JPH1157571A - 塗布装置および塗布方法 - Google Patents

塗布装置および塗布方法

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JPH1157571A
JPH1157571A JP9222749A JP22274997A JPH1157571A JP H1157571 A JPH1157571 A JP H1157571A JP 9222749 A JP9222749 A JP 9222749A JP 22274997 A JP22274997 A JP 22274997A JP H1157571 A JPH1157571 A JP H1157571A
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JP
Japan
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substrate
coating
nozzle
coating liquid
liquid tank
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Withdrawn
Application number
JP9222749A
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English (en)
Inventor
Kazuto Ozaki
一人 尾崎
Yoshio Taniguchi
由雄 谷口
Eiji Okuno
英治 奥野
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的厚い塗布膜を優れた利用効率で基板表
面に均一に塗布することができる塗布装置および塗布方
法を提供する。 【解決手段】 ノズル1と基板Sとを相互に近接した状
態でノズル1を基板Sの被塗布面SFに対して下方から
上方に相対移動しつつ、毛管現象でノズル1の塗布液槽
11から汲み上げられた塗布液Lを基板Sの被塗布面S
Fに供給する。このように供給された塗布液Lはノズル
1と基板Sとの間で液留り4を形成するが、ノズル1の
相対移動方向を上方に設定したことで、ノズル1から流
出する塗布液Lに働く重力が塗布液Lの基板への付着を
促進する方向に作用し、その結果基板Sの被塗布面SF
上に形成される塗布膜FLは比較的厚くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示デバイス
(LCD)、プラズマ表示デバイス(PDP)、半導体
デバイスおよび各種電子部品などの製造プロセスにおい
て、LCDまたはPDP用ガラス基板、半導体基板およ
びプリント基板などの各種基板の被塗布面に対して、フ
ォトレジスト膜、カラーフィルタ材、平坦化材、層間絶
縁膜、絶縁膜および導電膜などを形成するために各種塗
布液を毛管現象で汲み上げて塗布する塗布装置および塗
布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示デバイスや半導体デ
バイスなどの製造プロセスにおいて、基板を水平に保っ
た状態で回転させ、その中央部に塗布液を供給して塗布
液に遠心力を与えることで、基板表面上の中央部から外
周部に均一に塗布液を塗布する回転塗布方式が広く利用
されている。
【0003】ところが、この回転塗布方式では、基板の
大型化や角形化の傾向とも相俟って、塗布液を遠心力で
外方に飛ばすため、使用される塗布液の有効利用という
点で無駄があり、塗布液の利用効率が悪かった。また、
角形の基板を水平姿勢で回転させることで、基板の大型
化にも伴って装置も大型化し、その設置スペースも増大
せざるを得なかった。さらに、角形の基板を高速に回転
させると、基板表面に気流の乱れが発生し易く、しか
も、その基板が大型化すると、その回転時における基板
表面上の線速度差が増大することにより、塗布むらや塗
布膜厚の均一性などの塗布品質を確保することが難しく
なっていた。
【0004】そこで、このような回転塗布方式の上記問
題、つまり、塗布液の利用効率の低下、設置スペースの
増大および塗布膜厚の不均一を解決すべく、毛管現象を
利用して基板表面に塗布液を塗布する装置および方法
が、例えば特開平8−24740号公報に提案されてい
る。この提案にかかる塗布装置は、基板を鉛直姿勢また
は傾斜姿勢で保持するとともに、塗布液が貯留された塗
布液槽を有するノズルを、当該基板の表面に近接させた
状態で基板に対して上方から下方に移動させながら、毛
管現象で塗布液槽から汲み上げられた塗布液を基板の表
面に塗布するものである。このように毛管現象を利用す
ることで、優れた利用効率で塗布液を基板表面に均一に
塗布することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように基板を固定する一方、ノズルを上方から下方に移
動させつつ、毛管現象を利用して塗布液を基板表面に塗
布する装置によれば、その特性から、基板表面に形成さ
れる塗布膜は比較的薄いものに限定されてしまい、現状
では比較的厚い塗布膜を優れた利用効率で基板表面に均
一に塗布することができなかった。
【0006】また、塗布膜の膜厚を適宜変更することが
できれば、塗布装置の汎用性が高まり、塗布装置を広範
囲に亘って適用することができるので、塗布装置の技術
的および経済的価値を高めることができる。しかしなが
ら、上記提案にかかる塗布装置では、ノズルを取り替え
る等の煩雑な作業を経ないと、塗布膜の膜厚を変更する
ことができなかった。
【0007】この発明は、上記のような問題に鑑みてな
されたものであり、比較的厚い塗布膜を優れた利用効率
で基板表面に均一に塗布することができる塗布装置およ
び塗布方法を提供することを第1の目的とする。
【0008】この発明は、塗布膜の膜厚を容易に変更す
ることができる塗布装置および塗布方法を提供すること
を第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
第1の目的を達成するため、基板を鉛直あるいは傾斜姿
勢で保持する基板保持手段と、塗布液を貯留する塗布液
槽を有し、当該塗布液槽内の塗布液を前記基板保持手段
に保持された基板の被塗布面に向けて供給可能に構成さ
れたノズル手段と、前記基板保持手段に保持された基板
に前記ノズル手段を近接させた状態で、当該基板の被塗
布面に沿って前記ノズル手段を下方から上方に相対的に
移動させる移動手段とを備え、前記移動手段によって前
記ノズルと前記基板とを近接させた状態で相対的に移動
させつつ、毛管現象で前記塗布液槽から汲み上げられた
塗布液を前記基板の被塗布面に塗布している。
【0010】請求項2の発明は、上記第2の目的を達成
するため、請求項1記載の塗布装置において、前記移動
手段を、前記基板保持手段に保持された基板に前記ノズ
ル手段を近接させた状態で、当該基板の被塗布面に沿っ
て前記ノズル手段を上方から下方にも相対的に移動可能
に構成するとともに、前記移動手段を制御することで前
記基板保持手段に保持された基板に近接された前記ノズ
ル手段の前記基板に対する相対移動方向を切り換えて、
前記基板の被塗布面に塗布される塗布液の膜厚を変更す
る制御手段を、さらに備えている。
【0011】請求項3の発明は、上記第1の目的を達成
するため、塗布液を貯留する塗布液槽を有するノズル手
段と、鉛直あるいは傾斜姿勢の基板とを相互に近接させ
た状態で前記ノズル手段を前記基板の被塗布面に対して
下方から上方に相対移動させながら、毛管現象で前記塗
布液槽から汲み上げられた塗布液を前記基板の被塗布面
に塗布している。
【0012】請求項4の発明は、塗布液を貯留する塗布
液槽を有するノズル手段と、鉛直あるいは傾斜姿勢の基
板とを相互に近接させた状態で前記ノズル手段を前記基
板の被塗布面に対して相対移動させながら、毛管現象で
前記塗布液槽から汲み上げられた塗布液を前記基板の被
塗布面に塗布する塗布方法であって、上記第2の目的を
達成するため、前記基板保持手段に保持された基板に近
接された前記ノズル手段の前記基板に対する相対移動方
向を切り換えて、前記基板の被塗布面に塗布される塗布
液の膜厚を変更している。
【0013】請求項1および3の発明では、ノズル手段
と基板とが相互に近接した状態で、ノズル手段が基板の
被塗布面に対して下方から上方に相対移動しつつ、毛管
現象でノズル手段の塗布液槽から汲み上げられた塗布液
が基板の被塗布面に供給されて比較的厚い塗布膜が形成
される。
【0014】請求項2および4の発明では、ノズル手段
と基板とが相互に近接した状態で、ノズル手段が基板の
被塗布面に対して上方あるいは下方に選択的に相対移動
しつつ、毛管現象でノズル手段の塗布液槽から汲み上げ
られた塗布液が基板の被塗布面に供給されて塗布膜が形
成される。ここで、相対移動方向が上方である場合に
は、請求項1および3の発明と同様に比較的厚い塗布膜
が形成される一方、相対移動方向が下方である場合に
は、比較的薄い塗布膜が形成される。そこで、この発明
では、相対移動方向を切り換えることで基板上に形成さ
れる塗布膜の膜厚が変更される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる塗布装
置の一の実施形態を示す斜視図である。この塗布装置
は、鉛直あるいは傾斜姿勢で保持されている基板Sに対
してノズル手段として機能するノズル1を近接させた状
態で基板Sの被塗布面に沿って移動させながら、毛管現
象を利用して塗布液を基板Sの被塗布面に塗布するもの
である。
【0016】この塗布装置では、基板Sを吸着保持すべ
く、壁状に構成されて立設された架台2の表面側中央部
に吸着ステージ3が配設されている。この吸着ステージ
3には、互いに異なる複数の基板サイズに対応するため
に、基板サイズが相互に異なる基板S毎の外周部に対応
した適所に、細長い凹部31が設けられるとともに、各
凹部31を介して吸引可能な吸着部材として機能する吸
盤(図示せず)が出退自在に設けられている。このた
め、処理すべき基板サイズが決まると、突出状態にある
吸盤で基板Sの裏面(塗布処理を施さない面)側を吸着
した後に、吸盤を凹部31内の所定位置に引き込んで収
納することで、被塗布面を外側に向けた状態で基板Sが
吸着ステージ3に吸着保持される。
【0017】なお、この実施形態では、吸着部材として
の吸盤が基板Sの中央部を保持しないように構成されて
いるが、このように構成した理由は、基板Sの中央部は
重要な回路などが配置される部分であり、吸盤による真
空吸引と解除によって温度が下がったり上がったりする
ことで塗布むらとなるのを防止するためである。したが
って、吸盤の形状も基板Sの外周部だけを吸引すべく、
細長い凹部31と同様の細長い吸盤形状に仕上げるのが
望ましい。
【0018】また、この吸着ステージ3による基板Sの
保持状態は、鉛直(垂直)方向であってもよく、また傾
斜した姿勢であってもよく、例えば基板Sが吸着ステー
ジ3の上側に位置するように若干傾いた状態でもよい。
すなわち、この実施形態では、吸着ステージ3が基板S
を鉛直あるいは傾斜姿勢で保持する基板保持手段として
機能している。
【0019】さらに、ここでは、基板保持手段として吸
着ステージ3を採用しているが、基板Sの保持方法はこ
れに限定されるものではなく、基板Sの上下左右を爪状
の部材でひっかけて保持するような構成であってもよい
ことは言うまでもないことである。
【0020】上記のように構成された吸着ステージ3に
対向してノズル1が配置されている(図1)。このノズ
ル1は、図2に示すように、塗布液Lを貯留する塗布液
槽11を有し、当該塗布液槽11内の塗布液Lをノズル
口12から吸着ステージ(基板保持手段)3に保持され
た基板S側(同図の左手側)に向けて供給可能に構成さ
れている。すなわち、ノズル1はノズル本体13を備え
ており、このノズル本体13の内底部に細長い筒状の塗
布液槽11が基板Sの幅方向(同図の紙面に対して垂直
な方向)に延設されている。また、塗布液槽11の内部
に貯留される塗布液Lの液面よりも上方部分において、
塗布液槽11から上方へ連通部14が延設され、この連
通部14には、塗布液槽11内部と連通してその内部を
加圧し、減圧し、または大気開放にするための圧力設定
機構(図示せず)が接続されている。
【0021】また、基板Sの被塗布面と対向する前面壁
部15に塗布液槽11内から外部に斜め上向きに貫通し
た塗布液流出路として機能するスリット16がその幅方
向に形成されている。このスリット16は、塗布液槽1
1の下部とノズル口12との間で直線状に左上向きに傾
斜した状態で連結しており、スリット16の下方端が塗
布液槽11内に開口し、その上方端が水平方向に細長い
ノズル口12となっている。さらに、基板Sの被塗布面
SFと対向する前面壁部15の前端面151は、塗布液
の液溜り4が形成可能なように、基板Sの被塗布面SF
に非接触でかつ所定の隙間5で近接するように配置され
る。ここで、前面壁部15の前端面151の下端は、ス
リット16のノズル口12とその反対側の塗布液槽11
側開口との間の高さに位置するように形成され、前端面
151の上端は、基板Sの被塗布面SFと前面壁部15
の前端面151との間の隙間5を上方へ無限に延長させ
たと仮定した場合にスリット16を通って隙間5内に流
入した塗布液が少なくとも毛管現象によって隙間5内を
上昇するときの到達高さ位置とスリット16のノズル口
12との間に位置するよう形成される。そして、このノ
ズル1の塗布液槽11内には、スリット16の塗布液槽
11側開口と前面壁部15の前端面151の下端との間
の高さまで塗布液Lが注入される。
【0022】さらに、このノズル1には、図1に示すよ
うに、供給チューブ17を介してポンプ18が接続され
ており、このポンプ18を作動させることで、供給チュ
ーブ17を介して外部から塗布液Lを塗布液槽11内に
供給可能に構成している。
【0023】上記のように構成されたノズル1は、次に
説明する移動機構6によって吸着ステージ3に保持され
た基板Sに近接配置されながら、当該基板Sの被塗布面
SF(図2)に沿って移動する。この移動機構6は大き
く分けて、ノズル1を上下方向に移動させる上下移動機
構部61と、ノズル1を基板Sに対して近接させたり、
離間させることで基板Sの被塗布面SFとの間のギャッ
プを変更調整するギャップ可変機構部62と、ノズル1
のノズル口12を基板Sの被塗布面SFと対向させた
り、下向きに変更するノズル回動機構部63とで構成さ
れている。
【0024】この上下移動機構部61は、図1に示すよ
うに、ノズル1を支持するベース部材611を上下方向
に移動させるものであり、次のように構成されている。
【0025】この上下移動機構部61では、架台2の表
面側および裏面側の幅方向両端部の上下位置の4角部に
それぞれ4個の各アイドルギヤ612が2組回転自在に
各軸受部613でそれぞれ軸支されて配設されている。
そして、これらの上部に位置する左右2組の各アイドル
ギヤ612に左右の各スチールベルト614が掛け渡さ
れるとともに、これらのスチールベルト614の端部が
下部に位置するアイドルギヤ612に巻回されている。
また、架台2の表面側において左右の各スチールベルト
614にベース部材611の両端がそれぞれ連結される
一方、裏面側において、同スチールベルト614にバラ
ンスウェイト615の両端がそれぞれ連結されている。
なお、ベース部材611には、ギャップ可変機構部62
およびノズル回動機構部63を介してノズル1が取り付
けられており、架台2の表面側の構成要素(ノズル1、
ポンプ18、ベース部材611、ギャップ可変機構部6
2およびノズル回動機構部63)と、裏面側のバランス
ウェイト615とが、バランスが取れた静止状態で、保
持されるようになっている。
【0026】また、架台2の表面側の両端部にはそれぞ
れ各上下方向に縦型の各リニアモータ616の固定子6
17が配設されており、これら左右の各リニアモータ6
16を駆動制御し、左右のスチールベルト614を同期
して表面側から裏面側に繰り出すことでノズル1を水平
に維持したまま基板Sに対して上方に相対的に移動させ
る一方、逆に巻き戻すことでノズル1を水平に維持した
まま下方に相対的に移動させることができる。すなわ
ち、ノズル1を載置したベース部材611の両端部を各
固定子617に沿って上下に直線移動させる構成となっ
ている。この移動手段としてのリニアモータ616は、
各上下方向に配設された各スチールベルト614にそれ
ぞれ沿ってベース部材611の両端部および各スチール
ベルト614の内側にそれぞれ配設されており、図3に
示すように、幅方向両端部の各レール部617a間にベ
ース部617bを有する固定子617と、ベース部材6
11の両端部裏側の各側壁にそれぞれ各固定子617と
それぞれ対向して配設され、各固定子617の上をスラ
イド自在なスライダ部材618とを有している。このス
ライダ部材618は、その幅方向両側に各レール部61
7aとそれぞれ嵌合して上下方向に案内される各リニア
ガイド部618aと、各リニアガイド部618aの間に
配設されると共に、固定子617のベース部617bに
対向し、図示しない巻線による励磁によって磁力を発生
させる磁気回路部618bと、この磁気回路部618b
の巻線(図示せず)の両端に接続されたコネクタ618
cとを有しており、この磁気回路部618bの励磁によ
る磁力で、スライダ部材618は固定子617の各レー
ル部617aに各リニアガイド部618aで案内されて
上下に移動自在である。このスライダ部材618が、ノ
ズル1を載置したベース部材611の両端部裏側にそれ
ぞれ固着されており、これらの各スライダ部材618の
移動によってベース部材611が上下に移動自在になっ
ている。
【0027】ここでは、ノズル1を載置したベース部材
611の両端部を各固定子617に沿って上下に移動さ
せるように構成したが、ノズル1と基板Sとが被塗布面
に沿って相対的に移動するように構成すればよく、ノズ
ル1を固定して基板Sを吸着ステージ3と共に上下にリ
ニアモータやボールねじなどの移動手段で移動するよう
に構成することもできる。このように、吸着ステージ3
を上下に移動させる方がノズル1を移動させるよりも振
動が少なく、その振動による塗布むら防止などの観点か
ら吸着ステージ3を移動させる方がよいのであるが、吸
着ステージ3を上下に移動させると、装置の高さが倍必
要となり、クリーンルームの天井高さには制限があるの
で、装置の設置が難しいものとなってしまう。なお、図
1中の符号64は配線や薬液供給チューブなどを収容し
たケーブルベアである。
【0028】図4は、移動機構6を構成するギャップ可
変機構部62およびノズル回動機構部63の構成を示す
図である。このギャップ可変機構部62はベース部材6
11上に設けられたものであり、ノズル1と後で説明す
るノズル回動機構部63とを一体的に基板Sに対して接
離方向(同図の左右方向)に移動させるものである。具
体的には、このギャップ可変機構部62は、ステッピン
グモータやサーボモータなどの接離モータ621と、前
後の軸受部622,623で軸支され、この接離モータ
621の回転軸に連結部624を介して連結されたボー
ルねじ625と、このボールねじ625に螺合した移動
部材626と、移動部材626の上端が下面で固着され
ていると共にノズル回動機構部63を支持して基板Sの
被塗布面SFに対してノズル1の前端面151が接近ま
たは離間するようにスライド自在なスライド部材627
とを備えており、接離モータ621によるボールねじ6
25の回転で、移動部材626が、ノズル1およびノズ
ル回動機構部63を載置した状態で前後に移動自在に構
成されている。
【0029】ここでは、ギャップ可変機構部62は中央
部1個所設けているが、ギャップ可変機構部62の配設
数はこれに限定されるものではなく、複数個設けるよう
にしてもよく、例えばギャップ可変機構部62をベース
部材611の左右2個所配設することで次のような効果
が得られる。すなわち、基板Sの幅方向にテーパがあっ
て左右両端部での厚さ寸法に差があるような場合には、
各ギャップ可変機構部62を独立して作動させてノズル
1と基板Sとのギャップ寸法を調整することができる。
【0030】一方、ノズル回動機構部63は上記のよう
に構成されたギャップ可変機構部62上に設けられたも
のである。このノズル回動機構部63では、図示しない
電磁弁で制御されて、ロッド先端部631を伸長位置と
収縮位置との間を移動させるエアーシリンダ632が、
矢印方向Cにシリンダ前方部のピン633を回動中心と
して回動可能に軸支されている。このロッド先端部63
1は、アーム部材634の一方端部と回動可能にピン連
結されてリンク機構を構成しており、アーム部材634
の他方端部は駆動軸635にその長手方向に直交する方
向から回動力を伝達可能に固定されている。この駆動軸
635は、所定幅で水平方向に延びたベース部材636
を下方から支持する支持部材637を横方向に貫通して
固定されている。このベース部材636の前方端縁上側
にはノズル1がそのノズル口12を基板Sの被塗布面S
F側に向けた状態で、ノズル1の長手方向と駆動軸63
5の軸方向が一致する方向になるように取り付けられて
いる。
【0031】図4は、エアーシリンダ632のロッド先
端部631が伸長した場合であり、このとき、ノズル1
のノズル口12は基板Sの被塗布面SFに対向して塗布
可能な状態である。これに対して、エアーシリンダ63
2のロッド先端部631が短縮した場合には、ノズル1
のノズル口12は、2点鎖線で示すように下方を向いて
図示しないノズル洗浄手段により洗浄可能な状態とな
る。このロッド短縮の途中で、ピン633を回動中心と
してエアーシリンダ632が矢印方向Cに揺動しつつロ
ッド先端部631が短縮されることになる。
【0032】このように、この実施形態では、ノズル1
を、上下移動機構部61によって上下方向に移動すると
ともに、ギャップ可変機構部62によって基板Sの被塗
布面SFに対して近接させたり、離間させたりすること
ができるように構成されており、これら上下移動機構部
61およびギャップ可変機構部62を次に説明する制御
構成によって制御することで、ノズル1と基板Sとを相
互に近接させた状態でノズル1を基板Sの被塗布面SF
に対して上方から下方に、また下方から上方に相対的に
移動させることができる。また、基板Sに対するノズル
1の相対移動方向も適宜切り換えることができるように
なっている。なお、基板Sに対するノズル1の相対的な
上下移動方法については、既に上記したようにノズル1
を移動させる代わりに吸着ステージ3を上下移動させた
り、ノズル1および吸着ステージ3のともに移動させる
ように構成してもよい。
【0033】図5は、図1の塗布装置の概略制御構成を
示すブロック図である。この塗布装置では、種々のキ
ー、例えば数字を入力するテンキー、電源のオン・オフ
を入力する電源キー、塗布スタートキー、リニアモータ
616の駆動速度の基準値を任意に手動で設定する速度
設定キーおよび、接離モータ621を駆動させて基板S
の被塗布面SFとノズル口12との隙間5を調整する隙
間設定キー、基板サイズ、基板厚さ、基板Sに対するノ
ズル1の相対移動方向、塗布液粘度および塗布膜厚など
を設定する各種設定キーなどを適当に配置してなる操作
部71が設けられており、この操作部71を介して入力
されたデータや指令などが制御部72に入力されるよう
に構成されている。
【0034】この制御部72は、ROM73およびRA
M74に接続されており、ROM73内に登録された各
制御プログラムで用いる制御データや、上記のように操
作部71から入力されたデータなどをRAM74内に書
き込み可能となっている。
【0035】また、これらの操作部71、ROM73お
よびRAM74が接続される制御部72は、リニアモー
タ駆動回路75を介してリニアモータ616に接続され
ており、ROM73内に登録されたリニアモータ駆動制
御プログラムと、操作部71から入力され、リニアモー
タ駆動制御プログラムに対応した制御データに基づい
て、制御部72は、その制御信号をリニアモータ駆動回
路75に出力し、リニアモータ駆動回路75がリニアモ
ータ616を駆動してベース部材611上のノズル1を
基板Sの被塗布面SFに対する所定上下位置に移動自在
に制御可能である。また、制御部72は、ROM73内
に登録されたリニアモータ駆動制御プログラムと、基板
サイズ、塗布液粘度および塗布膜厚などの各種設定キー
からの入力や、操作部71の塗布スタートキーの入力に
よって、リニアモータ駆動制御プログラムに対応した制
御データに基づいて、リニアモータ駆動回路75を介し
てリニアモータ616を駆動して所定速度で、しかも操
作部71で設定された相対移動方向でノズル走行させつ
つ塗布可能なように制御するようになっている。
【0036】さらに、制御部72は、接離モータ駆動回
路76を介して接離モータ621に接続されており、R
OM73内に登録された接離モータ駆動制御プログラム
と、操作部71から入力され、接離モータ駆動制御プロ
グラムに対応した制御データに基づいて、制御部72
は、その制御信号を接離モータ駆動回路76に出力し、
接離モータ駆動回路76が接離モータ621を駆動して
ベース部材611上のノズル1を基板Sの被塗布面SF
に対して接近または離間させるように制御する。
【0037】以上のように、このように構成された塗布
装置は、提案例にかかる塗布装置と同様に、塗布液Lが
貯留された塗布液槽11を有するノズル1を、基板Sの
被塗布面SFに近接させた状態で基板Sに対して上方か
ら下方に移動させながら、毛管現象で塗布液槽11から
汲み上げられた塗布液Lを基板Sの被塗布面SFに塗布
する(以下「下降塗布処理」という)のみならず、ノズ
ル1を基板Sの被塗布面SFに近接させた状態で基板S
に対して下方から上方に移動させながら、毛管現象で塗
布液槽11から汲み上げられた塗布液Lを基板Sの被塗
布面SFに塗布する(以下「上昇塗布処理」という)こ
とができるように構成されており、操作部71で設定さ
れる相対移動方向に応じて上昇および下降塗布処理のい
ずれか一方が行われる。以下、図6ないし図9を参照し
つつ図1の塗布装置の動作について説明する。
【0038】まず、所定の塗布液を塗布処理する基板S
を搬送ロボット(図示せず)などによって搬送後に、基
板Sの外周部を吸着ステージ3の複数の吸盤に対応させ
た状態で所定の位置に位置決めして、基板Sの被塗布面
を外側に向けた状態で基板Sを各吸盤で吸着する。さら
に、各吸盤を吸着ステージ3の凹部31内の所定位置に
引き込んで収納することで基板Sを保持する。
【0039】次に、ノズル1内の塗布液槽11に所定量
の塗布液Lを、図1のベース部材611上に載置された
ポンプ18にて所定の供給速度で供給チューブ17を介
して供給する。この塗布液槽11への塗布液Lの供給
は、ノズル1の停止中に行う方がよい。これは、塗布中
に塗布液槽11に塗布液Lの供給を行えば、塗布液槽1
1内の塗布液Lの液面が揺れて、その高さが変化する液
面に応じた波動がノズル口12を介して伝播して塗布む
らとなる虞があるためである。
【0040】このようにして、塗布液槽11に所定量の
塗布液Lを供給した後に、制御部72は、操作部71を
介して入力された相対移動方向をはじめとする各種の設
定キー入力に応じて基板Sの被塗布面に対する原点位置
にノズル1の位置決めするべく、ノズル1と共にベース
部材611をリニアモータ616によって移動させる。
例えば、相対移動方向としてノズル1を上方から下方に
移動させる旨が設定されている(下降塗布処理)場合に
は、図6に実線で示すように、基板Sの上端側に移動さ
せる一方、逆に相対移動方向としてノズル1を下方から
上方に移動させる旨が設定されている(上昇塗布処理)
場合には、図8に実線で示すように、基板Sの下端側に
移動させる。このとき、ROM73内に登録されたリニ
アモータ駆動制御プログラムとその制御データ(相対移
動方向に関するデータを含む)に基づいて、制御部72
が、その制御信号をリニアモータ駆動回路75に出力す
ることで、リニアモータ駆動回路75がリニアモータ6
16を駆動してベース部材611上のノズル1を基板S
の被塗布面SFに対する所定の塗始め位置に原点復帰さ
せることができる。この場合の制御データは、基板Sの
保持位置が精密な場合には、登録された原点データであ
り、また、マニュアル的に操作部71から所定の高さ位
置が入力されたデータであってもよい。さらに、塗布液
Lの塗始め位置に原点センサ(図示せず)を設けて、そ
の原点センサ(図示せず)がベース部材611を検知す
る所定の塗始め位置で、制御部72がベース部材611
を停止するようにリニアモータ駆動回路75を介してリ
ニアモータ616を駆動制御してもよい。
【0041】さらに、基板Sの被塗布面SFとノズル1
のノズル口12との所定のギャップ寸法に変更するべ
く、接離モータ621の駆動によるボールねじ625お
よび移動部材626によりノズル1のノズル口12を基
板Sの被塗布面SFに対して接近するように移動させ
る。このとき、ROM73内に登録された接離モータ駆
動制御プログラムとその制御データに基づいて、制御部
72が、その出力制御信号を接離モータ駆動回路76に
出力し、接離モータ駆動回路76が接離モータ621を
駆動してベース部材611上のノズル1を基板Sの被塗
布面SFに対する所定のギャップ位置に移動させる。こ
の場合の制御データは、塗布液Lの粘度や必要塗布膜
厚、塗布速度などの各種塗布条件に応じて設定され登録
されたギャップデータ(所定ギャップ位置データ)であ
ってもよく、また、これらの各種条件に応じた実験デー
タを参照してマニュアル的に操作部71から入力された
ギャップデータであってもよい。この所定のギャップ位
置にノズル1を移動させたとき、前記圧力設定機構を動
作させて塗布液槽11内の圧力を大気圧とするかまたは
一時的に高めるなどにより基板Sの被塗布面SFとノズ
ル1の前端面151との間には、塗布液Lが毛管現象な
どで塗布液槽11内からスリット16を通って汲み上げ
られて流入し、液溜り4が形成される。
【0042】さらに、基板Sの被塗布面SFに所定の塗
布膜厚で塗布するべく、操作部71の塗布スタートキー
を操作すると、前記圧力設定機構により塗布液槽11内
を大気開放にするとともにROM73内に登録されたリ
ニアモータ駆動制御プログラムと所定の相対移動方向お
よび塗布膜厚に応じた制御データとに基づいて、制御部
72は、その出力制御信号をリニアモータ駆動回路75
に出力し、リニアモータ駆動回路75がリニアモータ6
16を駆動してベース部材611をノズル1と共に基板
Sの被塗布面SFに対して上方あるいは下方に選択的に
移動させてノズル走行を行ないつつ基板Sの被塗布面S
Fに対して塗布液を塗布する。
【0043】ここで、相対移動方向として下方が設定さ
れている(下降塗布処理)場合には、図6に示すよう
に、ノズル1が上方から下方に移動する。このように下
降塗布処理を行うと、結果として、比較的薄い塗布膜F
Lが形成される。この場合、図7に示すように、重力G
の影響を受けて比較的小さな曲率半径を有するメニスカ
ス41が液溜り4に形成されていると考えられ、この液
溜り4から供給された塗布液が基板Sの被塗布面SF上
に塗布されて比較的薄い塗布膜FLが塗布される。
【0044】一方、相対移動方向として上方が設定され
ている(上昇塗布処理)場合には、図8に示すように、
ノズル1が下方から上方に移動する。このように上昇塗
布処理を行うと、結果として、比較的厚い塗布膜FLが
形成される。この場合、図9に示すように、重力Gの影
響を受けて下降塗布処理の場合とは逆に、液溜り4に形
成されるメニスカス41の曲率半径は比較的大きくなっ
ていると考えられ、またノズル1から流出する塗布液L
に作用する重力が塗布液Lの基板Sへの付着を促進する
方向に作用していると考えられ、基板Sの被塗布面SF
上に形成される塗布膜FLは比較的厚くなる。
【0045】以上のように、この実施形態にかかる塗布
装置によれば、基板S上に比較的薄い塗布膜FLのみな
らず、比較的厚い塗布膜FLを塗布することができる。
しかも、従来の回転塗布方式のように基板Sを水平に支
持せず基板Sを立設するために、その設置スペースの縮
小を図ることができ、また、従来の回転塗布方式のよう
に基板Sを回転させた遠心力で塗布液を周りに振りきり
つつ塗布するのではなく、立設した基板Sに対して、基
板Sの被塗布面に沿ってノズル1をリニアモータ616
で移動させつつ、毛管現象で供給された塗布液を基板S
の被塗布面に塗布するため、塗布液の節約を図ることが
できる。しかも、液溜り4の塗布液Lは、基板Sの被塗
布面SFに塗布されていくに従って消費されるが、大気
開放されたノズル1の塗布液槽11の塗布液Lにかかる
大気圧と毛管現象などによって、その消費量とほぼ同等
の塗布液Lが塗布液槽11内から隙間5内に供給される
ため、隙間5の塗布液量は常にほぼ一定に保持されて塗
布膜の膜厚を均一にすることができる。
【0046】また、この塗布装置では、互いに膜厚の異
なる2種類の塗布膜を基板S上に塗布することができ、
しかも操作部71の設定キーにより上昇塗布処理を行う
のか、下降塗布処理を行うのかを選択的に設定すること
のみで塗布膜の膜厚を容易に変更することができる。
【0047】なお、上記においては、上昇および下降塗
布処理を選択的に行うことができる塗布装置について説
明したが、上昇塗布処理のみを行うように構成してもよ
く、この場合、塗布膜の膜厚を容易に切り換えることは
できないものの、提案例にかかる塗布装置によって形成
される塗布膜よりも厚い塗布膜を形成することができ
る。
【0048】
【実施例】上記のように上昇塗布処理により得られる塗
布膜が下降塗布処理により得られる塗布膜よりも厚く形
成されることを示したが、実際にノズル1を種々の走行
速度(塗布速度)で上方あるいは下方に移動させなが
ら、基板Sに塗布される塗布膜FLの膜厚(塗布膜厚)
を測定したところ、図10に示す結果が得られた。な
お、同図において、実線が上昇塗布処理により得られた
塗布膜の膜厚を示す一方、破線が下降塗布処理により得
られた塗布膜の膜厚を示している。
【0049】同図から明らかなように、上昇塗布処理に
より得られる塗布膜は下降塗布処理により得られる塗布
膜の約3倍にも達しており、本発明による塗布装置によ
れば厚い塗布膜を形成することができる。
【0050】なお、同図に示すように、ノズル走行速度
の上昇に伴って塗布膜厚が厚くなる。したがって、上記
の実施形態では、基板Sに対するノズル1の相対移動方
向を切り換えることで塗布膜の膜厚を変更しているが、
相対移動方向を変更する代わりに、ノズル走行速度を変
更することで塗布膜厚を変更することができる。しかし
ながら、その変化量は相対移動方向の切り換えによる塗
布膜厚の変化量に比べて小さく、塗布膜厚を大きく変更
する上では、相対移動方向を切り換える本発明の方がよ
り有効であるといえる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、請求項1および3の発明
によれば、ノズル手段と基板とを相互に近接した状態で
ノズル手段を基板の被塗布面に対して下方から上方に相
対移動しつつ、毛管現象でノズル手段の塗布液槽から汲
み上げられた塗布液を基板の被塗布面に供給するように
構成しているので、比較的厚い塗布膜を形成することが
できる。
【0052】また、請求項2および4の発明によれば、
ノズル手段と基板とを相互に近接した状態でノズル手段
を基板の被塗布面に対して上方あるいは下方に選択的に
相対移動しつつ、毛管現象でノズル手段の塗布液槽から
汲み上げられた塗布液を基板の被塗布面に供給して塗布
膜を形成するように構成しているので、相対移動方向の
切り換えのみで塗布膜の膜厚を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる塗布装置の一の実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1の塗布装置で採用されているノズルの概略
構成を示す断面図である。
【図3】図1の塗布装置で採用されているリニアモータ
の概略構成を示す斜視図である。
【図4】移動機構を構成するギャップ可変機構部および
ノズル回動機構部の構成を示す図である。
【図5】図1の塗布装置の概略制御構成を示すブロック
図である。
【図6】下降塗布処理における図1の塗布装置の動作を
示す図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】上昇塗布処理における図1の塗布装置の動作を
示す図である。
【図9】図8の部分拡大図である。
【図10】図1の塗布装置における上昇及び下降塗布処
理によって得られる塗布膜厚の変化の様子を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 ノズル 3 吸着ステージ(基板保持手段) 5 隙間 6 移動機構 11 塗布液槽 61 上下移動機構部(移動手段) 62 ギャップ可変機構部(移動手段) FL 塗布膜 L 塗布液 SF 被塗布面 S 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を鉛直あるいは傾斜姿勢で保持する
    基板保持手段と、 塗布液を貯留する塗布液槽を有し、当該塗布液槽内の塗
    布液を前記基板保持手段に保持された基板の被塗布面に
    向けて供給可能に構成されたノズル手段と、 前記基板保持手段に保持された基板に前記ノズル手段を
    近接させた状態で、当該基板の被塗布面に沿って前記ノ
    ズル手段を下方から上方に相対的に移動させる移動手段
    とを備え、 前記移動手段によって前記ノズルと前記基板とを近接さ
    せた状態で相対的に移動させつつ、毛管現象で前記塗布
    液槽から汲み上げられた塗布液を前記基板の被塗布面に
    塗布することを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗布装置において、前記
    移動手段は、前記基板保持手段に保持された基板に前記
    ノズル手段を近接させた状態で、当該基板の被塗布面に
    沿って前記ノズル手段を上方から下方にも相対的に移動
    可能となっており、しかも、 前記移動手段を制御することで前記基板保持手段に保持
    された基板に近接された前記ノズル手段の前記基板に対
    する相対移動方向を切り換えて、前記基板の被塗布面に
    塗布される塗布液の膜厚を変更する制御手段を、さらに
    備えたことを特徴とする塗布装置。
  3. 【請求項3】 塗布液を貯留する塗布液槽を有するノズ
    ル手段と、鉛直あるいは傾斜姿勢の基板とを相互に近接
    させた状態で前記ノズル手段を前記基板の被塗布面に対
    して下方から上方に相対移動させながら、毛管現象で前
    記塗布液槽から汲み上げられた塗布液を前記基板の被塗
    布面に塗布することを特徴とする塗布方法。
  4. 【請求項4】 塗布液を貯留する塗布液槽を有するノズ
    ル手段と、鉛直あるいは傾斜姿勢の基板とを相互に近接
    させた状態で前記ノズル手段を前記基板の被塗布面に対
    して相対移動させながら、毛管現象で前記塗布液槽から
    汲み上げられた塗布液を前記基板の被塗布面に塗布する
    塗布方法であって、 前記基板保持手段に保持された基板に近接された前記ノ
    ズル手段の前記基板に対する相対移動方向を切り換え
    て、前記基板の被塗布面に塗布される塗布液の膜厚を変
    更することを特徴とする塗布方法。
JP9222749A 1997-08-19 1997-08-19 塗布装置および塗布方法 Withdrawn JPH1157571A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002239446A (ja) * 2001-02-14 2002-08-27 Chugai Ro Co Ltd 基板塗布装置

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