JPH1160327A - 無機質粒状成形物の製造方法 - Google Patents

無機質粒状成形物の製造方法

Info

Publication number
JPH1160327A
JPH1160327A JP21624397A JP21624397A JPH1160327A JP H1160327 A JPH1160327 A JP H1160327A JP 21624397 A JP21624397 A JP 21624397A JP 21624397 A JP21624397 A JP 21624397A JP H1160327 A JPH1160327 A JP H1160327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded product
inorganic
weight
parts
granular molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21624397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Aido
勇三 相戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP21624397A priority Critical patent/JPH1160327A/ja
Publication of JPH1160327A publication Critical patent/JPH1160327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/02Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
    • C04B18/021Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates agglomerated by a mineral binder, e.g. cement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭灰を利用した耐熱性、機械的性質に優れ
た無機質粒状成形物の製造方法。 【解決手段】 石炭灰、アルカリ金属珪酸塩及び所定量
の水分を混合して得られる無機質原料組成物を、粒状に
成形した後、焼成することからなる無機質粒状成形物の
製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭灰を主たる原
料とする無機質粒状成形物の製造方法に関するものであ
り、さらに詳細には、産業廃棄物として大量に排出され
る石炭灰を有効活用出来、かつ耐熱性、機械的性質等に
おいて優れた無機質粒状成形物を低コストで製造する方
法に関するものである。本発明方法で得られる無機質粒
状成形物は、高強度かつ軽量であり、例えば骨材として
利用することが出来る等、土木・建築材料分野において
有用な材料を提供する。
【0002】
【従来の技術】火力発電用エネルギー源として、石炭が
大量に使用されており、その焼成材である石炭灰も大量
に排出されている。
【0003】石炭灰の中で、特に微細なフライアッシュ
がある。フライアッシュは火力発電所等で微粉炭を焼成
させた際に生じた石炭灰が溶融しそれが高温燃焼ガスと
共に煙道へ運ばれる途中で急激に冷却され、表面張力に
よってガラス質の球状の微細粒子となったものである。
これが、自己水和作用を有することから、一部のフライ
アッシュはフライアッシュセメントとして利用されてい
る。
【0004】フライアッシュセメントは、ポルトランド
セメントと同じように、水和反応によって凝結する性質
がある。しかしながら、500℃以上に加熱すると、セ
メント凝結物中の結晶水が離脱することから、機械的強
度は著しく低下してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、石炭灰をポルト
ランドセメントや水ガラス等の無機バインダーやポリビ
ニルアルコール(PVA)やカルボキシメチルセルロー
ス(CMC)等のような有機バインダーと混合した後、
高温で処理してセラミックス状の成形物を得ることも知
られているが、これらの方法では多量の水を添加する必
要があり、また非常に高い焼成温度を必要とするため、
エネルギーコスト面での不利は免れない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述の課題
を解決すべく鋭意研究の結果、フライアッシュ等の石炭
灰に、水ガラスから水分を除いた粉末状の珪酸ナトリウ
ムを無機バインダーとして配合し、これに所定量の水を
添加、混合して得られる実質的に粉体状の無機質原料組
成物を用いて、所定の形状に成形し、比較的低温で焼成
することによって、添加すべき水分の使用量を抑え、簡
便かつ安価に、機械的特性の優れた無機質成形物を得る
ことを見出し、先に提案した。
【0007】さらに、上記無機質原料組成物を用いて、
粒状に成形し、焼成することによって、上記と同様に機
械特性の優れた無機質粒状成形物を得ることを見出し、
本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、石炭灰とアルカリ金
属珪酸塩、あるいは石炭灰、アルカリ金属珪酸塩と硬化
調節剤とからなる無機質原料組成物に、組成物中10〜
30重量%に相当する水分を添加、混合して得られる実
質的に粉体状の組成物を、粒状に成形した後、300〜
600℃という低い温度で焼成することを特徴とする無
機質粒状成形物の製造方法に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明方法において使用する石炭
灰は、火力発電所その他の工場から排出される石炭灰が
使用される。これら石炭灰の中でも「フライアッシュ」
と呼ばれる均一で微細な石炭灰が好適に使用される。こ
のフライアッシュは火力発電所等で微粉炭を焼成した際
に生じた石炭灰が溶融し、それが高温焼成ガスと共に煙
道へ運ばれる途中で急激に冷却され、表面張力によって
ガラス質の球状の軽量、微細粒子となったものである。
【0010】この石炭灰は高温焼成による完全焼成灰で
も良く、また比較的低い温度での焼成で成形するフリー
の炭素成分を含むものでも良く、例えば、炭素含有率が
15重量%以下のフライアッシュが好適に使用される。
【0011】本発明方法では、この石炭灰に、無機バイ
ンダー、更に必要に応じて硬化調節剤を加え、無機質原
料組成物を調製する。
【0012】本発明において無機バインダーとして使用
するアルカリ金属珪酸塩は、一般式として M2 O・nSiO2 ・nH2 O …(1) (式中、M:Na、K等のアルカリ金属、n、m:アル
カリ金属酸化物に対するモル比)で表され、上記式
(1)中のn(アルカリ金属酸化物に対する二酸化珪素
のモル比)が1.5〜3.5(好ましくは2.0〜3.
0)の範囲にあることが好ましい。
【0013】上記アルカリ金属珪酸塩の具体的な例とし
ては、二珪酸ナトリウムや三珪酸ナトリウムとよばれる
珪酸ナトリウムや、JIS―号粉末、JIS―2号粉末
として規格化されている珪酸ソーダ(粉末)等をあげら
れる。
【0014】上記アルカリ金属珪酸塩の使用量は、石炭
灰100重量部に対して20〜100重量部が好まし
く、さらに好ましい範囲は、30〜60重量部である。
上記使用量が20重量部に満たない場合は、混合、成形
後の焼成によって得られる成形物の固化が不完全で、脆
くなる傾向が出てくるので好ましくない。また、100
重量部を越えて使用する場合は、石炭灰との相互反応を
していない過剰のアルカリ金属珪酸塩が混在することと
なり、焼成にも拘らず温水浸漬に弱い等の欠点を持つ可
能性があり、好ましくない。
【0015】上記アルカリ金属珪酸塩の一般式中、mは
結晶水として含有する水分の相対量を表しており、例え
ば試薬級として入手可能な2珪酸ナトリウム粉末(キシ
ダ化学製品)のような通常の粉末状のものでも、m=
2.5〜3(該珪酸塩の約20重量%の水分率に相当)
の水分を含有しているが、本発明の構成としては粉体状
無機バインダーである。すなわち、組成物作成の段階で
も粉体状の無機バインダーを使用し、下に述べる制御さ
れた量の水分の添加にも拘らず、原料組成物自身は実質
的に粉体状物として取り扱うことが可能であって、操作
上、装置上の簡便さが実現出来る。
【0016】本発明において良好な無機質粒状成形物を
得るための最も重要な要因の一つは、無機質原料組成物
中の水分添加量(水分率)の調整である。すなわち、石
炭灰とアルカリ金属珪酸塩、あるいは石炭灰、アルカリ
金属珪酸塩及び硬化調節剤からなる組成物に、水分率1
0〜30重量%に相当する量の水分を添加、混合するこ
とが、本発明において極めて重要である。水分率が5重
量%未満の場合は原料組成物を押出し方式あるいは回転
デュスク方式により粒状に成形しても、形状保持性が不
足し、引き続いて行なう焼成に際しても強固な固化を起
こすことが出来ない。一方、水分率として30重量%を
越えた多量の水分を添加、混合すると、粒状への成形に
際して過剰の水分に起因する表面への水分の滲出があ
り、粒状物相互の粘着等のため、所定の形状への成形が
困難になる上に、焼成に先立っての予備乾燥に極めて長
時間を要する等の問題を生じ、好ましくない。上記水分
率は、目的とする粒状成形物の粒径にもよるが、上記無
機質原料組成物中、15〜25重量%の範囲にすること
が好ましい。
【0017】本発明方法では、硬化調節剤を添加するこ
とも出来る。この硬化調節剤は、石炭灰と無機バインダ
ー及び所定量の水分を混合した原料組成物から無機質粒
状成形物を得るに際し、石炭灰と無機バインダーとの硬
化反応を促進する作用を持つものであり、アルミニウ
ム、マグネシウム、亜鉛、ホウ素及びカルシウムから選
ばれた少なくとも1種の金属の酸化物または水酸化物が
好ましく使用される。特に好ましくは硬化調節剤の例と
しては、アルミナ、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛等を
あげることが出来る。
【0018】上記硬化調節剤の使用量は、石炭灰100
重量部に対して1〜30重量部(特に5〜20重量部)
が好ましい。硬化調節剤の量が過大になると成形物の生
産コストが上昇するので好ましくない。
【0019】上述のように、本発明方法で用いる無機質
原料組成物は、石炭灰、無機バインダーを主要成分と
し、これに必要に応じて硬化調節剤を含むが、さらに必
要に応じて、軽量化のための微細な無機中空粒子、補強
用の短繊維やウイスカー等を混合することも出来る。
【0020】上記の無機中空粒子は、平均粒径0.01
〜2mm(特に好ましくは0.1〜0.5mm)、見掛
け比重0.05〜0.8(特に好ましくは0.1〜0.
7)の中空粒子、具体例としては、ガラスバルーン、シ
ラスバルーン、シリカバルーン等と称されている微細な
無機中空粒子をあげることが出来る。ガラスバルーンの
具体例としては、住友スリーエム社製のグラスバブル
ス:K−1(見掛け比重0.125;50%粒径68μ
m)、K−37(見掛け比重0.37;50%粒径50
μm)、旭硝子社製のセルスターZ28(見掛け比重
0.28;平均粒径55μm)、巴工業社製のガラスバ
ルーンHGS−16(見掛け比重0.17〜0.18;
平均粒径110μm)等があげられる。また、シラスバ
ルーンの具体例としては、旭硝子社製Qセル300(見
掛け比重0.21;平均粒径65μm)や三機工業社製
サンキライトY02(見掛け比重0.23〜0.26;
粒径44〜75μm)等があげられる。更に、シリカバ
ルーンの具体例としては、日本フィライト社製フィライ
ト52/7FG(比重0.7;粒径30〜100μm)
等があげられる。
【0021】補強用としての繊維としては、ガラス繊
維、炭素繊維、炭化珪素繊維等が使用され、ミルドファ
イバーのような繊維長/繊維径皮の極めて小さい短繊維
が特に好ましい。
【0022】本発明方法における石炭灰、無機バインダ
ー、硬化調節剤、所定量の水分及び各種添加剤等の原料
組成物の混合は、実質的に粉体混合の状態であり、単純
な機械混合で十分であるが、一般にニーダーあるいはブ
レンダーと称されている混合装置を使用するのが好まし
い。
【0023】上記混合操作によって得られる原料組成物
を、粒状に成形する手段としては、例えば上記原料組成
物を回転ディスク方式の造粒装置に入れてディスクを回
転させながら望みの粒径まで成長させる方法、あるいは
望みの粒サイズに対応する小孔を有するダイスを通して
押出して得られる棒状物をカットして粒状にする方法等
をあげることが出来る。
【0024】本発明方法における焼成は、空気等の酸素
含有雰囲気下あるいは酸素ガス等の不活性ガス雰囲気し
たさらには燃焼ガス等の雰囲気下で、通常300℃ない
し600℃に昇温・加熱することによって実施される。
300℃未満の温度での焼成では、固化ないし硬化はす
るが、使用する無機バインダーの一部が十分に反応に関
与し得ず、十分な強度を有する無機質成形物が得られ難
く、好ましくない。また、600℃を越えた高温、例え
ば通常のセラミックスの焼成の際に採用されている10
00〜1300℃のような高温雰囲気での焼成では、同
様な強度特性の成形物が得られるものの、高温を得るた
めのエネルギー費用が高価につくため、製造コスト的に
好ましいとは言い難い。
【0025】焼成に際しての昇温及び降温は、急激な温
度変化を避けることが好ましく、例えば50〜100℃
/1時間のようなゆっくりとした昇温、降温が特に好ま
しい。
【0026】また、上記焼成に先立って、各種の成形法
法によって得られた粒状固化物を予備乾燥することが望
ましい。本発明方法において使用する水分の量は、上述
のように、比較的少ない量であるが、それでも焼成前の
段階では、水分の添加量や成形方法にもよるが、例えば
10〜20重量%に相当するフリーの水分を含んでい
る。
【0027】したがって、そのまま急激な加熱処理を行
なうと粒状成形物の膨れや亀裂を発生することがあるの
で、焼成に先立って予備乾燥を行なうことが望ましいわ
けである。予備乾燥の温度としては、水の常圧での沸点
である100℃前後で実施するのが好ましい。
【0028】かくして、本発明の方法により、石炭灰、
無機バインダーとしてのアルカリ金属珪酸塩、硬化調節
剤及び水分で構成される原料組成物から、強度等機械的
特性の良好な無機質粒状成形物を得ることが出来る。こ
うして得られた粒状成形物は、基本的に不燃性であり、
高強度かつ低比重の無機質粒状材料となり、例えば軽量
骨材として、土木・建材用途分野で有用な材料を提供す
ることが出来る。
【0029】
【実施例】次に、本発明方法の詳細を、実施例及び比較
例により説明するが、これらは本発明の理解をたすける
ためのものであって、これら実施例によって本発明の範
囲が限定されるものではない。なお、実施例及び比較例
中に「部」は特に断らない限り、重量部を意味する。
【0030】[実施例1]火力発電所の石炭灰として得
られるフライアッシュ100部(炭素含有量10重量
%)に、無機バインダーとして珪酸ナトリウム(キシダ
化学製試薬「二珪酸ナトリウム粉末」;二酸化珪素/酸
化ナトリウムのモル比=2.0)50部及び硬化調節剤
としてのアルミナ粉末10部からなる粉体組成物を、ニ
ーダー中で混合し、さらに44部の水(全組成物中に占
める水分率21.6重量%に相当する)を少しづつ添加
しながら混合を続けて、実質的に粉体状の原料組成物を
得た。
【0031】上記原料組成物を、傾斜角度45°に設定
した回転ディスクシキ造粒装置に入れ、60rpmで回
転させながら造粒した。得られた粒径約5mmの粒状体
を約100℃に設定した乾燥機中に移して予備乾燥を行
なった。ついで、この乾燥した粒状体を、焼成炉にセッ
トし、常温から300℃まで3時間かけて昇温し、さら
に300℃に2時間維持した後、焼成炉の中で自然冷却
を行なった。得られた粒状成形物の見掛け比重は1.3
0であり、圧壊強力は20〜30Kgfと、良好な機械
特性を有することが確認された。
【0032】上記粒状成形物の60部を骨材として、ポ
ルトランドセメント40部及び水20部と混合し、4c
m×4cm×16cmの棒状金型に流し込み、常温で2
日間自然養生して骨材強化のブロックを調製した。得ら
れたブロックの見掛け比重は1.6であり、圧縮強度は
263Kgf/cm2 、圧縮弾性率は28,000Kg
f/cm2 と良好であった。また、各特性を比重で除し
た比圧縮強度、比圧縮弾性率はそれぞれ163Kgf/
cm2 、17,000Kgf/cm2 であった。
【0033】比較のため、本件発明の粒状成形物の代わ
りに海砂を骨材としたモルタル成形物を調製したとこ
ろ、見掛け比重は2.0、圧縮強度243Kgf/cm
2 、圧縮弾性率は35,000Kgf/cm2 、さらに
比圧縮強度122Kgf/cm2 、比圧縮弾性率18,
000Kgf/cm2 となり、本発明方法による粒状成
形物の配合が軽い上に良好な骨材としての配合効果を示
すことが認められた。
【0034】[比較例1]実施例1の原料組成物におけ
る水分の添加量を8部(原料組成物中の水分率として
4.8%に相当)に減少したところ、原料組成物の均一
混合は良好であったが、回転ディスク方式による造粒装
置を用いても、粉体表面の粘着性がなく、粒状に成形す
ることが出来なかった。
【0035】一方、上記実施例1の原料組成物における
水分の添加量を160部(原料組成物中の水分率として
50重量%に相当)に増加したところ、原料組成物の混
合の段階ですでに粉体状を維持することが出来ず、所望
の粒状成形物を得ることは出来なかった。すなわち、本
発明方法における原料組成物中の水分率を所定の範囲に
制御することが重要なポイントであることが確認出来
た。
【0036】[実施例2]実施例1と同じフライアッシ
ュ100部に、無機バインダーとして珪酸ソーダJIS
―1号粉末(富士化学社製;二酸化珪素/酸化ナトリウ
ムのモル比=2.19)40部、粉末状ガラス繊維(日
東紡績社製PF A101)5部及び水40部(原料組
成物中、21.6重量%に相当)を混合して原料組成物
とし、これを実施例1と同様にして回転ディスク方式の
造粒装置を用いて、粒径が5〜8mmの粒状化物を得
た。この粒状化物を予備乾燥の後、電気炉に入れて常温
から350℃まで昇温、加熱し、さらに同温度に1時間
保持して、粒状成形物を得た。自然冷却後、得られた粒
状成形物の見掛け比重は1.54、圧壊強力は80〜1
00kgfと極めて良好であった。上記粒状成形物は、
セメントモルタルの骨材成分として使用することが可能
であり、人工軽量骨材として有用であることが認められ
た。
【0037】[実施例3]実施例1と同じフライアッシ
ュ100部に、無機バインダーとして珪酸ソーダJIS
―1号粉末(日本化学社製;二酸化珪素/酸化ナトリウ
ムのモル比=2.19)50部及び硬化調節剤としての
アルミナ粉末10部をニーダーを用いて混合し、さらに
水30部(原料組成物中、14.9重量%に相当)をす
こしづつ添加、混合して、原料組成物を得た。次いで、
この原料組成物を、直径2mmの多数の小孔を持つキャ
ップ面を有する押出し装置に供給し、スクリューを回転
することによって短いロッド状物を調製した。これを約
100℃の乾燥機で乾燥させた後、回転式クラッシャー
(例えば、不二パウダル社製整粒機「フラッシュミ
ル」)を用いて円柱型粒状形状に加工した。こうして得
られた粒状物を、実施例1と同様にして電気炉に入れ、
400℃まで昇温して焼成を行なった。得られた粒状成
形物は、見掛け比重1.30、圧壊強力40〜50Kg
fであり、骨材として有用であることが認められた。
【0038】[実施例4]実施例1と同じフライアッシ
ュ100部に対し、無機バインダーとしてJIS―1号
珪酸ソーダ粉末(富士化学社製:実施例2で使用したも
の)25部及びJIS―2号珪酸ソーダ粉末(富士化学
社製;二酸化珪素/酸化ナトリウムの比=2.52)2
5部、硬化促進剤としてのアルミナ粉末10部、形状保
持用添加剤としてのポリビニルアルコール2部及び水3
6部(原料組成物中、水分率18.2重量%に相当)を
添加して、原料混合物とした。次いで、この混合物を、
実施例1と同じ回転ディスク方式の造粒装置を用いて造
粒し、粒径2〜5mmの粒状体を得た。この粒状体を、
100℃の乾燥機中で予備乾燥した後、300℃の電気
炉に入れて3時間焼成することによって、粒状成形物を
得た。
【0039】
【発明の効果】以上のごとき本発明方法によれば、軽量
かつ強靭で耐熱性の優れた無機質粒状成形物を得ること
が出来る。特に原料組成物中の水分率を所定の範囲に制
御することによって、望みのサイズ及び形状の、機械特
性の優れた軽量、無機質粒状成形物を得ることが出来
る。したがって、本発明方法による無機質粒状成形物
は、土木・建築用材料の骨材として、あるいは各種触媒
や農薬・肥料等の担持体として、さらには充填用材料と
して、広範な用途に有効に活用することが出来る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石炭灰、アルカリ金属珪酸塩及び組成物
    中10〜30重量%に相当する水分とを混合して得られ
    る無機質原料組成物を、粒状に成形した後、焼成するこ
    とを特徴とする無機質粒状成形物の製造方法。
  2. 【請求項2】 石炭灰、アルカリ金属珪酸塩、硬化調節
    剤及び組成物中10〜30重量%に相当する水分とを混
    合して得られる無機質原料組成物を、粒状に成形した
    後、焼成することを特徴とする無機質粒状成形物の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 石炭灰100重量部に対し、20〜10
    0重量部のアルカリ金属珪酸塩及び、組成物中10〜3
    0重量%に相当する水分を混合して得られる無機系組成
    物を、粒状に成形した後、焼成することを特徴とする無
    機質粒状成形物の製造方法。
  4. 【請求項4】 該アルカリ金属珪酸塩が、硅酸ナトリウ
    ムであることを特徴とする請求項1、請求項2または請
    求項3記載の無機質粒状成形物の製造方法。
  5. 【請求項5】 該アルカリ金属珪酸塩が珪酸ナトリウム
    であり、かつ実質的にフリーの水分を含まない粉末状で
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載のい
    ずれかの無機質粒状成形物の製造方法。
  6. 【請求項6】 該アルカリ金属珪酸塩が珪酸ナトリウム
    であり、かつ酸化ナトリウム(Na2 O)に対する二酸
    化珪素(SiO2 )のモル比が1.5〜3.5の範囲に
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項5記載のい
    ずれかの無機質粒状成形物の製造方法。
  7. 【請求項7】 該硬化調節剤が、アルミニウム、マグネ
    シウム、亜鉛、ホウ素及びカルシウムから選ばれた少な
    くとも1種の金属の酸化物または水酸化物であることを
    特徴とする請求項2記載の無機質粒状成形物の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 該硬化調節剤の添加量が、石炭灰100
    重量部に対し、5〜30重量部であることを特徴とする
    請求項2記載の無機質粒状成形物の製造方法。
  9. 【請求項9】 焼成を300〜600℃の酸素含有雰囲
    気または不活性ガス雰囲気中で行なうことを特徴とする
    請求項1ないし請求項8記載のいずれかの無機質粒状成
    形物の製造方法。
  10. 【請求項10】 粒状に成形する際に、押出し機方式ま
    たは回転ディスク方式を使用することを特徴とする請求
    項1ないし請求項9記載のいずれかの無機質粒状成形物
    の製造方法。
JP21624397A 1997-08-11 1997-08-11 無機質粒状成形物の製造方法 Pending JPH1160327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21624397A JPH1160327A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 無機質粒状成形物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21624397A JPH1160327A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 無機質粒状成形物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1160327A true JPH1160327A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16685527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21624397A Pending JPH1160327A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 無機質粒状成形物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1160327A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0667667A3 (en) * 1988-11-11 1996-01-10 Sanyo Electric Co Battery charger.
JP2007186910A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Japan Fine Ceramics Center セラミックス系焼結体、バラスト、及びバラスト道床
JP2015067526A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 太平洋セメント株式会社 石炭灰の処理方法及びその処理産物の石炭灰残渣硬化物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0667667A3 (en) * 1988-11-11 1996-01-10 Sanyo Electric Co Battery charger.
JP2007186910A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Japan Fine Ceramics Center セラミックス系焼結体、バラスト、及びバラスト道床
JP2015067526A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 太平洋セメント株式会社 石炭灰の処理方法及びその処理産物の石炭灰残渣硬化物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4772330A (en) Process for producing low water-absorption artificial lightweight aggregate
JPH0543666B2 (ja)
JP7178367B2 (ja) 硬化性組成物から形成される成形体
RU2397967C1 (ru) Способ получения полуфабриката для изготовления строительных материалов
JPH0225876B2 (ja)
JPH1160327A (ja) 無機質粒状成形物の製造方法
JP2000063172A (ja) 高強度軽量セラミック板の製造方法
RU2341483C2 (ru) Сырьевая смесь для получения пеносиликатного теплоизоляционного материала и способ его изготовления
JP4664462B2 (ja) 炭酸硬化体の製造方法
JPH09110514A (ja) 石綿原料焼結体とその製造方法
JP4630446B2 (ja) 無機質硬化性組成物とその製造方法、無機質硬化体とその製造方法及び石膏系硬化体並びにセメント系硬化体
JP2005075716A (ja) 赤泥の固化方法
JP3025130B2 (ja) 無機質粉体及び硬化性無機質組成物
CN100376511C (zh) 植被绿化基础材料的制造方法
KR100857510B1 (ko) 내화성을 확보한 고강도 콘크리트용 인공 골재 및 그 제조방법
JP4509269B2 (ja) 人工骨材およびその製造方法
JP4129695B2 (ja) 多孔質吸水性セラミックスの製造方法
JP3369687B2 (ja) フライアッシュ質人工骨材
JPH0977530A (ja) ガラス質硬化体及びその製造方法
JP2001348253A (ja) 石炭灰による軽量骨材の製造方法
JPH10130075A (ja) 軽量セラミックス成形物の製造方法
JP2019151527A (ja) 軽量骨材の製造方法
JPS59174556A (ja) 非収縮性水硬性セメント組成物
JPH1025171A (ja) 高強度セラミック複合板の製造方法
JPH1087378A (ja) 多孔質セラミックス成形物の製造方法