JPH1159473A - 後軸操舵装置 - Google Patents
後軸操舵装置Info
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- JPH1159473A JPH1159473A JP23651697A JP23651697A JPH1159473A JP H1159473 A JPH1159473 A JP H1159473A JP 23651697 A JP23651697 A JP 23651697A JP 23651697 A JP23651697 A JP 23651697A JP H1159473 A JPH1159473 A JP H1159473A
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- steering
- rear shaft
- power cylinder
- steering device
- shaft
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Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 18
- 210000005252 bulbus oculi Anatomy 0.000 description 5
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Springs (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】旋回時におけるトラクタとトレーラまたはセミ
トレーラとの間の折れ角を少なくして走行安定性を高
め、連結車両の走行性能を単車なみに高めるようにした
後軸操舵装置を提供することを目的とする。 【解決手段】トラクタの後軸10を懸架する左右のリー
フスプリング14の後端側の部分をエアスプリング19
によって支持するとともに、サポートビーム20によっ
て連結し、しかもパワーステアリング装置40からの作
動圧によってパイロットバルブ54が切換えられるパワ
ーシリンダ27によって上記サポートビーム20を横方
向に移動させて後軸操舵を行なうようにしたものであ
る。
トレーラとの間の折れ角を少なくして走行安定性を高
め、連結車両の走行性能を単車なみに高めるようにした
後軸操舵装置を提供することを目的とする。 【解決手段】トラクタの後軸10を懸架する左右のリー
フスプリング14の後端側の部分をエアスプリング19
によって支持するとともに、サポートビーム20によっ
て連結し、しかもパワーステアリング装置40からの作
動圧によってパイロットバルブ54が切換えられるパワ
ーシリンダ27によって上記サポートビーム20を横方
向に移動させて後軸操舵を行なうようにしたものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は後軸操舵装置に係
り、とくに両端に後輪が取付けられている後軸を操舵す
るようにした後軸操舵装置に関する。
り、とくに両端に後輪が取付けられている後軸を操舵す
るようにした後軸操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トレーラまたはセミトレーラを牽引する
トラクタは後軸10を図5に示すように左右のリーフス
プリング14によって懸架するようにしている。この場
合にリーフスプリング14はその前端側の部分がフレー
ムに取付けられているブラケットに目玉ピンを介して回
動自在に連結されている。これに対してリーフスプリン
グ14の後端側は自由になっており、トレーリング構造
をなしている。
トラクタは後軸10を図5に示すように左右のリーフス
プリング14によって懸架するようにしている。この場
合にリーフスプリング14はその前端側の部分がフレー
ムに取付けられているブラケットに目玉ピンを介して回
動自在に連結されている。これに対してリーフスプリン
グ14の後端側は自由になっており、トレーリング構造
をなしている。
【0003】従ってこのようなトラクタが例えば図5に
示すように左方へ前輪8を操舵すると、後輪21が路面
から矢印7で示すような力を受けることになり、これに
よって後軸10が左方へ移動するとともに、リーフスプ
リング14の回動によって少ない角度ではあっても矢印
9で示すように後軸10が時計方向に回動される。すな
わちトラクタが旋回を行なおうとして前輪8を操舵する
と、後輪21を備える後軸10が前輪8と逆相になるよ
うに操舵されることになる。
示すように左方へ前輪8を操舵すると、後輪21が路面
から矢印7で示すような力を受けることになり、これに
よって後軸10が左方へ移動するとともに、リーフスプ
リング14の回動によって少ない角度ではあっても矢印
9で示すように後軸10が時計方向に回動される。すな
わちトラクタが旋回を行なおうとして前輪8を操舵する
と、後輪21を備える後軸10が前輪8と逆相になるよ
うに操舵されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにトラクタの
前輪8と後輪21とが逆相になるように操舵されると、
トラクタの旋回時にオーバステア現象を生じ、走行が不
安定になる。さらにトレーラまたはセミトレーラを牽引
するトラクタの場合には、旋回時にオーバステアになる
とトラクタに対するトレーラまたはセミトレーラの折れ
角が大きくなり、走行安定性が低下する問題がある。
前輪8と後輪21とが逆相になるように操舵されると、
トラクタの旋回時にオーバステア現象を生じ、走行が不
安定になる。さらにトレーラまたはセミトレーラを牽引
するトラクタの場合には、旋回時にオーバステアになる
とトラクタに対するトレーラまたはセミトレーラの折れ
角が大きくなり、走行安定性が低下する問題がある。
【0005】そこで例えば特開平8−150951号公
報に開示されているように、パワーシリンダによって強
制的に後軸を旋回させ、前輪と同相になるように後軸操
舵を行なうようにしている。ここでは上側のラジアスロ
ッドをV字状に配し、その先端部を車軸の中間位置と連
結するとともに、下側のラジアスロッドをフレームの下
側に平行に配し、パワーシリンダの操作力を下側のラジ
アスロッドを介して後軸に連結するようにしている。従
ってパワーシリンダが作動されると、後軸は上側のラジ
アスロッドと連結された左右の中心を旋回中心として前
輪と同相に旋回を行ない、後軸操舵が行なわれる。
報に開示されているように、パワーシリンダによって強
制的に後軸を旋回させ、前輪と同相になるように後軸操
舵を行なうようにしている。ここでは上側のラジアスロ
ッドをV字状に配し、その先端部を車軸の中間位置と連
結するとともに、下側のラジアスロッドをフレームの下
側に平行に配し、パワーシリンダの操作力を下側のラジ
アスロッドを介して後軸に連結するようにしている。従
ってパワーシリンダが作動されると、後軸は上側のラジ
アスロッドと連結された左右の中心を旋回中心として前
輪と同相に旋回を行ない、後軸操舵が行なわれる。
【0006】このような後軸操舵を行なうために、車速
センサと前輪の操舵角センサと後輪の操舵角センサとを
入力側に接続したコントローラを用い、このコントロー
ラの演算処理によって上記の後軸操舵を行なうようにし
ている。従ってとくに油圧の制御系として電子制御装置
を必要とする欠点がある。またこの装置によると、車軸
の左右両端を前後方向に強制的に変位させるために、横
移動方式に比べて大きな作動操作力を必要とする。また
この装置は重心点での横すべりをなくして同じ軌跡を通
ろうとする制御をするものであるが、必ずしもトラクタ
とトレーラまたはセミトレーラとの間の折れ角を少なく
することができず、このために走行安定性を確保するこ
とができるとは限らない。
センサと前輪の操舵角センサと後輪の操舵角センサとを
入力側に接続したコントローラを用い、このコントロー
ラの演算処理によって上記の後軸操舵を行なうようにし
ている。従ってとくに油圧の制御系として電子制御装置
を必要とする欠点がある。またこの装置によると、車軸
の左右両端を前後方向に強制的に変位させるために、横
移動方式に比べて大きな作動操作力を必要とする。また
この装置は重心点での横すべりをなくして同じ軌跡を通
ろうとする制御をするものであるが、必ずしもトラクタ
とトレーラまたはセミトレーラとの間の折れ角を少なく
することができず、このために走行安定性を確保するこ
とができるとは限らない。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、複雑で高価な電子制御装置を必要とせ
ず、比較的小さな作動操作力で作動し、旋回時における
オーバステア現象の発生を防止するとともに、トラクタ
に適用した場合において、トレーラまたはセミトレーラ
に対する折れ角を小さくすることができるようにした後
軸操舵装置を提供することを目的とする。
たものであって、複雑で高価な電子制御装置を必要とせ
ず、比較的小さな作動操作力で作動し、旋回時における
オーバステア現象の発生を防止するとともに、トラクタ
に適用した場合において、トレーラまたはセミトレーラ
に対する折れ角を小さくすることができるようにした後
軸操舵装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、両端に後輪が
取付けられている後軸を操舵するためのパワーシリンダ
を設け、前輪を操舵するパワーステアリング装置の作動
圧を後軸を操舵する前記パワーシリンダのパイロット圧
とすることを特徴とする後軸操舵装置に関するものであ
る。
取付けられている後軸を操舵するためのパワーシリンダ
を設け、前輪を操舵するパワーステアリング装置の作動
圧を後軸を操舵する前記パワーシリンダのパイロット圧
とすることを特徴とする後軸操舵装置に関するものであ
る。
【0009】従ってパワーシリンダによって、後輪が前
輪と同相になるように後軸を操舵することによって、オ
ーバステアが防止される。
輪と同相になるように後軸を操舵することによって、オ
ーバステアが防止される。
【0010】別の発明は、前端側が車体に取付けられて
いるピンによって回転自在に支持されかつ後端側と車体
との間に空気ばねが介装されている左右のリーフスプリ
ングの中間位置に後軸の両端が取付けられており、空気
ばねが介装されている左右の前記リーフスプリングの後
端側を連結するサポートビームを前記パワーシリンダに
よって横方向に移動して後軸操舵を行なうようにしたも
のである。
いるピンによって回転自在に支持されかつ後端側と車体
との間に空気ばねが介装されている左右のリーフスプリ
ングの中間位置に後軸の両端が取付けられており、空気
ばねが介装されている左右の前記リーフスプリングの後
端側を連結するサポートビームを前記パワーシリンダに
よって横方向に移動して後軸操舵を行なうようにしたも
のである。
【0011】このような構成によれば、サポートビーム
と連結されたパワーシリンダの作動によって後軸操舵が
達成される。
と連結されたパワーシリンダの作動によって後軸操舵が
達成される。
【0012】また前記パワーシリンダによって操舵され
る後軸がトレーラまたはセミトレーラを牽引するトラク
タの後軸であってよい。
る後軸がトレーラまたはセミトレーラを牽引するトラク
タの後軸であってよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るトラクタの後軸のサスペンション装置を示すものであ
る。両端に後輪21が取付けられている後軸10は、左
右に平行に配されているリーフスプリング14によって
フレーム11に懸架されるようになっている。リーフス
プリング14の前端側の部分はフレーム11に取付けら
れているブラケット12のピン13に目玉部15によっ
て回動自在に連結されている。
るトラクタの後軸のサスペンション装置を示すものであ
る。両端に後輪21が取付けられている後軸10は、左
右に平行に配されているリーフスプリング14によって
フレーム11に懸架されるようになっている。リーフス
プリング14の前端側の部分はフレーム11に取付けら
れているブラケット12のピン13に目玉部15によっ
て回動自在に連結されている。
【0014】これに対してリーフスプリング14の後端
部とフレーム11との間には図1および図2に示すよう
にエアスプリング19が配されている。なお後端部にエ
アスプリング19が取付けられている左右のリーフスプ
リング14の後端部はサポートビーム20によって連結
されるようになっている。そして後軸10には後輪21
が取付けられるようになっている。後軸10にはその中
心部に差動歯車装置22が設けられるとともに、この差
動歯車装置22にはプロペラシャフト23が連結されて
いる。
部とフレーム11との間には図1および図2に示すよう
にエアスプリング19が配されている。なお後端部にエ
アスプリング19が取付けられている左右のリーフスプ
リング14の後端部はサポートビーム20によって連結
されるようになっている。そして後軸10には後輪21
が取付けられるようになっている。後軸10にはその中
心部に差動歯車装置22が設けられるとともに、この差
動歯車装置22にはプロペラシャフト23が連結されて
いる。
【0015】次に上記後輪21を両端に取付けた後軸1
0の操舵機構について説明する。図1および図2に示す
ように、左右のフレーム11の後端側の部分には、車両
の幅方向に延びるようにパワーシリンダ27が取付けら
れている。パワーシリンダ27は図3に示すようにピス
トン28を備え、このピストン28に連結されているピ
ストンロッド29がシリンダ27の一端から突出してい
る。そしてシリンダ27が図2に示す右側の固定レバー
34に連結されるとともに、ピストンロッド29は左側
のレバー30の自由端に連結されている。レバー30は
その基端側の部分がフレーム11に回動自在に連結され
ている。また図2において左側のレバー30にはピン3
1を介して連結ロッド32が連結されており、この連結
ロッド32の他端側がアーム33に連結されている。ア
ーム33はとくに図1に示すように、サポートビーム2
0に連結されている。
0の操舵機構について説明する。図1および図2に示す
ように、左右のフレーム11の後端側の部分には、車両
の幅方向に延びるようにパワーシリンダ27が取付けら
れている。パワーシリンダ27は図3に示すようにピス
トン28を備え、このピストン28に連結されているピ
ストンロッド29がシリンダ27の一端から突出してい
る。そしてシリンダ27が図2に示す右側の固定レバー
34に連結されるとともに、ピストンロッド29は左側
のレバー30の自由端に連結されている。レバー30は
その基端側の部分がフレーム11に回動自在に連結され
ている。また図2において左側のレバー30にはピン3
1を介して連結ロッド32が連結されており、この連結
ロッド32の他端側がアーム33に連結されている。ア
ーム33はとくに図1に示すように、サポートビーム2
0に連結されている。
【0016】次に上記パワーシリンダ27を作動させる
ための油圧系について説明すると、この油圧系はパワー
ステアリング装置を兼用するようにしている。ステアリ
ングホイール37が上端に取付けられているステアリン
グシャフト38は連結シャフト39を介して図2に示す
ようにパワーステアリング装置40に連結されるように
なっている。このパワーステアリング装置40の出力端
はピットマンアーム41から構成され、このピットマン
アーム41の回動によって前輪8の操舵を行なうように
している。なおパワーステアリング装置40は図3にお
いて模式的に示すように、パイロットバルブ42と前輪
操舵用のパワーシリンダ43とを備えている。
ための油圧系について説明すると、この油圧系はパワー
ステアリング装置を兼用するようにしている。ステアリ
ングホイール37が上端に取付けられているステアリン
グシャフト38は連結シャフト39を介して図2に示す
ようにパワーステアリング装置40に連結されるように
なっている。このパワーステアリング装置40の出力端
はピットマンアーム41から構成され、このピットマン
アーム41の回動によって前輪8の操舵を行なうように
している。なおパワーステアリング装置40は図3にお
いて模式的に示すように、パイロットバルブ42と前輪
操舵用のパワーシリンダ43とを備えている。
【0017】上記パワーステアリング装置40に圧油を
供給するためにオイルポンプ45が設けられており、リ
ザーバ46からオイルを吸引して加圧するようになって
いる。またオイルポンプ45には分流弁47が接続さ
れ、この分流弁47によってパワーステアリング装置4
0と後軸操舵用のパイロットバルブ54とに分けてオイ
ルを流すようにしている。そして分流弁47によって分
岐した油圧配管50には流量制御弁48とリリーフ弁4
9とが接続されている。
供給するためにオイルポンプ45が設けられており、リ
ザーバ46からオイルを吸引して加圧するようになって
いる。またオイルポンプ45には分流弁47が接続さ
れ、この分流弁47によってパワーステアリング装置4
0と後軸操舵用のパイロットバルブ54とに分けてオイ
ルを流すようにしている。そして分流弁47によって分
岐した油圧配管50には流量制御弁48とリリーフ弁4
9とが接続されている。
【0018】上記油圧配管50を介して圧油が供給され
るパイロットバルブ54は図3に示すように、パイロッ
トピストン55と切換えピストン56とを備え、これら
がロッド57によって連結された構造をなしている。そ
して両側のパイロットピストン55の背面側にはそれぞ
れ圧縮コイルばね58が介装されており、これによって
通常は切換えピストン56が中立位置に復帰するように
している。そしてこのようなパイロットピストン55の
背面側の部分に油圧配管59を介してパワーステアリン
グ装置40のパワーシリンダ43の油圧が印加されるよ
うになっている。またこのようなパイロットバルブ54
によって後軸10を操舵するためのパワーシリンダ27
のピストン28の前面または背面に圧油を供給してパワ
ーシリンダ27を制御するようにしている。
るパイロットバルブ54は図3に示すように、パイロッ
トピストン55と切換えピストン56とを備え、これら
がロッド57によって連結された構造をなしている。そ
して両側のパイロットピストン55の背面側にはそれぞ
れ圧縮コイルばね58が介装されており、これによって
通常は切換えピストン56が中立位置に復帰するように
している。そしてこのようなパイロットピストン55の
背面側の部分に油圧配管59を介してパワーステアリン
グ装置40のパワーシリンダ43の油圧が印加されるよ
うになっている。またこのようなパイロットバルブ54
によって後軸10を操舵するためのパワーシリンダ27
のピストン28の前面または背面に圧油を供給してパワ
ーシリンダ27を制御するようにしている。
【0019】次に以上のような構成になる後軸操舵装置
の動作を説明する。図2に示すステアリングホイール3
7を回転操作すると、ステアリングシャフト38および
連結シャフト39を介してステアリングホイール37の
運動が図3に示すパイロットバルブ42に伝達され、こ
のパイロットバルブ42が切換えられる。従ってパワー
ステアリング装置40のパワーシリンダ43が作動され
る。このパワーシリンダ43の出力はピットマンアーム
41によって取出され、このようなピットマンアーム4
1の回動運動がドラッグリングを介して前輪の操舵機構
に伝達され、前輪8が図4に示すように例えば左方に操
舵される。
の動作を説明する。図2に示すステアリングホイール3
7を回転操作すると、ステアリングシャフト38および
連結シャフト39を介してステアリングホイール37の
運動が図3に示すパイロットバルブ42に伝達され、こ
のパイロットバルブ42が切換えられる。従ってパワー
ステアリング装置40のパワーシリンダ43が作動され
る。このパワーシリンダ43の出力はピットマンアーム
41によって取出され、このようなピットマンアーム4
1の回動運動がドラッグリングを介して前輪の操舵機構
に伝達され、前輪8が図4に示すように例えば左方に操
舵される。
【0020】このようにパワーステアリング装置40を
作動させるオイルポンプ45の圧油の一部は分流弁47
および油圧管路50を通して後軸操舵用のパイロットバ
ルブ54に供給されている。そして上述の如く前輪8を
操舵するために、パワーシリンダ43が作動されると、
このパワーシリンダ43からの圧油が油圧管路59を介
してパイロットバルブ54の左右のパイロットピストン
55の内の一方の背面側に作動し、これによってパイロ
ットピストン55が右方または左方に移動される。する
とパイロットピストン55とロッド57を介して連結さ
れている切換えピストン56も同方向に移動されるよう
になり、パイロットバルブ54を通してパワーシリンダ
27のピストン28の一方の側に圧油が供給されるよう
になる。
作動させるオイルポンプ45の圧油の一部は分流弁47
および油圧管路50を通して後軸操舵用のパイロットバ
ルブ54に供給されている。そして上述の如く前輪8を
操舵するために、パワーシリンダ43が作動されると、
このパワーシリンダ43からの圧油が油圧管路59を介
してパイロットバルブ54の左右のパイロットピストン
55の内の一方の背面側に作動し、これによってパイロ
ットピストン55が右方または左方に移動される。する
とパイロットピストン55とロッド57を介して連結さ
れている切換えピストン56も同方向に移動されるよう
になり、パイロットバルブ54を通してパワーシリンダ
27のピストン28の一方の側に圧油が供給されるよう
になる。
【0021】パワーシリンダ27のピストン28の一方
の側に圧油が供給されると、ピストン28が押され、ピ
ストンロッド29が図2において右方または左方に押さ
れることになる。これによって左側のレバー30がフレ
ーム11との連結部を中心として回動することになる。
そして左側のレバー30の回動が連結ロッド32を介し
てアーム33に伝達される。アーム33は上述の如くサ
ポートビーム20に連結されており、しかもこのサポー
トビーム20の両端はそれぞれ左右のリーフスプリング
14の後端部に連結されている。
の側に圧油が供給されると、ピストン28が押され、ピ
ストンロッド29が図2において右方または左方に押さ
れることになる。これによって左側のレバー30がフレ
ーム11との連結部を中心として回動することになる。
そして左側のレバー30の回動が連結ロッド32を介し
てアーム33に伝達される。アーム33は上述の如くサ
ポートビーム20に連結されており、しかもこのサポー
トビーム20の両端はそれぞれ左右のリーフスプリング
14の後端部に連結されている。
【0022】従ってパワーシリンダ27の作動によっ
て、図1において鎖線で示すように、左右のリーフスプ
リング14は目玉部15のピン13の部分を中心として
左方または右方に移動することになり、これによってリ
ーフスプリング14の長さ方向の中間位置に左右の部分
が連結されている後軸10が同方向に移動される。従っ
て左右の後輪21も同様に同方向に移動される。このと
きに後軸10はリーフスプリング14の回動に連動して
微小角度であるが、矢印63(図1および図4参照)で
示すように若干旋回する。パワーステアリング装置40
のパワーシリンダ43と後軸操舵のためのパイロットバ
ルブ54とを連結する配管59の関係を図4に示すよう
に、前輪8の操舵と後輪21の操舵とが同相になるよう
に接続しておくことにより、前輪8の操舵に連動して後
輪21も図4に示すように同方向に操舵されることにな
る。
て、図1において鎖線で示すように、左右のリーフスプ
リング14は目玉部15のピン13の部分を中心として
左方または右方に移動することになり、これによってリ
ーフスプリング14の長さ方向の中間位置に左右の部分
が連結されている後軸10が同方向に移動される。従っ
て左右の後輪21も同様に同方向に移動される。このと
きに後軸10はリーフスプリング14の回動に連動して
微小角度であるが、矢印63(図1および図4参照)で
示すように若干旋回する。パワーステアリング装置40
のパワーシリンダ43と後軸操舵のためのパイロットバ
ルブ54とを連結する配管59の関係を図4に示すよう
に、前輪8の操舵と後輪21の操舵とが同相になるよう
に接続しておくことにより、前輪8の操舵に連動して後
輪21も図4に示すように同方向に操舵されることにな
る。
【0023】一般にトレーラまたはセミトレーラを牽引
するトラクタのサスペンションにエアスプリング19を
付加した場合には、後輪21をその両端に取付けた後軸
10はフレーム11に対して、目玉ピン13とエアスプ
リング19で支持されたリーフスプリング14を介して
取付けられている。このような取付け構造によると、後
軸10は完全なトレーリング構造になり、旋回時にオー
バステア現象を生ずる傾向に導き、走行安定性を低下さ
せる可能性がある。
するトラクタのサスペンションにエアスプリング19を
付加した場合には、後輪21をその両端に取付けた後軸
10はフレーム11に対して、目玉ピン13とエアスプ
リング19で支持されたリーフスプリング14を介して
取付けられている。このような取付け構造によると、後
軸10は完全なトレーリング構造になり、旋回時にオー
バステア現象を生ずる傾向に導き、走行安定性を低下さ
せる可能性がある。
【0024】そこでこの実施の形態においては上述の如
く、フレーム11とエアスプリング19を支持するサボ
ートビーム20の間にラトラル方向にパワーシリンダ2
7を配し、前輪8のパワーステアリング装置40と同期
して後軸10を前輪8と同相の方向にピン13を支点と
して横移動させ、結果として同相の操舵を行なうことに
よって、トラクタをアンダステアの傾向に導き、走行安
定性を向上させるようにしたものである。
く、フレーム11とエアスプリング19を支持するサボ
ートビーム20の間にラトラル方向にパワーシリンダ2
7を配し、前輪8のパワーステアリング装置40と同期
して後軸10を前輪8と同相の方向にピン13を支点と
して横移動させ、結果として同相の操舵を行なうことに
よって、トラクタをアンダステアの傾向に導き、走行安
定性を向上させるようにしたものである。
【0025】前輪8のステアリングシステムは、パワー
ステアリング装置40と、作動油を貯溜するリザーバ4
6と、作動油を圧送するオイルポンプ45と、後軸10
を横移動させるためのパワーシリンダ27と、圧油を前
輪8のパワーステアリング装置40とパワーシリンダ2
7のパイロットバルブ54に分流するための分流弁47
と、パワーシリンダ27の作動速度を調整する流量調整
弁48と、過負荷を防止するリリーフ弁49と、それら
を結ぶ油圧配管50とから構成されている。
ステアリング装置40と、作動油を貯溜するリザーバ4
6と、作動油を圧送するオイルポンプ45と、後軸10
を横移動させるためのパワーシリンダ27と、圧油を前
輪8のパワーステアリング装置40とパワーシリンダ2
7のパイロットバルブ54に分流するための分流弁47
と、パワーシリンダ27の作動速度を調整する流量調整
弁48と、過負荷を防止するリリーフ弁49と、それら
を結ぶ油圧配管50とから構成されている。
【0026】運転手によってステアリングホイール37
が回転操作されると、パワーステアリング装置40のパ
イロットバルブ42が変位し、オイルポンプ45から分
流弁47を通して送られた作動油がパイロッドバルブ4
2を通ってパワーステアリング装置40のパワーシリン
ダ43のピストンを押し、これによってピットマンアー
ム41が回動されて前輪8が操舵される。
が回転操作されると、パワーステアリング装置40のパ
イロットバルブ42が変位し、オイルポンプ45から分
流弁47を通して送られた作動油がパイロッドバルブ4
2を通ってパワーステアリング装置40のパワーシリン
ダ43のピストンを押し、これによってピットマンアー
ム41が回動されて前輪8が操舵される。
【0027】しかもそのとき同時に作動油は油圧配管5
9を通って後軸操舵用のパイロットバルブ54の入力ポ
ートに入り、圧縮コイルばね58の抵抗に打勝ってパイ
ロットピストン55を変位させる。そうするとオイルポ
ンプ45から分流弁47を通して送られてきた作動油
は、予め流量をセットされた流量制御弁48と予めリリ
ーフ圧力をセットされたリリーフ弁49とを通り、管路
50からパイロッドバルブ54を通ってパワーシリンダ
27に入り、このパワーシリンダ27のピストン28を
動かすことになる。
9を通って後軸操舵用のパイロットバルブ54の入力ポ
ートに入り、圧縮コイルばね58の抵抗に打勝ってパイ
ロットピストン55を変位させる。そうするとオイルポ
ンプ45から分流弁47を通して送られてきた作動油
は、予め流量をセットされた流量制御弁48と予めリリ
ーフ圧力をセットされたリリーフ弁49とを通り、管路
50からパイロッドバルブ54を通ってパワーシリンダ
27に入り、このパワーシリンダ27のピストン28を
動かすことになる。
【0028】パワーシリンダ27が作動することによっ
て図2に示す左側のレバー30が回動し、サポートビー
ム20に固定されたアーム33およびレバー30と連結
ロッド32とのリンクモーションによって、左右のリー
フスプリング14はピン13を支点として回動し、これ
によって後軸10が横移動を行なう。
て図2に示す左側のレバー30が回動し、サポートビー
ム20に固定されたアーム33およびレバー30と連結
ロッド32とのリンクモーションによって、左右のリー
フスプリング14はピン13を支点として回動し、これ
によって後軸10が横移動を行なう。
【0029】この装置の特徴は、後軸10のパワーシリ
ンダ27のパイロットバルブ54の駆動を前輪8のパワ
ーステアリング装置40の油圧をパイロット油圧にして
いることにある。また後軸10はほぼ横移動し、図4に
示す矢印63で示す旋回は非常に小さな値になってい
る。そしてこのような構造によると、トラクタとこのト
ラクタによって牽引されるトレーラまたセミトレーラと
の間の折れ角を少なくすることが可能になる。従ってト
ラクタとトレーラまたはセミトレーラとから成る連結車
両の走行安定性を単車なみに高めることが可能になる。
ンダ27のパイロットバルブ54の駆動を前輪8のパワ
ーステアリング装置40の油圧をパイロット油圧にして
いることにある。また後軸10はほぼ横移動し、図4に
示す矢印63で示す旋回は非常に小さな値になってい
る。そしてこのような構造によると、トラクタとこのト
ラクタによって牽引されるトレーラまたセミトレーラと
の間の折れ角を少なくすることが可能になる。従ってト
ラクタとトレーラまたはセミトレーラとから成る連結車
両の走行安定性を単車なみに高めることが可能になる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、両端に後輪が取
付けられている後軸を操舵するためのパワーシリンダを
設け、前輪を操舵するパワーステアリング装置の作動圧
を後軸を操舵するパワーシリンダのパイロット圧とした
ものである。
付けられている後軸を操舵するためのパワーシリンダを
設け、前輪を操舵するパワーステアリング装置の作動圧
を後軸を操舵するパワーシリンダのパイロット圧とした
ものである。
【0031】従ってこのような構成によれば、パワース
テアリング装置の作動圧を利用して後軸操舵を達成する
ことが可能になり、とくに複雑で高価な電子制御装置を
必要とせず、後軸操舵のための制御系を簡潔に構成する
ことが可能になる。
テアリング装置の作動圧を利用して後軸操舵を達成する
ことが可能になり、とくに複雑で高価な電子制御装置を
必要とせず、後軸操舵のための制御系を簡潔に構成する
ことが可能になる。
【0032】別の発明は、前端側が車体に取付けられて
いるピンによって回転自在に支持されかつ後端と車体と
の間に空気ばねが介装されている左右のリーフスプリン
グの中間位置に後軸の両端が取付けられており、空気ば
ねが介装されている左右のリーフスプリングの後端側を
連結するサポートビームをパワーシリンダによって横方
向に移動して後軸操舵を行なうようにしたものである。
いるピンによって回転自在に支持されかつ後端と車体と
の間に空気ばねが介装されている左右のリーフスプリン
グの中間位置に後軸の両端が取付けられており、空気ば
ねが介装されている左右のリーフスプリングの後端側を
連結するサポートビームをパワーシリンダによって横方
向に移動して後軸操舵を行なうようにしたものである。
【0033】このような構成によれば、サポートビーム
と連結されたパワーシリンダの作動によって後軸操舵が
達成されるようになり、簡潔な構造の後軸操舵装置を提
供することが可能になる。また後軸を旋回させるよりも
むしろ横方向に移動させて後軸操舵を達成することが可
能になるとともに、空気ばねがリーフスプリングの後端
部に介装されたリーフサスペンション装置の後軸操舵が
可能になる。
と連結されたパワーシリンダの作動によって後軸操舵が
達成されるようになり、簡潔な構造の後軸操舵装置を提
供することが可能になる。また後軸を旋回させるよりも
むしろ横方向に移動させて後軸操舵を達成することが可
能になるとともに、空気ばねがリーフスプリングの後端
部に介装されたリーフサスペンション装置の後軸操舵が
可能になる。
【0034】パワーシリンダによって操舵される後軸が
トレーラまたはセミトレーラを牽引するトラクタの後軸
である構成によれば、トラクタとトレーラまたはセミト
レーラとの間の折れ角を少なくして走行の安定性を高め
ることが可能になり、連結車両の走行安定性を単車なみ
に高めることが可能になる。
トレーラまたはセミトレーラを牽引するトラクタの後軸
である構成によれば、トラクタとトレーラまたはセミト
レーラとの間の折れ角を少なくして走行の安定性を高め
ることが可能になり、連結車両の走行安定性を単車なみ
に高めることが可能になる。
【図1】後軸操舵装置を示す要部平面図である。
【図2】後軸操舵装置を示す背面図である。
【図3】後軸操舵装置の油圧系を示す配管図である。
【図4】車両の旋回時の動作を示す平面図である。
【図5】従来の旋回時の動作を示す平面図である。
7 力(路面からの力) 8 前輪 9 矢印 10 後軸 11 フレーム 12 ブラケット 13 ピン 14 リーフスプリング 15 目玉部 19 エアスプリング 20 サポートビーム 21 後輪 22 差動歯車装置 23 プロペラシャフト 27 パワーシリンダ 28 ピストン 29 ピストンロッド 30 レバー 31 ピン 32 連結ロッド 33 アーム 34 レバー 37 ステアリングホイール 38 ステアリングシャフト 39 連結シャフト 40 パワーステアリング装置 41 ピットマンアーム 42 パイロットバルブ 43 パワーシリンダ 45 オイルポンプ 46 リザーバ 47 分流弁 48 流量制御弁 49 リリーフ弁 50 油圧配管 54 パイロットバルブ 55 パイロットピストン 56 切換えピストン 57 ロッド 58 圧縮コイルばね 59 油圧配管 63 矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 53/00 B62D 53/00 D F16F 1/26 F16F 1/26
Claims (3)
- 【請求項1】両端に後輪が取付けられている後軸を操舵
するためのパワーシリンダを設け、前輪を操舵するパワ
ーステアリング装置の作動圧を後軸を操舵する前記パワ
ーシリンダのパイロット圧とすることを特徴とする後軸
操舵装置。 - 【請求項2】前端側が車体に取付けられているピンによ
って回転自在に支持されかつ後端側と車体との間に空気
ばねが介装されている左右のリーフスプリングの中間位
置に後軸の両端が取付けられており、空気ばねが介装さ
れている左右の前記リーフスプリングの後端側を連結す
るサポートビームをパワーシリンダによって横方向に移
動して後軸操舵を行なうことを特徴とする後軸操舵装
置。 - 【請求項3】前記パワーシリンダによって操舵される後
軸がトレーラまたはセミトレーラを牽引するトラクタの
後軸であることを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の後軸操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23651697A JPH1159473A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 後軸操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23651697A JPH1159473A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 後軸操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1159473A true JPH1159473A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=17001870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23651697A Pending JPH1159473A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 後軸操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1159473A (ja) |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP23651697A patent/JPH1159473A/ja active Pending
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