JPH1157366A - フイルタの塵落し装置 - Google Patents

フイルタの塵落し装置

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JPH1157366A
JPH1157366A JP9232923A JP23292397A JPH1157366A JP H1157366 A JPH1157366 A JP H1157366A JP 9232923 A JP9232923 A JP 9232923A JP 23292397 A JP23292397 A JP 23292397A JP H1157366 A JPH1157366 A JP H1157366A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フイルタの全体を効率よく励起し、塵埃を確
実に振り落とす。 【解決手段】 路面清掃車において、ホッパ室4の天井
壁19に防振ゴム22を介し振動発生器18を回動可能
に支持する。振動発生器18の重心位置をシェーカモー
タ24の中心付近に設定し、その近傍に加振部27を設
ける。加振部27の反対側にストッパ29を設け、フイ
ルタ7を定位置に保持する。シェーカモータ24で加振
部27をフイルタ7の接触面に対し略垂直方向に振動
し、振動に伴うフイルタ7の反発力で振動発生器18を
振り子状に揺動し、加振部27によりフイルタ7を繰返
し叩打する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清掃車等におい
て、フイルタに付着した塵埃を振り落とす装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、以下の塵落し装置が知られてい
る。 第一従来例:フイルタカバーの中央部に振動発生器を設
置し、振動発生器とフイルタとの間に振動伝達部材を介
装した装置(特開平3−146109号公報)。 第二従来例:取付部にフイルタを摺動可能に支持し、フ
イルタの表面に振動発生器を設置し、振動エネルギでフ
イルタ全体を繰返し摺動して、取付部に叩きつける装置
(特開平5−154320号公報)。 第三従来例:ブラシをフイルタに接触状態で回転及び移
動して塵埃を掻き落す装置(特開平5−161815号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の塵落
し装置によると、次のような問題点があった。 第一従来例:振動がフイルタの全域に伝わりにくく、隅
部に塵埃が残りやすく、また、フイルタの中央部が早期
に破損するおそれがある。 第二従来例:フイルタの支持構造が複雑化し、摺動部や
衝接部が摩耗損傷しやすく、大きな騒音が発生するばか
りでなく、振動エネルギがフイルタの摺動に消費される
無駄がある。 第三従来例:複雑なブラシ駆動機構が必要で装置の製作
コストが高くつき、また、ブラシの接触によってフイル
タが傷みやすくなる問題がある。
【0004】そこで、本発明の課題は、フイルタの全体
を効率よく励起して、塵埃を確実に振り落とすことがで
きる、簡単で耐久性に優れた装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の塵落し装置は、フイルタから離れた支持
体に振動発生器を回動可能に支持し、フイルタに振動を
加える加振部を振動発生器に設け、振動発生器をフイル
タの反発力で揺動し、加振部によりフイルタを繰返し叩
打するように構成される(請求項1)。
【0006】また、本発明の塵落し装置においては、振
動発生器の自重を有効利用して高エネルギの振動を発生
できるように、加振部が振動発生器の重心位置近傍に設
けられる(請求項2)。
【0007】さらに、フイルタの反発力で振動発生器を
大きく揺動するために、振動発生器に加振部をフイルタ
の接触面に対し略垂直方向に振動させるシェーカモータ
が設置される(請求項3)。
【0008】この場合、振動及び叩打エネルギの損失を
抑制できるように、加振部の反対側にフイルタを定位置
に保持するストッパを設けるのが好ましい(請求項
4)。
【0009】装置の耐久性を向上するためには、振動発
生器の取付部で振動摩耗が発生しないように、振動発生
器の回動支点に防振ゴムを設けるのが望ましい(請求項
5)。
【0010】特に、清掃車に装備されたフイルタの除塵
効率を向上するために、本発明の塵落し装置は、ホッパ
室の上部にフイルタを設けた清掃車において、フイルタ
から上方に離れたホッパ室の天井壁に振動発生器を回動
可能に支持し、フイルタに振動を加える加振部を振動発
生器の重心位置近傍に設け、振動発生器をフイルタの反
発力で揺動し、加振部によりフイルタを繰返し叩打する
ように構成される(請求項6)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を路面清掃車に実施
した形態を図面に基づいて説明する。図1に示すよう
に、この路面清掃車は、車体1を走行し、路面上の塵埃
をサイドブラシ2で掃き寄せ、メインブラシ3でホッパ
室4に掃き上げて回収し、ホッパ室4の汚濁空気をブロ
ア5によりダクト6を介して吸引し、汚濁空気中の塵埃
をフイルタ7で除去し、フイルタ7に塵埃が付着して能
力が低下した場合には、ダクト6からの吸引を停止又は
弱くした状態で、フイルタ7に付着した塵埃を塵落し装
置8で振り落とすように構成されている。
【0012】図2及び図3に示すように、ホッパ室4の
上部には通気孔10aを有する隔壁10が斜めに設けら
れ、この隔壁10の上にフイルタ7がゴムパッキン11
を介して載置されている。フイルタ7は通気孔10aを
覆う四角形の枠体12の内側に濾紙13を張設してな
り、枠体12は隔壁10と2本の押え金14との間にボ
ルト15及び蝶ナット16により挟着固定されている。
【0013】塵落し装置8はフイルタ7を後側から励起
する振動発生器18を備えている。フイルタ7から上方
に離れたホッパ室4の天井壁19には振動発生器18を
取り付けるブラケット20が固着されている。振動発生
器18は上向きコ字形のフレーム21を備え、フレーム
21の上端は防振ゴム22を介してブラケット20に回
動可能に支持されている。フレーム21の下端には偏心
錘23を備えたシェーカモータ24とウエイト25とが
設けられ、シェーカモータ24の中心付近に振動発生器
18の重心位置が設定されている。
【0014】この重心位置近傍においてフレーム21の
下端前面には、シェーカモータ24の高周波振動をフイ
ルタ7に加える加振部27が枠体12の後側面に垂直方
向から接触するように設けられている。また、加振部2
7の反対側においてホッパ室4の前壁28には、フイル
タ7を定位置に保持する金属等の高剛性材料からなるス
トッパ29が設けられている。そして、この塵落し装置
8は、シェーカモータ24で加振部27をフイルタ7の
接触面に対し略垂直方向に振動させ、この振動に伴うフ
イルタ7の反発力で振動発生器18を防振ゴム22を中
心にして斜め前後に振り子状に揺動し、加振部27によ
りフイルタ7を繰返し叩打するように構成されている。
【0015】上記構成の塵落し装置8によれば、加振部
27が振動発生器18の重心位置近傍に設けられている
ため、振動発生器18の自重を有効利用して、高エネル
ギの振動をフイルタ7に作用させることができる。シェ
ーカモータ24は加振部27をフイルタ7の接触面に対
し略垂直方向に振動させるので、フイルタ7の反発力が
強くなり、これによって振動発生器18が大きく揺動
し、加振部27がフイルタ7を強く叩打する。フイルタ
7は加振部27の反対側でストッパ29により定位置に
保持されているため、叩打エネルギがフイルタ7の移動
に浪費されることなく濾紙13に効率よく波及する。従
って、高周波振動と繰返し叩打との相乗作用によりフイ
ルタ7の全体を効率よく励起できて、濾紙13に付着し
た塵埃を確実に振り落とすことができる。
【0016】また、この路面清掃車においては、塵落し
装置8がフイルタ7を外部からの力で励起するように構
成されているから、ホッパ室4にフイルタ7と振動発生
器18とを別々に設置して、フイルタ7の構造を簡略化
でき、振動発生器18を簡単に組み付けでき、濾紙13
の交換やモータ24の点検等のメンテナンスを容易に行
うことができる。しかも、振動発生器18は加振部27
のみでフイルタ7と接触するため、振動による摩耗箇所
を最小限にして、フイルタ7及び振動発生器18の耐久
性を向上できる。特に、振動発生器18の回動支点には
防振ゴム22が設けられているため、振動発生器18の
取付部における振動摩耗を未然に防止することができ
る。
【0017】図4及び図5は本発明による塵落し装置の
別の実施形態を示すものであるが、前記実施形態と同一
又は相当する部材については図2と同一の符号が付され
ている。図4に示す塵落し装置8においては、振動発生
器18がフイルタ7の上方に設置され、フレーム21の
上端は防振ゴム22を介して天井壁19のブラケット2
0に回動可能に支持されている。フレーム21には偏心
錘23を備えたシェーカモータ24とウエイト25とが
設けられ、シェーカモータ24の中心より若干下位に振
動発生器18の重心位置が設定されている。
【0018】重心位置近傍においてフレーム21の下端
には、シェーカモータ24の高周波振動を当金31を介
してフイルタ7に加える加振部27が設けられている。
当金31はフイルタ7の押え金14にボルト32で固定
され、シェーカモータ24は加振部27を当金31の接
触面に対し略垂直方向に振動させ、フイルタ7側からの
反発力で振動発生器18が防振ゴム22を中心にして上
下に揺動し、加振部27が当金31の中央部を繰返し叩
打するように構成されている。なお、加振部27を当金
31に略垂直に接触させるために、フレーム21は上端
折曲部21aの後端にて防振ゴム22により回動可能に
支持されている。
【0019】従って、この塵落し装置8によっても、先
の実施形態と同様、高周波振動と繰返し叩打との相乗作
用によりフイルタ7の全体を効率よく励起して、濾紙1
3に付着した塵埃を確実に振り落とすことができる。た
だし、この実施形態の場合は、フイルタ7と隔壁10と
の間のゴムパッキン11により振動及び叩打エネルギの
一部が吸収されるため、振動発生器18の出力をやや高
めに設定する必要がある。
【0020】図5に示す塵落し装置8においては、振動
発生器18がフレーム21の後端にてピン34を介し天
井壁19のブラケット20に回動可能に支持されてい
る。また、フイルタ7は隔壁10の下側にゴムパッキン
11を介して配置され、隔壁10とストッパ29との間
にボルト15及び蝶ナット16により挟着固定されてい
る。フイルタ7の上面には押え金14及び当金31が縦
横に配設され、ボルト35及び蝶ナット36でストッパ
29に固定されている。そして、振動発生器18の加振
部27が当金31の中央部に略垂直方向から接触し、フ
イルタ7に高周波振動と繰返し叩打とを相乗的に作用さ
せるようになっている。
【0021】この構成によれば、ゴムパッキン11がフ
イルタ7より加振部27側に設けられているため、図4
の装置とは異なり、ゴムパッキン11によって振動及び
叩打エネルギが減衰するおそれがない。また、フイルタ
7は加振部27の反対側でストッパ29によって定位置
に保持されているため、振動及び叩打エネルギを浪費す
ることなく濾紙13の全域に効率よく波及させることが
でき、特に、振動発生器18をフイルタ7の上方に備え
たタイプの塵落し装置8において除塵効果を向上できる
利点がある。
【0022】なお、本発明は路面清掃車のみに適用され
るものではなく、集塵機や製粉機械等の粉粒体を処理す
る各種機械におけるフイルタの塵落し装置に適用するこ
ともできる。また、路面清掃車において、振動発生器を
ホッパ室の後壁に取り付けるなど、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実
施することも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、振動発生器の加振部によりフイルタに外部から
振動を加え、フイルタの反発力で振動発生器を揺動し、
加振部によりフイルタを繰返し叩打するように構成した
ので、フイルタの全体を効率よく励起して、塵埃を確実
に振り落とすことができるとともに、装置を簡単かつ堅
牢に構成できる効果がある。
【0024】請求項2の発明によれば、加振部を振動発
生器の重心位置近傍に設けたので、振動発生器の自重を
有効利用して、高エネルギの振動を発生できる効果があ
る。
【0025】請求項3の発明によれば、シェーカモータ
で加振部をフイルタの接触面に対し略垂直方向に振動さ
せるので、フイルタの反発力を強化し、振動発生器を大
きく揺動して、フイルタを強く叩打できる効果がある。
【0026】請求項4の発明によれば、フイルタを加振
部の反対側でストッパにより定位置に保持するので、振
動及び叩打エネルギの損失を抑制できる効果がある。
【0027】請求項5の発明によれば、振動発生器の回
動支点に防振ゴムを設けたので、振動発生器の取付部に
おける振動摩耗を防止できる効果がある。
【0028】請求項6の発明によれば、清掃車におい
て、フイルタから離れたホッパ室の天井壁に振動発生器
を回動可能に支持したので、ホッパ室内にフイルタと振
動発生器とを別々に設置して、フイルタの構造を簡略化
でき、振動発生器を簡単に組み付けでき、これらのメン
テナンスを容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す路面清掃車の要部破
断側面図である。
【図2】図1の清掃車におけるフイルタの塵落し装置を
示すホッパ室の断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】塵落し装置の別の実施形態を示すホッパ室の断
面図である。
【図5】塵落し装置のさらに別の実施形態を示すホッパ
室の断面図である。
【符号の説明】
4・・ホッパ室、7・・フイルタ、8・・塵落し装置、
18・・振動発生器、19・・天井壁、22・・防振ゴ
ム、24・・シェーカモータ、27・・加振部、29・
・ストッパ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルタから離れた支持体に振動発生器
    を回動可能に支持し、フイルタに振動を加える加振部を
    振動発生器に設け、振動発生器をフイルタの反発力で揺
    動し、加振部によりフイルタを繰返し叩打するように構
    成したフイルタの塵落し装置。
  2. 【請求項2】 加振部を振動発生器の重心位置近傍に設
    けた請求項1記載のフイルタの塵落し装置。
  3. 【請求項3】 加振部をフイルタの接触面に対し略垂直
    方向に振動させるシェーカモータを振動発生器に設置し
    た請求項1又は2記載のフイルタの塵落し装置。
  4. 【請求項4】 加振部の反対側でフイルタを定位置に保
    持するストッパを設けた請求項3記載のフイルタの塵落
    し装置。
  5. 【請求項5】 振動発生器の回動支点に防振ゴムを設け
    た請求項1〜4記載のフイルタの塵落し装置。
  6. 【請求項6】 ホッパ室の上部にフイルタを設けた清掃
    車において、フイルタから上方に離れたホッパ室の天井
    壁に振動発生器を回動可能に支持し、フイルタに振動を
    加える加振部を振動発生器の重心位置近傍に設け、振動
    発生器をフイルタの反発力で揺動し、加振部によりフイ
    ルタを繰返し叩打するように構成したフイルタの塵落し
    装置。
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