JPH115887A - 繊維強化複合材料用樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 - Google Patents
繊維強化複合材料用樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料Info
- Publication number
- JPH115887A JPH115887A JP9576598A JP9576598A JPH115887A JP H115887 A JPH115887 A JP H115887A JP 9576598 A JP9576598 A JP 9576598A JP 9576598 A JP9576598 A JP 9576598A JP H115887 A JPH115887 A JP H115887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- fiber
- reinforced composite
- composite material
- prepreg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
への巻き付け性を有するプリプレグが得られるような繊
維強化複合材料用樹脂組成物、その樹脂組成物が強化繊
維に含浸されたプリプレグ、およびそれから得られる繊
維強化複合材料が提供される。 【解決手段】少なくとも次の構成要素Aと構成要素Bと
を含有し、かつ、該構成要素Bが該構成要素Aに可溶で
ある繊維強化複合材料用樹脂組成物、ならびにそれを用
いたプリプレグおよび繊維強化複合材料。 A.熱硬化性樹脂 B.重量平均分子量が20万〜500万の熱可塑性樹脂
Description
プ性およびマンドレル(芯金)への巻き付け性に優れた
プリプレグを与える繊維強化複合材料用樹脂組成物、そ
れをマトリックス樹脂として用いたプリプレグ、および
そのプリプレグから得られた繊維強化複合材料(コンポ
ジット)に関するものである。
繊維強化複合材料は、軽量で優れた機械特性を有するた
めに、ゴルフシャフト、釣竿、およびテニスラケットな
どのスポーツ用途、航空宇宙用途、および一般産業用途
に広く用いられている。
の方式が用いられているが、今では、強化繊維にマトリ
ックス樹脂を含浸させたシート状中間基材であるプリプ
レグを用いる方法が広く用いられている。この方法で
は、プリプレグを複数枚積層した後、これを加熱するこ
とによって、成形物として、繊維強化複合材料を得るこ
とができる。
としては、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の両者がともに
使用されるが、ほとんどの場合熱硬化性樹脂が用いら
れ、そのなかでも耐熱性、硬度、寸法安定性、および化
学薬品耐性のような優れた機械的および化学的特性を有
しているエポキシ樹脂(硬化物)が主として使用されて
いる。ここで、熱硬化性樹脂あるいはエポキシ樹脂とい
う用語は、一般的にはプレポリマー、およびプレポリマ
ーに硬化剤や他の成分を配合した組成物を反応させて得
られる硬化物の2つの意味で用いられる。本明細書で
は、熱硬化性樹脂あるいはエポキシ樹脂という用語は、
注記のない場合は、プレポリマーの意味で用いられる。
る場合にしばしば問題になるのが、プリプレグ同士のタ
ック性(粘着性)、およびプリプレグのドレープ性(し
なやかさ)である。これらの性質はプリプレグを取り扱
う際の作業性に大きく影響する。
ぎると、プリプレグの積層工程において、重ねられたプ
リプレグがすぐに剥離し、積層作業に支障をきたす。逆
に、プリプレグのタック性があまり大きすぎると、例え
ば誤って重ねてしまった場合、剥離しにくいため、剥離
して修正することが困難である。また、プリプレグのド
レープ性が乏しいと、曲面をもつ金型やマンドレルを用
いて積層する場合の作業性が著しく低下する。
ーツ用品用途で軽量化が進み、軽量設計に適したプリプ
レグが求められている。強化繊維として、高弾性率繊
維、特に高弾性率炭素繊維を使用したプリプレグが、軽
量設計を容易にできる点で、近年、殊に当該市場で要望
されている。また、強化繊維含有率の高いプリプレグの
需要も増大している。
素繊維を用いると、プリプレグのドレープ性が低くな
る。また、強化繊維含有率が高くなると、プリプレグ表
面に分布する樹脂の量が少なくなるため、タック性が低
くなる傾向にある。そのため、従来のマトリックス樹脂
を用いたプリプレグでは、タック性、ドレープ性あるい
は両者が不足してしまうという問題点があった。
プ性を得るために樹脂組成を改良する方法が、後述のと
おり、いくつか提案されているが、これらの技術では、
一般にタック性を向上させるとドレープ性が犠牲になる
という問題点を有している。ゴルフシャフトや釣り竿の
成形は、比較的直径の小さなマンドレルにプリプレグを
巻き付けて行なわれる。プリプレグ同士の粘着力(タッ
ク性)に対して、プリプレグを剥離しようとする力が上
回ると、マンドレルに巻き付けられたプリプレグが剥離
し、巻き付け作業を困難にする。プリプレグを剥離しよ
うとする力は、ドレープ性が小さいほど大きくなる。し
たがって、ドレープ性を犠牲にしてタック性を向上させ
ても、マンドレル巻き付け作業自体は、あまり改善され
ない。
ては、エポキシ樹脂に熱可塑性樹脂やエラストマーなど
の高分子化合物を配合することが知られている。エポキ
シ樹脂に高分子化合物を配合する例としては、特開昭5
8−8724号公報、および特開昭62−169829
号公報に記載されているポリビニルホルマール樹脂を配
合する方法、特開昭55−27342号公報、特開昭5
5−108443号公報、および特開平6−16675
6号公報に記載されているポリビニルアセタール樹脂を
添加する方法、特開平5−117423号公報に記載さ
れているポリエステルポリウレタンを配合する方法、特
開昭54−99161号公報に記載されているポリ(メ
タ)アクリレート系重合体を配合する方法、特開平4−
130156号公報に記載されているポリビニルエーテ
ルを配合する方法、特開平2−20546号公報に記載
されているニトリルゴムを配合する方法などが知られて
いる。
子化合物を添加する方法では、プリプレグのタック性を
改善し得たとしても、樹脂粘度が上昇してドレープ性が
悪くなってしまうという制約がある。そのため、特に高
弾性率炭素繊維を用いた、かつ強化繊維含有量の多いプ
リプレグにおいて、満足できるタック性とドレープ性を
両立させる樹脂を見出すことが困難であり、プリプレグ
のマンドレルへの良好な巻き付け性を実現することは困
難であった。
ク性、ドレープ性およびマンドレルへの巻き付け性に優
れたプリプレグが得られるような繊維強化複合材料用樹
脂組成物を提供することにある。
料用樹脂組成物は、上記目的を達成するため、次の構成
を有する。すなわち、少なくとも次の構成要素Aと構成
要素Bとを含有し、かつ、その構成要素Bがその構成要
素Aに可溶な樹脂組成物である。
樹脂組成物が強化繊維に含浸されてなるプリプレグであ
り、本発明の繊維強化複合材料は、上記熱硬化性樹脂組
成物の硬化物と強化繊維からなる繊維強化複合材料であ
る。
組成物に用いられる構成要素Aの熱硬化性樹脂として
は、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエ
ステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹
脂、シリコーン樹脂、マレイミド樹脂、シアン酸エステ
ル樹脂、マレイミド樹脂とシアン酸エステル樹脂を予備
重合した樹脂が挙げられ、本発明ではこれらの樹脂の混
合物も使用される。
熱性、弾性率、および耐薬品性に優れたエポキシ樹脂が
特に好ましく用いられる。
のエポキシ基を有する化合物、好ましくは分子内に2つ
以上のエポキシ基を有する化合物が用いられる。硬化物
の耐熱性と機械物性のバランス面から、2官能のエポキ
シ樹脂(1分子当たりエポキシ基を2個有する)と3官
能以上(1分子当たりエポキシ基を3個以上有する)の
エポキシ樹脂を混合して用いることが特に好ましい。こ
の場合、3官能以上のエポキシ樹脂の添加量が多いと、
硬化物の架橋密度が高くなりすぎ高い靭性が得られない
ことがある。そのため、本発明では、エポキシ樹脂10
0重量部中2官能のエポキシ樹脂が50〜95重量部、
3官能以上のエポキシ樹脂が5〜50重量部の配合割合
で用いることが好ましい。
および炭素−炭素二重結合を有する化合物を前駆体とす
るエポキシ樹脂が、硬化物の機械物性および硬化剤との
反応性の面で好ましく用いられる。
は、フェノール類とエピクロルヒドリンの反応によって
得られる。その前駆体の例としては、ビスフェノール
A、ビスフェノールFなどのビスフェノール類、レゾル
シノール、ジヒドロキシナフタレン、トリヒドロキシナ
フタレン、ジヒドロキシビフェニル、ビスヒドロキシフ
ェニルフルオレン、トリスヒドロキシフェニルメタン、
テトラキシヒドロキシフェニルエタン、ノボラック、お
よびジシクロペンタジエンとフェノールの縮合物などが
挙げられる。
アミン類とエピクロルヒドリンの反応によって得られ
る。前駆体の例としては、テトラグリシジルジアミノジ
フェニルメタン、アミノフェノール、アミノクレゾー
ル、およびキシレンジアミンなどが挙げられる。
体とするエポキシ樹脂は、前駆体中の炭素−炭素二重結
合を酸化してエポキシ基とすることにより得られる。そ
の前駆体としては、ビニルシクロヘキセン、ビス(3−
ビニルシクロヘキシルメチル)アジペート、3−ビニル
シクロヘキシルメチル−3−ビニルシクロヘキサンカル
ボキシレートなどを挙げることができる。
ェノールAを前駆体とするエポキシ樹脂)としては、
“エピコート”(登録商標)825(エポキシ当量17
2〜178)、“エピコート”828(エポキシ当量1
84〜194)、“エピコート”834(エポキシ当量
230〜270)、“エピコート”1001(エポキシ
当量450〜500)、“エピコート”1002(エポ
キシ当量600〜700)、“エピコート”1003
(エポキシ当量670〜770)、“エピコート”10
04(エポキシ当量875〜975)、“エピコート”
1007(エポキシ当量1750〜2200)、“エピ
コート”1009(エポキシ当量2400〜330
0)、“エピコート”1010(エポキシ当量3000
〜5000)(以上、油化シェルエポキシ(株)製)
や、“エポトート”(登録商標)YD−128(エポキ
シ当量184〜194)“エポトート”YD−011
(エポキシ当量450〜500)、“エポトート”YD
−014(エポキシ当量900〜1000)、“エポト
ート”YD−017(エポキシ当量1750〜210
0)、“エポトート”YD−019(エポキシ当量24
00〜3000)、“エポトート”YD−022(エポ
キシ当量4000〜6000)(以上、東都化成(株)
製)や、“エピクロン”(登録商標)840(エポキシ
当量180〜190)、“エピクロン”850(エポキ
シ当量184〜194)、“エピクロン”1050(エ
ポキシ当量450〜500)(以上、大日本インキ化学
工業(株)製)、“スミエポキシ”(登録商標)ELA
−128(エポキシ当量184〜194、住友化学
(株)製)、DER331(エポキシ当量182〜19
2、ダウケミカル社製)等、市販されている樹脂が使用
できる。これらの樹脂は、下記(1)式のような化学構
造を有している。
しては、“エピクロン”830(エポキシ当量165〜
185、大日本インキ化学工業(株)製)、“エピコー
ト”806(エポキシ当量160〜170)、“エピコ
ート”807(エポキシ当量160〜175)、“エピ
コート”E4002P(エポキシ当量610)、“エピ
コート”E4003P(エポキシ当量800)、“エピ
コート”E4004P(エポキシ当量930)、“エピ
コート”E4007P(エポキシ当量2060)、“エ
ピコート”E4009P(エポキシ当量3030)、
“エピコート”E4010P(エポキシ当量4400)
(以上、油化シェルエポキシ(株)製)等が挙げられ、
下記(2)式のような化学構造を有している。
ては、“エピコート”152(エポキシ当量172〜1
79)、“エピコート”154(エポキシ当量176〜
181)(以上、油化シェルエポキシ(株)製)、DE
R438(エポキシ当量176〜181、ダウケミカル
社製)、“アラルダイト”(登録商標)EPN1138
(エポキシ当量176〜181)、“アラルダイト”1
139(エポキシ当量172〜179、チバ社製)等の
商品名で市販されている樹脂を用いることができ、これ
らは下記(3)式のような化学構造を有している。
“エピクロン”EXA−1514(エポキシ当量290
〜330、大日本インキ化学工業(株)製)、“デナコ
ール”(登録商標)EX−251(エポキシ当量18
9、ナガセ化成工業(株)製)、テトラブロモビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂である“エピコート”5050
(エポキシ当量380〜410、油化シェルエポキシ
(株)製)、“エピクロン”152(エポキシ当量34
0〜380、大日本インキ化学工業(株)製)、“スミ
−エポキシ”ESB−400T(エポキシ当量380〜
420、住友化学工業(株)製)、“エポトート”YB
D−360(エポキシ当量350〜370、東都化成
(株)製)、レゾルシンジグリシジルエーテルである
“デナコール”EX−201(エポキシ当量118)、
ヒドロキノンジグリシジルエーテルである“デナコー
ル”EX−203(エポキシ当量112)(以上、ナガ
セ化成工業(株)製)、4,4'-ジヒドロキシ-3,3',
5,5'-テトラメチルビフェニルジグリシジルエーテル
である“エピコート”YX4000(エポキシ当量18
0〜192、油化シェルエポキシ(株)製)、1,6-ジ
ヒドロキシナフタレンのジグリシジルエーテルである
“エピクロン”HP−4032H(エポキシ当量25
0、大日本インキ化学工業(株)製)、9,9-ビス(4
-ヒドロキシフェニル)フルエオレンのジグリシジルエ
ーテルである“エポン”HPTレジン1079(エポキ
シ当量250〜260、シェル社製)、トリス(p-ヒド
ロキシフェニル)メタンのトリグリシジルエーテルであ
るTACTIX742(エポキシ当量150〜157、
ダウケミカル社製)、テトラキス(p-ヒドロキシフェニ
ル)エタンのテトラグリシジルエーテルである“エピコ
ート”1031S(エポキシ当量196、油化シェルエ
ポキシ(株)製)、グリセリンのトリグリシジルエーテ
ルである“デナコール”EX−314(エポキシ当量1
45、ナガセ化成工業(株)製)、ペンタエリスリトー
ルのテトラグリシジルエーテルである“デナコール”E
X−411(エポキシ当量231、ナガセ化成工業
(株)製)など。
樹脂の具体例としては、ジグリシジルアニリン、テトラ
グリシジルジアミノジフェニルメタンである“スミ−エ
ポキシ”ELM434(エポキシ当量110〜130、
住友化学工業(株)製)、テトラグリシジルm-キシリ
レンジアミンであるTETRAD−X(エポキシ当量9
0〜105、三菱ガス化学(株)製)、トリグリシジル
-m-アミノフェノールである“スミ−エポキシ”ELM
120(エポキシ当量118、住友化学工業(株)
製)、およびをトリグリシジル-p-アミノフェノールで
ある“アラルダイト”MY0510(エポキシ当量94
〜107、チバ社製)を挙げることができる。 分子内
に複数の2重結合を有する化合物を酸化して得られるポ
リエポキシドとしては、ユニオンカーバイド社のERL
−4206(エポキシ当量70〜74)、ERL−42
21(エポキシ当量131〜143)、ERL−423
4(エポキシ当量133〜154)などを挙げることが
できる。さらにエポキシ化大豆油なども挙げることがで
きる。
ジルエステル、テレフタル酸ジグリシジルエステル、ダ
イマー酸ジグリシジルエステルなどのグリシジルエステ
ル類、トリグリシジルイソシアヌレートなどを用いるこ
とができる。
20万〜500万の熱可塑性樹脂は、マトリックス樹脂
の粘弾性を制御し、プリプレグのタック性とドレープ性
を両立させるためにマトリックス樹脂に配合される。
に配合される高分子量化合物としては、熱可塑性樹脂も
エラストマーも、ともに用いられる。しかしながら、エ
ラストマーを配合した場合は、マトリックス樹脂の硬化
物の耐熱性や弾性率が低下する欠点があるため、本発明
では、そのような問題のない熱可塑性樹脂が好適に用い
られる。また、良好な耐熱性を得るためには、ガラス転
移温度が80℃以上であるか、または融点が80℃以上
であるかの、いずれかの条件を満たす熱可塑性樹脂が好
ましく用いられる。
はマンドレルへの巻き付け性は、プリプレグの製造条
件、強化繊維の種類、およびマトリックス樹脂の粘弾性
に依存する。プリプレクの製造条件や強化繊維と比較す
ると、マトリックス樹脂の粘弾性の設計は自由度が大き
いため、タック性とドレープ性の制御あるいはマンドレ
ルへの巻き付け性改善のために重要な要素である。
ータはいくつかあるが、プリプレグのタック性あるいは
ドレープ性に関しては、複素粘性率η*および貯蔵弾性
率G’が特に重要なパラメータとなる。複素粘性率η*
は、一般的にドレープ性との相関が認められ、複素粘性
率η*の小さいマトリックス樹脂を用いたプリプレグの
方がドレープ性に優れる傾向にある。一方、貯蔵弾性率
G’は一般的にタック性との相関が認められ、貯蔵弾性
率G’の大きいマトリックス樹脂を用いたプリプレグの
方がタック性に優れる傾向にある。
弾性率G’の測定には、通常、平行平板を用いた動的粘
弾性測定方法が用いられる。動的粘弾性は、測定温度と
測定周波数に依存して変化する。室温付近のプリプレグ
のタック性あるいはドレープ性との相関が比較的良いパ
ラメータとしては、測定温度が50℃、測定周波数が
0.5Hzの条件下で測定した複素粘性率η* と貯蔵弾
性率G'が好適である。
る熱硬化性樹脂に熱可塑性樹脂を配合すると、その配合
量の増加に伴い貯蔵弾性率G’が上昇して、プリプレグ
のタック性は向上するが、同時に複素粘性率η*も同様
に上昇する。そのため、ドレープ性が低下し、タック性
とドレープ性を両立させることが困難であった。プリプ
レグのマンドレルへの巻き付け性については、タック性
とドレープ性のバランスが重要であるため、このような
方法により得られるプリプレグでは、満足できるマンド
レルへの巻き付け性を得ることが困難であった。
塑性樹脂を熱硬化性樹脂に溶解した場合に、複素粘性率
η*の増加と比較して、貯蔵弾性率G’の増加が著しく
大きいこと、およびその程度は分子量が大きいほど著し
いことを見出した。この知見により、高分子量の熱可塑
性樹脂を、熱硬化性樹脂に比較的少量添加することによ
り、ドレープ性をあまり犠牲にすることなく、タック性
を著しく高めることが可能になった。このことは、従来
の高分子量化合物を配合したマトリックス樹脂に関する
諸文献では、記載も示唆もされていなかった新規な知見
である。
素粘性率η*の増加に対する貯蔵弾性率G’の増加を十
分大きくすることができないため、本発明で用いられる
熱可塑性樹脂の重合平均分子量は、20万以上であるこ
とが好ましく、35万以上であればさらに好ましい。
と、粘弾性変化の配合量依存性が大きく、制御が困難に
なったり、熱硬化性樹脂組成物への溶解が困難になる場
合がある。そのため、熱可塑性樹脂は、その重量平均分
子量が500万以下であることが好ましく、170万以
下であればさらに好ましい。
な粘弾性改良効果を発現する機構は、構成要素Aの熱硬
化性樹脂中に溶解した熱可塑性樹脂の分子鎖の絡み合い
によるものと考えられる。したがって、構成要素Bの熱
可塑性樹脂は構成要素Aの熱硬化性樹脂に可溶でなけれ
ばならない。また、熱可塑性樹脂が熱硬化性樹脂に可溶
であっても、両者の相溶性が低いと、熱可塑性樹脂の分
子鎖が十分に広がらず絡み合いの効果が得られないた
め、十分な粘弾性改良効果を得にくい。
て、分子構造から計算できる溶解性パラメータSP値を
用いることができる。十分な溶解性および相溶性を得る
ためには、用いられる熱可塑性樹脂のSP値と、用いら
れる熱硬化性樹脂のSP値の差の絶対値が、0〜2の範
囲にあることが好ましい。
硬化性樹脂の原料の選択と配合比の最適化、熱可塑性樹
脂の構造の選択等の手段を適宜講じることによって行な
うことができる。なお、構成要素Aの熱硬化性樹脂が混
合物である場合には、各原料のSP値に重量分率を掛け
合わせた値の総和として計算された平均値が用いられ
る。
ないと十分な効果が得られない。また、配合量が多い
と、熱硬化性樹脂への溶解が困難になる。しかしなが
ら、上述のような、適切な構成要素Aと構成要素Bの組
合せを選べば、構成要素Bの配合量はあまり大きくする
必要はない。構成要素Bの熱可塑性樹脂の配合量は、構
成要素Aの熱硬化性樹脂に対して0.1〜10重量部の
範囲にあることが好ましく、0.1〜5重量部の範囲に
あることがさらに好ましい。
の公知のものが使用可能である。中でも、高分子量の重
合体が得やすいため、ビニル系モノマーを重合してなる
重合体が好ましく用いられる。ここでいうビニル系モノ
マーとは、分子内に1個の重合性二重結合を有する低分
子量化合物を意味し、ビニル系モノマーを重合してなる
重合体とは、1種または複数種のビニル系モノマーを重
合して得られる重合体、あるいは、1種または複数種の
ビニル系モノマーと1種または複数種のビニル系以外の
モノマーを重合して得られる重合体、あるいはこれらの
重合体の側鎖をけん化、アセタール化などで化学修飾し
た重合体を意味する。
ーを重合して得られた重合体を用いる場合、全モノマー
中に占めるビニル系モノマーの割合は70モル%以上が
好ましい。
用いる場合、ビニル系モノマーとしては、エポキシ樹脂
との相溶性に優れとともに、これを配合したエポキシ樹
脂組成物の硬化物の物性が優れるため、(メタ)アクリ
ル酸エステルとビニルピロリドンが特に好ましく用いら
れる。ビニル系モノマーとして複数種の混合物を用いる
場合は、(メタ)アクリル酸エステルあるいはビニルピ
ロリドンがその50モル%以上であることが特に好まし
く、80モル%以上であることがさらに好ましい。な
お、本明細書中では、(メタ)アクリル酸エステルとい
う表現は、「メタクリル酸エステルまたはアクリル酸エ
ステル」の意味で用いられる。また、(メタ)アクリレ
ートも同様に「メタクリレートまたはアクリレート」の
意味で使用される。 (メタ)アクリル酸エステルの具
体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル
(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレー
ト、アミル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等の
アルキル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、
グリシジル(メタ)アクリレート、ベンジルアクリレー
トなどを挙げることができる。
レートが特に好ましく、(メタ)アクリル酸エステルの
うちメチル(メタ)アクリレートが50モル%であるこ
とが好ましく、80モル%以上であることがさらに好ま
しい。
系モノマーとしては、(メタ)アクリル酸、イタコン
酸、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイミド、スチレ
ン、メチルスチレン、(メタ)アクリロニトリル、(メ
タ)アクリルアミド、アクリロイルモルホリン、ビニル
ピロリドン、ビニルメチルエーテル、酢酸ビニル、メチ
ルビニルケトン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレ
ン、プロピレン、4−メチルペンテン等が挙げられる。
としては、ブタジエン、イソプレン等のジエン類および
アセチレンやその置換基誘導体等が用いられる。
ノマーを重合して得られる重合体以外にも、ポリエーテ
ル、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレ
タン、およびポリ尿素などの重合体などが用いられる。
熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂を用いる場合、エポキ
シ樹脂への相溶性および高分子量の重合体が得やすいな
どの理由から、ポリエーテル類、特にポリオキシアルキ
レンが好ましく用いられる。ポリオキシアルキレンの中
では、ポリオキシエチレンが好ましく用いられる。
の市販品を使用することができる。例えば、ポリメチル
メタクリレート、およびメチルメタクリレートを主原料
とした重合体の市販品として、MP−1450(重量平
均分子量25万〜50万、Tg128℃)、MP−14
51(重量平均分子量50万〜150万、Tg128
℃)、MP−2200(重量平均分子量100万〜15
0万、Tg128℃;綜研化学(株)製)、“ダイヤナ
ール”(登録商標)BR−85(重量平均分子量28
万、Tg105℃)、“ダイヤナール”BR−88(重
量平均分子量48万、Tg105℃)、“ダイヤナー
ル”BR−108(重量平均分子量55万、Tg90
℃)(以上、三菱レイヨン(株)製)、“マツモトマイ
クロスフェアー”M、M100、M500(重量平均分
子量100万〜150万、Tg105℃;松本油脂製薬
(株)製)などを挙げることができる。
て、“ルビスコール”(登録商標)K80(重量平均分
子量90万、Tg150〜185℃)、“ルビスコー
ル”K90(重量平均分子量120万、Tg150〜1
85℃)(以上、ビーエーエスエフジャパン(株)製)
などを挙げることができる。
て、PEO−3(重量平均分子量60万〜110万、融
点150℃以上)、PEO−8(重量平均分子量170
万〜220万、融点150℃以上)(以上、住友精化
(株)製)などを挙げることができる。
合わせて用いられる。硬化剤は、熱硬化性樹脂と反応し
得る官能基を有する化合物、または、熱硬化性樹脂の重
合反応の触媒となる化合物が用いられる。
は、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルス
ルホンのような芳香族アミン、脂肪族アミン、イミダゾ
ール誘導体、ジシアンジアミド、テトラメチルグアニジ
ン、チオ尿素付加アミン、メチルヘキサヒドロフタル酸
無水物のようなカルボン酸無水物、カルボン酸ヒドラジ
ド、カルボン酸アミド、ポリフェノール化合物、ノボラ
ック樹脂、ポリメルカプタン、およびフッ化ホウ素エチ
ルアミン錯体のようなルイス酸錯体などが挙げられる。
応させた、硬化活性を有する付加物も、硬化剤として用
いられる。さらに、これらの硬化剤を、マイクロカプセ
ル化したものも、プリプレグの保存安定性を高めるため
に、好適に用いられる。
めに、適当な硬化促進剤を組み合わせて用いることがで
きる。エポキシ樹脂の場合、好ましい例としては、硬化
剤のジシアンジアミドに、尿素誘導体あるいはイミダゾ
ール誘導体を硬化促進剤として組み合わせる例、硬化剤
のカルボン酸無水物やポリフェノール化合物に、第三ア
ミンやイミダゾール誘導体を硬化促進剤として組み合わ
せる例などが挙げられる。
アネートの反応により得られる化合物、例えば、下記
(4)式のような化学構造を有する化合物等が用いられ
る。
3、OCH3、NO2のいずれかの原子または基を表す
(n=1または2)。
尿素、3-(3,4-ジクロロフェニル)-1,1-ジメチル
尿素(DCMU)などが好ましく用いられる。DCMU
は下記(5)式の構造式で示される。
合わせの内、比較的低温で硬化しかつ保存安定性が良好
であるジシアンジアミドと上記(4)式の尿素誘導体の
組み合わせが、特に好ましく用いられる。
ある熱硬化性樹脂組成物には、マトリックス樹脂と強化
繊維の接着性向上、マトリックス樹脂の靭性向上、なら
びに繊維強化複合材料の耐衝撃性向上などを目的に、上
記の構成要素Bに該当しない高分子化合物を含ませるこ
とができる。
い基、特に水素結合性の官能基を有する熱可塑性樹脂を
用いると、マトリックス樹脂と強化繊維の接着性が更に
改善される。
ール性水酸基、アミド基、イミド基、およびスルホニル
基などを挙げることができる。
としては、ポリビニルホルマールやポリビニルブチラー
ルなどのポリビニルアセタール樹脂やフェノキシ樹脂
を、アミド基を有するポリマーとしてはポリアミドを、
イミド基を有するポリマーとしてはポリイミドを、スル
ホニル基を有するポリマーとしてはポリスルホンを、そ
れぞれ挙げることができる。ポリアミド、ポリイミドお
よびポリスルホンは、主鎖にエーテル結合、またはカル
ボニル基などの官能基を有してもよい。ポリアミドは、
アミド基の窒素原子に置換基を有してもよい。
およびポリスルホンは、マトリックス樹脂の靭性向上に
も有用である。
を有する高分子化合物の市販品を例示すると、次のとお
りである。
カブチラール”および“デンカホルマール”(電気化学
工業(株)製)、“ビニレック”(チッソ(株)製)
を、フェノキシ樹脂として、“UCAR”PKHP(ユ
ニオンカーバイド社製)が挙げられる。、ポリアミド樹
脂として“マクロメルト”(ヘンケル白水(株)製)、
“アミラン”CM4000(東レ(株)製)が挙げられ
る。ポリイミドとして“ウルテム”(ジェネラル・エレ
クトリック社製)、“Matrimid”5218(チ
バ社製)、ポリスルホンとして“Victrex”(三
井東圧化学(株)製)、“UDEL”(ユニオン・カー
バイド社製)が挙げられる。これらの樹脂は、次のよう
な化学構造を有している。
素基を表す。)
部分を60重量%以上有するポリビニルホルマールを有
する樹脂が、コンポジットの機械物性の面で優れるため
好ましい。
において10MPa以上の曲げ弾性率を有する化合物
が、エポキシ樹脂組成物の硬化物の弾性率を低下させに
くい点で好ましい。さらに、本発明の熱可塑性樹脂に
は、反応性希釈剤、酸化防止剤、有機または無機の粒子
などの添加物を配合することができる。
化合物が好ましく用いられる。具体的には、ブチルグリ
シジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテ
ル、フェニルグリシジルエーテル、クレジルグリシジル
エーテル、p-sec- ブチルグリシジルエーテル、p-ter
t-ブチルグリシジルエーテルなどが挙げられる。
チル−p−クレゾール(BHT)、ブチル化ヒドロキシ
アニソール、トコフェノールなどのフェノール系酸化防
止剤、ジラウリル3,3’−チオジプロピオネート、ジ
ステアリル3,3’−チオジプロピオネートなどの硫黄
系酸化防止剤が好ましく用いられる。
熱硬化性樹脂の硬化物、およびエラストマーなどからな
る微粒子を用いることができる。これらの粒子は、樹脂
の靭性向上と、繊維強化複合材料の耐衝撃性向上の効果
を奏する。
は、ポリアミドやポリイミドなどがあり、また熱硬化性
樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが好
ましく用いられる。市販のポリアミド粒子として、東レ
(株)製SP−500、ATOCHEM社製“オルガソ
ール”を挙げることができる。
子、さらに架橋ゴム粒子の表面に異種ポリマーをグラフ
ト重合したコア−シェル型のゴム粒子が好ましく用いら
れる。市販の架橋ゴム粒子としては、カルボキシル変性
のブタジエン−アクリロニトリル共重合体の架橋物から
なるXER−91(日本合成ゴム工業(株)製)、アク
リルゴム微粒子からなるCX−MNシリーズ(日本触媒
(株)製)、およびYR−500シリーズ(東都化成
(株)製)などが挙げられる。
ば、ブタジエン・メタクリル酸アルキル・スチレン共重
合物からなる“クレハパラロイド”EXL−2655
(呉羽化学工業(株)製)、アクリル酸エステル・メタ
クリル酸エステル共重合体からなる“スタフィロイド”
AC−3355、TR−2122(武田薬品工業(株)
製)、およびアクリル酸ブチル・メタクリル酸メチル共
重合物からなる“PARALOID”EXL−261
1、EXL−3387(Rohm & Haas社製)な
どが挙げられる。
メクタイト、および合成マイカなどが用いられる。これ
らの無機粒子は、主としてレオロジー制御、すなわち増
粘や揺変性付与のために配合される。
るためには、マトリックス樹脂の複素粘性率η* が、2
00〜2,000Pa・sであることが好ましい。複素粘
性率η* がかかる範囲を超える場合には、プリプレグの
ドレープ性が不十分となったり、強化繊維への含浸がな
されにくくなることがある。また、複素粘性率η* が、
かかる範囲に満たない場合には、プリプレグの形態保持
性が低下することがある。
は、一般的にタック性との相関が認められ、貯蔵弾性率
G'の大きいマトリックス樹脂を用いたプリプレグが、
タック性に優れる傾向にある。適度なタック性を発現さ
せるためには、貯蔵弾性率G’が100〜2,000P
aであることが好ましい。貯蔵弾性率G’が、かかる範
囲を超える場合には、タック性が大きすぎるため、例え
ば誤ってプリプレグを重ねてしまった場合に、剥離する
ことがむずかしく、剥離して修正することが困難にな
る。また、貯蔵弾性率G’がかかる範囲を満たない場合
には、タック性が小さすぎ、プリプレグの積層工程にお
いて重ねたプリプレグが剥離しやすく、積層作業に支障
をきたす。
は、タック性とドレープ性のバランスが重要であるた
め、複素粘性率η*と貯蔵弾性率G’の比、すなわちG'
/η*を良好な巻き付け性を得るための指標として用い
ることができる。G’とη*の比は0.9≦G'/η*≦
2.0の関係を満たすことが、タック性とドレープ性を
両立し得る点で好ましい。
を、強化繊維に含浸することにより、繊維強化複合材料
の中間基材としてのプリプレグが作製される。
は、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊
維、アルミナ繊維、および炭化ケイ素繊維などが用いら
れる。これらの繊維を2種以上混合して用いても構わな
い。強化繊維の形態や配列については限定されず、例え
ば、一方向に引き揃えられた長繊維、単一のトウ、織
物、ニット、不織布、マット、および組み紐などの繊維
構造物が用いられる。
ツ用品を製造するためには、少量の材料で十分な製品の
剛性を発現させ得るように、弾性率の高い強化繊維をプ
リプレグに用いることが好ましい。このような強化繊維
の弾性率は、200GPa〜800GPaであることが
好ましい。
る場合、得られる繊維強化複合材料の強度と弾性率は、
炭素繊維の含有量に大きく依存する。従って、一定量の
強化繊維を含有する場合、含浸させるマトリックス樹脂
の量を少なくするほど、複合材料や最終製品の性能をほ
ぼ一定に維持したままで、製品重量を軽量化することが
できる。このような目的には、強化繊維含有率の高いプ
リプレグが好適に用いられる。この場合、プリプレグの
強化繊維含有率は60〜90重量%であることが好まし
く、さらには67〜80重量%であることが好ましい。
このように強化繊維含有率の高いプリプレグを作るとき
に、本発明の樹脂組成物を用いると、タック性、ドレー
プ性あるいはマンドレルへの巻き付け性などの取扱性、
さらには硬化後の物性などにおいて従来得られなかった
優れた特性を得ることができる。
0mmのプリプレグサンプル同士を、0.11MPaの
負荷で圧着した後の引き剥がし強さ(MPa)で定量化
できる。また、ドレープ性Dは、3点曲げ試験法で測定
したプリプレグの0゜曲げ弾性率の逆数(GPa-1)とし
て定量化できる。
50mm×50mmのプリプレグサンプル同士を0.1
1MPaで圧着した後で引き剥がし、そのときの最大荷
重をプリプレグの面積で割って求められる。
m(繊維方向)×15mmのプリプレグサンプルについ
て、支点間距離をを40mmとし、直径4mmの圧子を
用いた3点曲げ測定を行なって得た荷重変位曲線の初期
直線部の勾配から求めることができる。
50±5%RHの測定環境下で測定されるものである。
指標Tは、0.05〜0.20MPaであることが好まし
い。
は、0.01〜0.1GPa-1であることが好ましい。
付け性は、プリプレグのタック性とドレープ性のバラン
スが重要であるため、TとDは、2.3×10-3≦D・
T≦1.2×10-2の関係を満たすことが好ましい。
維強化複合材料用樹脂組成物を、メチルエチルケトンや
メタノールなどの有機溶媒に溶解して低粘度化し、強化
繊維に含浸させる方法(いわゆるウエット法)や、前記
の繊維強化複合材料用樹脂組成物を加熱により低粘度化
し、強化繊維に含浸させる方法(いわゆるホットメルト
法またはドライ法)などの方法により製造することがで
きる。
液に浸漬した後引き上げ、オーブンなどを用いて溶媒を
蒸発させてプリプレグを得る方法である。また、ホット
メルト法は、まず、樹脂組成物を離型紙などの上にコー
ティングして樹脂のフィルムを作製し、次いで、強化繊
維の両側あるいは片側からそのフィルムを重ね、加熱加
圧することにより樹脂を含浸させてプリプレグを製造す
る方法、あるいは強化繊維束を引き出しながら、樹脂組
成物をコーティングして作成したフィルムを使用せず、
直接、樹脂組成物を含浸させプリプレグを製造する方法
である。
媒が残りやすく、これがコンポジットのボイドの原因に
なり得る。そのため、本発明においてプリプレグの製法
としては、ホットメルト法を用いることが好ましい。
断して得たパターンを積層後、積層物に圧力を付与しな
がら、樹脂を加熱硬化させることにより、繊維強化複合
材料が得られる。熱および圧力を付与する方法には、プ
レス成形法、オートクレーブ成形法、バッギング成形
法、シートワインディング法、および内圧成形法などが
あり、特にスポーツ用品に関しては、シートワインディ
ング法および内圧成形法が好ましく採用される。
プリプレグを巻いて円筒状物を成形する方法であり、ゴ
ルフシャフトや釣竿などの棒状体を作成する際に好適で
ある。具体的には、マンドレルにプリプレグを巻き付
け、プリプレグがマンドレルから剥離しないように固定
したり、または、プリプレグに成形圧力を付与するため
に、プリプレグの外側にテープ状の熱可塑性樹脂フィル
ム(ラッピングテープ)を巻き付け、オーブンで樹脂を
加熱硬化させた後に、芯金を抜き取って円筒状成形体を
得る方法である。
付与体の外側にプリプレグを巻き付けたプリフォームを
金型内にセットし、内圧付与体に高圧空気を導入して加
圧し、同時に金型を加熱することにより繊維強化複合材
料を成形する方法である。この内圧成形法は、特殊形状
のゴルフシャフトやバット、特にテニスやバトミントン
などのラケットのような複雑な形状を成形する際に好適
に用いられる。
用いれば、強化繊維として高弾性率炭素繊維を用いた場
合でも、また強化繊維含有率が高い場合でも、タック性
とドレープ性に優れ、さらにマンドレルへの巻き付け性
が良好なプリプレグを得ることができる。
説明する。なお、溶解性パラメータ、動的粘弾性、プリ
プレグのタック・ドレープ性およびマンドレルへの巻き
付け性などの評価方法は次のような条件で行なった。
(1974)に記載された、Fedorsの方法に基づ
き、溶解性パラメータSP値を求めた。
ックアナライザーRDAII型を使用して行なった。測定
は、半径25mmの平行平板を用い、時間/硬化掃引に
て、測定周波数0.5Hz、昇温速度1.5℃/分の条件
下で複素粘性率η*、貯蔵弾性率G'を求めた。
をサンプル面積で割って引き剥がし強さT(MPa)を求
めた。測定装置として“インストロン”(登録商標)4
201型万能材料試験機(インストロン・ジャパン
(株)製)を使用して、以下の条件で測定した。
弾性率測定により行なった。曲げ弾性率の測定法は、お
おむねJIS K7074「繊維強化プラスチックの曲
げ試験法」に従った。測定装置として“インストロン”
4201型万能材料試験機(インストロン・ジャパン
(株)製)を使用して、以下の条件で測定した。
プ性の指標として用いた。
性 プリプレグのマンドレル巻き付け性の評価は、以下のよ
うにして行なった。
3日間放置したプリプレグを、直径10mm、長さ10
00mmのSUS製円柱に、強化繊維引き揃え方向が、
円柱長手方向に対して45゜の角度になるよう巻き付け
て、15分間放置後のプリプレグの巻き付き状況を観察
した。プリプレグの巻き終わり部分の剥離最大高さに応
じて以下のように分類し、その剥離長さをS、M、L毎
にたしあわせる。さらに下記式にてマンドレル巻き付け
指数を算出し、それを巻き付け性の指標とした。
脂組成物を調製した。
型紙上に塗布して樹脂フィルムを作製した。次に、一方
向に配列させた引張弾性率230GPaの炭素繊維“ト
レカ”(登録商標)T300B−12K(東レ(株)
製)の両側面に樹脂フィルムを重ね、加熱加圧(130
℃,0.4MPa)することによって、樹脂を含浸さ
せ、炭素繊維の目付が150g/m2、そしてマトリッ
クス樹脂の重量分率が35%の一方向プリプレグを作製
した。
よびマンドレルへの巻き付き性は良好であった。結果が
表1に示される。
脂組成物を調製した。
プレグのタック性とドレープ性、およびマンドレルへの
巻き付き性は良好であった。結果が表1に示される。
脂組成物を調製した。
プレグのタック性とドレープ性、およびマンドレルへの
巻き付き性は良好であった。結果が表1に示される。
脂組成物を調製した。
プレグのタック性とドレープ性、およびマンドレルへの
巻き付き性は良好であった。結果が表1に示される。
脂組成物を調製した。
プレグのタック性、ドレープ性およびマンドレルへの巻
き付き性は良好であった。表1に結果が示される。
脂組成物を調製した。
プレグのタック性が弱く取扱い性に劣った。またタック
性が弱いため、マンドレルへの巻き付き性が不良であっ
た。結果が表2に示される。
組成物を調製した。
レグのタック性が弱く取扱い性に劣った。また、タック
性が弱いため、マンドレルへの巻き付き性が不良であっ
た。結果が表2に示される。
脂組成物を調製した。
プレグのタック性は良好であった。しかし、プリプレグ
が堅くドレープ性が悪いため、マンドレルへの巻き付き
性が不良であった。結果が表2に示される。
組成物を調製した。
プレグのタック性は良好であった。しかし、プリプレグ
が堅くドレープ性が悪いため、マンドレルへの巻き付き
性が不良であった。結果が表2に示される。
熱硬化性樹脂に可溶の特定範囲の分子量を有する熱可塑
性樹脂を配合したマトリックス樹脂を用いてプリプレグ
とすることにより、プリプレグのタック性とドレープ性
を高いレベルで両立させることが可能となり、マンドレ
ルの巻き付け性が良好で作業性よく繊維強化複合材料を
作製できる。
Claims (20)
- 【請求項1】少なくとも次の構成要素Aと構成要素Bと
を含有し、かつ、該構成要素Bが該構成要素Aに可溶で
ある繊維強化複合材料用樹脂組成物。 A.熱硬化性樹脂 B.重量平均分子量が20万〜500万の熱可塑性樹脂 - 【請求項2】該熱可塑性樹脂が重量平均分子量20万〜
170万の重合体である請求項1記載の繊維強化複合材
料用樹脂組成物。 - 【請求項3】測定周波数0.5Hz、50℃での動的粘
弾性測定における複素粘性率η*が200〜2,000P
a・sで、かつ、貯蔵弾性率G’が100〜2,000P
aである請求項1または2記載の繊維強化複合材料用樹
脂組成物。 - 【請求項4】該複素粘性率η*(Pa・s)と該貯蔵弾性
率G’(Pa)が、次式の関係を満たすことを特徴とす
る請求項3記載の繊維強化複合材料用樹脂組成物。 0.9≦G'/η*≦2.0 - 【請求項5】該熱硬化性樹脂と該熱可塑性樹脂の溶解性
パラメータSP値の差の絶対値が0〜2である請求項1
〜4のいずれかに記載の繊維強化複合材料用樹脂組成
物。 - 【請求項6】該熱可塑性樹脂のガラス転移温度が80℃
以上であるか、または融点が80℃以上である請求項1
〜5のいずれかに記載の繊維強化複合材料用樹脂組成
物。 - 【請求項7】該熱可塑性樹脂が、ビニル系モノマーを重
合してなる重合体である請求項1〜6のいずれかに記載
の繊維強化複合材料用樹脂組成物。 - 【請求項8】ビニル系モノマーの50モル%以上が(メ
タ)アクリル酸エステルである請求項7記載の繊維強化
複合材料用樹脂組成物。 - 【請求項9】(メタ)アクリル酸エステルの50モル%
以上がメチル(メタ)アクリレートである請求項8記載
の繊維強化複合材料用樹脂組成物。 - 【請求項10】ビニル系モノマーの50モル%以上がビ
ニルピロリドンである請求項7記載の繊維強化複合材料
用樹脂組成物。 - 【請求項11】該熱可塑性樹脂がポリエーテルである請
求項1〜6記載の繊維強化複合材料用樹脂組成物。 - 【請求項12】ポリエーテルがポリアルキレンエーテル
である請求項11記載の繊維強化複合材料用樹脂組成
物。 - 【請求項13】該熱可塑性樹脂が、該熱硬化性樹脂10
0重量部に対して0.1〜20重量部含有される請求項
1〜12のいずれかに記載の繊維強化複合材料用樹脂組
成物。 - 【請求項14】該熱可塑性樹脂が、該熱硬化性樹脂10
0重量部に対して0.1〜10重量部含有される請求項
13に記載の繊維強化複合材料用樹脂組成物。 - 【請求項15】該熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール
樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、尿素樹
脂、シリコーン樹脂、マレイミド樹脂、シアン酸エステ
ル樹脂、マレイミド樹脂とシアン酸エステル樹脂を予備
重合した樹脂、またはこれらの樹脂の混合物から選ばれ
る熱硬化性樹脂である請求項1〜14のいずれかに記載
の繊維強化複合材料用樹脂組成物。 - 【請求項16】請求項1〜15のいずれかに記載の繊維
強化複合材料用樹脂組成物が強化繊維に含浸されてなる
プリプレグ。 - 【請求項17】粘着性を表すタック性Tが0.05〜0.
20MPa、柔軟性を表すドレープ性Dが0.01〜
0.1GPa-1であり、かつタック性Tとドレープ性D
が次式の関係を満たすことを特徴とする請求項16記載
のプリプレグ。 2.3×10-3≦D・T≦1.2×10-2 - 【請求項18】前記強化繊維が、炭素繊維、芳香族ポリ
アミド繊維、ガラス繊維、シリコーンカーバイド繊維、
ボロン繊維、アルミナ繊維およびステンレス繊維よりな
る群の中から選ばれた少なくとも一つである請求項16
または17に記載のプリプレグ。 - 【請求項19】前記強化繊維が、弾性率200GPa以
上の炭素繊維である請求項18記載のプリプレグ。 - 【請求項20】請求項1〜15のいずれかに記載の繊維
強化複合材料用樹脂組成物の硬化物と強化繊維からなる
繊維強化複合材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09576598A JP3796953B2 (ja) | 1997-04-21 | 1998-04-08 | 繊維強化複合材料用樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-103167 | 1997-04-21 | ||
| JP10316797 | 1997-04-21 | ||
| JP09576598A JP3796953B2 (ja) | 1997-04-21 | 1998-04-08 | 繊維強化複合材料用樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH115887A true JPH115887A (ja) | 1999-01-12 |
| JP3796953B2 JP3796953B2 (ja) | 2006-07-12 |
Family
ID=26436954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09576598A Expired - Lifetime JP3796953B2 (ja) | 1997-04-21 | 1998-04-08 | 繊維強化複合材料用樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3796953B2 (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001278949A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-10-10 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び繊維強化複合材料 |
| JP2001302887A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | エポキシ樹脂組成物、樹脂付き金属箔及び絶縁性フィルム |
| JP2003055481A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Sanyo Chem Ind Ltd | 硬化性フィルム及び絶縁体 |
| JP2005225982A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
| JP2006117848A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Kaneka Corp | 熱硬化性樹脂組成物およびその利用 |
| JP2013221136A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プリプレグ |
| WO2014030638A1 (ja) | 2012-08-20 | 2014-02-27 | 三菱レイヨン株式会社 | エポキシ樹脂組成物、及びこれを用いたフィルム、プリプレグ、繊維強化プラスチック |
| WO2014119161A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 日東電工株式会社 | 光半導体用シートおよび光半導体装置 |
| WO2016060166A1 (ja) * | 2014-10-16 | 2016-04-21 | 三菱レイヨン株式会社 | 樹脂組成物およびそのプレス成形体 |
| US9574081B2 (en) | 2012-08-20 | 2017-02-21 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Epoxy-resin composition, and film, prepreg and fiber-reinforced plastic using the same |
| JP2017057253A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | プリプレグ、金属張積層板及びプリント配線板 |
| WO2017195902A1 (ja) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | 日立化成株式会社 | 樹脂組成物、プリプレグ、樹脂付き金属箔、積層板、プリント配線板及び樹脂組成物の製造方法 |
| JP2019099987A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | 東レ株式会社 | 強化繊維基材、強化繊維積層体および繊維強化樹脂 |
| CN111971343A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-11-20 | 日铁化学材料株式会社 | 热塑性树脂组合物、纤维强化塑料成型用材料及成型物 |
| CN114044931A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-02-15 | 航天特种材料及工艺技术研究所 | 一种提高耐高温性能的硅树脂复合材料制备方法 |
| CN114410065A (zh) * | 2022-01-21 | 2022-04-29 | 深圳市郎搏万先进材料有限公司 | 一种环氧树脂组合物及碳纤维预浸料、碳纤维复合材料 |
| CN116218146A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-06-06 | 哈尔滨玻璃钢研究院有限公司 | 一种复合增韧剂改性中温固化环氧树脂预浸料的制备方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102131841A (zh) | 2008-08-28 | 2011-07-20 | 三菱丽阳株式会社 | 环氧树脂组合物和使用其的半固化片、由该半固化片制造的纤维增强复合树脂管状体和其制造方法及纤维增强复合树脂成型体 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP09576598A patent/JP3796953B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001278949A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-10-10 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び繊維強化複合材料 |
| JP2001302887A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | エポキシ樹脂組成物、樹脂付き金属箔及び絶縁性フィルム |
| JP2003055481A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Sanyo Chem Ind Ltd | 硬化性フィルム及び絶縁体 |
| JP2005225982A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
| JP2006117848A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Kaneka Corp | 熱硬化性樹脂組成物およびその利用 |
| JP2013221136A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プリプレグ |
| US9988508B2 (en) | 2012-08-20 | 2018-06-05 | Mitsubishi Chemical Corporation | Epoxy-resin composition and film, prepreg, and fiber-reinforced plastic using same |
| WO2014030638A1 (ja) | 2012-08-20 | 2014-02-27 | 三菱レイヨン株式会社 | エポキシ樹脂組成物、及びこれを用いたフィルム、プリプレグ、繊維強化プラスチック |
| US9574081B2 (en) | 2012-08-20 | 2017-02-21 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Epoxy-resin composition, and film, prepreg and fiber-reinforced plastic using the same |
| WO2014119161A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 日東電工株式会社 | 光半導体用シートおよび光半導体装置 |
| US10363724B2 (en) | 2014-10-16 | 2019-07-30 | Mitsubishi Chemical Corporation | Resin composition and compression-molded article of same |
| JPWO2016060166A1 (ja) * | 2014-10-16 | 2017-04-27 | 三菱レイヨン株式会社 | 樹脂組成物およびそのプレス成形体 |
| WO2016060166A1 (ja) * | 2014-10-16 | 2016-04-21 | 三菱レイヨン株式会社 | 樹脂組成物およびそのプレス成形体 |
| JP2017057253A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | プリプレグ、金属張積層板及びプリント配線板 |
| WO2017195902A1 (ja) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | 日立化成株式会社 | 樹脂組成物、プリプレグ、樹脂付き金属箔、積層板、プリント配線板及び樹脂組成物の製造方法 |
| JP2019099987A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | 東レ株式会社 | 強化繊維基材、強化繊維積層体および繊維強化樹脂 |
| CN111971343A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-11-20 | 日铁化学材料株式会社 | 热塑性树脂组合物、纤维强化塑料成型用材料及成型物 |
| CN114044931A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-02-15 | 航天特种材料及工艺技术研究所 | 一种提高耐高温性能的硅树脂复合材料制备方法 |
| CN114044931B (zh) * | 2021-11-15 | 2023-12-19 | 航天特种材料及工艺技术研究所 | 一种提高耐高温性能的硅树脂复合材料制备方法 |
| CN114410065A (zh) * | 2022-01-21 | 2022-04-29 | 深圳市郎搏万先进材料有限公司 | 一种环氧树脂组合物及碳纤维预浸料、碳纤维复合材料 |
| CN116218146A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-06-06 | 哈尔滨玻璃钢研究院有限公司 | 一种复合增韧剂改性中温固化环氧树脂预浸料的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3796953B2 (ja) | 2006-07-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6287696B1 (en) | Resin composition for a fiber reinforced composite, a prepreg and a fiber reinforced composite | |
| US6063839A (en) | Prepreg of reinforcing fibers, epoxy resins, crosslinked rubber particles and curing agent | |
| US6515081B2 (en) | Composition of epoxy resin, curing agent and reactive compound | |
| JP5061813B2 (ja) | プリプレグおよびゴルフクラブシャフト | |
| JP3796953B2 (ja) | 繊維強化複合材料用樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| KR101612203B1 (ko) | 에폭시 수지 조성물, 프리프레그 및 섬유 강화 복합 재료 | |
| JP5347630B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、繊維強化複合材料 | |
| US8858358B2 (en) | Tubular body made of fiber-reinforced epoxy resin material | |
| WO1996002592A1 (en) | Epoxy resin composition, prepreg, and fiber-reinforced composite material | |
| JPH11172076A (ja) | 繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| JP5326435B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、および、繊維強化複合材料、ならびに、繊維強化複合材料の製造方法 | |
| JPH11171974A (ja) | 繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| JP2002363253A (ja) | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| JP2011057851A (ja) | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| JP2003277471A (ja) | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび炭素繊維強化複合材料 | |
| JPH0985844A (ja) | 繊維強化プラスチック製管状体 | |
| JP2004027043A (ja) | 繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物及び繊維強化複合材料 | |
| JPH08337707A (ja) | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| JPH11171972A (ja) | 繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| JP3539603B2 (ja) | プリプレグおよびコンポジット | |
| JP6180204B2 (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
| JPH08301982A (ja) | 繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよびコンポジット | |
| JP2003012837A (ja) | 繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| JP3867377B2 (ja) | 繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 | |
| JP2001026720A (ja) | 繊維強化複合材料用樹脂組成物、プリプレグ及び繊維強化複合材料 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040227 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060213 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060328 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060410 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 8 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |