JPH1157821A - 圧延機の中間ロール及びこれを用いた圧延形状制御方法 - Google Patents
圧延機の中間ロール及びこれを用いた圧延形状制御方法Info
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- JPH1157821A JPH1157821A JP9230627A JP23062797A JPH1157821A JP H1157821 A JPH1157821 A JP H1157821A JP 9230627 A JP9230627 A JP 9230627A JP 23062797 A JP23062797 A JP 23062797A JP H1157821 A JPH1157821 A JP H1157821A
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Abstract
ロールの形状を変えるだけで、板幅クォータ部における
複合伸び形状に対する修正制御を可能とする。 【解決手段】 中間ロール40のテーパー部40A以外
の部分40Bに、上下の中間ロールで点対称となる5次
又は、それ以上の多次曲線からなる軸方向ロールプロフ
ィールを付与して、軸方向のシフトによりロールギャッ
プを可変とする。
Description
ル、及び、これを用いた圧延形状制御方法に係り、特
に、6段HC(高クラウン)ミルに用いるのに好適な、
板幅クォータ部の局部伸びを制御することが可能な圧延
機の中間ロール、及び、これを用いた圧延形状制御方法
に関する。
質材を圧延するための圧延機として、図11に例示する
如く、圧延材8を圧延する作業ロール12と、該作業ロ
ール12を支持する支持ロール16の中間に、軸方向一
端にテーパー部14Aが形成された中間ロール14を配
置した6段HCミル10が用いられるようになってきて
いる。
材8の形状を制御する際には、図12に例示する如く、
作業ロール12や中間ロール14の両端を曲げるロー
ルベンダー(図12では作業ロールベンダー20)、
ロール左右の傾きをレベル調整する圧下レベリング2
2、作業ロール12や中間ロール14の軸方向へのロ
ールシフト(図12では中間ロールシフト24)、ミ
ル10の出側で圧延材8を冷却するクーラントの制御
(ゾーンクーラント26又はスポットクーラント28)
等が知られており、ミル10の出側に設置された形状検
出器30により検出される圧延材8の幅方向伸び率差に
基づく形状判定器32での判定結果、あるいは、目視に
よる形状判定結果により、それぞれの伸び成分に対応し
て、適切なアクチュエータを用いた制御を実施してい
る。例えば、形状判定結果の1次関数成分は、圧下レベ
リング22で制御され、同じく2次関数成分は、作業ロ
ールベンダー20で制御され、局部伸びは、スポットク
ーラント28の圧延材幅方向(ロール軸方向)噴射位置
で制御される。又、前記ゾーンクーラント26及び中間
ロールシフト24は、初期設定モデル34によって制御
される。図において、18は、圧延後の圧延材8を巻き
取るための巻取機である。
非対称1次、対称2次の形状不良に関しては、それぞれ
圧下レベリング22、作業ロールベンダー20、中間ロ
ールシフト24により修正が可能である。一方、局部伸
びや板幅クォータ部の複合伸びに対しては、スポットク
ーラント28やゾーンクーラント26等のクーラント制
御を併用して対応している。
ント制御は応答性が劣るため、これだけでは、圧延材の
局部伸びや複合伸びに対して、十分な修正能力が得られ
ないという問題点があった。
ールに初期クラウンを付けて、圧延材8の形状品質を向
上させる試みとしては、特開昭62−263805に、
作業ロールに、3次関数曲線のS字状初期クラウンを付
与して、板幅クォータ(1/4)部の複合伸びの発生を
防止する方法が提案され、特公平5−71323に、作
業ロールや中間ロールに3次曲線のS字状初期クラウン
を付与することが記載され、特公平5−41323に、
中間ロールに2周期分の正弦波状初期クラウンを持たせ
ることが記載され、特開平3−13218に、作業ロー
ルと中間ロールの両者に3次曲線や5次曲線の初期クラ
ウンや、2周期分の正弦波状初期クラウンを持たせるこ
とが記載されている。
クラウンを付ける試みも、十分な効果を上げていなかっ
た。
ル14にベンダーを設けて、作業ロールベンダー20と
の組合せで板幅クォータ部の局部伸びを制御することも
提案されているが、圧延機の大幅な改造が必要となり、
コストアップするため、既存の中間ロールベンダー機能
を持たないHCミルに適用するのは困難であった。
くなされたもので、中間ロールベンダー機能を持たない
HCミルにおいても、中間ロールのプロフィールを変更
するのみで、局部伸びや複合伸びの修正能力を高めるこ
とを課題とする。
テーパーが形成され、作業ロールと支持ロールの間に、
軸方向にシフト可能な状態で配設される圧延機の中間ロ
ールにおいて、前記テーパー以外の部分に、上下の中間
ロールで点対称となる5次又は、それ以上の多次曲線か
らなる軸方向ロールプロフィルを付与し、軸方向へのシ
フトにより、ロールギャップを可変とすることにより、
前記課題を解決したものである。
圧延材の板幅に応じてプリセットし、圧延機出側の圧延
材形状に応じて修正することにより、板幅クォータ部の
局部伸びを制御するようにして、同じく前記課題を解決
したものである。
となっているクォータ伸びの制御を目的として、中間ロ
ールに5次以上の高次の初期クラウンを付与して軸方向
にシフトした場合の板形状に及ぼす影響を調査した。
高次曲線を付与する必要があり、まず、中間ロール形状
を、図1に示す如く、軸方向位置の5次式とした場合に
ついて検討した。作業ロールのバレル長で正規化された
座標をx(−1≦x≦1)、作業ロールのバレル長の半
分の長さで正規化された上ロールのシフト量をSu 、同
じく作業ロールのバレル長の半分の長さで正規化された
下ロールのシフト量をSL とし、図1で右に移動する場
合を正とすると、上ロールの下面形状yU 、下ロールの
上面形状yL 、ロールギャップ形状gは、それぞれ次の
(1)、(2)、(3)式で表わされる。
形状yL が点対称であるという条件を使って、ai=b
i≡ci(i=0〜5)、SU =−SL ≡Sとすると、
ロールギャップ形状g(x)は、次式で表わされる。
と、次式のようになる。
第2項が2次項、第3項が4次項であり、0次項は圧下
レベリングにより修正され、2次項は作業ロールベンダ
ーにより修正できるので、4次項がクォータ部を制御す
るための項となる。
ップ形状g(x)は左右対称となり、座標xの偶数時の
項のみが残る。ここで、g(x)の極値は、g′(x)
=0より、次式に示す如くとなる(図2参照)。
上の係数及びシフト位置で変化する。従って、クォータ
部に極値が来るようにし、且つ極値の位置を変化させる
ことによって、クォータ部の局部伸びを制御することが
できる。
プ形状g(x)に3次の項までしか残らないので、クォ
ータ部の制御には適さない。特に、3次曲線であると、
ロールギャップ形状が2次の曲線となるため、ロールベ
ンダーで制御でき、意味がない。
には、ロールギャップ形状が偶数次となり、左右対称形
となるので、左右同時に制御することができる。
ロールギャップ形状が奇数次となるため、左右非対称と
なり、制御は複雑となるが、左右別々のクォータ制御を
行うことが可能となる。
下中間ロールのロールプロフィールの例を図3に、その
ときのロールシフト時のロールギャッププロフィールの
変化を図4に示す。
るように5次以上の曲線からなる、わずかな初期クラウ
ンを付与することによって、図4に示した如く、板幅中
央部に比べてクォータ部におけるロールギャップが広が
り、クォータ伸びの発生を防止すると共に、中間ロール
シフトにより、クォータ部のロールギャップを変化さ
せ、高応答でクォータ伸びに対する制御を行うことが可
能となる。
板幅に応じてプリセットし、ミル出側の形状検出器の実
績に応じて修正することができる。
の操業とさほど変える必要がない。
施形態を詳細に説明する。
く、従来例と同様の6段HCミルにおいて、テーパー以
外の部分40Bに、上下中間ロールで点対称となる5次
曲線からなる軸方向ロールプロフィールが付与された中
間ロール40を組み込んだものである。他の点に関して
は、従来例と同様であるので、説明は省略する。
は、形状制御性及び操業性を考慮して、50〜2000
μmの範囲とすることができる。
延材8の板幅に応じてプリセットし、ミル出側の形状検
出器30の実績に応じて、制御する。
の山なり側にテーパー部40Aが設けられているので、
5次曲線とテーパーが滑らかに繋がり、砥石等による中
間ロールの加工(研磨)が容易である。
実施形態に限定されず、図6に示す第2実施形態のよう
に、5次曲線部40Bの平坦側にテーパー部40Aを設
けることも可能である。
ル14を使用した場合(図7)と、本発明により5次曲
線形状を付与した中間ロール40を使用した場合(図
8、9)における、圧延材の幅方向伸び率差を板幅毎に
比較して示す。
70mm、板幅800〜1600mmの各サイズで実施
し、中間ロールの初期クラウンは、最大振幅200μm
のものを使用した。その他の実験条件は、図10に示す
とおりである。
びを生じ、広幅になるほど、幅方向伸び率差が大きくな
る傾向にある。これに対して本発明による場合には、中
間ロールに5次曲線形状を付与することにより、ロール
間ギャップを4次関数として制御することができるた
め、図8に示す如く、圧延材形状を、クォータ伸びから
単純腹伸び(対称二次成分)へと変えることができる。
又、圧延材の幅方向伸び率差を測定したデータをフィー
ドバックして、作業ロール(WR)ベンダーを最適化す
ることにより、図9に示す如く、幅方向伸び率差を従来
の1/3以下のレベルまで低減できるという良好な結果
が得られた。
ダーを用いることなく、中間ロールのプロフィールを変
更するのみで、板幅クォータ部における複合伸び形状を
単純腹伸び形状へと修正でき、作業ロールベンダーとの
併用でフラットな形状を得ることができる。従って、中
間ロールベンダーの追加という設備改造が不要であり、
比較的安価に実施が可能である。
プロフィールとロールギャップ形状の関係の例を示す線
図
のプロフィールの例を示す線図
間ギャップの変化状態の例を示す線図
込まれた6段HCミルの構成を示す正面図
示す線図
適化前の圧延材の幅方向伸び率差の例を示す線図
幅方向伸び率差の例を示す線図
示す図表
ルの構成例を示す正面図
ック線図
Claims (2)
- 【請求項1】軸方向端部にテーパーが形成され、作業ロ
ールと支持ロールの間に、軸方向にシフト可能な状態で
配設される圧延機の中間ロールにおいて、 前記テーパー以外の部分に、上下の中間ロールで点対称
となる5次又は、それ以上の多次曲線からなる軸方向ロ
ールプロフィルが付与され、 軸方向へのシフトにより、ロールギャップが可変とされ
ていることを特徴とする圧延機の中間ロール。 - 【請求項2】請求項1に記載の中間ロールの軸方向シフ
ト位置を、圧延材の板幅に応じてプリセットし、 圧延機出側の圧延材形状に応じて修正することにより、 板幅クォータ部の局部伸びを制御することを特徴とす
る、前記中間ロールを用いた圧延形状制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23062797A JP3803761B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 圧延機、その制御方法及び圧延形状制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23062797A JP3803761B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 圧延機、その制御方法及び圧延形状制御方法 |
Publications (2)
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| JPH1157821A true JPH1157821A (ja) | 1999-03-02 |
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| JP23062797A Expired - Fee Related JP3803761B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 圧延機、その制御方法及び圧延形状制御方法 |
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1997
- 1997-08-27 JP JP23062797A patent/JP3803761B2/ja not_active Expired - Fee Related
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