JPH1160167A - タワークレーン - Google Patents

タワークレーン

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Publication number
JPH1160167A
JPH1160167A JP24612397A JP24612397A JPH1160167A JP H1160167 A JPH1160167 A JP H1160167A JP 24612397 A JP24612397 A JP 24612397A JP 24612397 A JP24612397 A JP 24612397A JP H1160167 A JPH1160167 A JP H1160167A
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JP
Japan
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tower
swing lever
main winding
split
tower boom
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Application number
JP24612397A
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English (en)
Inventor
Takayuki Suzuki
隆之 鈴木
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1160167A publication Critical patent/JPH1160167A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タワーブームを起立させた状態で、タワーブ
ームからスイングレバーを容易に取外すことができるよ
うにする。 【解決手段】 スイングレバー32の枠体10を構成す
る複数の連結材10Bのうち、主巻ロープ23よりもス
イングレバー32のピン13側に位置する1本を分割連
結材33とし、この分割連結材33を、主巻ロープ23
の直径よりも大きな隙間をもって対向した左,右の分割
パイプ34,34と、各分割パイプ34間を連結する連
結位置と分割する分割位置との間で変位する継ぎパイプ
35とから構成する。これにより、起立させたタワーブ
ームの先端側からスイングレバー32を取外すときに、
継ぎパイプ35を分割位置に変位させ、各分割パイプ3
4の間に主巻ロープ23が通り抜けるだけの隙間を確保
することができ、分割連結材33と主巻ロープ23との
干渉を避けつつ、スイングレバー32を取外すことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば建設現場に
おける高所への資材運搬等に好適に用いられるタワーク
レーンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高層ビル等の建設現場において
は、通常、地上から高所への資材運搬等を行うためにタ
ワークレーンが用いられる(例えば、実開昭60−85
589号公報等)。
【0003】そこで、図9ないし図11にこの種の従来
技術によるタワークレーンを示すに、図において、1は
下部走行体、2は下部走行体1上に旋回可能に設けられ
たクレーン本体としての上部旋回体を示し、上部旋回体
2上には、先端側にガイドシーブ3Aを有するA型フレ
ーム3が設けられている。また、上部旋回体2には、主
巻ドラム4、補巻ドラム5および起伏ドラム6が設けら
れている。
【0004】7は基端側が上部旋回体2の前部に起伏可
能に設けられたタワーブームで、タワーブーム7は堅固
な骨組構造をなし、その先端側には後述するタワージブ
8、スイングレバー9等を支持する支持フレーム7Aが
設けられている。そして、タワーブーム7は、後述の起
伏ロープ14を起伏ドラム6によって巻取ることにより
図示の如く起立し、この状態でタワージブ8を俯仰動可
能に支持するものである。
【0005】8はタワーブーム7の支持フレーム7Aに
俯仰動可能に設けられたタワージブを示し、タワージブ
8は堅固な骨組構造を有している。そして、タワージブ
8は、後述の補巻ロープ18を補巻ドラム5によって巻
取り、巻出すことによりタワーブーム7に対して俯仰動
するものである。
【0006】9はタワージブ8の近傍に位置してタワー
ブーム7の支持フレーム7Aに揺動可能に取付けられた
スイングレバーを示し、スイングレバー9は、図10に
示すように、基端側がタワーブーム7の支持フレーム7
Aに揺動可能に設けられた一対の枠体10,11と、各
枠体10,11の先端側を連結する2本の連結体12,
12とから三角形状に形成されている。
【0007】ここで、枠体10は、左,右の梁材10
A,10Aと、各梁材10A間を連結する複数の連結材
10B,10B,…とからなり、各梁材10Aの基端側
は、揺動中心としてのピン13,13を介して支持フレ
ーム7Aに揺動可能に支持されている。また、枠体11
は、左,右の梁材11A,11Aと、各梁材11A間を
連結する複数の連結材11B,11B,…とからなり、
各梁材11Aの基端側は枠体10を構成する各梁材10
Aの基端側にピン結合されている。
【0008】14は一端側が起伏ドラム6に巻回された
起伏ロープで、起伏ロープ14の他端側は、A型フレー
ム3のガイドシーブ3Aを介してタワーブームハンガ1
5の各シーブとタワーブームブライドル16の各シーブ
(いずれも図示せず)との間に順次巻回された後、タワ
ーブームハンガ15に掛止めされている。また、タワー
ブームブライドル16とタワーブーム7の支持フレーム
7Aとは、ペンダントロープ17によって連結されてい
る。
【0009】そして、起伏ロープ14を起伏ドラム6に
よって巻取り、巻出すことにより、タワーブームハンガ
15とタワーブームブライドル16とが接近、離間し、
ペンダントロープ17を介してタワーブーム7が起伏す
る構成となっている。
【0010】18は一端側が補巻ドラム5に巻回された
補巻ロープで、補巻ロープ18の他端側は、タワージブ
ハンガ19の各シーブとタワージブブライドル20の各
シーブ(いずれも図示せず)との間に順次巻回された
後、タワージブハンガ19に掛止めされている。ここ
で、タワージブブライドル20は、ペンダントロープ2
1を介してスイングレバー9を構成する枠体10の各梁
材10A先端側に連結されている。また、スイングレバ
ー9を構成する枠体11の各梁材11A先端側は、ペン
ダントロープ22を介してタワージブ8の先端側に連結
されている。
【0011】そして、補巻ロープ18を補巻ドラム5に
よって巻取り、巻出すことにより、タワージブハンガ1
9とタワージブブライドル20とが接近、離間し、スイ
ングレバー9がタワーブーム7の支持フレーム7Aとの
連結部(ピン13)を中心として揺動する。そして、こ
のスイングレバー9の揺動に応じてタワージブ8がタワ
ーブーム7に対して俯仰動する構成となっている。
【0012】23は一端側が主巻ドラム4に巻回された
主巻ロープで、主巻ロープ23の他端側はタワージブ8
の先端から垂下される吊荷フック24に巻回されてい
る。そして、主巻ロープ23が主巻ドラム4に巻取られ
ることにより、吊荷フック24が荷物を吊上げるように
なっている。
【0013】従来技術によるタワークレーンは上述の如
き構成を有するもので、このタワークレーンを用いて吊
荷作業を行う場合には、まず、起伏ドラム6により起伏
ロープ14を巻取り、タワーブーム7を図示の如く起立
させる。
【0014】そして、補巻ドラム5により補巻ロープ1
8を巻取り、巻出すことにより、タワージブ8の先端側
を所望の高さ位置まで移動させた後、主巻ドラム4によ
って主巻ロープ23を巻取ることにより、吊荷フック2
4によって荷物を高所に吊上げることができる。
【0015】ところで、上述したタワークレーンを作業
現場で分解する場合には、図11に示すように、タワー
ジブ8をタワーブーム7側に折畳み、連結装置(図示せ
ず)によってタワーブーム7とタワージブ8とを連結し
た状態で、タワーブーム7とタワージブ8とを地上側に
倒す。そして、例えばタワーブーム7からタワージブ
8、スイングレバー9等を取外し、その後、上部旋回体
2からタワーブーム7を取外すようにしている。
【0016】これに対し、例えば作業スペースが狭小な
都市部等においては、タワークレーンを作業現場で分解
する際に、タワーブーム7等を地上側に倒すのが困難な
場合があり、この場合には、図11に示すように、タワ
ーブーム7を起立させたまま、他のクレーン(図示せ
ず)等を用いてスイングレバー9をタワーブーム7から
取外し、その後、タワージブ8等をタワーブーム7から
順次取外していく必要がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術によるタワークレーンにおいて、例えば図10に示
すように、主巻ロープ23が、タワーブーム7の支持フ
レーム7Aに設けられたガイドシーブ25に案内され、
スイングレバー9の枠体10を構成する各連結材10
B、枠体11を構成する各連結材11Bのうち、それぞ
れ最もスイングレバー9の揺動中心(ピン13)側に位
置する連結材10B,11B間を通過する構成となって
いる場合には、タワーブーム7を起立させた状態でスイ
ングレバー9を取外す場合、スイングレバー9の揺動中
心側に位置する連結材10Bが主巻ロープ23と干渉し
てしまう。
【0018】このため、仮にタワーブーム7の支持フレ
ーム7Aとスイングレバー9とを連結する各ピン13を
取外したとしても、スイングレバー9をタワーブーム7
から取外すことができず、タワークレーンの分解作業を
円滑に行うことが困難であるという問題がある。
【0019】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、タワーブームを起立させた状態で分解作
業を行うに際して、タワーブームからスイングレバーを
容易に取外すことができるようにしたタワークレーンを
提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、主巻ドラムを有するクレーン本体と、
前記クレーン本体に起伏可能に設けられたタワーブーム
と、前記タワーブームの先端に俯仰動可能に設けられた
タワージブと、左,右の梁材間を複数の連結材で連結し
た一対の枠体とこれら枠体の先端部を連結体で連結する
ことにより三角形状に形成され、前記枠体の基端側が前
記タワーブームの先端に揺動可能に設けられたスイング
レバーと、一端側が前記主巻ドラムに巻回され、他端側
が前記スイングレバーの連結材間を通過して前記タワー
ジブの先端から垂下される吊荷フックに取付けられた主
巻ロープとからなるタワークレーンに適用される。
【0021】そして、請求項1の発明の特徴は、スイン
グレバーの枠体を構成する各連結材のうち主巻ロープよ
りもスイングレバーの揺動中心側に位置する連結材を、
主巻ロープが通り抜けるのを許すため長さ方向に分割可
能となった分割連結材として構成したことにある。
【0022】このように構成したことにより、例えばタ
ワーブームを起立させた状態でタワーブームの先端側か
らスイングレバーを取外すときに、分割連結材を分割し
て主巻ロープを通り抜けさせることができ、スイングレ
バーの取外し作業を容易に行うことができる。
【0023】また、請求項2の発明は、分割連結材は、
基端側が枠体に固着され先端側が主巻ロープの直径より
も大きな隙間をもって対向した左,右一対の軸体と、前
記各軸体の先端側に着脱可能に設けられた継ぎ部材とか
ら構成したことにある。
【0024】このように構成したことにより、継ぎ部材
を左,右の軸体の先端側に取付けたときには、左,右の
軸体が継ぎ部材を介して一体化され分割連結材の強度を
確保することができる。一方、継ぎ部材を左,右の軸体
の先端側から取外したときには、各軸体間に主巻ロープ
が通り抜けるだけの隙間を確保することができる。
【0025】さらに、請求項3の発明は、継ぎ部材は、
各軸体の外周側に摺動可能に嵌合し、各軸体間を連結す
る連結位置と各軸体間を分割する分割位置との間で変位
する継ぎパイプにより構成したことにある。
【0026】このように構成したことにより、継ぎパイ
プを連結位置に変位させたときには、左,右の軸体が継
ぎパイプを介して一体化され分割連結材の強度を確保す
ることができる。一方、継ぎパイプを分割位置に変位さ
せたときには、各軸体間に主巻ロープが通り抜けるだけ
の隙間を確保することができる。
【0027】また、請求項4の発明は、継ぎ部材は、一
端側が各軸体のうち一方に揺動可能に支持され、他端側
が各軸体のうち他方に着脱される継ぎ板により構成した
ことにある。
【0028】このように構成したことにより、継ぎ板の
他端側を他方の軸体に取付けたときには、左,右の軸体
が継ぎ板を介して一体化され分割連結材の強度を確保す
ることができる。一方、継ぎ板の他端側を他方の軸体か
ら取外したときには、各軸体間に主巻ロープが通り抜け
るだけの隙間を確保することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるタワークレー
ンの実施形態を図1ないし図8を参照しつつ詳細に説明
する。
【0030】まず、図1ないし図6は第1の実施形態を
示し、本実施形態では上述した従来技術と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0031】図1において、31は本実施形態によるタ
ワークレーンを示し、このタワークレーン31は従来技
術と同様に、下部走行体1と、主巻ドラム4等を有する
クレーン本体としての上部旋回体2と、上部旋回体2に
起伏可能に設けられたタワーブーム7と、タワーブーム
7に俯仰動可能に設けられたタワージブ8と、タワーブ
ーム7に揺動可能に設けられたスイングレバー32と、
一端側が主巻ドラム4に巻回され、他端側がタワージブ
8の先端側から垂下される吊荷フック24に取付けられ
た主巻ロープ23とから大略構成されている。
【0032】しかし、本実施形態によるタワークレーン
31は、スイングレバー32の構成の点で従来技術とは
異なっており、以下、このスイングレバー32について
説明する。
【0033】図2において、32は従来技術によるスイ
ングレバー9に代えて本実施形態に適用されたスイング
レバーを示し、このスイングレバー32は、一対の枠体
10,11と、各枠体10,11の先端側を連結する2
本の連結体12,12とから三角形状に形成され、枠体
10は、左,右の梁材10A,10Aと、各梁材10A
間を連結する複数本の連結材10B,10B,…とから
構成されている。
【0034】しかし、本実施形態では、複数本の連結材
10Bのうち、主巻ロープ23よりもスイングレバー3
2の揺動中心(ピン13)側に位置する1本が、後述す
る分割連結材33として構成されている点で異なってい
る。
【0035】33は本実施形態に用いられるスイングレ
バー32の枠体10を構成する各連結材10Bのうち、
最もタワーブーム7(支持フレーム7A)側に設けられ
た分割連結材で、この分割連結材33は、後述する左,
右一対の分割パイプ34と、継ぎパイプ35とから構成
されている。
【0036】34,34は分割連結材33を構成する軸
体としての左,右の分割パイプを示し、各分割パイプ3
4は、図3ないし図5に示すように、基端側が枠体10
を構成する各梁材10Aの基端側に溶接等によって固着
され、先端側が主巻ロープ23の直径dよりも大きな隙
間Dをもって対向する構成となっている。そして、各分
割パイプ34の先端側には、後述の連結ピン36が挿通
される2個のピン穴34A,34Aが径方向に貫通する
ように穿設されている。また、各分割パイプ34の外周
面には、継ぎパイプ35の摺動範囲を規制する板状のス
トッパ34Bが突設されている。
【0037】35は左,右の分割パイプ34の先端側に
着脱可能に設けられた継ぎ部材としての継ぎパイプで、
継ぎパイプ35は、分割パイプ34の外径寸法よりも大
径の内径寸法を有し、各分割パイプ34の外周側に摺動
可能に嵌合することにより、各分割パイプ34間を連結
する連結位置(図4の位置)と、各分割パイプ34間を
分割する分割位置(図5の位置)との間で変位するもの
である。そして、継ぎパイプ35には4個の透孔35
A,35A,…が径方向に貫通するように穿設され、各
透孔35Aは、継ぎパイプ35が連結位置に変位したと
きに、各分割パイプ34の先端側に穿設されたピン穴3
4Aと一致するように設定されている。
【0038】36,36,…は各分割パイプ34と継ぎ
パイプ35との間を連結する連結ピンで、各連結ピン3
6は、継ぎパイプ35が図4に示す連結位置に変位した
状態で、継ぎパイプ35の各透孔35A、各分割パイプ
34の各ピン穴34Aに挿通される。これにより、左,
右の分割パイプ34が継ぎパイプ35を介して一体化さ
れ、分割連結材33の強度を確保できる構成となってい
る。
【0039】一方、継ぎパイプ35から各連結ピン36
を抜き取ったときには、継ぎパイプ35が各分割パイプ
34に沿って図5に示す分割位置に変位し、各分割パイ
プ34の間に主巻ロープ23が通り抜けるだけの隙間D
が確保できる構成となっている。
【0040】本実施形態によるタワークレーン31は上
述の如く構成されたスイングレバー32を有するもの
で、このタワークレーン31を用いて吊荷作業を行うと
きには、図4に示すように、継ぎパイプ35を連結位置
に変位させた状態で、継ぎパイプ35の各透孔35A、
左,右の分割パイプ34の各ピン穴34Aに連結ピン3
6を挿通し、継ぎパイプ35を介して左,右の分割パイ
プ34を一体化することにより、分割連結材33の強度
を確保することができる。
【0041】次に、タワーブーム7を起立させた状態
で、タワーブーム7の先端側からスイングレバー32を
取外す作業を行う場合には、例えば図6に示すように、
他のクレーンの吊荷フック37によってスイングレバー
32を支持した状態で、このスイングレバー32から各
ペンダントロープ21,22を取外す。
【0042】そして、図5に示すように、継ぎパイプ3
5から各連結ピン36を抜取り、継ぎパイプ35を分割
位置まで変位させる。これにより、各分割パイプ34の
間に、主巻ロープ23が通り抜けるだけの隙間Dを確保
することができる。
【0043】この状態で、スイングレバー32とタワー
ブーム7の支持フレーム7Aとを連結するピン13を取
外した後、他のクレーンの吊荷フック37によって、図
6中の矢印A方向にスイングレバー32を吊上げる。こ
のとき、スイングレバー32の分割連結材33を構成す
る各分割パイプ34の間には、上述した如く隙間Dが確
保されているから、スイングレバー32を吊上げるとき
に、主巻ロープ23が隙間Dを通り抜けることにより、
主巻ロープ23と分割連結材33との干渉を回避するこ
とができる。
【0044】かくして、タワーブーム7を起立させた状
態でもスイングレバー32をタワーブーム7から取外す
ことができ、タワーブーム7等を地面側に倒すだけのス
ペースが確保できない狭小な作業現場においても、タワ
ークレーン31の分解作業を円滑に行うことができる。
【0045】次に、図7および図8は本発明による第2
の実施形態を示している。なお、本実施形態では、前記
第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
【0046】図において、41は第1の実施形態による
継ぎパイプ35に代えて本実施形態に適用される継ぎ部
材としての継ぎ板を示し、この継ぎ板41は、左,右の
分割パイプ34を径方向から挟んで対向する一対の板体
42,42と、各板体42間に分割パイプ34の外径よ
りも若干大きなスペースを確保するスペーサ43とから
H形状に形成され、各板体42には、各分割パイプ34
に穿設されたピン穴34Aに対応するピッチをもって4
個の透孔42A,42A,…が穿設されている。
【0047】44は左,右の分割パイプ34のうち一方
の分割パイプ34に対して継ぎ板41を揺動可能に支持
する支持ピンで、支持ピン44は、継ぎ板41の長さ方
向の一端側に穿設された1個の透孔42Aと、各分割パ
イプ34のうち一方に穿設された1個のピン穴34Aと
に挿通されている。従って、継ぎ板41は支持ピン44
を中心として、図7に示す連結位置と図8に示す分割位
置との間で揺動変位するものである。
【0048】45,45,…は左,右の分割パイプ34
と継ぎ板41との間を連結する3個の連結ピンで、各連
結ピン45は、継ぎ板41が図7に示す連結位置に揺動
変位した状態で、継ぎ板41の一端側に穿設した各透孔
42Aのうち支持ピン44が挿通されていない1個の透
孔42A、継ぎ板41の他端側に穿設した2個の透孔4
2Aと、他方の分割パイプ34に穿設された各ピン穴3
4Aに挿通される。これにより、左,右の分割パイプ3
4が継ぎ板41を介して一体化され、分割連結材33の
強度を確保できる構成となっている。
【0049】一方、継ぎ板41から各連結ピン45を抜
き取ったときには、継ぎ板41が支持ピン44を中心と
して図8に示す分割位置に揺動変位し、左,右の分割パ
イプ34の間に主巻ロープ23が通り抜けるだけの隙間
Dが確保できる構成となっている。
【0050】本実施形態は上述の如き構成を有するもの
で、タワークレーン31を用いて吊荷作業を行うときに
は、図7に示すように、継ぎ板41を連結位置に固定
し、継ぎ板41を介して各分割パイプ34を一体化する
ことにより、分割連結材33の強度を確保することがで
きる。
【0051】一方、タワーブーム7を起立させた状態
で、タワーブーム7の先端側からスイングレバー32を
取外す作業を行うときには、図8に示すように、継ぎ板
41から各連結ピン45を抜取り、継ぎ板41を分割位
置まで揺動変位させるとにより、左,右の分割パイプ3
4の間に主巻ロープ23が通り抜けるだけの隙間Dを確
保することができ、上述した第1の実施形態と同様に、
主巻ロープ23と分割連結材33とが干渉することな
く、スイングレバー32をタワーブーム7から取外すこ
とができる。
【0052】なお、前記各実施形態では、分割連結材3
3を構成する左,右の分割パイプ34と継ぎパイプ35
(継ぎ板41)とを、連結ピン36(45)によって連
結した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限るもので
はなく、例えばボルト等によって各分割パイプ34と継
ぎパイプ35(継ぎ板41)とを連結してもよい。
【0053】また、前記各実施形態では、下部走行体1
を有するタワークレーン31を例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限らず、例えば下部走行体等を有しない
固定式のタワークレーン等にも適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、タワーブームの先端側に設けられたスイングレバ
ーの枠体を構成する各連結材のうち、主巻ロープよりも
スイングレバーの揺動中心側に位置する連結材を、主巻
ロープが通り抜けるのを許すため長さ方向に分割可能と
なった分割連結材として構成したから、例えばタワーブ
ームを起立させた状態でタワーブームの先端側からスイ
ングレバーを取外すときに、主巻ロープが分割連結材を
通り抜けることができる。このため、主巻ロープがスイ
ングレバーの連結材と干渉するのを防止でき、タワーブ
ーム等を地面側に倒すだけのスペースが確保できない狭
小な作業現場においても、起立したタワーブームからス
イングレバーを容易に取外すことができ、しタワークレ
ーンの分解作業を円滑に行うことができる。
【0055】また、請求項2の発明によれば、分割連結
材を、基端側が枠体に固着され先端側が主巻ロープの直
径よりも大きな隙間をもって対向した左,右一対の軸体
と、各軸体の先端側に着脱可能に設けられた継ぎ部材と
から構成したから、継ぎ部材を各軸体の先端側に取付け
たときには、左,右の軸体が継ぎ部材を介して一体化さ
れ吊荷作業時における分割連結材の強度を確保すること
ができる。一方、継ぎ部材を各軸体の先端側から取外し
たときには、左,右の軸体間に主巻ロープが通り抜ける
だけの隙間を確保することができ、例えばタワーブーム
を起立させた状態でタワーブームの先端側からスイング
レバーを取外すときに、主巻ロープがスイングレバーの
連結材と干渉するのを防止できる。
【0056】さらに、請求項3の発明によれば、継ぎ部
材を各軸体の外周側に摺動可能に嵌合する継ぎパイプに
より構成したから、継ぎパイプを連結位置に変位させる
だけで各軸体が継ぎパイプを介して一体化され、吊荷作
業時における分割連結材の強度を確保することができ
る。一方、継ぎパイプを分割位置に変位させるだけで、
各軸体間に主巻ロープが通り抜けるだけの隙間を確保す
ることができるから、起立したタワーブームからスイン
グレバーを取外す作業を容易に行うことができる。
【0057】また、請求項4の発明によれば、継ぎ部材
を一端側が各軸体のうち一方に揺動可能に支持された継
ぎ板により構成したから、継ぎ板の他端側を各軸体のう
ち他方に取付けるだけで各軸体が継ぎ板を介して一体化
され、吊荷作業時における分割連結材の強度を確保する
ことができる。一方、継ぎ板の他端側を他方の軸体から
取外すだけで、各軸体間に主巻ロープが通り抜けるだけ
の隙間を確保することができるから、起立したタワーブ
ームからスイングレバーを取外す作業を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態が適用されるタワーク
レーンを示す外観図である。
【図2】図1中のスイングレバーを拡大して示す斜視図
である。
【図3】図2中の分割連結材等を示す矢示 III−III 方
向からみた要部拡大図である。
【図4】図3中の継ぎパイプが連結位置に変位した状態
を示す斜視図である。
【図5】継ぎパイプが分割位置に変位した状態を示す斜
視図である。
【図6】起立したタワーブームからスイングレバーを取
外す状態を拡大して示す外観図である。
【図7】本発明の第2の実施形態による継ぎ板が連結位
置に揺動変位した状態を示す斜視図である。
【図8】継ぎ板が分割位置に揺動変位した状態を示す斜
視図である。
【図9】従来技術によるタワークレーンを示す外観図で
ある。
【図10】図9中のスイングレバーを拡大して示す斜視
図である。
【図11】タワージブをタワーブーム側に折畳んだ状態
を示す外観図である。
【符号の説明】
2 上部旋回体(クレーン本体) 4 主巻ドラム 7 タワーブーム 8 タワージブ 10,11 枠体 10A,11A 梁材 10B,11B 連結材 23 主巻ロープ 24 吊荷フック 32 スイングレバー 33 分割連結材 34 分割パイプ(軸体) 35 継ぎパイプ(継ぎ部材) 41 継ぎ板(継ぎ部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻ドラムを有するクレーン本体と、前
    記クレーン本体に起伏可能に設けられたタワーブーム
    と、前記タワーブームの先端側に俯仰動可能に設けられ
    たタワージブと、左,右の梁材間を複数の連結材で連結
    した一対の枠体とこれら枠体の先端側を連結体で連結す
    ることにより三角形状に形成され、前記枠体の基端側が
    前記タワーブームの先端側に揺動可能に設けられたスイ
    ングレバーと、一端側が前記主巻ドラムに巻回され、他
    端側が前記スイングレバーの連結材間を通過して前記タ
    ワージブの先端側から垂下される吊荷フックに取付けら
    れた主巻ロープとからなるタワークレーンにおいて、 前記スイングレバーの枠体を構成する各連結材のうち前
    記主巻ロープよりも前記スイングレバーの揺動中心側に
    位置する連結材を、前記主巻ロープが通り抜けるのを許
    すため長さ方向に分割可能となった分割連結材として構
    成したことを特徴とするタワークレーン。
  2. 【請求項2】 前記分割連結材は、基端側が前記枠体に
    固着され先端側が前記主巻ロープの直径よりも大きな隙
    間をもって対向した左,右一対の軸体と、前記各軸体の
    先端側に着脱可能に設けられた継ぎ部材とから構成して
    なる請求項1に記載のタワークレーン。
  3. 【請求項3】 前記継ぎ部材は、前記各軸体の外周側に
    摺動可能に嵌合し、前記各軸体間を連結する連結位置と
    前記各軸体間を分割する分割位置との間で変位する継ぎ
    パイプにより構成してなる請求項2に記載のタワークレ
    ーン。
  4. 【請求項4】 前記継ぎ部材は、一端側が前記各軸体の
    うち一方に揺動可能に支持され、他端側が各軸体のうち
    他方に着脱される継ぎ板により構成してなる請求項2に
    記載のタワークレーン。
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