JPH1158657A - 不燃積層シート及び不燃容器 - Google Patents

不燃積層シート及び不燃容器

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JPH1158657A
JPH1158657A JP9230493A JP23049397A JPH1158657A JP H1158657 A JPH1158657 A JP H1158657A JP 9230493 A JP9230493 A JP 9230493A JP 23049397 A JP23049397 A JP 23049397A JP H1158657 A JPH1158657 A JP H1158657A
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JP
Japan
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combustible
sheet
paper
laminated
container
Prior art date
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JP9230493A
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English (en)
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Susumu Mizukami
進 水上
Toshio Haga
敏雄 羽賀
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S S SHII KK
Original Assignee
S S SHII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性の良好な不燃積層シート及び不燃容器
とする。 【解決手段】 不燃繊維シート1と、金属箔により裏打
ちされた紙2と、熱溶着性を有するプラスチックシート
3を積層して不燃積層シートとし、この不燃積層シート
をブランクの素材として利用することにより各種の容器
を紙器の要領で製作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は不燃繊維を使用し
た積層シート及び不燃容器に関し、例えば煙草の灰皿、
防災用容器等各種の用途に使用することを目的に創作さ
れたものである。
【0002】
【従来の技術】高熱の環境下でも燃えない不燃性の繊維
シート(以下、「不燃繊維シート」と称する)が公知で
あり、例えばガラス繊維や炭素繊維からなる無機繊維シ
ートがよく知られている(例えば、旭化成工業株式会社
製の商品名「ラスタン」、東邦レーヨン株式会社製の商
品名「パイロメックス」等)。
【0003】一方、従来のガラスや磁気等の硬質素材に
代え、上記の不燃繊維シートを使用した灰皿マットや携
帯用の灰皿も公知である。
【0004】灰皿マットは実開昭59−77899号公
報において公知のものであり、不燃繊維シートに難燃性
のプラスチックシートを裏打ちしたものを、そのまま灰
皿の下にマット状に敷いて使用に供する。
【0005】又、携帯用の灰皿は実開昭62−1136
94号及び実開平2−134896号において公知のも
のであり、前者のものは不燃繊維シートをそのまま容器
状に折り曲げ、又後者のものは不燃繊維シートに金属コ
ートしたものを袋状としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術においては不燃繊維シートは殆どそのままの状態で使
用されており、プラスチックシートを裏打ちしたり、金
属コートしたとしてもその本質は布地であり剛性に欠け
ることに変わり無かった。一方、不燃繊維を使用して例
えば煙草の灰皿、防災用容器等を製作する場合はある程
度の剛性が必要であり、反面、加工を容易にするために
可撓性や折曲性を持たせることも必要であった。そこ
で、従来、袋を外袋と内袋の二重構造として、外袋をあ
る程度の剛性を有するプラスチックシートにより組み立
てると共に、内袋を不燃繊維シートにより組み立て、そ
れぞれの組み立て・接合後、内袋を外袋内に収容して接
合する袋状の携帯用灰皿が提案されていた。
【0007】しかしながら、この場合には内袋と外袋を
別途に製作しなくてはならず、裁断、組み立て、接合の
手間が二重となり、更に、内袋を外袋内に収容して接合
する手間も必要となり製造コストが高くなる問題を生じ
た。
【0008】この発明は以上の従来技術の問題点を解決
することを目的として創作されたものであり、本明細書
においては各種の用途に使用できる不燃積層シートに関
する2つの発明と、これらを利用した不燃容器の発明を
開示する。
【0009】先ず、不燃積層シートに関する第1の発明
は不燃繊維シートに、金属箔により裏打ちされた紙を積
層したことを特徴とする。
【0010】よって、この発明の不燃積層シートによれ
ば、金属箔により裏打ちされた紙を積層することによ
り、積層シートに可撓性を保った上で適度の剛性を与え
ることができる共に、適度の折曲性を得ることもでき、
ブランクの素材にこの不燃積層シートを利用することに
より、適度の剛性を持つ各種の不燃容器を紙工技術を利
用して恰も紙器のように製作することが可能となる。
【0011】次に、不燃積層シートに関する第2の発明
は不燃繊維シートと、金属箔により裏打ちされた紙と、
熱溶着性を有するプラスチックシートを積層したことを
特徴とする。
【0012】よって、この発明の不燃積層シートによれ
ば、上記の第1の発明の作用同様、積層シートに可撓性
を保った上で適度の剛性を与えることができる共に、適
度の折曲性を得ることもでき、ブランクの素材にこの不
燃積層シートを利用することにより、一面を耐久性に富
むプラスチックシートにより構成した各種の不燃容器を
紙工技術を利用して恰も紙器のように製作することが可
能となる。又、一面に積層されたプラスチックシートに
より、積層シート同士の接合箇所を例えば高周波誘導加
熱装置を利用して容易に溶着することが可能となる。
【0013】一方、不燃容器の発明は、不燃繊維シート
と、金属箔により裏打ちされた紙と、熱溶着性を有する
プラスチックシートを積層した一以上の不燃積層シート
製のブランクを、折り曲げ或いは組み立てることにより
形成されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施例を
添付図面に基づいて説明する。図9はこの発明の不燃積
層シートの第1の発明の実施例の分解斜視図である。図
中符号1は不燃繊維シートであり、ここでは炭素繊維を
使用している。
【0015】図中符号2は金属箔により裏打ちされた
「メタル紙」、「シャイン紙」と呼ばれている紙であ
り、ここでは厚紙又は段ボール紙をアルミ箔により裏打
ちしているものを使用している。この紙2には、金属箔
側でない紙側に図柄、文字等の表示を印刷してもよい。
【0016】以上の部材は、紙2の金属箔側を不燃繊維
シート1に糊張りすることにより積層されて、不燃積層
シートS1が得られる。この場合、糊張りに使用される
糊はガスの発生が少ない不燃性のものであることが望ま
しい。
【0017】尚、以上の不燃積層シートS1の紙2側に
は、必要に応じて合成皮革や布等の化粧層(図示せず)
を積層してもよい。
【0018】図1はこの発明の不燃積層シートの第2の
発明の実施例の分解斜視図である。図中符号1は不燃繊
維シートであり、ここでは炭素繊維を使用している。
【0019】図中符号2は金属箔により裏打ちされた
「メタル紙」、「シャイン紙」と呼ばれている紙であ
り、ここでは厚紙又は段ボール紙2Bをアルミ箔2Aに
より裏打ちしているものを使用している。
【0020】図中符号3は熱溶着性を有するプラスチッ
クシートであり、ここでは塩化ビニールシートを使用し
ている。
【0021】以上の部材は、紙2の金属箔2A側を不燃
繊維シート1に糊張りすると共に、紙2にプラスチック
シート3を糊張.することにより積層されて、不燃積層
シートSが得られる(図2参照)。この場合、糊張りに
使用される糊はガスの発生が少ない不燃性のものである
ことが望ましい。
【0022】尚、紙2とプラスチックシート3との間に
は、積層シートの断熱性やクッション性を高めるために
断熱性及び緩衝性に富んだプラスチックシート4を積層
してもよい(図8参照)。このようなプラスチックシー
ト4としては、例えば塩化ビニールスポンジ、発泡スポ
ンジ、発泡ポリエチレン等が最適である。
【0023】図3及び図4はこの発明の不燃容器の第1
実施例を示す図である。ここでは、容器として袋状の煙
草の携帯灰皿を想定しているものであり、不燃繊維シー
ト1と、金属箔により裏打ちされた紙2と、熱溶着性を
有するプラスチックシート3を積層した前記の第2発明
の不燃積層シートをブランクの素材として使用すること
により袋体を構成している。
【0024】図中符号10A及び10Bは袋体の表板及
び裏板であり、不燃積層シートからなるブランクを袋体
の平面形状に沿って切り出すことにより得られる。そし
て、表板10Aには煙草の差し入れ口となるべき窓11
が切り欠かれる。
【0025】これらの表板10A及び裏板10Bは、不
燃繊維シート1が袋の裏側、プラスチックシート3が袋
の表側になるように不燃繊維シート1側を向かい合わせ
た状態で組み合わされた後、四周を接合箇所Hとして例
えば高周波誘導加熱装置を利用して溶着接合される。こ
の実施例では、上記の高周波加工として刃付き高周波加
工を想定しており、又溶着対象となるプラスチックシー
ト同士が向き合っていないので、その端部を巻き込んで
溶着している。
【0026】図4は上記の容器の完成状態を示す図であ
るが、窓1より煙草(図示せず)を不燃繊維シート1に
より覆われた内部に差し入れて、灰を落とすことにより
灰皿として使用される。この場合、窓11の中途を折り
目Lとして袋体の上部をフラップ状に折り返すことによ
り、これが蓋となって容器は密閉されるものであり、こ
こでは折り返し部を密閉状態で固定するための係止具の
雄雌部材12A、12Bを窓11の上下に配している。
【0027】以上の容器は表板10Aと裏板10Bの2
枚のブランクを使用せず、一枚のブランクを不燃繊維シ
ート1同士が対向するように折り曲げて構成してもよい
ことは勿論である。
【0028】図5はこの発明の不燃容器の第2実施例を
示す図である。ここでは、容器として筒状の煙草の灰皿
を想定しているものであり、不燃繊維シート1と、金属
箔により裏打ちされた紙2と、熱溶着性を有するプラス
チックシート3を積層した前記第2実施例の不燃積層シ
ートをブランクの素材として使用することにより筒体を
構成している。
【0029】図中符号20Aは筒体の周側板、同じく2
0Bは底板であり、不燃積層シートからなるブランクを
容器の底面形状及び周側の展開形状に沿って切り出すこ
とにより得られる。これらのブランクは不燃繊維シート
1側を上に向けた底板20Bの周側に、同じく不燃繊維
シート1側を内側に向けた周側板20Aを巻付けた後、
底板20Bの周側と周側板20Aの下端、周側板20A
の両端を接合箇所Hとして例えば高周波誘導加熱装置を
利用して溶着接合される。尚、溶着手段については前記
第1実施例の場合に準ずる。
【0030】図6はこの発明の不燃容器の第3実施例を
示す図である。ここでは、容器として箱状の煙草の灰皿
を想定しているものであり、不燃繊維シート1と、金属
箔により裏打ちされた紙2と、熱溶着性を有するプラス
チックシート3を積層した前記第2実施例の不燃積層シ
ートをブランクの素材として使用することにより箱体を
構成している。
【0031】この箱体は、不燃積層シートからなるブラ
ンクを箱体を展開した十字形状に切り出したものを折り
曲げて、所要箇所を溶着接合することにより得られる。
即ち、十字形状のブランクの各片は不燃繊維シート1側
を内側に向けて上方に90度折り曲げられた後、所要高
さ範囲を接合箇所Hとして、例えば高周波誘導加熱装置
を利用して溶着接合することにより箱体の本体の側壁3
0Aが構成され、更に接合されない残余の箇所を折り曲
げることによりフラップ部30Bが構成される。尚、溶
着手段については前記第1実施例の場合に準ずる。
【0032】図7はこの発明の不燃容器の第4実施例を
示す図である。ここでは、容器として書類・印鑑・通帳
等の貴重品を高熱から保護する防災用袋体を想定してい
るものであり、不燃繊維シート1と、金属箔により裏打
ちされた紙2と、熱溶着性を有するプラスチックシート
3を積層した前記の第2発明の不燃積層シートをブラン
クの素材として使用することにより袋体を構成している
が、外部からの高熱を遮断する目的上、前記の各実施例
と異なり不燃繊維シート1は容器の表側に配される。
【0033】図中符号40A及び40Bは袋体の表板及
び裏板であり、不燃積層シートからなるブランクを袋体
の平面形状に沿って切り出すことにより得られる。
【0034】これらの表板40A及び裏板40Bは、不
燃繊維シート1が袋の表側、プラスチックシート3が袋
の裏側になるようにプラスチックシート3側を向かい合
わせた状態で組み合わされた後、開口部を残して周囲を
接合箇所Hとして例えば高周波誘導加熱装置を利用して
溶着接合される。
【0035】以上の容器は表板40Aと裏板40Bの2
枚のブランクを使用せず、一枚のブランクをプラスチッ
クシート3同士が対向するように折り曲げて構成しても
よいことは勿論である。
【0036】尚、この発明の不燃容器の以上の実施例に
おける形状、構造は一例であり、この発明で特定してい
るブランクの素材を使用する限り、容器の形状及び構造
がこれらに限定されないことは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明は次の特有
の効果を奏する。 この発明の不燃積層シートによれば、金属箔により裏
打ちされた紙を不燃繊維シートに積層することにより、
積層シートに可撓性を保った上で適度の剛性を与えるこ
とができる共に、適度の折曲性を得ることもでき、ブラ
ンクの素材にこの不燃積層シートを利用することによ
り、適度の剛性を持つ各種の不燃容器を紙工技術を利用
して恰も紙器のように製作することが可能となるので、
不燃容器を極めて低コストで製作することが可能とな
る。
【0038】積層される金属箔により裏打ちされた紙
には断熱効果も期待できるので、不燃性ばかりでなく、
炎からの断熱性も容器に付加することが可能となる。
【0039】不燃積層シートの第2の発明のように、
プラスチックシートを積層した場合は、積層シート同士
の接合箇所を例えば高周波誘導加熱装置を利用して容易
に溶着することが可能となるので、上記の効果はより高
まる。
【0040】この発明の不燃容器によれば、従来別工
程で製作した不燃材部分と容器部分を一枚の積層シート
として切り出して、加工、溶着できるので、不燃容器を
極めて低コストで製作することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の不燃積層シートの第1の発明の分解
斜視図。
【図2】同上、積層状態の断面図。
【図3】この発明の不燃容器の第1実施例の分解斜視
図。
【図4】同上、組み立て状態の斜視図。
【図5】この発明の不燃容器の第2実施例の組み立て状
態の斜視図。
【図6】この発明の不燃容器の第3実施例の組み立て状
態の斜視図。
【図7】この発明の不燃容器の第4実施例の組み立て状
態の斜視図。
【図8】この発明の不燃積層シートの第1の発明の異な
る実施例の分解斜視図。
【図9】この発明の不燃積層シートの第2の発明の分解
斜視図。
【符号の説明】
1 不燃繊維シート 2 (金属箔により裏打ちされた)紙 3 プラスチックシート
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 65/40 B65D 65/40 G

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不燃繊維シートに、金属箔により裏打ち
    された紙を積層したことを特徴とする不燃積層シート。
  2. 【請求項2】 不燃繊維シートと、金属箔により裏打ち
    された紙と、熱溶着性を有するプラスチックシートを積
    層したことを特徴とする不燃積層シート。
  3. 【請求項3】 不燃繊維シートは無機繊維シートである
    請求項1又は2記載の不燃積層シート。
  4. 【請求項4】 プラスチックシートは塩化ビニールシー
    トである請求項2又は3記載の不燃積層シート。
  5. 【請求項5】 不燃繊維シートと、金属箔により裏打ち
    された紙と、熱溶着性を有するプラスチックシートを積
    層した一以上の不燃積層シート製のブランクを、折り曲
    げ或いは組み立てることにより形成されることを特徴と
    する不燃容器。
  6. 【請求項6】 不燃積層シート製のブランクを、不燃繊
    維シート側を裏側として袋状に組み立てると共に、接合
    箇所を溶着したことを特徴とする請求項5記載の不燃容
    器。
  7. 【請求項7】 不燃積層シート製のブランクを、不燃繊
    維シート側を裏側として箱状に折り曲げ、組み立てると
    共に、接合箇所を溶着したことを特徴とする請求項5記
    載の不燃容器。
  8. 【請求項8】 不燃積層シート製のブランクを、不燃繊
    維シート側を表側として袋状に組み立てると共に、接合
    箇所を溶着したことを特徴とする請求項5記載の不燃容
    器。
  9. 【請求項9】 不燃積層シート製のブランクを、不燃繊
    維シート側を表側として箱状に折り曲げ、組み立てると
    共に、接合箇所を溶着したことを特徴とする請求項5記
    載の不燃容器。
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