JPH11570A - 製粉用ロール機における粉砕物の掻取装置 - Google Patents
製粉用ロール機における粉砕物の掻取装置Info
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- JPH11570A JPH11570A JP17107697A JP17107697A JPH11570A JP H11570 A JPH11570 A JP H11570A JP 17107697 A JP17107697 A JP 17107697A JP 17107697 A JP17107697 A JP 17107697A JP H11570 A JPH11570 A JP H11570A
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Abstract
ル表面に付着した粉砕物を完全に剥離することができる
製粉用ロール機における粉砕物の掻取装置を提供する。 【構成】 第1ブレード7及び第2ブレード8の刃の高
さは一方の刃の高さを他方の刃の高さよりも低くし、第
1ブレード7とロールとの当接位置と第2ブレード8と
前記ロールとの当接位置とをロールの回転方向に対し異
なる位置に配設する。
Description
のロール機において、スムースロールなどのロール面に
付着した粉砕物を取り除く掻取装置に関する。
掻取装置として、特公昭43ー26780号公報に開示
されたものがある。これを図3を参照して説明すると、
掻取ナイフ101がロールと当接する刃104のところ
に切込105を有していて、これらの切込105が多数
の舌状部106,107を互いに分離しているものであ
る。この構成により、ロールに熱が加わった場合でも、
ナイフ101の刃104が波形に変形することがなく、
掻取ナイフ101の刃104がロールの全長にわたって
確実に一様に接触するものである。また、掻取ナイフ1
01の舌状部106,107がロールに当接すると、舌
状部106,107とロール表面が徐々に摩耗してい
く。そして、舌状部106,107とロール表面とが馴
染んでくると、舌状部106,107の角部109のと
ころがロール軸線方向に広がって移動していくので、ロ
ール軸線に対して垂直方向の傷を残すことがなく、ロー
ル表面の摩耗がロールの全長にわたって一様になるので
ある。
イフ101の切込5は、一般的にレーザーなどでせん断
加工を行うのであるが、切込105の先端にわずかに隙
間wが生じ(図3)、この隙間wによってロールに付着
した粉砕物を除去できない箇所があった。
報には、カス取り板(掻取ナイフ)を適宜数枚に分割す
ると共に上下2段式に構成して、互いのカス取り板のカ
ス取り領域をラップせしめる様にして上記欠点を解消し
たものである(図4参照)。
は、カス取り板が複数枚必要であること及び複数枚のカ
ス取り板をロール機本体に固設する支持杆が複数個必要
であることにより、部品点数が多く構成が複雑化すると
いう欠点があった。
数を少なくして構成を簡単にし、ロール表面に付着した
粉砕物を完全に剥離することができる製粉用ロール機に
おける粉砕物の掻取装置を提供することを技術的課題と
する。
本発明は、掻取ナイフ保持体と、該掻取ナイフ保持体に
組込まれていて製粉用ロール機のロールと同幅の長さを
有する一枚板のナイフ刃とを有し、刃に切込を有してい
て、該切込が刃に対してテーパ状の傾斜がつけられてお
り、刃に向かって狭くなっている第1ブレードと、刃に
向かって広くなっている第2ブレードとを分離可能に形
成し、該第1及び第2ブレードを前記一枚板のナイフ刃
に交互に設けた製粉用ロール機における粉砕物の掻取装
置であって、前記第1及び第2ブレードの刃の高さは一
方の刃の高さを他方の刃の高さよりも低くして、前記第
1ブレードと前記ロールとの当接位置と前記第2ブレー
ドと前記ロールとの当接位置とをロール回転方向に対し
異なる位置に配設する、という技術的手段を講じた。
式の掻取装置のように形成して、部品点数を少なくして
簡単に掻取装置を構成することができる。そして、前記
第2ブレードがロール表面に付着した粉砕物を剥離し、
続いて前記第1ブレードが前記第2ブレードで除去でき
なかった間隔をラップして粉砕物を剥離するので、ロー
ル表面に付着した粉砕物を完全に剥離することができ
る。
に孔を設け、該孔には、前記ナイフ刃の内方への亀裂が
生じないように靭性を高める仕上げ加工を施したので、
ロール機を長期間使用しても、ロール表面に当接したナ
イフ刃は、切込端から亀裂が発生することはない。
性を有する金属材料を用いるとよく、特に、炭素量を多
く混入した炭素工具鋼を熱処理したものを使用すると、
ナイフ刃の耐久性が向上する。
して説明する。図1は本発明の掻取ナイフの概略平面図
であり、図2は本発明の掻取ナイフを掻取装置に取り付
けた実施例である。図1及び図2において、符号1は掻
取ナイフであって、高弾性及び耐摩耗性を有する金属材
料を用い、例えば、ビッカース硬さでHv450程度の
硬度を有し厚さが0.3〜0.7mmの炭素工具鋼を用い
るとよい。そして、この掻取ナイフ1は、取り付けスリ
ット2を有していて、このスリット2内に掻取ナイフ保
持体3(図2参照)に取り付ける締付ネジ4が掛合す
る。掻取ナイフ1は切込5を有していて、この切込5は
刃6に対してテーパ状の傾斜がつけられる。そして、掻
取ナイフ1はテーパ状の切込5によって多数のブレード
7,8に分割される。このとき、刃6に向かって狭くな
っている第1ブレード7と、刃6に向かって広くなって
いる第2ブレード8とが幅方向へ交互に形成される。刃
6に向かって狭くなっている第1ブレード7と、刃6に
向かって広くなっている第2ブレード8とを分離可能に
形成し、前記第1及び第2ブレード7,8の刃の高さは
一方の刃の高さを他方の刃の高さよりも低く形成する。
図1に示す実施例では、第1ブレード7の刃の高さを、
第2ブレード8の刃の高さよりも約3mm程度低くし、
第1ブレード7の高さhを約27mmに、第2ブレード
8の高さHを約30mmとする。これにより、第1ブレ
ード7及び第2ブレード8と、製粉用ロール機のロール
9との当接位置がロールの回転方向で前後に異なる位置
に配設されることになる。そして、第1ブレード7と第
2ブレード8とのラップ領域Wが生じ、ロール9表面に
付着した粉砕物を完全に剥離することができる。
の当接位置を説明すると、第1ブレード7は刃の高さが
低いのでたわみ量が少なく、ロール9周面に対してA位
置で当接する。このA位置が刃6の接触角度の基準とな
る。そして、第2ブレード8は第1ブレード7よりも刃
の高さが高いので刃のたわみ量が大きく、A位置よりも
円周方向上方のB位置に当接することになる。符号10
は、ナイフ保持体3を回動自在に支持する支持杆であ
り、ナイフ1とロール9との接触角度を任意に調節する
ことができる。図2の実施例では、A位置でのロール接
線と第1ブレード7との接触角度αを例えば約40゜と
するのが好ましく、これにより、B位置でのロール接線
と第2ブレード8との接触角度が決定し、この角度はα
よりも小さくなる。符号11は、支持杆10を引っ張
り、ナイフ刃6をロール9周面に押圧するバネである。
そして、符号13のエアーシリンダと、このエアーシリ
ンダ13により上下動する軸14と、軸14に軸着した
固着板15とにより、原料が供給されないときに掻取ナ
イフ1をロールから離反させる接離手段を形成する。
込端に孔12を設け、該孔12には、前記ナイフ刃6の
内方への亀裂が生じないように靭性を高める仕上げ加工
を施している。この仕上げ加工は、疲労強度を高めるた
め、ショットピーニング加工やイオン窒化処理が行われ
たりする。ショットピーニング加工は、ショットと呼ぶ
鋼製小粒子を被加工品表面に20〜50m/secの速
度で多数投射する冷間加工法のことであり、残留応力等
を均一化するものである。また、イオン窒化処理は表面
硬化法の一種であり、窒素を鋼に浸入させてその表面を
硬化させる操作のことである。そして、面粗さを改善
し、切り欠き効果による応力集中を防ぐ役目をする。
作用について説明する。一対のロール9,9を互いに内
方向に回転させ、穀物をロール機のホッパーから供給す
ると、穀物はガイド等で案内され、ロール9,9間で的
確に粉砕されて下方へ排出されて、連続した粉砕作業が
行われる。
する穀物等の粉砕物は掻取ナイフ1,1により完全に除
去される。すなわち、一枚板の掻取ナイフ1を上下二段
式の掻取装置のように形成しているため、第2ブレード
8がロール9表面に付着した粉砕物を剥離し、続いて第
1ブレード7が第2ブレード8で除去できなかったロー
ル9表面の間隔をラップして粉砕物を剥離するので、ロ
ール9表面に付着した粉砕物を完全に剥離することがで
きる。
に孔12を設け、該孔12には、ナイフ刃1の内方への
亀裂が生じないように靭性を高める仕上加工を施したの
で、ロール機を長期間使用した場合でも、切込端12か
ら亀裂が発生することはなく、ナイフ刃1から第1ブレ
ード7及び第2ブレード8が脱落する恐れはない。
性を有する金属材料を用い、例えば、ビッカース硬さで
Hv450程度の硬度を有し厚さが0.3〜0.7mmの
炭素工具鋼を用いているのでナイフ刃1の摩耗性が向上
し、たとえナイフ刃1が摩耗したとしても、第1ブレー
ド7と第2ブレード8とがラップ領域Wが形成してある
から、ロール9に付着した粉砕物の掻き取り残しを生ず
ることはない。
ド及び第2ブレードの刃の高さは、一方の刃の高さを他
方の刃の高さよりも低くして、前記第1ブレードと前記
ロールとの当接位置と前記第2ブレードと前記ロールと
の当接位置とをロールの回転方向に対し異なる位置に配
設したので、一枚板のナイフ刃を上下二段式の掻取装置
のように形成して、部品点数を少なくして簡単に掻取装
置を構成することができる。そして、前記第2ブレード
がロール表面に付着した粉砕物を剥離し、続いて前記第
1ブレードが前記第2ブレードで除去できなかった間隔
をラップして粉砕物を剥離するので、ロール表面に付着
した粉砕物を完全に剥離することができる。
に孔を設け、該孔には、前記ナイフ刃の内方への亀裂が
生じないように靭性を高める仕上げ加工を施したので、
ロール機を長期間使用しても切込端から亀裂が発生する
ことはなく、ナイフ刃から第1ブレード及び第2ブレー
ドが脱落することはない。
性を有する金属材料を用いるとよく、特に、炭素量を多
く混入した炭素工具鋼を熱処理したものを使用すると、
耐摩耗性が向上して長期間使用することができる。
を取り付けた実施例である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 掻取ナイフ保持体と、該掻取ナイフ保持
体に組込まれていて製粉用ロール機のロールと同幅の長
さを有する一枚板のナイフ刃とを有し、刃に切込を有し
ていて、該切込は刃に対してテーパ状の傾斜としてあ
り、前記切込によって刃に向かって狭くなっている第1
ブレードと、刃に向かって広くなっている第2ブレード
とを分離可能に且つ交互に設けた製粉用ロール機におけ
る粉砕物の掻取装置であって、前記第1及び第2ブレー
ドの刃の高さは一方の刃の高さを他方の刃の高さよりも
低くして、前記第1ブレードと前記ロールとの当接位置
と前記第2ブレードと前記ロールとの当接位置とをロー
ルの回転方向に対し異なる位置に配設したことを特徴と
する製粉用ロール機における粉砕物の掻取装置。 - 【請求項2】 前記ナイフ刃に設けた切込の切込端に孔
を設け、該孔には、前記ナイフ刃の内方への亀裂が生じ
ないように靭性を高める仕上加工を施したことを特徴と
する請求項1記載の製粉用ロール機における粉砕物の掻
取装置。 - 【請求項3】 前記ナイフ刃は、高弾性及び耐摩耗性を
有する金属材料を用いたことを特徴とする請求項1又は
2記載の製粉用ロール機における粉砕物の掻取装置。 - 【請求項4】 前記金属材料は、炭素量を多く混入した
炭素工具鋼を熱処理したものを使用することを特徴とす
る請求項3記載の製粉用ロール機における粉砕物の掻取
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17107697A JP3714442B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 製粉用ロール機における粉砕物の掻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17107697A JP3714442B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 製粉用ロール機における粉砕物の掻取装置 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11570A true JPH11570A (ja) | 1999-01-06 |
| JPH11570A5 JPH11570A5 (ja) | 2005-01-27 |
| JP3714442B2 JP3714442B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=15916579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17107697A Expired - Fee Related JP3714442B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 製粉用ロール機における粉砕物の掻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3714442B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4887632A (en) * | 1987-05-20 | 1989-12-19 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Flow control apparatus |
| US7637132B2 (en) | 2006-02-06 | 2009-12-29 | Butech Bliss | Work roll scraper for roller levelers |
| CN109939482B (zh) * | 2019-04-28 | 2023-08-29 | 国能龙源环保有限公司 | 一种提高真空皮带脱水机脱水效率的装置及安装方法 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP17107697A patent/JP3714442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4887632A (en) * | 1987-05-20 | 1989-12-19 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Flow control apparatus |
| US7637132B2 (en) | 2006-02-06 | 2009-12-29 | Butech Bliss | Work roll scraper for roller levelers |
| CN109939482B (zh) * | 2019-04-28 | 2023-08-29 | 国能龙源环保有限公司 | 一种提高真空皮带脱水机脱水效率的装置及安装方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3714442B2 (ja) | 2005-11-09 |
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