JPH1158656A - 液体容器用原紙およびこれを用いた液体容器 - Google Patents

液体容器用原紙およびこれを用いた液体容器

Info

Publication number
JPH1158656A
JPH1158656A JP22394897A JP22394897A JPH1158656A JP H1158656 A JPH1158656 A JP H1158656A JP 22394897 A JP22394897 A JP 22394897A JP 22394897 A JP22394897 A JP 22394897A JP H1158656 A JPH1158656 A JP H1158656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid container
pulp
base paper
layer
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22394897A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoko Tsuji
直子 辻
Toshiharu Araki
俊晴 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP22394897A priority Critical patent/JPH1158656A/ja
Publication of JPH1158656A publication Critical patent/JPH1158656A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光をカットできる液体容器用原紙と、アルミニ
ウム箔の替わりにセラミック蒸着フィルムを用いた複合
材料で液体容器を作製し、光及び大気中のガスによる劣
化、変質を防止し内容物を保護することが可能な液体容
器を提供する。 【解決手段】複数のパルプ層を多層化して構成されて液
体容器用原紙10において、内部の層10c、10dは
未晒しパルプ、この層より一廻り外側の層10b、10
fは未晒しパルプと晒しパルプ(白パルプ)の混合、最
外層10a、10gは晒しパルプ(白パルプ)で作成す
る。この液体容器用原紙とセラミック蒸着フィルムをラ
ミネートした複合材料で液体容器を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光によって内容物
の劣化、変質を防止することができる液体容器用原紙と
これを使用した液体容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体容器としてプラスチックボトルが多
く使用されているが、近年、環境問題、リサイクル問
題、省資源を考慮して紙を主体とした液体容器が酒、乳
酸飲料、ジュース類の飲料に使用されている。これらの
液体容器は、主として晒しパルプ(白パルプ)を使用し
た紙に、アルミニウム箔をラミネートさせたものであ
り、アルミニウム箔の遮光性及びガスバリア性で中身の
光による劣化及び大気中のガスとりわけ酸素による酸化
を防止できる構造になっている。
【0003】しかし、最近の環境問題の変化(リサイク
ル法を含めて、アルミニウム箔をラミネートさせたもの
は、焼却及び再生が困難である)に伴い、アルミニウム
箔の替わりにプラスチックフィルムを晒しパルプ(白パ
ルプ)にラミネートした複合材料で作成された液体容器
も使用されてきている。
【0004】前記のプラスチックフィルムの一例とし
て、ポリエステルフィルムに酸化珪素、酸化マグネシウ
ム等を真空蒸着させたセラミック蒸着フィルムはアルミ
ニウム箔と同等なガスバリア性を有している。しかし、
このセラミック蒸着フィルムは紫外光領域の光は吸収し
カットするが、可視光領域及び赤外光領域の光は完全に
吸収されず透過させてしてしまう欠点を有する。
【0005】液体容器の内容物、特に酒類の光による劣
化、変質は主に紫外光領域であるが可視光領域及び赤外
光領域の光でも劣化、変質することが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光をカット
できる液体容器用原紙と、アルミニウム箔の替わりにセ
ラミック蒸着フィルムを用いた複合材料で液体容器を作
製し、光及び大気中のガスによる劣化、変質を防止し内
容物を保護することが可能な液体容器を提供する。
【0007】晒しパルプ(白パルプ)は可視光領域の光
を多く透過させてしまうが、未晒しパルプは可視光領域
及び赤外光領域の光をカットさせることができる。この
ことを利用して、未晒しパルプを主体とした液体容器用
紙とセラミック蒸着フィルムをラミネートした複合材料
で液体容器を作製することにより、紫外光領域のみなら
ず可視光領域及び赤外光領域もカットするため、内容物
を劣化、変質を防止することが可能である。しかし、未
晒しパルプは外観が茶褐色に見えるため、液体容器にこ
のまま用いると、容器全体の外観の見栄えを悪くしてし
まう。未晒しパルプを使用しても液体容器全体の外観を
損なう欠点をカバーすることができる液体容器用原紙を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めになされた請求項1記載の発明は、複数のパルプ層を
多層化して構成されて液体容器用紙において、1層以上
に未晒しパルプを含有する層を設けたことを特徴とする
液体容器用原紙である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記液体容
器用原紙に色インキ層を設けたことを特徴とする請求項
1に記載の液体容器用原紙である。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は請求項2に記載の液体容器用原紙とセラミック蒸着フ
ィルムをラミネートした複合材料を用いて作成されたこ
とを特徴とする液体容器である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明を説明
する。図1は6層のパルプ層からなる液体容器用原紙の
構成断面図を示したものであり、内部の層(10c、1
0d)は未晒しパルプのみで作成され、この内部の層
(10c、10d)の一廻り外側の層(10b、10
f)は、未晒しパルプと晒しパルプを混合させて作成さ
れたパルプ層であり、更に液体容器用原紙の最外層(1
0a、10g)は、晒しパルプ(白パルプ)のみで作成
されている層である。
【0012】図1のような構成にすることで、未晒しパ
ルプ外観の茶褐色を晒しパルプ(白パルプ)で被覆させ
ることにより液体容器用原紙の外観は白色になり、容器
全体の外観の見栄えを損なうことを防いでいる。
【0013】未晒しパルプ層と晒しパルプ層からなる図
1の液体容器用原紙(坪量260g/m2 )と晒しパル
プ層のみからなる液体容器原紙(坪量260g/m2
の光線透過率スペクトルを図5に示す。図1に示した液
体容器用原紙は赤外光領域及び、可視光領域(400n
m〜800nm)において、晒しパルプ層のみからなる
液体容器用原紙に比較して透過率が低く光をカットし、
内容物の光による劣化、変質を防止することが判る。
【0014】図1は、6層構成の液体容器用原紙を例示
したものであり、未晒しパルプを少なくとも1層以上設
けていれば良く目的に合わせて適宜設計するものであ
る。例えば、未晒しパルプ層を中心層にして両面に晒し
パルプ(白パルプ)層を設けた3層構造であっても良
い。
【0015】図2は、液体容器用原紙(10)とセラミ
ック蒸着フィルム(12)とを接着層(14)を介して
ラミネートした複合材料で液体容器を作製した時の構成
断面図である。光は未晒しパルプ層と晒しパルプ(白パ
ルプ)層からなる液体容器用原紙(10)で大部分はカ
ットされ僅かに透過してくる光はセラミック蒸着フィル
ム層で更にカットされほぼ完全にカットされる。光がカ
ットされる量が大きいほど内容物の光による劣化、変質
を防ぐことができる。
【0016】両面に設けられている樹脂層(16、1
8)は液体容器作製時に熱でヒートシールすることがで
きるように設けられているものであり、ポリエチレン、
ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂のシーラント層であ
る。
【0017】図3は、後述する比較例2の晒しパルプ
(白パルプ)層のみからなる液体容器用原紙とセラミッ
ク蒸着フィルムとを接着層(14)を介してラミネート
した複合材料で液体容器を作製した時の構成断面図であ
る。光は晒しパルプ(白パルプ)層のみからなる液体容
器用原紙(20)では、あまりカットされず透過してし
まい、セラミック蒸着フィルム層でもカットされず光が
透過してしまい内容物を劣化、変質させてしまう。
【0018】図4は、後述する比較例1の晒しパルプ
(白パルプ)層のみからなる液体容器用原紙(20)と
アルミニウム箔とを接着層(14)を介してラミネート
した複合材料で液体容器を作製した従来の液体容器の構
成断面図である。光はアルミニウム箔層(30)で完全
にカットされ、内容物の劣化、変質を防止することがで
きる。
【0019】図2の構成にすることにより、未晒しパル
プ層と晒しパルプ層からなる液体容器用原紙で光をカッ
トし、セラミック蒸着フィルムで酸素のガスバリアを付
与させ図4に示すものと同等な光遮光性、ガスバリア性
を有する液体容器を作製することが可能となった。
【0020】本発明の液体容器用原紙に色インキ層を設
けることで更に光を吸収させて透過率を低下させること
ができる。図5に示した通り、本発明の液体容器用原紙
は約650nm〜800nmの光は透過率が約20%〜
40%あり、色インキ層を設けて透過率を低下させると
更に効果を高めることが可能である。とりわけ、長波長
である黄色〜赤色の補色関係にある緑〜青色の色インキ
層を設けることが好ましく光をカットさせる効果が高
い。
【0021】
【実施例】液体容器用原紙(坪量 260g/m2 )に
酸化珪素を蒸着したセラミック蒸着ポリエステルフィル
ムを更に最内面にポリエチレンよりなるシーラントフィ
ルムをラミネートした複合材料で液体容器を作製し、こ
れに日本酒を充填し下記の条件で光照射試験をした。温
度10℃、湿度60%RHで日光に近似したキセノンラ
ンプを用いて光照射した後、日本酒の430nmに於け
る吸光度を測定した。この吸光度の変化が大きい程、内
容物の日本酒が劣化、変質していることを表す特性値で
ある。また光照射試験後、臭気のあるか否か確認した。
比較例1として、従来品の晒しパルプ(白パルプ)のみ
からなる液体容器用原紙にアルミニウム箔をラミネート
し、比較例2として、晒しパルプ(白パルプ)のみから
なる液体容器用原紙にセラミック蒸着ポリエステルフィ
ルムをラミネートし、その他の構成要素は変えないで液
体容器を作製し日本酒を充填し同一条件で比較した。比
較した試験結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】上記の結果から、本発明の液体容器用原紙
を用いることで有効に内容物の劣化、変質を防止するこ
とが確認された。
【0024】
【発明の効果】未晒しパルプを含有する層を設けた液体
容器用原紙を用いると、未晒しパルプで光を遮蔽するこ
とが出来、アルミニウム箔を用いなくても内容物を保護
することが可能な液体容器を提供でき、また未晒しパル
プを用いることで原紙の原価を下げることができる。更
に、色インキ層を液体容器用原紙に付与させるとより光
を遮蔽する効果が高まる。また、アルミニウム箔を用い
ていないので、電子レンジで調理する時火花が飛ばず、
電子レンジでそのまま温めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体容器用原紙の1例である構成図。
【図2】本発明の液体容器用原紙を用いて液体容器作製
時の材料構成図。
【図3】比較例2の液体容器作製時の材料構成図。
【図4】比較例1の液体容器作製時の材料構成図。
【図5】液体容器用原紙の透過率スペクトル。
【符号の説明】
10…未晒しパルプ層と晒しパルプ層からなる液体容器
用原紙 10a、10g…晒しパルプ層 10b、10f…晒しパルプと未晒しパルプからなるパ
ルプ層 10c、10d…未晒しパルプ層 12…セラミック蒸着フィルム層 14…接着層 16…樹脂層 18…樹脂層 20…晒しパルプ層のみからなる液体容器用原紙 30…アルミニウム箔層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 81/30 B65D 81/30 B D21H 11/14 D21H 5/14 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパルプ層を多層化して構成された液
    体容器用原紙において、1層以上に未晒しパルプを含有
    する層を設けたことを特徴とする液体容器用原紙。
  2. 【請求項2】前記液体容器用紙に色インキ層を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の液体容器用原紙。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の液体容器用
    原紙とセラミック蒸着フィルムをラミネートした複合材
    料を用いて作成されたことを特徴とする液体容器。
JP22394897A 1997-08-20 1997-08-20 液体容器用原紙およびこれを用いた液体容器 Pending JPH1158656A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22394897A JPH1158656A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 液体容器用原紙およびこれを用いた液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22394897A JPH1158656A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 液体容器用原紙およびこれを用いた液体容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1158656A true JPH1158656A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16806215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22394897A Pending JPH1158656A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 液体容器用原紙およびこれを用いた液体容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1158656A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036422A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Chuko Kasei Kogyo Kk 包装シート
CN106564221A (zh) * 2016-11-04 2017-04-19 无锡普爱德环保科技有限公司 一种除湿转轮制造用混合纤维复合纸板
KR20220167814A (ko) * 2021-06-14 2022-12-22 백은주 액체화장품용 재활용 용기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036422A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Chuko Kasei Kogyo Kk 包装シート
CN106564221A (zh) * 2016-11-04 2017-04-19 无锡普爱德环保科技有限公司 一种除湿转轮制造用混合纤维复合纸板
KR20220167814A (ko) * 2021-06-14 2022-12-22 백은주 액체화장품용 재활용 용기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1504894B1 (en) Method for producing lightproof paper packaging material, lightproof paper packaging material, semi-paper packaging material and lightproof paper packaging container
EP0931646B1 (en) Improvements in or relating to laminates and packaging materials
JP4627187B2 (ja) 包装材料および包装容器
JPH1158656A (ja) 液体容器用原紙およびこれを用いた液体容器
JP2003170536A (ja) 包装材料およびそれを用いた包装容器
JP2004284316A (ja) 半透明遮光包装材およびそれを用いた包装袋
JP2002255158A (ja) 紙製液体容器
JP2011046413A (ja) 耐水性を有する紙カップとその製造方法
WO2003031278A1 (en) Packaging materials and pacaking containers using the same
JP3690089B2 (ja) 遮光カップ
JPH07286263A (ja) 包装材
JP3916128B2 (ja) 包装材料およびそれを用いた包装容器
JP2000280394A (ja) 遮光性包装材
JP2000238835A (ja) 包装体用フィルム
JP2004066769A (ja) 遮光性包装材料、遮光性包装材料の製造法及び遮光性包装容器
JP5055804B2 (ja) 包装袋
JP2012192965A (ja) 電子レンジ調理用包装容器およびそれを用いた包装体
JPH06238834A (ja) 紙製液体容器
JP3813225B2 (ja) バッグインボックス
JP7559572B2 (ja) 遮光包装体
JP6326794B2 (ja) 紙カップ
JPH0453943Y2 (ja)
JP2000203557A (ja) 紙製液体容器材料及び紙製液体容器
JPS6218450Y2 (ja)
JP3079816B2 (ja) 紙製液体容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040617

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060620

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070731

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02