JPH1160290A - 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス - Google Patents
合わせガラス用中間膜及び合わせガラスInfo
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Abstract
のいずれにおいても適正な範囲内に保持されており、従
って、衝撃吸収性や耐貫通性などの合わせガラスとして
必要な基本性能に優れ、且つ、湿度の高い雰囲気下に置
かれた場合でも合わせガラス周縁部に白化現象を起こす
ことが少ない合わせガラスを得るに適する合わせガラス
用中間膜、及び、その中間膜を用いて製せられた合わせ
ガラスを提供することを課題とする。 【解決手段】 可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜に、
炭素数5〜28のカルボン酸の金属塩及び微粉シリカが
含有されてなることを特徴とする合わせガラス用中間
膜、及び、少なくとも一対のガラス間に、上記合わせガ
ラス用中間膜を介在させ、一体化させてなることを特徴
とする合わせガラス。
Description
間膜、及び、その中間膜を用いた合わせガラスに関す
る。
ロントガラス用やサイドガラス用として、或いは、建築
物の窓ガラス用等として広く使用されている。上記合わ
せガラスの代表例としては、少なくとも二枚のガラスの
間に、可塑化されたポリビニルブチラール樹脂のような
可塑化されたポリビニルアセタール樹脂からなる合わせ
ガラス用中間膜を介在させ、一体化させて製せられるも
のが挙げられる。
加えられるとガラスは破損するものの、ガラス間に介在
させた中間膜は容易に破損せず、又、ガラスは破損後に
おいても中間膜に貼着したままであるため、その破片が
飛散することが少なく、従って、自動車や建築物の内部
にある人体がガラスの破片によって傷害を受けることを
防止する機能を有する。
分に満足するためには、中間膜とガラスとの接着力が高
ければ高いほど良いわけではなく、この接着力をある適
正な範囲内に調整することが必要である。
えば、自動車事故等においては運転者や乗客等がガラス
へ衝突する時の衝撃吸収や貫通防止のために必要であ
り、又、例えば、建築物においては外部からの飛来物の
貫通防止やガラスの飛散防止のために必要である。
場合には、ガラスが中間膜から剥がれ、その破片が飛散
し易くなるという問題が発生し、逆に、中間膜とガラス
との接着力が大きい場合には、ガラスと中間膜とが同時
に破損して、人体や外部からの飛来物等が貫通し易くな
るという問題が発生する。
適正な範囲内にある場合には、ガラスの破損が広範囲に
わたって起こると共に、ガラスが破損すると同時に中間
膜とガラスとの部分的な界面剥離が起こり、且つ、中間
膜が延伸するという現象が生じるため、衝撃吸収効果や
貫通防止効果が大きくなる。
の接着力を適正な範囲内に調整するために、中間膜用の
接着力調整剤が種々検討されてきた。
は、「0.1〜0.8%の水分を含有し、6〜22炭素
原子のモノカルボン酸と、4〜12炭素原子のジカルボ
ン酸と、2〜6炭素原子の脂肪族モノアミノモノカルボ
ン酸と、4〜5炭素原子の脂肪族モノアミノジカルボン
酸と、くえん酸及びこれらの混合物から選んだ少なくと
も一つの有機酸を樹脂100重量部につき0.01〜3
重量部含有せしめた、成形ポリビニルアセタール樹脂よ
りなる合わせガラス用中間膜」が提案されており、又、
特公昭48−5772号公報では、「少なくとも2枚の
ガラスを可塑化ポリビニルアセタール樹脂組成物で貼り
合わせたガラスにおいて、該可塑化ポリビニルアセター
ル樹脂組成物中に炭素数10〜22の脂肪族カルボン酸
のナトリウム金属塩を含有せしめたことを特徴とする合
わせガラス」が提案されており、さらに、特公昭53−
18207号公報では、「モノカルボン酸又はジカルボ
ン酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩と変性シ
リコンオイルとが含有されるか若しくは付着された可塑
化ポリビニルアセタール樹脂中間膜によって少なくとも
2枚のガラスが貼り合わされていることを特徴とする合
わせガラス」が提案されている。
剤として、中間膜中に含有される可塑剤に溶解し易いこ
とから比較的炭素数が大きいカルボン酸もしくはその金
属塩を用いている。
いカルボン酸もしくはその金属塩を用いると、中間膜と
ガラスとの接着力が時間経過(経時)とともに変化する
という問題点がある。即ち、初期の接着力は適正であっ
ても、経時とともに次第に接着力が低下し、衝撃を受け
た時にガラスが剥離し易くなる。この接着力低下を防止
するためには、中間膜を例えば40〜50℃の雰囲気下
で1〜2ケ月間保管して熟成する必要があるが、中間膜
は粘着性や自着性等を有するため、上記のような雰囲気
下で長期間保管することは現実的には困難であり、又、
仮に熟成を行ったとしても、接着力の経時低下を抑制す
ることは出来るが皆無にすることは出来ず、上記問題点
は依然として残る。
86250号公報では、「ポリビニルアセタール樹脂、
可塑剤、炭素数が12以下の脂肪族モノ又はジカルボン
酸のアルカリ又はアルカリ土類金属塩及び有機酸を含有
する樹脂組成物より形成されている合わせガラス用中間
膜」が提案されており、又、特公平2−41547号公
報では、「トリエチレングリコール−ジ−n−ヘプタン
酸エステル及びテトラエチレングリコール−ジ−n−ヘ
プタン酸エステルから成るグループより選択した相溶す
る量の加水分解性エステルによって可塑化し且つ接着力
調整剤を含有するポリビニルブチラールシートにおい
て、接着力調整剤はアルカリ又はアルカリ土類金属ギ酸
塩から成り且つシートはその100万部当り10当量未
満の、滴定によって測定された、酸の濃度を有している
ことを特徴とするポリビニルブチラールシート」が提案
されており、さらに、特表平6−502594号公報で
は、実施例で接着力調整剤として酢酸カリウムを添加し
た中間膜が用いられている。
て、炭素数の大きいカルボン酸もしくはその金属塩を用
いる場合の前記問題点を解消するため、比較的炭素数が
小さいカルボン酸もしくはその金属塩を用いている。
いカルボン酸もしくはその金属塩を用いると、中間膜と
ガラスとの経時接着力低下の問題点は解消されるもの
の、中間膜の耐湿性が不十分となり、その結果、合わせ
ガラスの周縁部(端部)に吸湿による白化現象を起こし
易くなるという別の問題点が発生する。
おいては吸湿性があるため、合わせガラスに加工する場
合、例えば、25%RHの雰囲気下で含水率が0.5重
量%程度以下となるように調湿して合わせ加工を行うの
が一般的である。ところが、通常合わせガラスの周縁部
は剥き出しの状態であるため、高湿度雰囲気下では中間
膜が吸湿し、含水率が2〜3重量%程度にまで上昇す
る。この時、中間膜中に微小な結晶として存在する酢酸
カリウムや酢酸マグネシウムあるいはギ酸カリウム等の
ような炭素数の小さいカルボン酸の金属塩の周囲に水が
集まり、白化現象を惹起する。又、白化現象を低減する
ために、炭素数の小さいカルボン酸もしくはその塩の添
加量を減少させると、中間膜とガラスとの接着力が適正
な範囲を逸脱し、合わせガラスの衝撃吸収性や耐貫通性
等が不十分となる。
素数の大きいカルボン酸もしくはその金属塩を用いる
と、中間膜とガラスとの経時接着力低下が起こり、逆
に、炭素数の小さいカルボン酸もしくはその金属塩を用
いると、合わせガラス周縁部に白化現象が発生する。
ており、主として防犯のために自動車のサイドガラスに
合わせガラスを使用する動きや各種建築物に合わせガラ
スを使用する動きが盛んになっている。
おいては、合わせガラスの周縁部を剥き出しの状態で使
用する場合も増えており、白化現象の防止に対する要望
がますます強くなっている。
との接着力が初期及び経時後のいずれにおいても適正な
範囲内に保持され、従って、衝撃吸収性や耐貫通性など
の合わせガラスとして必要な基本性能に優れ、且つ、高
湿度雰囲気下においても白化現象の発生が少ない合わせ
ガラスは実用化されていないのが現状である。
問題点を解決するものであり、その目的とするところ
は、中間膜とガラスとの接着力が初期及び経時後のいず
れにおいても適正な範囲内に保持されており、従って、
衝撃吸収性や耐貫通性などの合わせガラスとして必要な
基本性能に優れ、且つ、湿度の高い雰囲気下に置かれた
場合でも合わせガラス周縁部に白化現象を起こすことが
少ない合わせガラスを得るに適する合わせガラス用中間
膜、及び、その中間膜を用いて製せられた合わせガラス
を提供することにある。
(以下、「第1発明」と記す)による合わせガラス用中
間膜は、可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜に、炭素数
5〜28のカルボン酸の金属塩及び微粉シリカが含有さ
れてなることを特徴とする。
発明」と記す)による合わせガラス用中間膜は、上記第
1発明による合わせガラス用中間膜において、カルボン
酸の金属塩が、炭素数5〜10のカルボン酸のマグネシ
ウム塩であることを特徴とする。
「第3発明」と記す)による合わせガラス用中間膜は、
上記第1発明による合わせガラス用中間膜において、微
粉シリカが、その表面積の合計が合わせガラス用中間膜
の全表面積の1/10以上となるような量で含有されて
いることを特徴とする。
明」と記す)による合わせガラスは、少なくとも一対の
ガラス間に、上記第1発明〜第3発明のいずれかに記載
の合わせガラス用中間膜を介在させ、一体化させてなる
ことを特徴とする。
成する可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜(以下、単に
「樹脂膜」と記す)の主成分であるポリビニルアセター
ル樹脂の調製方法としては、特に限定されるものではな
いが、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)を温水
に溶解し、得られた水溶液を所定の温度、例えば0〜9
5℃に保持しておいて、所要の酸触媒及びアルデヒドを
加え、攪拌しながらアセタール化反応を進行させ、次い
で反応温度を上げて熟成することにより反応を完結さ
せ、その後、中和、水洗及び乾燥を行ってポリビニルア
セタール樹脂の粉末を得る方法が採用される。
において、PVAとしては、平均重合度500〜500
0のものが好ましく、平均重合度1000〜2500の
ものがより好ましい。PVAの平均重合度が500未満
であると、樹脂膜の強度が弱くなり過ぎて、得られる合
わせガラスの耐貫通性が低下することがあり、逆に、P
VAの平均重合度が5000を超えると、樹脂膜の成形
が難しくなることがあり、しかも樹脂膜の強度が強くな
り過ぎて、得られる合わせガラスの衝撃吸収性や耐貫通
性等が低下することがある。
樹脂のビニルアセテート成分は30モル%以下に設定す
るのが好ましく、そのためにPVAの鹸化度は70モル
%以上のものが好適に用いられる。PVAの鹸化度が7
0モル%未満であると、ポリビニルアセタール樹脂の透
明性や耐熱性等が低下することがあり、又、反応性が低
下することもある。。ここで、PVAの平均重合度及び
鹸化度は、例えばJIS K−6726「ポリビニルア
ルコール試験方法」に基づいて測定することが出来る。
樹脂を得るのに使用するアルデヒドとしては、特に限定
されるものではないが、例えば、炭素数が3〜10、よ
り好ましくは4〜8、のアルデヒドが挙げられ、好適に
用いられる。
されるものではないが、例えば、プロピオンアルデヒ
ド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、バ
レルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド、2−エチル
ブチルアルデヒド、n−ヘプチルアルデヒド、n−オク
チルアルデヒド、n−ノニルアルデヒド、n−デシルア
ルデヒド、ベンズアルデヒド、シンナムアルデヒド等の
脂肪族、芳香族、脂環族のアルデヒドが挙げられ、これ
らの1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
脂膜の成形性が不十分となることがあり、逆に、アルデ
ヒドの炭素数が10を超えると、アセタール化の反応性
が低下し、しかも反応中に樹脂のブロックが発生し易く
なり、樹脂の合成に困難を伴うことがある。上記炭素数
が3〜10のアルデヒドのなかでも炭素数が4〜8のn
−ブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド、2−エ
チルブチルアルデヒド、n−オクチルアルデヒド等の1
種もしくは2種以上がより好適に用いられる。
も、炭素数が4のn−ブチルアルデヒドでアセタール化
して得られるものが特に好ましい。n−ブチルアルデヒ
ドでアセタール化して得られるポリビニルブチラール樹
脂の使用により、樹脂膜の接着強度が強くなり、又、耐
候性にも優れ、しかも樹脂の製造も容易となる。
脂は、ビニルブチラール成分とビニルアルコール成分と
ビニルアセテート成分とから構成されている。これらの
各成分量は、例えば、JIS K−6728「ポリビニ
ルブチラール試験方法」や核磁気共鳴法(NMR)に基
づいて測定することが出来る。
ビニルアセタール樹脂の場合は、ビニルアルコール成分
量とビニルアセテート成分量とを測定し、残りのビニル
アセタール成分量は100から上記両成分量を差し引く
ことにより算出することが出来る。
平均アセタール化度は、一般に40〜75モル%が好ま
しい。ポリビニルアセタール樹脂の平均アセタール化度
が40モル%未満であると後述する可塑剤との相溶性が
悪くなり、耐貫通性の確保に必要な量の可塑剤の混合が
難しくなる。逆に、75モル%を超える平均アセタール
化度の樹脂を得るには長時間の反応時間を要し、プロセ
ス上好ましくない。
いられる可塑剤としては、この種の中間膜に用いられて
いる従来公知の可塑剤で良く、特に限定されるものでは
ないが、例えば、一塩基酸エステル、多塩基酸エステル
等の有機系可塑剤や、有機リン酸系、有機亜リン酸系等
のリン酸系可塑剤等が挙げられ、これらの1種もしくは
2種以上が好適に用いられる。
るものではないが、例えば、トリエチレングリコールと
酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、2−エチル酪酸、ヘプタ
ン酸、n−オクチル酸、2−エチルヘキシル酸、ペラル
ゴン酸(n−ノニル酸)、デシル酸等の有機酸との反応
によって得られるグリコール系エステルや、テトラエチ
レングリコール、トリプロピレングリコールと上記の如
き有機酸との反応によって得られるグリコール系エステ
ル等が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上が好適
に用いられる。
るものではないが、例えば、アジピン酸、セバチン酸、
アゼライン酸等の有機酸と炭素数4〜8の直鎖状もしく
は分枝状アルコールとの反応によって得られるエステル
等が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上が好適に
用いられる。
れるものではないが、例えば、トリブトキシエチルホス
フェート、イソデシルフェニルホスフェート、トリイソ
プロピルホスファイト等が挙げられ、これらの1種もし
くは2種以上が好適に用いられる。
エチレングリコール−ジ−2−エチルブチレート(3G
H)、トリエチレングリコール−ジ−2−エチルヘキサ
ノエート(3GO)、トリエチレングリコール−ジ−n
−ヘプタノエート(3G7)、トリエチレングリコール
ジカプリレート、トリエチレングリコール−ジ−n−オ
クトエート、テトラエチレングリコール−ジ−2−エチ
ルブチレート(4GH)、テトラエチレングリコール−
ジ−2−エチルヘキサノエート(4GO)、テトラエチ
レングリコール−ジ−n−ヘプタノエート(4G7)、
ジヘキシルアジペート(DHA)、ジベンジルフタレー
ト等の1種もしくは2種以上がより好適に用いられる。
ビニルブチラール樹脂を包含するポリビニルアセタール
樹脂」を意味する)に対する上記可塑剤の添加量は、特
に限定されるものではないが、ポリビニルアセタール樹
脂100重量部に対し、可塑剤20〜60重量部である
ことが好ましく、30〜50重量部であることがより好
ましい。
対する可塑剤の添加量が20重量部未満であると、得ら
れる中間膜の耐貫通性が低下することがあり、逆に、6
0重量部を超えると、可塑剤がブリードして、得られる
中間膜の光学歪みが大きくなったり、透明性や接着性が
低下することがある。
は、炭素数5〜28のカルボン酸の金属塩が含有され
る。
は、特に限定されるものではないが、例えば、脂肪族モ
ノカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸等の脂肪族カルボン
酸や芳香族モノカルボン酸、芳香族ジカルボン酸等の芳
香族カルボン酸等を酸成分とし、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属、亜鉛等を金属成分として得られる塩が挙げ
られ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられ
る。
ボン酸の具体例としては、特に限定されるものではない
が、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸等の直鎖状モ
ノカルボン酸、2−エチルブタン酸、2−エチルヘキサ
ン酸等の分枝状モノカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸等のジカルボン酸、モノブチルアジピン酸等が挙げら
れ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられ
る。
と、中間膜の耐湿性が低下して、得られる合わせガラス
の周縁部に白化現象が起こり易くなることがあり、逆
に、上記カルボン酸の炭素数が28を超えると、得られ
る金属塩の取り扱い性が著しく低下して、実用性に欠け
るものとなることがある。
しては、特に限定されるものではないが、ナトリウム、
カリウム等の周期表第I族に属するアルカリ金属やマグ
ネシウム、カルシウム等の周期表第II族に属するアルカ
リ土類金属あるいは亜鉛等が挙げられ、これらの1種も
しくは2種以上が好適に用いられる。
なかでも、特に限定されるものではないが、例えば、2
−エチルブタン酸マグネシウム、ヘキサン酸マグネシウ
ム、セバシン酸カリウム等の1種もしくは2種以上がよ
り好適に用いられる。
る上記炭素数が5〜28のカルボン酸の金属塩(以下、
単に「金属塩」と記す)の添加量は、特に限定されるも
のではないが、ポリビニルアセタール樹脂100重量部
に対し、金属塩0.01〜0.5重量部であることが好
ましく、0.02〜0.2重量部であることがより好ま
しい。
対する上記金属塩の添加量が0.01重量部未満である
と、接着力調整効果を十分に得られないことがあり、逆
に、0.5重量部を超えると、得られる中間膜の接着力
が低くなり過ぎたり、耐水性や透明性等が低下すること
がある。
は、微粉シリカが含有される。
ものではなく、ガラスの主成分である二酸化ケイ素を主
成分とし、これに酸化アルミニウム、酸化カルシウム、
酸化マグネシウム、酸化ナトリウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化カリウム、酸化ボロン等の通常の各種ガラスに
含有されている各種成分の1種もしくは2種以上が含有
されたものであって良い。
されるものではなく、100μm以下であることが好ま
しく、10μm以下であることがより好ましい。
ものではなく、球状、板状、繊維状等のいずれの形状で
あっても良く、又、ポリビニルアセタール樹脂中や可塑
剤中への分散性を向上させるために、表面処理が施され
たものであっても良い。
に含有させ均一に分散させることにより、接着力調整剤
として炭素数が5〜28と比較的大きいカルボン酸の金
属塩を用いた場合でも、該金属塩が中間膜とガラスとの
界面に経時的に移行するのを抑制することが可能とな
り、従って、中間膜とガラスとの接着力の経時低下を防
止することが出来る。
る上記微粉シリカの添加量は、微粉シリカの平均粒子径
によっても異なり、特に限定されるものではないが、添
加された微粉シリカの表面積の合計が中間膜の全表面積
の1/10以上となるような量であることが好ましい。
が中間膜の全表面積の1/10未満となるような量であ
ると、中間膜とガラスとの接着力の経時低下を防止する
効果が不十分となることがある。
は、必須成分である上述のポリビニルアセタール樹脂、
可塑剤、炭素数5〜28のカルボン酸の金属塩及び微粉
シリカ以外に、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必
要に応じて、上記炭素数5〜28のカルボン酸の金属塩
以外の接着力調整剤、耐候性を向上させるための紫外線
吸収剤や光安定剤、熱劣化を防止するための酸化防止
剤、界面活性剤、着色剤など合わせガラス用中間膜に一
般的に用いられている公知の添加剤の1種もしくは2種
以上が含有されていても良い。
の接着力調整剤としては、特に限定されるものではない
が、例えば、ギ酸、酢酸、プロパン酸、ブタン酸等のよ
うな炭素数1〜4のカルボン酸の金属塩系接着力調整
剤;特公昭55−29950号公報で開示されているよ
うなエポキシ変性シリコンオイル、エーテル変性シリコ
ンオイル、エステル変性シリコンオイル、アミン変性シ
リコンオイル等の変性シリコンオイル系接着力調整剤等
が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用
いられる。
素数1〜4のカルボン酸の金属塩系接着力調整剤、及び
/又は、変性シリコンオイル系接着力調整剤の添加量
は、特に限定されるものではないが、ポリビニルアセタ
ール樹脂100重量部に対し、上記接着力調整剤0.0
05〜0.5重量部であることが好ましく、0.02〜
0.2重量部であることがより好ましい。
のではないが、ベンゾトリアゾール系のもの、例えば、
チバガイギー社製の商品名「チヌビンP」、商品名「チ
ヌビン320」、商品名「チヌビン326」、商品名
「チヌビン328」等が挙げられ、これらの1種もしく
は2種以上が好適に用いられる。
はないが、ヒンダードアミン系のもの、例えば、旭電化
工業社製の商品名「アデカスタブLA−57」等が挙げ
られ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられ
る。
ではないが、フェノール系のもの、例えば、住友化学工
業社製の商品名「スミライザーBHT」、チバガイギー
社製の商品名「イルガノックス1010」等が挙げら
れ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられ
る。
ではないが、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム等が挙げられ、これらの1種も
しくは2種以上が好適に用いられる。
造方法は、特に限定されるものではなく、例えば、必須
成分である上述のポリビニルアセタール樹脂、可塑剤、
炭素数5〜28のカルボン酸の金属塩及び微粉シリカの
各所定量と、必要に応じて添加される各種添加剤の1種
もしくは2種以上を配合し、これを均一に混練りした
後、押出法、カレンダー法、プレス法、キャスティング
法、インフレーション法等によりシート状に製膜して可
塑化ポリビニルアセタール樹脂膜を成形し、これを中間
膜とすれば良い。
いし、2枚以上が積層された状態で中間膜とされても良
い。又、中間膜は単層で用いられても良いし、2枚以上
が積層された状態で用いられても良い。
るものではないが、合わせガラスとして最小限必要な衝
撃吸収性や耐貫通性、耐候性等を考慮すると、実用的に
は通常の合わせガラス用中間膜における膜厚と同様に、
一般に0.3〜1.6mmの範囲であることが好まし
い。
膜は、上述した第1発明による合わせガラス用中間膜に
おいて、カルボン酸の金属塩が、炭素数5〜10のカル
ボン酸のマグネシウム塩であることが必要である。
ネシウム塩としては、特に限定されるものではないが、
例えば、ペンタン酸マグネシウム、ヘキサン酸マグネシ
ウム、ヘプタン酸マグネシウム、2−エチルブタン酸マ
グネシウム、2−エチルヘキサン酸マグネシウム、2−
エチルオクタン酸マグネシウム等が挙げられ、これらの
1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
素数5〜10のカルボン酸のマグネシウム塩の添加量
は、特に限定されるものではないが、ポリビニルアセタ
ール樹脂100重量部に対し、上記マグネシウム塩0.
01〜0.5重量部であることが好ましく、0.02〜
0.2重量部であることがより好ましい。
対する上記マグネシウム塩の添加量が0.01重量部未
満であると、接着力調整効果を十分に得られないことが
あり、逆に、0.5重量部を超えると、得られる中間膜
の接着力が低くなり過ぎたり、耐水性や透明性等が低下
することがある。
膜は、前述した第1発明による合わせガラス用中間膜に
おいて、微粉シリカが、その表面積の合計が合わせガラ
ス用中間膜の全表面積の1/10以上となるような量で
含有されていることが必要である。
平均粒子径と添加量によって変化するので、第3発明に
おいては、微粉シリカの平均粒子径と添加量から微粉シ
リカの表面積の合計を算出し、その表面積の合計が中間
膜の全表面積の1/10以上となるように、可塑化ポリ
ビニルアセタール樹脂膜に対する微粉シリカの添加量を
設定する。
の合計は、以下のように算出される。
g及び可塑剤40gからなり、厚み0.8mmの中間膜
の場合、その片面の表面積は1540cm2 であり、合
わせ加工により合わせガラスとされた後の中間膜の全表
面積は約3100cm2 となる。
0.1g添加する場合、その表面積の合計は2400c
m2 となり、又、平均粒子径0.1μmの微粉シリカを
0.1g添加する場合、その表面積の合計は24000
cm2 となる。
面積の合計が中間膜の全表面積の1/10以上となるよ
うに、使用する微粉シリカの平均粒子径に応じて微粉シ
リカの添加量を設定すれば良い。
が中間膜の全表面積の1/10未満となるような量であ
ると、中間膜とガラスとの接着力の経時低下を防止する
効果が不十分となることがある。
なくとも一対のガラス間に、上述した第1発明〜第3発
明のいずれかによる合わせガラス用中間膜を介在させ、
一体化させてなることが必要である。
ならず、ポリカーボネート板、ポリメチルメタクリレー
ト板などの有機透明ガラスも包含する。
るものではないが、例えば、フロート板ガラス、磨き板
ガラス、型板ガラス、網入り板ガラス、線入り板ガラ
ス、熱線吸収板ガラス、着色された板ガラス等の各種無
機ガラス又は有機ガラスが挙げられ、これらの1種もし
くは2種以上が好適に用いられる。又、ガラスの厚み
は、用途によって適宜選択されれば良く、特に制限され
るものではない。
は、特別なものではなく、通常の合わせガラスの場合と
同様の製造方法が採用される。例えば、二枚の透明なガ
ラス板の間に、第1発明〜第3発明のいずれかによる合
わせガラス用中間膜を介在させ、これをゴムバッグに入
れ、減圧吸引しながら約70〜110℃の温度で予備接
着し、次いで、オートクレーブもしくはプレスを用い
て、約120〜150℃の温度で、約10〜15kg/
cm2 の圧力で本接着を行い、一体化させることにより
所望の合わせガラスを得ることが出来る。
化されたポリビニルアセタール樹脂の膜に、接着力調整
剤として炭素数が5〜28と比較的大きいカルボン酸の
金属塩が含有されており、且つ、中間膜とガラスとの接
着力の経時低下を防止するために微粉シリカが含有され
ているので、中間膜とガラスとの接着力が初期及び経時
後のいずれにおいても適正な範囲内に保持されており、
従って、初期及び経時後のいずれにおいても衝撃吸収性
や耐貫通性等の合わせガラスとして必要な基本性能に優
れ、且つ、湿度の高い雰囲気下に長期間置かれても合わ
せガラス周縁部に白化現象を起こすことが少ない合わせ
ガラスを得るに適する。
は、上記第1発明による合わせガラス用中間膜におい
て、カルボン酸の金属塩として、炭素数5〜10のカル
ボン酸のマグネシウム塩を用いるので、第1発明による
合わせガラス用中間膜から得られる上記諸性能に一段と
優れた合わせガラスを得るに適する。
間膜は、上記第1発明による合わせガラス用中間膜にお
いて、微粉シリカが、その表面積の合計が合わせガラス
用中間膜の全表面積の1/10以上となるような量で添
加されているので、接着力調整剤として炭素数が5〜2
8と比較的大きいカルボン酸の金属塩を用いても、中間
膜とガラスとの接着力の経時低下を防止することが可能
であり、従って、優れた衝撃吸収性や耐貫通性等を安定
的に発揮する合わせガラスを得るに適する。
発明〜第3発明のいずれかによる合わせガラス用中間膜
を用いて製せられるので、初期及び経時後のいずれにお
いても、衝撃吸収性や耐貫通性などの合わせガラスとし
て必要な基本性能に優れ、且つ、湿度の高い雰囲気下に
長期間置かれても周縁部に白化現象を起こすことが少な
い。
め以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではない。尚、実施例中の「部」は「重量
部」を意味する。
9モル%のポリビニルアルコール275gを加えて加温
溶解した。反応系を12℃に温度調節し、35重量%の
塩酸触媒201gとn−ブチルアルデヒド148gを加
え、この温度を保持して反応物を析出させた。その後、
反応系を45℃で3時間保持して反応を完了させ、過剰
の水で洗浄して未反応のn−ブチルアルデヒドを洗い流
し、塩酸触媒を汎用な中和剤である水酸化ナトリウム水
溶液で中和し、さらに過剰の水で2時間水洗及び乾燥を
経て、白色粉末状のポリビニルブチラール樹脂を得た。
得られたポリビニルブチラール樹脂の平均重合度は17
00、ブチラール化度は65モル%、残存アセチル基量
は1モル%、残存ビニルアルコール成分量は34モル%
であった。
し、可塑剤としてトリエチレングリコールジ−2−エチ
ルブチレート(3GH)40部、カルボン酸の金属塩
(接着力調整剤)として2−エチルブタン酸マグネシウ
ム0.087部(2.8×10-4モル)、微粉シリカ
(1次粒子の平均粒子径12nm)0.05部、紫外線
吸収剤及び酸化防止剤をを添加し、攪拌混合した後、8
0℃に加熱された二本ロールで十分に溶融混練して厚み
0.8mm程度のポリビニルブチラール樹脂膜を得た。
次いで、得られた樹脂膜を、厚み0.76mmのスペー
サーで規制して、120℃に加熱されたプレス成形機で
プレス成形し、平均膜厚0.76mmの合わせガラス用
中間膜を得た。
含水率が0.4〜0.5重量%となるように調湿した
後、フロートガラス(厚み2.4mm)2枚の間に挟み
込み、ロール法で予備接着した。次いで、予備接着され
た積層体をエアー式オートクレーブ中で温度130℃、
圧力13kg/cm2 の条件で本接着して、合わせガラ
スを得た。
耐湿性)を以下の方法で評価した。その結果は表2に示
すとおりであった。
に16時間放置して調温した合わせガラスを頭部が0.
45Kgのハンマーで叩いて、ガラスの粒子径が6mm
以下となるまで粉砕した。次いで、ガラスが部分剥離し
た後の中間膜の露出度を予めグレード付けした限度見本
で判定し、その結果を下記表1に示す判定基準に従って
パンメル値として表した。尚、パンメル値は、(イ)初
期、(ロ)50℃−1ケ月後、(ハ)常温−半年後の3
条件について求めた。上記パンメル値が大きいほど中間
膜とガラスとの接着力も大きく、パンメル値が小さいほ
ど中間膜とガラスとの接着力も小さい。
RHの雰囲気下に放置し、2週間後と4週間後に取り出
して、白化している部分の距離(白化距離:mm)を合
わせガラスの周縁から測定した。
において、2−エチルブタン酸マグネシウム(カルボン
酸の金属塩)の添加量を0.072部(2.8×10-4
モル)としたこと以外は実施例1と同様にして、合わせ
ガラス用中間膜及び合わせガラスを得た。
において、カルボン酸の金属塩として、2−エチルブタ
ン酸マグネシウム0.087部の代わりに、ペンタン酸
マグネシウム0.064部(2.8×10-4モル)を添
加したこと以外は実施例1と同様にして、合わせガラス
用中間膜及び合わせガラスを得た。
組成を、平均重合度1650、ブチラール化度65モル
%、残存アセチル基量1モル%、残存ビニルアルコール
成分量34モル%のポリビニルブチラール樹脂100
部、3GH(可塑剤)39部、2−エチルオクタン酸マ
グネシウム(カルボン酸の金属塩)0.103部(2.
8×10-4モル)、微粉シリカ(1次粒子の平均粒子径
30nm)0.1部、紫外線吸収剤及び酸化防止剤、と
したこと以外は実施例1と同様にして、合わせガラス用
中間膜及び合わせガラスを得た。
組成を、平均重合度1650、ブチラール化度67モル
%、残存アセチル基量1モル%、残存ビニルアルコール
成分量32モル%のポリビニルブチラール樹脂100
部、トリエチレングリコール−ジ−2−エチルヘプタノ
エート(可塑剤)38部、2−エチルオクタン酸マグネ
シウム(カルボン酸の金属塩)0.103部(2.8×
10-4モル)、微粉シリカ(1次粒子の平均粒子径12
nm)0.02部、紫外線吸収剤及び酸化防止剤、とし
たこと以外は実施例1と同様にして、合わせガラス用中
間膜及び合わせガラスを得た。
において、微粉シリカとして、1次粒子の平均粒子径1
2nmの微粉シリカ0.02部の代わりに、1次粒子の
平均粒子径24nmの微粉シリカ0.01部を添加した
こと以外は実施例5と同様にして、合わせガラス用中間
膜及び合わせガラスを得た。
において、微粉シリカとして、1次粒子の平均粒子径1
2nmの微粉シリカ0.02部の代わりに、1次粒子の
平均粒子径50nmの微粉シリカ0.01部を添加した
こと以外は実施例5と同様にして、合わせガラス用中間
膜及び合わせガラスを得た。
組成を、平均重合度1700、ブチラール化度65モル
%、残存アセチル基量1モル%、残存ビニルアルコール
成分量34モル%のポリビニルブチラール樹脂100
部、テトラエチレングリコール−ジ−n−ヘプタノエー
ト(可塑剤)39部、カルボン酸の金属塩として2−エ
チルヘキシル酸マグネシウム(カルボン酸の金属塩)
0.061部(2.0×10-4モル)及びギ酸カリウム
0.021部(2.5×10-4モル)、微粉シリカ(1
次粒子の平均粒子径12nm)0.05部、紫外線吸収
剤及び酸化防止剤、としたこと以外は実施例1と同様に
して、合わせガラス用中間膜及び合わせガラスを得た。
において、微粉シリカを添加しなかったこと以外は実施
例1と同様にして、合わせガラス用中間膜及び合わせガ
ラスを得た。
において、カルボン酸の金属塩として、2−エチルブタ
ン酸マグネシウム0.087部の代わりに、酢酸マグネ
シウム0.040部(2.8×10-4モル)を添加し、
且つ、微粉シリカを添加しなかったこと以外は実施例1
と同様にして、合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
を得た。
において、カルボン酸の金属塩として、2−エチルブタ
ン酸マグネシウム0.087部の代わりに、ブタン酸マ
グネシウム0.056部(2.8×10-4モル)を添加
し、且つ、微粉シリカを添加しなかったこと以外は実施
例1と同様にして、合わせガラス用中間膜及び合わせガ
ラスを得た。
において、微粉シリカを添加しなかったこと以外は実施
例2と同様にして、合わせガラス用中間膜及び合わせガ
ラスを得た。
において、微粉シリカを添加しなかったこと以外は実施
例3と同様にして、合わせガラス用中間膜及び合わせガ
ラスを得た。
において、微粉シリカを添加しなかったこと以外は実施
例4と同様にして、合わせガラス用中間膜及び合わせガ
ラスを得た。
において、微粉シリカを添加しなかったこと以外は実施
例5と同様にして、合わせガラス用中間膜及び合わせガ
ラスを得た。
において、微粉シリカを添加しなかったこと以外は実施
例6と同様にして、合わせガラス用中間膜及び合わせガ
ラスを得た。
れた15種類の合わせガラスの性能を実施例1と同様に
して評価した。その結果は表2に示すとおりであった。
わせガラス用中間膜を用いて製せられた実施例1〜5又
は実施例8の合わせガラスは、初期及び経時後のいずれ
においても適正なパンメル値、即ち中間膜とガラスとの
適正な接着力、を保持していた。又、50℃−95%R
Hの雰囲気下に2週間もしくは4週間放置した後でも合
わせガラス周縁部に白化現象を殆ど起こさなかった。
用いて製せられた実施例6又は実施例7の合わせガラス
は、経時後のパンメル値は低下したものの、50℃−9
5%RHの雰囲気下に2週間もしくは4週間放置した後
でも合わせガラス周縁部に白化現象を全く起こさなかっ
た。
た合わせガラス用中間膜を用いて製せられた比較例1又
は比較例4〜8の合わせガラスは、初期のパンメル値に
比較して経時後のパンメル値が極めて低く、中間膜とガ
ラスとの接着力が経時とともに著しく低下したことを示
しており、又、50℃−95%RHの雰囲気下に2週間
もしくは4週間放置した後の合わせガラス周縁部に若干
の白化現象を起こしていた。
カルボン酸の金属塩(マグネシウム塩)を含有させ、且
つ、微粉シリカを含有させなかった合わせガラス用中間
膜を用いて製せられた比較例2又は比較例3の合わせガ
ラスは、経時によるパンメル値の低下は殆どなかったも
のの、50℃−95%RHの雰囲気下に2週間もしくは
4週間放置した後の合わせガラス周縁部に著しい白化現
象が認められ、耐湿性が悪いことを示している。
ガラス用中間膜は、初期及び経時後のいずれにおいても
中間膜とガラスとの接着力が適正な範囲に保持されてお
り、且つ、耐湿性に優れているので、衝撃吸収性や耐貫
通性などの合わせガラスとして必要な基本性能に優れ、
且つ、湿度の高い雰囲気下に長期間置かれた場合でも周
縁部に殆ど白化現象を起こさない合わせガラスを得るに
適する。
わせガラス用中間膜を用いて製せられるので、初期及び
経時後のいずれにおいても優れた衝撃吸収性や耐貫通性
等を有しており、且つ、湿度の高い雰囲気下に長期間置
かれても周縁部に白化現象を殆ど起こさない。従って、
自動車のフロントガラス用やサイドガラス用、或いは、
建築物の窓ガラス用等として好適に用いられる。
Claims (4)
- 【請求項1】 可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜に、
炭素数5〜28のカルボン酸の金属塩及び微粉シリカが
含有されてなることを特徴とする合わせガラス用中間
膜。 - 【請求項2】 カルボン酸の金属塩が、炭素数5〜10
のカルボン酸のマグネシウム塩であることを特徴とする
請求項1記載の合わせガラス用中間膜。 - 【請求項3】 微粉シリカが、その表面積の合計が合わ
せガラス用中間膜の全表面積の1/10以上となるよう
な量で含有されていることを特徴とする請求項1記載の
合わせガラス用中間膜。 - 【請求項4】 少なくとも一対のガラス間に、請求項1
〜3のいずれかに記載の合わせガラス用中間膜を介在さ
せ、一体化させてなることを特徴とする合わせガラス。
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|---|---|---|---|
| JP21328097A JP4074357B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
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|---|---|---|---|
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP4074357B2 JP4074357B2 (ja) | 2008-04-09 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008038093A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
| EP1977887A1 (en) * | 2007-04-05 | 2008-10-08 | Kuraray Europe GmbH | Interlayer films for laminated glazing with improved mechanical properties |
| WO2008122608A1 (en) | 2007-04-05 | 2008-10-16 | Kuraray Co., Ltd. | Interlayer films for laminated glazing containing silica with specific refractive index |
| US11407205B2 (en) | 2014-09-12 | 2022-08-09 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Interlayer for laminated glass, and laminated glass |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP21328097A patent/JP4074357B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2008122608A1 (en) | 2007-04-05 | 2008-10-16 | Kuraray Co., Ltd. | Interlayer films for laminated glazing containing silica with specific refractive index |
| WO2008122612A1 (en) * | 2007-04-05 | 2008-10-16 | Kuraray Co., Ltd. | Interlayer films for laminated glazing with improved mechanical properties |
| US8039112B2 (en) | 2007-04-05 | 2011-10-18 | Kuraray Europe Gmbh | Interlayer films for laminated glazing containing silica with specific refractive index |
| US11407205B2 (en) | 2014-09-12 | 2022-08-09 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Interlayer for laminated glass, and laminated glass |
| TWI780024B (zh) * | 2014-09-12 | 2022-10-11 | 日商積水化學工業股份有限公司 | 層合玻璃用中間膜及層合玻璃 |
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|---|---|
| JP4074357B2 (ja) | 2008-04-09 |
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