
部90を介して連続サンプリングパルス発生部32の一
定間隔Tの設定条件をベースラインエラーが生じない程
度に微増減させるランダム化制御手段を追加して設けて
も良い。無論この微増減を加算した格納アドレス情報5
9bを演算して出力することは言うまでもない。この場
合は、トリガ信号51と連続サンプリングパルス信号5
8bとの非ランダム性の偏りを軽減あるいは解消する効
果が得られる。尚、サンプリング測定当初から、前述ラ
ンダム化制御手段を無条件に付与する手段、あるいは同
一アドレスのサンプリング測定を検出する手段を設け
て、この検出の都度前述ランダム化制御手段を実行する
形態としても良い。
【0024】上述実施例1の発明構成によれば、一定間
隔Tの連続する電子ビーム61パルスの常時供給手段を
具備し、トリガ信号51と連続サンプリングパルス信号
58bとの時間差を求めて格納アドレス情報59bを生
成する手段を具備することで、従来のように電子ビーム
61パルスの休止期間を無くすることが可能となり、従
来のような休止期間に伴うベースラインエラーを生じる
不具合現象は解消可能となる利点が得られる。
【0025】(実施例2)本発明実施例について図3の
荷電粒子線試験装置のサンプリング測定に係る他の要部
構成図と、図4の時間差検出の回路構成例を示して以下
に説明する。
【0026】本発明の要部構成は、図3に示すように、
実施例1構成の連続サンプリング発生演算部30を同期
サンプリング発生演算部30bに置換えた構成で成る。
この同期サンプリング発生演算部30bの内部構成は、
同期サンプリングパルス発生部22と可変遅延手段52
と時間差検出部24とメモリアドレス演算部36bと、
DUT駆動部40からのタイミング同期クロック信号5
3とで成る。
【0027】DUT駆動部40からのタイミング同期ク
ロック信号53は、同期サンプリング発生演算部30b
へ供給される。これはトリガ信号51に同期したクロッ
クであり、DUT駆動部40内部で使用されている例え
ば数十MHzのタイミングクロックであり、このクロッ
ク周波数値は予め制御部90に通信手段で通知され既知
とする。尚、DUT駆動部40側から発生されるトリガ
信号51の発生は、前記タイミング同期クロック信号5
3に同期関係にあるものの、発生時期や周期はDUTの
試験条件により様々に異なっているので一定間隔Tとは
非同期関係である。
【0028】同期サンプリングパルス発生部22は、D
UT駆動部40からのタイミング同期クロック信号53
を受けて、これに同期し、所定の一定間隔Tの連続した
連続パルス信号23を時間差検出部24と可変遅延手段
52へ供給する。これにより上述実施例1のようにトリ
ガ信号51に対して全くランダムではなくなり、タイミ
ング同期クロック信号53のクロックに同期して発生出
力され結果、図2(b)に示す端数時間測定手段152
が不要となる利点が得られる。また、DUT駆動部40
からのトリガ信号51を受けて、この発生の都度、所定
遅延量ΔTを順次加算した遅延量Txとなる遅延量デー
タ23bを演算し、可変遅延手段52とメモリアドレス
演算部36bへ供給する。
【0029】時間差検出部24は、DUT駆動部40側
からのタイミング同期クロック信号53及びトリガ信号
51を受け、同期サンプリングパルス発生部22からの
同期化された上述連続パルス信号23を受けて、実施例
1と同様にトリガ信号51と連続パルス信号23との時
間差を求め、この時間差データ25をメモリアドレス演
算部36bへ供給する手段である。但しこの場合は、図
4の内部構成例に示すように、トリガ信号51がタイミ
ング同期クロック信号53に同期している為に、図2に
示す端数時間測定手段152が不要の為削除されてい
る。
【0030】可変遅延手段52は、前記同期サンプリン
グパルス発生部22からの連続パルス信号23と遅延量
データ23bを受けて、遅延量データ23bに相当する
遅延量を付与した連続サンプリング遅延パルス信号58
cを出力する。これによりタイミング同期クロック信号
53の1クロック期間内において、所定の遅延量ΔTの
単位時間で順次サンプリング測定が可能となる利点が得
られる。これに伴い本発明では、実施例1のように同一
格納アドレスをサンプリング測定する確率が大幅に減り
測定ロス時間が短縮される利点がある。尚、順次加算さ
れた遅延量Txの連続サンプリング遅延パルス信号58
cとなる為、本来の連続した一定間隔Tに微少時間の変
更となるが、図7(b)に示すベースラインエラーを生
じる影響とはならない。尚、前述可変遅延手段52への
遅延制御は、所定の遅延量ΔTを順次付与して出力する
場合あったが、この代わりに所望のランダムな遅延量を
付与するように遅延制御しても良い。このランダム遅延
制御によってランダムな電子ビーム61が発生される結
果、DUT駆動部40側が発生するトリガ信号51との
間で同期関係がある場合でも目的とする全ての位置のサ
ンプリング取得が可能となる利点が得られる。従って、
本構成例ではDUT駆動部40側が発生するトリガ信号
51との同期関係/非同期関係の何れの場合にも実施可
能である。
【0031】メモリアドレス演算部36bは、時間差検
出部24からの時間差データ25を受け、同期サンプリ
ングパルス発生部22からの遅延量データ23bを受け
て、この時間差と遅延データに対応する波形記録部80
のメモリアドレスに対応する格納アドレス情報59bを
算出生成し、サンプリングパルス情報59aと共に信号
処理部70へ供給する。尚、このメモリアドレス演算部
36bにおいて算出生成した格納アドレス情報59bが
波形記録部80の格納予定領域を超えるメモリアドレス
となる場合は、所望により格納アドレス情報59b及び
サンプリングパルス情報59aを出力しない判断処理を
設けても良い。
【0032】(実施例3)一般に、連続サンプリングパ
ルス発生部は、上記実施例のように、トリガ信号51と
非同期関係の動作を行えるように構成している。 しか
し、完全なランダム性が補償されているわけではなく、
例えば、偶然に、連続サンプリングパルス発生部とトリ
ガ信号が整数倍を保つ関係で固定した場合には、同一ア
ドレスを繰り返してサンプリング測定される場合が生
じ、このため、目的とする全サンプリングデータの取得
が行えない場合が考えられる。本実施例3は、非同期関
係の動作をより確実に行えるように構成するものであ
る。 図9に、連続サンプリングパルス発生部の他の実
施例32cを示す。カウンタ321は、クロック源32
2の発生したパルスをマルチプレクサ325の出力値だ
けカウントして出力信号を58cから発生する。 マル
チプレクサ325は、通常はREG323で設定された
数値(時間Tに相当)を選択出力している。 しかし、
トリガ信号51の発生直前、すなわち前回の試験終了を
示す試験終了信号320が印加されると、乱数発生器3
24の発生した数値(時間TRに相当)を選択出力す
る。 マルチプレクサ325は、乱数発生器324の示
す数値を一度選択出力した後は、再びREG323で設
定された数値を選択出力する。 そして、この出力タイ
ミング発生毎にマルチプレクサ325で設定された数値
をロードし、同様にカウントして次回の出力信号を発生
する。
【0033】図11は、この実施例3による連続サンプ
リングパルス発生部32cの動作を示すタイミングチャ
ートである。この実施例3による連続サンプリングパル
ス信号58cは、通常は、時間間隔Tで連続して発生し
ている。 しかし、トリガ信号51の発生する近辺で
は、乱数発生器324の発生した数値に基づく時間間隔
TRで発生する。 しかも、このタイミングは、乱数に
基づくため、毎回異なった値を示す。すなわち図示のよ
うに、TR1、TR2、TR3の時間間隔で発生する。
このように、トリガ信号51と連続サンプリングパル
ス信号58cとの間の位相は、毎回異なり、時間差検出
部34では、図示のように、Tm21、Tm22、Tm
23のような測定値を示すことになる。 この時間差
は、乱数に基づいているためランダム性が補償される。
【0034】尚、上述実施例の説明では、電子ビーム照
射による試験装置に適用したが、イオンビーム等の荷電
粒子ビームパルスをDUTに照射し、これから発生する
2次電子を検出する試験装置においても同様にして適用
できる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上述の各実施例の説明内容か
ら、下記に記載される効果を奏する。本発明では、電子
ビーム61パルスを定常的に照射しておき、サンプリン
グ測定のトリガ信号を受けて、これに対応する格納アド
レスを生成する手段を具備したことにより、電子ビーム
61パルスの発生期間と休止期間が無くなり、この結
果、ベースラインエラーを解消した精度の良い安定した
サンプリング測定が実現される大きな利点が得られ、高
精度なサンプリング測定が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、荷電粒子線試験装置のサンプリン
グ測定に係る要部構成図である。
【図2】 本発明の、時間差検出のタイミング説明図及
び回路構成例である。
【図3】 本発明の、荷電粒子線試験装置のサンプリン
グ測定に係る他の要部構成図である。
【図4】 本発明の、時間差検出の回路構成例である。
【図5】 従来の、荷電粒子線試験装置のサンプリング
測定に係る要部構成図である。
【図6】 従来の、バーストサンプリング測定手法とメ
モリ格納説明図である。
【図7】 検出波形とベースラインエラーの説明図であ
る。
【図8】 連続サンプリングパルス発生部の実施例32
bを示す
【図9】 連続サンプリングパルス発生部の他の実施例
32cを示す。
【図10】 連続サンプリングパルス発生部32bの動
作を示すタイミングチャートである。
【図11】 連続サンプリングパルス発生部32cの動
作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
22 同期サンプリングパルス発生部 24,34 時間差検出部 30 連続サンプリング発生演算部 30b 同期サンプリング発生演算部 32 連続サンプリングパルス発生部 36,36b メモリアドレス演算部 40 DUT駆動部 50 バーストサンプリング波形発生部 52 可変遅延手段 54 バーストパルス発生手段 60 鏡筒部 62 電子銃 68 2次電子検出手段 70 信号処理部 80 波形記録部 90 制御部 142 RSフリップ・フロップ 144 フリップ・フロップ 148 クロック時間計数手段 150 クロック源 152 端数時間測定手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験デバイス(DUT)の測定部位を
    所定状態に駆動し、サンプリング測定の起動用トリガ信
    号の発生を受けて、DUTにサンプリング用の荷電粒子
    ビームパルスを連続的に照射し、これから得られる2次
    電子の検出によってDUT照射部位の電位をサンプリン
    グ測定する荷電粒子線試験装置において、 該荷電粒子ビームパルスを一定間隔TでDUTへ照射す
    る連続サンプリングパルス信号を発生する手段と、 上記トリガ信号と該連続サンプリングパルス信号を受け
    て、両者の時間差を求める手段と、 前記で求めた時間差データを受けて、荷電粒子ビームパ
    ルスの照射タイミングに対応した格納アドレス情報を生
    成する手段と、 該格納アドレス情報を受け、DUT照射部位からの2次
    電子を2次電子検出手段で得た対応データを受けて、波
    形記録部の所定のアドレス位置へ格納する手段と、 以上を具備していることを特徴とした荷電粒子線試験装
    置。
  2. 【請求項2】 被試験デバイスの測定部位を所定状態に
    駆動し、サンプリング測定の起動用のトリガ信号の発生
    を受けて、DUTにサンプリング用の荷電粒子ビームパ
    ルスを連続的に照射し、これから得られる2次電子の検
    出によってDUT照射部位の電位をサンプリング測定す
    る荷電粒子線試験装置において、 該トリガ信号の発生に同期したクロック信号を発生する
    手段と、 該トリガ信号と該クロック信号を受けて、該クロック信
    号に同期した連続パルス信号を生成し、該トリガ信号の
    発生の都度、該連続パルス信号を受けて所定の遅延量あ
    るいはランダムな遅延量を順次加算付与した連続サンプ
    リング遅延パルス信号を発生する手段と、 該トリガ信号を受け、前記連続サンプリング遅延パルス
    信号発生手段からの連続パルス信号を受けて、該トリガ
    信号と該連続パルス信号との時間差データを求める手段
    と、 前記で求めた時間差データを受け、連続サンプリング遅
    延パルス信号発生手段からの順次加算付与する遅延量デ
    ータを受けて、荷電粒子ビームパルスの照射タイミング
    に対応した格納アドレス情報を生成する手段と、 該格納アドレス情報を受け、DUT照射部位からの2次
    電子を2次電子検出手段で得た対応データを受けて、波
    形記録部の所定のアドレス位置へ格納する手段と、 以上を具備していることを特徴とした荷電粒子線試験装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の連続サンプリングパルス
    信号を発生する手段は、 通常は、一定の時間間隔のパルス信号を発生し、 トリガ信号の発生する近傍においては、乱数に基づくパ
    ルス信号を発生し、 当該一定の時間間隔のパルス信号と当該乱数に基づくパ
    ルス信号とを合成して出力するパルス信号を発生するこ
    とを特徴とした荷電粒子線試験装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の連続サンプリングパルス
    信号を発生する手段は、 所定の数値を格納するレジスタと、 乱数の発生を行う乱数発生器と、 当該レジスタ出力信号か当該乱数発生器出力信号かを選
    択出力するマルチプレクサと、 当該マルチプレクサ出力値に基づいて、クロック源の発
    生したパルスを計数して出力するカウンタと、 を具備して構成したことを特徴とした荷電粒子線試験装
    置。
JP10139285A 1997-06-02 1998-05-21 荷電粒子線試験装置 Withdrawn JPH1154575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10139285A JPH1154575A (ja) 1997-06-02 1998-05-21 荷電粒子線試験装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14380197 1997-06-02
JP9-143801 1997-06-02
JP10139285A JPH1154575A (ja) 1997-06-02 1998-05-21 荷電粒子線試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1154575A true JPH1154575A (ja) 1999-02-26

Family

ID=26472138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10139285A Withdrawn JPH1154575A (ja) 1997-06-02 1998-05-21 荷電粒子線試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1154575A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4908784A (en) Method and apparatus for asynchronous time measurement
US6105157A (en) Salphasic timing calibration system for an integrated circuit tester
US7379395B2 (en) Precise time measurement apparatus and method
JPH0447269B2 (ja)
US6060898A (en) Format sensitive timing calibration for an integrated circuit tester
US6225815B1 (en) Charged particle beam test system
US6163159A (en) Charged particle beam test system
JPH1154575A (ja) 荷電粒子線試験装置
US5570326A (en) Device for measuring the duration of a time interval
GB2094009A (en) Method and apparatus for displaying logic functions
JPH06103293B2 (ja) 超音波測定装置のa/d変換処理方式
JP2595879B2 (ja) 半導体装置の動作解析装置
JPH0747750Y2 (ja) 電子ビームテストシステム
JP2837451B2 (ja) 電子ビームテスタの測定タイミング生成装置
JPH0310177A (ja) ストロボ電子ビーム装置
JPH11174114A (ja) 半導体装置の測定方法及び測定装置
SU1539647A1 (ru) Ультразвуковое сканирующее и фокусирующее устройство
JPH0576772B2 (ja)
JPS61201173A (ja) 磁気デイスク特性測定装置
JPH0341376A (ja) 電子ビーム装置
JPH0133784B2 (ja)
JP2002043378A (ja) 電子ビームテスタ、試験方法
JPS6251145A (ja) ストロボ走査形電子顕微鏡
JPS641744B2 (ja)
JPS59105256A (ja) 波形抽出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050315

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061018