JPH1160171A - 油圧シリンダ装置 - Google Patents
油圧シリンダ装置Info
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- JPH1160171A JPH1160171A JP22739797A JP22739797A JPH1160171A JP H1160171 A JPH1160171 A JP H1160171A JP 22739797 A JP22739797 A JP 22739797A JP 22739797 A JP22739797 A JP 22739797A JP H1160171 A JPH1160171 A JP H1160171A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積をと
る位置に達した状態で更にポンピングし続けても、作動
油が漏れたり、シリンダ装置が破壊したり、爆発したり
することのない油圧シリンダ装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 シリンダと、該シリンダ内に摺動自在に
取り付けられていて端部に作動扞、支持扞又は支持台等
を有するか又は付設することができるピストンからな
り、作動油タンク内の作動油を油圧ポンプによって前記
シリンダの油圧内腔に圧送して前記ピストンを移動させ
るように構成した油圧シリンダ装置において、前記ピス
トンが最大のシリンダ油圧内腔容積をとる位置に達した
ときに、前記シリンダの油圧内腔と前記シリンダ外の逃
がし油路が連通し、前記油圧内腔に過剰圧送された作動
油を前記作動油タンクに逃がさせるような油圧逃がし構
造を有することを特徴とする。
る位置に達した状態で更にポンピングし続けても、作動
油が漏れたり、シリンダ装置が破壊したり、爆発したり
することのない油圧シリンダ装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 シリンダと、該シリンダ内に摺動自在に
取り付けられていて端部に作動扞、支持扞又は支持台等
を有するか又は付設することができるピストンからな
り、作動油タンク内の作動油を油圧ポンプによって前記
シリンダの油圧内腔に圧送して前記ピストンを移動させ
るように構成した油圧シリンダ装置において、前記ピス
トンが最大のシリンダ油圧内腔容積をとる位置に達した
ときに、前記シリンダの油圧内腔と前記シリンダ外の逃
がし油路が連通し、前記油圧内腔に過剰圧送された作動
油を前記作動油タンクに逃がさせるような油圧逃がし構
造を有することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降装置又は昇降
自在の支持装置に関する油圧シリンダ装置の改良に係
る。
自在の支持装置に関する油圧シリンダ装置の改良に係
る。
【0002】
【従来の技術】従来、重量物、例えば、自動車その他の
車両、木造家屋、建造中の船舶等をジャッキアップする
ための油圧昇降装置として、油圧ジャッキが知られてい
る。通常、このような油圧ジャッキは、シリンダと該シ
リンダ内に摺動自在に取り付けられていて、その端部に
作動扞、支持扞又は支持台等を有するピストンからなる
シリンダ装置と、作動油を貯える作動油タンクと、前記
作動扞等を操作するため該作動油タンクの作動油を前記
シリンダ内に圧送する油圧ポンプとで構成されている。
前記ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積をとる位置
に達したとき、その油圧の上昇を見逃したまま、更にポ
ンピングを継続すると、シリンダの油圧内腔の油圧が過
剰となり、作動油が漏出するか、シリンダ装置が爆発的
に破壊する等の事故が発生して、非常に危険であるの
で、通常、ピストンがこのような位置に達したことを運
転者に知らせるための油圧ゲージを設けたものが多い。
車両、木造家屋、建造中の船舶等をジャッキアップする
ための油圧昇降装置として、油圧ジャッキが知られてい
る。通常、このような油圧ジャッキは、シリンダと該シ
リンダ内に摺動自在に取り付けられていて、その端部に
作動扞、支持扞又は支持台等を有するピストンからなる
シリンダ装置と、作動油を貯える作動油タンクと、前記
作動扞等を操作するため該作動油タンクの作動油を前記
シリンダ内に圧送する油圧ポンプとで構成されている。
前記ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積をとる位置
に達したとき、その油圧の上昇を見逃したまま、更にポ
ンピングを継続すると、シリンダの油圧内腔の油圧が過
剰となり、作動油が漏出するか、シリンダ装置が爆発的
に破壊する等の事故が発生して、非常に危険であるの
で、通常、ピストンがこのような位置に達したことを運
転者に知らせるための油圧ゲージを設けたものが多い。
【0003】しかし、この油圧ゲージは、使用による汚
れ等でよく見えなくなる事もあり、ジャッキアップしな
がら確認することが困難となる場合が皆無とは言えな
い。又、ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積をとる
位置に達したことを見逃してしまった場合、過剰なポン
ピングにより、作動油が漏れたり、シリンダ装置が破壊
したり、爆発したりすることを完全に回避するのは、不
可能であった。
れ等でよく見えなくなる事もあり、ジャッキアップしな
がら確認することが困難となる場合が皆無とは言えな
い。又、ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積をとる
位置に達したことを見逃してしまった場合、過剰なポン
ピングにより、作動油が漏れたり、シリンダ装置が破壊
したり、爆発したりすることを完全に回避するのは、不
可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
を解決するためになされたもので、ピストンが最大のシ
リンダ油圧内腔容積をとる位置に達した状態で更にポン
ピングし続けても、作動油が漏れたり、シリンダ装置が
破壊したり、爆発したりすることのない油圧シリンダ装
置を提供することを目的とする。
を解決するためになされたもので、ピストンが最大のシ
リンダ油圧内腔容積をとる位置に達した状態で更にポン
ピングし続けても、作動油が漏れたり、シリンダ装置が
破壊したり、爆発したりすることのない油圧シリンダ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る油圧シリンダ装置は、シリンダと、該
シリンダ内に摺動自在に取り付けられていて端部に作動
扞、支持扞又は支持台等(以下、これらを総称して単に
作動扞という。)を有するか又は付設することができる
ピストンからなり、作動油タンク内の作動油を油圧ポン
プによって前記シリンダの油圧内腔に圧送して前記ピス
トンを移動させるように構成した油圧シリンダ装置にお
いて、前記ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積をと
る位置に達したときに、前記シリンダの油圧内腔と前記
シリンダ外の逃がし油路が連通し、前記油圧内腔に過剰
圧送された作動油を前記作動油タンクに逃がさせるよう
な油圧逃がし構造を有することを特徴とする。
め、本発明に係る油圧シリンダ装置は、シリンダと、該
シリンダ内に摺動自在に取り付けられていて端部に作動
扞、支持扞又は支持台等(以下、これらを総称して単に
作動扞という。)を有するか又は付設することができる
ピストンからなり、作動油タンク内の作動油を油圧ポン
プによって前記シリンダの油圧内腔に圧送して前記ピス
トンを移動させるように構成した油圧シリンダ装置にお
いて、前記ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積をと
る位置に達したときに、前記シリンダの油圧内腔と前記
シリンダ外の逃がし油路が連通し、前記油圧内腔に過剰
圧送された作動油を前記作動油タンクに逃がさせるよう
な油圧逃がし構造を有することを特徴とする。
【0006】所謂油圧内腔とは、油圧を印加した作動油
(以下、単に油圧という)をシリンダの内に導入する場
合、油圧で満たされたシリンダの油圧導入部端面からピ
ストンの油圧受圧端面までのシリンダ内部の油圧空間を
謂い、ピストンの該油圧受圧端面がシリンダの該油圧導
入部端面と接する位置(以下、下限位置と略称する)に
あるとき、その容積が最小で、ピストンがシリンダの他
の端面と接する位置(以下、上限位置と略称する)にあ
るとき、その容積が最大である。
(以下、単に油圧という)をシリンダの内に導入する場
合、油圧で満たされたシリンダの油圧導入部端面からピ
ストンの油圧受圧端面までのシリンダ内部の油圧空間を
謂い、ピストンの該油圧受圧端面がシリンダの該油圧導
入部端面と接する位置(以下、下限位置と略称する)に
あるとき、その容積が最小で、ピストンがシリンダの他
の端面と接する位置(以下、上限位置と略称する)にあ
るとき、その容積が最大である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の油圧
シリンダ装置を詳細に説明する。図1乃至図7は本発明
油圧シリンダ装置を応用する自動車油圧ジャッキにおけ
る油圧シリンダ装置を示す図である。図1によって、自
動車用油圧ジャッキは、取付ベース5の上に、シリンダ
装置1と、作動油を貯える作動油タンク2と、その吸入
端が該作動油タンク2と連通し、その放出端が加圧作動
油油路21と連通し、逆止弁18を介してシリンダ装置
のシリンダ10の油圧内腔100と連通する油圧ポンプ
3とより構成される。
シリンダ装置を詳細に説明する。図1乃至図7は本発明
油圧シリンダ装置を応用する自動車油圧ジャッキにおけ
る油圧シリンダ装置を示す図である。図1によって、自
動車用油圧ジャッキは、取付ベース5の上に、シリンダ
装置1と、作動油を貯える作動油タンク2と、その吸入
端が該作動油タンク2と連通し、その放出端が加圧作動
油油路21と連通し、逆止弁18を介してシリンダ装置
のシリンダ10の油圧内腔100と連通する油圧ポンプ
3とより構成される。
【0008】図2、図3によって、シリンダ装置1は、
密封リング20を敷設して取付ベース5に螺合されたシ
リンダ10と、シリンダ10内に摺動自在に取り付けら
れていて、上部に作動扞11を有するピストン12とか
ら構成されている。又、作動扞11上端に自動車の車体
を載置するための支持台を取付けるための構造を設ける
のが好ましい。
密封リング20を敷設して取付ベース5に螺合されたシ
リンダ10と、シリンダ10内に摺動自在に取り付けら
れていて、上部に作動扞11を有するピストン12とか
ら構成されている。又、作動扞11上端に自動車の車体
を載置するための支持台を取付けるための構造を設ける
のが好ましい。
【0009】又、シリンダ10の上部に該シリンダ10
の密封上蓋13が螺合されている。該密封上蓋13は、
中央部が開口していて、作動扞11を油密的に貫通させ
て上下動させることができると共に、ピストン12をシ
リンダ10内に封入して、摺動させ、ピストン12の上
限位置を規制している。又、作動油が該上蓋13の中央
開口部より漏れないように、密封リング15を設けても
よい。シリンダ10の外周において、該密封上蓋13と
ベース5との間に、円筒状の密封外側カバー14が付設
されている。
の密封上蓋13が螺合されている。該密封上蓋13は、
中央部が開口していて、作動扞11を油密的に貫通させ
て上下動させることができると共に、ピストン12をシ
リンダ10内に封入して、摺動させ、ピストン12の上
限位置を規制している。又、作動油が該上蓋13の中央
開口部より漏れないように、密封リング15を設けても
よい。シリンダ10の外周において、該密封上蓋13と
ベース5との間に、円筒状の密封外側カバー14が付設
されている。
【0010】シリンダ10の底部開口部17(油圧導入
部)は、取付ベース5に形成された油圧供給油路21及
び油圧開放油路22と連通し、油路21、22の他端
は、それぞれ、油圧ポンプ3の放出端及び作動油タンク
2と連通している。又、油路21と開口部17との連通
部には逆止弁18が、又、油圧開放油路22において開
口部17と作動油タンク2との中間には開閉切換弁19
が設けられている。
部)は、取付ベース5に形成された油圧供給油路21及
び油圧開放油路22と連通し、油路21、22の他端
は、それぞれ、油圧ポンプ3の放出端及び作動油タンク
2と連通している。又、油路21と開口部17との連通
部には逆止弁18が、又、油圧開放油路22において開
口部17と作動油タンク2との中間には開閉切換弁19
が設けられている。
【0011】シリンダ10外壁と該シリンダ10外周に
付設された密封外側カバー14との間に形成された間隙
26と、取付ベース5とシリンダ10とを螺合するねじ
切り部103を切削等により一部切除してなる溝104
と、取付ベース5内に設けた他端が作動油タンク2と連
通する接続油路23とが順次に連通しており、これら間
隙26と溝104及び接続油路23は一体になって、逃
がし油路を形成している。一方、図2、図3及び図6に
よって、シリンダ10上部にシリンダ10の体壁を貫通
してなる細孔123を形成させ、該細孔123を以って
油圧内腔100と前記逃がし油路とを連通させている。
これによって、ピストン12が上限位置に達したとき、
該細孔123を介して、前記逃がし油路がシリンダ油圧
内腔100と連通するような油圧逃がし構造が形成され
る。
付設された密封外側カバー14との間に形成された間隙
26と、取付ベース5とシリンダ10とを螺合するねじ
切り部103を切削等により一部切除してなる溝104
と、取付ベース5内に設けた他端が作動油タンク2と連
通する接続油路23とが順次に連通しており、これら間
隙26と溝104及び接続油路23は一体になって、逃
がし油路を形成している。一方、図2、図3及び図6に
よって、シリンダ10上部にシリンダ10の体壁を貫通
してなる細孔123を形成させ、該細孔123を以って
油圧内腔100と前記逃がし油路とを連通させている。
これによって、ピストン12が上限位置に達したとき、
該細孔123を介して、前記逃がし油路がシリンダ油圧
内腔100と連通するような油圧逃がし構造が形成され
る。
【0012】ジャッキアップする際、シリンダ10内の
作動油が油路22を通して作動油タンク2に流入するこ
とがないように、開閉切換弁19を閉じて、手動油圧ポ
ンプ3の手動レバー4を上下往復運動すると、作動油が
油圧供給油路21を通してシリンダ10内に圧送され、
ピストン12と作動扞11が上昇する。手動油圧ポンプ
3により圧送された作動油は、その油圧によって逆止弁
18を開けて、シリンダ10の油圧内腔100内に進入
するが、逆止弁18を通って逆流することはない。
作動油が油路22を通して作動油タンク2に流入するこ
とがないように、開閉切換弁19を閉じて、手動油圧ポ
ンプ3の手動レバー4を上下往復運動すると、作動油が
油圧供給油路21を通してシリンダ10内に圧送され、
ピストン12と作動扞11が上昇する。手動油圧ポンプ
3により圧送された作動油は、その油圧によって逆止弁
18を開けて、シリンダ10の油圧内腔100内に進入
するが、逆止弁18を通って逆流することはない。
【0013】図3に示すように、ピストン12が上限位
置に達したとき、細孔123が間隙26と連通するよう
になって、該細孔123を介して所謂逃がし油路がシリ
ンダ10の油圧内腔100と連通するようになる。この
ため、油圧内腔100内にポンプ3により過剰圧送され
た作動油は、細孔123及び前記の所謂逃がし油路を通
って作動油タンク2に流入する。従って、ピストン12
が上限位置に達した状態で更にポンピングしても、シリ
ンダ10内の作動油が漏れたり、シリンダ装置1が破壊
したり、爆発したりすることは全くない。
置に達したとき、細孔123が間隙26と連通するよう
になって、該細孔123を介して所謂逃がし油路がシリ
ンダ10の油圧内腔100と連通するようになる。この
ため、油圧内腔100内にポンプ3により過剰圧送され
た作動油は、細孔123及び前記の所謂逃がし油路を通
って作動油タンク2に流入する。従って、ピストン12
が上限位置に達した状態で更にポンピングしても、シリ
ンダ10内の作動油が漏れたり、シリンダ装置1が破壊
したり、爆発したりすることは全くない。
【0014】ジャッキダウンするときは、開閉切換弁1
9を開き、シリンダ10の油圧内腔100内の作動油が
油圧開放油路22を通じて作動油タンク2に戻り、図3
に示すように、ピストン12は下限位置に戻る。この
時、油圧内腔100の容積は最小になる。
9を開き、シリンダ10の油圧内腔100内の作動油が
油圧開放油路22を通じて作動油タンク2に戻り、図3
に示すように、ピストン12は下限位置に戻る。この
時、油圧内腔100の容積は最小になる。
【0015】又、本発明の油圧シリンダ装置の油圧逃が
し構造は、図2、図3及び図6に示した構造のみでな
く、種々のものが考えられる。即ち、本発明において、
ポンプ3により油圧内腔100に過剰圧送された作動油
を作動油タンク2に逃がさせるための油路は、ピストン
12が上限位置に達したときにのみ、油圧内腔100と
所謂逃がし油路とが連通することができるような構造の
ものは全て用いることができる。例えば、図4、図5及
び図7に示す油圧シリンダ装置では、他の所謂逃がし油
路、油圧逃がし構造の好適な例を提示した。
し構造は、図2、図3及び図6に示した構造のみでな
く、種々のものが考えられる。即ち、本発明において、
ポンプ3により油圧内腔100に過剰圧送された作動油
を作動油タンク2に逃がさせるための油路は、ピストン
12が上限位置に達したときにのみ、油圧内腔100と
所謂逃がし油路とが連通することができるような構造の
ものは全て用いることができる。例えば、図4、図5及
び図7に示す油圧シリンダ装置では、他の所謂逃がし油
路、油圧逃がし構造の好適な例を提示した。
【0016】図4、図5及び図7によって、前記細溝1
23(図2、図3)の代わりに、ピストン12の端部外
側を切除してなる細溝121が形成されていて、この細
溝121の端部が常にシリンダ10の油圧内腔100と
連通している。一方、シリンダ10と該シリンダ10に
螺合している密封上蓋13内壁との間にリング状の間隙
28と、シリンダ10と密封上蓋13とを螺合するねじ
切り部101を適宜に切除してなる溝102とが形成さ
れているため、所謂逃がし油路は、順次に連通した間隙
28と溝102と間隙26と溝104と接続油路23に
より形成されている。ピストン12が上限位置に達した
とき(図5)、細溝121上部は間隙28に達するよう
になる。従って、ピストン12が上限位置に達したと
き、この細溝121を介して、前記逃がし油路が油圧内
腔100と連通するような油圧逃がし構造が形成されて
いる。
23(図2、図3)の代わりに、ピストン12の端部外
側を切除してなる細溝121が形成されていて、この細
溝121の端部が常にシリンダ10の油圧内腔100と
連通している。一方、シリンダ10と該シリンダ10に
螺合している密封上蓋13内壁との間にリング状の間隙
28と、シリンダ10と密封上蓋13とを螺合するねじ
切り部101を適宜に切除してなる溝102とが形成さ
れているため、所謂逃がし油路は、順次に連通した間隙
28と溝102と間隙26と溝104と接続油路23に
より形成されている。ピストン12が上限位置に達した
とき(図5)、細溝121上部は間隙28に達するよう
になる。従って、ピストン12が上限位置に達したと
き、この細溝121を介して、前記逃がし油路が油圧内
腔100と連通するような油圧逃がし構造が形成されて
いる。
【0017】前記実施形態に提示された所謂逃がし油路
は、シリンダ10と密封上蓋13及び密封外側カバー1
4との間に形成されているので、構造が簡単である。
又、該逃がし油路とシリンダ10の油圧内腔100とを
連通するための手段としての細孔123及び細溝121
は、極めて簡単な加工によって形成できる。特に、細孔
123を用いる場合、所謂逃がし油路がただ間隙26と
溝104及び接続油路23で構成されている(間隙28
と溝102が不要)ので、所謂逃がし油路並びに油圧逃
がし構造が更に簡単であり、シリンダ装置を構成するシ
リンダ10、ピストン12、密封上蓋13、密封外側カ
バー14等の部品の加工が更に容易に実施でき、シリン
ダ装置の密封性も更に向上する。
は、シリンダ10と密封上蓋13及び密封外側カバー1
4との間に形成されているので、構造が簡単である。
又、該逃がし油路とシリンダ10の油圧内腔100とを
連通するための手段としての細孔123及び細溝121
は、極めて簡単な加工によって形成できる。特に、細孔
123を用いる場合、所謂逃がし油路がただ間隙26と
溝104及び接続油路23で構成されている(間隙28
と溝102が不要)ので、所謂逃がし油路並びに油圧逃
がし構造が更に簡単であり、シリンダ装置を構成するシ
リンダ10、ピストン12、密封上蓋13、密封外側カ
バー14等の部品の加工が更に容易に実施でき、シリン
ダ装置の密封性も更に向上する。
【0018】以上、自動車用ジャッキを用いて、本発明
の実施の形態を説明したが、前記した自動車用ジャッキ
における油圧シリンダ装置は、その他の重量物、車輛
等、修理中の木造家屋、建設中の船舶の一部、クレー車
等の機能車輛の固定等にも適用され、その目的と作業の
安全性が確保される。
の実施の形態を説明したが、前記した自動車用ジャッキ
における油圧シリンダ装置は、その他の重量物、車輛
等、修理中の木造家屋、建設中の船舶の一部、クレー車
等の機能車輛の固定等にも適用され、その目的と作業の
安全性が確保される。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る油圧シリンダ装置は、シリ
ンダと、該シリンダ内に摺動自在に取り付けられていて
端部に作動扞等を有するか又は付設することができるピ
ストンからなり、作動油タンク内の作動油を油圧ポンプ
によって前記シリンダの油圧内腔に圧送して前記ピスト
ンを移動させるように構成した油圧シリンダ装置におい
て、前記ピストンが最大のシリンダ油圧内腔をとる位置
に達したときに、前記シリンダの油圧内腔と前記シリン
ダ外の逃がし油路を連通させ、前記油圧内腔に過剰圧送
された作動油を前記作動油タンクに逃がさせるような油
圧逃がし構造を有するため、油圧ポンプによりシリンダ
内に過剰圧送された作動油は、逃がし油路を通して作動
油タンクに流入するようにされる。従って、ピストンが
上限位置に達した状態で更にポンピングしても、シリン
ダ内の作動油が漏れたり、油圧シリンダ装置が破壊した
り、爆発したりすることがなくなる。
ンダと、該シリンダ内に摺動自在に取り付けられていて
端部に作動扞等を有するか又は付設することができるピ
ストンからなり、作動油タンク内の作動油を油圧ポンプ
によって前記シリンダの油圧内腔に圧送して前記ピスト
ンを移動させるように構成した油圧シリンダ装置におい
て、前記ピストンが最大のシリンダ油圧内腔をとる位置
に達したときに、前記シリンダの油圧内腔と前記シリン
ダ外の逃がし油路を連通させ、前記油圧内腔に過剰圧送
された作動油を前記作動油タンクに逃がさせるような油
圧逃がし構造を有するため、油圧ポンプによりシリンダ
内に過剰圧送された作動油は、逃がし油路を通して作動
油タンクに流入するようにされる。従って、ピストンが
上限位置に達した状態で更にポンピングしても、シリン
ダ内の作動油が漏れたり、油圧シリンダ装置が破壊した
り、爆発したりすることがなくなる。
【図1】本発明油圧シリンダ装置を用いる自動車用ジャ
ッキの油路の一例を示すフロー説明図である。
ッキの油路の一例を示すフロー説明図である。
【図2】図1に示す油路に基づく油圧シリンダ装置(ピ
ストンが最小のシリンダ油圧内腔容積をとる位置に達し
た状態:下限状態)を示す断面図である。
ストンが最小のシリンダ油圧内腔容積をとる位置に達し
た状態:下限状態)を示す断面図である。
【図3】図2に示すピストンが最小のシリンダ油圧内腔
容積をとる位置に達した状態(上限状態)での油圧シリ
ンダ装置を示す断面図である。
容積をとる位置に達した状態(上限状態)での油圧シリ
ンダ装置を示す断面図である。
【図4】図1による油路に基づく他の油圧シリンダ装置
(ピストンが下限状態)を示す断面図である。
(ピストンが下限状態)を示す断面図である。
【図5】図4に示すピストンの上限状態での油圧シリン
ダ装置を示す断面図である。
ダ装置を示す断面図である。
【図6】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図5のB−B線に沿う断面図である。
1 シリンダ装置 2 作動油タンク 3 油圧ポンプ 5 取付ベース 10 シリンダ 11 作動扞 12 ピストン 13 シリンダの密封上蓋 14 シリンダの密封外側カバー 15、16、20 密封リング 17 シリンダ底部の開口部 18 逆止弁 19 開閉切換弁 21 油圧供給油路 22 油圧開放油路 23 逃がし油路の一部である接続油路 26、28 逃がし油路の一部である間隙 101、103 ねじ切り部 102、104 逃がし油路の一部である溝 121 細溝 123 細孔
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダと、該シリンダ内に摺動自在に
取り付けられていて端部に作動扞を有するか又は付設す
ることができるピストンからなり、作動油タンク内の作
動油を油圧ポンプによって前記シリンダの油圧内腔に圧
送して前記ピストンを移動させるように構成した油圧シ
リンダ装置において、前記ピストンが最大のシリンダ油
圧内腔容積をとる位置に達したときに、前記シリンダの
油圧内腔と前記シリンダ外の逃がし油路を連通させ、前
記油圧内腔に過剰圧送された作動油を前記作動油タンク
に逃がさせるような油圧逃がし構造を有することを特徴
とする自動車用油圧ジャッキ。 - 【請求項2】 前記シリンダの体壁を貫通してなる細孔
が形成され、該細孔が前記逃がし油路と連通していると
共に、前記ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積をと
る位置に達したときに、該細孔を介して、前記シリンダ
油圧内腔と前記逃がし油路とを連通させるような油圧逃
がし構造を有することを特徴とする請求項1に記載の油
圧シリンダ装置。 - 【請求項3】 前記ピストンの端部外側に細溝が形成さ
れていて、該細溝が前記シリンダ油圧内腔と連通してい
ると共に、前記ピストンが最大のシリンダ油圧内腔容積
をとる位置に達したときに、該細溝を介して、前記油圧
内腔と前記逃がし油路とを連通させるような油圧逃がし
構造を有することを特徴とする請求項1に記載の油圧シ
リンダ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22739797A JPH1160171A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 油圧シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22739797A JPH1160171A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 油圧シリンダ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1160171A true JPH1160171A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16860193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22739797A Pending JPH1160171A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 油圧シリンダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1160171A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014081076A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | General Electric Co <Ge> | ジャッキ用の機械式ストップ調整装置 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP22739797A patent/JPH1160171A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014081076A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | General Electric Co <Ge> | ジャッキ用の機械式ストップ調整装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040305 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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| A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20040518 |