JPH1159699A - 詰め替え用パウチ - Google Patents
詰め替え用パウチInfo
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- JPH1159699A JPH1159699A JP9225609A JP22560997A JPH1159699A JP H1159699 A JPH1159699 A JP H1159699A JP 9225609 A JP9225609 A JP 9225609A JP 22560997 A JP22560997 A JP 22560997A JP H1159699 A JPH1159699 A JP H1159699A
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Abstract
使用時には注出口部を容易に開口でき、ボトルなど口径
の小さな容器に対しても内容物を安全且つ容易に移し替
えることのできる安価で使用適性に優れた詰め替え用パ
ウチを生産性よく提供する。 【解決手段】 周囲の端縁部がヒートシールにより封止
されてなるパウチにおいて、該パウチの上部の一部に注
出口部6を設けると共に、該注出口部6の両側に滑らか
な曲線で形成される切り欠き部7、及び/又は、注出口
部のフィルムの内面に、開口性をよくするための凹凸8
を設けて詰め替え用パウチ60を構成する。注出口部6の
両側の上部ヒートシール部5は、肩下がりの傾斜を有す
る形状にヒートシールし、注出口部6には易開封処理部
としてノッチ9などを設けることが好ましい。
Description
など流動性を有する内容物を密封包装し、使用時に内容
物を他の容器に移し替えて使用する詰め替え用パウチに
関し、更に詳しくは、内容物をボトルなど他の容器に移
し替える際、内容物を外にこぼすことなく、安全且つ容
易に移し替えられるよう容器の口径に合わせた注出口部
を設けると共に、これを容器の口部に固定しやすくし、
また、注出口の開口性を向上させた詰め替え用パウチに
関する。
を密封包装する詰め替え用パウチとしては、自立性があ
り立体容器としての特徴も一部備えているスタンディン
グパウチが主に採用され、且つ、使用時に内容物を外に
こぼすことなく他の容器に安全に移し替えられるよう、
開口部をパウチ上部全体ではなく、コーナー部など一部
に設けるとか、或いは、パウチ上部の一部に口径の小さ
な注出口部を形成する方法、更には、プラスチック成形
物などによる別体の注出口をパウチ上部の一部に熱接着
して取り付ける方法などが採られていた。
チック成形物による別体の注出口をパウチ上部の一部に
取り付ける方法は、製造工程が増え、注出口自体にも費
用がかかり、また、注出口を取り付けた空パウチは、厚
さが増すため、保管や運搬の費用も割高となり、更に、
内容物の充填に際して、特別な充填装置を必要とし、ま
た、充填機のフィーダー部への空パウチのスタッキング
数も大幅に減少し、オペレーターが頻繁に空パウチの供
給を行う必要が生じるなど、全体としてコストアップと
工程及び作業の煩雑さが増す問題があった。
出口を形成する方法でも、内容物を移し替える際の操作
性、安全性は、ある程度は改善されるが、注出口部の位
置が一見して分かりにくく、また、移し替える容器の口
部への注出口部の固定性が不充分で、内容物の注出中に
誤って外にこぼすことがあり、移し替えの容易性、安全
性の点ではなお問題があった。
めになされたものであり、その目的とするところは、成
形物などによる別体の注出口を必要とせず、通常のパウ
チと同様な工程で生産性よく製造でき、内容物の充填も
容易で、しかも使用時には、口径の小さなボトルなどに
対しても、内容物を外にこぼすことなく、安全且つ容易
に最後まで移し替えることができるという、安価で使用
適性に優れた詰め替え用パウチを生産性よく提供するこ
とにある。
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、周囲の端縁部がヒートシールにより封止
され、流動性を有する内容物が密封包装されるパウチに
おいて、パウチ上部の一部に注出口部を備え、且つ、該
注出口部の両側のパウチ上部のヒートシール部に滑らか
な曲線で形成される切り欠き部が設けられていることを
特徴とする詰め替え用パウチからなる。
端縁部がヒートシールにより封止され、流動性を有する
内容物が密封包装されるパウチにおいて、パウチ上部の
一部に注出口部を備えると共に、該注出口部のフィルム
の内面に、開口性をよくするための凹凸が設けられてい
ることを特徴とする詰め替え用パウチからなる。
の端縁部がヒートシールにより封止され、流動性を有す
る内容物が密封包装されるパウチにおいて、パウチ上部
の一部に注出口部を備え、且つ、該注出口部の両側のパ
ウチ上部のヒートシール部に滑らかな曲線で形成される
切り欠き部が設けらると共に、該注出口部のフィルムの
内面に、開口性をよくするための凹凸が設けられている
ことを特徴とする詰め替え用パウチからなる。
の左右両側のパウチ上部のヒートシール部が肩下がりの
傾斜を有する形状にヒートシールされていることを特徴
とする請求項1乃至3のいずれかに記載の詰め替え用パ
ウチである。
に易開封処理部が設けられていることを特徴とする請求
項1乃至4のいずれかに記載の詰め替え用パウチであ
る。
設けられる注出口部の大きさは、特に限定されるもので
はないが、使用に際して、注出口部の先端のヒートシー
ル部を切り取って開口させた時、内容物を移し替える容
器の口部に開口した注出口の先端部を挿入できる程度の
大きさであることが好ましい。また、注出口部の両側の
ヒートシール部に設けられる滑らかな曲線で形成される
切り欠き部は、注出口部を突出させてその位置を明確に
し、外観にソフトな感じを付与すると共に、開封した注
出口を移し替えを行う容器の口部にスムーズに導入でき
るようにし、且つ、注出口部を容器の口部に安定した状
態で固定するために設けるものであり、この目的に適う
形状であれば任意の形状に形成することができる。
られる凹凸は、注出口の口開き性をよくするために設け
るものであり、印刷などの手段で予め凸部を設けること
もできるが、熱エンボスなどの方法で、積層フィルムを
重ね合わせる前の段階で、所定の位置にドット状、スト
ライプ状などの形状で、内面が凸部となるように形成し
ておくことが簡便であり好ましい。このような凹凸は、
注出口部のフィルムの一方の面のみに設けてもよく、両
方の面に設けてもよい。
パウチでも多用されているノッチのほか、レーザー光照
射などによるハーフカット線など、いずれも適用するこ
とができる。ノッチの場合、通常、I字型やV字型のノ
ッチが利用されているが、形状は特に限定されず、切り
取り方向に鋭角部分を有する形状であれば何でも使用す
ることができる。また、ノッチとハーフカット線は、そ
れぞれを単独で用いてもよいが両者を併用することもで
きる。
に、その構成による作用、効果について説明する。請求
項1に記載した発明の構成を採ることにより、内容物が
充填、密封された詰め替え用パウチを使用する際、注出
口部の両側には、滑らかな曲線で形成される切り欠き部
が設けられているため、ソフト感が付加され外観に優れ
ると共に、一見して注出口部の位置を識別できる。ま
た、開封した注出口を内容物の移し替えを行うボトルな
どの容器の口部にスムーズに誘導して差し込むことがで
き、且つ、注出口部を容器の口部に確実に固定でき、安
全且つ容易に内容物を移し替えることができる。
により、内容物が充填、密封された詰め替え用パウチを
使用する際、注出口部の先端のヒートシール部を切り取
って開封することにより、注出口部のフィルムの内面同
士が密着していないため、注出口が容易に開口し、口径
の小さなボトルなどに対しても安全且つ容易に内容物を
移し替えることができる。
に記載した発明の構成に、請求項2に記載した発明の構
成を付加したものであり、このような構成を採ることに
より、前記請求項1に記載した発明の作用、効果に加え
て、注出口部の口開き性が向上し、内容物の移し替えの
操作を一層容易に行えるようになる。
により、前記請求項1乃至3に記載した発明の作用、効
果に加えて、内容物をボトルなどに移し替える際、パウ
チ内に残液を生じないように移し替えられると同時に、
注出口の開口状態を維持し易く、途中で注出口が塞がる
ことを防止できるため、一層安全且つ容易に最後まで移
し替えることができる。
により、前記請求項1乃至4に記載した発明の作用、効
果に加えて、注出口部を開封する際、鋏などの道具を使
う必要がなく、手だけで所望の位置で容易に注出口部の
先端のヒートシール部を切り取って開封できるようにな
る。
の製造に用いるフィルム、およびその製袋方法など実施
の形態について説明する。先ず、本発明の詰め替え用パ
ウチの製造に用いるフィルムは、主にプラスチックを主
体とする積層フィルムが用いられるが、特に限定はされ
ず、各種パウチに用いられている公知の積層フィルム
は、いずれも使用できる。これらの中から、包装する内
容物の種類や充填後の加熱処理の有無など使用条件に応
じて適するものを自由に選択して使用することができ
る。好ましく使用できる積層フィルムの構成の具体例と
して、以下のようなものが挙げられる。
フィルム(シーラント層) (2) ONフィルム/接着剤/一軸延伸HDPEフィルム
/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層) (3) ONフィルム/接着剤/一軸延伸PPフィルム/接
着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層) (4) ONフィルム/接着剤/一軸延伸PPフィルム/接
着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム
(シーラント層) (5) ONフィルム(シリカ蒸着層)/接着剤/一軸延伸
HDPEフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シ
ーラント層) (6) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/L・LDPE層)(シーラント層は
L・LDPE層) (7) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/LDPE層)/接着剤/L・LDP
Eフィルム(シーラント層) (8) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (9) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (10)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (11)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (12)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着
剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラン
ト層) などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく
様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができ
る。
伸ナイロンフィルム、L・LDPEは直鎖状低密度ポリ
エチレン、HDPEは高密度ポリエチレン、LDPEは
低密度ポリエチレン、PPフィルムはポリプロピレンフ
ィルム、PETフィルムは2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルム、EVOHフィルムはエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物フィルム、CPPフィルムは無
延伸ポリプロピレンフィルムを指すものである。また、
アンカーコートは、押し出しコーティングで樹脂を積層
する際、接着性を向上させるために基材フィルム側に予
めコーティングするものでプライマーコートの一種であ
る。
フィルム、PETフィルムは、基材フィルムとしてパウ
チに機械的強度や印刷適性を付与し、一軸延伸HDPE
フィルム、一軸延伸PPフィルムは、その延伸方向をパ
ウチを開口させる際の引き裂き方向と一致するように用
いることにより、引き裂きの方向性を一層安定化させる
ことができる。そして、アルミニウム箔、シリカ蒸着
層、EVOHフィルムなどは、ガスバリヤー性を付与す
るために積層するものである。また、シーラント層とし
ては、L・LDPEフィルムとCPPフィルムの2種類
の例を挙げたが、L・LDPEフィルムは、ヒートシー
ルの安定性や耐内容物性、例えば界面活性剤に対する耐
ストレスクラッキング性などに優れ、CPPフィルム
は、耐熱性、低臭性に優れており、これらの性能を必要
とする内容物の包装用に適している。
内容物に応じて、エチレン・αオレフィン共重合体、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共
重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイ
オノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用
することができる。特に、エチレン・αオレフィン共重
合体でメタロセン系触媒を用いて重合したものは、分子
量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、低温
ヒートシール性や、熱間シール性に優れており、ガセッ
トパウチ、スタンディングパウチなどヒートシール部に
フィルムの重なりの差による段差のあるパウチのシーラ
ント層にはシール抜けによるピンホールの発生を防止で
きる点で適している。更に、該共重合体にオレフィン系
エラストマーをブレンドしたものを用いることにより、
シーラント層の熱流動性が改善され、前記段差によるピ
ンホールの発生も一層効果的に防止することができる。
製造する本発明の詰め替え用パウチの製造方法について
説明する。本発明の詰め替え用パウチは、先にも説明し
たように、パウチの上部など端縁部の構成にその特徴を
有するものであり、パウチ本体の形態は、特に限定され
ず、例えば三方シール形式、四方シール形式、ピロー形
式などの平パウチのほか、ガセットパウチ、スタンディ
ングパウチなど、いずれの形態も採用することができ
る。只、ピローパウチやガセットパウチの場合、注出口
部が背シール部の位置と重なる場合には、注出口部の開
封性が損なわれることもあり、そのような場合には、例
えば、背シール部の位置をずらすこともできる。
には、その本体部分の形態に応じて、それぞれ従来公知
の製袋機を利用することができ、これに前記注出口部お
よび凹凸、切り欠き部、それにノッチなどの易開封処理
部を設けるための、例えば、エンボス装置、打ち抜き装
置、トリミング装置、その他必要な加工装置をインライ
ンに組み込むか、或いはこれらを別ラインで準備するこ
とにより、インラインまたはオフラインのいずれの方法
によっても本発明の詰め替え用パウチを容易に製造する
ことができる。
物の充填は、パウチの上部に、注出口部や切り欠き部な
どが設けられており、この部分をヒートシールするシー
ルパターンも特別な形状となるが、注出口部や切り欠き
部自体はそれほど複雑な形状ではないため、パウチ上部
の注出口部や切り欠き部のトリミングを先に行い、通常
のパウチと同様に、パウチ上部から内容物の充填を行
い、その後、この部分を所定のシールパターンでヒート
シールして密封することができる。
トシールを2段階に分割し、例えば、左右いずれか半分
程度を先にヒートシールしておいて、残りの部分を未シ
ールの開口部とし、この部分から内容物を充填し、その
後、この部分をヒートシールして密封することもでき
る。
に具体的に説明する。但し、本発明はこれらの図面およ
び試験例に限定されるものではない。また、図面に付し
た符号は、異なる図面においても同じ名称の部分には同
じ符号を用いた。
明の詰め替え用パウチの一実施例の構成を説明する正面
図である。また、図5は、図1または図2に示した詰め
替え用パウチに充填された内容物をボトルに移し替える
際の状態を説明する要部の斜視図である。
その本体部分がスタンディングパウチ形態に製袋されて
いる。即ち、底部1が常法に従ってフィルムを内側に折
り返してなるガセット形式で形成され、内側に折り込ま
れたフィルムの両側下端近傍には、半円形などの折り込
みフィルム切り欠き部2が設けられると共に、底部1が
舟形のシールパターンにより底部ヒートシール部3でヒ
ートシールされ、自立性が付与される。また、パウチの
胴部は、前後2面の壁面フィルムの両側端縁部を胴部ヒ
ートシール部4でヒートシールして形成される。
は中央部)には、注出口部6が設けられ、その内部がパ
ウチ本体の内部と連通すると共に、通液路となる部分の
フィルムには、その内面側に凸部が形成されるように複
数のドット状の凹凸8が設けられ、その外側周囲、およ
び両側の端縁部が上部ヒートシール部5により封止され
ている。前記凹凸8を設けることにより、通液路のフィ
ルムの内面同士の密着が防止されるため、注出口部6を
開封した際、注出口の口開きが容易になる効果を奏す
る。
切り欠かれ、内容物をボトルなどに移し替える際、その
口部に注出口部6を固定できるようになっている。ま
た、上部ヒートシール部5の中、注出口部6を除く両側
の側部は、注出口部6の立ち上がり部からパウチの両端
にかけて肩下がりの傾斜を有する形状にヒートシールさ
れており、充填された内容物を注出する際、注出口部6
が塞がりにくく、また、残液が生じないようになってい
る。更に、注出口部6の両側の端縁部(ヒートシール
部)の所定の位置には、注出口部6の開封を容易にする
ための易開封処理部として、V字型のノッチ9を設けて
構成されている。
の内容物の充填は、パウチの底部と胴部を形成し、上部
はトリミングのみを先に行って、上部ヒートシール部5
をヒートシールする前の段階で、開口する上部から内容
物を充填し、その後、パウチ上部を所定のヒートシール
パターンで脱気シールすることにより、密封包装するこ
とができる。
物充填後、自立性があり、外観に優れると共に、取り扱
いも容易であり、内容物をボトルなどに移し替える際に
は、ノッチ9を利用して注出口部6を開封し、図5に示
すように、注出口部6の両側の切り欠き部7をボトルの
口部(口壁)の上にあてがうことにより、注出口の先端
がボトル口部の中に入るように固定される。そして、注
出口部6の通液路となる部分のフィルムの内面には、こ
の場合、ドット状の凹凸8の凸部が形成されているの
で、注出口が容易に開く状態になっている。従って、こ
の状態で詰め替え用パウチ60の本体部分を持ち上げて
徐々に傾けるだけで、内容物がボトル内に注ぎ出され、
最後まで安全且つ容易に移し替えることができる。
記図1に示した詰め替え用パウチ60とは、パウチの上
部の構成は全く同一であり、パウチの本体部分を四方シ
ール形態で製袋した点でのみ異なるものである。従っ
て、内容物充填後のパウチに自立性はなく、その取り扱
い易さ、外観などの点ではやや劣るが、製袋が容易で生
産性がよく、コスト面で安価である利点があり、内容物
の移し替えの際の操作性や作用、効果などは図1に示し
た詰め替え用パウチ60と略同様であるため、廉価タイ
プの詰め替え用パウチとして優れている。
1に示した詰め替え用パウチ60とは、パウチの本体部
分は同一であり、パウチ上部の中央部に設けた注出口部
6の外周の形状、および上部ヒートシール部5の下側部
分の形状を若干変更した点でのみ異なるものである。即
ち、注出口部6の先端のヒートシール部の形状を両側に
拡げることにより、キャップの外観を持たせて注出口部
6の位置を明確にすると共に、注出口部6の両側のヒー
トシール部5の下側部分を、途中までは肩下がりの傾斜
を有する形状とし、そこから先のパウチの両端に至る部
分では水平な形状として、内容物のスムーズな注出性を
維持し、且つ、充填容量を僅かではあるが増やすことに
より、パウチの外径寸法を小さくできるようにしたもの
である。従って、パウチの機能、作用、効果は、上記の
点が付加されるほかは、図1に示した詰め替え用パウチ
60の場合と同様である。
記図3に示した詰め替え用パウチ80とは、パウチ上部
の構成は全く同一であり、パウチの本体部分をスタンデ
ィングパウチから四方シール形態に変えた点でのみ異な
るものである。従って、この場合も、内容物充填後のパ
ウチに自立性はなく、その取り扱い易さ、外観などの点
ではやや劣るが、製袋が容易で生産性がよく、コスト面
で安価である利点があり、内容物の移し替えの際の操作
性や作用、効果などは図3に示した詰め替え用パウチ8
0と同様であり、その廉価タイプの詰め替え用パウチと
して有用である。
用パウチ60、70に充填された内容物をボトルに移し
替える際の状態を説明する要部の斜視図であり、図5に
示されるように、詰め替え用パウチ60、70の注出口
部6をノッチにより開封し、ボトル50の口部51に注
出口部6を差し込むことにより、両側の切り欠き部7が
ボトル50の口壁に接して、注出口部6が固定される。
この時、注出口部6のフィルムの内面にはドット状の凹
凸8の凸部が形成されているので、容易に注出口部6が
開口する状態にある。従って、詰め替え用パウチ60、
70の本体部分を持ち上げて徐々に傾けるだけで、内容
物がボトル50内に注ぎ出され、最後まで安全且つ容易
に移し替えることができる。
め替え用パウチ60、70を例に採って、その内容物を
ボトルに移し替える際の状態を説明したが、図3、図4
に示した詰め替え用パウチも含めて、本発明の詰め替え
用パウチは、総て同様に安全且つ容易に内容物の移し替
えを行うことができる。
用パウチを作製することとし、また、内容物を移し替え
る容器には、口部の外径が26mm、内径が22mmの
プラスチック製ボトル(容量は満注時575ml)を用
いるものとして、パウチのフィルムおよび各部の寸法を
下記のように設定して試験例1の詰め替え用パウチを作
製した。パウチの壁面フィルムと底面フィルムには同一
構成の積層フィルムを用いることとし、外側から、PE
Tフィルム(厚さ12μm)、ONフィルム(厚さ15
μm)、アルミニウム箔(厚さ7μm)、L・LDPE
フィルム(厚さ70μm)を順に、それぞれ常法に従っ
てドライラミネート方式で貼り合わせた積層フィルムを
用いた。
さは、注出口部6の上端からパウチの下端(底辺)まで
の長さを255mmとする。底部1は、底面フィルムの
折り込み部の高さを40mmとし、底面フィルムの両側
下端近傍には半円形状の切り欠き部2を設け、舟形のシ
ールパターンで底部ヒートシール部3をヒートシールし
てスタンディングパウチ形式の底部1を形成すると共
に、左右両側の胴部ヒートシール部4を、シール幅5m
mでヒートシールしてパウチの本体部分を形成した。
るため基準線を引いて説明する。先ず、パウチの底辺か
ら高さ230mmの位置に横方向の線(底辺と平行な
線)を引き、第1の基準線とする。そして、第1の基準
線から更に10mm上の位置(パウチの底辺からは、高
さ240mmの位置)に、これと平行な線を引き、第2
の基準線とする。そして、パウチ上部の中央部に設ける
注出口部6は、前記第1の基準線から上方に高さ25m
m、幅26mm(いずれもヒートシール部を含む)で突
出する形状に設ける。この時、注出口部6が第2の基準
線より上に突出する部分の幅と高さは、幅が26mm、
高さが15mmであり、垂直に立ち上がる形状である。
また、注出口部6の第2の基準線より下の部分、即ち、
第1の基準線と第2の基準線の間の立ち上がり部におい
ては、第1の基準線の中央部で幅46mmの位置から立
ち上がり、第2の基準線の中央部で幅26mmまで、両
側が切り欠き部7の滑らかな曲線で上方に向かって徐々
に縮小する形状とした。この注出口部6の外周のヒート
シール部は、上端部はシール幅5mm、両側部はシール
幅3mmとした。従って、注出口部6の通液路の幅(有
効折径)は20mmである。
両側端縁部にV字型のノッチ9を設け、更にその下で前
記通液路となる領域のフィルム面には、図1に示した配
列で直径2.5mmの円形のディンプルエンボスを予め
行ってフィルムの内面側が凸部となるドット状の凹凸8
を設けた。
部7と、その先の肩部は、前記第1の基準線と第2の基
準線との間に、切り欠き部7の下端が第1の基準線に接
し、その先の肩部の上端が第2の基準線に接するように
滑らかな曲線状にパウチ上部を注出口部6と同時にトリ
ミングして設けた。また、内容物充填後にヒートシール
する上部ヒートシール部5のシールパターンは、その注
出口部6の左右両側の下部において、注出口部6の両側
部ヒートシール部の下端、即ち、第1の基準線の位置か
らパウチ両側の端部にかけて45mm下がる肩下がりの
傾斜を有する形状のシールパターンとした。
し、上部が開口するパウチを作製し、これに内容物とし
て液体洗髪剤550mlを上部開口部から充填した後、
前記形状のシールパターンで上部ヒートシール部5を脱
気シールにより密封して試験例1の包装体を作製した。
(試料数20個作製)
も自立性に支障はなく、外観も良好で内容物の漏れも認
められなかった。また、使用適性をテストするため、ノ
ッチ9を利用してパウチの注出口部6を開封した後、前
記した口部の外径が26mmで内径が22mmのプラス
チック製ボトル(容量は満注時575ml)の口部に、
パウチの注出口部6を両側の切り欠き部7がボトルの口
壁に接するように差し込み、パウチの本体部分を持ち上
げて徐々に傾けることにより、注出口部フィルムの内面
に凹凸が設けられているため、フィルムの内面同士が密
着しておらず、内容物の重量で注出口部6が容易に開口
し、内容物を外にこぼすことなく安全且つ容易に最後ま
で移し替えることができた。尚、前記注出口部6の開封
時、ノッチ9による開封性も良好であった。
用パウチを作製することとし、前記試験例1の詰め替え
用パウチの構成において、先ず、パウチに用いる積層フ
ィルムを、ONフィルム(厚さ15μm)とL・LDP
Eフィルム(厚さ100μm)とを常法に従ってドライ
ラミネート方式で貼り合わせた積層フィルムに換え、ま
た、パウチ底部1の形態をスタンディングパウチ形式か
ら、四方シールパウチと同様な形式に換え、更にパウチ
の全長を、底部で25mm延長して280mmとし、底
部ヒートシール部3をシール幅5mmでヒートシールし
たほかは、総て試験例1の詰め替え用パウチと同様に加
工して、試験例2の詰め替え用パウチを作製した。
チと同様に、液体洗髪剤550mlを上部開口部から充
填し、上部ヒートシール部5を脱気シールにより密封し
て、試験例2の包装体を作製した。(試料数20個作
製) 上記包装体は、平パウチ形態であり自立性はなく、外観
面ではやや劣るが、製袋が容易であり、内容物の充填適
性も良好で生産性に優れていた。上記試験例2の包装体
についても、試験例1と同様に保存テスト、および、使
用適性の試験を行ったが、保存テスト後、内容物の漏れ
もなく、ノッチによる開封性、その他内容液の移し替え
時の操作性、安全性、容易性なども、試験例1の詰め替
え用パウチと同様に良好であった。
よれば、製袋、および内容物の充填が容易に行え、且
つ、使用時には、パウチの注出口部を容易に開封でき、
また、内容物の移し替えを行う容器(ボトル)の口部へ
の注出口部の固定性もよく、内容物を外にこぼすことな
く、安全且つ容易に最後まで移し替えをおこなうことの
できる詰め替え用パウチを生産性よく、安価に提供でき
る効果を奏する。
成を説明する正面図である。
成を説明する正面図である。
成を説明する正面図である。
成を説明する正面図である。
填された内容物をボトルに移し替える際の状態を説明す
る要部の斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】周囲の端縁部がヒートシールにより封止さ
れ、流動性を有する内容物が密封包装されるパウチにお
いて、パウチ上部の一部に注出口部を備え、且つ、該注
出口部の両側のパウチ上部のヒートシール部に滑らかな
曲線で形成される切り欠き部が設けられていることを特
徴とする詰め替え用パウチ。 - 【請求項2】周囲の端縁部がヒートシールにより封止さ
れ、流動性を有する内容物が密封包装されるパウチにお
いて、パウチ上部の一部に注出口部を備えると共に、該
注出口部のフィルムの内面に、開口性をよくするための
凹凸が設けられていることを特徴とする詰め替え用パウ
チ。 - 【請求項3】周囲の端縁部がヒートシールにより封止さ
れ、流動性を有する内容物が密封包装されるパウチにお
いて、パウチ上部の一部に注出口部を備え、且つ、該注
出口部の両側のパウチ上部のヒートシール部に滑らかな
曲線で形成される切り欠き部が設けらると共に、該注出
口部のフィルムの内面に、開口性をよくするための凹凸
が設けられていることを特徴とする詰め替え用パウチ。 - 【請求項4】前記注出口部の左右両側のパウチ上部のヒ
ートシール部が肩下がりの傾斜を有する形状にヒートシ
ールされていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載の詰め替え用パウチ。 - 【請求項5】前記注出口部に易開封処理部が設けられて
いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
の詰め替え用パウチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22560997A JP3998764B2 (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 詰め替え用パウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22560997A JP3998764B2 (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 詰め替え用パウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1159699A true JPH1159699A (ja) | 1999-03-02 |
| JP3998764B2 JP3998764B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
ID=16832012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22560997A Expired - Fee Related JP3998764B2 (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 詰め替え用パウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3998764B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087443A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Toppan Printing Co Ltd | 包装袋 |
| JP2002337893A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-27 | Daiwa Can Co Ltd | 詰替え用袋 |
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| CN107054877A (zh) * | 2017-01-25 | 2017-08-18 | 孟国荣 | 一种钢桶内衬袋 |
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| JP3004782U (ja) * | 1994-05-30 | 1994-11-22 | 雄一郎 小田 | 楽々オープン袋 |
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-
1997
- 1997-08-08 JP JP22560997A patent/JP3998764B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3998764B2 (ja) | 2007-10-31 |
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