JPH115557A - 産業車両のリヤアクスル - Google Patents
産業車両のリヤアクスルInfo
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- JPH115557A JPH115557A JP15980397A JP15980397A JPH115557A JP H115557 A JPH115557 A JP H115557A JP 15980397 A JP15980397 A JP 15980397A JP 15980397 A JP15980397 A JP 15980397A JP H115557 A JPH115557 A JP H115557A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 産業車両のリヤアクスルにおいて、小さい旋
回半径でのステアリングを可能とした上で、高さ寸法を
縮減してコンパクト化を図る。 【解決手段】 アクスルビーム1の両端部に、車輪8支
持用のスピンドル6を備えたステアリングナックル4が
キングピン5を介して水平回動可能に取り付けられた産
業車両のリヤアクスルにおいて、アクスルビーム1をス
ピンドル6中心よりも高位に配置するとともに、その両
端部に形成したピン受部3にキングピン5を鉛直線に対
して内側に傾斜して取り付け、車輪8がキングピン5を
中心にして回動したときに、該車輪8が外側に傾斜して
上側がアクスルビーム1から遠ざかる向きに変位するよ
うにした。このことにより、アクスルビーム1との干渉
を回避した上で車輪8の切れ角の増大が可能となり、ま
たリヤアクスルの地上からの高さが抑えられる。
回半径でのステアリングを可能とした上で、高さ寸法を
縮減してコンパクト化を図る。 【解決手段】 アクスルビーム1の両端部に、車輪8支
持用のスピンドル6を備えたステアリングナックル4が
キングピン5を介して水平回動可能に取り付けられた産
業車両のリヤアクスルにおいて、アクスルビーム1をス
ピンドル6中心よりも高位に配置するとともに、その両
端部に形成したピン受部3にキングピン5を鉛直線に対
して内側に傾斜して取り付け、車輪8がキングピン5を
中心にして回動したときに、該車輪8が外側に傾斜して
上側がアクスルビーム1から遠ざかる向きに変位するよ
うにした。このことにより、アクスルビーム1との干渉
を回避した上で車輪8の切れ角の増大が可能となり、ま
たリヤアクスルの地上からの高さが抑えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
ような産業車両のリヤアクスルに係り、特に小さな旋回
半径でのステアリングが可能なリヤアクスルに関する。
ような産業車両のリヤアクスルに係り、特に小さな旋回
半径でのステアリングが可能なリヤアクスルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォークリフトにおける一般的な
リヤアクスルは、ステアリングを可能とするためにアク
スルビームの左右両端部にステアリングナックルが鉛直
なキングピンを介して水平回動可能に取り付けられ、そ
のステアリングナックルのスピンドルに車輪が取り付け
られている。このようなタイプのリヤアクスルにおいて
は、ステアリング時における車輪の最大切れ角は、アク
スルビームの干渉を受ける関係で直進位置に対して90
度以下に制限される。ところで、フォークリフトの場
合、車両を小さいな旋回半径でステアリングできること
は、荷役作業性を向上する上で極めて有利となる。そこ
で、このような要求に応えるべく提案されたリヤアクス
ルとしては、例えばドイツ国特許公開公報402554
3号がある。これは、図7及び図8に示すように、アク
スルビーム31の両端部下面に車輪32を回転可能に支
持する略逆L形のホイールブラケット33を水平回動可
能に取り付け、そのホイールブラケット33を複動式で
かつ両側ロッド形油圧式のステアリングシリンダ36に
よってタイロッド38及びステアリングアーム35を介
して回動させるように構成したものである。
リヤアクスルは、ステアリングを可能とするためにアク
スルビームの左右両端部にステアリングナックルが鉛直
なキングピンを介して水平回動可能に取り付けられ、そ
のステアリングナックルのスピンドルに車輪が取り付け
られている。このようなタイプのリヤアクスルにおいて
は、ステアリング時における車輪の最大切れ角は、アク
スルビームの干渉を受ける関係で直進位置に対して90
度以下に制限される。ところで、フォークリフトの場
合、車両を小さいな旋回半径でステアリングできること
は、荷役作業性を向上する上で極めて有利となる。そこ
で、このような要求に応えるべく提案されたリヤアクス
ルとしては、例えばドイツ国特許公開公報402554
3号がある。これは、図7及び図8に示すように、アク
スルビーム31の両端部下面に車輪32を回転可能に支
持する略逆L形のホイールブラケット33を水平回動可
能に取り付け、そのホイールブラケット33を複動式で
かつ両側ロッド形油圧式のステアリングシリンダ36に
よってタイロッド38及びステアリングアーム35を介
して回動させるように構成したものである。
【0003】従って、上記公報のリヤアクスルによれ
ば、ホイールブラケット33及び車輪32がアクスルビ
ーム31の規制を受けることなく回動できるため、ピス
トンロッド37、タイロッド38、ステアリングアーム
35間において、旋回時に内側となる車輪32の切れ角
が直進位置に対して90度を越えるような運動をホイー
ルブラケット33に与えるように構成することが可能と
なり、このことによって、前車軸の軸方向中心を旋回中
心とする小さな旋回半径でのステアリングが可能とな
る。
ば、ホイールブラケット33及び車輪32がアクスルビ
ーム31の規制を受けることなく回動できるため、ピス
トンロッド37、タイロッド38、ステアリングアーム
35間において、旋回時に内側となる車輪32の切れ角
が直進位置に対して90度を越えるような運動をホイー
ルブラケット33に与えるように構成することが可能と
なり、このことによって、前車軸の軸方向中心を旋回中
心とする小さな旋回半径でのステアリングが可能とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の公報
記載のリヤアクスルは、車輪32をアクスルビーム31
の下側で旋回できるようにしたものであるため、アクス
ルビーム31が車輪32よりも高位に設定せざるを得
ず、その結果、リヤアクスルの地上からの高さHが大き
くなってしまうという問題があった。
記載のリヤアクスルは、車輪32をアクスルビーム31
の下側で旋回できるようにしたものであるため、アクス
ルビーム31が車輪32よりも高位に設定せざるを得
ず、その結果、リヤアクスルの地上からの高さHが大き
くなってしまうという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、小
さい旋回半径でのステアリングを可能とした上で、高さ
寸法を縮減してコンパクト化を図ることができる産業車
両のリヤアクスルを提供することにある。
さい旋回半径でのステアリングを可能とした上で、高さ
寸法を縮減してコンパクト化を図ることができる産業車
両のリヤアクスルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、アクスルビームの両端部に、車輪支持
用のスピンドルを備えたステアリングナックルがキング
ピンを介して水平回動可能に取り付けられた産業車両の
リヤアクスルにおいて、前記アクスルビームを前記スピ
ンドル中心よりも高位に配置するとともに、その両端部
に形成したピン受部に前記キングピンを鉛直線に対して
内側に傾斜して取り付けたことを特徴とする。
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、アクスルビームの両端部に、車輪支持
用のスピンドルを備えたステアリングナックルがキング
ピンを介して水平回動可能に取り付けられた産業車両の
リヤアクスルにおいて、前記アクスルビームを前記スピ
ンドル中心よりも高位に配置するとともに、その両端部
に形成したピン受部に前記キングピンを鉛直線に対して
内側に傾斜して取り付けたことを特徴とする。
【0007】上記のように構成された請求項1の発明に
よれば、キングピンを中心にしてステアリングナックル
が回動されたとき、ステアリングナックルのスピンドル
中心線が直進位置にあるときよりも下傾し、それに伴い
スピンドルに装着されている車輪も同様に傾動する。即
ち、車輪は直進位置から回動されたとき、車輪の上部側
がアクスルビームから離れるような形態で変位し、そし
て、アクスルビームがスピンドル中心線よりも高位に配
置されていることから、アクスルビームに対して車輪が
干渉することなく回動する範囲を実質的に拡大すること
が可能となる。このため、車輪の最大切れ角を増大して
小さい旋回半径でのステアリングが可能となる。また、
アクスルビームをスピンドル中心よりも高位に配置して
も、その上面高さが車輪径(タイヤ径)を越えないよう
に設定することが可能なことから、図7及び図8に示し
た従来のキャスタータイプのものに比較して地上高さの
縮減されたコンパクトなリヤアクスルを提供することが
できる。
よれば、キングピンを中心にしてステアリングナックル
が回動されたとき、ステアリングナックルのスピンドル
中心線が直進位置にあるときよりも下傾し、それに伴い
スピンドルに装着されている車輪も同様に傾動する。即
ち、車輪は直進位置から回動されたとき、車輪の上部側
がアクスルビームから離れるような形態で変位し、そし
て、アクスルビームがスピンドル中心線よりも高位に配
置されていることから、アクスルビームに対して車輪が
干渉することなく回動する範囲を実質的に拡大すること
が可能となる。このため、車輪の最大切れ角を増大して
小さい旋回半径でのステアリングが可能となる。また、
アクスルビームをスピンドル中心よりも高位に配置して
も、その上面高さが車輪径(タイヤ径)を越えないよう
に設定することが可能なことから、図7及び図8に示し
た従来のキャスタータイプのものに比較して地上高さの
縮減されたコンパクトなリヤアクスルを提供することが
できる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の産業車
両のリヤアクスルにおいて、前記アクスルビームには、
片側ロッド形のステアリングシリンダと、そのステアリ
ングシリンダのピストンロッドの伸縮動作を前記ステア
リングナックルに伝達する伝達ロッドとが備えられ、前
記ピストンロッドと伝達ロッドとの間には、ピストンロ
ッドのストロークを増幅して伝達ロッドに伝達するスト
ローク増幅手段が設けられたことを特徴とする。
両のリヤアクスルにおいて、前記アクスルビームには、
片側ロッド形のステアリングシリンダと、そのステアリ
ングシリンダのピストンロッドの伸縮動作を前記ステア
リングナックルに伝達する伝達ロッドとが備えられ、前
記ピストンロッドと伝達ロッドとの間には、ピストンロ
ッドのストロークを増幅して伝達ロッドに伝達するスト
ローク増幅手段が設けられたことを特徴とする。
【0009】このような構成の請求項2の発明によれ
ば、ステアリングシリンダとして片側ロッド形を採用す
ることによって、両側ロッド形式を用いる場合に比べて
シリンダ長さを大幅に短縮することが可能となり、一
方、伝達ロッドはロッド径がシリンダ径に比べて極めて
小径で済むことから、配置スペースを減少することがで
き、しかも伝達ロッドについては、その形状設定に当た
ってシリンダのように直線に限定されないので、設計上
の融通性が得られる。このため、車輪との干渉を回避す
る上で好適な形状を容易に得ることができる。また、ス
トローク増幅手段を設けたことにより、シリンダストロ
ークを減少できるため、ステアリングシリンダのより小
型化が可能となる。
ば、ステアリングシリンダとして片側ロッド形を採用す
ることによって、両側ロッド形式を用いる場合に比べて
シリンダ長さを大幅に短縮することが可能となり、一
方、伝達ロッドはロッド径がシリンダ径に比べて極めて
小径で済むことから、配置スペースを減少することがで
き、しかも伝達ロッドについては、その形状設定に当た
ってシリンダのように直線に限定されないので、設計上
の融通性が得られる。このため、車輪との干渉を回避す
る上で好適な形状を容易に得ることができる。また、ス
トローク増幅手段を設けたことにより、シリンダストロ
ークを減少できるため、ステアリングシリンダのより小
型化が可能となる。
【0010】請求項3の発明は、請求項2記載の産業車
両のリヤアクスルにおいて、前記ストローク増幅手段
が、前記アクスルビームに回動可能に取り付けられた上
部を回動中心とするリンクから構成され、そのリンクの
中間部がステアリングシリンダのピストンロッドに連結
され、下端部が伝達ロッドに連結されたことを特徴とす
る。このような構成の請求項3の発明によれば、リンク
の回動中心からピストンロッドの連結点までの長さと、
伝達ロッドの連結点までの長さとの比率に対応するスト
ロークの増幅が可能であり、またリンクであるため、狭
いスペースを利用しての配置が可能で、かつ簡単な構造
で実現される。
両のリヤアクスルにおいて、前記ストローク増幅手段
が、前記アクスルビームに回動可能に取り付けられた上
部を回動中心とするリンクから構成され、そのリンクの
中間部がステアリングシリンダのピストンロッドに連結
され、下端部が伝達ロッドに連結されたことを特徴とす
る。このような構成の請求項3の発明によれば、リンク
の回動中心からピストンロッドの連結点までの長さと、
伝達ロッドの連結点までの長さとの比率に対応するスト
ロークの増幅が可能であり、またリンクであるため、狭
いスペースを利用しての配置が可能で、かつ簡単な構造
で実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。本実施の形態に係るリヤ
アクスルは、フォークリフトに適用したものであって、
図1はリヤアクスルの正面図、図2は同じく平面図、図
3は最大切れ角まで操作された車輪の側面図であり、旋
回時に内側を通る車輪が右側に示され、外側を通る車輪
が左側に示されている。また、図4はステアリングナッ
クルを示す斜視図であり、図5は車輪のステアリング動
作説明図、図6は車両旋回半径説明図である。なお、図
中の矢印FRは車両前方を示す。
に基づいて具体的に説明する。本実施の形態に係るリヤ
アクスルは、フォークリフトに適用したものであって、
図1はリヤアクスルの正面図、図2は同じく平面図、図
3は最大切れ角まで操作された車輪の側面図であり、旋
回時に内側を通る車輪が右側に示され、外側を通る車輪
が左側に示されている。また、図4はステアリングナッ
クルを示す斜視図であり、図5は車輪のステアリング動
作説明図、図6は車両旋回半径説明図である。なお、図
中の矢印FRは車両前方を示す。
【0012】図1及び図2に示すように、リヤアクスル
のアクスルビーム1は、上部の横長の板材1aを強度部
材として構成され、その板材1aの長手方向の中央部に
おいては、下部の板材1bと、それら上下の板材1a,
1bを相互に結合する前後の板材1cとによって箱形断
面に形成されている。そして、前後の板材1cに取り付
けられたセンタピン2を介して図示省略の車体に設けら
れる軸受箱に対して車体前後方向の軸線回りに揺動可能
に懸架される。アクスルビーム1の左右両端部には、ピ
ン受部3が形成され、そのピン受部3にはステアリング
ナックル4がキングピン5を介して取り付けられてい
る。
のアクスルビーム1は、上部の横長の板材1aを強度部
材として構成され、その板材1aの長手方向の中央部に
おいては、下部の板材1bと、それら上下の板材1a,
1bを相互に結合する前後の板材1cとによって箱形断
面に形成されている。そして、前後の板材1cに取り付
けられたセンタピン2を介して図示省略の車体に設けら
れる軸受箱に対して車体前後方向の軸線回りに揺動可能
に懸架される。アクスルビーム1の左右両端部には、ピ
ン受部3が形成され、そのピン受部3にはステアリング
ナックル4がキングピン5を介して取り付けられてい
る。
【0013】ステアリングナックル4は図4に示すよう
に、キングピン5と、そのキングピン5に対して100
度前後の鈍角状のL形をなすように配置されるスピンド
ル6と、そのL形屈曲部付近から後方に突出するナック
ルアーム7とを一体に備えた構成とされている。そし
て、図1に示すように、キングピン5が鉛直線に対して
内側に、例えば10度前後傾斜した状態でピン受部3に
図示省略のベアリングを介して回転可能に取り付けら
れ、従って、車輪8を支持するスピンドル6の軸線は直
進位置で水平状態になる。なお、ここでの車輪8とはタ
イヤを含めたものをいう。
に、キングピン5と、そのキングピン5に対して100
度前後の鈍角状のL形をなすように配置されるスピンド
ル6と、そのL形屈曲部付近から後方に突出するナック
ルアーム7とを一体に備えた構成とされている。そし
て、図1に示すように、キングピン5が鉛直線に対して
内側に、例えば10度前後傾斜した状態でピン受部3に
図示省略のベアリングを介して回転可能に取り付けら
れ、従って、車輪8を支持するスピンドル6の軸線は直
進位置で水平状態になる。なお、ここでの車輪8とはタ
イヤを含めたものをいう。
【0014】かくして、アクスルビーム1はスピンドル
6中心よりも高位に配置され、その左右両端部にキング
ピン5が鉛直線に対して内側に傾斜して取り付けられた
リヤアクスルが構成される。従って、ステアリングナッ
クル4がキングピン5を中心にして回動されたときは、
スピンドル6はその先端側が下方へ変位するように傾動
する。このため、車輪8は鉛直線に対して外側(反ナッ
クル側)に傾斜(図3参照)する。このため、車輪8を
その切れ角が90度を越えるように回動した場合でもピ
ン受部3及びアクスルビーム1に対しての干渉を回避す
ることが可能となる。なお、図3は最大切れ角まで操作
された車輪の側面図であり、旋回時に内側を通る車輪8
を右側に示し、外側を通る車輪8を左側に示している。
6中心よりも高位に配置され、その左右両端部にキング
ピン5が鉛直線に対して内側に傾斜して取り付けられた
リヤアクスルが構成される。従って、ステアリングナッ
クル4がキングピン5を中心にして回動されたときは、
スピンドル6はその先端側が下方へ変位するように傾動
する。このため、車輪8は鉛直線に対して外側(反ナッ
クル側)に傾斜(図3参照)する。このため、車輪8を
その切れ角が90度を越えるように回動した場合でもピ
ン受部3及びアクスルビーム1に対しての干渉を回避す
ることが可能となる。なお、図3は最大切れ角まで操作
された車輪の側面図であり、旋回時に内側を通る車輪8
を右側に示し、外側を通る車輪8を左側に示している。
【0015】また、アクスルビーム1の中央部における
箱形断面部には、複動式の片側ロッド形のステアリング
シリンダ9が略平行に配置され、適宜固定手段で固定さ
れている。そして、ステアリングシリンダ9のピストン
ロッド10の伸縮動作は、ストローク増幅手段としての
リンク11から運動伝達手段16を介して左右のステア
リングナックル4に入力されるようになっている。
箱形断面部には、複動式の片側ロッド形のステアリング
シリンダ9が略平行に配置され、適宜固定手段で固定さ
れている。そして、ステアリングシリンダ9のピストン
ロッド10の伸縮動作は、ストローク増幅手段としての
リンク11から運動伝達手段16を介して左右のステア
リングナックル4に入力されるようになっている。
【0016】運動伝達手段16はアクスルビーム1の下
面側にスライドガイド17を介して水平移動可能に取り
付けられた左右共用の単一の伝達ロッド18と、その伝
達ロッド18の左右両端部にピン19にて回動可能に連
結された左右のタイロッド20とにより構成され、タイ
ロッド20の先端が前記ナックルアーム7にピン21に
よって回動可能に連結されている。なお、伝達ロッド1
8はその左右両側が折り曲げられているが、これは旋回
時に車輪9又はステアリングナックル4との干渉を回避
するためである。
面側にスライドガイド17を介して水平移動可能に取り
付けられた左右共用の単一の伝達ロッド18と、その伝
達ロッド18の左右両端部にピン19にて回動可能に連
結された左右のタイロッド20とにより構成され、タイ
ロッド20の先端が前記ナックルアーム7にピン21に
よって回動可能に連結されている。なお、伝達ロッド1
8はその左右両側が折り曲げられているが、これは旋回
時に車輪9又はステアリングナックル4との干渉を回避
するためである。
【0017】また、前記ストローク増幅手段としてのリ
ンク11は、上端部がアクスルビーム1の上部の板材1
aに固定のブラケット12にピン13によって回動可能
に取り付けられるとともに下方へ延在され、その中間部
に設けた長孔11aにステアリングシリンダ10のピス
トンロッド11に固定の連結ピン14が係合され、下端
部に設けた長孔11bに伝達ロッド18に設けた固定の
連結ピン15が係合されている。従って、シリンダスト
ロークはリンク11の回動中心からピストンロッド10
との連結点までの距離と、伝達ロッド18との連結点ま
での距離との比率で増幅されて伝達ロッド18に伝達さ
れる。
ンク11は、上端部がアクスルビーム1の上部の板材1
aに固定のブラケット12にピン13によって回動可能
に取り付けられるとともに下方へ延在され、その中間部
に設けた長孔11aにステアリングシリンダ10のピス
トンロッド11に固定の連結ピン14が係合され、下端
部に設けた長孔11bに伝達ロッド18に設けた固定の
連結ピン15が係合されている。従って、シリンダスト
ロークはリンク11の回動中心からピストンロッド10
との連結点までの距離と、伝達ロッド18との連結点ま
での距離との比率で増幅されて伝達ロッド18に伝達さ
れる。
【0018】上記のように構成されたリヤアクスルにお
いて、図5に示すように、ステアリングシリンダ9のピ
ストンロッド10が伸長又は収縮されると、その伸縮動
作はリンク11から伝達ロッド18、左右のタイロッド
20及びナックルアーム7を経て左右のステアリングナ
ックル4に入力される。このため、車輪8はキングピン
5を中心として回動し、その最大可能回動角(切れ角)
が仮想線で示してあり、左右対称の構成であるにも拘ら
ず、伝達ロッド18の押し側の方が引き込み側よりも大
きくなる。即ち、伸長側の車輪8が直進位置に対して9
0度を越えて回動しているのに対し、収縮側の車輪8は
90度以下となる。なお、図5は車両が左側へ旋回する
場合が示してあり、最大切れ角は図示省略のストッパに
よって又はステアリングシリンダ9のシリンダストロー
クで規制される。
いて、図5に示すように、ステアリングシリンダ9のピ
ストンロッド10が伸長又は収縮されると、その伸縮動
作はリンク11から伝達ロッド18、左右のタイロッド
20及びナックルアーム7を経て左右のステアリングナ
ックル4に入力される。このため、車輪8はキングピン
5を中心として回動し、その最大可能回動角(切れ角)
が仮想線で示してあり、左右対称の構成であるにも拘ら
ず、伝達ロッド18の押し側の方が引き込み側よりも大
きくなる。即ち、伸長側の車輪8が直進位置に対して9
0度を越えて回動しているのに対し、収縮側の車輪8は
90度以下となる。なお、図5は車両が左側へ旋回する
場合が示してあり、最大切れ角は図示省略のストッパに
よって又はステアリングシリンダ9のシリンダストロー
クで規制される。
【0019】図6は車両旋回半径の説明図であり、前車
軸22が図の上方に示されている。車輪8は最大切れ角
まで回動され、左右の車輪8とも、車輪周方向に対する
垂線が前車軸22の軸方向の中心Pで交差している。従
って、左右の車輪9がこのような運動を行うようにステ
アリング系を構成することによって車両を前車軸22の
軸方向中心Pを旋回中心とする小さな旋回半径で右回り
又は左回りに旋回することが可能となる。ただし、この
場合、前車軸22の車輪、即ち前輪23は片方(旋回方
向に関して内側)が逆転又はフリーであることが条件と
なる。
軸22が図の上方に示されている。車輪8は最大切れ角
まで回動され、左右の車輪8とも、車輪周方向に対する
垂線が前車軸22の軸方向の中心Pで交差している。従
って、左右の車輪9がこのような運動を行うようにステ
アリング系を構成することによって車両を前車軸22の
軸方向中心Pを旋回中心とする小さな旋回半径で右回り
又は左回りに旋回することが可能となる。ただし、この
場合、前車軸22の車輪、即ち前輪23は片方(旋回方
向に関して内側)が逆転又はフリーであることが条件と
なる。
【0020】さて、本実施の形態によれば、前述したよ
うに、車輪8は旋回位置では外側に傾斜する。このた
め、車輪8の上部側がアクスルビーム1から遠ざかるよ
うに変位し、そして、アクスルビーム1がスピンドル6
の中心線よりも高位に配置されていることから、アクス
ルビーム1に対する車輪8の非干渉切れ角範囲を実質的
に拡大することが可能となる。このため、車輪8の最大
切れ角を90度を越えるように増大し、小さい旋回半径
でのステアリングが可能となるように設定することがで
きる。また、アクスルビーム1をスピンドル6の中心よ
りも高位に配置しても、その上面高さが車輪径(タイヤ
径)を越えないように設定できるため、図7及び図8に
示したキャスタータイプのものに比較して地上高さHの
縮減されたコンパクトなリヤアクスルが提供されること
になる。
うに、車輪8は旋回位置では外側に傾斜する。このた
め、車輪8の上部側がアクスルビーム1から遠ざかるよ
うに変位し、そして、アクスルビーム1がスピンドル6
の中心線よりも高位に配置されていることから、アクス
ルビーム1に対する車輪8の非干渉切れ角範囲を実質的
に拡大することが可能となる。このため、車輪8の最大
切れ角を90度を越えるように増大し、小さい旋回半径
でのステアリングが可能となるように設定することがで
きる。また、アクスルビーム1をスピンドル6の中心よ
りも高位に配置しても、その上面高さが車輪径(タイヤ
径)を越えないように設定できるため、図7及び図8に
示したキャスタータイプのものに比較して地上高さHの
縮減されたコンパクトなリヤアクスルが提供されること
になる。
【0021】また、ステアリングシリンダ9として片側
ロッド形を用いているため、両側ロッド形式に比べてシ
リンダ長さが大幅に短縮されるため、アクスルビーム1
への搭載性にすぐれ、またステアリングシリンダ9の伸
縮動作は伝達ロッド18を介して伝達するが、伝達ロッ
ド18はシリンダのように直線形状に限定されないた
め、設計上の融通性が得られ、車輪8との干渉回避を考
慮して自由な曲げ形状に設定できる。また、リンク11
によってシリンダストロークを増幅しているので、ステ
アリングシリンダ9の小型化が可能になる。なお、実施
の形態では、ステアリングシリンダ9をアクスルビーム
1に固定する一方、ピストンロッド10の先端をリンク
11に長孔11aを介して連結する構成としたが、ステ
アリングシリンダ9の基端部をピンにて回動可能に支持
する一方、ピストンロッド10の先端をリンク11にピ
ンで回動可能に連結する構成に変更してもよい。
ロッド形を用いているため、両側ロッド形式に比べてシ
リンダ長さが大幅に短縮されるため、アクスルビーム1
への搭載性にすぐれ、またステアリングシリンダ9の伸
縮動作は伝達ロッド18を介して伝達するが、伝達ロッ
ド18はシリンダのように直線形状に限定されないた
め、設計上の融通性が得られ、車輪8との干渉回避を考
慮して自由な曲げ形状に設定できる。また、リンク11
によってシリンダストロークを増幅しているので、ステ
アリングシリンダ9の小型化が可能になる。なお、実施
の形態では、ステアリングシリンダ9をアクスルビーム
1に固定する一方、ピストンロッド10の先端をリンク
11に長孔11aを介して連結する構成としたが、ステ
アリングシリンダ9の基端部をピンにて回動可能に支持
する一方、ピストンロッド10の先端をリンク11にピ
ンで回動可能に連結する構成に変更してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
産業車両のリヤアクスルにおいて、小さい旋回半径での
ステアリングを可能とした上で、地上からの高さ寸法を
縮減してコンパクト化を図ることができる。
産業車両のリヤアクスルにおいて、小さい旋回半径での
ステアリングを可能とした上で、地上からの高さ寸法を
縮減してコンパクト化を図ることができる。
【図1】実施の形態に係るリヤアクスルの正面図であ
る。
る。
【図2】同じく平面図である。
【図3】最大切れ角まで操作された車輪の側面図であ
り、旋回時に内側を通る車輪が右側に示され、外側を通
る車輪が左側に示されている。
り、旋回時に内側を通る車輪が右側に示され、外側を通
る車輪が左側に示されている。
【図4】ナックルを示す斜視図である。
【図5】車輪のステアリング動作説明図である。
【図6】車両旋回半径の説明図である。
【図7】従来のリヤアクスルの正面図である。
【図8】同じく平面図である。
1…アクスルビーム 4…ステアリングナックル 5…キングピン 6…スピンドル 8…車輪 9…ステアリングシリンダ 10…ピストンロッド 11…リンク 16…運動伝達手段 18…伝達ロッド 20…タイロッド
Claims (3)
- 【請求項1】 アクスルビームの両端部に、車輪支持用
のスピンドルを備えたステアリングナックルがキングピ
ンを介して水平回動可能に取り付けられた産業車両のリ
ヤアクスルにおいて、 前記アクスルビームを前記スピンドル中心よりも高位に
配置するとともに、その両端部に形成したピン受部に前
記キングピンを鉛直線に対して内側に傾斜して取り付け
た産業車両のリヤアクスル。 - 【請求項2】 前記アクスルビームには、片側ロッド形
のステアリングシリンダと、そのステアリングシリンダ
のピストンロッドの伸縮動作を前記ステアリングナック
ルに伝達する伝達ロッドとが備えられ、前記ピストンロ
ッドと伝達ロッドとの間には、ピストンロッドのストロ
ークを増幅して伝達ロッドに伝達するストローク増幅手
段が設けられた請求項1記載の産業車両のリヤアクス
ル。 - 【請求項3】 前記ストローク増幅手段が、前記アクス
ルビームに回動可能に取り付けられた上部を回動中心と
するリンクから構成され、そのリンクの中間部がステア
リングシリンダのピストンロッドに連結され、下端部が
伝達ロッドに連結された請求項2記載の産業車両のリヤ
アクスル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15980397A JPH115557A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 産業車両のリヤアクスル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15980397A JPH115557A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 産業車両のリヤアクスル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH115557A true JPH115557A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15701607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15980397A Pending JPH115557A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 産業車両のリヤアクスル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH115557A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2808733A1 (fr) * | 2000-05-09 | 2001-11-16 | Mathieu Yno S A | Ensemble de pieces pour realiser un essieu de vehicule de voirie |
| US8360440B2 (en) * | 2009-07-10 | 2013-01-29 | Bombardier Recreational Products Inc. | Control system for leaning vehicle |
| CN107685770A (zh) * | 2017-07-14 | 2018-02-13 | 浙江工业大学 | 一种可增力的大转角叉车转向机构 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP15980397A patent/JPH115557A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2808733A1 (fr) * | 2000-05-09 | 2001-11-16 | Mathieu Yno S A | Ensemble de pieces pour realiser un essieu de vehicule de voirie |
| US8360440B2 (en) * | 2009-07-10 | 2013-01-29 | Bombardier Recreational Products Inc. | Control system for leaning vehicle |
| US8602421B2 (en) | 2009-07-10 | 2013-12-10 | Bombardier Recreational Products Inc. | Control system for leaning vehicle |
| CN107685770A (zh) * | 2017-07-14 | 2018-02-13 | 浙江工业大学 | 一种可增力的大转角叉车转向机构 |
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