JPH1162035A - 建築部材間のシール装置およびこれを用いたシール方法 - Google Patents
建築部材間のシール装置およびこれを用いたシール方法Info
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- JPH1162035A JPH1162035A JP23782397A JP23782397A JPH1162035A JP H1162035 A JPH1162035 A JP H1162035A JP 23782397 A JP23782397 A JP 23782397A JP 23782397 A JP23782397 A JP 23782397A JP H1162035 A JPH1162035 A JP H1162035A
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- Japan
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- sheet material
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 防水シート材を、隙間内の設定位置に、正
確,容易かつ強固に貼着固定できるようにする。 【解決手段】 溝状をなす防水シート材1内に、一対の
バックアップ材2を配置し、防水シート材1の側壁内面
に固定する。防水シート材1外表面の粘着層を、剥離紙
と保護紙11とで被覆する。バックアップ材2の外端面
に、仮固定用粘着層3を介し挿入位置決め部材4を仮固
定する。剥離紙を除去した後、防水シート材1を隙間7
内に挿入する。ストッパ部4bを、壁パネル5,6の外
面に接触させると、防水シート材1の隙間7内への挿入
位置が一義的に決定される。連結部12a,13aおよ
び仮固定用粘着層3をカッタで切断し、挿入位置決め部
材4を幅方向に二分割する。押圧治具14を挿入し、防
水シート材1の両側壁を隙間7の内面に押付ける。挿入
位置決め部材4を撤去した後、隙間7内に一次シール材
8を充填する。
確,容易かつ強固に貼着固定できるようにする。 【解決手段】 溝状をなす防水シート材1内に、一対の
バックアップ材2を配置し、防水シート材1の側壁内面
に固定する。防水シート材1外表面の粘着層を、剥離紙
と保護紙11とで被覆する。バックアップ材2の外端面
に、仮固定用粘着層3を介し挿入位置決め部材4を仮固
定する。剥離紙を除去した後、防水シート材1を隙間7
内に挿入する。ストッパ部4bを、壁パネル5,6の外
面に接触させると、防水シート材1の隙間7内への挿入
位置が一義的に決定される。連結部12a,13aおよ
び仮固定用粘着層3をカッタで切断し、挿入位置決め部
材4を幅方向に二分割する。押圧治具14を挿入し、防
水シート材1の両側壁を隙間7の内面に押付ける。挿入
位置決め部材4を撤去した後、隙間7内に一次シール材
8を充填する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣位する建築部材
間に形成された隙間内を、一次シール材によるシールに
先立ってシールする二次シールとしての建築部材間のシ
ール装置およびこれを用いたシール方法に係り、特に押
出し成形版間の隙間に適用するのに好適な建築部材間の
シール装置およびこれを用いたシール方法に関する。
間に形成された隙間内を、一次シール材によるシールに
先立ってシールする二次シールとしての建築部材間のシ
ール装置およびこれを用いたシール方法に係り、特に押
出し成形版間の隙間に適用するのに好適な建築部材間の
シール装置およびこれを用いたシール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、押出し成形版等のコンクリート
版を用いて建物の壁面を構成する場合、隣位する壁パネ
ル間には隙間が形成されることになり、この隙間には、
底部を有する隙間と底部がなく両側面だけの隙間とがあ
るが、いずれの隙間の場合も壁面の内側と連通している
ため、隙間内を完全にシールする必要がある。
版を用いて建物の壁面を構成する場合、隣位する壁パネ
ル間には隙間が形成されることになり、この隙間には、
底部を有する隙間と底部がなく両側面だけの隙間とがあ
るが、いずれの隙間の場合も壁面の内側と連通している
ため、隙間内を完全にシールする必要がある。
【0003】そこで従来は、前記隙間内に弾性を有する
シーリング材等を充填し、このシーリング材によって隙
間内をシールする方法が採られている。
シーリング材等を充填し、このシーリング材によって隙
間内をシールする方法が採られている。
【0004】前記従来のシール方法の場合、底部を有す
る隙間であって、しかも壁面の内側との連通部の開口面
積が小さい場合には、シーリング材を安定して充填でき
るため、シーリング材が損傷しない限り充分な止水効果
が得られるが、万一シーリング材が損傷した場合には、
防水性が完全に損なわれるという問題がある。また、底
部を有しない隙間や、底部があっても、壁面の内側との
連通部の開口面積が大きい場合には、シーリング材を安
定して充填できず、シーリング材のみでは充分な止水効
果が得られないおそれがある。そこで最近では、シーリ
ング材による一次シールに先立ち、隙間内を二次シール
としてのシール装置によりシールし、万一シーリング材
による一次シールが損傷しても、二次シールにより充分
な止水効果が得られるようにする方法が採られるように
なってきている。
る隙間であって、しかも壁面の内側との連通部の開口面
積が小さい場合には、シーリング材を安定して充填でき
るため、シーリング材が損傷しない限り充分な止水効果
が得られるが、万一シーリング材が損傷した場合には、
防水性が完全に損なわれるという問題がある。また、底
部を有しない隙間や、底部があっても、壁面の内側との
連通部の開口面積が大きい場合には、シーリング材を安
定して充填できず、シーリング材のみでは充分な止水効
果が得られないおそれがある。そこで最近では、シーリ
ング材による一次シールに先立ち、隙間内を二次シール
としてのシール装置によりシールし、万一シーリング材
による一次シールが損傷しても、二次シールにより充分
な止水効果が得られるようにする方法が採られるように
なってきている。
【0005】ところで、二次シールとしての従来のシー
ル装置は、隙間の底部に押付けて隙間内をシールする構
造であるため、底部を有しない隙間の場合には、シール
装置によるシール作業が容易でなく、作業に多大な時間
を要するとともに、充分な止水効果が期待できないとい
う問題がある。
ル装置は、隙間の底部に押付けて隙間内をシールする構
造であるため、底部を有しない隙間の場合には、シール
装置によるシール作業が容易でなく、作業に多大な時間
を要するとともに、充分な止水効果が期待できないとい
う問題がある。
【0006】そこで、本発明者等は先に、特願平7−2
05409号において、底部を有しない隙間であって
も、容易かつ確実にシールすることができる部材間のシ
ール方法およびその装置に提案した。
05409号において、底部を有しない隙間であって
も、容易かつ確実にシールすることができる部材間のシ
ール方法およびその装置に提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等が提案した
先の部材間のシール方法およびその装置は、底部を有し
ない隙間であっても、完全にシールすることができる等
の利点を有しているが、隙間を形成している部材が押出
し成形版のように中空版である場合には、中空部が隙間
の両内面に開口として出現することになるため、シール
装置を押出し成形版の肉厚部分に正確に貼着固定する必
要がある。そしてそのためには、シール装置の隙間内へ
の挿入位置決めを正確に行ない、この位置決め状態でシ
ール装置を隙間内に固定することが必要になるが、従来
のシール装置はこのような機能を全く有していなかっ
た。
先の部材間のシール方法およびその装置は、底部を有し
ない隙間であっても、完全にシールすることができる等
の利点を有しているが、隙間を形成している部材が押出
し成形版のように中空版である場合には、中空部が隙間
の両内面に開口として出現することになるため、シール
装置を押出し成形版の肉厚部分に正確に貼着固定する必
要がある。そしてそのためには、シール装置の隙間内へ
の挿入位置決めを正確に行ない、この位置決め状態でシ
ール装置を隙間内に固定することが必要になるが、従来
のシール装置はこのような機能を全く有していなかっ
た。
【0008】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、防水シート材の隙間内への挿入位置決めを容易に行
なって、隙間内を確実に二次シールすることができる建
築部材間のシール装置およびこれを用いたシール方法を
提供することを目的とする。
で、防水シート材の隙間内への挿入位置決めを容易に行
なって、隙間内を確実に二次シールすることができる建
築部材間のシール装置およびこれを用いたシール方法を
提供することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、防水シート材に挿入
位置決め部材を仮固定した使用前の状態において、防水
シート材を両バックアップ材が相互に密着した形状に安
定保持することができ、また挿入位置決め部材が二分割
部からV形状等に開くのを防止することができるように
することにある。
位置決め部材を仮固定した使用前の状態において、防水
シート材を両バックアップ材が相互に密着した形状に安
定保持することができ、また挿入位置決め部材が二分割
部からV形状等に開くのを防止することができるように
することにある。
【0010】本発明の他の目的は、構造をより簡素化し
てコストダウンを図ることができるようにすることにあ
る。
てコストダウンを図ることができるようにすることにあ
る。
【0011】本発明の他の目的は、隙間の幅員が変化し
ても防水シート材の両側壁を隙間の内面に確実に貼着固
定できるようにすることにある。
ても防水シート材の両側壁を隙間の内面に確実に貼着固
定できるようにすることにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、隙間の幅員が
広い場合であっても、一次シール材が溝状の防水シート
材内に流入することがないようにすることにある。
広い場合であっても、一次シール材が溝状の防水シート
材内に流入することがないようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、少なくとも両側壁外面の一部に粘着層を有
して溝状をなし、隣位する建築部材間に形成された隙間
内に挿入されて前記各粘着層が隙間の内面にそれぞれ貼
着される防水シート材と;この防水シート材の両側壁内
面の少なくとも開口端側の端部にそれぞれ固着された一
対のバックアップ材と;これら両バックアップ材の外端
面に仮固定手段を介し着脱可能に取付けられ、幅方向両
側に突出するストッパ部を前記各建築部材の外面に当接
させることにより、防水シート材の隙間内への挿入位置
決めを行なう挿入位置決め部材と;を設け、前記挿入位
置決め部材の幅方向中央部に、挿入位置決め部材を幅方
向に二分割するための二分割部を設けるとともに、この
二分割部を任意数の部分連結部により一体に連結し、か
つ各部分連結部を、二分割部にカッタを挿入することに
より切断できるようにしたことを特徴とする。そして、
防水シート材に挿入位置決め部材が仮固定されているの
で、防水シート材の隙間内への挿入位置決めを容易かつ
正確に行なうことが可能となる。また、挿入位置決め部
材を二分割部から二分割することにより、防水シート材
を挿入位置決め部材で位置決めした状態で、防水シート
材の両側壁を内側から隙間の内面に押圧することが可能
となり、これにより防水シート材を位置決めされた位置
で確実に固定し、充分な止水効果を得ることが可能とな
る。
の本発明は、少なくとも両側壁外面の一部に粘着層を有
して溝状をなし、隣位する建築部材間に形成された隙間
内に挿入されて前記各粘着層が隙間の内面にそれぞれ貼
着される防水シート材と;この防水シート材の両側壁内
面の少なくとも開口端側の端部にそれぞれ固着された一
対のバックアップ材と;これら両バックアップ材の外端
面に仮固定手段を介し着脱可能に取付けられ、幅方向両
側に突出するストッパ部を前記各建築部材の外面に当接
させることにより、防水シート材の隙間内への挿入位置
決めを行なう挿入位置決め部材と;を設け、前記挿入位
置決め部材の幅方向中央部に、挿入位置決め部材を幅方
向に二分割するための二分割部を設けるとともに、この
二分割部を任意数の部分連結部により一体に連結し、か
つ各部分連結部を、二分割部にカッタを挿入することに
より切断できるようにしたことを特徴とする。そして、
防水シート材に挿入位置決め部材が仮固定されているの
で、防水シート材の隙間内への挿入位置決めを容易かつ
正確に行なうことが可能となる。また、挿入位置決め部
材を二分割部から二分割することにより、防水シート材
を挿入位置決め部材で位置決めした状態で、防水シート
材の両側壁を内側から隙間の内面に押圧することが可能
となり、これにより防水シート材を位置決めされた位置
で確実に固定し、充分な止水効果を得ることが可能とな
る。
【0014】本発明はまた、部材連結部を、二分割部の
バックアップ材寄りの部位と二分割部の外端寄りの部位
との二箇所に設けるようにしたことを特徴とする。そし
てこれにより、防水シート材に挿入位置決め部材を仮固
定した使用前の状態において、防水シート材を両バック
アップ材が相互に密着した形状に安定保持することが可
能となり、また挿入位置決め部材が二分割部からV形状
等に開くのを防止することが可能となる。
バックアップ材寄りの部位と二分割部の外端寄りの部位
との二箇所に設けるようにしたことを特徴とする。そし
てこれにより、防水シート材に挿入位置決め部材を仮固
定した使用前の状態において、防水シート材を両バック
アップ材が相互に密着した形状に安定保持することが可
能となり、また挿入位置決め部材が二分割部からV形状
等に開くのを防止することが可能となる。
【0015】本発明はまた、仮固定手段を、挿入位置決
め部材の内端面に設けられた仮固定用粘着層で構成し、
かつこの仮固定用粘着層が、部分連結部を兼ねるように
したことを特徴とする。そしてこれにより、構造をより
簡素化してコストダウンを図ることが可能となる。
め部材の内端面に設けられた仮固定用粘着層で構成し、
かつこの仮固定用粘着層が、部分連結部を兼ねるように
したことを特徴とする。そしてこれにより、構造をより
簡素化してコストダウンを図ることが可能となる。
【0016】本発明はまた、一対のバックアップ材を、
防水シート材の両側壁内面の開口端側の端部のみにそれ
ぞれ固着して、防水シート材の底部に隙間の幅員変化を
吸収するための余裕部が形成されるようにしたことを特
徴とする。そしてこれにより、隙間の幅員が変化しても
防水シート材の両側壁を隙間の内面に確実に貼着固定
し、常に高い二次シール性能を得ることが可能となる。
防水シート材の両側壁内面の開口端側の端部のみにそれ
ぞれ固着して、防水シート材の底部に隙間の幅員変化を
吸収するための余裕部が形成されるようにしたことを特
徴とする。そしてこれにより、隙間の幅員が変化しても
防水シート材の両側壁を隙間の内面に確実に貼着固定
し、常に高い二次シール性能を得ることが可能となる。
【0017】本発明はまた、少なくとも両側壁外面の一
部に粘着層を有して溝状をなし、隣位する建築部材間に
形成された隙間内に挿入されて前記各粘着層が隙間の内
面にそれぞれ貼着される防水シート材と;この防水シー
ト材の両側壁内面の少なくとも開口端側の端部にそれぞ
れ固着された一対のバックアップ材と;これら両バック
アップ材の外端面に仮固定手段を介し着脱可能に取付け
られ、幅方向両側にそれぞれ突出して前記各建築部材の
外面に当接するストッパ部を有する挿入位置決め部材
と;この挿入位置決め部材の幅方向中央部に形成され、
挿入位置決め部材を幅方向に二分割するための二分割部
と;この二分割部を部分的に一体に連結する任意数の部
分連結部と;を具備するシール装置を用い、前記防水シ
ート材を挿入位置決め部材とともに前記隙間内に挿入し
て、各ストッパ部を各建築部材の外面にそれぞれ当接さ
せ、次いで前記二分割部内にカッタを挿入して各部分連
結部を切断し、次いで二分割部を通し押圧治具の先端を
両バックアップ材の間に挿入するとともに、各バックア
ップ材を隙間の内面にそれぞれ押圧し、次いで挿入位置
決め部材を隙間から撤去するとともに、隙間内に一次シ
ール材を充填するようにしたことを特徴とする。そして
これにより、防水シート材を隙間内の規定位置に正確に
挿入することが可能となり、また防水シート材の両側壁
は、この位置で隙間の内面に強固に貼着固定されるの
で、安定した二次シール性能を得ることが可能となる。
部に粘着層を有して溝状をなし、隣位する建築部材間に
形成された隙間内に挿入されて前記各粘着層が隙間の内
面にそれぞれ貼着される防水シート材と;この防水シー
ト材の両側壁内面の少なくとも開口端側の端部にそれぞ
れ固着された一対のバックアップ材と;これら両バック
アップ材の外端面に仮固定手段を介し着脱可能に取付け
られ、幅方向両側にそれぞれ突出して前記各建築部材の
外面に当接するストッパ部を有する挿入位置決め部材
と;この挿入位置決め部材の幅方向中央部に形成され、
挿入位置決め部材を幅方向に二分割するための二分割部
と;この二分割部を部分的に一体に連結する任意数の部
分連結部と;を具備するシール装置を用い、前記防水シ
ート材を挿入位置決め部材とともに前記隙間内に挿入し
て、各ストッパ部を各建築部材の外面にそれぞれ当接さ
せ、次いで前記二分割部内にカッタを挿入して各部分連
結部を切断し、次いで二分割部を通し押圧治具の先端を
両バックアップ材の間に挿入するとともに、各バックア
ップ材を隙間の内面にそれぞれ押圧し、次いで挿入位置
決め部材を隙間から撤去するとともに、隙間内に一次シ
ール材を充填するようにしたことを特徴とする。そして
これにより、防水シート材を隙間内の規定位置に正確に
挿入することが可能となり、また防水シート材の両側壁
は、この位置で隙間の内面に強固に貼着固定されるの
で、安定した二次シール性能を得ることが可能となる。
【0018】本発明はさらに、一次シール材を充填する
前に、一対のバックアップ材間に詰め物を圧入するよう
にしたことを特徴とする。ところで、防水シート材を隙
間内に挿入固定した場合、通常は一対のバックアップ材
が相互ほぼ密着した状態となるが、隙間の幅員が規定値
よりもかなり広い場合には、一対のバックアップ材の間
に間隙が生じてしまう。そして、このままの状態で隙間
内に一次シール材を充填すると、充填した一次シール材
の一部が、両バックアップ材の間の間隙を通って溝状の
防水シート材内に流入するという問題があるが、一対の
バックアップ材間に詰め物を圧入することにより、この
ような不具合を解消することが可能となる。
前に、一対のバックアップ材間に詰め物を圧入するよう
にしたことを特徴とする。ところで、防水シート材を隙
間内に挿入固定した場合、通常は一対のバックアップ材
が相互ほぼ密着した状態となるが、隙間の幅員が規定値
よりもかなり広い場合には、一対のバックアップ材の間
に間隙が生じてしまう。そして、このままの状態で隙間
内に一次シール材を充填すると、充填した一次シール材
の一部が、両バックアップ材の間の間隙を通って溝状の
防水シート材内に流入するという問題があるが、一対の
バックアップ材間に詰め物を圧入することにより、この
ような不具合を解消することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図2および図3は、本発明の第1の実施の形態
に係る建築部材間のシール装置を示すもので、このシー
ル装置は、防水シート材1と、一対のバックアップ材2
と、これら両バックアップ材2の外端面に仮固定手段と
しての仮固定用粘着層3を介し着脱可能に取付けられた
挿入位置決め部材4とを備えており、このシール装置
は、図1(a)〜(d)に示すように、例えばコンクリ
ート版製の一対の壁パネル5,6間に形成されている隙
間7内に挿入配置され、防水シート材1により隙間6内
の二次シールを行なうことができるようになっている。
そして隙間7内には、挿入位置決め部材4を撤去した
後、弾性を有するシーリング材等の一次シール材8が充
填されるようになっている。
明する。図2および図3は、本発明の第1の実施の形態
に係る建築部材間のシール装置を示すもので、このシー
ル装置は、防水シート材1と、一対のバックアップ材2
と、これら両バックアップ材2の外端面に仮固定手段と
しての仮固定用粘着層3を介し着脱可能に取付けられた
挿入位置決め部材4とを備えており、このシール装置
は、図1(a)〜(d)に示すように、例えばコンクリ
ート版製の一対の壁パネル5,6間に形成されている隙
間7内に挿入配置され、防水シート材1により隙間6内
の二次シールを行なうことができるようになっている。
そして隙間7内には、挿入位置決め部材4を撤去した
後、弾性を有するシーリング材等の一次シール材8が充
填されるようになっている。
【0020】前記防水シート材1は、例えば外側表面が
粘着性を有する非加硫ブチルゴム製の薄いシート材を溝
状に折曲げて形成されており、その内部には、角棒状の
一対のバックアップ材2が挿入配置され、これら各バッ
クアップ材2は、防水シート材1の両側壁内面に接着層
9を介しそれぞれ固着されている。
粘着性を有する非加硫ブチルゴム製の薄いシート材を溝
状に折曲げて形成されており、その内部には、角棒状の
一対のバックアップ材2が挿入配置され、これら各バッ
クアップ材2は、防水シート材1の両側壁内面に接着層
9を介しそれぞれ固着されている。
【0021】また、前記防水シート1材の外側表面は、
図2および図3に示すように、両側壁の上部が剥離紙1
0によりそれぞれ被覆されているとともに、両側壁下部
および底壁が保護紙11により被覆されており、前記各
剥離紙10は、防水シート材1を隙間7内に貼着固定す
る際に撤去されるようになっている。
図2および図3に示すように、両側壁の上部が剥離紙1
0によりそれぞれ被覆されているとともに、両側壁下部
および底壁が保護紙11により被覆されており、前記各
剥離紙10は、防水シート材1を隙間7内に貼着固定す
る際に撤去されるようになっている。
【0022】前記バックアップ材2は、例えばシリコン
が添加された合成樹脂を14倍程度に発砲させた独立気
泡発砲体を用いて、弾性を有する角棒状に形成されてお
り、その外端面は、図2および図3に示すように、防水
シート材1の端部よりも稍外方に突出し、この外端面に
は、仮固定用粘着層3を介し挿入位置決め部材4が着脱
可能に取付けられている。そして、これらのバックアッ
プ材2は、添加したシリコンにより前述の一次シール材
8と防水シート材1との接着を防止し、防水シート材1
を二次シール材として充分に機能させることができるよ
うになっている。
が添加された合成樹脂を14倍程度に発砲させた独立気
泡発砲体を用いて、弾性を有する角棒状に形成されてお
り、その外端面は、図2および図3に示すように、防水
シート材1の端部よりも稍外方に突出し、この外端面に
は、仮固定用粘着層3を介し挿入位置決め部材4が着脱
可能に取付けられている。そして、これらのバックアッ
プ材2は、添加したシリコンにより前述の一次シール材
8と防水シート材1との接着を防止し、防水シート材1
を二次シール材として充分に機能させることができるよ
うになっている。
【0023】また、前記防水シート材1の長手方向両端
部には、図4に示すように、前記各バックアップ材2の
端部から外方に突出する側部突出片1aおよび底部突出
片1bがそれぞれ設けられており、これら各突出片1
a,1bは、図5に示すように、両側部突出片1aを各
バックアップ材2の端面にそって折曲げるとともに、そ
の外側に底部突出片1bを折曲げることにより、両バッ
クアップ材2の端面が各突出片1a,1bによってU字
状に被覆されるようになっている。そして、この状態の
2個の防水シート材1を長手方向に連続させることによ
り、図6に示すように、2個の防水シート材1の各突出
片1a,1bが相互に貼着固定されて一体化され、連結
部の防水性が充分に確保されるようになっている。
部には、図4に示すように、前記各バックアップ材2の
端部から外方に突出する側部突出片1aおよび底部突出
片1bがそれぞれ設けられており、これら各突出片1
a,1bは、図5に示すように、両側部突出片1aを各
バックアップ材2の端面にそって折曲げるとともに、そ
の外側に底部突出片1bを折曲げることにより、両バッ
クアップ材2の端面が各突出片1a,1bによってU字
状に被覆されるようになっている。そして、この状態の
2個の防水シート材1を長手方向に連続させることによ
り、図6に示すように、2個の防水シート材1の各突出
片1a,1bが相互に貼着固定されて一体化され、連結
部の防水性が充分に確保されるようになっている。
【0024】一方、前記挿入位置決め部材4は、図2お
よび図3に示すように、前記防水シート材1の横幅寸法
とほぼ同一の横幅寸法を有する角棒状の挿入部4aと、
この挿入部4aの外端面に一体に固着され幅方向両端部
から外方に突出する幅広薄板状のストッパ部4bとか
ら、全体として断面T形の棒状に形成されており、これ
ら両部4a,4bは、合成樹脂を9倍程度に発泡させた
独立気泡発泡体で形成されてある程度の弾性が得られる
ようになっている。
よび図3に示すように、前記防水シート材1の横幅寸法
とほぼ同一の横幅寸法を有する角棒状の挿入部4aと、
この挿入部4aの外端面に一体に固着され幅方向両端部
から外方に突出する幅広薄板状のストッパ部4bとか
ら、全体として断面T形の棒状に形成されており、これ
ら両部4a,4bは、合成樹脂を9倍程度に発泡させた
独立気泡発泡体で形成されてある程度の弾性が得られる
ようになっている。
【0025】また、前記各部4a,4bの幅方向中央部
には、図2および図3に示すように、内端面側に薄肉の
連結部12a,13aを有するスリット12,13がそ
れぞれ設けられており、これら両スリット12,13に
より、挿入位置決め部材4を幅方向に二分割するための
二分割部が構成され、また前記両連結部12a,13a
により、この二分割部を一体に連結するための部分連結
部が構成されている。そして、挿入位置決め部材4は、
スリット12,13内に図示しないカッタを挿入して両
連結部12a,13aおよびストッパ部4b内端面の仮
固定用粘着層3を切断することにより幅方向に完全に二
分割され、図1(c)に示すように、この二分割部を通
してヘラ状の押圧治具14の先端を両バックアップ材2
の間に挿入することができるようになっている。なお、
これについては後に詳述する。
には、図2および図3に示すように、内端面側に薄肉の
連結部12a,13aを有するスリット12,13がそ
れぞれ設けられており、これら両スリット12,13に
より、挿入位置決め部材4を幅方向に二分割するための
二分割部が構成され、また前記両連結部12a,13a
により、この二分割部を一体に連結するための部分連結
部が構成されている。そして、挿入位置決め部材4は、
スリット12,13内に図示しないカッタを挿入して両
連結部12a,13aおよびストッパ部4b内端面の仮
固定用粘着層3を切断することにより幅方向に完全に二
分割され、図1(c)に示すように、この二分割部を通
してヘラ状の押圧治具14の先端を両バックアップ材2
の間に挿入することができるようになっている。なお、
これについては後に詳述する。
【0026】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。隙間7内の防水シールに際しては、まず図2に示す
使用前の状態のシール装置を用意し、図1(a)に示す
ように、防水シート材1の両側の剥離紙10を撤去して
防水シート材1両側壁の粘着層を露出させる。
る。隙間7内の防水シールに際しては、まず図2に示す
使用前の状態のシール装置を用意し、図1(a)に示す
ように、防水シート材1の両側の剥離紙10を撤去して
防水シート材1両側壁の粘着層を露出させる。
【0027】次いで、この防水シート材1およびバック
アップ材2を、挿入位置決め部材4とともに隙間7内に
挿入し、図1(b)に示すように、挿入位置決め部材4
のストッパ部4bを、各壁パネル5,6の外面に当接さ
せる。これにより、防水シート材1の隙間7内への挿入
位置が一義的に決定され、各壁パネル5,6に開口部5
a,6aがある場合であっても、防水シート1両側壁の
粘着層を、各壁パネル5,6の肉厚部分に対応させるこ
とができる。
アップ材2を、挿入位置決め部材4とともに隙間7内に
挿入し、図1(b)に示すように、挿入位置決め部材4
のストッパ部4bを、各壁パネル5,6の外面に当接さ
せる。これにより、防水シート材1の隙間7内への挿入
位置が一義的に決定され、各壁パネル5,6に開口部5
a,6aがある場合であっても、防水シート1両側壁の
粘着層を、各壁パネル5,6の肉厚部分に対応させるこ
とができる。
【0028】このようにして、防水シート材1の隙間7
内への挿入位置決めが完了したならば、ストッパ部4b
のスリット13内に図示しないカッタを挿入して連結部
13aを切断するとともに、挿入部4aのスリット12
内にさらにカッタを挿入し、連結部12aおよび仮固定
用粘着層3を切断する。これにより、挿入位置決め部材
4および仮固定用粘着層3は、幅方向に完全に二分割さ
れたことになる。
内への挿入位置決めが完了したならば、ストッパ部4b
のスリット13内に図示しないカッタを挿入して連結部
13aを切断するとともに、挿入部4aのスリット12
内にさらにカッタを挿入し、連結部12aおよび仮固定
用粘着層3を切断する。これにより、挿入位置決め部材
4および仮固定用粘着層3は、幅方向に完全に二分割さ
れたことになる。
【0029】そこで次に、図1(c)に示すように、こ
の二分割部を通してヘラ状の押圧治具14の先端を両バ
ックアップ材2の間に挿入し、各バックアップ材2を隙
間7の内面側に押圧する。これにより、防水シート1の
両側壁が隙間7の内面に押圧され、防水シート材1が強
固に隙間7内に貼着固定される。この際、挿入位置決め
部材4はある程度の弾性を有しているので、押圧治具1
4でバックアップ材2を押圧した際に挿入位置決め部材
4も弾性変形し、各バックアップ材2を隙間7の内面に
確実に押圧することができる。
の二分割部を通してヘラ状の押圧治具14の先端を両バ
ックアップ材2の間に挿入し、各バックアップ材2を隙
間7の内面側に押圧する。これにより、防水シート1の
両側壁が隙間7の内面に押圧され、防水シート材1が強
固に隙間7内に貼着固定される。この際、挿入位置決め
部材4はある程度の弾性を有しているので、押圧治具1
4でバックアップ材2を押圧した際に挿入位置決め部材
4も弾性変形し、各バックアップ材2を隙間7の内面に
確実に押圧することができる。
【0030】このようにして、防水シート材1が隙間7
内に強固に貼着固定されたならば、二分割されている挿
入位置決め部材4を仮固定用粘着層3とともに隙間7外
に取出すとともに、図1(d)に示すように、隙間7内
に一次シール材8を充填する。この際、両バックアップ
材2には、シリコン等の添加により一次シール材8との
接着防止機能が付与されているので、一次シール8の二
面接着構造(すなわち、一次シール材8が隙間7の両内
面のみに接着し、防水シート材1側に接着しないこと)
を確保することができる。
内に強固に貼着固定されたならば、二分割されている挿
入位置決め部材4を仮固定用粘着層3とともに隙間7外
に取出すとともに、図1(d)に示すように、隙間7内
に一次シール材8を充填する。この際、両バックアップ
材2には、シリコン等の添加により一次シール材8との
接着防止機能が付与されているので、一次シール8の二
面接着構造(すなわち、一次シール材8が隙間7の両内
面のみに接着し、防水シート材1側に接着しないこと)
を確保することができる。
【0031】しかして、防水シート材1を挿入位置決め
部材4を用いて隙間7内に挿入するようにしているの
で、防水シート材1の隙間7内への挿入位置決めを容易
に行なうことができる。また、この防水シート材1と挿
入位置決め部材4とは、予め仮固定用粘着層3を介し連
結されているので、防水シート材1が使用前にその溝形
形状が崩れてしまうことがなく、溝形状のままで隙間7
内に挿入することができる。
部材4を用いて隙間7内に挿入するようにしているの
で、防水シート材1の隙間7内への挿入位置決めを容易
に行なうことができる。また、この防水シート材1と挿
入位置決め部材4とは、予め仮固定用粘着層3を介し連
結されているので、防水シート材1が使用前にその溝形
形状が崩れてしまうことがなく、溝形状のままで隙間7
内に挿入することができる。
【0032】また、挿入位置決め部材4には、二分割用
のスリット12,13が設けられ、しかも各スリット1
2,13は連結部12a,13aで連結されているの
で、連結部12a,13aを切断するまでは、挿入位置
決め部材4が二分割部からV形状等に開いてしまうとい
った不具合がなく、また連結部12a,13aを切断し
た後は、完全に二分割にすることができる。このため、
押圧治具14を用いることにより、防水シート材1を隙
間7内の位置決めされた位置に強固に貼着固定すること
ができ、挿入位置決め部材4を隙間7内から取出した際
に、防水シート材1が位置ずれするといった不具合が全
くない。また、連結部12a,13aをカッタで切断す
る際に、ストッパ部4bのスリット13は、カッタの挿
入位置ガイドとして機能するので、誤りなく連結部12
a,13aを切断することができる。
のスリット12,13が設けられ、しかも各スリット1
2,13は連結部12a,13aで連結されているの
で、連結部12a,13aを切断するまでは、挿入位置
決め部材4が二分割部からV形状等に開いてしまうとい
った不具合がなく、また連結部12a,13aを切断し
た後は、完全に二分割にすることができる。このため、
押圧治具14を用いることにより、防水シート材1を隙
間7内の位置決めされた位置に強固に貼着固定すること
ができ、挿入位置決め部材4を隙間7内から取出した際
に、防水シート材1が位置ずれするといった不具合が全
くない。また、連結部12a,13aをカッタで切断す
る際に、ストッパ部4bのスリット13は、カッタの挿
入位置ガイドとして機能するので、誤りなく連結部12
a,13aを切断することができる。
【0033】また、防水シート材1は、充分な柔軟性を
有する非加硫ブチルゴムで形成されているので、隙間7
の内面が平坦でなくても、確実に密着させて貼着するこ
とができ、大きな二次シール効果を得ることができる。
また非加硫ブチルゴムは、そのカルボキシル基がセメン
ト中のCaO成分と反応してイオン結合するので、壁パ
ネル5,6がコンクリート製である場合には、防水シー
ト材1が隙間7の内面に化学的に強固に接着一体化さ
れ、単なる接着よりも大きな止水効果を永続して得るこ
とができる。
有する非加硫ブチルゴムで形成されているので、隙間7
の内面が平坦でなくても、確実に密着させて貼着するこ
とができ、大きな二次シール効果を得ることができる。
また非加硫ブチルゴムは、そのカルボキシル基がセメン
ト中のCaO成分と反応してイオン結合するので、壁パ
ネル5,6がコンクリート製である場合には、防水シー
ト材1が隙間7の内面に化学的に強固に接着一体化さ
れ、単なる接着よりも大きな止水効果を永続して得るこ
とができる。
【0034】なお、前記第1の実施の形態においては特
に説明しなかったが、挿入位置決め部材4は、通常はバ
ックアップ材2とほぼ同一の長さ寸法に形成される。と
ころが、この挿入位置決め部材4は、隙間7のシール後
はゴミとなるので、現場でのゴミの発生量を少なくする
必要がある場合には、バックアップ材2の長手方向複数
箇所に断続的に配するようにしてもよい。
に説明しなかったが、挿入位置決め部材4は、通常はバ
ックアップ材2とほぼ同一の長さ寸法に形成される。と
ころが、この挿入位置決め部材4は、隙間7のシール後
はゴミとなるので、現場でのゴミの発生量を少なくする
必要がある場合には、バックアップ材2の長手方向複数
箇所に断続的に配するようにしてもよい。
【0035】図7および図8は、本発明の第2の実施の
形態を示すもので、前記第1の実施の形態における挿入
位置決め部材4に代え、挿入位置決め部材24を用いる
ようにしたものである。
形態を示すもので、前記第1の実施の形態における挿入
位置決め部材4に代え、挿入位置決め部材24を用いる
ようにしたものである。
【0036】すなわち、この挿入位置決め部材24は、
図7に示すように、前記第1の実施の形態における挿入
位置決め部材4の挿入部4aに対応する挿入部24a
と、ストッパ部4bに対応するストッパ部24bとか
ら、断面T形状の一体構造をなしており、この挿入位置
決め部材24の幅方向中央部には、ストッパ部24bの
外端面側に薄肉の連結部25aを残してスリット25が
設けられ、スリット25の挿入部24a内端面側の端部
は、仮固定用粘着層3により一体に連結されている。す
なわち、この場合の仮固定用粘着層3は、二分割部を連
結する部分連結部を兼ねている。
図7に示すように、前記第1の実施の形態における挿入
位置決め部材4の挿入部4aに対応する挿入部24a
と、ストッパ部4bに対応するストッパ部24bとか
ら、断面T形状の一体構造をなしており、この挿入位置
決め部材24の幅方向中央部には、ストッパ部24bの
外端面側に薄肉の連結部25aを残してスリット25が
設けられ、スリット25の挿入部24a内端面側の端部
は、仮固定用粘着層3により一体に連結されている。す
なわち、この場合の仮固定用粘着層3は、二分割部を連
結する部分連結部を兼ねている。
【0037】また、前記連結部25aには、図8に示す
ように、断続切れ目26が設けられており、連結部25
aをカッタを用いて切断する際に、断続切れ目26にカ
ッタの先端を挿入することにより、連結部25aを誤り
なく容易に切断することができるようになっている。な
お、その他の点については、前記第1の実施の形態と同
一構成となっており、作用も同一である。
ように、断続切れ目26が設けられており、連結部25
aをカッタを用いて切断する際に、断続切れ目26にカ
ッタの先端を挿入することにより、連結部25aを誤り
なく容易に切断することができるようになっている。な
お、その他の点については、前記第1の実施の形態と同
一構成となっており、作用も同一である。
【0038】しかして、この挿入位置決め部材24を用
いることにより、前記第1の実施の形態における挿入位
置決め部材4よりも構造を簡素化でき、コストダウンを
図ることができる。
いることにより、前記第1の実施の形態における挿入位
置決め部材4よりも構造を簡素化でき、コストダウンを
図ることができる。
【0039】図9および図10は、本発明の第3の実施
の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における防
水シート材1に代え、防水シート材31を用いるように
したものである。
の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における防
水シート材1に代え、防水シート材31を用いるように
したものである。
【0040】すなわち、この防水シート材31は、図9
に示すように、前記第1の実施の形態における防水シー
ト材1よりも深溝の溝状をなしており、したがって一対
のバックアップ材2は、防水シート材31両側壁内面の
開口端側の端部のみに固着され、防水シート材31の底
部に余裕部が形成されるようになっている。そしてこの
余裕部により、図10に示すように、防水シート材31
の溝幅に比較して隙間7の幅員が広い場合であっても、
防水シート材31の両側壁外面を、隙間7の内面に確実
に貼着固定できるようになっている。
に示すように、前記第1の実施の形態における防水シー
ト材1よりも深溝の溝状をなしており、したがって一対
のバックアップ材2は、防水シート材31両側壁内面の
開口端側の端部のみに固着され、防水シート材31の底
部に余裕部が形成されるようになっている。そしてこの
余裕部により、図10に示すように、防水シート材31
の溝幅に比較して隙間7の幅員が広い場合であっても、
防水シート材31の両側壁外面を、隙間7の内面に確実
に貼着固定できるようになっている。
【0041】なお、隙間7の幅員が防水シート31の溝
幅に比較して広い場合には、図10に示すように、防水
シート材31の両側壁を隙間7の内面に貼着固定する
と、一対のバックアップ材2間に間隙が生じることにな
る。そしてこのままの状態で、隙間7内に一次シール材
8(図1(d)参照)を充填すると、充填した一次シー
ル材8の一部が、両バックアップ材2の間の間隙を通っ
て溝状の防水シート材341内に流入するおそれがあ
る。そこでこの場合には、一次シール材8の充填に先立
って、一対のバックアップ材2間に詰め物32を圧入す
るようにする。この詰め物32としては、シリコン等の
添加により一次シール材8との接着を防止する機能を有
しているものを用いることが好ましい。なお、その他の
点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっ
ており、作用も同一である。
幅に比較して広い場合には、図10に示すように、防水
シート材31の両側壁を隙間7の内面に貼着固定する
と、一対のバックアップ材2間に間隙が生じることにな
る。そしてこのままの状態で、隙間7内に一次シール材
8(図1(d)参照)を充填すると、充填した一次シー
ル材8の一部が、両バックアップ材2の間の間隙を通っ
て溝状の防水シート材341内に流入するおそれがあ
る。そこでこの場合には、一次シール材8の充填に先立
って、一対のバックアップ材2間に詰め物32を圧入す
るようにする。この詰め物32としては、シリコン等の
添加により一次シール材8との接着を防止する機能を有
しているものを用いることが好ましい。なお、その他の
点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっ
ており、作用も同一である。
【0042】しかして、この防水シート材31を用いる
ことにより、その底部に余裕部が形成され、隙間7の幅
員が規定値に比較してかなり広い場合であっても、防水
シート材31を強固に隙間7内に貼着固定することがで
きる。
ことにより、その底部に余裕部が形成され、隙間7の幅
員が規定値に比較してかなり広い場合であっても、防水
シート材31を強固に隙間7内に貼着固定することがで
きる。
【0043】なお、前記各実施の形態においては、断面
T形状をなす挿入位置決め部材4,24を用いる場合に
ついて説明したが、防水シート材1,31の隙間7内へ
の挿入位置決めができるのであれば、例えば断面十字状
等の他の形状であってもよい。
T形状をなす挿入位置決め部材4,24を用いる場合に
ついて説明したが、防水シート材1,31の隙間7内へ
の挿入位置決めができるのであれば、例えば断面十字状
等の他の形状であってもよい。
【0044】また、仮固定手段として仮固定用粘着層3
を用いず、例えば先端がバックアップ材2に差し込まれ
るピン等を用いるようにしてもよい。
を用いず、例えば先端がバックアップ材2に差し込まれ
るピン等を用いるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、防水シー
ト材に挿入位置決め部材を仮固定するようにしているの
で、使用前の防水シート材の形状安定させることができ
るとともに、防水シート材の隙間内への挿入位置決めを
容易かつ正確に行なうことができる。また、挿入位置決
め部材を二分割部から二分割することにより、防水シー
ト材を位置決め保持したままの状態で、防水シート材の
両側壁を内側から隙間の内面に押圧することができ、こ
れにより防水シート材を位置決めされた位置で確実に隙
間の内面に貼着固定し、充分な止水効果を得ることがで
きる。
ト材に挿入位置決め部材を仮固定するようにしているの
で、使用前の防水シート材の形状安定させることができ
るとともに、防水シート材の隙間内への挿入位置決めを
容易かつ正確に行なうことができる。また、挿入位置決
め部材を二分割部から二分割することにより、防水シー
ト材を位置決め保持したままの状態で、防水シート材の
両側壁を内側から隙間の内面に押圧することができ、こ
れにより防水シート材を位置決めされた位置で確実に隙
間の内面に貼着固定し、充分な止水効果を得ることがで
きる。
【0046】本発明はまた、部分連結部を、二分割部の
バックアップ材寄りの部位と二分割部の外端寄りの部位
との二箇所に設けるようにしているので、防水シート材
に挿入位置決め部材を仮固定した使用前の状態におい
て、防水シート材を両バックアップ材が相互に密着した
形状に安定保持することができるとともに、挿入位置決
め部材が二分割部からV形状等に開くのを防止すること
ができる。
バックアップ材寄りの部位と二分割部の外端寄りの部位
との二箇所に設けるようにしているので、防水シート材
に挿入位置決め部材を仮固定した使用前の状態におい
て、防水シート材を両バックアップ材が相互に密着した
形状に安定保持することができるとともに、挿入位置決
め部材が二分割部からV形状等に開くのを防止すること
ができる。
【0047】本発明はまた、仮固定手段を、挿入位置決
め部材の内端面に設けられた仮固定用粘着層で構成し、
かつこの仮固定用粘着層が、部分連結部を兼ねるように
しているので、構造をより簡素化してコストダウンを図
ることができる。
め部材の内端面に設けられた仮固定用粘着層で構成し、
かつこの仮固定用粘着層が、部分連結部を兼ねるように
しているので、構造をより簡素化してコストダウンを図
ることができる。
【0048】本発明はまた、一対のバックアップ材を、
防水シート材の両側壁内面の開口端側の端部のみにそれ
ぞれ固着して、防水シート材の底部に隙間の幅員変化を
吸収するための余裕部が形成されるようにしているの
で、隙間の幅員が変化しても、防水シートの両側壁を隙
間の内面に確実に貼着固定し、常に高い二次シール性能
を得ることができる。
防水シート材の両側壁内面の開口端側の端部のみにそれ
ぞれ固着して、防水シート材の底部に隙間の幅員変化を
吸収するための余裕部が形成されるようにしているの
で、隙間の幅員が変化しても、防水シートの両側壁を隙
間の内面に確実に貼着固定し、常に高い二次シール性能
を得ることができる。
【0049】本発明はまた、防水シート材を挿入位置決
め部材とともに隙間内に挿入して、各ストッパ部を各建
築部材の外面にそれぞれ当接させ、次いで二分割部内に
カッタを挿入して各部分連結部を切断し、次いで二分割
部を通し押圧治具の先端を両バックアップ材の間に挿入
するとともに、各バックアップ材を隙間の内面にそれぞ
れ押圧し、次いで挿入位置決め部材を隙間から撤去する
とともに、隙間内に一次シール材を充填するようにして
いるので、防水シート材を隙間内の規定位置に正確に挿
入することができ、また防水シート材の両側壁は、この
位置で隙間の内面に強固に貼着固定されるので、安定し
た二次シール性能を得ることができる。
め部材とともに隙間内に挿入して、各ストッパ部を各建
築部材の外面にそれぞれ当接させ、次いで二分割部内に
カッタを挿入して各部分連結部を切断し、次いで二分割
部を通し押圧治具の先端を両バックアップ材の間に挿入
するとともに、各バックアップ材を隙間の内面にそれぞ
れ押圧し、次いで挿入位置決め部材を隙間から撤去する
とともに、隙間内に一次シール材を充填するようにして
いるので、防水シート材を隙間内の規定位置に正確に挿
入することができ、また防水シート材の両側壁は、この
位置で隙間の内面に強固に貼着固定されるので、安定し
た二次シール性能を得ることができる。
【0050】本発明はさらに、一次シール材を充填する
前に、一対のバックアップ材間に詰め物を圧入するよう
にしているので、隙間の幅員が規定値よりもかなり広い
場合であっても、充填した一次シール材が防水シート材
内に流入するのを完全に防止することができる。
前に、一対のバックアップ材間に詰め物を圧入するよう
にしているので、隙間の幅員が規定値よりもかなり広い
場合であっても、充填した一次シール材が防水シート材
内に流入するのを完全に防止することができる。
【図1】(a)〜(d)は本発明の第1の実施の形態に
係る建築部材間のシール装置を用いたシール方法を手順
に従って順次示す説明図である。
係る建築部材間のシール装置を用いたシール方法を手順
に従って順次示す説明図である。
【図2】図1のシール装置の詳細を示す構成図である。
【図3】防水シート材側と挿入位置決め部材との仮固定
を解除した状態を示す図2相当図である。
を解除した状態を示す図2相当図である。
【図4】防水シート材の長手方向端部に設けられた各突
出片の状態を示す説明図である。
出片の状態を示す説明図である。
【図5】図4の各突出片をバックアップ材の端部にそっ
て折曲げた状態を示す説明図である。
て折曲げた状態を示す説明図である。
【図6】2個の防水シート材を長手方向に連続させる場
合の効果を示す説明図である。
合の効果を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す挿入位置決め
部材の構成図である。
部材の構成図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す防水シート材
の構成図である。
の構成図である。
【図10】図9の防水シート材を幅の広い隙間内に貼着
固定した状態を示す説明図である。
固定した状態を示す説明図である。
1,31 防水シート材 1a 側部突出片 1b 底部突出片 2 バックアップ材 3 仮固定用粘着層 4,24 挿入位置決め部材 4a,24a 挿入部 4b,24b ストッパ部 5,6 壁パネル 5a,6a 開口部 7 隙間 8 一次シール材 9 接着層 10 剥離紙 11 保護紙 12,13,25 スリット 12a,13a,25a 連結部 14 押圧治具 26 断続切れ目 32 詰め物
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも両側壁外面の一部に粘着層を
有して溝状をなし、隣位する建築部材間に形成された隙
間内に挿入されて前記各粘着層が隙間の内面にそれぞれ
貼着される防水シート材と;この防水シートの材の両側
壁内面の少なくとも開口端側の端部にそれぞれ固着され
た一対のバックアップ材と;これら両バックアップ材の
外端面に仮固定手段を介し着脱可能に取付けられ、幅方
向両側に突出するストッパ部を前記各建築部材の外面に
当接させることにより、防水シート材の隙間内への挿入
位置決めを行なう挿入位置決め部材と;を備え、前記挿
入位置決め部材は、その幅方向中央部に挿入位置決め部
材を幅方向に二分割するための二分割部を有していると
ともに、この二分割部は、任意数の部分連結部により一
体に連結され、各部分連結部は、前記二分割内にカッタ
を挿入することにより切断可能となっていることを特徴
とする建築部材間のシール装置。 - 【請求項2】 部分連結部は、二分割部のバックアップ
材寄りの部位と二分割部の外端寄りの部位との二箇所に
設けられていることを特徴とする請求項1記載の建築部
材間のシール装置。 - 【請求項3】 仮固定手段は、挿入位置決め部材の内端
面に設けられた仮固定用粘着層で構成され、かつこの仮
固定用粘着層は、部分連結部を兼ねていることを特徴と
する請求項1または2記載の建築部材間のシール装置。 - 【請求項4】 一対のバックアップ材は、防水シート材
の両側壁内面の開口端側の端部のみにそれぞれ固着され
て、防水シート材の底部に隙間の幅員変化を吸収するた
めの余裕部が形成されていることを特徴とする請求項
1,2または3記載の建築部材間のシール装置。 - 【請求項5】 少なくとも両側壁外面の一部に粘着層を
有して溝状をなし、隣位する建築部材間に形成された隙
間内に挿入されて前記各粘着層が隙間の内面にそれぞれ
貼着される防水シート材と;この防水シート材の両側壁
内面の少なくとも開口端側の端部にそれぞれ固着された
一対のバックアップ材と;これら両バックアップ材の外
端面に仮固定手段を介し着脱可能に取付けられ、幅方向
両側にそれぞれ突出して前記各建築部材の外面に当接す
るストッパ部を有する挿入位置決め部材と;この挿入位
置決め部材の幅方向中央部に形成され、挿入位置決め部
材を幅方向に二分割するための二分割部と;この二分割
部を部分的に一体に連結する任意数の部分連結部と;を
具備するシール装置を用い、前記防水シート材を挿入位
置決め部材とともに前記隙間内に挿入して、各ストッパ
部を各建築部材の外面にそれぞれ当接させ、次いで前記
二分割部内にカッタを挿入して各部分連結部を切断し、
次いで二分割部を通し押圧治具の先端を両バックアップ
材の間に挿入するとともに、各バックアップ材を隙間の
内面にそれぞれ押圧し、次いで挿入位置決め部材を隙間
から撤去するとともに、隙間内に一次シール材を充填す
ることを特徴とするシール装置を用いた建築部材間のシ
ール方法。 - 【請求項6】 一次シール材を充填する前に、一対のバ
ックアップ材間に詰め物を圧入することを特徴とする請
求項5記載のシール装置を用いた建築部材間のシール方
法。 - 【請求項7】 部分連結部は、二分割部のバックアップ
材寄りの部位と二分割部の外端寄りの部位との二箇所に
設けられていることを特徴とする請求項5または6記載
のシール装置を用いた建築部材間のシール方法。 - 【請求項8】 仮固定手段は、挿入位置決め部材の内端
面に設けられた仮固定用粘着層で構成され、かつこの仮
固定粘着層は、部分連結部を兼ねていることを特徴とす
る請求項5,6または7記載のシール装置を用いた建築
部材間のシール方法。 - 【請求項9】 一対のバックアップ材は、防水シート材
の両側壁内面の開口端側の端部のみにそれぞれ固着され
て、防水シート材の底部に隙間の幅員変化を吸収するた
めの余裕部が形成されていることを特徴とする請求項
5,6,7または8記載のシール装置を用いた建築部材
間のシール方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23782397A JPH1162035A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 建築部材間のシール装置およびこれを用いたシール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23782397A JPH1162035A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 建築部材間のシール装置およびこれを用いたシール方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162035A true JPH1162035A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=17020939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23782397A Pending JPH1162035A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 建築部材間のシール装置およびこれを用いたシール方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1162035A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000273974A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-03 | Tokyo Pairon Hanbai:Kk | 取付補助具付き目地充填材及びその包装体 |
| CN113625497A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-11-09 | 宁波伯宇科技有限公司 | 一种电致变色镜片的贴合工艺及电致变色镜片 |
| AU2020334938B2 (en) * | 2019-08-22 | 2023-12-14 | Guangdong Cimc Building Construction Co., Ltd. | Modular curtain wall and mounting method for same |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP23782397A patent/JPH1162035A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000273974A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-03 | Tokyo Pairon Hanbai:Kk | 取付補助具付き目地充填材及びその包装体 |
| AU2020334938B2 (en) * | 2019-08-22 | 2023-12-14 | Guangdong Cimc Building Construction Co., Ltd. | Modular curtain wall and mounting method for same |
| US11993929B2 (en) | 2019-08-22 | 2024-05-28 | Guangdong Cimc Building Construction Co., Ltd. | Modular curtain wall and installing method for the same |
| CN113625497A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-11-09 | 宁波伯宇科技有限公司 | 一种电致变色镜片的贴合工艺及电致变色镜片 |
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